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平成22年第367回定例会(第1号 開会日) 本文




2010.11.26 : 平成22年第367回定例会(第1号 開会日) 本文


◯議長(中川平一君) 第367回定例福井県議会は、ここに成立いたしましたので、これより開会し、直ちに本日の会議を開きます。
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) まず、さきの定例会において選任の同意をいたしました福井県人事委員会委員山本正敏君から就任のあいさつがあります。
 山本君。
    〔人事委員会委員山本正敏君登壇〕

◯人事委員会委員(山本正敏君) 一言ごあいさつを申し上げます。
 去る9月定例議会におきまして皆様の御同意をいただき、10月9日、再任の辞令をいただきました福井県人事委員会委員の山本正敏でございます。どうかよろしくお願いいたします。
 平成18年にこの委員をお受けしまして、はや4年でございますが、再任ということになりまして、今回大変経済情勢も厳しい折、人事行政の重大性も増し、また、その職務も大変重要なことになっております。大変微力ではございますけれども、皆様の御尽力、御鞭撻をいただきまして、全うさせていただきたいと思います。
 簡単ではございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。(拍手)
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) 次に、書記から諸般の報告をさせます。
     〔書 記 報 告〕
                                政 推 第597号
                                平成22年11月19日
  福井県議会議長
    中 川 平 一  様
                              福井県知事 西川 一誠
               12月定例県議会の招集について
  第367回定例福井県議会を別添のとおり招集することになりましたので、通知します。
       (別 添)
 福井県告示第567号
  第367回定例福井県議会を平成22年11月26日午後1時福井県議会議事堂に招集する。
   平成22年11月19日
                              福井県知事 西川 一誠
             ───────────────────
                                政 推 第608号
                                平成22年11月25日
  福井県議会議長
    中 川 平 一  様
                              福井県知事 西川 一誠
                  議案の送付について
  第367回定例福井県議会に提出する議案を別添のとおり送付します。
       (別 添)
 第76号議案 平成22年度福井県一般会計補正予算(第3号)
 第77号議案 平成22年度福井県病院事業会計補正予算(第2号)
 第78号議案 平成22年度福井県臨海工業用地等造成事業会計補正予算(第1号)
 第79号議案 平成22年度福井県工業用水道事業会計補正予算(第1号)
 第80号議案 平成22年度福井県水道用水供給事業会計補正予算(第1号)
 第81号議案 平成22年度福井県臨海下水道事業会計補正予算(第1号)
 第82号議案 福井県一般職の職員等の給与に関する条例等の一部改正について
 第83号議案 福井県医療施設耐震化整備基金条例の一部改正について
 第84号議案 福井県緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の一部改正について
 第85号議案 福井県暴力団排除条例の制定について
 第86号議案 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部改正について
 第87号議案 福井県土地開発公社の解散について
 第88号議案 福井県住宅供給公社の解散について
 第89号議案 指定管理者の指定について
 第90号議案 指定管理者の指定について
 第91号議案 指定管理者の指定について
 第92号議案 指定管理者の指定について
 第93号議案 指定管理者の指定について
 第94号議案 指定管理者の指定について
 第95号議案 指定管理者の指定について
 第96号議案 指定管理者の指定について
 第97号議案 指定管理者の指定について
 第98号議案 指定管理者の指定について
 第99号議案 指定管理者の指定について
 第100号議案 指定管理者の指定について
 第101号議案 指定管理者の指定について
 第102号議案 指定管理者の指定について
 第103号議案 指定管理者の指定について
 第104号議案 指定管理者の指定について
 第105号議案 指定管理者の指定について
 第106号議案 指定管理者の指定について
 第107号議案 指定管理者の指定について
 第108号議案 指定管理者の指定について
 第109号議案 指定管理者の指定について
 第110号議案 指定管理者の指定について
 第111号議案 指定管理者の指定について
 第112号議案 福井警察署建築工事請負契約の締結について
 第113号議案 平成23年度当せん金付証票の発売について
 第114号議案 福井県民の将来ビジョンの策定について
 報告第26号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)
 報告第27号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)
 報告第28号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)
 報告第29号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)
 報告第30号 専決処分の報告について(敦賀市民間最終処分場抜本対策事業工事請負契約の変更に
      ついて)
 報告第31号 平成21年度福井県一般会計継続費精算報告書第54号議案 平成22年度福井県一般会
      計補正予算(第1号)
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                                福監第5−10号
                                平成22年10月5日
  福井県議会議長  様
                         福井県監査委員 笠 松 泰 夫
                                 大久保  衛
                                 辻 岡 俊 三
                                 朝 山 美樹雄
             例月現金出納検査の結果に関する報告について
  地方自治法第235条の2の規定に基づき実施した例月現金出納検査の結果を、次のとおりに提出
 します。
                      記
 1 検査年月日  平成22年9月28日
 2 検査の対象  平成22年8月分
          一般会計 特別会計 公営企業会計
 3 検査の結果  各会計の収支計算書等の計数は、関係諸帳簿および指定金融機関の預金現在高
         証明書等と符合し、正確であることを認めた。
      〔別添資料省略〕
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                                福監第5−11号
                                平成22年11月2日
  福井県議会議長  様
                         福井県監査委員 笠 松 泰 夫
                                 大久保  衛
                                 辻 岡 俊 三
                                 朝 山 美樹雄
             例月現金出納検査の結果に関する報告について
  地方自治法第235条の2の規定に基づき実施した例月現金出納検査の結果を、次のとおりに提出
 します。
                      記
 1 検査年月日  平成22年10月28日
 2 検査の対象  平成22年9月分
          一般会計 特別会計 公営企業会計
 3 検査の結果  各会計の収支計算書等の計数は、関係諸帳簿および指定金融機関の預金現在高
         証明書等と符合し、正確であることを認めた。
      〔別添資料省略〕
