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石川県 金沢市

平成18年  9月 産業企業常任委員会 日程単位




平成18年  9月 産業企業常任委員会 − 09月19日−01号










平成18年  9月 産業企業常任委員会



          産業企業常任委員会記録

1.日時      平成18年9月19日(火)

2.開議時間    開会 午前10時01分〜閉会 午前11時09分

3.場所      第2委員会室

4.出席委員(8名)関戸正彦委員長、北 篤司副委員長

          宮崎雅人、東出文代、山野之義、升 きよみ、

          高村佳伸、井沢義武の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員   別紙のとおり

7.事務局出席者  安藤主査、越田主事

8.審査事件等   別紙のとおり

9.議事の経過等  以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、議案審査付託表により本委員会に付託された議案第1号平成18年度金沢市一般会計補正予算中本委員会所管分を初めとする議案2件及び報告1件について執行部より説明を聴取し、質疑応答の後、採決を行った結果、議案第1号平成18年度金沢市一般会計補正予算中本委員会所管分の議案1件については賛成多数で可決すべきものとし、その他の議案1件及び報告1件については全会一致で可決または承認すべきものと決し、所管事務の調査として、閉会中も継続して調査することと決した。その後、執行部より報告事項を聴取し、その他所管に関する事項とあわせ質問応答を行い、10月及び11月の委員会開催日時について決定し、閉会した。



△[議案の説明]

・議案第1号中、産業局所管についての説明・・・・・・・・加納産業局長

 産業局所管の補正予算のうち農林部以外を説明する。議案第1号、一般会計補正予算だが、補正予算説明書の17ページを見てほしい。

 7款商工費の補正額は4億4,220万円である。3目工業振興費のうち機械工業構造改善事業貸付金9,600万円は、社団法人石川県鉄工機電協会の機械設備対応事業に資金を貸し付けており、申請件数の増加に伴い貸付金を増額するものである。工業団地環境整備事業費は、工場敷地内の緑化事業に対する助成金で、いなほ工業団地等での申請件数の増加によるものである。企業立地助成費は、内訳はテクノパークにおける日本ケンブリッジフィルターの工場新設と横河電機等の従業員の新規雇用に対する助成金だが、その他の工場適地での新規認定企業2社に対する助成金を追加するもので、2社は金沢港大浜のコマツとかたつ工業団地の1社である。

 24ページ、債務負担行為の設定である。説明したテクノパーク以外の企業立地助成金について、条例の運用方針により、1企業に交付する助成金が単年度で1億円を超える場合、超えた分を次年度以降に交付するために債務負担行為を設定するものである。先ほど述べた2社分、2億1,550万円を計上している。

・議案第2号についての説明・・・・・・・・・・・・・・・加納産業局長

 議案第2号金沢市工業団地造成事業費特別会計補正予算について説明する。26、27ページを見てほしい。

 補正予算の内容は、金沢港隣接地区への企業の進出を機に企業集積を加速させるため、いなほ工業団地とかたつ工業団地の第2工区の造成工事を前倒しするものであり、5,460万円の補正で、内訳は29ページの歳出を見てほしい。

 いなほ工業団地造成事業費だが、第2工区造成工事を当初予定していた平成19年3月から始めるのを平成18年12月へ3カ月前倒しすることとし、債務負担行為から現計予算へ経費の一部を移しかえるものである。

 28ページの歳入は、その財源として地域開発事業債を増額するものである。

 30ページ、特別会計の債務負担行為の補正である。かたつ工業団地で、同じく第2工区の造成工事を当初予定の平成19年4月から1カ月前倒しし今年度内に着手するために、新たに債務負担行為として2億3,840万円を追加している。これに先ほど説明したいなほ工業団地に伴う現計予算の振りかえ4,790万円を合わせて、限度額当初2億9,000万円を4億8,050万円に、1億9,050万円を増額するものである。

 なお、いなほ・かたつ工業団地の現状等についての詳細は後ほど報告事項の中で説明する。

・議案第2号についての説明・・・・・・・・・・・・・・・宮島農林部長

 農林部所管の補正予算について説明する。補正予算説明書の16ページを見てほしい。

 6款1項3目畜産振興費の食肉流通センター管理運営費500万円は、先月12日、食肉流通センターが落雷を受けて焼却施設や排水処理施設などの電気系統が破損したので、その復旧に要する修繕費である。2項1目森林・林業費の災害関連林道等補修費は、7月に発生した集中豪雨により犀鶴線や兜山線などの林道、作業道31路線が倒木や路肩決壊などの被害を受けたため、それらを復旧するための費用である。

