議事ロックス -地方議会議事録検索-


石川県 金沢市

平成18年  7月 市民福祉常任委員会 日程単位




平成18年  7月 市民福祉常任委員会 − 07月21日−01号










平成18年  7月 市民福祉常任委員会



          市民福祉常任委員会記録

1 日時       平成18年7月21日(金)

2 開議時間     開会 午前9時04分〜閉会 午前9時53分

3 場所       第3委員会室

4 出席委員(8名)

           干場辰夫委員長、清水邦彦副委員長

           田中展郎、近松美喜子、上田 章、

           増江 啓、木下和吉、安達 前の各委員

5 欠席委員(0名)

6 出席説明員    小川市民局長、古田福祉健康局長、宮本消防長、

           河原防災安全課長、山田長寿福祉課長、池屋障害福祉課長、

           山田統制指令課長

7 事務局出席者   木谷主査、関戸主査

8 審査事件等    別紙のとおり

9 議事の経過等   以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、所管事務の調査として報告事項の説明を受け、質問応答を行った。その後、延期となった行政視察の日程を決定し、閉会した。



△[報告事項]

・平成18年7月15日からの大雨に伴う災害と対応について・・・・・・小川市民局長

 資料に7月15日からの大雨に伴う災害と対応とあるが、その前に今現在の状況を説明すると、けさ1時32分に地方気象台から大雨洪水注意報が発令され、それによると雨のピークはきょうの朝ということである。降雨状況を見るときょうの朝3時、4時ごろが市内全域一番多かったようで、10ミリから11ミリが時間最大雨量だった。

 資料の1番の降雨の状況だが、今回の降雨は7月15日の9時10分から19日の9時10分までの総雨量が265ミリであった。今回の特徴は、15日から5日間にわたって長く降り続いたことである。資料に記載のとおり、時間最大雨量が18ミリで、雨量とすればそんなに大きくはないが、5日間降り続いたため、山間地等にたまった水が飽和状態になり、土砂崩れ等が起こったようである。

 水害に関していえば、特に下流部の方だが、示野橋以下の犀川水系にたくさんの雨が降り、高橋川、伏見川等の支流からの流れ込みが大変多かったため、下流部の水量が非常にふえたことが今回の集中豪雨の特徴である。

 現在雨は小康状態だが、地盤が大量に水分を含んでおり、引き続き土砂災害のおそれがあるので、警戒している。

 被害の状況等以下の項目については、防災安全課長から説明する。

・被害状況について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・河原防災安全課長

 被害状況だが、人的被害についてはなかった。次に、がけ崩れだが、これは民家、住居に関するもので、3件発生している。1つ目は田島町地内の民家裏がけ崩れ、2つ目は芝原町地内の民家がけ崩れで、いずれも県の急傾斜地指定ということで、県央土木が対応している。なお、この2件については家族の方がそれぞれ自主避難していたが、昨日自宅へ戻っている。3つ目は、涌波1丁目地内の共同住宅裏のがけが崩れた。これについては、右下の写真の「涌波1丁目」を見てほしい。高さ30メートル、幅27メートルにわたって崩れている。今後、敷地の崩れが拡大するおそれが非常に強いので、避難勧告を現在も実施中である。

 次に、道路被害だが、崩土については清水町ほか15カ所、路肩決壊は大桑町ほか4カ所、道路冠水は三池町地下道1カ所が報告されている。また、公園被害については、鈴見台2丁目の公園ほか崩土4カ所が報告されている。農林被害については、戸室新保ののり面崩壊ほか記載の被害が報告されているが、これは7月19日現在の被害であり、今後の調査が進めば当然ふえてくると思われる。

 それから避難の状況だが、先ほど言ったように7月19日10時30分に、涌波1丁目3番17号N1共同住宅の3世帯3名に避難勧告を実施した。50歳代の男性2名並びに20歳代の男性1名だが、それぞれ知人宅もしくは別のアパートに避難した。

 次に、避難準備情報についてである。この避難準備情報は新しい概念であり、平成16年の福井や新潟の水害の教訓として高齢者や障害者など要援護者の避難が大きな課題となった。そこで平成17年に国の中央防災会議から、この要援護者など避難行動に時間を要する方が避難行動を一刻も早く開始するための基準として、従来の避難勧告や避難指示に加え設けられたものであり、市町村の地域防災計画に反映するよう強い指示があった。本市としても、本年6月の防災会議で承認を得て創設した。その避難準備情報だが、7月19日0時12分、示野橋の犀川水防警報の警戒水位超過に伴い、下流側の住民に対し避難準備情報を連絡した。ちなみにそのときの観測水位は3.34メートルであった。なお、その下に書いてあるが、避難準備情報の発表前に避難所を開所すべく、23時25分に避難所の解錠要員を避難所へ派遣して解錠を行った。

