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石川県 金沢市

平成19年  2月 教育環境常任委員会 日程単位




平成19年  2月 教育環境常任委員会 − 02月20日−01号










平成19年  2月 教育環境常任委員会



          教育環境常任委員会記録

1.日時       平成19年2月20日(火)

2.開議時間     開会 午前10時02分〜閉会 午前10時50分

3.場所       第5委員会室

4.出席委員(8名) 中西利雄委員長、新村誠一副委員長

           福田太郎、森雪枝、澤飯英樹、不破実、

           南部康昭、平田誠一の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員    別紙のとおり

7.事務局出席者   横山主査、上出主査

8.審査事件等    別紙のとおり

9.議事の経過等   以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、所管事務の調査として、執行部より報告事項を聴取し、その他所管に関する事項とあわせ質問応答を行い、閉会した。



△[報告事項]

・清掃車両の火災事故防止について・・・・・・・・河合リサイクル推進課長

 近年、ガスの残ったスプレー缶などが原因と見られる清掃車の車両火災が発生していることから、各ステーションにおけるスプレー缶・カセットボンベ及びライターのさらなる分別の徹底の呼びかけを行い、火災事故の未然防止を図る。これまでは、ほとんどが清掃車両から煙が出ている段階で気がつきすぐに対応し、幸いにして火災事故による職員のけがや清掃車両の修繕や故障などはない。また、件数は最近減少傾向にあるものの、毎年十数件発生している。

 内容だが、これまでスプレー缶などについては月1回の燃やさないごみの日に埋め立てごみ、金属ごみと別に、穴をあけるなどして置いてもらうよう、「家庭ごみの分け方・出し方」のパンフレットなどで周知しているが、この4月から埋め立てごみと金属の表示板以外に空き瓶用のコンテナを利用するなどし、新たにスプレー缶・カセットボンベ及びライターの2種類の表示板を追加して分別を徹底する。

 周知のスケジュールだが、まず2月中旬の市町会連合会の定例会で説明し、理解と協力をお願いした。また、携帯電話などで利用できる「ごみゼロドットコム」やホームページでもお知らせする。

 2月下旬から3月初旬にかけて、分別用の表示板を各校下に配布し、各町会長には必要な数の表示板を各自の町会へ持って行くようお願いしている。さらに3月初旬には、金沢市広報のメーン記事に掲載するほか、中旬には毎年度全世帯に配布する「家庭ごみの分け方・出し方」のパンフレットでお知らせし、テレビ広報「みまっし金沢」でも放映する。また、町会には町会連合会発行の「リサイクルニュース」の班回覧でお知らせし、周知を図っていく。

・環境ISOとOHSASの複合審査結果について

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・中村施設管理課長

 平成18年8月から、クリーンセンターにおいて個々に認証を取得した環境ISO−−環境マネジメントシステムとOHSAS−−労働安全衛生マネジメントシステムの両システムの共通部分について複合管理を行っている。それに伴い、これまでの個々の審査から、複合による第1回の定期審査を受けた。審査期日は、平成19年1月18、19日の2日間であり、審査機関は、株式会社日本環境認証機構である。

 審査の内容は、1年ごとに環境ISO及びOHSASの規格との適合性、有効性と職場の意識や活動状況を審査するものである。審査結果として、環境ISOについては、平成19年2月10日に認証機関での判定委員会にて「向上」との評価を得て「登録の継続」が認められた。OHSASについては、3月6日に判定委員会が開催される予定である。なお、評価についてだが、「向上」、「維持」、「低下」及び「受認不可」の4段階に区分されており、その評価によって「登録の継続」または「登録の取り消し」となるものである。

・金沢市地下水保全対策検討プロジェクト検討結果について

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・新村環境保全課長

 このプロジェクトは、平成18年2月に金沢市地下水適正利用検討委員会からの提言の具現化を図るために、関係部署16課によって設けられたプロジェクトである。地下水の使用抑制策、涵養対策等を検討してきたものであり、1月に検討結果を取りまとめたので、その概要について説明する。

 まず、本市においては、北陸自動車道より海側の一部地域で地盤沈下が進行しており、これは冬季消雪用に大量の地下水を短時間に集中して揚水することが主要因と考えられている。消雪用地下水の使用量を減らすための地下水の使用抑制策については、全用途を対象として井戸の設置許可制度を導入したい。その中で、消雪用井戸の新規設置については原則禁止を考えている。例としては、青森市や南魚沼市などでそのような取り組みがある。また、すべての用途について許可制とすることで、地下水は公共財だという考え方を市民に広く浸透させることができると考えている。

