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石川県 白山市

平成28年  8月会議 09月07日−03号




平成28年  8月会議 − 09月07日−03号









平成28年  8月会議



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        平成28年白山市議会8月会議会議録第3号

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            平成28年9月7日(水曜日)

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出席議員(20人)

   2番  山口俊哉君      3番  安実隆直君

   4番  吉本史宏君      5番  永井徹史君

   6番  石地宜一君      7番  小川義昭君

   8番  安田竹司君      9番  北嶋章光君

  10番  宮中郁恵君     11番  村本一則君

  12番  宮岸美苗君     13番  岡本克行君

  14番  寺越和洋君     15番  吉田郁夫君

  16番  竹田伸弘君     17番  清水芳文君

  18番  前多喜良君     19番  藤田政樹君

  20番  西川寿夫君     21番  中西恵造君

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欠員 1番

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説明のため議場に出席した者の職氏名



市長
山田憲昭君
 
副市長
井田正一君


総務部長
竹内正隆君
 
企画振興部長
田持智行君


健康福祉部長兼
福祉事務所長
村井志朗君
 
市民生活部長
広野晴城君


産業部長
川北誠喜君
 
観光文化部長
毛利文昭君


建設部長
高田 隆君
 
上下水道部長
長谷川 茂君


総務部次長兼
財政課長
山本一彦君
 
企画振興部次長兼
交通対策課長
清水晶夫君


建設部次長兼
土木課長
松田正之君
 
職員課長
吉森昭一君


管財課長
米田 徹君
 
企画課長
横川祐志君


長寿介護課長
池田紀子君
 
こども子育て課長
元村とよ君


地域安全課長
源 康晴君
 
環境課長
三谷光司君


農業振興課長
東元清隆君
 
地産地消課長
出口和子君


観光課長
米林 歩君
 
文化振興課長
木田 清君


都市計画課長
喜多悟史君
 
教育長
松井 毅君


教育部長
松田辰夫君
 
学校教育課長
中村治郎君



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職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

 事務局長     北村 潔君   議事調査課長   佐々木 満君

 主査       小林典子君   主査       西川喜朗君

 手話通訳士    堀口佳子君   手話通訳士    長谷川智美君

 手話通訳士    恒川奈加代君

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            議事日程(第3号)

                         平成28年9月7日(水曜日)

                         午前10時 開議

  日程第1 一般質問

  日程第2 議案第79号ないし議案第100号

       (委員会付託)

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            本日の会議に付した事件

  議事日程(第3号)のとおり

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          午前10時0分開議



○議長(村本一則君) これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(村本一則君) 日程第1一般質問を続けます。

 順次発言を許します。

 2番、山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 議席番号2番、(新)市民の声の山口俊哉です。通告に従い、一般質問を行います。

 7月に、神奈川県相模原市で障害者入所施設が襲われ、19人が刺殺されるという信じられない事件が起こりました。

 亡くなられた方の御冥福とけがをされた方の一日も早い回復をお祈りしたいというふうに思います。

 しかし、この間、亡くなられた方の氏名が全く報道されないなど、障害者差別解消法が施行がされておりますけれども、障害者を取り巻く環境の厳しさを感じております。

 また、容疑者の言動を新聞報道等で聞きますと、教育の大切さというものを実感しております。

 全ての人とともに学び育っていく、そういう共生のまち、そういったまちづくり、本当に大切だなということを再確認しております。

 さて、その大変大切な教育の現場を少しおかしくしている、それが再三取り上げている全国学力状況調査ではないかなというふうに思います。

 まず最初の質問ですけれども、前回議会で、3月、4月の学校の授業の中で、全国学力状況調査の過去問題の練習をする、そういった実態があるのではないかという質問をした際に、実態を調査してみるという答弁でございました。

 調査した結果と、その結果についての市の教育委員会の見解を求めたいと思います。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) おはようございます。

 山口議員の御質問にお答えいたします。

 まず、過去問の調査の結果の関係でございます。

 調査結果につきましては、授業中に過去問を実施していた学校、これは、小学校では19校中14校、そして、中学校は9校中8校でございました。

 授業時間を使っての練習についての見解ですけれども、市教委といたしましては、今年度7月に文部科学省から出されました通知にありますように、授業時間を何度も使って練習することで、本来実施すべき学習が十分に実施できないということが起こらないように指導をしていきますし、既に指導いたしました。

 以上です。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 少し再質問をさせていただきます。

 まず、調査結果で、一番授業時間を使った学校で、どれくらいの授業時間を過去問の練習あるいは解説に費やしたのか、資料があればぜひお教え願います。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 特に回数はないということです。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) そういう調査はしていないということでよろしいんでしょうか。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 過去問をやっているかどうかの調査のアンケートの中には、そういうものはございません。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 過去問の実態調査をするということは、大変私は評価をしております。

 教育長はそういったことはないというふうに言っておりましたので、そうじゃなかったということを、現状を見てもらうという意味では大変大切なこと、本当によく調査してくれたなというふうに思っています。

 ただ、どれくらいの時間を潰しているかとか、やはりそういったところまでやっぱりぜひ踏み込んでほしかったなというふうに思います。

 私の耳には、1時間過去問を解かせて、その後、1時間解説をすると、そういったことで、国語、算数、あるいは県でやっている理科、そういったものがあれば、どれだけの時間を潰しているんやという声を私は聞いていますので、ぜひそこまで踏み込んでほしかったなというふうに思います。

 それから、市教委のほうですけれども、実際、現場はそういうふうに過去問をやっていたという実態が明らかになったんですけれども、やっていたという責任はどこにあるというふうにお考えでしょうか。

 現場の先生にその責任があるのか、あるいは管理職にあるのか、あるいは委員会にあるのか、少しその辺のところの見解をお聞かせください。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 過去問につきましては、これまで出された学力調査の問題でございます。これは、やはり文科省あたりではしっかりと精選してつくった質問でございますので、授業中に使ってくださいと、授業中じゃなくて学校で使ってくださいというお話は、教育委員会のほうからしております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) ちょっとかみ合わないので、学校の中ではわかりましたということなんですけれども、今取り上げているのは、4月中に授業時間を使ってやっている学校があったと。それはやはり本来の調査の趣旨に反するだろうということは、これはもう10年前、始まった当初から言われていたことです。

 現在、実態として、調査の趣旨に反することがこの白山市で私は起こっていたというふうに思っています。それが起こった責任、原因はどこにあるかということを市教委として考えているのかという、あるいは教育長としてどう考えているのかということをお聞きしたいんです。よろしくお願いします。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) そういった過去問を使えというか、チャレンジシートというものを使ってほしいというのは、こちらの教育委員会のほうからの伝達というか、言っております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 大変答えにくいことを質問しているからそういう答えになるのかなと思いますけれども、調査した結果、小学校で19校中14校が授業中使っていた。中学校は9校中8校が使っていた。その他の1校もテストでやっているということですから、多分、授業時間中にテスト形式で解かせていたということなんで、多分中学校は9分の9じゃないかなというふうに私は思うんですけれども、そういったことをやっていたという実態を調べてみてわかった。

 私は、そういった実態、現場がそうなっているのはどこに原因があったと思うんですかという調査を受けての見解を私は聞いているんです。

 ぜひ教育長、答えていただきたいと思います。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 調査の結果、授業中にやっていた、これはあくまでも本来実施すべき授業、学習をせずにやっておった学校については、既にそういったことがないようにということで、先ほど答弁いたしましたように、指導をいたしました。

 これを私どもがこういうチャレンジシートということでお話をさせていただいたわけです。

 完全に授業中にチャレンジシート、過去問を使うなということは言っていないわけです。あくまでも、本来の授業をせずにそういったチャレンジシートばかりやる。要するに、点ばかりということにならないようにということで、こちらのほうも指導をしておる、こういうことです。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) それは前回、私が質問したときも同じことを教育長は言われています。

 ですから、現場はそうじゃない、授業中に授業を潰してやっているよと、だから調べてくださいと言ったら、調べましたということです。

 中学校9校中8校は時間配分、テスト形式、問題傾向になれさせるために実施したというのは、これは、まさしくテストになれて点数を上げるため、通過率を上げるための行為じゃないでしょうか。

 やはりそういったことが実際行われていたということがわかった上で、じゃ、なぜそうなったかという原因を取り除かないと、多分、来年以降もこの学力状況調査は続くと思うんですけれども、同じようなことが起こってくる。

 ですから、その原因がどこにあるとお考えですかということを聞いているんです。

 ぜひお答え願えればと思います。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) あくまでも通過率を上げるということではない。本来のこういった学力テストの形式になれていない子供たち、本番になって、いきなりなかなか実力が発揮できない、本来の力が発揮できないというようなところから、授業中に1回問題を過去問でやってみる。こういう形でやったわけでございます。

 ですから、そういった1回ぐらいなら授業中にやってもいいのではないか、そんなふうに思います。それは要するに、授業に差し支えがあるとか、そういったことはないようにということで指導をしたということです。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 突っ込んで聞いたら、マイナス答弁が出ちゃったので、だめだということを次に質問で言おうとしているのに、1回ぐらいはいいと、それはだめですって。

 形式になれるとか、それはまさしく通過率を上げるためじゃないですか。

 今の教育長の答弁は取り消していただきたいんですけれども。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 取り消すつもりはありません。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 大変残念な答弁になってしまいました。

 これだったら、1回はやっていいというふうに教育委員会が認めたことになっちゃいます。それは4月に出た通知に反することじゃないんでしょうか。

 教育長、よくお考えになって、もう一度お願いしたいと思います。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 今ほどの質問ですけれども、難しい答えなんですけれども、先ほど言いましたように、私は、本来の力を発揮すべきときには、若干のそういった過去問をやるということもいいのではないか。全く否定するものではありません。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) それは文科省通知もそう言っているわけで、問題にしているのは、直前になってやる。しかもテスト形式でやる、過去問を直前になって授業時間を潰してやる、ここがだめだというふうにあの通知は言っていたと思うんです。

 ですから、やっぱりそこはだめだと教育長、言わなければいけないと思うんですけれども、どうでしょうか。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 文科省が言っているのは、今ほど山口議員おっしゃるとおりに、本来の授業をせずに、過去問を何回もやっておると、そういったところに問題があるということで、4月の通知が出たかと思います。

 ですから、過去問、これは確かに先ほど言いましたように、文科省がつくり、精選した厳選した問題ですので、特に授業を潰してということではないんですけれども、やってみるのも1つかと思います。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) どれだけ粘っても多分これまでなので、次に行きますけれども、私は、現場の先生方が過去問を授業を潰してまでやらなければいけない、私はやらされているというふうに思っているんですけれども、現に、私のところに、校長からやれと言われて困っているという声は多数聞いています。

 要するに、現場の先生方はやらされているんです。何でやらされているのか。特に管理職の先生が通過率を上げないといけないという、そういう強迫観念に物すごくかられています。とりあえず通過率を上げればいいんだと。そのために4月、テストの前に授業を潰してやれと、現場で言っています。それはまさしく通知に違反することだと思うんです。

 それをやっている、やらされているのがその責任が、私は現場の先生ではなくて、管理職あるいは教育委員会の姿勢に問題があるというふうに思っているんです。

 ですから、少し頑張って粘ったんですけれども、残念ながらそんな答弁だったということだと思います。

 もう一回聞きますけれども、ことし授業中に4月に取り組んだ学校、多数ありました。今度9月、いつになるかわかりませんけれども、ことしの状況調査の結果が出ます。その数字は本当に意味のあるものだというふうにお考えでしょうか。

 私はそれだけやっている、直前にやっている、やらされている、練習している、その結果出てくる数字には、ほとんど意味がないというふうに思うんですけれども、教育長はいかがお考えでしょうか。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 今ほどの質問ですけれども、意義があって初めてやるわけでございます。意義のないものはしません。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 意味のあるものにするために、やってはならないというものがあると思うんです。それが直前になって授業を潰してやらせると。それはやってはいけない、通過率を上げるためだけで、おかしいというのが4月に出た通知の内容だと思うんです。

 今回調査して、結果が出ました。じゃ、それが本当に意味のあるものかどうか、ぜひ委員会で検討してほしいというふうに思います。

 それでは、来年に向けての話です。

 3月、4月に授業を使って、過去問あるいは過去問に類する問題の練習は、これはやるなと、はっきりと言わないと私はいけないというふうに思っています。

 指導だけしたということであれば、現在、今と何ら状況は変わりませんから、やはり管理職がそういう行動に出ることは十分考えられますので、ぜひ中止と言ってほしいというふうに思いますし、あるいは学校長がやれと言ったら、やはりそれについては、調査の意味合いを薄れさせますから、何らかの罰則があってもいいんじゃないかなというふうに思いますけれども、いかがお考えでしょうか。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 授業を使っての過去問やそれに類する問題の禁止についてですけれども、子供たちが持っている力を発揮するためには、実際のテストになれることが必要であると考えております。

 そういうことから、先ほど言いましたように、若干テスト形式の経験がありませんので、そういったなれるためにも授業中に取り組む必要がございます。

 ただし、テスト形式で何回も何回も集中的に過去問を練習する、こういった行き過ぎた取り扱いにならないよう、これは校長会議等でも口を酸っぱくして言いましたし、指導をいたしたところでございます。

 今後も適切に学校を指導してまいりたいと、このように考えております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 管理職に何らかの罰則があってもいいんじゃないかという部分についての答弁をお願いします。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) ただいまの御質問ですけれども、管理職の皆さんも、子供たちのしっかりとした確実な学力をつけるために一生懸命取り組んでおります。そういった方々にそういうことはできるはずがありませんし、私は逆に、一生懸命取り組んでおいでる校長さん、教頭さんには感謝をしたい、このように思います。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) ペーパーテストですから、どうやったら通過率が上がるかというのは、先生方であればわかります。もちろん受験生もわかっています。過去問を解くことです。

 大学入試の図書を扱っている本屋さんに行きますと、過去問がずらっと並んでいて、それでやりなさいと。そうすれば、通過率は上がるんですよ。

 今の答弁だったら、本当に管理職の先生は難しいなと。上げて上げて、でも直前やるなと。ぜひそこのグレーゾーンをしっかりと私は線を引いてほしいなというふうに思います。ぜひお願いします。

 過去問あるいは過去問に類する問題を4月に、直前にやるのはおかしい。私はぜひそう言ってほしいと思います。練習になれなければならない、12月に県のやつをやっているじゃないですか。十分でしょう。ぜひ再答弁をお願いします。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 今ほどの質問、過去問は全くだめだというふうに聞こえてくるんですけれども、テストの通過率を上げるために4月あるいは3月にやるのは、それはおかしい。確かにおかしいわけで、今はっきりと校長会を通じて校長先生方に指導したと、こういうふうに申し上げたとおりでございまして、そのほかにはやはり授業の振りかえ、そういったものに適切に使っていくようには言っております。

 以上です。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 4月の授業中にと言っているじゃないですか。ぜひお願いします。校長に徹底をお願いしたいと思います。

 実は、学校現場のほうでは、この学力状況調査が入ってきて、通過率を上げなければならないということで、大変私は教育がゆがんできているというふうに思います。

 先ほども言ったとおり、管理職が大変強迫観念を持って、やれという指導をしているのが今の白山市の教育の現場の実態ではないでしょうか。その結果、今まで白山市が大切にしてきた教育がないがしろにされている。私はそういうふうに思います。

 本市では、学校図書館司書を配置して、図書館教育に力を入れております。花いっぱい運動、そういった道徳的なところにも力を入れようとしています。

 教育の中で、学力以外の部分、物すごくたくさんありますし、学力でも、ペーパーテストではかれる学力はほんのごく一部だというふうに思います。

 ことし、地元の中学校の卒業式の際に、PTA会長がお祝いの言葉を述べました。その中で、社会に出るために、学力ではなくて挨拶や協調性、挑戦する勇気、達成感、かけがえのない親友、仲間たちの思いやりや感謝の気持ち、こういったものが大切だということを申しておりました。決して学力だけで世の中渡っていけないよということだと思います。

 多くの人が、来賓席ですけれども、共感をしていました。ぜひそういったところをもっと大事にするんだと、そういったところに私は立ち返ってほしいというふうに思います。

 今の学校現場は、教育長が言われるとおり、チャレンジシートで過去問になれなさいということで、非常に1年間通じて圧迫感があります。こういった部分が本当に大切にされているのかなと、私は大変心配をしております。

