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石川県 輪島市

平成13年 12月 旧輪島市 定例会(第4回) 12月18日−03号




平成13年 12月 旧輪島市 定例会(第4回) − 12月18日−03号









平成13年 12月 旧輪島市 定例会(第4回)



            平成13年12月18日(火曜日)

              (午後1時32分開会)

出席議員(16人)

   1番  森 正樹         2番  漆谷豊和

   3番  大宮 正         5番  椿原正洋

   6番  桶 正行         7番  上平公一

   8番  上野吉邦         9番  小山 栄

  10番  とおし勝年       12番  橋本重勝

  13番  坂本賢治        14番  田中秀男

  16番  坂下幸雄        18番  大畑 豊

  19番  園又輝夫        20番  中山 勝

欠席議員(2人)

   4番  高田正男        15番  中納治良三郎

欠員(2人)

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説明のため議場に出席した者の職氏名

  市長      梶 文秋      助役      粟原正一

  収入役     源代 清      総務部長    小坂文夫

  福祉環境              産業経済

          向面正一              竹中栄信

  部長                部長

  福祉環境部             総務課長

  次長兼長寿   出口一政              西見 豊

  保健課長              補佐

  企画課長    大下泰宏      財政課長    坂下信幸

                    環境対策

  税務課長    上 清広              中崎忠雄

                    課長

                    漆器観光

  商工業課長   小上防 登             木引松男

                    課長

  下水道課長   坂本 栄      病院事務長   江下幸夫

                    教育次長兼

  教育長     松岡惠水              田中正明

                    庶務課長

  教育委員会             教育委員会

  学校教育    山下至高      生涯学習    皆戸秀継

  課長                課長

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△開議・会議時間延長



○副議長(とおし勝年君) これより、本日の会議を開きます。

 この際、本日の会議時間はあらかじめこれを延長しておきます。

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△質疑・質問



○副議長(とおし勝年君) これより、市長提出議案第77号ないし議案第87号に対する質疑並びに市政一般に対する質問を続行いたします。

 9番小山 栄君。

              (9番 小山 栄君登壇)



◆9番(小山栄君) 第4回市議会定例会に当たりまして、私の方からも市長並びに関係者に幾つかの質問をさせていただきたいと思います。

 きのうから、先輩議員方のお話がございました。私も若干触れてみたいと思いますが、どこまで行きましても、この不況からは抜け出せないでいる現在の我が国であります。今年1年間、本当にアッという間に過ぎ去ったかのように思われます。凶悪なテロの犯罪、いろいろとございました。きのうのお話にもございましたが、皇太子様ご夫妻に宮様が誕生されたことも明るいニュースの一つでもあります。また、お亡くなりになりました刀祢信二郎議員、私と干支が同じでございまして、会派こそ違いましたが、6年有余、いろいろとご指導いただきましたこと、今さらながらに懐かしくも思いますし、余りにも短か過ぎた生涯に心からご冥福をお祈りするところであります。

 そして、きのうは、梶市長より、来春の市長選出馬の表明も承りました。そして、るるこの3年8カ月の間に厳しい財政の中でありますが数多くの事業をこなしてきたなというのを、きのう承りながら感心いたしておりました。

 質問に入るわけでありますが、まず最初に、きのうも幾つか触れておられましたが、9月議会で大型店出店の問題につきまして、市民の皆様のたくさんの署名、そして議会も深夜に及びいろいろと議論を重ねながら、大型店出店につきましては請願書の取り扱い、賛成6名という結果でございました。

 その中で、市長の方からも、来年の秋ごろには、大型店が宅田地内で開店するというふうなお話も承りましたし、私ども自民クラブがヤスサキの担当者をお呼びして事情を聞きましたときにも、そのようなお話を承っております。

 ところが、除外申請の手続が終わった後、農地の転用そのほかいろいろと事務手続がございまして−−ここにフローがあるんですが、最後に大規模小売店舗出店届け出というのが出されて工事着工ということになるんですけれども、いまだに農地転用の申請がなされていないというふうに承っております。したがいまして、この大型店の出店につきましては、当初のスケジュールがどこかで変わったのか、今後の開店までのスケジュールをヤスサキの方から承っているのであれば、そのスケジュールをお示し願いたいと思います。

 これは余計なことかもしれませんが、これだけ落ち込んだ経済の中で、計画に変更が出たのかどうかという心配をする市民の方もたくさんおいでになるわけでありますが、今までの出店計画に何ら変更がない、また変更があるのかということをおわかりでしたら、お願いしたいと思います。

 続いて、能登空港の開港イベントについてでありますが、もう15年の7月には一番機が飛ぶわけでございますが、この段階から空港の開港に向けたイベント、今、周辺で開港に向けたイベントというのは数多くなされているわけでありますが、実際に一番機が飛んできたときに、もちろんイベントがあるんじゃないかというふうにも考えておりますが、空港のターミナルビルが今日起工式が行われて、関係各位、参加してきておりますけれども、この輪島主導でもイベントというものを計画する段階に来ているのではないかと思います。

 こういう輪島主導という言い方をすると変になりますが、私自身はターミナルビル所在地が輪島でございますので、今でも能登空港よりも輪島空港がいいというふうに思っているわけでありますが、輪島という名前を全国にPRする絶好の機会かというふうに思っておりますので、この空港開港に向けたイベントについて、市当局はどのような取り組みをなされているのかお伺いしたいと思います。

 続いてですが、航空学園による地域の活性化についてというふうに通告してございますけれども、その前に、これは内定だそうでありますが、来年、臨空産業団地で営業を始めますトパテックの方に、市内から7名の高校生が内定したと承りました。これは本当に輪島にとっては大変明るいニュースでもございます。それに15年4月、航空学園が開校する。地域の活性化についてはこの上ない、頼もしいお話であります。

 ただ、この航空学園についてでございますが、これは企画課長にお尋ねしたいと思いますが、新聞で職員採用というのが先般ございました。ところが、余り中身が詳しくわからないうちに試験が行われ、非常に対応がまずかったのではないかというような考えを私は持っているんです。この職員採用が一番私どもの待ち望んだことでありますが、どういうわけで。というのは、今、企業立地の方でも、Iターン、Uターン、いろいろと名簿をつくったりして取り組んでいるわけですが、そういう方たちへの周知も十分になされたのか、そこら辺が大変心配でございます。この職員の採用状況は一体どうなっているのかをお尋ねしたいと思います。

 もう一つ、今後の採用方法そして採用予定、わかる範囲でお答えをいただきたいと思います。

 続きまして、雇用確保に向けた取り組みを示せと書いてございまして、通告書には教員、警察官、森林労働者を中心とした、 5,800億と私、書いてございますが、これは概算要求の段階の金額でありまして、 3,500億円で回っております。きのう、先輩委員の方々に市長の方から答弁がございましたが、この緊急雇用対策、石川県には43億 5,000万円の割り当てが来ているかと思いますが、そのうち、県が基金で半分をよこすんですかね、そのあとの半分が各自治体へお金が出されるわけです。

 その輪島市の方から15項目にわたって、新規雇用といいますか、緊急雇用対策の要望が出されておりまして、きのうの答弁を伺っておりますと、県の方で内定もしておりませんので、中身がわからないというわけでありますが、ただ、16年までこの制度があるわけですが、輪島市で一体何人ぐらいの雇用が図られるのか、もしおわかりでしたらお答えいただきたいと思います。

 ただ、あとの学校5日制による地域の教育問題ともかかわってくると思うんですが、例えば自治体へ配付する金額が20億弱であるとするならば、輪島市の要望の中には教員補助の申請はされておりませんけれども、例えば5日制になって、土・日、子供たちがいるときに、いわゆる県の持っている基金の中から新たに要望いただいて教員補助的な立場で学校5日制に対処する方法というのはお考えになられないかということを聞いておきたいと思います。

