議事ロックス -地方議会議事録検索-


石川県 加賀市

平成17年  6月 定例会(第3回) 06月14日−03号




平成17年  6月 定例会(第3回) − 06月14日−03号







平成17年  6月 定例会(第3回)



                平成17年6月14日(火)午前11時05分開議

出席議員(21名)

                          1番  宮下一夫

                          2番  高辻伸行

                          3番  安達優二

                          4番  谷本直人

                          5番  長谷川浄教

                          7番  山口忠志

                          8番  細野祐治

                          9番  岩村正秀

                         10番  宮本啓子

                         11番  上出栄雄

                         12番  小塩作馬

                         13番  西出清次

                         14番  坂野行平

                         15番  西出 振

                         16番  林 俊昭

                         17番  若林幸子

                         18番  吉江外代夫

                         19番  林 茂信

                         20番  新後由紀子

                         21番  村井幸栄

                         22番  川下 勉

欠席議員(0名)



△開議



○議長(坂野行平君) これより本日の会議を開きます。



△議長諸報告



○議長(坂野行平君) 諸般の口頭報告は、これを省略いたします。



△質疑・質問



○議長(坂野行平君) 日程第1、市長提出報告第1号及び議案第36号から第66号までを一括議題といたします。

 これより質疑並びに日程第2の市政に対する一般質問をあわせて行います。

 通告がありましたので、順次発言を許します。

 宮下一夫君。



◆(宮下一夫君) 皆さん、おはようございます。

 10月1日の合併に向けて、いよいよカウントダウンとなってまいりました。昨日、大幸市長には、新しい市のかじ取り役としての力強い出馬表明がされましたので、画竜点睛のお気持ちを持って、これは中国のことわざで、壁に描いた竜に瞳をかき入れたら、たちまち本物の竜となって天に飛び去ったと言われたことで、合併もスムーズに行われるように、新しい市民の幸せのために、全力で総仕上げに取り組まれることを希望いたします。

 そこで、市民の声と私の意見を交えまして、4点質問いたしますので、市当局の熱意ある明快な回答を期待いたします。

 まず、温泉交流施設基本構想策定事業についてお尋ねいたします。

 これにつきましては、昨日、数人の先輩議員より多くの質問がありましたので、重複しない部分についてお尋ねをいたします。

 基本構想策定事業は、新加賀市まちづくり計画の中で、合併の効果を生かすためのリーディングプロジェクトの一つである「温泉を活かした癒しと賑わいプロジェクト」を具体化していく事業であり、新しい市の観光産業の発展を目指した取り組みといえます。

 そこで、事業の内容について3点お尋ねいたします。

 1点目は、市民アンケートを解析する専門家とは、どのような方々を想定しているのか。

 2点目は、コミュニティー施設建設基本構想策定検討会のメンバーを住民、行政、アドバイザーの三者としていますが、住民の人数は何人程度を予定し、またその選任方法についてはどのように計画しているのか。住民の選任については広く全市民から公募されることを要望いたします。

 3点目は、この基本構想の策定を受け、基本設計、実施設計と、作業が進んでいくと思われますので、これらのタイムテーブルについてお示しをお願いいたします。

 さらに、合併によって、温泉交流施設基本構想策定の作業が停滞することなく、スムーズに進んでいくことを要望し、少しでも早く新しい加賀市の観光のシンボルとなる山代と片山津の総湯が建てられることを強く期待するものであります。

 次に、外来生物からの生態系の保全についてお尋ねいたします。

 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律が、本年6月1日に施行されました。この法律は、外国から来た特定の生物が、いつのまにか在来種を駆逐し、日本固有の生態系を破壊するのを防ぐことを目的にしております。生態系や農林水産業に悪影響を及ぼす外来種を国が指定し、外来種の輸入、運搬や遺棄、飼育などを原則禁止するものであります。違反した場合には、個人には3年以下の懲役、 300万円以下の罰金、法人には1億円以下の罰金が課せられることになっております。

 明治以降、国内に定着した外来種は 2,200種を超えております。そのうち今回規制対象に指定されたのは37種類で、ペットが野生化して農作物に被害を与えているアライグマ、ブラックバスの一種のオオクチバスなどが指定を受けております。全体から見ると、ごく一部が指定を受けたわけでありますが、国内の生態系を守るための大きな第一歩であるといえます。外来種のオオクチバスは北アメリカが原産で、繁殖能力旺盛な淡水魚で、現在、43府県の湖沼などに広がり、メダカなどが全滅したところも少なくありません。

 そこで、問題は、指定された外来生物をどう駆除し、防除していくかであります。

 本市でもラムサール条約登録湿地である片野の鴨池にも、オオクチバスの生存が確認されています。被害状況は正確には把握されておりませんが、滋賀県では、琵琶湖周辺の40カ所に外来魚回収ボックスを設けて、駆除に役立ったと聞いております。湿地に生息する昆虫などを保護、保全するための対策をどのように考えているかをお尋ねいたします。

 蛍が飛び交う季節になりましたが、市内全域で外来生物であるオオクチバスやアメリカザリガニなどが確認されているため、蛍やトンボなどの幼虫が食べられ、全滅することも想定されますので、蛍の里構想を掲げている本市において、この法律の制定を受け、どのような対策を講じていくのかをお尋ねいたします。

 次に、アダプトプログラム、里親制度の進捗状況についてお尋ねするものであります。

 平成15年6月議会におきまして、私が提案いたしましたアダプトプログラムの制度は、昨年の4月に本市においてカモワークとして導入されました。アダプトプログラムは、自分たちの住む町の道路や公園、河川などを自分たちの手できれいにし、住みよい生活環境を確保しようという住民ボランティア活動であります。

