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福井県 福井市

平成19年 6月定例会 06月29日−04号




平成19年 6月定例会 − 06月29日−04号







平成19年 6月定例会



               福井市議会会議録 第4号



           平成19年6月29日(金曜日)午後1時34分開議



〇議事日程

 日程 1 会議録署名議員の指名

 日程 2 第52号議案ないし第64号議案,第4号報告ないし第10号報告,陳情第1号

 日程 3 行財政改革特別委員会の設置並びに付託について

 日程 4 行財政改革特別委員会委員の選任について

 日程 5 県都活性化対策特別委員会の設置並びに付託について

 日程 6 県都活性化対策特別委員会委員の選任について

 日程 7 子育て・青少年育成等対策特別委員会の設置並びに付託について

 日程 8 子育て・青少年育成等対策特別委員会委員の選任について

 日程 9 農林水産業振興対策特別委員会の設置並びに付託について

 日程10 農林水産業振興対策特別委員会委員の選任について

 日程11 人権擁護委員候補者の推薦について

 日程12 議員の派遣について

 日程13 市会案第1号 食料・農業・農村政策に関する意見書について

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〇出席議員(35名)

 1番 下畑 健二君   2番 峯田 信一君

 3番 奥島 光晴君   4番 島川由美子君

 5番 堀江 廣海君   6番 鈴木 正樹君

 7番 田村 勝則君   8番 今村 辰和君

 9番 塩谷 雄一君   10番 青木 幹雄君

 11番 谷出 共栄君   12番 西本 恵一君

 13番 浜田  篤君   14番 堀川 秀樹君

 15番 野嶋 祐記君   16番 後藤 勇一君

 17番 高田 訓子君   18番 巳寅 令子君

 19番 石丸 浜夫君   20番 稲木 義幸君

 21番 川井 憲二君   22番 見谷喜代三君

 23番 皆川 信正君   24番 石川 道広君

 25番 松山 俊弘君   26番 宮崎 弥麿君

 27番 山口 清盛君   28番 吉田 琴一君

 29番 谷口 健次君   30番 栗田 政次君

 31番 加藤 貞信君   32番 近藤 高昭君

 33番 西村 公子君   34番 中谷 輝雄君

 35番 田辺 義輝君

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〇欠席議員(1名)

 36番 伊東 敏宏君

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〇事務局出席職員

 議会事務局長      竹 内 正 己

 議会事務局次長     谷 口 正 雄

 庶務課副課長      吉 村 政 兼

 議事調査課長      奥 田 芳 文

 議事調査課副課長    山 先 勝 男

 議事調査課主幹     吉 村 瞬 潤

 議事調査課主査     藤 井 啓太郎

 議事調査課主事     青 山 訓 久

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〇説明のため出席した者

 市長         坂 川   優 君

 副市長        東 村 新 一 君

 企業管理者      村 尾 敬 治 君

 教育長        渡 辺 本 爾 君

 特命幹兼都市戦略部長 佐 藤 哲 也 君

 総務部長       吹 矢 清 和 君

 財政部長       八 木 政 啓 君

 市民生活部長     吉 村   薫 君

 福祉保健部長     熊 野 輝 範 君

 商工労働部長     藤 岡 眞 一 君

 農林水産部長     穴 田 孝 治 君

 建設部長       松 田 寛 行 君

 下水道部長      坂 本 文 明 君

 工事・会計管理部長  荒 井 彦 一 君

 消防局長       石 川 武 雄 君

 企業局長       江 上 修 一 君

 教育部長       南 部 和 幸 君

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○議長(谷口健次君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。

 よって,これより本日の会議を開きます。

 なお,本日の欠席通告議員は,36番 伊東敏宏君の1名であります。

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○議長(谷口健次君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,9番 塩谷雄一君,10番 青木幹雄君の御両名を指名します。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程2 第52号議案ないし第64号議案,第4号報告ないし第10号報告,陳情第1号,以上21件を一括議題とします。

 以上の各案件につきましては,去る6月4日の本会議において,各常任委員会,議会運営委員会及び予算特別委員会に付託され,予算議案については,予算特別委員会から各常任委員会へ調査依頼されましたが,それぞれ審査が終了した旨,報告を受けましたので,これより審査終了の順序に従い,結果の報告を求めます。

 〔各委員会審査結果報告書は本号末尾参照〕

 まず,総務委員長 19番 石丸浜夫君。

 (19番 石丸浜夫君 登壇)



◆19番(石丸浜夫君) それでは,総務委員会から御報告いたします。

 去る6月4日の本会議において総務委員会に付託されました案件と予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査するため,6月14日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました案件は議案3件,報告1件であり,審査の結果,議案はいずれも原案どおり可決し,報告は報告どおり承認することに決しました。

 なお,第57号議案,第61号議案及び第62号議案については,挙手採決の結果,賛成多数で可決されました。

 また,調査依頼を受けました案件は議案1件であり,原案は適当であると報告することに決しました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,第57号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正に関して委員から,住宅をバリアフリー化に改善した場合の固定資産税の減額措置については,減額の対象が65歳以上の方,介護保険法の要介護もしくは要支援の認定を受けている方,また障害者である方が居住する住宅となっているが,この条件に該当しなくても身体的にバリアフリー化を必要とする方が多いため,そのような方もこの減額措置を利用できるような弾力的な運用を検討してほしいとの要望がありました。

 次に,第61号議案 工事請負契約の締結について(クリーンセンターボイラーバンク蒸発管更新及び機器修繕工事)に関して委員から,なぜ工事を随意契約で発注しなければならないのか,一般競争入札にできる工事もあるのではないかとの問いがあり,理事者から,今回のごみ焼却施設の設備は互いに密接した関係があり,一括して設計,発注されたものであることから,同一施工業者以外が工事を請け負った場合,性能の保証ができなくなるという事態が生じるため,建設を請け負った業者が施工した設備のメンテナンスを専門に担当する業者への随意契約となったとの答弁がありました。

 次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第52号議案 平成19年度福井市一般会計補正予算 総務費中,行政チャンネル「ふくチャンネル29」拡充事業に関して委員から,行政チャンネルに対する市民の反応や要望にはどのようなものがあるのかとの問いがあり,理事者から,今日まで視聴率などの把握は特にしていないが,今後市民意識調査等で行政チャンネルについての実態や意向の把握に努めていきたいと考えている。これまでは放送する番組が限られていたことから,行政チャンネルのイメージが固定化され,視聴者が限定されるなどの課題があったため,視聴者の増加を目指した新しい番組を制作し,行政チャンネルの充実を図っていきたいとの答弁がありました。

 また委員から,市民との協働が重要な時代になってきているので,これまでのようなお知らせ型の番組だけではなく,視点を変えて福井市独自の問題提起型の番組を企画することも考えてほしいとの要望がありました。

 以上が当委員会の審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,建設委員長 12番 西本恵一君。

 (12番 西本恵一君 登壇)



◆12番(西本恵一君) それでは,建設委員会から御報告申し上げます。

 去る6月4日の本会議において建設委員会に付託されました案件と予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査するため,6月14日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました案件は議案3件,報告3件であり,審査の結果,議案はいずれも原案どおり可決し,報告はいずれも報告どおり承認することに決しました。

 また,調査依頼を受けました案件は議案1件であり,原案は適当であると報告することに決しました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,第55号議案 福井市中高層建築物等に係る紛争の予防と調整に関する条例の制定に関して委員から,あっせんの申し入れから調停の打ち切りまでどの程度の期間を要するのかとの問いがあり,理事者から,期間についてはあっせんに1カ月,調停に1カ月の合わせて2カ月を考えているとの答弁がありました。

 また委員から,あっせんはどのような形態で行われるのかとの問いがあり,理事者から,あっせんは建築指導課が事務局となって近隣関係住民と建築主の話し合いの場をセッティングし,行うとの答弁がありました。

