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石川県 輪島市

平成27年  3月 定例会(第1回) 03月11日−03号




平成27年  3月 定例会(第1回) − 03月11日−03号









平成27年  3月 定例会(第1回)



          第1回市議会定例会会議録

          平成27年3月11日(水曜日)

          (午前10時00分開議)

出席議員(19人)

   1番  下 善裕         2番  森 裕一

   3番  西  恵         4番  高田正男

   5番  一二三秀仁        6番  鐙 邦夫

   7番  森 正樹         8番  漆谷豊和

  10番  高作昌年        11番  中谷達行

  12番  椿原正洋        13番  上平公一

  14番  小山 栄        15番  玉岡了英

  16番  橋本重勝        17番  坂本賢治

  18番  田中秀男        19番  竹田一郎

  20番  中山 勝

欠席議員(1人)

   9番  大宮 正

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説明のため議場に出席した者の職氏名

 市長                   梶 文秋

 副市長                  坂口 茂

 総務部長                 宮坂雅之

 交流政策部長               坂下利久

 福祉環境部長               北浜陽子

 建設部長                 伊部周二

 建設部技監兼土木課長           福島暢男

 会計管理者兼会計課長           今井由夫

 門前総合支所長              小谷伊佐雄

 市立輪島病院事務部長           井上 治

 総務部総務課長              中山由紀夫

 総務部財政課長              田方利彦

 交流政策部企画課長            山下博之

 交流政策部観光課長            坂下照彦

 福祉環境部市民課長            浦西武司

 産業部農林水産課長            林平成人

 産業部漆器商工課長            坂口 勇

 建設部都市整備課長            野口裕一

 教育長                  吉岡邦男

 教育委員会事務局教育部長兼庶務課長    西畑賢一

 教育委員会事務局教育参事兼生涯学習課長  宮下敏茂

 教育委員会事務局学校教育課長       春田安子

 教育委員会事務局文化課長         上加政伸

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△黙祷



○議長(中谷達行君) 日程に入るに先立ちまして、一言申し上げます。

 東日本大震災の発生から4年が経過いたしました。ここで犠牲者のご冥福を祈り、謹んで黙祷を捧げたいと思います。

 全員のご起立をお願いいたします。

 黙祷。

     (黙祷)



○議長(中谷達行君) 黙祷を終わります。

 ご着席ください。

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△開議・会議時間延長



○議長(中谷達行君) これより本日の会議を開きます。

 本日の会議時間は、あらかじめこれを延長しておきます。

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△質疑・質問(続)



○議長(中谷達行君) 日程第1、議案第1号から議案第40号までを一括して議題とし、質疑及び市政一般に関する質問を続行いたします。

 8番漆谷豊和君。

     (8番 漆谷豊和君登壇)



◆8番(漆谷豊和君) 平成23年3月11日、4年前のきょう発災しました東日本大震災は多くの尊い命を奪い、生活に甚大な被害をもたらしました。今なお多くの方々が深い悲しみと困難の中、再起に向けご努力をされているところです。きょうで発災から4年を迎えます。被災された方々、犠牲になられた方々に対しまして、改めて心から哀悼の意とお見舞いを申し上げ、一日も早い復興を願うものであります。

 それでは、本定例会において、私から何点か質問をいたします。

 まず最初に、北陸新幹線金沢開業、能越自動車道七尾氷見道路開通に伴う経済効果についてであります。

 先日、2月28日に開通いたしました能越自動車道七尾氷見道路は高岡市から七尾市まで約1時間、そして輪島市まで1.5時間で結ぶこととなり、富山、能登が身近になり、北陸自動車道、東海北陸自動車道とも直結して、広く中京圏から能登へのアクセス向上となり、交流人口の増加に大きな期待を寄せるところであります。

 また、いよいよ今週末3月14日の北陸新幹線の開業効果とあわせ、今後、本市への経済効果はどのくらいとの試算をしているのかお示しを願います。

 マスコミ報道によりますと、この開業効果で石川県を訪れる人は約1,400万人とも、1,700万人とも言われており、その1割でも本市を訪れていただければ、相当の経済効果を期待されるわけであります。

 一方、本市において、のと里山空港があり、非常に重要かつ大切な空港であります。この重要なのと里山空港において、北陸新幹線金沢開業、七尾氷見道路の開通は空港搭乗率の減少につながるとの危惧もあります。本市を含む9市町が搭乗率保証制度という協定を結び、官民一体となって10年以上努力してまいりました。

 輪島市のみならず、石川県、そして9市町が連携をとる必要があると考えますが、その対応策をお示し願います。

 次に、マリンタウンについてお尋ねをいたします。

 東日本大震災後、分譲地もなかなか売れない時期もありましたが、ここに来て、輪島らしい黒瓦の家が建ち並び始めました。中には群馬県から輪島市に定住していただいた方もおられます。このように、輪島市への定住を今後も少しでもふやすためにも、景観への配慮は大切な要素であると思います。

 そこで、これまでの輪島にない、新しく斬新な形状の新キリコ会館、海からの観光客、陸からの観光客、大人、子供、外国の方々、さまざまな人々を呼び込むライドマークとしては、個性的で印象的な建物であり、能登キリコ祭りミュージアムとしてもリピート率の向上につながるものと感じます。

 そこで、できることなら外壁には地元産材による下見板張りも部分的に施し、マリンタウン分譲地との連携を図ることが大切であったと思うわけですが、現在の外壁になった経緯についてご説明を願います。

 また、大変きれいになっていくマリンタウン周辺でありますが、残念なことに低木が植栽されている芝生に、ペットのふんの放置が見受けられ、多くの方々が嘆いていると聞きます。ペットのふん害に憤慨している。訪ねた方々の印象を台なしにしてはなりません。その対応をお願いするものであります。

 あわせて、マリンタウン分譲地内の街灯も増設すべきと感ずるわけですが、いかがお考えでしょうか。

 これら関連として、先般、警察関係者の方々の意見の中で、朝市通りに防犯カメラの設置という話題になりました。今後、観光客の増加が見込める中、カメラ設置は犯罪抑止や多種多様な事件発生時における捜査の一役を担うことでもあり、ぜひご検討の上、設置を強く望むものであります。

 次に、テニスコート整備についてお尋ねをいたします。

 新輪島中学校の建設は27年度実施設計、28年度より建設着工と伺っております。現在、中学校テニス部は100名近い部員とお聞きしており、旧松陵中テニスコートでも部活動を行っているとのことであります。

 また、市内一般テニス愛好者の方々は、テニスコートの確保に困難をしている状況とお聞きしていますが、新輪島中学校のテニスコート整備基本計画でこうした状況が解消できるのかどうか、また新中学校のテニスコートは一般のテニス愛好者の方々との共同使用も検討されているのかをお尋ねいたします。

 次に、図書館司書、学校図書司書についてであります。

 児童・生徒の感受性や豊かな想像力を育むためには、子供のころからの読書習慣が大切であります。このため、市内小・中学校においての読書環境の充実が必要であります。本市においても図書館司書7名により読書活動の推進事業が行われていますが、本市は10の小学校、3つの中学校で7名でかけ持ち指導しているとお聞きしていますが、図書館司書を配置してからの子供たちによる小・中学校図書館の利用状況はどうなのか。効果はあったのか、そして司書の方々のその役割についてどのように考えておられるのか、人員についても満足できているのか、その待遇についても明らかに示していただきたいと思います。

 昨年、栄えある市勢功労者表彰をお受けになられました室本隆輔氏が寄贈された寄附により創設された、仮称でありますが、室本文庫という分野の設置も検討されているとお聞きいたしております。その室本文庫の書籍の収集をどのように検討されているのか、お示しをお願いいたします。

 そして、輪島図書館、門前図書館についても、その図書館司書の充足度、現状、その身分、待遇についてもお示しを願います。

 次に、北陸大学との包括協定の内容についてであります。

 1月29日、北陸大学と包括連携協定を結んだとの報道がありました。報道では、健康施策充実、産業振興、国際交流、まちづくり推進など、7項目に及ぶとのことでありましたが、具体的にどのような内容なのかお示し願います。

 また、本市が学校法人との包括的な連携協定を結ぶのは初めてのことでありましたが、その他の大学から要望がないのかをお聞きいたします。

 また、当大学は国際的な見地からかなりの数の留学生が在籍しております。留学生による当市との交流事業により、本市に来ていただき、また中期、短期の滞在により、より以上の交流拡大につながるものではないかと思われますが、今後、将来的にこのような事柄も考えておられるのかお聞かせ願います。

 最後に、三井地区によるふるさと通信についてであります。

 三井公民館では、本年より三井町出身者の希望者にふるさとの情報を提供するふるさと通信を実施しようとしております。その内容は担当課において把握されていると思いますが、具体的にお示しを願います。

 また、この事業は当市のふるさと振興にも大いに役立つのではないかと思っておりますが、その所感をお聞きいたします。

 以上、6項目にわたって質問いたしましたが、私自身、平成24年以来の久々の質問であります。執行部の明確なご答弁をお願いし、私の質問を終わります。(拍手)



○議長(中谷達行君) 市長梶 文秋君。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 皆様、おはようございます。

 本日もよろしくお願いいたします。

 後ほど3月補正予算、またあわせて27年度新年度予算についての補正予算、これらについて追加提案をさせていただく予定でありますので、あわせてお願いを申し上げたいと思います。

 漆谷議員のご質問に対する答弁に先立ちまして、私のほうからも東日本大震災に関しまして一言触れたいと存じます。

 先ほど議場におられます皆様とともに、東日本大震災の被災者の方々への黙祷も捧げさせていただいたところでありますけれども、全体として1万6,000名近くの方々の命が失われ、そしてまだ2,600名近くの方の行方不明状態がそのままになっておりますし、22万9,000人の方々が仮設住宅などを初めとして、ふるさとになかなか戻れない、あるいは安定した生活に至っていないと、4年という月日の流れの中で現状がこのような状況であるということに、非常に能登半島地震を経験した私ども輪島市としては、大変この復興のおくれということに懸念と憂いの気持ちを持っているところでもあります。

