議事ロックス -地方議会議事録検索-


石川県 金沢市

平成18年 11月 総務常任委員会 日程単位




平成18年 11月 総務常任委員会 − 11月27日−01号










平成18年 11月 総務常任委員会



          総務常任委員会記録

1.日時     平成18年11月27日(月)

2.開議時間   開会 午前10時2分〜閉会 午前11時17分

3.場所     第1委員会室

4.出席委員(8名)

         浅田美和子委員長、粟森慨副委員長

         黒沢和規、森一敏、横越徹、苗代明彦、玉野道、的場豊征の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員  別紙のとおり

7.事務局出席者 西田担当課長、小木主事

8.審査事件等  別紙のとおり

9.議事の経過等 以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、執行部より保留答弁及び報告事項について説明を聴取し、質問応答を行った後、閉会した。



△[保留答弁]

・外国人に対する行政対応について・・・・・・・・・・・・喜多国際文化課長

 10月の委員会での森委員からの質問で、保留答弁とした件について答えたい。森委員からの質問は、外国人の暮らしにおける身近な諸問題について市としてどのような取り組みをしているのか、国際文化課の所管でどのような声があったのかという質問であった。この点について、資料番号1で順に説明したい。まず、左側に記載してある図を見てほしい。外国の方々の生活上の相談事に対するシステムについて図面であらわしてみた。留学生あるいは就労している外国の方々が生活していく上で生じる問題等の相談については、フロー図で示したとおり左側に学校、右側に企業と書いてあるが、各大学の留学センターや就労者についてはその受け入れ担当窓口がその相談窓口になっていると思う。なお、各留学センターあるいは受け入れ担当窓口で対応できない場合は、その事柄に応じて関係する機関への問い合わせや相談をしてくる場合がある。市でも直接外国人から相談がある場合や地域の町会長を通じて相談がある場合など、いろいろなケースがある。当然その相談の受付については直接業務担当課が対応しているが、その内容によっては、県等の関係機関を紹介する場合もある。そのような相談で通訳が必要となる場合には、担当課から国際文化課への協力要請があり、国際交流財団も含めて各課への応援協力体制をとっている。庁内各課も既に、外国の方々が生活する上での必要事項については、それぞれ工夫をしながら外国語のパンフレットなどを準備しており、十分とは言えないかもしれないが、庁内全体で外国人の受け入れ体制は整っていると考えている。また、平成元年に金沢国際交流財団が設立され、これまで外国人に対して多文化共生社会を目指してさまざまな活動を行っている。外国の方々からも財団の活動内容に対する理解があり、外国人の相談窓口として十分周知されていると考えている。また、市民も参加する各国の友好団体があって、そうした外国の方々のネットワークもあるので、相談事に対する窓口は幅広くあるのではないかと考えている。

 2番目の庁内各課の外国人に対する対応状況だが、生活関係の窓口として、市民課では外国人登録時にごみや医療機関等の外国語版の生活ガイドを配布している。リサイクル推進課では、家庭ごみの出し方、分け方についての外国版を配布している。また、市立病院についても医療用の診察ガイドを準備している。消防本部では、119番通報時には4カ国語の音声登録が既になされており、それに対応してすぐその音声に切りかえる状況になっている。あと右側に書いてある防災関係あるいは福祉関係、教育関係、観光・庁内関係各課の外国人への対応については資料を見てほしい。各関係課でこういう対応をしているが、その都度国際文化課に翻訳等の依頼もあり、外国人に住みやすい、あるいは安心して住めるまちづくりという観点から、これからも関係課と全面的な連携をとりながら対応していきたい。



△[報告事項]

