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富山県 射水市

平成18年  3月 定例会 03月03日−01号




平成18年  3月 定例会 − 03月03日−01号







平成18年  3月 定例会



        平成18年3月射水市議会定例会会議録(第1日目)

議事日程(第1号)

                    平成18年3月3日(金)午前10時開議

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 市長の提案理由の説明(議案第1号から議案第74号まで及び報告第1号並びに認定第1号から認定第11号まで)(質疑)

日程第4 議案第21号 姉妹都市の締結について及び議案第22号 姉妹都市の締結について(委員会付託省略、討論、採決)

日程第5 予算特別委員会の設置及び議案の付託(議案第1号及び議案第13号)

日程第6 決算特別委員会の設置及び議案の付託(認定第1号から認定第11号まで)

日程第7 各議案の委員会付託(議案第2号から議案第12号まで、議案第14号から議案第20号まで及び議案第23号から議案第74号まで並びに報告第1号)

日程第8 請願の委員会付託(請願第1号)

日程第9 決算特別委員会正副委員長の互選結果報告

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本日の会議に付した事件

日程第1から日程第9まで議事日程に同じ

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議長及び副議長の氏名

    議長   中川一夫

    副議長  高橋久和

議員の定数   35名

議員の現在数  35名

出席議員(34名)

     1番  菅野清人君      2番  中村文隆君

     3番  岡本良幸君      4番  坂東 昭君

     5番  吉野省三君      6番  伊勢 司君

     7番  津田信人君      8番  堀 義治君

     9番  橋本昌樹君     10番  古城克實君

    11番  梶谷幸三君     12番  赤江寿美雄君

    13番  奈田安弘君     14番  高橋久和君

    15番  竹内美津子君    16番  新中孝子君

    17番  泉田恒男君     18番  中村 弘君

    19番  義本幸子君     20番  高橋賢治君

    21番  野崎義雄君     22番  中野正一君

    23番  四柳 允君     24番  小島啓子君

    25番  藤井喜義君     26番  帯刀 毅君

    27番  中川一夫君     28番  東保 力君

    29番  横堀大輔君     30番  石黒勝三郎君

    31番  呉松福一君     32番  津本二三男君

    34番  瀧田啓剛君     35番  大窪長則君

欠席議員(1名)

    33番  嶋崎栄治君

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説明のため出席した者

 市長           分家静男君  助役          宮川忠男君

 教育長          竹内伸一君  教育委員長       公文名 真君

 代表監査委員       石黒洋二君  市長公室長       土合真昭君

 企画総務部長       牧野 昇君  市民環境部長      竹内 満君

 福祉保健部長       宮林明雄君  産業経済部長      宮田雅人君

 都市整備部長       尾上清逸君  上下水道部長      横堀邦一君

 市民病院事務局長     永森宏之君  消防長         塚本廣文君

 企画政策課長       山崎武司君  総務課長        三川俊彦君

 財政課長         宮崎 治君

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職務のため議場に出席した事務局職員

 議会事務局長       橋本孝雄   議事調査課長      渋谷 斉

 主幹・課長補佐・調査係長 正橋慎一   議事係長        片岡幹夫

 議事係主査        長久喜美代



△開会 午前10時04分



△開会の宣告



○議長(中川一夫君) ただいまから平成18年3月射水市議会定例会を開会いたします。

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△開議の宣告



○議長(中川一夫君) 本日の出席議員数はただいまのところ34名であります。よって、会議の定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(中川一夫君) 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。

 まず、本年1月11日国土交通省及び県選出国会議員に対して、港湾・道路整備などの促進を強く要望してまいりました。

 また1月19日、山口県周南市で開催されました石油基地防災対策都市議会協議会役員会に出席し、今後の活動方針などについて協議してまいりました。

 また2月15日、16日、東京都で開催されました全国高速自動車道市議会協議会定期総会及び広域行政圏市議会協議会総会に出席し、今後の運動方針などについて協議してまいりました。

 次に、去る12月定例会において議決されました議会制度改革の早期実現に関する意見書及び真の地方分権改革の確実な実現に関する意見書につきましては、内閣総理大臣を初め、関係方面に提出しましたので、御報告申し上げます。

 次に、監査委員から地方自治法第199条の規定により、定例監査の報告に関する報告書が議長のもとに提出されておりますので、事務局において適宜御閲覧願います。

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△会議録署名議員の指名



○議長(中川一夫君) これより本日の日程に入ります。

 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付してあります日程表のとおりであります。

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において

  中村文隆君

  奈田安弘君

  藤井喜義君

を指名いたします。

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△会期の決定



○議長(中川一夫君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から3月22日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中川一夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、会期は20日間と決定いたしました。

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△市長の提案理由の説明・質疑(議案第1号から議案第74号まで及び報告第1号並びに認定第1号から認定第11号まで)



○議長(中川一夫君) 次に、日程第3 議案第1号から議案第74号まで及び報告第1号並びに認定第1号から認定第11号までを一括議題として、市長から提案理由の説明を求めます。

 分家市長。

     〔市長 分家静男君 登壇〕



◎市長(分家静男君) おはようございます。

 本日、平成18年3月市議会定例会が開催されるに当たり、提出いたしました平成18年度予算案その他の議案及び平成17年度補正予算案につきましてその概要を申し上げ、あわせて市政運営の所信の一端を申し述べたいと存じます。

 昨年12月からの近年にない豪雪は、暖冬になれていた私たちの生活を直撃いたしました。市民の皆様には雪国とはいえ、「三八」以来と言われる降雪に、雪害や除排雪に御苦労されたことと存じます。四季の国、日本に春の息吹が訪れ、豪雪が遠い昔のように感じられますが、この豪雪は自然の脅威、人と人との助け合いなど改めてさまざまなことを教訓として残してくれたと思っております。

 去る2月12日に挙行いたしました射水市誕生記念式典につきましては、議員各位を初め、数多くの御来賓の御列席を賜り、厳粛かつ盛大に開催できましたことに心から感謝申し上げます。

