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石川県 金沢市

平成18年 12月 産業企業常任委員会 日程単位




平成18年 12月 産業企業常任委員会 − 12月20日−01号










平成18年 12月 産業企業常任委員会



          産業企業常任委員会記録

1.日時     平成18年12月20日(水)

2.開議時間   開会 午前10時03分〜閉会 午前11時11分

3.場所     第2委員会室

4.出席委員(8名)

         関戸正彦委員長、北篤司副委員長

         宮崎雅人、東出文代、山野之義、升きよみ、

         高村佳伸、井沢義武の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員  別紙のとおり

7.事務局出席者 安藤主査、越田主事

8.審査事件等  別紙のとおり

9.議事の経過等 以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、議案審査付託表により本委員会に付託された議案第1号平成18年度金沢市一般会計補正予算中本委員会所管分を初めとする議案3件について執行部より説明を聴取し、質疑応答の後、採決を行った結果、いずれも全会一致で可決すべきものと決し、引き続き、所管事務の調査として、別紙のとおり閉会中も継続して調査することと決した。

 その後、執行部より報告事項を聴取し、その他所管に関する事項とあわせて質問応答を行い、1月及び2月の委員会開催日時について決定し、閉会した。



△[議案の説明]

・議案第1号中、産業局所管についての説明・・・・・・・・加納産業局長

 産業局所管の議案のうち、農林部以外の説明をする。補正予算説明書の21ページを開いてほしい。5款労働費の補正額は376万1,000円の減額である。1目労働福祉費、職員費346万1,000円の減額は、職員の異動等による整理であり、この後、商工費にもある職員費等の増減は皆同様の理由によるものである。一方、雇用情勢の改善等により各種の雇用奨励金等で申請件数が当初見込みを上回る見通しで、予算の追加を計上する。高年齢者雇用奨励金は当初より17件増の見込みで100万円の追加、母子家庭の母等雇用奨励金は当初より34件増の見込みで300万円の追加、若年者等トライアル雇用奨励金は当初より80件の大幅増の見込みで600万円の追加、また障害者職業訓練奨励金が当初より10件増の見込みで100万円の追加を必要とする。2目労働福祉施設費は17年度限りで廃止した勤労青少年寮若潮寮の解体工事に関して内容変更があり、工事費1,130万円を減額するものである。

 24ページ、7款商工費の補正額は3,714万8,000円の増額である。1目商工総務費は、職員の整理である。3目工業振興費、中心市街地業務機能集積促進費補助は、金沢駅から武蔵、香林坊、広坂間のメーンストリートにおけるオフィスビルでの事務所開設、いわゆるオフィス進出の助成であり、当初見込みを12件上回る申請が見込まれており、助成金4,500万円の追加を計上するものである。4目観光費、観光事業振興助成費300万円の減額は、温泉地の魅力を創出するための事業を県と市がそれぞれ3分の1ずつ助成する事業で、湯涌温泉観光協会が諸般の事情により事業規模を縮小したことにより助成金が減額となるものである。

・議案第1号中、農林部所管についての説明・・・・・・・・宮島農林部長

 農林部所管について説明する。補正予算説明書の22ページを見てほしい。6款1項2目農業振興費の米生産調整推進対策費484万円の減額は、米生産調整を達成した集落に対して奨励金を交付するもので、生産調整制度の見直しに基づく県の事業補助廃止に伴い事業が未執行となったものである。園芸作物生産対策費は、園芸主要産地のパイプハウスを整備するもので、設置棟数の減少に伴い減額となるものである。6款1項3目畜産振興費の食肉流通センター管理運営費は、運営主体である石川県食肉公社へ派遣している職員の人件費のうち、昇任や時間外勤務の増加に伴い増額するものである。