 さらに委員から,調停委員会によって提示される調停案は,合意不調の際,改めて修正案が提示されるのかとの問いがあり,理事者から,調停案については学識経験を有する者5名以内で構成する調停委員会から提示し,これが不調の場合は,調停委員会で修正案があれば再度提示し,できるだけ合意できるように努めたいとの答弁がありました。

 次に,第59号議案 福井市墓地公園の設置および管理に関する条例の一部改正に関して委員から,兎越山への墓地移転の進捗状況と完了の時期について問いがあり,理事者から,街区割りを含めた基礎の工事は既に完了し,6月14日から墓の移設工事に着手しており,多くの参拝者が予想されるお盆の7月15日までの完了を目指しているが,遺憾ながら若干のおくれが生じる見込みであるとの答弁がありました。

 また,この件に関連して委員から,市が管理している足羽山墓地,東山墓地等の適正な管理と新たな墓地供給のために墓地台帳の整理を行うようにとの要望があり,理事者から,墓地台帳の不明な部分の整理を進めるとの答弁がありました。

 次に,第7号報告 専決処分の承認を求めることについて(平成18年度福井市宅地造成特別会計補正予算)に関して委員から,森田北東部地区の繰越額約17億円が大き過ぎるのではないかとの問いがあり,理事者から,森田北東部地区では,繰越額のうち,約14億円が物件の移転費であり,5月から7月にかけて移転補償の契約がなされてから,移転の完了まで10カ月程度かかるものがあることから,繰越額が大きくなっているとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,教育民生委員長 18番 巳寅令子君。

 (18番 巳寅令子君 登壇)



◆18番(巳寅令子君) 教育民生委員会からの御報告を申し上げます。

 去る6月4日の本会議において教育民生委員会に付託されました案件と予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査するため,6月15日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました案件は報告3件であり,審査の結果,いずれも報告どおり承認することに決しました。

 また,調査依頼を受けました案件は議案2件であり,挙手採決の結果,賛成多数で原案はいずれも適当であると報告することに決しました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,第10号報告 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度福井市国民健康保険特別会計補正予算)に関して委員から,本市の国民健康保険財政は3年連続で赤字が続いているが,これを解消していくための具体的な対策は考えているのかとの問いがあり,理事者から,平成18年6月に国会で医療制度改革関連法案が可決成立し,同10月より一部施行され,診療報酬の引き下げ,現役並みの所得を有する70歳以上の高齢者の医療費自己負担率の2割から3割への引き上げ,療養病床における食費等の引き上げ,高額療養費の自己負担限度額の引き上げなどが行われている。平成20年4月から本格的に施行され,65歳以上75歳未満の前期高齢者の医療費に係る財政調整制度の創設,後期高齢者医療制度の創設,70歳以上75歳未満の高齢者の医療費自己負担率の1割から2割への引き上げなどが行われることから,これらを踏まえた上で平成20年度の国民健康保険財政の推計を立て,その後の対策について検討していく予定であるとの答弁がありました。

 また委員から,他の自治体では市民に負担を強いないために一般会計から国民健康保険特別会計への繰り入れを行っているところもあるが,本市において過去にそのことを検討したことはないのかとの問いがあり,理事者から,毎年予算編成の段階において赤字が見込まれることから要望はしており,現在財政部を交えて検討中であるとの答弁がありました。

 次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第52号議案 平成19年度福井市一般会計補正予算 民生費及び第53号議案 平成19年度福井市介護保険特別会計補正予算に関して委員から,現在本市では75歳以上の高齢者が国民健康保険税を滞納していても生命の危機にかかわるという見識から,国民健康保険証の返還を求め被保険者資格証明書を発行することは行っていないが,後期高齢者医療制度が施行された後は,75歳以上の高齢者であっても滞納が続くと被保険者資格証明書が発行されるということだが,それに対する本市の見解はどのようになっているのかとの問いがあり,理事者から,現在は国民健康保険制度と被用者保険制度では保険料の納付条件が異なるため公平さに欠けることから被保険者資格証明書は発行していないが,後期高齢者医療制度に移行することにより納付条件が同一になることから,国は被保険者資格証明書を発行する方針に定めたものであると認識しているとの答弁がありました。

 これに対して委員から,納付条件は同一になるかもしれないが,被保険者それぞれで実情が異なるので,被保険者資格証明書の発行に関しては十分考慮してほしいとの要望がありました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,経済企業委員長 14番 堀川秀樹君。

 (14番 堀川秀樹君 登壇)



◆14番(堀川秀樹君) 去る6月4日の本会議において,経済企業委員会に付託されました案件と予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査するため,6月15日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました案件は,議案4件,報告3件であり,審査の結果,議案はいずれも原案どおり可決し,報告はいずれも報告どおりに承認することに決しました。

 また,調査依頼を受けました案件は議案2件であり,原案はいずれも適当であると報告することに決しました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第52号議案 平成19年度福井市一般会計補正予算 商工費中,観光ビジョン策定事業に関して委員から,観光ビジョン策定後の取り扱いや位置づけはどうなるのか。また,現在の観光政策はどのような計画に基づいて行っているのかとの問いがあり,理事者から,ビジョンとは方向性を示すものであり,そのもとに現実的に進めていくための計画を策定しなければならない。また,現在までの観光に関する計画についてはハード整備を重視した計画を策定したが,バブル崩壊により多額の経費を要する事業についてはほとんど実現に至っていないのが現状であるとの答弁がありました。

 また委員から,今回もビジョンや実施計画を策定しているうちに時代の流れと合わなくなっていくのではないかとの問いがあり,理事者から,ビジョン策定より若干おくれるが,並行し実施計画を立てていきたいとの答弁がありました。

 また,農林水産業費中,外国人漁業研修生受入事業に関して委員から,研修生の受け入れに伴いトラブルが発生した場合,どこが責任を持つのかとの問いがあり,理事者から,仲介に入っている協同組合とトラブル関係への対応を含めた覚書を交わしているが,トラブルが発生した場合には福井市も含めた仲介会社等が中に入り,研修生が日本の法令を遵守するよう対応策をとっていくよう努力するとの答弁がありました。

 次に,第54号議案 平成19年度福井市美山森林温泉特別会計補正予算に関して委員から,みらくる亭の敷地における坪単価の賃借料が高過ぎるが,算定基礎はどこにあるのか,また,旧美山町の施設に関して,ほかにも賃借料が高いところがあるのではないかとの問いがあり,理事者から,旧美山町からの引き継ぎであるが,算定基礎としてみらくる亭の敷地は宅地課税となっており,その算定基礎等により賃借料が決定される。他の施設の関係も含め,課税が適切かどうか調査,整理をしていきたいとの答弁がありました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査過程の概要であります。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,予算特別委員長 28番 吉田琴一君

 (28番 吉田琴一君 登壇)



◆28番(吉田琴一君) 予算特別委員会から報告をいたします。

 去る6月4日の本会議において,予算特別委員会に付託されました議案3件及び市政上の重要案件を審査するため,6月22日,25日の2日間,委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。

 付託されました議案3件は,付託後議長を通じ,それぞれの所管の各常任委員会に対し調査依頼を行い,その調査結果の報告を受けて慎重に審査を行った結果,いずれも原案どおり可決いたしました。

 なお,挙手採決の結果,第52号議案及び第53号議案については賛成多数で可決し,第54号議案については賛成全員で可決いたしました。

 また,市政上の重要案件についても,活発で真剣な論議が交わされ,継続審査と決定いたしました。

 以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。

 まず,危機管理対策について委員から,本市では自治会長が自主防災組織のリーダーになっているが,自治会長は毎年持ち回り的に変更される地域が多い。真のリーダーを育てる意味でも,今後どのような指導を行っていくのかとの問いがあり,理事者から,あくまでリーダーの選出方法は地域の判断にゆだねながら,行政としては自主防災組織が災害時に有効な活動を行うため,リーダーに的確な情報を伝えるとともに,日ごろの消火訓練や救急講習,防災教育などを通して意識の高揚に努めていきたいとの答弁がありました。

