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石川県 輪島市

平成27年 12月 定例会(第4回) 12月15日−03号




平成27年 12月 定例会(第4回) − 12月15日−03号









平成27年 12月 定例会(第4回)



          第4回市議会定例会会議録

          平成27年12月15日(火曜日)

     (午前10時00分開議)

出席議員(15人)

   1番  下 善裕         2番  高田正男

   3番  鐙 邦夫         4番  森 裕一

   5番  西  恵         6番  一二三秀仁

   7番  森 正樹         8番  漆谷豊和

  10番  上平公一        11番  坂本賢治

  12番  大宮 正        14番  小山 栄

  15番  玉岡了英        16番  橋本重勝

  17番  中山 勝

欠席議員(2人)

   9番  竹田一郎        13番  椿原正洋

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説明のため議場に出席した者の職氏名

 市長                 梶 文秋

 副市長                坂口 茂

 総務部長               宮坂雅之

 交流政策部長兼企画課長        山下博之

 交流政策部地方創生推進室長      坂下利久

 福祉環境部長             北浜陽子

 産業部長               嘉地和春

 建設部長               伊部周二

 建設部技監兼土木課長         野口裕一

 会計管理者兼会計課長         西山豊一

 門前総合支所長            田中昭二

 市立輪島病院事務部長         井上 治

 総務部総務課長            中山由紀夫

 総務部防災対策課長          薬師富士夫

 総務部財政課長            田方利彦

 交流政策部観光課長          大西正浩

 交流政策部放送課長          牧戸広和

 福祉環境部市民課長          浦西武司

 福祉環境部健康推進課長        森 祐子

 産業部農林水産課長          中山 隆

 門前総合支所地域振興課長       番場 誠

 教育長                吉岡邦男

 教育委員会事務局教育部長兼庶務課長  宮下敏茂

 教育委員会事務局生涯学習課長     坂口 勇

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△開議・会議時間延長



○議長(森正樹君) これより本日の会議を開きます。

 本日の会議時間は、あらかじめこれを延長しておきます。

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△質疑・質問(続)



○議長(森正樹君) 日程第1、議案第89号から第104号を一括して議題とし、質疑及び市政一般に関する質問を続行いたします。

 西 恵議員。

     (5番 西  恵君登壇)



◆5番(西恵君) おはようございます。拓政会の西でございます。

 すみません。風邪を引いていて少しお聞き苦しいと思いますが、我慢しておつき合いください。

 立場上、少し一般質問を控えておりましたが、年末ということで、いつもの突然の質問を市長にいたしたく、きょうはこちらに立たせていただいておりますが、突然の質問であるはずが、きのう、うちの代表質問のほうで先に通告をされてしまいましたが、ことしはいろいろとございました。ことしの一文字は、昨年の12月に既に市長のほうから来年はマレ、「希」一文字だというふうにして伺っております。ですので、聞かずとも、ことしは多分マレ、「希」という字、一文字だと思いますので、来年に向けた一文字をぜひともよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、通告に基づきまして質問に入らせていただきます。

 まず最初に、観光についてお聞きいたします。

 輪島市に観光客がふえたことで、市内での宿泊予約がなかなかとれないということをよく聞きます。「まれ」効果や新幹線効果で、市内入り込み客数の増加は大変喜ばしいことですが、一方で、市内に泊まりたくても宿泊施設の予約がいっぱいで泊まれず、ほかに行ってしまうことが多々あるそうです。

 そこでお尋ねいたします。

 輪島市内には、全部で宿泊できるところは何カ所あり、合わせての宿泊可能人数はどれだけでしょうか。

 また、最近の宿泊状況はどうなっていますか。

 さらに、公営の宿泊施設に限ると、状況はどうなっていますか。公営では、門前町のビューサンセットと町野町の松尾家があります。松尾家は食事がついていないため、限定的な利用になるとは思いますが、せっかくある施設ですので、宿泊施設がいっぱいなときこそ、ぜひ宣伝して使っていただきたいと思います。

 また、金沢では、宿泊者が多過ぎて、一部のホテルの料金が何倍かになっているそうですが、輪島では大丈夫でしょうか。1カ所でも前より大分高くなっているとすれば、輪島全体にそういうイメージがついてしまいます。今はネットの時代ですので、あっという間に悪い評判が全世界に広まってしまいます。今、多少もうけられても、後のしっぺ返しがよほど恐ろしいと思いますので、市のほうでも監視と指導をしていただきたいと思います。

 また、観光客を呼び込むために、市でもさまざまなイベントを開催していて、大変な努力をしていただいていますが、イベントが重なり過ぎるのも市内で宿泊しにくくなる一因ではないでしょうか。イベントの重なりをなるべく抑えることも、宿泊対策の1つだと思います。

 さて、いつまでも入り込み客が多く、宿泊施設が足りないくらいの状況が続いてほしいと思いますが、市としては、今後の状況をどのように予想していますか。

 また、宿泊については、今後どのような対処の仕方をお考えですか。対処の1つとして、車で宿泊をなさる観光客をふやすこともよいのではないかと思います。

 私の知り合いで、年に何回も輪島に来て車中泊をするご夫妻がおいでますが、ペット連れの方の多くは車でペットと一緒に寝ますので、必然的に車中泊になります。その方たちにお聞きしたところ、輪島の駐車場をキャンピングカーやワンボックス車が泊まりやすいように、もう少し駐車スペースを広くとった場所が欲しいとのことでした。また、駐車料金は多少取ってくれたほうが泊まりやすいとのことでした。

 私は、何回か連休中の夜のマリンタウンや朝市の駐車場を見に行ったことがありますが、びっくりするくらい車中泊の車がとまっています。朝市側駐車場の古いトイレを1つなくすそうですので、この際に、車中泊用の駐車スペースを設けたものにしたらどうでしょうか。そういう方たちのネットワーク網がありますので、口コミで、また輪島に訪れる方もふえると思います。そして、当面のホテル不足解消対策の1つにもなってくれるのではないでしょうか。