 5番目の学校5日制による地域の教育問題についてでありますけれども、確かに今、隔週で土・日、子供たちが休んでいるわけでありますが、完全に5日制になりますと、家にご父兄のいらっしゃるお子さんはさほど影響はないかと思うんでありますが、共稼ぎで小さなお子さんを持っている家庭の方が輪島市では多いのではないかと思っております。いろいろと生涯学習課の方で、公民館活動を通じたり、文部科学省ですかね、基本は子供たちを家庭と地域に返すという方針だそうでありますが、子供たちが2日間、毎週休みになるわけでありますが、教育上の問題、いろいろなことで重要なことじゃないかなと思っております。この学校5日制による地域での教育の問題について、教育長から、どういうお考えなのかをお尋ねしたいと思います。

 続きまして、下水汚泥処理の計画について伺っておきたいと思います。

 昨年6月に一部供用開始しまして1年半を経過しているわけでありますが、この汚泥発生の状況はどうなっているのか。下水道課の方で非常に加入促進に向けて熱心に取り組んでいるという姿を見たとき、頭の下がる思いがするわけでありますが、当市の下水の汚泥処理施設の概要と今後の汚泥処理の計画をお示しいただければと思います。

 最後の質問になりますが、成人の日に成人式をというふうに通告してあるんですけれども、来年度の石川県の新成人は、1万 5,150人と発表されております。石川県としても、県内8年連続減少しているそうであります。

 成人の日の1月14日前後に実施しておりますのは5市22町5村、加賀市が4月7日、津幡町と能登地区の2市5町1村が8月15日に開催しているのが現状であります。

 私は、ちょうど20歳のときに、輪島市が初めて8月15日に成人式をしたときの成人であります。ちょうど1月15日は門前におりまして、門前の成人式にも出ました。2回、成人式を経験しているんですが、長年たって、夏の成人式を見ているわけでありますが、一つの儀式として眺めたとき、冬に行いますと和服でお金がかかるとかいう問題で、たしか夏になったかなと思っているんですが、昨今のファッションを見ておりますと、余りそういう影響はないのではないか。いろいろと冬場やりますと、帰省する若者たちにも負担があろうかというふうに思うわけでありますが、成人の日というのがあるわけでございますので、ぜひ、この成人式を成人の日に。

 アンケートもとったそうでありますが、3分の1ずつのアンケートだそうであります。夏が3分の1、冬が3分の1、どっちでもいいというのが3分の1あったそうですけれども、輪島市として、冬場に成人式を復活させるお考えがございますか、お尋ねしておきたいと思います。

 きょうの新聞を見ておりましたら、さいたま市の方ですか、保護者同伴という成人式になったそうでありますけれども、親に子供を監視させるのが目的ではないと市の幹部も言ったそうでありますし、市長の祝辞など厳粛な雰囲気で行われる式典は20分程度であるから、その間だけでも静かにしてほしい、保護者同伴で少しでも会場の騒ぎを抑えたいという本音も載っておりました。

 ただ、ここ一、二年、輪島市の成人式におきましては、成人者の方が司会を担当したり、企画をしたりということで、輪島の成人式は非常にいい傾向にあると思っております。

 ただ、こういう話をしますと、冬場、着物を着る方が多いと思うわけでありますが、少しでも日本人的心に戻るのではないか。また、呉服関係が活性化するのではないかというふうに思っております。

 一つ、ご提言でございますが、市長も大変、千枚田の結婚式などで羽織・袴がお似合いでございます。例えばの話でございますが、カジュアルデーなるものを設けておりますけれども、1月29日、こじつけると和服になると思いますが、市長を先頭に和服の日というのを設けていただいて市民の方をお迎えしていただくと、少しまた気持ちも和むのではないかと思っております。

 ちょっと雑駁な質問になりましたが、4回市議会定例会に当たりまして、幾つかのご質問をさせていただきました。きょう、起工式に行ってこられたばかり。来年からいよいよ試験飛行も始まり、能登空港の開港そして航空学園、また誘致企業トパテックと、きのう、園又議員より、森の里と思っておりますから、ロマンの里にと言っていただきました。ロマンあふれる新年を迎えたいというふうに思います。

 以上で質問を終わります。



○副議長(とおし勝年君) 市長。

              (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 小山議員のご質問にお答えいたします。

 最初の、大型店出店のその後のスケジュールを示せということでありますが、現在、宅田地区で計画されておりますヤスサキの進出に関しましては、現在のところ、議員ご指摘のとおり農業振興地域除外の手続が完了いたしまして、その後、農地転用の手続あるいは出店計画については提出されておりません。現段階におきましては、農振除外の手続の完了の後、建設予定地において測量調査を実施するというふうに確認いたしております。

 また、農地転用の申請あるいは大規模小売店立地法に基づく出店計画書に関しましては、測量、地質調査など、事前調査を終えた後、順次提出するというふうに伺っているところであります。

 開店までのスケジュールについて申し上げますと、この出店計画書が県に提出されてから、最短で10カ月程度で開店になるというふうに考えております。したがいまして、こういうスケジュールで行くということの詳細なものにつきましては確認いたしておりませんけれども、現段階では、まず来年度の春の稲作については予定どおり行うという状況については確認いたしております。

 そういたしますと、前の議会で申し上げました来年の秋ということになりますと、恐らく来年の春の田植え、そしてそれの収穫を終えた段階でそうした動きが出てくるだろうと推測いたしております。

 そのスケジュールのほかに、全体的な計画としての変更があるのかどうかという部分につきましては、今現在、敷地面積、店舗面積、また、そこに入る予定の地元テナントあるいはレジャー施設などについての変更は一切ないというふうに確認いたしております。

 次に、能登空港の開港に合わせたイベントについてのご質問でございますけれども、能登空港の開港に関連して、全国規模のイベント開催ということにつきましては、能登空港の周知のみならず、本市の魅力を全国に発信する絶好の機会であると考えておりまして、大変有意義な事業であると認識いたしております。

 このことにつきましては、県におきましても同様の考えでありまして、空港開港の重要性にかんがみ、国内最大の空のレジャー活動の祭典でありますスカイレジャー・ジャパンの開催を関係方面に働きかけいるところであります。このため、本市といたしましても、先般、スカイレジャー・ジャパンの実施主体となります東京の財団法人日本航空協会を訪ねまして、その開催要請も行ってきたところであります。

 このスカイレジャー・ジャパンは、航空ショー、パラシュート、パラグライダー、マイクロライト飛行機の実演、また体験フライトあるいは子供かちが参加できる催し物のほかに、物産展の実施などを含めまして盛りだくさんの内容で実施することとなっております。

 平成10年に開港した佐賀空港におきましても、プレイベントという形で実施されましたし、平成7年には山梨の航空学園を会場としても開催されたという実績がありますし、この間、毎年そういった形で開催しているわけであります。このスカイレジャー・ジャパンとは別に、ラジコンヘリの世界大会といった競技大会についても企画されていると聞いているところであります。

 いずれにいたしましても、この開催に当たりましては、空港設置者であります県を主体としながら、空港関係市町村はもとより、能登空港にお力添えをいただいている経済諸団体のご賛同とご協力のもと、実りあるイベントの実現に向けて努力してまいりたい。また、あわせて、地元輪島市の物産あるいは民俗芸能などについても、この際に参加できますように各方面に働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、航空学園による職員募集も含めた地域活性化の問題については、企画課長より答弁いたさせます。

 次に、雇用確保に向けた取り組みについてお尋ねであります。

 新たな緊急地域雇用創出の特別交付金事業でありますけれども、自治体の創意工夫のもと、民間企業などを活用しながら雇用の創出効果の高い事業を実施するためのものでありますけれども、失業率を下げ、雇用の安定創出を図るための緊急措置であります。

 輪島市におきましても、この交付金を活用しながら、森林整備などにかかる、全体として作業員の雇用といたしましては 500名を見込みながら、13年度、本年度と14、15、16ということで、全体として県の方に要望いたしております。

 ただ、それぞれの事業について要望いたしておりますけれども、14年度以降の部分につきましては、現段階ではどれだけそのうち採択されるかという部分については、明確になっておりません。現在そういった状況の中で要望しているということでご理解を願いたいと思います。

 この際に、これからの学校週5日制という問題が出てきたときに、生涯学習の指導教員についても、その事業の中でということでお尋ねをいただいたわけでありますけれども、この事業については、現在、県が考えている事業の中にも、この生涯学習に対する指導教員については入っていないようであります。輪島市としての要望の中にも、現在この項目については入れなかったわけであります。したがいまして、この後に追加要望ということがあれば、その中に盛り込んでいきたいと思いますし、そのことが困難であるとするならば、県の事業としてこうした生涯学習の問題についての対応を検討委員会などに求めてまいりたいと考えております