 さらに委員から,昨年度末に自主防災組織の結成率が90%に達したが,今後地域の特性を加味した具体的なマニュアル的なものを配付するなど,さらに組織の強化に努めてほしいとの要望がありました。

 次に,携帯電話による災害対策の情報伝達について委員から,鷹巣地区には防災メールなどが届かない携帯電話の不感地域が多く残っているが,行政としてどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,情報の地域格差を生じさせないためにも,不感地域の解消は望ましいが,本市では中山間地の一部で電波がつながりにくい地域があり,不感地域の解消に向けて事業者との協議,また県の補助制度の活用も視野に入れながら改善に向け努力していきたいとの答弁がありました。

 次に,工事の受注企業への前払い金の取り扱いについて委員から,企業が倒産した場合,その前払い金の取り扱いはどうなるのかとの問いがあり,理事者から,前払い金保証制度というものがあり,工事の契約に当たり,あらかじめ受注者は保証会社との間で前払い金保証契約を締結することとなっているため,前払い金から工事出来高を差し引いた額を保証会社に請求できるとの答弁がありました。

 さらに委員から,集落内の狭い道路について,工事中で通行できない場合,緊急時や災害時に支障を来すおそれがあるが,どのような対応策をとるのかとの問いがあり,理事者から,住民の安全や生活に支障を及ぼす状況になれば,埋め戻しされたままの状態で工事がストップしたケースに対して,アスファルト舗装に着手するなど,直ちに速やかな対応をとっていきたいとの答弁がありました。

 次に,JR福井駅西口開発に関して委員から,同意を得られていない地権者との交渉状況はどうなっているのか,また,同意を得られた場合,事業の完成時期はいつごろになるのかとの問いがあり,理事者から,地権者との交渉を再開したところであり,また,相手の意向もあるため明確なことは言えないが,できる限り早期に都市計画決定を終え,事業実施につなげていきたい。なお,時期的なことについては,福井駅周辺土地区画整理事業は平成21年度,福井駅西口中央地区再開発事業は平成23年度を目標としているが,地権者との交渉途中でもあり,今後再整理して進めていきたいとの答弁がありました。

 次に,福井市のまちづくりについて委員から,本市の中で橋南地域を今後どのように位置づけ,将来どのような地域とする計画なのかとの問いがあり,理事者から,本年度から3年間かけて都市計画マスタープランを見直すこととしており,その中で各地域住民からのいろいろな意見を聞き,特に地域で大事にしていること,誇りに思っていることを生かせるようなまちづくりを進めていきたいと考えているとの答弁がありました。

 次に,環境問題について委員から,馬渡川最下流部の水質汚濁には従来から深刻なものがあるが,その水質調査の結果並びに今後の改善に向けた取り組みについての問いがあり,理事者から,染色工場の排水検査におけるBOD生物学的酸素要求量の検査値は基準内におさまっているが,樋門の底が浅いため川底が見えないほど染色排水がよどんでいる箇所がある。今後は環境,治水両面から県に樋門の改修を強く働きかけていきたいとの答弁がありました。

 次に,ごみ焼却灰の処分場について委員から,どのような理由で現在処分を委託している民間処分場の選定を行ったのかとの問いがあり,理事者から,長期かつ安定的に焼却灰の受け入れが可能か,その費用はどうなのか,またあわせて一般廃棄物専用の管理型最終処分場であること,処分場が設置されている地元及び自治体の協力が得られること,今後新しい処分場の設置について地元の協力が得られることなどの条件を満たしているかどうかを総合的に検討し,決定したとの答弁がありました。

 さらに委員から,それらの条件を満たし,より処分費用が安い業者がある場合は検討に値するかとの問いがあり,理事者から経済負担ができるだけ少ないことが理想であり,条件を満たすということであれば十分変更も可能であるとの答弁がありました。

 次に,年金記録問題について委員から,他市では国民年金納付記録台帳の写しの無料交付が始まっているが,本市でも市民のニーズに合わせて無料交付を始めるべきではないかとの問いがあり,理事者から,市の納付記録で確認したとしても,あくまで参考資料にすぎず,一元的に管理している社会保険事務所で改めて記録の確認をしなければ市民の方は安心できないのではないかと考える。現在,政府において年金支給漏れの時効を撤廃する特例法案の成立を目指しており,それにより大幅に時間的余裕が出ると考えられることから,市民の方には冷静な対応を求めたいとの答弁がありました。

 次に,介護予防の強化について委員から,地域包括支援センターの運営協議会には介護保険課だけが事務局として参加しているが,今後介護保険を介護予防重視型のシステムとして構築していくためには,すべての関係課が協議会に参加すべきではないかとの問いがあり,理事者から,介護保険課で地域包括支援センターに関する予算を計上していることから事務局となっているが,今年度から地域包括支援センターで対応し切れない困難事例に対して,情報を共有しながら新たな解決策を模索するため,福祉保健部の関係課が横断的に集まって高齢者事例検討チームを設置したところである。今後も情報あるいは問題の共有に努めていくが,いまだ改善点も多々あり,さらに検討していきたいとの答弁がありました。

 次に,子育て支援センターについて委員から,市内4つの子育て支援センターの中でも,ひよこ広場では前年度に比べて利用者が増加しているにもかかわらず,委託料が減額されている。人的増員が可能な補助を行わなければ,今後の運営に支障を来すのではないかとの問いがあり,理事者から,委託料は国の補助基準をもとにしており,人事院勧告の影響を受け年々基準額が減少している。しかし,ひよこ広場の利用者数が前年に比べ約40%ふえていることから,今後もさらに利用者数が増加するようであれば,保育士の増員,手当の増額等も含めて検討していきたいとの答弁がありました。

 次に,公立保育園施設の老朽化対策について委員から,耐震診断の結果,D,E判定の施設がそれぞれ4棟あり,今後耐震補強と建てかえが必要となるが,その対策を市民に公表するのはいつごろになるのかとの問いがあり,理事者から,今年度に策定する公立保育所の民間委譲基本方針に基づき対応していく予定であり,なお今年度は耐震性の劣るD,E判定の8園を対象に耐震補強設定業務を委託しているので,その結果を受けて来年度以降順次対応していきたいとの答弁がありました。

 次に,至民中学校移転後の跡地の利活用について委員から,来年4月の新至民中学校開校と同時に,旧至民中学校を新たに利活用することができるのかとの問いがあり,理事者から,北校舎と南校舎については文化財保護センター,埋蔵文化財保管庫,公文書館または児童福祉関係の施設として,また体育館については,市内体育施設の需要緩和のため,引き続き活用を考えている。来年度早々に利活用できるのが理想的であるが,今後とも地権者の意向を十分尊重しながら,粘り強く交渉を進めていきたいとの答弁がありました。

 次に,福井学推進事業について委員から,AOSSA(アオッサ)において開催されたオープニングイベントは何を目的としているのか,また,どのように効果的に事業を推進していくのかとの問いがあり,理事者から,福井学のコンセプトは,福井の歴史,自然,文化,産業を再発見し,心豊かな地域社会の創造を目指すことであり,本年度からの本格実施に向けて本事業を市民に周知し,積極的な参加を促すことを目的としてオープニングイベントを開催をした。今後の展開については,中央公民館で基礎講座の開設,また地区の公民館で「地域ふくい塾」あるいは「地域子ども塾」を開催していきたい。さらに,小・中学校での取り組みとして「ふるさと福井の人々」という冊子を配布して学習してもらうことを考えているとの答弁がありました。

 次に,指定管理者制度,包括的民間委託について委員から,国民宿舎鷹巣荘は本市における指定管理者制度移行第1号であったが,その後の経営状況はどうなのかとの問いがあり,理事者から,指定管理者の経営努力により順調に客足はふえ続け,導入以前は市税を投入していた施設であるが,現在では市へ納付金を納めてもらえる状況となっている。また,利用客の評判も良好であり,成功した事例だと考えているとの答弁がありました。

