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石川県 金沢市

平成18年  8月 都市整備常任委員会 日程単位




平成18年  8月 都市整備常任委員会 − 08月23日−01号










平成18年  8月 都市整備常任委員会



          都市整備常任委員会記録

1.日時       平成18年8月23日(水)

2.開議時間     開会 午前10時01分〜閉会 午前11時50分

           休憩 午前10時32分〜午前10時45分

3.場所       第4委員会室

4.出席委員(8名)

           田中仁委員長、安居知世副委員長

           松井純一、村池敬一、渡辺満、出石輝夫、宮保喜一、

           上田忠信の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員    別紙のとおり

7.事務局出席者   水由主査、一ノ宮主任

8.審査事件等    別紙のとおり

9.議事の経過等   以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、本市就任後初めての委員会となる藤崎技監のあいさつの後、執行部から報告事項の説明を受け、その他所管に関する事項とあわせ質問応答を行った。その後、旧白雲楼ホテル跡地の現地視察を行った後に閉会した。



△[報告事項]

・遊具の定期点検等の実施について・・・・・・・・・・・・上田緑と花の課長

 緑と花の課と市営住宅課より、資料番号1の遊具の定期点検等の実施について報告する。

 公園や市営住宅では、これまでに冬期間を除く月1回の点検を金沢まちづくり財団へ委託してきた。しかしながら、6月24日の西大桑町の児童公園での事故を教訓にして、さらなる遊具の安全確保のため、専門業者へ定期点検を委託するものである。

 1番目の公園遊具点検の実施だが、委託期間は平成18年8月10日から同年10月20日までで、実際の作業は9月29日までに終了する。点検公園数は425カ所で、点検遊具数は1,073基である。点検対象としては、スプリング遊具の金属疲労ということがあったので、それに関連したスプリング遊具のすべて対象とする。また、設置後10年以上経過したもののうち、ブランコ、滑り台、ジャングルジム等の構造の複雑なもの、または荷重がかかるものを中心に行う。受託者は、社団法人日本公園施設業協会である。点検の内容は、定期点検ということで、目視、触診、聴診、打診等、さらに測定器具等を利用して遊具の経年による劣化を主に診断し、遊具の安全に関係する基準にそれぞれ合致しているかをあわせて行う。

 2番の市営住宅課所管の遊具の点検についても、9月に契約を予定しているが、同様に日本公園施設業協会に市営住宅敷地にある市営住宅課所管の遊具5カ所、18基の点検を委託する。

 そして、緑と花の課としては、電話による地域からの公園遊具の安全確保に関する情報を24時間キャッチしていき、安全に備えるということで、これは8月1日から切りかえをしている。

・市民に利用される公園の取り組みについて・・・・・・・・上田緑と花の課長

 緑と花の課から、資料番号2の市民に利用される公園の取り組みについて報告をする。

 一番古い公園である卯辰山公園や身近な街区公園である昔で言う児童公園、またポケットパークなど多くの公園や緑地があるが、それらは防災や環境、コミュニティーなどのいろいろな役割を果たしながら存在している。しかし、実際には公園が使われず、人がいないという声があるため、新設する公園については、市民提案型の公園を整備して一定の成果を得ている。そこで問題になるのは、今までつくってきた公園やいろんな形で引き継いできた公園については、そのあり方について有識者の意見や提案をいただきながら、お年寄りから子供まで市民に幅広く利用される公園としてのモデル公園を示しながら取り組みを行っていくものである。

 作業フローは下の図のとおり、庁内検討チームを設けて実態の把握や検討課題の整理を行っていき、金沢まちづくり市民研究機構と連携を図りながら、この取り組みを進めていきたい。

 この研究委託の委託先は金沢まちづくり市民研究機構で、研究テーマは「お年寄りから子どもまで市民に幅広く利用される公園のあり方」であり、担当ディレクターは金沢学院短期大学の小堀名誉学長である。委託期間は9月2日からことしじゅうに提案を受ける予定で、それを受けて、来年度の予算にも反映させていきたい。