 次の学校5日制による地域での教育の問題点につきましては、教育長から答弁いたさせます。

 次の、下水汚泥処理の計画について、お答えいたします。

 輪島市の公共下水道は、昨年6月に一部の区域で供用開始いたしましてから、既に1年6カ月余りが経過いたしております。輪島市浄化センター内の各汚水処理施設につきましては、現在順調に稼働いたしておりまして、その中で適正な処理が行われているところであります。

 現在までは、汚水処理の初期の段階でありまして、生物処理機能に必要な活性汚泥の育成、活性汚泥と言いますのは集約した下水に空気を吹き込みながら攪拌することによって種々の微生物を発生させる。そして凝集性のあるフロックを形成させながら、より吸着性を高めるという形で対応しているわけでありますけれども、この活性汚泥を育成するために、汚泥の乾燥を繰り返して今行っているところでありまして、現段階では余剰汚泥の活性はまだありません。しかし、活性汚泥の育成もほぼでき上がっているという状況から、来年度からは汚水処理に伴う余剰汚泥というものが本格的に発生してくる可能性があります。

 そこで、発生する雑水の汚泥量についてでありますけれども、流入水量や流入汚水の汚濁の程度によっても大きく変動するということもありまして、量の把握は難しいと考えておりますけれども、これを標準的に算定するとすれば、平成14年度においては年間約 320トン、平成15年には年間約 480トンの発生が見られるのではないかと考えております。汚泥の量は、今後そういった形で増加するものと考えております。

 そこで、平成11年度より建設を進めてまいりました汚泥処理棟につきましては、12月末にはほぼ完成いたしまして、プラント機器などの運転調整を行った後、14年度より汚泥処理の稼働ができる予定であります。この汚泥処理棟では、余剰汚泥について、これを濃縮して貯留し、含水率83%までの脱水を行うなど、極力この段階で減容化いたしまして、その後は当分の間、県内金沢地区にある最終処分施設まで運搬し、処分する予定であります。

 下水汚泥の受け入れ可能な最終処分場は、県内では現在2カ所あるわけでありますが、受け入れの量にも限界があることから、将来はさらなる減容化が必要であり、高効率の乾燥設備の導入や汚泥の有効利用についても検討していかなければならないと考えております。

 また、現在、奥能登7市町村で構成する奥能登地区下水道協議会におきましては、各市町村の発生汚泥量や地域間の距離を考慮しながら、幾つかのケースをもとに条件が合った市町村同士がスクラムを組むという形によりまして、広域的な汚泥処理が効率的かつ経済的に行える有為な方法について検討しているところであります。

 次に、成人式についてお答えいたします。

 県内では、鳥屋町が平成12年に夏から冬へと変更しておりまして、逆に志雄町が同じく平成12年に冬の実施から夏へと移行しているという状況がございます。

 こういう中で県内を集約いたしますと、議員お示しのとおり、県内41市町村中、5市22町5村が冬に実施いたしておりますし、2市5町1村が夏に成人式を実施いたしております。また、1市−−これは加賀市になりますけれども、4月に実施いたしているという状況であります。奥能登地区でこれを見てみますと、2市2町1村が夏、2町が冬ということになっております。

 そこで、いろいろと市民の皆様からのそうしたご意見もあったことから、平成11年の夏、成人式の当日に開催時期についてのアンケートを新成人を対象として行ってまいりました。その内容でありますけれども、1月の成人式の日での開催に対しては29%の方、8月のお盆で開催した方がいいと答えた方が35%、残る36%の方は、どちらの時期であってもよいという回答がありました。

 そこで、それぞれの人の時期の選定に当たっての理由でありますけれども、1月に成人式を開催した方がよいと答えられた理由としては、一つには、それが成人の日であるという認識。それから、二つ目には、女性の立場から振りそでが着られるから1月にしてほしいという理由がございました。

 一方で、8月に開催を希望した方々のご意見でありますけれども、お盆ということもあって帰省しやすいということが一つ目であります。二つ目は、この時期に帰りますと、たくさんの仲間に会えるからという理由がありますし、三つ目といたしましては、1月に開催すると、学生の場合は期末試験が近くにあるということから、1月よりも8月の方がいいということであります。それから、4番目は、2番目と少し重なるかもしれませんが、人が集まりやすいということを理由として8月の開催を望む理由を挙げておられます。

 そこで、こうした形で今日まで、8月、お盆に実施しているわけでありますが、過去3年間の出席率について見てみますと、11年度については、成人式を迎えられる予定者の75%が参加いたしております。12年度は81%、13年度が74%というふうに推移しておりまして、式典自体につきましても、3年前から、これまでの成人式のあり方を少し変更いたしまして、新成人いわゆる成人式を迎える方々に事前に集まっていただきまして、その方々の企画による成人式という形で、当然、司会進行あるいは開会・閉会宣言、交通安全宣言などを含めて新成人の方々が主役という形で企画担当してまいりまして、まさしく20歳を迎え、自分たちの成人式であるという自覚の高まりが予想以上に大きくなってきたというふうに考えておりますし、その意味でも、いろいろと成人式の中で荒れるという現象が他地区であるのに対しまして、輪島の成人式については本年度も極めて厳粛な形で開催できたと理解しております。

 それから、市の職員についても、カジュアルデーなどと合わせて和服を着る日を設けてはどうかというご提言をいただきました。和服を着る機会が少なくなってきた昨今でありまして、そういう意味から申し上げますと、和服ということで、勤務する場合には非常に和やかで、しかもまた明るい雰囲気を醸し出すということについては理解いたしますけれども、一方で、通勤あるいは執務中に、和服の機能性といったことを考えたときに、これを和服の日という形で強制するということには、なかなかなり得ないというふうに理解いたしております。しかしながら、仕事初めの日など特別な日においては、個人として着用することについては全く問題がないというふうに理解いたしているところであります。

 私の方からは以上でございます。



○副議長(とおし勝年君) 教育長。

              (教育長 松岡惠水君登壇)



◎教育長(松岡惠水君) 小山議員より、学校5日制による地域の教育の問題点についてお尋ねいただきました。

 地域でどのような取り組みで子供たちの教育をするのかとのことでございますが、学校週5日制の完全実施を前にさまざまな声が聞こえております。議員ご指摘のように、学校外の環境が不十分である現状においては、子供の非行化や学力の低下、塾通いが増えるのではないか等の問題が懸念されております。学校週5日制の導入の趣旨を確認し、学校・家庭・地域社会が互いに連携して子供たちの地域での活動を充実させることが、社会全体の課題と責務であり、また行政としても適切な対応が求められております。

 こうした状況の中、市教育委員会としましては、学校週5日制の完全実施に向け、基本的な考えとして、次の3点を考えております。

 まず1点目としまして、子供たちに生きる力をはぐくみ、健全な成長を促すため、学校・家庭・地域社会が連携を図りながらそれぞれの役割を明確にし、教育力を発揮して子供たちに豊かな体験をさせる。

 2点目としまして、学校においては、基礎、基本の確実な定着を図るとともに、自ら学び、自ら考える力を育てる。

 そして、3点目としまして、家庭や地域社会においては、ゆとりの中で生活体験、自然体験、社会体験、文化・スポーツ活動などさまざまな活動を通じて多様な人間関係を形成し、たくましい子供たちを育てるという点であります。

 平成10年の文部科学省の調査では、小・中学生のほとんどの子供たちは、土曜日の休みが楽しい、有意義であると考えており、市内におきましては、現在、土曜日、日曜日の休みにはさまざまな活動が行われています。

 市の子供センターでは、情報提供として、幼児・児童を対象として、児童センターや各小学校や公民館等で開催するさまざまな事業の紹介をしております。また、少年少女サークル活動、公民館活動、学校体育館やグラウンドの開放など、子供たちの受け皿を用意しております。

 学校週5日制の完全実施に向け、まだ解決しなければならない多くの課題があるとのご指摘でございますが、市教育委員会としましても、子供のための5日制であるとの視点に立ち、学校が休みの日に保護者が家庭にいない子供たちに対しても、PTAや地域団体に強く働きかけるとともに、学校外の活動に対応してまいります。