 さらに委員から,今後,潜在的な利用客を大幅に獲得していくためにも,近隣にある既設の体育施設の開放を図るなど,平日の連泊を希望する県外学生客に的を絞った環境整備に行政としてさらに努力してほしいとの要望がありました。

 次に,公の施設管理運営について委員から,平成20年度以降に指定管理者制度を導入する施設の中に水仙ドームが入っているが,水仙ドームは一年じゅう水仙を咲かせるという技術的なものが蓄積されている施設であり,このような施設に指定管理者制度を導入することに対してどのような考え方を持っているのかとの問いがあり,理事者から,水仙ドームは観光施設と位置づけており,1年を通して水仙を咲かせる技術は当然今後も必要となる。また,水仙ミュージアムは観光客のみならず小・中学生にも利用してもらえる施設としてPRをしていく。さらに,100種類以上の水仙の原種もあり,水仙は本市の収益につながる園芸品目でもあるので,指定管理者制度を導入するに当たっては農林水産部などの所管で専門的な研究を行い,その技術を継承するという形に持っていきたいとの答弁がありました。

 次に,越前水仙の里温泉「波の華」前広場活用について委員から,地場産業を育成する意味で農水産物を販売する施設の整備を行ってはどうかとの問いがあり,理事者から,施設の整備については,国道305号の完成後,交通の利便性向上により人の流れがどうなるのか,また,観光の拠点として利用できるのかどうかの実態調査を行い,さらに地域の商業者の意見集約の結果を十分見きわめながら整備計画を考えていきたいとの答弁がありました。

 次に,本市の産業力について委員から,新たな企業誘致の受け皿づくりのため,都市計画等と連携しながらさまざまな調査研究を行い,現状の需給バランスを把握し,将来的に見込まれる土地需要への対応について慎重に検討していくとのことだが,産業政策は時代を先取りした対応が肝要であるので迅速に対応してほしいとの要望がありました。

 以上のほか,委員より,総合交通対策について,行政情報提供のあり方について,特別支援教育について,歩道の点字ブロックについて,農林漁業者の後継者問題について等々,広範多岐にわたる質疑,提言,要望などがなされました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。当委員会は,今後とも継続して市政上の重要案件に関する審査及び調査に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,議会運営委員長 10番 青木幹雄君。

 (10番 青木幹雄君 登壇)



◆10番(青木幹雄君) 去る6月4日の本会議において議会運営委員会に付託されました陳情1件を審査するため,6月27日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。

 陳情第1号 食料・農業・農村政策に関する陳情につきましては,願意妥当として採択と決定いたしました。

 なお,採択となりました陳情につきましては,意見書の提出を求められていることから,当委員会委員による市会案として本会議に提出することといたしました。

 以上が当委員会での審査結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。



○議長(谷口健次君) 以上をもちまして各常任委員会,議会運営委員会及び予算特別委員会の審査報告は全部終了しました。

 ただいまの各委員長報告に対し,質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 お諮りします。

 第54号議案ないし第56号議案,第58号議案,第59号議案,第64号議案,第5号報告,第6号報告,第8号報告,第9号報告については討論の通告がございませんので,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。

 それでは,採決します。

 第54号議案ないし第56号議案,第58号議案,第59号議案,第64号議案,第5号報告,第6号報告,第8号報告,第9号報告に対する委員会の審査結果はお手元の報告書のとおり,それぞれ可決,承認であります。

 お諮りします。

 以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,各委員長の報告どおり決しました。

 それでは,第52号議案,第53号議案,第57号議案,第60号議案ないし第63号議案,第4号報告,第7号報告,第10号報告,陳情第1号について,討論の通告がありましたので,許可します。

 33番 西村公子君。

 (33番 西村公子君 登壇)



◆33番(西村公子君) 日本共産党議員団の西村公子です。私は,議員団を代表してただいま討論の対象となっております第52号議案 平成19年度福井市一般会計補正予算を初め補正予算関係で2件,福井市市税賦課徴収条例や農業委員会条例の一部改正,契約関係で2件,指定管理者の指定,専決処分の承認に関する3件及び陳情第1号 食料・農業・農村政策に関する陳情について,いずれも委員長報告どおり決することに反対の立場から一括して討論を行います。陳情については,後の意見書に対する討論で理由を述べます。

 まず,補正予算関係では,除雪機械整備事業など多くの部分については賛成ですが,介護保険システム改修事業については,来年4月に実施される後期高齢者医療制度にかかわるもので,多くの問題点が関係者からも指摘されており,反対です。

 昨年6月に行われた国の医療制度改悪で,高齢者への差別医療の仕組み,療養病床の大幅削減など社会保障を大きくゆがめる内容です。特に,この後期高齢者医療制度は,75歳以上の高齢者に保険料全体の1割を負担させ,しかも年金から天引きする仕組みで,全国平均では月額6,200円と言われており,低所得者など大幅な負担増になると言われております。そして,これまで行っていない滞納者に対する保険証取り上げで,必要な医療が受けられなくなる人を生み出すことになります。市民にとっての医療制度が大きく改悪されるものであり,認められません。

 市税賦課徴収条例の一部改正については,高齢者の居住住宅のバリアフリー改修に係る固定資産税の3分の1が軽減される制度が創設され,3年間実施されることは賛成です。しかし,上場株式等の譲渡益に係る軽減税率の適用期限の延長については,実際には一握りの富裕層に減税の恩恵が集中する金持ち減税と言われているもので,世論やマスコミからも大きな批判になっており問題です。福井市での1年延長の影響額は6,000万円減収ということです。住民税増税で収入のふえない市民に大幅な負担をかける一方で行われているこのような金持ち減税はやめるべきであり,反対です。

 農業委員会条例の一部改正では,選挙による委員の定数を合併で34人にしておりましたが,それを30人に減らすこと,さらに選挙区を変更するものです。旧3町村の選挙人名簿登録者数がおよそ2,200人,17%ふえているにもかかわらず定数を4人減らすことは,農家の声が反映されにくくなるということが明らかです。今,国の農業政策が家族経営や小規模農家を切り捨てるやり方になっており,それに抗して農業を守っていくための一層の取り組みが求められているときであり,農業委員会の役割が高まっています。定数を減らすことは,農家のためだけではなく,市民の利益にも反することであり,反対です。

 次に,契約関係の議案について述べます。

 クリーンセンターのボイラーバンク蒸発管更新と機器修繕工事ですが,4億8,000万円余りの契約金額をすべて随意契約にするというものです。予定価格に対する軽減率は0.028%です。今,国でも随意契約は減らす方向にありますが,この事業のうち少なくとも修繕工事の4,280万円は,当然一般競争入札にできると考えるものです。そういった検討も行われていないことは問題です。随意契約は減らすという立場で市として基準をつくり,徹底することが必要です。さらに,随意契約の公表を行い,透明性を高めることを早急に行うべきです。

 消防有線通信設備に関する財産の取得については,予定価格に対する軽減率は4.8%で,入札も競争が働いているとは思えない内容です。市の行ったことは数社からの見積もりをとっただけで予定価格を出しておりますが,他市の状況や広く情報を集めて検討をするべきです。

 美山森林温泉みらくる亭の指定管理者の指定についてですが,市民の健康増進,福祉向上の施設が民間業者の利益を上げるための施設にされることは問題です。合併の際の協議で平成21年2月に70歳以上の高齢者料金をなくし,幼児以外の利用者すべてが値上げになるというふうになっていますが,指定管理者になれば食事料金や娯楽用具利用料金などが議会に諮ることなく事業者の考えで値上げされることになります。合併の協議内容そのものが問題ですが,市としてやる気があれば経営改善を図りながらサービス水準を維持して市民や利用者へのサービスを続けることができます。雇用や労働条件でも,民間になれば切り下げられることは明白です。また,指定管理者が運営を続けられなくなる事態もないわけではありません。よって,指定管理者の指定は認められません。