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) 次に、今議会提案事件の説明等のため、地方自治法第121条の規定により、会期中お手元に配付の者の出席を求めておきましたので、御了承願います。
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                 説 明 者 名 簿
                                  第367回定例会
  知       事                      西  川  一  誠
  (委任を受けた者)     副    知    事      旭     信  昭
                総  務  部  長       瀬  脇     一
                総 合 政 策 部 長      森  近  悦  治
                安 全 環 境 部 長      石  塚  博  英
                健 康 福 祉 部 長      小  竹  正  雄
                産 業 労 働 部 長      林     雅  則
                観 光 営 業 部 長      五十嵐   嘉  也
                農 林 水 産 部 長      山  田  義  彦
                土  木  部  長       近  藤  幸  次
                会 計 管 理 者        吉  村     治
  教育委員会委員長                       稲  山  幹  夫
  (委任を受けた者)     委         員      林     逸  男
                     〃           禿     了  滉
                     〃           津  田  さとみ
                     〃           林     逸  男
                     〃           清  川     肇
                教    育    長      広  部  正  紘
  公安委員会委員長                       三  浦  將  司
  (委任を受けた者)     委         員      松  本  幸太郎
                     〃           鎌  谷  忠  雄
                警 察 本 部 長        尾  崎     徹
  人事委員会委員長                       川  上  賢  正
  (委任を受けた者)     委         員      山  本  正  敏
                     〃           木  村  洋  子
  監  査  委  員                     辻  岡  俊  三
 (各行政委員会の委員長または委任を受けた委員のうちそれぞれ各1名が出席するものとする)
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◯議長(中川平一君) なお、第366回定例会において可決されました意見書9件につきましては、関係当局に提出し、その実現方について強く要請するとともに、採択されました陳情1件について、その処理経過及び結果の報告を求めておきましたところ、お手元に配付のとおり報告がありましたので、御了承願います。
      〔別添資料後掲〕
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◯議長(中川平一君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。
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              第1 会議録署名議員の指名について

◯議長(中川平一君) まず、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、田中敏幸君、田中宏典君、谷口君を指名いたします。
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                第2 会期の決定について

◯議長(中川平一君) 次に、日程第2 会期決定についてを議題といたします。
 本定例会の会期を、本日より来る12月17日までの22日間と定めたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(中川平一君) 御異議なしと認めます。
 よって、そのように決定いたしました。
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               第3 議席の一部変更について

◯議長(中川平一君) 次に、日程第3 議席の一部変更についてを議題といたします。
 一部、会派役員の改選が行われましたことに伴い、会議規則第4条第3項の規定により、ただいま御着席のとおり、議席の一部変更をいたしましたので、御了承願います。
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                   新 議 席 表
   1番  西  本  正  俊           21番  山  本  正  雄
   2番  藤  野  利  和           22番  吉  田  伊三郎
   3番  田  中  宏  典           23番  田  村  康  夫
   4番  鈴  木  宏  紀           24番  松  田  泰  典
   5番  大  森  哲  男           25番  仲  倉  典  克
   6番  大久保      衞           26番  東  角     操
   7番  中  川  平  一           27番  小  泉  剛  康
   8番  欠        員           28番  渡  辺  政  士
   9番  玉  村  和  夫           29番  斉  藤  新  緑
   10番  糀  谷  好  晃           30番  石  橋  壮一郎
   11番  宇  野  秀  俊           31番  山  田  庄  司
   12番  笠  松  泰  夫           32番  野  田  富  久
   13番  谷  出  晴  彦           33番  山  岸  猛  夫
   14番  宮  本     俊           34番  田  中  敏  幸
   15番  笹  岡  一  彦           35番  前  田  康  博
   16番  谷  口  忠  応           36番  石  川  与三吉
   17番  松  井  拓  夫           37番  屋  敷     勇
   18番  欠        員           38番  関     孝  治
   19番  鈴  木  宏  治           39番  山  本  芳  男
   20番  四  谷  昌  則           40番  山  本  文  雄
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                第4 議員表彰決議について
             ───────────────────
                  表 彰 決 議(案)
 山本芳男議員には、本県議会議員として在職すること20年、石川与三吉議員、屋敷勇議員、前田
康博議員、野田富久議員には、本県議会議員として在職すること15年、この間、よく県政の発展に
尽くされた功績はまことに顕著であるので、福井県議会議員表彰規程に基づき表彰することを決議
する。
 平成22年11月26日
                                  福 井 県 議 会
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) 次に、日程第4 議員表彰決議についてを議題といたします。
 山本芳男君には、福井県議会議員として20年、石川君、屋敷君、前田君及び野田君には、15年にわたり県政の発展に尽くされました。よって、福井県議会議員表彰規程に基づき、お手元に配付いたしました表彰決議案のとおり、決議をもってその功績をたたえたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(中川平一君) 御異議なしと認めます。