 それで質問です。

 学校教育活動で、学力状況調査の対策に重きを置き過ぎで、バランスが私は崩れているというふうに思いますが、見解を求めたいと思います。

 また、学校教育を点数競争に追いやっている学力状況調査からの離脱をぜひ決断してほしいというふうに思います。

 最後に、市長にお聞きしますが、市長の考える白山市の教育と今の学校現場とのずれがあるというふうに私は思っておりますけれども、ぜひ見解を聞かせてください。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 本市が大切にしてきた教育とのバランスが崩れているのではないかという御質問でございます。

 小・中学校では、挨拶運動やボランティア活動、読書活動など、さまざまな取り組みを行っており、子供たちの成長を促しております。

 本市は、感性のびのび俳句大会や3泊4日の宿泊体験推進事業の実施など、感性を豊かにする教育を進めており、点数にとらわれることなく、確かな学力、豊かな心、健やかな体の育成のバランスのよい教育を実施いたしております。

 学力調査からの離脱ということでございますけれども、調査の結果だけでなく、児童・生徒や学校の質問紙調査の回答状況も含めた分析を行い、授業や家庭学習の改善充実を図り、児童・生徒たちが確かな学力を形成するために意義ある調査だと思っております。



○議長(村本一則君) 松田教育部長。

     〔教育部長(松田辰夫君)登壇〕



◎教育部長(松田辰夫君) 理想の教育とのずれはないかとの御質問についてでありますが、昨年、ふるさと白山市を愛し、誇りに思える人づくりを基本理念として、白山市教育大綱を策定しました。

 その中の3つの基本目標の1つに、確かな学力の形成があります。その検証の場の1つとして、学力・学習状況調査は意義のあるものと考えており、ずれはないと思っております。

 ただ一方で、人生の中では、学力ばかりではなく、物事に向かっていく姿勢を持つことや何か起こったときにどう判断していくかということが大切だと思っております。

 子供たちには、白山市への愛着を深め、知・徳・体の調和のとれた生きる力をつける教育の推進を考えているものであります。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 部長の最後にありましたとおり、学力だけではないよということをぜひ言っておきたいというふうに思います。

 今、石川県内、実は働く人、人手不足の状態が起こっております。これはやはり大きな意味で見ると、やっぱり教育のやり方、教育の目標がそこに重きを置き過ぎているから起こっているんじゃないかなと思います。

 いい点数をとって、いい高校へ行って、いい大学へ行って、大きい企業へ就職して、それが人生の成功だみたいな、やはりそういったものが教育の根底にあって、それが学習状況調査が入ることで、特に小学校で顕著になってきている。

 中学校はやっぱり高校入試の部分で、どうしてもそういったところを意識することが行われておりましたが、小学校で特に学力、学力、テスト、テスト、やっぱりそこの面が物すごく強くなってきて、白山市が大事にしてきた教育とのバランスが本当に崩れているんじゃないかということを感じています。

 これで、各学校ごとの点数を公表しますようなことになったときに、平均点の低かった学校の子供たちはどういうふうに思うだろうか。学校の中で、通過率の悪かった子は学級の中でどういう立場になるだろうか。その通過率あるいは点数がいい者がいい人間だというふうな、私はそういう風潮にますますなっていくんじゃないかと。

 今もやはりそういったものがあって、例えば白山市内で働いています塗装業の人であったり、あるいは型枠職人であったり、そういった方々は人手がいないと。やはりそういった職業よりも、点数とって、いい高校へ行って、いい大学へ行って、やっぱりそういった風潮が強くなってきているからこそ、そういった人手不足になっているんじゃないかなというふうに思うんです。

 市長にもう一つ、最後にぜひ答えてほしいんですけれども、市長は子育てしやすさ日本一ということを掲げて当選をされました。教育の部分においても、当然、見識があると思います。

 今の現状、やはり私はバランスが崩れているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、市長の考えをぜひお聞かせください。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) おはようございます。

 今ほど、教育長とのやりとりを聞いておりました。

 学校は、ある意味では勉強するところでもありますし、そしてまた、同じ学年、それから先輩、後輩とも交流したりスポーツしたりする、そんなことによって子供のいろんな部分が発達していくんだろうなというふうに思っております。

 そういう中での1つの勉強という数字をどうあらわすかということでいえば、そういった学力調査というのは、これは必要だというふうに思っております。

 ただし、私自身に振り返ってみれば、全然勉強もしたことないし、予習・復習は当然しないわけですし、野球ばかりしていた男ですから、そういう意味では、高校までは勉強しなかったのかなというぐらいに思っていますけれども、生きるということも含めた、そういうものについては、また大事だということも私もよく承知をしております。

 ですから、知・徳・体も含めてですけれども、しっかりとバランスのいい人をつくっていく。それから、やっぱり自分のやりたいことに向かっていけるような子供をつくっていく。それが画一的でない、自分の思いがやろうということにつながっていくような、そういうことを引き出せるような、そういう人間になってほしい。

 ですから、学力調査の中で、ものができるということと応用編というのがあると思います。その応用編がどこまでできるのかということにもっと着目するような、そういうような形も含めて、子供はのびのびと、そしてまた、規則にものってしっかりやれるような、そういうことによって、大人になっても自分が生きていく、充実した人生を送れるんじゃないかなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) それでは、次の質問に移ります。

 出退勤記録簿を6月から実施しております。その結果、毎年10月に行っていた勤務実態調査は必要ないということになるのでしょうか。勤務実態調査をどうするか、見解を伺います。



○議長(村本一則君) 松井教育長。

     〔教育長(松井 毅君)登壇〕



◎教育長(松井毅君) 勤務実態調査の実施につきましては、10月中に1週間の調査期間を設け、実施をいたしたいと思っております。

 調査内容につきましては、学校での勤務時間以外の仕事の時間、家庭に持ち帰った仕事の時間及びその主な仕事の内容、こういったものも調査をしたいと思っています。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) しっかり、持ち帰りの残業時間もぜひ調査をお願いいたします。

 では、次の質問です。

 2年前の6月会議で、学校図書館司書の身分について質問をいたしました。正規採用者と非正規がいるというところです。同じ仕事をしておりますので、ぜひ同じ待遇をということで質問いたしました。その際、今年度策定予算の定員適正化計画の中で考えていきたいという答弁がございました。

 ことし2名の正規職員を採用したというふうに伺っておりますが、まだ12名が非正規職員となっております。なるべく早い時期に正規職員となるよう計画をつくるべきと考えますが、見解お聞かせください。



○議長(村本一則君) 井田副市長。

     〔副市長(井田正一君)登壇〕



◎副市長(井田正一君) おはようございます。

 学校図書館司書の身分の御質問にお答えいたします。平成26年の6月当議会で、山口議員に同様の御質問をいただき、私が答弁をさせていただいております。

 その際に、行財政改革の大きな柱として、市職員全体数の削減に取り組んでいる中、早期に学校図書館司書を正規化することは難しいと、長期的に考えたいという答弁をさせていただきました。

 学校図書館司書の全校配置につきましては、御承知のとおり、教育環境の充実と多様な図書を通じて感性豊かな子供を育成することを目的に、平成10年4月から旧松任市が県内で他に先駆けて実施をしたものでございます。

 この教育効果が非常に高いということで、白山市においても継続して配置をいたしております。ことし4月にも、新規採用を行っております。

 ただ、合併による配置校の増加、それと中途退職等がございまして、全てを正規化するには至っていないのが現状でございます。

 議員御指摘のとおり、正規化はベストと考えますが、まずは、今は職員数全体の適正化、その上での行政サービスの確保や再任用制度の運用、さらには行政ニーズの多様化・高度化に合わせた専門技術者の確保、そういったことも総合的に図る必要がございます。

 そうした事柄をしんしゃくし、行政運営の一部として臨時職員で対応するもの、あるいは業務を委託するもの、また指定管理者制度を活用するものなど、いろいろとございます。

 当然でございますが、臨時職員については待遇的な配慮もいたしておりますし、研修等を正規職員と同等に実施をし、能力の確保、あるいは向上に努めております。現状、行政サービスの質には問題がないというふうに考えております。

 ただ、正規化に向けての思いは山口議員と同じであります。御説明申し上げたとおり、サービスの質を維持・向上する中で、正規化に取り組みたい、そのように考えております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) ぜひ今つくっている計画の中で、この年度までには100%にしますというふうな数値目標を挙げるようなことはできないでしょうか。再質問です。



○議長(村本一則君) 井田副市長。

     〔副市長(井田正一君)登壇〕



◎副市長(井田正一君) お答えいたします。

 そういった個々の目標を設定することは大切かなとは思います。ただ、先ほど申し上げたとおり、別の専門職というのが、一例を挙げますと、保育士、あるいは保健師、栄養士、それから手話通訳士、建築設備の技術者、臨床心理士、消費生活専門員、あるいは精神保健福祉士、社会福祉士、電気技術者等々、今までになかったような専門職が相当出てきております。

 したがいまして、今ここで固定をして、いつまでにやりますと言うのは、言えれば一番いいんですが、やはりこれは社会情勢あるいは行政環境の変化もありますので、先ほど言いました計画についてはやはり大まかな線の中で、それぞれ適宜きちっと対応していきたいというふうに思っております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 保育所職員であったり市職員で臨時職、非正規の方がいらっしゃるはよくわかっています。今なぜ学校図書館司書を取り上げているのか。これは各学校1名配置で、同じ責任感のもと同じ仕事をやっています。保育所のように、例えば5人の職場で3人が正規で2人が非正規、そうしたら保育所の中で役割分担があって、同じ仕事かどうかというのは大変わかりにくいです。

 でも、この学校図書館司書は、明らかに同じ仕事をしています。同じ仕事をしているならば、安倍首相も同一労働同一賃金というようなことを言っていますので、やはりここをやっていかないと、訴訟なんていうことにはならないと思うんですけれども、裁判すると、やはり負ける事項じゃないんでしょうか。

 計画の中でぜひ学校図書館司書、同じ仕事をやっています。明らかですので、早期の正規化をぜひお願いいたします。

 次の質問です。

 7月の行政視察で福島市の土湯温泉で取り組んでいるバイナリー発電所を見学してきました。大変効率のいい発電所で、環境にも優しく、ぜひ白山市にも導入してほしい発電所、そういった思いで見てまいりました。

 その中で、福島市として、夏休み市政見学会と称し、小・中学生と大学生向けに再生可能エネルギー施設の見学ツアーを開催しておりました。

 本市でも、民間の太陽光発電所や小水力発電所など、再生可能エネルギー施設が多数あります。小・中学生や高校生、大学生に向けて、再生可能エネルギーへの関心を高めるためにも、こういったツアーを開催してはどうでしょうか。見解を伺います。



○議長(村本一則君) 広野市民生活部長。

     〔市民生活部長(広野晴城君)登壇〕



◎市民生活部長(広野晴城君) おはようございます。

 小・中学校や高校生、大学生向けに再生可能エネルギーの見学会を開催してはどうかとの御質問にお答えいたします。

 現在、保育園、小・中学校や高校では、社会見学の一環として、松任石川環境クリーンセンターを訪れております。この施設は、ごみの燃焼により発生する蒸気で発電を行うバイオマス発電施設であります。そこで必要電力を賄っております。

 また、市では、環境学習事業として、環境カウンセラー等の講師をお招きし、小水力発電の実演等による再生可能エネルギーの種類や仕組みについての授業を毎年小学校で実施しております。

 さらに、今年度、直海谷川に新設された小水力発電施設に発電の仕組みを説明する学習用パネルの設置に助成を予定しており、ことし10月に完成見込みとなっております。これまでも事業者が独自に既存の太陽光発電施設や水力発電においても見学の受け入れを行っております。

 本市といたしましては、今後、若い世代に環境問題への関心を持っていただくことが大切なことから、小・中学生や高校生、大学生を含む一般市民を対象とする見学会の開催を検討していきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) ぜひ見学会実施の方向でお願いいたします。

 では、次の質問です。

 白山開山1300年記念事業についてです。

 3年計画で事業展開をするというふうに聞いておりますけれども、それぞれの年度のメーンターゲットは何でしょうか。やっぱり年度によって違ってくるのじゃないかなというふうに思っています。

 資料をちょっといただきましたけれども、ちょっといま一つはっきりしませんので、それぞれの年度にメーンターゲットをどこに置くのか、そういったところを少し説明を願えないでしょうか。また、メーンターゲットに向けた事業についても説明を伺いたいと思います。

 また、県内の他市町との連携あるいは福井県や岐阜県の他県との連携、そういった状況がちょっと見えません。先日、福井県勝山市の市議のほうから、なかなか連携が見えないと、白山市どうしているというような、私、個人的に問い合わせを受けました。他市との連携について、現状をお教え願います。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 3年計画のそれぞれのメーンターゲットと主な事業についてお答えいたします。

 白山開山1300年記念事業は、市の魅力を効果的に市内外へ発信をするとともに、市民参加での交流、さらなる市民の一体感の醸成と、ふるさと白山への愛着の高揚を図るために取り組むものでもあります。

 まず、今年度は、市民に白山開山1300年を知っていただくことが肝要であることから、市民をターゲットに周知活動を実施いたしております。

 7月から具体的な取り組みを始めており、今後、ポスターやプロモーションビデオの作成も予定をしているとともに、順次、各公民館で地域の方々によるLEDライトの演出も行われるということになります。

 また、白山開山1300年を記念とする来年度は、市民に加え観光誘客を図るために市外、県外をターゲットとしたイベントを実施をいたしたいというふうに考えております。

 主な事業といたしましては、山開きの前後には、白山登山関連での「タスキでつなぐ白山登山」や「お水返し」、それから、夏には、3万個のソーラーLEDによる光の演出「灯りでつなぐ1300年」を計画しており、秋には、白山シンポジウムの開催にあわせ、白山にまつわる物産販売や伝統工芸の発表など、白山の恵みフェアを盛大に開催いたしたいというふうに考えております。さらに、白山をテーマとした旅行商品の開発により、観光集客を図っていきたいというふうに考えております。

 平成30年度は、それまでの実績を踏まえて、継続した観光誘客を図る取り組みを行っていきたいというふうに考えております。

 なお、白山開山1300年記念事業につきましては、市民の方々を初め各種団体や民間事業者などオール白山体制で取り組み、記念事業の輪が大きなものとなるよう進めていきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) 他市町との連携の進捗状況についてお答えいたします。

 現在、環白山広域観光推進協議会、また加賀地域連携推進会議、これはオール加賀会議のことをいいます、などを通して、広域的な白山開山1300年をPRするとともに、今ほど市長が申しましたシンポジウムや白山の恵みフェアなどへ参加協力について、関係市町と調整を進めていきます。

 また、実行委員会で意見交換はあるのか、原案以外の案を取り入れることはあるのかについてでございますが、本年3月に実行委員会へお諮りした事業計画につきましては鋭意準備を進めているところであり、必要があれば、事業の変更を実行委員会に図っていきたいと考えておりますし、また原案以外の案につきましても、よい案がありましたら積極的に取り入れていきたいと思っております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) ぜひ他市町との連携、しっかりと進めてほしいなというふうに思いますし、他市町と一緒に事業をやるというようなことは考えているのでしょうか。再質問します。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) 再質問にお答えします。

 年間通じてということはなかなか難しいということになるかと思います。

 まず1つは、昨日も申し上げましたホームページを立ち上げて、各関係の市町のとの連絡をとりながら、その情報を流していくということが1つの案、また先ほどシンポジウムと白山の恵みフェアということで秋に予定しております。これは、白山市で行うということでできないかということで行っております。

 そのときには、それぞれの関係の市町の物産になるか何かは別といたしまして、いろいろ参加していただくような試みを行っていきたいと思っております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 岐阜のほうには美濃の馬場がありますし、福井県からは越前のほうの馬場があります。そういったところと連携して一緒にやれば、福井県も盛り上がり、岐阜県も盛り上がり、石川県も盛り上がりということになると思います。

 白山のほうがすごく今頑張っているという状況で、ほかがちょっとついてきていないというと言葉が変ですけれども、少しまだ意識が行っていないかなというところがありますので、ぜひ働きかけのほうをお願いしたいというふうに思います。

 メーンターゲット、ことしは市民に向けて、来年は市民プラス観光誘客だということを今伺いました。

 そうであるならば、次の質問ですけれども、今やはり美川・松任地域では、白山開山1300年といっても、それはやっぱり山のことでしょうみたいなことを言われる市民の方がいらっしゃいます。