 また、各方面からちょうだいいたしました射水市への熱い期待に大きな喜びと同時に身の引き締まる思いがいたしました。

 私は、この記念式典で、ふるさと射水市を思う9万5千市民と行政が手を携え、きらめきにあふれた射水市をともに創造し、そして「環日本海のチャンピオン都市、射水」の理想を掲げ、実現に向けて全力を傾注してまいることを力強く宣言いたしました。

 本市が県内第3位の人口を有する都市として誕生してはや4カ月、本市は着実に前進しております。市議会、議員の皆様方には本市がこの理想の実現に向かって前進し、飛躍するために、今後とも御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、合併は、目的ではなく新たなスタートであります。平成17年度を助走期間とするならば、平成18年度は離陸し大空へと飛び立つ時期に当たります。重要課題が山積する本市におきましては、その方向をしっかりと見据え、これらの課題に積極果敢に取り組んでまいりたいと思っております。

 まず、合併後における最大のテーマであります市民の一体感の醸成について申し上げます。

 私は、常々、長い歴史を共有する地域である「射水は一つ」、「射水の根っこは一つ」、市民の交流が活発化し、お互いの風土や文化の理解が進めば融和は進むと申し上げてきております。

 その主な施策の1つ目といたしまして、一体感の精神的な核となるべき「市民憲章」を制定するほか、ふるさと射水をみんなで歌える「市民の歌」を制作してまいりたいと考えております。

 2つ目には、現在、自治会単位で順次開催してきておりますタウンミーティングを引き続き実施し、市民との直接対話を積極的に進めてまいります。さらに、自治会、町内会や各種団体が主催するまちづくり座談会などにも積極的に出向き、意見交換などに努めてまいります。

 3つ目には、お祭り、イベントの実施であります。地域間交流の活発化を図り、ひいては市全体の活性化につながるよう、旧市町村で継続的に実施され、受け継がれてきたものを尊重し、新市としてふさわしい規模、内容に充実させ、発展させてまいりたいと考えております。

 4つ目には、コミュニティバスの運行であります。各地域の交流を図る上でも、重要かつ効果的な事業であることはもちろん、交通弱者や高齢者の社会活動への積極参加機会の拡充や公共施設へのアクセスなど、市民の生活範囲の拡大と利便性の向上に直結するものであります。現在運行しておりますルートに加えて、平成19年度の本格運行を目指し、市内全域を網羅するための実証運行を行ってまいります。

 5つ目には、地域間を結ぶ道路網の整備であります。地域間の利便性を図り交流を促すため、旧市町村間を結ぶ路線を年次的に計画し、整備してまいります。

 一体感の醸成につきましては、一朝一夕になし得るものではないとの御意見もありますが、「射水の根っこは一つ」であり、一体感をはぐくむ土壌は既にあると思っております。これらの施策のほか、統合庁舎建設に向けての調査や芸術、文化、スポーツなどの各事業を推進しながら、一体感の醸成に努めてまいります。

 次に、市の進むべき方向や将来像を示す射水市総合計画について申し上げます。

 総合計画につきましては、平成19年度の策定を目指し、作業を進めてまいります。御承知のとおり、総合計画は将来を見通した長期にわたる経営の基本を確立するためのものであり、地方自治体では最も重要な計画であります。したがいまして、策定作業を進めるに当たっては、市民の皆様にも参画していただくとともに、さまざまな機会をとらえ、広く御意見を伺い、議会とも十分に協議を重ねてまいりたいと考えております。

 それでは、平成18年度予算編成の基本方針について申し上げます。

 国の平成18年度予算案は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」を踏まえ、重点強化期間最後の重要な予算と位置づけ、「改革総仕上げ」のために国・地方が歩調を合わせ、平成17年度に引き続き歳出改革路線を堅持・強化するとしています。

 また、地方財政につきましても、平成18年度までに4兆円を上回る国庫補助負担金の廃止・縮減、3兆円規模の税源移譲、さらには交付税改革による総額の抑制など、三位一体の改革の影響から、平成17年度に引き続き厳しい財政運営を強いられるものと思われます。

 本市の平成18年度予算編成に当たりましては、こうした国の予算案や地方財政計画を勘案しながら、新市建設計画の主要施策が確実に実行できるように、また合併前の市町村において協議された施策や事業内容を十分に考慮しながら予算編成に努めてまいりました。

 さらに、合併後、速やかに調整することといたしていた事項につきましては、市の一体感の醸成を図る観点からも地域格差が生じないよう、また行政サービスの低下を招かないよう優先的に取り組んでまいりました。

 一方、平成18年度予算が本市の今後の健全な財政運営の土台となることから、合併を絶好の機会ととらえ、合併効果が最大限に発揮できるよう行政経費の節減、合理化に努めるとともに、限られた財源の重点的かつ効率的配分に徹し、最少の経費で最大の効果が得られるよう努力をしたところであります。そういった意味におきましても、まさに射水市がスタートするに当たっての予算であります。この結果、平成18年度の予算規模は、一般会計が341億364万1,000円、特別会計が367億9,194万2,000円で、総額708億9,558万3,000円となっております。

 それでは、平成18年度予算案の主な事業の概要を、3つの重点政策課題に対応した施策、事業を中心に御説明申し上げます。

 まず、「安心・安全なまちづくり」についてであります。

 安心・安全なまちを実現するため、「地域防災計画」及び「国民保護計画」を速やかに策定し、防災活動並びに武力攻撃や大規模テロなどにおける情報の収集、伝達体制を確立してまいります。また、自主防災組織の一層の拡充を図るとともに、避難場所や備蓄品の確保に努めてまいります。さらに、災害時の情報伝達手段であります防災行政無線のデジタル化整備を計画的に進めていくほか、防犯対策につきましても防犯パトロール隊への活動支援や情報発信活動を積極的に推進し、市民が安心して暮らせるまちづくりに努めてまいります。

