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平成18年 10月 教育環境常任委員会 日程単位




平成18年 10月 教育環境常任委員会 − 10月18日−01号










平成18年 10月 教育環境常任委員会



          教育環境常任委員会記録

1.日時     平成18年10月18日(水)

2.開議時間   開会 午後1時02分〜閉会 午後1時50分

3.場所     第5委員会室

4.出席委員(8名)

         中西利雄委員長、新村誠一副委員長

         福田太郎、森雪枝、澤飯英樹、不破実、

         南部康昭、平田誠一の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員  別紙のとおり

7.事務局出席者 横山主査、上出主査

8.審査事件等  別紙のとおり

9.議事の経過等 以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、所管事務の調査として、執行部より報告事項を聴取し、その他所管に関する事項とあわせ質問応答を行い、閉会した。



△[報告事項]

・西部クリーンセンター新工場建設事業に係る環境影響評価準備書の説明会開催結果について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮本環境総務課長

 本説明会は、県のふるさと石川の環境を守り育てる条例第213条の規定に基づき、開催した。開催日時は平成18年10月9日月曜日の午後7時から午後8時30分まで。開催場所は金沢市米丸公民館で、内容は事業の概要と環境影響評価準備書の概要についての説明で、出席者は19名であった。

 主な質問や意見だが、排出ガスのダイオキシン対策をしっかりしてほしい、それから、交通安全の確保等の関連で新工場の収集車搬入ルートはどうなるのか、既設工場の老朽化が心配なので、できるだけ早く工事に着手し完成させてほしい、既設工場の解体に係る環境対策を十分に実施してほしいという事柄が挙げられた。

 今後、さらに住民からの意見や県の審議会を経て出される一次検討を踏まえて、平成19年5月ごろまでに最終的な環境影響評価書をまとめる予定である。新工場の建設に当たっては、周辺環境の保全に十分な対策を講じ、安全で安心な施設を整備していきたいと考えている。

・「金沢市不法投棄防止強化月間」の実施について

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・河合リサイクル推進課長

 最初に経緯だが、全国的に廃棄物の不法投棄など不適正処理が広域化、大規模化の傾向にある。それにより、生活環境や自然環境に悪影響を与えている。本市においてはこれまで山間部を中心に不法投棄が見られることから、その対策として、平成4年度より不法投棄連絡員制度を設け、パトロールの実施や啓発看板を設置するほか、平成15年度より関係機関と連携して、不法投棄防止ネットワークを設立し、市民、事業者に不法投棄防止を呼びかけ、廃棄物の正しい処理マナーの啓発や違法性を周知している。

 期間だが、昨年度は11月1日から20日間を不法投棄防止強化期間として実施したが、今年度から新たに11月1日から30日までの1カ月間を強化月間として実施する。

 その内容として、1つ目には11月9日に18関係機関(団体)で構成される不法投棄防止ネットワーク会議で、北部方面と南部方面の2班編成に分かれて合同パトロールを実施する。また、海岸、道路、河川などにも不法投棄が見られることから、金沢西警察署と石川県が今年度より新たに参加することになった。

 2つ目には、11月25日に平成11年度から実施している菊水ライオンズクラブと市との不法投棄物合同回収を行う。

 3つ目には、新規事業として、「子ども不法投棄パトロール隊」を結成し、先ほど話した11月25日に行う菊水ライオンズクラブと市との不法投棄物合同回収作業を一緒に実体験してもらい、その後、不法投棄多発箇所のパトロールを実施する。さらに実体験を通じて、なぜ不法投棄が発生するのかを考え、防止の大切さを警察の指導なども受けて学んでもらう。

 4つ目には、期間中、新聞広報などでの呼びかけや巡視指導車に横幕をつけてパトロールを行う。また、ネットワークの関係機関による監視や不法投棄連絡員、市職員によるパトロールを行い、監視活動の強化を図っていく。