 次に,専決処分の承認に関する3件の報告について述べます。

 1つは,平成18年度福井市宅地造成特別会計補正予算のうち,2億5,700万円余りを今年度に繰り越すものです。そのうち1億2,000万円余りが一般会計からの繰出金です。この間,毎年繰り越しを行っていますが,多額の借金をしている状況の中で,事業のまともな見直しや期間の大幅な延長などは行われていません。破綻状態の事業の繰り越しではなく,見直しこそ急いでやるべきです。

 もう一つは,平成19年度福井市国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の内容ですが,前年度までの赤字分6億3,000万円の穴埋めを行うものです。このようなやり方は,問題を先送りするだけで何の解決にもなりません。市として一般会計からの繰り入れを行い,補てんするべきです。このような事態を招いた根本には,高過ぎる国保税で多数の滞納者や多額の滞納額をつくり出した市の姿勢とやり方に問題があることは明らかです。市民生活が住民税や介護保険料の負担増で一層厳しくなっており,さらに滞納状況が悪化することも心配されています。高過ぎる国保税の引き下げや市独自の保険税,医療費負担金減免制度をつくり,市民生活をしっかりと支えるよう強く求めるものです。

 以上,理由を述べまして日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。



○議長(谷口健次君) 以上で討論を終結します。

 それでは,採決します。

 第52号議案,第53号議案,第57号議案,第60号議案ないし第63号議案,第4号報告,第7号報告,第10号報告,陳情第1号に対する委員会の審査結果はお手元の報告書のとおり,それぞれ可決,承認,採択であります。

 お諮りします。

 以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,各委員長の報告どおり決しました。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程3及び日程4を会議規則第35条の規定により一括議題とします。

 事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

日程3 行財政改革特別委員会の設置並びに付託について

日程4 行財政改革特別委員会委員の選任について



○議長(谷口健次君) まず,行財政改革特別委員会の設置並びに付託についてお諮りします。

 定員管理の適正化,徹底した事務事業の見直し,市の関連団体の財政の透明化,遊休資産の活用及び処分に関する諸問題を調査研究するため,9名をもって構成する行財政改革特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中も御審査願うことにしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 次に,行財政改革特別委員会委員の選任についてお諮りします。

 ただいま設置されました行財政改革特別委員会の委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,行財政改革特別委員会委員の氏名を事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

〇行財政改革特別委員会

1番 下畑 健二君  5番 堀江 廣海君

7番 田村 勝則君  8番 今村 辰和君

10番 青木 幹雄君  11番 谷出 共栄君

30番 栗田 政次君  33番 西村 公子君

35番 田辺 義輝君



○議長(谷口健次君) 以上,9名の諸君を行財政改革特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程5及び日程6を会議規則第35条の規定により一括議題とします。

 事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

日程5 県都活性化対策特別委員会の設置並びに付託について

日程6 県都活性化対策特別委員会委員の選任について



○議長(谷口健次君) まず,県都活性化対策特別委員会の設置並びに付託についてお諮りします。

 中心市街地の活性化,総合交通計画,産業基盤の確立,県都の顔づくりと交流人口の拡大に関する諸問題を調査研究するため,9名をもって構成する県都活性化対策特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中も御審査願うことにしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 次に,県都活性化対策特別委員会委員の選任についてお諮りします。

 ただいま設置されました県都活性化対策特別委員会の委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,県都活性化対策特別委員会委員の氏名を事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

〇県都活性化対策特別委員会

12番 西本 恵一君  14番 堀川 秀樹君

15番 野嶋 祐記君  20番 稲木 義幸君

23番 皆川 信正君  26番 宮崎 弥麿君

27番 山口 清盛君  28番 吉田 琴一君

34番 中谷 輝雄君



○議長(谷口健次君) 以上,9名の諸君を県都活性化対策特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程7及び日程8を会議規則第35条の規定により一括議題とします。

 事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

日程7 子育て・青少年育成等対策特別委員会の設置並びに付託について

日程8 子育て・青少年育成等対策特別委員会委員の選任について



○議長(谷口健次君) まず,子育て・青少年育成等対策特別委員会の設置並びに付託についてお諮りします。

 子育て・少子化対策,青少年の安全・安心対策及び健全育成,高齢者等へのスポーツ普及・交流に関する諸問題を調査研究するため,8名をもって構成する子育て・青少年育成等対策特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中も御審査願うことにしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 次に,子育て・青少年育成等対策特別委員会委員の選任についてお諮りします。

 ただいま設置されました子育て・青少年育成等対策特別委員会の委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,子育て・青少年育成等対策特別委員会委員の氏名を事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

〇子育て・青少年育成等対策特別委員会

3番 奥島 光晴君  4番 島川由美子君

9番 塩谷 雄一君  16番 後藤 勇一君

17番 高田 訓子君  21番 川井 憲二君

31番 加藤 貞信君  36番 伊東 敏宏君



○議長(谷口健次君) 以上,8名の諸君を子育て・青少年育成等対策特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程9及び日程10を会議規則第35条の規定により一括議題とします。

 事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

日程9 農林水産業振興対策特別委員会の設置並びに付託について

日程10 農林水産業振興対策特別委員会委員の選任について



○議長(谷口健次君) まず,農林水産業振興対策特別委員会の設置並びに付託についてお諮りします。

 農林水産業の経営基盤の強化と人材育成,農山漁村の多面的機能保全と地域資源の掘り起こし,環境問題,食育・地産地消に関する諸問題を調査研究するため,8名をもって構成する農林水産業振興対策特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中も御審査願うことにしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 次に,農林水産業振興対策特別委員会委員の選任についてお諮りします。

 ただいま設置されました農林水産業振興対策特別委員会の委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,農林水産業振興対策特別委員会委員の氏名を事務局に朗読させます。

 (事務局朗読)

〇農林水産業振興対策特別委員会

2番 峯田 信一君  6番 鈴木 正樹君

13番 浜田  篤君  18番 巳寅 令子君

19番 石丸 浜夫君  22番 見谷喜代三君

25番 松山 俊弘君  32番 近藤 高昭君



○議長(谷口健次君) 以上,8名の諸君を農林水産業振興対策特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 ここでお知らせします。

 正副委員長互選のため,各特別委員会をこの後の休憩時に開催します。

 行財政改革特別委員会を第1委員会室,県都活性化対策特別委員会を第2委員会室,子育て・青少年育成等対策特別委員会を第3委員会室,農林水産業振興対策特別委員会を第4委員会室でそれぞれ開催します。

 ここで暫時休憩します。

             午後2時43分 休憩

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             午後3時7分 再開



○議長(谷口健次君) 休憩前に引き続き本会議を再開します。

 休憩中に開催されました各特別委員会におきまして,正副委員長の互選が行われましたので,その結果を御報告します。

 行財政改革特別委員長 栗田政次君,副委員長 今村辰和君,県都活性化対策特別委員長 稲木義幸君,副委員長 堀川秀樹君,子育て・青少年育成等対策特別委員長 加藤貞信君,副委員長 川井憲二君,農林水産業振興対策特別委員長 見谷喜代三君,副委員長 浜田篤君,以上であります。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程11 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。

 理事者より推薦理由について説明を求めます。

 (市長 坂川優君 登壇)



◎市長(坂川優君) 現在の人権擁護委員18名のうち,平成19年9月30日付で小林繁夫氏,山嵜玲子氏,そして平成19年12月31日付で前田マチコ氏の3名が任期満了となります。

 人権擁護委員候補者の推薦につきましては,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,福井市の議会議員の選挙権を有する住民で人格,識見高く,広く社会の実情に通じ,人権擁護に理解のある者を議会の意見を聞いて推薦しなければならないとなっております。また,この委員定数につきましては,平成18年2月1日の市町村合併により21名となった委員数を,合併による経過措置として合併から3年以内に法務省の人権擁護委員定数規程による定数17名に調整をしていくことになっております。

