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石川県 七尾市

平成15年 12月 定例会(第4回) 12月19日−04号




平成15年 12月 定例会(第4回) − 12月19日−04号 − P.0 「(名簿)」












平成15年 12月 定例会(第4回)



議事日程(第4号)

                   平成15年12月19日(金曜日)午後2時開議日程第1 市長提出議案第79号ないし第95号、報告第33号ないし第35号及び継続議案第63号、同第64号並びに継続請願第1号(委員長報告・質疑・討論・採決)

日程第2 市長提出追加同意案第8号(説明・即決)

日程第3 七尾市選挙管理委員会委員・同補充員の選挙について

日程第4 議会議案第 9号(説明・即決)

日程第5 議会議案第10号(説明・即決)

日程第6 議会議案第11号(説明・即決)

日程第7 議会議案第12号(説明・質疑・討論・採決)

日程第8 各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査の閉会中継続審査の件

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

出席議員(22名)

     1番  政浦幸太郎君    2番  池岡一彦君

     3番  久保吉彦君     4番  坂下孝志君

     5番  西田昭二君     6番  伊藤正喜君

     7番  荒川一義君     8番  松井千太郎君

     9番  伊藤厚子君    10番  大林吉正君

    11番  高僧 弘君    12番  古田秀雄君

    13番  中西庸介君    14番  今田勇雄君

    15番  中西 博君    16番  瀧川正美智君

    17番  杉本忠一君    18番  木下孝輝君

    19番  木下 彬君    20番  石倉喜一君

    21番  仙田 忍君    22番  半座六弘君

欠席議員(なし)



△開議 午後2時00分



△開議



○議長(今田勇雄君) これより本日の会議を開きます。



△議事日程の報告



○議長(今田勇雄君) 本日の会議の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。



△市長提出議案第79号ないし第95号、報告第33号ないし第35号及び継続議案第63号、同第64号並びに継続請願第1号(委員長報告・質疑・討論・採決)



○議長(今田勇雄君) これより日程第1に入り、市長提出議案第79号ないし第95号、報告第33号ないし第35号及び継続議案第63号、同第64号並びに継続請願第1号を一括して議題といたします。

 以上の案件の委員会における審査の過程及び結果について、各委員長の報告を求めます。

 総務常任委員長、荒川一義君。

         〔総務常任委員長(荒川一義君)登壇〕



◆総務常任委員長(荒川一義君) 総務常任委員会に付託を受けました議案6件、報告1件の審査結果について御報告をいたします。

 慎重に審査をいたしました結果、お手元に配付の委員会審査結果のとおり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 以上、総務常任委員会の報告といたします。



○議長(今田勇雄君) 教育民生常任委員長、松井千太郎君。

         〔教育民生常任委員長(松井千太郎君)登壇〕



◆教育民生常任委員長(松井千太郎君) 教育民生常任委員会に付託を受けました議案4件並びに継続請願1件について、慎重に審議いたしましたので、その経過並びに結果について、簡潔に御報告申し上げます。

 議案の審査結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおり、原案どおり全会一致で可決すべきものと決した次第であります。

 なお、継続審議となっておりました請願1件についても、採択と決した次第であります。

 なお、審査の過程におきまして要望がありましたので御報告申し上げます。

 七尾市の将来の福祉の根幹となる地域福祉計画の確実な実施に向け、今後地域にその体制を着実につくり上げるためにも、地域住民への意識啓発やボランティア講座など、それらの準備にもしっかり取り組んでいただきたいとの要望がありましたことをつけ加えさせていただきます。

 以上、教育民生常任委員会の報告とさせていただきます。



○議長(今田勇雄君) 産業建設常任委員長、西田昭二君。

         〔産業建設常任委員長(西田昭二君)登壇〕



◆産業建設常任委員長(西田昭二君) 産業建設常任委員会に付託を受けました議案9件、報告3件について、審査結果を報告いたします。

 慎重に審議をしました結果、お手元に配付の委員会審査経過報告書のとおり、出席委員全員一致で、いずれの議案及び報告も原案のとおり可決及び承認すべきものと決した次第であります。

