議事ロックス -地方議会議事録検索-


石川県 石川県

平成17年 6月第 2回定例会−06月29日-05号




平成17年 6月第 2回定例会

  六月二十九日(水曜日)
    午後一時四分開議
          出席議員(四十四名)
            一  番   小   泉       勝
            二  番   宮   下   正   博
            三  番   宮   本   惣 一 郎
            四  番   作   野   広   昭
            五  番   宮   元       陸
            六  番   宮   下   源 一 郎
            七  番   中   村       勲
            八  番   米   光   正   次
            九  番   新   谷   博   範
            十  番   盛   本   芳   久
            十一 番   広   岡   立   美
            十二 番   田   中   博   人
            十三 番   尾   西   洋   子
            十四 番   吉   崎   吉   規
            十五 番   下   沢   佳   充
            十六 番   山   田   憲   昭
            十七 番   山   田   省   悟
            十八 番   藤   井   義   弘
            十九 番   木   本   利   夫
            二十 番   紐   野   義   昭
            二十一番   粟       貴   章
            二十二番   米   澤   賢   司
            二十三番   若   林   昭   夫
            二十四番   中   谷   喜   和
            二十五番   和 田 内   幸   三
            二十七番   小   倉   宏   眷
            二十八番   米   田   義   三
            二十九番   長   井   賢   誓
            三十 番   吉   田   歳   嗣
            三十一番   向   出       勉
            三十二番   石   坂   修   一
            三十三番   北   村   繁   盛
            三十四番   山   根   靖   則
            三十五番   上   田   幸   雄
            三十六番   矢   田   富   郎
            三十七番   稲   村   建   男
            三十八番   長       憲   二
            三十九番   北   村   茂   男
            四十 番   福   村       章
            四十一番   中   川   石   雄
            四十二番   金   原       博
            四十三番   宇   野   邦   夫
            四十四番   宮   下   登 詩 子
            四十五番   庄   源       一
      ──────────────
△開議
○議長(米田義三君) これより本日の会議を開きます。
      ─────・──・─────
△議会議案審議(議会議案第一号)
○議長(米田義三君) 日程に入り、吉田歳嗣君外八名提出の議会議案第一号石川県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
      ──────────────
△説明、質疑、委員会付託(省略)
○議長(米田義三君) お諮りいたします。本案については、説明、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(米田義三君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。
      ──────────────
△討論
○議長(米田義三君) 別に御発言もありませんので、討論なしと認めます。
      ──────────────
△議会議案採決
○議長(米田義三君) これより採決いたします。
 本案を可決することに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(米田義三君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、可決されました。
      ─────・──・─────
△議会議案審議(議会議案第二号ないし第八号)
○議長(米田義三君) 次に、吉田歳嗣君外全議員提出の議会議案第二号公共交通機関の安全な運行確保を求める意見書、
 同じく第三号「進行性化骨筋炎」の難病指定を求める意見書、
 吉田歳嗣君外四十二名提出の議会議案第四号都道府県議会制度の充実強化に関する意見書、