 そこで、昨年4月以降のカモワークの活動状況や参加団体数などについてお尋ねをいたします。

 また、現在は公園のみを対象としてカモワークを行っておりますが、対象範囲を道路まで拡大することを要望いたします。

 これからのまちづくりは、行政と住民が協働していくことが必要であります。住民がみずから近くの公園や道路の美化活動に取り組むことは、郷土を愛することにつながり、そのことが公園や道路にごみを捨てる人がなくなっていくことになると考えます。そうすることで、公園や道路がきれいになり、加賀市全体が美しい観光都市になると思います。

 カモワークの制度を加賀市全域に浸透させるために、行政が町内会、子供会、婦人会、老人会、企業などへ積極的に働きかけを行い、身近な公園や道路の美化活動が市民の手で定期的に行われるように啓発活動を行っていくことを要望いたします。

 最後に、消防のサイレンの復活と代替えについてお尋ねをいたします。

 子供たちに声をかけていたずらをする不審者による恐ろしい事件が全国で相次いで起こっております。消防のサイレンは、放課後遊んでいた子供たちが自宅に帰る時間を知る大切な手段の一つになっていました。しかし、消防のサイレンが空襲警報に似ているとか、犬がサイレンに合わせて遠吠えするとか、消防のサイレンが設置されている付近では音がうるさくて困るなどの苦情を受けまして、毎日鳴っていたものが昨年の11月から週1回、日曜日の6時だけになりました。

 毎日定時刻に消防のサイレンを鳴らすことに対しては、市民の中で賛否が分かれるのは当然ではありますが、小学校の児童や保育園児を持つ多くの保護者からは、「子供たちが放課後遊びから自宅に帰る時刻の目安にしていたのでとても役に立っていた。ぜひ復活してほしい」との声が多く上がっております。不審者が全国で多く出没している現状において、消防のサイレンが定時に鳴ることで、地域の人も時刻がわかり、子供たちに早く自宅に帰るように声をかけることもでき、子供たちを犯罪から防ぐ自衛策になるのではないかと考えられます。ぜひ子供たちが自宅に帰る目安となる午後6時の消防のサイレンの復活を要望いたします。

 さらに、消防のサイレンの音がうるさ過ぎて支障があるとすれば、その代替として、音が耳に優しいミュージックサイレンを設置することを提案いたします。ミュージックサイレンについては、大聖寺地区と動橋地区の2地区で使用されております。大聖寺ではこの市役所の上に設置されて正午と午後6時に、動橋では消防の動橋分団火の見やぐらに設置され、正午と午後9時に毎日鳴っております。

 子供たちを不審者から守るため、ミュージックサイレンを市内全域に設置するなどして、地域の子供は地域で育てることを目指し、行政が青少年の健全に積極的に取り組まれることを強く要望いたしまして、私の質問と提案を終わります。ありがとうございました。



○議長(坂野行平君) 大幸市長。



◎市長(大幸甚君) おはようございます。

 宮下議員の御質問にお答えしたいと思います。

 平成14年度ラムサール条約登録湿地、片野鴨池の生物相に関する調査報告書によれば、帰化植物ではセイタカアワダチソウなど19種類、哺乳類ではアライグマ、魚類ではオオクチバス、ブルーギルで計22種類の外来種が確認されております。特に特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律により、1科4属32種37種類が指定されており、そのうち20種類について防除を行う特定生物としております。

 石川県内では、外来生物法による外来種は、4種類生息しています。鴨池では、アライグマ、オオクチバス、ブルーギルの3種類が外来生物となり、その上防除対象となっております。2001年からはイモリが見られなくなっておりますが、これはアライグマの食害によるものと考えられております。そのため、環境省の許可を得て、2002年から昨年まで、おりにより16頭を捕獲しましたが、完全に防除できてはおりません。

 オオクチバスの防除について、環境省では鴨池をそのモデルケースの候補に考えているようであります。しかしながら、水源の下福田ため池とあわせて実施する必要があること、稲作時期、坂網の猟期など、実施までに課題も多くありますが、実現に向けて行動していかなければならないと考えております。

 一口に外来種といいましても、海浜植物などのように希少価値のあるものや、海浜砂丘を保全しているものは保護が必要となることもあります。市内の多くの湖沼は、トンボなどの昆虫を含めた貴重な動植物が多様な生態系を形成しているところが多くあります。市内の多くの湖沼では外来種が確認されていることから、柴山潟漁業協同組合及び加賀市昆虫調査会の協力により、捕獲かごを使用し、その実証試験と生息状況調査を実施いたしております。

 今後は、捕獲かごによる外来種防除を関係各位の御協力により推進し、外来生物被害予防三原則である「入れない、捨てない、広げない」を市民に理解と協力を得て、生態系の保護に努めていきたいと考えております。

 あとは、担当部長から答弁をいたします。



○議長(坂野行平君) 深村総務部長。



◎総務部長(深村富士雄君) 温泉交流施設基本構想策定事業についてお答えいたします。

 この件につきましては、昨日、川下議員にお答えしたとおりでございます。基本構想策定に先立つアンケートにつきましては、住民の総湯に対する期待や希望を的確に把握するため、その内容や解析方法を専門家に相談したいと考えております。

 そこで、このような専門家でございますが、例えば観光であったり、民俗であったり、健康であったりというような面から科学的に温泉を研究しているような専門家といったところが想定されるわけでございますけれども、いずれにしても、選考についてはこれからのことというふうに認識いたしております。

 また、その基本構想策定検討会のメンバーにつきましてですが、山代温泉再生グランドデザイン及び片山津温泉再生計画との連携を図るため、その策定メンバーを初めとした地域住民や有識者などで構成し、人数も意見の出やすいものにして、効率的な運営方法をとりたいと考えております。その選考には、公募も含めて幅広く検討したいと考えております。

 基本構想を実現していくためのタイムテーブルにつきましても、この検討会の中で諮ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(坂野行平君) 徳田地域支援部長。