 よって、そのように決定いたしました。
             ───────────────────

◯議長(中川平一君)  これより、ただいま決議されました本県議会の表彰及び去る10月26日に大分県において開催されました第137回全国都道府県議会議長会における表彰状の伝達、並びに知事からの感謝状贈呈をあわせて行うため、ここで休憩いたします。
  午後1時13分 休 憩
    〔福井県議会表彰〕
    〔全国都道府県議会議長会表彰状伝達〕
    〔知事感謝状贈呈〕
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  午後1時28分 再 開
                会議に出席した議員(38名)
   1番  西  本  正  俊          21番  山  本  正  雄
   2番  藤  野  利  和          22番  吉  田  伊三郎
   3番  田  中  宏  典          23番  田  村  康  夫
   4番  鈴  木  宏  紀          24番  松  田  泰  典
   5番  大  森  哲  男          25番  仲  倉  典  克
   6番  大久保      衞          26番  東  角     操
   7番  中  川  平  一          27番  小  泉  剛  康
   8番  欠        員          28番  渡  辺  政  士
   9番  玉  村  和  夫          29番  斉  藤  新  緑
   10番  糀  谷  好  晃          30番  石  橋  壮一郎
   11番  宇  野  秀  俊          31番  山  田  庄  司
   12番  笠  松  泰  夫          32番  野  田  富  久
   13番  谷  出  晴  彦          33番  山  岸  猛  夫
   14番  宮  本     俊          34番  田  中  敏  幸
   15番  笹  岡  一  彦          35番  前  田  康  博
   16番  谷  口  忠  応          36番  石  川  与三吉
   17番  松  井  拓  夫          37番  屋  敷     勇
   18番  欠        員          38番  関     孝  治
   19番  鈴  木  宏  治          39番  山  本  芳  男
   20番  四  谷  昌  則          40番  山  本  文  雄
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◯議長(中川平一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ただいま受賞されました議員を代表して山本芳男君より、ごあいさつしたい旨の申し出がありますので、許可することといたします。
 山本芳男君。
    〔山本芳男君登壇〕

◯39番(山本芳男君) 僭越でございますが、石川与三吉議員、屋敷勇議員、前田康博議員、野田富久議員のお許しをいただき、受賞者5名を代表して一言お礼を申し上げます。
 ただいまは、福井県議会議員在職20年及び15年ということで、権威と伝統のある本会議の御決議をもちまして表彰を受けましたことは、この上もない喜びであり、感激を新たにいたした次第であります。
 また、全国議長会の表彰状そして知事からの感謝状をいただき、まことに感謝にたえません。これひとえに、県議会議員諸先生、知事、理事者各位並びに県民各位の長年にわたる格別の御指導、御鞭撻のたまものでありまして、衷心より厚く御礼申し上げます。
 今、地方分権改革の進展に伴い地方議会の役割がますます重要となってきています。このときこそ、本日の受賞を契機に決意を新たにし、さらに責任ある議会人としては、県政の発展と県民福祉の向上のため身を挺しながら、身も心も県民の皆様にささげてまいる所存でございます。
 何とぞ、今後とも温かい御支援を賜りますようお願い申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       第5 議案第69号 平成21年度福井県歳入歳出決算の認定について
       第6 議案第70号 平成21年度公営企業会計決算の認定について

◯議長(中川平一君) 次に、日程第5及び日程第6を会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
 これらの案件につきましては、決算特別委員会に付託し、既に審査、調査を願っており、会議規則第40条の規定により、報告書をお手元に配付いたしておきましたので、それによって御了承願います。
             ───────────────────
                 決算特別委員会審査報告書
1 審査期日及び場所
  平成22年10月19日(火) 第2委員会室
  平成22年11月18日(木)    〃
2 出席委員
  東角  操 委員長 外9名
3 付議事件審査の概要
  本委員会は、9月定例会で付託を受けた第69号議案「平成21年度福井県歳入歳出決算の認定につ
 いて」及び第70号議案「平成21年度公営企業会計決算の認定について」の2件について委員会を開
 催し、各事業について、適正に合理的かつ効率的な財政運営がなされ、所期の目的が十分に達成さ
 れているかどうかに留意し、慎重に審査を行った。
  まず、9月定例会終了後、直ちに議長を通じ、各常任委員会に対して部局別調査を依頼し、次に、
 閉会中の10月19日に本委員会を開催して総括質疑を行った。
  さらに、11月18日の委員会では、各常任委員会での部局別調査の結果報告を受け、下記(1)の
 とおり指摘・要望事項を決定するとともに、付託を受けた議案2件については原案のとおり認定す
 ることに決定した。
  なお、各常任委員会から報告のあった「部局別調査の概要」については、別添のとおりである。
  また、本委員会の審査の過程において各委員より論及のあった主な点は、下記(2)のとおりで
 ある。
(1)指摘・要望事項
  [全庁にわたる事項]
  ・ 主要施策の成果に関する報告書については、「事業の目標および効果」欄に記載のないもの、
   事業評価の記載があいまいなものがみられる。しっかりとした目標と実績を示すことによって、
   事業成果の分析ができるので、「事業の目標および効果」「事業評価」欄には十分な記載をさ
   れたい。
  [安全環境部]
  ・ 防災関係では、国が設置した財団法人等に、各自治体が負担金を納めている例が多いが、財
   団法人等に言われるままに支払うのではなく、自治体が捻出して納付した負担金がどのように
   使われているか把握し、財団等の運営を精査されたい。
  ・ 防災ヘリコプター運航委託は、毎年、運航者がかわるのは問題であり、長期間委託すること
   により、コストを下げる工夫を検討されたい。
  [健康福祉部]
  ・ 県社会福祉協議会へ県が支払っている金額が大きいが、事務的に人件費を支援するだけでな
   く、事業の中身の精査が必要である。補助金や委託事業を精査されたい。
  ・ 展示改善工事の入札に際し、過去の実績を求めているので、県内事業者はいつまでたっても
   参加できない。中小企業振興条例の趣旨にのっとり、県内事業者のレベルアップを図るために
   も、県内事業者が参加できるような執行方法を検討されたい。
  [観光営業部]
  ・ 県観光連盟に対する補助事業が多いが、民間企業に委託可能な事業も見受けられるので、民
   間に開放することを検討されたい。
  [土木部]
  ・ 道路整備促進協議会等の道路関係団体に対する負担金について、民主党政権のもとでは、従
   来からの要望活動方法で効果があるのか、疑問があるので、見直すよう検討されたい。
  [病院事業会計]
  ・ 県立病院は、県費をつぎ込んでも赤字となっており、独自の給与体系が設定できないため、
   民間と比べ格別高い人件費となっている職種もある。また、返済に長期を要する多額の負債を
   有しており、今までの経営形態では、対応できない。他県の独立行政法人化の例も参考に、
   経営改善について長期的視点から早急に抜本的な検討をされたい。
  [産業労働部の所管に属する事業会計]
  ・ テクノポート福井総合公園管理業務の指定管理者については、公園施設全体を一括して公募
   しているが、施設の特性や地域性などを勘案し、分割して発注することを検討されたい。
(2)論及のあった主な点
  まず、10月19日開催の総括質疑では、財政や投資の状況を把握するためのバランスシートの作成、
 税の滞納の状況とその対応、地方法人特別税の導入による財政への影響とその対応、実質公債比率
 の今後の見通し、県立病院の未収金の状況と対応、日野川地区水道用水供給事業の今後の経営見込
 みについて論及があり、それぞれ理事者の見解と対応が示された。
