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福井県 福井市

平成19年 9月定例会 09月03日−01号




平成19年 9月定例会 − 09月03日−01号







平成19年 9月定例会



               福井市議会会議録 第1号



           平成19年9月3日(月曜日)午前10時4分開会



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 平成19年9月3日,定例会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。

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〇議事日程

 日程 1 会議録署名議員の指名

 日程 2 会期の決定について

 日程 3 各特別委員会の付託案件について

 日程 4 第65号議案 平成19年度福井市一般会計補正予算

 日程 5 第66号議案 平成19年度福井市競輪特別会計補正予算

 日程 6 第67号議案 福井市特別用途地区建築条例の制定について

 日程 7 第68号議案 福井市伊自良館の設置及び管理に関する条例の全部改正について

 日程 8 第69号議案 福井市マイドーム清水の設置及び管理に関する条例の全部改正について

 日程 9 第70号議案 福井市美山楽く楽く亭の設置及び管理に関する条例の全部改正について

 日程10 第71号議案 福井市みやま長寿そば道場「ごっつおさん亭」の設置及び管理に関する条例の全部改正について

 日程11 第72号議案 福井市農園施設マイファーム清水の設置及び管理に関する条例の全部改正について

 日程12 第73号議案 福井市SSTらんどの設置及び管理に関する条例の全部改正について

 日程13 第74号議案 福井市リズムの森の設置及び管理に関する条例の全部改正について

 日程14 第75号議案 職員の退職手当に関する条例の一部改正について

 日程15 第76号議案 福井市退隠料条例等の一部改正について

 日程16 第77号議案 福井市長の政治倫理に関する条例の一部改正について

 日程17 第78号議案 福井市情報公開条例及び福井市個人情報保護条例の一部改正について

 日程18 第79号議案 すかっとランド九頭竜の設置及び管理に関する条例等の一部改正について

 日程19 第80号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について

 日程20 第81号議案 福井市自転車競走実施条例の一部改正について

 日程21 第82号議案 福井市中央卸売市場業務条例の一部改正について

 日程22 第83号議案 福井市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について

 日程23 第84号議案 財産の取得について

             (除雪ドーザ)

 日程24 第85号議案 財産の取得について

             (災害対応特殊屈折放水塔車)

 日程25 第86号議案 財産の取得について

             (教育用コンピュータ機器)

 日程26 第87号議案 市道の路線の廃止について

 日程27 第88号議案 市道の路線の認定について

 日程28 第89号議案 字の区域の変更について

 日程29 第90号議案 丹生衛生管理組合の解散について

 日程30 第91号議案 丹生衛生管理組合の解散に伴う財産処分について

 日程31 第92号議案 茱崎町区域内公有水面埋立地用途の変更に関する意見について

 日程32 第93号議案 茱崎町区域内公有水面埋立地用途の変更に関する意見について

 日程33 第37号報告 まちづくり福井株式会社の平成18年度決算に関する報告について

 日程34 第38号報告 まちづくり福井株式会社の平成19年度事業計画に関する報告について

 日程35 議員の派遣について

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〇出席議員(36名)

 1番 下畑 健二君   2番 峯田 信一君

 3番 奥島 光晴君   4番 島川由美子君

 5番 堀江 廣海君   6番 鈴木 正樹君

 7番 田村 勝則君   8番 今村 辰和君

 9番 塩谷 雄一君   10番 青木 幹雄君

 11番 谷出 共栄君   12番 西本 恵一君

 13番 浜田  篤君   14番 堀川 秀樹君

 15番 野嶋 祐記君   16番 後藤 勇一君

 17番 高田 訓子君   18番 巳寅 令子君

 19番 石丸 浜夫君   20番 稲木 義幸君

 21番 川井 憲二君   22番 見谷喜代三君

 23番 皆川 信正君   24番 石川 道広君

 25番 松山 俊弘君   26番 宮崎 弥麿君

 27番 山口 清盛君   28番 吉田 琴一君

 29番 谷口 健次君   30番 栗田 政次君

 31番 加藤 貞信君   32番 近藤 高昭君

 33番 西村 公子君   34番 中谷 輝雄君

 35番 田辺 義輝君   36番 伊東 敏宏君

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〇欠席議員(0名)