◎地域支援部長(徳田弘君) ミュージックサイレンの吹鳴についてお答え申し上げます。

 ミュージックサイレンにつきましては、団体から寄贈を受け、市内4カ所に設置されております。現在、お話のように、大聖寺地区と動橋の2カ所で稼働いたしております。

 山代地区につきましては、消防山代分署の屋上、また片山津地区につきましては、片山津温泉3区の愛染寺境内に設置されておりましたが、音量に対しまして近隣住民からの苦情が大変あったため、現在、この2カ所とも停止いたしておる状況でございます。

 子供たちに帰宅時間を知らせるためにミュージックサイレンの吹鳴をということでございますが、今ほど申しましたように、近隣住民の快適な生活環境を維持するという観点から、山代、片山津両地区おけるミュージックサイレンの再開については考えておりませんので、御了解をいただきたいと思います。

 青少年の健全育成の観点から子供たちに帰宅を促す方法といたしましては、やはり地域の大人が夕方6時から夜間にかけて、子供たちが町中を徘回しているところを見かけたときには、「うちの人が心配しているよ」といったふうに優しく声をかけるなど、地域ぐるみの取り組みが大切ではないかと考えております。

 その際には、近年、市内でも報告されております子供への悪質な声かけ事案とはっきり区別できるように、地区住民での話し合いの機会を持つなど、地域における連携も重要かと考えております。

 こうしたことを踏まえまして、市におきましても例年行っておるところでございますが、今年度も9月に市内一斉に通学時、あるいは帰宅時などの時間帯に街頭で子供たちにあいさつや公共マナーを呼びかけるグッドマナーキャペーンを実施する予定といたしております。

 以上でございます。



○議長(坂野行平君) 本田都市整備部長。



◎都市整備部長(本田義勝君) 公園管理の里親制度でありますアダプトプログラムの進捗状況についてお答えいたします。

 最初に、カモワークの活動状況についてでございますが、当制度の導入につきましては、平成16年度より公園を対象に実施しており、当該年度におきまして、見晴台第一公園、丸山公園、山代温泉八区地内の通称ドンド小公園の3カ所について、1団体当たり54名から 250名の合計 434名による3団体が参加し、清掃奉仕活動を行っていただいております。

 また、アダプトプログラムの実施には、地域住民の合意が必要となっておりますので、本制度の拡大には息の長い取り組みが必要であると考えております。

 今後とも広報等を通じて、さらに御理解が得られるように努めてまいりたいと考えております。

 次に、対象範囲を道路まで拡大することでありますが、公園における制度の定着状況を見ながら推進してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(坂野行平君) 松村消防長。



◎消防長(松村勇一君) 消防サイレンの吹鳴継続についての御質問にお答えいたします。

 消防サイレンは、火災、風水害等の非常災害発生時に消防団員を招集することを目的として設置されたものでありますが、これまで万一の故障発見のため、毎日午後6時を定時として、試験吹鳴を行ってまいりました。

 しかしながら、住民意識の変化によりまして、近年、試験吹鳴を廃止することの要望が各地区から多く寄せられ、毎日吹鳴することの必要性について専門業者とも協議し、また県内各市町村の状況も調査いたしまして、昨年11月から毎週日曜日の午後6時のみに限定し、試験吹鳴を行うことといたしたもので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(坂野行平君) 宮本啓子君。



◆(宮本啓子君) 平成17年第3回加賀市議会で質問いたします。

 私が議員になってから30回目の議会であり、30回目の質問であります。この間、当局の答弁に一喜一憂をしながらも、気持ちを奮い立たせながら、市民の福祉の充実のための意見を中心に質問を繰り返してきました。

 今回も、市民からの要望を踏まえ質問いたしたいと思いますが、質問に先立ちまして、約8年間の市政の中で感じたことを述べさせていただきます。

 昨年来の答弁の中で、市長は子育て支援や観光、商工業の振興などの施策について対策の糸口が見えてきたとのことでありますが、バブル期が終わり、全国的な不況の波にのまれる中、主要産業である温泉観光などの低迷が続き、倒産して廃業する旅館が相次ぎました。何とかしなければ、何とかしなければと言われ続けながら、片山津温泉などは以前の人通りよりも減少し、福祉施設だけが目立つ町になってしまったように思えます。大聖寺の町も、靴屋を探してもどこにもないほど商店街は寂れ、35年前の高度成長期以前よりも人通りが少なくなってきました。そして、ここにきて、帝人ネステックスが工場を閉鎖することは寂しい限りであり、企業誘致のことを考えると、企業の撤退をやめるための施策がとれなかったのかと悔やまれます。市長も、我々議員も反省しなければならないのではないでしょうか。

 反面、全国的にどこへ行っても同じような現象が起きていることを考えると、長引く景気低迷は1市町村だけの問題だけではなく、国政の問題でもあるのかと思います。

 さらに、これから高度成長時代やバブル期が再び来るとは思われませんし、地球環境問題を考えると、活性化のための一攫千金の施策を夢見る時代は終わったのではないかとも考えます。少し控えめに先を見越した地域住民が自立した生活をするような市政を考えるときが来たのかもしれないと考えます。そういう意味から考えると、市長の言っている水と森のふるさとの再生を目指すというスローフード的な答弁は理解できるように思えます。

 しかし、そのためには、より一層市長も議員も市民と対話をしながら理解し合い、知恵を出し合い、 100年先を見据えてグランドデザインを描き、住民が自信を持ち、子供たちが輝く、美しく持続可能な地域づくりを始めることが必要なのではないかとも考えます。

 前置きが長くなりましたが、そのようなことも含めて、環境問題から質問に入りたいと考えます。

 「持続可能な社会に向けて」と題するセミナーが東京で行われました。日本生態系協会の主催する研修で、同僚議員と参加してきました。そこで、持続可能な社会のあり方について学んできましたが、目からうろこのような状態でした。講義によれば、既に日本はヨーロッパなど環境先進国に追随して、持続可能な発展を目指すことを、国際的に1992年に開催された地球サミットにおいて約束しているとのことであります。加賀市においても、この考えを基本に置いて、政策を進める必要があるのではないかと思い、環境問題など数点についてお聞きいたします。