 ぜひ市民にも、白山という山は白山市の山なんだということをPRするためにも松任・美川地域で何かイベントをやる、そういった仕掛けが私は必要じゃないかなというふうに思います。

 白峰地区のほうでは、泰澄大師が開山して、下山したときに歓喜して踊ったということで、かんこ踊が文化財にも指定されておりますけれども、今の白山市の状況を見れば、松任・美川も当然白山の地元だということになります。

 それで提案なんですけれども、松任・美川地域で市民が参加して、舞台芸能を見るのではなくて、市民も参加して、まち流し的なそういった踊りを中心とした祭りが開催できないかなと。

 下山にあわせて歓喜して踊ったということで、市民もそういった踊りに参加してくださいというようなことで、踊りはかんこ踊でなくてもいいと思います。よさこいをやっている方もいらっしゃいますし、徳島だったら阿波踊り等々あります。何かそういったもので市民が参加する、そういった参加型のまち流しを中心とした祭りが松任・美川地域で開催できないでしょうか。提案いたしたいと思います。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) 松任・美川地域での市民参加型の祭りの開催についてお答えします。

 市内には、各地域でこれまで培ってきた伝統や文化の中で醸成された祭りや地域の活性化を目的としたイベントがそれぞれの地域で組織された実行委員会を中心に計画され、また根づいているところでもあります。

 地域の祭りは地域で育てていくことが肝要であります。祭り等運営する地域からの今ほどの要請等があった場合につきましては、柔軟に市のほうとしても対応していきたいと考えております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) ことし、来年とこういう記念事業をやっていけば、当然、登山者がふえることが予想されます。しかし、室堂、南竜山荘、南竜のほうは宿泊客のキャパが決まっています。そうすると、日帰りの登山客がふえるということが予想されます。

 そうしたときに心配になるのが駐車場の問題になります。今現在も、日帰りのお客さんが先に来て、駐車場にとめて登山される。宿泊の方が後から来て、駐車場以外の路上にとめて登山される。夕方になると、日帰りの方が戻ってきて、駐車場の車がなくなるみたいな現象が実際起きています。

 駐車場のことはしっかりと対応していかないと、来年以降、大変困ったことになるのではないかなというふうに思います。

 提案ですけれども、現在、市ノ瀬でマイカー規制を行っておりますが、これを白峰までおろして、白峰で車をおりていただいて、あとはバスで登山していただくというふうなことで、駐車場対策を考えてはいかがでしょうか。質問とします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) マイカー規制を市ノ瀬ではなく白峰で行うことについてお答えしたいと思います。

 白山登山の駐車場は、夏山シーズンはいつも混雑をいたしております。そのため、平成27年度は土日を中心に延べ35日間、市ノ瀬から別当出合間をマイカー規制をし、シャトルバスを運行いたしました。

 市ノ瀬駐車場の収容台数は約750台でありますが、御指摘のとおり、マイカー規制日は収容がし切れず、路上駐車が常態化いたしております。

 その対策として、地元から駐車場の拡張についての要望もいただいております。これまでも国や県に対し、駐車場拡張の要望を行ってきたところでもあります。また、マイカー規制を白峰本村で実施するという、このことにつきましては、登山者の理解や関係機関、何より地元との調整ということが一番大事かなというふうに思っております。

 そういったマイカー規制の駐車場のあり方、このことにつきましては、地元と調整をしながら検討していきたいなというふうに思っております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 山ブームも起きております。若い人も結構登山するようになりました。来年1300年記念です。絶対登山者はふえます。その対策は早めに検討をぜひお願いしたいと思います。

 駐車場が広がればいいんですけれども、国立公園内でなかなか難しいです。そうすれば白峰からマイカー規制するというような方法しかないんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いします。

 次の質問です。

 8月下旬に、石川県全体のファミリーサポートセンター事業のボランティアが少なく、活動実施件数が伸びていないという報道がありました。小さい子供のいる家庭にとって大変有意義な事業だと考えますが、本市の状況はどうなっているでしょうか。

 また、協力会員数が伸びていないなど、幾つか課題があると想定できますが、その対応策をお聞きしたいと思います。



○議長(村本一則君) 村井健康福祉部長。

     〔健康福祉部長兼福祉事務所長(村井志朗君)登壇〕



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(村井志朗君) ファミリーサポートセンター事業についてお答えいたします。

 ファミリーサポートセンター事業につきましては、市内に在住をされ、生後2カ月から小学校6年生までの子供のいる方が子供の送迎や一時預かりなどを依頼して、協力をしていただける方に援助をしていただくという制度でございます。

 本市の現状につきましては、平成27年度末現在、依頼会員が284人、協力会員が119人、両方の会員の方が47人の合わせて450人となっております。

 また、依頼会員数は年々増加傾向にはありますが、協力会員数はほぼ横ばいということで、利用件数につきましては、その年によって増減はありますが、平均で年間約350件という状況でございます。

 課題についてでございますが、協力会員につきましては、御自身の子供やあるいは孫の世話があるということや、それから預かる子供の送迎、それから預かることへの不安、こういったことで、登録会員数が横ばいということになっております。

 対策といたしましては、事業制度の周知と協力会員の呼びかけを行うこととしております。まずは、市の広報10月号におきまして特集記事を掲載し、周知に努めることといたしております。

 さらに、本庁、支所並びに市民サービスセンター窓口において利用を呼びかけるなど、協力会員数及び利用件数の増加に努めてまいります。

 以上でございます。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 大変気になりまして、福祉関係でちょっと実施件数を調べてみましたら、例えば、産後安心ヘルパー派遣事業、あるいは産後ケア事業、こういったものは年間数件にとどまっているということを知り、ちょっとびっくりしました。ぜひ改善していってほしいなというようなことを思いました。

 でも、それよりも気になったのが、その事業が必要な市民が申請をするので、その対応をしていればいいというようなニュアンスを職員の方から感じました。ふやす必要はないんやみたいな、そういうニュアンスを感じました。事業を啓発してもっと使い勝手のいい事業に変えるとか、市民の皆さんに使っていただこうという意気込みは、残念ながら私、感じられなかったんです。

 行政の仕事は、事業をつくって終わりじゃなくて、その事業を市民の皆さんに使っていただいて初めて仕事をしたということだというふうに思います。

 住民福祉の向上のため、公務員として全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することをかたく誓うと宣誓しているはずなのに、大変残念な思いをしました。ぜひ市民の方がそういった事業に対して協力したいというような要望があった場合は、門前払いするんじゃなくてしっかりと話を聞いて、大いに利用する、件数を伸ばしていくんだ、そういう意気込みが欲しいというふうに思うんですけれども、見解を求めたいと思います。



○議長(村本一則君) 田持企画振興部長。

     〔企画振興部長(田持智行君)登壇〕



◎企画振興部長(田持智行君) 意欲のある市民の力を利用することについてお答えします。

 提案理由でも申し上げましたが、夏休み期間中に開催したこども食堂では、主任児童委員の方々や大学生、高校生にボランティアとしてサポートいただき、農家の方々からは食材を無償で提供していただくなど、多くの市民の皆様の御協力を得て実施することができました。さらには、提案はがきでこの事業を手伝いたいとの申し出もいただいたところであります。

 議員御提案の市民の方からの申し出に際しては、市民協働の観点からも、各種事業を展開していく中でそうした方々との連携を深めていきたいと考えております。

 また、市民参加による活力あるまちづくりを推進するため、市民団体等が提案して自主的に実施し、地域の活性化や魅力向上に向けた事業に補助金を交付する白山市市民提案型まちづくり支援事業に1次、2次募集合わせて27事業の応募がありました。意欲のある市民の発想の豊かさや熱意を強く感じたところであります。今後も市民からの声を反映できる市民協働のまちづくりを進めていきたいと考えております。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) 市の幹部の方は協働だという意識は恐らく持っていると思いますけれども、では現場ではどうなるかといったら、ここに子育て便利帳があります。福祉関係でたくさんの事業をやっております。現場ではなかなかそういうところに余裕がないというか、そういったところを私は感じます。市民の方からもそういう相談も受けたことがございます。

 次の質問なんですけれども、ぜひ市役所職員の機運を盛り上げるためにも、市民協働の基本方針をしっかりとつくる、そういう時期に来ているんじゃないかなというふうに思います。

 市民協働の基本方針の策定をし、市役所職員にそういった機運を持ってもらう、そういったことができないでしょうか。質問したいと思います。



○議長(村本一則君) 田持企画振興部長。

     〔企画振興部長(田持智行君)登壇〕



◎企画振興部長(田持智行君) 市民との協働の基本方針の策定についてお答えします。

 白山市自治基本条例の前文においても、住んでよかったと実感できる白山市を市民協働でつくり上げるための基本条例であることを規定しており、市民協働が大変重要であると認識しております。

 このことから、今年度、市民協働を推進するための専門部署として、企画課内に協働推進係を設置いたしたところであります。

 市民との協働の基本方針の策定につきましては、先ほどお答えしたまちづくり支援事業を進化させていく過程の中で、策定の議論を行い検討してまいりたいと考えておりますので、御理解願います。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) ぜひ策定して、市役所職員としてこういう行動、市民から申し出があったときにこういうことをやっていきましょう、大事にしていきましょうということで、ぜひ策定をしてほしいというふうに思います。

 それでは、最後の質問です。

 駅南複合型立体駐車場と市営駐車場は市役所内では所管が違っておるようです。しかし、市民から見ると、これは同じ市営駐車場ということになります。しかし、公共施設を利用した場合、駅南立体駐車場では割引があるのに対し、市営駐車場にはその割引の制度がありません。これは同じ市営駐車場としてやはりおかしいことではないかというふうに思います。

 同じ市営駐車場なら同じ割引制度を導入すべきではないでしょうか。見解を求め、質問したいと思います。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 市営駐車場の割引制度についてのお答えをいたしたいと思います。

 松任駅南複合型立体駐車場につきましては、市が土地を提供し、平成20年7月から事業開始をいたしており、建物は民間事業者が建設し、運営を行っております。

 駐車スペースは518台であり、そのうち378台を市営駐車場として借り受けております。その際、本市と事業者との間で、松任駅周辺の文化会館や学習センターなど合わせて8つの公共施設の利用者に対しては、3時間の利用について無料とする協定を結んでおります。

 御提案の立体駐車場を除く市営駐車場の時間貸しについてでありますが、公共施設利用者が市営駐車場を利用した場合は、立体駐車場と同様に割引を適用拡大するという方向で、費用面も含めて検討していきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君。

     〔2番(山口俊哉君)質問席登壇〕



◆2番(山口俊哉君) では、しっかりと検討して、ぜひ同じことでお願いしたいと思います。

 それでは、質問を終わります。



○議長(村本一則君) 山口俊哉君の質問は終わりました。

 次に、安実隆直君の質問に移ります。

 3番、安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) 3番、白政会、安実隆直でございます。実りの秋を迎えようとしております。春植えた小さな苗もこうべを垂れる稲穂となりまして、実は私、きょうは稲刈り当番の日だったんですけれども、一般質問と重なりまして、また後日、天候を見ながらしなければと、そういうふうに思っております。

 しかしながら、きょうは議場で実りある答弁をいただけるように一生懸命頑張っていきたいなと思っておりますので、それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

 まず最初に、地産地消推進事業についてお伺いしたいと思います。

 第2次白山市地産地消推進計画は、白山市の農林水産物の安定供給と地産地消、市民の皆様に対する食育のさらなる推進とともに、生産者、関係団体と連携した6次産業化の地元産品の市外における認知度向上に取り組み、白山市の農林水産業の活性化や地域おこし、食を通した市民の健康増進につなげる計画でございますが、この計画に基づいた今年度の地産地消推進事業について何点かお伺いしたいと思います。

 まず、本計画を推進するため、地産地消推進会議が設置されておりますが、その運営状況と、どのような役割を持って取り組まれているのか、お伺いをいたします。

 次に、農林水産物ブランド認証についてでございますが、昨年5月会議で、私の質問で、平成24年3月以降ブランド認証がなく、目標の15品目に達していない状況を質問したところ、地産地消推進会議で検討するとの御答弁でありましたが、現在、8品目以降のブランド認証に向けた取り組みは進んでいるのか、お伺いをいたします。

 次に、今年度、新規事業として、6次産業化チャレンジ支援事業が計上されております。白山ブランドの新商品の開発支援を公募により募集することになっていたと思いますが、公募はどれだけの応募があり、どのような商品があったのか。また、今回選定された商品の特色と今後の取り扱い、そして販売戦略、それについてお伺いをいたします。

 次に、発酵の里づくり事業についてでございますが、昨年3月に全国発酵食品サミットin白山が盛況のうちに開催され、発酵の里白山を全国にアピールしたわけでありますが、白山市の発酵文化を今後とも生かす取り組みは重要な施策だと思っております。

 この発酵の里づくり事業の取り組みについてお伺いをいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 私のほうから、2番のほうから先にお答えしたいと思います。

 農林水産物ブランド認証についての御質問にお答えいたします。

 農林水産物のブランド認証にあっては、おおむねグループや組織で生産管理をしている農産物を対象にブランド認証を行っておりますが、認証するためには、一定規模の生産量、品質の均一化、生産工程管理が確認できることが要件となっております。

 これまで、米や野菜等の8品目を認証いたしております。今後、新たに認証品となる可能性がありますのは、ブロッコリーやエンドウ等であり、認証に向けて生産者団体と認証条件をクリアできるよう取り組みを進め、新たな認証ブランド品の創出につなげていきたいというふうに考えております。

 また、現在、認証品目が1次産品のみとなっていることから、加工品についてもブランド認証を拡大できないか検討をいたしているところであります。

 次に、6次産業化チャレンジ支援事業についての質問にお答えいたします。

 この事業は、6次産業化推進のため、市内で生産される農林水産物を活用した独自加工商品の開発事業者の支援を目的に、今、新たに今年度から実施をいたしております。

 5月に公募を行い、市内産の野菜やフルーツを使ったスイーツ、ジュースなど、いずれもオリジナリティーと意欲ある7件の応募がありました。

 認定に当たっては、事業の計画性、白山市を感じさせる商品、地元産農産物の消費拡大等の観点から選考いたし、白山市産の大豆を使用した商品と酒米を使った商品の2つの事業を採択いたしたところであります。

 この採択した商品につきましては、今後、マルシェドゥハクサンで試食を行い、食味等についてアンケート調査を実施し、商品のブラッシュアップを図っていきたいと考えております。

 また、この新商品について、完成発表会の実施や各種イベント等で紹介するほか、今後、開業を予定している道の駅白山での販売を行っていきたいというふうに考えております。

 次に、発酵の里づくり事業についての御質問にお答えいたします。

 本市は、全国的に見ても多くの発酵食品があり、昨年3月には、全国発酵食品サミットが開催され、発酵の里白山を全国にアピールいたしたところでもあります。

 今年度、市内外へ発酵の里白山の一層の情報発信を行うため、観光連盟や商工会議所、商工会等と連携いたしまして、発酵食品のブランド化に向けた取り組みやPR方法を検討する発酵の里はくさん研究会を先月設立いたしたところであります。

 また、発酵食品のよさを再認識していただくため、新酒が発売される時期に合わせて、11月24日から12月31日まで、地産地消推奨店におきまして、みそやしょうゆ、ふぐの子のぬか漬けを初めとした地元の発酵食品を使用した発酵食まつりの開催を予定いたしておるところであります。

 今後、こうした取り組みを推進し、より一層の発酵の里づくりに努めていきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 川北産業部長。

     〔産業部長(川北誠喜君)登壇〕



◎産業部長(川北誠喜君) 地産地消推進会議の運営状況と取り組み内容についての御質問にお答えいたします。

 地産地消推進会議は、市内で生産された農林水産物を地域内で消費する地産地消を積極的に推進するため、平成21年6月に設置し、以来、毎年開催をしているところであります。

 これまで、第1次、第2次地産地消推進計画の策定について審議をいただくとともに、地産地消に係る現状と課題や地産地消推奨店登録制度の創設を初めとする新たな取り組みについてさまざまな御意見をいただいているところであります。

 また、会の中では、今年度から新たに取り組む6次産業化チャレンジ支援事業について、商品を年間を通じて販売する必要性があることから、原材料の通年供給体制に留意することの重要性や、あるいは生産者と加工業者との連携も必要であるという貴重な御助言もいただいているところであります。