 消雪用既設井戸の揚水量の抑制については、一斉散水方式から交互散水方式へ順次切りかえ、また、節水型消雪装置の導入などを図っていく。地下水散水方式以外による消融雪・除雪対策としては、従来から行っている下水処理水、河川水の利用を促進し、また、地中熱の利用など新技術消雪について可能性を検討していく。さらに、地下水以外の消融雪・除雪に対する支援制度の実施について、現在、町会等へは消雪装置の設置に対する除雪機械の補助制度などがあり、家庭用上水道使用消雪については18年より企業局において使用料の割引制度を既に実施している。また、除雪体制の整備として、携帯メール等を使用した迅速対応あるいは雪かきボランティアの登録などにさらに努めていく。

 次に、使用料を減らすことだけではなく、一方で地下水の供給量をふやすことが必要である。涵養対策として、森林・農地の保全、整備、活用などによって地下水の涵養量をふやす。また、用水の年間通水の拡大として、現在、鞍月用水、大野庄用水、辰巳用水など通年通水しているが、さらに通年通水の用水をふやしていく。次に、市有施設における雨水浸透枡など人工涵養施設の設置の促進を図る。また、民有地における雨水浸透施設設置促進策の検討を進めていきたい。なお、これらの取り組みをするに当たっては、市民、事業者の協力を求めることが必要で、地下水の公共性について共通認識を持ってもらうことが重要だと考えている。本市のみならず国・県・周辺市町の協力を求めることについては、広域的な取り組みとして、国・県・周辺市町との連携を深めながら地下水の使用抑制策あるいは涵養対策の推進を図りたい。これらの検討結果を踏まえ、資料の点線で囲ってある部分については、条例を制定してその取り組みを進めていくことが必要ではないかという結論に至っている。

 今後の予定としては、プロジェクトで検討した内容について、環境審議会でその条例の具体的内容等について審議、検討の上、さらにパブリックコメント等による市民の意向の把握を行った上で条例案として上程したい。

・新西部クリーンセンター環境影響評価準備書の審査結果について(口頭報告)

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮本環境総務課長

 現在、石川県の、ふるさと石川の環境を守り育てる条例に基づいて、西部クリーンセンター新工場建設に係る環境影響評価を進めているが、この環境影響評価準備書−−環境影響評価書の案という位置づけのものであるが、これについて2月8日に石川県庁で開催された石川県環境審議会環境影響評価部会で審査が行われ、おおむね妥当と評価されたところである。今後の予定は、市議会から知事あての答申があり、この答申に基づき2月末までに知事意見が本市へ送付されることとなっている。本市としては、この知事意見を踏まえ、4月末までに環境影響評価書を作成し1カ月間の縦覧を行うこととしている。

・金沢美術工芸大学 学部入学試験(一般選抜)出願状況について

         ・・・・・・・・・・・・平金沢美術工芸大学事務局次長

 美術工芸学部には、美術科、デザイン科、工芸科の3科がある。

 美術科の計は、募集人員65人に志願者480人で志願倍率7.38倍。デザイン科の計は、募集人員54人に志願者544人で志願倍率10.07倍。工芸科の募集人員は20人に志願者184人で志願倍率9.20倍であり、合計は、募集人員139人に志願者1,208人で志願倍率8.69倍である。

 志願倍率の高い専攻は、昨年と同様に日本画専攻、視覚デザイン専攻などとなっている。なお、試験日程は平成19年3月8日から3月17日まで、合格発表は3月21日である。

・市立中学生の転落死について(口頭報告)・・・・・・・大路学校教育部長

 案件に入る前に、先般の市立中学2年生男子の転落死について報告する。

 去る1月30日火曜日の早朝、広岡2丁目3番10号にあるホテル六華苑の敷地内で、中学2年生の男子が倒れているのを通勤途上の男性が見つけ110番通報したということである。警察が駆けつけたが、生徒は全身を強く打って死亡しており、生徒は同ビルの3階階段から転落したという警察の発表があったものである。