・平成18年7月豪雨に伴う被害状況について・・・・・・・・河村道路管理課長

 資料番号3、平成18年7月豪雨に伴う被害状況について報告する。

 まず、気象の状況及び降雨量については、7月15日土曜日午前6時より降り始め、19日水曜日正午まで降り続いた。その間、大雨警報が3回出ている。

 降雨による被害の状況だが、道路部分については、道路冠水1カ所、道路陥没1カ所、路肩決壊9カ所、のり面の崩壊が18カ所の計29カ所。また河川については、4河川で護岸の崩壊が5カ所あった。公園については、卯辰山公園の中の自然ののり面が4カ所にわたって崩れた。全体では計38カ所である。

 今現在、崩土の撤去は既に終わっており、今後の復旧については国庫補助で災害の申請を11件している。内訳は、道路災害が6件、河川災害が5件である。

・定住促進施策の動向等について・・・・・・・・・・・・・坂井住宅政策課長

 住宅政策課から定住促進施策の動向について、資料番号4に基づき報告する。

 1番目は、ことし4月から7月末までの住宅の着工戸数の動向を報告する。分類は3分類になっていて、市全体の着工総数、その中でも戸建てがどれだけか、それから共同住宅−−マンション、賃貸マンションがどれだけか。まちなか区域における件数、それからまちなか区域以外という分類をしているが、どれも前年同期に比べて増加している。

 この原因はいろいろ言われているが、下落傾向の地価が下げどまりの兆しが見えているということで、特に戸建て住宅用の土地の購入が高まっている。もう一つは、住宅ローンの金利上昇が懸念されている。3番目として、異常な原油高により、今後、住宅の建設費がアップするのではないかということ。4番目としては、今後、消費税がアップするのではないかということ。もう一つ言えることは、住宅ローン減税の見直しがあるかもしれないということで、駆け込み的な需要が今後発生するのではないかと予想している。

 裏面を見てもらうと、定住促進奨励金の認定件数を記載している。まちなか住宅建築奨励金だが、まちなかにおける戸建ては4月から39戸である。これは昨年同期と比べると大幅に件数がふえている。まちなかマンション購入奨励金は1棟あるが、ことしの4月から制度を変えて、今まで開発業者に奨励金を交付したが、購入者に交付するということで、これは後ほど説明する。まちなか共同住宅建設費補助は賃貸マンション等に対するもので、これについても1棟ある。まちなか住宅団地の整備補助も1件、東山3丁目の方で認定している。

 まちなか住宅建築奨励金の年齢構成だが、ことし議会の了承を得て、40歳未満の方についてはさらに50万円アップという制度になり、本年度においては現在39戸だが、20歳代が5%、30歳代が65%という状態であり、これまでの5年間と比べると、40歳未満の方がやはりふえてきている。

 もう一つ、まちなかマンション購入奨励金は、先ほど言ったとおり、ことし4月からマンションの購入者に対して奨励金を交付するという制度の第1号が決定された。6月15日だが、図面にもあるように材木町である。天神橋を渡る手前で、以前ここに郵政省関係の診療所と建設会社の事務所があった500坪ほどの敷地である。申請者は株式会社穴吹工務店で戸数は28戸。また、ここは伝環地区でもあるので、構造、階数について住宅政策課、まちなみ対策課と十分協議したところ、12メートル以下の低層なマンションとなり、外観についても、かわら等を活用していて、完成時期は来年の2月、入居開始は3月下旬を見込んでいる。ちなみに、この委員会の終わった後、穴吹工務店から記者発表があるやに聞いている。

 2番目のまちなか区域以外だが、郊外の地区計画等を定めたところについても、16年度から40歳未満の建築主の方には最高50万円の奨励金を出しているが、これについても4月から63件の認定ということで、前年と比べて大幅に増加している。なお、今年度、年度の途中だが、いい街金沢住まいづくり奨励金の対象区域として、無量寺第二地区19ヘクタールと塚崎南地区1.6ヘクタールの2地区を追加している。