 吉田歳嗣君外三十二名提出の議会議案第五号住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書、
 宮下登詩子君外六名提出の議会議案第六号労使協議に基づく公務員賃金決定等を求める意見書、
 尾西洋子君提出の議会議案第七号郵政民営化法案の撤回を求める意見書、
 同じく第八号乳幼児医療費助成への国保国庫負担金の調整(減額)廃止を求める意見書を一括して議題といたします。
      ──────────────
△説明、質疑、委員会付託(省略)
○議長(米田義三君) お諮りいたします。以上の各案については、説明、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(米田義三君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。
      ──────────────
△討論
○議長(米田義三君) これより以上の各案に対する討論に入ります。中谷喜和君。
 〔中谷喜和君登壇、拍手〕
◆中谷喜和君 本定例会に提案されました議会議案に対する討論を行います。
 民主クラブは、議会議案第二号から第八号について、第八号を除き賛成いたします。特に議会議案第六号の労使協議に基づく公務員賃金決定等を求める意見書について、その考えを述べ、討論といたします。
 さて現在、景気は回復基調にあるとはいえ、地域経済は依然として疲弊し、地域間格差、産業間格差がますます拡大しようとしています。今必要なことは雇用の維持創出、失業者支援の抜本的強化などの政策を強め、将来に対する不安を解消し、GDPの六割を占める消費拡大によって地域経済の活性化を図ることにあります。
 しかし政府は、財政再建を最優先にした歳出削減を目指して財政負担の企業への転嫁や企業や国民に負担増となる社会保障制度の見直しを行い、同時に地方における公務員賃金も十分な話し合いを行うこともなく、一方的に引き下げようとしています。
 事実、去る六月二十一日、政府並びに経済財政諮問会議は骨太方針二〇〇五を閣議決定しました。その内容を見ると、社会構造や所得の二極化など将来不安、社会不安の拡大をもたらすのではないかと危惧しているところであります。
 とりわけ、人と組織を変えると称して、既に地方では取り組まれている公務員の定数削減に加え、総人件費の削減を強く打ち出しているのであります。言うまでもなく、賃金や労働条件は本来労使交渉で決定するのが原則であります。しかし、労働基本権が制約されている公務員については、その代償機関としての人事院や人事委員会が行う勧告によって給与が決定されてきたと言えます。
 最近では、平成十一年以降の給与改定の見送りや引き下げ、寒冷地手当の縮小・廃止が行われてきたと言えます。しかし、今回の政府や諮問会議が当事者の意見を聞くこともなく、一方的に給与の水準について言及し、引き下げの方向を決定することは現行法制のもとでは断じて許されない行為であると思います。
 そして現在、このことに対する将来不安に加えて、一部自治体の職員厚遇問題が指摘されていますが、このことをとらえ、あたかもすべての自治体で厚遇が行われているかのような誤解を招く報道も見受けられ、多くの常識のある自治体では使用者側も職員側も大きく困惑しているのではないかと推察しているところであります。
 当然のこと、行き過ぎた処遇は厳しく是正しなければなりませんし、不断の改革は必要であります。しかし、過度のバッシングはいかがなものかと思うのであります。行政マンとして質の高い公共サービスを提供しようと日々努力している職員の士気にも影響を与えかねないと心配するものであります。
 また一方で、既に人事院は去る五月十八日、地域給の導入など給与構造の基本的見直しについて、その考えについて明らかにいたしました。主な内容の一つは、給料表水準を教育等にお金がかかり始める三十代半ばから平均五%程度の給料を引き下げるということでありますが、四十代、五十代では七%から一〇%程度引き下がるとも言われております。
 そして、この制度が導入されると地方公務員への波及は必至であり、県庁職員や教職員、そして県民の安心と安全のために体を張って奮闘している警察職員のみならず、公務員に準じた給与形態をとる各種団体や民間企業も含めた賃金のマイナススパイラルを生じさせ、個人消費の停滞から若干明るさが見えつつある地域経済に急ブレーキがかかり、ますます地域経済を疲弊させてしまうのではないかと大変危惧しているところであります。
 既に国、地方の借金が一千兆円を超えようとしていることが明らかにされていますが、この解決のために一方的に話し合いもなく、公務員の賃金を引き下げようとするやり方には反対します。
 したがって、政府に対して、労働基本権が制約されている公務員賃金の見直しについては十分な労使協議を行うとともに、地域経済の活性化を図ることを強く求めるものであります。
 皆さんの御賛同をお訴えし、討論といたします。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(米田義三君) 尾西洋子君。
 〔尾西洋子君登壇〕
◆尾西洋子君 日本共産党は、議会議案七件すべての議案に賛成であり、全議案の賛成を求めて討論します。
 まず、第二号議案公共交通の安全を求める意見書についてですが、JR西日本の福知山線の脱線事故の背景には、政府が十八年前の国鉄分割民営化の際に大手私鉄に速度制限型ATSの設置を義務づけていた通達を廃止するなど、安全より利益を優先させてきた国の責任が重く問われていることを指摘するものです。
