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石川県 七尾市

平成16年 12月 定例会(第1回) 12月06日−01号




平成16年 12月 定例会(第1回) − 12月06日−01号 − P.0 「(名簿)」












平成16年 12月 定例会(第1回)



     平成16年第1回七尾市議会定例会会期日程

                               (会期15日間)



月日

本会議
休会の別
開議時刻
議事


12月6日

本会議
午前10時
開会
会期決定
会議録署名議員指名
市長提出案件説明


7日

休会
 
 


8日

休会
 
 


9日

本会議
午前10時
質疑・質問(一般)


10日

本会議
午前10時
質疑・質問(一般)


11日

休会
 
 


12日

休会
 
 


13日

本会議
午前10時
質疑・質問(一般)


14日

休会
 
 


15日

休会
 
(各常任委員会)


16日

休会
 
 


17日

休会
 
 


18日

休会
 
 


19日

休会
 
 


20日

本会議
午後2時
委員長報告
質疑
討論
採決
閉会



     平成16年第1回七尾市議会定例会会議録

議事日程(第1号)

                 平成16年12月6日(月曜日)午前10時開会

 日程第1 会期決定の件

 日程第2 会議録署名議員指名の件

 日程第3 市長提出議案第1号ないし第26号及び報告第25号ないし第27号(説明)

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

出席議員(57名)

      1番  政浦幸太郎君     2番  池岡一彦君

      3番  瀧音弘信君      4番  杉木 勉君

      5番  久保吉彦君      6番  島田 篤君

      7番  坂下孝志君      8番  藤井政治君

      9番  平山紀昭君     10番  西田昭二君

     11番  伊藤正喜君     12番  蔵谷美喜蔵君

     13番  杉森克夫君     14番  荒川一義君

     15番  松井千太郎君    16番  松本精一君

     17番  伊藤厚子君     18番  垣内武司君

     19番  川森外行君     20番  山本一明君

     21番  水上久博君     22番  石島正則君

     23番  大林吉正君     24番  古田秀雄君

     25番  古川 繁君     26番  石川邦彦君

     28番  舘野繁雄君     29番  桂 撤男君

     30番  高僧 弘君     31番  松本計麿君

     32番  堀井義孝君     34番  津田照生君

     35番  中西庸介君     36番  永崎 陽君

     37番  柳 助男君     38番  氣戸佐俊君

     39番  竹本信太郎君    40番  井田 孝君

     41番  今田勇雄君     42番  田浦勇吉君

     43番  作田啓二君     44番  谷口正昭君

     45番  中西 博君     46番  岡野廣市君

     47番  杉本忠一君     48番  小間邦雄君

     49番  木下孝輝君     50番  中村宗之進君

     51番  木下 彬君     52番  瀧川正美智君

     53番  千場 拓君     54番  石倉喜一君

     55番  助田 尚君     56番  野崎 博君

     57番  仙田 忍君     58番  後藤達雄君

     59番  半座六弘君

欠席議員(2名)

     27番  堀田郁夫君     33番  宮下研一君

説明のための出席者

                    市長公室長兼

   市長      武元文平君    秘書広報課長  神野善一君

                    兼人事課長

   企画政策部長  永畠直樹君    政策推進課長  南 紀一君

   地域振興課長  平野 忍君    田鶴浜支所長  遠藤正志君

   中島支所長   上野登志雄君   能登島支所長  出村俊昭君

   総務部長兼

           田中 修君    総務課長    尾田光生君

   監理課長

   財政課長    永井兵嗣君    財政課主幹   楠 利勝君

                    民生部次長兼

   民生部長    出村範彦君            高橋勝美君

                    長寿福祉課長

   子育支援課長  広沢郁夫君    産業部長    南 正一君

   産業部次長兼

           大松博一君    商工観光課長  竹林長康君

   農林水産課長

   建設部長    小林信之君    上下水道部長  本田利助君

   会計課長

   (収入役    山本美千代君   教育委員長   福田教導君

   職務代理者)

   教育長     松浦正武君    教育部長    室田久則君

   教育次長兼

           三富 博君    体育課長    松井 繁君

   庶務課長

欠席者

   12月9日欠席者  田鶴浜支所長  遠藤正志君

事務局職員出席者

                    次長兼

   事務局長    雪嵐光男             高木精一

                    総務課長

   次長兼              議事調査課

           片山慶進     主幹兼     向田秋子

   議事調査課長           議事調査係長

   議事調査課            議事調査課

           岡本寿美子            平畠基次

   主幹               主任



△開会 午前10時02分



△開会・開議



○議長(後藤達雄君) ただいまより平成16年第1回七尾市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。



