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石川県 輪島市

平成27年  6月 定例会(第2回) 06月23日−03号




平成27年  6月 定例会(第2回) − 06月23日−03号









平成27年  6月 定例会(第2回)



          第2回市議会定例会会議録

          平成27年6月23日(火曜日)

          (午前10時00分開議)

出席議員(17人)

   1番  下 善裕         2番  高田正男

   3番  鐙 邦夫         4番  森 裕一

   5番  西  恵         6番  一二三秀仁

   7番  森 正樹         8番  漆谷豊和

   9番  竹田一郎        10番  上平公一

  11番  坂本賢治        12番  大宮 正

  13番  椿原正洋        14番  小山 栄

  15番  玉岡了英        16番  橋本重勝

  17番  中山 勝

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説明のため議場に出席した者の職氏名

 市長                 梶 文秋

 副市長                坂口 茂

 総務部長               宮坂雅之

 交流政策部長             坂下利久

 福祉環境部長             北浜陽子

 産業部長               嘉地和春

 建設部長               伊部周二

 建設部技監兼土木課長         野口裕一

 会計管理者兼会計課長         西山豊一

 門前総合支所長            田中昭二

 市立輪島病院事務部長         井上 治

 総務部総務課長            中山由紀夫

 総務部防災対策課長          薬師富士夫

 総務部財政課長            田方利彦

 交流政策部参事兼企画課長       山下博之

 交流政策部観光課長          大西正浩

 福祉環境部市民課長          浦西武司

 福祉環境部環境対策課長        藤田健市

 福祉環境部福祉課長          棟 信子

 福祉環境部健康推進課長        森 祐子

 産業部農林水産課長          中山 隆

 建設部都市整備課長          林平成人

 教育長                吉岡邦男

 教育委員会事務局教育部長兼庶務課長  宮下敏茂

 教育委員会事務局学校教育課長     松山真由美

 教育委員会事務局生涯学習課長     坂口 勇

 教育委員会事務局文化課長       定見充雄

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△開議・会議時間延長



○議長(森正樹君) これより本日の会議を開きます。

 本日の会議時間はあらかじめこれを延長しておきます。

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△質疑・質問(続)



○議長(森正樹君) 日程第1、議案第59号から議案第70号までを一括して議題とし、質疑及び市政一般に関する質問を続行いたします。

 下 善裕議員。

     (1番 下 善裕君登壇)



◆1番(下善裕君) 皆さん、おはようございます。会派勇気の下です。

 平成27年第2回の輪島市議会定例会、質疑2日目です。私から何点か発言させていただきます。昨日から既に同様の質問が出ておりますが、重複する部分もございます。よろしくお取り計らい願います。

 それと、さきの統一地方選で初めての選挙戦に挑みました。市民の皆様からの審判をいただき、当選いたしました。同時に、支援してくださいました皆様、本当にありがとうございます。選挙中、多くの皆様にいただきました期待、期待、頑張れや、期待しとるぞという言葉を背負って、先輩議員の皆様とともにバランス感覚のいい議会運営に努めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 それでは質疑に入りますが、地方創生としての交流人口の拡大に関連した取り組みについてでございます。

 輪島市では、ソフトボールやバレーボールなど多くのスポーツ大会や大型イベントを誘致、開催しております。これは、交流人口がふえ、経済効果にもつながっているということを伺っておりますが、一方、中では宿泊施設、飲食関係の施設の方々の話では、交流人口がふえてたくさん人が来るんだけれども、顧客の需要がある時期にイベント等の受け入れに重なってしまう、せっかく誘致していただいたのに協力できないことがあるんですということを聞きます。輪島市全体で、皆さんでもてなしている中、そういうことがあるとせっかく応援しているのに申しわけないなという話を聞きますが、事前調整をできるだけ早い時間にしていただけないかなという話を伺っておりますが、実際どのような状況かということをお伺いしたいです。

 また、ことしはこれから先もトランポリン大会などもあるようですが、参加者、協力者、あとは受け入れ窓口の方々とどのように対応しているかということをお伺いします。

 また、5年後ですが、2020年の東京オリンピックに向けても地方ではいろいろな競技の誘致を提唱しております。この輪島市においてもさまざまな競技を受け入れれば、できればいいと思いますが、その受け入れに対しても、あっという間に5年間が経ってしまいます。その整備も考えておられるか、また、受け入れる可能性があるかお伺いします。

 北陸新幹線開業やNHK連続ドラマ「まれ」の放映が開始されております。その中で、ここ輪島市の西保地区では、今後の地域活性に向けた計画の中で、2013年に閉校しました西保小学校を利用する一案として、研修や合宿施設にできないかという地域の案がございます。県内外の児童クラブや児童センター、子育て支援団体などからも里山里海の宝庫である能登半島での交流行事の拠点となるような場所を求めていろいろな相談があります。その中で、アウトドアの体験としては福祉、教育、防災などのメニューと組み合わせることで、活動場所はたくさんありますが、その中の1つとして旧西保小学校跡地を利用できないかという相談がありますので、輪島市としてはそのような、市の管理施設ですが、今後の管理をどう考えておられるのかお伺いしたいと思います。

 また、北陸新幹線の開業に伴って、もう放送が終わって3カ月ぐらい経ちます。市民の意識というのはどのような状況か。例えば、アンケート調査をとってみるようなことはしておりますか。また、観光においでる市外の方々のアンケートというのも、もしとっておりましたら集約してみたらいいと思います。それはどうなっておりますか。

 続きまして、関連ですが、北陸新幹線の開業に伴って東京始発の新幹線で金沢に9時過ぎに到着し、輪島直通スーパー特急というバスで11時ごろ輪島へ到着するわけですけれども、それから朝市を観光した後、どのようなコースを提供していますか。その後どう過ごしておられるか調査しておりましたらお聞かせ願います。

 今後の新たな戦略等々ありましたら、お聞かせください。

 総じて、地方創生としてのさまざまな取り組みが政策として提唱されていますので、市民協働の知恵比べでアイデアを引き出し、行動を起こしやすい仕組みを構築するように提案します。これはお願いでございます。

 続きまして、防災・減災に対する取り組みでございます。

 先日、梅雨入りということを報道で聞きましたけれども、場所によっては豪雨のところもございますが、総じて雨が少ない状態でございます。ただ、この時期でございますので、いつどこで雨が降るとも限りません。豪雨災害防止には万事対応したいところではありますが、当輪島市を初め、能登半島というのは上流域、中流域、下流域が距離的に近いため、災害が発生すると影響が到達する時間も早く、また、影響も受けやすい地形になっています。

 先月、天皇皇后両陛下をお迎えし、石川県内で開催されました全国植樹祭のところでも話がありましたが、森林、林業の機能は地球環境の最も重要な部分の一つでもあり、地球上でその適正な管理、保全が必須であると言われましたが、人々の生活がそこから離れると保全管理も行き届かなくなり、崩壊、崩落が発生しても被害が報告されにくく復旧されない、そういうケースが多々ございます。

 これも県内ですが、手取川上流で発生しました災害のように、生活には早急に影響はなくとも、流域全体に被害が及ぶ事例は各地で起こっております。近年の自然災害による生活被害を多く見聞きしますが、いずれにしても国土保全上、また、環境保全上、林地、農地の適正な機能管理が漁業に及ぼす影響も大きいところでございます。農林、漁業と土木、防災等が連携した荒廃地調査や環境調査を実施し、流域連携の防災・減災対策に取り組むことが必要ではありませんか。

 また、地域住民への防災意識の向上として、子供たちや中高生を交えた取り組みをやるのはどうでしょうか。命を守る防災教育を子供たちから発信し、中学生、高校生には率先力となる防災リーダーとして地域住民が身近に頼れる地域力になってもらいたいと思います。また、学校行事に地域を呼び込むことによって地域同士が顔見知りとなり、連携することによって防災力が向上すると考えます。

 私からは以上の質疑でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 皆さん、おはようございます。

 昨日に続きましての質問でございますけれども、本日は5名の方がそれぞれ一般質問ということでございます。

 最初に下議員からのご質問でございますが、お答えをしてまいりたいと思います。

 1番目のご質問につきましては、地方創生としての交流人口の拡大に関連し、輪島市が誘致するスポーツ大会、大型イベントなどの参加者、関係者の宿泊施設の確保状況についてお尋ねがございました。

 本市で実施されております大きなスポーツ大会、あるいはイベントについて幾つか申し上げますと、スポーツ大会では「全日本競歩輪島大会」、また、「西日本トランポリン競技選手権大会」、北國新聞者が主催をして非常に大きな効果を上げておりますのが「ツール・ド・のと400」、また、本年度開催予定のもので申し上げますと「日本スポーツマスターズ」がありますし、イベントとしては「市民花火大会」、「輪島大祭」、「あわびまつり」や「かにまつり」、また、「千枚田あぜのきらめき」や「ぜんのきらめき」、また、先月開催をして来年以降に大きな期待がされるものが「峨山道トレイルラン」、これは、北海道から沖縄まで、非常に全国から多くのランナーの方が集まってくれました。また、つい先日でありますけれども、北信越高等学校体育大会のソフトボール大会が門前を会場として行われました。

 こうしたさまざまな大会、イベントが開催をされますと、多くの皆様方に本市で宿泊をしていただこう、そんな思いでいっぱいでありますけれども、宿泊施設の確保については全体の宿泊パイ、現状ではおよそ2,500名ということになっておりまして、その大会やイベントに限定をして確保するということになりますと、通常の、一般の観光客の皆様、これも増加をいたしておりますので、必ずしもそこがうまく、需要と供給のバランスがうまくいくということにはなかなかなりません。

 そこで、各大会やイベントの実行委員会の皆さんもそのことに大変努力をしておられますし、輪島市としてもその間に入って調整も行っているところであります。そして、さらに子供たちの大会なども含めまして、料金の統一化といったことなどについてもいろいろと協議もいたしておりますけれども、いずれにしても、宿泊者の皆さん方の要望に応えられる努力はしっかりと引き続きしていかなければならないという状況にあります。

