議事ロックス -地方議会議事録検索-


石川県 石川県

平成17年 9月30日土木企業委員会−09月30日-01号




平成17年 9月30日土木企業委員会

 ┌───────────────────────────────────────┐
 │            土 木 企 業 委 員 会 会 議 記 録            │
 ├───────────────────────────────────────┤
 │1 日  時  平成17年9月30日(金曜日)  午前 10時 2分 開議   │
 │                         午前 11時28分 閉議   │
 ├───────────────────────────────────────┤
 │2 場  所  土木企業委員会室                       │
 ├───────────────────────────────────────┤
 │3 出席委員  中村委員長、新谷副委員長、藤井委員、紐野委員、上田委員、   │
 │        尾西委員                           │
 │        (欠席委員:宇野委員)                    │
 ├───────────────────────────────────────┤
 │4 出席職員  山田課参事兼課長補佐、田島主幹                │
 ├───────────────────────────────────────┤
 │5 説 明 員  岡田土木部長、田中企業局長、越島土地・住宅公社理事長、    │
 │        中川道路公社理事長ほか関係次長・課長             │
 │        (欠席:なし)                        │
 ├───────────────────────────────────────┤
 │6 会議に付した事件等                            │
 │   付託案件及び所管事務調査について                     │
 │ (1) 付託案件                                │
 │(土木部関係)                                │
 │   議案第2号中関係分、同第9号ないし同第12号               │
 │   報告第3号                               │
 │   請願第57号の2                             │
 │ (2) 報告事項                                │
 │(土木部関係)                                │
 │  ア 屋外広告物条例の一部改正について                   │
 │  イ 第141回石川県都市計画審議会審議結果について              │
 │  ウ 石川県景観マスタープラン策定検討委員会の開催について         │
 │  エ 北陸自動車道・徳光PAスマートIC社会実験の利用実態と実験期間延長につ│
 │    いて                                 │
 │  オ 請負契約の締結について                        │
 │(企業局関係)                                │
 │ ・碁石ヶ峰風力発電所の風車羽根の取替に伴う発電停止について         │
 ├───────────────────────────────────────┤
 │7 議事の経過概要                              │
 │  別紙のとおり                               │
 ├───────────────────────────────────────┤
 │8 特記事項                                 │
 │ (1) 本委員会に付託された議案5件のうち、議案第2号は賛成多数をもって、議案第│
 │  9号ないし同第12号は全会一致で可決すべきものと決した。          │
 │ (2) 本委員会に付託された請願第57号の2は、賛成少数により不採択とすべきものと│
 │  決した。                                 │
 │ (3) 10月21日(金)午前10時から次回委員会を開催することを確認した。      │
 │ (4) 10月13日(木)〜14日(金)に実施する能登地区視察の日程表を配付した。    │
 └───────────────────────────────────────┘
               石 川 県 議 会



               会 議 の 概 要
(1) 付託案件
 ?議案第2号 平成17年度石川県一般会計補正予算(第3号)(関係分)
 ?議案第9号 委託契約の締結について(一般国道415号 道路改良事業に伴う七尾線南羽咋・羽咋間兵庫架道橋新設工事)
 ?議案第10号 損害賠償額の決定について
 ?議案第11号 請負契約の締結について(町野川総合開発事業 北河内ダム建設工事)
 ?議案第12号 石川県屋外広告物条例の一部を改正する条例について
 ?報告第3号 損害賠償額の専決処分の報告について
 ?請願第57号の2 アスベスト対策を緊急に求める請願

△(説明:土木部関係)
(2) 報告事項
◎岡田稔 土木部長 
 報告、説明に先立ち、一言御礼を申し上げます。
 大聖寺川総合開発事業九谷ダムについては、9月4日、竣工式をとり行うことができました。委員各位はじめ関係の皆様方に厚く御礼を申し上げます。
 また、9月17日、18日には広坂緑地とともに、いもり堀跡暫定緑地の完成イベントを実施させていただきました。おかげさまで大変多くの方々に御来場いただきました。委員各位はじめ関係の皆様に、この場をおかりして感謝申し上げます。
ア 屋外広告物条例に一部改正について
 お手元の資料1、石川県屋外広告物条例の一部を改正する案ですが、本定例会の議案第12号として改正条例を提出させていただいていますが、その概要について御説明します。
 まず、目的ですが、屋外広告物法の一部改正に伴い、屋外広告業の登録制を導入し、これまでの届出制から登録制に移行することにより、屋外広告業者の実態をより的確に把握し、良質な業者の育成及び良好な景観の形成を図るものです。
 次に内容ですが、金沢市の区域を除く県内で屋内広告業を営もうとされる方は、知事の登録が必要となります。
 届出制から登録制に移行することに伴う変更点ですが、これまでの届出制では、業を営む者は知事に届け出を行う必要がありましたが、有効期間の規定はなく、知事は届け出を許否することはできませんでした。しかし、今回の登録制では、業を営む者は知事の登録が必要となります。登録の有効期間は5年であり、知事は、登録を取り消されて2年が経過していない者など問題がある場合は登録を拒否することができることとなります。
 また、届出制では違反業者に対する処分はできませんでしたが、登録制では登録の取り消し、6カ月以内の営業の停止を行うことができることとなります。
 さらに罰則も強化しました。
改正条例の施行期日は、平成18年4月1日とします。
 なお、条例施行前に説明会の開催などにより県民の皆様や業界関係者への周知を図ることとしています。
 また、金沢市の区域においては、金沢市内で屋外広告業を営もうとする者は金沢市屋外広告物条例に基づき、市長の登録が必要となります。