 4年前のあのテレビから流れるさまざまなその情景、まさにこれが現実なのかと、そんなことを思うような大きな災害でありました。地震のほかに大きな津波、そして信じられない福島第一原発の事故、この三重苦の中で、いろいろと被害の大きさというのが伝えられてまいりました。

 私ども輪島市のほうも、全国のいろいろな自治体から、あるいは多くの皆さんから支援をいただいたということもあり、宮城県の名取市、あるいは千葉県の液状化で大きな被害を受けた浦安市、そして現在も岩手県の山田町のほうへ3名の職員を派遣いたしながら、震災復興の一日も早い完成をと願っているところであります。

 しかし、なかなか4年という月日が流れたにもかかわらず、来年でその震災復興の5年という一つの区切りを迎えるに当たり、現実にはその復興が進んでいない。そして、向こうさらに5年間、新たな復興計画をという、そんな話も出ておりますけれども、何といっても、あの想像できなかった原発のあの被害の中で、日々問題が明るみに出て、浮き彫りになっていくというその状況の中で、人間の力で本当にコントロールすることができるのかどうかと、そんなことに大きな憂いを持っているというのが今の率直な気持ちであります。

 いずれにしても、それぞれの被災地がいち早く復興ができますことを心から願っているところであります。

 それでは、漆谷議員のご質問に対しましての答弁に入らせていただきます。

 最初に、北陸新幹線開業などによる経済効果の見込みと、のと里山空港への影響はどうかとのお尋ねでありました。

 北陸新幹線の金沢開業などによる本市の経済効果につきましては、その効果の算出に膨大なデータと、それを分析する専門的な知識が必要となります。現在、日本政策投資銀行において、北陸新幹線金沢開業による経済効果について公表いたしており、それによりますと石川県全体における経済効果は124億円、観光客数は18万2,000人というふうに記されております。

 しかしながら、その内訳といたしまして、能登、または本市に関する数値は示されておりませんので、本市における経済効果をお示しすることは困難であろうと思いますけれども、全体に受ける経済効果や、あるいは観光入り込み客数の中の今ほど申し上げた数字のせめて1割、これを何とか奥能登、あるいは私ども輪島市にとって受け入れを進めることによって、その恩恵を受ける、そんなことが大きな目標というふうに捉えております。

 また、能越自動車道七尾氷見道路開通に伴う効果につきましても同様でありまして、ご理解を賜りますようお願いをいたします。

 そうは言いましても、当然ながら近年にない観光客の増加が大きな経済効果をもたらすことに疑う余地はありませんので、この効果を一過性にすることなく、官民挙げて継続して取り組みを進めることが重要であろうということについて認識をいたしております。

 また、のと里山空港の搭乗率への影響についてでありますけれども、石川県が平成24年度に新幹線開業による影響のアンケート調査を実施した結果から、のと里山空港の利用が約2割減少するのではないかと、こういった予想がされております。

 昨年11年目の搭乗率が最終62.6%でありましたので、仮にこれの2割減ということになりますと50.1%と計算上はなってまいります。したがって、搭乗率確保という命題は非常に厳しい状況になるというふうにまずは理解をいたしております。

 そこで、これまで以上に危機感を持って対策を講じる必要があると認識をいたしておりまして、石川県を初め、のと里山空港利用促進同盟会や、のと里山空港同盟会の構成自治体、同じ認識を持ちながら、観光客の誘致となるインバウンド及び地元住民の方々の利用を促進するアウトバウンドにつながる種々の支援策の拡充、そういったことに取り組んでおりますし、またその効果を上げるための新規事業もいろいろと準備をいたしているところであります。

 そこで、本市においての予算で見てみますと、市民の皆さん方の往復利用に対する助成金について、現行3,000円ということでありますが、これを4,000円に拡充をいたしたい。また、空港を利用して市内に宿泊いただいた場合における市内宿泊業者への宿泊料の割引に対する支援についても考えているところであります。

 さらには、引き続き観光シーズンのオフ対策ともなります、いわゆるインバウンド対策に対しましても、旅行会社が空港利用で市内への宿泊に対する送客をいただいた場合の報奨制度を設け、搭乗率確保に努力をしてまいりたいと思います。

 さらに、この後、追加提案を予定いたしております3月補正予算におきましても、アウトバウンド対策といたしまして、空港を利用する旅費の一部といたしまして1万円分の旅行券を5,000円で購入できるという能登空港利用促進プレミアムつき旅行券の発行事業について実施をいたしたいと考えております。

 2番目のご質問でありますマリンタウン観光施設に関するお尋ねには建設部、福島技監から、それから3番目の輪島中学校のテニスコート整備等についてのお尋ねには宮下教育参事から、そして4番目の図書館司書、学校図書司書の配置について、これにつきましては春田学校教育課長からそれぞれ答弁をいたさせることといたします。

 5番目の北陸大学との包括協定についてお答えをいたします。

 学校法人北陸大学との包括連携協定につきましては、本年1月29日に締結をいたしまして、双方が有する人的資源の交流と、知的・物的資源の有効活用を図りながら、幅広い分野で協力・協同し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的といたしております。

 本市と北陸大学が協力する事項といたしましては、健康・福祉・医療の充実、また産業の振興、国際交流の推進、また歴史・芸術文化の振興や教育・文化・スポーツの発展と振興、さらにはまちづくり活動の推進及びその他両者が必要と認めることなどについて、7項目にまとめて協定を締結したところであります。

 そこで、交流人口拡大の短期・中期的な受け入れ態勢は十分かとのお尋ねであります。

 地域振興や産業振興、交流人口拡大に関しましては、北陸大学に多く在籍をする留学生の皆様方のご協力をいただきながら、外国人誘客につなげる取り組みについて検討してまいりたいと考えております。

 加えて、そのほかの大学との協定の見通しはないのかとのお尋ねでありますけれども、横浜市鶴見区にあります学校法人総持学園鶴見大学との間で、来月、協定の締結に向けて、現在はその日程及び協定内容などについて双方協議を進めている段階であります。しっかりと大学との連携によってさまざまな効果を上げてまいりたいと思います。

 6番目のふるさと通信につきましては、宮下教育参事のほうから答弁をさせていただきます。

 私のほうからは以上であります。



○議長(中谷達行君) 建設部技監。

     (建設部技監 福島暢男君登壇)



◎建設部技監(福島暢男君) マリンタウン観光施設について、キリコ会館の外観と周辺建築物との美観についてはどうなっておるかということでございます。

 輪島キリコ会館の外観につきましては、下見板張りも検討いたしましたが、マリンタウンにおける北東の風対策を重視し、気象の影響を受けにくい耐候性、さらに耐火性、遮音性、耐震性に優れたコンクリートパネルを採用いたしました。また、北側には季節により壁面緑化できるように甲子園球場にもあります潮風にも強いナツヅタを植え込み、美観に配慮いたしました。

 さらに、併設する2棟の木造瓦ぶき施設と一体的に丸くつながる全体計画とし、周辺環境と調和を図りながら、新たなランドマークとなる集客施設として整備いたしております。

 2番目、あわせてマリンタウンの犬のふん害についてはどうかとのことでございます。

 これまで、看板設置や広報わじまによる飼い主へのマナーの徹底を強く呼びかけてまいりましたが、いまだ成果が上がっておりません。このため、マリンタウンには公共施設が集中しているため、管理上からも輪島キリコ会館の屋上にライブカメラを設置いたしまして、ことしの連休までにしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、街灯の増設はどうかとのことでございますが、街灯、照明灯も含め、検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(中谷達行君) 宮下教育参事。

     (教育参事 宮下敏茂君登壇)



◎教育参事(宮下敏茂君) それでは、3番目の輪島中学校テニスコートの整備について、輪島中学校のテニス部の状況、そして新輪島中学校のテニスコートの整備基本計画、そして一般愛好家との共通使用についてお答えいたします。

 今年度の輪島中学校テニス部員は男子が36名、女子が30名の合計66名でありましたが、3年生が夏休みで引退したため、現在は1、2年生の合計38名となっております。

 学校の部活動におきましては、現在の輪島中学校に土のクレーコートが3面、そして旧松陵中学校に人工芝のオムニコートが4面あり、移動距離はございますが、交互に場所をかえて使用できることから、練習環境といたしましては不便を来していないと認識しております。

 なお、輪島中学校新校舎等の建設の際には、現在と同じようなオムニコートを4面整備する予定としておりますが、敷地面積の関係上、それ以上の整備は難しいと考えております。

 一方、テニス愛好家の皆様からは、一本松総合運動公園内か現在の輪島中学校であります旧上野台中学校の跡地に人工芝8面のテニスコートとシャワー設備や更衣室が整った管理棟を建設してほしいとの要望書が提出されております。

 しかし、市街地中心部におきましては、ご要望の規模を備えた施設の整備は厳しいため、これまでどおり旧松陵中学校のテニスコートの使用をお願いしたいと考えております。

 なお、輪島中学校新校舎の建設に際しては、現在のテニスコートを利用される方々にできるだけ支障が出ないよう、工事手順を工夫してまいりたいと考えております。

 また、新校舎への移転後に空き施設となる上野台中学校の跡地利活用策は現時点では具体化されておりませんが、3面あるテニスコートを日中でも愛好者の皆様が利用できないか今後また検討していきたいと思いますので、ご理解よろしくお願いいたします。

 そして、6番のふるさと通信について、三井地区によるふるさと通信についてというご質問です。

 現在、三井公民館におきましては、独自の特色ある取り組みといたしまして、ふるさと通信発刊の準備を進めていると伺っているところであります。これは、三井町の出身者で就職や結婚などで市外に移り住んでいる方々に最近の地区の様子をふるさと通信という形で情報発信することで、郷土への思いを一層深めてもらうことを目的に企画されたものであります。