 なお、審議の過程において指摘、要望があった事項について申し上げます。

 七尾まちづくりセンターについてでありますが、現在の運営状況をかんがみて、その真の目的と役割を果たすための努力を要望するものであります。

 また、懸案となっている株式会社七尾フラワーパークのと蘭ノ国についてでありますが、委員会としても大変危惧をしているところであり、今回も観光施設として活用することを考えるべき、あるいは地元のための憩いの場として活用すべき、また、教育の実習の場として活用すべきといったさまざまな意見が各委員から出され、真剣な論議が交わされました。いずれにしましても、現在の状況のまま運営をしていくことが困難なのは明らかであり、さきの定例会でも申し上げましたように、我々の委員会といたしましても、今後とも調査、研究を行っていく所存でありますが、市長におかれましては、経営について一層の努力をされることを強く望むものであります。

 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。



○議長(今田勇雄君) 平成14年度決算審査特別委員長、木下孝輝君。

         〔決算審査特別委員長(木下孝輝君)登壇〕



◆決算審査特別委員長(木下孝輝君) 平成14年度決算審査特別委員会の報告をいたします。

 本件は、さきの定例会において、当委員会が付託を受けました平成14年度の決算認定について、閉会中にも継続して審査することとされた議案2件であり、審査の過程並びに結果について報告をいたします。

 御承知のとおり、近年の地方行財政を取り巻く環境は、バブル経済崩壊後、大幅な税収減に加え、国の景気対策の一環として実施してきた政策減税や公共事業の追加などにより、財源不足が拡大し、大変厳しい状況下にあります。真の分権型社会を実現するためには、地方の行財政基盤の充実、強化が何といっても不可欠であり、まさに分権改革は正念場を迎えているといっても過言ではありません。

 そのような中で、平成14年度は活力ある市民協働のまちづくりを基本テーマとして、5つの重点施策を中心として、より豊かな住みよいまちづくりを目指し、それぞれの事務事業が実施されてきたわけであります。当委員会では、去る9月12日を初回といたしまして4回にわたり特別委員会を開いて、監査委員から提出されていました意見書を参考にして、決算書並びに関係書類に基づき、関係当局から説明を求め、諸施策が効率的かつ効果的に施行されたかを主眼にし、慎重な審査を行ったところであります。その結果、継続議案第63号及び64号の認定につきましては、いずれも全会一致をもってこれを認定すべきものと決した次第であります。

 なお、審査の過程において要望された事項について申し上げます。

 この先も景気回復が見込まれない厳しい状況下にあって、一般会計で収入未済額が4億 5,441万円あり、市税に関してもかなりの額が不納欠損となっている状況である。今後、国庫負担金の廃止、縮小されていく中、税収の安定は避けて通れない課題であります。その対策といたしましては、新規の滞納者をふやさない取り組みや、過去の滞納者に対しても納税指導の強化を図るなど、さらなる努力をお願いし、自主財源比率の向上に努力をお願いしたいと思います。

 以上について要望があったことを申し添えまして、平成14年度決算審査特別委員会の報告といたします。



○議長(今田勇雄君) 委員長報告を終わります。

 これより、各委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑の方はありませんか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) なければ、質疑は終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の方はありませんか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) なければ、討論は終結いたします。

 これより議案の採決に入ります。

 議案第79号ないし第95号、報告第33号ないし第35号及び継続議案第63号、同第64号、以上、議案17件、報告3件、継続議案2件を一括して採決いたします。

 以上の案件に対する各委員長報告は、原案可決及び承認、認定であります。

 お諮りいたします。

 以上の案件を委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、以上の案件は委員長報告のとおり可決及び承認、認定と決しました。

 次に、請願の採決に入ります。

 継続請願第1号 准看護師の看護師資格を得る「2年課程通信制」養成所の一刻も早い創設などを県に求める請願を採決します。

 この請願に対する委員長報告は、採択であります。

 お諮りいたします。

 この請願を委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、継続請願第1号は採択と決しました。



△市長提出追加同意案第8号(説明・即決)