 今後とも、良質で地域の景観と調和した屋外広告物の表示を行うための取り組みを進めてまいりたいと考えています。
 イ 第141回石川県都市計画審議会審議結果について
 次に、資料2により、9月9日に開催した第141回石川県都市計画審議会の審議結果について御報告します。
 審議案件は、都市計画変更の案件が1件、建築基準法に係る案件が3件の計4件でした。
 都市計画変更の案件である?の金沢都市計画臨港地区の変更については、次の2枚目に図面が添付してありますが、平成16年度に大野お台場公園が完成した西地区において、埠頭用途、緑地などとして港湾の管理運営を円滑に行うため、約6.3ヘクタールの区域を金沢港臨港地区に新たに追加するものです。
 この案件については、原案どおり変更することが適当として議決されました。
 次に、建築基準法に係る案件は、いずれも特殊建築物の敷地の位置に係る案件ですが、?及び?については金沢市において、また?は白山市において、それぞれ都市計画区域内で特殊建築物である産業廃棄物中間処理施設を建築するものです。
 これらの案件については、いずれも原案どおり都市計画上支障がないとして議決されています。
 その図面は、次の3枚目に添付してあるので、ご覧いただきたいと思います。
 以上が第141回石川県都市計画審議会の審議結果です。
 ウ 石川県景観マスタープラン策定検討委員会の開催について
 次に、資料3により、石川県景観マスタープラン策定検討委員会の開催について御報告します。
 まず、経緯と現状ですが、石川県では平成5年に景観条例の制定を行い、他県と比較して先進的な景観施策を推進してきております。
 一方、本年6月1日に都市、農山漁村における良好な景観形成を促進するため、我が国で初めての景観に関する総合的な法律である景観法が、全面的に施行されました。
 このような景観行政を取り巻く状況の変化を受けて、県全域にわたる広域的な視点に基づく景観施策指針となる石川県景観マスタープランを策定することとしました。策定に当たっては、学識者などから広く意見を求めるため、石川県景観マスタープラン策定検討委員会を設置し、10月6日に第1回委員会を開催することとしています。
検討委員会の構成については、顧問として東京大学大学院の西村教授に参加いただき、委員には、都市計画のほか観光、農林、環境などの分野からも選任し、13名で構成することとしています。
 検討委員会における主な審議内容としては、県土の景観形成方針として、県全体の景観形成に向けた基本目標、基本方針及び方針実現に向けた施策展開のあり方として重点的に景観形成を進める地域の選定の考え方、また県民への意識啓発の施策、また県、市町、事業者、県民のそれぞれの役割分担などを考えています。
 今後の予定ですが、検討委員会を計3回開催するとともに、パブリックコメントを行い、平成17年度中に景観マスタープランを策定する予定です。
 平成18年度以降、景観マスタープランをもとに景観法に基づく県の景観計画を定め、様々な景観行政を推進していきたいと考えています。
 エ 北陸自動車道・徳光PAスマートIC社会実験の利用実態と実験期間延長について
 次に、資料の4により、北陸自動車道・徳光パーキングエリアスマートIC社会実験の利用実態と実験期間延長について御報告します。
 徳光パーキングエリアにおいて、本年4月11日からスマートインターチェンジの社会実験を実施しています。利用状況としては、実験開始から利用交通量が順調に伸びており、1日当たり平均約700台と順調な利用となっています。
 インター間の利用状況としては、グラフにあるように金沢西・東インターチェンジ、また金沢森本インターチェンジ、美川インターチェンジ及び小松インターチェンジの近接インターチェンジ間の利用のみで約4割となっています。
 アンケート調査では、平日の利用のうち通勤通学目的が約2割、業務目的が約6割、また休日の利用については、娯楽目的が約6割となっており、さらに4キロメートル圏内の近傍事業所の約5割が本インターチェンジを利用しているという調査結果が得られているところです。
 今般、実験期間を9月25日から平成18年3月31日まで約6カ月間延長したところです。その延長の目的としては、今後は冬期の気象状況における除雪体制、堆砂対策などの管理運営上の課題を検証していく。また、料金所監視員の削減をはじめとする管理費削減方策を検討していく。また、運用時間短縮による利用者及び地域への影響を把握していくなどを行うものです。
 このうち運用時間の短縮については、これまでは24時間としていましたが、時間帯別の利用実績を見ると朝6時から夜10時までの利用台数が全体の95%強を占めることから、あす10月1日からは朝6時から夜10時の16時間の運用に変更することとなっています。
 県としては、徳光パーキングへのスマートインターチェンジ地区協議会の一員として、これまで以上に県の広報媒体を活用したPRなどに努め、円滑に実験実施されるよう引き続き協力していくこととしています。
 オ 請負契約の締結について
 次に、資料5により、請負契約の締結について御報告します。
 エレベーターの設置あるいは段差の解消などのバリアフリー化により、高齢化社会に対応した県営住宅建設を目的としている泉本町の県営住宅17年度建設工事6号棟(建築)について、4億5,675万円で治山社・丸石特定建設工事共同企業体と9月28日に請負契約を締結しました。
 以上で土木部関係の報告事項の説明を終わります。

△(説明:企業局関係)
◎田中清秀 企業局長 
 ・ 碁石ヶ峰風力発電所の風車羽根の取替に伴う発電停止について
 それでは、企業局関係の報告事項ですが、恐縮ですが口頭で報告します。
 碁石ヶ峰風力発電所に関して、このたび落雷被害の防止対策として風車羽根の取り替えを行うことに伴う発電停止ということで御説明します。
 碁石ヶ峰風力発電所については、本年1月に風車の羽根が落雷により破損、落下するという事故が発生しました。その際、迅速な復旧を図るため応急措置として現状どおりの羽根に取り替えることにより3月27日に運転を再開したところです。
 この復旧に際して、県としては製造業者である三菱重工業に対して落雷に対する羽根の抜本的な改良策をできるだけ早く提示するよう要請していました。今般、この製造業者の方から県に対して、従来の絶縁体の構造を持った羽根に替えて、レセプター付きの羽根ということで、レセプターというのを簡単に言うと、羽根が3枚あるわけですが、その中に避雷針のようなものを組み込んだ構造のものというふうに御理解いただければと思います。そういうようなレセプター付きの羽根に取り替えたいということです。
 このレセプターを付けることで、羽根が落雷を受けた場合に雷電流を速やかに地中に流すための機能を持つもので、この羽根の開発、製作を完了したので風車の羽根を取り替えたいという申し出がありました。
 企業局としては、この申し出に対して、羽根の構造、性能などを詳細に検討した結果、このタイプの羽根は現在、企業局で行っているもう一つの輪島風力発電所、こちらの方で採用されているところで、輪島風力発電所では平成14年4月の運転開始以来、周辺機器への落雷というものはありましたが、羽根そのものに対する落雷が一件もありませんので、落雷に対して一定の効果が期待される。こういう考えから、このメーカーからの申し出を受け入れることとしました。
 この受け入れに当たっては、この取り替えにかかる費用が、およそ2,000万円ほど要するのではないかと見込んでいるのですが、これについて、また取り替え工事にかかる期間中の電力収入の損失分、あるいは羽根を取り替えすることによって今後落雷など事故、故障が発生した場合の復旧費用。こういうものについてはすべて三菱重工業の方で負担していただくようなことで、県としての負担が生じないようなことにしているところです。