 以上でございます。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) まず、農林水産物ブランド認証の件なんですけれども、現在8品目ということで、認定以来、大分時間もたっております。白山めぐみんなんかのシールも張ったりしての販売や、そういった取り組みもされていると思うんですけれども、やはりこれは流通の促進、それから販売の拡大につながっていかなければ、ただブランド認証しただけということになってまいります。

 そういったことで、ブランドの認証化によって、そういったものが販売拡大とか流通促進につながってきているのかというのを再質問したいと思います。



○議長(村本一則君) 川北産業部長。

     〔産業部長(川北誠喜君)登壇〕



◎産業部長(川北誠喜君) 議員の再質問にお答えします。

 ブランド認証が生産量の拡大等につながっているのかといった御質問でございますけれども、市としては、さまざまな機会を通じて、市のブランド認証をした品目についてのPRを行っております。

 そういう意味で、市内で産するそういったブランド品については、一定の認知度が上がってきているものというふうに思っておりますし、それに伴って購買もいただいているというふうな認識をしております。

 これがひいては生産量の拡大につながっていくというふうに考えているところでございまして、今後もそういったPRを積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) 6次産業化のチャレンジ支援事業ということで、今回7つの応募があって、2つ、大豆を使った商品と、それから酒米の米粉パンというのを聞いておりますけれども、採択されたということでございます。これはいろいろキャンペーンとかでやっていくということなんですが、やはり、いかに販売戦略というか、6次産業化の支援をしただけではだめだというふうに思っております。

 いつも農業関係では小松市を事例に出すんですけれども、小松市も当然6次産業化チャレンジ支援事業をやっておいでまして、ここは商工会議所も支援しておるということで、特にトマト、それから大麦、そういった小松産物を使用した新商品の開発を推進して、こまつもんブランド商品ですか、そういったものに認定されております。

 当然、JA、市、それから民間事業者も連携しながらのそういった商品開発なんですけれども、6次産業化商品の出荷額が現在100億円ぐらいということでございますし、2025年には300億円を目指すといったようなすごい大きな規模ですね。地産地消ということの取り組みをやられているということなんです。

 白山市も、そういった面では、数あるたくさんの農産物もありますし、特色も出しながらそういった販売戦略をしていかなくてはいけないのではないかなと思っております。

 そういった検討もあわせて、今、地産地消の推進事業の予算が417万1,000円という、ことしの予算で、食育の推進事業が93万円、あと田んぼの学校とかが100万円ですか。そういったことで、これだけの予算ではなかなかそういった市の農産物の消費拡大にはつながっていかないのではないかなというふうに思っておりますので、ぜひ今申しました販売戦略、そして来年度に向けた大幅な予算化というか、そういった計画を立てながらぜひ取り組んでいただきたいと思いますけれども、再答弁を求めたいと思います。



○議長(村本一則君) 川北産業部長。

     〔産業部長(川北誠喜君)登壇〕



◎産業部長(川北誠喜君) 安実議員のただいまの再質問にお答えいたします。

 ある意味、我々に対してエールを送っていただいたんだろうというふうに思っております。もっともっといろんな知恵を出しながら、あるいは生産者団体と協議をしながら、そして加工についてのいろいろ技術力を持っております商工業者とも連携しながら、この白山市の産品をいかに多く生産し、PRして販売していくかということについてもっともっと知恵を絞ってまいりたいというふうに思っております。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) ぜひ、生産者も消費者も期待しているというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。

 それでは次に、道の駅(仮称)白山について、これから整備状況、それから後ほど管理運営についてということで、続けて質問させていただきます。

 国道8号宮丸南交差点付近に平成30年春の開設を目指し整備が進められている道の駅(仮称)白山についてでございます。

 去る7月20日、産業建設常任委員会で、国土交通省の重点道の駅に選定されており、平成27年4月にオープンした千葉県香取郡神崎町の道の駅発酵の里こうざきを視察させていただきました。本会議初日に、宮中委員長のほうから御報告があったとおりでございます。

 千葉県でも最も人口の少ない神崎町ですが、かつて利根川の水運業が盛んであった江戸時代から明治にかけて、米や大豆など豊かな農産物をもとに酒、みそ、しょうゆの醸造業が発達し、多くの商店がにぎわっていましたが、時代の変遷とともに衰退傾向にあったそうであります。

 しかしながら、創業300年を超える老舗の2軒の酒蔵を初め、まちの伝統産業である発酵を掘り起こし、まちづくりにつなげる動きの中で、平成25年には全国発酵食品サミットを開催し、同年に発酵の里こうざきを商標登録、また、日本酒で乾杯条例を制定するなど、発酵をテーマにしたまちづくりが実を結び、道の駅の開設に至ったとお聞きをいたしました。

 地元野菜の販売や発酵食品、発酵料理が好評で、新商品の開発や特産品の生産促進につながっており、全国多数ある道の駅との明確な差別化を図っておられます。

 人口や面積は違えども、白山市も発酵の里白山や白山菊酒の事業も展開する中で、開設準備を進めている道の駅(仮称)白山は、国土交通省の重点道の駅候補にも選定されていることから、大変参考になる視察でございました。

 そこで、道の駅の整備計画が示されてから、整備内容に関しては整備検討委員会で進められてこられたと思いますが、これまでの協議経過についてお聞きいたします。

 次に、神崎町でも発酵文化をテーマとした道の駅が建設されたように、道の駅(仮称)白山にもテーマやコンセプトに基づいたそれぞれの機能を持った施設が整備されることと思いますが、どのような機能を持った施設が整備されるのかお伺いをいたします。

 それから、平成30年春の開設まであと1年半という時間が限られた中で、建設工事の動向にも市民の皆様も注目されておりますので、開設までの整備スケジュールについてお伺いいたします。



○議長(村本一則君) 高田建設部長。

     〔建設部長(高田 隆君)登壇〕



◎建設部長(高田隆君) 道の駅(仮称)白山の整備状況についてお答えいたします。

 初めに、整備検討協議会の協議経過でありますが、平成25年度に市内経済団体を初め、国・県及び農林漁業関係団体の皆様に御協力をいただき、整備検討協議会を設立いたしました。

 この協議会では、7回の幹事会と3回の協議会を開催し、委員の皆様から御意見をいただき、位置については、現在の国道8号宮丸町南交差点付近で、国と一体型の道の駅整備を行うことを決定し、規模、施設内容及び管理運営のあり方についても協議を重ねてきたところであります。現在は、管理運営協議会におきまして開業に向けた詳細な検討をしているところでございます。

 次に、テーマやコンセプトに基づく施設運営についてであります。

 白山市の豊かな自然と観光資源を幅広くPRすることをテーマに、白山の恵みを笑顔でもてなす交流の場をコンセプトとしております。

 機能面におきましては、北陸の大動脈である国道8号に隣接する好条件を生かし、オール白山による地域振興拠点として、地場産品や観光情報を発信し、広域な市域をめぐっていただけるような仕掛けづくりや鉄道のまちの発信に取り組みたいと考えております。また、災害時には、道路利用者や周辺住民の一時避難場所としても活用できるよう、整備するものであります。

 次に、開設までの整備スケジュールについてであります。

 今年度は、用地取得、造成工事並びに建築工事に取りかかり、国の協力をいただきながら、平成29年度末の工事完成を目指しておるところでございます。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) 今ほど御答弁いただきました。本当にあと1年半ということで、非常にスケジュールも迫っているのではないかなということで、それにあわせてお願いしたいということですが、ちょっと2点、再質問させていただきたいと思います。

 今回の場所で、背後に広がる優良な田園風景と白山連峰を望むと、そういったこともうたわれておったかと思います。現地に行ってみますと、全体の場所からはなかなか見にくいのかなと。一部東側のほうからしか白山連峰全体を見ることがなかなかできないのかなことで、もしやはり白山の眺望ということであれば、そういう視点場づくりなり、それから、目の前に電線があって、白山連峰が見えても電線に引っかかるような、そういった眺望になっているのではないかなと。そういったこともすごく危惧をいたします。そういう点の改善をできればちょっと検討していただきたいなというのが1点と、それから、国道8号は非常に交通量が多いということで、道の駅は当然、販売の直売所なりができると思いますが、夜間は当然、店もしまうと思うので、例えば、利用者の利便性を考えたコンビニエンスストアですとかガソリンスタンドといったものの併設というか、これは当然民間の方にやっていただくということになるかと思いますけれども、そういったお考えはないのかお聞きしたいと思います。



○議長(村本一則君) 高田建設部長。

     〔建設部長(高田 隆君)登壇〕



◎建設部長(高田隆君) 安実議員の再質問にお答えいたします。

 初めに、眺望等の関係でございます。

 コンセプトにもありますが、ジオパーク等も想定しながら、敷地のほうは建物、白山から扇状地、日本海に至る敷地につきましてはそういう扇状地の扇形をしているものとして、そういう考え方の中でやっておるものでございます。

 また、眺望等につきましては、建物等の中でそういう白山等を望めるところもないか、いろいろと検討は今しているところでございます。

 電線等につきましては、現在のところ、移設等は入っておりませんけれども、今後今から進めていく中で、そういう関係で協力できるものがあれば、そういうところも見ながら対応してまいりたいと思っております。

 2点目の夜間の御利用に関しての2次的な施設の設置でございます。

 コンビニエンスストアであったりガソリンスタンドということでございますが、まずは、今、計画しております地域振興施設等の中でたくさんの方に御利用いただいて、地域の方、また道路利用者の方に活用していただくということで、一生懸命進めてまいりたいと思います。

 そのことの中で、また新たなそういう施設につきましてもまた民間利用者のほうから、にぎわいが深まれば、また逆にそういう要望等もあるかと思います。そういうことを踏まえながら、また検討、またそういうふうになるように進めていきたいと思っております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) ぜひよろしくお願いいたします。

 それでは、今度、管理運営のほうについてなんですけれども、市長の初日の提案理由の説明でもございましたが、今年度、各種団体とのまちづくり会議で、道の駅に関する多くの貴重な意見があったということでございました。それだけ市民の皆様も期待もし、注目もしていると、そういった事業ではないかなということでございます。

 本市は、今年度より道の駅整備建設準備室、それから道の駅開設準備室を設け、この事業に取り組んでいるわけですけれども、オール白山としての地域振興や防災拠点としての機能を備えた施設として、これからやはりしっかりとした管理運営が求められることになります。

 そのことから、民間企業等で培った豊富な知識や経験などを発揮し、地域振興への熱意を持って道の駅全体の管理運営の総括を担う人材として、全国公募により、道の駅(仮称)白山の駅長候補者を選考し、6月1日から道の駅開設準備室で勤務され、管理運営組織の設立や地域振興策の企画立案などの業務を担っていただいているわけであります。

 そこで、管理運営を行う組織は、農林水産関連や商工関連、観光分野などとの共生を図りつつ、オール白山体制で臨むべきと思いますけれども、開設まであと1年半となった今、管理運営組織の設立に向けた取り組みはどのようになっているのかお伺いをいたします。

 次に、白山市の魅力を発揮する地域振興施設はどのような内容の施設が計画されており、また管理運営をされていくのか、お伺いをいたします。

 それから、市内にはJAの直売所などもあり、道の駅との関連性をどう持たせるのか。また、一部では競合するのではないかという不安がありますけれども、どのように考えているのかお尋ねをいたします。

 それから、交通量の極めて多い国道8号に立地し、道路利用者の休息の場としてはもちろん、地域振興、観光振興を図ることが最大の目的であることから、他の道の駅との差別化を図り、行ってみたい、また寄ってみたいと思われるような特色ある道の駅にする必要があります。

 市外、県外からも集客があるような楽しくわくわくするような道の駅になるよう期待しています。

 そこで、差別化を図り、特色ある道の駅にするための方策についてお伺いをいたします。

 次に、道の駅の名称についてですが、先ほどの神崎町は、まちと一体となってまちづくりを推進する目的から、町のキャッチフレーズである発酵の里こうざきと名付けたそうであります。

 やはり魅力ある道の駅にするには、興味を引くネーミングも必要ではないかと思います。オール白山としての道の駅であるならば、テーマやコンセプトを踏まえた白山市にふさわしい名称にするべきと思いますが、御見解をお伺いいたします。

 最後に、管理運営について幾つか質問しましたけれども、これらの内容は、施設整備を進めると同時に管理運営計画を策定し、計画に基づき検討を重ねながら道の駅の開設準備をしていくものであると思いますけれども、管理運営計画を策定されているのかお伺いをいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 管理運営組織の設立に向けた取り組みについての御質問にお答えいたします。

 宮丸町南交差点付近に整備する道の駅(仮称)白山については、北陸の大動脈である国道8号沿線に整備をすることで、より効果的に観光客や道路利用者を誘導し、道の駅を核に、地場産業の振興や市全体の交流人口の拡大など、地域の活性化を図ることを目的に設置をするものであります。

 管理運営組織につきましては、市内JA、経済及び観光団体などオール白山による枠組みで構成をしたいと考えており、現在、管理運営組織の設置や地場産品の販売などをより具体的に検討、実行しているため、県、市、関係団体等による管理運営協議会及び専門部会、さらに直売、飲食、観光の各分科会を設置し、詳細な協議を進めているところであります。

 次に、道の駅の施設内容と管理運営についてであります。

 施設内には、地場産品売り場と農家レストランの整備を計画いたしております。

 地場産品売り場では、市内の生産者が持ち寄る新鮮な農産物や本市で生産が盛んな発酵食品を初め6次産業化による加工品や市内の商品を販売することといたしております。

 また、農家レストランでは、本市が誇る地場産品等を活用しました特色ある食を提供できる飲食施設となるよう、管理運営に関するさまざまな検討項目について、駅長候補を中心に関係団体の皆様と協議を進めているところであります。

 今後、道の駅開業に向けて、関係団体の皆様などと十分な協議を重ね、地場産業、観光振興を核とした魅力ある施設となるよう準備を進めてまいりたいというふうに考えております。

 次に、市内直売所との関連性や競合をどう考えるのかという御質問であります。

 新たな道の駅におきましては、国道8号に隣接する立地条件から、近隣の市町の住民を初め県内外の観光利用者の来場が見込める施設であるというふうに考えております。

 また、本市の地場産品を発信するアンテナショップ的な位置づけでの店づくりも考えており、市内の既存の道の駅やJAの直売所との相互連携を図りながら各施設の販売戦略の中にすみ分けを検討してまいりたいというふうに考えております。

 次に、差別化を図り、特色ある道の駅にするための方策についてであります。

 議員御指摘のとおり、現在計画中の道の駅については差別化を図り、特色ある道の駅にしなければならないことは当然であります。本市の特徴は、沿岸部から山間地域までの広い地理的条件を生かし、稲作を中心としながら、野菜、花卉や畜産、林産、漁業など、多様な農林水産物が営まれているところにあります。

 こうした海から山までの豊富な地場産品を品ぞろえするとともに、鉄道のまちとしての情報発信も行い、白山市らしい特色ある道の駅として検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。

 次に、道の駅の名称についてであります。

 道の駅の登録には、施設の名称が必要条件となっておりますので、平成29年度当初の申請に間に合うよう、今年度末を目途に名称の公募を行ってまいりたいと思っております。

 名称の公募や選考は、道の駅を県内外にアピールをする絶好の機会であることから、議員提案の神崎町がまちのキャッチフレーズである発酵の里こうざきと名づけたように、魅力があり興味を引くネーミングを公募し、選考してまいりたいというふうに考えております。

 次に、管理運営計画の策定についてお答えいたします。

 道の駅は、24時間利用可能なトイレや駐車場に加え、情報発信施設等の設置によるドライバーの利便性の向上や市の観光情報発信拠点としての公益性を持つ施設でもあります。また、物販、飲食等の広域施設の併設により、これらの施設が相乗効果を発揮し、集客力を高めるものと認識をいたしております。

 現在、関係団体の皆様方と管理運営に関するさまざまな検討項目の協議を進めている段階であり、今後、持続的かつ安定的な運営が可能な管理運営計画を策定していきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) 本当に開設までいろいろ大変な御苦労を開設準備室のほうでいろいろ部会とかいろんなすり合わせもしていかなくてはいけないということで、本当に一大事業だというふうに思っております。

 それから、ネーミングのほうも、本当に白山市がわかるようないい名前になるように、公募されるということですから、市民の皆さんやいろんな方がたくさん応募していただければというふうに思っております。