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〇事務局出席職員

 議会事務局長      竹 内 正 己

 議会事務局次長兼庶務課長事務取扱

             谷 口 正 雄

 議事調査課長      奥 田 芳 文

 議事調査課副課長    山 先 勝 男

 議事調査課主幹     吉 村 瞬 潤

 議事調査課主査     藤 井 啓太郎

 議事調査課主事     辻   克 英

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〇説明のため出席した者

 市長         坂 川   優 君

 副市長        東 村 新 一 君

 企業管理者      村 尾 敬 治 君

 教育長        渡 辺 本 爾 君

 特命幹兼都市戦略部長 佐 藤 哲 也 君

 総務部長       吹 矢 清 和 君

 財政部長       八 木 政 啓 君

 市民生活部長     吉 村   薫 君

 福祉保健部長     熊 野 輝 範 君

 商工労働部長     藤 岡 眞 一 君

 農林水産部長     穴 田 孝 治 君

 建設部長       松 田 寛 行 君

 下水道部長      坂 本 文 明 君

 工事・会計管理部長  荒 井 彦 一 君

 消防局長       石 川 武 雄 君

 企業局長       江 上 修 一 君

 教育部長       南 部 和 幸 君

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○議長(谷口健次君) おはようございます。

 平成19年9月福井市議会定例会は本日招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。

 よって,これより開会し,本日の会議を開きます。

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○議長(谷口健次君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,11番 谷出共栄君,12番 西本恵一君の御両名を指名します。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程2 会期の決定についてを議題とします。

 お諮りします。

 今定例会の会期は,本日より21日までの19日間としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。

 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付しました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。

 ここで市長より発言を求められておりますので,許可します。

 (市長 坂川優君 登壇)



◎市長(坂川優君) 議長のお許しをいただきまして,私から議員各位を初め市民の皆様方におわびと御礼のごあいさつを申し上げたいと存じます。

 今回の入院につきましては,これまでも副市長を通じて皆様方にお知らせいたしましたとおりでございますけれども,健康上の理由とはいえ,一定期間福井を離れざるを得なかったことにつきまして,議員各位並びに市民の皆様方に大変御心配をおかけしまして,心からおわびを申し上げます。

 入院期間中も,日曜日を除いて毎日副市長とは最低1日1回は電話で話をしておりまして,日によっては3回,4回ということもありました。あるいはまた,毎日必ず秘書課ともメールのやりとりをするなど,密接に連絡をしておりまして,極力市政の運営推進に支障がないように心がけてきたところではございますけれども,そう言いましても現実にここにいなかったということについては大変申しわけなく存じているわけであります。

 おかげさまで徐々に体力も回復いたしてまいりました。ただ,退院までにはいましばらく様子を見たいというお医者様の御厚意もありまして,9月11日に予定をいたしております検査結果を見て退院の判断がなされることとなってるわけであります。

 なお,今定例会の本会議と予算特別委員会には病院からの外出という形で出席し,市政に関する議員各位並びに委員各位よりの御質問にお答えをさせていただきたいと存じておりますので,何とぞ議員の皆様方,そして市民の皆様方の御理解とお許しを賜りますよう改めてお願いを申し上げまして,おわび,そして御礼のごあいさつとさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程3 各特別委員会の付託案件についてを議題とします。

 去る6月定例会において継続調査となりました各特別委員会の付託案件について,これより調査終了の順序に従い,経過の報告を求めます。

 まず,農林水産業振興対策特別委員長 22番 見谷喜代三君。

 (22番 見谷喜代三君 登壇)



◆22番(見谷喜代三君) 皆さん,おはようございます。

 それでは,農林水産業振興対策特別委員会の委員長報告を申し上げます。

 去る6月定例会において当委員会に付託されました農林水産業振興に関する諸問題を調査するため,8月17日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。

 まず,農林水産業の経営基盤の強化と人材育成について理事者から,農業の経営基盤の強化として認定農業者や集落営農組織などの育成を行い,農地の集積を図るとともに,低コスト化を進める。そのために集落営農組織などの体制強化や条件整備を支援する取り組みを行っている。農作業機械の効率化,大型機械の作業性の向上を図るため,低コストで生産性の高い農業基盤の整備及び安定的な農業用水の確保に努める。また,畜産の振興を図る一環として家畜衛生対策を実施するなど,畜産農家の経営基盤強化に取り組んでいるとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,合併前の旧福井市の販売農家数が10年間で1,500戸ぐらい減少しているが,これはどうしてなのかとの問いがあり,理事者から,日本の農業は規模拡大を推進しており,認定農業者あるいは集落営農を進めていく中で販売農家,経営農家が減少している。また,農地そのものも減少しており,いわゆる集積が進んでいく中での経営農家の減となったとの答弁がありました。