 工事については、この後、地元関係者の皆様方にもこうした経緯を御説明して、10月初旬に取り替え工事に着手して、下旬には工事を終え、調整、試運転など大体20日の工期で運転を再開できる見込みです。
 企業局としては、今後とも引き続き避雷対策の強化に取り組むとともに、公営企業として風力事業の採算性、経済性が維持できるよう努めていく所存ですので、委員の皆様方には御理解と御支援を今後とも賜りますようよろしくお願いします。

(質疑応答)
◆上田幸雄 委員  今ほど企業局長から、碁石ヶ峰風力発電所の落雷事故の話がありました。確か平成11年に私が監査委員をしていたときに2回目の落雷があった。そのときに話を聞きましたら、二度と再び今後こういう事故はあり得ません、当時の局長は今ここにはいませんが、そのように明言したのです。
 そのような話を聞いた後に、何回落雷したのか教えてください。
◎田中清秀 企業局長  碁石ヶ峰発電所については、平成11年8月から運転開始ということですが、開始以来の落雷回数は8回で、羽根そのものへの落雷、損傷というのが3回ということで、地元の皆さま方、また県議会の皆さま方にも大変御迷惑、御心配をかけてきたところです。
 このたびメーカーからの申し出もありましたので、これは輪島風力発電所と構造を比較しても相当の効果が見られるのではないかということで、今後の落雷対策の一環として取り替えることとした次第です。
◆上田幸雄 委員  これで絶対大丈夫といいながら8回も落ちた。このことは大変大きな問題だと思います。だから私どもが、「それならこれで大丈夫ですか」と念押ししたときに、「これで大丈夫だ」と明言したわけです。そういう明言をしながら次々と落雷が8回。これはその後の事態に大変な問題があったと思います。
 今、ほかにも風力発電所は、民間でもたくさんやっています。だからこの碁石ヶ峰には過去6年か7年の間に8回も落ちた。稼働率は一体どれぐらいなのですか。とまっている時間の方が多いのではないですか。稼働している時間より休止している時間の方が余計に多いことはないのですか。稼働率は一体どうですか。
◎田中清秀 企業局長  風力発電所の稼働率については、計画では、この風車の技術的な性格上、平均風力が秒速3メートル以上で回り出し、台風などで平均風速が25メートルを超えるととまるということで、大体そういうものの年平均では四十四、五%というそもそもの稼働率になっているわけです。ただ、稼働する時間そのものより、私どもが心配しているのは、風力発電所の場合3メートル以上で風車が回りますが、大体6メートルから10メートルあたりの部分の風速が一番採算的にも、発生する電力が大きい。その辺の風速の発生がどのくらいあるかということですが、これが計画よりも少し落ちているということで、発電量あるいは発電量収入というものが非常に大きな影響を受けている。
そのほか、碁石ヶ峰については発電単価が当初計画、14円ぐらいでスタートしたのですが、原価11円というようなことで、途中で2回ほど単価が引き下げになった。こういうことも相重なり、経営的には非常に厳しい状況になっているところです。
◆上田幸雄 委員  民間の話を聞くと、普通の風力発電所の収支については、そんなに厳しいような現状ではないと思います。
 けれども碁石ヶ峰は一体いつになったら黒字になるのか。この前は30年とか何年後という話ではなかったのか。ちょっと今定かには黒字になる年月は覚えていませんが、一体いつになったら黒字になる予定なのか、教えてください。
◎田中清秀 企業局長  風力発電所についての収支採算ですが、今ほど言いましたように、風がどのくらい吹くか。しかも、吹く風の強度によって非常に発電量が左右される。こういう自然条件に大きく左右されるということで、不確定要素が非常に強いのですが、これまでの11年から16年度の約6年間の稼働実績というものがありますので、その間の収入の平均値というものを当て込んで、今後の必要な経費を前提に算定すると、単年度収支で黒字になるのは平成29年、これから12年後ぐらいの時点になるのではないかと思っています。ただ累積赤字の解消については、さらに、数十年かかるのではないかという見込みです。
◆上田幸雄 委員  確かに風力発電所の走りとしてそれを設置されたと思うのですが、普通、民間だったら、20年も30年も黒字にならないものは、やりません。それは事前に調査して、そこには風が吹く。そういう調査をもとに設計され、そして設置されたわけです。その設計が甘かった。あるいは見通しが間違っていた。こんなことになろうと思いますし、今一つは機種の選定ですが、三菱重工業ですか、果たしてその当時のそれがベストであったのかどうか。非常に疑問な面があります。それも間違っていたのではないか。
 今、羽根の中に避雷針を埋め込むようなものを開発したと言っていますが、輪島の方ではそれを入れたものになっている。碁石ヶ峰では今新たにやっとそれに付け替えようということです。
 そうすると、初めからの間違いは民間ではできない。よくこのごろ言っている、官でできないことは民間にと言っているわけです。だから、こんなものは企業局でやるべき問題でもないような気がします。官だから十何年も30年も黒字にならなくてもやっていけるのであって、民間ならできません。
 だから、この問題については、もっとシビアに取り組んでもらわなければいけないし、もうちょっと三菱重工業については、賠償してもらわなければいけない。普通、民間なら黙っていないのではないかと思います。買い替える費用だけ、この期間の補償だけではなくて、損害賠償も含めて賠償してもらわないといけない。ただその期間の補償さえしてもらえば、あるいはそれを付け替える分だけしてもらえばそれでいい。そんな問題ではないと思います。もっと厳しく取り組んでいただいて、こんな不良品を押しつけたようなことであったら、なおさら許しがたいと思います。しっかり対応していただきたい、要望しておきます。
◎田中清秀 企業局長  今ほど上田委員から御指摘いただきましたことについては、私どももかねがね大変申しわけなく思っている次第です。この碁石ヶ峰発電所については、企業局としてやる以上はもちろん公営企業としての採算性、あるいは経済性、こういうものを十分に配慮しながら実施運営に当たっているということで、私ども電気事業会計、水力発電所とあわせての事業を展開しているわけですけれども、先ほどから申し上げているように、この風力発電所については自然相手の事業であるというようなことで一定の限界はありますが、私どもとしては、今回のこの改良措置に甘えることなく、今後ともメーカーに対して、さらなる改良策あるいは運転効率の上昇について技術的な改良などアドバイスを受けるよう厳しく指導、要請していきたいと思っていますし、また私ども自身も風力発電所についてのコスト意識というものを十分意識しながら、今後の運転監視の業務に当たりたいと思っていますので、よろしくお願いします。
◆紐野義昭 委員  幾つかお尋ねしたいと思います。先日新聞を見ていたら、金沢市の21世紀美術館の入場者数が150万人を超えて160万人にも迫るのではないかという話がありました。
 一方、兼六園を考えてみますと、かつて300万人を超えたときもありましたけれども昨年は160万人ぐらいではなかったかと思います。
もちろん兼六園の方は有料であったり、それから性格上、余りかわりばえを特段するようなものでもないし、観光客も県民も含めて何度も行ったところであるということもあるのでしょうけれども。
 21世紀美術館の館長があるところでおっしゃっていました。ひそかな願いでは、兼六園を追い抜きたい。もちろん施設の性格も違いますし、与えられた条件も違うわけですから、一概に比較ができないわけですけれども、このことについて部長はどういうような感想を持たれるか、まずお聞きをしておきたいと思います。
