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石川県 金沢市

平成18年  6月 教育環境常任委員会 日程単位




平成18年  6月 教育環境常任委員会 − 06月26日−01号










平成18年  6月 教育環境常任委員会



           教育環境常任委員会記録

1.日時      平成18年6月26日(月)

2.開議時間    開会 午前10時03分〜閉会 午前11時15分

3.場所      第5委員会室

4.出席委員(8名)中西利雄委員長、新村誠一副委員長

          福田太郎、森雪枝、澤飯英樹、不破実、

          南部康昭、平田誠一の各委員

5.欠席委員(0名)

6.出席説明員   別紙のとおり

7.事務局出席者  横山主査、上出主査

8.審査事件等   別紙のとおり

9.議事の経過等  以下のとおり

 委員長の開議あいさつに引き続き、議案審査付託表により本委員会に付託された議案2件、報告1件について執行部より説明を聴取し、質疑応答の後、採決した結果、議案2件、報告1件については、全会一致で可決すべきものと決した。

 次に、請願第36号の審査を行い、採決した結果、全会一致で不採択とすべきものと決した。引き続き、所管事務の調査として別紙のとおり閉会中も継続して調査することを決した。

 その後、執行部より報告事項を聴取し、その他所管に関する事項とあわせ質問応答を行い、閉会した。



△[議案の説明]

・議案第1号中、教育委員会所管についての説明・・・・・・・・大路学校教育部長

 補正予算説明書の14ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目私学振興費、19節負担金補助及び交付金の240万円の幼稚園助成費である。私立の済美幼稚園が一部老朽化したため鉄骨2階建てで移転改築するものである。現在地は横山町地内だが、新しく田上本町土地区画整理事業地内へ移転改築する。延べ床面積1,270平米で、そのうちの国庫補助対象となる部分192平米の整備費にかかる助成費である。ちなみに、国庫補助は3分の1、県補助は6分の1となっており、市が10分の1補助で240万円となる。来年4月、定員130人でオープン予定である。

・報告第5号についての説明・・・・・・・・・・・・・・・・・大路学校教育部長

 小学校児童負傷事故に係る損害賠償請求事件に係る和解についての専決処分の報告である。平成18年3月27日に和解が成立した。和解の内容は、原告に対し金沢市は和解金として10万円の支払い義務を負う。この事故は平成15年2月3日に西部方面の市立小学校において、当時4年生の女子児童が理科室においてクラブ活動のべっこうあめづくりを行っていたところ、他のクラブ員が熱せられたあめが入ったアルミカップをホットプレートから移動させようとした際に、誤ってあめが容器からこぼれ落ち、被災児童の右手人指し指と中指にかかり、やけどを負ったものである。

 なお、和解金については、金沢市が加入している全国市長会学校災害賠償保険により補てんされる。

・議案第8号についての説明・・・・・・・・・・・・・・・・・新家生涯学習部長

 議案書28ページ、金沢市公民館設置条例の一部改正である。

 説明に入る前に、第25回宇宙技術及び科学の国際シンポジウム金沢大会が6月5日から6月9日まで開催され、各委員においては尽力いただきお礼申し上げる。

 金沢市東浅川公民館の移転に伴い、その所在地を改めるものである。位置図が入った資料に基づき説明する。現在、東浅川公民館は金沢市袋板屋町イ25番地の1、東浅川消防分団施設に間借りしている。建物が鉄骨づくり2階建てで、公民館部分は115.5平米である。非常に手狭な上に老朽化も激しく、移転をすることになった。直線で約300メートル先の上中町ニ14番地のJA金沢市旧浅川支店を取得して移転する。建物概要は、鉄筋コンクリートづくり3階建てで床面積452.5平方メートルである。なお、現在内部改修工事を行っており、完了後は全部公民館として使用することとなっている。また、改正条例は7月下旬の改修後の移転完了をもって施行したい。



△[議案に対する質疑]

 なし



△[討論]

 なし



△[採決]

 議案第1号中当委員会所管分、議案第8号、報告5号

     ・・・・・・・・・・・・・・・・全会一致で可決または承認すべきもの



△[請願第36号についての意見]

 なし



△[採決]

 請願第36号・・・・・・・・・・・・・・・・全会一致により不採択とすべきもの



△[閉会中の継続調査]

 別紙事項について閉会中も継続して調査することに決定



△[前回質問に対する保留答弁]

