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石川県 金沢市

平成18年  6月 産業企業常任委員会 日程単位




平成18年  6月 産業企業常任委員会 − 06月26日−01号










平成18年  6月 産業企業常任委員会



          産業企業常任委員会記録

1.日時      平成18年6月26日(月)

2.開議時間    開会 午前10時02分〜閉会 午前11時02分

3.場所      第2委員会室

4.出席委員(8名)

          関戸正彦委員長、北篤司副委員長

          宮崎雅人、東出文代、山野之義、升きよみ、

          高村佳伸、井沢義武の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員   別紙のとおり

7.事務局出席者  安藤主査、越田主事

8.審査事件等   別紙のとおり

9.議事の経過等  以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、議案審査付託表により本委員会に付託された議案4件について執行部より説明を聴取し、質疑応答を行った結果、議案第4号は賛成多数で、またその他の議案3件については、全会一致で可決すべきものと決した。次に、請願第35号の審査を行い、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決し、引き続き、所管事務の調査として、別紙のとおり閉会中も継続して調査をすることを決した。その後、執行部より報告事項を聴取し、その他所管に関する事項とあわせて質問応答を行い、次回の委員会開催日時について決定し、閉会した。



△[議案の説明]

・議案第1号中、産業局所管についての説明・・・・・・・・宮島農林部長

 農林部所管分の補正予算について説明する。補正予算説明書の11ページを開いてほしい。

 6款1項4目農地費の水環境整備事業費だが、大野庄用水の片町2丁目地内の水路護岸工事等に対する国庫補助内示額の増加に伴い、全体事業費が増加するものである。

・議案第4号についての説明・・・・・・・・・・・・・・・宮島農林部長

 金沢市農業委員会条例の一部改正についてである。この条例の一部改正については2点の理由から改正する。まず1点目は、金沢駅北土地区画整理事業に伴い町の名称が変更されるため、農業委員の選挙区の区域に係る町の名称を改正する。2点目だが、金沢市農業委員会組織検討委員会の提言内容に沿って行うものであり、改正内容は選挙による委員定数を30人から18人に削減するほか、選挙区の数及び選挙区に対応する区域を改め、また農業委員会の部会を廃止するものであり、農業委員会をスリム化し、今後、効率的な運営を推進していくための体制整備や機能の強化を図っていくためのものである。

・議案第2号についての説明・・・・・・・・・・・・山本公営企業管理者

 平成18年度金沢市水道事業特別会計補正予算(第1号)について、補正予算説明書の17ページで説明する。

 まず、下段の資本的支出だが、2款1項1目の建設改良費で4,182万円を増額計上している。これは、涌波3丁目、三口新町2丁目地内で基幹的な配水管の改良工事に対する国庫補助内示増に伴う事業費の補正である。また、このことに伴い上段の資本的収入の2款3項1目の国庫補助金を1,045万5,000円増額計上している。なお、備考欄に書いてあるが、国の補助の名前が水道管路近代化推進事業補助という、「近代化」という言葉をつけてあるが、古い管を新しい管に入れかえることであり、決して石綿管を普通の鋳鉄管にかえるという事業ではない。石綿管は現在使っていない。補てん財源に関しては、資本的収入額が資本的支出に対して不足する額を内部留保資金で調整するものである。

・議案第3号中、企業局所管についての説明・・・・・山本公営企業管理者

 平成18年度金沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について説明する。補正予算説明書の20ページを見てほしい。

 資本的支出だが、国庫補助の当初内示増による事業費の増額補正である。まず、2款1項1目の管渠及びポンプ場施設費だが、補助管渠築造費で1億9,700万円増額計上している。これは、稚日野地内に移転する石川総合スポーツセンターの建設に先行して下水道整備を進めるものである。そのほか、千木町地内ほかでの管渠築造工事、いわゆる面的整備であり、これらを一部前倒しする。また、単独の管渠築造事業費で3億円増額している。これは補助事業費の増額に伴い関連する単独管渠の築造事業費を増額する。2目の雨水関連施設費だが、これは土木部所管なので省略する。