 また委員から,養鶏農家等について畜産の飼料が高騰していると聞いているが,補助や対策というのはどのようになっているのかとの問いがあり,理事者から,飼料高騰に対する具体的な補助事業はないが,国,県が出した農畜連携の方向性としての稲わらを飼料とすることを推進していきたいとの答弁がありました。

 また委員から,福井は中山間地域の小さな農家が多く,品目横断的経営安定対策事業について水稲の加入面積率も26%しかない。この事業の方法がよくないのではないかと思うが,これについてどう考えているかとの問いがあり,理事者から,品目横断的経営安定対策事業について,福井市の実情にマッチしているかどうかについては継続して検討していきたいとの答弁がありました。

 次に,食育・地産地消について理事者から,地産地消の推進として安心・安全な農産物への消費者ニーズにこたえるため,生産者の顔が見える農産物の供給を促進する。それとともに,生産者と消費者が触れ合うことのできる直売所等の整備を図るとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,学校給食の中で農産物の利用度を上げていくためにどういうことが問題と感じているかとの問いがあり,理事者から,給食センターは大型調理を行うので規格化されたものを大量に使うが,地元産だとそれだけの数量をそろえられない。また,単独校だと物資協会という団体を経由して食材を調達しているが,そこも大量に仕入れており,地元産の少ない数量がなかなか調達できない。しかし,学校給食が担う子供たちの食育の役割が大きくなってきており,いかにしたら地元産をより多く給食に使えるかということを検討する必要があるとの答弁がありました。

 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げます。



○議長(谷口健次君) 次に,行財政改革特別委員長 30番 栗田政次君。

 (30番 栗田政次君 登壇)



◆30番(栗田政次君) それでは,行財政改革特別委員会の御報告を申し上げます。

 去る6月定例会におきまして当委員会に付託されました行財政改革に関する諸問題を調査するため,8月17日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。

 まず,福井市行政改革の新たな指針の進捗状況について理事者から,昨年8月に策定したこの行政改革の新たな指針は,事務事業の見直し,民間委託等の推進,定員管理の適正化等,分権型社会への対応,経費節減等の財政効果の5つの推進項目に分けられ,その中に38の取り組み事項がある。実施期間は,平成22年度までの4年間としており,その38項目の平成18年度実績と平成19年度中の取り組みについての報告がございました。

 これらの報告に対して委員から,公立保育園の民間移譲について,前市長時代に4園を民間移譲するという方針があり,実際には三谷館保育園のみが民間移譲されたが,今後もその方針を引き継いで民間移譲を進めていく考えなのかとの問いがあり,理事者から,本年度中に新たな民間移譲の指針を作成する予定である。以前の状況と違って,認定こども園制度のほか,公設民営による民間移譲や保育園の業務を株式会社でもできるようになるなど,いろいろな方法が出てきているので,今後どのような形での民間移譲が望ましいかを検討し,スムーズな民間移譲に取り組んでいきたい。また,その過程の中では,対象地区の市民への説明は十分に行っていきたいとの答弁がございました。

 さらに委員から,三谷館保育園を民間移譲したことによってどれくらいの経費削減になっているかとの問いがあり,理事者から,当時の職員構成などで換算すると,1,000万円程度の効果があったと算出しているとの答弁がございました。

 また委員から,学校給食センターの民間委託について,今後民営化になれば職員数も減ることになるが,食育の推進という考えに矛盾するのではないかとの問いがあり,理事者から,食育基本法が施行され,学校給食に与えられている使命はますます大きくなってきていると認識している。しかし,食育と学校給食センターの民間委託の問題は分けて考える必要があり,民間委託にするから食育がおろそかになるようなことはないし,さらに充実していく必要があると考えている。今後は各学校に配置している給食主任や学校栄養職員を中心に食育を進めていく予定である。また,業務委託をするに当たっては,現在方法や問題点の検討をしている段階であり,学校給食運営委員会の意見も聞きながら進めていきたいとの答弁がありました。

