議事ロックス -地方議会議事録検索-


石川県 金沢市

平成19年  1月 教育環境常任委員会 日程単位




平成19年  1月 教育環境常任委員会 − 01月24日−01号










平成19年  1月 教育環境常任委員会



          教育環境常任委員会記録

1.日時       平成19年1月24日(水)

2.開議時間     開会 午前9時31分〜閉会 午前11時00分

           休憩 午前9時57分〜午前10時10分

3.場所       第5委員会室

4.出席委員(8名) 中西利雄委員長、新村誠一副委員長

           福田太郎、森雪枝、澤飯英樹、不破実、

           南部康昭、平田誠一の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員    別紙のとおり

7.事務局出席者   横山主査、上出主査

8.審査事件等    別紙のとおり

9.議事の経過等   以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、所管事務の調査として、執行部より報告事項を聴取し、質問応答を行った。次に、その他所管に関する事項について執行部より報告があり、質問応答を行い、その後、杜の里小学校の現地視察を行った後に閉会した。



△[報告事項]

・平成18年度ダイオキシン類測定結果・・・・・・・・・・中村施設管理課長

 平成12年1月にダイオキシン類対策特別措置法が施行され、それに基づきクリーンセンターから排出される排ガス等のダイオキシン類を特定し、分析結果が出たので報告する。この結果は県に報告してある。

 排ガス及び焼却灰中のダイオキシン類濃度は、排出基準値を大幅に下回っている。また、平成18年度から排ガス等の測定頻度を年2回とし、監視の強化を図っている。

 第1回測定だが、東部クリーンセンターは、平成18年7月に実施している。排ガスの単位はng-TEQ/m3Nである。1号炉は0.00029、2号炉は0.026、排出基準は1である。灰関係は、ng-TEQ/gである。焼却灰は0.0011、これは排出基準が3である。飛灰、これはバグフィルターで捕集された灰だが0.32。この排出基準は法的には適用除外になっている。

 西部クリーンセンターは平成18年8月に実施している。1号炉の排ガスは0.034、2号炉はゼロ。焼却灰は0.00017、飛灰は0.30である。

 第2回の測定だが、東部クリーンセンターは、平成19年1月、今月の予定である。西部クリーンセンターは、昨年の12月に実施しており、現在、分析中である。分析結果が出次第、本委員会で報告したい。

・平成19年度金沢美術工芸大学大学院入学試験出願状況について

      ・・・・・・・・・・・・・・・平金沢美術工芸大学事務局次長

 平成19年度金沢美術工芸大学大学院の入学試験出願状況について報告する。

 まず、修士課程の出願状況である。絵画専攻からデザイン専攻の合計は、募集人員37人、出願者は57人、倍率は1.54倍である。なお、出身大学別の出願状況は、本学から39人、他大学から18人である。入学試験実施日程は、試験が平成19年1月30日から2月1日まで、合格発表は2月9日である。

 次に、博士後期課程の出願状況である。募集人員は7人、出願者は3人、倍率は0.43倍である。出身大学別の出願状況は、本学から3人。昨年度は9人であった。昨年度に比べて倍率が下がっているのは、特に本学からの出願者数が減ったからであり、昨年度は例年に比べても進学を希望する者が多くいたが、今年度は就職希望者の割合がふえたことによるものである。なお、入学試験実施日程は、試験が2月5日から2月7日まで、合格発表は2月9日である。

・教員の処分について・・・・・・・・・・・小村金沢美術工芸大学事務局長

 教員の処分について報告する。

 手元の資料を見てほしい。教員の個人研究活動において不祥事があったので、大学の責任を明らかにし、そして今後の教訓とするため、任命権者である市長に処分の申し出を行い、処分を行った。