○議長(今田勇雄君) 次に、日程第2に入り、本日市長より追加提出があった同意案第8号を議題といたします。

 以上の議案に対する説明を求めます。

 武元市長。

         〔市長(武元文平君)登壇〕



◎市長(武元文平君) 本日、追加提案をお願いするに当たり、そのあらましについて御説明申し上げます。

 同意案第8号は、任期満了に伴う教育委員会委員の任命についてでありますが、議案の方が適任者と考え、任命いたしたく、御同意をお願いするものであります。

 以上で議案の説明を終わりますが、何とぞ適切な御決議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(今田勇雄君) 提案理由の説明を終わります。

 ただいま議案となっております同意案第8号は、人事に関することでありますので、この際、質疑及び討論、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認め、同意案の質疑及び討論、委員会付託は省略することと決しました。

 これより採決に入ります。

 お諮りいたします。

 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、同意案第8号は同意することに決しました。



△七尾市選挙管理委員会委員・同補充員の選挙について



○議長(今田勇雄君) 次に、日程第3に入り、七尾市選挙管理委員会委員及び同補充員の任期が、平成15年12月20日をもって満了となりますので、これより地方自治法第 182条第1項及び同条第2項の規定により、七尾市選挙管理委員会委員・同補充員の選挙を行います。

 選挙すべきものの数は、おのおの4名であります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第 182条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、議長において指名することに決しました。

 七尾市選挙管理委員会委員に、田中雅晴君、清水祐司君、岩田武雄君、堀岡静代君。同補充員に、山本喜憲君、永井志津子君、布辰巳君、田治康子君、以上の諸君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま指名いたしました諸君を、七尾市選挙管理委員会委員・同補充員の当選人と認めることに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました8名の諸君は、七尾市選挙管理委員会委員・同補充員に当選されました。

 これをもって七尾市選挙管理委員会委員・同補充員の選挙を終わります。



△議会議案第9号(説明・即決)



○議長(今田勇雄君) 次に、日程第4に入り、古田秀雄君外6名提出の議会議案第9号 教育基本法の理念を生かした教育改革を求める意見書を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

 古田秀雄君。

         〔12番(古田秀雄君)登壇〕



◆12番(古田秀雄君) 教育基本法の理念を生かした教育改革を求める意見書。

 案文を朗読しまして御提案にかえさせていただきます。

 教育基本法は日本国憲法の理想を実現するため、戦後日本の教育の根本法として「人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として」の国民の育成を期して制定されました。その内容は普遍的なものであり、いわば教育の憲法といえるものです。戦後半世紀以上にわたって日本国憲法とともに、歩んできた歴史的意義には計り知れないものがあります。

 いじめ・不登校など、近年の学校が抱える諸課題についても、また少子高齢社会や生涯学習社会を展望した新しい教育改革をすすめる観点においても、教育基本法の理念は、教育の根本にされるべきものです。

 この教育基本法の見直しを求める中央教育審議会の答申が先の3月20日、遠山文部科学大臣に提出されました。しかし、教育基本法改正についての国民的議論はけっして進んでいる状況にはありません。そうした中、まず「改正ありき」の拙速論議では後世に禍根を残すことになりかねません。より一層慎重な議論が必要と言えます。

 私たちは21世紀を担う子どもたちの未来のために、教育基本法の理念を生かしたより実効性のある教育改革がすすめられるよう、広く国民的論議を展開することを要請するものです。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。

 よろしく御賛同のほどお願い申し上げます。



○議長(今田勇雄君) 説明を終わります。

 お諮りいたします。

 本案は事理明白につき、この際即決したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、本案は即決することに決しました。

 これより議会議案第9号を採決します。

 お諮りいたします。

 本案を可決することに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。



△議会議案第10号(説明・即決)



○議長(今田勇雄君) 次に、日程第5に入り、高僧弘君外6名提出の議会議案第10号 新たな雇用を創出するための起業・創業環境の早急な整備を求める意見書を議題とします。