  次に、11月18日の委員会では、昨年度、当委員会が附帯決議を行った事務処理問題の再発防止の
 実施状況について理事者の説明を受け、国への要望の内容、匿名による通報の受理の問題点、試験
 や計測用の機器など専門的な機器の購入について論及があり、それぞれ理事者の見解と対応をただ
 した。
  さらに、委員会として、県民の目線にあった決算審査を行うため、来年度以降の部局別審査資料
 として、新たに「備品調達状況」「出先機関における事務事業委託状況」「配当替、令達による自
 所属以外での予算執行状況」「国の外郭団体への負担金の額の根拠」等の各資料の提出を求めるこ
 ととした。
  以上のとおり報告いたします。
                                 平成22年11月26日
  福井県議会議長
    中 川 平 一 様
                             決算特別委員会
                               委員長 東 角  操
             ───────────────────
            決算部局別調査の概要(総務教育常任委員会)
1 審査期日及び場所
  平成22年10月20日(水) 第2委員会室
  平成22年10月21日(木)    〃
  平成22年11月4日(木)    〃
2 出席委員
  谷出 晴彦 委員長 外9名
3 付議事件審査の概要
  本委員会は、議長より調査依頼のあった第69号議案「平成21年度福井県歳入歳出決算の認定につ
 いて(うち総務教育常任委員会所管分)」について、委員会を開催し、調査を行った。
  調査に当たっては、決算特別委員会委員長から送付された「決算審査要領」に基づき、各事業に
 ついて、適正に合理的かつ効率的な財政運営がなされ、所期の目的が十分に達成されているかどう
 かに留意して慎重に調査を行い、調査依頼のあった決算関係議案については「認定することが適当
 である」旨を議長に報告した。
  その調査の過程において、各委員より論及のあった主な内容は、次のとおりである。
  まず、総務部関係については、「事務事業評価の考え方」「税務電算システムの調達」「お堀の
 水浄化の現状と今後の対策」「職員研修事業のあり方」「県有自動車に係る損害賠償金の予算計上
 の考え方」「市町村合併特別交付金の執行」「女性活躍会議運営事業における意見聴取の内容」等
 について、それぞれ理事者の見解や対応をただした。
  次に、総合政策部関係については、「定住自立圏等民間投資促進交付金の事業内容」「核燃料税
 市町交付金の交付配分」「高校生バス通学利便向上事業の成果指標と事業内容」「政策課題に対応
 した独自統計調査及び国の基幹統計の実績」等について、それぞれ理事者の見解や対応をただした。
  次に、教育委員会関係については、「外国語教育における今後の考え方」「青年団体に対する育
 成補助の状況」「学校関係の耐震化率の現況と今後の補助制度の方針」「産業教育振興会補助金の
 内容と成果」「文化財調査の調査体制」等について、それぞれ理事者の見解や対応をただした。
  最後に、会計局、監査委員、人事委員会、議会事務局については、「工事成績評定システムのO
 S変更に伴う改修費用の考え方」「給与に関する勧告における本県企業の特性を生かした評価方
 法」「県議会におけるテレビ広報」等について、それぞれ理事者の見解や対応をただした。
  以上のとおり報告いたします。
                                 平成22年11月4日
  福井県議会議長
    中 川 平 一 様
                            総務教育常任委員会
                              委員長 谷 出 晴 彦
             ───────────────────
             決算部局別調査の概要(厚生常任委員会)
1 審査期日及び場所
  平成22年10月20日(水) 第1委員会室
  平成22年10月21日(木)    〃
  平成22年11月4日(木)    〃
2 出席委員
  大森 哲男 委員長 外6名
3 付議事件審査の概要
  本委員会は、議長より調査依頼のあった第69号議案「平成21年度福井県歳入歳出決算の認定につ
 いて(うち厚生常任委員会所管分)」及び第70号議案「平成21年度公営企業会計決算の認定につい
 て(うち病院事業会計分)」について、委員会を開催し、調査を行った。
  調査に当たっては、決算特別委員会委員長から送付された「決算審査要領」に基づき、各事業に
 ついて、適正に合理的かつ効率的な財政運営がなされ、所期の目的が十分に達成されているかどう
 かに留意して慎重に調査を行い、調査依頼のあった決算関係議案については「認定することが適当
 である」旨を議長に報告した。
  その調査の過程において、各委員より論及のあった主な内容は、次のとおりである。
(1)福井県歳入歳出決算について
  まず、安全環境部関係については、「防災関係では、国が設置した財団法人等に、各自治体が負
 担金を納めている例が多いが、財団法人等に言われるままに支払うのではなく、自治体が捻出して
 納付した負担金がどのように使われているか把握し、財団等の運営を精査されたい」、「防災ヘリ
 コプター運航委託は、毎年、運航者がかわるのは問題であり、長期間委託することにより、コスト
 を下げる工夫を検討されたい」との指摘・要望がなされた。
  このほか、原子力防災講習会や国民保護計画推進事業の執行割合、ごみダイエット推進事業の成
 果指標等について論及があり、それぞれ理事者の見解と対応をただした。
  次に、健康福祉部関係については、「県社会福祉協議会へ県が支払っている金額が大きいが、事
 務的に人件費を支援するだけでなく、事業の中身の精査が必要である。補助金や委託事業を精査さ
 れたい」、「展示改善工事の入札に際し、過去の実績を求めているので、県内事業者はいつまでた
 っても参加できない。中小企業振興条例の趣旨にのっとり、県内事業者のレベルアップを図るため
 にも、県内事業者が参加できるような執行方法を検討されたい」との指摘・要望がなされた。
  このほか、県医師会に対する補助金等について論及があり、それぞれ、理事者の見解と対応をた
 だした。
(2)公営企業会計決算について
  病院事業会計については、「県立病院は、県費をつぎ込んでも赤字となっており、独自の給与体
 系が設定できないため、民間と比べ格別高い人件費となっている職種もある。また、返済に長期を
 要する多額の負債を有しており、いままでの経営形態では対応できない。他県の独立行政法人化の
 例も参考に、経営改善について長期的視点から早急に抜本的な検討をされたい」との指摘・要望が
 なされた。
  以上のとおり報告いたします。
                                 平成22年11月4日
  福井県議会議長
    中 川 平 一 様
                            厚生常任委員会
                              委員長 大 森 哲 男
             ───────────────────
             決算部局別調査の概要(産業常任委員会)
1 審査期日及び場所
  平成22年10月20日(水) 第3委員会室
  平成22年10月21日(木)    〃
  平成22年11月4日(木)    〃
2 出席委員
  鈴木 宏紀 委員長 外8名
3 付議事件審査の概要
  本委員会は、議長より調査依頼のあった第69号議案「平成21年度福井県歳入歳出決算の認定につ
 いて(うち産業常任委員会所管分)」及び第70号議案「平成21年度公営企業会計決算の認定につい
 て(うち産業労働部の所管に属する事業会計分)」について、委員会を開催し、調査を行った。
  調査に当たっては、決算特別委員会委員長から送付された「決算審査要領」に基づき、各事業に
 ついて、適正に合理的かつ効率的な財政運営がなされ、所期の目的が十分に達成されているかどう
 かに留意して慎重に調査を行い、調査依頼のあった決算関係議案については「認定することが適当
 である」旨を議長に報告した。
  その調査の過程において、各委員より論及のあった主な内容は、次のとおりである。
(1)福井県歳入歳出決算について
  産業労働部および労働委員会関係については、まず、「企業立地促進補助金について、財源であ
 る電源三法交付金を活用して補助額をふやし、大企業の立地につなげ、地域活性化や雇用機会の拡
 大に努められたい」との意見が述べられるとともに、「中小企業支援資金貸付金特別会計の現状と
 今後の見通し」「経営安定資金の融資枠拡充後の借り入れ状況」「学生発中心市街地等課題解決に
 ぎわい創出事業の取り組み状況」「繊維産業と眼鏡産業に対する支援の考え方」「若年無業者(ニ
 ート)自立支援事業の成果と現状」「労働委員会における業務の取り組み状況」等について、それ
 ぞれ理事者の見解や対応をただした。
  観光営業部関係については、「県観光連盟に対する補助事業が多いが、民間企業に委託可能な事