 確かに、東京など大都市圏へ人口が流出することで、地方との格差が一段と広まり、日本全体が抱える深刻な課題への対策といたしまして、国を挙げての地方創生の時代の中で、三井公民館の取り組みは一つの事例となるような企画でありますが、個人情報や経費の面で課題も懸念されますので、市内全域でやるとするならば、今回の三井公民館での取り組み実績を見極めながら検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(中谷達行君) 春田学校教育課長。

     (学校教育課長 春田安子君登壇)



◎学校教育課長(春田安子君) 漆谷議員ご質問の図書館司書、学校図書館司書の配置について、図書館司書、学校図書館司書の配置の現状、充足度、待遇はどうかという件についてお答えさせていただきます。

 現在、市立図書館には4名、門前図書館には1名の図書館司書が、また議員ご指摘のとおり小・中学校には7名の学校図書館司書が配置されております。

 学校図書館司書7名の配置状況は、1校専属が3名、2校の兼務が2名、3校の兼務が2名となっております。その充足度につきましては、兼務配置となっている学校からは、学校図書の専門的な立場から児童・生徒に指導してもらうために、学校図書館司書の勤務日をふやしてほしいという要望もありますが、現段階では増員は難しい点もございますので、今後市立図書館からの協力について検討してまいりたいと思います。

 一方、待遇につきましては、学校図書館司書7名のうち3名が図書館司書の資格を有しており、残りの4名につきましても図書館司書補の資格を有しておることから、嘱託職員として雇用しております。

 学校図書館司書は、生徒指導サポーターや特別支援教育支援員と同様に、学校におきまして重要な職務の一つでございます。引き続き適切な配置に向けて努力してまいりたいと思います。

 なお、図書館におきましては、輪島図書館7名、門前図書館3名、計10名の体制で円滑に運営されております。

 また、昨年12月25日、室本隆輔氏により青少年の育成に役立ててほしいと100万円のご寄附をいただきました。検討の結果、同氏のご意思を受け、輪島中学校に室本文庫を設置することとし、現在、学校側に図書の選択を要請しているところであり、3月末には開設、お披露目会をする予定でございます。

 私からは以上でございます。



○議長(中谷達行君) 8番漆谷豊和君。

     (8番 漆谷豊和君登壇)



◆8番(漆谷豊和君) 先ほどの質問で1点だけ再質問させていただきます。

 マリンタウンの関係で、関連で朝市通りに防犯カメラの設置をという質問をいたしました。これは本町商店街や朝市組合との協議も必要かと思いますが、これはぜひ設置して前向きに検討していただきたいというふうに思いますので、ご答弁をお願いいたします。



○議長(中谷達行君) 市長梶 文秋君。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 漆谷議員の再質問にお答えをいたします。

 再質問の中で議員も触れられましたけれども、いろいろと防犯カメラを設置するについては、地元の方々の同意というのが必要であるということでありますので、そこの問題をクリアできるということであれば、それは可能であるというふうに判断をいたしますので、地元の商店街、朝市組合の皆様方と十分に協議してまいりたいと思います。



○議長(中谷達行君) 12番椿原正洋君。

     (12番 椿原正洋君登壇)



◆12番(椿原正洋君) それでは、私も3月議会に質問させていただきます。

 その前に、本日4年前におきました東日本大震災、1万8,000人を超える死者、行方不明者、そしてその当時40万人ですか、避難者が出ていたと、現在でも23万人もの方々が避難生活を余儀なくされているということであります。改めまして、亡くなられた皆様方にはご冥福をお祈りしたい。それとともに、一日も早い復興、再生を願う一人であります。

 さて、17年前、6月議会に私も発登壇させていただいてから今回で66回目を数えますが、その当時は国内的には長野オリンピックという開催、景気の回復を模索していたというふうに思っておりますが、非常にバブル後失われた20年のど真ん中であったというふうに記憶しております。自民党も当時10兆円規模の追加景気対策を打ち出しておりましたが、なかなか景気回復しておらず、今の状況下になっているんじゃないかと思っております。

 初登壇から市政一般にわたっていろいろな形での質問をさせていただきました。特に、漆の質問が多いかなと、皆さん方も思っているかなと思っていますが、たまには輪島塗ばかとやゆされたこともありますが、私のスタンスでありますので、一貫して輪島塗と武道館を今後も地道として質問させていただきたいと思っております。千里の道も一歩からでありますので、よろしくお願いします。

 さて、今、北陸新幹線金沢開業ということで、テレビの旅番組、情報番組などに北陸地方、大きく取り上げられております。毎日のように放送されておりますが、今はお祭り気分ではありますが、熱気の去った後のことまでも、やはりしっかりと見据えて観光交流などに取り組んでいかなければならないと思っています。石川県もおもてなしの総点検と題しまして、リピーター客の増大策を付して今後につながる施策を実施していくというふうに言っております。

 さらに、NHKの「まれ」の放映で、輪島の伝統文化や食文化並びに朝市など、観光地や食がふんだんに輪島のことが紹介されると思います。ぜひ希望ではありますが、主人公のまれが輪島塗のおわんで食事し、ブローチかペンダントをつけて登場するようなシーンがあれば最高であります。監督さんや撮影スタッフの皆様方にお願いをするばかりでありますが、私も放映を一話たりとも逃さないように、数十年間使わなかった旧式ビデオから長時間録画できる機械を購入しまして、「まれ」の準備体制は万全であるというふうに思っております。願いが届くように以下質問させていただきます。

 1つ目はまち・ひと・しごと創生関連事業予算についてであります。

 人口減少問題に歯どめをかけると、そのために本社機能を地方に移転させるという大構想がありますが、実際には相当困難な問題であると思います。しかし、東京圏への人口集中というものを分散させて、地方がみずからの力で地域資源を生かして、地域の活力を復活、再生させる、そのためのメニューとして、国が各省庁にわたって192の事業、7,225億円を計上しております。その他の財政的支援、国家戦略特区や社会保障制度でありますが、特に社会保障の充実で6,766億円が計上されておると、27年度合わせて1兆3,991億円もの膨大な予算が計上されようとしております。その中に伝統工芸への支援補助金46.5億円、振興費が3.6億円も含んでおります。

 輪島市は創生関連事業である経済対策にどのような取り組みをされるのか、また総合戦略に基づく取り組みをお示しいただきたいと思います。簡単に言いますと、国のこの地方創生予算で、輪島市はどのようなことをしていくかということであります。期間5カ年ということでありますが、各課で採用可能なメニューを精査中であるというふうに思われますが、早目の対応がよい結果を生むんじゃないかと思っております。

 国の26年度の補正予算を受け、プレミアムつき商品券3億円の販売を予定しております。早くも市民から人気を呼んでおるんじゃないかなというふうに思っております。特に、そのほかでありますが漆器関連でどんな事業が適しているのかお考えがあればお示しいただきたいと思っております。

 次に、観光・防災Wi−Fiステーション整備について、総務省の予算かと思うんですが、スマートフォンなんかを利用して、観光活性化のための情報提供システムや高齢者、弱者の見守りシステム並びに防災・交通情報システムを整備して、情報交流促進による地域コミュニティー活性化を図るということをこの事業は主眼といたしております。特に、交通アクセスの改善や通信環境の整備に充てる事業が優先されているというふうにお聞きしております。

 このシステムを導入いたしますと、さまざまな状況下での情報交流促進が行われます。例えば病気や子育てなどの対応にもスムーズに行われるんじゃないかというふうに思っております。ぜひ安心して暮らせるまちづくりのための事業導入を検討されてはどうかということであります。

 また、そのほかにもICTを活用する国の整備予算が多々あります。導入計画があるかあわせて伺いたいと思います。

 次に、「まれ」のタイトルロゴ商品化についてであります。

 申請や採用状況並びに販売状況はどうかということであります。「まれ」効果を期待する一人でありますが、タイトルロゴの商品やその採用された商品について伺います。本年の2月15日から販売されているというふうに伺っておりますが、この申し込みとか採用とか販売状況はどうであったか簡潔にお示しいただきたいと思います。

 そして、輪島市としても、「まれ」ロゴのついた商品でありますが、積極的に推奨していただきたいと思っております。内容を見ますと、新しい商品だけではなく、従前からある商品に「まれ」のタイトルロゴを張って販売できるようであります。いわゆるシールを張って販売できる期間が約2年程度であると理解しております。販売できる期間がある意味短いので、輪島市もふるさと納税の返礼品といいますか、市外からの来賓などへのお土産として、積極的に使用できるような体制をしいていただきたいと思っております。

 次に、のと里山空港の利用促進についてでありますが、インバウンド対策について1つお伺いします。

 現在、ホテルなどと連携し、格安のプランで首都圏などからお客様をお呼びしております。今までの利用状況はどうかお聞きしたいと思っております。

 また、今後の割引などの制度を拡充しての利用促進の対策でありますが、今までののと里山空港利用促進のインバウンド対策として、主に旅行会社への支援策でありました。地元の旅館、民宿などの協力が得られないとなかなか実現しにくかったという問題があります。今後は民宿などとの協力態勢を構築し、格安プランを提供していく必要があるんじゃないかと思っております。また、旅行者への直接的な助成や市内飲食店などの協力のもとで、サービスの向上も図れないかお伺いいたします。

 来年度、冬期間のみに往復利用3,000円の助成がありますが、通年の対策もあわせてお示しいただきたいと思います。

 ちなみに、アウトバウンドの施策は1人1万2,000円と非常に充実しております。対応をお示しいただきたいと思っております。

 次に、日本遺産についてお伺いいたします。

 この遺産登録とすることによって、私は輪島の価値が非常に高まるというふうに思っております。まずはこの輪島にどれだけの候補があるのか、調査をしていただきたいなと思っております。