 以上のことに関して委員から,保育園や学校給食センターを民間委託するためには市民の合意が必要であり,地元や関係者への説明会だけではなく,市民全体に向けた説明会を開催し,市の基本方針を広く市民全体に知らせるという姿勢で進めるべきとの意見がございました。

 次に,合併特例債及び過疎債の運用状況について理事者から,合併特例債の対象事業は新市まちづくり計画に掲げる事業であり,平成18年度は防災行政無線整備事業及び12校の学校施設耐震化事業のため2億4,520万円を発行し,平成19年度は地域振興基金造成に38億円を積み立てるほか,6校の学校施設耐震化事業,防災情報システム整備事業などに対して49億1,670万円の発行を計画している。

 また,過疎債の対象事業は,過疎地域自立促進計画に掲げる事業であり,平成18年度は橋梁改築事業に対する県負担金のほか,林道整備事業,漁業整備に対する県負担金などの財源として3億4,980万円を発行し,平成19年度はこしの国広域事務組合に対する情報基盤整備負担金や水仙の里公園の観光施設整備事業などに対して3億6,140万円の発行を計画しているとの報告がございました。

 これらの報告に対して委員から,合併特例債を活用するためには国の許可条件に該当しなければならないが,事前に国の確約をもらって事業を計画しているのか。また,これまでに合併特例債を活用する計画で事業を進めたが,実際には対象にならなかったという事業はあるのかとの問いがあり,理事者から,計画が具体化する前に国の確約をもらうことは難しいが,新市まちづくり計画の策定時には県と計画の内容について協議をしており,また個別の事業が対象になるかについては,それぞれの年度に県あるいは国と協議しながら計画を進めていくことになっているため,現在のところ合併特例債の対象にならなかった事業はないとの答弁がございました。

 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,県都活性化対策特別委員長 20番 稲木義幸君。

 (20番 稲木義幸君 登壇)



◆20番(稲木義幸君) 県都活性化対策特別委員会の御報告を申し上げます。

 去る6月定例会において当委員会に付託されました県都活性化対策に関する諸問題を調査するため,8月20日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。

 まず,福井駅西口開発について理事者から,都市計画案の全体概要として1月26日の県都活性化対策特別委員会で提示された都市計画案を基本として,西口再開発区域及び駅前広場拡大部分について形状を修正した案が示され,同意をいただいていない方の土地については,西口再開発区域と西口駅前広場との境界の一角に換地を行うことで交渉を行っているとの報告がありました。

 続いて,福井駅西口駅前広場整備計画では,形状の変更により面積が1万1,500平方メートルから1万1,100平方メートルに変更となり,都市計画決定後,広場の北側から整備を進める。

 また,かゞみや前交差点へ路面軌道の延伸を想定した場合,平成22年の交通量推計により交差点飽和度は0.6となり,車の通行に対する影響は許容の範囲内であるとの報告がありました。

 続いて,福井駅西口中央地区市街地再開発事業では,県都の玄関口にふさわしいにぎわい交流拠点の形成を図ることを基本方針とし,事業主体となる西口中央地区市街地再開発準備組合と協議,検討を重ねながら進めていくとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,都市計画決定の時期が今後の計画に影響を及ぼすと考えられるが,部局マネジメント方針で示されている9月での都市計画決定は可能なのかとの問いがあり,理事者から,計画全体の日程を考えると都市計画決定を行う時期に来ているが,地権者からの課題を協議した上で誠意を持って交渉を行い,スケジュールの調整を行っていくとの答弁がありました。

 また委員から,交差点飽和度を計算する際の交通量は,平成22年の推計を用いたとのことだが,さらに将来を見据えたシミュレーションを行う必要があるとの指摘があり,理事者から,駅周辺の道路整備が完了する平成22年を想定し整理を行ったが,できるだけいろんな形を考えたシミュレーションを行うとの答弁がありました。

 さらに委員から,西口中央地区市街地再開発について,事業主体である準備組合が主導となるのではなく,行政主導で準備組合の意向を取り入れて計画を練るべきであるとの指摘があり,理事者から,あくまで都市計画事業であることから,市が本質的な事業主体であるというような形で積極的に動かなければならないと考えているとの答弁がありました。