 次に、市立図書館についてお伺いいたします。

 現在、輪島市内には3カ所の図書館がありますが、各図書館1日当たりの利用人数と貸し出し冊数をお示しください。

 また、図書館では、利用者のためのさまざまな取り組みを行っていますが、今までに寄せられた利用者からの主な声はどのようなものがありますか。

 また、現在の問題点、課題点がございましたら、お示しください。

 さて、文化会館の1階に設置されている市立図書館でありますが、文化会館の建物自体が耐震に問題があるということですが、今後の計画などをお聞かせください。

 市内で最も利用人数が多い図書館ですので、かなうならば、その際にもっと広く、明るい図書館が欲しいものです。

 私は、今までに何カ所かの他の自治体の図書館を見させていただきましたが、図書館を見れば、その自治体の教育や文化に対する姿勢がわかるというのが、私の考え方です。

 輪島市は、どの自治体にも負けないだけの文化度の高さもありますし、教育に対する熱意もあると思います。ですから、ぜひその輪島の文化度に見合ったすばらしい図書館が欲しいと思いますが、ぜひ市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 次に、今では大体どの家庭にもパソコンが普及し、インターネットを利用していると思います。しかし、インターネットをよく使われる方は、特に門前地区ではインターネットの通信速度が遅いと不満が出ています。

 調べてみますと、今現在インターネットの高速回線は、奥能登でも輪島市を含めた大部分が開通しているそうですが、門前地区では、いつの予定でしょうか。

 また、私の家ではケーブルテレビの回線を使ったインターネットを利用していますが、その回線の速度も、もう少し速める方法はないのでしょうか。

 インターネットの通信速度の問題は、行政だけの問題ではなく民間の通信会社との話にもなると思いますが、市民の不満がなくなるよう努力をお願いしたいと思います。希望の持てる答弁をお願いいたします。

 最後になりますが、門前町の中でも特に僻地であり、過疎化が顕著な七浦地区の振興策についてお聞きいたします。

 地域念願の町内中心部と七浦地区を最短で結ぶ、おさよトンネルが、いよいよ来春には完成となります。市長を初め、これまでご尽力をしてくださった全ての皆様方に、門前町出身の議員といたしまして心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 さて、感謝をしながら質問に入ります。

 七浦地区は、雪割草の群生地ということで、春になるとたくさんの見物客が訪れますが、トンネルができることにより、さらにその数がふえることが予想されます。

 そこでお尋ねします。

 そうした時期の交通安全対策やトイレ対策などは万全でしょうか。

 また、見物客が多くなると、今でも頭を悩ませている雪割草の盗掘にも気をつけないといけません。

 市としては、ライブカメラを設置していますし、地元の方も見回りをするなどの対策をとられているようですが、トンネル開通により予想を上回る人の出入りがある場合、大事な資源を守るため、さらなる対策も考えなくてはいけないのではないでしょうか。

 おさよトンネルが開通することによって、七浦地区の皆さんの交通の便は格段によくなりますが、従来からの浦上を通る県道も大事な地域の交通網であります。

 また、重要文化的景観「大沢・上大沢の間垣集落景観」として、ことし選定されました大沢地区へのアクセス道路としても、この路線は引き続き整備の継続と促進を要望していってほしいと思います。

 大沢地区へのアクセスといえば、以前にも質問したことがありますが、海岸沿いの荒磯遊歩道も大沢地区へ歩いて行けるスリル満点な自然を満喫できる遊歩道だと思いますが、この際に観光客を呼び込むためにも整備をしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。市のお考えをお聞かせください。

 さて、先月、七浦地区の能登麦屋節保存会の皆さんと南砺市五箇山深山会主催の「民謡のつどい」に行かせていただきました。五箇山のある南砺市の旧上平村と旧門前町が、麦屋節を伝えたお小夜さんが門前町七浦の暮坂生まれであるという縁で、昭和60年3月に友好町村の締結を議決しています。くしくも、ことしでちょうど30年がたったわけです。

 現在は、南砺市友好交流協会という市の委託を受けている民間団体と七浦地区との細々とした交流が何とか続いていますが、市としては、この交流をどのように見ているのか、また、今後どのようにかかわっていくおつもりなのかお聞かせください。

 なかなか一地域だけでは交流の継続も難しくなってくると思いますので、ぜひ歴史と文化を守るという観点から、市の温かい応援とご支援をお願いしたいと思います。

 また、1つご提案ですが、せっかくお小夜さんが縁で結ばれていますので、来年のおさよトンネルの開通式には、南砺市友好交流協会の方や五箇山深山会の皆様をご招待して、トンネル開通を一緒に祝ってほしいと思いますが、いかがでしょうか。市長のお考えをお聞きいたします。

 七浦地区は、元気なお年寄りが多いところですが、お年寄りが少しでも長く地元で元気に暮らしてもらえるよう、地域と連携して、さらなる取り組みが必要になってくると思います。

 今後、観光客に向けた小さな売店も計画しているようですが、特産物の開発や作成もお年寄りの生きがいづくりの1つになると思いますので、指導をお願いしたいと思いますが、市としての取り組みをお伺いいたします。

 今回、七浦地区を取り上げましたのは、輪島の中でも最も少子高齢化が進んでいるところとして、そして、少し不便なところとして取り上げさせていただきましたが、そういうところが元気になれば輪島市全体の元気につながると思いまして質問させていただきました。

 以上で質問を終わりますが、ことしの私が感動したうれしいニュースを2つ挙げさせていただきます。

 まず、ラグビー日本代表がワールドカップで南アフリカに勝つという、本当に全世界がびっくりした快挙を挙げました。その内容を聞きますと、何と外国人が半分を占めるチームのチーム力を高めるために、2年間毎日、君が代、国家をみんなで練習したそうです。それが、あの勝利につながったんだなと思います。本当に日本人の中でも君が代を歌わない方もおいでる中で、見習わないといけないことだなと思いました。

 また、もう一つは、惑星探査機「あかつき」の出来事です。5年前の失敗を乗り越えまして、見事、金星の回りの軌道に乗ることに成功いたしました。このニュースを通じまして、本当にあきらめてはいけないなと、1回や2回の失敗じゃ、くじけてはいけないなということを本当に痛感しました。

 私たち輪島市全体も、ワールドカップで南アフリカに勝ったラグビー日本代表のように、心を一つにしてオール輪島で、そして、「あかつき」のように決してくじけず、望みを捨てず、また一生懸命頑張って、来年に向かっていこうではありませんか。ご清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 皆さん、おはようございます。

 本日もよろしくお願いいたしたいと存じます。

 西議員の質問にお答えをする前に、また、恒例のということでお尋ねをいただきました。ことし1年を象徴する一文字かと思っておりましたら、肩すかしを、来年の一文字ということに変えられましたので、来年の一文字ということになりますと、「形」という文字を挙げたいなと思います。カタチ、人形の形という形もありますし、下に土を書く型もありますけれども、形というのは非常にどう言いますか、あの人一流のスタイルとか、形にこだわるとか、そんな言い方をよくされますけれども、形ということにこだわっていくと、仕事も発想も固定化していくということにつながるのではないかというふうに思っています。柔軟に変化ができる、いろいろなその考え方、発想によって、その形を柔軟に変えることができるということが非常に重要な行政の中での課題解決のための道筋かなということを思っています。