・第1回「ジュニアかなざわ検定」の実施結果について

               ・・・・・・黒瀬総合調整課長兼圏域交流課長

 新聞等で既に承知のことと思うが、去る11月11日に第1回ジュニアかなざわ検定を行ったので、その実施結果について報告したい。ジュニアかなざわ検定は、子供たちが金沢の歴史や文化などについて学び、その習熟度を高めることにより、ふるさと金沢をもっと知ろうとする子供たちの意欲を引き出すとともに、将来金沢について発信することができる人材を育成することを目的として実施した。その概要だが、会場は市内32カ所で内訳は資料に記載のとおりである。受検者数は、該当する小学校4年生から中学校3年生までで総数805名が受検した。内訳は、資料に記載のとおりである。出題形式については、4種択一の50問で、出題範囲は主に「こども金沢市史」と「のびゆく金沢」を使って出題した。今回の問題の傾向だが、歴史分野あるいはまちづくりの分野から半分ほど、その他自然、文化、産業、偉人などの分野から残りの半分ということで出題した。結果発表だが、12月中に受検者全員に本人あてに文書で通知することにしており、現在、採点を行っている最中である。そして認定の基準だが、70点以上取った方についてはブロンズカード、80点以上についてはシルバーカード、90点以上についてはゴールドカードを発行する予定で、100点満点を取るとジュニアかなざわ博士に認定する。

・第13回かなざわ市民マラソン大会について・・・・・・太田スポーツ振興課長

 資料番号3、第13回かなざわ市民マラソン大会について報告したい。去る11月12日、金沢市陸上競技場を発着として、3キロ、5キロ、10キロコース、それぞれ小学生の男女、中学生男女、一般男女、ファミリー、高校生男女など計26部門で行われた。事前申込者数は4,359名であったが、当日は大変寒い日で、受付者数としては例年を下回る3,697人であった。完走者は3,613人で、申し込んだ方のほとんどが完走した。その申し込みの割合だが、下の方に完走者の内訳があるが、約3分の2が小中学生である。一番下は地域別完走者内訳で、北は岩手県、南は鹿児島県から県外61名で、ほとんどは金沢市の方であるが、地方のマニアの間でかなり普及し定着していると感じている。7番に最高タイムが書いてあるが、この記録については個人には参加者全員にはがきで通知し、ホームページでもその旨掲載している。ちなみに最高年齢者が、5キロコースで男性は77歳、女性は80歳と、非常にファミリー性も増していると感じている。この大会に当たり陸上競技協会初め、さまざまな関係団体の691人から協力があり礼を言いたい。この大会はたった1日のことではあるが、聞くところによると、選手は毎日走り込みを重ねており、市民へのスポーツへの取り組みを助長する上で大変効果があったと感じている。今後とも市民の運動実施率を高め、生涯スポーツの普及の一環として取り組んでいきたい。

・世界遺産暫定一覧表追加への提案について・・・・・・・・武村都市政策局長

 世界遺産暫定一覧表の追加の提案についてだが、前回の委員会でも報告した世界遺産の暫定リスト追加について、国で手続等の制度が変わり、地方公共団体から提案できることになった。これまで金沢市、石川県両者が世界遺産県市連絡会という場で提案に必要なコンセプト等について鋭意検討を進めてきている。現在作業中で、金沢城、兼六園を核として、金沢市内には茶屋街あるいは寺院群、用水等々の歴史文化遺産が集積しているので、これと城下町金沢の文化的景観を提案のコンセプトにしている。11月末が提案締め切り日で、石川県とともに共同提案を行っていく。2番目のスケジュールだが、提案が終わると1月中に文化庁において世界文化遺産特別委員会で審議し、追加資産の選定がされると聞いている。何分にも史跡指定であったり重要伝統的な建造物群などの資産の集積が一番のポイントとなる。したがって、国からの指定件数をこれからふやしていく体制を早急に整えていくことが大きな課題の一つだと思い、12月1日付でこの推進体制、組織体制の整備に取りかかっていきたい。具体的には、都市政策局内に新たに歴史遺産保存部を新設したい。従来、文化スポーツ部があり、そのもとに文化財保護課並びに歴史建造物整備課があるが、歴史文化遺産の保存・継承、そして文化的景観の保護及び伝統環境保存を一体的に進めることになると、これを新たな部に移したい。加えて現在都市整備局内にあるまちなみ対策課では寺町寺院群等の古い建築物や景観部分にも携わっているので、この組織の一部についても新しい部へ移管して、まちなみ対策課からまちなみ保存課へと再編したい。そういった3課の体制で新しい部を束ねて、歴史文化遺産の保存・継承について一体的に進めていきたい。なお、都市景観については、従来どおり都市整備局内に置いて、都市計画と結びついた都市景観をさらに進めていく。2番目だが、庁内の連携体制を図るため、歴史遺産の保存に関する庁内の連絡会議を新たに設けたい。これは世界遺産の登録を目指して、歴史文化遺産の保存・継承に重点的に4局4部−−これは都市政策局、都市整備局、産業局、市民局の4局と、4部は文化スポーツ部、歴史遺産保存部、農林部、土木の4部で庁内連携組織を設置して推進体制を図っていきたい。