 それから、最後の管理運営計画ですが、やはりこれは今、検討を重ねて調整もしながらということなんですが、本来やっぱり基本的な管理運営計画というのをつくった中で、それを検討していくというのが筋なのではないかなと思っておるので、その辺、管理運営協議会のほうでやられるというお話なんですが、できれば基本的な運営計画というのも策定しながら、検討を重ねたらどうかなというふうに思いますけれども、これ、産業部長にぜひ答弁をお願いしたいと思います。



○議長(村本一則君) 川北産業部長。

     〔産業部長(川北誠喜君)登壇〕



◎産業部長(川北誠喜君) 安実議員の再質問にお答えいたします。

 管理運営計画でございますけれども、まず、継続的に運営をしていく必要があると、あるいはオール白山体制で臨む道の駅ということでございますので、そういったものに対しての関係団体と今協議をして、どういう形でそれぞれが参画し、協力をしていくかということのすり合わせをしている最中でございます。管理運営計画については、そういうものを順次詰めながらきっちりしたものに仕上げてまいりたいというふうに考えております。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) その辺は時間の制約もある中でということだろうというふうに今思っておりますけれども、やはり問題は中身なので、これからしっかりした管理運営計画を立てて、マーケティングというのも非常に大事ですし、またさっき言った6次産業化を含めた商品化、そういったものをこの道の駅で一体的に発揮できる施設になるように、ぜひ私、期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それでは、次の質問に移ります。

 地域課題の解決に向けた地域運営組織の形成についてということでございます。

 国が進める地方創生により、昨年10月に白山市まち・ひと・しごと創生総合戦略が策定されたわけでありますが、その中でも、地域課題の解決に向け、地域の暮らしを守る活動に取り組む住民組織として、地域運営組織の形成が今後の白山市には必要であると考えますので、そのことについて御質問をさせていただきます。

 白山市まち・ひと・しごと創生総合戦略、その基本目標の4で、平野部と白山ろくの安全・安心な暮らしを守り、つなぐ都市・地域の創生戦略とあり、本市の魅力ある8つの地域特性を守りながら、将来的な人口減少及び高齢化などの時代の変化に応じて生じる課題解決に向け、地域住民が主体となり、安全・安心なまちづくりを展開するとともに、地域間及び広域的なネットワークの強化を図り、持続可能な地域社会の構築を目指すことと記載されております。

 そこでまずは、本市の人口減少や少子高齢化による集落コミュニティー機能や生活サービス機能の低下に対する施策について、具体的にどう取り組むのか、お伺いをいたします。

 次に、総合戦略に基づいて、今後の地域のあり方、そして取り組み方向については、集落生活圏単位で地域住民が主体的に参画し、地域の将来ビジョンを盛り込んだ地域デザインというものを策定することが必要ではないかと思います。

 そのため、市のサポートやファシリテーターなどの専門の人材、また地域の人材と公民館等を活用し、地域住民が主体となって今後の地域のあり方について学び、考えていくワークショップなどの実施を推進して、地域の現状や展望を整理するとともに、地域デザインの策定、実行までを支援していく必要があると思いますが、御見解をお伺いいたします。

 それから、地域の高齢化と人口減少で、生活支援機能が低下していることが大きな問題となっている中、住民が中心になってつくる地域運営組織が注目をされております。

 地域運営組織とは、日常の買い物や送迎、声かけ、見守り、高齢者交流、学童保育など、地域で安心して暮らし続けるために必要な機能を守るため、地域の人が中心になった関係主体の協議組織が運営方針に基づき、地域課題の解決に向けた取り組みを持続的に実践する組織と定義されております。組織の活動範囲はおおむね小学校区を想定しており、住民の顔が見える範囲ということであります。

 この組織についてはさまざまな市民団体、それからNPOなども参画し、補助金、会費、寄附、それからコミュニティービジネスなどの収益を財源にしている活動もございますし、全国の4分の1の市町村に1,600を超えるそういった地域運営組織が誕生しており、今後も約8割の市町村が必要だと感じているということでございます。

 そこで、白山市まち・ひと・しごと創生総合戦略には、基本的な方向と具体的な施策が記載されており、重要業績評価指標(KPI)も示されておりますけれども、地域デザインもないままでは、それぞれの施策を関連づけて地域課題を一体的に取り組める効果が望めないのではないでしょうか。

 そのようなことから、地域課題の解決に向けた持続的な取り組み体制を確立するため、地域の活力を維持しながら地域を守る地域運営組織の形成を推進していただきたいと思いますけれども、御見解をお伺いいたします。



○議長(村本一則君) 田持企画振興部長。

     〔企画振興部長(田持智行君)登壇〕



◎企画振興部長(田持智行君) 初めに、集落コミュニティー機能や生活サービス機能の低下に対する施策についてお答えします。

 本市が行っている具体的な取り組みといたしましては、まず、生活支援策として、公共交通の利便性の向上を図っております。

 公共交通の脆弱な地域において、日常生活に必要な移動方法を十分確保できない方を対象に、通院、買い物、通学などの足を必要最低限確保するため、コミュニティバスのダイヤを調整しているところであります。

 また、地域安全策として、災害から市民の生活や財産を守るため、迅速かつ確実な防災情報伝達基盤としてデジタル防災行政無線の整備を行っております。

 加えて、人口減少問題に対応するため、空き家対策の推進として、市内でも増加している空き家について具体的な対策を講じる空き家等対策計画を平成27年度に策定し、計画に基づいた施策を実施しております。

 さらに、新たな取り組みといたしまして、健康でいつまでも元気に暮らせるよう、健康生活支援企業タニタグループと連携し、はくさんタニタ健康倶楽部の設立や、健康づくり拠点の整備、食育、キッチンカーを利用した地産地消の推進など、身近な健康づくりを推進することとしております。

 次に、地域づくりの参画を支援する必要についてお答えします。

 地域の安全・安心な暮らしを守りつなぐため、地域住民が主体となり、日常生活に必要な機能やサービスが保たれる地域を範囲として、まず、自分たちの地域の現状や抱える課題を整理する必要があります。さらには、今後のあり方を考え、問題を解決していくことがこれからの時代に即した地域づくりにおいて求められております。

 そのためには、地域デザインの策定に向けて、住みなれた地域で暮らし続けるため、地域住民みずからが地域について考え、将来像を描く取り組みについて市としてどのような支援ができるのか、方策等を前向きに検討していきたいと考えております。

 次に、地域運営組織の形成についてお答えします。

 本市では、本年度から市民団体等が自主的に地域課題の解決に取り組み、地域の活性化や魅力向上に向けた活力あるまちづくりを推進するための市民提案型まちづくり支援事業を実施いたしております。

 また、本年5月には、地域運営組織を形成し、協働のまちづくりの先進地である岐阜県高山市に副市長並びに担当者が訪問し、その取り組み状況を見聞してきたところであります。

 また、議会におかれましても、先般、総務企画常任委員会の行政視察において、岩手県一関市の地域協働推進計画の報告もなされたところでもあります。

 今後、地域で意欲ある人材の発掘、育成や受け皿となる組織の育成、各種団体の調整や既存の補助金の整理など、本市での課題を整理するとともに、地域運営の主体となる市民の声をしっかりと聞き、高山市や一関市など先進地の取り組みを参考としながらも、本市の実情に即した地域運営組織のあるべき姿を検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) 非常に大きな課題ではないかなと思っております。

 白山市も非常に広域で、海から山まであると。それぞれもともとの集落の機能というのは、今言ったように、どうしても少子化・高齢化で衰退といいますか、これまでのコミュニケーションがなかなかとりづらくなってきているということで、御提案をさせていただきました。

 部長御答弁があったように、総務企画常任委員会での清水委員長の報告もありましたし、ことし3月では、永井議員が滋賀県の甲賀市の地域創生拠点づくりの御質問もされております。

 これまでも幾つか諸先輩方もこういった話は持ち出されているのかなと思いますけれども、やはり一歩ずつでも進めていくということが大事だろうと。やはりいろんな先進事例も参考にしながら、一体的には取り組んではいただきたいんですが、まずできるところからやっていくというのも1つの手なのではないかなということで、それをまた白山市のモデルとして市内全体に広げていく。そういった取り組みをぜひやっていただきたいと思います。

 具体的に再答弁は求めませんけれども、そういったことをしっかり研究して、時代はそういうふうにどんどん変わっていきますので、ぜひ白山市としての対応を今後検討いただきたいとい思います。

 それでは、最後の質問に移ります。

 加賀の千代女を顕彰し、活用する観光文化振興施策の取り組みについてお伺いしたいと思います。

 江戸時代で最も有名な女性俳人として名高い加賀の千代女は、1703年、加賀の国松任町の表具師の娘として生まれ、幼いころから俳諧に親しみ、開明な俳人たちに学んでいたと伝えられております。

 1763年には、藩命によって朝鮮通信使の土産物として千代女が俳句をしたためた掛け物や扇子を差し出すなど、国際交流のかけ橋を果たし、翌年には千代尼句集を発刊しております。

 こうした活動は地方の俳人たちの大きな刺激を与え、やがて全国的な俳諧の復興の機運を醸成していったと考えられております。

 代表句は、国民にも認知度が高く、皆様もよく御存じの「朝顔に釣瓶とられてもらひ水」、私も何か生まれながら身についたような句でございますけれども、そういった千代女が73歳で亡くなったわけですけれども、後世にわたってこの地域では盛んに俳句がたしなまれて、今日に至っておるのではないかなと思います。

 そこで、現在、千代女の里俳句館での普及事業、それから俳句の里推進事業の俳句ポストや千代女全国俳句大会、千代女少年少女俳句大会はどのような内容の事業を展開しているのかお聞きをいたします。

 また、旧松任市時代は千代女に関するさまざまな取り組みが多かったように思いますけれども、白山市では観光面、文化面で千代女を活用したそのほかの取り組みはあるのかお伺いをいたします。

 加賀の千代女は、さきに申しましたとおり、江戸時代という女性が活躍しにくい、そういった時代に名をはせ、多くの俳句をこの世に残し、影響を与えた本市の偉大な先人であります。

 最近は俳句のブームということで、テレビで俳句のバラエティー番組が放送されたり、愛媛県松山市では、俳句甲子園が毎年盛大に開催されるなど、全国的に俳句の愛好者は約500万人と言われております。この小さな五・七・五の言葉は日本人の日々の暮らしに溶け込んできております。

 そのようなことから、加賀の千代女を顕彰し、活用する施策を全国的にアピールする必要があるのではないかと思っております。

 千代女ゆかりの寺として知られる聖興寺の境内には、千代女の辞世の句を刻んだ千代尼塚や国の有形文化財に指定されている千代尼堂や草風庵などがあり、千代女をしのぶこともできることから、北陸新幹線の開業効果も利用しながら、千代女の里俳句館を中心とした松任の町並みとあわせたストーリーを展開したモデルコースを商品化するなど、観光政策が可能ではないかと思います。

 また、全国の俳句愛好者が集う大会を催すとか、それから千代女を題材としたマスコットキャラクターを生かした取り組みを実施していく、それから漫画やアニメ化、例えば小説化、そしてドラマの誘致や映画化など、そういったものを実現していくことで波及効果を連動させていく、そういった観光文化振興施策を実施していくことを期待いたします。

 加賀の千代女を題材に白山市をPRし、にぎわいを創出する新たな取り組みとなる可能性を大いに秘めていると思いますので、御見解をお伺いいたします。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) 千代女の里俳句館事業並びに推進事業についてお答えいたします。

 千代女の里俳句館は、本市が江戸時代の女流俳人加賀の千代女の生誕地であることから、千代女の功績を顕彰するとともに、句会の開催や幅広い層を対象とした交流・体験活動施設として平成18年10月に開館したところでございます。

 千代女の里俳句館では、先ほど議員の質問の内容のとおりでございますが、千代女全国俳句大会や千代女少年少女全国俳句大会の開催並びに市内80カ所に俳句ポストを設置し、市民を初め全国の多くの皆様に御投句をいただくなど、俳句文化の普及振興に努めているところであります。

 10月8日に開催する千代女全国俳句大会では、記念すべき第100回大会を迎えることから、全国でも著名な俳人宇多喜代子氏を講師にお招きし、記念講演会を行うこととしております。

 大会には、海外を含む全国1,358人から4,072句の応募があり、当日のセミナーの部においては、定員の200名を超える230名の方から申し込みをいただいております。

 また、11月27日に開催する千代女少年少女全国俳句大会では、昨年度は全国の小・中・高等学校から過去最多となります2万402句の応募があり、今年度も特別選者に若手俳人の大高翔氏をお招きし、表彰式と記念句会を開催いたします。

 俳句ポスト事業につきましては、昨年度は4,972句、また市内の小・中・高等学校からも4,691句の投句があり、入選句は市広報や俳句館ホームページに掲載しているところであります。

 次に、合併以降、千代女の里俳句館以外で千代女を活用した取り組みはあるのかという御質問にお答えします。

 議員御承知のとおり、7月から8月にかけて4,000鉢のアサガオ展示会である千代女あさがおまつりを合併以降も引き続き松任駅南広場と、松任総合運動公園屋内運動場で開催しております。

 松任図書館では、中庭を千代女の庭として、千代女の俳句の陶板を2枚設置し、その普及を図っております。

 さらに、千代女・一茶ふるさと交流事業として、長野県信濃町の一茶記念館で行われる俳句大会への参加や信濃町との物産交流も実施しております。

 また、平成25年に制定いたしました白山菊酒普及促進に関する条例に伴い、千代女をデザインとしたポスターとミニ千社札シールを作成いたしました。

 今後とも、千代女の里俳句館を中心として、千代女の活用をより推進してまいりたいと考えております。

 次に、千代女を顕彰し活用した振興施策についてであります。

 今年度の新規事業といたしまして、全国放映のNHK公開番組「俳句王国がゆく」を白山市に誘致したところであります。具体的には、地元チームと先ほどお話ありました松山市のほうから参加したチームに分かれて、俳句のできばえを競うものであります。

 開催日は平成29年1月14日で、松任学習センターで行われます。本事業の開催により、俳句のまち白山市をさらに全国へ広くアピールし、また、新たな俳句ファンをふやすことにつながることと考えております。

 今後は、メディアなどを媒体とする俳句人口の拡大を見据え、俳句愛好家は無論のこと、幅広い方々が俳句に興味を持ち、親しんでもらえるよう、全国俳句大会を白山市における俳句文化発信の中核事業として、著名俳人の人選や大会吟行コースのモデル化など、内容の充実を図ってまいりたいと考えております。

 また、北陸新幹線開業は、白山市や千代女を全国に発信する絶好の機会と捉えており、今後とも千代女のさらなるPRを図りながら、俳句のまち白山市を全国へ発信してまいりたいと考えております。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) 改めてお聞きをしますと、本当に俳句の根強さといいますか、非常に俳句ポストも私どもの公民館にもありますし、いろんなところで目にかけるんですけれども、これだけ5,000弱ぐらいのものが毎年集まっておると。俳句ポストで5,000、小中学校で4,600という話ですけれども、1万近くのものが集まっているということと、全国からの俳句大会にも非常に多くの俳句が寄せられておりますし、少年少女のほうも2万を超えるということで、これは白山市ジュニア文芸賞の千代女部門ですか、こちらで表彰されるということで今なっておるかと思いますけれども、本当に興味を持った方もたくさんおいでるということで、市もそれなりの受け皿としての事業展開はしておられると思いますけれども、なかなかもうちょっと表にあらわれてこない。やはりもっと観光にも生かしていくというような施策が具体的なものが必要になってくるのではないかなと思っております。

 そういったことで、千代女を思いながら松任のまち歩きをするとかというような、先ほど述べましたモデルコースですね。そういったもののこともぜひ仕掛けていただきたいなと思いますし、それから、今回の議会でよく出ています白山開山1300年、これにあわせて、恐らく千代女も白山を見ながら一句を詠まれたのではないかなと、そういったロマンですね。そういったものを掛け合わせたような取り組みを実施していくとか、もっともっと千代女を使った観光振興、文化振興を発展をさせていただきたいと思いますけれども、その辺の意気込みについて、市長、どのようにお考えになっておるかなと思います。ちょっといきなりで申しわけありませんけれども、最後によろしくお願いします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 千代女に関しましては、こうした全国大会を開けるという、白山市でも余り多くない全国レベルのこういったネーミングがあるということは非常にありがたいことですし、地道な五・七・五ということでもありますけれども、しっかりとしたこういう女流の俳人がいたという、この特異性も含めて、もっともっとさらに全国発信できたらなというふうに思っております。