 次に、1ページ戻り19ページを見てほしい。2款2項1目の企業債で4億510万円、2款3項1目の国庫補助金で1億3,350万円それぞれ増額している。このうち、汚水関連分として企業債3億7,360万円、国庫補助金9,850万円が企業局所管分である。これは、支出で説明した国庫補助事業の増額に伴い、財源としての国庫補助金、企業債の増額分である。なお、補てん財源に関しては、今回の補正により資本的収入が資本的支出額に対して不足する額を内部留保資金で調整するものである。



△[議案に対する質疑応答]





◆升きよみ委員 ?農業委員会の問題だが、農地部会が廃止となるが、どういうことになるのか。いわゆる市街化区域内の農地について、例えば加賀野菜で生産地を拡大するべきではないかという意見も本会議であったが、当然だと思う。農地がどんどん減っている状況で農業委員会も変わっていくわけだが、実際に農地の面積、耕作面積の状況もそうだが、とりわけ加賀野菜の生産地はふえているのか。本場の丸ナスとか、加賀レンコンも減っているのではないかと感じているが、この点では、農業委員会の前提条件となる耕地面積との関係でどうなっているのか聞きたい。

 ?水道管の老朽化の問題だが、いわゆる老朽管の更新計画があると思う。全体的に金沢市は、まだやらなければならないところがあるのか。また、そういう計画策定はどうなっているのか、現状を聞かせてほしい。私どもの地域などでもかなり古いので、いろいろ問題が生じており、また昔からの小路が結構あるので、そんな点で聞かせてほしい。



◎北川農業委員会事務局長 ?今回の条例の改正については、先ほど部長から説明もあったが、農業委員会の活性化に向けた組織のあり方、それから農業委員の今後の活動の強化策の中で提言をいただき、それに沿って今回改正するものである。現実には農地面積とか、農家世帯数に応じて政令でそれぞれの市町村における選挙による定数が定められており、現在、市の場合だと9人から30人までの範囲内で定めることになっている。現在、本市の場合30人は政令の上限になるわけだが、市街化区域あるいは農家の実際に耕作している面積が減少していることから見直しをした。それで農地部会、現在それ以外に農政振興部会の2つの部会がある。法律では、農地部会については選挙による委員の数が21人以上の場合に設置できるという規定がある。今回の改正で18名となるので、農地部会については廃止せざるを得ない。もう一つの農政振興部会については、基本的には農地部会が優先される会になるわけだが、農地部会が廃止となる以上は農政振興部会もこの際廃止して、これからは委員会の定例総会ですべてやっていく。

 それから、市街化区域の面積については、固定資産税の課税になっている面積は、平成17年1月1日現在で876ヘクタール、それから平成11年1月1日では1,132ヘクタールということで、256ヘクタール、22.6%減少している。

 それから、農家の経営耕地面積については、国の農林業センサスという統計データがあるが、平成12年の数字では4,223ヘクタール、17年の数字では3,563ヘクタールと、660ヘクタール、16%の減となっている。



◎手嶋農業センター所長 ?加賀野菜の生産面積だが、現在15品目の加賀野菜がある。その中で、大きな品目の伸びがあるのはサツマイモ関係、太キュウリ、これは昨年キリンビール関係でいろいろPRがあった。あと金時草、加賀ツルマメ、打木赤カボチャ、源助大根、この辺の面積は伸びている。心配となっている市街化区域のいわゆる加賀野菜の減少に伴う生産拡大だが、実はヘタムラサキ、ナスとセリが当然市街化区域内に産地があるが、面積が減少しているので、現在、中山間地を中心にして、いわゆる展示圃を設けながら代替農地の確保に努める。頑張って面積を拡大したい。



◎北野建設部長 ?配水管の老朽管の現状・対策だが、現在、金沢市内の配水管は、約2,300キロ布設されている。その中で昭和45年以前に布設された老朽管で更新対象にされている管が約410キロある。老朽管あるいは漏水の多い管、それから年度の古い管に先着順位をつけて、予算の範囲の中で更新をしている。