 21ページ、11款1項1目農林業施設災害復旧費6,440万円は、同じく7月の集中豪雨で戸室新保や二俣町の農道、農地、水路などののり面の崩壊、または路肩決壊の被害を受けたために、それらを復旧する費用である。

・報告第1号についての説明・・・・・・・・・・・・・・・宮島農林部長

 議案書の44ページを見てほしい。報告第1号、平成17年6月の第1回市営競馬開催中に発生した電話回線の切断事故によって生じた損害賠償請求の和解の専決処分についてである。和解の内容だが、金沢競馬の売り上げが年々減少にあることから、事故があった直近年度の2カ月前後−−平成17年度の4月から8月の平均売上額をもとにして算定した1,409万8,750円が実質損害額に近い妥当なものと判断して和解したものである。



△[議案に対する質疑]





◆升きよみ委員 企業立地助成金の中で説明があったコマツへの助成は、トータル的にこれまで2億1,550万円と見ていいのか。コマツの場合は県が主体でやっていると思うが、その意味で助成金等の問題は、今後の状況も含めてどんなぐあいなのか。





◎君塚企業立地課長 現在の企業立地助成金、制度として限度額2億円、さらに特認として3億円となっている。今回のコマツ金沢工場は、投資額が約70億円と大変大きな規模となっており、特認の3億円を限度で助成することとなっている。ただ、加納局長からも説明があったとおり、単年度ごとの限度額は1億円となっているので、18年度については限度額の1億円を計上させてもらい、残る2億円については債務負担行為の設定となっている。今後の助成金の状況だが、今の金沢工場に対して3億円出すことになっており、この後コマツに対して今の状況では予定はされていない。



△[討論]





◆升きよみ委員 議案第1号、企業立地助成金で、株式会社コマツは世界トップ企業でもある大企業であり、むしろ弱小の中小零細企業、本当に混迷の中で頑張っているところにはしかるべきだが、こうしたところへの助成にはとても同意できないので、この議案については反対である。



△[採決]

・議案第1号中本委員会所管分・・・・・・・・賛成多数で可決すべきもの

                       (反対…升きよみ委員)

・議案第2号、報告第1号・・・・・全会一致で可決または承認すべきもの



△[閉会中の継続調査]

 別紙事項について閉会中も継続して調査することに決定



△[報告事項]

・新「金沢・クラフト広坂」の概要について・・・・・・山田工業振興課長

 工業振興課から、新「金沢・クラフト広坂」の概要について報告する。

 希少伝統工芸品のアンテナ・ショップとして運営していた金沢・クラフト広坂が金沢能楽美術館に併設され、10月7日にオープンする。新店舗はアンテナ・ショップ以外に、金沢ファッション産業機構が開発した工芸の新製品を展示、販売することで「ファッション産業都市宣言」の具現化の一翼を担うとともに、21世紀美術館、能楽美術館と連携し、中心市街地のにぎわい創出に資することを目的としている。運営主体は、金沢工芸普及推進協会に委託して運営する。営業時間は午前10時から午後6時で、現在のところ水曜日を定休日としているが、新店舗については毎週月曜日を定休日と変更する。店舗内容については、1階部分が主に物品を販売する店舗で、希少伝統工芸品ゾーン、それから能楽美術館のミュージアムグッズもここで販売することになっており、先ほど説明したファッション産業創造機構がプロデュースした新作工芸品の販売ゾーンと、大きく3つのゾーンを設けている。2階部分は企画展ゾーンで、ギャラリーを設置しており、また、能楽美術館3階にある多目的室においては、伝統工芸に対する親しみを持ってもらう目的で、毛針のアクセサリーづくりや水引細工づくり等、伝統工芸品の教室を開催することとしている。平面図については、裏面に掲載した。