 次に、「少子化への対応」についてであります。我が国は、予想よりも早く人口減少時代に突入いたしました。少子化への対応につきましては、緊急かつ重要な課題として、積極的に取り組まなければなりません。児童人口が減少している中にあって、結婚し子供を安心して産み、育てることができる社会を構築するためには、若者の雇用、子育ての支援、健康の確保、教育環境の整備、居住環境の確保、仕事と家庭の両立など、さまざまな事業を同時に展開しなければならないと考えております。

 このための庁内組織として、少子化対策推進本部を設置するほか、少子化対策推進委員会を設立し、地域で子育てを実施している団体と協力し、多くの市民からの意見が集約できる仕組みを整備してまいります。

 さらに、新年度におきましては、子育てに伴う負担軽減のため、現在、小学校就学前児童を対象に助成している医療費を小学3年生までに拡充するほか、保育料につきましても、負担軽減を図り、「射水市」がどこよりも子育てにふさわしい市となれますよう努力してまいります。

 次に、「明日を担う人づくり」についてであります。

 人づくりこそが、本市の未来に希望と夢を与える基本であると考えております。そのため、学校教育をより充実し、将来を担う子供の健やかな成長、育成に努めてまいります。少子化、核家族化が進行し、家庭の教育力の低下が憂慮される今日、改めて家庭、地域、そして学校と行政が力を合わせて教育愛と情熱を持って不断に努力していくことが大切であると考えております。

 そのためには、不登校の子供へのきめ細かな支援を図るため「適応指導教室」を設置するほか、特色ある学校づくりなどに努めてまいります。また、学校環境整備充実にも積極的に取り組んでまいります。

 そのほか、合併協議の中でも議論の中心となった統合庁舎の整備につきましては、市民の皆様の利便性と行政サービスの向上、事務の効率化を一層進めていくため、本庁に機能を集中させる統合庁舎のあり方を検討してまいります。統合庁舎につきましては、庁舎の位置を初め規模、費用などさまざまな角度から調査研究を行い、将来的に望ましい庁舎の整備について市議会、市民の皆様とともに考えてまいりたいと思っております。

 さて、地方自治体を取り巻く環境は大きく変化してきております。国の財政状況が悪化する中、地方財政規模が地方財政計画の圧縮という形で進んできております。また、地方分権という大きなうねりの中で、制度面が大きく変化してきております。三位一体の改革は一応の決着を見ましたが、その評価につきましては、決して肯定的なものではありません。しかし今後はこの現実の中でいかにしてこの財政難、制度変化に対応していくかを真剣に考え、実行していく環境をつくっていかなければなりません。

 本市では、これらを踏まえ、行財政改革推進会議を設置し、射水市行財政改革大綱並びに集中改革プランを策定し、行政サービスの維持を図りながら、事務事業や制度の見直しなど、一層の行政改革の推進に引き続き努めてまいります。

 まず、その1つとして、多様化する住民ニーズに効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理に指定管理者制度の導入を進めてまいります。

 続きまして、その他の主要事業の概要を「新市建設計画」の「7つのまちづくり基本方針」に従って御説明申し上げます。

 まず、第1に、「たくましく創造性のあるまち」についてであります。

 学校教育の充実につきましては、時代も社会も急速に変化し、教育改革が進行する中にあって、今、学校教育が目指しているのは「確かな学力」と「豊かな人間性」、そして「健康と体力」の育成であります。そのために少人数指導の取り組みの充実と自然や社会の中での体験的活動の推進、そして学校での読書活動の充実を図ってまいります。また、「適応指導教室」を設置するほか、軽度知的障害児を支援する推進指導員を配置してまいります。さらに、情報教育を充実するため、市内全校に1人1台パソコンの整備を年次的に進めていくほか、小学校の英語活動の指導に当たり、講師派遣も実施してまいります。

 今、学校はそれぞれが地域の実態に沿った特色ある学校づくりが求められていることにかんがみ、全小・中学校に「特色ある学校づくり特別支援事業」の推進を図ってまいります。現下の課題は申すまでもなく、「安心・安全な学校づくり」であり、登下校時などの安全確保であります。国と県は、さきに「学校安全パトロール隊」の設立などの補助を行いましたが、本市でもパトロール隊へのさらなる支援のほか、全小中学校にハード・ソフトの両面にわたる事業を展開してまいります。

 学校環境の整備につきましては、旧市町村の整備計画や方針などに配慮しながらも、全市的な観点に立って総合的に十分調査し、順次取り組むことにしています。新年度は学校の耐震化改修に向けて2校で取り組むほか、継続して大門小学校の整備と堀岡小学校のグラウンド整備、新湊南部中学校の全面改築に向けた準備に着手してまいります。

 生涯学習の推進につきましては、今、世界の主要国が競って生涯学習社会の実現に努力しております。社会や経済、技術や情報が進歩、発展する中で自由時間が増大し、社会の成熟化が進み、今、人々は心の豊かさと生きがいを求めております。そのため学習需要が増大しており、本市においても市民のだれもが、いつでも、どこでも学習できる機会や場を提供していく必要があると考えております。そのため、図書館システムの統合化とソフトの充実に努めるとともに、公民館の施設の整備についても計画的に取り組んでまいります。

 また、市内にある多様な芸術、文化資源を積極的に展示、提供して、学習に活用するほか、関係職員のネットワーク化を図り、共同研修を強化して資質の向上に努めてまいります。

 さらに、学習した成果を発表することを通して一人一人にとって成就感が得られるような発表や展示の場の提供を全市的な視野で工夫してまいります。

 芸術・文化の振興につきましては、本市には、何百年もの伝統を誇る祭りや芸能、民俗行事が数多くあります。また、国・県指定の文化財や全国水準の芸術作品、職人によるすぐれた遺産もあり、これらを保存、活用しながら、将来にわたって継承していくための必要な調査と修理に対し、積極的に助成してまいります。地域の芸術・文化が相互に交流して磨き合い、市民もまた芸術・文化を通して広く交流の輪を広げることは、市民の一体感の醸成に有効であるばかりでなく、豊かに生きる地域社会の形成にもつながっていくと考えております。