 ただ、聞いておりますと、千代女さんは白山に向かっての句が余り少ないということで、この1300年のこれとの兼ね合いがどうなるかわかりませんけれども、それはそれとしながらも、こうして全国的に誇れる俳人でありますので、今後とも活用していきたいというふうに思っています。



○議長(村本一則君) 安実隆直君。

     〔3番(安実隆直君)質問席登壇〕



◆3番(安実隆直君) ぜひそういった発信もして、よろしくお願いしたいと思います。

 それでは、私の質問を終わります。



○議長(村本一則君) 安実隆直君の質問は終わりました。

 暫時休憩いたします。

          午後0時14分休憩

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          午後1時15分再開



○議長(村本一則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 15番、吉田郁夫君。

     〔15番(吉田郁夫君)質問席登壇〕



◆15番(吉田郁夫君) 15番、(新)市民の声、吉田郁夫であります。

 質問に先立ちまして、少し所見を述べさせていただきます。

 まずは、先月閉幕したリオオリンピックにおいての日本選手の活躍に称賛を送り、健闘をたたえるものであります。本県においても、3名の選手がメダル獲得を果たしました。県民皆様の大きな喜びであり、私も喜びと感銘をいただきました。改めて日本選手の皆様や関係者に感謝と敬意を申し上げます。

 次回、日本で開催される東京オリンピックでは、さらなる日本選手の活躍を願うものであります。また、あす開幕のリオパラリンピックにおいても、日本選手の健闘に大きな声援を送るものであり、メダル獲得に期待を申し上げます。

 一方で、弱者の方々の生活施設で起きた凶悪事件は、本当に憤りを感じる事件であります。また今回、台風10号において施設の入所者が被災され、多数の方がお亡くなりになりました。他の地域においても台風被害は大きく、改めて被害に遭われた皆様、お亡くなりになられた皆様方に、御冥福とお見舞いを申し上げる次第であります。これからも台風の発生と日本への接近が予想されますが、大きな被害がないことを祈るばかりであります。

 次に、天皇陛下が生前退位の実現に思いを示されました。国民の一人として、82歳の年齢と多忙な日々を思うとき、国民に寄り添う天皇陛下であればこそのお気持ちとおはかりすることしかありませんが、国民一人一人が皇室典範について考えていかなければならないと感じております。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 まず、1項目めに、主要地方道金沢美川小松線加賀海浜産業道路の整備促進についてお伺いいたします。

 この道路は、南加賀地域の工業団地群と物流拠点である金沢港の連携強化を図る海側の幹線道路であり、高速道路の各インターチェンジ、さらには空の玄関口、小松空港にもつながる路線であります。始まりは平成2年3月、整備目的にて加賀金沢線国道昇格期成同盟会の設立であります。その後、平成12年11月に加賀海浜道路建設期成同盟と名称を改め、現在に至っています。

 本市においては、現在この路線のうち徳光町から小川町の2.2キロメートルの4車線化工事が進められており、課題でもある朝夕の慢性的な渋滞緩和策として早期の促進を願うものであります。

 それでは、この整備促進に向けて何点か質問をいたします。

 1点目に、現在の徳光小川間の工事の完了と供用の時期、また、今後予定される松本交差点までの工事計画と期間は。

 2点目に、松本交差点から美川地域への主要ルートはどのようになるのか、また、交差点で県道と市道に分離をするが、交通量はどのような流れになるのか。

 3点目に、松本町交差点から美川鹿島地域に至る市道に両側とも歩道が整備されていません。必要と考えるが。

 4点目、接続予定の道路として能美市福島東交差点から本市湊地区、川北町における手取川架橋と計画期間についてお示しをお願いしたい。

 以上4点についてお尋ねをいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 主要地方道金沢美川小松線の整備についてお答えをいたします。

 初めに、徳光町から小川町の4車線化工事の完了と供用時期、また今後の松本交差点までの工事計画と期間についてであります。

 事業主体であります石川県は、年内に4車線化の工事の完了と供用を予定しており、同時に開通式も予定をしているとのことであります。また、延伸の松本交差点までの工事計画と実施計画については現在検討中であり、具体的な期間については未定といたしております。

 次に、松本交差点から美川地域へつながる主要ルートの設定と交通量の動向についてでありますが、手取川架橋区間から美川地域を通る延伸の道路線形については、県が昨年、松本交差点付近で測定した平日1日当たり1万9,100台の交通量調査の結果を踏まえた検討を行っているとのことであり、市といたしましては、できるだけ早い時期でのルートの提示をお願いをいたしているところであります。

 次に、松任地域と美川地域を結ぶ幹線であります市道美川松本線の歩道整備についてであります。

 現在、美川地内は歩道が設置をされておりますが、未設置の松本交差点から鹿島地区までの間につきましては、先ほどお答えをいたしました主要地方道金沢美川小松線の線形が決定をした後に、着手を含めて検討してまいりたいというふうに思っております。

 次に、能美市福島東交差点から本市湊地区、川北町における手取川架橋の事業時期についてでありますが、県では今年度から用地買収を行っており、年内にも工事に着手する予定と聞いております。

 なお、事業期間については、事業費が多額となることから、現在のところ未定ということでありますが、進捗については随時お知らせをしてまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 吉田郁夫君。

     〔15番(吉田郁夫君)質問席登壇〕



◆15番(吉田郁夫君) 今ほど市長から御答弁をいただいたわけでございますが、私は、このルートの設定、期間、このことが、当然今後この白山地域の道路の整備や安全対策、そんなことを、白山市でもやはり早急に検討をしていかなければならないのではないかというふうに思っております。

 当然今ほどの、県はルートの未定等、あるいは予算の関係上、どのような期間になるかまだお話ができない、こういうことでありますが、当然予想されるのは、美川地域においても人家連担の地域を通行しながら架橋のほうに行く、このようにも予想がされるわけで、松本交差点で分離ということで、この分離された部分が4車線化というような県の御判断も実は聞いているわけでございますが、やはりバイパスやそういった道路がないのであれば、分離すれば当然市道のほうへ流れる車の量も多くなると思います。

 その期間はやっぱり人家連担地域を通るケースが出てくるやに予想されるわけで、そういったことを考えたときには、ただ白山市が待ちの姿勢ということだけでは、地域の安心・安全の計画をやはり早く進めておかなければならない、こんなことを実は私は思うわけで、もう一度、市長、ルートの設定について、市長の政治手腕でぜひ早目の回答を得られないものか、改めてお聞きをいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 主要地方道であります金沢美川小松間の道路の線形が決まるということにならないと市道が決まらない、いろいろなことができない、これは御承知のとおりです。

 ですから、この本線をしっかり早く決めてもらう。もちろん、橋がお金がかかるから時間がかかるとは言いながら、やっぱりそのためにも、私は正直言えば、橋ができると同時につなぎができるというのが理想だとは思っています。

 ですから、そんなことも含めたり松本線の問題も考えると、まずはお金の問題もありますけれどもルートを決めてもらう、これをやっぱり早いこと決めてもらうというのは本当に大事だというふうに思っておりますので、引き続き県にもお願いをしていこうというふうには思っております。



○議長(村本一則君) 吉田郁夫君。

     〔15番(吉田郁夫君)質問席登壇〕



◆15番(吉田郁夫君) ぜひ関心のある地域の皆さん方に早くお知らせができるよう、よろしくお願いをいたします。

 次に、2項目めに、社会福祉法人運営の美川老人福祉センター緑寿荘の改築についてお伺いいたします。

 この施設は昭和55年1月に設置され、高齢者の触れ合いと憩いの場やレクリエーション、健康増進を目的として建設、設置されたものです。しかしながら、老朽化に伴い、これまで何度となく修繕や改修が行われてきています。鉄筋コンクリート平屋建て約615平米の施設であり、概要として、集会室、浴室、図書室、教養娯楽室、機能回復室、談話健康相談室が主な内容です。利用については60歳以上となっておりますが、現在の主な利用者は70歳以上の方々です。1日平均利用者は50人前後で、年間では開館日数にもよりますが、約1万4,000人を超える利用となっています。

 私は、これから超高齢社会の対応として、まずは気軽に触れ合いを基本とする拠点の必要性を強く感じております。今後も高齢者のひとり世帯がふえ続けていく中で、家に引きこもらず外出して地域の人と話をすることが大変重要ではないかと思います。

 それでは、この施設の改築について何点かお伺いいたします。

 1点目、高齢者の皆様が住みなれた地域で触れ合いの拠点として利用している福祉センターの必要性をどのように認識しているか。

 2点目、改築候補地として隣接地美川消防署移転跡地取得の考えは。

 3点目、早期改築を望む地域や利用者に対して改築の計画を示せないか。

 以上3点についてお聞かせ願います。



○議長(村本一則君) 村井健康福祉部長。

     〔健康福祉部長兼福祉事務所長(村井志朗君)登壇〕



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(村井志朗君) 美川老人福祉センター緑寿荘の改築についてお答えをいたします。

 まず、老人福祉センターの必要性と認識についてでございますが、緑寿荘は、昭和55年に美川地域において、入浴設備を備えた老人福祉センターA型として社会福祉協議会が設置をいたした施設でございます。老人福祉に関します各種の相談に応じるほか、高齢者の健康増進や教養の向上、またレクリエーションなどの機会を総合的に提供することを目的として運営をいたしております。

 高齢社会が急速に進む中、元気で生き生きと暮らすことのできる活力ある社会を目指していくためには、高齢者がこれまでの知識や経験を生かしてさまざまな社会活動に参加をし、生きがいを持って生活できる拠点が必要であり、緑寿荘につきましても、地域の高齢者が気軽に利用できる居場所、さらには高齢者同士の交流や世代間交流、自主的な活動の場としての役割を果たす拠点として、その必要性を認識しているところでございます。

 次に、美川消防署移転跡地取得の考えについてでございますが、緑寿荘は築35年が経過をし、これまで二度の大規模修繕を実施するなど建物や設備の老朽化が進んでいる状況でございますが、今後はこの現施設の改修などによりまして利用を継続していくこととしておりますので、現段階におきましては、美川消防署の移転跡地の取得は考えておりません。

 次に、改築の計画についてでございますが、現在、市では市内の公共施設の耐震や改修などについて、白山市耐震改修促進計画に基づき、避難施設を優先し、耐震化等を計画的に進めているところでございます。緑寿荘につきましては、避難施設には指定されておりませんが、利用者の安全確保のためにも市全体の調整を図りながら、できるだけ早い時期に耐震診断を行い、補強工事及び施設の維持管理に必要な修繕等に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(村本一則君) 吉田郁夫君。

     〔15番(吉田郁夫君)質問席登壇〕



◆15番(吉田郁夫君) 部長のほうから、触れ合いの拠点というようなことでは必要性を強く認識をしているというような御答弁をいただいたわけでございます。当然やはり早い、修繕であるなら修繕、改築であるなら改築、早い計画を示せないものか。あの場所でそのまま継続というような御判断ではありますが、やはり今の答弁の中にも二度の大規模な改修等の答弁も出てきておりますが、私は、細かな修繕も含めたり、また利用者や地域の声として、シロアリが出ている、あるいは雨漏りが大変だ、こんな声を実は聞いたりもしております。

 当然古い施設でありますので、やはりそういったことも、建物の老朽化もあるのかなというふうにも思うところでございますが、早期に、この早期という言葉が、いつごろが早期でいつまでがという、いろんな避難施設の計画の中で早期に検討をするということであるわけでございますが、やはり先ほどの質問で述べたように、地域や利用者の皆さんの声、市長はこの市政運営の中で、対話と参加、市政運営ということで市の運営を行っているわけでございますが、昨年、地域で行われたまちづくり会議では、平成27年1月17日、また2月21日、美川地区、蝶屋地区の開催の中でも、老人福祉センターの改修や充実が地域の方から出ております。もう既に1年以上経過をしているわけでございます。先ほどの加賀海浜産業道路のルートについても、蝶屋地区、あるいは昨年の7月に湊地区でも、ルートの設定や整備促進が地域の方からの声として出ているわけでございます。

 若干、私は広域事務組合議会の議会監査という立場の中で、鶴来消防署のほうはもう既に民間のほうへ売却ということになっております。美川消防署の跡地だけが、利用計画が今現在もない。このことからも、広域の組合のほうでもこの考え方について実は発言をさせていただいております。

 市長は組合議会の組合長でもあります。組合長として、この美川消防署移転跡地の緑寿荘等の計画についての取得の考えはないのか、改めて市長にもお聞きをいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 今ほど部長からお答えをしました緑寿荘につきましては、築後35年ということでありますので、また今ほど議員がおっしゃられましたシロアリの問題も平成27年には補修をしておる。最近では平成25、26、27、28とことしもやっておりますけれども、そういった長寿命化を図りながら、そしてまた、35年というと、まだ建てかえにはもうちょっと早いかなという形でありますので、長寿命化を図りながら次に備えるということになるというふうに思っております。

 また、あわせて、消防署も移転したわけでありますけれども、跡地については今後まだどうしてやるのかということについては、もっと検討していきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(村本一則君) 吉田郁夫君。

     〔15番(吉田郁夫君)質問席登壇〕



◆15番(吉田郁夫君) これで私の質問を終わります。



○議長(村本一則君) 吉田郁夫君の質問は終わりました。

 次に、小川義昭君の質問に移ります。

 7番、小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) 今8月会議での最後の一般質問であります。市議会通算41回目の質問で、このようなトリを務めるのは今回が初めてでございます。通告に従ってしっかりと質問いたしますので、どうかおつき合いをお願いいたします。議席番号7番、白政会、小川義昭でございます。

 今8月会議には、私を含め12人の議員が質問に立ちました。この神聖な議場において、我々議員が熱い議論の主役であろうと努めることはもとよりですが、受けて立つ市長を初め執行部もまた、熱い議論の一方の主役として真摯に受け答え、なおかつ果敢に前向きに議論の中身を行政の充実に生かしていただかなくては、市政の両輪を自負する議会の立つ瀬がございません。

 とりわけ山田市長におかれては、4年に及ぶ任期のほぼ折り返しに差しかかろうとする今8月会議において、みずからの考えをみずからの言葉で御答弁いただき、その上で、具体的な山田市政の成果を目指す足がかりとして下さいますよう、切に御要望を申し上げ、私の質問を始めたいと存じます。

 1番目の質問であります。

 昨年3月14日の北陸新幹線金沢開業は、石川県、特に金沢市において、事前の想定を上回る多大な開業効果をもたらしたことは、既に周知の事実となっています。県によれば、この1年間の北陸新幹線利用者は、前年の在来線利用者の3倍に当たる約1,000万人を超え、これに伴い、外国人旅行者の入り込みも大幅にふえています。

 さらに、石川・金沢の認知度が全国的に高まったのに伴い、サンダーバードを利用する関西方面からの観光客もふえ、また、想定外の効果として、大宮で東北新幹線から乗りかえる宮城・福島県からの観光客が、前年比1.5倍の約20万人にも達しているとの集計も出ています。

 こうした入り込み客数の増加により、金沢市内では、まち歩きする観光客が激増し、新たに支店・営業所を開設した県外企業が50社を超えるなど、新幹線開業による相乗効果は絶大であります。しかも、これらの開業効果は今なお持続しており、ことし5月のゴールデンウイークには、金沢市内の主要ホテル、加賀の4つの温泉、和倉温泉などは、開業前年との比較で約1.3倍もの宿泊客で潤い、石川県の経済指標が全国トップクラスに躍り出たことを物語っています。

 そこでお伺いいたします。

 北陸新幹線の金沢開業は、この1年、白山市にいかなる効果をもたらしたのでしょうか。都会に暮らす人々の感覚からすれば、隣接する金沢から電車でほんの数分で到着する白山市は、十分に行動範囲に入っていて不思議ではありません。しかるに、実情はどうであるのか。改めて、この1年間のJR金沢駅からJR松任駅におり立った観光客などの入り込み数を明らかにして、その数をもって是とされるのか否かをお伺いいたします。

 観光客は指をくわえて待っていても、決して来訪してはくれません。しからば、いかにして訪れていただくか。そのためには、白山市を訪れてみたいと思わせる魅力を積極的に発信し、JR松任駅におり立った後のアクセス・おもてなしの方策が不可欠かと考えます。