・シンドラー社製の民間エレベーター緊急点検結果について

                    ・・・・・・・・馬場建築指導課長

 6月3日に東京都港区で発生したシンドラー社エレベーターによる事故を受けて、所有者49名の方々に緊急点検の依頼を行ったところ、その結果がまとまったので報告する。

 点検の期間は6月半ばから7月いっぱいで、点検対象台数は67台である。そのうち稼働しているものが64台、休止しているものが3台である。

 エレベーターの種類としては、乗用が42台、人及び荷物用が3台、病院等の寝台用が3台、それから荷物用が19台である。

 点検結果だが、人身事故はゼロ件で、ふぐあいがあるものは22台である。ふぐあいの発生件数は、平成10年10月からことしの7月いっぱいまで延べ135件である。その内訳だが、異常停止−−階の途中で停止したというようなものが35件、人間が閉じ込められたものが11件、ドアの開閉異常−−あかない、あるいは半分閉まらないというものが27件、段差の発生−−エレベーターの床と外の床の段差が出たというものが16件、異音が発生したものが27件、その他19件の合わせて135件である。

 今後の対応だが、シンドラー社製については既に口頭で注意を与えているが、これを受けて、その他のメーカーを含めて文書による指導を実施したい。

・末町がけ崩れについて(口頭報告)・・・・・・・・・・・扇子内水整備課長

 末町がけ崩れについて報告する。

 平成18年3月17日に末町地内において、民家裏のがけ崩れにより、一時避難勧告等を行ってきた。この間、これまでに測量、土質調査、それから解析業務を行い、復旧工法の検討を行ってきたほか、あわせて斜面の土地所有者の方と協議を重ねてきた。このほど寺津用水の散策路については少し山側の方に線形を振り、かつ、斜面にはアンカーを挿入し、斜面の安定を図ることで復旧工法に入っていきたいと考えている。

 なお、今までさくがあったが、これは軽量のロープさくに変更して斜面の安定を増すという形で対応したい。住宅裏の民地擁壁の復旧については、建築指導課のがけ地防災補助制度を活用することで、土地の所有者と合意したので、これもあわせて諮って復旧に努め、ことしの冬になる前に完全に復旧させたいと考えている。

・橋場−若宮線について(口頭報告)・・・・・・・・・・・出口道路建設課長

 橋場−若宮線について報告する。

 橋場−若宮線の玉川交差点から三社交差点側、約250メートルについては、整備後も供用開始せず、市民の皆様に大変不自由、不便をかけてきた。しかし、スカイハイツ芳斉側と交渉を進めた結果、暫定歩道整備の協力を得ることができ、8月中に歩道整備が完了する予定である。そのため歩行者の安全が確保できる見通しが立ったため、9月1日金曜日正午より玉川交差点から三社交差点まで供用を開始する。今後さらに交渉を進めて、早期の道路完成を目指していきたい。



△[報告事項及びその他の質問応答]





◆渡辺満委員 公園についてだが、私は町会委託というのは非常に有効な手だてと思っているが、より一層町会委託を進めて、現在委託先からの報告は年に何回清掃したかとか、あるいは花を植えたかという聞き取りはあるが、リスクについての質問の項目をふやしておけば、遊具だけではなしに、例えば階段で浮き石があることなどについても把握しやすいのではないかと思うが、どうか。



◎上田緑と花の課長 渡辺委員の言うとおりで、できるだけ公園愛護で市民の皆さん方に見守っていただきたい。地域の皆さん方に協力をお願いすることも私どもの仕事ではないかと思っている。

 それで、今言った公園愛護という制度の中で報告をしてもらっていて、また愛護のしおりといったものを愛護会の方へ出している。その中に代表的な遊具の点検の仕方や、チェックの基本的なお願い、見方もあわせて記載していて、それらに基づいて何かふぐあいがあったときに緑と花の課へ連絡いただくような体制にもなっている。

 これからも町内会の皆さん方と本当に協力しながらやっていく。そして、情報も24時間体制でキャッチできればなおいいということで、8月1日から24時間体制の受信が可能となった。そういうような形でまた取り組みを進めていきたい。