・「金沢市役所地球温暖化防止実行計画2005」の進捗状況(平成17年度)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新村環境保全課長

 この実行計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律で策定が義務づけられており、昨年4月に策定した。

 計画の概要だが、計画期間は平成17年度から22年度の6年間で、17年度は1年目となる。基準年を平成15年度とし、対象範囲は市の事務事業、部外団体を含んでいる。数値目標は、温室効果ガスとして4.3%の削減とし、内訳としては二酸化酸素3.7%、メタン4.7%を削減するものである。なお、施設の新増設に伴う増加分については除くこととしている。

 続いて、数値目標の進捗状況だが、平成17年度の温室効果ガス排出量は二酸化炭素換算で18万5,246トンで、基準年である平成15年度より3.5%減少している。また、内訳としては、二酸化炭素は0.2%の若干の増加、メタンは6%の減少となっている。

 項目で見た場合、二酸化炭素は、電気の使用量、A重油、液化石油ガス、ガソリン、下水消化ガスの燃焼等において基準年を下回っている。なお、軽油、灯油、都市ガス、一般廃棄物の焼却については増加になっている。

 この減少要因としては、焼却処分していた下水消化ガスを都市ガスへ有効利用を行っていること、また、A重油、液化石油ガスから都市ガスへの燃料転換によるものと考えている。また、増加要因としては、平成17年度は夏が暑く、冬が寒い気象状況だったので、灯油、都市ガスなど冷暖房用燃料の使用量の増加によるものと考えている。

 メタンについては、廃棄物の埋め立てによる分解に伴うものが減少している。これは紙くず・繊維くずの埋立量の減少によるものと考えている。

 続いて、重点施策の実施状況だが、市施設への自然エネルギーや未利用エネルギーの積極的導入として、平成17年度は市内2カ所−−泉野小学校と米丸中央公園だが、ハイブリッド型(太陽光+風力)施設を設置した。これまで設置した自然エネルギー導入施設は57カ所であり、二酸化炭素で約100トンの削減効果が見込まれている。また、昨年5月から下水消化ガスを都市ガスとして利用しており、二酸化炭素として約500トンの削減効果が見込まれている。

 続いて、低公害車の導入だが、平成17年度は天然ガス自動車10台、ハイブリッド自動車1台を導入した。17年度末現在では、市の所有車729台に対して、天然ガス自動車98台など103台が低公害車となっている。二酸化炭素にして約40トンの削減効果が見込まれている。

 続いて、既存施設における省エネルギー化の推進で、昨年度は保健所庁舎の一部で蛍光灯カットワンシステムを導入して、電気使用量の削減を実証している。

 続いて、内部監査の実施だが、33課所で内部監査を実施した。昨年2月、市の職員による内部監査員が監査したところ、監査結果としては、職場においては市民に対する周知と協力の呼びかけ、空調の適温化の徹底、不用な照明の消灯など、かなり高い割合で実行されており、おおむね良好であったと判断している。

 また、職員535名に対するアンケート等の聞き取り等の調査により、待機電力の抑制、近階移動の際のエレベーターを使用しないなど、職員意識もかなり高くなってきていると評価をしている。

 今年度、内部監査については、約60課所で予定しており、職員の意識向上と取り組みの推進を図ることとしている。

 また、参考に図を示しているが、円グラフで示したように、メタンについては廃棄物の削減など市民・事業者の協力が不可欠である。今後、市民・事業者の方への一層の普及啓発に努めていくこととしている。

・「もったいないフェスタ金沢2006」の開催結果について(口頭報告)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・河合リサイクル推進課長

 先週の日曜日、10月8日午前10時から午後4時まで、市役所前広場及びエントランスホールにおいて、ごみの減量を主眼に置いて、「“もったいない”のこころでゴミを減らそう」をテーマに開催した。