 被処分者は、本学の30歳代の助教授である。処分年月日は、平成19年1月23日、きのうである。処分量定は、減給10分の1、3カ月である。

 事案の概要だが、代表的立場で主宰した研究活動である「国際交流コンテンポラリー・アーティスト・イン・レジデンスプログラム金沢」の事業運営において、被処分者の適切を欠く言動、そして対応により、関係者に対して物質的及び精神的な損害を与え、金沢美術工芸大学の信用を傷つけたものである。具体的に言うと、招聘した外国人作家の作品を紛失する事態を招いたこと。そして、不手際によって公式プログラムからギリシャとの交換プログラムが除外され、日本側から派遣した作家等の名誉を非常に傷つけたこと。それからもう一つは、学生スタッフに対して、地位利用型のハラスメントとして受けとめられたことが主なことで、いずれも複合的要因の不祥事であり、それらを総合的に勘案したものである。なお、被処分者以外の同事業の関係者に対しては、訓告または文書注意とした。

 再発防止に向けて、国際的な芸術交流事業の企画運営、あるいはハラスメントの防止などの研修を充実して、今後、交流研究プロジェクトが円滑に行われるように大学としても条件を整えていきたいと考えている。大学の運営に不信感を与えかねない今回の事態に関して、まことに残念であり、深くおわびしたい。

・金沢市中央共同調理場における感染性胃腸炎の集団発生について

                ・・・・・・・・・・・・・・石原教育長

 先般、中央共同調理場において調理員にノロウイルスが原因とされる感染性胃腸炎が集団発生し、給食を一時停止することとなり、皆様には大変心配をかけた。このたび、給食調理再開のめどがついたので、あす25日から給食調理を再開する。保護者の皆様には、給食の停止以降、弁当の持参に理解と協力をいただいた。経過について担当の課長より詳細を報告させる。

・金沢市中央共同調理場における感染性胃腸炎の集団発生について

                ・・・・・・・・・・・平嶋教育総務課長

 金沢市中央共同調理場における感染性胃腸炎の集団発生について報告する。

 手元の資料を見てほしい。まず、発生状況である。今月の10日夕刻から中央共同調理場に勤務する職員28名のうち17名について嘔吐、下痢の症状があり、うち9名が翌11日に欠勤した。このため、同日から中央共同調理場における学校給食の調理を一時停止することとなった。

 直ちに金沢市保健所に原因等の調査を依頼をした。保健所の調査結果によると、今回、配送校−−それぞれの給食を受ける学校での児童の発生がなかったことから、給食が原因ではなく、調理室以外の職員の休憩室等でのノロウイルスによる汚染が原因と考えられている。なお、保健所の調査結果によると、調理室内では手洗いも含めて衛生管理が徹底されており、学校給食による児童への感染はなかったとの報告をもらっている。

 検便の検査結果だが、手元の資料は、1月15日時点でのものである。職員28名のうち、ノロウイルスの感染者−−手元の資料では陽性の欄だが、18名いた。施設内のふき取り検査については特にノロウイルスの検出はなかった。

 推定される発生要因だが、ノロウイルスに感染している職員がトイレを使用した後にトイレの手洗いの押しカラン−−これは手で頭をたたいて水が一定時間流れる方式のものである−−あるいは、トイレのドアノブ、また休憩室の取っ手等を汚染して、他職員がそれに接触したことが原因と推定されている。

 保健所からの指摘事項だが、トイレの手洗い設備が流水時間の短い手押し式のため、十分な手洗い時間が確保できないとの指摘があった。この指摘を受けて教育委員会として、中央共同調理場においては、まず運用面の強化として、トイレ後の手洗いをトイレの中、またトイレから出た後の2回、複数回行うこと及び食事前の手洗いについて徹底をした。あわせて、設備の改善について、トイレの手洗い設備を手押し式から流水時間が十分に確保できる感知式に既に改善したところである。

 この間、給食を配送している11校の小学校においては、1月11日についてはパンと牛乳のみを実施して、翌12日から本日までは牛乳は実施しているが、弁当持参の協力をお願いしてきたところである。

 また、中央共同調理場以外の他の調理場についても、それぞれ調理従事者の健康管理、衛生管理について文書で徹底する旨通知したところであり、また15日には共同調理場の臨時場長会議を開催して、今回の件を受けて衛生管理の徹底を改めて指導してきたところである。