・金沢市立工業高等学校における授業料の減免状況について

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野島市立工業高等学校事務局長

 金沢市立工業高等学校における授業料の減免状況について、全日制の年度別減免者の実績だが、平成14年度年度末時点で生徒数742名に対して53人で7.1%、同じく15年度709人に対して56人で7.9%、16年度も709人に対して59人で8.3%、17年度713人に対して74人で10.4%、18年度は現時点の数値だが、709人に対して70人で9.9%である。この5年間では昨年まで漸増傾向が続いていたが、ことしにかけては若干の減になっている。

 次に、定時制の実績についてである。同様に、14年度70人に対して3人で4.3%、15年度78人に対して3人で3.9%、16年度63人に対して4人で6.4%、17年度75人に対して9人で12%、18年度73人に対して8人で11%であり、全日制とほぼ同様な傾向となっている。なお、専攻科については、14年度と15年度にそれぞれ2名、3名の実績があったが、それ以降減免者はいない。

 また、減免の理由について、過去5年間一貫して児童扶養手当の受給を根拠とするものが最も多く、例年ほぼ半数を占めており、近年の離婚の増加によるひとり親世帯の増加を映したものではないかとも思慮している。



△[報告事項]

・西部クリーンセンター新工場基本計画の概要について・・・・・宮本環境総務課長

 既存の西部クリーンセンターは昭和55年の竣工以来約25年を経過し、老朽化が進んでいることから、将来にわたるごみの適正処理を確保するとともに、地球に優しいリサイクルエネルギー施設としての役割をも担うことを目的とした安全で環境に優しいごみ焼却施設を計画する。

 施設整備に当たっての基本方針は、安全かつ安定した処理が行える施設、環境にやさしい施設、循環型社会に寄与する施設、周辺地域との調和に配慮した施設、経済的で効率的な施設の5つの項目を掲げている。

 処理能力は340トン/日、170トン炉が2基設置される。焼却対象物は、一般可燃ごみ、西部水質管理センターからの下水汚泥、戸室リサイクルプラザからの破砕可燃物である。

 ごみの発熱量について、ごみ自体が焼却炉に対する燃料という形になるので、この発熱量を焼却炉の設計基準とし、ここに記載をしてある。低質ごみで1,360キロカロリー/キログラム、基準ごみで2,150キロカロリー/キログラム、高質ごみで2,840キロカロリー/キログラムで、これは現在の東部クリーンセンターと比較して約13%ほど高目に設定している。

 建設場所は、既存の西部クリーンセンターの北側、元のし尿処理施設があったところであるが、現在はソフトボール場として地元の皆さんに利用されている。ここに新しい施設を建設する。広さは約1ヘクタールである。稼働開始は平成24年4月を予定している。

 ごみ処理方式については、ことし3月の本委員会でも報告済みであるが、燃焼方式(ストーカ型)プラス灰溶融とする。技術的に確立され信頼性の高いストーカ型焼却炉を採用し、焼却灰を再資源化するための灰溶融設備を設置することとしている。

  次に、公害防止計画値である。まず排ガスについては、4番目に書いてある窒素酸化物と6番目の欄にあるダイオキシン類を、既設よりも厳しい設計基準としたい。窒素酸化物は既設250ppmを50ppmに、ダイオキシンは新設等の基準0.1ナノグラム−TEQ/立米ノルマルに対し0.05ナノグラム−TEQ/立米ノルマルとする計画である。その他の排水、騒音、振動、臭気については、既設と同じ設計基準とする計画である。5番目の余熱利用計画であるが、まず周辺施設への熱供給として、引き続き西部市民体育会館、西部市民憩いの家に温水を供給する。発電は、高温高圧ボイラーの導入により発電容量のアップを図る。

 最後に今後のスケジュールだが、まず、整備計画については、平成18年度、19年度と実施計画を進める。これは、施設の最終的な仕様を決定するものである。19年度の下半期から、現在の建設予定地のところに元のし尿処理施設の建屋を転用している防災備蓄倉庫があるが、これを解体する。そして、平成20年度に着工し、23年度末に竣工、平成24年度4月稼働開始を予定している。

 環境アセスメントについては、昨年度現地調査を実施し、現在、予測評価を進めている。今年度末までに評価書作成を終える予定である。その後、建設中の調査、それから稼働後の調査を引き続き進めていく計画である。

・「温暖化防止フェスタかなざわ2006」の開催について・・・新村環境保全課長

 このイベントは、省エネや新エネの導入など地球温暖化防止対策のさらなる推進を図るため開催するもので、多くの市民が実践行動へつなげるよう、サブタイトルに「私たちにもできるよCO2削減」を掲げ、身近な取り組みの普及啓発を行う。