 この言葉を象徴するのに、例えば、三谷吾一先生が、ことし文化賞、文化功労者ということで大変な栄誉をあの人がつかむことができたというふうに思っています。三谷先生の沈金の技術、私ども素人から見ても非常に繊細で、そして、写実的で、もう鶏を描けば今にも動きそうな、蝶を描けば今にも、そこから飛び立ちそうな、そういう生き物、生物、そういったものを描く技術は、もう卓越している先生ですけれども、それを逆に言えばピカソのように抽象的な図柄に置きかえる。それは技術力が裏打ちされている先生ですから、そんなふうに自分の持っている技術を形を変えて三谷ワールドという、そういうものをつくり出した。そのことが結局は芸術院賞をとられて、そして、芸術院会員になられて、そして、今度は文化功労者というふうに地位をどんどん高めていくことができたんだと思います。

 ですから、一つのことにずっとこだわるのではなくて、そこからさらに発展をするというのが形というもののよさだと思っています。

 中国・唐の時代に、馬祖道一という人がいらっしゃって、西暦700年代に生きた方ですけれども、水が筋骨がないと、水の筋骨なくして、よく万国の船に至ると、水には筋骨はありませんけれども、万国の船を浮かべるという水の力があるという、そういう言葉があります。それは、また言いかえると、水というのは器が丸ければ丸い形に、器が四角であれば四角い形になるという、その水の筋骨もなく、もっとも形として変化しやすいものが非常に強い力を持つ。逆に言えば、東日本のあの大震災に伴う津波のように、人間の前に大きなそのややもすればコンクリートのブロック塀のように人間を襲うということもあると、やわらかいようで非常にやはり強いというのが水なんだということをあらわしている。

 そんなことをいろいろと思うときに、形にこだわってばかりいると、自分のスタイルというものにこだわっているということは、これはマイナスであって、その形を柔軟にして進化をさせるという、そういうことが非常に重要だという意味で形ということを来年は大事にしていきたいと思います。破天荒な生き方もありだと思います。

 長くなりましたけれども、ご質問にお答えをしてまいりたいと思います。

 最初に、観光問題についてお尋ねをいただきました。

 市内の宿泊施設は全部で何カ所あって、宿泊可能人数はどれだけかというお尋ねであります。

 本市の観光入り込み客数、あるいは宿泊客数については、この間申し上げてまいりましたけれども、3月の新幹線開業、あるいはNHKの連続テレビ小説「まれ」、この大きな追い風に伴って増加をいたしているというお話であります。

 本年4月から10月まで、これは半年間になりますが、この数値を申し上げますと、入り込み客数が109万4,300人、これまで入り込み客数が年間で100万人が超えれるかどうかというところでありましたけれども、半年間で109万4,300人、対前年比では136%となっております。一方で、宿泊客数については、同じく4月から10月までで14万7,500人、これも対前年比較で申し上げますと137%と大きな伸びを示しております。この結果、議員ご指摘のとおり、一部の市内の宿泊施設で予約できないという事態が起きていることも事実であります。

 宿泊施設の状況で申し上げますと、本年1月現在、観光協会に加盟している宿泊施設については51施設、輪島地区が42施設で、門前地区では9施設ということになります。この施設での収容人数でありますけれども、宿泊可能人数は2,521人、輪島地区では2,277人、門前地区では244人となっております。

 そこで、最近の宿泊状況について、9月のシルバーウイーク、あるいは10月の「千枚田のあぜのきらめき」、11月の「かにまつり」などのイベントの開催事におきまして、市街地を中心として宿泊施設がほぼ満室となりまして、特にビジネス型ホテルでは、平日でも予約がとれない日が数多くあったということであります。

 一方、公営の宿泊施設でありますけれども、能登・門前ファミリーインビューサンセット及び能登平家の郷松尾家、この2つの施設で申し上げますと、4月から10月までの宿泊客数は、ビューサンセットでは4,541人、前年比で135%ということになります。松尾家では宿泊客数は200人ということで前年比62%であります。

 松尾家で申し上げますと、食事が提供できないといったことから、食事の配達が可能な人数になる合宿などの団体をターゲットといたしまして、有効活用を今後も図ってまいりたいというふうに考えております。

 また、金沢での一部ホテルの料金高騰といったことについて輪島ではどうかとのお尋ねでありますけれども、主な宿泊施設を調べてみますと、行楽シーズンや土日祝日の前の日、これはホテルによってなかなか予約がとりにくい状況の中で数千円程度割高になっておりますけれども、これは全国的に見ても一般的な範囲であるというふうに理解できる数値であろうというふうに思っております。

 そこで、今後の予想と対処の仕方についてお尋ねをいただいたところでありますが、今後の宿泊動向やその対応については、来年度においても新幹線効果、あるいは「まれ」に関連した取り組みを実施をしながら、観光客の皆様方の流れを、ぜひ継続的に本市に呼び込むという、そういった努力をしてまいりたいとうふうに思っています。

 誘客のために実施しているイベントにつきましても、議員御指摘のとおり、実施日が重複をしているというケースがありまして、このことが宿泊施設の確保が困難になるという事実がありますので、十分な誘客効果が、せっかくイベントを開催しても得られないという状況もありますので、できるだけ関係機関との間でイベントを開催する日程であったり、ほかのイベントとの重複はどうかということなどについては、関係機関と十分調整を図る、そういったことが必要であろうと考えておりますので、そういった調整を行って、一人でも多くの方に宿泊していただけるように努力をしてまいりたいと思います。

 次に、朝市側の駐車場、いわゆる憩いの広場の駐車場におけるキャンピングカー、この駐車場の設置についてお尋ねをいただいておりますけれども、深夜におけるエンジンなどの騒音が考えられることから、住宅に寄ったほうにキャンピングカーが泊まれるような駐車場のつくり方は、これは問題が残るというふうに考えられます。

 そこで、できればそういった方々には今のキリコ会館、マリンタウン全体の中にキリコ会館があって、海側のほう、キリコ会館の海側のほうは通常、あいていることが多いと思います。そこでスペースを確保できるといふうに理解をしております。ただ、5月の連休であったり、いろいろなイベントが重なるときに難しいという一面は全くないわけではありませんけれども、あそこのところであればエンジンをかけっ放しにしていたとしても、住宅地のほうに迷惑がかかるということがありませんので、そのようなことなども含めて観光マップにも、その辺の記載ができるようにしてまいりたい。それで既存の駐車場の中で全体的に調整がとれればよいのではないかというふうに考えております。

