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福井県 福井市

平成10年 3月臨時会 03月16日−01号




平成10年 3月臨時会 − 03月16日−01号







平成10年 3月臨時会



               福井市議会会議録



           平成10年3月16日(月曜日)午後2時5分開会



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 平成10年3月16日,臨時市議会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。

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〇議事日程

 日程1 会議録署名議員の指名

 日程2 議席の指定について

 日程3 会期の決定について

 日程4 常任委員会委員の選任について

 日程5 特別委員会委員の選任について

 日程6 第88号議案 福井市選挙公報の発行に関する条例の一部改正について

 日程7 第89号議案 工事請負契約の締結について

           (道路改築事業 橋梁(P4橋脚)整備工事(ゼロ国債))

 日程8 第90号議案 工事委託契約の締結について

           (花堂線立体交差事業 跨線部橋梁等施工委託)

 日程9 第91号議案 福井市男女共同参画都市の宣言について

 日程10 第26号報告 財団法人福井市福祉公社の平成9年度補正予算に関する報告について

 日程11 第27号報告 財団法人福井市福祉公社の平成10年度事業計画等に関する報告について

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〇出席議員(38名)

 1番 山口 清盛君   2番 柳沢 峰生君

 3番 谷口 健次君   4番 早川 朱美君

 5番 宮崎 弥麿君   6番 木村 市助君

 7番 吉田 琴一君   8番 小林荘一郎君

 9番 田中 繁利君   10番 谷口 文治君

 11番 宮崎 利道君   12番 田中 一男君

 13番 栗田 政次君   14番 近藤 高昭君

 15番 加藤 貞信君   16番 谷口 忠応君

 17番 皆川 修一君   18番 浦井美惠子君

 19番 松宮 秀彦君   20番 上山 正男君

 21番 中谷 勝治君   22番 田辺 義輝君

 23番 西村 公子君   24番 高橋省一郎君

 25番 中谷 輝雄君   26番 松井乙右衛門君

 27番 山崎 謙二君   28番 畑  康夫君

 29番 若山 樹義君   30番 西村 高治君

 31番 中村 正秋君   32番 山田 俊臣君

 33番 石川 道広君   34番 浅原 利男君

 35番 松山 俊弘君   36番 成瀬 亮一君

 37番 藤田 喜栄君   38番 伊東 敏宏君

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〇欠席議員(0名)

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〇事務局出席職員

 議会事務局長      寺 尾   進

 議会事務局次長     大 島 幸 雄

 庶務課長        南   昌 宏

 議事課長        木 村 英 男

 議事課主幹       出 見 隆 文

 議事課主幹       小 川 眞一郎

 議事課副主幹      山 先 勝 男

 議事課主査       吉 村 匡 弘

 議事課主事       山 本 誠 一

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〇説明のため出席した者

 市長         酒 井 哲 夫 君

 助役         清 水 彰 一 君

 収入役        花 山   豪 君

 教育長        梶 川 恭 博 君

 企業管理者      堂 阪   力 君

 総合政策部長     舟 木   壽 君

 総務部長       桑 野 正 暁 君

 財政部長       奈 良 一 機 君

 市民生活部長     林   廣 美 君

 福祉保健部長     沼     弘 君

 商工労働部長     木 村   健 君

 農林水産部長     堂 下   暁 君

 建設部長       山 分 忠 義 君

 都市計画部長     寺 尾 壽 造 君

 都市整備部長     天 谷 義 雄 君

 下水道部長      中 野 朝 一 君

 工事検査部長     谷 本 忠 士 君

 ガス部長       齊 藤 忠 男 君

 水道部長       谷 口 義 則 君

 学校教育部長     鷹 尾 紹 兼 君

 社会教育部次長    前 田 貞 夫 君

 秘書課長       竹 内   寛 君

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○議長(田辺義輝君) 平成10年3月福井市議会臨時会は本日招集せられ,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。