 また、特に近年でありますけれども、小・中・高、それぞれの合宿、あるいは大会についても、各スポーツクラブの皆さん方も積極的に輪島で大会開催という、そんな動きをいたしておりまして、一部の民宿、旅館などでは学生用の方々に対する統一料金、統一料理、そういったことを目指していろいろ努力もしていただいているということであります。

 それから、オリンピック2020年に向けて、合宿地の候補として輪島はどういう動きをしているかということがありましたけれども、昨日、また新たにソフトボールについても今度のオリンピックでその可能性が出てまいりました。こういったことも含めて、また十分に内部でも協議をしていきたいと、そのように思っております。

 そこで、こうした対応について市が管理する既存の施設を有効利用できないかどうかというお尋ねもありました。

 これまで進めてまいりました小・中学校の統廃合に伴って生じました旧学校施設、現在旧西保小学校を含めますと9施設があるわけであります。特に、この旧西保小学校については平成4年に建設をいたしまして、平成25年に閉校ということになったわけでありますけれども、建物の耐震性の問題なども十分にクリアして、施設も古くないという状況であります。その施設の利活用ということでお話をいただいたわけでありますけれども、これは昨年の西保地区の市政懇談会の中でもお答えをいたしたところでありますけれども、地域の皆様方のご意見、ご要望というものを十分にお聞きした上で進めなければならないというふうに申し上げてまいりました。

 とりわけ西保地区については、朝ドラ「まれ」の舞台となったことも含めて大きく脚光を浴びているという状況であります。そういうところに、昨日も申し上げましたけれども、国の重要文化的景観の選定に向けて、輪島市として1月に申請をいたしておりました「大沢・上大沢の間垣集落景観」についてでありますけれども、文部科学大臣の諮問機関であります文化審議会から、審議の結果これを重要文化的景観として選定すべきものというふうに文部科学大臣に答申がなされたところであります。

 こうした追い風の中で、西保の全7地区で立ち上げられた団体、「西保希望の住処(すみか)」という名称であるそうでありますが、この活動拠点として旧西保小学校を利活用するということについてのご提案もありましたけれども、できるだけ地域全体の意見が統一をされて、その中でそういうご意見であるということであれば、その利活用について私どもも、ともに対応してまいりたいと思います。

 次に、新幹線、朝ドラ「まれ」の放映が開始される中で、住民意識はどのように変化しているかとのお尋ねでございました。

 この、新幹線と朝ドラ「まれ」の放送開始によりまして、4月以降、本市へ訪れる観光客の方々は大きく増加をいたしております。まさしくその効果が顕著にあらわれているものと考えております。市内においては、まれポスター、あるいはまれ関係の上り旗、これを500枚、あるいは800本用意して市内のにぎわいを創出するとともに、おもてなしに対して市民の方々の意識高揚ということについて、とりわけお願いをしているというのが現状であります。

 そこで、観光客の皆様が感じる石川県、あるいは能登半島についてのアンケートの件でありますけれども、これは、実は現在、県が主体となってそのアンケートを実施いたしておりますので、その結果をもとにしてさまざまな今後の取り組みへとつないでまいりたいと思います。

 また、新幹線開業に合わせて運行を開始することといたしました、金沢・輪島間ノンストップで走る輪島直通スーパー特急バスについてであります。

 まだ十分な宣伝効果が行き渡っていないと思われるのが、利用状況であります。現在、1台平均でおよそ12名ということであります。通常の定期観光バスについては増発もあるということをお聞きいたしておりますけれども、このスーパー特急についてはそういう状況であります。今後とも周知を図りながら利用率向上に努めてまいりたいと思います。

 まれ効果が一過性にならないように、官として、行政としてできることについては精いっぱい取り組みたいと。昨日も申し上げましたけれども、輪島市全体の予算のうち6億8,600万円という金額を、輪島市としては商工業対策、あるいは観光対策につぎ込んでおりますので、精いっぱいできる努力はしてまいりたいと思いますけれども、こうしたおもてなしの向上であったり、あるいは物産の問題も含めまして、業界のほうも業界なりに精いっぱいの努力をしていただく。その2つの力が初めて相乗効果を生み出し、大きな効果につながってくるものであると、そのように考えておりますので、ぜひともその点のご理解もお願いいたしたいと思います。

 防災・減災に対する取り組みについてでありますけれども、この後防災対策課長から答弁をいたさせることにいたします。

 私のほうからは以上であります。



○議長(森正樹君) 防災対策課長。

     (防災対策課長 薬師富士夫君登壇)



◎防災対策課長(薬師富士夫君) 大きな2番、防災・減災に対する取り組みについて、1番目、農林漁業と土木防災等が連携した荒廃地調査や環境調査を実施してはどうかとのお尋ねでございます。

 農林漁業関係につきましては、中山間地域等直接支払制度や森林環境保全整備事業などにより、洪水や土砂災害の防止、環境保全の維持、回復に努めております。土木関係につきましては、月に一度、公共土木施設の巡回点検を実施し、加えて豪雨、豪雪、地震等の災害が発生時にも地元パトロールを行っております。施設の異常などの早期把握に努めております。

 この巡回点検におきましては、農地、河川、建物などの異常を発見した場合、速やかに担当課に報告、提供を行っております。早期に対応につながっていくという体制を整えております。今後ともこの体制を継続し、防災、減災を推進してまいりたいと考えております。

 次に、2番目といたしまして、地域住民への防災意識の向上として子供たちや中・高生を交えた取り組みはどうかとのお尋ねでございます。

 本市では、子供たちや中・高生の防災意識向上の取り組みといたしまして、保育所、幼稚園、学校で行う避難訓練のほか、「いざ、カエルキャラバン!」の参加促進や中・高生における防災士資格取得の推進、公民館における宿泊体験の際には防災に関する講話などを行っております。このような取り組みを行うことが、子供たちや中・高生の防災意識の啓発及び向上につながっていくものと考えております。

 防災意識の高い子供たちや中・高生が積極的に地域の防災活動に参加することで、地域の大人たちの防災意識向上に影響を与えることとなり、結果としてそれが地域防災力の強化に結びついていくものと考えております。

 以上でございます。



○議長(森正樹君) 椿原正洋議員。

     (13番 椿原正洋君登壇)



◆13番(椿原正洋君) 私も本会議に質問させていただきます。

 この4月に、会派自民青雲クラブから拓政会に入りました新入会員でございます。直球勝負でひとつお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 現在、国政では重要法案、安保法案が審議中ということで、昨日でしたか、国会も大幅な延長があったということです。そして、年金などの問題、また、労働者派遣法とか、選挙年齢を18歳以下に引き下げる法案、これ衆議院可決したということであります。いずれも私たちにとっては重要な案件ではありますが、しかし、私たちの地域、この地域においては、それ以上に、今地域が消滅するかしないかの大きな瀬戸際というか、問題を抱えているというように思っております。

 石川県の統計情報室から出されている資料によりますと、あと25年で輪島の人口が1万5,000人になってくると。2015年、今現在では2万7,000人強でありますが、奧能登2市2町では6万7,000人強いるものが、50%以上減ってくるし、高齢化率も50%以上超えてくるという推計がもはや出されております。どのようなすばらしい施策、施設が完備されても人がいなくなっては宝の持ちぐされになるというように思っております。

 今、私たち地方の喫緊かつ大きな課題は人口減少の問題であります。この問題を解決しない限り私たちの将来、地域づくりはないというふうに思っております。そのかなめが雇用と子育て環境の整備であります。雇用を充足させるには企業誘致も大切ではありますが、市内経済の活性化が必要不可欠であると思っております。

 その地域人口の中心として、輪島の主産業であります漆器と観光、主産業が元気になるとともに第1次産業の6次産業化を図って、国などからの公共事業への投資を優位にしていくと、市全体で浮かび上がってくる、そういうことが大切だと思っております。つまり、輪島塗を核とした施策を展開し、「漆のことなら輪島へ」を広義的な解釈のもと、地域振興策として推し進めるべきであると、声を大にして訴えさせていただきたいと思っております。

 そのためには、市全体の協力体制の構築というのは必要であります。もちろん、十分な議論のもと前へ進めていかなければならないと思っております。石川県も、10年後の石川の将来ビジョン決定に向けて議論が始まったばかりであるというようにお聞きしております。2万7,000人のまちづくりと1万5,000人のまちづくりでは議論も施策も大きく違ってくると思っております。そこで伺いますが、地方創生についてであります。

 誰しもが感じるように、このまま何もせず人口問題に取り組まなければ、人口減少が続き、東京一極集中がますます加速し、消滅都市と言われているものがあらわれてくると。このことへの危機感から地方創生が叫ばれるようになったと思っております。このことから、政府は2014年に示された50年後の日本の人口推計1億人としております。人口減少を抑える施策をこの地方創生予算で展開していくということであります。

 ちなみに、何もしなければ7,000万人になってくるという予測も出ております。したがいまして、輪島市を今後どのような方向に進めていくのか、輪島市民の安心・安全はこの事業を通して守れるのか、また、老後を安心して住み続けることができるのかを市民は行政などにお聞きしたいんじゃないかと思っております。

 私の前々からの持論ではありますが、選挙戦を通じて訴えてきたことでもあります輪島塗を核としたまちづくり以外にはないと思っております。もちろん幹は1本ですが、しっかりとした幹にはしっかりとした枝葉が存在し、美しい花を咲かせ、立派な実もなると思います。とにかくこの幹をしっかりと根づかせることが、今、肝要ではないかと思っております。そのための輪島版地方創生事業を、国が提示した多くのメニューの中から種々選択し、事業効果があるように知恵を出し、汗をかかなければならないと思っております。

 昨年、提案された予算額では1,000億円強の規模ということでありますが、まだまだ多くのメニューが多岐にわたって国から示されているというふうに思っております。なぜ、このような地方創生に至ったのか、この背景と内容といいますか、市民にまずご理解できるようにかみ砕いて簡潔にお示しをいただきたいと思います。そして、輪島市が、市民が進むべき方向性や的確な進路をお示しいただきたいと。