 次に,福井市都市交通戦略について理事者から,高感度コンパクトシティを支える交通体系の構築を目指し,南北幹線軸としてLRTの整備,東西幹線軸となる幹線バス路線の整備,交通結節の強化,電車,バスのICT化,モビリティ・マネジメントの推進の5つの施策を軸に,今年度末を目標に福井市都市交通戦略を策定したいとの報告がありました。

 この報告に対し委員から,既存の鉄路に相互乗り入れを行い,LRVを導入するだけで乗降客をふやすのは難しいのではないかとの問いがあり,理事者から,本戦略では既存の交通網を活用していくという前提があり,相互乗り入れによって便数が倍増することになり,最小限の投資で乗降客増が実現できると考えているとの答弁がありました。

 また委員から,福井の自動車保有事情を考えると,電車からバスへと何回も乗りかえて目的地に向かうのは現実的ではないのではないかとの問いがあり,理事者から,基本的には東西南北の交通の幹線軸を構築し,パーク・アンド・ライド方式やフィーダーバスなど,乗り継ぎをしっかりとした形での交通サービス,乗りかえをスムーズにするための電車,バスのICT化等をあわせながら行っていきたいとの答弁がありました。

 さらに委員から,公共交通の利便性を追求していったときに,交通事業者に対する支援をどこまで行っていくのか十分検討してほしいとの要望がありました。

 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,子育て・青少年育成等対策特別委員長 31番 加藤貞信君。

 (31番 加藤貞信君 登壇)



◆31番(加藤貞信君) おはようございます。

 それでは,ただいまより子育て・青少年育成等対策特別委員会の御報告を申し上げます。

 去る6月定例会において,当委員会に付託されました子育て・青少年育成等対策に関する諸問題を調査するため,8月21日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。

 まず,子育てに関する手当等の現状について,理事者から,誕生祝金進呈制度,児童手当などの助成について,また地域子育て支援センター,つどいの広場,すみずみ子育てサポート事業,乳幼児健康支援デイサービス事業,子育て支援短期利用事業などの子育て支援事業について説明がありました。

 また,保健センターにおいて,今年度新規事業として4歳児親子歯科健診,こんにちは赤ちゃん事業に取り組んでいるとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,誕生祝金制度について,受給者の声をどのように把握しているのかとの問いがあり,理事者から,ことし4月から保育児童課の窓口で対象者にアンケート調査を行っている。調査の途中であるため正確な数字や意見はまだ集計していないが,おおむね好評を得ていると認識している。また,誕生祝金制度が直結して出産につながるかという質問には,いろいろな意見が寄せられているとの答弁がありました。

 また委員から,以前から企業に対して育児休暇や企業内への保育所の設置などについて市の方から働きかけは行っているが効果は余り見られないように思える。県や他の自治体ではいろいろと新しい取り組みを打ち出しているようなので,本市においても企業が積極的に子育て支援に取り組めるような施策を検討してほしいとの要望がありました。

 次に,子育て支援における保育事業の現状について理事者から,福井市内の保育所における保育時間の説明があり,入所児童数,長時間保育利用児童数は右肩上がりで推移している。また,障害児保育,ふれあい保育として,障害のある児童の社会性の成長,発達をはぐくむため,一般の児童とともに集団の中で保育を行っているとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,障害児保育,ふれあい保育はすべての保育園で受け入れが可能なのかとの問いがあり,理事者から,人員の確保ができればすべての公立保育園で受け入れができるようにしたいと考えているが,障害の程度により看護師の配置が必要となる場合や,子供1人に対して保育士が1人つかなければならない場合もあるので,申し込みがあったとしてもすべての保育園で受け入れることは現状では困難であるとの答弁がありました。

 また委員から,現在の受け入れ状況はどのようになっているのかとの問いがあり,理事者から,平成19年7月現在で障害児保育は公立保育園9園で12人,私立保育園15園で25人の合計24園で37人を受け入れており,ふれあい保育は公立保育園24園で44人,私立保育園20園で41人の合計44園で85人を受け入れているとの答弁がありました。