 23ページ、6款2項1目森林・林業費の木の家づくり奨励事業費1,900万円の増額は、県内産の杉柱を使用した木造住宅の建築購入に対し助成するもので、申請件数が54件増加したことに伴い増額するものである。市営造林費5,115万9,000円の増額は、廃棄物処理施設の建設や台風、雪害保険金の支払いに伴う市営造林地の契約解除に伴い補償金を土地所有者へ交付する解除交付金などである。林道整備費500万円の減額は、堂町地内の林道改良事業に対する県補助金の配分額が減額となり、それに伴う財源更正による事業費の減少分である。森林害虫等防除費は、森林等の松くい虫の薬剤防除や伐倒駆除を行うものであり、被害が当初より拡大したことに伴い需用費を増額するものである。

・議案第3号についての説明・・・・・・・・・・・・山本公営企業管理者

 補正予算説明書の49ページを見てほしい。議案第3号、平成18年度金沢市ガス事業特別会計補正予算(第1号)について説明する。まず、下段の収益的支出だが、今回の補正の1点目は、原料費の増額補正である。原料の輸入価格高騰に連動し、本市の購入価格も上昇したことによるもので、都市ガスについては1項1目製造費で4億6,540万円、簡易ガスについては3項1目液化石油ガス供給費で685万円をそれぞれ計上している。補正の2点目は、職員費の減額補正である。職員の配置がえ等に伴うものを減額計上している。1項1目製造費で1,569万5,000円の減、1項2目供給販売費で1,773万6,000円の減である。上段の収益的収入だが、支出の増額補正により当年度の予定欠損は4億3,881万9,000円増加することになる。

 50ページ、下段の資本的支出だが、資本的支出における職員費についても、配置がえ等による減額分を計上しており、合わせて855万7,000円の減額となっている。上段の資本的収入の補てん財源に関してだが、今回の補正により資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額が855万7,000円減ったものを内部留保資金で調整するものである。

 次に、たな卸資産購入限度額の補正について説明する。議案書の10ページを見てほしい。第5条で今回の原料費の増額補正に伴い、たな卸資産の購入限度額を4億9,000万円増額補正している。

・議案第4号についての説明・・・・・・・・・・・・山本公営企業管理者

 補正予算説明書の54ページを見てほしい。議案第4号平成18年度金沢市水道事業特別会計補正予算(第2号)について説明する。下段の収益的支出だが、各予算科目における職員費については、先ほどと同様、配置がえ等による増減額分を計上している。差し引き2,474万1,000円の減額補正となっている。上段の収益的収入だが、支出の減額補正により当年度予定欠損は2,474万1,000円減ることになる。

 次ページ、資本的支出だが、職員費については同じく配置がえ等により754万4,000円を増額計上している。なお、収益も含めた職員費全体では、差し引き1,719万7,000円の減額となっている。上段の資本的収入の補てん財源に関してだが、今回の補正により資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額が754万4,000円ふえたものを内部留保資金で調整したものである。



△[議案に対する質疑]

 なし



△[討論]

 なし



△[採決]

 議案第1号中本委員会所管分、議案第3号、議案第4号・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全会一致で可決すべきもの



△[閉会中の継続調査]

 別紙事項について閉会中も継続して調査することに決定



△[報告事項]

・金沢港周辺地区での工場適地の検討について・・・・・君塚企業立地課長

 報告案件1、金沢港周辺地区での工場適地の検討について、資料、図面に基づいて報告する。A4の資料は、平成20年秋に予定されている金沢港大浜地区の大水深岸壁の暫定供用開始、一昨日から稼働したコマツ金沢工場の建設など金沢港周辺での一連の大きな動きを契機として、ものづくり産業の育成、集積を図るため、今後の工場立地に関する短期、中期的な取り組みを検討したものである。特に最近、製造業を中心とした活発な設備投資活動を背景にある程度まとまった面積での工業用地を準備することが急務と考えている。今回は、大浜地区から浅野川以西にかけての工業系用途地域など工場集積地や公共用地などを対象とした。