 それから右欄に、示野橋の通報水位、警戒水位、特別警戒水位のそれぞれの水位基準が書いてある。それに対して当日の観測水位だが、通報水位は18日20時50分に達し、警戒水位は18日22時40分に達し、特別警戒水位の3.50メートルを突破して最大で3.55メートルまで水位が上昇した。ちなみに、犀川の示野橋の危険水位は4.6メートルである。

 この避難準備情報の住民等への伝達方法だが、同報防災無線を0時12分並びに0時30分の2回行った。また、テレビ、ラジオでの放送を依頼した。あわせて金沢ぼうさいドットコムでも配信し、消防団車両により管内巡回広報を行った。それから自主防災組織への個別電話連絡を行い、福祉部門ではファクスによる障害者への伝達等を行った。なお、避難準備情報の解除についても同じ方法で広報した。

 次に、避難状況だが、表にあるとおり7校下43町丁目、世帯数1万833世帯、人数2万9,326人、対象となる要援護者の概数は238人で、この要援護者は福祉防災台帳に登録の人数と聞いている。開設した避難所については23カ所で、実際に避難をしたのは12人と報告されている。

 最後に自主避難については、繰り返しになるが、田島町地内の民家のがけ崩れ1世帯3名、芝原町地内の民家のがけ崩れ1世帯2名、それぞれの隣接建物へ避難したが、7月19日に応急処置が完了して、昨日から自宅へ戻っている。

・災害時要援護者への対応について・・・・・・・・・・・・山田長寿福祉課長

 福祉健康局からは、災害時の要援護者への対応について報告する。

 18日から19日にかけての対応状況だが、まず関係の施設や団体等への情報伝達を行った。大雨洪水警報の連絡については、聴覚障害・視覚障害のある人、それから関係の施設、合わせて325カ所に大雨洪水警報が発表されたことを連絡した。連絡方法については、ファクスの同報通信システムというものが構築されており、これにより登録者に一斉送信をするという方法で行った。

 次に、避難準備情報の連絡だが、避難準備情報が出そうという段階で、事前連絡として対象地区となる犀川示野橋の下流地区の福祉施設等に少し準備をしてほしいという旨の注意を促した。連絡先は対象地区の福祉施設で、認知症高齢者グループホーム等が5カ所、知的障害者グループホームが2カ所、そして自主防災組織の代表7人である。また、避難準備情報の発表に伴い、事前連絡をしたところに対して避難するよう連絡を行った。あわせて大雨洪水警報を連絡した聴覚障害・視覚障害のある人や施設にも連絡を行った。これらの解除についても同じ方法で行っている。

 次に、福祉防災台帳についてだが、水害などの災害発生時に自力で避難することが難しい高齢者や障害のある人を地域の方々で避難誘導するための一助となるよう、ことしの3月末に各地区の自主防災組織などに配備したものである。配備先については、地域の自主防災組織の代表者、町会長、地区民生委員児童委員協議会の会長、民生委員、児童委員、そして消防分団長である。この避難準備情報に伴い、福祉防災台帳が今回どのように活用されたかということだが、この台帳については、先ほども説明したようにことしの3月末に各地区に配備をした。現在、各地区ごとに行われている洪水ハザードマップの説明会においても、この台帳の趣旨を説明し、それぞれ協力を依頼している状況である。そういうことで、これから各地区においてこの台帳の活用を検討していく状況にある。今回避難所へ行った方の状況を見ると、一部の地区において活用されたように見受けられる。

 また、資料として黄色のチラシがついているが、これは地域における要援護者への支援をお願いするために、現在班回覧を行っているものである。

・大雨に伴う消防の対応について(7月18、19日)・・・・・・・・宮本消防長

 消防局からは、大雨に伴う消防の対応について報告する。犀川の水防警報発令及び解除の間が中心となる。

 まず消防警備体制だが、18日20時に犀川水防警報発令にあわせて災害警備本部を設置し、あらかじめ定められた事前命令により職・団員を招集した。警備体制としては、通常人員に消防局の場合、招集人員を103名加えて217名体制、それから消防団は249名、計466名の人員で非常体制をとった。任務としては、情報収集とか、あらかじめ配置されている車両の隊員の増員、あるいは犀川等の河川の巡視要員を追加したものである。19日4時40分の犀川水防警報解除まで警備体制をとった。