◎岡田稔 土木部長  今の御質問の趣旨は、21世紀美術館と兼六園という比較でおっしゃったわけですが、我々はそれぞれの機能とか、また観光に対する取り組み、またイベントとか、いろんな面で少し違いがあると思っています。しかしながら我々は、兼六園というものは、石川県にとって一番大事な、また国にとっても三大公園の一つでありますので、そういった面では、まだまだこれの整備はもちろんのことですけれども、将来に向けてしっかりとした保全をしながら、また新しいものは当然必要であれば取り入れていくといった魅力アップも取り組んでいかなければならないと思っています。
 そういった面で、21世紀美術館と兼六園、むしろお互い両輪の形で、金沢へ来たときには2つへぜひ寄っていこうという、そういうこともあわせて考えながら、かつ兼六園の違いは、過去の歴史、そしてまた日本本来の古来の美といったものです。あるいはまた安らぎ、潤い。そういうことをぜひ皆様に体験していただきたい。そういうことを今後しっかりと訴えていきたいと考えております。
◆紐野義昭 委員  入場者数がどのようになろうと、兼六園というのはお話にもあったとおり、石川県、そして県民の宝でありますから、ぜひ大事にしていただきたいと思いますし、魅力アップも図っていただきたいと思います。
 ただ、いずれにしろこういう施設というのは、進化し続けなければ魅力というのは少しずつ失われていくのではないかと思います。そういう意味で、これから金沢城の復元について幾つかお尋ねしたいと思います。
 今議会においても一般質問や予算特別委員会でも何人かの方が触れられていたわけですが、県民参加による復元事業、知事もこの点について触れられていました。
 庄源議員の質問に対して、知事は、広く県民運動として全県的な盛り上げ、これが一番大切なところであろうと思いますが、これが望ましいということでした。それから、復元の計画の段階、工事段階、あるいは完成段階、それぞれのステージにふさわしい各種のイベントを実施したい。こう思いを述べられていたわけですし、具体的に例を挙げて、かわらを1枚寄進していただく等、県民参加のイベントと組み合わせた募金活動の展開。これについても何度かこれまで私も質問させていただきましたが、いずれも検討段階という部長からの御答弁をいただいておりますが、そういうものを知事が挙げておられました。それでは具体的なイベントとして、どんなことを想定しているのか。あるいは考えられるのか、部長の考えをお示しいただきたいと思います。
◎岡田稔 土木部長  金沢城の復元整備に当たっては、後世に引き継ぐべき貴重な遺産でありますし、また新たな文化資産を創造するという面がありますので、我々としても先ほど委員も言われたように、広く県民運動として全県的な盛り上げが大事であるということを基本的に認識しております。
 その具体の取り組みにはどのようなものが想定されるかという御質問ですが、例えば今考えているのは、計画段階においては、復元の事業を通じて金沢城の理解をしていただくための、また、その理解を深めていただくための参加していただく組織づくり。いろんなグループとかそういった既存のグループもたくさんあるわけですが、それらも活用させていただきながらいろんな形での体系的なことも含めて組織づくりをできないか。
 また、シンポジウムとか、あるいは公開講座。これも部分的には行っていますが、これらを定期的に行うといったこと。あるいはまたガイドツアーを広く県民参加型で、また回数にもさらに見直しをかけるといったこと。
 それから、2段階目の工事の段階というところでは、先ほど委員もおっしゃいましたように、知事が説明した、例えば、かわらの寄進などをする。かわらの寄進というのは、我々が考えているのは、かわらの裏に個人の名前を書いていただくことによって参加していただく。そういう形の寄進であり、それが募金につながるという活動の展開を考えたりしているわけです。
 それから工事中ですので、工事現場の見学会。それから県外の観光客や県民のふるさと学習など各種の工事中のツアーの実施。それから復元作業でのボランティアの体験。実際にいろんな、例えば石積みするときに参加していただくというやり方もあるかと思っています。
 また、3段階目の完成とか活用の段階においては、完成したときのイベントを行うとか、復元した施設の活用をどのようにしていくか。そういうイベントの公募なども想定しており、県民の多くの方々の知恵をおかりしながら幅広く県民参加が図られる方策を今後検討していきたいと考えています。
◆紐野義昭 委員  本会議の質問でも申し上げましたけれども、これまでの復元というのは一段落しているわけですし、ことしは暫定的にいもり堀や石垣のところも実際に事業化されたわけですけれども、やはり大事なのは、これまでの復元に間を置かず、一つの流れであろうと思うのです。石川県へ行って金沢城へ行けば、いつも何らかの形で復元している。そして、それは外から来られた方々の目に入って、非常に興味があるものということが必要ではないか、そんなふうに思うのです。
 そういう意味からいうと、積極的に復元というものを進めていただきたいということを申し上げておきたいと思います。
 かわらの寄進という話は、今部長から、裏に寄進をされた方の名前を書くということ。おもしろいと思いますけれども、多分皆さん思われているのは、二の丸ならアピール性が強くていいのだろうけれども、石垣や門ならば、もう一つアピールする力がなくて、募金をしてもお金が集まらないのではないかというようなことを考えているのではないかと思います。
 だから募金をされるということであるならば、それなりの考えを、これは夢というか、そういうものを描いていかなければならないということですから、その辺のところの整合性をぜひ図っていただきたいと思います。
 そこで、河北門についてですが、知事がせっかく前向きな答弁をされたわけですが、残念ながらきのうの質問で、ひょっとするとそういう考え方をするのは石川県民で一人しかいないのかもしれませんけれども、河北門については消極的な意見もあったわけですが、やはり知事のおっしゃるとおり、石川門はそれなりにありますし、橋爪門は、本格的なものはないけれども橋爪門橋があって橋爪門の前面部というものがあるわけですから、それに並んで河北門はぜひとも、資料も写真もそろっているわけですから、頑張って進めていただきたいと思います。
 そのために今回の補正予算に復元整備の事業化に必要な基礎調査費700万円が計上されて、着実に進めていくということだろうと思いますが、どんな調査をどのようなスケジュールで進めていくのか。そして、なかなかお答えをいただこうと思っても難しいと思いますが、完成は十数億円かかるということですから、非常に難しい部分もあるだろうと思いますが、いつごろなら完成の可能性があるのか、具体的にお聞かせ願います。
◎岡田稔 土木部長  今回予算に計上させていただいた基礎調査の具体的な内容ですが、この中身は、例えば河北門については現存している絵図面などの資料を調査して、復元検討に必要な平面図あるいは断面図を活用して、それを合成したような基本図のようなものの作成を考えていますし、また、それに伴う一の門あるいは二の門とか土塀とか、そういったものがあるわけですが、そういった枡形門の復元の対象範囲の検討を具体的にさせていただきたい。そうしますと、より詳細な事業の規模、あるいはまた整備期間、また費用などの検討が進められるということです。
 また、いもり堀の復元に関しても、水源としては歴史から見ても兼六園から現在流れている辰巳用水、これをぜひ活用させていただきたいと考えていまして、その水量の確保がどの程度できるのか。また、堀の中の水質管理といった水質の調査なども行うことを考えています。
 今後のスケジュールですが、これについては年度内に取りまとめることとしており、ぜひ今年度中に取りまとめる整備計画に反映したいと考えています。