 警察当局、市教委等によるいろいろな視点からの事情聴取が行われたが、原因は不明である。この間、スクールカウンセラーや臨床心理士を学校に派遣して、子供たちの心のケアを行ってきた。現在、学校は落ちつきを取り戻している。

・杜の里小学校校歌について・・・・・・・・・・・・・・平嶋教育総務課長

 杜の里小学校の校歌ができたので、内容について楽譜も含め資料で報告する。なお、作成に当たってそれぞれ作者からコメントをもらったので、紹介する。

 まず、作詞の立松和平氏からは、小学生のときに眺めてきた風景はその人の精神をつくり、生涯心の中から消えないものである。小学校から見える川や山を愛してほしいと念じて詞をつくったとのコメントをいただいている。

 また、作曲の木下牧子氏からは、詞がおおらかで柔らかいので曲もそのようになった。校歌にしては後半が盛り上がるが、きっと歌うのが気持ちいいはずであるとのコメントをいただいている。

・平成18年度語彙力金沢検定結果報告について・・・・・嶋口学校指導課長

 語彙力金沢検定については、児童生徒の国語力向上のもととなる言語知識の定着を図り、言語に対する興味関心を喚起することを目的に、小学校5年生と中学校2年生を対象に1月に実施した。

 出題の範囲だが、小学校については、4年生、5年生の教科書及び教科書で紹介されている関連図書、そしてことわざ辞典等から出題した。中学校については、1年生、2年生の教科書及び教科書で紹介されている関連図書やことわざ、それから四字熟語辞典等から出題をしている。小中学校とも50問の出題である。出題の内容は、手元の問題用紙のとおりである。スクリーンで、結果の内容について説明する。

 〔スクリーンに資料投影〕

 まず、小学校、中学校の平均正答数である。

 小学校については50問中38問である。中学校は50問中39.3問という結果であった。次に、小中学校の全問正解者の人数だが、小学校は19名、中学校は34名であった。次に、小学校の各級の割合だが、1級は40問以上、2級は30問から39問、それから3級は29問以下という級である。1級は45.4%、2級が43.4%、3級が11.2%という結果であった。中学校だが、1級は55.4%、2級は35.7%、3級は8.9%であった。次は、設問別の正答率で、手元資料の中に4項目で設問別に分類してあるが、小学校については、漢字に関する問題の正答率が81.6%、語彙に関する正答率が74.4%、それから敬語等の正答率が73.4%、ことわざ等が63.4%という結果であった。中学校だが、語彙に関する問題については82.9%の正答率、類義語等の正答率は78.1%、漢字に関する正答率は77.7%、四字熟語等については68.5%という結果であった。

 それでは、正答率の高かった問題について紹介する。

 まず、小学校の正答率の高い問題。下線の部分の漢字の読みについてである。「食品には、賞味期限が表示してある。」、これが正答率96%。「彼は、いつも清潔なハンカチを用意している。」、これが正答率97%。「兼六園の雪つりは、金沢の冬の風物詩である。」、これが正答率91%。こういう結果である。また、接続語に関する問題。「二位になれてうれしい」という気持ちをあらわすように括弧の中に言葉を入れるという問題だが、「運動会の徒競走にそなえて、私は毎朝運動場で練習した。(   )、二位になることができた。」と、ここに何が当てはまるかという問題であるが、これが95%の正答率であった。次は、敬語に関する問題である。工場の人にお願いする手紙の一部分の括弧に最も合う言葉を選ぶ問題で、「初めてお手紙を差し上げます。ぜひそちらの工場を見学させていただきたいのです。実際に(   )のは六人の予定です。」ということで、これが正答率90%である。次は中学校で正答率の高かった問題である。語彙の方で、文の括弧に入る最も適切な言葉を選ぶ問題で、「もう明日まで、次の列車はないと聞いて、(   )に暮れた。」、この正答率が97%となっている。次は、擬態語に関する問題で、「希望に輝く瞳(ひとみ)」に最も適切な擬態語を選ぶものである。これが正答率95%である。次は、文の括弧に入る最も適切な慣用句を選ぶ問題で、「留学生たちは、私の説明に熱心に(   )。」、これは正答率97%であった。