 さらに、芸術・文化活動を行う市民や団体の自主的活動を支援する一環として、すぐれた作品を市が購入する「射水市若手作家育成事業」に取り組んでまいります。また、小中学生の感性を豊かに育てるため、本物の舞台芸術の鑑賞や博物館、絵本館、匠の里などにおいてすぐれた芸術家、文化人、職人の方々とのワークショップを開催していくほか、芸術家や文化人などの学校への派遣事業にも取り組んでまいります。

 文化施設の整備、充実につきましては、効率的な管理を図るために、財団の統合を速やかに的確な結論が出せるように努力してまいるほか、施設の耐震化改修の準備にも取り組んでまいります。

 スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、スポーツは市民一人一人の心身の健全な発達に必要不可欠であるばかりでなく、元気で明るい射水市の形成に極めて大きな意義と役割を担っております。まず、旧市町村の体育協会と多種多様な競技団体の一元化、統合を進め、市としてのスポーツ競技力の向上に取り組むとともに市民のスポーツへの参加を啓発し、市民の一体感の醸成を図る各種のスポーツ大会を開催してまいります。

 「総合型地域スポーツクラブ」の設立は、今、全国・全県的に進められております。本市では最近、大島地区と下地区で設立されたことにより、全地区で活動が展開されることとなりました。今後はクラブ加入者による自主的・主体的な運営を目指すとともに、NPO法人格の取得による自立への方向づけについても支援してまいります。

 また、本市で開催される予定の全国・全県的なスポーツ大会としては、北信越中学校選手権大会「新体操、柔道、相撲競技」のほか、プロ野球OBチームによる野球教室、日本放送協会サッカー解説者によるジュニアサッカー教室、2006日本学生トライアスロン選手権大会などがあり、これらの大会に対し、積極的に支援しながら、市民に対し参加や見学の啓発に努めてまいります。

 スポーツ施設の整備、充実につきましては、パークゴルフ場や夜間照明設備の充実、施設の冷暖房化、さらには要望の多い全天候型スポーツ施設の調査に取り組んでまいります。

 第2は、「すこやかで生きがいのあるまち」についてであります。

 子育て環境の整備につきましては、効率的な保育園運営と保育時間の延長など、保育サービスの一層の拡充を図るため、作道保育園及び海老江保育園に続き、小杉東部保育園の民営化について検討してまいります。

 健康づくりの推進につきましては、健康で明るく元気なまちづくりを目指し、「パワーアップ貯筋教室」の拡充や「元気ウォーク」の推進など、健康な生活習慣の定着や健康寿命の延伸に努めてまいります。

 また、基本健康診査の対象年齢を40歳以上から35歳以上に引き下げ、若年期からの生活習慣病予防の取り組みを推進するとともに、新たに歯周疾患検診を導入し、歯周病の予防に努めてまいります。

 さらに、次代を担う子供たちが心身ともに健やかに育つよう、健診、教室の場における相談体制の充実を図るとともに、幼児・学童歯科保健対策を拡充するなど、子供たちの健康づくりの推進に努めてまいります。

 市民病院につきましては、昨年4月から新院長のもとで、「高い医療レベルを維持した魅力ある住民のかかりつけ病院」を目指し、看護体制の充実や医療安全対策の強化に努めてきております。

 一方、患者に優しい医療環境の整備といたしまして、外来患者の待ち時間対策に診察順が一目でわかる番号表示システムを独自に開発し、設置いたしました。また、1階中央に「学び楽しみ安らぐ空間」として院内シアターを開設し、患者や来院者に喜ばれております。

 新年度では、地域の皆様から医療に対する信頼と市民病院としての使命の向上を図るため、病院機能評価の審査に向けた諸準備を進めてまいります。今後とも、公立病院として市民の期待にこたえるため、医療体制の充実と、信頼され親しまれる病院づくりを目指すとともに、効率的で健全な病院運営に努めてまいります。

 高齢者福祉の充実につきましては、高齢者が住みなれた地域でいつまでも健康で心豊かに自立した生活が送ることができるよう、各種サービスの充実に努めてまいります。

 地域福祉の推進につきましては、推進活動の中心的な担い手である市社会福祉協議会と密接に連携をとりながら、各種事業を支援し、市域全体における福祉意識の醸成や地域福祉活動の充実に努めてまいります。

 障害者福祉の充実につきましては、本年4月から障害者自立支援法が施行されることに伴い、障害者が地域で安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。また、「射水市障害者福祉計画」を策定し、在宅福祉や社会参加の促進を図り、福祉サービスの体制整備に努めてまいります。

 国民健康保険につきましては、国保財政基盤の安定化・健全化を図るため、重症化予防対策として生活習慣病の予防、日常生活における運動習慣の意識高揚、病気の予防、早期発見・早期治療につなげるため、基本健康診査や人間ドックなどの健康づくり事業を推進し、年々増嵩する医療費の抑制に努めてまいります。

 老人保健医療につきましては、心身の特性に応じた医療の受けやすい体制づくりに努めるとともに、疾病予防はもとより、日ごろから行う健康づくりのため、保健事業と連携し、総合的な保健医療サービスを提供してまいります。

 介護保険につきましては、中長期的な視点から、今後10年間を見据え、「第3期介護保険事業計画」を策定し、介護保険制度が円滑に持続、運営されるよう、給付の効率化・重点化を図ってまいります。

 また、「予防重視型システムのへの転換」の観点から、介護予防も含めた高齢者の生活全体を地域において包括的・継続的に支えるため、「地域包括支援センター」を3カ所設置し、日常的な健康管理、介護予防や虐待防止のネットワークづくりなどを進めてまいります。

 第3は、「自然にやさしくうるおいのあるまち」についてであります。

 環境保全につきましては、大気汚染の常時監視や水質汚濁・騒音・振動の調査など環境監視の充実を図ってまいります。

 また、人・自然・地球に優しい環境保全意識の醸成に努めるため、地球温暖化対策推進市民会議を再編し、事業計画に基づき、日常生活に起因する温室効果ガスの削減など、地域密着型の対策を積極的に推進してまいります。