・いなほ・かたつ工業団地の状況について・・・・・・・君塚企業立地課長

 企業立地課から、いなほ・かたつ工業団地の状況について報告する。

 マスコミ等で、昨年後半ごろから景気が回復してきており、それを支えているのが製造業を中心とした活発な設備投資と言われており、金沢においてもその傾向が出てきている。まず、いなほ工業団地だが、第1期は既に造成完了し、現在約6割を分譲している。分譲面積はおよそ5ヘクタール、18区画となっており、平成16年11月から分譲を始めている。現時点では11区画、2.9ヘクタール、進出企業については、操業済み5社を含めた8社、すべて製造業だが、このような分譲状況となっている。このうち、18年度に入ってから既に進出している企業の拡張分、全く新しい新規進出の2社2区画が分譲されている。第2期については、現在分譲予約受け付け中だが、造成工事を3カ月前倒ししていきたいと考えており、分譲面積は約5.4ヘクタールである。分譲予約については、第1回目を5月16日から6月30日まで、第2回目を8月8日から9月29日まで行っており、この予約期間が済んでから区画を決めていくことになっている。現時点では3社から予約申し込みがあり、およそ0.6ヘクタール、すべて製造業だが、分譲予約が入っている。2期申し込みがあった場合には、まず1期を検討してもらうという問い合わせ対応も行っている。今後の事業計画だが、造成工事については、当初平成19年3月から予定していたものを18年12月からに前倒し、そのための補正予算を計上した。分譲についても平成20年1月からの予定であったものを19年10月から分譲開始したい。

 かたつ工業団地だが、第1期については、分譲面積は3区画、1.3ヘクタールといなほと比べて小規模になっているが、ことし4月から分譲開始となっており、2社とも製造業だが、完売した。第2期については、現在分譲予約受け付けしているが、好調な運びとなっていることを受けて、造成工事を少しでも前倒しして今年度内に着手していきたいと考えている。分譲面積は約3.2ヘクタールとなっており、予約状況は、第1回目をことしの7月18日から8月31日まで、第2回目を9月12日から10月31日まで実施して、かたつについても分譲予約が終わってから区画を決定していく予定となっている。今後の事業計画としては、造成工事を19年3月からと予定している。かたつ工業団地については地盤の安定化の期間が必要であるため、どうしても前倒しが1カ月程度となってしまうが、今年度内から着工することとしたい。これにより分譲開始も、当初平成20年度からだったものが20年3月から分譲開始できるようになると思っている。専門機関の分析や我々企業誘致を進めている者の実感として、近年の企業における設備投資の傾向の中には、企業の意思決定から操業開始までが非常に短期間であることが挙げられている。そうした企業の活発な投資にできる限りこたえられるよう、できるだけ前倒しを行うことが必要であると考えており、今後も引き続き早期分譲がなされるよう努めていきたい。

・銀座・金沢まつり 〜アート降る、金沢。〜・・・・・桶川観光交流課長

 報告案件3である銀座・金沢まつりは、3月に策定した金沢市観光戦略プランの具体的戦略で、「情報発信ターゲット重点化戦略」の具現化である。北陸新幹線の開業を視野に、金沢ブランドを発信するにふさわしいほんものがわかるまち、東京・銀座を中心として、金沢オータムプロジェクトや金沢の観光PRを集中的に展開する事業である。金沢市や観光協会、旅館ホテル協同組合等で組織した金沢まつり実行委員会で実施し、9月30日土曜日、10月1日日曜日、土日を中心として開催する。内容だが、4つの事業、4会場に分かれて実施する。まず1つ目は、「金沢の芸能とまつり」で、獅子舞、太鼓、地酒試飲といった祭りの雰囲気で伝統芸能を紹介し、その中で金沢の観光を紹介するイベントを数寄屋橋公園で9月30日土曜日、10月1日日曜日の2日間にわたって行う。2つ目、「金沢宝箱」は、観光映像による金沢の四季や伝統工芸などの紹介、ミス百万石による金沢の紹介等、またアトラクションとしてロボットによる舞踊も取りまぜて、松坂屋銀座店1階の道路に面した店頭イベントスペースで9月30日土曜日、10月1日日曜日、2日間、ちょうど銀座で歩行者天国が行われているときに、向かい合わせの場所で実施する。3つ目、加賀野菜の物販、試食は、東京交通会館前の広場において9月30日に行う。4つ目、展覧会「ルイザ・ランブリ 金沢21世紀美術館を撮る」という写真アートの展覧会をギャラリー小柳で9月26日から10月1日までの6日間行う。また、同時開催として、企画課が所管で金沢ファンの夕べという集いを松本楼で10月1日午後6時から予定しており、協賛事業で松坂屋銀座店の地下食品売り場で27日から10月3日まで、金沢銘菓を期間限定販売する。