 現在、平成18年の更新計画については、約8,300メートル、予算については6億5,000万円を計上している。



◆升きよみ委員 ?先ほど加賀野菜の産地の拡大に努力をしているということだが、加賀野菜という定義は、金沢でできたものを加賀野菜と言っているのか。京都などは京野菜がいつの間にかどこにでもつくられて京野菜と言っている。ブランド的には加賀野菜も随分頑張って普及は進んできたと思うが、金沢の土地に限定するのか。考え方をこの機会に聞かせてほしい。

 ?昭和45年以前のものを老朽管ということで更新を進めているということだが、解消できる見通しはいつごろになるのか。予算の範囲ということだと思うが、計画目標年次を持っているのか。



◎手嶋農業センター所長 ?加賀野菜の定義づけだが、昭和20年以前から現在まで金沢で主につくられている15品目を認定している。京野菜と違うのは、金沢の加賀野菜はほとんど固定種、いわゆるF1ではなく、地域の自然環境が育てた、特殊な品目が多い。そうした中で、金沢産を限定してブランド認定しながら、加賀野菜を中心にして金沢全体の農産物の振興を図っていくねらいもある。



○関戸正彦委員長 F1とは何か。



◎手嶋農業センター所長 F1というのはメンデルの法則で、いわゆる3対1で優性遺伝の法則である。今の野菜はほとんどF1で、1代で一番いいものである。



◎北野建設部長 ?更新のペースだが、年間8キロぐらいを更新している。その計算でいくと、約40年かかるということだが、現在、拡張工事を進めており、将来的にはほとんど拡張も99%以上普及されているので、更新に予算を振り向けていくことになる。



◆升きよみ委員 更新にこれだけ年次がかかるということだが、基本計画みたいなものは策定されているのか。地域では老朽管を早く更新してほしいという声もあるのだが、その点はいかがか。



◎山本公営企業管理者 予算との兼ね合いで40年と言っただけであり、言ってみれば拡張がなくなれば更新しかないのであり、維持管理のためにこれからは更新を補強していくのは当然である。特に調査等により漏れの大きいところは重点的に優先順位をつけて、お客さんに迷惑のかからないように、柔軟な対処をしていきたい。



△[討論]





◆升きよみ委員 議案第4号の農業委員会の条例の一部改正について、我が党は反対である。国の法改正に伴って地方自治体でこのような条例化を進めるわけだが、全体としての農業の耕作面積がどんどん減少になるのは、農業振興のあり方全体が問われているときに、ましてや選挙による農業委員の選出、それ自体が廃止の方向に向かうのではないかと危惧している。そういう意味では、我が党は反対であることを意見表明しておく。



△[採決]

 議案第4号・・賛成多数により可決すべきもの(反対・・升きよみ委員)

 議案第1号中本委員会所管分、議案第2号、議案第3号中本委員会所管分の議案3件・・・全会一致により可決すべきもの



△[請願第35号についての意見]





◆升きよみ委員 去年7年ぶりに最低賃金が上がったが、2円から5円というわずかな引き上げであり、石川県も649円という状態である。

 今、ニートの問題などが言われているが、青年労働者などはとりわけ非正規・不安定雇用でニートに好んでなるというよりもそうならざるを得ないという環境が強まっている。この点で最低賃金制は労働者の生計やいわゆる類似の労働者の賃金、企業の状況なども見計りながら決めていくことが大事なことであり、ぜひ最低賃金制が有効に機能するよう、そして地域間格差を是正していくことが大変大事ではないかと思っている。皆さんの御賛同を得たい。

 ちなみに、労働政策課に聞くが、石川県の最低賃金は649円だが、順位はどの辺にあるのか。



◎西村労働政策課長 649円というのは、全国で18番目の金額である。



△[採決]

 請願第35号・・・・・・不採択とすべきもの(賛成・・・升きよみ委員)



△[閉会中の継続調査]

 別紙事項について閉会中も継続して調査することに決定



△[報告事項]

・金沢テクノパークにおける日本ケンブリッジフィルター新工場建設について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・君塚企業立地課長