 つきましては,再任候補者として小林繁夫氏,前田マチコ氏の2名を推薦いたしたいと存じます。

 いずれの方も,人格,識見ともに人権擁護委員として適任と存じますので,議会の御意見を賜りますようよろしくお願いいたします。

 また,今回退任をされます山嵜玲子氏の後任は補充をせず,定数17名に調整させていただくことになりますので,御理解を賜りたいと存じます。



○議長(谷口健次君) ただいま説明のありました人権擁護委員候補者の推薦について,議会の意見を求められております。御意見はございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御意見なしと認めます。よって,候補者の小林繁夫君,前田マチコ君の御両名を適任と認め,その旨答申したいと存じます。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程12 議員の派遣についてを議題とします。

 本件につきましては,お手元の議員派遣について,地方自治法第100条第12項及び会議規則第160条の規定に基づき,議会の議決を行うものであります。

 それでは,採決します。

 本件につきましては,議員を派遣することに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 ただいま議決しました議員の派遣について,派遣にかかる期間,場所等に変更の申し出があった場合の取り扱いについては,議長に御一任いただきたいと存じます。

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○議長(谷口健次君) 次に,日程13 市会案第1号 食料・農業・農村政策に関する意見書についてを議題とします。

 お諮りします。

 提出者の説明は,会議規則第37条第3項の規定により省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,事務局に案文を朗読させます。

 (事務局朗読)

  食料・農業・農村政策に関する意見書

 WTO農業交渉は一気に進展する可能性があり,日豪EPA交渉も予断を許さない状況の中,国内の財界やマスコミ等からEPA・FTAの交渉促進圧力が強まることが予想されている。

 また,4月からは,品目横断的経営安定対策や農地・水・環境保全向上対策の本格的申請が開始され,米政策改革では行政が米の生産調整から手を引こうとするなど,大きな不安を抱えながら農政改革が本格的に動き出した。

 こうした中,政府はさらなる農業の構造改革を目指して「新農政2007」を決定し,ますますの担い手への政策集中や,農地政策の抜本的改革を柱として農政改革を進めようとしている。

 これらの農政課題に対応し,地域農業に憂いを残すことなく,将来ともに農業者が自信と誇りを持って農業にいそしむことができる政策が展開されるよう,下記事項について強く要望する。

          記

1 WTOなどの国際農業交渉

 (1) WTOは,国ごとの食料主権を認め,多様な農業が共存できることを前提に,非貿易的関心事項が農業モダリティで具体的に反映されること。

 (2) 上限関税の導入は,関税削減にとどまらず大量の輸入農産物が流入することから断固阻止すること。

 (3) 高関税品目は農業の多面的機能に重要な役割を果たしていることから,適切な国境措置を確保すること。

 (4) 我が国は1,326の農業関税品目があり,米17,麦32,乳製品47など品目数が極めて多いことから,十分な重要品目の数を確保すること。

 (5) EPA交渉の農業分野では,衆・参農林水産委員会の決議を踏まえ,重要品目の除外・再協議の取り扱いが確保できないようであれば,毅然として交渉を中断すること。

2 品目横断的経営安定対策

 (1) 食糧自給率の向上や地域農業の構造改革,さらに米の需給調整などの実効性に問題が生じないよう,検証や政策の見直しを適宜行うこと。

 (2) 米価格の下落によって,所得が補てん水準以上に下落した場合に,計画生産に取り組む担い手への所得確保措置を講じること。

 (3) 地方自治体や担い手協議会など関係機関が,一体的に担い手を指導・支援体制を構築し,さらに水田協議会等との連携を強力に指導・推進すること。

3 米政策改革対策

 (1) 生産目標数量配分や生産調整の実効確保に向けて,今後とも県,市町行政など関係機関の一層の連携強化と,万全な支援の確保を指導すること。

 (2) 「担い手」以外の農業者が,米の計画生産(生産調整)に参加協力してもらえるよう,十分なメリット措置を確保すること。

 (3) 新システムへの移行によって,JA等の生産調整方針作成者に過重な事務作業が生じないようにすること。

 (4) 集荷円滑化対策においては,加入率の地域格差に対する不公平感や実効性の確保,透明性に問題があるので,抜本的な見直しを行うこと。

4 農地・水・環境保全向上対策

 (1) 次年度以降,新規に加入の意向の地域があれば加入を認め,適切に指導すること。

 (2) 農振区域だけでなく多くの農地を対象とすることで,より広い範囲の環境保全対策を講ずることができる対策とすること。

 (3) 事務量は一般の人々が処理できる範疇を超えていることから,極めて簡素なものとすること。

5 農地制度改革

 (1) 農地制度改革に当たっては,地域における農業振興を主眼に,農家主体の運営とし,一般株式会社の農地所有権取得などは断固阻止すること。

 (2) 農地集積の加速のため,JAが農地保有合理化事業を活用して,農地を担い手に対して一括して面的再配分できる仕組みを創設すること。

6 農業政策・予算等の確保

 (1) 品目横断政策,米政策改革対策,農地・水・環境保全向上対策を推進する協議会は,行政・JA・関係団体など同様の組織で構成していることから,それぞれの協議会が一体的に運営できるようにすること。

 (2) 安全・安心な国内農産物の安定供給に向けて,農業生産工程管理(GAP)への支援策を講じるとともに,GAPやポジティブリスト制度に対応する人材の育成やシステム開発等への助成措置を講じること。

 (3) 日本型食生活の普及や国内農産物の消費拡大に,国を挙げて取り組むとともに,JAグループの積極的な地産地消や食農教育の実践に対して,ソフト・ハードの両面から支援措置を講じること。

 (4) 農業政策が後退することのないよう,必要な農業政策・予算を十分に確保するとともに,農業振興や担い手育成を誘導する税制を確立すること。

 (5) 地域農業の構造改革を進める重要な時期にあって,県や市町など行政における地域農業の普及・指導体制をさらに強化すること。

7 農業被害対策

 (1) 農山村地域で暮らす人々の生活に大きな影響を及ぼす野生鳥獣の被害には,国,県,市町は抜本的な解決策を講ずること。

 (2) 良質米の生産に対応して,水田に隣接する公共用地等のカメムシの防除に万全を期すこと。

 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成19年6月29日

                 福井市議会



○議長(谷口健次君) それでは,市会案第1号について質疑を許可します。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。

 お諮りします。

 ただいま議題となっております市会案第1号については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。

 それでは,市会案第1号について討論の通告がありましたので,許可します。

 6番 鈴木正樹君。

 (6番 鈴木正樹君 登壇)



◆6番(鈴木正樹君) 日本共産党議員団の鈴木正樹です。私は議員団を代表して,ただいま討論の対象となっております食料・農業・農村政策に関する意見書に反対の立場で討論を行います。

 今回,市会案第1号 食料・農業・農村政策に関する意見書において1のWTO対策や4の農地・水・環境保全向上対策,7の農業被害対策に関しては賛成です。

 しかし,2の品目横断的経営安定対策を初め,幾つかの項目に賛成できません。

 まず,2の品目横断的経営安定対策は,担い手に認定された農家は,国からの援助を手厚く受けることができます。しかし,それ以外の農家は,作物の価格の下落による補てんや助成が全くなくなり,援助が受けられなくなります。また,担い手になれたとしても,援助の支払いが過去の生産実績に基づいているため,新たに生産面積をふやすメリットがありません。新たに広げた農地の生産に援助を受けようとすると,事務的作業,手続が多く,個人ではなかなか難しいのが現状です。農家の経営意欲を向上させる制度とは言えず,日本の農業の中心を担ってきた家族型経営にさらなる困難を生み出す制度と言わざるを得ません。