 くどいようですが、なぜ私が輪島塗にこだわるかといいますと、輪島塗の歴史そのものが私は輪島市の生い立ちでもあるというふうに思っております。そして、輪島塗は貴重な文化で唯一の国指定文化財でもあります。そして、大きな観光資源でもあります。国宝級のものを制作する提案も以前させていただきました。漆の文化財修理システム構築や、発掘調査などの提案もさせていただきました。これも全て地域の特性を生かした地域振興の提案であります。ご理解をいただきたいというふうに思っております。

 次に、輪島塗と同様にこだわってきたことでありますが、私にとって苦節18年といいますか、待ちに待ったことがついに起こりました。剣道用語で、明鏡止水の心構えで、千里の道も一歩からの例えでありますが、武道館、武道場の文字が今議会の説明の中で言われております。こつこつと地道に言ってきたことが、努力が報われたかなという感であります。大変ありがたい出来事ではありますが、二、三、少し提案をさせていただきたい。

 先日の議員全員協議会で、輪島中学校の新校舎基本設計図が提示されました。校舎棟などを含め、数々の基本図面が掲載されておりました。そこで伺います。

 学校施設の認識であるということは重々承知であり、認識をいたしておりますが、生涯スポーツ推進の観点から、武道場を含め、テニスコートや全天候型の広場、こういった施設を一般に広く開放していただきたく提案をするものであります。それは、一般の人たちや競技団体等もその利用がスムーズに行えるように創意工夫していただいて、利便性の向上を最大限図っていただきたいということであります。

 また、武道館やテニスコート、こういったものが協会とか連盟、専門家などに広く意見を聞いていただきたいなというふうに思っております。なぜかといいますと、特に素足で、はだしで練習を行う剣道などは、特別な床の仕様が求められております。なぜかといいますと、素足で行う競技であるため、床に直接踏み込んだときなどスプリング機能など十分でないと、足とか膝を痛めてしまう危険性があります。

 また、建物内部の仕様、備品などを含めて、競技者や武道団体、広くその専門家の意見を聞いて利便性の向上を図っていただきたい。できれば、こけら落としなどの催しもあわせて検討できればなというふうに思っております。

 次に、道徳教育について教育委員会の見解を二、三、伺います。

 政府、自民党は、道徳教育の教科化を目指し、取り組みを始めております。国づくりは人づくりからを念頭に、道徳教育の重要性を訴えております。どちらかといいますと、今までの道徳の時間は主要教科の履修不足を補うために使われたり、適切な指導書が不足していたということで、的確な指導ができていなかったとお聞きいたしております。道徳教育は、国づくりのかなめであります。人づくりをおろそかにはできないと思っております。私たちを含め、道徳教育にもっと関心を示し、しっかりとした対応をすべきであると思っております。

 そこで、伺います。第1に、小・中学校のいしかわ道徳教育推進事業について、この事業内容を簡潔にお示しいただきたいと思っております。第2に、文部科学省が発行しています「私たちの道徳」の本でありますが、学校において採用、利用状況はどういうふうになっているのかお伺いしたいと思っております。

 また、この道徳教育については、家庭などにその感想や評価を求めていると思っておりますが、生徒や保護者及び先生方の評価はどういうことが出ているかお伺いいたしたいと思っております。

 輪島市の教育委員会では、たくましい子供を育てる、みずから進んで学ぶ子供を育てる、目標がはっきりいたしていますし、具体的学習方法を実施しているということで、余り心配はしてはおりませんが、いじめ問題に的確に対応できる体制を整えるとともに、道徳を特別の教科として、道徳教育の充実を図っていただきたいとの思いが文科省にはあります。さらなる教育の充実に向けての考えをお伺いします。

 最後に、石川県は子育て支援に関する県民の意識調査を実施し、計画の策定と、策定後の意見を広く県民から求めています。まず、この調査結果について少し伺いたいと思います。

 この子育て支援の新制度で、切れ目ない支援策を講じ、社会全体で取り組みを進めるというプラン推進の基本目標があります。平成25年12月のプラン策定前に、県民から結婚や子育てに関しての意識調査が実施されました。その調査結果を簡潔にお示しいただきたいと。また、ことし3月にエンゼルプラン2015に対するパブリックコメントが求められておりましたが、どのような意見が出されましたか簡潔にお答えいただきたいと思っております。

 次に、県のそのエンゼルプランに基づく子ども・子育て支援制度が今年度4月よりスタートいたしましたが、新制度の周知や具体的施策をお伺いいたしたいと思います。

 新制度、始まったばかりなのか、周知もいま一つの感があります。なぜかといいますと、ことし3月に実施されたパブリックコメントの回答もゼロの状態であると聞いております。大変よい制度も知れ渡らないと無用の長物となります。輪島版のエンゼルプランの周知を含めた具体的施策の説明を求めたいと思っております。

 次に、情報機器を活用した子育て支援について伺います。

 「パパママはっぴーメール」の利活用状況でありますが、輪島市は数年前から県内初の取り組みとして、パパママはっぴーメールを実施されてきましたが、利用状況や利用者などの評価はどうかお伺いします。

 この制度は、予防接種の時期や子育ての相談窓口などを案内し、忙しい子育ての手助けとなっていることは事実でありますが、行政側からの一方通行の情報提供ということで、一部不満の声もあります。保護者などと相互通行となるように再検討していただきたい。さらに、子育てについてトータル的な対応を要望するものでもあります。つまり、子育てのワンストップサービスの実施であり、育児、予防接種、病気対応などなど、一元的に取り扱う仕組みを検討していただきたい。もちろん、情報機器の活用を図り、対応策を練り上げていただくということも肝心ではないかと思っています。

 県内の自治体の中では、予防接種や定期健診など妊婦から5歳児に必要な情報が利用者に配信され、子供の発育状況を記録し、グラフ化までできるというような自治体もあるそうであります。いわゆる母子手帳のiPad化といいますか、タブレットの端末を配付して行っているということであります。どんなことが子育てて困っているのか解決することが、住みやすいまちづくりの一歩でもあります。しっかりと検討をしていただきたいと思っております。

 最後に、市の政策、100%ではありませんが、不足分は市民の声を聞いて100%にするという意味では不十分でもありません。税金ゼロ円、医療費、教育費ゼロ円、介護費ゼロ円、公共料金ゼロ円は、とてもとても頼もしい世界ではありますが、現実的ではないというふうに思っております。最大公約数ではありませんが、市民の皆さんが幸福と感じるビジョン策定と政策の実施をお願いし、質問を終わります。

 以上であります。



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 椿原議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、地方創生予算で何を行うのか、その背景と内容を簡潔に示せとのお尋ねであります。

 地方創生は、近年急速に進展する少子高齢化に的確に対応し、人口の減少に歯どめをかけるとともに、東京一極集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保し、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、昨年11月にまち・ひと・しごと創生法が施行され、国、都道府県、市町村におきまして、その総合戦略を策定するよう求められたものであります。

 総合戦略は、各自治体において中長期にわたって推計をした人口ビジョンのデータをもととし、国が示す雇用創出や少子化対策など4つの基本目標、つまり、1つ目は地方における安定した雇用を創出すること、2つ目は地方への新しい人の流れをつくること、3つ目には若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえること、4つ目には時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携する、この4つの基本目標を柱といたしまして、それぞれの地域の個性や特性を生かした政策に数値目標を設定いたしまして、平成27年から31年、5カ年間にわたり実施しようとするものであります。

 また、策定に当たりましては、幅広い分野からのご意見を取り入れたり、各年度において政策の評価検証を実施するといったことが義務化されております。そこで、今後取り組もうとする輪島版創生事業を示せとのことでありますが、輪島版創生事業の内容については、現在、輪島市創生総合戦略推進本部の中で、3つの部会、つまり、1つは総合戦略策定部会、2つ目には産業振興部会、3つ目に少子化対策部会、この3つの部会を構成いたしまして、本市にある課題と地域特性を把握し、強みを生かすことを念頭として総合戦略展開の基軸や、4つの基本目標のテーマを設定し、関連事業などの精査を鋭意行っているところであります。

 今後ですが、7月中を目途としまして、素案を作成したいというふうに考えているところであります。議会におきましても、ご審議をいただき、ご意見を反映させた上で、産業界、教育機関、金融機関で構成する予定の輪島市創生総合戦略推進審議会にお諮りをし、本市の創生総合戦略を確定、策定してまいりたいと考えております。

 2番目の項目の武道館を含めた新輪島中学校の問題につきましては教育部長から、道徳教育につきましては学校教育課長から、そして子育て支援につきましては福祉課長からそれぞれこの後答弁をいたさせます。

 私のほうからは以上であります。



○議長(森正樹君) 教育部長。

     (教育部長 宮下敏茂君登壇)



◎教育部長(宮下敏茂君) 大きな項目2番、輪島中学校新校舎建設に伴う武道場の設置についてのうち、1つ目の施設を一般開放し、管理運営については工夫を凝らし、利便性を図っていただきたいについてお答えいたします。

 学校施設につきましては、社会教育法において、社会教育のために一般利用に供することが努力義務として定められておりますので、輪島中学校新校舎に建設を予定しています武道場、体育館、テニスコートなどの体育施設につきましては、一般開放を行う予定であります。

 その利用形態についてでありますが、本来、学校教育を行うための施設でありますので、授業や部活動を優先することとなります。ただし、学校教育上支障がない限り、市民の皆様が利用しやすいように、土日祝日や夜間の利用も考慮するなど管理運営面で工夫し、利便性を図ってまいりたいと考えております。

 2番目の実施設計に当たっては武道特有の床仕様などが必要でありますので、競技者や武道団体及び専門家などの意見を幅広く聞いて、設計に当たっていただきたいについてお答えいたします。

 実施設計につきましては、学校施設としての武道場の機能を優先しながらも、さまざまな武道仕様に対応できますよう競技者や武道団体、及び専門家などの意見を求める機会を設けながら実施設計を進めてまいりたいと考えておりますので、ご協力、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(森正樹君) 学校教育課長。