 主な活動状況は3点で、まず犀川のみならず市内の主要河川の巡視活動、これはあらかじめ定められた要領にのっとり順次巡視活動を実施した。2つ目に緊急対応として、芝原町地内のがけ崩れ、卯辰町地内のがけ崩れに対して、シート張りによるがけ崩れの応急防止措置、また危険区域内への立入禁止措置等を実施した。それからポンプ車・救急車連携出動を行った。これは特に水防ということではないが、この期間に河川敷に人が落ちたということで救急隊と消防隊が活動した。そのほかにいろんな水防情報があるわけだが、行政内の防災情報システムで連携を保って情報の共有を図ってきたところである。3つ目は、避難準備情報の発表に伴い、署と団による対象区域の巡回広報として19日0時12分から約1時間半ほど記載の区域に広報を実施した。車両によるマイク放送で行った。それから準備情報の解除についても、同じような手法で1時間ほど管内の巡回広報を実施した。



△[報告事項についての質問応答]





◆田中展郎委員 今回初めての避難準備情報発令と聞いていて、どのように住民の皆さんに周知するのかと思って心配していたが、今説明を受けて理解した。ただ、今回の発令の周知はスムーズに行われたのか。



◎小川市民局長 委員の話のとおり初めての経験なので、私どもも大変それを心配していた。夜間であったこと、それから雨が強かったということで同報防災無線が少し聞きにくかったという話も聞いているが、ただ同報防災無線があってすぐにテレビをつけると、私どもが報道の方に早くから準備をお願いしていた関係で同時にテロップも出たようで、そういうことでも通知が行えた。また、消防局から話があったとおり、消防団車両による巡回広報ではっきりわかったという方も大変多かった。

 ただ、この12名という人数が多かったのか少なかったのか、これについては検証が必要ということで、先般からの洪水等による避難勧告でも1%ぐらいの避難しかなかったという実情もあり、この前段階の準備情報の周知といわゆる避難準備情報そのものの周知は、今後やはり必要と思っている。



◆近松美喜子委員 今こういう状況での住民への対応ということで、これからも啓発をしていくことが大事だと思う。洪水に対する下流域の準備について、私は長野や福井、加賀の状況が参考になってよかったと思う。この雨による被害のほとんどはがけ崩れであったが、このことが改めて住民の皆さんの意識を高めていく機会になったと思う。

 がけ地が崩れたところである卯辰山、涌波、そして田島を見てきた。やはり民家に迫っているところで、日ごろから住民の皆さんは危ないと行政にいろいろと働きかけをしていたところだったが、そういうところの避難準備というか、警報の状況というのはどんなふうになっているのか。



◎河原防災安全課長 がけ崩れに対する避難準備情報の基準等はどうかという話だと思うが、現在、がけ崩れ等土砂災害に対する避難準備情報というものはない。国交省で今年度から洪水に対するハザードマップはあるが、今後土砂災害ハザードマップをあわせたものを作成していくと聞いている。その地域が県の急傾斜地であるとか、いろんな基準もあるわけだが、ハザードマップをつくる段階において避難準備情報があわせて検討されるものと思っている。



◆増江啓委員 2点ほど伺いたい。

 初めに、今回の大雨の対応で不眠不休の仕事をしてきた関係部局の方々に心からお礼を言いたい。

 ?涌波1丁目のアパート裏のがけ崩れだが、多分斜面も民地だという話がある。そういう意味では、復旧が難しいのではないかと思う。建築指導課の所管かもしれないが、今なお避難勧告が出されているということで、防災安全課として今後どういう対応をしていく考えか伺いたい。

 ?もう一つは、今回初めて発表された避難準備情報だが、私も地元の地域の各避難所を見て回った。木曳野小学校では高齢者の方が1名避難をしていたし、大徳公民館には3名の方が避難していた。ここに書いてあるように要援護者の数が全体で238名となっているが、そのうちの半分以上が大徳地区に集中している。そういう中でこの避難者総数12名というのは、要援護者のうち12名ということではなく、要するに障害者や高齢者ではなく自力で避難してきた方も入れて12名と聞いている。小学校に避難された御婦人は、すぐに帰りたい、一人でこんなところにいるのは嫌だということだったので、準備室の方に問い合わせをしたら、解除されるまでいてもらうように説得してくださいというような話もあった。そういう意味では、地域の皆さんもどのように伝達をしていったらいいのか。また、避難してきた方は、消防等の巡回を聞いて今すぐにでも避難をしないといけないというふうに聞き取ってきた方もいた。また、地域の世話をしている皆さんもどういうふうな伝達の仕方がいいのかということで悩んでいて、例えば要援護者の皆さん個々に伝達をした方がいいのかとか、いろんなことで当日も悩んでいた。この避難準備情報の伝達方法について、今後どのように考えていくのか。