 提案者の説明を求めます。

 高僧弘君。

         〔11番(高僧 弘君)登壇〕



◆11番(高僧弘君) 新たな雇用を創出するための起業・創業環境の早急な整備を求める意見書案。

 朗読し、提案の説明といたします。

 長引く不況の中で、厳しい状況が続く雇用情勢を打開するために、21世紀型新産業を中心に、新たな雇用・起業創出のための施策を優先的に、継続的に断行する必要があります。

 なかでも、新しい事業・産業を生み出し、経済に活力をもたらし、雇用を創出する原動力となる中小・ベンチャー企業に対しての起業や創業をしやすい社会環境の整備に向けた取組みが急務であり、新たに事業を開始しようとする個人や中小企業等に対しての幅広い支援、また中小企業者の新技術やアイデアに着目した事業活動に対する継続的支援、さらに地域雇用に直結する地域産業資源を活用した事業創出環境の整備等を図ることが不可欠であります。

 さらに、若年層と中高年層の雇用改善も大きな課題となる一方で、本格的な少子高齢社会の到来を目前にして、我が国の経済活力の維持・向上を図っていくためには、若年層や高齢層の雇用開拓に力を入れることはもちろん、若手・高齢者・女性起業家による新規事業の創出基盤を整備することも必要不可欠です。

 しかし、一般的にベンチャー企業等は信用力や担保力が不足しがちであることに加え、近年の景気低迷により民間金融機関からの融資等も厳しさを増しているなど、中小ベンチャー企業、若手・高齢者・女性企業家の起業・経営に必要な資金調達環境は一層困難な状況となっております。したがって、民間金融機関が敬遠しがちなこれらの起業家に対し、政府系金融機関が重点的に資金調達を図るべきであります。

 よって、政府は以下の施策を早急に講じるとともに、制度の拡充を強く要望します。

          記

 1.効果的な規制改革を行い、サービス産業の活性化を図るとともに、環境・バイオテクノロジー・情報通信・ナノテクノロジーなど21世紀型産業への重点投資を行い、新たな雇用を 500万人創出すること。

 2.資源循環型社会を推進し、エコ産業の市場規模を拡大し雇用の創出を図ること。

 3.外国人観光客の増加など観光産業を振興し、雇用の創出を図ること。

 4.政府系金融機関及び民間金融機関などによる新たな創業・起業への資金調達の支援策(無担保・無保証を含む)の一層の拡充を図ること。

 5.定年年齢の引き上げや継続雇用制度等の普及で65歳までの雇用の確保を図ること。

 6.若年者の失業率を半減させる施策を関係省庁が協力して強力に推進すること。

 7.「土地担保主義」を転換し、技術力や新しいアイデアなど内容中心の新融資制度の確立を図ること。

 8.投資を促進する税制支援策の拡充を行うこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

 議員各位の御賛同をお願いいたします。



○議長(今田勇雄君) 説明を終わります。

 お諮りいたします。

 本案は事理明白につき、この際即決したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、本案は即決することに決しました。

 これより議会議案第10号を採決します。

 お諮りいたします。

 本案を可決することに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。



△議会議案第11号(説明・即決)



○議長(今田勇雄君) 次に、日程第6に入り、中西博君外6名提出の議会議案第11号 観光立国へ積極的な施策推進を求める意見書を議題とします。

 提案者の説明を求めます。

 中西博君。

         〔15番(中西 博君)登壇〕



◆15番(中西博君) 観光立国へ積極的な施策推進を求める意見書。

 案文を朗読して、説明といたします。

 グローバリズムの進展は、様々な問題をはらみながら時代の趨勢となっている。モノ、カネ、技術、情報に加え、人々も世界的規模で、行き交う大交流時代に突入している。こうした中で、世界の国々は、国際観光に新しい価値と将来性を見出そうとしており、単に観光資源としてのみならず、観光を通し、世界の国々及び人々の交流の拡大を図ろうとしている。世界観光機関(WTO)によると、全世界の外国旅行者数は、2010年には10億人に、2020年には16億人に増加すると予想されている。