 おおむね100年以上のものが候補だと私は思いますが、市の文化財には298件指定されております。うち国指定が12件ございます。

 ちなみに、輪島で世界一は幾つあるかちょっとお示しいただきたいなと思っております。

 27年度の申請は本年の2月10日にもう締め切られたわけでありますが、それ以降に向けての取り組みもお示しいただきたいと思っております。

 輪島には日本遺産に認定される候補がたくさんあると思いますが、来年度以降の認定に向けて努力をしていただきたいと思っております。

 あわせて、日本遺産の趣旨などについても簡潔にご説明をお願いいたします。

 また、関連してですが、石川県は2015年度、来年度の予算でありますが、石川の歴史遺産創設に取り組むとしています。2020年度までに20件の認定を行うそうであります。いずれにせよ、市が県に申請するということになりますので、しっかりとPRをしていただきたいと思っております。

 日本遺産は国の新しい制度でありますが、世界遺産の候補制度でもありません。しかし、世界遺産登録に向けての足がかりになる制度だと認識しております。また、所管は文化庁でございますが、地域の伝統文化を点ではなく面で捉え、個々のものをストーリー性の高いものを用いて地域ブランド化やアイデンティティーの再認識を促進させるものであるというふうに思っております。

 したがいまして、文化課所管ということでありますが、観光課などと連携、協力し、地域活性化を図る必要があると思います。早目の申請が肝要かと思います。早急に取り組みをお願いいたします。

 次に、前日もございましたが、国産漆についても私から少しお伺いいたします。

 文化庁は国の重要文化財に指定されている建物の修理の際に、平成30年度から国産漆を使用することを目指し、漆の生産にかかわる人材育成や植栽に力を入れるということであります。

 輪島市も漆器業界や森林組合、農家及び関係研究機関などと連携し、取り組む必要があると思います。現状1.8トンのところを3トンにするというようなことであります。輪島がこの先導役をぜひ務めていただきたいという思いはございますが、漆植栽、漆かきの職人の養成、漆かきの道具の製作など、さまざまな問題を抱えております。昭和40年代、漆植栽を行いましたが、なかなかうまくいきません。こういったことを反省材料として、関係者が汗をかく必要があるというふうに思っております。

 ちなみに、1トン確保なら約1年間で5,000本の漆が最大で必要かというふうに計算できるんじゃないかと思っております。大変な量であるということであります。

 次に、この国産漆に関してでありますが、文化財などの修理をこれで行うということでありますので、あわせてその修理体制の構築も行えないか伺いたいと思います。

 下村文部科学大臣が先だっての報道番組や文化庁の委員会などに矢継ぎ早に輪島塗をオリンピックにとか、国内の文化財修理には国産漆をというような指示や発言をされていたと、このことを敏感に受けて、輪島市も国産漆の生産だけでなく、漆の技術、技法、人材、材料、道具、こういった情報も含めてが輪島にはそろっております。修理部門の構築を調査研究していただきたいと思います。文化財を修理する過程も視察、見学できることで、交流人口の拡大にも私はつながるんじゃないかと思います。

 ちなみに中尊寺の修理にも輪島塗の作家や職人さんたちが多く深くかかわっております。漆の最高技術は確実に持っておりますので、あとは修理システムの構築だけだと思っております。この機会に漆の生産量アップとともに、修復システムの検討をぜひお願いしたいというふうに思っております。

 最後に、合併特例債のことについてお伺いします。

 合併して10年がたちますが、ハード事業、ソフト事業と矢継ぎ早に事業が展開され、途中能登半島地震の発生ということで、事業の見直しや遅延があったかというふうに思います。おおむね私の見た目は計画どおりに進んできたのではないかというふうに思っております。大変評価いたしております。

 総額、建設事業費、基金造成で約97億円強の合併特例債の発行上限枠が設定されておりますが、主にどのような整備、事業をされてきたのかお示しいただきたいと思います。また、計画どおり執行されたかもあわせてお伺いします。

 また、5カ年の期間延長が認められているかと思いますが、今後、延長手続に入るのか、10億円規模の事業計画等もあわせてお示しいただきたいというふうに思っております。

 今任期、最後の質問になりましたが、簡潔で明快な答弁を期待し、質問を終わります。

 以上です。



○議長(中谷達行君) 市長梶 文秋君。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 椿原議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、まち・ひと・しごと創生関連事業予算についてのお尋ねをいただきました。

 今後、輪島市が取り組むべき地方創生総合戦略の基本的な方向性につきましては、昨日の橋本議員の代表質問にもお答えいたしたとおりであります。

 その地方創生の関連事業であります経済対策に関しまして、どのような取り組みをする方針かとのお尋ねについて申し上げますと、国では地方版総合戦略に取り組むべき基本目標として示しております地方における安定した雇用の創出が該当すると考えられ、この目標を実現するための具体的な事業計画をまとめてまいりたいと、そのように考えております。

 27年度の事業といたしましては、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用しながら、漆器産業を初めとした産業振興及び観光振興などに資する諸事業を盛り込み、早期に実施してまいりたいと考えております。

 また、輪島市総合計画との関連につきましてのお尋ねですが、昨日、これも橋本議員の代表質問にお答えしたところであり、ご理解を賜りたいと思います。

 次に、観光・防災に資するWi−Fiステーションの整備についてお答えをいたします。

 観光産業の振興を図る上で、よりよい観光地としてWi−Fi環境の整備も必要であるというふうに認識をいたしております。

 本年1月に国より観光・防災Wi−Fiステーション整備事業の募集があったところでありまして、現在、その申請をしているところであります。

 申請内容でありますが、多くの観光客が訪れますマリンタウンや千枚田ポケットパークを初めとして、市内の主要観光拠点11カ所に公衆無線LANの整備をしようとするものであります。

 この事業が実施されることによって、訪日外国人を含めた観光客の利便性の向上を図るとともに、災害時において観光客及び住民の安全確保に資することとなる観光情報や防災関連情報も配信できる環境の整備が行われるというふうに考えております。

 次の質問項目、「まれ」のタイトルロゴの商品化についてのお尋ねであります。

 まず、その申請状況、採用状況についてのお尋ねであります。昨年の12月16日にNHKエンタープライズが主催するNHK朝の連続テレビ小説「まれ」のタイトルロゴ説明会がありました。市内外から約150名の方が参加をいたしまして、本市からも酒屋さん、漆器店、菓子店など、多くの関係者の参加が得られたところであります。

 その中で、申請があった団体につきましては、2月末時点で市内では6業者ありまして、現在の販売状況は1事業者となっております。今現在相談中の案件もあるとのことでありますので、今後もこの件数はふえる見込みであるというふうに考えております。

 そこで、次の輪島市としても「まれ」ロゴ商品を積極的に推奨すればどうかとのことでありますけれども、現在、市内の経済関係者を主体に構成されておりますところの輪島市活性化協議会の商品開発部会におきまして、「まれ」関連の商品開発を進めているところであります。

 本市におきましても、輪島市活性化協議会と連携をいたしまして、例えばふるさと納税の返礼の特産品に使用するなど、積極的に活用してまいりたいと思います。

 また、2カ年程度と定められております、この販売期間についてでありますが、NHKエンタープライズに問い合わせをいたしましたところ、地元に関しましてはこの2年間の販売期間に限定されることはないと。その期間を過ぎても、引き続き申請可能であるということでありますので、積極的に申請をしていただきたいと思います。

 次に、3番目の項目でありますけれども、能登空港利用促進について、まずインバウンド対策、割引制度を用いた旅行プランの状況、例えば輪島フリープランを2日間1万8,400円から2万1,800円というのはどうだということでありますけれども、のと里山空港の利用促進のためのインバウンド対策となる割引制度を用いた旅行プランについてでありますが、石川県と共同で行っているものでは、まず、のと里山空港を利用し、市内宿泊の旅行者を送客していただいた場合に、その旅行プランを組まれた旅行会社に対しまして大人1席につき1,500円の報奨金を支払うという4つの旅行商品があります。

 1つは1泊2日でゴルフの2プレーがついて価格が2万円という商品、ほかの3つの商品は旅行会社が異なり、2泊3日で食事がついて価格はおよそ2万円というふうになっております。

 本年の1月末現在の利用状況でありますが、ゴルフプレーつきの商品では262席、またほかの3商品につきましては、合計で1,636席が利用されております。

 次に、新たな割引制度やサービスの向上についてお尋ねをいただきましたけれども、これは漆谷議員にも答弁いたしたところでありますけれども、新たなインバウンド対策といたしまして、市内宿泊業者がのと里山空港を利用して宿泊された方の宿泊料から3,000円を割り引き、その一部に対しまして支援を行おうとするものであります。

 これによりまして、のと里山空港の利用促進と宿泊された皆様方に対するサービスの向上を図ってまいりたいと、そのように考えております。

 4番目の日本遺産に関するご質問につきましては上加文化課長より、国産漆のお尋ねにつきましては坂口漆器商工課長より、6番目の合併特例債に関するお尋ねにつきましては田方財政課長から、それぞれ答弁をいたさせたいと思います。

 私のほうからは以上であります。



○議長(中谷達行君) 文化課長。

     (文化課長 上加政伸君登壇)



◎文化課長(上加政伸君) 4番目、日本遺産について、輪島には日本遺産に認定されるべき候補のものが多数ありますが、来年度認定に向けて検討はされていますか。また、日本遺産の趣旨についての説明もあわせてお願いしますとのお尋ねでございます。

 日本遺産の認定は、文化庁が平成27年度に日本遺産魅力発信推進事業として新たに創設を予定しているものであります。

 その趣旨は、地域に点在する有形、無形の文化財をパッケージ化し、文化・伝統を語るストーリーを日本遺産に認定することで、歴史的魅力にあふれた文化財群の整備・活用を行い、戦略的に発信することにより地域の活性化を図ろうとするものであります。

 来年度の認定に向けての正式な申請につきましてはまだ決まっておりませんが、日本遺産に認定されることは地域活性化や観光誘客にもつながることから、積極的に検討してまいりたいと考えております。

 本年1月現在、本市におきましては、既に国の指定や登録、選定がされた35件を含め、321件の文化財があります。これら以外にもそれぞれの地域におきまして受け継がれている、その地域にしかない伝統文化もたくさん存在しております。これらを活用するためにも、日本遺産の認定に向けて検討してまいりたいと考えております。