 まず、自然生態系の破壊が問題になってきています。つまり、私たち現代人が便利であると感じている今の生活、家電、自動車など、または季節感なしの食べ物などは、生物資源と土壌、地下資源、水、大気などを大量に使うことで維持されています。その結果、私たちは自然を再生不可能なベースで壊し続けているのです。今の私たちのライフスタイルは、今後、明らかに持続不可能であり、自然生態系を守るための施策を早急に進める必要があるとのことでした。

 加賀市においても、総合計画の中には少し示されていますが、中心的な施策とすべきと思いますが、御所見をお願いいたします。

 次に、ごみ問題について質問いたします。

 まず、エントロピーの法則から見ると、人がつくったものはすべてごみになる。つまり、家具、電気製品、自動車、建物、道路、ダムなど、すべてのものはごみになり、しかもこれらはごみになるまでの間、維持管理費がかかり、やがて全部ごみになるという法則です。

 そして、ごみ問題は産業廃棄物、二酸化炭素による地球温暖化問題、フロンガスによるオゾン層の破壊、ダイオキシンなどによる環境ホルモンの問題、窒素酸化物による大気汚染による酸性雨、化学薬品や家庭排水による水質汚濁などに直結しているとのことでありました。これらの問題は、国が考えて方針を出してくれるものと待っているだけでなく、加賀市としても真剣に取り組まなければならないことと思いますが、加賀市としての思いをお聞きいたします。

 また、前議会で提言したバイオマスタウン構想を、今議会で資源リサイクル基本調査として取り上げていただけることに感謝しますが、なお一層のスピードアップが必要と考えます。なお、予算的に見ても、口汚し程度にしかとれませんが、どのような程度の施策をお考えか、お聞きいたしたいと思います。

 また、私たちの多くは、単にリサイクル促進だけが環境問題の解決策であると思われがちですが、リサイクルの過程の中でもエネルギーを消費することになります。また、現代社会は自然から資源を一方的に取り出すだけで、自然に返して循環させる仕組みがほとんどありません。

 そういう意味から考えると、かが市民環境会議や加賀市女性協議会などが取り組み始めた生ごみの堆肥化などは、土壌をつくり出す作業としてはなお一層有意義であると考え、加賀市として市民への啓発が必要であると考えますが、御所見をお願いいたします。

 次に、自然生態系を保全、再生し、持続可能な社会をつくるためには、基本的には土地の確保、買い上げとか借り上げをする必要があるのではないかと思います。そのためには、どこにどれだけ自然を残すかというようなしっかりとした土地利用計画の作成が必要なのではないかと考えますが、市の考えをお聞きいたします。

 また、将来世代のために、どこにどれだけの自然を残すのかということを作成し、計画的に個人の寄附やトラスト運動などでも確保するつもりがないか、お聞きいたします。

 また、行政としては、公共事業などはまず次世代、将来世代のために自然を保全、再生することを最優先にして計画する必要があるのではないか、お聞きいたします。

 次に、野生生物の絶滅問題への対策についてお聞きいたします。

 野生生物が絶滅したり、種類が減少するということは、人間の生存も危ぶまれるということになります。そこで、野生生物を回復させる公共事業をする必要があると思われます。

 そのためには、今までにも言われてきましたが、ビオトープネットワークなどは有効であると思われます。外来種の樹木を街路樹に植え込むだけではなく、多様性と地域特性を持つ潜在的動植物が息づくための加賀市全体的な計画を策定する必要についてお聞きいたします。

 また、加賀市には、まだ自然がたくさん残っているから、急がなくてもよいというようなものでなく、残っているからこそ今のうちに、将来にわたり持続可能な加賀市を目指すために必要ではないか。また、農道や河川工事なども含め、公共事業が行われる際にビオトープの破壊などが起きる場合は、その代償、代替用地をも考えて計画する必要があるのではないかお聞きいたします。

 次に、人間ドックの助成事業についてお聞きいたします。

 健康診断の受診率が加賀市は低いのではないかと言われています。死亡率の高いがんや脳卒中などは、早期に発見することが大切であります。そのためには、健康診断をしっかりと受けることが大切だと思います。中でも、健康であると日ごろから思っている人でも、気軽に全身を検診することのできる人間ドックを利用することができたらよいのではないかと思います。

 加賀市では、利用しやすいように日帰りドックにかかる費用3万 7,800円のうち、自己負担は1万 800円に、1泊2日ドックは6万 4,050円かかるところを自己負担は1万 8,300円、脳ドックは5万 2,500円のところを1万 5,000円でできるようになっています。

 しかし、助成制度の指定病院が加賀市に限定されているために、小松市民病院などがかかりつけの患者は適用できないようになっています。かかりつけの病院での検診は、精神的にも安心して受けることができるし、また受診しやすいと思われるので、助成金の適用病院を市外にも広げる必要があるのではないかお聞きいたします。

 次に、介護予防についてお聞きいたします。

 加賀市内で行われている生きがいデイサービス事業、今までに何回も質問しましたが、介護予防としては効果的なものなのではないかと思います。しかし、今年度、助成金が減少したことに対して苦情が出ています。実施箇所がふえたにもかかわらず、予算が前年度とほぼ同じであるため、1カ所当たりの助成金が減少したものだと思われます。

 しかし、この取り組みは費用対効果から考えると、大きい効果があると考えられます。事例を挙げて説明します。ある町で、この制度ができる前から公民館に集まって、毎週健康体操などを行ってきたグループでのことです。もう10年近くになり、当初は理学療法士などを講師に呼んで行ってきていました。最近、久しぶりにお伺いしたところ、1人の女性が他の方々と変わらずに元気に動いていました。この方は8年前に脳梗塞になり、歩くのもやっとの状態でした。私も病院まで車に乗せていったことがあるので覚えているのですが、当然このままだと寝たきりになるなと思っていました。しかし、「こんなに元気でいられるのは、この会があったからや」とはっきりと言われていました。あのとき、家に閉じこもりになり、寝たきりになって施設入所していたら、1年間に約 500万円の介護保険給付金を使うことになります。8年間元気でいたことを考えると、 4,000万円の節約になります。この取り組みは費用対効果から考えると、大きな効果が上がっていると考えられます。