○副議長(とおし勝年君) 企画課長。

              (企画課長 大下泰宏君登壇)



◎企画課長(大下泰宏君) 日本航空学園に関してのご質問にお答えいたします。

 まず、職員採用の状況はどうなっているのかというお尋ねでございました。

 平成15年4月の航空学校の開校に向けまして、実質的な動きといたしまして、航空学園は職員の募集、採用試験を実施したところでございます。このことによりまして、地元での就職、そして定住効果によります地域振興に合わせて市外からの転入、移住においても、その活性化が期待できるところでございます。

 募集の方法といたしましては、広く一般の方々を対象として、地元新聞の求人広告欄に募集内容を掲載する方法で周知を図ったほか、教員の分野の募集につきましては、地元大学へも直接その要請を行った結果、全体で約 200名の応募があったようでございます。そのうち、1次審査の書類選考で選出いたしました 130名によって、去る11月11日、2次審査の筆記、面接によります採用試験を実施し、平成14年から16年までの教員、事務及び給食職員の合計で47名の採用を内定。そのうち、輪島市に関係する方々は18名というふうに聞いております。なお、平成14年度の採用予定者は47名中39名のようであります。こういったことを航空学園の関係者から伺っているところでございます。

 なお、議員ご指摘の募集のあり方につきましては、学校を設定いたします地元から第一にその人材確保に努めるべきであると考えております。また、広くわかりやすい方法が望ましく、情報開示のあり方につきましても、その改善を航空学園に強く申し入れ、理解と協力を願ったところでございます。

 次に、今後の採用方法と予定についてお尋ねがございました。

 今後は、地元への周知を十分図りつつ、必要に応じて採用試験を実施する予定と聞いております。山梨からの職員異動や開校時の入学者数などの状況の推移を見ながら、採用計画を立てていく予定というふうに伺っております。

 いずれにいたしましても、本市における就職、雇用情勢には厳しい現実があることから、新規学卒者を初め、Iターン、Uターンの方々を含め、最大限その確保に努めることとしておりますので、今後とも航空学園と連携を一層深め、情報の提供と共有を図ってまいりたいと考えております。



○副議長(とおし勝年君) 9番小山 栄君。

              (9番 小山 栄君登壇)



◆9番(小山栄君) 2点ほど、再質問させていただきたいと思うんですが、先ほど市長は、大型店について、来年の稲作は宅田地区の方に行ってほしいという要請があったと聞きました。その後で、建設に10カ月ほどかかるというふうに言われたわけでありますが、ということは、来年度中には大型店は完成しないというふうに判断したらいいのか。

 ただ、埋文調査なども結構な日数がかかるというふうに聞いておりますけれども、そこら辺の確認だけ、市長がつくるわけではありませんのでわからないと思うんですが、ある程度の、あれだけ12月議会まで何とか話し合いをという私どもの折衷案も出ていたわけでありますが、それがそのまま9月で話がなされ、また、農地転用の申請も出ていないというのは非常に不信感を抱くわけでありますが、その点の確認を一つお願いしたいと思います。

 それとあわせて、教育長のお話にもあったんですが、学校5日制になって、きのうですかね、社会福祉協議会の大井局長ですか、紙面に載っておりましたが、今、市長が取り組んでおられます延長保育、児童センター、大変若い親御さんからは好評いただいております。

 ないものねだりみたいになるわけでありますが、そういう施設的なものは、全市的に、予算の関係もあるかと思いますが、これからの雇用創出という観点からも、各地区に子供たちが安心して親御さんが働けるような、そういう児童センター的なものを増設していくお考えはあるか、この2点だけお尋ねしたいと思います。



○副議長(とおし勝年君) 市長。

              (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 小山議員の再質問にお答えいたします。

 最初の大型店問題につきましては、答弁の中で、来年の春の田植えについては行うということを申し上げました。田植えを行えば、当然その収穫も期待しながら農業を営むわけでありますので。ただ、先ほどの答弁の中で、現段階では、農業振興地域除外の手続は行う、そしてその後の作業として地質調査等を行う、その後、農地転用の手続そして出店の計画ということで、そのスケジュールについて申し上げたわけであります。

 ただ、そういったものが農地転用の手続あるいは出店計画がどの時点で出されるのかということについては、業者の考え方の中にあるというふうに理解いたしております。したがいまして、農業の方に影響のない形でできる手続を行うとすれば、それらの手続が終えてから、最短で10カ月ということになるということについては、理解いたしておりますし、それから内容などについての変更も現在のところ全くないということで確認いたしております。

 したがいまして、最終的に建設の完了あるいは開業という時点が現段階では企業の方には確認いたしておりませんが、予定どおり進むだろうと理解いたしております。当然その過程の中で、埋蔵文化財の発掘調査についても行わなければならない。それらをあわせて事業者の方が進行していくというふうに理解いたしております。

 それから、2点目の学童保育などの問題についてでありますけれども、これは、先ほど行いました各地区におきます地区懇談会の中で、タウンミーティングということで実施してまいりましたけれども、その中におきましても、各地区において子育て支援の対応といたしまして、学童保育の要望があるとするならば、それについてはぜひ実施していきたいということについては、各地区においてそれぞれ申し上げてまいりました。

 ただ、中には、非常に希望者が少ないということになってまいりますと、開設したとしても、そこに学童保育に対する利用者が1名、2名ということであっては、これはなかなか費用対効果という問題から見ると厳しいということもありますので、そういう対象者が極めて少ない場合については、学童保育の開設はいたしますけれども、その指導者についてはボランティアみたいな形でお願いできればありがたいということなどについても、地域によっては申し上げてきたところであります。学童保育の必要性があるということで、それぞれの地区の中でお考えであり、そして対象者が多ければ対応させていただきたいと考えております。



○副議長(とおし勝年君) 6番桶 正行君。

              (6番 桶 正行君登壇)



◆6番(桶正行君) 平成13年第4回定例会に当たり、私からも市政一般にわたり質問させていただきます。

 昨日も各議員からもありましたが、同じ会派の先輩としていろいろとご指導いただきました故刀祢議員、いまだにお亡くなりになったとは思えない、そんな思いでいっぱいです。議員の先輩として、尊敬する故刀祢信二郎議員に対し、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 いつもどおり前置きは抜きにいたしまして、早速質問に入らせていただきます。

 最初に、市職員の採用についてお伺いいたします。

 市職員を採用するまでの流れはどうなっているのか、改めて説明を願います。また、毎年の募集人数はどう決めているのか。過去3年を見ますと、11年度の募集人数が20人、合格者数は1次で38人、2次試験いわゆる最終合格者数ですが26人です。12年度は、募集20人、1次合格者が28人、最終は23人。また、13年度、本年度でございますが、募集が19人で、1次は18人、最終で16人が合格しています。

 看護婦や保育士等の特別な職はその都度、欠員が出ますと必要に応じて人数を募集するのは十分わかります。一般職などの採用人数はどのようにして毎年の採用人数を決めているのか。来年以降もどうなるのか、改めてお尋ね申し上げます。

 また、1次試験の合格者数の決め方、最終の2次試験の合格者数の決め方、どのように決めているのか、あわせてお尋ねいたします。

 過去3年間を見ますと、先ほども述べましたが、11年度は募集が20人で、1次では38人、最終では、募集を6人上回る26人となっています。12年度は募集が20人、1次で28人、最終では23人と、募集を3人上回っております。本年度は募集19人、1次で18人、最終で16人と募集を3人下回っています。

 この3年間だけではありますが、どのような基準で募集人数、また1次試験の合格者数、2次試験の合格者数を決めているのか、少し疑問にも感じますか、そこで市職員の採用試験において明確にする必要があるかと思いますので、明確にお答えいただきたいと思います。