 産業局報告案件−1を見てほしい。

 日本ケンブリッジフィルター新工場建設については、ことしの1月にも進出表明について報告したが、年度も変わり正式に契約となったので、改めて報告する。

 まず、日本ケンブリッジフィルター株式会社だが、このたび既存の工場に隣接する形で「北陸工場サウスウイング」という名称で工場建設を予定している。場所は、裏面に地図の左側、斜線が入っているが、日本ケンブリッジフィルター株式会社南側が建設予定地となっている。これにより、既存の北側の工場が「ノースウイング」、新工場が「サウスウイング」といった名称となる。事業内容だが、超高性能フィルターの製造開発である。医療薬品装置関係や、圧縮空気用除菌・発電プラント向けタービン用フィルターなどナノテクレベルでの特殊なフィルターの製造開発を行う。今回、新たに進出する敷地面積は約1ヘクタール、施設概要は鉄骨づくりの2階建てで、工場、研究所、事務所、倉庫となっている。投資額は、公表ベースだが、土地、建物、機械設備で合わせて約14億円であり、従業員数は操業時33名を予定している。

 これまでの日本ケンブリッジフィルターの経緯と今後の予定だが、まず平成9年4月に今のノースウイングという名前になるが、現工場の操業を開始したところであり、昨年、平成17年12月に新工場建設の表明があった。その後、手続等を踏まえて本年6月5日に新工場用地売買契約締結となり、今週の水曜日、6月28日に起工式を予定しており、来年の4月に操業開始の予定である。

 会社概要だが、従業員約300名の会社であり、日本国内で初めて産業用フィルターを製造したところで、現在、国内シェア40%を占める会社となっている。現工場の概要だが、敷地面積約6,000平米で、投資額約13億円で超高性能エアフィルターなどをつくっている。

 これにより、テクノパーク全体だが、分譲面積約34.4ヘクタールあるが、これで5社7区画分譲済みとなり、分譲率は面積ベースだが、現在58%から61.2%となる。また、今週水曜日の起工式に先立ち、去る6月24日土曜日午前中だが、このテクノパークに進出している5社の従業員の方々により、この6月の環境月間に合わせた地域貢献、社会奉仕活動の一環として、テクノパークの清掃活動を実施した。従業員約140名が参加して、ごみ拾い等をしていただいた。市でも協力したが、今後もこうした地域貢献活動などに協力していきたいと思っており、何よりテクノパークの分譲に向けて頑張っていきたい。

・第55回(平成18年度)金沢百万石まつり観客動員数・・桶川観光交流課長

 産業局報告案件−2の資料に基づき説明する。

 9日の百万石音楽の夕べは見直しによりことしから廃止となっている。10日の百万石行列だが、昨年は一時雨だったが、ことしは好天に恵まれて40万人であった。百万石踊り流しだが、出場者1万人、観客10万人であった。11日日曜日だが、百万石まつり芸能選、百万石薪能等も前年並みの数であった。また、10、11日に行われた百万石茶会については8,000人ということで、合計観客数で51万3,400人という結果となった。

 なお、下の表には特別協賛行事が書いてある。民謡華絵巻は昨年並み。また、加賀友禅燈ろう流しに5万人、そして子ども提灯太鼓行列については、天候の都合により中止した。また、11日日曜日、おまつり広場には1万5,000人ということで、実行委員会また特別協賛事業を合わせて約58万人である。

・「平成18年豪雪」による山林被害状況について・・亀田農林基盤整備課長

 産業局報告案件−3を見てほしい。昨年12月からことしにかけての豪雪で、造林木の被害があった。1月30日の委員会でも報告をしたが、当時は積雪のため主要な道路の沿線のみしか調査ができなかった。また、奥山の林道は5月上旬過ぎまで雪が残り、5月20日過ぎに被害調査が完了した。被害面積は、全体で額・富樫ほか5地区で5.08ヘクタール、被害金額は980万円であり、そのうち市営造林の被害面積は4.99ヘクタール、被害金額は962万円であった。現在、森林保険の査定のため、査定の申請を行っているところである。

・いいね金沢「金沢スイカまつり」の開催について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・手嶋農業センター所長