 担い手になるには幾つかの条件がありますが,特に厳しいのは農地面積の条件です。認定農業者となるには4ヘクタール以上の農地を持っていなければならず,この福井市では5,797戸の販売農家数のうち,認定農業者はたった96戸と50軒に1軒にも満たない状況です。また,20ヘクタール以上の農地を必要とする集落営農組織を含めた農地面積は1,494ヘクタールで,福井市全体の作付面積と比べると25.6%と約4分の1です。この福井市の稲作農家のほとんどが担い手と呼ばれる援助対象にはなれません。ある農家の方は,「私の部落の水田を全部足しても6ヘクタール,まして1軒で4ヘクタール以上の田んぼを持つ農家は一軒もない。この品目横断的経営安定対策は私たち中山間部で農業を踏ん張ってきた中小農業者を切り捨てる制度だ」と憤慨しています。この品目横断的経営安定対策という制度自体が,日本の農業や農家の実態を無視した中小農業者切り捨ての制度です。このような制度に賛成することはできません。

 3の米政策改革対策は,品目横断的経営安定対策の制度を前提とした制度内容であり,賛成できません。

 5の農地制度改革では,(2)の農地集積の加速のため、中略、農地を担い手に対して一括して面的再分配ができる仕組みを創設すること,この項目には反対です。農地集積は,小規模農家を切り捨て,大規模農家経営者のみを対象とする国の方針に追随したものであり,農家の願いを反映したものではありません。

 6の農業政策・予算の確保においても,品目横断的経営安定対策を推進する立場の内容であり,賛成できません。

 福井市の農家を守るために,品目横断的経営安定対策の撤回と抜本的見直し,そして所得・価格保障を基本とした政策に転換するよう国に求めることこそ,市民と農家の願いです。

 以上,反対の理由を述べまして,日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。



○議長(谷口健次君) 次に,12番 西本恵一君。

 (12番 西本恵一君 登壇)



◆12番(西本恵一君) 公明党の西本恵一でございます。市会案第1号 食料・農業・農村政策に関する意見書について,新政会,市民クラブ,志成会,公明党,政友会の5会派を代表いたしまして賛成の立場で討論をいたします。

 現在,我が国の農業に大きな影響を与えるWTO農業交渉は,重要な節目となる農業をめぐる関税や補助金の削減方法や削減率などを定めた共通ルールづくりに向けた加盟国の協議が大詰めを迎えております。アメリカ,EU,ブラジル,インドの主要4カ国の閣僚会合が決裂し,本年7月末までの合意形成は不透明になったものの,予断を許さない状況に変わりはございません。

 米の産地である本市において,上限関税の導入や米,麦,大豆など重要品目の大幅な関税率引き下げは,重大な影響を及ぼすものであり,食料安全保障や自然環境の保全など農業が有する多面的な機能が農業をめぐる各国共通ルールづくりの作業の中で具体的に反映され,米や麦など高関税品目について適切な措置が確保されるよう国を挙げた取り組みの高まりは,緊急の課題となっております。

 また,本年度から始まりました品目横断的経営安定対策や農地・水・環境保全向上対策につきましては,日本農業の構造改革を加速し,WTO協定における国際ルールに耐え得る政策体系の確立と国際競争力の強化を図るとともに,多面的な機能を有する農地等の資源保全と環境に配慮した営農活動推進のために導入された制度であり,現在,JA等と行政が協力,連携して加入促進に努力しているところですが,戦後の農政を根本から見直すものと言われる今回の政策が,今日まで福井の農業を営々と守り続けてこられた農業者にとって,自信と誇りを持って農業にいそしめる政策となっていくのか,その実効性については注意深く見ていく必要があります。

 さらに,食の安全・安心の問題,日本型食生活の普及や国内農産物の消費拡大,地産地消や食育の推進,あるいは有害鳥獣による被害の対策など,農業をめぐる今日的課題は山積しており,早急な対応が求められております。

 しかしながら,個々の自治体での対応では限界があり,解決し得ない課題もあります。

 こうした農政の課題に対し,美しい日本の原風景でもあります農山村が生き生きとし,本市の農業が持続,発展していけますよう,必要な支援策の構築と十分な予算等の確保,また政策の適切な検証と見直しを政府関係機関に強く働きかける本案に賛成するものであります。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げ,私の賛成討論を終わります。



○議長(谷口健次君) 以上で討論を終結します。

 それでは,採決します。

 市会案第1号については,原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数であります。よって,そのように決しました。

 ただいま可決されました市会案第1号の意見書における字句の整備並びに取り扱いにつきましては,議長に御一任願います。

 以上をもちまして本日の議事日程は全部終了しました。

 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可します。

 (市長 坂川優君 登壇)



◎市長(坂川優君) 議長のお許しをいただきましたので,閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては,6月4日の開会以来,本日まで26日間にわたり,私どもが提出いたしました平成19年度一般会計補正予算案を初めとする各種議案につきまして,本会議,委員会等を通じ,まことに真摯な議論を重ねられたわけでありまして,その結果として妥当な御議決を賜りましたこと,心から敬意と謝意を表するものであります。ありがとうございました。

 今定例会を通じまして皆様方からお寄せいただきました御意見,御提案につきましては,今後福井市行政の各種施策遂行に当たりまして真摯にその意を酌み取り,反映をさせていただくことをお誓いせねばならない,かように存じてるわけであります。

 なかんずく,この6月定例会冒頭の全員協議会におきまして提案,御説明をさせていただきました中心市街地活性化基本計画(案)につきましては,議員各位よりまことに貴重な御意見を賜ることができ,まことに感謝申し上げております。こうした御意見,御提案をしっかりこの計画の中に織り込み,何とか内閣総理大臣の認可を得ますこと,そしてそれ以上にその後福井市の活性化につなげていきたいと改めて意を強くしているところであります。

 また,現在私どもの福井市を取り巻く環境,そして大きな課題が幾つかあるわけでありますが,その一つが北陸新幹線問題であります。今,東北や九州の例,あるいは中国,韓国,台湾の例を見るまでもなく,公共交通体系の整備というのは,各地域活性化にとって必要不可欠のものであります。もちろんいろんなマイナス面もあります。そうしたものを踏まえた上でもなおかつ,これは必要欠くべからざるものであると私は認識をいたしておりますし,殊にことしはその基本スキーム見直しが今まさに始まっているわけでありまして,私どもの福井市のこれからの都市間競争のために,この問題については議員各位とともに懸命に取り組んでいかなければならない,こんなふうに認識をしているわけであります。

 ただ一方,新幹線は福井市の都市活性化のために必要条件でありますけれども,決して十分条件ではありません。つまり,それぞれがこうした交通インフラをどのように活用していくか,どのようにまちづくり,あるいは産業の活性化につなげていくか,まさにそれぞれの都市力が問われているわけであります。

 私なりに2014年問題というふうに考えねばと思っているんでありますけども,これはすなわち金沢,富山で新幹線が開業する年度であります。もちろん本来的には全く同じ年,同時開業が果たし得るならばそれにこしたことはないのでありますけれども,現実問題考えますときに同時期の開業にならざるを得ません。この若干のタイムラグの間に金沢,富山あるいは同じ北陸で言うと新潟,そして東京を視野に置く中で,私どもの福井市が都市活性化,都市間競争においておくれをとるわけにはいかないのであります。これからの7年間,そして現実に我々が懸命の努力をもって何とか10年以内には私どもの福井市に,そして福井県に新幹線を引っ張ってこなければならないと思っているこれからの7年,これからの10年がまさに勝負の期間であると私は考えているわけでありまして,そういう意味におきましては,ぜひ議員各位のさらなるお力添えを賜りたいと存じております。