 また、石川県が平成27年度に創設を予定しております、いしかわ歴史遺産につきましては、詳細がわかり次第、内容を確認し、これに関しましても認定に向けて積極的に検討してまいりたいと考えております。



○議長(中谷達行君) 漆器商工課長。

     (漆器商工課長 坂口 勇君登壇)



◎漆器商工課長(坂口勇君) 大きな項目の5番目、国産漆についての質問にお答えいたします。

 国産漆の関係につきましては、昨日の橋本議員の代表質問でもお答えいたしましたが、まず本市といたしましては、これまで漆の木の植栽を進めるとともに、漆かき職人の育成などに取り組んできたところであります。

 このたび文化庁が国宝や重要文化財等の保存修復について、国産漆の使用を進める方針を示したことは、これらの取り組みに弾みがつくとともに、本来の手法で修理することが重要視されていることから、国内の漆器産地で唯一重要無形文化財として指定を受け、その技術の認定を受けている輪島塗技術保存会を有する本市にとりましては、大変歓迎すべきことであり、まさに時宜を得た発表と捉えております。

 本市といたしましても、この機会を逃すことなく、積極的に国産漆の使用や文化財修復に取り組んでいかなければならないものと考えているところであります。

 また、文化財の修理体制を構築できないかとのお尋ねでございますが、この文化財等の修復に当たりましては、輪島塗の職人がこれまでも中尊寺金色堂や總持寺祖院などの修復を手がけるなど、既に実績を積み重ねており、そのほかにも多くの職人が全国に出向き、文化財等の修復に携わっております。

 しかしながら、国宝や重要文化財級の修復ということになりますと、専門的な調査、研究もあわせて行う必要があることから、輪島単独での受注は極めて困難となるわけでありますが、各研究機関に対しまして、輪島の職人の技術をアピールするなど、これまで以上に修復作業に参画できるよう努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(中谷達行君) 財政課長。

     (財政課長 田方利彦君登壇)



◎財政課長(田方利彦君) 合併特例債のご質問にお答えいたします。

 まず、発行状況についてですが、合併特例債の発行可能額につきましては、建設事業分で85億4,560万円、基金造成分で12億1,710万円、合わせて97億6,270万円となっております。

 主な活用事業でありますが、平成18年度から平成26年度までに建設事業におきましては、道路橋梁の整備、マリンタウン整備などのまちづくり交付金事業、RDF製造施設や火葬場建設に対する組合負担金などで、発行可能額の約88.1%、金額にいたしますと75億2,930万円の発行見込みとなっております。

 また、基金造成におきましては、ほぼ全額の12億1,600万円を発行いたしております。

 これらの事業につきましては、いずれも合併の際に作成した新市建設計画において位置づけられた事業であり、計画に基づき事業を実施しているところであります。

 次に、期間延長についてですが、合併特例債につきましては、平成24年6月の法律改正におきまして、発行期限の5年間延長が可能になったところであります。

 トンネル建設や消防庁舎建設での有利な財源の確保、国の経済対策による交付金の活用などにより、当初予定しておりました発行額を抑えることができ、本市におきましても、従来の発行期限である平成27年度から平成32年度までの延長を予定しているところであります。

 発行期限の延長に当たっては、新市建設計画の計画期間の延長など計画変更の手続が必要となり、来年度中に石川県知事への協議を経た後に議会にお諮りしたいと考えております。

 合併特例債は、後年度の元利償還金の7割が普通交付税に算入される非常に有利な地方債であることから、本市の実質的な公債費負担を軽減するためにも、平成28年度以降も有効に活用してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(中谷達行君) 17番坂本賢治君。

     (17番 坂本賢治君登壇)



◆17番(坂本賢治君) 本日の本会議冒頭、東日本大震災から4年ということで、この議場にいる皆さんで黙祷をささげました。私も一日も早い復興を願うものであります。

 きょうが質問の2日目、私が8人目ということもありまして、同僚議員の質問、あるいは答弁と重複する部分もあるかというふうに思いますけれども、よろしくお願いをいたします。

 まず、観光振興対策について何点か伺います。

 質問する前に、先週の7日、8日、2日間にわたりまして、かなざわ輪島の会の会長、池端良伸君が発起人となりましてオールいしかわ加賀・能登もてなし隊と銘打ちまして、金沢駅東ドームのほうで石川県全域から物産展や太鼓、そして輪島からは輪島高州太鼓並びに朝市のゆるキャラであります朝いっちゃんも行って、輪島の宣伝をしていただいたようであります。この場所をかりまして、池端会長には感謝の言葉を申し上げたいというふうに思います。

 もうあと3日で北陸新幹線金沢も開業いたします。そして、今月30日からいよいよNHKの朝ドラ「まれ」も放映が開始されます。私たち能登半島に住む人間にとりまして、三度、能登半島ブームの再来を期待させるものでもあります。

 そんなことを想定して、昨年は市民おもてなし推進大会が開催され、観光関連団体などが参加をして、おもてなし宣言をしております。

 また、ことしに入っても、観光に関する講演会を何度か開催をし、市民意識の啓蒙にも取り組んできたようであります。

 私も市民おもてなし推進大会や講演会に何度か参加をさせていただきました。観光関連団体等の会員の皆さんに実態としてこのおもてなしの大切さというものが伝わっているのか、多少の不安を覚えるものであります。輪島市民全員がおもてなしの心で観光客を迎えることの大切さは言うまでもありませんが、直接観光客と言葉を交わし、接客する人の、その人の心が観光都市、あるいは観光地輪島のイメージを決めることになります。これまでのいろいろな取り組みがしっかり関係する皆さんに行き届いているのかどうか、まず伺いたいというふうに思います。

 次に、新年度から御陣乗太鼓の実演会場をこれまでふらっと訪夢で長年続けてきたわけでありますけれども、新年度からはマリンタウン、キリコ会館周辺での実演となるようであります。この実演会場の変更につきまして、どのような経緯で実演会場を変更するのか、また昨年まで行われましたふらっと訪夢に近い駅前商店会等の理解が得られているのかどうか、あわせてお伺いをいたします。

 次に、海外観光客インバウンド対策として、外国人観光客案内業務委託で170万円余りの予算が計上されています。

 昨年9月までは県の補助事業を受けて、朱澤が台湾、フィリピン、中国、それぞれ出身で日本に嫁いでいる3人の女性が外国人向けの案内業務を担ってまいりました。私も観光協会内に事務所を併設して活動している彼女らの活動を何回か見てまいりました。彼女たちは外国から日本に嫁いでおりますが、日本人以上におもてなしの心を持っていたように思います。そして、通訳はもちろんでありますが、外国人の目線で外国人に必要な情報を発信しておりました。当たり前のようですが、最も大切なことだというふうに思います。そして、何より3人の女性の方は、自分たちのやっている仕事にやりがいを見出していたことも忘れてはならないと思います。

 これからの観光地輪島としては、外国人観光客の案内業務に当たるこの人たちが必要だと思いますし、輪島にとっては貴重な財産だというふうにも思っております。その貴重な人材の登用に要する人件費が、地域おこし協力隊の約半分しかない170万円余りというのは、私から見れば決して妥当な報酬であるとは思えません。いま一度、適正な人件費として見直すべきかというふうに考えますが、市長の見解をお伺いいたします。

 輪島市民を挙げておもてなしの実践を行い、遠いから行けない、そういう観光地から、遠くても行きたい、そんな思いを持っていただけるような輪島市にできればいいというふうに思っております。

 次に、教育委員会所管について2点伺います。

 同僚議員の質問とも重複しますので、重複する部分については割愛をしていただいて結構であります。

 昨年4月、市内3中学校が統合いたしまして輪島中学校ができました。統合してもう1年になろうとしておりますが、いまだに新校舎の建設場所となる松陵中学校校舎の解体はもとよりでありますけれども、設計さえもまだ上がっていない、中学生の保護者の方からも建設はまだなのかと、おくれているんじゃないかという声を多く聞きます。その要因と今後の建設計画について具体的に示していただきたいというふうに思います。

 次に、地域おこし協力隊でトランポリン競技の経験者2名を採用する予算が計上されております。そのコンセプトと、どのような人材を採用しているのか伺いたいと思います。

 2020年には東京オリンピック・パラリンピックも開催が決定しておりますけれども、この輪島市としてもそのオリンピック競技の合宿候補地の説明会にも参加をしており、できれば私もこの輪島市に全世界からおいでになるいろいろな競技の人々もいるかというふうに思いますけれども、どれかの競技をぜひこの輪島市に合宿誘致できればいいというふうに思っております。その辺の見通しも含めて、どういう人材を起用し、トランポリン競技を盛り上げていこうとしているのか、その辺もあわせて伺いたいというふうに思います。

 若干、私の持ち時間がありますので、この4年間の私の思いを若干触れさせていただきたいと思います。

 議会では、年4回の定例会ごとに議会だよりを発刊しております。編集委員の皆さん方にも大変ご苦労をいただいておりますけれども、それでも市民の中には議員の日常活動が見えにくいという声も私に聞いておりまして、実は私自身は3年前から「坂本賢治日々雑感」というブログで日々の活動を報告したり、議会の議案等を報告したり、あるいは社会問題について私の思うところを日々書き込んでまいりました。

 そうやって毎日更新していきますと、市内で開催される、あるいは市外で開催されるいろいろな講演会とか、ケアカフェとか、観光に関する催し等があったときには、私もおのずと足を運ぶようになりまして、市内、市外、県外の方、いろいろな方と出会うこともできました。

 そして、私自身、浅学非才でありますけれども、いろいろなことを学ぶ機会をこの4年間にいただいてまいりました。このことが全て議員活動と言っているわけではありませんけれども、この4年間、本当に私自身もいろいろな勉強をさせていただき、そしてこの壇上で質問をさせていただいたり、活動報告できることをうれしく思っておりますし、多くの出会いをいただいた皆さん方に教えていただいたこと、本当に感謝の思いでいっぱいであります。