 配布資料−4を見てほしい。開催目的だが、市民に地産地消を推進し、スイカを中心に安全・安心で新鮮な地場農産物の販売促進を図ることを目的としており、ことしで4回目の開催となる。開催日だが、来る7月1日の土曜日で、午前10時から午後1時半まで、無量寺町地内の金沢港いきいき魚市で開催する。イベントの内容だが、スイカの直売や試食を初め、親子リレースイカ早食い競争、スイカ割り大会、種飛ばし大会など家族で楽しめる内容となっている。委員には招待状を送付したので、ぜひ来場してほしい。

・港フェスタいしかわin金沢2006(口頭報告)・・・・羽場商業振興課長

 手元のカラーのパンフレット、港フェスタいしかわin金沢2006を見てほしい。来月7月17日、海の日を記念して、前日の16日、金沢港無量寺埠頭、戸水埠頭周辺において海上自衛艦「はるな」ほかによる体験航海を実施するほか、各種イベントを予定している。当常任委員会の委員にも後日、事務局である港振興協会から案内状を送付するので、ぜひ出席をよろしくお願いしたい。

・石川県ガス体エネルギー普及推進協議会(Gライン石川)の発足について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・永井営業開発課長

 企業局報告案件−1を見てほしい。設立趣旨は、地球環境の悪化、規制緩和によるエネルギー業界の自由化などガス体エネルギーを取り巻く情勢が大きく変化している中で、石川県内のガス事業者が連携協力し、ガス体エネルギーの普及促進を図ることである。設立日、発足日は平成18年7月1日である。組織する団体については、液化石油ガス販売業の事業者の団体である社団法人石川県エルピーガス協会、都市ガス事業者である金沢市企業局、小松ガス株式会社、簡易ガス事業者の団体である社団法人日本簡易ガス協会北陸支部の4団体にて構成している。

 それぞれの加盟者数及びお客様数は資料記載のとおりである。活動内容は、テレビCM、新聞広告等によるガスの優位性や最新機器についてのPR、共同企画によるパンフレット、販売促進グッズの作成、ホームページの開設等によるガスに関する情報発信、研修会を通じてのガスに関する情報の共有化などである。4団体が合同で開催する発足式は、日時が6月29日、今週木曜日午前11時からである。場所は、金沢市企業局5階の講堂を予定している。式典の内容は、4団体による協定書の取り交わし、発会宣言、ポスター、CM、イメージキャラクター等の発表等である。

・「下水道環境フォーラム石川」の実施について・・・・山口企業総務課長

 企業局の報告案件−2を見てほしい。このフォーラムは、未来を担う子供たちや地域の方々に、下水道は家庭や学校、工場などで使われた水をきれいにしてから川や海に返している地球上の水サイクルの中で大切な役割を持っていることを正しく理解してもらうことを目的にしている。開催の日時は8月7日午前10時から午後4時まで、会場は金沢市アートホールで、参加者は県内在住の親子及び一般者約300名を予定している。フォーラムの内容だが、俳優及び気象予報士の石原良純さんをお呼びして、「お天気から地球温暖化を考える」という演題で講演をしてもらい、午後からは施設見学を予定している。申し込み方法等については以下のとおりである。



△[報告事項及びその他についての質問応答]





◆山野之義委員 ?百万石まつりのチラシが手元にあるが、パーク・アンド・バスライドは、ことしが初めての試みではないかと思う。市内で4カ所あり、それぞれ120台、200台と書いてあるが、実際どれぐらいの利用があったのか。「満車の場合はお断りする場合がございます」と書いてあるが、実際満車になったのか。場所によって違うとは思うが、その利用状況をまず教えてほしい。

 ?このチラシによると駐車場利用時間19時30分から21時30分までになっている。ところが百万石踊り流しは午後7時から午後10時までである。踊り流しに出られる方、もしくは踊り流しを見に行こうという方、もしくは踊り流しを含めた祭りの余韻を楽しもうという方がこのバスライドにとめてまつりを見に行こうと思っても、午後9時半にがちゃんと閉まってしまう。ところが、まつりそのものは午後10時までイベントをやっていることを考えた場合、実際私のところにも、踊り流しを知っている人がいるから見にいくつもりでいたが、最後までいたらこれを利用できないのであきらめたという方がいたが、その辺はどういう基準、根拠で午後9時半としたのか。そして、実際そういうことを踏まえて来年度以降の参考にしてほしいと思うが、どういう事情なのかを教えてほしい。