 以下、各候補地について報告する。カラーの図面を見てほしい。

 まず、民有地である工業系用途地域、工場集積地についてだが、?大野川左岸地区は約54ヘクタール、?金沢木工センターは約10ヘクタールとなっている。この2カ所については、既存の民間工場が立地している工業団地であり、まとまった用地需要にはそぐわないと考えているので、小規模、中規模程度の用地需要、個別企業の立地需要に対応するために、引き続き空き地・空き工場の情報収集に努めていきたい。?五郎島地区は約26ヘクタール、?石油基地地区が約49ヘクタールである。五郎島地区は五郎島岸壁に接しており、そのほとんどが民有の農地となっている。石油基地については石油岸壁に隣接しており、石油タンクなど民間の石油関連施設が立地している。この両地区とも金沢港の岸壁に隣接した場所であり、港湾計画上、港湾関連用地、危険物取扱施設用地、埠頭用地などに位置づけられており、港湾全体の整備などを見据え、今回の新しい工場適地としては考えないこととした。公共用地等についてだが、?かたつ工業団地については、第1工区約1.3ヘクタール、全3区画がことしの9月に完売した。なお、造成工事については、今月中に道路舗装工事を終えて完了の予定となっており、今年度中に換地処分を計画している。それから、第2工区は約3.2ヘクタールあるが、来年3月の造成工事着手に向けての準備を進めているところである。平成20年3月の分譲開始に向けて、引き続き企業誘致に取り組んでいきたい。なお、第2工区については、現在、3社から面積的に約3割程度の予約申し込みを受け付けている状況である。?弓取川左岸側の東部工業用地は、約13ヘクタールあり、石川県土地開発公社が所有しており、港湾計画上、港湾関連施設に位置づけられており、まとまった用地確保は可能な場所と考えているが、石川県において昨年からことしにかけて実施した港湾物流調査の概要報告の中で港湾活用型企業誘致の短期対策として、企業誘致のための環境整備の一つと位置づけて、利用計画を策定するとしているので、今後その動きを注視していきたい。?粟崎地区市有林だが、赤枠で囲ってある部分が市有地となっており、広さが約30ヘクタールある。本市が所有する保安林となっており、主に防風効果を目的として指定管理されている。この図面に示したリンクス側の2区画で約20ヘクタール、それから右側のパークゴルフ場で10ヘクタールを超えるくらいの面積がある。市有地であり、用地取得の手続が不要であること、まとまった用地を確保できることから、早期の工業用地整備を考える際にはここ以外には候補地はないと考えている。金沢における産業集積、金沢港発展に資するため、このたびここに新しい工業用地を整備したい。これから調査設計に入り、新年度予算に開発工事費を計上していきたい。その際だが、近隣の住宅地、隣接する農地等への配慮が必要と思っているので、なるべく影響がないように住宅地から離れた大浜岸壁側、リンクスの前側の約10ヘクタール程度を整備するとともに、防風フェンスなど、もともと防風保安林なので、機能を維持するための代替施設の設置や残す保安林の整備強化を図っていきたいと考えている。

 長期的な検討については、今後、大水深岸壁のマイナス13メートルに向けた整備、金沢能登連絡道路の直線化などハード整備が進むことに加えて、県においてもさきの港湾物流調査の中で中長期対策として金沢港全体のグランドデザインを作成するとしていることから、これらの動向を見ながら関連機関と連携して行っていきたい。