 ごみ減量化、リサイクルの促進につきましては、容器包装リサイクル法に対応した分別収集の徹底を図り、廃棄物の減量化とリサイクルの推進に努めてまいります。

 また、「アダプト・プログラム事業」の拡充、廃棄物不法投棄監視員の重点箇所への配置や「市内一斉クリーン作戦」などを展開し、美しいまちづくりの推進に努めてまいります。

 第4は、「安全で利便性のあるまち」についてであります。

 火災予防と救急体制につきましては、火災が昨年と比べ2件の減少、一方、救急は年々増加していることから、救急救命士及び救急隊員の拡充を図るとともに、市民に応急手当の普及啓発活動を積極的に行い、疾病者の救急効果の向上を目指してまいります。

 また、地域防災の強化を図るため、新湊消防署庁舎の建設用地の確保を初め、大門出張所庁舎の建設、緊急仮設エアーテントの購入、高規格救急車や分団配備のポンプ車を更新してまいります。

 交通安全対策につきましては、複雑多様化する交通環境に対処するため、関係機関と連携しながら交通安全対策を推進するとともに、子供や高齢者などを中心に交通安全教室を開催するなど、交通安全思想の普及に努めてまいります。

 消費者保護の推進につきましては、悪質商法や振り込め詐欺事件が多様化している中、消費生活相談窓口の設置を初め、消費生活モニターによる啓発活動など、消費者保護対策に努めてまいります。

 住宅・市街地の整備につきましては、都市再生整備計画に基づき、まちづくり交付金事業を活用し、地域住民の参画を得ながら、内川にかかる藤見橋のかけかえ、中新橋の設計を行うほか、下条川沿いの遊歩道整備、さらには伊勢領地内において下条川に歩道橋を整備するための設計に着手してまいります。

 また、人口の増加と定住化を推進するため、市街化区域内での土地区画整理事業の支援や海竜町第2期区画整理の事業化に向けて取り組むとともに、市が指定する住宅団地において住宅を取得し、居住された方に対し、土地取得費の一部を助成する射水市指定宅地取得支援制度の利用を推進してまいります。

 さらに、安心できる住まいづくりを応援するため木造住宅の耐震化改修工事に対し、費用の一部を助成する制度や新築・増築・リフォームに対する住宅相談を市内全域に拡大してまいります。

 市営住宅につきましては、適切な維持管理に努めてまいります。

 放生津地区の重点密集市街地の改善につきましては、地域の状況やアンケート調査の結果などを踏まえ、地域住民の皆様とまちづくり勉強会などを開催し、安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。

 公園・緑地の整備につきましては、南郷霊園周辺の環境整備を実施してまいります。

 また、都市公園などにつきましても、地域の特性を生かした施設の整備充実を図るほか、市民が憩い、集える場として、適切な維持管理に努めてまいります。

 河川整備につきましては、水辺周辺環境整備の促進に努めるとともに、住民が安心できる河川環境に向け、整備と保全に努めてまいります。

 また、排水ポンプ車を導入し、浸水被害の防止に努めていくほか、法定河川などにおける水防対策及び高潮対策につきましては、国土交通省、富山地方気象台、富山県などの関係機関との連携を一層密にし、取り組んで参ります。

 海岸の整備につきましては、海岸侵食対策事業による安心で安全、潤いのある快適空間の整備について、引き続き関係機関に働きかけてまいります。また、海岸環境整備事業による人工の海水浴場、海老江海浜公園が本年の夏にも一部供用が開始されます。海に面する本市がかねてから念願しておりました海水浴場であり、その運営に協力してまいります。

 水道事業につきましては、安心と安全で信頼される水道事業の構築を目指し、老朽配水管、鉛製給水管及び主要施設などの更新を推進し、地震に強く安全でおいしい水道水の提供に努めてまいります。

 また、水道事業を取り巻く、経営環境が変化してきていることから、水需要を初めとする事業フレームについて現状分析、評価を行い、現実的な見通しに立った水道事業とするため、将来像をしっかり踏まえた基本計画の見直しを進めてまいります。

 下水道の整備につきましては、引き続き、本市の下水道区域内の整備を推進するとともに、水洗化の普及を促進し、公共水域の水質保全や健康で快適な生活環境の確保に努めてまいります。

 また、新湊処理区の汚水のすべてを神通川左岸流域下水道に接続することにより、役目を終える桜町浄化センター跡地の有効活用を図ってまいります。なお、不明水対策を引き続き実施するなど下水道施設の維持管理経費の削減に取り組んでまいります。

 道路交通網の充実につきましては、合併前より着手されている路線の早期完成を目指してまいります。

 まず、地方道路交付金事業では松木作道線の整備促進を図ってまいります。さらに、安全で快適な歩行者空間の確保を図るため、戸破148号線ほか2路線の歩道整備を進めてまいります。地域間交通の整備促進では地方特定道路整備事業として、松原山ノ谷線や黒河548号線などの整備促進を図ってまいります。

 また、市として一体的な結束を高めるために、旧市町村間の接続道路の強化として赤井生源寺線の整備促進を図るとともに、新規事業の本江1号線や海老江白石線など新たな整備にも着手してまいります。

 なお、本市にとって重要な路線である都市計画道路、七美太閤山線などの整備促進及び国道8号坂東交差点の立体化事業の早期着手に、引き続き国・県へ要望してまいります。

 街路灯につきましては、安心・安全なまちづくりを目指し、設置から維持管理まで市が行ってまいります。

 雪対策につきましては、冬期間の安全な交通を確保するため、機械除雪の徹底を図るほか、地域ぐるみの除排雪の推進に努めてまいります。また、農業用排水路などを活用した消雪施設の整備を進めていくほか、今後の整備に向けた実施設計に着手してまいります。

 万葉線につきましては、昨年末からの降雪時に利用者が大幅に増加し、市民の足としての重要性を改めて認識したところであります。今後とも利用者の増加対策として、3両目となる低床式車両の導入や安全性、利便性、快適性の向上を図るための近代化設備整備事業などに支援してまいります。