 次に、第七号議案郵政民営化法案の撤回を求めるものです。
 郵政民営化法案は、審議を通じて矛盾と問題点が明らかになり、法案の根幹が揺らいでいます。今、全国の郵便局の数は二万四千七百局。小学校とほぼ同じ数ですが、どこの郵便局も子供やお年寄りが歩いて行ける距離にあります。この身近な郵便局を、法案は過疎地にある七千局程度しか設置を義務づけしていません。また、金融のユニバーサルサービスは義務づけをしていなくて、結局採算のとれない郵便局では郵貯などの金融サービスは取り扱わないとしています。年金受け取りに郵便局を利用するお年寄りの利便性など考えていません。
 さらに重大なことは、政府試案が出され、郵便貯金銀行が完全民営化の十年後には六百億円の赤字に転落し、郵政公社のままなら一千三百八十三億円の黒字になるというものです。なぜこんな危険を冒してまで民営化に固執するんでしょうか。だれのための何のための改革かが問われています。
 国民の要求ではなく、結局、郵貯、簡保など三百四十兆円もの国民の資産を日米の巨大資本に明け渡すことになるということが明らかになりました。なぜ、郵政民営化なのか。郵政公社の各経営形態を変更する理由には全く道理がありません。悪法を通すためにあらかじめ決められている土俵を勝手に広げて会期延長を行うことには反対であり、会期を閉じて郵政民営化法案は廃案にすべきです。
 最後に、第八号議案乳幼児医療費助成への国保の国庫負担金の調整(減額)廃止を求める意見書についてです。
 ことしの石川県の母親大会で、あるお母さんの訴えがありました。毎年六月一日の国際子どもデーには、県への要請行動を行っています。ことしも子供たちを連れて行ってきました。今、県の乳幼児医療費助成制度は通院三歳、入院は就学前まで、所得制限はあるものの対象年齢は拡大されてきました。市町ではさらに上乗せして大変助かっています。でも、病院の窓口で一たんお金を支払って、後日申請をして月一千円の自己負担分を超える分が返ってくる償還払いなので、実際には給料日前などお財布の中にお金が入っていないときには病院に行けません。あす銀行でお金をおろしてから受診しようとか、お給料が出てからなんて思っているうちに病状が悪化してしまったり、風邪からぜんそく発作が出てしまうこともあります。アレルギーなどの慢性疾患や兄弟が二人三人とふえるにつれて医療費負担の増加など、特に不況のもとで若いお父さん、お母さんの収入が減少している中で、せめて子供の命にかかわる医療費はお財布の中身を気にせず受診できる現物給付にしてほしいと本当に思いますと訴えられたのです。
 今、国からの交付税の減額などもあり、七尾や輪島市で一部自己負担をふやすなど逆流が起こっています。少子化対策の中で窓口無料化の願いは本当に切実です。全国的には既にそういうペナルティがある中でも六二%の自治体で窓口無料化を行っております。こうした自治体に対して国は減額調整をかけて制裁的措置をとっています。
 石川県で、もし窓口無料化になったらこの制裁は幾らになるかお聞きしますと、数千万円ぐらいになるとおっしゃいました。前議会でも、「現物給付を実施しようと思うと、このことが大きな障害だ」という部長の答弁もありました。減額調整を続けることは、国の少子化対策推進の流れに逆行します。子供は親の収入の多少にかかわらず、成長する権利をひとしく持っています。「国も考えていかなければならない時期に来ている」、厚生労働大臣も答えています。
 ぜひとも若いお母さんたちの願いにこたえて、石川県での窓口無料化の実施と国へ現物給付へのペナルティ中止をすることを求めての意見書が採択されることを願って、討論を終わります。
 ありがとうございました。
○議長(米田義三君) 討論を終結いたします。
      ──────────────
△議会議案採決
○議長(米田義三君) これより採決いたします。
 まず、議会議案第八号を採決いたします。本案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(米田義三君) 起立少数。よって、本案は、否決されました。
      ──────────────
○議長(米田義三君) 次に、議会議案第六号及び第七号を採決いたします。以上の両案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(米田義三君) 起立少数。よって、以上の両案は、否決されました。
      ──────────────
○議長(米田義三君) 次に、議会議案七件のうち、ただいまお諮りした議案を除く残余の各案を一括して採決いたします。以上の各案を可決することに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(米田義三君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は、可決されました。
      ─────・──・─────
△採決
○議長(米田義三君) 次に、知事提出議案第一号ないし第十号及び報告第一号ないし第四号並びに請願第四十九号ないし第五十二号を一括して議題といたします。
      ──────────────
△委員長報告(省略)
○議長(米田義三君) 以上の各件の委員会における審査の経過及び結果について、各委員長からお手元に配付した議長報告のとおり文書をもって報告がありました。