     (学校教育課長 松山真由美君登壇)



◎学校教育課長(松山真由美君) それでは、大きな3番、道徳教育について、いしかわ道徳教育推進事業についてお答えさせていただきます。

 この事業は、石川県からの委託により実施されるもので、県内19市町の30校が推進校として指定されております。本市では、南志見小学校と輪島中学校が指定されております。なお、この推進校では、学校の実態に合わせて以下の6点の実践研究が求められております。

 まず、1点目としてアクティブ・ラーニングを取り入れた問題解決的な学習の実践、2点目として石川版道徳教材や、石川版道徳教材映像資料を活用した授業の工夫、3点目としまして文部科学省が発行しております「私たちの道徳」を活用した授業の工夫、4点目として地域教材やゲストティーチャーの活用、保護者参加型の授業等を取り入れ、家庭や地域との相互連携を図った授業の工夫、5点目として地域の特色を生かした教材の開発と活用、最後に6点目として、家庭・地域との連携や小・中学校が一体となった取り組みであります。以上の取り組みを、人と地域を生かした道徳教育講座において、その実践を発表することとなっております。

 次に、2点目の文部科学省発行の「私たちの道徳」についてですけれども、文部科学省発行の「私たちの道徳」につきましては、現在、本市では全児童・生徒に配付し、全ての小・中学校の道徳年間指導計画に位置づけて計画的な活用が図られております。家庭への持ち帰りにより、家族を含めて道徳について考える取り組みなども行っているところでございます。

 以上です。



○議長(森正樹君) 福祉課長。

     (福祉課長 棟 信子君登壇)



◎福祉課長(棟信子君) 大きな項目の4番の子育て支援について、1点目は子育て支援に関する県民の意識調査などの結果についてのお尋ねでございました。

 石川県は、いしかわエンゼルプラン2015策定のため、昨年12月に結婚や子育てに関する県民意識調査を県内の満20歳以上40歳未満の男女3,000人を対象に実施いたしております。県民の意識の状況として、結婚、出産につきましては未婚者の約7割が結婚を希望し、2人以上の子供を希望する夫婦が6割を超えている状況でありますが、晩婚化、少子化により現実との乖離があること、子育てについては約6割が子供を育てることに対する不安を持っていること、働き方については約半数の方が仕事を優先するという調査結果になっております。また、いしかわエンゼルプラン2015策定についてのパブリックコメントにつきましては、特に意見はなかったとのことであります。

 2点目は、県エンゼルプランに基づく子ども・子育て支援新制度が平成27年度よりスタートしましたが、新制度の周知や具体的施策をお伺いいたしますとのお尋ねでございますが、いしかわエンゼルプラン2015に基づく子ども・子育て支援計画の具体的施策は、結婚、妊娠、出産、子育て、働き方の4体系で6つの施策の柱からなっており、主な事業として縁結びist事業の拡大、子育て支援総合アドバイザーの配置、高校での乳幼児との触れ合い育児体験実施事業などがあります。今後、本市に関する事業につきましては、広報わじまや本市ホームページを活用して周知してまいりたいと考えております。

 3点目は、輪島版エンゼルプランをお示しくださいとのお尋ねでございますが、本市では、「いしかわエンゼルプラン2015」に相当する計画として、子ども・子育て支援を総合的に推進することを目的とした輪島市子ども・子育て支援事業計画を本年3月に策定いたしました。内容につきましては、平成25年10月に実施したニーズ調査に基づき、保育所や認定こども園、地域子ども・子育て支援事業における量の見込みと確保の内容、実施時期について平成31年度までの計画をまとめたものとなっております。

 今回策定いたしました輪島市子ども・子育て支援事業計画に基づき、子育て支援の量の拡充と職員の配置改善や、放課後児童クラブの充実など質の向上を目指し、質と量の両面から効果的な子ども・子育て支援を行うことにより、全ての家庭が安心して子育てでき、育てる喜びを感じられるような子育て施策の推進に努めてまいりたいと考えております。

 次に、4点目として情報機器を活用した子育て支援について、情報提供及び問い合わせに対する対応として、1つ目はパパママはっぴーメールの利活用状況について一方通行になっていないのか、2つ目は子育てなどについてのトータル的な対応についてのお尋ねでございます。

 子育て情報配信サービスのパパママはっぴーメールにつきましては、母子健康手帳交付時にその周知に努めております。平成27年6月15日現在の登録件数は133件となっており、毎月1回の定期配信と、必要に応じ臨時に情報配信を行っております。その内容につきましては、本市で実施する健診や予防接種、子育て全般に関する最新情報などを配信しており、今後におきましても、訪問や健康相談などで受けた相談事例を子育てのワンポイントアドバイスとして紹介するなど、タイムリーな情報提供に努めてまいりたいと考えております。

 また、広域財団法人いしかわ子育て支援財団が、専門相談員を確保して子育てメール相談を行っており、これにつきましても市民の皆様方へのさらなる周知を図ってまいりたいと考えております。なお、本市では、機器を活用した情報提供だけではなく、輪島市子育て支援センターなどにおきましても、ケースに応じた相談、助言などを行うことにより、総合的な対応を実施いたしております。

 以上です。



○議長(森正樹君) 椿原正洋議員。

     (13番 椿原正洋君登壇)



◆13番(椿原正洋君) 1件だけ再質問というか、確認も含めて市長にお願いします。

 地方創生、今後の取り組みということなんですが、7月中に素案ができるということで、各種の審議会等々に諮られると。市役所内外も含めてでありますが、議会も今、森議長のもとで地方創生の特別委員会が最終日に設けられようといたしております。大変大きな、重要な課題でありますので、積極的に執行部側との情報交換といいますか、議論の場を、今後ぜひ設けていただきたいということの確認でございます。

 以上です。



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 椿原議員の再質問といいますか、確認でございますけれども、当然、私どもとしてはかなり頻繁に地方創生のありようについて、部会などで議論をいたしております。議会のほうでの特別委員会設置等のことが、同様趣旨であったり、あるいは議会としても地方創生のありようについて、今後いろいろな形で議論をしていただくということになるわけでありますので、そこは同じ目標、共通意識を持ってしっかりとその問題を情報共有して取り組みを進めてまいりたいと思っておりますので、特別委員会の開催時にはその進捗状況も含めて的確にご報告ができればと、そのように考えております。

 よろしくお願いします。



○議長(森正樹君) 坂本賢治議員。

     (11番 坂本賢治君登壇)



◆11番(坂本賢治君) 改選後、初めての市議会定例会、私も提出議案並びに市政一般について質問をさせていただきます。

 質問に先立ちまして、この春の市議選、私も多くの市民の皆様方の信任をいただきまして、累計8回目の当選をさせていただきました。与えられた任期、しっかり活動してまいりたいと思っております。

 それでは、質問に入ります。まず、ナンバー制度について伺います。

 このマイナンバー制度は、行政サービスの効率化などを目的に住民票のある全ての国民に12桁の番号が通知され、年金などの社会保障と納税及び災害対策等の情報を一元管理するものだと言われております。この10月には全ての方にその番号が通知され、来年1月から運用を開始するとのことであります。このマイナンバー制度、何のために、誰のためになるのか、多くの市民の皆さん方にもまだ理解ができていないように思います。まず、このナンバー制度についての説明をお願いいたします。

 先ごろ、日本年金機構から年金番号を含めた個人情報が流出をし、今まさに大きな社会問題ともなっております。国民の個人情報を一元化することには、大きなリスクがあると言わざるを得ません。既にマイナンバー制度を導入している先進国においても、今、見直しを進めていると聞いております。ヒューマンエラーを含めて、どんなセキュリティーの対策をとっても、個人情報を完全に保護することは不可能と思っております。現段階では、行政における特定の項目だけとなっておりますが、将来的には預金口座などの情報も一元化の対象としているようです。

 国民全ての個人情報の一元化を図るマイナンバー制度は、行政サービスの効率化はあるといたしましても、それ以上に個人情報の漏えいによるリスクがはるかに大きいと思われます。来年1月からの運用について、全国の自治体や企業においての対応がおくれているとの調査結果も出ております。輪島市としての現状での取り組み状況を示していただきたいと思います。

 次に、大型遊具等整備事業について伺います。

 この事業が報道された段階で、市民の間からも大変大きな関心を持たれている事業でもあります。昨日からの同僚議員の質問、あるいは答弁でも、おおむねの理解はしておりますが、私からは1つの提案をさせていただきたいと思います。

 ことしに入り、輪島市とご縁のある方が朝市通りに面した3階建てのビルを購入いたしました。その1階の一角に、能登ヒバ、通常この輪島ではアテと言われている材料を使って、スピーカーも含めて、オーディオリビングルームを使用した部屋をつくっております。

 また、近い将来には地元のアテ材、能登ヒバ材を使って、地元の木地屋さん、あるいは木工所と連携して木のおもちゃをつくって、1階部分に一般市民の方、子供連れの方に開放したいという企画がございます。それを全国に向けて販売、あるいは情報発信をしていきたい、そんな構想であります。そこに訪れる子供たちには、木の温かみを知ってもらいながらのウッドスタートを実現させるものであります。名づけて「子どもの杜」というそうであります。

 今回、2億円の予算で整備する大型遊具の整備については、もちろん木製の遊具もあろうかというふうに思います。ぜひ、地元産材、能登ヒバと地元の木地職人がつくる木製遊具を地元で調達できないかという提案であります。もちろん、木地職人が遊具の設置、整備まですることは難しいかというふうに思いますし、また一方で、工期の問題もあろうかというふうに思いますけれども、輪島、石川県の地元産材を利用して、輪島の木地屋、木工所等で木のおもちゃをつくって設置する、そういう情報を全国に発信するには絶好の機会かというふうにも思っております。私の提案に対しまして、市長の見解を伺いたいというふうに思います。