・「金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅」・・・・・・・桶川観光交流課長

 報告案件4、「金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅」も観光戦略プランの「伝統と創造の芸術・芸能感動戦略」の具現化の一環であり、金沢芸妓による格調高い伝統芸能を観光客等に気軽に体験してもらうことによって誘客の促進を図ることを目的とし、市及び観光協会、3つの茶屋街の料亭組合が協賛して実施する。11月4日から3月17日まで、年末年始等は除くが、土曜日の午後1時から1時間程度、三茶屋の中で必ず1件がこれに参画して、芸妓さんによる踊りやお座敷太鼓等の芸を披露する内容である。そして毎回1会場15名、参加料金3,000円で観光協会において10月2日から先着の予約受け付けを開始したい。

・ナラ等立枯れ被害について・・・・・・・・・・・亀田農林基盤整備課長

 報告案件5、ナラ等立ち枯れ被害について報告する。

 カシノナガキクイムシ−−体長5ミリ程度の虫だが、繁殖のためナラ・カシ類の幹に穿入し、このときにナラ菌を樹木内に持ち込み、菌が樹体内に広がることや無数のせん孔によって樹木が水枯れ症状を起こし、葉が変色して枯損が発生する。しかし、すべてのナラ・カシ類が枯損するわけではなく、高齢木が被害を受けるケースが目立っている。被害状況だが、金沢市内では平成15年に倉ヶ嶽地内で初めてミズナラの被害が確認され、その後、比較的標高の高い山間地を中心に発生していたが、今年度は卯辰山公園や野田山墓地周辺の市街地に近接した里山などに被害が拡大している。9月8日現在、1,560本の被害木が確認されている。山間地から市街地周辺の里山に被害が拡大したことから、今後、私有地を含めた市域全体における被害の拡大防止対策を有効に進め、緑豊かな景観と環境を保全するとともに、森林の持つ各種公益的機能の維持増進を図ることを目的に「ナラ等立枯れ被害対策本部」を9月4日に設置した。被害の拡大防止方針だが、3つのエリア−−市街近郊林、中山間地林、奥山林に分け、市街近郊林においては、保存樹、保存樹林などの大切な樹木を被害から守るために薬剤の塗布等による被害防止に努めていく。中山間地林においては、被害の拡大防止を図るため、被害木の薬剤注入や伐採、老齢林の森林整備を行っていく。奥山林においては、被害状況から今後の動向を予測して被害状況の把握に努めていく。

 裏面、市街地近郊林、中山間地林の今後の対応として、民有地については、山側環状沿線、湯涌街道沿線、金沢−井波線沿線などを今年度重点地区として被害発生状況の把握に努める。また、森づくり協定締結地区内の被害木や老齢木の伐採を図り、森づくり協定の締結をしていない地区においては、締結の促進に努めていく。それから、市の管理する用地については、関係課が連携して被害状況の調査を継続し、被害木の伐採、薫蒸、搬出を行う。

 A3の図は、9月8日現在の金沢市内の被害に遭ったエリア及び本数を記載している。

・主要農作物の生育概況について(平成18年9月10日現在)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・手嶋農業センター所長