・金時草の残留基準を超える農薬の検出について・・・・・戸藤卸売市場長

 報告案件2、金時草の残留基準を超える農薬の検出について報告する。

 経緯だが、11月10日金曜日に市保健所からの検査により、丸果石川中央青果株式会社から10月31日に採取した金時草に残留基準を超える農薬、シアノホス0.1ppmが検出された旨連絡があった。同日、市場事務局から丸果石川中央青果に対して、10月31日以降の金時草の回収と当分の間の荷受け停止を要請した。また、市保健所より県薬事衛生課及び消費流通課にもこのことを報告した。丸果石川中央青果では、即刻、当該金時草の回収を行い、また生産者は原因が不明なため、金時草と11月10日から始めた春菊の出荷を翌11日より停止した。この件について、県の調査だが、農薬使用記録簿の確認においてはシアノホスの使用が確認されなかった。しかし、同記録簿の確認の中で金時草及び春菊には使用が認められていないベストガード水溶剤の使用が記録されていたので、県は農薬取締法の使用規制違反として11月24日に公表した。生産者の対応としては、ベストガード水溶剤の使用された金時草全部と一部の春菊については11月19日までにすべて廃棄処分した。また、ベストガード水溶剤を使用されていなかった春菊については、石川県予防医学協会へ残留農薬の自主検査を依頼した。安全確認だが、まず県は金時草と春菊の廃棄を県の立会いのもとで確認し、また、生産者が予防医学協会で実施した残留農薬の自主検査の結果、安全性が確認されたので、当市場において12月1日より春菊の入荷を開始した。なお、今後とも市保健所と連携を密にして、検査体制を十分行っていきたい。

・「金沢競馬の今後のあり方」について・・・・・・・難波田農林総務課長

 12月27日開催予定の金沢競馬の今後のあり方を検討する金沢競馬検討委員会の作業部会が、昨日の19日午後開催され、提言の方向性がまとまったので、報告する。

 今後のあり方の要点について、基本認識として競馬事業継続への税金投入は、県民・市民の理解を得られないということで、大前提として黒字化を掲げている。これから振興策、経営改善策等の改善計画の実行により、平成19年から21年の3カ年で黒字化を図ることで、市営競馬としては3年後の平成21年で約500万円程度の黒字を見込んでいる。21年度の黒字化を図り、将来の見通しが明るい場合には事業は継続、見通しが暗い場合には事業廃止、21年度が赤字の場合には事業廃止ということである。検討委員会の提言の詳細については、来週の27日に開催されるので、次回の委員会で報告する。

・『金沢市企業局経営懇話会』の設置について・・・・・山崎経営企画課長

 金沢市企業局経営懇話会の設置について報告する。

 企業局では、将来にわたり効率的で継続した事業運営を行うために、金沢市企業局中長期基本計画を平成17年度に策定したが、平成18年度はその計画の実施初年度と位置づけている。計画の実施に際しては、その方向性や取り組み状況等について、外部の視点からさまざまな意見や助言をもらい、本計画の着実かつ効果的な実践につなげることを目的として経営懇話会を設置したい。この経営懇話会では、基本計画における経営目標や行動計画の達成状況、進行状況等について意見や助言をもらいたいと考えている。また、会議は公開で1年に1回か2回の開催を予定しており、その議事録についてはホームページで公開したいと考えている。構成委員については、お客様代表2名、学識経験者2名、経済界代表2名を予定しており、委員の任期については2年間と考えている。そして、第1回の経営懇話会の開催については、来年の1月下旬を予定しているところである。なお、委員の選任に当たっては、婦人会代表、学識経験者、経済界代表の委員についてはそれぞれ関係機関に推薦を依頼しており、一般公募委員についてはホームページ等で募集をしているところである。



△[報告事項及びその他についての質問応答]





◆升きよみ委員 ?かたつ工業団地の第1工区は完売し、第2工区は3社予約受け付けがあり、引き続き努力するということだが、その見通しと状況をもう一度聞きたい。

 ?東部は県なので、注視をしたいということだけにとどまっているが、どのように判断しているのか。

 ?粟崎市有林のところを新たにやろうと言っており、農林部だと思うが、保安林としてどれほどの期間をかけて育て上げてきたのか。代替施設が可能だと、植えかえが可能であるかのように言っているが、そういったことを目途としているのか。