 当日の天候は曇り時々雨だったが、21世紀美術館の開館2年目の記念事業を初め、市役所周辺でのイベント事業との相乗効果も相まって多くの人出があった。

 内容だが、今回のメーンゾーンで行った「金澤流FUROSHIKI展」では、ふろしきのデザイン部門と包み方部門とに分け、公募により寄せられた作品について来場者の投票によるコンクールを行った。その結果、寄せられた作品数はデザイン部門で53点、コンクールの投票数は116票、包み方部門においては8点、コンクールの投票数は53票であった。これにより、デザインと包み方の各部門別に投票数の多かったものを入賞作品として、10月25日に表彰する予定である。

 また、「ふろしきの包み方・結び方教室」、「加賀友禅ふろしき絵付け体験」、そして「Myふろしきオーダーコーナー」を開催した。その中で、包み方・結び方教室では2回の開催を行い、1回の定員20名を予定していたところ、2回とも定員満杯の盛況であった。

 次に、もったいないの体験ゾーンでは、不用になった段ボールを溶かして利用する種はがきづくりやリサイクル紙工作などに来場者の興味が集まった。

 次に、リユースゾーンでは、再生自転車の展示販売が特に人気を博し、開式10時から2時間余りで、用意した43台のほとんどが売却された。また、修理職人ブースでは、来場者が持ってきた壊れた傘やおもちゃを鮮やかな職人わざで修理し、来場者を喜ばせていた。

 次に、もったいない推進企業・団体出展ゾーンでは、21の企業・団体の参加をいただき、「もったいない」をテーマとしたごみの減量やリサイクルに取り組んでいる企業・団体などの活動や商品をパネル展示などで紹介した。

 ステージイベントでは、開会式の後、環境美化推進功労者、個人10名、団体7名と、小学生を対象とした「3Rこどもかべ新聞コンクール」に7グループ、団体賞として1校が入選を果たし、それぞれ表彰を行った。また、ごみと資源の分別など、ごみの基礎知識などを問題とする「金沢もったいない検定」を行うとともに、イベントを華やかにするために大道芸人のサウンドマシンショーなども開催した。

 最後に、今回のイベントを通して、少なくとも来場者の方々にはもったいないの心を少しでも持ってもらったものと確信している。

・金沢美術工芸大学開学60周年記念事業について

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平金沢美術工芸大学事務局次長

 本学は、昭和21年、戦後の混乱の中、市民の熱意に支えられ、現在の出羽町に金沢美術工芸専門学校として開学して以来、本年で60年を迎える。これを記念して、次の事業を展開する。

 特に開会式典などは行わないが、記念展覧会として「Kanazawa Eye vol.2 〜未来へのまなざし〜」と題し、11月1日から5日、金沢21世紀美術館で美大出身の若手アーチスト、デザイナーの作品を展示する。いずれの作品もジャンルにとらわれない斬新な表現を展開する。

 記念講演会は、11月18日、金沢美術工芸大学で、講師に池辺晋一郎氏、タイトルは「芸術の歓び」である。池辺晋一郎氏は現在、東京音楽大学教授や石川県立音楽堂の洋楽監督などを務め、テレビの「N響アワー」にレギュラー出演中である。

 版画作品展は、10月29日から11月6日、湯涌創作の森で学生の制作した作品40点を展示する。

 なお、関連事業として、同窓会が主催する「遊びタイ展」は、11月1日から5日、金沢21世紀美術館で同窓生、在学生による遊び心いっぱいの創作ネクタイ約250点を展示する。「金美けやき展」は、11月2日から5日、金沢市民芸術村で全国の同窓生から寄せられた作品約200点を展示する。