 報告案件6の主要農産物の生育概況について、まず気象概要である。6月は、平年と比較して気温がやや高く、日照時間はやや少なく、また降水量は平年に比べかなり少なかった。7月は、気温は平年に比べやや低く、日照時間はかなり少なく、また降水量は平年の2倍以上とかなり多くなった。8月は、晴れの暑い日が多く、真夏日が30日間も続き、降水量も平年の半分以下と少なかった。次に、主な作物の生育概況だが、水稲の作柄については、8月15日の農林水産省の発表で加賀地区は「平年並み」が見込まれている。早生種の「石川43号」−−「ゆめみずほ」は8月22日、中生種の「コシヒカリ」は9月6日から刈り取りが始まっている。野菜についてだが、砂丘地の主力品目であるダイコンは、生育は平年並みでおおむね順調に推移しており、9月30日ごろから出荷される見込みである。カンショは、8月25日から早掘りの出荷が始まり、品質、価格とも良好となっている。レンコンは、出荷が8月10日から始まっているが、ことしの長雨と日照不足で収量は平年に比べ、少なくなる見込みである。施設トマトは、8月25日から出荷が始まっているが、今のところ裂果が目立つものの、価格的には良好である。ネギは、7月27日から出荷が始まっており、出荷量は前年比3割減で価格は高値で推移している。果樹についてだが、ブドウは、デラウェア、巨峰が8月いっぱいですべて出荷は終了した。7月の多雨により裂果等の品質低下が目立っている。ナシは、出荷が8月4日から始まっており、現在、「豊水」、「二十世紀」が出荷されており、「幸水」を含め、全般的に小玉傾向となっている。リンゴは、8月24日から「つがる」の出荷が始まり、主力の「ふじ」の果実の肥大はやや小玉傾向となっており、11月から出荷される予定である。花卉についてだが、小ギクは、共選物の出荷が7月2日から始まり9月24日で終了予定である。一部干ばつの影響により葉の枯れ上がりが著しく、出荷量は減っている。ストックは、7月9日から順次播種が始まり、現在、生育はおおむね順調で、前年並みの10月上旬から出荷される予定である。

・「五郎島金時」を使用した芋しょうちゅう発売について(口頭報告)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・手嶋農業センター所長

 五郎島金時を使用した芋しょうちゅうの発売について報告する。

 このたび、加賀野菜を代表するサツマイモ、五郎島金時が使用された芋しょうちゅう「五郎島金時」が9月29日より発売されることになった。芋しょうちゅうの本場、鹿児島県のしにせ主要メーカーとのコラボレーションにより、芋の風味を生かしたすっきりとした味わいに仕上がったと聞いている。五郎島の持つ強み、物語を武器に、ブランド産品による高級品イメージで高級料亭、旅館、ホテル、また贈答として販売先を限定しながら売り込みを行う予定で、このことによりさらなる金沢ブランドのイメージアップに努めていきたい。今回の販売量は720cc瓶で1万1,000本となっているが、当面年間5万本程度の販売量を見込んでいる。

・都市ガス展の開催について・・・・・・・・・・・・山本公営企業管理者

 企業局から報告が1件あるが、その前に、ガス事業者としては、安全、安心を追求するのが最大の使命である。ところが、一部メーカー等によりいろんな機器の問題が発生したことは承知のとおりで、私どもとしては、これまで以上に安心・安全を追求するための巡回点検等を推進して、お客様に安心して使っていただくように努力をしていきたい。そこで久しぶりだが、大和において都市ガスをお使いのお客様に感謝を込めてのガス展を開催したい。詳細については、課長から報告する。

・都市ガス展の開催について・・・・・・・・・・・・・永井営業開発課長

 都市ガス展について報告する。平成11年度以来7年ぶりに復活をするが、その間、平成12年度からの熱量変更事業をやっていた関係で休止していた。今年度の日時及び場所だが、10月26日木曜日から10月31日火曜日までの6日間、香林坊大和の7階催事場で午前10時から午後7時まで、最終日は午後6時までの予定で開催する。内容については、安全面や機能面にすぐれた最新ガス器具を展示して特別特価で販売するほか、ガラストップコンロにより料理実演の実施、ミストサウナ、温水式床暖房の体験コーナー、お得な料金プランの相談コーナー等を設置して都市ガスのPRを図りたい。また、特別イベントして、本県七尾市出身であるパティシエの辻口博啓氏によるあめ細工の実演、辻口氏と懐石「つる幸」の料理長である河田康雄氏による食育をテーマとしたトークショーなどを予定している。営業目標については、来場者数1万2,000人、機器販売額3,000万円を目標としている。



△[報告事項及びその他についての質問応答]