 業も見受けられるので、民間に開放することを検討されたい」との指摘・要望がなされた。
  このほか、「福井県全体に視点を向けた観光営業活動の取り組み」「県観光連盟に派遣されてい
 る県職員に対する給与の支給方法」「今春の県外学生のUターン状況」「香港事務所と上海事務所
 の運営経費の支払方法」等について、それぞれ理事者の見解や対応をただした。
  農林水産部関係については、「鳥獣害対策事業の費用対効果」「農業集落における獣害状況調査
 業務委託のあり方」「農業委員への指導のあり方」「ふくいのエコ農業推進事業の成果と今後の取
 り組み」「『地産外消』フードビジネス推進事業における不用額の理由」「競争力のある福井米づ
 くり事業の成果」「大型クラゲ対策強化事業の状況」「森林とのふれあい推進事業の内容」等につ
 いて、それぞれ理事者の見解や対応をただした。
  なお、主要施策の成果に関する報告書の本常任委員会所管分について、「事業の成果がしっかり
 分析できるように、明確な指標を設け、目標を立てて取り組んでいただきたい」との意見が述べら
 れた。
(2)公営企業会計決算について
  公営企業会計については、「テクノポート福井総合公園管理業務の指定管理者については、公園
 施設全体を一括して公募しているが、施設の特性や地域性などを勘案し、分割して発注することを
 検討されたい」との指摘・要望がなされた。
  このほか、「電気事業売却後の市町に対する交付金・負担金の考え方」「日野川地区水道用水供
 給事業における今後の給水単価の考え方」「福井県企業公社に委託している業務の民間企業への開
 放の検討」等について、それぞれ理事者の見解や対応をただした。
  以上のとおり報告いたします。
                                 平成22年11月4日
  福井県議会議長
    中 川 平 一 様
                            産業常任委員会
                              委員長 鈴 木 宏 紀
             ───────────────────
            決算部局別調査の概要(土木警察常任委員会)
1 審査期日及び場所
  平成22年10月20日(水) 第4委員会室
  平成22年10月21日(木)    〃
  平成22年11月4日(木)    〃
2 出席委員
  谷口 忠応 委員長 外9名
3 付議事件審査の概要
  本委員会は、議長より調査依頼のあった第69号議案「平成21年度福井県歳入歳出決算の認定につ
 いて(うち土木警察常任委員会所管分)」について、委員会を開催し、調査を行った。
 調査に当たっては、決算特別委員会委員長から送付された「決算審査要領」に基づき、各事業につ
 いて、適正に合理的かつ効率的な財政運営がなされ、所期の目的が十分に達成されているかどうか
 に留意して慎重に調査を行い、調査依頼のあった決算関係議案については「認定することが適当で
 ある」旨を議長に報告した。
  その調査の過程において、各委員より論及のあった主な内容は、次のとおりである。
  まず、土木部関係については、「道路整備促進協議会等の道路関係団体に対する負担金について、
 民主党政権のもとでは、従来からの要望活動方法で効果があるのか、疑問があるので、見直すよう
 検討されたい」との指摘、要望がなされた。
  このほか、「土木事務所の敷地借り上げを見直し、土地所有権を取得することも検討すべきであ
 る」との意見が述べられるとともに、「川守推進事業の状況と費用負担」「砂防関係の直轄事業負
 担金の考え方」「県営の建築物における営繕業務と営繕課が管理する建物設計情報の事務」「デジ
 タル複写機の賃貸借契約における請負率」等について、それぞれ理事者の見解と対応をただした。
  次に、公安委員会関係については、「放置違反金等の収入未済額に関する対応措置」「日本一の
 安全安心福井の意識と取り組み状況」「県内の侵入犯罪の現状と対策」「光と音によるパトロール
 の実施状況とその効果」等について、それぞれ理事者の見解と対応をただした。
  以上のとおり報告いたします。
                                 平成22年11月4日
  福井県議会議長
    中 川 平 一 様
                            土木警察常任委員会
                              委員長 谷 口 忠 応
             ───────────────────
                                 平成22年11月18日
  福井県議会議長
    中 川 平 一 様
                            決算特別委員会
                              委員長 東 角   操
                  委員会審査報告書
  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第76条の規定によ
 り報告します。
                      記
┌─────┬────────────────────────────┬─────┐
│事件の番号│        件          名        │審査の結果│
├─────┼────────────────────────────┼─────┤
│第69号議案│平成21年度福井県歳入歳出決算の認定について       │認   定│
│第70号議案│平成21年度公営企業会計決算の認定について        │認   定│
└─────┴────────────────────────────┴─────┘
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) これより、委員長報告に対する質疑及び討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告者はありませんので、ないものと認め、委員長報告に対する質疑及び討論は終結いたしました。
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) これより採決に入ります。
 その方法は、起立によって行います。
 日程第5及び日程第6を一括して採決いたします。
 日程第5及び日程第6を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。
    〔全 員 起 立〕

◯議長(中川平一君) 起立全員であります。
 よって、日程第5及び日程第6の2件につきましては、委員長報告のとおり決定いたしました。
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  第7 第76号議案から第81号議案まで(6件)及び第83号議案から第114号議案まで
     (32件)並びに報告第26号から報告第31号まで(6件)
  第8 第82号議案 福井県一般職の職員等の給与に関する条例等の一部改正について

◯議長(中川平一君) 次に、日程第7及び日程第8の45件を会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
 これより、知事から提案理由の説明を求めることにいたします。
 知事西川君。
    〔知事西川一誠君登壇〕

◯知事(西川一誠君) 第367回定例県議会の開会に当たりまして、県政運営の所信の一端を申し述べますとともに、県政の諸課題及び平成22年度12月補正予算案等の概要につきまして、御説明申し上げます。
 まず、ただいま表彰決議がされましたように、山本芳男議員には20年以上の長きにわたり、また、石川与三吉議員、屋敷勇議員、前田康博議員、野田富久議員には、15年以上の長きにわたり、県議会議員として県政発展と県民福祉の向上に寄与され、その功績はまことに顕著なものがあります。ここに県民を代表して深く感謝の意を表するとともに、心からお祝いを申し上げます。
 今後とも、県政発展のため、一層御活躍されますようお願い申し上げます。
 さて、10年後を見通して、福井県の進むべき方向性はどうあるべきか、各界の方々の知恵を結集し、県議会とともに議論を進め、「福井県民の将来ビジョン」を策定し、上程いたしました。
 ビジョンの基本理念は「希望ふくいの創造」としております。新しい希望を目指して、すぐれた福井県の特性を生かし、次の世代へよりよくして残すため、力を合わせて行動するという思いをあらわしております。
 時代の大きな転換期にあって、県民、企業、さまざまな団体、行政がともに考え、行動するための指針としてまいります。県議会各位の御理解と協力を得て、このビジョンの実現に向け、県民と力を合わせ、ともに発展できるよう全力を尽くしてまいりたいと考えます。
 では、最近の経済、雇用情勢について申し上げます。
 国は、先月の月例経済報告において、景気の基調判断を1年8カ月ぶりに下方修正し、今月18日の報告においても、輸出は弱含みで生産が減少し、景気は「足踏み状態となっている」とし、判断を据え置いているところであります。