 次に、12年度よりごみ減量化を推進し、ごみの分別が進められてきました。そこで、12年度の分別は当然ですが大変厳しい分別方法で取り組んで市民の皆様も戸惑いを感じながらも、各町内の人たちが注意し合い、また家庭内においても、このごみは燃やせるごみか、燃やせないごみか、注意深く分別されてきました。その効果は十分にあったかと思います。しかし、13年度からは、軟質プラスチックは燃やせるごみの方にお願いするということで、新たなパンフレットを作成し、少し分別方法が違ってきました。市民の皆さんは、どれが軟質プラスチックなのか、弁当のからは燃やせるごみだとか、弁当箱でもかたいものもあり、種類によっては燃やせないごみだとか、悩みながら分別しています。

 まだ、そのくらいならいいのですが、分別のわからないものは、全部、燃やせないごみの袋の中に、またその逆で、わからないから燃やせる袋の中へと、12年度ではすごく気を使って分別して、上手な分別ができていましたし、また収集業者の方々も厳しくチェックしていました。しかし、13年度、特に最近ですが、市民の皆さんも少しルーズになっているような気がします。収集業者の方々も、少しぐらい混じっていても、収集していただけるので、これくらいなら収集していただけるということで、少し悪循環になっているような気がいたします。

 担当課では、12年度の分別、また13年度の分別方法の違いをどう感じているのか。また、それぞれの効果と成果はどうなっているのか、お尋ねいたします。また、今後はどのようにしていくのか、その方針もあわせてお尋ねいたします。

 次に、消防施設と救急救命士についてお尋ねいたします。

 まず最初に、消防庁舎の新築または改修についてですが、本年11月7日、耐震調査報告がなされたと聞いております。その報告書によりますと、A、B、C、Dとランクがある中で、消防庁舎はCランクで、さらにCの中でもDランクに近いCの4ということであります。Cの4とは「耐震性はかなり劣る。柱・壁などに大きな被害が生じることが予想される」とのことで、補強を要するという結果です。

 そこで、当然ながら、早期に補強しなければならないと考えます。補強の工事費は、見積もりによりますと、およそ 4,100万円程度かかるとのことです。しかし、補強を行っても、Bランクにはなりますが、Aランクにはならないといいます。

 Aランクというのは、「良好な耐震性を有する。大地震に対してもほとんど被害は受けない」、また、Bランクは、「かなりの耐震性は有する。大地震に対し容易に修復ができる程度の局部的な軽微な被害が予想される」となっております。また、このAランクでも、防災の拠点など、建物の用途によっては別途検討を要する。

 市の消防庁舎は補強してもBランクで、防災の拠点として使用する建物としては、補強しても向かないということです。とすれば、現消防庁舎は補強してもBランクまでで。

 そこで市長にお伺いします。この結果報告を踏まえ、補強改修するのか、移転新築するのか、早期に結論を出し、対応しなければならないと考えますが、市長のお考えをお尋ねいたします。

 次に、消防団器具置き場の新築についてお尋ねいたします。

 消防団の器具置き場は、三井に始まり、南志見、大屋と新築されました。残りも順次新築されていくと考えますが、急を要する場合は除き、古い順にいきますと、輪島分団の置き場となりますが、今後の方針をお尋ねいたします。

 次に、救急救命士についてですが、先日、秋田県の方で救急救命士が医師法違反をしていたということが新聞報道されました。当市においては、医師法に違反するような行為はしていないか、また救急車内で治療するときはどのようにしているのか。救急救命士は現在3人と聞きますが、現定員で足りるのか。足りないとするなら今後の計画を示していただきたいと考えます。

 次に、平成14年度から始まる学校週5日制についてお尋ねいたします。

 先ほど小山議員の方からもありましたが、少し違った角度で私から質問させていただきます。

 平成7年度に第2、第4土曜日が休みとなり、県教委等などから、強制的ではないにしろ午前中はクラブ活動の自粛、また地域・家庭に帰そうという申し合わせがあったかと記憶しているところでありますが、最初のころは守られていたかと思っていますが、最近ではほとんど守られていません。平成7年度のときの申し合わせはどのようであったか、確認したいと思います。

 このような中で、来年度より完全学校5日制になりますが、市の教育委員会ではどのように考えているのか。私は完全学校5日制になることを理解するものではあるが、その活用方法に一抹の不安を感じるところであります。クラブ活動においては、大会や練習試合、また朝からの練習、またスポーツ少年団においては、野球、バスケットなどの大会に当てられるなど、本来の目的から外れるということで心配するものであります。県の教育委員会では、また校長会では、どのような方針、申し合わせがあるのか、また輪島市教育委員会独自で具体的に検討すべきではと考えますが、教育長のお考えをお尋ねいたします。

 最後になりますが、漆祖祭についてお尋ねいたします。

 来年8月1日から7日に行われる漆祖祭、いわゆる輪島道中祭ですが、既に漆器組合では実行委員会を立ち上げ、そして四つの部会に六職組合や漆器婦人会の代表が委員となり、組織ができ上がっています。道中祭の目的の一つは、輪島塗が最大の危機を迎え、存在すらが危ぶまれている今日、地場産業をもう一度奮い起こし、輪島の名を世界に知らしめるため、輪島の漆文化を輪島道中祭として世界に発信するために輪島道中祭を行おうとしています。

 この事業を行うに当たり、多額の費用が組まれています。市においては、14年度当初予算の策定の際に「多分のご配慮を賜りまして予算措置をお願いしたい」旨の要望書が提出されているかと思います。市長は、この道中祭をどう考えているのか、お尋ねいたします。

 また、六職組合など下職の足並みがそろっていないことも聞きます。各組合の負担も多く、この不景気な折に道中祭の趣旨はわかるものの、ボランティアで協力していただきたいと言われても、なかなか困難だという声も多く聞きます。このような中で、どう進めていくのか、少し不安も感じます。

 ここで市長にお願いですが、一度、六職組合の方々とも懇談していただきたいなと考えます。また、6月の市祭、8月の大祭との関係はどうか。特に6月の市祭と道中祭と一緒には考えられないのか。また、別々に考えるのがよいのか。祭り好きの私としても、ある意味、歓迎はいたしますが、市長のお考えをお尋ねいたします。

 市長を初め答弁者の方々の明確な答弁を期待し、私からの質問を終わらせていただきます。(拍手)



○副議長(とおし勝年君) 市長。

              (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 桶議員のご質問にお答えいたします。

 その前に、答弁の1番につきまして、市の職員の採用につきましては、総務部長から後ほど答弁いたさせたいと思います。ごみの分別問題、2番目の問題につきましては、福祉環境部長より答弁いたさせたいと思います。4番目の学校週5日制の問題については、教育長より、私の方からは3番、消防施設と救急救命士の問題について、5番目の漆祖祭の問題について答弁させていただきたいと思います。

 そこで、消防施設と救急救命士についての問題の、まず最初の消防署の新築についての考えについて、お答えいたします。

 議員ご指摘のとおり、輪島消防署の建物は、現在、建築後30年を経過いたしております。そこで、今年度、耐震診断を実施いたしましたけれども、その診断結果が先月ございまして、その内容につきましては、今ほどの桶議員のご案内のとおりでございまして、震度5強には耐え得るという内容のいわゆるCランクということでありました。Cランクの中にも1から4までありまして、内容としては震度5強に耐え得るという状況であります。

 そこで、これに対して補強するとするならば 4,098万 7,000円、約 4,100万円の経費が必要であります。なお、この 4,100万円を投じて補強いたしましたとしても、Bランクということになります。いわゆる震度7に耐え得る基準の建物には満たないということになってまいります。まさしく、防災の拠点がその意味では完璧でないということになってまいりますので、この建物については、補強してもBランクであるならば、建てかえる必要が出てくるだろうと考えております。

 そこで、改築といいますか、新築移転という形になるとすれば、場所の問題、それから全体的な予算の問題が必要になってまいるわけであります。

 そこで、財政事情も十分に考慮しながら対応していくことが必要になってまいりますので、市の第4次の総合計画の中にも、この部分については既に盛り込んであるわけでありますけれども、その時期等について十分に検討してまいりたいと考えております。

 それから、消防分団の器具置き場の問題についてでありますけれども、平成10年12月に三井分団の器具置き場を、そして12年7月には南志見分団の器具置き場を整備いたしました。そして、ことし8月に大屋分団、実は大屋分団は建設年度からいきますと輪島分団よりも新しいわけでありますけれども、道路の改修という問題に合わせてこのたび整備させていただいたわけであります。残る分団の器具置き場の建てかえにつきましては、輪島分団のうちの河井の器具置き場が建築後35年経過しております。それから、鳳至地区の器具置き場が40年経過しているという、残る施設に比べますとおよそ10年以上古いということになってまいりますので、次の建設の順位とすれば輪島分団について対応しなければならないと考えております。