 次は、正答率の低かった問題である。小学校だが、語彙に関する問題で、次の下線部の意味に最もよく合う言葉はということで、「ママがわたしの名前をかしこまって呼ぶのは、おこっているときだ」と。これが正答率42%で、特にこの「かしこまって」という言葉が日常的に子供たちが余り使わない言葉なので正答率が低かったのではないかと思っている。次は、漢語と和語の問題である。次の下線部のうち和語はどれかということで、アは「相当な混雑が予想される」、イは「生物なので早くめしあがってください」、ウは「風車小屋がある風景をえがいた」、エは「いよいよ今日が合宿の初日だ」、これが49%。要するに正解はイの「生物」という言葉であるが、これについても子供たち自身が余り使わない言葉なのか、と思っている。次は、中学生の正答率の低い問題である。漢字で、次の下線の言葉を漢字で書く問題で、「キリツ正しい生活を心がけよう。」、これが正答率41%。「ジュウジツした中学校生活を送る。」、これが53%。特に覚えてほしい言葉が低かった。もう一つ、中学校で類義語の組み合わせとして適切でないものは、という問題である。これについては正答率51%であった。この解答は、エである。

 今年度が第1回目で、特に中学校に比べて小学校がやや低かったわけだが、小学校の子供たちがこういう問題について、ふなれな点もあったのではないかと思っている。今後、各学校では、2級、3級の子供たちが、まず1級を目指して再チャレンジをしているところである。また、この結果をもとにそれぞれ各学校で家庭の学習習慣とか、朝自習で今後取り組んでもらうことを考えている。

・平成18年度児童英検及び英語能力判定テストの結果について

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・嶋口学校指導課長

 児童英検は、先月の1月に、小学校の第6学年全児童4,214名を対象に実施した。受検のグレードは、昨年度より初級のブロンズから中級のシルバーに上げて実施している。平均正答率は、昨年度の78.4%から今年度は79.5%と1.1ポイント上回った結果であった。平均正答率で見ると1.1ポイントとわずかな上昇だが、平均正答率が80%を超えた学校数が5校増加したことや、平均正答率が80%を超えた児童が増加していることなどから確実に成果が上がってきていると認識している。また、児童英検度数分布図を見ても、全体的に右の方へ折れ線グラフがずれてきており、全体的にレベルが上がってきていることがわかると思う。

 委員の皆様には、子供たちが受検したこのグレード−−シルバーのテスト内容がどの程度なのか、サンプル問題を聞いていただきたい。この問題は、2枚の絵を見ながら、読まれる英文が1、2のどちらの絵に関するものかを問う問題である。それでは、テープを流すので、サンプル問題を見てほしい。。

 〔サンプル問題再生〕

 このような問題である。

 24番の問題は、「外は晴れています」という問いである。当然この図を見て、お日様が出ている1が正解になる。25番は「女の子がピンク色の帽子をかぶっています」。26番は「床にプレゼントが置かれています」。27番は「子供たちが四角いテーブルの周りに座っています」という問題である。リスニングで耳がなれていないとなかなか聞き取りにくい問題で、こういう問題に子供たちが挑戦している。

 続いて中学生の英語能力判定テストの結果だが、これは昨年の9月に中学校3年生全員3,589名が受検した。英検3級レベル以上の力があると認められた者が29.8%と、昨年度より2.7ポイント上回る結果であった。小中一貫英語教育を開始した平成16年度から7.3ポイント上昇している。参考だが、スコア分布で最も多い英検4級レベル上位者が英検3級レベルに達することで、予想される英検3級レベル以上の生徒の割合が3年間で確実に増加してきている。また、英語能力判定テスト度数分布図からも、毎年全体のレベルが上がってきていることがわかる。このような様子から、着実に力がついてきていると認識している。

・金沢美術工芸大学の入・卒業式における国歌斉唱について(口頭報告)

         ・・・・・・・・・・・・小村金沢美術工芸大学事務局長

 3月1日の金沢美大の卒業式の臨席については既に案内はしてあるが、改めてお願いしたい。

 関連して、昨年の4月及び6月の当委員会において、福田委員から質問があった国歌斉唱についてだが、去る1月及び2月の大学評議会で審議した結果、国歌斉唱が自然な形で定着するためには、それぞれの行事や式典の目的、意義と国歌斉唱の意義とが符合、適合していることが大切と考えられるが、本学の入学式、卒業式がその場合に当たるかどうか学内で議論があるところであり、いましばらくの時間が必要であることから現段階では行わないとの自主的判断をした。なお、国歌及び国歌に関する法律並びに新しい教育基本法の制定の趣旨について十分認識し、理解、尊重すべきことは当然のこととしての判断であることもあわせて理解願いたい。