 また一方、河北門の完成のお尋ねがありましたが、これについては今申し上げました詳細な内容を詰めた上で、これ以外の施設等も含めて総合的に判断しながら完成時期も検討してまいりたいと考えています。
◆紐野義昭 委員  いもり堀については、市の旧の消防本部が完全になくならないと全貌がよくわからなくて、今の暫定のままで行かざるを得ない。したがって数年かかるという気がしますけれども、何度も申し上げますが、河北門については、資料も写真も整っているわけですから推し進めていただきたいと思います。
 石川門は現在あるわけですし、橋爪門については、後ろの部分はないけれども御門橋があって、門が正面にあるわけでしょう。そうすると、ないのは河北門だけ、こういうことになりますし、河北門というのは御承知のとおり、実質上の表門だったわけですから、大手門からずっと上がってきた表門であったわけですから、この点については、ぜひとも調べなければならないことがあるなら急いで調べていただいて、復元に向けて頑張っていただければ、そのこと自体が、頑張っているということ自体が、先ほど言いましたけれども県外の観光客や、石川県民から注目を浴びるということになるわけですから、引き続き努力していただきたいと思います。
 関連して2点お聞きしたいのですが、暫定であってもいもり堀周辺というのは非常にすばらしいと思いますけれども、完成してまだしばらくしか時間が経っていませんけれども、この評価、これが1つ。
 2つ目は、先ほどから橋爪御門橋のことをお聞きしていますけれども、橋爪御門橋が普段なぜ通れないのか、通さないのか。この点についてお答えをいただきたいと思います。
◎岡田稔 土木部長  私の方から、いもり堀の暫定環境整備についての評価ということをお答えさせていただきたいと思いますが、おかげさまでこの前、委員長にも参加していただき、オープニングをさせていただいたわけですが、実は委員長自身も言われたわけですけれども、真ん中に市道を挟んで、金沢城側は非常に歴史的な空間であり、またいずれ将来、水と緑の空間になるというふうに私自身も思っております。
一方、21世紀美術館側の広坂緑地ですが、あそこはどちらかというと現代的な緑地ということになり、そういった面で現代と過去が共存している。しかもあそこに立つと非常に石垣もきれいに見えてくる。また兼六園も見える。また一方、町並みも見えてくるということで、非常にオープンスペースとして、かつ安らぎと潤いもあるし、それから、これは私一人の感じですけれども、あそこに少したたずんでいると、エネルギーをもらえるのではないか。こういうイメージを持ったところです。
 決してこのままでいいとは思っていませんが、今後さらに利用実態も見させていただきながら、改良すべきところあれば、また工夫させていただきたいと思います。
 なお、橋爪門橋については、担当課長から説明させたいと思います。
◎赤堀裕 公園緑地課長  橋爪御門橋ですけれども、橋爪門の前の橋だと思うのですが、それでよろしいですか。
 それはいつも開いております。いつでも通れるようになっております。
◆紐野義昭 委員  裏まで通れましたか。
 いずれにしても、いもり堀の方は、ぜひさらに皆さんに喜んでいただけるような形にしていただきたいと思います。橋爪御門橋が通れるというならそれでいいのですが、できたものについては、すべての方々にごらんになっていただけるように開放することが必要だろう。こういう基本的な話なのです。
 それでは最後に1点だけ、中央公園ですけれども、新聞報道等で拝見していますと、さらに利用しやすいように樹木の配置や照明に配慮して、入り口も改修して、たくさんの方々が来ていただけるようになるだろうということなのですけれども、基本的な観点で、これまであるものの中で必要であるものとないものの整理が大事だろうと思うのです。
 きょう言おうと思っていたことは、人工滝のことについてなのですけれども、さきほど聞いたら9月8日のある新聞の社説に出ていたということなのですけれども、どうも人工滝の評判が余りよろしくないのではないか、こんなふうに思いますし、私も水が流れているところを実際に見たことは、ほとんどあるようなないような記憶ですけれども、この社説を見たところ、有名な方がそれなりの理由でつくったということでありますが、こういうものに対しての評価というのはどうなのですか。それから、乱暴な言い方かもしれませんが、撤去も、必要ないのなら。滝というのは水が流れていて初めて滝だろうと思うのです。流れないならこれは必要ないのではないかと思うのですが、この点について、部長の御見解はどうですか。
◎岡田稔 土木部長  中央公園の滝については、つくった当時、私も正確な数字は覚えていませんが、昭和40年代の後半の方かと思うのですが、つくった当時はずっと滝が流れていたと記憶しています。
 その後、いろんな事情があって、定期的に流している。あるいはイベントのときには流しておりまして、我々はこの公園には水と緑がやはり欲しいということもありまして、あのような滝をつくったというふうに聞いているわけですが、効果的、効率的に利用させていただくという面もありまして、現在そういうイベント等のときには、できるだけ我々もその辺のタイアップできる範囲内に流すということにさせていただいているわけです。
 撤去の可能性のようなお話をお聞きしましたが、我々は現在あの位置で、定期的な形で水を流している。あるいはイベント等のときには、できる限り活用もさせていただいているという面では、一応我々はそれなりの機能を現在発揮しているということで、この形で今後まだ続けていくべきものと考えているところです。
◆紐野義昭 委員  先ほど申し上げたとおり水が流れていて初めて滝なのです。残すというのであれば、多少の経費がかかっても、あるいは循環であろうが何であろうが工夫しながら、せめて明るい時間帯、人が集まるような時間帯、これから中央公園というのは夜でも人が集まるところになるのかもしれませんが、人が集まる時間はやはり水を流すということが大切ではないかと思いますから、検討していただきたいと思います。
 答弁は結構ですけれども、以上で質問を終わります。
◆尾西洋子 委員  報告事項にかかわって一つお聞きします。
 2番目の都市計画審議会の審議結果についてですが、2の建築基準法にかかわる案件ということで、産業廃棄物の中間処理施設が3件あると思うのです。
 私は、工業専用地域というのはそんなに問題はないかと思うのですけれども、あとの2件の市街化調整区域、才田町と白山市上小川町の件について、詳細を知っているわけではないのですけれども、一度つくって市街化調整区域というふうになっているところでいろいろトラブルがあるということで御相談いただいたりした件も何度もありますので、その辺の問題についてはどういうふうに議論されたところなのか教えていただきたいと思います。
◎二口俊郎 土木部次長兼都市計画課長  才田町と白山市上小川町の産廃の件ですけれども、年代的なものについては把握してないのですが、この部分に関して、まず白山市の方については松任フロンティアパークということで、市街地調整区域なのですけれども、すぐ横に工業団地が隣接しているということもあり、今の建築基準法の規定により都市計画審議会で審査していただきました。それで、白山市の都市計画審議会でも支障がないということで評価をいただいています。
 それと金沢市才田町ですけれども、ここの前は食肉流通センターというのがあるのですけれども、現在の場所というのは、以前、工場があったその建物が残っていまして、その建物を使って、その工場の中で破砕をするということで、破砕のときの飛散というか、そういったことを工場の中でやるということで周辺には影響しないということで、この部分について了解をとったところです。