 今年度の加賀市の予算は、たった一人の施設入所の介護保険給付費です。効果が上がっていることを考えると、活動助成などを減らさないことが必要なのではないかと考えます。介護予防として少ない予算で大きな効果が見込める施策と考えます。介護が必要になってからお金をたくさん使うより、その前に少しのお金をかける施策を大切にする必要があるのではないかと考えます。不満が出ないような予算的な充実が必要ではないかお聞きいたします。

 次に、子育て支援についてお聞きいたします。長年の念願だった保育料の減額をしていただき、うれしいと思っておりますが、今回は子育て支援センターについて質問いたしたいと思います。

 江別市子育て支援センターすくすくへ視察に行かせてもらいました。事業内容は、すくすく広場の開放、子育てに対する不安や悩み相談、子育て講演会、子育てに関する情報の提供、子育てサークルの支援、一緒に子育て、親子にこにこ広場、保育園開放などで、加賀市としても取り組んでいるものが多かったように思います。また、建物自体は児童センターのような普通のものでしたが、そこに集まってきている親子のにこやかで明るい表情に心がほぐれる思いがいたしました。江別市では、ここを拠点として、各地域に出向いていくなどする中心的な役割を担い、トータル的な支援を行っていました。そして、いつでも専門的に相談に乗れる職員の配置がなされていました。

 加賀市においても、子育て支援センターは2カ所設置されていますが、センターとして独立していないことが問題であると思われます。そのために、加賀市全体を考えた総合的な子育て支援策がとりにくいのではないかと思います。また、加賀市の場合は、保育園の一角であり、いつでも遊ばせに連れていくことはちゅうちょされます。また、その保育園のある地域の住民ならまだしも、他の地域からはなかなか行きづらいのが現状です。

 何とか加賀市の中にも、子育てに悩んでいるお母さんたちの相談が気軽にできて、いつでも遊ばせることのできる独立した子育て支援センターの設置が必要であると思います。また、その場所は、大型販店や市民会館、セミナーハウスあいりすなどの一角などであってもいいと思いますが、市の中心的な場所で、利用しやすい場所がよいと思われます。御所見をお願いいたします。

 次に、泥んこ体験保育事業についてお聞きいたします。

 今回の主要施策の中にあり、昨日も質問が出ていましたが、重ねてお聞きいたします。

 山中町の民間保育園などでは、もう既に日常的に保育の日課の中に取り入れるなどしているところがありますが、確かに自然に触れたり、土に触れることは、子供の成長によい影響を及ぼすと考えられます。しかし、子供たちの生活のリズムをつけ、日課の中で継続的に取り入れるために、運動場などを利用して行っています。新たに休耕田などを利用しなければ、泥んこ遊びはできないのでしょうか。

 現在、加賀市内の保育園は、運動場などの草がはびこるなどして、維持管理が行き届かないところもあるようです。運動場などの整備を兼ねて、昨日も出ておりましたが、砂場を拡充することで補えないのでしょうか。

 また、山中町の保育園の話では、継続的に保育のカリキュラムの中に入れて、効果を出すためには、毎年新しい砂を大量に入れるのに大きな費用が必要であるとのことですが、今後、毎年田んぼの砂や整備費用をかけてくれるのでしょうか。1回きりということはないのでしょうか、お聞きいたします。

 また、新規事業として取り入れたときだけ費用を出すのでなく、維持管理費をこれから継続的に出してくれるのか、重ねてお聞きいたします。

 次に、農業用道路と農業用水路についてお聞きいたします。

 今まで農業用に使用してきた道路や水路、ため池が、農業用としては使用しなくなったり、生産組合員がほとんどいなくなったりして、農地としては使用していない状態になっているところがあります。

 しかし、道路は通学路、生活道路として使用されていたり、住宅が建って生活排水路として使用されていたり、ため池は危険な状態で、そのままになっているところなどがあります。農水の係のところへ行けば、「ここは農家がいないので、農水の対象にはなりません」、都市整備部の管理課の方へ行けば、「ここは生活道路や排水路でないので、やはり対象外となります」と言われます。区長や地元住民では、金銭的にも解決できない側面があります。

 しかし、実際には、市民が何らかの形で使用しているものであり、管理していかなければならないものであります。市として、垣根を外して、名目はどうであれ、一度見直してみる必要があるのではないかお聞きいたします。

 次に、市道の管理補修についてお聞きいたします。

 加賀市内の道路で、以前の風水害により、大聖寺川の堤防部分が崩れて、封鎖されたままになっているところがあります。近所の方の話では、通行どめになっているところには、簡単な防御さくがなされているだけになっているために、そこからくぐり抜けて通行している人もいるし、車が進入してきてバックしなければならない場合もあるそうです。大聖寺川の堤防側は相当高く、簡単な工事では解決ができないのではないかと推察はできますが、県などと早急に相談して、今後の方針を出すべきではないか。また、道路についても、さくだけで放置するのではなく、しっかりと閉鎖するなり、代替えの道路の検討をするなどして、見通しを住民の方に出す必要があるのではないかお聞きいたします。

 以上、質問を終わりますが、山中町との合併を目前に控え、何かと慌ただしい日々を迎えていますが、市民一人一人が自信を持ち、子供たちが輝く、持続ある加賀市になるために頑張りたいと思っています。