 その中におきまして,課題があることはよく皆様方も御認識のとおりであります。今,福井駅西口中央地区の再開発問題並びに駅前広場の整備計画の問題がございます。ただ,我々行政の意思だけで事業が進んでいくわけでありません。私どもの国は,あくまでも民主主義の国であります。お一人お一人の地権者の方々のお立場,お気持ちというものを十分にしんしゃくしながら何とか御理解をいただき,福井全体の発展のためにという思いで今懸命に私どもも一層御理解を得るための努力を重ねているところでございますので,どうかまたいろんな機会をとらまえ,議員各位にもお力添えを賜れば大変にありがたいと,こんなふうに存じてるわけであります。

 こうしたものは,私の市長マニフェストに掲げております高感度コンパクトシティの実現には必要欠くべからざるものであります。先ほどの中心市街地活性化基本計画もそうでありますし,今の福井駅西口あるいは駅広場等の計画もそうであります。それと同時に,周辺部においての交通についての安心感を確保するための今後いろんな意味での総合的な交通戦略を練り上げていかなければなりません。これには正直言いましてお金もかかります。ぜひ議員各位のいろんなお知恵も賜る中で,中心部のにぎわいと,そして周辺部の安心感,安らぎというものを何とか両立する中で,全国の各都市に負けない都市づくりをしていきたいと,かように存じているわけでありますので,よろしくお願い申し上げたいと思います。

 さて,その交通の中で,あす6月30日,待望の越美北線が全面的に復旧,再開業されることになりました。この間の福井県並びに国,そしてJR西日本の御努力には本当に感謝を申し上げますとともに,その推進力となったのは,何よりも沿線住民の皆様方の御熱意でありました。住民の皆様の熱いお気持ちに本当に敬意を表するものであります。

 実は越美北線は,以前は福井市と美山町,大野市を結ぶと言っておりましたけれども,今や美山町は福井市美山地区となりました。つまり,福井市内の交通,東西の交通の軸となるわけでありまして,これを今後は復旧してよかったというにとどまらず,この福井市東部地区でのまちづくりや観光開発にぜひとも結びつけていかなければならないと存じておりますので,あすの開業を喜ぶとともに,今後その活用策につきまして,皆様方議員各位よりの御意見もお寄せいただければ大変ありがたいなと,こんなふうに存じております。

 さて,きょうも午後からは雨が降っているようでございますけども,おくれておりましたが,いよいよ福井でも梅雨入りとなりました。雨と言いますと,この時期もうすぐその日がやってまいりますけども,平成16年7月18日の福井豪雨災害を思い起こすわけでありますが,実はその2年後,昨年の7月にもやはり多くの雨が降りました。以前は,「災害は忘れたころにやってくる」と言われていたものでありますけれども,どうも最近は地球温暖化の影響でもありましょうか,「災害は忘れる間もなくやってくる」という,そういった次第になってきたわけであります。今,足羽川でもそういう意味でダムの計画とともにいろんな改修計画,復旧等が急ピッチで進んでおりますけれども,それに伴いまして市民の皆様方に大変我慢をお願いする面やいろんなことが実は出てきているわけでもございますので,ぜひその点も踏まえて議員各位より現状をお伝えいただき,また市民の御協力賜りますよう,私ども市の理事者としてももちろん努力をするわけでございますけれども,その点につきましても皆様方にもお願いしたいと思います。

 おかげさまで自主防災組織は,その組織率が90%を突破いたしました。問題は,その中身でございます。先ほどの委員長報告にありましたように,本当にその組織の長が自治会長さんでいいのかという御心配の意見も出たようでありますけれども,何としてもこれを自助・共助・公助,まずは自分の命は自分で守る,自分の家族は自分たちで守る,自分たちの町は自分たちで守るということの中で,それをいかにして私どもの行政とうまくマッチングをしていくか。携帯メールが届かない地区があるのに何を言ってるんだというおしかりもいただきました。そういった点も踏まえながら,何とか行政の努力,そして地域住民の皆様方のみずからの御努力の中で,安心・安全なまちをつくり上げてまいりたいと,かように存じておりますので,どうか議員各位におかれましても休会中,これから雨の時期でもございます。いろいろな点につきまして私ども行政とともにどうか地域住民のために一段のお働きを賜りますように心からお願い申し上げたい次第でございます。

 終わりになりましたけれども,今回御就任をいただきました谷口議長を初め石川副議長,そして各委員会の委員長,副委員長ももちろんではありますけれども,各議員におかれましては,どうかこれから暑い時期でもございます,健康に御留意をいただき,私ども理事者とともに一番住民に身近な基礎的自治体,これがこれから医療や保健,福祉の面も含めて,また災害に対する備えも含めて,一番身近なだけでなく,今や市町村は一番大切な責任を担う,時には都道府県以上の責任を担う自治体となってきたわけでありますので,どうかどうか議員各位におかれましては御健康に御留意上,さらなる地域での,そして福井市全体を見通した上での御活躍を賜りますよう心からお願いを申し上げまして,今議会本当にありがたい御審議を賜りましたことにつきましての御礼のごあいさつにかえさせていただきたいと存じます。まことにありがとうございました。



○議長(谷口健次君) 以上で会議を閉じます。

 これをもちまして,平成19年6月福井市議会定例会を閉会します。

             午後3時44分 閉会







 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。





福井市議会議長                  平成  年  月  日





署名議員                     平成  年  月  日





署名議員                     平成  年  月  日









△〔参照〕



           各 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書





         総    務    委    員    会


番 号件            名審査結果
第57号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について原案可決
第61号議案工事請負契約の締結について
(クリーンセンターボイラーバンク蒸発管更新及び機器修繕工事)〃
第62号議案財産の取得について
(消防有線通信設備)〃
第4号報告
専決処分の承認を求めることについて

(平成18年度福井市一般会計補正予算)

 第1条中

  歳 入

   第4款 配当割交付金

   第21款 諸収入

   第22款 市 債

 第3条承認








         建    設    委    員    会


番 号件            名審査結果
第55号議案福井市中高層建築物等に係る紛争の予防と調整に関する条例の制定について原案可決
第56号議案福井市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について〃
第59号議案福井市墓地公園の設置および管理に関する条例の一部改正について〃
第4号報告
専決処分の承認を求めることについて

(平成18年度福井市一般会計補正予算)

 第1条中

  歳 入

   第15款 国庫支出金

  歳 出

   第2款 総務費

 第2条中

   1 追 加

   第8款 土木費

   第11款 災害復旧費中

    第2項 土木施設災害復旧費

   2 変 更

   第2款 総務費承認
第7号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成18年度福井市宅地造成特別会計補正予算)承認
第9号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成18年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算)〃








       教   育   民   生   委   員   会


番 号件            名審査結果
第4号報告
専決処分の承認を求めることについて

(平成18年度福井市一般会計補正予算)

 第2条中

   1 追 加

   第4款 衛生費

   第10款 教育費

   第11款 災害復旧費中

    第4項 文教施設災害復旧費

   2 変 更

   第10款 教育費承認
第6号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成18年度福井市簡易水道特別会計補正予算)〃
第10号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成19年度福井市国民健康保険特別会計補正予算)〃








       経   済   企   業   委   員   会


番 号件            名審査結果
第58号議案福井市研修センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決
第60号議案福井市農業委員会に関する条例の一部改正について〃
第63号議案福井市美山森林温泉みらくる亭の指定管理者の指定について〃
第64号議案字の区域の変更について〃
第4号報告
専決処分の承認を求めることについて

(平成18年度福井市一般会計補正予算)

 第2条中

   1 追 加

   第6款 農林水産業費

   第11款 災害復旧費中

    第1項 農林水産施設災害復旧費承認
第5号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成18年度福井市競輪特別会計補正予算)承認
第8号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成18年度福井市集落排水特別会計補正予算)〃








       予   算   特   別   委   員   会


番 号件            名審査結果
第52号議案平成19年度福井市一般会計補正予算原案可決
第53号議案平成19年度福井市介護保険特別会計補正予算〃
第54号議案平成19年度福井市美山森林温泉特別会計補正予算〃








       議   会   運   営   委   員   会


番 号件            名審査結果
陳情第1号食料・農業・農村政策に関する陳情採択