 次に、石川北部RDFセンターについてお伺いをいたします。

 過日、石川北部RDF広域処理組合が2022年度、すなわち7年後までには廃止するとの報道がありました。輪島穴水環境衛生施設組合においては、他地域とおくれて平成23年度から一次処理したものを搬入しているかというふうに思います。これまで、輪島穴水環境衛生施設組合でも多額の経費をかけて1次加工処理施設を稼働させて、まだ5年目であります。

 先般の市長答弁にもありましたけれども、このRDF施設においての処理費用は、一般焼却施設での処理費用に比べますと約2.5倍の経費がかかるということであります。かねてからこのRDF施設においての処理には、議員からも懐疑的な意見が多々あったように記憶をしております。

 そこで、7年後までに廃止としておりますが、全加入組合5組合のうち、輪島穴水環境衛生施設組合としての今後の対応を示していただきたいと思います。また、組合との調整も必要かというふうに思いますが、条件が整えば1年でも早く廃止すべきかと思いますが、あわせて市長の見解を伺います。

 次に、地域おこし協力隊について伺います。

 一昨年から地域おこし協力隊として、何名かの職員が各課に配属されております。その方々のこれまでの活動実績と今後の活動方針について示していただきたいと思います。また、昨年度、生涯学習課で採用されたスポーツ振興室に配属された方々の活動実績と、今後の活動方針についてもあわせてご報告をお願いします。

 地域おこし協力隊の皆さんには、輪島の地域おこしに大きな期待を寄せるものでもあります。輪島は今、北陸新幹線金沢開業とNHKの朝ドラ「まれ」の放映効果で久しぶりににぎわいを取り戻しております。朝ドラの効果はおおむね半年後というふうに言われておりましたけれども、今回のまれ効果は、この輪島においてはすぐにあらわれたように思います。朝ドラの放映から約3カ月、観光関連団体を初め、行政当局も既にこれから後のことを考えた取り組みをされていることと思います。

 先日は、観光協会の総会があり、新役員の選出があったように報道で拝見いたしました。観光協会におかれましては行政と一体となって、観光振興により一層のご尽力を期待するものでもあります。また、私も輪島に思いを寄せてくれている方々としっかり連携しながら、輪島で新たに起業したいと思っている若者たちとのかけ橋になれればと思っております。地域おこし協力隊の皆さんと同様に、私に与えられた任期中しっかりと、微力でありますけれども、その一端を担っていきたいと、そんなことを申し上げまして、私の質問を終わります。



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 坂本議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、マイナンバー制度についてのお尋ねがございました。何のために、誰のために導入するのか。情報セキュリティー対策は万全か。市としての現状での取り組みはどうかといったお尋ねでありました。

 昨日の鐙議員のご質問にもお答えをいたしましたとおり、この制度は社会保障、税及び災害対策分野において効率性や透明性を高め、国民にとって公平、公正な社会を実現するために導入されるものと理解をいたしております。そこで、制度運用の中で情報の流出はあってはならないことであると、これは当然のことではありますし、国においても万全の対策が講じられるべきものであると、そのようにも考えております。

 そこで、現在本市におきましては、制度の施行に向けましてシステム改修を進めますとともに、パソコンやサーバーには最新のセキュリティープログラムを適用していかなければということで、取り組みをいたしております。

 システムの改修費用については、平成26年度で約4,200万円、平成27年度で約4,100万円、さらに平成28年度にも若干の費用が必要となりまして、総額で8,400万円強の改修費用が必要となってまいりますけれども、これらは国の手当てもあろうというふうに考えておりますが、こうしたことと並行いたしまして、職員に対しては制度の周知を含めた研修などを十分に行い、情報管理の徹底に努めなければ、議員ご指摘のとおり、どれだけ機械やシステムがよくても取り扱うための中で生じるヒューマンエラー、これが大きな問題点を生み出すという思いで取り組んでまいりたいと思います。

 システム改修のスケジュール等についてもいろいろありますけれども、平成27年10月1日から、本年10月1日から国内の全住民に対しまして、一人一人に12桁の番号が付番通知され、平成28年1月以降から個人番号カードが交付されるとともに、社会保障や税分野等で順次利用開始される予定であることから、それらに対応する準備を現在進めているということであります。

 また、平成29年7月の情報連携、これは自治体間の連携という意味でありますが、平成29年7月の情報連携開始前のテスト期間を考慮いたしまして、中間サーバーを含むシステム整備などを平成27年度中、今年度中に行う予定といたしております。さらに、平成28年以降において、生活保護等の福祉関連情報などについても行うとともに、独自の事務などでの利活用、こういったことも含めてシステム改修等についてその都度予定を組んでいくということにいたしております。

 2番目の大型遊具の整備事業について、特に市長にということでありましたけれども、建設部長から後ほどお答えをいたします。

 3番目のRDFセンターについてのお尋ねにお答えをいたします。

 廃棄物の処理及び清掃に関する法律によりますと、このごみ処理というのは市町村の固有事務というふうにうたわれております。つまり、市町村の責務として一般廃棄物を生活環境の保全上支障が生じないうちに、収集、運搬及び処分しなければならないとされております。

 石川北部RDFセンターでは、石川県のごみ処理の広域化計画に基づきまして、ダイオキシン類の対策と、また、循環型社会の形成を推進するということから、石川県の北部地域全域、内灘以北ということになりますけれども、のRDF化について平成15年よりこれを実施に移したところであります。この度、平成34年度末をもって志賀町にあるRDF専焼炉を廃止するということについて、関係する5つの組合、そしてそれぞれの自治体がこのことを協議して決定をいたしたところであります。

 今後、輪島市穴水町環境衛生施設組合におきまして、本市及び穴水町のごみ処理の実情を分析いたし、循環型社会の形成推進及び低炭素社会の構築に向けた新しいごみ処理につきまして、穴水町との協議を進めながら、災害対策や地球温暖化対策の強化を目指して強靭な廃棄物処理システムが確保できますよう、施設整備の計画を策定しなければならないと考えております。今後は、国や石川県の指導も仰ぎながら他の市町の動向を見きわめつつ、本市及び穴水町にとって最善の選択ができるよう準備をしなければならないと考えております。

 そこで、議員からもご指摘のとおりでありますけれども、当初からこのRDF化ということについては問題視されていたわけであります。そこで、参加する組合と調整してできるだけ早く廃止すればどうかとのご意見でございました。

 当初の予定どおり平成29年で廃止をした場合に、各構成組合が次期ごみ処理施設の準備などに要する期間が十分に確保できない、つまり、内灘以北のそれぞれの組合では焼却施設をもう廃止してしまっておりますので、焼却施設を新たに整備する、その必要性が出てまいりますので、なかなか準備に一定の期間を要するわけでありまして、そのことが困難であるということから、平成34年まで延長をするということになったわけであります。

 この平成34年まで延長するということは、輪島市、穴水町にとっても重要なポイントとなります。私ども輪島・穴水地域RDFセンターについては、平成23年から志賀町の専焼炉のほうにごみの搬入を行っておりますが、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律、いわゆる国庫補助金の適正化法というものに照らしますと、10年未満の稼働でその施設を廃止することになれば、国庫補助金の返還が必要となるということになります。したがいまして、原で建設をいたしましたRDFのいわゆる製造ラインについて、10年を超えないということになると、国庫補助金の返還が生じることになります。したがって、本施設についても平成34年度末までしっかりと利用を行ってまいりたいということであります。ご理解のほどお願い申し上げます。

 次に、地域おこし協力隊についてお尋ねがありました。その活動状況、あるいは今後の方針を示せとのことであります。

 制度上でいいますと、地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域などに住民票を移動し、地域の拠点を移した方を地方公共団体が地域おこし協力隊員として雇用する、委嘱をするということになります。隊員の方は、一定期間その地域に居住をしまして、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PRなどの地域おこしへの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの地域協力活動を行いながら、3年をおおむね目途にしつつ、その地域への定住、定着を図る、これがその地域おこし協力隊の取り組みであります。

 現在、本市の地域おこし協力隊は、企画課に1名、福祉課に1名、生涯学習課に2名配置をいたしております。各隊員の活動状況及び今後の方針でありますが、まず企画課では、主に三井地区を中心に農林水産物を加工した新商品の開発や販売、地域の産物を販売する定期市の開催など、地域の皆様方とともに地域の活力の向上を図る活動をいたしております。また、輪島市内の農家をつなぐ協議会の運営なども行い、市内の新たなコミュニティーの創造に尽力をいただいているところであります。

 今後の取り組みといたしましては、地域の皆様方とともに、耕作放棄地におきまして、カヤぶき屋根に使用するカヤの生産や販売の体制づくりも計画をしているところであります。

 また、次の福祉課における地域おこし協力隊でありますが、今年度より障害者福祉を初めとする地域福祉コーディネーターとして1名を雇用するというか、委嘱をすることといたしました。障害団体や障害者本人の活動に対する支援を行っております。

 今後は、奧能登2市2町で構成されます奧能登地域自立支援協議会にあります輪島市連絡会に対するアドバイザーや、あるいはコーディネーターとしての活動支援など、地域の障害福祉の充実につながる活動を行うことといたしております。

 また、生涯学習課における地域おこし協力隊については、これも本年4月よりトランポリンを専門とする2名についてスポーツ推進室に配置をいたしまして、トランポリン教室の拡充や学校における体育の授業で活動を開始いたしました。

 具体的には、指定管理者でありますミズノスポーツサービス株式会社とトランポリン教室を共催いたしまして、練習日数をこれまでの日数から大幅にふやすとともに、小学校低学年の体育の授業につきましては、ミニトランポリンなどを使用する、そして体を動かすことの楽しさをまず教える、そういうところに今入っております。

 今後の予定では、サン・アリーナ以外におきましてもトランポリン運動を体験することができるように、夏休みに特定非営利活動法人町野スポーツクラブ、同じくもんぜんスポーツクラブと連携をした体験教室を実施するなど、時期や場所を考慮しながら、幅広くトランポリン運動の普及に努めてまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、新たな視点で地域に隠れた資源や地域の特色を最大限に引き出し、地域活力の向上、住民の福祉の充実、スポーツの振興に大きな期待をいたしているところであります。なお、念のためにこの地域おこし協力隊については国庫補助金が導入されているということ……