◎河原防災安全課長 ?涌波1丁目の今後の展望ということだが、今現在、市としては緊急対応として、これ以上広がることのないようにシート張り等で応急措置は完了している。

 委員の指摘のとおり、敷地も民地で、崩れたがけ地も民地である。そういうことで、建築指導課並びに環境総務課、それと当事者等で復旧工事等について、費用負担も含めて現在検討中と聞いている。

 ?避難情報の伝達のあり方については、今回初めてなので、できる限りのことはしたわけだが、指摘のように情報が出た後の個々に対する伝達のあり方が大きな課題だと思う。今回は幸いにも時間雨量は非常に小さいものであった。先に市民局長が言ったように、加賀南部等の雨が犀川水系へ流れてくるが、時間雨量が4ミリだったり、10分間雨量が2ミリや3ミリだったりということで比較的水位の上がり方、上昇カーブが遅かった。

 現在のハザードマップについては、平成10年の1時間に46ミリという金沢での最大のものをもとにつくっている。したがって、特別警戒水位から危険水位に至るまでがおおむね1時間から1時間半というのが、ハザードマップの想定である。今の場合は時間雨量にすれば10何ミリということで、水位の上がり方は非常に遅い。雨の降り方や河川の水位等を総合的に勘案して、避難準備情報を出すタイミングを図っていかなければならない。

 住民への伝達については、こちらから連合町会長、いわゆる自主防災組織の会長に連絡して、会長から各町会長へ伝達される。また、要援護者について連絡系統を確立してほしいと先般からお願いをして、確立された校下もあると聞いている。

 それから、公民館も地域の大事な拠点である。この前の公民館長の研修会において、避難準備情報並びに避難について公民館の役割をますます大事にしてほしい、協力してほしいと私の方からお願いをした。今回、該当の公民館はすべて開設してもらった。

 いずれにしても、個々の住民への伝わり方、いろいろケースがあるわけだが、今局長が言ったようにまだまだ検討や研究をして、よりよい方法を探っていくことが必要であると思っている。



◆上田章委員 ?今回の雨の状況について、私も現場を二、三カ所見て回った。戸室新保も行ってきた。一番気になるのは、申請をしなかったら激甚災害として見てもらえないということで、何年前にそういうことが二、三回あったので、今回はそういうことのないように、くまなく見てほしい。

 ?また、道路に側溝の水があふれている現場も見てきた。いつも道路保全の技術者に話をしているが、側溝の深さが上の方も30センチ、何百メートル下におりても30センチ、大雨が降ったら当然あふれることになると思う。それで、上が30センチならば下の方はもっと深く水が引けるような、そういう考え方でいかないと、これはいつ雨が降ってもあのような状況になるとつくづく感じている。

 被害に遭っている皆さん方には、本当にどうしたらいいのやら、水が引くのを黙って見ているような、そういう状況だということで、これからは道路の側溝なりいろんなことを計画するのなら、そのあたりも十分に踏まえて計画をしてほしい。

 ?私も消防団の一員として、今までいろいろとこういった場面に何回も遭ってきたが、今回の災害において、消防団の皆さん方もその箇所へ行って被害に遭っている方もいるので、団員の皆さん、また職員の皆さん方には二次災害に巻き込まれないようにお願いしたい。市民の生命と財産も大事であるが、そのあたりも十分に踏まえた形で行動や指揮をとってほしい。



◎河原防災安全課長 ?委員が言った激甚災害云々は別にして、現在被害調査を行っている。現在雨も継続中なので、いずれにしても終息すれば、すべての災害について調査をしていきたい。



◎宮本消防長 ?消防団員の安全管理については、常日ごろから機会あるごとに徹底をしているところであるが、これからも安全管理行動、要領等についてさらに徹底していきたい。



○干場辰夫委員長 側溝の問題については管轄が違うが、どうか。



◎小川市民局長 ?管轄は違うが、今の件については土木部の方にしっかり伝え、遺憾のないよう図っていきたい。



◆木下和吉委員 今回の件は、皆さん大変御苦労さまでした。

 確認したいのだが、今回の災害は警戒水位か、それとも特別警戒水位なのか。



◎小川市民局長 示野橋付近では最大3メートル55センチということで、特別警戒水位を一時的に超えた。



◆木下和吉委員 そうすると、先ほどの話の中では特別警戒水位から1時間か1時間半で危険水位を超えると言ったが、この危険水位を超えたらどういう状況になるのか、ちょっと内容的にわからないので、そういう知識も必要じゃないかと思う。

