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富山県 南砺市

平成22年  3月 定例会(第1回) 03月01日−01号




平成22年  3月 定例会(第1回) − 03月01日−01号







平成22年  3月 定例会(第1回)



南砺市告示第22号

          南砺市議会3月定例会の招集について

 地方自治法(昭和22年法律第67号)第101条第1項の規定により、平成22年第1回南砺市議会3月定例会を、次のとおり招集する。

 平成22年2月15日

                            南砺市長 田中幹夫

                   記

        1 期日   平成22年3月1日(月)

        2 場所   南砺市役所福光庁舎 議場

議事日程(第1号)

                  平成22年3月1日(月)午後2時30分開会

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期決定の件

日程第3 議案第1号 平成22年度南砺市一般会計予算

     議案第2号 平成22年度南砺市バス事業特別会計予算

     議案第3号 平成22年度南砺市国民健康保険事業特別会計予算

     議案第4号 平成22年度南砺市老人保健医療事業特別会計予算

     議案第5号 平成22年度南砺市後期高齢者医療事業特別会計予算

     議案第6号 平成22年度南砺市介護事業特別会計予算

     議案第7号 平成22年度南砺市訪問看護事業特別会計予算

     議案第8号 平成22年度南砺市工業用地造成事業特別会計予算

     議案第9号 平成22年度南砺市簡易水道事業特別会計予算

     議案第10号 平成22年度南砺市病院事業会計予算

     議案第11号 平成22年度南砺市水道事業会計予算

     議案第12号 平成22年度南砺市下水道事業会計予算

     議案第13号 平成21年度南砺市一般会計補正予算(第8号)

     議案第14号 平成21年度南砺市バス事業特別会計補正予算(第4号)

     議案第15号 平成21年度南砺市温泉事業特別会計補正予算(第5号)

     議案第16号 平成21年度南砺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)

     議案第17号 平成21年度南砺市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第18号 平成21年度南砺市介護事業特別会計補正予算(第3号)

     議案第19号 平成21年度南砺市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第20号 平成21年度南砺市病院事業会計補正予算(第4号)

     議案第21号 平成21年度南砺市水道事業会計補正予算(第3号)

     議案第22号 南砺市協働のまちづくり支援センター条例の制定について

     議案第23号 南砺市クレー射撃場条例の制定について

     議案第24号 南砺市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び南砺市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について

     議案第25号 南砺市特別会計条例の一部改正について

     議案第26号 南砺市手数料条例の一部改正について

     議案第27号 南砺市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改正について

     議案第28号 南砺市積立基金条例の一部改正について

     議案第29号 南砺市立学校設置条例の一部改正について

     議案第30号 南砺市公民館条例の一部改正について

     議案第31号 南砺市立図書館条例の一部改正について

     議案第32号 南砺市城端勤労青少年ホーム条例の一部改正について

     議案第33号 南砺市児童館条例の一部改正について

     議案第34号 南砺市国民健康保険診療所条例の一部改正について

     議案第35号 南砺市上平自然環境活用センター条例の一部改正について

     議案第36号 南砺市都市公園条例の一部改正について

     議案第37号 南砺市駐輪場条例の一部改正について

     議案第38号 南砺市駐車場条例の一部改正について

     議案第39号 南砺市集落排水処理施設条例の一部改正について

     議案第40号 南砺市消防団条例の一部改正について

     議案第41号 南砺市立幼稚園設置条例の廃止について

     議案第42号 財産の取得について

     議案第43号 字の区域の変更について

     議案第44号 辺地総合整備計画の策定について

     議案第45号 市道路線の廃止について

     議案第46号 市道路線の認定について

     議案第47号 市道路線の変更について

     議案第48号 損害賠償に係る和解について

     議案第49号 南砺市合掌造り等活用施設(旧野宇家等)の指定管理者の指定について

     議案第50号 南砺市五箇山民俗館及び南砺市塩硝の館の指定管理者の指定について

     議案第51号 南砺市民謡の里(民謡の里公園)の指定管理者の指定について

     議案第52号 南砺市民謡の里(上平林業振興センター)の指定管理者の指定について

     議案第53号 南砺市世界遺産菅沼合掌造り集落展望広場の指定管理者の指定について

     議案第54号 南砺市利賀みどりの一里塚サービスステーションの指定管理者の指定について

     承認第1号 専決処分の承認を求めることについて

     報告第1号 専決処分の報告について

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(29人)

      1番  河合常晴議員        2番  赤池伸彦議員

      3番  水口秀治議員        4番  脊戸川義之議員

      5番  (欠員)          6番  山本勝徳議員

      7番  助田幸雄議員        8番  長井久美子議員

      9番  水上成雄議員       10番  榊 祐人議員

     11番  中島 満議員       12番  山瀬悦朗議員

     13番  齊藤光一議員       14番  向川静孝議員

     15番  池田庄平議員       16番  高田龍司郎議員

     17番  川邊邦明議員       18番  山田 勉議員

     19番  岩崎 誠議員       20番  石崎俊彦議員

     21番  前田美好議員       22番  才川昌一議員

     23番  蓮沼晃一議員       24番  浅田裕二議員

     25番  片岸 博議員       26番  西井秀治議員

     27番  香川俊光議員       28番  水木 猛議員

     29番  城岸一明議員       30番  且見公順議員

欠席議員(なし)