 北陸新幹線につきましては、高速交通体系の中軸として国土の均衡ある発展に不可欠なものであり、沿線地域の飛躍的な発展を図る上で極めて大きな効果をもたらす国家プロジェクトであります。昨年の4月に工事認可を受け、平成26年度末の完成を目指し事業が進められてきており、本市管内では東西に約9.1キロメートルにわたり通過する予定となっております。今後は、多くの関係機関との協議調整を初め、ルート沿線住民各位の御理解、地権者の皆様の同意を得ることが必要となってまいります。このため、事業主体である鉄道・運輸機構が本事業を円滑に遂行できるよう県と協力しながら進めてまいります。また、従来から地元で要望のある側道につきましては、引き続き県に働きかけてまいります。

 港湾の整備につきましては、多目的国際ターミナル、旅客船バースが供用開始され、富山新港は物や人の交流拠点として発展を続けております。また、近年増加が著しいコンテナ輸送に対応するため、県では平成17年度、18年度において、多目的国際ターミナルの拡張を進めているところでありますが、今後ますますコンテナ輸送の増加が予想されることから、引き続き拡張を要望してまいります。

 なお、来る7月に「海フェスタとやま」が開催されます。本市の海王丸パークがその主会場となることから、これに協力、支援してまいります。

 また、人の交流拡大の一つとして旅客船バースの利用促進を図るため、今後とも客船等の誘致に努めてまいりたいと考えております。

 臨港道路富山新港東西線いわゆる(仮称)新湊大橋につきましては、平成17年度で橋脚41基、橋台2基すべてで工事が着工され地上でも大半がその姿をあらわし、東西線の線や形が確認できるまでに工事が進んでまいりました。一日も早い完成に向け、国に働きかけてまいります。また、橋梁のライトアップにつきましては、平成19年度にも主塔や主橋梁部のけたの工事に一部着工できるのではないかと聞いておりますので、詳細設計に着手し、国の工事のタイミングとずれが生じないよう図ってまいります。

 なお、海王町・海竜町と中心市街地とが連携したまちづくりにつきましては、「新湊みなとまちづくり方策」の諸事業の実現に向け、「みなとまちづくり戦略会議」を設置し、検討を重ねてきております。引き続き戦略会議で鋭意検討、整理し、実現可能な事業については、国・県など関係機関へ要望していくなど、積極的に展開してまいります。

 ケーブルテレビにつきましては、地域情報のネットワークの形成を図るため、既に全市に伝送路が整備されております。今後は一層、加入率の向上を進め、市民相互のコミュニケーションの活性化を図り、暮らしの安全や市民参加のまちづくりのための情報メディアとして充実に努めてまいります。

 行政の情報化につきましては、政府が進める一連の「e−Japan戦略」に従い、これまでに整備してきたIT基盤を活用した「電子申請」や「電子申告」あるいは金融機関とも協調して検討されている「電子納付」など多くの課題に対応していけるように電子自治体の構築に努めてまいります。

 第5は、「力強く活気あるまち」についてであります。

 農業の振興につきましては、19年産から始まる「品目横断的経営安定対策」が円滑に実施されるよう、関係機関との連携をより一層強化し、精力的に取り組んでまいります。また、昨年に引き続き、共同利用施設の拡充として、いみず野農業協同組合が実施する荷受けを円滑にするトラックスケールの設置や一等米比率向上のための玄米色彩選別機導入などに対し、支援してまいります。

 さらに、ブランド化・特産化が期待できる高付加価値の作物の研究と振興に支援するとともに、安定的な経営の担い手として営農組合を育成するための機械導入などに支援してまいります。

 農業生産基盤の整備につきましては、引き続き、「国営附帯県営農地防災事業」を初め、「県営経営体育成基盤整備事業」や「団体営・県単・市単土地改良事業」の進捗に鋭意努め、農業用施設の増強や保全、大型圃場整備により生産性の高い優良農地の確保と高度利用を図るとともに、支線用排水路施設及び農道の整備を行うなど、農村環境の向上に幅広く努めてまいります。

 林業の振興につきましては、「森林整備地域活動支援事業」や「県単森林整備事業」を活用し、間伐や被害林の処理、森林の現況調査、簡易測量や境界標示、作業道や歩道の整備・管理などを行い、森林の健全な育成を図ってまいります。

 水産業の振興につきましては、漁港及び漁港周辺の環境改善のため、水産廃棄物処理施設の設置や漁港の安全整備などに対し、支援してまいります。

 また、漁業災害補償法に基づく漁獲共済助成により、漁業経営の安定化を図ってまいります。

 栽培漁業の振興として、新湊漁業協同組合が行っている環境保護と調和した岩ガキの栽培漁業の研究や近畿大学水産研究所富山実験場と堀岡養殖漁業組合が行っているエゾアワビの陸上養殖の研究、また大門漁業協同組合のアユの中間育成に対し支援してまいります。

 さらに、ヒラメ、クロダイ、ガザミなどの稚魚放流や小学生を対象にした体験漁業などに対しても、引き続き支援してまいります。

 商工業の振興につきましては、旧市町村の融資制度をすべて引き継ぎ、中小企業の経営基盤の安定や体質強化に努めてまいります。このうち、市の中小企業振興資金融資については、融資限度額を1,250万円から1,500万円に引き上げ、事業資金や運転資金の円滑化、経営改善など企業活動の活性化を図ってまいります。

 さらに、市街地整備と一体となった商業機能の再構築を進めるとともに、市民の憩いや交流の場として、魅力ある都市空間の形成によるにぎわいづくりを進めてまいります。

 企業の誘致につきましては、新たな活力の源として、また、雇用機会の増大、若者の定着化を図るため、優良企業の新規立地や増設など、企業誘致を積極的に推進してまいります。御承知のとおり、本市では工業団地がバランスよく配置されております。立地助成制度を見直しするなど、企業のニーズに柔軟に対応できるように努めてまいります。

 一方、企業立地セミナーへの積極的な参加やJR、富山空港などでの広告にも工夫を凝らし、引き続きPR活動を進めていくほか、県などと連携を密にし、情報収集にも努めてまいります。