○議長(坂野行平君) 大幸市長。



◎市長(大幸甚君) 宮本議員の御質問にお答えいたします。

 まず、大聖寺を中心とした商店、あるいは支店、そして特に帝人ネステックスの70年近い形での企業が閉鎖をやむなくされたという思い、これは正直言いまして私、大聖寺の人間ですから、多分宮本さん以上に心の中では痛みを多く感じております。とても残念至極だと思います。あの煙突を見ましても、実はきょう帰りにでもまたごらんいただければいいかと思いますけれども、煙突に輪っぱをはめてあります。ということは、正直言いまして、煙突がもう使える限界を越えると、あの鉄の輪っぱをはめてその煙突を維持しておるわけです。ですから、もうこれ以上、設備投資ができないくらいのことをぎりぎりまで頑張ったということではないかなと思いますし、同時に5年ほど前でありますけれども、風聞でありますけれども、 100億円近い累積赤字があって、本社の方で全部それを補てんをいたしまして、そこから、5、6年ほど前から出直しをされたように聞いております。その後、相当頑張ってこられましたけれども、やはり大聖寺も、それから根上も、総合的に含めて、かなりの赤字がずっと累積をしてきておるということで、やむなくそういうふうな状況になっております。

 そんな状況のところに、行政で力添えができないかというご意見でありますけれども、行政の力にも限界があります、正直言いまして。何十億という単位になりますと、とてもではありませんけれども、やはり難しい。やはりそこの企業が先端を行っていただいて、勉強して、そして人材を確保して、新しい時代に対応する、そういうような形しか、私はなかなか難しいのではないかなというふうに思います。

 ですから、それはまた逆に、例えば宮町にソディックプラステックがありますけれども、ソディックが動橋の方で新しく会社を設立して、頑張っております。今の部門から抜け出してもっと膨らんだのです。そこにはやはり世界の最先端の技術があると。私も先般、課長を中心とした管理職の人たちとそこを視察しましたけれども、つくづくそういうようなことを感じたわけであります。そしてソディックプラステックは、大同に次いで、実は上場もしておるということであります。加賀市では、2社目であります。初めてみたいなものです。

 ですから、そんなような意味で、片方は悪くなるけれども、また片方でよくなっているということでありまして、なかなかそのあたりが行政の力に限界が、私は企業の場合はあるのではないかなというふうに思っておるところでありますので、断腸の思いという気持ちは同じであります。

 そんなような中で、町屋の再生ということを今マーケティングしているということであります。企業の誘致から人の誘致に切りかえることができないかどうか、そんなような形のマーケティングをしている最中でありますので、そんな再生も今後考えていかなければならない、こんなふうに今思っているところであります。

 次に、子育て支援センターについてでございます。

 本市のセンターでは、専任の職員を配置し、育児相談や育児サークルへの支援など、さまざまな子育て家庭への支援を行っております。なお、保育園に併設されていることから、在園児と交流したり、保育の様子を見ることができるなどの利点もあると考えております。

 また、乳幼児を持つ親同士が自由に交流する場として、山代幼稚園の2階には、親子つどいの広場「まんま」を開設しています。そこでは、打ち解けた雰囲気の中で、親が語り合い、交流できるとともに、育児相談など子育て中の親の負担感の緩和を図り、安心して子育てができるように支援しています。さらに、市内の保育園でも、子育て中の家庭からの育児相談に応じたり、保育園の行事に参加を呼びかけるなど、保育園開放事業を実施しております。

 このように、本市では、子育て支援センター、親子つどいの広場、保育園が連携をとりながら、地域に分散している利点を生かした形で、いつでも気軽に相談に来たりできるなど、子育て家庭への支援を効果的に実施しております。

 今後も情報の一元化、そして子育て支援体制の一層の充実に努めてまいりたいと思います。

 なお、議員御指摘の総合的な子育て支援施設の設置については、今後の子育て支援策の参考となるものと考えております。

 次に、一連の環境問題についてでありますが、まず、自然生態系の破壊についてでございます。

 人が生きていくためには、必ず環境に負荷がかかり、生態系に悪影響を及ぼすものであります。自然生態系を守る手段として、日常生活では、廃棄物を出さないこと、エネルギーの節減、有害物質の減量、外来種の進入防止などが有効であると考えております。このような観点から、これらの施策の展開を検討し、可能なものから取り組むべきものと思っております。

 次に、ごみ問題についてであります。

 人がつくったすべてのもの、自然界にあるものは、不要になれば廃棄物として処理するか、自然界に戻っていくものであると考えております。環境問題と生活の利便性とは相反するものであり、市といたしましては、発生抑制、リデュース、再使用、リユース、再生利用、リサイクルの3Rを促進し、ごみの分別を徹底することを減量化、資源化の基本方針といたしております。

 加賀市資源リサイクル基本調査に関しては、川下議員にお答えしたとおりであります。しかし、調査結果によっては、さらに予算化が必要であると考えておるところであります。

 現在、かが市民環境会議と加賀市女性協議会が家庭用生ごみの堆肥化に取り組んでおり、減量化、資源化に有意義であると考えており、市民の協力も必要であると思っております。

 次に、自然生態系の保全のための土地の確保であります。

 自然生態系の保全再生は、自然環境関係法令や森林法あるいは県条例や本市の自然環境保全条例などで、土地改変に係る行為に制限を設けることにより実行されてきました。

 今後は、加賀市自然環境保全審議会で検討されている保護区域の基準などを基本に、保全に努めるべきものと考えております。

 また、加賀市においても、釧路湿原に見られるような個人の寄附やトラスト運動による土地の確保を期待するところであります。

 また、公共事業などについても、保全や再生を念頭に取り組んでいるところであります。

 次に、野生生物の絶滅問題への対応についてであります。

 野生生物の絶滅や種の減少は、生息、生育環境の変化に起因し、また人間の生存にも無関係でないことは十分認識すべきだと思っております。その上、これらの問題は、多様性と地域性を持った自然環境の将来像やその取り組みについて理解することから始まります。

 加賀市では、まず植生調査を行い、これに基づき、さまざまな生物の生育基盤である森林の保全から取り組みをいたしました。こうした取り組みの一環として、国・県を初め、関係機関に積極的に働きかけ、海岸保全林を自然植生に応じた広葉樹へ樹種転換に着手できましたことは一つの成果と考えております。宮本議員も植樹祭によく参加していただいて、感謝しておるところであります。