 次に,認定こども園の概要について理事者から,昨年度の閣議決定を受け,地域の実情に合った条例を定めることになり,福井県も10月に条例が制定された。幼稚園,保育所等のうち,就学前の子供の幼児教育,保育を提供する機能及び地域における子育て支援を行う機能を備え,認定基準を満たす施設は知事から認定こども園の認定を受け,就学前の教育,保育を一体としてとらえ,一貫して提供する新たな枠組みができるようになったとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,認定こども園には,幼保連携型,幼稚園型,保育所型,地方裁量型の4タイプがあるとのことだが,本市の現状はどのようであるのかとの問いがあり,理事者から,私立幼稚園から問い合わせを何件か受けたが,保育部を設ける場合,施設整備が必要になるため,現在のところ開園までには至っていない。中心市街地部分にある私立幼稚園の多くが定員割れとなっている状況なので,保育部をつくって低年齢児を受け入れることにより待機児童の解消にも役立つと思うので,認定こども園の認定を希望してくる私立幼稚園があれば援助していきたいと考えている。これに対し,周辺部には公立幼稚園,保育園が多いので,認定こども園として一体的に整備していけば1カ所で受け入れができるようになると考えているとの答弁がありました。

 次に,福井市放課後子どもプランの概要について理事者から,厚生労働省では平成10年度より留守家庭の10歳未満の児童に対し,放課後や長期休暇中における遊びや生活の場を提供することにより,その健全育成を図るため放課後児童クラブ事業を推進してきた。一方,文部科学省では平成16年度から緊急3カ年計画としてすべての子供を対象に安全で安心な活動拠点を設け,地域住民の参画を得ながら体験,交流活動などの取り組みを行う地域子ども教室事業を推進してきた。これらの経緯を踏まえ,両省では平成19年度から総合的な放課後対策として実施する放課後子どもプランを創設し,両省の事業を一体的あるいは連携しながら実施することになり,その際,放課後子どもプラン運営委員会を設置して事業の推進に関して指導,助言を受けることとしたとの報告がありました。

 これらの報告に対して委員から,放課後子ども教室推進事業と放課後児童健全育成事業は,それぞれ国の所管が違うということで,本市においても生涯学習課,保育児童課とに所管が分かれてしまうということだが,それで本当に連携がとれるのか不安が残る。福井市として一元化する仕組みは取れないのかとの問いがあり,理事者から,放課後子ども教室推進事業と放課後児童健全育成事業は,もともとの事業目的が異なっており,また運営体制も異なっているので,今すぐ一元化することは難しい。また,国においても将来の方向は決まっていないので,今後の放課後子どもプラン運営委員会で意見を伺いながら,実態を見据えてこれからの方針を見出していきたいとの答弁がありました。

 また委員から,実際の現場では,子供がよい育ち方をしていくためには一元化していくことも構わないという声もあるので,推移を見ながら子供にとって本当によい方向を生み出してほしいとの要望がありました。

 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 以上をもちまして各特別委員長の報告は全部終了しました。

 ただいまの報告に対して,質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 それでは,お諮りします。

 各特別委員会の付託案件につきましては,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 なお,ただいま継続調査と決しました各特別委員会の付託案件につきましては,閉会中も調査をお願いします。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程4ないし日程34を会議規則第35条の規定により一括議題とします。

 事務局朗読は省略します。

 提出者の提案理由の説明を求めます。

 (市長 坂川優君 登壇)



◎市長(坂川優君) 本日ここに平成19年9月福井市議会定例会が開会され,各種の重要案件の御審議をいただくに当たり,提案した補正予算案の概要等につきまして御説明を申し上げます。

 まず,提案理由を申し上げるに先立ち,さきの新潟県中越沖地震で犠牲になられた方々に衷心より哀悼の意を表し,避難生活を余儀なくされておられる方々に対しまして心よりお見舞いを申し上げますとともに,一日も早い復旧をお祈りする次第であります。

 さて,越美北線が全線復旧し,福井豪雨災害のつめ跡がようやくいえた今,改めて自然の脅威と災害への備えの大切さを痛感いたしておるところであります。

 もとより,行政の究極の目的は市民の生命と財産を守ることでありますから,今後とも安全こそ最大の福祉との観点に立ち,諸般の施策に取り組んでまいる所存でございます。議員各位の格段の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 では,9月補正予算案について御説明申し上げます。

 このたびの補正予算案は,国,県の補助の決定及び諸般の事情から措置すべき施策などにつきまして所要の補正を行うものであります。

 今回の補正予算案の規模は,一般会計で12億6,209万余円,特別会計で9,000万円でございまして,補正後の予算案は,一般会計で1,000億6,129万余円,特別会計で919億2,410万円,総額で2,231億9,959万余円となっております。