     (「特交です」というものあり)



◎市長(梶文秋君) 失礼しました。特別交付税として国からの手当てが行われているということであります。

 次に、スポーツ推進室に採用されている職員の活動状況及び今後の方針についてであります。

 昨年度から設置しましたスポーツ推進室に配置した3名の職員でありますけれども、それぞれが持つ専門的な特徴を生かし、学校における体育の授業や部活動のサポートを行うほか、市が行う各種スポーツ行事の運営、あるいはスポーツ合宿の誘致などを行ってまいったところであります。

 今後につきましても、引き続き学校における体育の授業や部活動などに積極的にかかわることによって、将来本市のスポーツを担う子供たちの育成と優秀な選手の発掘やサポートを行うとともに、これまでに培われた知識と経験を生かし、本市のスポーツビジョンの策定や、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致など、新たなスポーツ施策を推し進めてまいりたいと考えております。

 私のほうからは以上であります。



○議長(森正樹君) 建設部長。

     (建設部長 伊部周二君登壇)



◎建設部長(伊部周二君) 大型遊具の整備事業について、どのような整備を行う予定かとのお尋ねでございました。

 施設の概要につきましては、昨日の玉岡議員の代表質問にお答えいたしましたが、安全面や景観面に配慮した誰もが楽しめる施設の整備を行う予定としております。今後、施設の概要を具体化いたしまして、設計、遊具の選定、制作、現地における遊具の設置工事を計画的に進めまして、今年度中の完成を目指しております。

 また、坂本議員からは地元産材を使用し、地元加工した遊具を使用してはいかがかというご提案をいただきました。

 遊具の材質につきましては、塩害や経年劣化等を考慮いたしまして、慎重に選定を行う必要があると考えております。遊具に限らずベンチなど遊具周辺に設置する休憩施設を含めまして、それら木材の使用を検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

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△休憩



○議長(森正樹君) 暫時休憩します。

 午後は1時30分から会議を始めます。

          (午前11時34分休憩)

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          (午後1時30分再開)

          出席議員(休憩前に同じ)

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△再開



○議長(森正樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△質疑・質問(続)



○議長(森正樹君) 質疑・質問を続行いたします。

 上平公一議員。

     (10番 上平公一君登壇)



◆10番(上平公一君) 市政会の上平です。

 改選後初の今定例会、私のほうからも市政一般で市長及び関係の部課長に質問をさせていただきます。

 先般、とり行われました市議会議員選挙、いろいろなことがありましたが、多くの市民の皆様にご支援をいただき、連続6回目の当選をさせていただいたことに感謝申し上げたいと思います。今任期中も市民の付託に応えるべく、行政の監視と、市政全般で皆様の思い、苦言、提言を行政にしっかりと伝えてまいります。そのことで、住んでよかったと思っていただける笑顔あふれるまちづくりに、微力ですが努めてまいります。

 さて、今月17日、参議院本会議の中、選挙権年齢を20歳から18歳以上に引き下げる公職選挙法改正案が可決、成立いたしました。これにより、来年の夏の参議院選挙から適用されることとなり、未成年者約240万人が新たに有権者となるわけであります。若者の発想から誰からも拘束されない自由な思いで責任ある一票を投じ、この国の将来を切り開いていっていただきたいと思います。

 それでは、質問させていただきます。

 門前町大釜地区で建設予定の産業廃棄物最終処分場について、きのうも質問がありましたが、通告してありますので、私からも株式会社門前クリーンパークにより提出されました環境影響評価準備書に係る市民などの意見、質問、そして市長の見解について、再度伺ってみたいと思います。

 年間7万トンの産廃をおおむね50年、県内外から搬入されると伺います。このことについて訪ねてみたいと思います。

 また、想定外の大雨による海への影響も懸念されますが、対応は十分できていますか。私の記憶でも、過去に時間雨量50ミリを超えたことがあったと思います。この対策についてお尋ねをいたします。

 また、産廃にはいろいろな化学物質が含まれているとも伺います。有害物質の複合汚染についての調査がないともお聞きしますが、問題はないのか尋ねてみたいと思います。

 また、二重の遮水シートでの対応で十分なのか、劣化等で地下水汚染も危惧されます。耐用年数及び対応は問題ないのか尋ねます。

 次に、世界農業遺産に選定いただいた、きれいな里山里海のイメージが多くの国民にあります。漁業、農業、観光などへの風評への不安もあることから、その対策も尋ねてみます。

 また、処理水を深谷川へ排水せず、下水道に接続処理での計画変更の意見もあったと思われますが、その対策は検討されているのか尋ねてみたいと思います。

 この質問の最後に、きのうもありましたが、市議会も建設反対の意見書を議決しており、区長会長会からも約1万5,000人余りの反対署名も提出されています。市民の民意かと思われます。このことを受け、市長も過去の答弁では、誰に対してか厳しい判断をしなくてはならないとの発言もあったわけであります。くどく思われるかもしれませんが、再度、市長の見解を尋ねてみたいと思います。

 次に、マリンタウン親水空間等についてお尋ねをいたします。

 埋め立て、護岸、周辺整備もおおむね終わりました。当初の利用計画を考えるとかなりの見直しもありました。そんな中、メインだったのか、親水空間部だけは変更なく整備されてきました。今後、市の管理となるのか、また、その利用計画があれば説明をお願いいたします。

 また、残る広大な芝広場、自由に憩える場として多目的利用を考えているとも伺いますが、昨年、輪島地区市政懇談会で若いママさんより遊具整備の要望があり、市定例会で今回、実現がされます。また、三、四年前に市内のグラウンドゴルフ愛好者より、市を通じ県へ使用の要望があったとも伺いました。利用方針を伺いたいと思います。

 また、この芝部分では犬などによるふん害もあり、マナーの悪さは困った問題ですが、監視カメラ設置も視野にあるとの考えですが、定期的に防犯腕章をつけ、巡回指導すれば改善できないものか、このことについてもお尋ねしたいと思います。

 次に、市及び個人所有の古文書は、掌握されているだけでどのようなものが何点あって、管理などがどういうふうになっていますか、また、そういったものの展示など一般公開の考えと、常設場所を設ける考えはありませんか、お伺いしたいと思います。

 次に、広域観光周遊ルート形成計画、東海、北陸、信州での昇龍道が国土交通大臣より認定を受けました。観光庁が複数の都道府県にまたがって、テーマ性、ストーリー性を持つ魅力ある観光地をネットワーク化し、外国人向け、海外に積極的発信と支援をする事業と伺いました。能登半島を龍の顔に見立てた昇龍道、他県との連携も含め、当市の取り組みもNHK朝ドラ「まれ」、北陸新幹線等と相まって、その対応も尋ねてみたいと思います。

 これで質問を終わりますが、今国会も例年どおり大荒れに荒れています。憲法違反だと指摘を受ける安全保障関連法案を初め、労働者派遣法改正案、年金情報流出問題、TPP、福島第一原発事故対応等々、国内外を問わず論戦沸騰中でもあります。最後は与党による数の論理となるのでしょうが、日本国の岐路となるような重要な案件ばかりです。全ての国民が納得できる説明と慎重審議を地方よりお願いをし、質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 上平議員のご質問にお答えをいたします。

 1点目には、産業廃棄物最終処分場についてお尋ねでございます。環境影響評価準備書について、住民等の意見及び市長の見解を尋ねますということであります。

 基本的には、昨日、玉岡議員の代表質問にお答えしたとおりであります。ただ、6月12日に輪島市の公害対策協議会が開催をされまして、その中で委員の方々から各方面にわたっていろいろとご質問等があり、そのことについては当日6月12日に業者の方々も出席をされて、その中でいろいろと出たご意見に対して回答もいただいたというところであります。その内容等につきましては、住民意見概要書、見解書について、事業者であります株式会社門前クリーンパークが、自社のホームページにおいて公表をしているということでありますので、またご参照いただきたいと思います。

 石川県に提出する市長意見については、住民等の意見概要書及び見解書の内容を十分に踏まえながら、公害対策協議会、今ほど申し上げた協議会からのご意見もいただきながら、環境保全上の観点から厳しい意見を出すということについては変わりなく、そのようにしてまいりたいと思います。ただ、昨日も申し上げましたけれども、この問題が起きましてから10年という月日がたっております。時代全体に大きな動きもある中で、改めて議会の皆様方にもご意見をお伺いするべきだと、そのように考えております。

 2番目のマリンタウンについては建設部技監から、古文書の問題につきましては文化課長より、また、昇龍道の問題につきましては観光課長からそれぞれ答弁をいたさせます。

 私のほうからは以上であります。



○議長(森正樹君) 建設部技監。

     (建設部技監 野口裕一君登壇)



◎建設部技監(野口裕一君) 大きな項目2番、マリンタウン親水護岸について、まず今後の管理及び活用策についてお尋ねをいただきました。

 親水護岸施設及び芝生広場につきましては、石川県が所有する港湾施設であります。石川県から委託を受ける形で、本市が維持管理を行うこととなっております。維持管理の内容につきましては、芝生の手入れや清掃が主な業務となっております。しかし、異常気象などにより、施設に大きな被害が生じたときなどの復旧につきましては、これにかかる費用は石川県が対応することとなっております。親水護岸の活用策につきましては、現時点で具体的にイベント等の予定はございません。今後、施設の所有者であります石川県と協議を行って有効な利用方法を検討してまいりたいと考えております。

 次に、芝生広場の利用とふん害対策についてお尋ねをいただきました。

 芝生広場につきましては、不特定多数の方が多目的に利用できる場所となっております。一方で、ペットのふんに対する苦情が多く寄せられており、立て看板等により注意を促しておりますが、思うような成果が上がっておりません。今後、昨日の玉岡議員の代表質問でもお答えいたしましたように、マリンタウンでは公共施設も多いことから、防犯カメラの設置や迷惑防止等の条例制定も含めた対応を検討したいと考えております。