◎君塚企業立地課長 ?かたつ工業団地については、先ほど述べたとおり第1工区は3区画全部完売し、第2工区はこれから詳細な区割り、何社分のために何区画用意するかを来年の3月に向けて手続を進めているところだが、今のところ予約で希望面積を言ってもらっているところが3社、面積的には3割となっている。これ以外にも幾つか港周辺中心だが、大体1,000坪、3,000平米程度で工業用地がないかという問い合わせは何件か受けている。そういったことを考えると、来年の末から工事を始めて、実際分譲を開始するのは平成20年3月となるわけだが、何とか分譲に向けて進めていけるのではないかという見通しを持っている。

 ?県の持っている東部工業用地についてだが、県で実施した物流調査では、短期的に利用方策を検討していくという話になっている。また、金沢港整備の中で隣のコンテナ用の岸壁を整備するときにコンテナ置き場にも使う考えがあるといった話も聞いている。岸壁、港湾整備のためにどれだけ使うのか。それから、企業誘致のためにどれだけ使うのか、こういったところを県で今検討していると聞いているので、引き続きそういう情報をとっていきたい。



◎亀田農林基盤整備課長 ?粟崎地区の保安林の経緯だが、主にアカシアと松が生育をしている状況で、アカシアは約50年経過しており、松はそれよりも新しくて、大体三、四十年だと認識している。また、現在、新しいもので10年程度の植林を県で行っている。



◆升きよみ委員 ?大浜を含めて、新たな工場立地を願う気持ちが強くあるのだろうが、少なくともかたつは完売できるという確固たる信念があるのか。不安感の中でかけをするのではなく、やはり手がたく進めていくことが基本的なスタンスだと思うが、そういう点では、かたつも頑張って売れる、そして足りなくなるという見通しがあるのか。

 ?粟崎地区の市有林が50年、30年かけてつくられてきたものを代替施設で確保が可能だと言うが、どこを考えているのか。とりわけ今、コマツは非常に好景気にあって、中国などを対象にして2008年度ぐらいがピークではないかと思うが、改めて保安林までを新たな工業団地にすることはいささかどうなのだろうと思うが、どこを考えているのか。



◎君塚企業立地課長 ?かたつ工業団地と計画している新しい工業団地についてだが、大浜岸壁が国の予算に採択されて工事が進んでおり、ここの発展は金沢港全体の発展にもつながるわけで、今回目的としているのは、とにかく岸壁に近接した地域でまとまった用地が必要で、そういった意味では、かたつ工業団地も売っていくわけで、産業全体のニーズを考えれば、港になるべく近いところである程度まとまった産業集積を図っていこうという目的を持っている。もちろんかたつ工業団地についても頑張って早期完売に向けて企業誘致を進めていく。

 ?保安林の代替施設についてだが、主に防風という目的があり、防風効果の代替施設をつくることとしている。アカシアが植えられてから50年ほどたって大分枯れてきているものもあり、アカシアの木自体が秋ぐらいから葉っぱが落ちてしまって、風が強くなる冬になるともう防風効果は期待できない状況なので、これにかえて例えば松のような常緑樹といった林帯を設置して林帯と防風フェンスで防風保安林の防風効果を代替する。それから、もちろん樹木を伐採するわけで、残した保安林もアカシアが枯れてきたり、防風効果を発揮できていないこともあるので、新しい木を植林するなど、保安林としての機能を強化するような整備を考えている。



◆升きよみ委員 ?保安林をそのままにして、極端に言うとしゅんせつした土砂を入れて何かフェンスをしたりするのか。それとも別のところで保安林をつくるところを新たに考えているのか。今の話では、フェンスなど、何か囲いをつくるように聞こえたが、どういうことなのか。

 ?保安林については県が主体にしているのかもしれないが、管理は市がやっていると思う。市ではどのように考えているのか。



◎君塚企業立地課長 ?新しい工業用地を予定しているが、整備方法について説明すると、こちらには大浜岸壁のしゅんせつ土砂を入れることはないと考えている。大分枯れてきているところもあるが、そうした木を取った上でそこを整地する予定としている。代替地ではなくて防風効果の代替施設を設置する。それから、木を切ってしまうわけなので、残ったところについては保安林を強化していく。また、先般も報告したが、金沢市全体として工業団地そのものを緑豊かなものにしていこうという方策もあるので、どうしてもある程度開発すべきところは開発するが、残すべきところは強化して補植するなり新しく緑化するなり対応していきたいと考えている。