 お諮りいたします。この際、委員長の口頭報告は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(米田義三君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の口頭報告は省略いたします。
      ──────────────
△質疑
○議長(米田義三君) 別に発言もありませんので、質疑なしと認めます。
      ──────────────
△討論
○議長(米田義三君) これより以上の各件に対する討論に入ります。尾西洋子君。
 〔尾西洋子君登壇〕
◆尾西洋子君 日本共産党は、知事提出議案十四件のうち、第一号、三号、五号、報告二号、四号の五件に反対です。その理由を述べ、討論とします。
 まず、議案第一号職員の特殊勤務手当に関してです。
 勤務手当の精査は当然ですが、今回の見直しはおよそ厚遇とほど遠い性格のものもあります。また、中には慎重に取り扱わなければ事実上の賃下げにつながることになる危惧もあり、さらに給与の二重払いに当たらないような危険手当的性格のものを廃止することや当然の手当までなくしていることには、労働条件の基本事項にかかわるものであり、同意できません。
 次に、第三号議案新行革大綱に基づく職員定数削減についてであります。
 財政再建の見通しは後回しで、職員の削減だけは先にありきで、職員の労働強化やパート、派遣労働を視野に置きかえるなど、雇用不安を招く労働権の軽視にもつながるもので、とても容認できるものではありません。結局のところ、総務省が三月二十九日に地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針を策定し、二〇〇七年度から地方交付税の大幅削減に自治体を対応させようとするものにこたえたもので、住民不在のリストラ計画としか受け取りかねません。
 議案第五号と報告二号石川県税条例の一部改正についてです。
 地方税法改正に伴う個人住民税の定率減税半減や六十五歳以上の高齢者の非課税措置を段階的に廃止する内容であり、この影響は国保料や介護保険料などの負担が雪だるま式にふえ、公営住宅の家賃にもはね返るなど、さらなる負担増となるもので容認できません。
 また、住民税の賦課徴収の特例改正は県民税の実施期間の上限を三カ月から一年に、さらに滞納繰越分のみから現年滞納分も含めるなどという徴収・滞納処分案件の緩和であります。こうしたことは取り立ての強化のみで、払いたくても払えない状況の根本的解決にはつながらず反対です。
 第四号住基ネットにかかわる専決処分の報告についてです。
 今回、金沢地裁判決は、住基ネットは住民が自己情報を自分でコントロールする権利を侵害しており、プライバシーの保護を保障した憲法十三条に違反すると断定しました。
 住基ネットは住民の利便や行政事務の効率化のためというのが口実でしたが、住民基本台帳カードはことし三月末で交付率が住基人口の〇・四三%にとどまっており、このシステムのために巨額を投じながら住民の利便にはほとんど役立っていない。住民のプライバシーの権利を犠牲にしてまで達成すべき高度の必要性があるとは直ちに認められないと判決で指摘しているところです。また、公権力の前で国民のプライバシーが裸同然にされ、監視社会になりかねない危険も述べています。こうした憲法上の権利を侵害するという判決を県は重く受けとめて控訴をやめるべきです。
 次に、議案第七号ですが、市町村合併に伴うもので、当該自治体からの申し出もあり尊重はしますが、合併協議会での協議が煮詰まっていないことや、地域住民の意向調査が十分になされていないなどの問題点を指摘しておきます。
 請願四件についてですが、すべて採択していただくよう求めるものです。
 まず、第四十九号消費税増税に反対する意見書提出を求める請願です。
 六月二十一日、小泉内閣は骨太方針二〇〇五を閣議決定し、今後一年以内に消費税率引き上げの具体化に着手することを宣言しました。同じ日、政府税調もサラリーマン増税を柱とする、例えば年収五百万円の四人家族で増税四十二万円などという個人所得税に関する報告を公表しました。消費税と所得税の大増税は超重税、子育て世代に直撃、まだいじめるのかとマスコミでも大きな話題になっています。
 消費税は金持ちには負担が軽く、庶民には重い最悪の税金です。また、これまで消費税収入は法人税の減税分に回り、社会保障や福祉を支えるとしてきたことが偽りであったことが明らかになりました。
 こうした中で、日本の貧困率は主要国で最悪の水準となり、若者の間でも貧富の格差が広がっています。生活不安を抱える国民が増加し、年に交通事故死を三倍も上回る三万人もの人が自殺しています。庶民への残酷なまでの大増税は社会の亀裂を深め、人間性を踏みにじる暴挙です。また、消費を凍りつかせ、景気をさらに深刻なものにします。むだな公共工事の予算を削るなど税金の使い方を変え、大企業に欧米並みの負担をしてもらうなどすれば、消費税の増税なしで社会保障、福祉の財源をつくることができると指摘しています。
 次に、第五十号無秩序な大型店の出店・撤退に反対する請願です。
 来年にも着工と報じられる金沢駅東口のイオンのファッションビル出店問題で、六月初めに請願者が竪町、横安江町など四商店街へ緊急訪問、アンケートを実施しました。
 共通して聞かれたのは、「売り上げが減っている。人の流れを変えれば影響する。大型店はうちらの仕入れ値以下で売っている。売り上げゼロの日が月に何日もある。年金で商売しているようなもの。それなのに税金はきっちりと取られる。やっていかれん。声を荒立ててしゃべらん性やけど、こればっかりは別。みんな心の中では腹を立てて役所へ陳情に行こうと思っとるくらいだ。もっと考えてほしい」。三代続いた老舗の老夫婦の悲痛な訴えが寄せられたそうです。