 しかし、我が国の現状を見ると観光先進国といわれる諸外国と比べ、我が国は観光振興に必要な社会資本の整備など様々な面で立ち遅れているために、日本人、外国人にかかわらず旅行者は少ないのが実態である。2002年に海外旅行した日本人は、 1,652万人ですが、日本を訪れた外国人旅行者は、その3分の1の 524万人にとどまっており、外国人の受入数で、日本は世界で35位、アジアでも9位に甘んじている。

 今日、景気回復が叫ばれている我が国経済にとっても、ものづくりの復権のみならず、観光立国への転換も必須の課題となっている。観光産業が雇用総数 600万人規模、その生産波及効果は 100兆円規模の我が国の基幹産業に成長することも不可能ではなく、地域経済の活性化にも大きな役割を果たすことが期待されている。

 こうした、観点から、「観光立国行動計画」の積極的な推進とともに、国と地方公共団体が一体となって下記の諸対策を実施するよう強く要望する。

          記

 1.観光立国関係閣僚会議を充実させ、各省庁と整合性のとれた観光総合戦略を策定する観光局を設置すること。

 2.家族旅行や個人旅行を促進するため、有給休暇連続取得の推進及びそのための環境整備として中小企業への省力化支援及びそのための雇用への奨励金の支給を図ること。

 3.学校の長期休暇制度の分散化を図ること。

 4.滞在型休暇の普及に成果をあげたフランスの休暇小切手制度を参考とする家族向け旅行資金積立制度の創設を図ること。

 5.外国人を受け入れるための人材の育成や外国語表示の観光案内を充実させること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

 議員各位の御賛同をよろしくお願いを申し上げます。



○議長(今田勇雄君) 説明を終わります。

 お諮りいたします。

 本案は事理明白につき、即決したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、本案は即決することに決しました。

 これより議会議案第11号を採決します。

 お諮りいたします。

 本案を可決することに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。



△議会議案第12号(説明・質疑・討論・採決)



○議長(今田勇雄君) 次に、日程第7に入り、伊藤正喜君外2名提出の議会議案第12号 自衛隊のイラク派遣中止に関する意見書を議題とします。

 提案者の説明を求めます。

 伊藤正喜君。

         〔6番(伊藤正喜君)登壇〕



◆6番(伊藤正喜君) それでは、議会議案第12号 自衛隊のイラク派遣中止に関する意見書の提案理由説明をさせていただきます。

 第9号ないし11号と異なりまして、事理明白ではないと思いますので、少し案文を読むだけではなく、提案理由等の説明もさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 先日、外務省の奥大使、そして井ノ上1等書記官お二人がイラクにおきまして殺害されました。この意見書にもありますとおり、当時の役職としましては、奥参事官、そして井ノ上3等書記官でしたけれども、2階級特進ということでお亡くなりになられたと。職務の中とはいえ、亡くなられた御本人は非常に無念だったことと思います。そして、御遺族の皆様には本当に心から御冥福をお祈りしたいと思います。

 ただ、日本が国際平和の中で果たしていく役割、そういった役割が非常に大切であること、そのことの中でお二人がなくなったこと、そういったことで自衛隊の派遣を中止しろ、そういうふうに言っているわけでは決してありません。平和というのは口をあんぐりと開けて平和を叫んでいれば落ちてくるという、そういったものではないということはよくわかっておりますし、日本という国が国連、そして世界の中で果たす役割から、非常に大切な役割を負っていて、さまざまな活動を海外でも行わなければいけない、そういうことは明白なことだというふうに思っております。

 そういった中から、国連の主導のもと、PKO、PKFに対して自衛隊が派遣され、きちんとした活動がされてきたという事実もあります。ですから、今このイラク復興を図る中で、日本が何らかの形で国際平和を求める、その協力をしなければいけない、そういったことはもちろん大切なことだというふうに思っております。そんな中、今イラク特措法のもとに自衛隊派遣をされようとしておりますけれども、イラク特措法の中では……

         〔「議長」と石倉喜一議員議席から発言〕



○議長(今田勇雄君) はい。

         〔「趣旨に反したような感じがしますので、暫時休憩しまして、その上でちょっとすり合わせしたいと思うんですが」と石倉喜一議員議席から発言〕



○議長(今田勇雄君) 伊藤君、ちょっと原稿が大分違った形で読まれておるということで、暫時休憩をいたします。



△休憩 午後2時35分



△再開 午後2時50分

出席議員(22名)