 来年は、白山開山1300年の年でもあり、開山1300年に伴う誘客事業にも積極的に取り組んでいることから、JR松任駅からの観光客の受け入れ策も考慮しなければなりません。JR松任駅及び駅の周辺が活気づき、にぎわいを醸し出すための政策は、新幹線時代を迎えた今、極めて優先度の高い急務であると考えますが、御見解をお伺いいたします。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) 北陸新幹線金沢開業後1年間の、JR金沢駅からJR松任駅におり立った観光客などの入り込み客数と駅周辺の誘客施策についての見解をお答えいたします。

 JR松任駅の利用者数については、乗車人数のみのデータではございますが、平成27年度の定期券利用客を除く乗車人数は42万3,000人で、平成26年度に比べ約18%増となりました。一方、本市全体の観光客入り込み数については、平成27年は約518万4,000人で、前年より約5%増となっております。平成26年度以前のJR松任駅での乗車人数がほぼ横ばいで推移していたことから、新幹線金沢開業による誘客効果は大いにあったと考えております。

 なお、来年4月より、JR松任駅に交通系ICカード「ICОCA」に対応した自動改札機が設置されることから、今後、利用客の利便性が一層向上します。

 また、観光客に松任駅周辺の魅力を伝える取り組みとして、白山市観光連盟では今年度より、松任駅でおりた観光客をターゲットとして、松任の老舗の和菓子屋さんをめぐる「松任銘菓めぐり」や江戸時代の地図を持ちながら探訪する「古地図さんぽ」などのガイドツアーを実施しております。

 今後も金沢まで来ている観光客に対し、白山市を訪れる窓口として松任駅の利用を促すとともに、今後、駅前に公共施設や文化施設の案内サインを設置するなど観光客への利便性を高め、魅力を伝えていきたいと考えております。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) 確かに松任駅での乗車客が約40万人ですか、ふえたということは、非常にこれは新幹線の効果があったんじゃないかな。それから、白山市全体の入り込み客が518万人ですか、これちょっと私が調べたところによると、たしか平成23年がピークで578万人ですか、ということは、そういうことから比べればいまいちかなというふうに感じはいたします。

 あと、今ほどいろいろと答弁が、政策があったんですけれども、やはりこれは松任地区だけではなくして、あくまでもこのJR松任駅というのは白山市の玄関口でございます。そういう意味からしても、今後さらなる市全体の観光誘致、誘客施策、これが必要ではないかなと思うんですけれども、その点について再度お尋ねいたします。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) 再質問にお答えします。

 入り込み客数につきましては、先ほどの議員のおっしゃったとおり、平成23年度は577万7,000人、それから見ると少ないかもしれません。ただ、それに反しまして、松任駅の乗車人数は今回42万3,000人ということで、過去から見ると逆に今回一番多い人数となっております。

 また、宿泊人数につきましても平成23年度がピークで、そこからだんだん減ってきたという結果が出ております。それが平成27年度は大幅に8%盛り返したということで、これからまたいろいろ数字を見ながら関東、また関西のほうを視野に入れていくようなことも考えながら、新たな施策について考えてまいりたいと思います。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) ぜひ検討願います。

 次に、ただいまの質問に相通ずる質問といたしまして、JR松任駅周辺に関しまして3点お伺いいたします。

 山田市長は、平成26年11月の市長選におきまして、JR松任駅に観光情報センターと交番を新設、さらに循環バスの乗り入れで鶴来、白山ろくへの利便性を向上させる旨を公約の一部に掲げておられましたので、このこともつけ加えておきます。

 それでは、1点目の質問です。

 JR松任駅での情報センター新設に関しては、過去に私を含め、同僚議員も何度か提案いたしましたように、白山市を訪れる観光客、ビジネス客などに当市の魅力や観光スポット、公共施設などを案内する情報発信拠点がぜひとも必要であります。今ほどの新幹線金沢開業による松任駅に乗車客がふえたとあれば、なおさらのことであります。しかし、一向に改善された形跡が見受けられません。

 ただ、昨年3月の私の一般質問に対し、執行部からは、「新幹線の開業に伴い、駅前の俳句館に観光案内の機能をつくる方向で現在、施設側と調整している。できれば、のぼり旗を立て、玄関口には観光ポスターなども掲示し、受付カウンターにはパンフレットなども置きたい」との答弁を頂戴しています。

 しかし、現実はいかがでしょうか。確かに、のぼり旗、白山市観光案内が千代女俳句館の玄関前に掲げてありますが、貧弱で小さくて、おり立った観光客が果たしてわかるのでしょうか。さきの答弁の内容も含め、市長が公約に掲げられた観光情報センターの新設とは、この程度の仕事を指しておられるのでしょうか。改めて見解をお伺いいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) JR松任駅での観光情報センターについてお答えをいたします。

 昨年3月会議での答弁のとおり、JR松任駅前の千代女の里俳句館内に観光案内機能を設置いたしました。俳句館の玄関先に「白山市観光案内」というのぼり旗を、また、館内への入り口付近に新たなパンフレットラックを設置するとともに、イベント中止等の急を要する観光情報についても、市内の他の観光情報センター同様、随時情報を提供することといたしました。

 JR松任駅前での観光案内につきましては、今しばらく俳句館の立地条件を生かし、活用していきたいというふうに考えております。

 なお、わかりづらいとの指摘もありますので、今後改善をしてまいりたいというふうに思っております。

 具体的には、駅前に早目に案内サインを設置したいというふうに考えておりますし、のぼり旗についてもきちっとしたものにしていきたいというふうに思っているところであります。

 今後とも観光客の利便性の向上を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(村本一則君) 小川議員に申し上げます。大項目ですので、続けて質問してください。

     〔7番議員「申しわけございません」と呼ぶ〕



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) 駅前交番の新設であります。

 駅前交番の設置に関しましては、平成18年5月、松任壮年会と松任婦人会が中心となり交番設置キャンペーンを繰り広げ、1万人の署名を募って市に要望書を提出した経緯がございます。その後、私を含め数人の同僚議員が何度か一般質問でも要望してまいりましたが、新幹線時代を迎えた今、沿線における駅前の整備、とりわけ市民や観光客の安全、治安の保全を図ることは急務であり、改めて駅前交番の設置を強く求めるものであります。

 交番の新設に関しては、石川県警が地域の犯罪、交通事故の発生状況などを総合的に判断して決めています。このことは私どももよく承知しておりますが、交番設置を要望し始めて無為に10年が経過いたしました。今後の市の取り組み、展望について明快な答弁を求めます。

 3点目は、JR松任駅への循環バス乗り入れにより、鶴来・白山ろくとの交通の利便性を向上させる件についてであります。

 合併によって誕生した白山市は実に広い市域を有し、市御当局におかれても、さまざまな施策を打つ上で、地域のバランスをうまく図ることなどに苦慮されていることは重々承知しております。広い地域に一体感をもたらし、地域住民の融和を進めることは、合併自治体の宿命とさえ言ってよいでしょう。私は、こうした宿命に向き合う端的な手段の一つとして、かねてから白山市の地域と地域を結ぶ交通アクセス機能の向上を訴えてまいりました。

 特に、本市の都心である松任地区と他の地区を結ぶアクセスは重要ですが、JRで結ばれている美川地区はともかく、本市のもう一つの核をなす鶴来地区とのアクセスが未整備のまま推移していることに危惧を抱き続けています。合併当初であれば、合併特例債を生かして大規模な松任鶴来縦貫道を建設する選択肢もあったのでしょうが、今となれば、JR松任駅から鶴来本町通り、そして白山ろくを結ぶ循環バスを定期運行することが最も現実的な対応策ではないでしょうか。

 残念なことに、同じ白山市民とはいいながら、鶴来・白山ろくに住まわれている住民の多くは金沢市の生活圏にあり、白山市の融和が進みにくいネックにもなっていると言うほかはありません。そこで、市長御自身も、JR松任駅に循環バスの乗り入れで鶴来・白山ろくへの利便性を向上させるとのお考えでもありますし、来年は白山開山1300年の年でもあり、JR松任駅からの観光客の受け入れも考慮しなければなりません。具体的な対応策をお伺いいたします。



○議長(村本一則君) 広野市民生活部長。

     〔市民生活部長(広野晴城君)登壇〕



◎市民生活部長(広野晴城君) JR松任駅の交番新設についてお答えいたします。

 平成27年3月、JR松任駅の交番新設について、白山警察署に対し要望書を提出いたしております。白山警察署においても、市民のJR松任駅の交番新設に対する熱意は十分御理解いただいているものと思います。

 平成27年中の白山警察署管内における犯罪発生件数のうち、本市の占める割合は約39%ですが、交通事故件数につきましては約57%でした。

 白山市内には、白山警察署のほか3交番13駐在所がありますが、野々市市内には、野々市駅前にある野々市北交番を含め3交番でございます。県警では、交番の設置については人員が限られている現状から、市民の要望に加え、地域の犯罪発生状況や交通事故発生件数などの治安情勢、人口や面積、近隣の交番や駐在所の設置状況などを考慮し、効率的かつ効果的な警察活動が行えるよう総合的に判断するとのことでございました。

 市といたしましては、住民が安全で安心して暮らせるためには、交番の新設は必要であると考えております。住民の不安解消のため、松任地区のパトロール活動の強化も含め、交番の新設を今後も引き続き要望してまいります。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 田持企画振興部長。

     〔企画振興部長(田持智行君)登壇〕



◎企画振興部長(田持智行君) 3点目のJR松任駅への循環バス乗り入れによる鶴来・白山ろくとの交通の利便性向上についての御質問にお答えいたします。

 本市では、路線バスを幹線交通として位置づけており、コミュニティバスは、あくまでも路線バスを補完する形で、主に住民の通院・買い物等の足として運行しております。現在、JR松任駅と鶴来駅を結ぶ路線バスは1日10便運行しており、この路線バスと競合するコミュニティバスの運行は、路線バス廃止につながることから、避けるべきと考えております。

 しかしながら、松任と鶴来をつなぐバス運行については多くの御要望をいただいており、昨年度よりJR松任駅からクレインへのコミュニティバスを1日5便ではありますが運行を開始いたしました。現状は、乗りかえが必要なことと乗車時間が長いことから、乗車率が極めて低いという状況です。

 市といたしましては、今年度コミュニティバスのルート・ダイヤの見直しを行っております。少しでもJR松任駅から鶴来駅までの乗車時間の短縮を行い、利便性の向上に努めたいと考えております。

 なお、JR松任駅からJR線と石川線を利用して移動することも可能ですので、石川線の維持存続のため利用促進に努めていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) それでは、再質問させていただきます。

 まず、1点目の情報センターの件ですけれども、俳句館での観光案内件数は何件であったのか、そして、その観光案内の主な内容というのは、どういったものだったのでしょうかということが1点。

 それから、先ほど市長の答弁で、駅前の案内サイン、それからのぼり旗、この整備については早急に改善するという御答弁をいただいたんですが、時期はいつごろなのか。

 そして、2点目の交番については、今、市民生活部長のほうから御答弁をいただき、必要だということで引き続き要望をするというのは、要望はわかりますが、今後、市としての取り組み、展望、そこについてちょっとお伺いしたいなと。

 それから、3点目の松任、鶴来との、それから白山ろくとの利便性のことについて、今、企画振興部長から答弁いただいたんですけれども、コミュニティバスのルート・ダイヤの見直しを図っておるということで、利便性を図るということなんですけれども、それでは、松任と白山ろくの利便性の具体的なそういったお考えがあるのか、このことについてお伺いしたいと思います。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。

 まず、昨年度の観光案内件数でございます。千代女の里俳句館で年間96件の観光案内件数がありました。その問い合わせの内容でございますが、まず、駅南の公共施設がどこにあるか、また駐車場がどこにあるかという問い合わせが46件ということで、全体の48%になっております。その次に多いものが、駅周辺の食事するところがどれぐらいかということで、これが16件となっております。

 もう一つ、先ほどの案内看板の設置時期でございますが、早急に、できましたら年度内にでもやりたいと思っています。また補正の関係が出てきたときは、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(村本一則君) 広野市民生活部長。

     〔市民生活部長(広野晴城君)登壇〕



◎市民生活部長(広野晴城君) 小川議員の再質問にお答えしたいと思います。

 本市の今後の取り組み、展望ということでございます。当然、白山署のほうには機会あるごとに、私のほうも市のほうも要望はさせていただいております。あくまで推測になるのかもしれませんけれども、今、松任駅周辺につきましては、昨年の新幹線の開業ということもありまして、またそのほかにも土地区画整理事業等、今後も交流人口、定住人口がふえていく要因がたくさんありますので、その点は県警のほうにも強く申し上げていきたいというふうに思っております。

 ちなみに、隣接の野々市のほうでの交番につきましても、長年の要望により設置されたというふうにお聞きしておりますので、白山市といたしましても、粘り強く設置に向けて要望していきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 田持企画振興部長。

     〔企画振興部長(田持智行君)登壇〕



◎企画振興部長(田持智行君) 先ほど松任から鶴来の循環バスについてはお答えしたとおりでございますが、松任と白山ろくとの循環バスについてでございます。

 現在、白山ろくからの路線バスというものもございます。それも現在は赤字状態ということですので、それと競合するということは難しいと考えますので、循環バスを設置することはちょっと難しいと考えております。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) 確かにJR松任駅での乗車客が新幹線効果でふえたとのこと、これ本当に大変よいことかなというふうに思っております。

 しかし、情報センターがどこにあるのかわからない、それを聞こうにも交番がない、鶴来・白山ろく方面へ行きたいけれども、十分なアクセスがないというような、このような現状では、二度と訪れていただけるのか疑問かと思います。また、真逆のリピーターがふえるのではないかと心配する1つでもございます。

 ぜひこのような事態に陥らないよう、また、広い地域に一体感をもたらし、地域住民の融和を図るためにも、早急に今ほど御答弁いただいた解決策をしっかりと前向きに進めていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

 次に、「白山市文化振興計画」の策定についてお伺いいたします。

 ことし4月、白山市文化振興条例が制定されました。文化が息づく感性豊かなまちづくりを推進していく上で、このたびの文化振興条例の制定は大変有効であり、提言者である私といたしましても、喜ばしい政策の進展と受けとめております。

 しかしながら、より肝心なことは、条例に基づく文化振興計画が充実し、的を射た内容となるのか否か、その一点に市を挙げて注力していくことに尽きると考えます。

 そこで、私見を述べさせていただきます。それは、来年、白山開山1300年を迎える白山修験がもたらした本市の悠久の歴史と文化の継承にほかなりません。政教分離の鉄則があり、心して取り組まなければなりませんが、伊勢神宮や熊野古道など、地元自治体が郷土の誇りとし、文化財として守り抜いてきた信仰事例は国内に数多く存在しています。白山信仰もまた、白山神社の総元締めとして白山比め神社があり、開山から1300年という長い歴史を刻んだこと、広い加賀平野の守り神として連綿と受け継がれた先人の魂を知り、記憶にとどめ置くことは、目下の急務ではないかと考えます。これは、近い将来、世界文化遺産の候補に手を上げても何ら不思議ではない文化のきらめきがあり、ふるさと教育の教材としても適しており、市としては何ができるのか、文化振興計画を練っていく上で、どうした視点に立つべきなのかを熟慮すべき項目ではないかと思料するものであります。

 ことほどさように、文化振興は地域の将来計画や魅力の醸成などとも直結する重要な施策分野であり、個々の民俗文化財や伝統工芸などの保存に注力するだけではなく、より大きな視野で白山市の文化の基点を見つめることが不可欠であります。そうした観点から、文化創生基金の設置の可能性も含め、白山市文化振興計画を策定し、具体的に本市が目指すべき道筋を明確に事業化する必要があります。

 私は、文化とは単に民族、文化財や伝統芸能などの保存に力を入れることではなく、芸術・文化の持っているその創造性を、産業・観光・教育・環境など多面的な分野に影響を与えるように位置づけ、文化政策を産業政策・観光政策・都市計画・環境政策などと融合することが必要かと思います。その具体的な文化振興計画を策定することであります。どうか御所見をお願いいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 文化振興計画についてお答えをいたします。