△諸般の報告



○議長(後藤達雄君) この際に諸般の報告をいたします。

 報告につきましては、お手元に配付してありますので、御了承をお願いいたします。



△会期決定



○議長(後藤達雄君) これより日程に入ります。

 日程第1の会期決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日から12月20日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(後藤達雄君) 異議なしと認めます。

 よって、会期は15日間とすることに決しました。



△会議録署名議員指名



○議長(後藤達雄君) 次に、日程第2に入り、会議録署名議員の指名をいたします。

 本署名議員に、久保吉彦君、島田篤君を指名いたします。



△市長提案説明



○議長(後藤達雄君) 次に、日程第3に入り、本日市長から提出のあった議案第1号ないし第26号及び報告第25号ないし第27号を一括して議題といたします。

 以上の議案に対する説明を求めます。

 武元市長。

         〔市長(武元文平君)登壇〕



◎市長(武元文平君) 皆さんおはようございます。

 本日、ここに議員の皆様にお集まりをいただき、平成16年の第1回七尾市議会定例会を開催するに当たりまして、市長としての所信の一端と、今回御審議をいただく議案のあらましについて御説明申し上げます。

 まず、説明に先立ちまして、ことしのたび重なる台風で被害に遭われた方々や新潟県中越地震の被災者の方々に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げる次第であります。

 さて私は、過日の市長選挙におきまして、多くの皆様の御信任をいただき、新七尾市の市政運営の重責を担わせていただくことになりました。新七尾市初代の市長としてまことに光栄に存じますとともに、感謝の念にたえないところであります。同時に、課せられた使命の大きさと責任の重さに身の引き締まる思いであります。市民の皆様からの負託にこたえるべく、全力を傾注して職務に邁進する所存でありますので、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。

 さて、新七尾市は、この10月1日の市町合併により「七尾湾と温泉をいかした能登から世界への架け橋〜人が輝く交流体感都市〜」を目指してスタートしております。合併協議会において決定されました新市建設計画をもとに、新しいまちづくりが始まったわけであります。すべての市民が合併してよかったと実感できるまちづくりを進めていかなければなりません。特に、旧鹿北3町の皆様につきましては、今後さまざまな不安を感じることのないよう、また合併したことによって不都合な思いをすることのないよう、十分に配慮しながら市民同士の融和を図り、新市の一体感の醸成に努めてまいります。同時に、旧市町単位で設置をされる地域審議会を通じて、地域の歴史や文化、個性や特徴を損なうことなくまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 私は、新市建設計画の具体化に向けた市政運営方針として、5つの柱を掲げることといたします。

 第1は、「能登の未来を担うひとづくり」の推進であります。

 七尾市のまちづくりは七尾の人づくりでもあります。これからの地域間競争に勝ち残るためには、市民一人一人が地域にしっかりと根をおろすとともに、七尾の将来・未来を見据えて地域の課題に積極的に取り組んでいかなければなりません。

 このため、特にこれからの能登の未来を担う青少年の教育に力を注いでまいります。豊富な知識と豊かな人間性を備えるとともに、ふるさと七尾を誇りに思い、ふるさとのために働き、ふるさとに骨を埋めてくれる人材を育ててまいります。ふるさとの歴史、文化、自然を学ぶふるさと教育を推進するとともに、国際化時代に向け世界への視野を広げ、国際理解を深めるため、国際交流活動も積極的に推進します。

 第2は、「市民協働のまちづくり」の推進であります。

 まちづくりの主役は市民であります。陳情や要望のみで、あとは行政にゆだねる市民ではなく、市民が真に求める住みやすいまち、住んでよかったまちを実現するため、市民みずからが主体となって考え行動することにより、市民と行政が協働するまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 市民の市政への関心を高め参画を進めるため、情報公開、情報提供を一層推進し、市民と行政が情報を共有することによって市民協働のまちづくりを進めてまいります。また、NPO法人など、市民の自主的、主体的な活動に対しても積極的に支援してまいります。

 第3は、「地域経済の活性化と雇用の創出」の推進であります。

 このたびの選挙活動を通じて多くの皆様から強くいただいた意見は、若者の雇用の創出と確保でありました。改めて地域経済の活性化と雇用の創出の必要性を痛感した次第であり、今後早急に地域経済再生プロジェクトを立ち上げることにより、雇用の創出と自立できる産業活力づくりを模索してまいりたいと考えております。