 昨日、保健所で1回目の検便の結果、陽性反応が出た18名について再度検査した結果、18名のうち5名が改善して陰性反応が出た。もともと陰性であった10名と今回新たに陰性となった5名、15名に加えて、他の共同調理場から7名の応援を得て、22名体制であすから給食を再開することとした。

 なお、ほかの共同調理場からの7名についても検便を実施して、ノロウイルスの感染がないことを確認済みである。

・伏見台公民館の改築について・・・・・・・・・・・・・新家生涯学習部長

 伏見台公民館の改築について報告する。

 現在の公民館が老朽化し、また手狭になったことから、現在地である金沢市窪5丁目675、657番地の一部において建てかえを実施するものである。

 建設規模については、敷地が473.00平米、建物は鉄筋コンクリート造2階建、延べ床面積467.29平米である。主な施設については、1階に事務室、大ホール、和室、2階に防災室兼会議室、研修室兼調理室、多目的室を整備する予定である。建設工事費については、平成19年への債務負担分を合わせて約1億3,000万円である。

 また、先日、1月11日に当地で起工式を実施した。工期については、12月14日から本年の10月31日完成予定となっている。皆さんの手元のパンフレットに位置図、平面図、完成予想図など記載してあるので見てほしい。

・学校施設における石綿吹付け等調査報告(口頭報告)

                ・・・・・・・・・・・平嶋教育総務課長

 学校施設における石綿吹付け等調査報告について、口頭で報告する。

 この調査については、既に今月17日に開催された本市の都市整備常任委員会において、市有施設の状況について一括して報告されたところであり、教育委員会所管施設について口頭で報告する。

 今回の調査は、石綿関連法令の改正によって、石綿の規制が重量比1%超から0.1%超に強化されたことに伴うものである。調査の結果、重量比0.1%を超えている施設は、教育委員会所管施設で12施設ある。内訳は、小学校5校、中学校5校、共同調理場1カ所、それと市立工業高校である。

 これらの施設の該当場所について、粉じん濃度測定を行った結果、いずれも飛散のおそれはないので、引き続き目視を行いながら順次除去していく予定である。



△[報告事項についての質問応答]





◆福田太郎委員 いろいろ説明があったが、もうほとんど新聞で知っていることばかりである。特に教育委員会のノロウイルスの件についても、正副委員長には報告があったかとは思うが、私は新聞、テレビで知った。いろんな方からこの中央共同調理場のノロウイルスの件について聞かれたが、新聞以上のことを私は知らないので答えられなかった。

 共同調理場における今度のこの集団発生については、非常に大問題だと思う。たまたま児童、子供たちに感染がなかったことは不幸中の幸いだが、やはりこういう問題は当委員会をすぐにでも開催して事前に説明してもらわないと、全く私たちも市民の方に説明できない。きょうの説明も全部新聞でもう知っていることばかりだ。こういうことは非常に困る。今後、こういう事案があった場合は、事前に新聞発表がいいとか悪いとかじゃなくて、委員も皆さん忙しいとは思うが、やはり緊急に集まってもらって、報告なり議論をすることにしてほしい。

 それと、きょう、新聞に教員の処分か何かが出ていたと思う。その報告も全く今のところないが、それを含めて聞く。



◎川上学校職員課長 今、福田委員から最後にあった件については、本日2番のその他の項目で報告しようと思っていた。



◆福田太郎委員 それでは、その他でお願いする。



◎大路学校教育部長 福田委員から指摘のあった今回のノロウイルスの件だが、私も非常に影響の大きい事件だと思っている。今後、委員の皆さんには事前に周知するような手だてを講じていきたいと思っているので、よろしくお願いする。



◆福田太郎委員 今の答弁はよく理解したし、わかった。私の言っているのは、ノロウイルスだけでなく、すべてにおいて緊急性を要するものとか、ちょっと複雑な事案とか、重要な事案は、委員が忙しいからということを一切考えずに、至急、委員長に招集してもらって、報告なり議論をしていきたいと理解してほしい。