◆尾西洋子 委員  ここに報告があったのは建築基準法とのかかわりだけだと思いますので、環境安全部の方には環境問題として報告がされていると思うので、後でまたお聞きしたいと思います。ありがとうございました。
 2つ目に、昨日質問した問題とのかかわりで、お聞きしたいと思います。
 部長は辰巳ダムの建設予定地のところで、ダムの湛水池内に地すべり地帯があるということで、概略の調査を終えたというふうに言われました。その地内の大きさというのですか、距離ですとか、その中での概略の調査はどういう調査結果だったのか教えていただきたいと思うのです。
◎山本好能 ダム建設室長  今の地すべり箇所の件に関して、ちょっと詳細の手持ち資料がありませんので、手元にある資料で御説明いたします。
 貯水池内については、地表・地質調査等を終えており、地すべりブロックとして6ブロックぐらいあると把握しております。
 その6ブロックに関して、今までにボーリング調査を33孔、延長として1,230メートルの調査を行っておりまして、そのほかに、そのボーリングの穴を使って地下水位の観測や孔内傾斜計での滑りの有無について確認しております。当然、今時点で滑っている地すべりではありませんので、孔内変位計についても異常はありません。
◆尾西洋子 委員  地すべり地帯にこういうダムをつくるという問題が今全国的に起こっている問題については、前回も指摘したとおりなので、やはりその辺の安全度が、穴あきダムになると、またより一層水位の上下が激しいわけでありますから、わかってからダムをつくるというふうにするのが、私は常套かと思いますので、きちんと確認を求めたいと思います。
 それからもう一つ、犀川水系の検討委員会のときに左岸も含めて検討すべきだということで、発注されたアイ・エヌ・エーとの関係では、そこではそういう検討がなされていないわけで、検討したということにはならないと、私はその結果からして言ったのです。審議会の中で出た意見や、それを審議してホームページでも回答しているというふうにおっしゃった。ちょっとそこも聞きにくくて、きょうの新聞報道で、そういう回答だったのかと思って、すみませんが。
 そういう点では、どういう審議結果と、それからホームページで回答されたのかについて、議事録をいただきたい。
 そこでどういう審議がされたかということを言っていただけるのなら、言っていただけたらありがたいと思います。
◎岡田稔 土木部長  詳細な議事録を見ながら申し上げたのではないので、私もあの委員会にもちろん出席しておりましたが、つぶさにまだ記憶が残っているわけではございませんけれども、基本的には左岸側なり、右岸側も含めてですけれども、例えば拡幅ができるかできないかというのは当然、その審議会にかける前に、我々としてはまず河川管理者として、どこまでが可能かどうかということをまず考えます。そのときには、昨日も申し上げたように、右岸側も左岸側も人家が密集している。あるいはまた左岸側も公園並びに人家が密集しているということで、この区域に関しては現在、左岸、右岸の両岸が堤防で囲まれた区域内でしか河川改修はできないということを、我々としては前提に考えております。
 そういったことを踏まえて御説明している中で、また委員会では、その中で委員の方々はまたいろんな意見を言われたと思いますが、それを議論するしないは、口に出す出さないわけであって、頭の中では、当然そういうことも描きながら委員の方々は御審議していただいたものと考えておりまして、そういう面で昨日そういう説明をさせていただいたわけです。
◆尾西洋子 委員  実際、大桑橋の左岸などは今公園をつくっています。そこまで川幅をこうして広げるということについては、私もいかがなものかと思いますけれども、そういう治水の遊水池とかそういう役割も果たしたようなやり方というのは大都市でもいろいろやられている事例もありますし、そういう検討をされてもいいのでないかと思うので、そういう検討なしに、あそこはどちらにも広げることは無理だ。右岸についてはそうだと思うのですが、そういう点で問題提起をしたわけでありまして、一回審議の議事録を見せていただけたらありがたいと思いますので、要望しておきます。
 もう1点、地震対策の問題で、今非常に長周期地震動というのが問題になっているということで思ったのですけれども、大浜工業団地の大浜用地というのですか、あそこに石油タンクがあります。ここでそういうことを聞いていいのかわからないのですが、あそこは盛り土をしてつくったところなのですか。どういうふうにつくって、そういう点では耐震がきちんと大丈夫なのか、教えていただけませんか。
◎浦良一 港湾課長  それにつきましては、民間施設のものですから、当方では特にチェックしておりませんし、あの形態からいくと、もともとは砂丘地だと想定されます。
◆藤井義弘 委員  木場潟の件についてお尋ねしたいと思います。
 おかげさまで木場潟もほとんど整備できて、あと園路が一部残っているというようなことですが、あの中に、一回りして一息つける湖上園路というのが東側園地にあるのです。潟の中に出ているのですが、実は久しくそこにロープを張って中へ入れない、要するに湖上園路へ入れないような状況になっているのです。これは一体いつまで放置しておくのかどうか。
 というのは、先ほど言いましたようにそこを回られた方はみんな一息ついたり、あそこから非常に良い景色なのです。そういうような場所でもあるし、木場潟の案内図の中にも、あそこを風物みたいにして写真を載せてある園地なのですが、相当傷んでいます。その都度修理をしていただいているのですが、傷んでいる。というのは、今度、来月12日から、カヌーの日本選手権やユース大会があそこで行われるのです。そうすると、いつもあそこを表彰台がわりに使っているのですが、どうもことしは使えないのではないか、そんな心配があるのですが、今の状況をどのように把握されているのか、お話を聞かせていただきたい。
◎岡田稔 土木部長  今、藤井委員の御指摘がありましたように、東側園地の湖上園路が現在、園路の奥の方の手すりがガタガタしているということは聞いておりまして、実際に皆様に大変御迷惑をおかけしているのが実態です。
 我々も、先ほど言われたように近くカヌーの全国大会が予定されているということを聞いておりますので、やはり全国から来られるお客さんにとっても大変失礼であり、また日常使っておられる方々のためにもできるだけ早く直すべきであると考えておりますので、遅くともそのカヌー大会が行われるまでには、ぜひとも修理させていただきたい。そして安全で快適に御利用いただきたいと考えておりますので、今後とも施設の管理に万全を期したいと思います。
◆藤井義弘 委員  ありがとうございます。とりあえず大会までに間に合うようにお願いしたいと思います。
 ただ、湖上園路という名前のとおり潟の中に浮かんでいるものですから、恐らくそこも相当傷んでいるのだろうと思います。もう20年近くたつわけでしょう。というのは、平成3年の国体の時にはもうありましたから。だからもうそろそろ、どういうふうにするのか。今言われるように安全のことを考えて対応していただきたいということ。いつまで使えるのかも検討しておいていただきたいと思います。
 それから、せっかくの機会ですから越島土地住宅公社理事長さんにお尋ねしますが、あちこちに土地公社が持っている土地がありますが、朝出てくるときに、地元の方から電話がありまして、草が背丈ほどになっている。いつも毎年毎年お願いしているそうですが、本当は土地を取得して計画的にものをつくったりいろいろできたらいいわけですけれども、何年もある。草がないときは砂が舞って大変苦労しておられるようですが、急な質問ですから基本的でいいのですが、そうした対応をどうされているのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎越島正喜 参事[土地・住宅公社理事長]  委員御指摘の場所がどこか、ちょっとわかりかねますけれども、私どもが管理をしているプロパー用地については、年2回の草刈りを実施しています。それから、県などの依頼によって先行取得した公有用地については、管理は基本的に委託者でしていますので、個別によりちょっと違うかもしれませんけれども。