 ただ、建築年度につきましては、この後、有利な財源の確保の問題を含めて検討してまいり、できるだけ早期に整備したいと考えております。

 それから、救急救命士の問題でありますけれども、輪島消防署には、現在、3名の救急救命士が配備されております。現在、1名について、養成学校の方に派遣いたしております。こういう形で、最終的には4名は確保できるわけでありますけれども、近年の救急需要を勘案しますと、これについてはさらに充実していかなければならないと考えております。

 議員ご指摘のとおり、一部の地域において、救急救命士の資格を有する救急隊員が法令に定められてない気管内挿管を実施していたという報道がありました。輪島消防署では、法に定められている気道確保の器材については配備しております。しかし、医療器具である気管内挿管については配備しておりません。したがいまして、一方で既に救急隊員であるという自覚と誇りを持ちながらも、今後も人命の救助に万全を期してまいりますけれども、法を超えた形での取り扱いはいたしておらないということについて、ご理解を賜りたいと存じます。

 次に、漆祖祭についてお尋ねいただきました。

 長い伝統の中で磨き上げられてきた輪島塗、これは産業という問題だけでなくて、輪島の文化を形成する大きな要因にもなっております。塗師文化と呼ばれるこれらの文化は、輪島を特徴づける重要な貴重な文化遺産でもあると認識いたしております。

 そこで、漆器組合が今回計画いたしております道中祭(漆祖祭)につきましては、従来の漆祖祭を発展させて、輪島塗の文化的意義を強調しながら、より強く情報発信しようとする事業であると認識いたしているところであります。

 そこで、現状の長期化する漆器業界の不況を克服というためには、業界の総力を挙げて現在の漆器業界の不振の原因というものを徹底的に究明、分析しながら、あらゆる対策を講じていくことが必要と考えているところでありますけれども、こうした沈滞著しい漆器業界が一致団結して広く強く情報発信を行うということは、まさしく時宜を得た意義深い事業であると理解いたしておるところであります。

 そういう認識を持っているわけでありますけれども、道中祭の実施については、現在、漆器組合から伺っている事業計画の中身を見ますと、業界が一丸となって全力を挙げて取り組むというふうに伺っているところであります。事業計画による規模などを考えますと、まさしく業界一丸とならなければ実施が困難な事業というふうに私どもも思っております。漆器組合を中心といたしまして、そうした一丸となるための調整が順調に進むということを期待しているわけであります。

 市といたしましては、ここに対して、神事にかかわる部分への支援は当然にして困難でありますけれども、今後、事業の内容を十分に精査しながら、可能な部分については支援したいと考えておりますけれども、今ほど申し上げたように、業界が一丸とならなければ、なかなかこの事業は遂行できないと理解いたしておりますので、議員ご指摘のように六職組合も含めたいろいろな機関との調整をしていかなければならないと考えております。

 それと、市祭と現在の6月の第1土・日に開催している輪島祭と、この道中祭とを同時に開催できないかというご提案もあったわけでありますけれども、輪島祭自体は6月に開催するということで定着いたしております。3年前から、特に市民総参加ということを目標にしながら、いろいろなイベントも構成しているわけでありまして、これと道中祭いわゆる漆祖祭とが同時に開催できるかどうかという部分については、現状では困難であろうと考えております。

 私の方からは以上です。



○副議長(とおし勝年君) 教育長。

              (教育長 松岡惠水君登壇)



◎教育長(松岡惠水君) 桶議員より、次年度から始まる学校週5日制について、特に運動部活動について、県教育委員会、県校長会、市教育委員会の方針はとのお尋ねをいただきました。

 平成7年に月2回の学校週5日制が導入されたわけでございますが、部活動の問題につきましては、平成8年の第15期中央教育審議会答申が、次のように言及しております。

 「部活動は、教育活動の一環として、学級や学年を離れて子供たちが自発的、自主的に活動を組織し展開されるものであり、子供たちの体と心の発達や仲間づくり、教科を離れた教員との触れ合いの場として意義を有しているものである」として部活動の意義を認めています。

 その上に立って、答申は「学校がすべての子供たちに対して、部活動への参加を義務づけ、画一的に強制したり、それぞれの部において勝利至上主義的な考え方から、休日もほとんどなく、長時間にわたる活動を子供に強制するような一部のあり方は改善を図っていく必要がある」と指摘しております。

 学校週5日制の完全実施を目前に控え、部活動は抜本的な見直しをせざるを得ない状況にあり、議員ご指摘のように、特に運動部活動につきましては、過熱ぎみの感は否めません。改善の余地があろうかと考えております。

 県全体としての部活動のあり方につきましては、共通の基本指針を得るため、県校長会が部活動検討委員会を発足させ、審議を重ね、平成11年度末に報告書をまとめています。その報告によりますと、「学校週5日制を踏まえて、練習時間や内容を工夫したり、適度な休養日を設定するなど、指導者、生徒のバランスのとれた生活を確保する。また、公民館や町内など学校教育の中では体験できない活動の機会をつくり、豊かな心を育む様々な活動に取り組めるように配慮する」となっています。

 休養日の設定につきましては、週1回は休養日を設ける。ただし、第2、第4土曜日は必ず休養日とする。また、第3日曜日は「家庭の日」であり、休養日にすることが望ましいということを申し合わせ、平成12年度から実施予定でしたが、年度末であったため、周知期間が短くて徹底できませんでしたが、平成13年度は週1回は休養日を設けております。

 県校長会は、部活動のあり方について新たに方針を示しております。その内容の一部を見ますと、部活動のあり方として、学校週5日制の趣旨の一つに開かれた学校づくりが挙げられています。家庭・地域社会との連携や文部科学省の示すスポーツ振興基本計画に対応できる部活動を目指すために、平成13年度は週1回は必ず休養日を設定する。また、平成14年度移行は、大会を除く日曜日は休養日とするとしております。今回の新たな県校長会の申し合わせ事項が確実に遵守されんことを願っております。

 また、議員ご指摘のように、各種少年スポーツ団体の活動にしましても、過熱ぎみにならぬよう、関係諸団体による話し合いが必要であり、今後、各種会合等で働きかけていく所存でございます。



○副議長(とおし勝年君) 総務部長。

              (総務部長 小坂文夫君登壇)



◎総務部長(小坂文夫君) 桶議員のご質問にお答えいたします。

 市職員採用について、採用までのフローについてでございますが、例年同じ流れでございまして、今年度の場合を申し上げますと、5月中旬に採用数の決定をし、6月上旬に採用試験の募集案内を市広報、市ホームページに掲載し周知をいたしました。

 9月中旬に第1次試験(教養試験、専門試験、作文試験、適正検査)を実施いたし、10月下旬に第2次試験(口述、面接試験)を行いました。そして、最終合格者16名に対しまして合格の通知をいたしております。

 その16名の内訳でございますが、行政事務6名、土木技術1名、保育士2名、臨床検査技師1名、看護婦・看護士6名でございます。

 この後、来年2月上旬に採用内定をし、4月1日から採用する予定でございます。なお、この第1次試験につきましては、県人事委員会に委託して実施しております。

 次に、募集人員数の毎年の決め方についてでございますが、近年、行政需要が年々増大しておりますけれども、事務事業の整理合理化、組織機構の簡素化・合理化を推進する中で、政策の変化や業務量の変化、それに退職者数等を考慮し決定しております。また、当市では、団塊の世代の割合が高いため、その職員の退職により市民サービスの低下、年齢層が偏らないよう、年齢構成の平準化を図ることも考えながら募集人数を決定いたしております。

 来年度につきましても、今ほど申し上げましたことを基本として、決めてまいりたいと考えております。

 次に、第1次試験の合格者数と第2次試験の合格者数の決め方、そして最終採用人数の決め方でございますけれども、第1次試験の合格者数につきましては、原則として募集予定人数に若干名加えたものとしておりますが、第1次試験の成績が一定水準以上の者を合格させることとしており、年度によって受験生の成績に差異がございまして、合格者の人数は前後することがございます。