◎亀田農林基盤整備課長 ?管理については、農林基盤整備課で除草や草刈りなど、地元に委託をしている。また、農林部の考えだが、現在、アカシア等については年数が経過し相当枯れて、その防風効果についても機能は低下しており、それにかわる新たな代替施設で十分機能は発揮できると考えている。



◆升きよみ委員 ?民間だが、「ゴルフ倶楽部金沢リンクス」が横にある。ここについては全く関知せず現状のままで進めていくのか、何か民間のことでも耳に入っているのか。

 ?金時草の問題について残留農薬の点で、県で調べたということだが、自分でもインターネットでシアノホスがどんなものなのか見た。有機リン剤で野菜や雑穀、果物の防虫剤として使われており、毒性という点で大変気になることが報じられていて、論文も出ている。県は記者発表資料で少々のことで問題ないと言っているが、安全性に問題がないという認識でいいのか。こういう基準を超える農薬が検出され、使用が認められていない農薬を使用していたこと自体、安易な認識で一体どうなのかと率直に思っているが、この点は食品管理をどう認識しているのか。使用を禁止しても、農機具を使ったりしていると、また次の媒体に行くので、そんな点では一体どのように認識しているのか。



◎加納産業局長 ?現在は、民間の企業がゴルフ場を営業しており、大変広大で60ヘクタールからある土地であるが、現時点あるいは近々でのタイミングでは、これを例えば切り売りするとか、あるいは一括して売却するという話は現実的ではないと考えている。将来的に会社がどう考えるかはわからないが、ゴルフ場で使用しているので、現在、市としては検討材料にないと思っている。



◎戸藤卸売市場長 ?シアノホスがかなりきつい農薬だという話だが、この0.1ppmを毎日一生食べ続ければ体に害があるが、1回や2回食べたところで、健康には害がないと聞いている。もう少し厳しい対応ということだが、実は検査の結果、生産者は使っておらず、どこからか飛んできた可能性がある。それから、ほかに大根等に使うことができ、例えば、防虫する機器をきれいに洗っているが、少し残ったという可能性もある。ただ、その原因がはっきりしないので、県でも原因不明なものに対して行政処分はできない。一方、ベストガード水溶剤だが、これも非常に難しく、粒状のものはよく、水溶剤のものがだめなのだが、生産者は勘違いし、粒のものが使えるから水溶剤も使えるだろうと思い、使ったということで、これは大変反省をしている。



◎手嶋農業センター所長 ?農薬の使用については、これまで農家に対して農薬の使用基準の徹底について絶えず指導に努めている。この問題を受けて本市としては、12月1日、金沢市農協と中央農協に対して文書で農薬の適正使用について再度点検をしてほしい旨の文書を通知した。また、今月13日及び15日については、生産部会または生産者組合の会議において市職員が出向き、さらに農薬の適正使用やことしから制度が導入されたポジティブリストについて万全を期すようにお願いしたところである。今後とも農薬の適正使用が遵守されるように指導に努めていきたい。



◆升きよみ委員 ?加賀野菜という範囲を産地で見るのか、ブランド品の品名で見るのか。京野菜などは産地がだんだん限定されてきているので、違ったところでつくっても京野菜としている。加賀野菜はネームバリューもどんどん広がって、随分と全国の市場にも出回って大変人気を得ているのでうれしい思いをしているが、どのように認識しているのか。金時草もこのところ富山へ行ってもいろんなところで出ている。