・「東内惣構(堀)」の発掘調査について・・・・・・・・横山文化財保護課長

 資料番号5、東内惣構の発掘調査について報告したい。まず調査の経緯だが、平成15年度から惣構に関する調査、研究を研究者、行政、市民が協働して実施している。今般、歴史的用水復元整備事業の一環として、昨年度の武蔵町地内の西外惣構に続き東内惣構の発掘調査を実施した。調査箇所だが、延宝金沢図を示しているが、橋場交差点の旧牛坂家具店の跡地で発掘調査をした。期間は10月11日から11月16日までで、その間、11月5日の日曜日に市民対象の現地見学会を行い、150人が参加した。今回の発掘調査による成果だが、江戸後期に堀の両岸に石垣が築かれていたことを初めて確認した。次に、慶長4年、1599年に造営された惣構堀の底の幅だが、石垣を築きながら明治時代にかけて狭められていく変遷が判明した。当初、安土・桃山時代は、底の幅が5メートル以内であったと思われるが、江戸中期には約3メートル、江戸後期には約2メートルになり、現在約1.5メートルの幅となっている。現在の様子だが、下の写真の右側に江戸中期の石垣の跡を示していが、それが江戸後期には矢印のようにだんだん狭まっている。今後の取り組みだが、文化庁、学識者と協議しながら、今回の成果も参考に惣構堀の復元箇所や整備方法について検討して、平成19年度に実施設計を行い、見学所も視野に入れて将来の文化財指定を目指して復元整備を行いたい。また発掘調査は、できるところから行いたい。

・平成18年度行政評価について・・・・・・・・・・・・・・相川行政経営課長

 資料番号6の平成18年度行政評価について報告したい。1の経緯だが、16年度に全事務事業を対象にして本格導入をし、17年度から第三者評価の試行を行い、18年度からは本格実施している。2番の平成18年度の実施内容、スケジュールだが、1次評価として事業担当課による評価を行い、2次評価として1次評価をもとに全庁的な観点から再度評価を経て、9月から11月にかけて第三者評価を実施している。その内容については、11月末に行政改革推進委員会を開催して、ホームページ等を通じて意見を募集していく予定である。3番目の1次評価、2次評価の結果だが、表にあるとおり2次評価の結果で事業完了が24件、見直しが236件、廃止が38件で、全体で見ると27%の事業見直し、廃止との結果になった。4番で、第三者評価については(2)にあるが、金沢市行政改革推進委員会の学識経験者や公募委員等5名の方々で構成した第三者評価委員会で、(3)にある2次評価において廃止または見直しとした事業のうち、予算がおおむね1,000万円以上のものや不特定多数の住民に直接関連する事業などを対象に評価をしてもらった。評価の方法については(4)にあるが、廃止、見直し、継続の3区分で評価をして意見を取りまとめてもらっている。