 具体的には、県や経済団体と連携し、民間企業の方々にも御支援をいただきながら企業誘致を積極的に進めるとともに、新規産業の開拓についても、斬新な発想と技術を持ったベンチャー企業や起業者を積極的に支援することにより雇用の場の創出に努めてまいりたいと考えております。

 あわせて、七尾仏壇、田鶴浜建具、七尾西湾を中心としたカキ養殖や食品加工産業など、地域に根づいた地場産業の新製品開発等の振興や後継者の育成に努めてまいります。また、観光振興に向けては、まず200万人の入り込みを目指すことといたします。この目標達成のため、和倉温泉を中心とした七尾西湾の豊かな自然や、さまざまなリゾート施設を有する能登島など、既存の観光資源のさらなる魅力化と新市観光戦略の一体化を図るとともに、あわせて新商品を発掘し開発することにより新七尾市としてのブランド力を高め、国外からの交流人口も拡大できるよう努めてまいります。

 第4は、「少子高齢化対策」の推進であります。

 まず、少子化対策についてでありますが、今の七尾市がこのまま推移しますと、推計の方法によっては、10年後の平成26年の人口は5万3,000人、そのうち15歳未満は6,300人程度にまで落ち込むこととなります。平成7年の約1万1,000人と比較して6割程度にまで減少するわけであります。こうした少子化の傾向に歯どめをかけ、人口の減少に歯どめをかけることが七尾市の存亡をかけた最重要課題となっております。

 少子化の大きな原因となっている未婚化、晩婚化を解消するとともに、安心して多子家庭を営んでいくことができるような施策を早急に策定してまいります。同時に、子供が健やかに育つ環境づくり、安心して育てられる仕組みづくりを積極的に進めてまいります。特に、小児医療体制の充実や医療費の軽減、保育料の低減や各種保育サービスなど、子育て支援体制の充実を進めてまいります。

 一方、高齢化対策につきましては、介護サービスの充実が求められています。支援や介護を必要とする高齢者が安心して暮らせる介護システムの構築を進め、在宅介護の支援強化を図るとともに、介護予防や認知症予防も積極的に進めてまいります。具体的には、地区公民館や健康センターなどを活用した高齢者健康教室を開催し、運動機能の低下を防止するとともに、高齢者が自立して生活できるよう就労、就業の支援を進めることとしております。また、身近な生活の場所に高齢者が気軽に集うことのできる居場所を設け、地域の子供たちとも触れ合うことのできる場を提供してまいりたいと考えております。

 第5は、「より住みやすい地域づくりを目指した社会資本整備」の推進であります。

 能登半島の中核都市として、能越自動車道や国道バイパスなどの広域・幹線道路網の整備を進めるとともに、住民生活を支える生活道路や公共交通網の整備を積極的に進めてまいります。また、快適な生活空間としての美しい景観づくりや市民生活の利便性を高める情報通信システムの充実にも力を入れてまいります。同時に、観光都市にふさわしい町として、自然や環境の保全に向けて、地球環境汚染の防止や環境への負荷の少ない社会の実現を目指すため、リサイクル運動を一層推進し、リサイクル施設も設置するなど、資源循環型のまちづくりを進めます。

 しかしながら、この5つの柱に沿って合併後のまちづくりを着実に行っていくためには、適正な財政計画に基づいて施策を実施していかなければなりません。御承知のとおり、平成15年度決算に見る旧七尾市、田鶴浜町、中島町及び能登島町の経常収支比率は、94%から98%といずれも高く、また一般会計における市債残高も既に500億円を超えており、合併後も財政の危機的状況に変わりはありません。その上で、今後も一層厳しくなる国の三位一体の改革への対応もしていかなければならない状況であります。硬直化した財政状況を打開し、限られた税財源をより効率的に有効に活用していくためには、さらなる行財政改革を進めなければならないことが明白であります。

 新市の行政改革大綱は、本年度中に素案を作成し、さらに市民委員会を通じて、市民の目線からサービスの質、コスト、スピードなどの検討、見直しを行った上、策定につなげていきたいと考えております。また、各種補助金についても、個別の内容を吟味、検討した上で、公平性、必要性、客観性などの基準を設け見直しするとともに、政策誘導的な補助金については重点配分をするなど、適正化を図ってまいります。その上で、市民が満足するサービスを提供できるよう徹底して改革に取り組むことにより、行財政運営の効率化と自立した自治体の実現を目指してまいります。