 ?保安林としてアカシアなどが大分枯れてきているから、これはまあいいのではないかと受けとめたが、一体保安林の目的はどうあるべきなのか。





◎手嶋農業センター所長 ?加賀野菜については、平成9年、金沢でもブランド協会をつくり、ブランド認定をしながらこれまで知名度を高めてきている。各地で加賀野菜の品種がつくられているが、ブランド協会としては、認定シールを張りながら品質の保証をしている。そういう影響で、シールを張ったものと張っていないものでかなり価格の差がある中で、加賀野菜のブランドの価値を高めていきたい。ただ、外から来た金時草に対しては法的にこれがだめとは言えないので、あくまでもブランド協会の認定シールを維持しながら金沢産の加賀野菜のブランド化を高めていきたい。



◎亀田農林基盤整備課長 ?粟崎地区のアカシアの件については、大分枯れたと報告したが、年月がたち枯れてきたのも事実である。そのかわりとして、現在、松を植えて生育を図っている。それから、保安林については、全部で17種類があり、そのうちの粟崎地区は防風保安林という位置づけになっている。生活環境の保全という目的でこの保安林があるわけで、地区の暴風を避けている保安林である。



◆宮崎雅人委員 保安林の件で、もともとこの市有林を工業用地にする、しないという問題の前から、地元から要望が出ている。ここにグラウンドゴルフ場もあるが、実際、天気のいい日は冬も使っている。風が強いから市に対して何か方策をとってほしいという要望は大分前からも出ていたので、そういう面も踏まえて冬場のことを考えると松があっても、植えてもやはりだめである。私も金石で埋め立てをして、飛砂の問題などを県にもお願いしている。五郎島金時も全国的に有名になっており、金沢港開港以来この五郎島・粟崎地区に関しては大変地元に対して迷惑もかかっている。アカシアは枯れて、冬になったら枝がもう全部折れてしまうような状況で、もうない状況と同じである。特にそういう面ではしっかり対応してほしい。



◆升きよみ委員 ?工場立地について、塩害という点では心配はないか。今、コマツなどの機械を主体に、コンテナだけでなく機械建設などを含めて工場立地を進めたいということだが、金石、粟崎での塩害の問題等があり、工場立地等の関係では全く問題ないのか。

 ?金時草について、中央卸売市場で今度の問題を対応したが、特に中国からどんどん入っている輸入農産物の農薬の不安が非常に大きくて、末端消費者のところで気にかかる状況だが、こういう点では今、金沢港をもっと整備して輸入食品もどんどん入れるという拡大方向を目指しながら、水際できちんとしたチェック体制で、市場は市場、港は港、それぞれのところでの検査機能の強化が求められると思うが、輸入農産物に対するチェックなどについてはきちんとされているのか。





◎君塚企業立地課長 ?立地工場に対する塩害については、海に近いところなので吹いてくる風には塩分が含まれていると思っているが、例えば、昨日稼働したコマツの工場だと、扉を二重にして塩分が入ってこないような防護策をとっていると聞いており、企業にとれば港、岸壁に近いということで移動コストがかからなくて済む。そのかわりに塩分に対する対策をとらなければならない。ここは民間企業が立地するところなので、立地する工場の判断、計画によるものと考えている。



◎戸藤卸売市場長 ?市場としては、輸入もの、県内もの、県外ものを定期的に保健所で抜き打ち的にやっている。市場というのは流通がずっと生きている。ある品物が入ったから、その安全を確かめて流すということは基本的にはできない。例えば、生産地でポジティブリストをきちんと守ってもらう、あるいは協選の場合では農協でチェックしたものをもらう。輸入品に関しては商社を通して入ってくるわけだが、その段階でチェックして持ってくるように指示する。全品を検査することは、現実には不可能である。そういう中で、とにかく見つけたものをできるだけ流さず、回収することが市場の務めだと思っている。



◆升きよみ委員 市場で全品検査をするようにとは言っていないが、食品の安全点検について、市場の機能の中でより強化をしていくことがとても大事だと思うので、その点をお願いしておく。