◆森雪枝委員 保健所の指摘の対応で、手洗い設備の改善はわかったが、手拭きの方はどこまでやったのか。やはりここまでやるんだったらペーパータオルを設置すべきだと思うが、そこはどこまで改善されたのか。ほかの共同調理場もあると思うので、やるのならそこまでやらなければ意味がないと思うが、その状況はどうか。



◎平嶋教育総務課長 今ほどの指摘の件だが、まず児童・生徒の給食をつくっている調理室内については、今指摘の点も含めて衛生管理は徹底されている。ただ、調理室外の職員の休憩等を含めた部分において、若干、そういう面で徹底されていない部分があったので、引き続き今ほどの委員の指摘も含めて改善に向けて対応していきたい。

 なお、手洗い設備について、今回、中央共同調理場のトイレにあった手押し式は、ほかの共同調理場ではない。いずれも感知式あるいはレバー式等で対応しており、衛生管理については徹底されているが、他の共同調理場についても今回の件を受けて、トイレの中、またトイレの外でそれぞれ手洗いを徹底するよう改めて指導したところである。

 今後かかることのないよう万全を期していきたい。



△[その他]

・教員の処分について・・・・・・・・・・・・・・・・・川上学校職員課長

 教員の処分について改めて報告する。

 昨日開催された石川県教育委員会において、本市の中学校男性教諭が6月上旬に起こした体罰についての懲戒処分が下された。体罰の内容だが、持ってきてはいけない携帯電話を持ってきた2年生男子生徒に、授業中はそれを一時預かりという形でおさめたが、放課後、改めて指導をしている際に、教諭自身が履いていたズックで頭及び背中を3回から4回たたいたというものである。なお、同校校長には、口頭訓告という処分が下された。

 私どもとしては、日ごろから子供たちの人格人権を尊重する指導の徹底を図ってきたが、このようなことが起きて大変遺憾に思い、また申しわけなく思っている。再発防止に向けて改めてまた努力していきたい。



△[その他についての質問応答]





◆福田太郎委員 今、その他の報告であったが、今の報告と新聞報道を見ると、子供の方が悪い。新聞によると、授業中に持ってきてはいけない携帯電話を使用したみたいに書いてあった。もちろん体罰はいけないということも重々わかっているが、私たちの子供のときは毎日先生のスリッパでたたかれていた。今は時代が時代ということはわかっているが、新聞報道によると、その子供が教育委員会に言ったのではなく、メールがあり、それで事実関係を調査してわかったということである。

 これは少し大きな話になるかもしれないが、教育委員会のやったことが悪いとは今も思わないが、やはり先生もある程度守ってあげないと。生徒には全くけががないと書いてあった。暴力がいけないことは重々わかっているが、やはり子供たちも学校に持ってきてはいけない携帯を持ってきて、鞄の中に隠してあったらわからなかったかもしれないが、結局わかったということは出していたのだろう。それを怒る先生を私は悪いとは全く思わないし、手を出したのがちょっと悪かったということだが、処分するのもいいが、やはりそういう先生を教育委員会として守って、変に守るという意味じゃないが、やっぱり守ってあげてほしい。

 最近の子供たちを見たり聞いたりすると、何をしても「先生、教育委員会に言ってやるからな」ということが何か全国に蔓延しているような気がする。教育委員会としてもいろいろ悩ましいとは思うが、子供を守る、育てるのはもちろん、学校の先生もやはり伸び伸びと子供たちに接したり、教育できるように守っていかなければならない。過保護ではなくて、こういう事案はどんどんどんどんまだあるだろうし、ふえていく。それで学校の先生が一方的に悪いとなると先生も伸び伸び教育ができないと思うので、そういう点も踏まえて、先生を守ってやれとは言わないが、そういうことも踏まえて教育行政をしてほしい。



◎川上学校職員課長 今の委員の意も十分踏まえながら、指導に努めていきたい。この処分の内容については、任命権者である石川県教育委員会が決定し、下したものであるということも改めて報告しておく。



△[現地視察について]

 杜の里小学校に赴き、平嶋教育総務課長から施設概要の説明を受けた後、現地を視察した。

                                     以上