◎桶川観光交流課長 ?まつりとあわせて実施したパーク・アンド・ライドの利用の実績だが、全部で駐車台数を720台用意したところ698台の利用があり、1,984人の利用があった。そして、用意した4カ所のうち3カ所は満車であった。1カ所だけ大桑の高架橋下の駐車場については、200台用意したうち68台の利用であり、中心部から離れているので市民のこの場所に対する認知度が低かったのかと思っている。

 ?パーク・アンド・ライドの設定時間の件だが、実は今回、初めて実施するということで、利用される方の想定として百万石行列を見学される方々をまず念頭に置いた。行列、パレードが終わるのが夜の19時30分ということで、それが終わって食事をしたり、まちを見ていただき、21時には帰ってもらい、21時30分に駐車場を閉鎖するということで、端的に言うと百万石の踊り流しの観客の利便までは想定をしなかった。これについては、いろんなところから声もいただき、また、アンケートも実施しているところであり、来年に向けてはこういうことも踏まえて改善策についてよく検討したい。



◆升きよみ委員 百万石まつりを一日ですべてやり尽くすのがベストなのか、私もよくわからないが、やはり踊り流しの市民参加の熱気は、非常に高まっているだけに、そういう点で今、時間の問題、それから日程の検討を要望しておきたい。

 入り込み客の報告があった。率直に言って、商店やあるいは観光にどういう影響、メリットがあったのか。また、新聞等の報道では駅前がよかった、片町やいろいろなところではさほどではなかったとかいろいろ出ているが、そういう商店街や観光客の影響度合い等についても調査をするのか。今のところ大体掌握しているのか。

 百万石まつりといえば前田家と尾山神社は、切っても切れない関係にあるが、歯どめのない形で神事と一体化になっていくのではないか。行政とのめり張りがきちっとなっているのかという声も聞く。こういう点のチェックも必要かと思うが、この辺もあわせて聞かせてほしい。



◎加納産業局長 今回のまつりの商店街や観光客の波及効果等だが、まず商店街については、直後に聞き取り調査をした。その結果、ほとんどの中心部の商店街では、もちろんパレードの日は平日の土曜日よりは抜群に客も多く、昨年のパレードの日と比べても多かった。それは商店街の位置にもよるが、特に飲食店関係はパレードの開催時間が午後3時半からと夕方になったことで、一日2度の飲食店等のピークがあった。いわゆるお昼を食べて、さらにまた行列を見た後、踊り流しの前に食事をするという効果があった。ただ、今回パレードが通らなくなった片町、尾張町だが、片町については、実際に前をパレードが通らないことでおまつり広場的なイベントをやったわけだが、かえって人の動きがよくて好評であった。尾張町については、実際の行列を見る人はなかったが、パレードが通らなくなったことによりウオークラリーを実施し、それについてかなりの人出があったと聞いており、来年も続けていきたい。

 それから、観光客については、ホテル等の調査を実施しており、皆ほとんど満杯で、例年よりも早くに満杯になった。特に駅前周辺の大型ホテルも早々に満杯になったということである。こういう結果を踏まえて、もっと経済効果が上がるような形にしたいと思っており、例えばパレードの通らない部分の商店街をどのようにもっと盛り上げていくかということも来年に向けて地元の商店街と一緒に話し合っていきたいと思っている。それから観光ももっと早目にPRをし、より観光客を入れるように努力していきたい。

 それから、神事との関係の話があった。現在、まつりの開催と並行して神事が行われるわけだが、これははっきり区切っており、尾山神社の場合、尾山まつりという形で封国祭などが行われているわけであり、私どもの祭りの実行委員会では、その辺はきちっと仕分けをしている。



◆宮崎雅人委員 55回の大会に向けて、去年から特別委員会で、北副委員長や村池議員も委員に所属していたと思う。また、議長から招集があって別の委員会を立ち上げて日時の問題やいろんな討論があったと思う。今議会の質問の中で村池議員からも、今後に向けての活性化委員の常設化を求めた質問があったが、これに対しての答弁がなかったように思う。助役からもいろんな話は出ていたが、コースが変わったという意味も踏まえて、やはりいろんな意見があると思うし、議員もそういう意見を持っていると思う。そういう考え方を今後考えていくのか、聞きたい。