 昨日も申し上げましたけれども、市のほうでは少しでもいろいろなイベントを企画、立案をして、観光客の入り込み増に努力する。そして、既存のいろいろなイベントもあると、そこへスポーツ大会とか、いろいろなものが入ってまいります。そういうときには、できるだけ私どももそういった誘客努力はいたしますけれども、観光事業者の方々の、観光関連団体の方々の、これも強力なご支援がないと、それを生かし切ることも、またできません。私どもとしては土曜、日曜日、夜間、祭日、いろいろなときにそういう事業を組めば組むほど職員の休める日はほとんどなくなってくる、そういう状況の中でも宿泊関係のところと調整も一生懸命にさせていただくのですけれども、なかなか現実的には、例えばスポーツ関係であれば子供たち中心に宿泊するわけですから、十分な料金を取ることはできません。大人の方ばっかり泊めれば、一方で飲食代も収益としてあるかもしれません。しかし、そういう子供たちの食事は決して高価なお酒を飲むための料理でなくていいわけですから、そこは引率する先生、あるいは保護者の方と相談をして、食事の内容を考えていただいて、十分にそういう人たちに協力をしてあげれるというような体制ができるということが望ましいというふうに考えているところでもあります。

 2番目以降の図書館問題について、新しい立派な図書館があればいいというのは、おっしゃるとおりでございまして、いろいろと悩んでもおりますけれども、そういった問題、あるいはインターネット回線の速度の問題、七浦地区の振興策、このご質問等につきましては、生涯学習課長、放送課長、そして、門前地域振興課長から、それぞれ答弁をいたさせますのでよろしくお願いをいたします。

 私のほうからは以上であります。



○議長(森正樹君) 生涯学習課長。

     (生涯学習課長 坂口 勇君登壇)



◎生涯学習課長(坂口勇君) 大きな項目の2番目、輪島市立図書館についてお答えをいたします。

 まず初めに、市内各図書館の1日当たりの利用人数と貸し出し冊数についてでございます。

 本市には、市立図書館として輪島市立図書館、輪島市立門前図書館、輪島市立図書館町野分館の3つの図書館があり、それぞれの利用状況については、平成26年度の実績で申し上げますと、1日当たりの平均利用人数と平均貸し出し冊数は、輪島市立図書館で259人、246冊、輪島市立門前図書館で47人、86冊、輪島市立図書館町野分館では利用者数の集計は行っておりませんが、貸し出し冊数として7冊となっております。

 次に、利用者からの主な声、あるいは現在の問題点、課題点についてでございます。

 市立図書館におきましては、利用者に対し定期的にアンケート調査を実施しておりますが、その中のご意見として最も多いものは、資料の充実、特に美術関係の本や雑誌をよりふやしてほしいというご意見や輪島市立図書館のスペースが狭いなど、施設・読書環境の充実に関するものとなっております。

 また、現在の問題点、課題点については、そうした利用者からの声に代表される事項のほか、図書館の利用が減少傾向にあることです。

 このことについては、さまざまな理由が考えられますが、現在その対策として、まず、利用者の利便性を探るため、本来休館日となっている祝日の開館を試行しております。

 また、図書館に興味を持ってもらうため、乳児には4カ月健診時に絵本の読み聞かせを、子供たちにはおはなし会・図書館招待・ブックリストの配布など、また、一般の方々には読書会・文学講座などを、さらに高齢者には図書宅配サービスなどをそれぞれ実施しているところであり、赤ちゃんから高齢者まで幅広く市民の皆様方に図書館へ足を運んでいただきたいと考えております。

 次に、耐震に問題がある輪島市立図書館の今後についてお尋ねがございました。

 現在、輪島市立図書館のある輪島市文化会館事務所棟は、昨年の耐震診断の結果、耐震性能を満たしていないことが判明したため、今後、耐震補強、あるいは改築等を行わなければならない状況にあります。

 しかしながら、施設の改修等には多額の費用が必要となることから、建物本来の耐用年数や市民の皆様方のご意見なども踏まえ、どのような手法で対応していくべきか、今後、慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(森正樹君) 放送課長。

     (放送課長 牧戸広和君登壇)



◎放送課長(牧戸広和君) 大きな項目の3番、インターネット回線についてで、門前地区では、いつ高速回線が開通するのかとのご質問ですが、本市の光ケーブルを使用した高速回線の整備状況につきましては、平成15年度に旧門前町と穴水町及び旧輪島市において整備しております。

 この光ケーブルは、市役所本庁舎と支所や公民館などの出先機関まで直接つながっておりますが、各家庭へは途中から同軸ケーブルとなっており、光ケーブルのような通信速度が出せない状況となっております。

 一方、民間事業者が行うインターネットサービスの光ケーブルは各家庭までつながっております。

 次に、民間における光ケーブルの整備状況につきましては、NTT西日本が河井地区・鳳至地区・輪島崎地区・海士地区のほぼ全域、大屋地区・鵠巣地区・河原田地区・三井地区の一部で光ケーブルを整備し、インターネットサービスを提供していると伺っております。

 議員お尋ねの門前地区への整備計画につきまして、NTT西日本に確認したところ、現在のところ、門前地区を含め、他の地域においても光ケーブルを使ったインターネットサービスを提供する予定はないとのことでした。

 次に、ケーブルテレビの回線を使ったインターネット回線をもう少し速める方法はないかとのご質問ですが、輪島市ケーブルテレビで提供しておりますインターネットのコースは、お試しコース、スンタンダードコース、スピードコースの3コースを用意しており、その最高の通信速度は30メガとなっております。

 インターネットは、主にメールで使用する方、ホームページの閲覧や情報検索に使用する方、動画や音楽などを視聴する方など、利用方法がさまざまであることから、加入者には利用目的に応じた通信速度のコースを選ぶことで、インターネットを快適に利用していただきたいと考えております。

 しかしながら、利用者の集中する時間帯や人気サイトへの接続、高画質な動画を見るなどの利用が混雑したときなど、通信量が増大したときは通信速度が低下する状況となっております。

 その対策といたしましては、大きな通信量に対応するための回線数増設や効率的なデータ伝送方式への変更などを実施して通信環境を改善するよう努めております。

 また、ケーブルテレビは開局から7年を経過して、設備の多くが更新時期を迎えており、インターネット機器に関しても同様であることから、更新の際には、コースの新設や既存コースの通信速度向上に対応可能な機器を検討するなど、利用者へのサービス向上につなげてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(森正樹君) 地域振興課長。

     (地域振興課長 番場 誠君登壇)