 17日に閉会する定例会が終了しますと、4月に執行される市会議員の選挙、実質的な選挙戦モードに入りますけれども、私も再度、この壇上に登壇できるようにしっかりと準備をしていきたいというふうに思います。

 この4年間、ご支援をしていただいた皆様、そして多くの出会いをいただきました全ての皆様方に感謝を申し上げまして私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(中谷達行君) 市長梶 文秋君。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 坂本議員のご質問にお答えをいたします。

 観光振興対策についてのお尋ねであります。

 まず、滞在型観光による交流人口の拡大策を示せとのことであります。本市はこれまでも白米千枚田あぜのきらめきなどのさまざまなイベントの施策や、交流拠点の整備などによりまして、少しでも滞在時間の延長、あるいは宿泊者数の増加、こういったことに努力をしてまいりました。

 また、NHKの朝の連続テレビ小説の放送を契機といたしまして、新たに取り組むべき対策などにつきましては、昨日、橋本議員の代表質問の中にもるるお答えをしてまいったところであります。

 今後は、輪島朝市と永井豪記念館、工房長屋、足湯「湯楽里」と今月29日にオープン予定であります輪島キリコ会館や輪島塗会館、そして石川県輪島漆芸美術館など既存の諸施設と輪島塗工房めぐりやグルめぐりなどの組み合わせによりまして、さらに回遊性を向上させ、滞在型観光を強化してまいりたいと考えております。

 次に、今年度、能登半島ブームの再来を期してさまざまな講演会を開催しているが、観光関係団体や市民全体にどのようにこれを生かしていくのかの対策論であります。

 ことしは何度も申し上げておりますけれども、本市にとりまして観光誘客絶好の機会であると捉えておりまして、チャンスを逃さず、観光客の皆様方の期待にお答えできるように、新しい取り組みの実施やおもてなしの向上を目的として、昨年からさまざまな講演会や大会などを開催し、経済会の皆様、観光関係者の皆様方にも参加をいただいております。今、大きく足元を見つめて、変わるという最大のチャンスでありますけれども、今変われなければ、この先もずっと変わることは恐らく困難であります。ですから、全体がそのことを強く心にとめて、しっかりと対策をとらなければ、行政だけの責任や立場で事が進むわけではなくて、多くの皆さんが思いを共有していただけるということが大切であろうと思っております。

 そういった中から、石川県が開催する同様の大会などにも関係者の皆様が参加できますように、積極的な支援策も講じているというところであります。

 昨年8月に開催いたしました市民おもてなし推進大会、あるいは本年のバリアフリー観光セミナー、また北陸財務局長の竹田伸一氏の講演会におきましては、さまざまな市民の皆様方の参加が得られ、障害がある方を含めたおもてなしの向上や、地域のさらなる活性化策につきまして、貴重なヒントやご提言もいただいたところであります。

 今後は、こうした貴重なご提言を観光団体の皆様も含めて、裾野を広げて、そしてしっかりとこれを生かすという、そんな努力をしていかなければならないと思っています。

 御陣乗太鼓の実演会場をなぜ変更したのかというお尋ねであります。

 御陣乗太鼓の無料実演につきましては、御陣乗太鼓保存会の皆様方といろいろと協議をしながら、これも見ていただく方、聞いていただく方には無料でありますけれども、その経費を市が負担をいたして実施をいたしております。昨年までは道の駅輪島ふらっと訪夢前の広場、あるいは天候によって施設内で実施をしてまいりまして、大勢の観光客の皆様方に好評を得てまいりました。

 しかし、ふらっと訪夢での太鼓の実演にあわせて、商店街も含めてこの効果をどのようにして駅前商店会、あるいは馬場崎商店街、それを生かしてくることができたのかどうか、そんなこともしっかりと検証していかなければなりません。

 こういった中で、今回、この29日に輪島キリコ会館がマリンタウンにオープンするという予定でありますので、その特設ステージ内で御陣乗太鼓実演を行うことで、より御陣乗太鼓のだいご味が見ていただく方に伝わり、あるいはたたき手もそのことによって、より力を入れてその思いを伝えていくことは可能であるだろうと。また、近くに飲食店も営業するということなども含めて、ここに新しい賑わいが創出できると、そのように考えております。

 これまで御陣乗太鼓実演に何かとご協力をいただいてまいりました輪島駅前商店会の皆様方には商店会の会長を通じまして会場変更の旨の説明をさせていただき、了承をいただいているということであります。

 また、宿泊施設の皆様につきましては、輪島市観光協会からそれぞれ連絡をしていただいておりまして、それらを総合して考えると、特にそのことに異論はないということから、関係皆様方のご理解が得られているものと解釈をいたしているところであります。

 海外インバウンド対策についてのお尋ねもありました。

 海外からのインバウンド対策の一環としての外国人観光客案内機能につきましては、一昨年の秋から昨年の秋まで石川県の事業採択をいただきまして、市内の事業者によって道の駅輪島ふらっと訪夢内に案内業務が行われてまいりました。事業期間経過後は、ボランティアスタッフ数人が交代で案内業務を続けていただいているというところであります。

 本市におきましては、誘客における海外インバウンド対策はこれからもより必要になるということを思いつつ、今議会にその関係予算案を提出させていただき、審議をお願いしているという現状であります。

 事業の実施に当たりましては、関係者や関係団体の皆様と十分協議を行いまして、道の駅輪島ふらっと訪夢内に仮称ではありますけれども、外国人観光客案内窓口を設置し、その案内機能の強化に取り組んでまいりたいと思います。

 次に、北陸新幹線と能登空港の連携による運賃割引はどのようになっているのかとのことでありますが、これまで本市は北陸新幹線金沢開業に向けて、北陸新幹線とのと里山空港の相互利用による誘客の増加を石川県など関係機関を通しまして交通事業者のほうへも働きかけを行ってまいりました。

 その結果、旅行会社数社から、北陸新幹線で石川県に入り、のと里山空港から帰るコース、あるいはそのまた逆の利用の割引旅行商品が販売されることとなっております。いわゆる旅行パック商品と言われるものでありますので、運賃割引の実態につきましては詳細に今つかんでおりませんけれども、利用者の皆様方にとっては経済的にも魅力的な商品ではないかと考えております。

 2番目の輪島中学校建設に関するお尋ねにつきましては西畑教育部長より、それから3番目の地域おこし協力隊につきましては宮下教育参事から引き続き答弁をいたしますので、よろしくお願いします。

 私のほうからは以上であります。



○議長(中谷達行君) 教育部長。

     (教育部長 西畑賢一君登壇)



◎教育部長(西畑賢一君) 2番目の輪島中学校建設についてのお尋ねでございます。今後の建設の進捗状況についてのお尋ねでございます。

 昨日、高田、下両議員にもお答えをいたしましたが、現在は基本設計に着手いたしており、また並行して敷地測量や地質調査並びに解体準備にも着手をしているところであります。平成27年度には引き続き実施設計を進め、建設のための細部にわたる内容につきまして設計に反映させる作業に取りかかる予定といたしております。

 その後、平成28年度当初に建設工事に着手をし、平成29年度中に完成ができるのではないかと考えておりまして、速やかな供用を目指し、鋭意努力してまいる考えであります。

 以上であります。



○議長(中谷達行君) 教育参事。

     (教育参事 宮下敏茂君登壇)



◎教育参事(宮下敏茂君) 3番目、地域おこし協力隊について、トランポリンによる地域おこしに2名の採用を予定しているが、その具体的な内容を示せというお尋ねでございます。

 本市におきましては、スポーツを通した健康で活力ある元気なまちづくりを推進するため、平成26年4月から新たにスポーツ推進室を設け、スポーツに関する知識、技能に優れた実績のある職員を配置し取り組んでいるところであります。

 その施策の拡充を図るため、輪島市体育協会のご協力により推薦をいただき、平成27年度から総務省の地域おこし協力隊制度を活用し、新たにトランポリンを専門とする2名の嘱託職員を配置することといたしております。推薦をいただいたその2名につきましては、それぞれの大学のトランポリン競技大会などで優秀な成績をおさめ、指導実績もある方々で、活動の内容といたしましては、専門でありますトランポリン運動の普及になりますが、とりわけ幼少期からジュニア層の指導、育成に重点を置くことといたしております。

 本市教育委員会がトランポリン運動に重点を置く理由につきましては、バレーボール、バスケットボールのように空中で行う動作を必要とするスポーツが数多くあり、運動能力が最も発達するジュニア期にトランポリン運動により空中バランス能力を伸ばすことができれば、将来すばらしいスポーツ選手を輩出することにつながるものと考えるからであります。

 このほか、本年9月に本市で開催されます西日本トランポリン大会など、各種大会におけるサポートや大会誘致、合宿誘致などにも積極的に携わることにより、スポーツによる本市の活性化が図られるものと期待いたしております。

 なお、地域おこし協力隊としての任用期間は、本年4月1日より来年3月31日までの1年間となりますが、最長3年まで延長が可能とされておりますので、次年度以降につきましては、本人の意向等も踏まえながら検討してまいりたいと考えております。

 そして、オリンピックの事前キャンプにつきましては、現在、国が開催する説明会などに参加し準備を進めているところでありますが、議員ご提言のとおり、いずれかの種目のキャンプを誘致できればと考えているところであります。

 以上です。



○議長(中谷達行君) 17番坂本賢治君。

     (17番 坂本賢治君登壇)



◆17番(坂本賢治君) 最後の挨拶も終わったんですけれども、ここで議長と市長におわびを申し上げたいと思います。

 ちょっと私は風邪気味といえ、質問通告してあったのに、質問をいたしませんでした。にもかかわらず、市長には丁寧な答弁をいただきましてありがとうございました。本当に、再度、質問ではないんですけれども、議長と市長におわびを申し上げておきたいと思います。

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△休憩



○議長(中谷達行君) 暫時休憩します。

 午後1時30分より会議を再開します。

          (午前11時50分休憩)