 その他として、「美大祭」は11月3日から5日、仮装行列、作品展、模擬店、講演会などを開催する。ぜひ多くの方に来てほしい。

・第22回宮村英語奨励賞受賞者の決定について・・・・・嶋口学校指導課長

 宮村英語奨励賞は、金沢大学、金沢工業大学などで英語教育一筋に尽くされた故宮村一之先生の御家族からの寄託金をもとに、本市の中学校における英語教育の振興を図ることを目的に、英語能力のすぐれた中学3年の生徒を表彰するものである。本年度で第22回目の授賞式を迎えることになる。

 本年度の応募者数は、市内中学校26校より184名が−−昨年度は144名の応募があり、1次選考試験、ヒアリングを含む筆記試験を9月2日に実施した。その結果、43名が1次試験を通過した。2次試験は、英語による面接を9月23日に実施し、選考委員会の選考の結果、24名の受賞者が決定した。

 授与式は10月21日土曜日午後2時より、金沢市観光会館2階大集会室においてとり行う。委員の皆様には既に案内しているが、ぜひ出席願いたい。

・学校公開週間について・・・・・・・・・・・・・・・嶋口学校指導課長

 本年度の全市一斉学校公開週間は、10月23日月曜日から10月27日金曜日まで実施する。

 この学校公開週間は、地域に開かれた学校づくりを進めるため、多くの市民の方々に学校の様子を公開し、参観する機会を提供して、学校に対する理解と関心を深めてもらうことを趣旨に実施するものである。

 この週間における各学校の公開実施日時については、お手元の一覧に記載してあるとおりである。

 また、広く市民への周知については、昨日の各新聞社の朝刊の金沢市広報に掲載した。今後は庁内放送を通じて案内していく予定である。また、市のホームページで各学校の公開日時の一覧を見ることができるようになっている。

・「中央公民館等のあり方検討会」の設置について・・・新家生涯学習部長

 昨年度、新しい生涯学習推進計画を策定している。その中で、生涯学習推進拠点となる施設の整備と機能の高度化を今後図っていくことになっており、長町研修館、中央公民館など今後の生涯学習施設のあり方の調査、研究を進めていく。

 これに伴い、これからの生涯学習にふさわしい金沢市の中央公民館等の生涯学習施設のあり方を検討するため設置するものである。主な検討事項は、中央公民館本多町館、彦三館及び長町研修館など生涯学習施設のあり方の検討を進めていくことになる。検討会委員は、ごらんの各種団体、経済界、学識経験者の方々7名である。

 検討会の開催予定は、平成18、19年度の2年間で5回程度開催を予定している。なお、第1回目は今月23日に開催する。

・キゴ山少年自然の家の改修工事に伴う休館について・・新家生涯学習部長

 キゴ山少年自然の家について、本年11月からアスベスト除去工事を行う。これに伴い、キゴ山天体観察センターも含めて次のとおり休館したいと考えている。

 休館期間は、来月11月6日から来年の1月31日までを予定している。工事内容は、管理棟地階ボイラー室及び1階機械室のアスベスト除去工事である。なお、キゴ山における学習活動等については、キゴ山ふれあいの里、自然学習館において対応することとしている。



△[報告事項及びその他についての質問応答]





◆不破実委員 宮村英語奨励賞受賞者だが、紫錦台中学校のホールデン恵とホールデン理沙の国はどこか。



◎嶋口学校指導課長 この2人の姉妹は日本国籍である。母親が外国の方である。



◆福田太郎委員 学校公開週間は、事前申し込みは一切要らないのか。



◎嶋口学校指導課長 事前申し込みは必要ない。この期間、各学校の一覧表に記載してある時間帯において、いつでも見ていただければ結構である。



◆福田太郎委員 めったなことはないと思うが、この間も学校に、かまを持った者が入ったということがある。保安上の対策は何かあるのか。



◎嶋口学校指導課長 この期間についてはシルバーの方を雇い、各学校の玄関にそれぞれ配置する。





◆福田太郎委員 シルバーの方ではちょっと頼りないが、わかった。



○中西利雄委員長 ?宮村英語奨励賞の受賞の決定について、先ほど報告があった。市内の中学校26校から184名の方の応募があり、受賞者数が24名だが、この学校名を見ると24名中11名が金沢大学附属中学校になっている。毎年どれくらいの方が受賞されているのかわからないが、毎年こういった状況なのか。