◎地域振興課長(番場誠君) 大きな項目の4番、七浦地区振興策について、来春トンネルが開通することにより、雪割草の時期などの交通安全対策やトイレの対策等は万全かとのご質問ですが、雪割草のシーズンを迎える平成28年3月におさよトンネルが開通いたします。

 ことしは、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」の放送もあったことから、さらに多くの観光客の皆様方の来訪が予想されています。

 現在も、交通安全対策といたしまして、門前町五十洲から猿山岬の市道にはみ出た木の枝の処理、草刈りを行っております。

 今後、交通量の増加が予想されますので、さらに誘導看板、標識等の充実を図りながら安全対策を行ってまいりたいと考えております。

 また、公衆用トイレ設備の設置状況でありますが、既存の猿山岬と皆月キャンプ場の2カ所に加え、平成28年3月に市道まがき線の終点の五十洲地区に新たに開設される「寄り道パーキング七浦」の計3カ所で対応を図ってまいりたいと考えております。

 次に、雪割草の盗掘対策はとのご質問ですが、交通の利便性が向上し、来訪者の増加も考えられる中、雪割草の育成には数年かかることもあり、今まで以上に雪割草の盗掘対策が必要となってまいります。

 そこで、今後の雪割草の盗掘対策につきましては、本市とともに吉浦地区や深見地区の住民の皆様方と今まで以上の連携を図り、監視巡回、啓発看板の設置や販売先PRチラシの配布等の盗掘防止対策とともに、原種維持のための植栽も行い、保全を図ってまいりたいと考えております。

 次に、従来からの主要地方道の整備の継続と促進も要望してほしいとのご質問ですが、おさよトンネルの完成により、市道まがき線が全線開通いたしますが、今後の交通量の増加が予想され、従来の県道五十洲亀部田線及び輪島浦上線も観光道路として重要なものであり、輪島市門前地域道路整備促進期成同盟会とともに整備促進につきまして石川県に対し、引き続き要望してまいりたいと考えております。

 次に、荒磯遊歩道の整備の予定はとのご質問ですが、荒磯遊歩道につきましては、石川県が管理しており、以前から整備についてお願いしておりましたが、これまでの大規模な地すべりに加えて、8年前の能登半島地震が起きた際、一部の崖が崩落し、通行ができない状態となっているため通行禁止となっており、崩壊箇所が大規模であることや重機などが入らないことから、整備につきましては困難な状況となっております。

 次に、門前町と友好町村を締結していた上平村、現在の南砺市との交流についてのご質問ですが、合併前の門前町では、旧上平村と友好町村を締結しておりましたが、合併に伴い輪島市、南砺市となってからは行政としての交流はなく、南砺市が南砺市友好交流協会に友好都市等の交流を委託しており、現在はお小夜が伝えたとされる麦屋節が縁で、七浦地区と南砺市交流協会との交流が行われております。

 ことしの雪割草まつり・そばの市の際ににも門前高校と南砺平高校との交流もあり、今でも地域及び団体間で交流が行われております。

 このように、お小夜つながりがあることから、平成28年3月に予定しております、おさよトンネルの開通式典に南砺市友好交流協会の関係者を招待することも検討してまいりたいと考えております。

 次に、お年寄りが地元で元気に過ごすための取り組みはとのご質問ですが、今後、寄り道パーキング七浦が開設されます。地域特産品などを販売できるものであり、地元七浦里山里海の会が管理運営を行う施設であります。

 本市といたしましては、この施設が地元住民の活動促進、七浦地区の活性化、あるいは観光客の皆様方の増加による人と人との交流の場となり、七浦地区の皆様方が地元里山里海でとれた特産品を販売することにより、生きがい創出につながるものと大きく期待しているところであります。

 以上です。



○議長(森正樹君) 西 恵議員。

     (5番 西  恵君登壇)



◆5番(西恵君) すみません、再質問させていただきます。

 朝市側の駐車場の車中泊用の整備ということで質問いたしました。今のご答弁では、民家のあるところでエンジンをかけっ放しだと迷惑だから、できるだけキリコ会館の海側にとめられたほうが迷惑がかからないし、いいんではないかというご答弁だったと思います。そのとおりだとは思いますが、観光客の方の声を聞きますと、やはり自分たちがとめて、夜、飲み食いして、帰りやすいところというのが、すごく皆さんご希望されています。

 私の知り合い、大阪から毎年本当に何回も来ていただいているんですけれども、その方たちの伝言なので、ちょっと簡単に引き下がれないんですけれども、やはりそういう声があるということは、輪島には本当に何回でも来たい。けれども、ここは改善してほしいという声はすごく大事だと思うんです。やはり観光客の方が、例えばペット連れで車中泊なさるには、じゃ、どういう環境が必要かということを考えましたら、少しスペースが欲しい。そして、電源をとるところがあれば、そんなにエンジンをかけっ放しにしなくても済むと思うし、それから、注意看板などをしておけば、そんなに人の迷惑にかかるようなとめ方はなされないと思います。皆さん、車中泊の方はずっとそういう旅の仕方をしておりますので、そういうマナーは心得ていらっしゃると思います。そういう方々の気持ちを酌んでいただいて、ぜひともちょっと前進のある答弁をいただきたいと思います。そういう方々を輪島に気持ちよく泊まっていただくための工夫を、何とかもう一声お願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 西議員の再質問にお答えをいたしたいと思います。

 空港などでもバスで飛行機までリムジンバスで運ぶときには、あらかじめ電源をそこに用意しておいて、エンジンを切っても、そこからコンセントをつないで電源からエアコンも使えるというような方法もとっています。そういう意味では、今、エンジンをかけっ放しでなくてもという、そういう理屈はあるだろうというふうに思います。ただ、そのときにはいろいろな料金の問題とか、いろいろな問題が発生するということは、恐らく全国旅をしていらっしゃれば十分ご理解のことだと思いますので、一つの方法としてエンジンをかけずに電源をという、そういう設備の仕方についても考慮しなければなりません。

 それから、議員最初のご質問の中で、朝市のトイレを1つ解体するので、そのスペースでどうだというお話がありました。現在、朝市の駐車場のところに立派な新しいトイレがあって、昔から使っていた古いトイレがありましたので、そこは解体をするということにします。そのトイレのかわりに、今度はもう1カ所、キリコ会館と県が実施した親水空間、あそこに今、遊具の設置を予定いたしておりますけれども、そういうところに来られた人たちが使えるトイレを、そこに設置ということで利便性も図ってまいりたいと思っていますが、今、解体しようとするトイレは非常に面積的にも小さくて、そこにキャンピングカーの駐車ということになっても、余り西さんの得意なお客さんはそこにはとめれるかもしれないけれども、ほかの人がなかなかとめれないと、ちょっと全体的に狭いということもありますので、大事なお客様でありますので、マリンタウン全体の中で、どこがそうした設備も含めて対応できるのか、その点については検討させていただきたいと思います。3歩ほど進みましたけれども、よろしいですか。