△[報告事項及びその他についての質問応答]





◆澤飯英樹委員 ?地下水の抑制について、既に新規の井戸はその抑制対象になっていると思っており、それだけ深刻な問題なのかと思うが、先ほどの報告であったJRから以北あるいは国道8号線から以北には、海側幹線とか道路がこれからますますつくられることが予想され、当然その部分での消雪に新たな井戸が考えられる。公的なものと私的なものがあると思うが、公的なものはある程度許可し、私的なものは全面禁止ということで市民理解が得られるのか。これに対してどのような説明を行っていこうとしているのか。

 ?新年度予算編成の中で、教育で通学路の安全というのがあった。通学路の安全の中でいろんな取り組みがあると思うが、通学路の消雪というのも安全の中に入ってくると思っている。ことしは雪がないからいいが、雪があって通学路が1路線になっていることがある。山間部はもちろん市の中心部で通学路の除雪対策は一体どうなっているのか。私の地元の諸江町小学校は、県下で一番生徒数が多く、今のところ九百五、六十名である。そこの通学路でこの間、地元の方に子供たちの動態数をはかってもらった。朝7時半から8時15分の間に小学生が390名歩く。逆向きに中学生が50名ほど歩く。その短時間に450人ぐらいの児童・生徒が行き来する狭いところがある。そんなところの除雪対策を、今まで何回か道路管理課あるいは教育委員会に言ってきたが、そこは何もできないので地元の方、あるいは育友会なりPTAなりにお願いしてほしいという回答だったので、その辺はもう少し連携を組んで考えてほしい。450名からの子供たちが行き来すると、そこはもう圧雪路になってしまって地元の方が除雪するとき大変な思いをされる。融雪ができないというのなら道路管理課で、あるいは河川課で、あるいは企業局と連携しながらいろんな方法があるんじゃないかと思う。庁内の教育委員会も含めての連携、通学路の除雪に対する連携について、今後、何かするべきだと思うので見解を聞きたい。



◎新村環境保全課長 ?消雪については、公的、私的なものがある。

 現在、井戸は約2,000本近くあり、そのうち約半数の1,000本が消雪用に使われている。その中で道路関係の部分について、公的な部分が約半分を占めている。本数はそうだが、揚水量については消雪用の約8割近くを公的なもので占めているのが現状である。まずそれを理解いただきたい。このプロジェクトの中で、現在進行している地盤沈下は何らかの措置を講じたからといってすぐに解決する問題ではない。将来に向かってその影響を提言していくことが必要である。その中で、既設の井戸も含めて全部禁止という手だてもあるのではないかという検討もされた。その場合、地盤沈下の早期沈静化は期待されるが、冬季における市民生活に与える影響も大きいので、既存の井戸については今後は使用量を減らしていくことで市民の皆さんの理解をいただく。なお、新規のものについては、禁止し、河川水を利用するとか、あるいは機械除雪でスムーズにやる方法等で市民の理解をいただいて対応していくのが必要ではないかということが、庁内の道路部局も含めた検討結果である。その方が将来に向けて地盤沈下による影響が軽減されるということを期待している。



◎平嶋教育総務課長 ?通学路の除雪に係る安全対策だが、基本的には引き続き地域の皆様の協力をぜひお願いしたいと思う。ただ、今指摘のあった、豪雪等で一時的に緊急的な措置が必要という場合があれば、道路関係部局並びに教育委員会としても何か対応ができないか引き続き研究していきたい。



◆澤飯英樹委員 杜の里小学校校歌の、作詞・作曲者の方のプロフィールを教えてほしい。



◎平嶋教育総務課長 まず、作詞をお願いした立松和平氏である。作家で、栃木県出身、1947年生まれで、早稲田大学卒業である。これまで野間文芸新人賞、毎日出版文化賞並びに第31回大谷竹次郎賞を受賞している。特に小説、エッセイ、絵本物語と幅広く活躍する行動派の作家として知られており、昨年、金沢を舞台とした小説も地元紙に連載されていた。