     1番  政浦幸太郎君    2番  池岡一彦君

     3番  久保吉彦君     4番  坂下孝志君

     5番  西田昭二君     6番  伊藤正喜君

     7番  荒川一義君     8番  松井千太郎君

     9番  伊藤厚子君    10番  大林吉正君

    11番  高僧 弘君    12番  古田秀雄君

    13番  中西庸介君    14番  今田勇雄君

    15番  中西 博君    16番  瀧川正美智君

    17番  杉本忠一君    18番  木下孝輝君

    19番  木下 彬君    20番  石倉喜一君

    21番  仙田 忍君    22番  半座六弘君

欠席議員(なし)



△再開



○議長(今田勇雄君) ただいまより会議を再開をいたします。

 今、議会運営委員会で審議されたことを、委員長から報告をしてもらってもよろしいんですが、私の方で簡潔に説明をいたします。

 今、伊藤君から出されております自衛隊のイラク派遣中止に関する意見書については、彼の意見も聞いたんですが、内容の説明をしたということでありますので、その内容については多少お互いの考えもあろうと思いますが、今ここに提出されております案件どおりの内容で発言を願いたいということで、本人も納得をしたので、そのように続行をしたいと思いますが、御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) それでは、伊藤正喜君。

         〔6番(伊藤正喜君)登壇〕



◆6番(伊藤正喜君) それでは、改めまして意見書の提案をさせていただきます。

 私自身は背景等も含めまして提案理由を詳細にというふうに思いましたけれども、提案理由等は詳細にというふうなことはできないということなので、意見書の案文を皆さんにお読みいただき、御賛同願えればと思います。

 以上です。



○議長(今田勇雄君) 説明を終わります。

 これより提案者に対する質疑に入ります。

 質疑の方はありませんか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) なければ、質疑は終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の方はありませんか。

 政浦幸太郎君。

         〔1番(政浦幸太郎君)登壇〕



◆1番(政浦幸太郎君) 伊藤正喜議員ほかから提出されました自衛隊のイラク派遣中止に関する意見書に対しまして、反対の立場で討論に参加させていただきます。

 先日、イラクのフセイン元大統領がアメリカ軍により拘束されました。大量破壊兵器の存在疑惑の解明のため、また圧政によって長く苦しめられてきたイラク国民に真の自由と平和がもたらされるためにも、さらにイラクが世界的テロ組織の温床とならないために、その象徴的存在であったフセイン元大統領拘束のニュースは、ようやくイラク問題に光明が見えてきたあかしとして飛び込んできたよい知らせでありました。しかしながら、イラクに民主的政権を樹立すること、そしてイラクをテロ組織の温床としてはならないという目的に向けた道のりはいまだ道半ばであります。事態を憂う世界各国が尊い血を流し、汗を流しながらイラク復興に懸命の努力を行っているところであります。

 我が国において、高い理想をもってイラク復興に向けた情熱を注いでいた外務省の奥参事官と井ノ上書記官が凶弾に倒れるというまことに痛ましく悲惨な事件が起こったところであります。こうした事態に対し、今我が国は何をなすべきなのでしょうか。戦後の混乱から復興、そして世界に誇るべき平和国家として再建されたのが我が国の今であります。このことは、我が国だけでなし得なかったことでございます。日米安保条約を基軸としたアメリカとの友好関係、さらに世界各国が日本の復興、アジアの平和を求め、懸命の努力を傾注したからこそなし得られたものであります。そして、今、経済大国と呼ばれ、いつしか国際社会の中でも重要な一員として存在することとなった我が国が世界平和の構築という人類永遠の課題をどう考え、何をなすべきなのかが今問われているのであります。もちろん、イラクに対する自衛隊の派遣は我が国のこれまでの歴史を踏まえ、今後世界の中で日本がどうあるべきかという点で大変重要な問題であり、国民的議論が必要な問題であります。