 今後のスケジュールだが、(5)の?にあるが、評価委員会の評価案について行政改革推進委員会に報告して評価を確定する予定である。

・指定管理者の事業評価(試行)結果等について・・・・・・相川行政経営課長

 資料番号7の指定管理者の事業評価(試行)結果等について報告したい。目的だが、指定管理者の適正かつ効率的な運用を図るため、指定管理者による施設の管理運営の状況、実績などを把握し、事業担当課による事業評価を試行実施し、今後の市民サービス向上に資するため、まずは実施状況を把握した。2に評価の方法を記載しているが、平成17年度事業を対象として事業担当課、施設の所管課が主体となって、17年度までに導入した170施設について、(4)にあるが安定性や効率性、専門性、サービスの向上の4項目ごとに採点して結果を出した。目標や計画を上回る成果があったか、目標や計画どおりの成果があったかなど4区分の評価を行い、12点満点による総合点で評価した。10点以上のものについてはすぐれているという形で、7から9点については適正、4から6点についてはさらに努力が必要、3点以下については改善すべきものとして評価した。総合評価の結果だが、1施設を除く169施設において提案内容に基づいた管理運営が行われており、目標は計画どおりに、あるいはそれを上回る成果があったと評価された。なお、さらなる努力が必要とされた食肉流通センターについては、既に県とともに検討チームが設置されており、経営改善の方向で協議中である。今回は、評価方法がわかりやすいように採点方式で試行した。資料右には、参考として各施設で実施した市民アンケートの結果の主な内容を記載した。駅西駐車場では、駐車違反の一掃に対する要望があった反面、リピーターの利用促進が図られているなど、そのほかは表にあるとおりだが、各施設で利用者の声を聞き、改善に努めていきたい。下の表には指定管理者への移行に伴う主な効果がまとめてあるが、駐車場の利用向上とか駅西広場での看板の設置等、それぞれの施設で自主事業が行われて拡大されているなど、効果の主なものをまとめた。また、毎年、指定管理者との意見交換会を実施しており、市民サービスの向上に協議をして努めていく予定である。今回実施した事業評価の試行についてはホームページでの公表を予定しており、その細かな内容については、その後のところにホームページに出す様式で、各施設の評価内容と総合コメントを資料としてつけた。別紙を参考にしてほしい。



△[報告事項に対する質問応答]





◆森一敏委員 前回の質問に対する保留答弁をしてもらったが、こつこつやってきた印象がある。相談体制が図示されているが、実際にこの間どれくらいの相談を受けたのか、それから相談内容の傾向もつかんでいるのか。他県とか他自治体で問題として語られていることで、住まいの確保が難しいことがある。これは外国人に対する偏見であるとか、貸し手の側の不安感とか、そういうものが背景にあると聞いている。それから、例えば銭湯へ入ろうとしたら拒否されたとか、来店とか来場に対する拒否の問題もあるやに聞く。そんなことも金沢の中で実体化しているのか。そのあたりはどんな認識を持っているのか聞きたい。



◎喜多国際文化課長 国際文化課へ電話での問い合わせはある。件数等はとってないが、子供たちの就学の関係であるとか、出身国のグループがあるのかという問い合わせはある。もう一つ、国際交流財団に相談窓口も設けており、そちらには本年度9月までの実績が53件ある。質問の中身だが、高校受験や進学についての問い合わせとか、外国人と日本人で構成する子育てサークルみたいなものがあるのか、外国人登録証の発行等についてや日本語が勉強できる場所がないのかという問い合わせである。住宅の確保だが、留学生については、各大学で留学生会館等がある。民間アパートに住んでいる方については、県のNPOみたいな形だが、保証の機構がもりの里の留学生会館の中にあると聞いている。銭湯等の問題だが、今のところ把握していない。



◆森一敏委員 金沢は国際化の途上段階にあり、留学生とか文化関係の方々が拡大傾向にあると思っている。産業分野にまで外国人の参入が今後進んでいくと、またいろいろな相談とか直面する問題の質が変わっていく可能性がある。今後の国際化の進展の先を見ながらきちんと対応していくことが大事ではないかと思うので、鋭意努力をお願いしたい。



◆黒沢和規委員 ?指定管理者の事業評価だが、今ほど説明があった試行という形で実施した。ホームページ等に載っている資料等を見るとS評価とA評価がほとんどである。今回は試行ということだが、こうした評価の結果を今後どう生かしていくのか。指定管理者を指定するに当たっての一つの材料とするのかを聞きたい。それから、将来的に本格評価をしていくと思うが、これも行政評価と同じような形で第三者等による評価が最終的にされるのかどうか方向性を示してほしい。それから、今の資料の中で、市民からの要望や苦情等についてのアンケート結果が出ているが、もろもろの施設等の中で利用者の苦情や意見がかなりあると思う。そうしたものの反映はどうしていくのか。それぞれの担当課で対応しているものや行政経営課まで上がってくるものがかなりあると思うが、その辺の実態を教えてほしい。