 50年後、100年後を見据え、子々孫々に誇ることができるよう、市民一人一人の皆様とともに新七尾市を築き上げてまいりたいと考えております。全身全霊を傾け、6万4,000市民の幸せづくりに努めてまいりますので、議員各位並びに市民の皆様の一層の御支援と御協力をお願い申し上げ、市政運営に当たりましての所信表明とさせていただきます。

 それでは、改めて提出いたしました議案のあらましについて御説明申し上げます。

 議案第1号から第15号は、平成16年度の七尾市の一般会計外、13の特別会計及び水道事業会計予算であります。いずれも旧の七尾市、田鶴浜町、中島町、能登島町、それぞれにおいて既に議決され、合併期日において執行されていない予算をもとに、合併後の16年度下半期に必要となる予算を見積もりし、編成したものであります。したがいまして、今回新たに計上いたしました予算の説明にとどめたいと存じますので、御了承をお願い申し上げます。

 議案第1号の一般会計予算は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ251億4,000万円としたものでありますが、今回の市町合併に伴い、田鶴浜町、中島町及び能登島町が石川県市町村職員退職手当組合から脱退し、それぞれ加入期間中に納付した負担金と支給を受けた退職手当の総額を精算した結果、14億円を超える差額が生じ、これを3カ年間で納付しなければならないことから、債務負担行為とあわせて必要な予算を計上したほか、旧七尾市職員について、当初の予定を大幅に上回る退職予定者となったため、退職手当の追加計上を行ったところであります。

 また、10月中旬に日本列島を襲った台風23号は、各地に大きな被害をもたらしたところであり、当市におきましても、特に漁港施設に甚だしい被害をこうむったことから、道路や河川、農業施設とあわせて、早期の復旧のため必要な予算を確保しているところであります。なお、被災した施設のうち、特に早期に復旧しなければならないものについては、暫定予算で計上した予備費を充用し、対処いたしましたことを御報告申し上げます。

 このほか、七尾駅前第2地区の市街地再開発事業については、年内には権利変換計画の調整が完了し本格的な事業実施の運びとなりますが、平成17年度実施予定事業の一部について、国の補助認承額の前倒しによる追加がありましたので、必要な予算を確保し事業の進捗を図るものであります。また、旧笠師保小学校校舎の改修により新たに設置することとなる中島地区の児童クラブと高齢者の生きがい作業所について、その管理運営に必要な予算を計上しているところであります。

 これらの財源といたしましては、市税初め地方交付税、国・県などについて、法令等に基づいて、歳出同様に下半期における収入見込み額を再見積もりし、計上したところでありますが、旧市町から引き継いだ財政需要に加え、さきに申しました追加計上によってさらに大きな財源不足が生じたことから、退職手当積立基金2億6,000万円余りとまちづくり基金1億2,000万円、財政調整基金約5億円を追加繰り入れするなどし、当面の財源手当を行ったところであります。

 以上が、一般会計予算の概要でありますが、議案第2号の公共用地先行取得事業特別会計予算から議案第15号の水道事業会計予算についても、一般会計同様、旧市町から引き継いだ財政需要について、それぞれの会計における16年度下半期の予算計上を行ったところであります。

 以上で予算関係議案の説明を終わり、次に条例関係などについて御説明申し上げます。

 議案第16号は、市長の資産等の公開について、関係法令の規定により必要な事項を定めるものであります。

 議案第17号は、職員倫理条例であります。一般職、特別職にかかわらず、職員が公務員としての倫理を保持するとともに、市民の信頼を確保しなければならないのは当然でありますが、職務の遂行に当たっての遵守事項や禁止行為等について、明確な基準を設けるものであります。

 議案第18号は、七尾サンライフプラザにおいて新たに浴室利用料を設定するなど、同様のサービスを行う施設間の不公平を是正し、かつ受益と負担の均衡を図る観点から必要な条例改正を行うものであります。

 議案第19号は、国民健康保険税条例の一部改正でありますが、地方税法の改正により、平成17年度の国民健康保険税の算定に向けて必要な改正を行うものであります。

 議案第20号から第22号は、二宮川水防事務組合、のと鉄道運営助成基金事務組合及び七尾鹿島公平委員会について、平成17年3月1日をもって新たに中能登町及び能登町が設置されることから、必要な規約の改正を行うため議決をお願いするものであります。