○議長(森正樹君) 高田正男議員。

     (2番 高田正男君登壇)



◆2番(高田正男君) きのうから引き続き、大変お疲れさまでございます。

 ことしも、あと残すところ2週間余りとなりました。そして、私が今議会最後の発言者となりますけれども、市長ほか、関係者の皆さんに市政全般について質問をさせていただきます。

 その前に、年末とは思えないほど、雨が降っても暖かい日が続きました。しかし、東北の大震災から4年9カ月が経過をいたしましたけれども、いまだに多くの方々が避難生活を余儀なくされ、4回目の新年を迎えようとしております。ふるさとへ帰ることもできず、家族全員での生活を、いつ迎えられるのか不安の毎日が続いていることに対しまして、一日でも早い復興を願うばかりであります。

 さて、新しい輪島市が誕生してから10周年を迎え、11月には記念式典が行われました。この間、行政を預かるトップであります市長のご苦労に対し、深く敬意を表しますとともに、今後においても市の発展にご尽力をお願いするところでございます。

 また、この節目の年に栄えある市政功労者として表彰を受けられました方々に対しましても、心から「おめでとうございます」とお祝いを申し上げる次第でございます。

 さて、自・公政権下における国の情勢を見ますと、安倍首相は「3本の矢」の名のもと、大手企業のみの優遇政策を推進してきているところでありますが、このような一部の人たちを除く私たち国民に対しましては、子育てや介護の充実をとうたってはおいでますが、切り捨てと負担増を求め、全くちぐはぐな政策をとっているように思われてなりません。

 極めつきは、「主権は国民にある」とする日本の最高法規である日本国憲法に違反する、集団的自衛権の行使などを含む、安全保障関連法について、多くの学者や国民の反対する声を無視し、そしてまた、地方及び中央での公聴会における意見を国会に報告することなく、9月19日の参議院本会議で、自・公政権の数の理論で強行採決を実施し、法を成立させました。

 この法律が成立した今でも、全国では、子供を持つママの会、弁護士や僧侶が中心となっている法曹会、さらには、各種反戦・平和を求める市民グループなど、国民の半数以上が法の実行大きく反対をしているところでございます。

 このような状況にある中でも、与党内からは、首相の暴走をとめるような発言がどうして出てこないのか、疑うところでもございますし、12月には、全国で地方議会の定例会が開催されておりますが、幾つかの県や市町の議会からは、「この法律を実行させない」との意見書を、国・国会に対して提出する議会もあるとの報告が耳に入ってきております。

 一方では、閣僚による金に関する報道も依然としてにぎわしておりますが、疑われている皆さんは全て事務所や秘書などに責任を転嫁し、その責任から逃れているところでございます。

 政府に対する批判はこれくらいにして、時間の関係もありますので質問に入りますが、昨日の同僚議員の質問と重複するところもあろうかと思いますが、ご容赦をお願いいたしますとともに、執行部に対しましては、前向きな答弁を期待し、質問に入らせていただきます。

 まず最初に、先月の23日に行われました、県の原子力防災訓練についてお伺いいたします。

 この原子力防災訓練の想定は、志賀原発が地震による事故で放射能漏れを起こし、南西の風に乗り、能登への飛散が予想されるとのことでございました。私たちは、この訓練について、どのような点で疑問が生じるのかなどの監視行動を行いましたが、想定そのものが理解できないところでございます。それは、七尾からバスによる避難者は能登空港及び航空学園に隣接する交流センターへ、志賀町からは西海漁港から船舶により宇出津へ避難をすること、また、門前地区からは小学校の児童が大屋小学校への避難することと、父兄への引き渡しとなっておりました。

 大量の放射能が能登半島へ飛散しようとしているのに、なぜ輪島市や能登町に避難をさせるのか、まるで被曝してくださいと言っているものと思われてなりません。

 そこでお伺いいたします。

 この訓練の前に、市の防災訓練を実施していたところでございますが、スムーズに進めれたとは思いますけれども、災害対策本部の設置から終了するまでの間、30キロ圏内で訓練に参加された方々はどれだけおいでたのか、あるいはまた、先ほども述べましたが、整合性のない避難方法と思います。

 市としてはどのように考えているのか、そして、問題点がなかったのか、あったとするならば、今後どのようにしてその問題点を解消していくのか、以上3点について、そのお考えをお聞かせ願います。

 次に、職員の配置についてお伺いいたします。

 近年は、イベントが多いためか、本庁舎における時間外勤務が非常に多いように感じるところでありますし、職員の家族の方からは「大変遅くまで仕事をして、帰宅が遅くなることが多い」との意見を聞いております。

 合併後、市長が職員定数を大きく削減したことは、皆さんもご存じかと思いますけれども、このような状況からして、適正に職員が配置されているのか疑問でございます。

 そこでお伺いいたします。

 職員の配置について、どのようなお考えを持っているのかをお聞かせ願います。

 また、このような時間外勤務が恒常的に多い状況からして、労働基準法第36条、これは労働時間の上限を規定する条項でございますけれども、時間外労働に関する協定について、遠い昔は協定していたかと私も認識しておりますけれども、現在の本庁や出先機関を問わず、職員の代表者と労働協約を締結しているのかをお聞かせ願います。

 さらに、時間外勤務の縮小を考えたとき、正規職員の採用により、よりスムーズに職務を遂行させるべきではないでしょうか。この点についても、あわせてお聞かせ願います。

 次に、新年度予算の編成方針についてでありますが、その中でも、地方創生事業についてお伺いいたします。

 現在の輪島市は、多くの大型事業を推進しているところでございます。特に輪島中学校の新校舎建設については、本格的に着工するとのことでございます。多額の財源が必要になってくるのと同時に、国や県事業の負担金なども多額になることが予想されます。

 一方、国が推進しております地方創生事業については、全額を国費で賄えれば幸いでございますが、これについても、全額国が負担するとはないと思いますし、不足が生じたときには、市の負担となります。

 そこでお伺いいたします。

 ことしの10月には、市の各界の代表者と何回か協議をし、「“あい”の風がはぐくむ快適・活気・夢のまち」とした、輪島市のまち・ひと・しごと創生に係る総合戦略及び人口ビジョンが策定をされました。

 市の将来の人口について2万5,000人を維持するとの設定でありますが、これを維持しながら、どのような事業を重要として新年度予算に反映させていくのか、その構想についてお聞かせを願います。