 会議に先立ち,過般の補欠選挙により市議会議員に当選されました石川道広君,松山俊弘君の議席は,議事進行上ただいま御着席の議席を仮議席に指定いたします。

 それでは,これより会議を開きます。

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○議長(田辺義輝君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,17番 皆川修一君,18番 浦井美惠子君の御両名を指名いたします。

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○議長(田辺義輝君) 次に日程2 議席の指定を行います。

 このたびの補欠選挙により当選されました石川道広君,松山俊弘君の議席は,会議規則第4条第2項の規定により,議長より指定いたします。

 議席番号33番に石川道広君,35番に松山俊弘君を指定いたします。

 氏名標の表示を願います。

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○議長(田辺義輝君) 次に日程3 会期の決定についてお諮りいたします。

 今期3月臨時市議会の会期は,議案審議の都合上,本日1日限りといたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

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○議長(田辺義輝君) 次に日程4 常任委員会委員の選任についてを議題といたします。

 常任委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,建設委員会委員に松山俊弘君を,教育民生委員会委員に石川道広君をそれぞれ指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしまた御両名をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決定いたしました。

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○議長(田辺義輝君) 次に日程5 特別委員会委員の選任についてを議題といたします。

 特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,フェニックスパーク建設特別委員会委員に石川道広君を,駅周辺整備特別委員会委員に松山俊弘君をそれぞれ指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました御両名をそれぞれの特別委員会委員に選任することに決定いたしました。

 それでは,ここで市民の大きな期待を担い,再び市長に当選され,既に精力的に市政を推進しておられます酒井市長より発言の申し出がございましたので,この際これを許可いたします。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) 本日,ここに3月臨時市議会が開催されるに当たりまして,甚だ僣越ではございますが,しばらくの時間をちょうだいいたしまして,一言お礼を述べさせていただきたいと存じます。

 去る3月1日にとり行われました福井市長選挙並びに福井市議会議員補欠選挙におきまして,不肖私が議員各位並びに市民の皆様の力強い御支援と温かい御厚情をいただき,再び当選の栄に浴しましたことは,まことに身に余る光栄でございまして,ここに高いところではございますが,衷心より厚くお礼を申し上げます。

 また,このたびの選挙で各界各層にわたる市民の幅広い御支持を得られまして,新しく市議会議員に御当選されました松山俊弘議員,石川道広議員のお二人に対しまして心からお祝いを申し上げますとともに,今後の御指導,御鞭撻をお願い申し上げる次第でございます。

 さて,私はこのたび多くの市民の皆様からいただきました信託を厳粛に受けとめまして,これに真摯にこたえるため,初心を忘れることなく,地方自治行政の果たすべき使命と役割を深く心に刻んだところでございます。そして,公正で清潔な市政,市民の声が生かされる市政,活力と優しさのある市政の推進を政治信条としながら,1期目に培った貴重な教訓や体験をもとに,25万有余の市民の幸せと,郷土のさらなる繁栄と発展に誠意と情熱のすべてをささげる所存でございます。

 しかしながら,戦後50年を経過した我が国においては,少子・高齢化の進展や地球規模での環境汚染,バブル崩壊に端を発した経済金融危機と景気と低迷,さらには凶暴な事件の続発に象徴される青少年の心の教育の必要性などさまざまな問題が生じており,従来からの制度や慣行にとらわれない新たな秩序づくりや対策が求められております。

 本市におきましては,このような状況に加え,福井駅周辺整備事業を核とした都心部の再活性化を初め,フェニックスパーク整備事業,都市基盤の再構築,快適な都市環境の追求,福井らしい産業,文化の育成,男女共生社会の構築など,本市の発展に欠くことのできない諸課題を抱えております。しかも,まことに不本意ながら,本市の財政状況は極めて厳しい状況となっておりますので,これに的確に対応するための行財政改革,財政再建という乗り越えなければならない大きな課題もございます。