 金沢市地球温暖化対策推進協議会と金沢市が主催で、開催日時は平成18年7月29日土曜日、午前10時から午後5時までを予定している。会場は観光会館の大集会室、会議室等を利用して行う。

 内容だが、環境講演会として、上方落語協会の笑福亭松枝氏を迎えて、演題は「救え地球号・私たちにできること」ということで、身近な省エネ等について古典落語やエコロジークイズを交えた講演をいただく。

 また、新エネ発見ウオークラリーということで、会場から金沢駅東広場のもてなしドームまで約2.5キロメートルあるが、その間の太陽光発電等の新エネルギー導入施設約10カ所を歩いて回り、また環境クイズに答えてポイントを競う。1グループ2名から4名で100組を予定している。

 体験学習コーナーは、太陽光を使った実験や工作を通して自然エネルギーについて学ぶエコ実験工作教室、また札を取り合いながら楽しく環境について学ぶ環境かるた大会、環境に優しい買い物を体験できるゲームを通して省エネなどについて学ぶ買い物ゲームなどを行う。また、子供たちに人気があるかえっこバザールも行う。

 展示コーナーとして、出展ゾーンでは省エネ、新エネにかかわる事業者や温暖化防止に取り組む市民団体等によるパネルや模型等の展示紹介をする。また、体験ゾーンでは屋外で太陽光を使い、ソーラークッカーで目玉焼きなどをつくる実演や、また、小型風力発電装置を設置して、携帯電話への充電体験をしてもらう。また、ソーラーカー、省エネカー、天然ガス自動車等を展示する。

 また、子供向けの環境ビデオ等の上演や、市民自作のエコバッグの展示を行う。

 その他として、駐車場を設けず公共交通機関での来場を市民に呼びかける予定である。また、託児所、休憩スペースを設置する。イベントの案内については、現在、ポスター、チラシ等を印刷中である。でき上がり次第配布し、市民に周知したい。

・「金沢市教育プラザ富樫」利用状況について・・・横山教育プラザ富樫総括施設長

 教育プラザ富樫は平成15年7月13日開館して、ことしで3周年である。この7月のエックスデーには、延べ50万人の利用者達成見込みである。

 過去の経過として、平成16年5月、これは開館から10カ月後であるが、延べ10万人を達成した。この時点での1日平均の利用者は330人であった。最近1年間の利用実績は、1日平均530人で、1日当たり当時と比べて200人の利用者増となっている。これは、保護者とか子供にかかわる方の、プラザの利用が定着してきたと考えている。

 利用者の内訳を見ると、平成16年5月の10カ月後と、平成18年5月の34カ月後では、市民グループの交流活動、子育て広場・子供の活動等の利用が伸びている。また、研修室の貸し出しの回転状況だが、夜間と日曜、それから祝日、これ以外ではほぼ満杯状態という状況である。なお、平成16年の10万人目の記念イベントとして、親子連れに記念品を贈呈した。現在、50万人目の利用者を記念して、簡単なイベントを企画中である。

・「金沢市における地方分権型教育のあり方を考える懇話会」について

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平嶋教育総務課長

 教職員の人事権移譲を初めとする市及び学校の自主性、自立性を高める分権改革が実現に向けて前進してきていることを踏まえ、地方分権時代にふさわしい金沢の教育のあり方について総合的に検討するため、学識者、保護者、教育関係者等などから成る懇話会を近く設置する予定である。現在人選中で、懇話会委員として委嘱を現在選考中である。なお、主な検討事項としては、特色ある教育の推進、人事権移譲に伴う教育行政の体制と運営、教職員の人材養成等を検討いただきたいと思っている。



△[報告事項及びその他についての質問応答]





◆南部康昭委員 地方分権型教育のあり方を考える懇話会は、大体どういうメンバーを想定しているのか。



◎石原教育長 今のところ教育行政に詳しい中央からの学識経験者、地元の学識経験者、それから保護者、教育関係団体、そういうところから直接かかわる方たちで議論いただきたいと思っている。



◆福田太郎委員 一昨日公園で事故があったが、幼稚園、小学校にも鉄棒とかジャングルジムはあると思うが、そういう遊具の検査はどうなっているのか。検査の状況も含め数がわかればお願いしたい。



◎平嶋教育総務課長 市内の小中学校の状況について、現在、今委員が指摘した事故が実際に起きた遊具も含めて、小学校の数字が手元にあるが、486の施設、遊具がある。その中で今回事故が起きたものと同様の、あるいは類似の回旋塔といわれる遊具が、現在4つの小学校に設置されている。今回の事故を受けて、既に使用禁止措置を講じており、我々としても緊急点検を実施し、今後の対応を決めたい。なお、点検について、日常の点検は各学校で目視あるいは触診等によって日常点検を実施しているし、専門業者による点検も実施している。専門業者による点検は、公園施設製品整備士の資格を持つ者がいる業者に委託して点検を実施している状況である。