○議長(森正樹君) 文化課長。

     (文化課長 定見充雄君登壇)



◎文化課長(定見充雄君) 大きな項目3番、市及び個人所有の古文書等について、市内にはどのようなものが何点くらいあり、常設等も含めた管理及び展示、一般公開等についてのお尋ねについてお答えさせていただきます。

 市内に現存する古文書の全てを調査、把握できているわけではございませんが、その中でも、文化財として県が指定しているものは阿岸本誓寺文書など3件、市が指定しているものは時国家文書など12件ございます。文化財に指定された古文書につきましては、所有者その他の財産権を尊重し、所有者及び管理人において保存及び管理が図られております。

 展示、公開につきましては、まず、所有者及び管理人のご理解を得ることが前提となりますが、古文書など文書資料は古い紙のため取り扱いが難しく、幾重にも折られたものや、巻物、とじ帳など、原本全文を紹介できないものもあり、絵画や彫刻、工芸品とは違い、展示、公開には不向きであるものと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(森正樹君) 観光課長。

     (観光課長 大西正浩君登壇)



◎観光課長(大西正浩君) 私のほうからは、4番目、昇龍道、国交省の認定について、海外売り込みなど当市の対応と取り組みはというお尋ねでした。

 東京オリンピック開催年に訪日旅行者数を2,000万人ということで目標を持ちまして、現在、国などによりさまざまな施策が実施されております。その一方で、中国や韓国において非常に力強く縁起がよいとされる昇龍を用いまして、能登半島を龍の頭に見立てました中部北陸9県を昇龍道と称しまして、広域的に連携しながら海外へ情報発信を行うために、平成24年に昇龍道プロジェクト推進協議会が設立されました。これまで、この協議会によりまして、本市の観光情報を含む各地域の季節や目的に沿ったモデルコースなどを掲載しました「昇龍道春夏秋冬百選集」の発刊や、海外での旅行会社への昇龍道ツアー造成の働きかけなどを行っております。

 玉岡議員の代表質問でもお答えしましたが、先般、昇龍道が国土交通大臣によりまして、広域観光周遊ルート形成計画の一つとして認定を受けたところであります。今後におきましても、新幹線とか、海外放送が予定されておりますNHK朝の連続テレビ小説「まれ」のロケ地を含めまして、祭り、輪島塗など輪島の文化を活用して、関係自治体とも連携しながら海外への情報発信を行うことにより、外国からの誘客を図ってまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(森正樹君) 上平公一議員。

     (10番 上平公一君登壇)



◆10番(上平公一君) 再質問をさせていただきます。

 今の門前町大釜地区の産業廃棄物最終処分場の質問、きのうの玉岡議員の代表質問、また鐙議員のほうからもこの問題について質問がありました。

 私は、少し中身について細かく、ちょっと二、三、問うたわけですが、これもきちっと通告をしてあります。市長も、さきの市長意見ということで、こういったものも何項目か出されていますし、その環境影響評価準備書も、市長も当然目を通しておられると思います。そういった中で、先ほども言いましたけれども、その年間の何万トンの産廃、50年間、県内どこから持ちこんでくるんですかということもお尋ねをしました。これに対してもそういった明確な答弁がありません。

 また、複合汚染の問題も少しお尋ねしました。それも多分見解書の中には書いてあると思うんですが、業者の答弁が書いてあると思うんですが、そういったものもない。二重の遮水シートの件もお尋ねをしました。風評の問題の対策についてもお尋ねをしました。

 また、地域の要望である下水道との接続という意見も、当然見解書の中にもうたわれていたという思いがあるんですが、市長意見の中にもこの下水道、深谷川はなかったかもしれないけれども、先ほどの二、三項目、最初に言っていた部分に係っても、質問項目の中にも担当課長とのすり合わせの中で、そういったお話もしてあったし、そういった見解書の中に含まれている業者の答弁、当然市長の目に通っていると思いますし、見解書の中で市長が石川県に提出する、そんな意見書の中で、そういったものも反映されていくと思うんですが、市長がやっぱりどの程度把握されておるのか。余りにも、その門前クリーンパークさんのホームページで見て、市民の方々も知るべきだみたいな話じゃちょっと私はどうかなと思います。市の得意分野として、やはりこの聞かれたことに対して、ある程度の答弁は必要だと思いますので、その辺の答弁をよろしくお願いをいたします。

 以上です。



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 上平議員の再質問でありますが、まず、業者の説明等について、6月12日の公害対策協議会のほうでいろいろと委員の中から質問も出されました。一方で、それに対する事業者の回答もありました。その中で、幾つか、今、詳細にというお話でございますけれども、どこからどういったごみをということについて言いますと、北陸3県だと。富山、石川、福井であると、そういうことについて話されて、説明がありました。

 また、複合ごみなどがいろいろとあるのではないかということについては、それは管理型の産廃、埋立施設ということでありますので、種々、いろいろあると思いますけれども、要は管理の問題であろうと。あるいは、大量に雨が降ったときに、それらがきっちりと処理されるのかどうかということについて、いろいろと質問が出されたようであります。それらについても、十分な処理をするという事業者からの報告といいますか、十分な処理ができるという事業者の報告があったということであります。

 下水道に接続するかどうかということについては、下水道は当然、その周辺地域までは行っておりますけれども、そこの施設から下水道に、その排出水などを接続して処理するかどうかということについては、まだ具体的な協議はありませんので、市のほうとしてもそのことがいいか悪いか、現段階では述べるには至らないと、そのように考えております。



○議長(森正樹君) 小山 栄議員。

     (14番 小山 栄君登壇)



◆14番(小山栄君) 拓政会の小山でありますが、今6月定例会も質問戦2日目の最後ということになりました。

 きょうは戦後70年、6月23日、沖縄慰霊の日でありました。正午からその慰霊の式典が行われておりました。二十数万人の方がお亡くなりになったという忌まわしい大戦であります。私は戦後生まれでありますけれども、この戦争に対するいろいろな資料、そしてドキュメンタリーを見るたびに、いい時代に生まれたなというように痛感をいたしている一人でございます。

 ただ、昨日の本会議で、我が党とは異なった党の方からあたかもこの安保法案、私どもの党が戦争を仕掛けているような、今からどこかへ出かけて戦争をするようなご意見を伺いました。これは、イデオロギーの関係もあると思いますが、決して私はそうではないと思っております。この日本国憲法第9条含めて、敗戦国の日本が、アメリカがつくった憲法で70年、今まで平和に慣れ過ぎてきたわけでありまして、限定的な集団的自衛権の行使は明白に憲法の許容範囲であると私は判断をします。

 アメリカの若者が世界の警察という名前で、世界各国で、戦地でたくさんの若者が亡くなっているわけであります。自分の国を守ろうという意識のない国を私は誰も守ってくれないと思います。国民の安全・安心を守る国土防衛、これは即戦争ではありません。私は日本国を守る大切な安保法制だと思っております。

     (何かいうものあり)



◆14番(小山栄君) 私は、あなたに言っておりません。

     (何かいうものあり)



◆14番(小山栄君) それでは、この私の恒例となりました若者たちの活躍の実績の報告をさせていただきます。

 一昨日行われました、第27回の輪島市スポーツ少年団北陸近県ミニバスケットボール大会、レッドイーグルスがまたしても優勝を果たしていただきました。その最優秀選手に選ばれたのが、私のふるさと三井の西山さんでございました。本当に喜びにたえないわけであります。

 5月から6月、中学校の全能登大会が開催されておりますが、中学野球大会、これは輪島大会ですが、東陽中学校が優勝し、県大へ出場、5月30日にいたしました。

 ソフトボール大会、輪島中学校女子ソフトボールが全能登で2位となり、県大会へ出場であります。

 野球大会、これも6月20日、21日開かれましたが、輪島中学校、東陽中学校が県大会へ出場でございました。門前中学校、2位でしたが惜しくも県大は出場できませんでした。

 バスケットボール大会、これも輪島中学校男子が3位、女子が優勝で、男女とも県大へ出場をいたします。

 この中学校の水泳競技大会、七尾で開催をされたんですが、輪島中学校が男子で総合2位でございました。100メートル背泳ぎでは森岡宥合君が優勝、あとは高森弘行君、長井幸太朗さん、惣領洋斗さん、小向智也さん、この方々が大会で頑張りまして、全て3位入賞を果たしておりまして、県大でございます。

 女子のほうは、これは総合優勝を果たしました。50メートル自由形では坂下仁美さんが優勝、100メートル平泳ぎ、山岸真希さんが優勝、背泳ぎでも宮本乃梨子さんが優勝、200メートル平泳ぎでは岩波知佳さんが優勝、200メートル背泳ぎでは中村慶美さんが優勝、そして400メートルリレー、メドレーリレーとも優勝でございました。宮本乃梨子さん、山岸真希さん、坂下仁美さん、中村慧美さんの方々でございました。そのほかに、山崎祐未香さん、濱中優羽さん、松本望未さん、この皆さんが大活躍でございました。

 そのほか、中学校の体育大会県大出場が、輪島中学校ではバレーボール女子、剣道女子・男子、ソフトテニスの団体女子・男子、また男女個人、スリーペアずつ出場となっておりました。水泳、女子・男子ももちろん県大へ出場いたします。そして、柔道も団体で出場権を獲得しました。陸上では、中学校は輪島中学から10名、東陽中学校ではソフトテニスの男女団体が県大出場、ソフトテニス個人でも男子・女子、5つのペアが出場いたしました。陸上ではお二方、門前中学校では陸上から15名の方が、出場が決定いたしました。県大での活躍をお祈りしたいと思います。

 高等学校、一般の大会でございますが、北信越高等学校新人ラグビー、これはもう日本航空高校石川が新潟で開催された大会で2位になりました。セブンスラグビーフットボールでは、日本航空高校石川が優勝を果たしております。