 ただ草刈りについては、確かに御指摘のところもありますので、特に著しく繁茂するところについては、配慮していきたいと思いますので、できましたら、また用地等の指摘をいただければと思います。
◆藤井義弘 委員  別に場所を言っていいわけで、向本折小学校というところの通学路の横に、元の小松電業所の跡地なのです。あそこに盛り土をしてしてあるのですが、大変こういったところですから本当に背丈ほどになっているのです。私も、朝ちょっと見てきました。そんなことでありますので、どうかよろしくお願いします。
◆紐野義昭 委員  土地公社の問題については、そのうちじっくり質問させていただきたいと思ったのですけれども、今、藤井委員からお話があったような土地もそうなのかもしれませんが、5年以上たった通称いわゆる塩漬けというふうに言われる土地の管理というのは大変だろうと思うのです。
 土地公社で塩漬けの土地というのはどれぐらいあるか、どういう状況になっているのかということを関連してお聞きしたいと思います。
◎越島正喜 参事[土地・住宅公社理事長]  公社が保有する用地は現在29件147ヘクタールありますけれども、うち5年以上保有しているのは23件136ヘクタールであります。
 塩漬け用地という定義が5年以上という中で、やはり事業化の中で、はっきり事業化の決定はしているけれども、社会事情等の変化で若干事業化がおくれているもの。また、当初から5年以上の事業化の期間を要するものもありますので、塩漬けという表現については、私どももいろいろ表現には注意を払っているわけですけれども、5年以上という意味合いからすると、今言ったことになろうかと思います。
◆紐野義昭 委員  もう1点だけお聞きしますが、ではそういう比較的長く所有しているところ、要は事業化がおくれている土地がある。それは公社の経営に多少とも圧迫していないのかということが一つ。
 それから、当然そういう塩漬けと言われそうな土地は、事業化するか貸すか民間に売却するかということなのですけれども、その点の努力はされているのかどうかをお聞きしたいと思います。
◎越島正喜 参事[土地・住宅公社理事長]  やはり努力は今以上にこれからもしていかなければいけないと思います。ただ、先ほど言いましたように公有用地とプロパー用地があります。公有用地については委託者から取得の際に覚書をして、買い戻しのときには簿価で買い上げするという原則があります。したがって、それについては買い上げのときに簿価で買い上げしますので、公社の財務については基本的には問題がないわけです。
 ただプロパー用地は、おっしゃるように公社が管理しておりますから、それは簿価が上がっていくことになります。ただ、今まで地価が上がっていたときに内部留保資金として約100億円ぐらいを持っておりますので、それをプロパー用地の長期保有のものに経理上当て込みをして、簿価の凍結をしています。だから販売の努力をしないというわけではありませんけれども、今100億円による簿価の凍結のものがあるということと、低金利で若干まだ時価で私どもの試算では全体的には簿価割れしていないという状況ですので、委員がおっしゃるように、さらに努力して売却に努めていきたいと思っております。
○新谷博範 副委員長  風力発電所についてですが、口頭説明で終わりましたけれども、前からも言っているように合理化も、行革も言っている。単純に聞いたら29年度までまだ赤字の債務がある。
 今やめたらどうなるのですか。結局、競馬場と同じ議論にならざるを得ないと思うのです。結局こういう風力発電というものには最初に当初計画があったが、どんどんずれ込んでいく。これを持っていても赤字が解消されない。要するに何のためか。企業局というのは、公益性と事業性が大事だと思うのです。だから結局、当初は何年で、当初からどれぐらいずれているのか。説明いただけますか。
◎田中清秀 企業局長  今ほどの風力発電所に関してですが。
 風力発電所については、私ども企業局の方で事業にタッチしたのが、先ほど申しましたように碁石ヶ峰が第1号ということで平成11年8月からと理解しています。
 その当時、一つは自然エネルギー、クリーンエネルギーの確保ということで、私どもも電気事業としてやっている水力発電所と並ぶ風力発電というのがこれからのクリーンエネルギー、それからまた自然エネルギーを活用したエネルギー、こういうようなものを県内に積極的に導入していこうという一つの啓発的なモデル的な事業というような位置づけもあり、もちろん採算性というものを十分配慮した上でというようなことで、この風力発電所を開始したという経緯があります。
 ただ、先ほど申しましたように、その当時はもちろん風況調査等なり、あるいはまたいろいろな条件を検討しての採算性というようなものを、事業化というようなものでの可能性というものを見きわめた上で事業に入ったわけですけれども、その後、風速が非常に厳しいということで経営的にも非常に厳しいということになっています。
 今後どういうような形になるというようなことですけれども、この風力発電所については、一つは国の自然エネルギー促進法といったようなものでの促進策というものに乗りかかった事業でもあるという公共的なものの位置づけを私ども重要視していかなければならないのではないかということもありますので、現時点で非常に採算性が苦しいことは事実ですけれども、今回申し上げましたような落雷対策とか、あるいはまた維持管理上のいろんな管理委託費の経費の削減、そういったもののあらゆる面からの角度からの手当というようなものをいろいろ工夫して、今後とも事業を継続していく必要があるのではないか。こういうふうな考えでいるわけです。
 なお、落雷対策についても非常に皆様方の御心配をいただいているわけですけれども、先ほど申しましたように今後ともこの事業の継続について支障にならないように、今後ともさらに努力していきたいと思っているところです。
○新谷博範 副委員長  私は、自然エネルギーの啓発もよくわかるのですが、経営的に苦しかったらよくないわけです。採算性が合わない。これも別に皆さんのお金でやっているわけではなくて、県税とか県債の借り入れとかでやっている。
 上田委員の指摘の中にもあったように、要するに採算性をどうするのか。別に石川県が自然エネルギーの啓発をやらなくてもいいわけです。法律に言われたからといって別にやらなくていいわけです。
 だから結局やめるときというのは、どういう状況になったらやめられるのか。前にも林業公社のものがあったのですけれども。県有林というか県の植林事業の件もあったのですけれども、結局、経営的に今どれくらい伸びているのか数字的な判断をしないと、企業局長がやりたいというのはわかりましたが、それを数字的に今8回の落雷で、どれくらい延びて、収益性はどれくらいで、今後どれくらい後ろにかぶさっていくのかということが聞きたいわけで、その数字というのは次回委員会までにわかるのでしょうか。
◎田中清秀 企業局長  失礼いたしました。今後の収支見通しというようなことについての数字的な部分ですけれども、これは先ほど上田委員からの御質問に対しても碁石ヶ峰の件でもお答えいたしましたけれども、採算の今後の見通しというようなことから現時点での数値というようなものを前提にすると、碁石ヶ峰については単年度収支が黒字に転換するのが平成29年ごろ。それからまた、輪島風力発電所については安定した黒字というような形が確保できるのが平成30年ごろというようなことで考えております。