 次に,その事業内容について概括的に御説明を申し上げます。

 まず,安全・安心のまちづくりといたしまして,地域防災活動の主力となる自主防災組織の活動内容の充実を図るため,自主防災活動実践ガイド作成費350万円を計上いたしました。

 また,国の補助内示を受けたことから,底喰川整備事業に4,800万円,さらに校舎耐震化事業といたしまして5,500万円をそれぞれ追加し,事業の進捗を図ることといたしました。

 次に,地域経済の活性化対策といたしまして,企業立地支援事業8億1,041万余円を計上いたしております。

 御案内のとおり,本市では自治体間の企業誘致活動が激化する中,産業構造の高度化と雇用機会の拡大を図るため,平成17年3月に企業立地促進条例を改定,企業誘致に積極的に取り組んできたところであります。

 この成果といたしまして,平成17年以降17社が企業立地を行い,福井市中央工業団地につきましては平成17年3月,81.5%であった分譲率が,現在は97.4%にまで達しているのであります。

 今回の補正は,条例の規定に基づく企業立地助成金をお願いするものであります。

 一方,農林水産業の振興策といたしまして,高品質の福井米を生産するため,色彩選別機導入助成に3,328万円を,また園芸生産額の増大を図るための機械や施設等の助成に4,744万余円を,さらに全国植樹祭に向けた会場周辺の森林整備等に1,550万円を計上いたしました。

 また,地域経済の活性化を図る上で,観光振興あるいは情報発信,イメージアップは重要であることから,ふくい春まつり「越前時代行列」や足羽川桜並木など,ふくいの春の魅力を集中的に全国に発信し,観光客誘致と本市の知名度アップを図るため,ふくいの春全国発信・誘客事業として1,500万円を計上いたしました。

 さらに,福井城本丸の現存する唯一の遺構であり,県指定文化財となっております瑞源寺本堂及び書院の保存継承を図るため,大規模解体修理に対する補助といたしまして5,743万余円を計上いたしております。

 次に,行政のスリム化,コスト削減に係るものといたしまして,ファミリースキー場,いわゆるオーススキー場の廃止に伴う国,県補助金返納金として6,117万9,000円を計上いたしております。このスキー場につきましては,国の補助事業により整備したものでありますが,完成後今日まで利用実績がなく,また再整備や他の用途への転用も困難な状況にあるため,用途を廃止し,財産処分を行うことといたしておりまして,これに係る国及び県の補助金を返納するものであります。

 また,債務負担行為といたしまして,ごみ焼却業務維持管理事業6,500万円を計上いたしました。これは,年次計画に基づき民間委託を進めているところでありまして,平成20年度当初より業務が円滑に遂行できるよう債務負担行為の設定をお願いするものであります。

 さらに,競輪特別会計におきまして,平成20年1月より12レース制に制度改正されることに伴い,収容不足となる選手関連施設の増築及び改修を行う費用として9,000万円を計上いたしております。

 以上が今回の補正予算案の主な内容であります。

 なお,一般会計における財源として,分担金及び負担金で45万円,国庫支出金で2,942万余円を,また県支出金で1億2,417万余円,財産収入で2,508万円,繰入金で8億1,000万円,繰越金で2億2,156万余円,市債で5,140万円を計上した次第であります。

 予算案以外の議案及び報告につきましては,それぞれ提案理由の記載に基づきまして御提案をした次第であります。

 細部に関しましては,いずれも一般質問あるいは各委員会の御審議等におきまして詳細に御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ慎重に御審議の上,適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(谷口健次君) ただいま説明のありました第65号議案ないし第93号議案,第37号報告,第38号報告について質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 それでは,今ほど上程しました第65号議案ないし第93号議案については,お手元に配付しました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会及び予算特別委員会に付託します。

 〔付託案件表は本号末尾参照〕

 なお,第37号報告,第38号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので,御了承をお願いいたします。

──────────────────────



○議長(谷口健次君) 次に,日程35 議員の派遣についてを議題とします。

 本件につきましては,お手元の議員派遣について,地方自治法第100条第12項及び会議規則第160条の規定に基づき,議会の議決を行うものであります。

 それでは,議員の派遣について討論の通告がありましたので,許可します。

 33番 西村公子君。

 (33番 西村公子君 登壇)