 ソフトボール春季大会、門前高校が惜しくも第2位という結果でございます。

 また、石川県高等学校の総合体育大会、門前高校女子ソフトボールが2位、中日本のソフトボール選手権へ出場権を獲得しました。

 また、高等学校の総合体育大会、剣道の部で日本航空高校石川が第2位、また、ヨットのほうでも、今、航空高校石川4チームが出場しております。これにも期待をしたいものでございます。

 また、金沢の武道館で開かれました柔道では、バトオリギル君が第3位に81キロ級で入っております。

 そして、北信越の高等学校体育大会、富山県で開催されておりますが、航空高校石川がラグビーでブロック優勝、また、高等学校定時制通信制総合体育大会卓球競技で、輪島高校の川端真佳さんが個人戦で3位入賞しました。北信越大会の出場権を獲得されております。

 本当に、きのう、きょうとスポーツに関した質問もたくさんございますが、整備されてきた中で子供たちが一生懸命に頑張っている、成績を発表させていただきました。

 それでは、私の質問に入らせていただきますが、同僚議員とダブるかと思ってびっくりしておったんですが、質問の中身が大分違っておりましたので、1つ目にこの防災・減災についてお尋ねをしたいと思います。

 輪島市も独自の取り組みなどをいろいろとやっていらっしゃると思うんですが、この防災・減災について、市独自の特筆すべき取り組み方法があるのか。きのうの答弁の中でも、高校生たちにも防災士の資格を取得させるなど、いろいろな避難路の整備などが挙げられていたわけでありますが、この防災・減災についての、特に減災について市独自の取り組みがありましたらお願いをしたいと思います。

 私、この質問を取り上げましたのは、本当にこの最近でございます、うちの町内で、河川のすぐ上の雑木の大木が根こそぎ倒れてきました。これがもし大雨で河川に流れ込むと、恐らく氾濫をするというおそれがございました。これは恐らく担当課が区長さんの連絡の後、すぐに対処をしてくれたと思うんですが、確か土木課だったと思うんです。本当に早い対応でございまして、木を除去してくれました。

 私は、この災害発生の危険というのは、起こり得る前にわずかな手だてでその災害を防ぐことができるんじゃないかと。どこかの自治体では、役所の中で便利屋さんという課があって、いろんなことで対応できると。例えば、裏山から水が流れ出ていると、初期の対応でしたら災害発生前ですので、多額の予算を使わなくてもこの災害を未然に防ぐことができるのではないかと。

 特に災害の査定を受けていないと大型の災害には対処できない、その災害が起きる前に、何とかこの担当課で、予算措置の中で、数万円で簡単に対処すれば災害が防げるような、そういう対応というのは可能かどうか、また検討中かどうかも合わせて、この減災についての未然防止でお伺い、お尋ねをしたいと思います。

 2点目でございますが、昨年6月1日から運用が開始されましたやすらぎの杜についてお尋ねをしたいと思うんですが、運用開始から約1年経過しました。火葬の申し込み、それからいろいろな方法等があの当時、いろいろな形で周知徹底されたかと思うんですが、今までの手順と大分違っているこのやすらぎの杜の業務は、円滑に運営されているのでしょうか。はたまた、問題点などがあれば、お伺いしたいなと思います。

 最近は一度にたくさんの葬儀が行われますので、葬儀の予定時間とかがいろいろとこう変化している中で、やすらぎの杜の問題点、もしございましたらお尋ねをいただければと思います。

 私、確かに輪島からやすらぎの杜、穴水、それから門前から運転手さんたちがマイクロバスで送り迎えをしたりしているんですが、てっきりあるんじゃないかなと思っていたんですが、このマイクロバスとかを運転されてくる方々の休憩施設の設置の要望を承ることがあるんですが、このやすらぎの杜で休憩室設置のお考えはあるか、または現存の施設をそのまま休憩室に利用できるスペースがあるのかも合わせて、これは要望としてお尋ねをしたいなと思います。

 せんだって、6月17日、土砂災害に備えて奥能登土木総合事務所がこのパトロールを実施されたそうでありまして、奥能登2市2町で約1,800カ所が土砂災害の警戒区域に指定されているそうであります。本当にこの石川県能登、特に輪島は、全国に豪雨等いろいろな災害、起きていますが、本当に雨が降らない、私は輪島の最上流域に住んでいるんですが、川に水がないんです。水不足も心配されるわけでありますが、このすばらしい輪島が、私の質問、たった2点でございますけれども、市長より明快な答弁を期待して。

 なお、今回このように再び議場に立たせていただきました。市民の皆様に御礼を申し上げ、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(森正樹君) 梶 文秋市長。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 小山議員のご質問にお答えをいたします。

 1番目には、防災・減災についてのお尋ねであります。市独自の取り組みにどのようなものがあるかということであります。

 本市では、防災・減災について、まず1つ目は防災士の育成ということであります。防災士は、平成27年4月1日現在で申し上げますと463名、その資格を取得していただきました。うち女性が85名であります。また一方で、中・高生のお話も申し上げましたけれども、中学生で8名です。高校生では4名、こういう状況になっております。また、この防災士の中で、特にまた地域のリーダーとなって自主防災組織を構成していただいておりますが、市ではそのことを進めておりますが、それに応えて自主防災組織を地域で構成をしていただいているところが137の組織であります。

 また、今議会にもいろいろとお示しもしておりますけれども、私設防犯灯の設置に対する補助であったり、災害復旧及び災害予防に関する補助などにも取り組んでおりますし、停電時における避難場所までの安全を確保するために、避難路に太陽光エネルギーなどを活用したLED避難誘導等の設置、こういったことなどにも取り組んでいるところであります。

 その中でも、防災士の育成と自主防災組織の結成促進につきましては、災害時に強いまちづくりを目指すという、そのことが図られるということから特に力を入れている事業であります。

 こうした取り組みを推進していくことによって、地域の防災力の強化と住民の防災意識の啓発につながりまして、結果として本市の防災、減災に結びついていくものと考えておりますが、仮に、今ほど議員からもありましたとおり、その地域の中で国や県の補助の採択要件を満たさない極めて少額災害が発生した場合、住宅の裏山が抜けて住宅に被害を与えているけれども、当然、これは国の、あるいは県の採択には係らないというものについて、市のほうで独自に予算を持っておりまして、もし早く復旧したいという申し出があれば、それを除去して安全対策を講じるという予算も計上いたしておりますし、また議員がご指摘のとおり、災害が起きる前の未然に、その崩れそうだと、これは三井でもありましたけれども、崖地が膨らんできていて、もう、もしかしたらこれが崩れたら住宅に被害を与えることになるだろうと、そういうようなものについても、中の住人の方を一旦、市の公営住宅の空いたところに避難をしていただいて、その間にその箇所を処理、対応すると、こういったこともやってまいりました。

 したがいまして、今後もそういったものがあれば、あくまでも少額でありますけれども、市が出す金は30万円というふうにこれまではやってきましたが、そのことをさらに、今後、防災という観点あるいは災害が発生したとき、そういったことも含めて、取り組みについてさらに拡大をすることも視野に取り組んでまいりたいと思います。

 ただ、こういった中には、市が所管する施設は当然、その対応をしなければなりませんけれども、個人のものについて、これは市独自でということは困難な場合がありますので、十分に所有者の方と協議した上で進めるということにしてまいりたいと思います。いずれにしても、担当課同士、それぞれ情報を速やかに共有する、そして、その上で対応を進めるようにしてまいりたいと思います。

 2番目の霊園の現況につきましては、環境対策課長からこの後答弁いたさせます。

 私のほうからは以上であります。



○議長(森正樹君) 環境対策課長。

     (環境対策課長 藤田健市君登壇)



◎環境対策課長(藤田健市君) 2番、霊園の現状について、業務が円滑に運営されているか、問題点はどうかとのお尋ねでございます。

 輪島市穴水町環境衛生施設組合が管理運営する火葬場「やすらぎの杜」は、地元であります新保地区、市ノ坂地区の皆様のご理解とご協力を賜り、平成26年6月1日から火葬業務を行っており、平成26年度の実績は、本市分といたしましては427件、穴水町といたしましては131件、その他7件の合計565件の火葬を行っております。

 1日の最大火葬件数は6件を想定いたしておりますが、平成26年度中に1日6件の火葬が3日、1日に5件の火葬が8日あり、1日に6件を超える火葬の希望はなかったとのことであります。新しい機器等の設置により、開設当初には火葬業務に時間を要したり、利用者に対する説明が不十分な点もありましたが、現在は火葬炉を設置した事業者が遠隔監視を行うことで、迅速な対応ができているとのことであります。

 また、職員も機器等に精通し、丁寧な接遇で適切な業務を行っているとのことでありますので、今後につきましても適切な対応と円滑な運営を行うよう輪島市穴水町環境衛生施設組合にお願いするものであります。

 次の運転手の休憩室設置の要望を聞くが、対応できるかとのお尋ねでございます。

 輪島市穴水町環境衛生施設組合によりますと、運転手専用の休憩室につきましては、現状の施設では設置が難しい状況でありますが、多目的室や事務室など火葬業務に支障を来さない場合は、休憩可能な部屋として使用できないか検討するとのことであります。

 以上です。



○議長(森正樹君) 以上で、通告による質疑・質問は終わりました。

 これをもちまして質疑・質問を終わります。

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△委員会付託の件



○議長(森正樹君) ただいま議題となっております議案第59号から議案第70号までの各件は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△休会の件



○議長(森正樹君) 日程第2、休会の件をお諮りいたします。

 明日6月24日及び25日の2日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」というものあり)



○議長(森正樹君) ご異議なしと認めます。よって、明日6月24日及び25日の2日間は休会することに決しました。

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△閉議



○議長(森正樹君) 以上で本日の日程は、全て終了いたしました。

 次会は、6月26日午後2時から会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

          (午後2時21分散会)

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          (参照)議事日程(第3号)

                          平成27年6月23日(火)

                          午前10時開議

 日程第1 議案第59号から議案第70号まで

      一括議題

      質疑及び市政一般に関する質問、委員会付託

   第2 休会の決定