 議案第23号及び第24号は、石川県農業信用基金協会及び石川県漁業信用基金協会の会員となることについて、関係法令の規定により議決をお願いするものであります。

 議案第25号及び第26号は、市道14路線を廃止するとともに区画整理事業などにより、新たに56路線を認定するものであります。

 報告第25号及び第26号は、職員の給与関係条例の一部改正でありますが、平成16年の人事院勧告に沿って寒冷地手当の支給を行うため改正が必要となったことから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことについて報告するものであります。

 報告第27号は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、七尾街づくりセンター株式会社の経営状況について報告するものであります。

 以上で議案の説明を終わりますが、最後に、平成17年度予算の編成方針について、この場をおかりして御説明申し上げます。

 我が国の経済は、全体として企業部門が改善に向かい、その広がりが個人消費へと徐々に波及しており、民間需要主導での景気回復が進むことによって、かつての長期的な停滞からは脱しつつあると言われております。しかしながら、大企業に比べて中小企業の状況はまだまだ厳しく、また地方によって景気の回復動向にもばらつきがあることから、私たち地方都市にとっては依然として厳しい状況が続いていると言わざるを得ないところであります。

 国は、こうした状況を踏まえ「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」において、平成16年度までを集中調整期間とし、一応の評価をした上で、平成17年度及び18年度を重点強化期間と位置づけ、回復基調にある景気を一層拡大させ隅々へと浸透させていくため、引き続きさまざまな方策を行っていくこととしております。

 さらに、こうした方針に基づき、平成17年度予算を構造改革の仕上げと新たな成長に向けた重要な予算とし、引き続き義務的経費を含めた歳出を厳しく見直し、重点課題に対してめり張りのある配分を行うなど歳出改革路線を堅持するとともに、社会保障制度改革や三位一体の改革についても、地方との連携のもと大きく前進させることといたしております。

 一方、私たちの地方財政は、これまで国の主導によって景気の回復を前提とした財政運営を行ってきたところでありますが、景気の低迷が当初の予想を超えて長期化し、期待した景気の回復もないまま現在に至っていることから、国と同様の税財源が年々先細ってきている現状であります。しかしながら、直接住民と接していく中で、時々のニーズにこたえ続けていくためには財政需要はますます大きくなってきており、みずからの歳出構造、みずからの財政基盤では支え切れない状況に陥っているところであります。

 こうした状況下において、地方の実情に十分配慮が行われることなく三位一体の改革によって実質的に地方財源が削減される事態は、まさに地方の死活問題であり、地方全体としてさらに危機的な局面を強いられることが確実であります。このような危機的状況は、七尾市においても例外ではなく、極めて憂慮すべき事態であると言わざるを得ません。

 新市の行財政運営に当たり、私たちが早急に取り組まなければならないことは、一日も早く合併による合理化メリットを実現するとともに、市民、行政がともに知恵を出し合って、さらなる合理化・効率化を図ることによって、将来にわたっても持続して効果的に事業を推進することができる財政基盤をみずから確立していくことであります。

 あわせて、旧の七尾市、田鶴浜町、中島町及び能登島町において、個別に行われてきた行政課題に対する取り組みを一日も早く一体感のあるものへと昇華させ、七尾市まちづくり計画に掲げる「人が輝く交流体感都市」の実現を目指し、圏域全体において等しく住民福祉の向上を図ることができるよう取り組みを強化していくことであります。

 平成17年度予算は、こうした方針のもと、職員一人一人が新市が向かうべき方向性を十分に理解し、真に地方の力が試される中で、自己決定・自己責任の精神に基づいて、これまで以上に創造力を発揮することにより、新七尾市の実質的な第一歩にふさわしい予算編成としてまいりたいと考えております。

 議員各位初め市民の皆様におかれましても、地方行財政を取り巻く状況や当市の財政状況等を御推察いただくとともに、新市の着実な発展のため、以前にも増して御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 以上で説明を終わりますが、細部につきましては、議事の進行に従いまして御説明申し上げたいと存じます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(後藤達雄君) 提案理由の説明を終わります。

 以上をもって本日の議事日程は全部終了いたしました。



△休会



○議長(後藤達雄君) 次に、休会の件についてお諮りいたします。

 議案調査等のため、明7日から8日までの2日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(後藤達雄君) 異議なしと認めます。

 よって、以上のとおり休会することに決しました。



△散会



○議長(後藤達雄君) 次会は12月9日の午前10時より会議を開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。



△散会 午前10時29分