◆升きよみ委員 ?いなほ・かたつ工業団地の造成に見合ったガス供給などの状況はどのようになっているのか。

 ?芸妓のほんものの芸にふれる旅で、金沢市の伝統的なことを三茶屋街で進めるということで、観光交流課は、直接的に観光を促進し、たくさんの方に金沢に来訪してもらうことが一つの事業だと思うが、常々にし茶屋街の入り口にある駐車場を見ており、また住民の皆さんから観光を誘致するということでやった割には全く使われていないという厳しい指摘をされる。観光バスは当初から入りにくい環境にあるので、マイカーが入るよう仕掛けたが、きのう、おとといの連休で4台ぐらいと寂しい限りで、どなたかに言わすと「あれは市役所の関係や」などと言われ、活用のことなどはどのように考えているのか。

 ?ナラ等の立ち枯れ被害の問題について、随分とひどくなってきている状況で、金沢市としては積極的に進めていくということで大変喜ばしい。何かいろいろなことを試みているかもしれないが、予防手法の確立はどうなのか。国は、問題のカシノナガキクイムシの被害に対して16年度から事業を開始して18年度で終わると思う。市はこれを引き続き進めていくと思うが、拡大防止策に臨むに当たっては、何がベストなのかといった予防手法の確立はどうなっているのか。国はそういうことをわかって、引き続きしようとするのか。



◎永井営業部長 ?いなほ工業団地については、もう既にガス供給を行っている。現実、コマツ関連企業で大きい需要があり、今、需要量についての調整を行っている。ただ、かたつ工業団地については、進出企業等の関係からガスの導管は行っていない。



◎桶川観光交流課長 ?にし茶屋の観光駐車場の件だが、昨年5月の連休から、バスだけではなく普通車も8台利用できるようにした。そして、バス協会へ駐車場のことを周知しており、昨年から比べると、ことしになり4割から5割、普通車での利用は一応ふえている。また、バスの利用も前年度と比べれば2割程度ふえているわけだが、まだまだ全体の回転率として十分な活用がされていないと思っており、今後もいろいろ利用を呼びかけていく。また、にし茶屋でいろいろなイベントを行うことによって集客を高め、少しでも利用が高まるように努めていきたい。



◎亀田農林基盤整備課長 ?カシノナガキクイムシの予防の確立だが、カシノナガキクイムシは、大体地表から二、三メートルくらいまでのところにせん孔して入り込むのが常であり、確たる予防方法はないが、現在、県林業試験場で塗布をして事前の予防、それからせん孔した穴の中に薬剤を注入して、その効果があるかどうか等をやっており、ある程度の効果があると聞いているので、我々としても現地でその対策の実験をして、効果を見たいと思っている。それから国の件だが、国から本年度病虫害対策費として、松くい虫等の事業は県へことしから移管されている。予算的にはほとんど松くい虫に取られているので、できたらその一部も来年から見込めないかと、今後県との折衝をしていく予定である。



◆升きよみ委員 にし茶屋街の駐車場については、個人的には駐車場がよかったのかという思いで、演舞場的なことなども考えたらいいなと思う。今の答弁の中ではいろいろイベントなども考えていくということだが、せっかくある施設が最も目につきやすいところで何も使われていないという、皆さんからの率直な声もあるので、大いに活用される工夫もぜひ今後とも進めてほしい。

 ナラ等の立ち枯れ問題では、金沢なり石川での被害状況を見ていると、どんどん北上しており、津幡へとなると隣県にもまたがって行き、単なる一自治体だけではないと思うので、国に対しても強力な要求が必要ではないのか。先ほどの答弁では、一応県にも働きかけるということだが、林野庁に対してもしっかりと働きかける必要があると思う。それから、中山間地の森林を守るのに一生懸命になっていて、それでいろいろ森づくり協定などをして頑張っており、市民の森なども地元にもいろいろ委託をして保全にも努力はされていると思うが、しかし全体的に見て、山奥の話なので市民の目に触れない部分もあるので、行政サイドでは、定期的に監視体制を強める必要があるのではないか。



◎亀田農林基盤整備課長 林野庁への働きかけだが、市長会を通じて、本年度にカシナガの対策としてお願いしていることも含めて、今後とも国に働きかけていきたい。それから、中山間地の森のパトロールの件だが、定期的には現地に回ったり、いろんな施設も所有している関係でパトロールしているが、その中で地元の方も気づいた点も聞きながら、今後進めていきたい。