◆渡辺満委員 私が言いたいのは、管理委託の委託項目の中にリスク報告というものも含めたらどうかということであり、それを検討してほしいと要望する。

 次に、シンドラー社製の報告だが、他社製についてはふぐあいはどの程度あったのか。また、他社製とシンドラー社製を比較するとどうなのか。



○田中仁委員長 上田課長に聞くが、渡辺委員は要望と言っていたが、今の項目の部分はやるつもりがあるのかどうか。



◎上田緑と花の課長 よく言われることは、いろんな事故があったときに点検の所在・責任はどこにあるのかということが結構言われる。それで、施設の保全を図る責任は市有施設であれば当然市にある。そういう意味で、一つのお願い的な条項で点検のやり方などを地域の愛護会の皆さんにお願いしている。

 これを愛護委託の必須条件とすると、それに関する愛護委託料もあるので、余り厳密に言うと話は難しくなるかと思う。それで現在、しおりの中でそういう運用をしているので、それを継続していきたいと考えている。



◎馬場建築指導課長 今回の点検はシンドラー社製のみで、他社製は年1回の定期報告を求めている。その結果を見ると、比較的シンドラー社製から見ればふぐあいの発生が少ないようである。今回はシンドラー社製に限って緊急点検を行ったが、今後も先ほど言ったように、他社製についても注意を喚起する文書で指導をしたいと思っている。





◆村池敬一委員 公園に関しての関連質問だが、公園に関しては当然すべての責任を市が負うが、公園愛護会として地元にお願いすることで、地元にも若干責任がついて回る。そういう意味で委託費も支払っているが、今後リスク管理等の負担増となると、地元に過度の負担がかからないような配慮や、なぜ必要なのかという説明責任をきっちり果たしてもらいたいと思う。

 そういう意味で、委託費等を現在どれくらい払っているのか、また公園の規模等によって違うのかどうか、あるいは今後管理等に新たな負荷を与える形になろうかと思うが、委託費を見直す考えがあるのかどうかお願いしたい。



◎上田緑と花の課長 市内に公園が689カ所あるが、その中で389の団体の方々にお世話になっていて、実際56.5%の方々に愛護をいただいているが、リスク管理等について、点検、委託の内容にはっきりと明記し、それに対する委託料という形での対価を支払うということは、過度の負担を町会や愛護会にかけることになるため、基本的には無理ではないかと考えている。

 しかし、市の点検やまちづくり財団の点検、そして利用者、愛護会等から、二重三重に情報を享受して、未然に事故を防ぐというような体制を、これから当然図っていく必要がある。また、今の愛護のしおりの中でも点検の仕方等について具体的な内容を明示しているので、現在の運用の中で対応できないかと思う。愛護会の方からの意見でも、実際の点検の仕方について教えてほしいということもあるので、市としてもそれにこたえ、技術を高めていくような体制をとっていきたい。

 そして、委託料だが、公園の面積などにによっても違う。また、業者が清掃、除草するといったことでもかなり違う。一概に言えないが、1万数千円から3万数千円というような範囲の中でお願いをしている。本当にジュース代程度で申しわけないが、地域に支えられながら公園があるということで、大変感謝している。



◆宮保喜一委員 町会に委託している公園以外で市が直接管理している公園の樹木の管理についてだが、例えば散歩をしていると枝が目の高さまで来ていると、目を突いてけがをすることもある。また以前、松の木が折れて長期間にわたり折れて下がっていた。赤くなって枯れているが、何カ月も放置されていたことがある。そのような樹木の点検はどのようにしているのか。



◎上田緑と花の課長 公園の中にはいろんな標識や、入り口のくい、フェンスなどがあるので、おおむね月1回の点検はしている。今、委員が言ったように、枯れた枝をそのまま放置していたことは反省すべきところであり、見つけ次第、早々に処理をしたい。

 また、地域からの声も大変重要であるので、そういう状況があった場合は連絡をお願いしたい。



△[現地視察について]

 旧白雲楼ホテル跡地に赴き、尾崎営繕課長から解体工事等の説明を受けた後、当該地及び周辺土地の状況を視察した。

                               (以上)