 では、こうしたときにいたずらに危険性のみを唱えるだけでよいのでしょうか。あくまで国連主体の非軍事人道支援活動、そのことを否定するつもりはありません。ただ、各国の利害が対立した場合、お互いの意見調整に時間を要し、国連にはしばしば機動性に制約が出たり、タイムリーな動きができない場合があります。今回のようなケースの場合は、事前の策なり対応が考えられてしかるべきであります。今後とも、国連に対して、より積極的な関与とリーダーシップを日本として引き続き求めていくことは言うまでもありません。

 しかし、日々刻々と変化する情勢への対応が急務であります。アメリカ、イギリスを中心とした多国間での努力が行われています。そこで、日本として何ができるのか、何をなすべきなのかということなのであります。自衛隊の日々の訓練や世界各地におけるこれまでのPKO活動での実績と信頼などを考えれば、おのずと答えは出るのではないでしょうか。事態はまさに現地で起こっているのであります。

 ともかく、今は現状の打開に向けた機動的で現地の状況に即した対応が世界に求められているのであります。その世界の一員として日本にも重要な決断が迫られ、世界の中の日本としての応分の貢献をしなければならないと考えるものであります。危険なところだから人は出せない、安全が確保されてから非軍事組織が行くべきだ、これらはまさに現在のイラク情勢を見た場合、机上の空論、一国平和主義の論理と言わざるを得ません。仮に日本が現在のイラクのような状態に陥った場合、今の我が国は危険だから、復興支援に人は要らないということになるのでしょうか。言わずもがなのことであります。大変悲惨な状況にあるイラク国土を復興し、平和を願う善良なイラク国民のための人道支援に日本が汗をかき、努力するということにためらう状況ではないと考えます。

 小泉総理が12月9日に行った今回の対応に対する記者会見の中で取り上げた憲法前文には、平和を求め、それを構築する権利と義務、世界各国との共存、そして共栄を求めて生きていく我が国のあるべき姿がうたわれています。こうした崇高な理念をもって我が国と世界の平和のために旅立つ自衛隊の皆さんの心中を思うとき、彼らに大いなる敬意を払い、感謝の気持ちを持って送り出してあげることこそ大切であります。そのことが彼らにどれほどの勇気を与え、残された家族にどれほどの励みと安心をもたらすかを考えたとき、私は先ほど提出された意見書にくみするわけにはいかないのであります。

 これは、党利党略なりイデオロギーで論じる問題ではないと思います。世界の平和と世界経済の安定によって我が国にもたらされる利益のみで対応を決めることでもありません。今回の我が国の対応を、世界の人々、そして未来を担う日本の子供たちがじっと目をこらして見ています。ですから、政府のみならず、私ども議会人として責任ある立場にある者も、今回の自衛隊派遣について、国民、住民のさらなる理解を深めるべく努力することこそが責務であると申し上げまして、先ほどの意見書に対する反対の討論とさせていただきます。〔拍手〕



○議長(今田勇雄君) ほかに討論の方はありますか。

         〔「なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) ほかになければ、討論は終結いたします。

 これより採決に入ります。

 この採決は起立により行います。

 議会議案第12号を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

         〔賛成者起立〕



○議長(今田勇雄君) 起立少数によって、本案は否決されました。

 次に、可決されました意見書の提出先については、議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、議長において処理することに決しました。



△各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査の閉会中継続審査の件



○議長(今田勇雄君) 次に、日程第8に入り、各常任委員長及び議会運営委員長から、それぞれ閉会中の継続調査の申出書が議長のもとに提出されております。

 お諮りいたします。

 各委員会から申し出のあった事項につきましては、閉会中も継続して調査することに異議ございませんか。

         〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(今田勇雄君) 異議なしと認めます。

 よって、閉会中も継続して調査することに決しました。



△閉議・閉会



○議長(今田勇雄君) 以上をもって、今議会の議事は全部終了いたしました。

 平成15年第4回七尾市議会定例会は、本日をもって閉会いたします。

 これにて散会いたします。

 御苦労さまでした。



△閉会 午後3時04分