 作曲家の木下牧子氏は、東京都出身で、東京芸術大作曲科卒である。これまでに日本音楽コンクール作曲部門入選、また日本交響楽振興財団作曲賞入選など各賞を受賞している。特にオペラ、管弦楽、吹奏楽、室内楽並びに合唱、歌曲、特に学生を中心とした親しみやすい作曲に幅広く活躍する、全国的にも第一人者であると聞いている。



◆新村誠一副委員長 ?通学路の問題で、今、ラブホテル規制条例のパブリックコメントはもう締め切られたかと思うが、通学路にラブホテルがあるところでは、大体高いブロック塀などがあるので、引き込まれたりした場合について地域住民の方が非常に心配をしている。そういう子供の安全という面では何か配慮ができないかという要望が一部パブリックコメントの中にも出ているという話を聞く。教育委員会からも、子供の安全を守るということで、その辺の検討もしてほしい。

 ?もう一つは、ISOとかOHSASの資格を取得する場合の取得経費、今、認証経費だと思うが、どのぐらいの経費がかかっているのか。資格を取るだけの経費を無駄に使うよりは、やはりそれを継続し、職員に浸透させることが本来大事なことではないかと思うので、お金をかけてただそれを維持するだけではなく、やはり職員に浸透させて将来的にはその資格を持っていなくてもみんながその意識になることが本来の目的のはずなので、そのことについて話を聞きたい。



◎平嶋教育総務課長 ?通学路については、指摘のあった箇所等について確認して、関係の学校とも検討していきたい。



◎中村施設管理課長 ?認証経費について、個々の審査を受けた場合、合わせると年間120万円の経費がかかる。これを複合で審査を受けると100万円、約20万円の減になる。今、新村議員が言ったように、我々としては、将来的には自分たちで審査して管理してやっていきたいということで今、職員には一生懸命そういう教育をしているところである。ただ、対外的に自分たちでやっていると言ってもなかなか認められないのが事実なので、現在はもうしばらく認証を受けていく。



◆福田太郎委員 美大卒業式の国旗、国歌について、卒業式には国旗掲揚、国歌斉唱はなじまないということなのか。



◎小村金沢美術工芸大学事務局長 国旗については、これまでも式場の入り口正面、そして場内の正面に掲揚している。

 国歌の斉唱であるが、中でもちょっと議論があったところで、ごく自然に理解できる例として成人式、これは国家及び社会の形成者としての自覚を促し、あるいは確認をするという目的と合致するし、それから義務教育として行われる普通教育での入学・卒業式、これは国家の社会の形成者として基本的な資質を養成するという目的があるので、この場合も合致する。それからオリンピックあるいは大相撲の場合、オリンピックは国家としての参加、大相撲は国技として行われるということで明確な理屈が立つ。ただ大学、特に美大の卒業式、入学式の場合には、いわゆる大学の目的ということを入り口に置いてきちんと示す。そして美術工芸大学特有の個性というか、固有の特性というものをきちんと示す。出口においてもそのことを改めて確認していく。そういうことを主な大義としているので、その中で国歌の斉唱はどうなのか、ということで結論が出ない状況であるのだと受けとめていただければありがたい。



◆福田太郎委員 説明、理屈は理解したし、オリンピックや大相撲、義務教育ということも、それぞれわかった。事務局の立場もわかっているが、金沢美術工芸大学、最高学府の卒業生として国歌を歌うのは私は個人的には当然だと思っているし、学部、学校内でいろいろあるのもそれはわかるが、ここに杜の里小学校の校歌があるが、これもやはり学校を愛する気持ち、愛するとまでオーバーには言わないが、何かの手段の一つとして校歌を歌って自分の学校を将来的にも一生愛する、大事にしていくという意味だと思う。

 美大は校歌もあるだろうが、やはり最高学府を出る者として、日本人の一人として国歌を歌うというのは、私個人としては当たり前、常識の真ん中であり、議論があるのはわかるが、美大の事務局として極端な指導までしなくてもいいが、やはりこういうものなんだよということをやっていかないと・・・。この話をすると話がどんどん大きくなるので余り言わないが、やはりなるべく国旗を掲揚し、国歌をきちっと斉唱するということが日本人として私は当たり前だと思っているので、指導まではいかなくてもそういうことが大事だと思っているので、できれば来年の入学式、卒業式に向かってまたそういう議論を活発にしていってほしい。



◎小村金沢美術工芸大学事務局長 引き続き議論は行っていくので、福田議員の指摘、意見は改めて伝えていきたい。

                                  以上