 産学官連携事業につきましては、平成15年度から新湊商工会議所が主体となり、産学官連携活用セミナーや相談会などの開催、中小企業者への各種支援や助成制度の研究に取り組んでいるところであります。今後は、4商工会も含めた、市全域での事業展開を奨励し、支援してまいります。

 特産品等のブランド化につきましては、本市の魅力やよさを全国に認識してもらうため、「農水産物」、「伝統工芸品」、「各地域の魅力」、「伝統文化」を射水ブランドとして確立し、全国にアピールしていくため検討組織を設置し、個々のブランドの発掘、選択、育成を初め、支援体制やPR方法などの調査研究を行ってまいります。

 魅力ある観光振興につきましては、集客力のある既存施設や豊富な海の幸、野の幸、山の幸など特色ある観光資源を生かし、観光拠点づくりを行っていくとともに、県内全域において環境拠点を有機的、広域的に結びつけるネットワークの構築に努め、関係機関や自治体、民間企業、地域の皆さんと連携協力し、まちの活性化、魅力あるまちづくりを推進してまいります。

 また、関係機関と連携した物産展への参加、特産品の開発、ブランド化など、射水の観光と物産の宣伝活動を展開してまいります。

 勤労者福祉の充実につきましては、高齢者、女性、障害者などの雇用の促進を図るとともに、パートタイマーなどの雇用に対する相談体制を充実するなど、雇用環境の整備に努めてまいります。また今後とも新規学卒者フォーラムや合同就職面接会の開催、Uターン情報の提供など、引き続き関係機関と密接な連携のもと、雇用の創出に努めてまいります。

 第6は、「多様でふれあいのあるまち」についてであります。

 人材・組織の育成につきましては、自治会、町内会活動などの市民主体の活動に対し、より一層の充実を図るため引き続き支援し、各地区の自治会、町内会などと連携を図りながら、自治活動の振興を促進し、活動しやすい環境づくりに努めてまいります。

 国際交流につきましては、本市における国際化の進展に対応し、市民の草の根交流から在住外国人との共生を目指す「射水市民国際交流協会」の活動の市内全域への拡大と内容の一層の充実を支援してまいります。

 国内交流につきましては、旧市町において今日まで培ってきたきずなを大切にするとともに、新たにさまざまな分野で市民交流が充実するよう努めてまいります。

 協働のための啓発活動の充実につきましては、行政情報の共有を一層推進するという観点から広報「いみず」を初めとする広報誌の発行、ケーブルテレビの活用、インターネットによるホームページの掲載、市勢要覧の発行など広報活動に努めてまいります。また、広聴事業としてタウンミーティングのほか、市長への手紙、ホームページによる市へのメールなどを行い、住民ニーズを的確に把握し、参画と協働のためのコミュニケーションの活発化に努めてまいります。

 参画の機会拡充につきましては、地域審議会における協議により、地域課題の検討や施策立案などにおいて地域住民の声を行政施策に反映させ、市民と行政がそれぞれの責任を自覚した協働のまちづくりを進めてまいります。

 男女共同参画社会の推進につきましては、男女がお互いに尊重し、個性と能力を発揮し、責任を分かち合える社会を築くため、これまでも啓発普及に努めてきております。今後とも地域のよさを生かした推進活動に努めるとともに、男女平等・共同参画社会の実現を目指す根幹となる条例の制定を初め、行動計画の策定に取り組んでまいります。

 第7は、「健全でわかりやすいまち」についてであります。

 総合計画の策定につきましては、市の将来像や基本構造などについてさまざまな角度から検討を行うため、市民ワーキングチームや総合計画審議会を設置するとともに、市民意識調査やまちづくりに関するシンポジウムを行うなど、将来に夢と希望が持てるような計画づくりを進めてまいります。

 行政能力の向上につきましては、各職員研修などを通じて意識改革や資質の向上を図り、複雑多様化する住民ニーズや地方分権時代に対応できる人材の育成について計画的に取り組んでまいります。また、適正な定員管理と職員配置に取り組み、効果的、効率的な行政サービスの提供に努めてまいります。

 次に、歳入予算のうち、主なものについて申し上げます。

 まず、市税におきましては、旧5市町村の平成17年度当初予算合計額と比較して、全体で3億8,587万4,000円、3.2%増の125億667万8,000円を見込んでおります。このうち、個人市民税につきましては、税制改正などにより10.8%増の35億5,656万7,000円を、法人市民税につきましても、一部の企業での収益改善などから26.4%増の13億6,920万円を見込んでおります。一方、固定資産税につきましては、評価がえによる影響から3.9%減の68億3,842万2,000円を見込んでおります。市税全体といたしましては若干の伸びを見込みましたが、三位一体の改革などにより厳しさを増す財政環境にあって、主要財源である市税の一日も早い本格的な回復を期待しております。

 地方交付税につきましては、地方財政計画や合併に係る経費を勘案し、69億1,600万円を計上いたしております。

 国及び県支出金につきましては、補助負担金の削減による影響額や補助対象事業費などを算定の上、合わせて29億1,733万9,000円を計上いたしております。

 基金繰入金につきましては、財政調整基金、減債基金などからの繰り入れで総額18億7,803万5,000円を計上いたしております。

 市債につきましては、合併特例事業債で14億3,870万円、普通交付税の振替財源である臨時財政対策債で11億1,000万円、減税補填債で1億2,000万円、地方特定道路整備事業債で3億7,160万円など、総額で34億7,690万円を計上いたしております。

 次に、平成17年度補正予算案について申し上げます。

 今回の補正の主なものは、東京都世田谷区の大伴二三弥氏から2,000万円の寄附を受けましたので、芸術文化振興基金に積み立てるほか、財政調整基金へ2億287万5,000円を積み立てるものであります。あわせて事業の確定及び諸経費の年度内所要見込み額の算定に基づき事業費を増減しております。

 補正額は一般会計で、5億1,172万7,000円を減額し、予算総額を240億6,296万5,000円とするものであります。

 また、特別会計では、ケーブルテレビ事業、公共用地先行取得事業、国民健康保険事業、介護保険事業、下水道事業、農業集落排水事業、病院事業の会計の総計で2億1万7,000円を減額し、予算総額を209億6,979万6,000円とするものであります。