◆福田太郎委員 よく分かった。今回の事故は私も新聞報道でしか見ていないが、問題は検査をしたすぐ後だということなので、専門家も毎日見れるわけでもないので、やはり小学校なら小学校の先生方に大変御足労をかけるが、その専門家にこういうところがさびやすいんだとかを聞いて、よく調べるようにしてほしい。私は遊具をなくしてほしいと言っているわけじゃなく、点検をきちっとしてほしいということである。



◆不破実委員 たまに私は時間があると、最近各校下で行っているスクールサポート隊をやっている。ほんの一例を言うと、約80センチほどの高さの田んぼのところで1年生が泣いていた。どうしたのかと見にいったら、興味があったのか、おたまじゃくしを見ていたらランドセルの留め具がとまっていなかったので、筆箱などが全部落ちて届かないとのことであった。私は中へ入ってとってあげて、うちへ持っていってきれいに洗って乾かしてから入れなさいと指導したのだが、私が一番心配したのは、学校が終わって下校のときになかなか真っすぐ帰らないのである。寄り道して帰るのである。先般、非常に危険なところをスクールサポートの方から電話があって、私もその現場を見に行ったら、1年生の子だが、お墓をよじ上っていくとすぐ後ろに土手があって、その土手から近道してうちへ帰っているのである。ところが、そのお墓の石といったらとんでもなく重たい。そこは危険だからだめだと言ったら、一度上ったものをまたおりてきた。なおさら危険であり、君は何年生だと聞いたら、忘れたと言う。自分の学年を忘れたとは、何とはしかい子かと思いながら、すぐ校長にはこういう結果だったと伝え、厳重に注意してほしいと話した。

 数日後に、またスクールサポートで出たら、六、七人の子供が公園で知らないおばさんからもらったんだといって2人がアイスクリームを食べながら歩いている。私も見たことのない変な色だった。つまらんもん食べとるなと思ったら、1人の子はすっとやめたが、もう一人の子は全く無視していた。そんな知らない人からもらったものは食べたらいかんよと言ったが、やっぱり一番大事なのは学校現場の校長先生が、しっかり児童に対して指導をしなきゃならない。そういう危険な場所は危ないとか、知らない人からそんなものをもらったらだめだよという、そういった指導力が欠けているのではないか。

 子供というのは、危険な方向へばかり走る。お墓の横にはとんでもなく深い溝のある、水の流れたところがある。そこの隣の御主人から、この狭い危ないところへ子供が入ってくるのだと聞いた。やっぱり子供というのは水のある方向を好んでいくのかという気もしたのだが、これから特に暑くなって、水を好む季節になるのでもっともっと指導をしっかりするようにと学校の現場に伝えてほしいが、教育長、いかがか。



◎石原教育長 指摘は本当にありがたい。スクールサポート隊の方も本当に熱心に見守りいただき感謝している。

 かねてより学校では、登下校時に知らない人からものをもらってはいけないとか、知らない人からいろいろ何かされたらすぐに報告しなさいとか、いろんなことを指導しているが、なお一層、今の話も含めて、具体的に事例を挙げながら、子供にわかりやすい指導をしていくように校長会を通して指導していきたい。

 またどうぞよろしくお願いしたい。



◆福田太郎委員 私は初めての教育環境常任委員会で、美術工芸大学の入学式での国歌のことを質問したが、先日新聞を見ていたら、大学、高校でどれだけの割合で国旗、国歌をやっているかというのが出ていた。そこに美大の談話として、だれが言ったかはわからないが、時間がないからやらないという趣旨のことが出ていた。この当委員会での答弁は、学校の自治会に任せてあるので、なかなかこれは当局からは言いにくいということであった。あの新聞報道では時間がないからだと。これはどっちが本当なのか。





◎小村美術工芸大学事務局長 統一感がないということに関しては、おわびを申し上げたい。

 これまでの慣例によってああいう公表になったということをまず申し上げておき、今後、どうするかだが、悪しき慣例と一般的に言われるが、つまり波風を立てないとか、怠惰に思考を停止するという、そういう悪しき慣例にもし流されているとすれば、来年の式典に向けて大学の中で悪しき慣例なのか、あるいは守るべき価値があってやっているのか、その辺のところを重々考える、そんな環境づくりに努めてまいりたい。

                                    以上