 今の資料の中には書いてないので、緊急的にわずか1時間ぐらいのことで住民の皆さんに周知徹底できるのか。そういったことも今回の実例を聞きながら少し不安に思ったので、その辺の対処はどうなのか。



◎河原防災安全課長 まず危険水位は4.6メートルである。それから示野橋の堤防の高さは6.4メートルである。特別警戒水位の定義は、洪水による河川からの越水や堤防決壊のおそれがある水位である。それで先ほど言ったように、最大50ミリ近い雨がいっときに降るといった場合に、1時間程度で危険水位に達するおそれがある。これがハザードマップの定義になっている。危険水位から堤防高までの間がやはり1時間以上ある。ただ、今の避難準備情報については、それぞれの校下のハザードマップでは目安として警戒水位、今の場合、3メートルで出すことを目安としている。

 今回は、先ほど言ったように、雨の降り方が時間雨量46ミリではなく、10ミリと3分の1以下である。したがって、そのまま降り続いたとしても危険水位に達するまでが3時間ないし4時間かかる。ハザードマップの定義とは雨の降り方が違うわけである。今回は時間的な余裕があったと理解してほしい。



◆安達前委員 今回の大雨のことについて、本当に皆さん御苦労さまでした。

 報告漏れなのかわからないが、大額地内だと思うが、公道が陥没して車がはまった。ここの報告にはなかったのだが、その辺は聞いているのか確認したい。



◎河原防災安全課長 19日現在だが、報告が上がっていない。きのう現在でもう一度集計しているので、再度確認をしたい。



◆安達前委員 大変危険な状況で交通が一時中断した。簡単には陥没しないような道路がである。というのは、恐らくずさんな工事といったら語弊があるが甘いところがあって、その道路の下へ水がどんどんしみ込んで陥没したのではないか。もし車が渋滞しているときなら大変である。これからそんなことはあり得ることだし、その件について調べてもらって、それに類したことが起きないように注意してほしい。



◎河原防災安全課長 この件は調査して、類似のことがないように土木部にきちんと伝えたい。



◆上田章委員 ?前回は大変な被害に遭ったということで、米丸地区に大きな水中ポンプを2基つけたが、それにもかかわらず避難をするような状況だと、何の意味もないように思うがどうか。

 ?河北潟近辺のところの報告がない。大場とかは、いつも水がつくということでいろんな被害があったが、今回はどうだったのか聞きたい。



◎河原防災安全課長 ?委員指摘の米丸地区については、大きなポンプをつけた。今回も一部作動したように聞いているが、この避難準備情報、避難については、ちょっとしゃくし定規な言い方になるかもしれないが、あくまでも犀川の本川、犀川の外水に対する避難のあり方のマップである。そういうことで理解願いたい。

 ?河北潟周辺だが、今回の雨は金沢市から南部、加賀地方が中心であった。したがって、伏見川、高橋川、それから十人川に白山系の水が入ってくる。それで示野橋から下の水位が徐々に上がってくる。下菊橋は一時特別警戒水位に近くなったという程度で水位は上がっていなかった。今回はそういう雨の特徴なので、河北潟周辺については、通常に増して水位が上がったということはなかった。



◆清水邦彦副委員長 今回の雨に対しては、本当に御苦労さまでした。

 今ほど上田委員の指摘もあったが、幸いにも北部の方では被害がなかった。ハザードマップだが、洪水避難地図というものが今回初めて作成されたと聞いている。これは県の浸水想定図をもとに作成されたということだが、主に犀川水系と浅野川水系だけが洪水避難地図ができている。

 ただ、ほかの河川、森本川や金腐川、南部の方では高橋川や伏見川といった河川がある。そういったところについては、まだ県の浸水想定図ができていないのでハザードマップができないが、県にその対応を早くしてほしいということを市から要望してほしい。犀川とか浅野川だけの避難地図では、今回たまたま南部の方に雨が集中したので対応できたが、これが北部に集中することもあり得るので、ぜひとも県へ申し入れてほしい。



△[委員会視察について]

 平成18年10月2日(月)〜4日(水)に決定。

 視察都市、視察事項については、正副委員長に一任。

                              以上