 ?不破委員からも指摘されたが、ホールデン恵さんとホールデン理沙さんは、お母さんが外国の方だということだった。私も過去にこの授賞式に参加したことがあるが、受賞された方が帰国子女という方もいた。こういう方は普通の一般の生徒から見れば、はるかに恵まれた家庭というか、環境に置かれている。帰国子女も含めて、そういった方がこれまで過去受賞していたのか。



◎嶋口学校指導課長 ?附属中学校の応募人数だが、これまでは大体8名程度であったが、ことしは39名の応募があった。これまでの附属中学校の最終的な受賞者は大体応募数の半数程度が受賞している。

 ?それから、帰国子女等の件だが、これまでやはり帰国子女等のお子さんが宮村英語賞に応募してきている。これまでも受賞しているお子さんが数名いるし、ことしもいる。



○中西利雄委員長 確かにことしは例年より金大附属中学校は応募者数が多かったということはわかった。ただ、金沢市に宮村一之先生の御家族が1,000万円という多額の基金をされて、それで英語に優秀な生徒たちを表彰する、これは私は画期的で理解はしているが、金沢市立の中学校にもいろいろと英語に努力を重ねている生徒がいると思う。あくまでも第1次、第2次審査で成績上位ばかりが受賞するというのもいかがなものか。やはり努力をしている生徒にも日の目を当てるのも一つの方法と思うが、そうすることによってその受賞を契機に英語にもっともっと頑張ろうという生徒がふえるのではないかと思うが、その辺はどうか。



◎嶋口学校指導課長 確かに今の話は、とても大事なことだと思う。実際、私どもとしては、ことし、特に180数名と大変たくさんの生徒が応募してきたということは、それだけ英語教育について中学生の興味や関心が高くなってきている実態があると思っている。

 それで、この賞は奨励賞なので、そういう努力をしているお子さんを奨励していくことが一つの目的だと思う。しかし、どこかでこの賞を受賞する線を切ることになってくると、ある程度こういう試験と面接等で判断していくほかないのではないか。

 過去には学校推薦ということで個人応募はない。学校から推薦してもらった生徒はすべて表彰されたと聞いている。したがって、人数的にも40数名という生徒が受賞した過去の実績もある。





○中西利雄委員長 あくまでも金沢市に寄附された基金なので、別に金大附属中学校がいかんと言っているわけではなく、金沢市立の中学校の生徒にも日の目を当てていただきたい。そのことを申し添えておきたい。



◎嶋口学校指導課長 確かに委員長が言うように、附属中学校の生徒については金沢市民でないお子さんもいる。金沢市立中学校の生徒だけを対象にするということも話題に上がっていたが、附属中学校、それから北陸学院の生徒についてもやはり金沢市であるということから、対象から外すわけにはいかないと考えている。



◎石原教育長 補足する。金沢市には、宮村英語賞だけでなく、理数科にすぐれた子供を顕彰する高峰賞や、岡文化賞がある。いずれも広く金沢市にある学校の生徒という伝統を持っている。どの学校の子供にも金沢市民として励んでいただきたいという趣旨である。

 ただ、心配の旨もよくわかるので、金沢市の設置する学校の子供がなお一生懸命励んで頑張れるように、また学校にも指導していきたいと思っている。



◆森雪枝委員 ?「金沢の教育・学校編」というパンフレットをもらった。興味深く読ませてもらって、部活の方をじっくり見てみると、運動部、文化部ともに部活が一番多いのは西南部中学校である。生徒数400人以上の学校で探してみたら、部活に大変ばらつきがあるということを感じた。そういうことでまず一つは指導者不足なのかということと、英語特区なので英語に力を入れている割には文化部の英語というのは5つしかなく、英語の先生は各学校に必ずいるはずなのにどうして英語の部活が少ないのか。