 詳細な計画を二、三年かけて策定する自治体もございますが、計画の策定が文化事業を実施する上での縛りとなり、柔軟な対応ができない可能性もあるため、本市では、文化振興条例の中では計画策定について言及はしてはおりません。

 それにかわるものといたしまして、現在、策定作業を進めている第2次総合計画の中に、本市の文化振興の方針をしっかり盛り込んでいきたいと考えております。

 次に、文化創生基金についてであります。

 県内の市町では初となる文化振興条例の制定にあわせ、財政的に支援を行うため、文化振興事業補助金の制度を拡充いたしたところであります。まずは、こうした取り組みをしっかり進めていくということが肝要であるというふうに考えております。

 基金には大きな財源が必要でありますので、市の財政規模ではなかなか難しいというふうに考えております。ただ、ふるさと納税の活用など、身の丈に合ったやり方はあるのではないかなというふうに考えております。一層研究してまいりたいというふうに思っております。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) ただいま市長のほうから文化振興計画、これは文化振興条例の中ではうたっていかずに、今、策定の総合計画の中にしっかりと入れていきたいということでもございますので、これも後ほどの質問がございますので、そこでまた質問させていただきたいというふうに思います。

 また、基金は、私は、これは単に市からの財源ではなく、やはり広く文化振興に対して造詣が深い大学とか、それから民間企業、そういったところからも募ることも考えられますので、ぜひ今後とも研究していただければなというふうに思います。

 それでは、次の質問に移ります。

 文化振興条例の第2次総合計画における位置づけ。

 平成29年から実施する白山市第2次総合計画においても、文化振興は教育や産業振興のバックボーンとなり得る分野であるのは間違いありません。第2次総合計画は、文化創生都市として発展していくべき本市の道しるべと位置づけてしかるべきであり、第2次総合計画において、文化振興条例並びに具体的な文化政策がどのように位置づけられていくのかをお伺いいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 文化振興条例の第2次総合計画における位置づけについてお答えをいたします。

 先ほども申し述べましたが、本年4月に施行した白山市文化振興条例では、文化は社会的な財産であり、文化の振興を市の政策の根幹の一つに捉えると位置づけをしたところであります。第2次総合計画でも、「自然・歴史・文化と人が交わり、元気に輝くまちづくり」の目標を掲げたところであります。

 今後、白山市文化振興条例の理念を体現し、すぐれた文化を次代に継承するため、幅広い芸術文化活動の推進、文化施設の充実と活性化、ふるさと文化の継承発展、先達の顕彰等の事業において、さらなる発展につなげてまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) ぜひよろしくお願いいたします。

 次に、公益財団法人(仮称)白山市文化振興財団の設立についてお伺いいたします。

 既に金沢市においては、平成23年4月に公益財団法人金沢文化振興財団が発足し、金沢市内にある各種文化施設の保存及び各施設における文化催事を一元管理、運用することで、文化都市金沢の屋台骨を支える存在となっております。その前身は、昭和63年発足の金沢市文化財保存財団ですが、自治体が文化政策に力を注ぎ、都市力に磨きをかけた実例として全国的にも有名であり、本市においても文化振興財団の設置を起爆剤に、白山市ならではの文化芸術土壌に磨きをかけていくため、英知を絞るべきかと考えます。

 さらに、文化振興財団が白山市内の各種文化施設の管理運営を一元的に行うことにより、より充実した文化政策が実現できるのではないでしょうか。文化振興財団の設立について、市の見解を求めます。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 市内における各種文化施設を一元的に管理運営する文化振興財団を設立をしてはどうかとの御質問にお答えをいたします。

 市内には、博物館、美術館、俳句館、ふるさと館、一向一揆歴史館、ルーツ交流館、市民工房うるわし、安楽庵等、10の文化施設があります。現在、白山市文化協会は、市民工房うるわしと安楽庵の文化施設のほか、松任文化会館、クレインなどの指定管理者となって活動いたしており、特に市民工房うるわしは、市内外から年間14万人の利用があり、駅前のにぎわいにもつながっているところであります。

 御提案の文化振興財団につきましては、今ほど申し上げましたように、白山市文化協会自体は、指定管理者になるなど通常業務にあわせて市の文化振興に大きな役割を果たしており、今の段階では財団に移行ということは聞いてはおりません。

 ただし、白山市文化協会が将来的に財団に移行するというような機運が高まったときには、市としても協力してまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) 確かに白山市内の主な文化施設の管理運営、これは、白山市文化協会、それと地域振興公社がことしの4月から5年間の指定管理を受けているということもありますので、今、市長が申しましたように、このことについては将来的な方向性として、市として考えていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 続いて、文化関連として2つの項目について質問いたします。

 1つは、松任駅前の松任ふるさと館・紫雲園の改修についてであります。

 この件につきましては、さきの6月会議において市長に提言いたしましたところ、「それ相応の改修が必要と判断されれば、バリアフリー化も含め使い勝手のよい施設となるよう対応したい」との答弁でございましたが、今会議ではさらに一歩踏み込んでお尋ねいたします。

 現在、ふるさと館は「ふるさと」という冠を持ちながら、果たして「ふるさと」を象徴するような使い方がなされているのでしょうか。日本の近代化が進んだ明治期以降、この建造物は旧松任地区における産業の象徴の一つでもあり、貴重な郷土の産業遺産、文化遺産と申してもよいでしょう。今後はそうした視点をより明確にした常設展や関連催事を行う拠点として使用する一方、飲食も可能な白山市の迎賓館の一つとして再整備することなども視野に入れるべきではないでしょうか。

 再整備の方向が定まれば、おのずと改修の方向性も明確になると考えますが、市長の具体的な御所見を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 松任ふるさと館・紫雲園の改修についてお答えをいたします。

 松任ふるさと館は、千代女の里俳句館や松任中川一政記念美術館とともに、駅南の文化ゾーンの中心施設として文化意識の高揚を図るとともに、市民に憩いと安らぎの場として親しまれ、市内外から多くの方に御来館をいただいております。ふるさと館につきましては老朽化が進んでおり、バリアフリー化やトイレ改修を含めた再整備は避けられないものと考えております。

 今後についてでありますが、どのような形での再整備がふるさと館にとってふさわしいものかも含めて、平成29年度に調査を行えればというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) 今ほど市長のほうから答弁いただきましたが、平成29年度に調査との答弁でございますが、できれば今後のスケジュールについてお伺いいたします。

 それと、あと1点、バリアフリー、トイレの修繕を含めた建物の改修にかかる概算額は大体どれくらい見込んでおられるのか、あわせてお伺いいたしたいと思います。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) 再質問にお答えします。

 まず、来年調査を行いたいというお答えをさせていただいたところでございます。いろいろな注文がある中でございます。どういう方向で、先ほど言いました迎賓館というものを含めたときに、一体どういうものを迎賓館というのか、また仕掛け物の食事等を提供するにも、ケータリングという形がいいのか、それとも、あそこで本当に食事をする場を設けるか、また、そういうことをする業者さんが、じゃ、あえてことに対して興味を持っていただける方がおいでるのか、そういうことを考えますと、どうしても1年間の調査は必要かと思います。

 それと、バリアフリーとかの修繕の概算でございますが、階段の改修、トイレの洋式化、それとLED灯、空調が実はないものですから空調設備を考えますと、その分だけでも約4,000万円ぐらいかかるのではないかと見積もっております。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) 次に、茶室「松任安楽庵」の現状と改修についてお伺いいたします。

 この茶室は、東京松任会の顧問である旧松任・徳光町出身の福田彰氏により、東京紀尾井町の料亭福田屋の改築に伴って本市に寄贈された茶室、安楽庵であります。明治24年ごろ、薮内流の関西茶道会の重鎮として活躍した野村證券の創始者、野村徳七氏が所有していたものを福田屋の先代が譲り受け、紀尾井町に移築されたと伝わっています。昭和20年代の料亭福田屋の常連には、湯川秀樹、高村光太郎、川端康成、暁烏敏、林屋亀次郎、千宗室、北大路魯山人などのそうそうたる人物がおり、こうした偉人たちが茶会を楽しんだ由緒からしても、本市第一級の文化財であることは間違いありません。

 しかしながら、最近聞き及んだところでは、平成10年に玄関から続くかつての待合室を改修した結果、今ではほぼ廊下に近い造作となり、お茶会において必要な待合スペースが欠如した状態となっているようであります。

 本市がゆかりある方から譲り受けた文化財的な茶室に再度息を吹き込むためにも、玄関に接する場所に、それも本来の外観を損ねない形で待合室を新設するなどの手だてを考えてはいかがでしょうか。御見解をお伺いしたいと存じます。



○議長(村本一則君) 毛利観光文化部長。

     〔観光文化部長(毛利文昭君)登壇〕



◎観光文化部長(毛利文昭君) 茶室「松任安楽庵」の現状と改修についてお答えします。

 松任安楽庵は、平成7年に東京から松任総合運動公園敷地内に移築し、以来、20年以上にわたる安楽庵ふれあい茶会の開催により、広く茶道に触れ合う機会を提供してまいりました。平成27年度の利用実績は、ふれあい茶会での使用が年間7日、利用人数は761人、一般利用が年間4日、利用人数89人となっております。

 待合室の増築につきましては平成10年と平成24年に実施されており、特に平成24年の増築は、安楽庵の敷地の形状から小規模なものにならざるを得なかった事情があります。これ以上の増築を行う場合は、横の斜面を削っていくか、また、あそこにはかなり大きな石をたくさん置いてあります。あれを組み直すなどの、移動するなどの経費の検討が必要であります。

 どういう方法がいいか、白山市文化協会や茶道協会の皆様の御意見を伺うことから始めていきたいと思います。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) ぜひ検討願いたいと思います。

 それでは、最後に、本市の本庁舎と公立松任石川中央病院の間に残る土地利用の方向性に関して質問いたします。

 今ここで指摘いたしました土地は、平成22年の都市計画マスタープラン策定の際に実施した地元町内会や生産組合へのアンケートの結果、「積極的に開発したい」との総意が見られず、今なお市街化調整区域になっています。しかしながら、該当する周辺に関しましては、松任地区における人口、工業、商業など社会情勢、地域情勢の変化が著しく、将来的には市街化区域拡大のための有力な候補地となることは間違いないと見られています。幸い、おおむね5年に1度、県が実施する都市計画基礎調査の結果を踏まえながら、土地の需要に見合う用途への変更が可能であり、決して手をこまねいていていい問題とは申せません。

 私は、この件に関して、平成23年9月の定例会でも質問しておりますが、座視してはならないと考え、改めて御答弁を求める次第であります。

 目下、頭に思い描く用途は、本庁舎の南側と公立松任石川中央病院の間を地域包括ケアシステムのハブ拠点及び国・県・市の行政機関の合同庁舎に充てるというものであります。医療・福祉・介護などの総合施設を整備するほか、行政の健康福祉部門も統合することにより、全国の自治体のどこにもない地域包括ケアシステムの構築が実現するはずであります。

 こうした土地利用は、市財政のコンパクト化を促進させるばかりではなく、市内に点在するハローワークや松任税務署、石川中央保健福祉センター、石川農林総合事務所、あさがおテレビなどを当該用地の一角に統合することにより、新たな都市再整備の空間も得られることが最大の利点ではないでしょうか。さらに、松任文化会館一帯に広大な駐車場を確保する余裕も生まれ、確たる青写真に沿ったまちづくりが可能になるのではないでしょうか。

 少子高齢化社会を迎えたこの時期、人口減少の歯どめにも人が、特に若い人が集まるまちづくりが求められています。金城大学の看護学部も開校したことでもあり、これらの課題の解決が期待できるのも、この場所、この地域ではないでしょうか。

 なお、合同庁舎を含む整備に対しては、国・県からの財源的な手当ても期待でき、真剣に検討してしかるべき提案かと考えます。幸いにして、白山市第2次総合計画の基本計画を策定する時期でもあります。市長の前向きな見解をお伺いいたします。



○議長(村本一則君) 市長、山田憲昭君。

     〔市長(山田憲昭君)登壇〕



◎市長(山田憲昭君) 本庁舎と公立松任石川中央病院の間の土地利用策についてお答えをいたします。

 当該地域は、市役所本庁舎を初め、公立松任石川中央病院、金城大学看護学部、松任総合運動公園など、公共・公益施設に囲まれている状況にありながら市街化調整区域となっております。

 今年度から実施をしております都市計画基礎調査の結果を踏まえながら、土地の需要に見合った対応を進めていくこととなりますが、現況からも本地区は市街化区域編入が必要な地区と認識をいたしております。現在策定中の第2次総合計画に基づき、来年度より都市計画マスタープランの改訂作業に入る予定であります。

 この土地利用といたしましては、公共スペースと考えることが自然であり、倉光町や地権者の方向もその方向であるとお聞きをいたしております。

 いずれにしましても、地域の意向を尊重しつつ、公共スペースとしてどのように活用していくか、どんな施設が立地できるか、長期的視野で有効活用を図りたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) 今ほど市長からの答弁で、この地区については当然、市街化区域編入が必要であると。そしてまた、土地利用については、公共スペースとして自然ではないかというような答弁をいただきましたが、当然このことについてはマスタープランとのかかわり合いもあると思いますけれども、時期的にはいつごろをお考えなのか、できればお答え願えれば幸いだというふうに思います。



○議長(村本一則君) 高田建設部長。

     〔建設部長(高田 隆君)登壇〕



◎建設部長(高田隆君) 小川議員の再質問にお答えいたします。

 マスタープランの見直しにつきましては、現マスタープランが平成32年3月までになっておりますので、来年の平成29、30、31年の3カ年をかけてマスタープランの見直しをかけていきたいと思います。平成32年3月、4月には、新しいマスタープランを策定してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(村本一則君) 小川義昭君。

     〔7番(小川義昭君)質問席登壇〕



◆7番(小川義昭君) ぜひこの土地は、公共スペースとして本当に有効な利用ができる土地かなというふうに思います。そのためには、やはり地元の意向を十分尊重していただいて、そして、この土地が公共用のスペースとして、本当に有効に活用されることを願うものでございます。

 また、そうすることによって、先ほど私が申しました提案することにおきまして、松任旧町における文化会館一帯のしっかりとした面整備も可能かな、そうすると、1つの将来的な展望を据えた中の青写真、そういった白山市のまちづくりの青写真も1つできるんじゃないかなというふうに考えております。どうかよろしくお願いいたします。

 以上をもちまして、一般質問を終わります。



○議長(村本一則君) 小川義昭君の質問は終わりました。

 以上で一般質問を終結いたします。

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△日程第2 議案第79号ないし議案第100号(委員会付託)



○議長(村本一則君) 日程第2議案第79号ないし議案第100号を一括して議題といたします。

 ただいま議題となりました議案第79号ないし議案第100号については、お手元に配付してあります議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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○議長(村本一則君) 本日の議事は、これをもって終了いたしました。

 次に、休会の件についてお諮りいたします。議事の都合により、明日8日から20日までの13日間は、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(村本一則君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。

 次の本会議は、21日午後3時から開きます。

 本日は、これにて散会いたします。

          午後2時48分散会

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(参照)

     平成28年白山市議会8月会議議案審査付託表



委員会名
付託議案


総務企画
常任委員会
議案第97号 防災行政無線同報系システム整備工事(白山ろく地域第2期)請負契約について


文教福祉
常任委員会
議案第98号 「河内小学校建設工事(校舎建築)請負契約について」の議決の一部変更について
議案第99号 「河内小学校建設工事(屋内運動場建築)請負契約について」の議決の一部変更について


産業建設
常任委員会
議案第96号 白山市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例について


予算
常任委員会
議案第92号 平成28年度白山市一般会計補正予算(第2号)
議案第93号 平成28年度白山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第94号 平成28年度白山市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第95号 平成28年度白山市湊財産区特別会計補正予算(第1号)


決算
常任委員会
議案第79号 平成27年度白山市一般会計歳入歳出決算の認定について
議案第80号 平成27年度白山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第81号 平成27年度白山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第82号 平成27年度白山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第83号 平成27年度白山市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第84号 平成27年度白山市墓地公苑特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第85号 平成27年度白山市温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第86号 平成27年度白山市宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第87号 平成27年度白山市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第88号 平成27年度白山市湊財産区特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第89号 平成27年度白山市水道事業会計決算の認定について
議案第90号 平成27年度白山市工業用水道事業会計決算の認定について
議案第91号 平成27年度白山市下水道事業会計決算の認定について
議案第100号 平成27年度白山市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について