◎加納産業局長 まず、活性化研究会だが、3月、改革の報告をもらった段階で、一応役目を終えているわけだが、その委員会の皆様方にいろいろ提案をいただいたことをほとんど受け入れた形で今回改革を行ったので、その改革の成果、検証について先日、まず反省会を開いて今後に向けてもいろいろ意見をいただいたところである。

 今後については、そのままの活性化研究会をさらに延長するか、あるいは評価委員会のような形で、少し中身を変えて延長するか、今は協議をしているところであり、何らかの形でそういった検討をする研究会的なものは続けていきたい。

 それから、何分、今回大きな改革を施し、改革元年ということで細部についはいろいろうまくいかなかったところもある。また、市民からの声もあり、今ほど言った活性化研究会の委員の意見や今後各部会でのそれぞれの意見、それから市民アンケートもとっているところであり、もろもろのものを踏まえて細部にわたって検証して、次回の開催には改善していきたいということで、今後実行委員会で詰めていく。



○関戸正彦委員長 局長、アンケートとかいろんな評価について、8月中には方向が大体まとまるのか聞かせてほしい。



◎加納産業局長 アンケート、それから各部会の意見等は、すべて取りまとめた上で報告もしたいと思っている。できれば来月いっぱいぐらいには取りまとめて早急に次の方向を出したいと思っている。でないと、また来年度に時間が足りなくて反映できなくなるので、この辺は取り急いでやりたい。



○関戸正彦委員長 委員長から委員の皆さんに諮りたい。8月の委員会の中で百万石まつりの取りまとめやいろんな課題について、この常任委員会で中心に論議をしたいがいかがか。

 〔「はい」と呼ぶ者あり〕



◆東出文代委員 ことしは招待席という大変いい場所で見させてもらい、本当にお礼を言いたいが、そこに座っていてずっと気になっていたことが一つある。招待席というのは、多分実行委員会が招待するのだと思うが、姉妹都市や近隣友好市などからたくさん来られ、金沢市役所の前に座っていたが、ことしは演技が2カ所ということで、演技がなかった。そうすると、せっかく近隣や海外の姉妹都市から来られた方の前でただ歩いていくだけで、はしご上りやすばらしいものも見てもらえなかった。そして、何か途中で列が途切れるのが何となく気になったので、招待の際はやはり何らかの配慮があってもいいのではないか。





◎加納産業局長 指摘はもっともであり、まずそうなった原因は承知のようにことしコースを変えると同時に、従来の演技箇所が交差点ごとにあり、あるいはプラス百間堀である。そこで演技をすると、いわゆる演技をするグループとしないグループがあるので、演技をし終わって今度動くときに動きやすいグループと、待っていて動こうと思っても、例えば着物を着た女中方は早々に足が出ないわけである。そうすると、どうしても間があくことが非常に多かった。行列がだらだらしているという指摘があって、それも今回、何とか改善の方法はないかと思いやってみたのが、いわゆる一斉演技という方法であり、加賀鳶なり獅子舞が演技をするときに、ほかのものも一緒にとまってしまう。そういう中で、加賀鳶や獅子舞だけが演技をしているとつまらないので、武者あるいはかぶきもの行列が何かパフォーマンスをしたり、あるいは音楽パレードも演奏したりということで、退屈させない形でやっていこうということである。ただし、それは交通規制とか時間の関係で、どうしてもことしの計算では2回しかできないということで、2回実施した。そのために指摘のように市役所前の招待席ではつまらない形になってしまった。そこで、もっと気をきかせて演出家が横にいて、そこでとまったならば、また演技をさせればよかったのだが、そういう配慮も足りなかったことは重々承知しており、来年に向けて演技回数もふやしたいと既に検討を始めたところである。もちろん招待席でも何らかの形で見てもらえるように、また、例えば香林坊など人の多いところは堪能してもらえるように、変えていきたい。



△[次回の委員会の日程]

 平成18年8月10日(木)午前10時と決定

                              以上