 ?今いじめが原因とされている子供の自殺が北海道滝川市、そして福岡で起きた。報道によると、その原因に教師の発言や学校、教育委員会の対応のまずさが指摘されているように思う。本市においても、いじめはあると私は思っているが、その実態はどうなのか。

 ?学校内の対応と学校と市教委との連携はどうなっているのかということと、いじめをなくすための指導について市教委の考え方を尋ねる。



◎嶋口学校指導課長 ?部活動の件については、特に英語だけでなく文化部は大変加入生徒数が少ない。実際、運動部が大体8割を占めている。したがって、ほとんどの生徒が運動部の方へ加入する。英語の部活については確かに指導者はいるが、例えば英語の先生が運動部の顧問ということも当然あり、文化部の加入人数が少ない中で、それぞれの学校で英語部を成立させるのは大変難しい状況にある。

 ?いじめについては、今大変問題になっている。金沢市については、小学校10件、それから中学校35件というのが昨年度の調査の結果である。この数字は、16年度と比べると小学校は7件ふえた。しかし、中学校は8件減った。合計してマイナス1件ということになる。それで、現在の今年度の状況だが、上半期の調査の結果は、小学校では6件、それから中学校では25件、昨年度は同じ時期で小学校では8件あった。中学校では31件あった。したがって、昨年度と比べるとやや少ない状況であり、それが現在の実情である。

 ?学校のいじめに対する対応だが、やはりいじめの未然防止が一番大事だと思っている。したがって、各学校で生徒指導主事を中心にして、学校全体でいじめについて取り組んでいく組織の体制をしっかりすること。特に各先生がアンテナを高くして、子供たちの様子をしっかりキャッチしていくことが一つ。それから、子供たち、保護者からの相談をきちっと受けとめていく。そして、学校全体、組織として取り組んでいく。この3点について各学校できちっとやってほしいと指導しているところである。

 それから、学校と市教委との連携だが、一応いじめだけでなく、問題行動発生という事態があれば逐一決まった様式にのっとって報告することになっている。しかし、いじめについてはなかなか学校も把握できない面もあり、市教委へ直接保護者の方からいじめがあるという連絡もある。そういう連絡を受ければ、我々としては学校にその事実関係を調査させ、そして実際そういう事実があれば各学校に、そのいじめについてどう今後指導し改善していくか、文書で改善計画を私どもへ出してもらい、それを我々も見て指導すべきところは指導し、そして結果どうなったかを見ていくように今取り組んでいるところである。



◆平田誠一委員 文科大臣がかわった。大臣発言と金沢の英語教育特区だが、大臣は必修必要なしと言っている。この辺は基本的な部分なので、教育委員会はどう受けとめているか。大臣に対して抗議するようなことはないのか。



◎石原教育長 大臣の発言は大臣の発言として、大臣が責任を持ってなさるべきことと思っている。ただ、既に文科省としては中教審の答申等を踏まえて、文科省として大臣といろいろと話をしながら方針を決めていくと聞いている。

 なお、特区ということは今までもそうだが、内閣府と文科省のそれぞれの許可として認められているので、私どもは今後とも充実して進めていきたいと思っている。



◆平田誠一委員 教育長、そういう一つの言いわけもあるかと思うが、必修が是か否か。この辺の世論調査も今マスコミなんかは取り上げ始めている。大臣発言に賛成はおおむね76.3%、それから反対が23.6%。こんな調査結果も無視することはできないだろうと思う。そして池坊副大臣がまた違う。これは必修を前提にした発言をしている。それから、中教審の専門部会、中嶋座長もまたそれなりの専門的な立場で意見を持っている。混乱していると受けとめられないか。今度、大臣がかわるとまた変わってくるのではないか。教育の基本的な部分で、そんな発言でいいのか。