 これ以上の無秩序な大型店出店を許せば、県内各地の商店街の懸命な努力を全く無にするだけでなく、安心して住み続けるまちづくりを壊してしまうことになります。真に役立つまちづくり三法へ抜本的に改正すること。また、県は現在進行する大型店出店の実態を深刻に受けとめ、まちづくり三法改正をまつことなく、出店規制するあらゆる方法を検討すべきです。
 次に、第五十一号「地産地消自治体宣言」を求める請願についてです。
 アメリカのBSE検査がずさんであったことが明らかになりました。日本の食料の六割が外国産に頼り、農薬の残留や遺伝子組みかえ食品のはんらん、鳥インフルエンザの問題など国民の食に対する不安が高まっています。
 新農業計画は、日本の農業は零細小規模だとして大規模経営のみを育成し、小規模家族農業経営を排除しようとしています。しかしどうでしょう。今日の最大の矛盾は、生産者米価の暴落から大規模経営ほど経営困難に陥っています。逆に地産地消、学校給食、農産物直売所、生産者と消費者の交流事業に取り組んでいる地域や人々は困難を抱えながらも元気な地域農業づくりに取り組み、そうした動きが全国で広がっています。この石川県でもぜひとも地産地消自治体宣言を決議し、生産者と消費者の交流、相互理解、地域生産物の利用、提供の拡大の推進を求めるものです。
 最後の請願五十二号は、本会議でも当事者からの訴えを紹介したところですが、障害者自立支援法について応益負担の導入と親、家族にも利用料を負担させることをやめることを求めるものです。
 国連の障害者権利宣言は、障害者は同年齢の市民と同等の基本的権利を持つと明記しています。この状態にいくまでは支援の対象となる、いわば権利です。あなたは障害が重いから負担を多くしますでは、福祉は死んでしまいます。
 石川県でも多くの障害者団体が手をつないで、七月十八日に自立支援を考えるフォーラムを予定されております。このフォーラムを励ます意味も含めて、ぜひともこの請願の採択を含め、すべての請願採択を求めて討論を終わります。
 ありがとうございました。
○議長(米田義三君) 討論を終結いたします。
      ──────────────
△知事提出議案採決
○議長(米田義三君) これより採決いたします。
 まず、報告第四号を採決いたします。本件を委員長報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(米田義三君) 起立多数。よって、本件は、委員長報告のとおり承認されました。
      ──────────────
○議長(米田義三君) 次に、知事提出議案第一号、第三号及び第五号並びに報告第二号を一括して採決いたします。以上の各件を委員長報告のとおり可決、承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(米田義三君) 起立多数。よって、以上の各件は、委員長報告のとおり可決、承認されました。
      ──────────────
○議長(米田義三君) 次に、知事提出議案十件及び報告四件のうち、ただいまお諮りした議案及び報告を除く残余の各件を一括して採決いたします。以上の各件を委員長報告のとおり可決、承認することに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(米田義三君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各件は、委員長報告のとおり可決、承認されました。
      ─────・──・─────
△請願採決
○議長(米田義三君) 次に、請願第四十九号ないし第五十二号を一括して採決いたします。以上の各請願に対する委員長の報告は不採択であります。以上の各請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(米田義三君) 起立少数。よって、以上の各請願は、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
      ─────・──・─────
△各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査事項の閉会中継続審査
○議長(米田義三君) 次に、各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からお手元に配付のとおり、所管事務調査事項について閉会中も継続審査したい旨の申し出がありましたので、本件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件は各委員長から申し出のとおり決することに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(米田義三君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。
      ─────・──・─────
△閉議・閉会
○議長(米田義三君) 以上をもって今議会の議事全部を終了いたしました。
 平成十七年第二回石川県議会定例会は本日をもって閉会いたします。
 これにて散会いたします。
  午後一時三十三分閉会
      ─────・──・─────