 県内では、製造業の生産動向を示す鉱工業生産指数は、電子部品、化学等の業種の生産増加に支えられ、平成17年を100として8月は99.1と、平成20年秋の金融危機以前の水準をほぼ回復いたしました。しかし、9月は95.9と前月より3ポイント低下し、また、繊維、一般機械、眼鏡など地場産業の業種ごとの生産指数は、依然として、それ以下の低水準にとどまっています。
 消費動向につきましては、9月の大型小売店販売額は前年同月比3%減と、24カ月連続で前年を下回る状況にあります。
 一方、雇用情勢につきましては、9月の有効求人倍率は0.86倍と、5カ月連続して上昇し全国1位でありますが、現在も1万4,000人の求職者があり、求職者数が求人数を上回っている状況にあります。
 このように県内経済は、持ち直しの動きが進展してきたものの、中小企業の多くは厳しい状況が続いており、さらに円高の長期化等により、国全体の景気が足踏みをする中で、生産、消費、雇用ともに先行きへの懸念が強まっています。
 こうした情勢に対応して、年末、年度末に向け経済・雇用対策を重点的に追加実施し、また、国の緊急総合経済対策に積極的に対応するため、補正予算を編成し今議会に提案いたしております。
 今回の対策の予算規模でありますが146億円であり、今年度の経済対策の累計では568億円となります。これまでの対策も含めまして、十分な効果が発揮できるよう、できるだけ早期執行に努めてまいります。
 対策の内容でありますが、まず第一に雇用対策であります。今年度、雇用基金を用いて3,300人の雇用創出を計画し、10月末で既に3,200人余りを雇用いたしております。今回、国の追加経済対策を受け、緊急雇用基金を14億円積み増し、さらなる雇用創出を図ってまいります。また、来春卒業予定の新規学卒者につきましては、求人数が昨年に比べ減少し、就職環境が厳しいことから、経済界に対し緊急に追加求人の要請を行います。
 第二に、県内経済の活性化として、9月補正予算に続けて公共事業の追加を行います。事業効果を早期に実現するため国の補正予算を早期に計上し、118億円を確保いたしました。これによりまして、道路や河川等の安全対策、農業生産基盤や漁港、林道等の整備などの公共事業を実施するほか、国の直轄事業であります国営かんがい排水事業の整備を促進します。
 第三に、中小企業対策として、年末・年度末に向けまして、制度融資の借りかえに利用できる資金繰り円滑化支援資金の融資枠を拡大します。現在、この資金の融資枠は160億円でありますが、10月末時点での融資実績は93億円に達し、資金需要がこれから高まる年末・年度末に向けまして、さらなる融資の実行が予想されます。今回、融資枠を80億円拡大し、合わせて240億円を確保します。
 経済・雇用対策の第四として、県民生活の安心確保のため、国の追加経済対策の基金により、介護基盤の整備、子育て支援、医療施設の耐震化のための基金を積み増しし、これからの事業執行に活用してまいりたいと考えます。
 それでは次に、当面する県政の主要課題について申し上げます。
 まず、整備新幹線の新規着工につきましては、今年8月に整備新幹線問題検討会議において、未着工区間等の課題が示されてから、政府の具体の検討状況が明らかではありません。国土計画上の観点から、「敦賀まで」の優先着工は合理的であり、整備を進める上で地元としての障害となる課題はなく、国において、早急に整備新幹線問題検討会議等の検討を進め、年末までに整備方針を決定すべきであります。
 先月20日には馬淵国土交通大臣にお会いし、改めて早期認可を強く求め、大臣からは「やみくもに時間を浪費しない、予算編成過程の中で議論する」との回答を得ております。今月2日には関係18都道府県による中央要請を実施し、また、16日には北陸新幹線建設促進同盟会、また、北信越五県議会協議会、北陸経済連合会と一体となって「敦賀まで」の早期認可を強く訴えました。
 県議会におかれましても、それぞれ御努力を賜っているところでございますが、政府予算案の編成まで残された時間はわずかであります。結論が決して先送りされることなく、敦賀までの新規着工が必ず実現するよう、県議会並びに県内各界とともに、引き続き最大の努力を重ねていきたいと考えておりますので、一層の御支援、御協力をお願いいたします。
 次に、原子力行政について申し上げます。
 「もんじゅ」につきましては、8月に発生した炉内中継装置の落下トラブルの復旧が長期化しており、県民に新たな不安を与えております。その後の対応も含めまして、国の対応には十分な緊張感が見られない状況であります。こうしたことから、県としては、今回のトラブルが今後の性能試験工程に与える影響や北陸新幹線を初めとする地域振興策の着実な実行について、国の方針を確認するため、先月25日に、高木文部科学大臣、大畠経済産業大臣に対し、早急に「もんじゅ関連協議会」を開催するよう強く申し入れているところであります。
 次に、今月28日に運転開始後40年となる美浜発電所1号機につきましては、今月5日に、運転継続に異存がないとの美浜町長の意見を確認した上で、これまでの県議会の御議論や国の方針等を総合的に勘案し、8日、関西電力社長に対し、美浜1号機の運転継続の了承を伝えるとともに、3年後に中間安全確認を行うよう求めました。
 次に、敦賀3・4号機につきましては、先月21日、日本原電社長から、国の安全審査が継続していることから、本年10月に予定をしておりました着工を延期せざるを得ないとの報告を受けました。県といたしましては、原子力発電施設の動向は県内経済にも大きな影響を与えることから、日本原電に対し、事業の重要性を厳しく認識し、国の安全審査に的確に対応するとともに、確実に実施できる工程をできるだけ早く示すように求めました。
 次に、高浜発電所3、4号機プルサーマル計画でありますが、関西電力は、10月13日から定期検査を開始している高浜3号機において、12月上旬にMOX燃料8体を装荷し、12月下旬から発電を開始する予定であります。
 次に、「エネルギー研究開発拠点化計画」であります。今月14日に拠点化推進会議を開き、国際的な人材育成の拠点づくりや地域産業の創出・育成を中心に、平成23年度の推進方針を決定いたしました。
 まず、アジアの安全技術・人材育成への貢献を目指し、「国際原子力人材育成センター」を来年4月に若狭湾エネルギー研究センター内に設置し、アジア各国等の原子力政策担当者等の研修を開始してまいります。
 また、「福井クールアース・次世代エネルギー産業化プロジェクト」での研究成果を活用し、嶺南地域をエコ園芸農業の拠点地域とするため、来年度、ヒートポンプ省エネ技術を活用した園芸農業ハウスの普及やエコ園芸を活用した観光振興等について調査検討を行います。
 このほか、高速増殖炉を中心とした国際的研究開発拠点の形成に向けまして、原子力機構においてナトリウム工学研究施設の整備を進めるなど、拠点化計画のレベルやスケールを上げ、国を初め、電力事業者、大学、産業界などと一体となって、原子力と地域共生の先進的なモデルとなるよう、拠点づくりを進めます。
 それでは「新元気宣言」に沿いまして、分野ごとの主な施策について、以下、申し上げます。
 まず、「元気な社会」のうち、教育について申し上げます。
 サイエンス教育の推進でありますが、国民的に関心が高い宇宙航空研究開発機構JAXAの小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルの公開展示を誘致し、来年でありますが、1月8日から5日間、本県での展示が実現することになりました。また、展示に合わせまして、「はやぶさ」プロジェクトマネジャーであります川口淳一郎氏の来県を予定しており、高校生を対象とした講演会を開き、子供たちの科学技術に対する興味や関心、知的探究心を高めてまいります。
 次に、平成30年に開催予定の国民体育大会であります。
 先月、国体準備委員会の第1回常任委員会を開き、会場地市町の選定、競技施設の整備、競技役員の養成、広報などについて、基本方針等を決定いたしました。また、今月12日には、実務的に検討を行う総務企画検討会の初会合を開き、開催準備の総合計画などについて議論したところであり、今後順次、広報・県民運動、競技運営、施設整備の各検討会を開催し、具体的な検討を進めてまいります。
 次に、「健康長寿ふくい」の推進であります。
 県民の健康長寿の推進には、死亡原因の第1位でありますがんの対策が重要であります。がん予防・治療日本一を目指し、来年3月からの治療開始に向け準備を進めております「陽子線がん治療センター」につきましては、県民の負担を軽減するため、治療費を全国で最も低い料金に設定しておりますが、いよいよ12月1日から、前立腺がん治療の予約受付を開始します。
 次に、介護人材の確保でありますけれども、介護労働のイメージアップを図るとともに、新規就業支援や職員の処遇改善を進めます。「介護の日」でございます今月11日には、事業者団体等と共同で街頭キャンペーンや介護の日フォーラムを行い、県民に介護や介護労働の重要性を訴えたところであります。また、介護の現場に新たに就業する人が働きながら資格取得ができるよう、介護雇用プログラムにより、今年度81名の就業支援を行っておりますが、新たに30人を追加募集し、一層の人材確保に努めてまいりたいと考えております。