◆東出文代委員 銀座・金沢まつりの金沢宝箱について、ロボットによる舞踊などと書いてあるが、佐渡の能楽資料館を見にいったとき、ロボットが娘道成寺をやっていたが、かなりの施設の費用やロボット代などがかかると思う。このロボットなどによる舞踊などはどういうものなのか。

 それから、三茶屋街で開催される金沢芸妓ほんものの芸にふれる旅は、売り出すためのものとしてはいい案だなと思うし、料金も手ごろだと思うが、1人3,000円で15人となると4万5,000円になり、採算はとれるのか、それとも助成をするのか。もし採算がとれるものならば、観光ルートなどにも定期的に乗せていけばいいのではないかなと思う。



◎桶川観光交流課長 東京銀座での金沢まつりでのロボットの件だが、NPO法人がロボットを開発して、コンピューターのプログラミングをしている。それで今回はそのNPO法人にお願いして、40センチから50センチ程度の小さいものだが、ロボットを2つセットして、金沢のいろいろな伝統芸能等をプログラミングして、踊らす仕掛けで、銀座のホコ天で目立つところなので、人の目を引くため、少し変わった趣向をしたい。

 三茶屋のほんものの芸にふれる旅だが、1人3,000円で事業は採算的にはペイしない。いろいろな広告宣伝や刷り物をし、またお茶屋さんのお座敷を借り上げることになるためで、3,000円はお茶とお菓子、そしてそれにまつわる簡単な費用であり、実際には補てんし、約400万円余り市費で使う。



◆宮崎雅人委員 企業立地と企業局の天然ガスの関係で聞きたい。コマツの影響もあって、いなほ工業団地、かたつ工業団地も分譲が順調だと聞いている。企業局もトラック協会でいろんな特殊自動車を含めての試乗会をやることだけ考えているが、天然ガス自動車をもう少し売っていこうとしたら、企業立地などの声をかけようという気がないのか。また、中国でも大変天然ガスに力を入れている。そんなことを考えると、これからの機器、特殊機械等も当然油が高騰している以上、そういう方向に変わるのでないか。金沢市としても天然ガスを売ることを考えるのなら、当然そういう企業を近場に引っ張ってくることも大事かなと思う。その辺も含めてどういう考えがあるのか。



◎永井営業開発課長 まず、天然ガス自動車に対する営業だが、現在、主に車をたくさん使う運送業や市内をよく走る福祉関係、金融関係のほか、環境に優しいということでISO14001を取得した企業等を中心に営業に回っている。また、カーディーラーで既に国内メーカーで製造ラインを持っており、ごく一部の車種ではあるが、各ディーラーでも天然ガス自動車が買えるということで、そこへの定期訪問もして普及促進への協力をお願いしている。それにあわせて、宮崎委員からも紹介があったように、明日、日本ガス協会の主催で、金沢の粟崎のトラック会館において天然ガス自動車セミナー・アンド・試乗会が行われることになっているが、それらに共催するほか、石川県内の各種イベントに天然ガス自動車、説明員等も配置して、なるべく市民の目に触れるような機会をふやすことも行っている。今後は、エコステーションがガソリンスタンドと併設になっている関係で、併設のガソリンスタンドの協力を得て環境に優しい、また経済的にもすぐれた天然ガス自動車のパンフレット配布等のPRも行っていきたい。

 市内の工業団地で天然ガス自動車の改造を行うような企業を誘致できないかという提案だが、当然市内に改造ができる工場があれば天然ガス自動車の普及促進にはつながるし、効果的ではあるとは考えているが、現在非常に普及台数が少ないこともあり、採算性などの面で非常に不確定な要素が多いので、今後の研究課題とする。



◎君塚企業立地課長 企業誘致の観点から答えると、企業局とはこれまで企業立地の関係で取引のあるメーカーなどを紹介してもらい誘致を働きかけるなど、我々にとっても非常に有力な情報源として連携をとってきた。いなほやかたつなどは、どちらかというと重厚長大型の製造業などをメーンとしているわけだが、天然ガスのような先端技術となれば、例えばテクノパークのような工業団地もあり、そういう研究開発機関も誘致できればいいのではないかと思っており、今後も情報提供、連絡を密にしていきたい。