 私は,2期目となります向こう4年間は,本市にとりましてもまさに正念場であると考えているところでございます。このため,さきの3月定例市議会におきまして述べさせていただきましたとおり,市民の皆様の英知を結集いたしました第四次福井市総合計画を市政運営の道しるべとしながら,議員各位の御指導,御享受をいただく中で,市民が主体となった街づくりをさらに力強く前進させてまいりたいと考えております。また私どもがこよなく愛するこの福井市を,そして市民であることに誇りを持って,豊かで住みよい町にすることが,私に課せられた重大な使命であると認識をいたしております。

 幸いにも,多くの市民の皆様は,今日私どもが進めております街づくりに深い御理解をお示しいただいております。とりわけ,今般本市は数多くの自治体の中から,潤いと活力のある街づくり優良自治体として,まことに名誉ある自治大臣表彰をいただくことになりました。今回の表彰対象となりました「うらがまちづくり推進事業」や,多くの皆様の御支援,御協力をいただき,本市を代表する事業の一つともなっております「歴史のみえるまちづくり事業」が物語っておりますように,市民の皆様との連携と協調による取り組みは,新しい時代に向けた力強い確かな歩みとなっているものと考えているところでございます。

 このような意味からも,私の目指しております,市民の皆様と二人三脚になって進める市民参加の市政が着実に根づいているのではないかと受けとめております。このため,私は今後ともこのような街づくり,地域づくりに向けられた市民の皆様の熱い心をしっかりと受けとめ,にぎわいと活力にあふれ,心豊かに安心して生活できる「生活・交流都市福井の創造」を目標としながら,この総合計画に掲げられております七つの施策の柱を着実に実行に移してまいりたいと存じております。

 また真の地方の時代の幕あけを告げる地方分権に向けた取り組みが活発となっておりますので,この推進に向け,近隣自治体と連携を深め,新たな広域行政の研究や検討を重ねるなど,分権時代にふさわしい受け皿づくりに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 さらに加えて申し上げますならば,本年は震災50周年という極めて意義深い年となりますことから,これを機にさらに安全で安心して生活できる災害に強い街づくりのため,防災安全対策に万全を尽くしてまいりたいと考えております。

 また,あわせて記念事業の開催を計画しておりまして,先人の遺業をたたえるとともに,これらの事業にぜひとも多くの方々に御参加をいただき,不屈の気概を持った福井市民,安全な都市,不死鳥福井を世界に向け大いにアピールいたしたいと思っているところでございます。

 以上,私の2期目に臨みます所信の一端を述べさせていただきましたが,これまでに賜りました議員各位の御厚情に改めてお礼を申し上げますとともに,今後とも変わらぬ御指導,御鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げまして,私のごあいさつとさせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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○議長(田辺義輝君) 次に日程6ないし日程11を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。

 事務局朗読は省略いたします。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第88号議案から第91号議案並びに第26号報告及び第27号報告につきまして,提案理由を一括して御説明申し上げます。

 まず第88号議案 福井市選挙公報の発行に関する条例の一部改正についてでございますが,選挙公報につきましては,公職選挙法によりまして掲載文の字数が制限されております。この法に基づきまして,福井市選挙公報の発行に関する条例においても,福井市議会議員選挙の場合は字数が300,福井市長選挙の場合は字数が500を超えることができないとされておりますが,今回この法が改正され,この制限が廃止されたことに伴い,福井市議会議員及び福井市長の選挙における選挙公報においても,これに準じまして字数の制限を廃止するとともに,条文中の字句の整備を図ろうとするものでございます。

 次に第89号議案 工事請負契約の締結についてでございますが,これはフェニックスパークへ通ずる市道,中央3の18号線の日野川にかける橋の橋脚工事でございます。この橋には四つの橋脚が必要で,現在その一つを工事中でございますが,今回の契約で二つ目の橋脚を設置しようとするもので,基礎工事と橋脚本体工事を2万6,124万円でりんかい・新内・イワタ共同企業体に請け負わせようとするものでございます。