 また、きのうの同僚議員の質問に対して、市長は「地方創生は官主導でなく、民主導が大切だ」との答弁であったかと思いますが、私も全く同様の思いでありますし、事業推進に当たりましては、これまで以上に各種団体との連携が必要でございます。

 そこでお伺いをいたします。

 議会からの強い要請があった、各種団体との支援・協力体制づくりについて、10月以降、どのような協議を実施してきたのか、その経過をお聞かせ願います。

 最後に、先日に報道がありましたが、化学及血清療法研究所、いわゆる化血研が製造いたしましたワクチン及び血清剤についてお伺いをいたします。

 熊本県に所在する化血研が、国の承認と異なる方法で血液製剤やワクチンを製造していたとされる問題でございます。この問題は、1974年ごろから製造されていたとのことでございます。

 このことは、化血研の第三者委員会が「歴代理事長ら幹部が不正な製造を認識しながら、虚偽の製造記録を提出し、そして、これを隠蔽してきた」との報告書を公表したことから発覚したものでございますが、このことは、現在の医薬品医療機器法、昔の法で言うならば薬事法でございますけれども、この法に違反する悪質な行為と認定をいたしました。

 そこでお伺いいたします。

 市において乳幼児の混合ワクチン及び対象者の制限がございます肺炎球菌ワクチンなど、その接種が長年続いておりますし、肝硬変の治療に使用される血清剤も含まれると私は認識しておりますが、これまでに輪島市で、これらの薬剤を利用、あるいはまた接種された方々がどれだけおいでるのか、その状況を把握しておいでましたならば、その状況をお聞かせ願います。

 また、これらのワクチンなどが、現在も使用されているとするならば、市民や医療機関に対しての注意を促す周知方法についてもお聞かせを願います。

 以上が私の質問でございますが、ことしの議会も18日で閉会をいたします。閉会後は、年末年始の慌ただしい毎日が続くこととなりましょうけれども、年明けの1月4日の名刺交換会には、元気に出席できるよう、自分に言い聞かせ、そして、皆さんも晴れやかな新年を迎えられるようご祈念を申し上げ、発言を終わります。(拍手)



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 高田議員のご質問にお答えをいたします。

 最初の原子力防災訓練につきましては、防災対策課長から答弁を行います。

 職員の適性配置については、総務課長より答弁をいたさせたいと思います。

 私のほうからは、3番目の新年度予算について答弁を行いたいと思います。

 今日、多くの大型事業に取り組んでいるが、地方創生関係の推進についてはどのように予算上、反映させるのかという、まずお尋ねであります。

 輪島版の創生総合戦略には、「輪島の魅力を活かした雇用の創出」など、4つの政策分野にまとめながら、平成27年度から平成31年度まで5カ年を計画期間として、その詳細には137の事業として計画をいたしております。

 いずれも本市の雇用対策や少子高齢化対策として、基本的なこれまでの進めてきた取り組みをさらに強化するという、そういったものを含めた重要な事業ばかりでありますので、国からは総合戦略に特化した新たな財源などについては、その意味で、まだ不透明ではありますが、新年度予算編成に当たりましては、全体として優先すべき政策と既存の制度との整合性、あるいは財源など、十分な検討を加えためり張りのつくような予算編成を行いたいと考えているところでありまして、そうした中で実現を図ってまいるつもりであります。

 そこで、2つ目には、各種民間団体との支援・協力体制について、9月以降の経過を示せとのことであります。

 10月に策定をいたしました輪島版創生総合戦略でありますが、地元の経済界の皆様を初めとして、幅広い分野から、まずは戦略を固めるに当たって、計画を定めるに当たって参加をしていただきました、15名の委員による輪島市創生総合戦略推進審議会を開催をしてまいりまして、ご意見、あるいは関係団体とのミーティング、市民アンケート、いろいろなものを織り交ぜて策定をしたところであります。

 そこで、その計画推進に当たりましても、当然にして官民を挙げた取り組みが欠かせないというふうに考えております。

 そこで、このような方針のもとで、11月1日には、まず、庁内組織でありますが、輪島市創生総合戦略推進本部を立ち上げまして、総合戦略の4つの政策分野を反映した4部会、4つの柱を中心とした4部会と、その4部会と全体の調整を行うための部会、これを設けまして、全体としては5つの部会にいたしまして、新年度の予算編成に向けて、その基本方針についても確認を今いたしているところであります。

 したがいまして、民間との総合戦略に特化した新たな組織というのは現段階では設けておりませんが、各行政分野において、この観点から各種民間団体の方々と、それぞれの政策ごとに連携をしていく予定をいたしております。

 4番目のワクチンの接種につきましては、健康推進課長から答弁をいたさせますので、私のほうからは以上となりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(森正樹君) 防災対策課長。

     (防災対策課長 薬師富士夫君登壇)



◎防災対策課長(薬師富士夫君) 大きな項目の1番、原子力防災訓練について、初めに、市の30キロ圏内における訓練参加状況を示されたいとのお尋ねでございます。

 12月4日の本会議におきましてご報告いたしましたが、北陸電力志賀原子力発電所から、おおむね30キロ圏内の門前町の全地区と三井地区の内屋及び市ノ坂地区の皆様方に屋内退避訓練を実施していただきました。

 特に剱地地区の皆様方には、ことし新たに整備いたしました剱地原子力災害防護施設を実際に使用した訓練を実施していただきました。

 屋内退避訓練につきましては、事前の案内や当日、防災行政無線、音声告知端末による放送や緊急速報メールなどを通して、該当地区で行ったものであります。

 剱地原子力災害防護施設における訓練につきましては、39名の方にご参加をいただいたところであります。

 次に、全体として、現状と整合しなかった訓練と思ったが、市の考えはどうかとのお尋ねでございます。

 今回の原子力防災訓練は、総じて災害時に即した訓練であったと考えております。

 また、本市独自で実施いたしました剱地原子力災害防護施設における訓練につきましては、複合災害を想定したもので、自主避難による一時移転の実施など、緊急時に即した訓練であったと考えております。

 次に、問題点と今後の解消策を示されたいとのお尋ねでございます。

 あってはならない原子力災害が万一発生したときは、直ちに原発から遠くへ避難する方も多いと予想されます。

 これによる渋滞の発生、地震・津波による道路の損壊、地震による火災の発生に加えて、悪天候が重なることなど考えられます。

 訓練における問題点の1つに、これらの事項全てについて、石川県の訓練想定として盛り込むことは非常に難しい面があります。

 本市では、今回の原子力防災訓練においても、独自に複合災害を想定した避難訓練、初期消火訓練、救急救護訓練、一時移転訓練等を実施しており、今後も引き続き、起こり得る被害を想定した独自の訓練を実施してまいりたいと考えております。