 なお、今年度試験の行政職の場合、募集予定人数7名程度に対し、1次試験合格者は9名、保育士の場合、募集予定人数2名程度に対し、1次試験合格者は2名となっております。第2次試験、最終の合格者についてでございますが、年度途中において予定以外の退職者の発生があることから、あらかじめ募集人員については何名程度として募集しており、試験当日までに退職予定者が増加した場合には、その数を最終合格者の数に加えることもございます。逆に、最終合格者決定の後に、予定以外の退職者や、また合格者の中から辞退者が出た場合には、欠員が生じることもございます。

 なお、看護職につきましては募集定員を満たさないことが多く、毎回厳しい状態が続いており、今後とも看護婦、看護士の確保につきまして、さらに努力を続けてまいりたいと考えております。



○副議長(とおし勝年君) 福祉環境部長。

              (福祉環境部長 向面正一君登壇)



◎福祉環境部長(向面正一君) 桶議員のごみ分別について、12年度から13年度と分別の方法が違ったが、その効果と成果はとのご質問にお答えいたします。

 昨年度において、焼却炉のダイオキシン類対策工事が完了し、新埋立処分場の延命化を図るために軟質プラスチック類の一部を燃やせるごみとしたことによりまして、燃やせるごみは昨年度の11月までと比較しますと 567トン、 8.7%の増加となっております。

 一方、燃やせないごみについては、家電リサイクル法の施行や今ほどの軟質プラスチックなどが可燃ごみに振り変わったことによる減量分など、合計で 2,902トン、42.1%の減少となっております。

 また、資源ごみは、より分別が進み、 6.7トン、率で申しますと 0.9%増加しております。

 ごみ全体では、 2,328.3トン、16.4%の減少となっております。これは、市民一人一人のご理解とご協力が数字としてあらわれてきたものと考えております。

 次に、今後の方針を示せとのことでございますが、今後は、分別の方法は、法改正などがあった場合は、これに基づき適宜変更する必要がありますが、当面は現状どおりと考えております。

 なお、今後とも引き続き広報などにより、燃やせるごみの適切な区分、燃やせないごみの区分、また分別などの指導を十分行いまして減量化を推進してまいりたいと考えております。



○副議長(とおし勝年君) 3番大宮 正君。

              (3番 大宮 正君登壇)



◆3番(大宮正君) 第4回市議会定例会に当たり、観光行政と病院問題について、市長の考えをお伺いいたします。

 まず、輪島市の観光についてですが、ここ10年来、輪島市を訪れる観光客の数が激減していることは市長もご承知のことと思います。その原因について、どのように分析なさっているのか、お伺いいたします。近年の不景気によることが最大の原因かとも思われますが、果たしてそれだけでしょうか。

 例えば、観光協会が文化会館において御陣乗太鼓の実演を行っております。平成13年度は4月28日から10月31日までの決算で、入場者数が1万 4,965名、金額にして 714万 9,600円となっており、 126万 915円の赤字決算になっております。

 また、11月までの入場予想者が1万 6,227人、予想売上額が 908万 6,074円であり、支出総額が 1,085万 6,219円で、赤字総額 177万 145円の予想になっているそうです。

 この決算の収支が赤字になったので、平成14年度からは実演日を金曜日、土曜日の週2回にすると決議したとも聞いております。

 ちなみに、本年の金曜、土曜の入場者数は、4月から10月までで 5,850人、11月までの予想で約 6,200人ぐらいとなります。ということは、平日に来られた観光客約1万人の方が見ることができないことになってしまいます。

 本当に、平成14年度から週2回の実演にするということであれば、観光協会の太鼓実演の目的がわかりかねます。観光協会の目的が営利目的なのか、それとも観光客に対して本当の意味での歓迎の意を込めた観光サービスなのか。もし営利目的ということであれば、観光客を全く無視したやり方としか思えません。観光都市をうたっている輪島市として、この現実に対してどのように考えているのか、お伺いします。

 次に、朝市についてもお伺いいたします。

 歴史ある朝市、全国に名をとどろかせている朝市、輪島市民の自慢でもある朝市、しかし、近年の観光客、また観光会社の方々からは、最近余りよい話が耳に入ってきません。いろいろの苦言が聞こえてきます。こういった問題は私だけに聞こえてくるんでしょうか。

 駐車場の問題などは最たるものではないでしょうか。この駐車場問題は、さきに先輩議員から質問がありましたので、答弁は結構です。

 また、販売されている商品の内容、つまり地元産のものが少ないとも聞いております。現況はどのようになっているのか、また、どのように考えているのか、お伺いいたします。

 観光客のことを考えれば、朝市の定休日で10日、25日とありますが、連休絡みのときは変更するなどして観光客の期待に沿うようにする考えはあるのかどうかも、お伺いいたします。

 輪島にはブランド品が多くあります。代表的な輪島塗、日本一の朝市、日本海を代表する魚介類、舳倉島・七ッ島を含む海洋資源、また、県の指定文化財であります御陣乗太鼓、輪島まだら等々、そして何よりも人情味あふれている人間性などがあります。それらが一つとなって輪島というブランド名になっているわけです。どれかが一つにせものであっても、輪島にとってはマイナスイメージになってしまいます。各業界、特にブランド性の維持と継続のための努力が必要かと思われます。

 観光協会、朝市組合など、いずれも直接的な問題ではありませんが、本来の観光都市輪島を取り戻すため、今申し上げた2団体を含め、各種観光関連団体に対しての今後のかかわり方、また行政指導的なものを含め、どのように考えておられるのか。日本海シティ輪島も含めて、七ッ島、港の利活用、海産物の加工施設の建設など、今後の観光課の方針についてお伺いいたします。

 次に、病院問題についてお伺いいたします。

 本年、輪島病院の基本理念として「住民に信頼される病院、心温まる病院、気持ちのよい接遇をする病院など、心の通う医療サービスの提供」そして「思いやりとコミュニケーションの看護理念を持って、質の高い看護、責任を誇り、地域住民との触れ合いを大切にします」−−以上の基本理念と看護理念を持ち、懸命に理想の病院づくりに取り組んでいることについては敬意を表するところであります。

 私が、今年度の初めから申し上げている病院の機能評価についてですが、日本医療機能評価機構による受審の結果あるいはその経過についてお伺いいたします。

 以上、何点かについて質問させていただきましたが、21世紀の大空に行政と経済団体が両翼となり、能登空港から飛び立っていけることを願ってやみません。

 また、21世紀最初の1年も残すところわずかとなりました。2002年も輪島市にとりまして、また先輩議員、同僚議員の皆さんにとりましてもすばらしい年になりますことをご祈念申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○副議長(とおし勝年君) 市長。

              (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 大宮議員のご質問にお答えいたします。

 まず、最初の観光問題についてでありますけれども、観光協会、朝市組合あるいは輪島市観光課とのかかわり方あるいは今後のかかわり方ということでございました。

 先般、12月4日、石川県が本年度から新設いたしました石川県国際交流協力功労者表彰におきまして、大宮議員やあるいは名舟町の皆様方の功績も含めて御陣乗太鼓保存会がこれまで各種海外公演あるいは国際交流を続けてきたことが認められ、受賞する運びとなったことにつきましては、大変喜ばしいことであり、これからの輪島の観光あるいは名舟の御陣乗太鼓というもののとらえ方が大きくまた変わってくるだろうということで喜んでいるところであります。

 そういう中におきまして、これまで平成8年から観光協会が実施してまいりました文化会館での御陣乗太鼓の実演でありますけれども、平成10年の2万 4,268人をピークといたしまして、平成13年は1万 6,765人というのが11月末現在の数字であります。

 このような形で見学者数が推移しているわけでありますけれども、この間ずっと見てまいりますと、平成8年の2万 3,000から、平成9年は 2.1%の増、9年から10年にかけては 2.7%の増、11年が少し落ち込みましたけれども、また12年になって、11年に比べての増加が見られているという状況もございます。