 また、本市が実施しております「ふるさとの森づくり」では、種拾いから苗づくり、植樹に至るまで、市民参加のもと進めております。さらに、湖北小学校における柴山潟沿いの水田における学校ビオトープや、地域住民の協力のもと、蛍の生息域の環境保全などに引き続き、トンボ、チョウの調査にも取り組んでいるところであります。

 この調査などから、希少動植物の所在を把握していますが、その所在が知られますと、過去において、ほとんど絶滅していることが多いことから、公表を控えているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。

 自然環境の保全回復は、一朝一夕にはなし得ないものでありますが、農林漁業、他産業、市民生活との調和を図りつつ進めていきたいと考えております。

 また、公共事業においても、多自然型工法並びに魚道や、ウスアカミヤコイバラなど、地域固有の植物などを取り入れた植生などを積極的に取り組んでいるところであります。

 あとは、担当部長から答弁をいたします。



○議長(坂野行平君) 宮崎市民サービス部長。



◎市民サービス部長(宮崎護君) 人間ドック助成事業についてお答えいたします。

 市では現在、国民健康保険の人間ドック助成事業を市内の医療機関3カ所と山中町1カ所の計4カ所を指定いたしまして、実施しております。金沢市や小松市におきましても、市内の医療機関のみで実施しております。

 加賀市では、検査の内容や精度、医療機関の数からして、検査体制は市内で確保されているというぐあいに考えておりますので、現状のまま実施していきたいと思っております。

 次に、介護予防についてお答えをいたします。

 生きがいデイサービス事業につきましては、高齢者の社会参加の促進と、介護予防を目的として実施しておりますが、今後も拡充していく、こういった方針を新市まちづくり計画にも位置づけをしております。本年度におきましては、前年度に比べ、5カ所ふやし、34カ所で実施を計画しております。

 なお、今年度は、議員御指摘のとおり、助成金が減額となっております。ただ、事業の参加者には、市職員などによる体力測定や介護予防を指導する講師の派遣、そういったことで実効性をより高めるために、個々の体力や能力に合わせた介護予防プログラムを実施し、介護予防事業として、これまで以上の効果が期待できるよう、事業内容に工夫を凝らしております。今後とも、おたっしゃプランの基本理念である自助、公助、互助の理念のもと、地域の皆さんの協力を得ながら、事業内容の充実を図っていきたいと思っております。

 次に、泥んこ体験保育事業につきまして、さきに川下議員、新後議員にお答えしたとおりであります。今年度は、保育園に近接する休耕田を中心に実践したいと考えておりますが、議員御提案の園庭での実施も参考に検討させていただきたいと思います。

 来年度以降につきましては、本年度の実践結果を踏まえまして、具体的な実施方法、予算措置等、検討させていただきたいと、こういうぐあいに考えております。

 以上です。



○議長(坂野行平君) 徳田地域支援部長。



◎地域支援部長(徳田弘君) 農業用の道路や水路についてお答え申し上げます。

 農業用の施設の管理についてでございますが、通常は、地区生産組合もしくは町内において管理、運用されておるものでございます。しかしながら、農地を利活用せず、荒廃化し、このことに伴いまして施設の管理も放棄している区域が見受けられ、環境や防災面の点からも大変心配しておるところでございます。

 これらの対策ではございますが、町内にて使われなくなりましたため池などの再利用計画を定めていただくことが肝要でないかと思っております。このようなことを呼びかけてまいりたいと考えております。そして、計画が定まった時点におきまして、その内容を見定めまして、支援の判断をすべきものと考えております。

 なお、ため池につきましては、防災面で地域排水の調整池的な役割を果たしていることからも、これまで町内に対して、加賀市土地改良区などの関係機関とともに、用途に見合った運用等について指導をしてきたところでございます。

 今後とも、危険箇所の点検を行い、なお一層の指導体制の強化を図ってまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(坂野行平君) 本田都市整備部長。



◎都市整備部長(本田義勝君) 市道の管理補修についてお答えいたします。

 河南町地内の市道B第 183号の路肩部分の破損状況についてでありますが、大聖寺川左岸の高さにして約20メートルのがけ地上部が、ちょうど市道の路肩部分に当たりまして、幅5メートルで平成15年の冬に崩落したものでございます。その原因につきましては、岩盤の上部の土の部分が、自生した木々や雪の重みによって崩れたものというふうに考えております。現場の対応としましては、車の通行は危険というふうに判断いたしましたので、ガードレールを設置して通行どめを行っている状況でございます。

 崩れた箇所の復旧につきましては、高さが20メートルのがけ地であることなど、地形的な問題から巨額な費用を要しますことから、費用対効果を考慮しますと、元の道路形状への復旧は困難であるというふうに考えております。

 今後につきましては、国道 364号の整備を視野に置きながら、被災箇所を迂回する代替え道路などの検討を行ってまいりたいと考えております。

 なお、道路の閉鎖方法につきましては、地元の皆さんのご意見をお聞きしながら補強するなど、管理してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(坂野行平君) 以上をもって、市長提出議案に対する質疑並びに市政に対する一般質問は終わりました。



△委員会付託



○議長(坂野行平君) ただいま議題となっております報告第1号及び議案第36号から第66号までは、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。



△休会決定



○議長(坂野行平君) 日程第3、休会の決定についてお諮りいたします。

 議案審査のため明15日から19日までの5日間、休会いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と言う者あり)



○議長(坂野行平君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。



△閉議



○議長(坂野行平君) 本日の議事はこれをもって終了いたしました。

 次会は6月20日午後3時から会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

                              午後0時08分閉議

             議事日程(第3号)

                         平成17年6月14日(火)