◎石原教育長 国の体制は国として責任を持ってきちんと調整をしていただきたい。これは当然のことだと思っている。

 なお、国は小学校英語については、20年間中教審で議論をしてのいろいろなプロセスを踏まえていると聞いている。既に文科省もいろいろな形で概算要求等の準備もしているということで、また文科省からきちんとした形で県教委を通し、国の方針が伝えられると思っている。

 また、内閣府と首相官邸で教育再生会議というものが国としての骨太の教育方針をつくっていくと聞いているので、私どもは国の方針をきちんと踏まえていきたいと思っている。

 また、国のいろいろな方たちがそれぞれの発言をしているということについては、やはりそれぞれのレベルできちんとしていただきたいと思っている。



◆平田誠一委員 教育は国の言うとおりにやらなければいけない。必修は必要ないと言ったら、教育委員会はどうするのか。



◎石原教育長 まだ国は明確な方針がない。今、それを検討していると国から聞いている。

 また、それぞれの立場の発言については、それぞれ国で大臣、副大臣、そして文科省、中教審について、私どもが逆に混乱しないようにきちんとしていただきたいと思っている。

 また、議長会においても、ぜひ教育が骨太であるように国にきちんと申し入れをしていただければなお心強いと思っている。



◆澤飯英樹委員 先般、森委員ともどもオーストラリアの環境事情を視察する機会があった。オーストラリアは、ごみを焼却処分せずに全量埋め立てだそうである。そんな中で、埋め立てする量を減らすためにリサイクルが大変進んでいる。進んでいるというか一生懸命やっている。技術的には日本も変わらない。余り変わらないが、ただ、リサイクルセンターにおいての子供たちに対する指導というか、そういう点に力を置いていた。これは感心をした。

 そこで尋ねるが、小中学生に対するリサイクル、ごみの減量化に対する思想はどうなっているのか。先ほど不法投棄に対する子供のパトロールというのがあった。今、小中学生全体に対してリサイクル思想というのはどのように進んでいるのか。



◎河合リサイクル推進課長 小学生については、夏休み事業で、まず一つには家庭ごみの行方捜査隊ということをやっている。そしてまた、事業所ごみの追跡捜査隊ということで、子供に対する啓発事業は十分やっている。そしてまた、各学校で環境学習というのがあり、その中で出前講座も要望がある学校から逐次行っている。



◆澤飯英樹委員 これからごみの減量化教育というのは、子供のときからしていかなければいけないと思う。21世紀美術館には、市内の小中学生は全部行っているのではないか。ごみのリサイクルセンターに市内の小中学生は全部行っているのか。私が言いたいのは、リサイクルセンターにも市内の小中学生全員が出かけて、ごみに対する教育環境を整えたらいかがか。この委員会には、教育と環境が同居している。その辺の相互交通をうまくやってほしい。

 21世紀美術館は入館者数を稼ぐために小中学生がほとんど行っていると聞いている。そしてまた親しみを持たせるために「まるびぃ」というような愛称もしたりして、大変子供たちにも親しみがあるというふうに聞いている。

 ごみの減量化という教育に関しても、小学生からの取り組みを教育委員会と連携を深めて、子供のうちからやっていけばいいと思うが、いかがか。



◎河合リサイクル推進課長 まさにそのとおりだと思う。それで、小学校4年生に環境学習があり、教育委員会とタイアップして、埋立場、戸室リサイクルプラザ、東部リサイクルプラザ、そして西部リサイクルプラザ、おのおのの施設を順次計画立てて回って、ごみの減量化などの勉学に励んでもらっている。



◆澤飯英樹委員 では、市内の小学校4年生が全員、ごみの埋立場やリサイクルプラザへ一回は足を運んでいると理解していいのか。



◎河合リサイクル推進課長 そのとおりである。

                              以上