 続きまして、予算以外の議案について御説明を申し上げます。

 まず、姉妹都市の締結についてを2件提案いたしております。

 これは、旧新湊市の姉妹都市であった長野県千曲市と、旧大門町の友好都市であった北海道剣淵町とそれぞれ姉妹都市提携を締結しようとするものであります。

 条例関係といたしましては、射水市国民保護対策本部及び射水市緊急対処事態対策本部条例など6件の制定、射水市新湊ふれあい会館条例など36件の一部改正、また射水市障害者と高齢者等の交流ハウス条例など3件の廃止を提案いたしております。

 条例以外の議案といたしましては、字の区域の変更及び廃止についてなど7件を提案いたしております。

 報告案件といたしまして専決処分を行いました平成17年度射水市一般会計補正予算(第1号)を提出いたしております。あわせて平成17年度新湊市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてなど、合併前の旧市町村等の決算認定11件につきましても、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。

 以上、市政に対する所信の一端と基本的な考え方について申し述べました。

 「射水」は古くは奈良時代から受け継がれる由緒ある名前であります。今、またこの名を引き継ぎ、新生「射水市」として新たな歴史にその名を刻んでおります。本市が初めて通年予算で市政運営する平成18年度を射水市の実質元年ととらえ、「きらめき・響きあい 夢を育む 射水」に向けて大きく飛躍し、発展できるよう全力で市政の運営に当たってまいりたいと存じます。

 ここに改めて議員各位の御協力と市民の皆様の温かい御支援をお願い申し上げる次第であります。



○議長(中川一夫君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりました。

 これより各議案に対する質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中川一夫君) 質疑なしと認めます。

 よって、これにて質疑を終結いたします。

 ここで暫時休憩いたします。11時30分から本会議を再開いたします。



△休憩 午前11時08分



△再開 午前11時30分



○議長(中川一夫君) ただいまの出席議員数は会議の定足数に達しております。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△議案第21号 姉妹都市の締結について及び議案第22号 姉妹都市の締結について



○議長(中川一夫君) 日程第4 議案第21号 姉妹都市の締結について及び議案第22号 同じく姉妹都市の締結についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 議案第21号 姉妹都市の締結について及び議案第22号 姉妹都市の締結についてにつきましては、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中川一夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第21号及び議案第22号につきましては委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中川一夫君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。

 これより採決を行います。

 議案第21号 姉妹都市の締結についてを原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     〔賛成者挙手〕



○議長(中川一夫君) 挙手全員であります。

 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第22号 姉妹都市の締結についてを原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     〔賛成者挙手〕



○議長(中川一夫君) 挙手全員であります。

 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。

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△予算特別委員会の設置及び議案の付託(議案第1号及び議案第13号)



○議長(中川一夫君) 次に、日程第5 予算特別委員会の設置及び議案の付託についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 議案第1号 平成18年度射水市一般会計予算及び議案第13号 平成17年度射水市一般会計補正予算(第2号)については、先例により、議長を除く議員全員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中川一夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、予算特別委員会を設置し、議案第1号及び議案第13号を付託することに決しました。

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△決算特別委員会の設置及び議案の付託(認定第1号から認定第11号まで)



○議長(中川一夫君) 次に、日程第6 決算特別委員会の設置及び議案の付託についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 認定第1号 平成17年度新湊市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 平成17年度小杉町一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号 平成17年度大門町一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 平成17年度大島町一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号 平成17年度下村一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 平成17年度射水地区広域圏事務組合一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号 平成17年度射水消防組合一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号 平成17年度大門町大島町中学校組合会計歳入歳出決算の認定について、認定第9号 平成17年度射水郡大島町・新湊市・大門町(北野用水)組合歳入歳出決算の認定について、認定第10号 平成17年度新湊市病院事業会計決算認定について及び認定第11号 平成17年度射水上水道企業団水道事業会計決算認定については、12名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して次の6月定例会まで閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中川一夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、認定第1号から認定第11号までについては、12名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して次の6月定例会までの閉会中の継続審査とすることに決しました。

 さらにお諮りいたします。

 ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、津田信人君、橋本昌樹君、梶谷幸三君、奈田安弘君、竹内美津子君、泉田恒男君、中村弘君、野崎義雄君、中野正一君、石黒勝三郎君、呉松福一君、大窪長則君、以上の諸君を指名いたします。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中川一夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました諸君を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。

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△各議案の委員会付託(議案第2号から議案第12号まで、議案第14号から議案第20号まで及び議案第23号から議案第74号まで並びに報告第1号)



○議長(中川一夫君) 次に、日程第7 各議案の委員会付託を行います。

 議案第2号から議案第12号まで、議案第14号から議案第20号まで及び議案第23号から議案第74号まで並びに報告第1号については、お手元に配付してあります議案付託表のとおりそれぞれの所管の常任委員会に付託いたします。

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△請願の委員会付託(請願第1号)



○議長(中川一夫君) 次に、日程第8 請願の委員会付託を行います。

 請願第1号 北陸新幹線ルート沿線の側道整備を要望する請願書につきましては、産業建設常任委員会に付託いたします。

 ここで、決算特別委員会の正副委員長互選のため暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時37分



△再開 午前11時47分



○議長(中川一夫君) ただいまの出席議員数は会議の定足数に達しております。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△決算特別委員会正副委員長の互選結果報告



○議長(中川一夫君) 日程第9 決算特別委員会正副委員長の互選の結果を報告いたします。

 先ほど開催されました決算特別委員会において、委員長に石黒勝三郎君、副委員長に泉田恒男君が就任されましたので御報告申し上げます。

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△散会の宣告



○議長(中川一夫君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。

 ここでお諮りいたします。

 6日及び7日は議案調査日として休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中川一夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、6日及び7日は休会とすることに決しました。

 なお、本日午後1時30分から全員協議会を開催いたしたいと思います。

 次の本会議は8日に開き、各派代表質問及び一般質問を行います。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでした。



△散会 午前11時47分