◆33番(西村公子君) 日本共産党議員団の西村公子です。

 私は,ただいま討論の対象となっております議員の派遣について,熊本市とニューブランズウィック市は賛成をいたしますが,中国杭州市の派遣に関して反対の立場から議員団を代表して討論を行います。

 杭州市への派遣は平成17年度から3年連続となります。今回の日程を見ても,杭州市と上海市での交流会,夕食としか書かれておらず,友好都市に行く目的そのものがなく,行き先だけが決められたものであることは大きな問題です。さらに,友好都市の杭州市とは関係のない上海市に行くことになっていますが,まさに観光旅行と言われても仕方がないものです。昨年は3泊4日だったものを2泊3日にしたということですが,目的そのものがないので日程を短縮せざるを得なかったとしか考えられません。参加議員は6名,事務局1名で計7名ですが,経費は議会事務局によると1人当たりおよそ14万円で,全体ではざっと100万円かかるということです。

 多額の経費を使うのですから,国内,国外を問わず,姉妹友好都市の交流の考え方,あり方について市民に説明できるものでなければなりません。特別の理由もないのに3年連続で福井市議会から行くこと自体,だれが見てもおかしなことです。

 さらに,姉妹友好都市の派遣については,これまで議会や市民に対しての報告がありません。海外視察だけではなく,姉妹友好都市訪問についても報告するべきであることを指摘し,強く要求するものです。

 以上,議員派遣のうち杭州市の派遣について理由を述べまして,日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。



○議長(谷口健次君) 以上で討論を終結します。

 それでは,採決します。

 本件につきましては,議員を派遣することに賛成の方の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,そのように決しました。

 ただいま議決しました議員の派遣について,派遣にかかる期間,場所等に変更の申し出のあった場合の取り扱いについては,議長に御一任をいただきたいと存じます。

 以上で本日の議事日程は全部終了しました。

 これをもちまして散会します。

             午前10時55分 散会







 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。





福井市議会議長                  平成  年  月  日









署名議員                     平成  年  月  日









署名議員                     平成  年  月  日









△〔参照〕



                 付 託 案 件 表



           総    務    委    員    会


番 号件            名
第68号議案福井市伊自良館の設置及び管理に関する条例の全部改正について
第69号議案福井市マイドーム清水の設置及び管理に関する条例の全部改正について
第75号議案職員の退職手当に関する条例の一部改正について
第76号議案福井市退隠料条例等の一部改正について
第77号議案福井市長の政治倫理に関する条例の一部改正について
第78号議案福井市情報公開条例及び福井市個人情報保護条例の一部改正について
第79号議案すかっとランド九頭竜の設置及び管理に関する条例等の一部改正について
第80号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について
第84号議案財産の取得について
(除雪ドーザ)
第85号議案財産の取得について
(災害対応特殊屈折放水塔車)
第89号議案字の区域の変更について








           建    設    委    員    会


番 号件            名
第67号議案福井市特別用途地区建築条例の制定について
第83号議案福井市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
第87号議案市道の路線の廃止について
第88号議案市道の路線の認定について
第90号議案丹生衛生管理組合の解散について
第91号議案丹生衛生管理組合の解散に伴う財産処分について








         教   育   民   生   委   員   会


番 号件            名
第70号議案福井市美山楽く楽く亭の設置及び管理に関する条例の全部改正について
第86号議案財産の取得について
(教育用コンピュータ機器)








         経   済   企   業   委   員   会


番 号件            名
第71号議案福井市みやま長寿そば道場「ごっつおさん亭」の設置及び管理に関する条例の全部改正について
第72号議案福井市農園施設マイファーム清水の設置及び管理に関する条例の全部改正について
第73号議案福井市SSTらんどの設置及び管理に関する条例の全部改正について
第74号議案福井市リズムの森の設置及び管理に関する条例の全部改正について
第81号議案福井市自転車競走実施条例の一部改正について
第82号議案福井市中央卸売市場業務条例の一部改正について
第92号議案茱崎町区域内公有水面埋立地用途の変更に関する意見について
第93号議案茱崎町区域内公有水面埋立地用途の変更に関する意見について








         予   算   特   別   委   員   会


番 号件            名
第65号議案平成19年度福井市一般会計補正予算
第66号議案平成19年度福井市競輪特別会計補正予算