 次に、「元気な産業」について申し上げます。
 世界的な経済情勢が大きく変化する中、本県産業の構造を転換するため、1月から、経済新戦略検討会議において、新たな経済戦略について検討を進めています。今月22日には第6回の検討会議を開き、議論の取りまとめを行いました。今後、検討会議での議論の内容を県の施策として具体化し、本県産業の活性化を図ってまいります。
 次に、企業誘致であります。最近、クラウドコンピューターの利用拡大に伴いデータセンターの需要が増加する中、私自身も企業を訪問するなど積極的な誘致活動を行った結果、今月12日、日本ユニシス株式会社が小浜市多田地区へのデータセンター立地を決定し、発表しました。今後とも、環境・エネルギー関連産業など、有望成長分野の企業誘致を積極的に進めまして、本県産業の活性化につなげてまいります。
 次に、県内企業が持つすぐれた技術や製品を県外企業に売り込む展示商談会でありますが、平成18年から県外大手8企業を対象として実施し、95件の商談が成立しております。今月19日には、三菱自動車工業において、トップセールスを行いました。開発部門などから655名の来場があり、89件の商談が行われました。また、さらに2月からは、三菱電機での開催を予定しており、これらを契機に、本県企業のビジネスチャンスが拡大するよう支援してまいります。
 次に、観光であります。
 いよいよ来年1月から、本県にゆかりのあるNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」が放映されます。これを機に本県の歴史、文化等の魅力を首都圏を初め、全国に情報発信するため、放映開始に向けて今月初めから、東京のJR中央線で三姉妹のキャラクターを描いた列車を運行させております。また、今月20日には、明治大学においてNHKのプロデューサー等により『大河ドラマ「江」と福井のゆかり』と題したシンポジウムを開催しております。さらに、年明けの1月15日には、滋賀県と連携して「お江列車」ツアーを実施し、また、観光ポスターを作成し、関西、中京などJR各駅に掲示するなど観光誘客を推進いたします。
 次に、魅力ある夜間景観づくりに向けまして、本日からJR福井駅西口において、「子どもたちの声がこだまする森」のイルミネーションを実施します。商店街等が行っているJR福井駅東口、駅前商店街でのイルミネーションと連携し、ふくいナイトビューとしてPRすることにより、観光誘客と中心市街地の活性化につなげてまいります。
 次に、海外からの誘客についてでありますが、旅行ニーズが高まっている台湾や中国からの誘客活動を強化することが重要かと思います。先月、現地を訪問し、台湾の政府当局や旅行会社に対し、県観光連盟や宿泊事業者とともに、あわら温泉、東尋坊、三方五湖など本県の観光資源のPRを行い、一層の誘客を要請しました。特に教育旅行につきましては、本県は子供の学力が日本でトップクラスであることを紹介し強く要請したこともあり、今月8日でありますが、台湾の高校生等40名が早速本県を訪れていただき、三方五湖での大敷網の漁業体験や美方高校との交流を行ったところであります。これからも観光プロモーションを継続的に進めまして、東アジアからの観光客の積極的な誘致を図ってまいります。
 次に、農林水産業の振興であります。
 まず、農業でありますが、22年産のお米の1等米比率は、北信越地域などで低迷する中、本県は84%となったところであります。今年度、本格的に実施しました「五月半ばの適期田植え」や大粒化の推進が効果を上げたものではないかと考えております。来年度の田植えに向けましては、農業者に対して本年度の効果を十分に説明し、企業に対しましては従業員のいわゆる田植え休暇といいましょうか、そういう取得への理解を促進するなど、福井県の「五月半ばの適期田植え」がさらに徹底されるよう努めてまいりたいと考えます。
 それから、食育の推進でありますが、先月29日に、栄養学教育で全国トップクラスでございます女子栄養大学と提携協定を結びました。職員、教員、学生などの相互派遣、食文化の共同調査、大学による本県産食材の紹介などを行いまして、先進県であります本県の食文化を情報発信してまいります。
 林業でありますが、集落を単位として効率的な間伐や主伐を計画的に進める「コミュニティ林業プロジェクト」を推進しています。これまで福井市、これは旧美山町にありますが南西俣を初めとする県内4カ所で木材生産組合が設立されました。木材を搬出する作業道の整備などを行っております。今年度中に10の集落で木材生産組合を設立し、県産材の生産拡大・安定供給を図ってまいります。
 それから、水産業でありますが、今月6日に解禁しました「越前がに」漁の状況でありますけれども、大型クラゲの影響もなく、解禁初期の10日間の漁獲量は約122トン、昨年同期を5%上回り順調な水揚げの状況であります。また、県漁連等の協力により、県内すべての中学校の3年生を対象に越前がにのセイコガニを提供し、食べ方を教えるといいましょうか、そういう出前講習を始めました。地魚を食べる食文化を普及し、水産物の販売拡大に努めてまいります。
 次に、「元気な県土」であります。
 高規格道路の早期開通に向けましては、先月20日に、国土交通大臣を初め、政府・与党に対し、いわゆるミッシングリンクを早期に連結して、日本の国土軸を多様な形にすることの重要性を訴えました。今後とも、早期開通を関係方面に強く働きかけてまいります。
 まず、中部縦貫自動車道でありますが、永平寺大野道路の福井北インター付近で、いわゆる支障物件となっております鉄塔移設について、国と北陸電力株式会社との覚書も締結されまして、今年度中の移設に向け工事に着手する見込みであります。また、大野油坂道路の大野東・和泉間では、地元との設計協議が進められております。
 舞鶴若狭自動車道につきましては、小浜西・小浜間で来年夏の開通を目指して舗装工事が進んでおります。また、小浜・敦賀間では、旧三方・上中間にあります鈴ヶ嶽トンネルが来月上旬にいよいよ貫通する見込みであります。平成26年度開通予定に向け工事が進捗しております。
 次に、敦賀港でありますが、7月に敦賀港と韓国釜山港を結ぶ国際定期RORO船が週2便就航し、いわゆる韓国航路は既存便と合わせ現在週4便であります。また、先月12日には鞠山南地区多目的国際ターミナルが本格供用を開始しました。貨物量の増加や大型コンテナ船の貨物の積み降ろしに対応できるようになり、先月末までのコンテナ貨物量は対前年同月比で1.7倍の1万1,451TEUと大きく伸びています。これから航路拡充のため、中国航路の誘致を全力で進めるとともに、敦賀港の利便性をさらに県内外の企業にPRし、貨物取扱量のさらなる拡大を推進します。
 次に、ダムの整備であります。
 9月に国土交通大臣から河内川ダム、吉野瀬川ダムについて検証に係る検討要請を受け、先月、それぞれ、県と関係の市町からなる検討会を設置しました。これから迅速に検討を行って対応方針を決定し、国に対し、地方の検討結果を尊重して、早期に判断するよう要請してまいります。
 また、足羽川ダムでありますが、県と同様9月に近畿地方整備局に対し、国土交通大臣から検討の場を設置するよう指示がなされており、県としては、国の責任において事業の検証を迅速に行い、推進に向けた結論を早期に出すよう国に強く求めてまいります。
 次に、福井駅西口中央地区の再開発であります。
 今月12日に福井市長から、NHKが現在のプランでの進出に難色を示しているとの報告がありました。県としては、9月議会において熱心な御議論をいただき、NHKが入居予定の棟の4階に、サイエンスを楽しく学ぶ体験型施設を整備するという方向性を出し、県議会の御了解も得たところであります。
 市は、NHKと再度交渉し、参画に向け全力を尽くすとしておりますので、引き続き交渉状況の説明を求めるとともに、その結果を待つ必要があると思います。西口再開発事業は駅周辺の活性化のため重要なプロジェクトであり、市が事業全体を調整し、責任を持って取り組むべきであり、県としては、こうした市の対応を見きわめた上で、よりよい方向に進められるよう支援していきたいと考えています。
 次に、「元気な県政」であります。
 まず、環境政策であります。
 生物多様性の保全につきましては、コウノトリを自然再生のシンボルとして位置づけまして、来年度、県内でのいわゆる放鳥、定着を目指しています。現在、兵庫県とその時期や方法について協議を行っているところであり、越前市や地元とともに受け入れ準備を進めております。来月には、越前市の白山地区において、えさ場の整備を始める予定であります。
 また、自然環境団体等との活動を資金面でサポートするため、募金委員会を今月15日に設置しました。広く寄付を募り、生き物の生息場所の整備、外来生物の駆除活動を実践する団体に対し、支援を行ってまいります。
 次に、ふくいブランドの創造であります。
 恐竜につきましては、本県のトップブランドの一つとして、全国への発信を強化しております。恐竜博物館でありますが、開館10周年記念特別展をことしの7月9日から11月7日までの122日間にわたり開きました。メディアと連携したPRなどが功を奏し、その間18万人を超える入館者があったところであります。特別展として過去最高を記録いたしました。これからも全国に恐竜ブランドを発信し、奥越地域の観光拠点として、また福井全体としてのPRをしてまいります。