 また、訓練を通じて、国が定める現行の原子力防災指針では、原発において原子力を冷却する全ての機能喪失などで全面緊急事態が発生した場合、原発から5キロ圏内は即時避難、30キロ圏内は屋内退避となっていることなど、原発から30キロ圏内にお住まいの皆様方に原子力災害への日ごろからの備えの重要性を認識していただくことも、大変重要であると考えております。

 以上です。



○議長(森正樹君) 総務課長。

     (総務課長 中山由紀夫君登壇)



◎総務課長(中山由紀夫君) 大きな項目2番、職員の適性配置について、職員の配置が適正とは思わないがどうかというお尋ねです。

 職員の配置につきましては、経常的に生ずる業務量に対して必要な人員に加え、新たに生じた事業の規模や社会情勢の変化等により必要となる人員数を判断し、対応しております。

 加えて、職員一人一人の特性や能力なども勘案しながら、適材適所での配置に努めているところでもあります。

 配置は、原則毎年度4月1日に行っているところでありますが、事業の緊急性などを考慮し、場合によっては、年度途中であっても人員配置の変更や臨時職員を追加するなどし、おおむね適正な配置になっているものと認識いたしております。

 時間外勤務が多く、恒常的になっているが、出先機関を含む各部所において、労働協約の締結がなされているのかとのお尋ねであります。

 適正配置に努める一方で、業務量が時期的に多くなるときや緊急性がある場合などは、やむを得ず時間外勤務での対応をお願いしている状況であります。

 とりわけ今年度は北陸新幹線金沢開業やNHK朝の連続テレビ小説「まれ」の効果を最大限に生かすため、観光課職員を初めとして全庁挙げて鋭意取り組んでいるところであり、休日を返上しての出勤や時間外勤務が多くなっている状況もありますが、何とぞご理解をお願いいたします。

 そこでお尋ねの時間外勤務を命ずる場合に必要な、時間外及び休日の労働に関し定めた労働基準法第36条による協定、いわゆる36協定の締結についてでありますが、本市では輪島市職員組合と締結いたしております。

 現在締結している協定書では、労使双方の変更意思表示がない場合は協定内容の期間が更新されることとなっておりますが、労働基準監督署から36協定については毎年度更新し、締結すべきとの指導もあり、今後、輪島市職員組合とその内容の見直しなども含め協議し、毎年度更新し、締結いたしたいと考えております。

 正規職員の新規採用で、時間外勤務の減少策を図るべきではないかとのご質問ですが、過度な時間外勤務を命ずることは職員の肉体的、あるいは精神的にも負担が重く、体調面での影響が出てくる可能性も高く、時間外勤務の縮減策を引き続き講じていく必要があると認識いたしております。

 このため、所属長に対し、課内業務の進捗状況の把握や業務スケジュールの共有化を徹底させ、効果的かつ効率的な業務遂行ができるよう、さらに周知徹底してまいりますとともに、効率的行財政運営のもと、必要な職員数は確保し、適正配置に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(森正樹君) 健康推進課長。

     (健康推進課長 森 祐子君登壇)



◎健康推進課長(森祐子君) 大きな項目4番、化学及血清療法研究所の製造のワクチンについてお尋ねでございます。

 初めに、輪島市における利用・接種状況はどうかとのお尋ねでございます。

 一般財団法人化学及血清療法研究所が製造販売する主なワクチンは、百日ぜき・ジフテリア・破傷風・ポリオ混合ワクチン、季節性インフルエンザワクチン、日本脳炎ワクチン、B型肝炎ワクチンであります。

 厚生労働省におきましては、一般財団法人化学及血清療法研究所からの報告を受けて精査中でありますが、このうち百日ぜき・ジフテリア・破傷風・ポリオ混合ワクチンと季節性インフルエンザワクチンの2種類につきましては、製品の品質及び安全性等に重大な影響を及ぼす可能性はないと判断したほか、疾病の発生予防及び蔓延の防止を推進するため、本年11月26日までに、出荷自粛を解除する旨の発表を行っております。

 また、日本脳炎ワクチン、B型肝炎ワクチンにつきましても、引き続き厚生労働省におきまして確認調査を進めているところであります。

 市民の皆様方多くが利用する本市及び穴水町の13の医療機関に確認いたしましたところ、一般財団法人化学及血清療法研究所のワクチンを使用している医療機関につきましては、百日ぜき・ジフテリア・破傷風・ポリオ混合ワクチンにつきまして5医療機関、季節性インフルエンザワクチンにつきましては4医療機関、B型肝炎ワクチンにつきましては5医療機関となっており、日本脳炎ワクチンにつきましては全て一般財団法人化学及血清療法研究所以外のワクチンを使用しているということでありました。

 次に、市民、医療機関に対する今後の周知方法を示されたいとのお尋ねでございます。

 各医療機関に対しましては、石川県より石川県医師会、石川県薬業卸協同組合及び石川県薬剤師会宛てに文書で通知が行われており、これらの機関を通じまして周知がなされているところであります。

 また、市民の方々に対しましては、本市のホームページやケーブルテレビで情報提供を行うとともに、子育て情報の発信元である「パパママはっぴーメール」でも配信を行いながら、その周知に努めるとともに、ご相談があれば、その安全性や現在の状況等について説明を行ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森正樹君) 以上で通告による質疑・質問は終わりました。

 これにて質疑・質問を終わります。

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△委員会付託の件



○議長(森正樹君) ただいま議題となっております議案第89号から議案第104号の各件は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△休会の件



○議長(森正樹君) 日程第2、休会の件をお諮りいたします。

 あす16日とあさって17日の2日間は、委員会審査等のため休会したいと思います。これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」というものあり)



○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、あす16日とあさって17日の2日間は休会することに決定しました。

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△閉議



○議長(森正樹君) 以上で本日の日程は、全て終了いたしました。

 次会は、12月18日午後2時から会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

          (午前11時30分散会)

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          (参照)議事日程(第3号)

                         平成27年12月15日(火)

                         午前10時開議

 日程第1 議案第89号から議案第104号まで

      一括議題

      質疑及び市政一般に関する質問、委員会付託

   第2 休会の決定

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                            発総第230号

                            平成27年12月11日

  輪島市議会議長 森 正樹様

                              輪島市長 梶 文秋

     平成27年第4回輪島市議会定例会における説明員の追加委任について(通知)

 平成27年12月4日招集の平成27年第4回輪島市議会定例会における説明員として、次の者を委任したので通知します。

委任した者

 門前総合支所

          番場 誠

 地域振興課長