 ?東内惣構についてだが、今回の調査は私自身も興味のあるところである。場所は尾張町2丁目の家具店の跡地であるが、この堀については、橋場交差点をくぐり枯木橋の下を通ってさらに延びているが、地図では下側だが民家の密集しているところも流れ、しかも石垣がきれいに残っている。かつて、あるお宅に行ったとき裏にこれが流れていて、石垣がきれいに残っているのを見て、かなり保存価値があると思っている。この辺は既に緑地化したり空き地になっているところがあるが、その辺を一体的に整備していくのかどうか。その辺の方向性を示してほしい。



◎相川行政経営課長 ?本格的に導入していくか、あるいは第三者評価につなげていくかという質問と、アンケートなど市民や利用者の意見をどんな形で反映させていくかという質問に答えたい。

 今回の施設の管理担当課による評価については、決算状況が明らかになった17年度の実績について、目標とか目的に沿った達成状況をまず事後評価して、見直しや改善につなげようと考えたものである。今後、管理する側と監督する側の双方で改めて意識を高揚して、管理運営の改善につなげていければと思っている。また、第三者評価については、めり張りのきいた事業展開をしていくためにも第三者の視点で考察する外部評価の活用など、抽出した施設になると思うが、さまざまな方法で評価も検討してみたい。それから、市民とか利用者の意見を聞く窓口については、一義的には施設の管理担当課の窓口であるが、この評価についても行政経営課に意見をもらう形でホームページ上にも公表することを考えており、行政経営課としても各施設を指導していく立場からいろんな意見を聞きたいと思っている。



◎井波歴史建造物整備課長 ?金沢文芸館横の惣構についての質問だが、都市計画道路寺町−今町線整備事業との調整を図りながら復元の可能性を検討している最中である。



◆黒沢和規委員 惣構だが、今ほどの説明は文芸館の方である。私が先ほど尋ねたのはもう少し上流部からの話であり、その辺まで考えているのかどうか再度尋ねたい。



◎武村都市政策局長 今ほどの話だが、先ほど課長も言ったようにあのかいわいは国道の拡幅整備にちょうどかかっており、その関係で道路の用地と残地の活用の中で、後ろ側に惣構堀の用水の石垣が残った。従来は家が建っていたがそこが取り壊されて見えるようになったので、一つずつ丁寧に復元というか、その状況を確認していく。そうすると藩制時代の絵図と合わさった位置にこういった遺産が見えるので、それらの見学所としての整備をこれから検討していきたい。寺町−今町線だが文芸館から先も今から進めて、これはもちろん用地取得も絡むことだが、可能な場所については順次調査も経て、遺構の見える整備を検討していきたい。



◆黒沢和規委員 局長の答弁でよく理解した。答弁は要らないが、今ほどの説明であったように、道路の整備に合わせてそうした取得等も行われている。将来的にここが世界遺産の候補地の一部になるのかどうかは何とも言えないと思うが、そうしたものも当然金沢の遺産として残るので、積極的に面的な整備に努力してほしい。





◎武村都市政策局長 惣構堀は各委員も承知のとおり、東だけなくて西、そして内、外もある。前回は西の武蔵で一部、地元の了解をもらって縮図はしている。幅広く金沢市内のまちの中に眠っているものについては活用できる可能性があれば、調査検討を進めて幅広くやっていかなければならないと思うし、そのことが将来の世界遺産にもつながってくると思うので、今後組織体制もしっかり整えて積極的に取り組んで行きたい。