 こうした数字から見ますと、輪島市の誘客にとって毎日何らかの形での催し物が実施されているということは効果が非常に高いと考えております。

 そういう中でありますけれども、御陣乗太鼓については、本来、屋外でたたくのが演出面においても実は効果が期待でき、観光で輪島市を訪れた方々にも喜んでもらえるというふうに考えておりますけれども、現在では、文化会館内での実演が行われているということであります。

 輪島市観光協会におきましては、平成14年度の事業において、これまで平均いたしましても大体年間 200日を超えて太鼓の実演を行っていたものを、72日間と縮小した形で実施するというふうに聞いているところであります。しかし、通年観光を目指し、夜のイベントの創出を目的に実施された御陣乗太鼓の実演は、毎日開催が望ましいというふうにも考えておりまして、その会場についても御陣乗太鼓の保存会の皆さんや観光協会の皆さんと十分に協議を重ねながら、安定した実演の日数あるいは見学者の確保を図ってまいりたいと考えているところであります。

 これまでも、御陣乗太鼓が外でたたかれていたときには、太鼓が終わってから町を回遊する人たちの姿も多く見られ、非常に効果的であったということなども十分に踏まえながら、そうした協議をしてまいりたいと考えております。

 また、朝市でありますけれども、この朝市につきましても、本年の11月12日に環境省が制定いたしました全国かおり風景百選に認定されました。これを機会に、観光業界が低迷する中で、朝市をアピールする新たな切り口ができたというふうに喜んでいるところであります。毎日多くの観光客の皆様に訪れていただく朝市は大切な観光資源でもあり、輪島市全体の経済を見たときにも重要であるというふうに考えております。旅行者の皆様方に対して、朝市組合や組合員個人個人が責任を持って適切に販売対応が実施されていると考えているところであります。

 そこで、お尋ねであります地元産の割合についてでありますけれども、個人の仕入れないし売買につきましては、本来、自然発生的な生活市ということを基本としているという観点から、そういうことがあってはならないと考えておりまして、朝市の休みの日の10日、25日が連休と重なった場合の問題、これらについても、あわせまして、今、朝市におきまして、町並み整備のためにまちづくり総合支援整備事業によって道路の整備を行っていくわけでありますけれども、そういう中におきましても、本町ないし朝市の皆様方といろいろと協議の場面がたくさんありますので、そうした折に、市といたしましてもそういった問題について改めて申し上げて協議を図っていかなければならないと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 また、七ッ島を含めた海の活用全体の問題についてもお尋ねいただきましたけれども、輪島での海洋資源の活用につきましては、平成11年度からジギングバトルの実施、ニューへぐらによるサンセットクルージング、スキューバダイビングの推進など、積極的に実施しているところであります。

 舳倉島の問題につきましても、今回、散策道の整備といった予算、あるいは案内看板の整備という問題につきましても、地元の皆様方と相談しながら、自然を大切にした形での島の観光問題について協議しているところであります。

 いずれにいたしましても、海洋レジャーにつきましては、漁業者の方々のご協力と理解が必要でありますので、漁業者の方々との調和のとれた観光開発を積極的に推進してまいりたいと考えているところでありまして、今後はヨットレースや水上バイク、全日本磯釣り大会の誘致も行ってまいりたいと考えております。

 次に、輪島病院の問題についてでありますけれども、病院事務長より答弁いたさせますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(とおし勝年君) 病院事務長。

              (病院事務長 江下幸夫君登壇)



◎病院事務長(江下幸夫君) まず、財団法人日本医療機能評価機構による機能評価受審の経過と結果についてのお尋ねでありますが、財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価受審につきましては、昨年12月より準備に入り、病院内部における医療機能評価対策委員会を設置するなど、機能評価に向けて対応してまいりました。しかし、病院の組織基盤と管理体制を構築する上で、責任の所在や機能を明確にした組織図は欠かせないので、実態に合った組織図の作成が求められています。

 地域の中核病院として、開業医との連携は着実に成果を上げていること、また救急医療活動も活発で、地域の要望にこたえていることが評価されております。しかし、住民向けの広報発行や退院患者の療養相談への取り組みと向上の確保が指摘されています。また、医師確保への努力と診療録管理についても確立が課題となっております。

 看護理念は周知され、行動目標も立てられていたこと、また看護ケアも適切に提供されていたことは評価されております。今後は、看護ケアの評価や患者・家族の意見が看護計画に盛り込まれるよう、指摘を受けております。

 プライバシーに対する配慮、外来待ち時間短縮の工夫、患者満足度調査の実施、食事への配慮、禁煙・分煙の徹底、医療廃棄物の適切な処理が評価されており、今後はより一層、患者サービスの向上に努力されたいとの内容でした。

 人事労務管理面では、恒常的な超過勤務の発生が指摘されております。また、レセプト処理については、診療報酬委員会を立ち上げるよう指摘されております。

 次に、今後の対応についてでありますが、今回の病院機能評価につきまして、次の3点を理由として基準認定証の発行を留保されております。

 一つ目に、診療録のID番号順による整理、二つ目に診療情報の有効利用ができる体制づくり、三つ目に医師及び薬剤師の確保。

 以上の指摘事項に対する対策として、現在、診療録管理や診療情報の有効利用につきまして診療情報管理士を配置するとともに、病歴管理システムを導入し、診療録管理体制の強化を図っております。また、医師の確保につきましては、引き続き金沢大学や関係機関に働きかけていくとともに、医薬分業による院外処方の導入を検討しております。

 以上の対応により、本審査より1年以内に再審査を受け、認定証の発行につながるものと考えております。

 最後に、今回の医療機能評価に対し、全職員一丸となって取り組み、数多くの助言や指導を受けたことは、これまで以上に信頼される病院づくりに向けて大きく貢献するものと確信しております。



○副議長(とおし勝年君) 以上で、通告による質疑・質問は終わりました。

 ほかにありませんか。

 18番大畑 豊君。

              (18番 大畑 豊君登壇)



◆18番(大畑豊君) 簡単に1点だけ、お尋ねいたします。

 昨日も各代表者の方々が質問され、その中で来年度の予算編成、そしてまた来春の市長選のことも聞かれ、市長も立候補の表明をしたわけでございます。そして、これから平成14年度の予算編成もされるわけでございますけれども、この予算編成に当たっては、市長が編成することは十分に承知しております。しかし、その締め、締めの予算編成に当たっては、市民や納税者が十分に理解のできるものでなくてはならないと考えております。私たち議会議員も注目するところでありますし。

 そこで、お尋ねいたしますが、来年度の締めの予算編成に当たっては、暫定予算、骨格予算でもっていかれるのか、一気に当初で編成をされてしまうのか、大変関心があるところでございますので、市長の思いをお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(とおし勝年君) 市長。

              (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 大畑議員のご質問にお答えいたします。

 昨日、それぞれ会派代表の皆様からのご質問によりまして、明年春の市長選挙に意欲をもって臨みたいということを申し上げました。しかし、その中で、予算の編成につきまして、今改めてお尋ねをいただきましたけれども、少なくとも市政全体について停滞があってはならないという基本的な考え方から、まず、そうした予算については、責任を持って計上させていただきながら、しかし、一方では総体としては準通年型という形で調整の幅をその後に残していかなければならない、そのように理解しながら編成作業を行ってまいりたいと考えております。



○副議長(とおし勝年君) 以上をもって、質疑・質問を終結いたします。

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△委員会付託の件



○副議長(とおし勝年君) 次に、ただいま議題となっております市長提出議案第77号ないし第87号は、お手元に配付してあります議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

 次に、上程されております請願2件は、昨日お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

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△休会の件



○副議長(とおし勝年君) 次に、休会の件についてお諮りいたします。委員会審査のため、明12月19日から12月20日までの2日間休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

              (「異議なし」というものあり)



○副議長(とおし勝年君) ご異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。

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△閉議



○副議長(とおし勝年君) 本日の議事は、これをもって終了いたしました。

 次回は、12月21日午後2時より会議を開きます。これにて散会いたします。

              (午後3時28分散会)

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              (参照)議事日程(第3号)

                         平成13年12月18日(火)

                         午後1時30分開議

日程第1 市長提出、議案第77号ないし議案第87号に対する質疑並びに市政一般に対する質問

  第2 委員会付託の件

  第3 休会の件

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