◆宮崎雅人委員 かたつ工業団地の基盤強度、どれぐらいの数値が出ているのか。金石の現在埋め立てしているところでも、ヘドロを盛って二、三年置くだけでもすぐ建てられる状況である。工業団地なので、今コンピューターなど精密機械に関しては地盤が弱いと基礎がどれだけ厚くても誤作動が出てきて仕事にならない観点があるので、どれぐらいの数値が出ており、また3カ月ぐらいでそれがクリアできるものなのか。



◎君塚企業立地課長 かたつ工業団地については、地盤の安定化で、2年ほどの期間をかけて土をあらかじめ盛って自然圧密をやっている。これが終わるのが、現在のところだと圧密期間が年内いっぱいほどかかってもこれで2年かかるわけで、それをもってどのくらいの強度になったかをはかることとしている。今どのくらいという数字は出ないが、圧密期間が終わり計測したところで報告する。



◆宮崎雅人委員 運転試験場や県消防本部など、練習場があるが、物すごく地盤沈下があって問題になっている。もうひどく、1メートル近くも階段が落ちるなどしており、競馬場もコースの中の地中埋設してある電線ケーブルももう1メートル下がるので、ケーブルを全部切断してやりかえをしている状況である。あの辺一帯、昔から地盤がやわらかいところなので、後々企業から苦情が出る。下の地盤がやわらかいところにどれだけ盛ってもだめで、道路でも一緒で置きかえというか、やわらかいものを全部取り除いて地盤改良するなり特殊改良しなければ絶対無理である。極端なことを言えば、くいを打ってもその部分だけはやらないと、後々また訴えられるようなことになったら大変なので、その辺もしっかり調査をして販売をしてほしい。



◎君塚企業立地課長 言われるとおりで、現在かたつ工業団地については、計画で1.4メートルの高さで盛り土をしている。一般住宅や交通、トラックが通ったりする過重は、盛り土でいうと大体0.5メートル程度の重さに相当しており、普通の構造、建物であれば沈下しないような1.4メートルで過重をかけている。もちろんそれでも重量物をつくるとなるとこの盛り土だけでは足りないので、企業によっては自社でくいを打ってもらい、工場を建ててもらうことになると思っている。



◆北篤司副委員長 工業団地について、既に幾つか創業されたり、また予約中であったりと何社か進出があるわけだが、コマツ関連の企業が、いなほはちょっと遠いのでどうかわからないが、どれくらいあるのか。

 まだ相当余裕がある部分もある一方で、市長の提案理由説明の中で工場適地の調査に入るということもあり、相当見通しを持って当然していると思うが、その見通しについて現段階でどのような感触を持っているのか。





◎君塚企業立地課長 コマツ関連の進出状況だが、今のところ、いなほ工業団地で3社が進出している、もしくは決定している状況であり、かたつ工業団地でも1期で1社、合わせて4社となっている。両工業団地第2期の予約受け付け状況で3社ずつ、計6社についてはコマツの関連企業ではない。

 今後の見通しだが、今年度当初、委員会で大変経済状況は好調で問い合わせ状況も多く来ており、10数件程度と報告したが、その後また順調に問い合わせをもらっている。現時点で今年度入ってからの工業団地の相談、問い合わせについては、テクノパークを除いて、いなほやかたつ、それから場所は指定していないが一般製造業で土地を探しているといったものである。もちろんこの中には会社名を明かさないものもあり、単なる仲介業者からの問い合わせもあるので、具体的にこれがすべて違う会社かはわからないが、今のところ30社程度の問い合わせが来ており、大変好調だと思っている。



○関戸正彦委員長 企業局ではパロマの関係で、土曜、日曜に職員が結構調査点検に出ていたが、費用弁償の問題については検討しているのか。



◎永井営業部長 パロマについては、確かに土日、大勢の職員が出た。既にパロマ工業とも費用弁償等について協議を行っており、具体的にどうなるかはわからないが、一企業の問題ではなくガス事業者全体の問題という立場も理解していかなければならないと思っている。



△[10月の委員会の日程]

 平成18年10月30日(月)午前9時30分と決定



△[11月の委員会の日程]

 平成18年11月24日(金)午前10時と決定

                              以上