◆玉野道委員 世界遺産についての対応と組織づくりはわかった。石川県とともに共同で提案するとなっているが、基本的に県の対応はどのようになっているのか。



◎武村都市政策局長 11月末に提案の時期を迎えるが、現在、鋭意県ともすり合わせ、共同提案という形でコンセプトや保存管理計画を密接に連携をとり合い、今つくり込んでいるところである。そして連絡会議も開き、遺漏なきように努めて進めている。



◆玉野道委員 私が聞きたかったのは、金沢市はこれだけの体制を組んでいるが、石川県はまだ体制を組まなければならない部分がある。そんなときに連絡会だけでいいのか。もう少し積極的に県に姿勢を見せるためにも、県の組織の中で論議されているかどうかをまず聞きたい。金沢ナンバーでもそうだが、市民に対しての啓発、キャンペーンが必要で行政単独のものであってはならない。市民がどれだけ関心を寄せるかが大事になってくる。そういう意味では県市も必要かもしれないが市民サイド、それからいろんな形で行政側に協力することは民間レベルでもあるが、具体的にキャンペーンをどうしていくのか。



◎武村都市政策局長 市の体制は12月1日から整えると既に案内しているが、県はそれぞれの組織体制で、12月に同時に県の体制が整うという話は聞いていない。県は、教育委員会の文化財課が中心になり、県の中でも都市計画とかいろんな部局がかかわりを持って連携体制をとって進めていると聞いているので、県でも市との連携はもとより、庁内での連携体制がこれまでも図られていると理解している。それから市民の啓発キャンペーンは大事だと思っている。一つの例が、惣構堀のそういったものが出てきたときには、市は必ず藩制期以来の変遷の過程もしっかりとわかるような形で説明会等をして、市民に参加の機会を常に呼びかけているが、これだけでは当然足りないと思う。今後、こういったことも含めながら、さらに世界遺産のいろいろな積み重なりが出てきた段階で幅広くキャンペーンに取り組んでいきたい。



◆玉野道委員 行政評価だが、「ホームページを通じ公表し、意見を募集」とあるが、具体的にはホームページを通してどれだけ市民からの意見があったのか。具体的にわかったら教えてほしい。



◎相川行政経営課長 18年度の行政評価については、これから結果をホームページに公表する。過去の17年度の評価については電話での意見をもらったが、ホームページ上でメール等を通して意見を直接もらったことは特にない。



◆玉野道委員 気になるのは1次評価、2次評価があって第三者評価があるが、こういうのは市民も含めて意見が分かれているものがあると思う。資料として親切に配付してほしい。それはなぜかというと、1次評価、2次評価については、現状の分とワーキングの部分、それから委員の部分と市民レベルだと、やっぱり受けとめ方が違う部分があると思う。そういう面で、そういう形のものがどういう形で処理をされていくのか。皆さんにとっては余り重要でないかもしれないが、市民にとっては重要な部分があるので、その辺の少し細かい資料がほしい。またどういう評価によってこういう決定がされたのか。詳しいものがあればぜひ次回でも、主だった部分でいいので、新聞に載った程度でも結構だからよろしくお願いしたい。



◎相川行政経営課長 指摘のあった評価の内容については、第三者評価については5人の委員で評価をしたが、行政改革推進委員会の委員に諮り評価を確定したいと委員長が言っており、それを踏まえて、次回には第三者評価の内容について報告したい。あとの事務事業評価については3,000件ほどあるので、主だったものの内容についてはまとめて次回にでも報告したい。



◆苗代明彦委員 世界遺産についてだが、12月1日から新体制ということで、11月末に締め切りなのでかなり急いで頑張ってほしい。歴史遺産保存部の組織体制についてどう組み立てるかを言われたが、この人員配置計画はどうなっているのか。また、だれか専門家を新たに求めていく計画があるのか。それから庁内の連絡会議は、どちらの助役をヘッドにするのか。



◎武村都市政策局長 須野原助役がヘッドになる。



◎角総務局長 新たな人員配置計画については、今現在、一生懸命作業中である。そして、玉川図書館にある近世史料館の職員で専門家がいるので、兼務として入ってもらう考えを持っている。



△[その他所管に関する事項についての質問応答]

 なし

                                 以上