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          (午後1時30分再開)

出席議員(19人)

   1番  下 善裕         2番  森 裕一

   3番  西  恵         4番  高田正男

   5番  一二三秀仁        6番  鐙 邦夫

   7番  森 正樹         8番  漆谷豊和

   9番  大宮 正        10番  高作昌年

  12番  椿原正洋        13番  上平公一

  14番  小山 栄        15番  玉岡了英

  16番  橋本重勝        17番  坂本賢治

  18番  田中秀男        19番  竹田一郎

  20番  中山 勝

欠席議員(1人)

  11番  中谷達行

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△再開



○副議長(高田正男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△質疑・質問(続)



○副議長(高田正男君) 質疑・質問を続行いたします。

 14番小山 栄君。

     (14番 小山 栄君登壇)



◆14番(小山栄君) 今定例会、最後の質問を行います。

 思い返しますと、私が議員になりまして80回目の定例会かと思います。

 きょう黙祷を捧げました東北大震災の忌まわしい記憶がよみがえってまいりました。4年前の地方統一選のさなかでした。揺れを感じた後、テレビで放映されました映像を見て、映画かなと思ったぐらい悲惨な映像でした。2万人余りの方が命を絶たれ、なおかつたくさんの方が被災生活を送られておりました。4年目を迎えたきょうこの機に、さらなる復興とお亡くなりになりました方のご冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。

 また、ことしになりましてスポーツ大好きな川崎市の中学1年生が無残な死を遂げました。これは私はアナログ人間でございましてインターネットはわかりませんが、ネットとかツイッターとか、いろいろな機械を使っての通信手段でこの事件が発覚したとも言われております。大変ネットは便利な文明の機器でありますが、使い方を間違うことによって悲惨な事故にもつながるかなと思います。

 つい先だって、私のもとに1本の電話がありました。恐らくこの行政関係だと思うんですが、都会では当たり前かもしれません。物事を尋ねましたらネットで調べてくださいという答えが返ったそうです。ネットを使える人間はどれぐらいいるか私はわかりませんが、やはりネットではなく、人が目と目を合わせて、しっかりと説明をしていただくのがおもてなしの心ではないかと思います。猛省を促すところであります。

 さて、3月8日の日、平成26年の輪島市スポーツ賞の授賞式がございました。松本隼君、輪島ジュニアソフトテニスクラブ、この方は第16回の北信越小学生ソフトテニスインドア大会男子5年生以下の部で優勝されました。ほか1団体、個人5名の方が栄えある受賞をされました。あわせてスポーツ奨励賞にはもう常連でございますが輪島レッドイーグルス、第4回の石川県ミニバスケットボール大会で優勝され、ほか6団体、個人15名が受賞されました。

 私が所属しておりますゲートボール協会もニシアの女子がことし全国大会へ行くということで表彰をいただきましてありがとうございました。

 なお、1月17日、18日、全能登中学校新人バスケットボール大会田鶴浜大会では、輪島中学校の女子が優勝、男子が3位でございました。そして、1月31日、能登地区中学校バレーボール1年生強化大会でも輪島中学校の女子が2位に入りました。また、12月13日に開かれました第8回石川県高等学校定時制通信制冬季体育大会、輪島高校定時制の卓球女子が団体の部で角間瞳さん、堂六雪江さん、川端真佳さん、この3名で優勝を果たしております。個人の部でも3位をお二方が入賞されました。

 本当に心から頑張りに敬意を表したいと思います。

 さて、私は今回の質問ですが、里山、里海1点に絞っての質問でございます。

 きのう、きょうと同僚議員の中からも同類の質問もあったかなと思いますが、この里山について特に私は行政当局、私たちも含めて取り組んでいくことの重要性を訴えたいと思います。

 まず、23年度、24年度、イノシシの被害は20アール強の被害という面積でした。ところが、26年度は1,414.9アールの被害面積、農業共済の共済金の支払い額でも466万8,756円、前年比の3.9倍に膨れ上がっております。それだけイノシシの被害は拡大急増しているわけでございます。

 これもやはり里山が荒れているからという専門家のご意見もございます。そして、私がこの質問をするのを待ち構えていたように、きのう輪島市小伊勢町へトキが飛来しました。それだけまたこの輪島にはトキにも愛される土地があるということでございますが、私は以前にもこのトキの生息地にどうかという話をいたしました。

 ところが、平成26年12月の新聞で今、石川動物園でトキの公開をしようとしているわけでありますが、泉田新潟県知事は釈然としないという新聞記事を発表いたしました。ただ、この分散飼育は鳥インフルエンザなどの感染症のリスク軽減というふうに言われているわけでありますが、佐渡島の方々の心情を考えますと、この泉田知事の新聞でのご意見も理解はできますが、やはりトキはトキで自分ですみかを選んで飛んでくるわけでありますから、能登半島といえども、トキの住みやすい里山を守るべきかなというふうに思います。

 この後の私の質問に関係してくるわけでありますが、これも以前に私が質問いたしました。これは個人の山の話でございますが、里山という定義は田んぼがあって、住家があって、その背後に人工林があって、その上のほうにはいわゆる雑木林、郷土樹種が生え茂っているところを里山という定義というふうに私は学習をしたつもりでありまして、この後、質問いたしますブルーエナジーについてでありますが、私ども地元三井町では大変期待をしている方も多くいらっしゃいます。

 この私が以前に提案した7合目付近から上のほうの木は伐採をして、いわゆる雑木林に戻して里山の景観に戻すという提案をしたこともございます。今、三井町市ノ坂で計画されておりますブルーエナジーについて、地元のほうではさまざまな話が出ているわけでありますが、この計画の概要はどうなっているのか。土地の買収も含めて、その計画の概要を詳細にご説明いただければ幸いかと思います。

 それと、平成27年度の予算で概算615億円という農山漁村活性化プロジェクト支援交付金というのが計上されておりますけれども、この中で交付金の対象施設は資源の有効利用など、いわゆるバイオマスを含めてなっているわけでありますが、これは計画主体が都道府県または市町村というふうになっていました。このブルーエナジーは恐らく市は出資はしておりますけれども、その事業には該当しないかなと思いますが、その辺も含めてご説明をいただければと思います。

 それから、地元で今、森林組合とか、いろいろな方々と話をしているわけでありますが、私ども当初伺ったときには、間伐材を集めて、それをいわゆる発酵されたバイオマス発電というふうに承っておるんですが、年間2万1,000トンとも2万7,000トンとも言われておりますけれども、この間伐材の供給に無理はないのか。そのいわゆる机上での計算と、実際に山から出してくる間伐材の供給に無理はないのか、これを伺っておきたいと思います。

 ただ、きょうの質問にもありましたが、里山の空き家が目立つ、特定空き家というそうでありますが、この空き家についても能登を回っております中で里山の景観を大分乱しているところもあるように思います。里山全体のことについてお尋ねをいたしました。

 さて、市長とは平成7年からこの議場で20年間、議員、そして市長としてつき合ってまいりました。調べましたら、子宝支援事業、これはもう県内初めて、全国でもまれということで、平成13年に施行しました。これが平成25年度末、出産数が40名、いわゆる出産率62.5%、そしてまた被災者再建支援、これも県内初めて、地域貢献見守り事業も県内初めてで、これまで5名の人命救助に貢献されました。あとは、子育て支援として保育料の多子世帯軽減事業や医療費助成窓口無料など、県内初めてという事業が私調べただけでも10事業ございました。非常に議会ともいろいろな議論をしながら進めてきたわけでありますが、梶市政を支えて私も20年間この議場で発言をさせていただきました。

 この後、私どもには厳しい試験がございます。また皆さんでここで会えることを希望して質問を終わります。(拍手)



○副議長(高田正男君) 市長梶 文秋君。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 小山議員のご質問にお答えをいたします。

 種々あろうと思いますけれども、絞りに絞って1点のみのご質問ということで、能登の里山、里海に関するご質問でございました。

 ブルーエナジーについて計画の概要はどうかという内容でありました。輪島ブルーエナジーにつきましては、最大出力で3,000キロワットの木質バイオマス発電事業を展開する、そういった趣旨での会社設立でありまして、平成25年6月に会社が立ち上がりました。その後、建設予定地の用地取得、それからそのための資金確保、こういったところに相当努力をしてこられたところであります。それと、ご指摘のように事業が開始されてから、その原材料となります木材の調達が可能かどうか、その3点がいろいろと議論になったところであります。

 3,000キロワットといいますと、一般家庭で言うと約7,200世帯の電力を賄うという量であります。そこでこの間いろいろと資金調達に努力をしてこられて、資金については多くの皆さんの出資があり、そこについてはまずクリアしたと、それから原材料、いわゆる木材の調達について、県といろいろと調整も行われてきたようであります。

 結果、当初の計画に比べておくれてはいるところでありますけれども、用地の取得が完了したと、資金の調達についてもめどが立ったということもあり、できる限り早い時期に国の設備認定を受けて、電気事業者との売電契約に向けて今後話を進めていくということになるようであります。

 また、発電に要する木質燃料には、間伐木材などの未利用木材と、チップなどの一般木材が使用されることになりますけれども、それらは全て県内産という考え方でありまして、石川県森林組合連合会と木材の安定取引協定が締結をされ、一般木材につきましても県外の林業事業者と協定が締結をされているということで、計画の上では調達ができるというめどが立ったということでありますので、あとはこの事業が順調にこの後進められて、国の交付金などについても最も有利なところからの調達をいただけるように、交付をいただけるように現在調整中ということであります。

 以上で終わります。



○副議長(高田正男君) 14番小山 栄君。

     (14番 小山 栄君登壇)