                         午前10時 開議

日程第1   市長提出報告第1号及び議案第36号から第66号まで

       一括議題

        質疑

        常任委員会付託

  第2   一般質問

  第3   休会決定

       閉議

          平成17年第3回加賀市議会定例会議案付託表

総務委員会



議案番号
件名


議案第36号
平成17年度加賀市一般会計補正予算
 第1条第1表 歳入歳出予算補正中
  歳入 第17款 財産収入
     第19款 繰入金
     第20款 繰越金
     第21款 諸収入(6項5目中関係分)
  歳出  第2款 総務費(1項1目、7目から9目、17目)
      第9款 消防費


議案第37号
平成17年度片山津財産区特別会計補正予算


議案第40号
加賀市部設置条例の一部改正について


議案第41号
加賀市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正について


議案第44号
加賀市公の施設共通使用料条例の一部改正について


議案第45号
加賀市手数料条例の一部改正について


議案第52号
加賀市火災予防条例の一部改正について


議案第53号
片山津温泉共同浴場条例の一部改正について


議案第58号
南加賀広域圏事務組合を組織する地方公共団体の数の増減(廃置分合)に伴う南加賀広域圏事務組合の規約の変更について


議案第60号
石川県市町村消防団員等公務災害補償等組合規約の変更について


議案第61号
石川県市町村消防賞じゅつ金組合規約の変更について



教育民生委員会



議案番号
件名


報告第1号
専決処分の報告について(平成17年度加賀市老人保健特別会計補正予算)


議案第36号
平成17年度加賀市一般会計補正予算
 第1条第1表 歳入歳出予算補正中
  歳入 第13款 分担金及び負担金
     第15款 国庫支出金(4項)
     第16款 県支出金(2項2目)
     第21款 諸収入(6項5目中関係分)
  歳出  第3款 民生費
     第10款 教育費(4項)


議案第43号
加賀市税条例の一部改正について


議案第50号
加賀市児童福祉施設の費用徴収に関する条例の一部改正について


議案第55号
加賀山中介護認定審査会の共同設置の廃止に関する協議について


議案第56号
教育に関する事務の受託の廃止に関する協議について



産業建設委員会



議案番号
件名


議案第36号
平成17年度加賀市一般会計補正予算
 第1条第1表 歳入歳出予算補正中
  歳入 第15款 国庫支出金(1項)
     第16款 県支出金(2項4目)
     第21款 諸収入(6項5目中関係分)
  歳出  第2款 総務費(1項12目)
      第4款 衛生費
      第6款 農林水産業費
      第7款 商工費
      第8款 土木費
     第10款 教育費(1項)
 第2条第2表 債務負担行為補正


議案第38号
平成17年度加賀市下水道事業特別会計補正予算


議案第39号
平成17年度加賀市水道事業会計補正予算


議案第42号
加賀市市民会館条例の一部改正について


議案第46号
加賀市セミナーハウスあいりす条例の一部改正について


議案第47号
加賀市文化会館条例の一部改正について


議案第48号
加賀市図書等自動販売機の適正な設置及び管理に関する条例の一部改正について


議案第49号
加賀市体育施設条例の一部改正について


議案第51号
いきいきランドかが条例の一部改正について


議案第54号
大聖寺川下水道協議会からの脱退について


議案第57号
火葬場の使用に関する事務の受託の廃止に関する協議について


議案第59号
小松加賀環境衛生事務組合を組織する地方公共団体の数の増減(廃置分合)に伴う小松加賀環境衛生事務組合の規約の変更について


議案第62号
加賀山中医療施設組合の解散について


議案第63号
加賀山中医療施設組合の解散に伴う財産処分に関する協議について


議案第64号
新たに生じた土地の確認について


議案第65号
町及び字の区域の変更について


議案第66号
市道路線の認定について



(参考)

          陳情書等一覧表



受理
件名
陳情・要望者


番号
年月日


78
17・4・14
要望書
御橋川の雑草、堆積物除去のお願いの件
打越町
区長 北村清志


79
17・4・14
陳情書
+1.市道C第115号線の道路改良について
│2.市道C第117号線、C第128号線の側溝整備について
+3.市道C第110号線の側溝整備について
打越町
区長 北村清志


80
17・4・15
陳情書
+1.区道整備について
│   田中金利宅横〜松木〜山本一良宅間舗装整備
│2.カーブミラー取替え
│   森本宅横交差点
│3.市道整備について
│ ア.ことぶき道路(C398)整備(蓋付U字溝の設置)
│ イ.市道C第133号線の一部拡張又は蓋付側溝整備
│ ウ.市道C第407号線の拡張、側溝整備
│ エ.市道C第366号線の拡張、側溝整備
│ オ.市道C第140号線の排水溝の蓋付
│ カ.市道C第367号線の拡張、側溝整備
+ キ.市道C第548号線の拡張整備
分校町
区長 生水 渉


81
17・4・21
要望書
+1.区道路舗装整備工事
│2.下区側溝整備工事
│3.上区側溝整備工事
+4.町内全域水道管布設替え工事
中島町
区長 柏田高佳


82
17・4・25
要望書
 1.町内の環境整備について
  ア.市道、区道舗装の修繕
  イ.市道脇排水路清掃
  ウ.市道側溝整備、改修
  エ.市道、区道舗装要望
  オ.毛合橋の拡張、歩道設置
 2.市へのお願い
合河町
区長 大森 守
合河町
区長代理 新瀧武一


83
17・6・3
永住外国人住民の住民投票権付与を求める要望書
在日本大韓民国民団
石川県地方本部
団長 金 次郎
石川県日韓親善協会
会長 稲村建男


84
17・6・3
・定住外国人無年金者の救済に関する緊急要望書
・無年金定住外国人の救済措置に関する要望書
・無年金定住外国人救済のための特別給付金増額に関する要望書
在日本大韓民国民団
石川県地方本部
団長 金 次郎


85
17・6・3
地方公務員採用に関する要望書
在日本大韓民国民団
石川県地方本部
団長 金 次郎