 次に第90号議案 工事委託契約の締結についてでございますが,これは都市計画道路花堂線とJRとの平面交差を立体交差にしようとするもので,昨年の5月から事業に着手しておりますが,今回御提案いたしました委託につきましては,鉄道沿いに設ける橋脚2基の設置工事と,歩行者の利便と安全を考慮しての仮踏切の設置工事でございます。この工事は,列車運行の安全確保から,西日本旅客鉄道株式会社へ2万371万6,000円で委託しようとするものでございます。

 次に第91号議案 福井市男女共同参画都市の宣言についてでございます。現在,我が国は少子・高齢化社会を迎えており,21世紀に向けて活力ある社会を維持していくためには,男女共生社会への体制づくりが大きな課題でございます。このため,本市におきましても男女共同参画都市の宣言を行い,市民と行政が一体となって男女がお互いを理解し,助け合いながら創造的に生きられる社会の構築を目指そうというものでございます。

 以上が今回御提案いたしました議案でございますが,ほかに報告といたしまして,財団法人福井市福祉公社の平成9年度補正予算及び平成10年度事業計画等の報告をさせていただいております。

 大変失礼をいたしました。先ほど御提案申し上げました第89号議案 工事請負契約の締結についてでございますが,りんかい・新内・イワタ共同企業体に請け負わせた金額でございますけれども,読み違いをいたしましたので,改めて訂正をさせていただきます。その金額は,2億6,124万円でございます。慎んで御訂正を申し上げます。

 大変申しわけございません。第90号議案につきましても読み違いがございました。西日本旅客鉄道株式会社への委託の金額は,2億371万6,000円で委託ということでございますので,これにつきましても謹んで御訂正を申し上げ,おわびを申し上げたいと存じます。

 以上,提案理由を御説明申し上げましたが,よろしく御審議の上,御承認賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(田辺義輝君) ただいま説明がありました第88号議案ないし第91号議案,第26号報告及び第27号報告について,一括質疑を許可いたします。



◆23番(西村公子君) 自席で失礼させていただきます。

 第89号議案についてお伺いしたいと思います。

 まず,この入札で公正な競争が行われたのかどうか,お尋ねしたいと思います。

 そのことを知るためには,このP4橋脚整備工事入札に関して,予定価格と最低限価格を明らかにするよう求めるものです。



◎財政部長(奈良一機君) 二つの工事請負契約締結についてでございますが,入札執行における一連の行為については適正に執行されたというふうに思っておりますし,そのとおりでございました。

 それから予定価格等の公表につきましては,ただいま種々検討いたしております。現段階では公表するような状況ではございませんので,この辺については今後さらに検討させていただきたいと存じます。



◆23番(西村公子君) 公表するような状況ではないとおっしゃるんですが,この落札した企業体は1回目,2回目とも1位という状況になっています。しかも,その下げ幅はたったの120万円,つまり1回目の2億5,000万円からわずか0.48%切っただけという状況です。この中に予定価格があるのは当然だれでもわかるわけで,この入札は予定価格の99.5%というぎりぎりのところで落札されているわけです。しかも,2回目では2億5,000万円から2億4,900万円というわずか100万円の差の中に15社が入っている。だれが見ても異常な事態だ,事前に談合ができているとしか思われない,そういう結果になっているわけです。これを公正な競争が行われたと,今部長はお答えになりましたが,到底言えないではありませんか。市長のこの入札結果に対する見解を求めたいと思います。



◎財政部長(奈良一機君) 入札結果の詳細につきましては,もちろん今,数字的なものを持ち合わせているわけではありませんが,予定価格内で最低制限価格の範囲の中で入札執行がされたという結果でございまして,談合云々の件がございましたけれども,これらについては当然そういう行為はなされなかったというふうに当方では理解しているわけでございます。



◆23番(西村公子君) 予定価格の公表については,公表するような状況ではないとおっしゃるんですが,それは一体どういう状況でないから公表できないとおっしゃるのか,その理由を明らかにしていただきたい。

 大阪府の指名競争入札をめぐる裁判がこのほど行われました。12日の裁判では,予定価格の事後公開は不正な談合の防止につながる,抑止につながるということを指摘しております。市長はこの認識を持っておられるのかどうか。また持っているとしても,公開しない理由は一体何なのか,市民に明らかにしていただきたいと思います。