 ?本会議で質問し、答弁も出た点で若干理解できないところについて聞かせてほしい。労働者の実態調査について、テクノパークの企業立地雇用助成での答弁の中で、500人ほど正規雇用と聞いたように思うが、この点もう一度地元の労働者としてどれほど採用されているのか。正規、常用、どっちなのかもう一度確認しておきたい。

 ?水道料の低所得世帯に対する軽減策について減免制度を設けないかと質問した。市長の答弁では、生活保護世帯については保護費に光熱水費が出ているので、減免しないということだったが、療養援護の人をどのように救済すると言っているのか、書式などそういうものも含めてやるべきではないかと思うが、この点についてはどういうことなのか聞かせてほしい。



◎君塚企業立地課長 ?テクノパークにおける雇用状況については、テクノパークに進出している5社について、進出企業の協力をもらい適宜雇用状況の把握に努めている。最近の聞き取り調査によると、テクノパーク5社で800名ほど働いており、そのうち正規社員−−常用だが、約500名を少し超える程度いる。それをさらに市内と市外とに分けると、市内の方が6割強、330人ぐらいである。あとは金沢市近郊地域の方と聞いている。



◎山本公営企業管理者 ?本会議と全く同じ答弁になるが、上下水道料金の減免は金沢市水道条例に基づき、高額医療など療養援護を受けている方には基本料金相当額を減免しており、申請があればする制度が現にある。提案があった生活保護受給世帯について、生活保護費の中に電気代、ガス代、水道代等光熱水費が含まれていることから、公平性の観点からも減免の対象とすることはできない。なお、生活保護受給世帯、市民税の非課税世帯あるいは一般的に言う生活困窮者と言われる方々も含めて、料金を一括して納めることが困難な場合には、支払い期限の延長や少しだけ納めてもらい給水停止をしない、あるいは分割納付等、それぞれのお客様の相談に応じて対応しており、今後とも柔軟に対応していく。



◆升きよみ委員 確認したいが、正規労働者と常用労働者は、イコールではないということでいいのか。そうであれば正規と常用は違うということをしっかりと理解しておくことが必要だと思う。

 それから、上下水道の答弁の内容はわかった。困難な場合には弾力的運用を図っていくということで、それなりに前進かと思うが、どこの自治体でもそういったものをでき得る環境で書式をもってやるところまで来ているので、改めてこれは今後の検討にしてほしい。要保護のところでの義務教育の問題、国民健康保険、介護保険等についての減免制度は十分にできているが、そうしたものに合わせて上下水道もやらねばならないのではないかと思うので、十分な検討をしてほしい。



◎加納産業局長 常用雇用については、本会議でも述べた国の事業所企業統計調査、全国の全数調査だが、ある程度定義がなされている。ただ、正規職員については、法的に明確な定義はない。一般的には正規職員というのは特定の企業に期限を定めずにフルタイムで雇用されているのが常識になっている。それは十分承知しており、先ほど述べたテクノパークの正規雇用の人数は、これはあくまでも正規である。



◆高村佳伸委員 さきの新聞報道で出された治山社について、現在発注済みの工事があるのかないのか。もしあるとしたら、今後きちんと遂行できるよう監督をお願いしたい。また、県内の大手企業なので、関係ある企業も多いと思うが、その点、どのように考えているのか。



◎米林経営企画部長 現在、企業局所管分として、8件の工事契約がある。それらの工事については、現在のところいずれも順調に工事が進捗している。



◎加納産業局長 産業局所管分では、現在、発注工事はない。なお、産業局の立場としては、新聞報道等でしか知り得ない状況だが、金融機関の協力を得て経営の立て直しを図ろうとしているところなので、今後関連企業等の状況を見守っていきたい。



△[1月の委員会の日程]

 平成19年1月22日(月)午前10時と決定



△[2月の委員会の日程]

 平成19年2月22日(木)午前10時と決定

                              以上