 そういうようなことで、今後まだ10年近い形での収支採算性の黒字転化というようなものが必要になるわけですけれども、この2つを合わせての風力発電事業、こういったものの全体としての累積収支赤字の解消というようなものも事業から28年、平成38年ごろと考えています。
 ただ、こういう数字というものについて、もちろんメンテナンスというようなものについてのいろんな工夫というものを前提にしての収支見通しですけれども、ただ、この辺の収支見通しというようなものについても非常に厳しいわけですけれども、この数値が少しでも早くなるように、経営努力もしていかなければならないと考えているところです。
 こういうようなことで、採算性というものについては非常に厳しい。当初では数年後に黒字転換というような形での見通しも持っていたわけですけれども、風速、風況状況というようなものがいま少し芳しくないというようなことですので、このようなことになっているわけです。
 ただ、風力発電所というものについては、そうした一つの県内での誘発的な事業という位置づけもありますので、経営努力をしながら継続していく必要があるのではないかと考えております。
○新谷博範 副委員長  最後にもう一度言うのは、口頭説明ではだめです。見通しがだめなのに、なぜ口頭説明になっているのか私はわからないのです。これは、企業局としては大事なことで、落雷事故で三菱重工から2,000万円をただでやってもらえるからよかったです。停止します。その分も補てんされます。よかったですではなくて、私が言っているのは、口頭説明はそれでも結構だけれども、次回の委員会には数値でこうなりました、見通しが8回の落雷でおくれたということを数値的にきちんとした資料で、別に隠す必要はないわけで、今から長い年月があるのですから、数値目標できちんと資料説明ができるかということを最後に確認したいと思います。
 それともう1点だけ。マスタープランの策定検討委員会のメンバーなのですけれども、資料2なのですが。別に難しいことを聞くわけではないのですが、このメンバーの方々は、いつも見るメンバーなのです。どういうことなのか。
 土木企業委員会の所管の中にもいろんな審議会があると思うのです。土木部でも県庁でもたくさんあると思うのですが、要するにこの人たちの選考というのは重複が多過ぎる嫌いがある。最低そういう重複がどれくらいあるとか、検討して選んでいるのでしょうか。私、別にこの人たちの能力を疑うわけではないのですけれども、ただ忙しくて、ただ出ている人が非常に多い。はっきり言って名前だけ、肩書だけで能力のない人間を多く含んでいると思うのです。この人たちとは言いませんが。
 どういう形の基準で、重複は全然気にしないで、そういう県庁の中の全体の審議会の重複とか、どういうふうに選ばれているのか、選考に関してお聞かせいただけませんか。
◎岡田稔 土木部長  この委員の選任については、まずいろんな各分野、学識者、あるいは経済界、観光、交流とか県民とか、いろんなまず分野を決めます。それから、その中で具体にはどういう方々がいいかということは、もちろん複数の候補を挙げて考えています。その中で、やはりその道の専門性、あるいはまた専門性のみならず経験ということも非常に大事なことですので、そういった今までの取り組んでこられた実績というものも複合して考えた形です。
 それからまた、いろんな団体についても、その団体にこちらから指名してこの方をお願いしますというのではなくて、だれかは問わずに、この団体からどなたか選んでいただきたいという形でお願いするという形になったりしていますので、我々は意図的に重複させる、決してそういうことはありませんので、それぞれの専門性、経験性、そして経済、観光、交流、いろんな各団体の皆様方の団体と相談しながら決めさせていただいているということです。
○新谷博範 副委員長  この審議会には、例えば名前は言わずに、この中にも定年になった人がいるわけです。東京大学の人とか、どう見ても金沢に住所がないという人もおられる。また、このメンバーの中には重複が余りにも多い、せっかくパブリックコメントを求めるのに、現在幾つそういうふうに重複しているかとかということは含められているのか。分野から抽出するのはいいのですが、単純に結局は同じ、石川県内の中で同じ人ばかりのパブリックコメントを求めているのではないかという危険性があるということを指摘しているのですけれども、どうでしょうか。
◎岡田稔 土木部長  いろんな分野のそれぞれの専門性を問うのですけれども、経験も問うという中に、やはり行政がいろいろやっていく施策ですので、そういう行政的なこともある程度知識も得ながら物事を判断する、また進めていくという総合的な能力というと大変失礼ですけれども、そういうことも考えながら、委員になっていただく方々と相談させていただいているわけです。
 そういう面では、中には、確かにその道の専門ではあるけれども、やはりこの分野に関しては、言葉は悪いですけれども経験が少し少ないからということで、遠慮したいという方も中にはおられますので、我々としては、できるだけその辺も相手と対話しながら、また団体とも対話しながら総合的に決めさせていただきたいと考えております。
○新谷博範 副委員長  私自身、それもわかるのですけれども、せっかくなら石川県の人材を育成するという意味もあるし、この中に例えば、金沢美術工芸大学は入ってないとか、パッと見ても、よく見る名前が多い。だれが見てもよく見る名前なのです。私だけではないと思うのです。どうみても、こんなわかりやすい、いつも重複の多い人たちをわざわざ選ぶのか、その意図がどうしてもわからない。
 ですから、広く人材を求めて、金沢美大の人たちでもいいと思うのです。美術工芸の関係者でも、業界でも、なるべく広く求められることを要望します。
 最後に、企業局長にもう一度、次回には資料説明で報告されるのか否か。イエスか、ノーでお答えください。
◎田中清秀 企業局長  それでは次回までに、委員長や皆さんと御相談しながら資料を提供させていただきます。
○中村勲 委員長  今の新谷副委員長のマスタープランの検討委員の選任等について、私は、新谷副委員長の言っていることはもっともだというふうに聞いていました。
 私もいろんな審議会等々に出席しますけれども、正直言いまして、専門家はどんどん発言しますけれども、一言も発しない人がほとんどです。だから、そういう発言しやすい環境づくりというか、そういうものをつくり上げて、委員長なら委員長に対して、しっかりとそういう全員発言ができるような雰囲気づくりというものをつくっていく。こういうことでないと、発言が偏るのではないか。こんなことを常々思っていますので、御配慮いただきたいと思います。

(請願に対する意見)
・請願第57号の2 アスベスト対策を緊急に求める請願について
◎岡田稔 土木部長  請願第57の2について、執行部の意見を御説明します。
 お手元の平成17年9月第3回定例会の請願文書表をごらんください。
 この2ページ目にも県の意見を書かせていただいておりますので、御参考にしていただきたいと思います。
 アスベスト含有建材の製造事業者などでアスベストによる健康被害が発生し、社会的な問題となっています。県においては、総務省や国土交通省など国の通知などを参考にして、平成8年以前に建設されたすべての県有施設を対象に、8月下旬から石綿の使用実態を調査実施しているところです。
 調査は、吹きつけ石綿などの使用箇所などを特定する現地調査を終えて、目視などによって石綿が含有されているか判断できないものについては、順次分析の検査機関に分析調査を依頼しているところです。この分析調査の結果については、石綿の使用が確認されたものについては国の処理基準に基づき除去、封じ込めなど必要な飛散防止措置を適切に実施することとしているところです。
(請願に対する質疑応答)
・特になし