◎財政部長(奈良一機君) 設計価格の公表,あるいは設計価格の事後公表といういずれの2件につきましても,現在入札・工事コスト削減委員会で検討をいたしております。近くその結論をまとめていきたいというふうなことにいたしておりますので,現段階ではお答えできないというふうなことを申し上げているわけで,検討を精力的にやっているところでございますので,御理解いただきたいと思います。



○議長(田辺義輝君) ほかに御質疑ございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質議なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第88号議案,第90号議案及び第91号議案については討論の通告がございませんので,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 それでは採決いたします。

 第88号議案,第90号議案及び第91号議案は原案どおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。

 なお,第26号報告及び第27号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので,御了承をお願いいたします。

 それでは第89号議案につきましては討論の通告がありましたので,討論を許可いたします。

 10番 谷口文治君。

 (10番 谷口文治君 登壇)



◆10番(谷口文治君) 日本共産党の谷口文治でございます。

 私は,日本共産党議員団を代表いたしまして,ただいま討論の対象となっております第89号議案工事請負契約の締結について反対の立場から討論を行います。

 この入札は,福井市安田町の地係の道路改築事業,橋梁整備工事で17の共同企業体で入札が行われました。落札したりんかい・新内・イワタ共同企業体は,1回目,2回目とも1位の札を入れております。しかも,その下げ幅は120万円でありまして,1回目の札が2億5,000万円,2回目の札は2億4,880万円でございました。わずか0.48%切っただけで,2回目に落札をしているわけであります。2回目の入札結果を見てみますと,2億5,000万円から2億4,900万円の100万円の間に15企業体が札を入れているわけであります。これはだれが見ても,まともな競争入札が行われたとは言えません。落札業者以外は,100万円以内の金額で2回目を入れるということになっていたんではないですか。談合の疑いは極めて高いと言わざるを得ないのであります。入札のやり直しを要求いたします。

 また公正な競争入札が実施されるよう予定価格を決める積算単価を引き下げ,入札の適切な時期に予定価格を公表すること,談合の疑いがあるときには指名がえを行うこと,最低制限価格の場合,調査できるよう調査価格制度をつくることなど,入札制度の改善を求めるものでございます。

 以上,述べまして第89号議案 工事請負契約の締結に反対を表明いたしまして,私の討論を終わるものであります。



○議長(田辺義輝君) 以上で討論を終結いたします。

 それでは採決いたします。

 第89号議案は原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,第89号議案は原案どおり可決されました。

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○議長(田辺義輝君) 以上を持ちまして本日の議事日程は全部終了いたしました。

 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可いたします。

 (市長 酒井哲夫君 登壇)



◎市長(酒井哲夫君) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。

 本日は,3月臨時市議会をお開きいただきまして,御提案申し上げました議案につきまして慎重なる御審議をいただき,御承認を賜りましたことに対しまして厚くお礼を申し上げる次第でございます。

 私は,就任のあいさつの中でも申し上げましたが,本市の財政状況は極めて厳しい状況であります。現在,取り組んでおります全庁業務革新事業を初め,財政改革といった難題につきまして,私が職員の先頭に立って全力を投入し,県都福井市の長として,その重責を果たしてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。

 これからの4年間はまさに正念場であり,伝説上の霊鳥フェニックスのごとく21世紀に向けて大きく羽ばたくため,議員各位を初め市民の皆様方のさらなる御指導並びに御協力をお願いする次第でございます。

 議員各位におかれましては,県都福井市の発展と市民生活の一層の向上を願い,私どもと一緒にこの難局に立ち向かっていただきますよう心からお願いを申し上げまして,お礼の言葉といたします。

 どうもありがとうございました。



○議長(田辺義輝君) これをもちまして,平成10年3月福井市議会臨時会を閉会いたします。

             午後2時35分 閉会







 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。





福井市議会議長                     平成  年  月  日







署名議員                        平成  年  月  日









署名議員                        平成  年  月  日