 次に、今回提案いたしました補正予算案であります。
 今回の補正予算案は、先ほども申し上げましたが、経済・雇用対策として追加実施する事業のほか、給料及び期末・勤勉手当の引き下げ等を内容とする人事委員会の勧告を受けた人件費の減額について、所要の補正を行うものであります。
 その結果、補正予算案の規模は、一般会計166億2,907万円、企業会計8,343万円余の減額、計165億4,563万円余となり、本年度予算額の累計は、一般会計5,257億3,420万円余、特別会計134億2,867万円余、企業会計286億2,889万円余、計5,677億9,178万円となった次第であります。
 歳入でありますが、収入が見込まれる国庫支出金83億1,460万円余のほか、県債49億1,900万円等を計上した次第であります。
 次に、第85号議案について説明申し上げます。
 暴力団の排除を図り、県民の安全で平穏な生活を確保するため、福井県暴力団排除条例を制定し、事務所開設の禁止など所要の事項を定めるものであります。
 その他の議案につきましては、それぞれ記載の理由に基づき提案いたした次第であります。何とぞ御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に、来春の知事選挙につきまして、私の所信を申し述べさせていただきます。
 「福井元気宣言」を県政推進の柱に掲げまして、平成15年4月に福井県知事として県政の重責を担って以来、1期、2期の7年余、県民の熱い思いを肌で感じながら、新しい時代を切り開くため県政を推進し、福井県の基盤づくりに努めてまいりました。
 清潔で効果的な県政、自己に厳しい姿勢の県政を心がけつつ、県議会、市や町の御支援、御協力をいただき、「子育て支援」「教育力と学力・体力の向上」「健康長寿のための保健・医療体制の整備」「雇用確保」「道路や港湾など基盤整備の強化」「積極的な全国発信による観光振興」そして「ふるさと納税」や「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワークの創設」などを推進してまいりました。
 しかし、一方では、県議会並びに市や町と一丸となって努力しております北陸新幹線の敦賀までの延伸は、いまだ明確な見通しが立っておらず、今後一層の団結と努力が必要であります。将来の福井県の発展のためにも何としても実現させなければならない重要な課題として残されています。
 また、さらに、全国に誇れる自然環境を生かした農林水産業と、すぐれた技術を蓄えた中小企業の新しい方向を打ち出すことも急がねばなりません。これは、若い人たちの雇用にとって重要であるだけでなく、これからの時代、女性と高齢者の活躍の場をさらに広げ、この分野の日本一を目指す必要があります。そして、教育・文化を一層充実させ、暮らしの中身がもっと豊かな福井県にしなければなりません。
 急速にグローバル化する世界経済の中で、地方に住む私たちの生活も、産業や行政の細部に至るまで、大きな変革と厳しい覚悟を迫られている状況をひしひしと感ずることとなっております。国任せの地方、東京志向の地方はもう成り立たないのであります。
 私たちは今、地方の持つ教育力、文化力、産業力などすぐれた力を結集し、県民みんなが希望を持って、幸せな福井県を築いていかなければなりません。
 さらに、「ふるさと納税」や「知事ネットワーク」など、今、緒についたばかりの「地方の連携」を確かなものにし、互いに学び合いながら発展する「地方の自立と協力体制」を築くことが急がれております。
 時代の大きな転換点に立って今、私はこうしたさまざまな県政課題に思いをめぐらせるとき、いまだ「道半ば」の気持ちを強くしております。これまでの成果と経験をもとに、より大きなスケールで、県政を次の段階へ前進させることが、私に課せられた責務であると考えております。
 来年春、県民の皆様の御理解と御支援をいただき、改めて元気いっぱいの福井県を目指して頑張る覚悟でございますので、引き続き県議会の皆様の御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 県勢のさらなる発展に向け、初心を忘れず県民目線に立ち、誠心誠意努力し、渾身の力を傾注する決意でございます。どうかよろしくお願いします。ありがとうございます。
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◯議長(中川平一君) ただいま知事から説明のありました議案の中で、第82号議案 福井県一般職の職員等の給与に関する条例等の一部改正についてにつきましては、地方公務員法第5条第2項の規定により、人事委員会の意見を求めておきましたところ、お手元に配付のとおりでありますので、御了承願います。
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 (写)
                                 人 委 第527号
                                 平成22年11月26日
  福井県議会議長 中川 平一  様
                       福井県人事委員会委員長 川 上 賢 正
             条例の一部改正に伴う意見について(回答)
  平成22年11月26日付け福議第1147号で意見聴取のありましたみだしのことについて、下記のとお
 り回答します。
                      記
  第82号議案(福井県一般職の職員等の給与に関する条例等の一部改正について)
  同議案のうち、「福井県一般職の職員等の給与に関する条例」「福井県一般職の任期付研究員の
 採用ならびに給与および勤務時間の特例に関する条例」「福井県一般職の任期付職員の採用および
 給与の特例に関する条例」「福井県一般職の職員等の給与に関する条例等の一部を改正する条例
 (平成18年福井県条例第5号)」「福井県一般職の職員等の特殊勤務手当に関する条例」「福井県
 職員の育児休業等に関する条例」「福井県職員等の勤務時間、休暇等に関する条例」「福井県教育
 長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例」および「外国の地方公共団体の機関等に派遣
 される福井県職員等の処遇等に関する条例」の一部改正については、本委員会が平成22年10月4日
 に行った「職員の給与等に関する報告および勧告」を踏まえ、職員の給料月額、期末手当および勤
 務手当の支給割合の改正等を行うものであり、適切な改正である。
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) ただいま議題となっております日程第7及び日程第8の45件のうち、日程第8の1件につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(中川平一君) 御異議なしと認めます。
 よって、そのように決定いたしました。
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) これより、日程第8の1件に対する質疑及び討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告者はありませんので、ないものと認め、本件に対する質疑及び討論は終結いたしました。
             ───────────────────

◯議長(中川平一君) これより、採決に入ります。
 その方法は起立によって行います。
 日程第8 第82号議案 福井県一般職の職員等の給与に関する条例等の一部改正についてを原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。
    〔全 員 起 立〕

◯議長(中川平一君) 起立全員であります。
 よって、日程第8につきましては原案のとおり可決されました。
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◯議長(中川平一君) 以上をもって、本日の議事日程は全部終了いたしました。
 この際、お諮りいたします。
 明27日から29日までは休会にいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(中川平一君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 なお、来る30日は午前10時より開議することとし、議事日程は当日お知らせいたしますから、御了承願います。
             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◯議長(中川平一君) 本日は、以上で散会いたします。
                              午後2時13分 散 会