◆14番(小山栄君) 二、三、再質問をさせていただきますが、今、用地の取得もほぼ完了した、そしてまた木材の安定供給の契約も結んだ。今、市長の口から間伐材、未利用材、もしくはチップ材という話がございました。これは電力会社の発電、売電の価格は私はこれは現場で聞いたんですが、いわゆる杉材を使ったバイオマスの発電量と、そこに雑木が入った場合、それから空き家などを取り壊した廃材を使った場合等、発電量、いわゆる売電量が違うという話も伺っているわけでありますが、ただ、くしくも同じ三井町にチップの工場もございます。冬場になるとやはりどうしても木材の搬入が少なくなる。私どもはせっかく市が出資をして、このブルーエナジーに期待が大きいがゆえに、本当に木材の供給、安定的に、机の上だけじゃなくて、現場で働いている方々のお話も聞いた上で計画を実施してほしいから尋ねているわけであります。

 また、もう一つは今の石川県内で加賀とか、宝達志水も再開をするというふうに聞いておりまして、今まで能登一円の間伐材というふうな捉え方をしていましたんですが、県内から搬送するという計画もあったんだろうと思うんですが、加賀や小松、そして今、宝達志水でやると、本当に中能登以北のいわゆる間伐材だけになってしまうので、大変危惧するわけでありますが、そこら辺のほうをいま一度、このブルーエナジーさんの企画担当、計画担当に行政側からもしっかりと指導をいただいて、間違いのない企業として運転ができることを願っておりますが、その辺おわかりの範囲でしたらお答えをいただきます。



○副議長(高田正男君) 市長梶 文秋君。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) 小山議員の再質問でありますが、この事業のその意味するところ、我々とすれば1つは地域全体が高齢化をしている、そのことによって山の管理が行き届かない、そういう中で間伐材がこの事業を通して必要になる、そんなことで山に手が入っていくということが、これは一つは林業家にとっても大きなメリットであるということ。

 2つ目には、やっぱりバイオマス発電という、いわゆる循環型のエネルギー再生といいますか、エネルギーをこのことによってつくり出す、これが大事なことであるということなどを含めて、市のほうもこの事業に対して出資を行ってきたという経緯があります。

 今ほどご心配をいただきました原材料の調達という部分については、先ほどの答弁の中でも申し上げましたけれども、石川県森林組合連合会、ここを大きな一つのよりどころとして、そことの協定がなされているということ、また一方で能登森林組合のほうも、このことに対してして全面的に協力をいただけるということなど、幾つかの条件がクリアをされたという、そんな中での県への申請、県を経由して国のいわゆる地域循環型交付金、こういったところの制度にしっかりと合うようにということで、現在申請もいたしているということであります。

 私どもの立場からしても、冒頭申し上げたように、重要な事業であるという視点で、行政としての立場から適切に支援や、あるいは指導といったことを行ってまいりたいと、そのように思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○副議長(高田正男君) 以上で通告による質疑・質問は終わりました。

 これをもちまして質疑・質問を終わります。

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△委員会付託の件



○副議長(高田正男君) ただいま議題となっております議案第1号から議案第40号までの各件は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△追加議案上程



○副議長(高田正男君) 日程第2、議案第41号から議案第52号までを一括して議題とします。

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△市長追加議案説明



○副議長(高田正男君) 市長から提案理由の説明を求めます。

 市長梶 文秋君。

     (市長 梶 文秋君登壇)



◎市長(梶文秋君) それでは、本日、追加提出いたしました議案につきましてご説明を申し上げます。

 今回、追加で提出いたしましたのは、平成26年度予算の補正に係るものが11件、また平成27年度当初予算の補正に係るもの1件の計12件であります。

 初めに、平成26年度一般会計外10会計の補正予算案の主な内容でありますが、今回の補正予算につきましては、国の経済対策の一環といたしまして先月3日に可決されました地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策、いわゆる国の平成26年度補正予算に対応したものとし、一部につきましては国のこうした交付金を活用するために本市における27年度当初予算に既に計上し、今回、審議をいただいている一部の事業について前倒しをしてこの補正予算に計上するという措置をとらせていただきました。

 まず、地域の消費を直接喚起する取り組みを支援する国の補正予算に盛り込まれました4,200億円の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金活用事業といたしましては、輪島商工会議所及び門前町商工会が行う購入金額に2割分の上乗せをつけて、1セット当たり1万円で販売をする、いわゆる1万円で1万2,000円に相当するプレミアムつき商品券の発行事業についてでありまして、その2割の上乗せ分6,000万円及び事務経費、合わせて7,200万円を計上いたしました。全体で3億円のプレミアムつき商品券について発売をするということで、その上乗せ分6,000万円と事務経費1,200万円の7,200万円ということであります。

 また、北陸新幹線金沢開業後の能登空港の利活用促進を図るために、能登空港から羽田便を利用する方に対しまして5,000円で1万円分使用できる旅行券を発行するための費用を計上いたしました。

 次に、本市のまち・ひと・しごと総合戦略の策定に先立ちまして、特に必要性の高い事業を先行実施するために、地方創生先行型交付金を活用した事業といたしまして、本市の総合戦略及び地方人口ビジョンの策定に必要となる費用や、このたびの「まれ」の放送開始を契機とした観光プロモーションの実施に必要となる費用を計上いたしました。

 このほか平成27年の当初予算の前倒しといたしまして、外部人材を活用する地域おこし協力隊に係る費用を初め、不妊治療に係る検査費及び診療費を助成する子宝支援事業費、また昨年10月から開始をいたしました本市区域内での民間事業者による新たな事業所開設を促し、本市のおける事業機会及び雇用機会拡大を図る企業・新規出店支援事業に必要となる費用について計上いたしました。

 また、その他の事業といたしまして、融資を受けて農業用機械等を導入する方への融資を受けた残額への補助や、林業専用道広岡2号線の整備に必要となる費用を計上したほか、市道市ノ坂・州衛線の宮ノ下橋及び市道走出・田村線の高外場橋の長寿命化対策や門前町本市地区に耐震性貯水槽を設置する費用について計上いたしました。

 次に、通常の予算の補正のうち新たなものといたしましては、いよいよ目前に迫る北陸新幹線金沢開業にあわせ、宿泊、飲食、観光及び商業の各施設において、外国人旅行者の受け入れに必要となる設備を改修する事業者を支援するために必要となる費用を計上いたしました。

 さらに、昨年12月に本市市勢功労者であります室本隆輔様から100万円のご寄附を賜り、室本様の意向に沿いまして、その寄附金で購入した図書を室本文庫と称し、これを輪島中学校に創設するための費用を計上いたしました。ご寄附をいただきました室本様に対しまして、この場をおかりいたしまして、改めて深く感謝を申し上げる次第であります。

 そのほか予算の補正といたしまして、給与関係費として、職員の退職手当につきましてでありますが、当初予算では今年度定年退職となる職員の退職手当のみを計上いたしておりますが、今般、勧奨などによって本年3月末の退職など、定年以外の理由に基づく退職予定者が見込まれることから、追加に要する予算措置をお願いしようとするものであります。

 このほか、国の補正予算関連などで本年度内に事業完了が困難となった一般会計のうち26の事業におきまして、あらかじめこの予算を翌年度に繰り越して事業を行うために繰越明許費の設定を行うものであります。

 これらの結果、一般会計の補正予算額は3,387万円の増額となりまして、補正後の額では246億3,458万2,000円、また特別会計の補正予算額は9,167万4,000円の減額となりまして、補正後の額では114億5,041万5,000円、また企業会計の補正予算額は5,141万円でありまして、補正後の額では73億831万1,000円となります。全会計での補正後の予算の合計額は、合計いたしますと433億9,330万8,000円となるものであります。

 続きまして、異例ではありますが、今議会に提出いたしております平成27年度当初予算の補正についてご説明をいたします。

 先月13日に一本松総合運動公園市民温水プール、サン・プルルにおきまして、小プール奥の側面壁の一部が経年劣化により腐食いたしまして落下するということがございました。早速ほかにも経年劣化によって危険箇所がないか点検を行いました結果、ほかにそこ以外にも改修必要箇所が見られたことから、当該施設の長寿命化及び機能強化を図るために、当該箇所の修繕や機械設備の更新を含む施設全体の大規模改修工事を早急に行うために必要となる費用といたしまして1億4,800万円を計上することといたしました。補正後の平成27年度当初の一般会計予算の合計額につきましては、この結果203億4,800万円となるものであります。

 なお、先ほどご説明いたしました平成26年度一般会計の補正予算におきまして、当該大規模改修工事に係る調査設計費について盛り込んであるほか、速やかに工事を発注するために、工事費の一部について債務負担行為を設定させていただいておりますので、あらかじめご理解を賜りたいと思います。

 営業再開の予定でありますけれども、5月中に整備を何とか終えまして、6月からの再開を目指しますとともに、施設の安全確保に努めてまいりたいと考えております。

 以上が今回提出した議案の主な内容であります。

 いずれもご審議をいただきまして適切なる対応を賜りますようお願いを申し上げます。

 なお、いま一つ加えまして、人事案件等につきまして最終日に改めて追加提出をさせていただく予定といたしております。このことにつきましても、あらかじめご理解を賜りますようにお願いをいたします。

 以上でございます。

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△質疑



○副議長(高田正男君) これより質疑に入ります。

 ただいまのところ、質疑の通告はありません。

 これをもちまして質疑を終わります。

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△委員会付託の件



○副議長(高田正男君) ただいま議題となっております議案第41号から議案第52号までは、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△休会の件



○副議長(高田正男君) 日程第3、休会の件をお諮りいたします。

 3月12日から16日までの5日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これにご異議はありませんか。

     (「異議なし」というものあり)



○副議長(高田正男君) ご異議なしと認めます。よって、3月12日から16日までの5日間は休会することに決定しました。

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△閉議



○副議長(高田正男君) 以上で本日の日程は、全て終わりました。

 次会は、3月17日午後2時から会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

          (午後2時08分散会)

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          (参照)議事日程(第3号)

                          平成27年3月11日(水)

                          午前10時開議

 日程第1 議案第1号から議案第40号まで

       一括議題

       質疑及び市政一般に関する質問、委員会付託

   第2 議案第41号から議案第52号まで

       一括上程

       提案理由の説明、質疑、委員会付託

   第3 休会の決定