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説明のため出席した者

 市長       田中幹夫      副市長      中山繁實

 教育長      浅田 茂      教育委員長    石岡敬夫

 代表監査委員   高桑俊介      医療局管理者   倉知 圓

 会計管理者    石村悦朗      市長政策室長   平本和雄

 総務部長     下田正佳      民生部長     山畔勝博

 医療局長     仲筋武智      産業経済部長   三谷直樹

 建設部長     上坂吉明      市長政策室次長  大浦章一

 総務部次長    一二三敦司     総務部次長    高山博文

 教育次長     永井 厳      民生部次長    水上正光

 産業経済部次長  西坂英嗣      産業経済部次長  長谷川正昭

 建設部次長    西村俊郎      建設部次長    裏田 親

職務のため出席した事務局職員

                    主幹

 事務局長     松田泰彦               林 律子

                    議事調査係長

 議事調査係主任  溝口早苗

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△開会 午後2時30分



△開会及び開議の宣告



○議長(且見公順議員) ただいまから平成22年第1回南砺市議会3月定例会を開会いたします。

 本日の会議を開きます。

 議事日程はお手元に配付のとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(且見公順議員) これより、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議規則第81条の規定により、会期中の会議録署名議員に1番河合常晴議員、2番赤池伸彦議員、3番水口秀治議員を指名いたします。

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△会期の決定



○議長(且見公順議員) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月23日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(且見公順議員) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は23日間と決定いたしました。

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△議案第1号から議案第54号及び承認第1号並びに報告第1号の上程、説明



○議長(且見公順議員) 次に、日程第3、議案第1号 平成22年度南砺市一般会計予算から議案第54号 南砺市利賀みどりの一里塚サービスステーションの指定管理者の指定についてまで、及び承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、並びに報告第1号 専決処分の報告についてまで、以上56案件を一括議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。

 田中市長。

   〔田中幹夫市長登壇〕



◎市長(田中幹夫) 本日ここに、平成22年3月定例会を開催いたしましたところ、議員各位には何かとご多忙の折にもかかわらずご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。

 提案理由の説明に入ります前に、最近の情勢や市政に対する所信の一端を申し述べ、議員の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 昨年10月5日の福野南部自治振興会を皮切りに、31の自治振興会において開催していただきました地域づくり談議も2月18日の南蟹谷自治振興会を最後に無事終了することができました。昨年に引き続き南砺市と自治振興会との共催により実施させていただき、期間中総勢2,300人余りの皆様にご参加をいただきました。自治振興会役員や地域住民の皆様方に多大なるご協力と貴重なご意見を賜りましたことにつきまして、この場をお借りしまして改めてお礼を申し上げます。また、議員の皆様にもご出席を賜り厚く御礼を申し上げます。

 市長就任以来、数多くの市民の皆さんとの対話を通じ、市民満足度を高め、活力ある地域社会を作り上げていくためには、市民との協働のまちづくりを進めていくことが何より大切であると実感しているところであります。このことから今回で2回目となる地域づくり談議では、市民協働のまちづくりとはどのようなものかを市民の皆さんと一緒になって考えること、そして、どのようにすれば政策決定に市民の皆さんの意見を取り入れることができるのかを大きな目的の柱として、現在の南砺市の状況と今後検討すべき課題等を中心に対話を進めてきたところであります。協働のまちづくりは市民の皆さんと行政が一緒になって作り上げていくべきものであり、いまだ暗中模索の状況ではありますが、お互いの顔の見える規模での地域づくり談議を通じ、市民と行政との距離が少しでも縮まり、市政に関心を持っていただく機会になったのであれば幸いだと思います。また、市職員にとっても、直接地域住民の方々の考えを聞くよい機会であり、今後地域と市をつなぐ大切なパイプ役として活躍してもらえるものと大いに期待しているところであります。

 私が市長に就任してこの1年間、「南砺市ブランド」を売り込んでいくために、関東、東海、関西地方など広範囲な活動が必要であると考え、南砺市のトップセールスマンであるとの気概をもって、わずかな機会も逃がさないよう様々な所へ出向くよう努めてまいりました。また、県内の市長とも連携し、富山ブランドを韓国など海外へも積極的に売り込みに行ったところでもあります。しかし、世界遺産五箇山合掌造り集落、棟方志功ゆかりの地、城端曳山祭、世界演劇祭、福野夜高祭、井波彫刻などの地域ブランドは知っていても「南砺市」についてはまったく知られていない状況にあります。この状況は県内においても同様であります。まずは、富山県内の人に南砺市を知っていただくことが大切であると考え、昨年、富山市のグランドプラザにおいて「なんと観光博」を開催したところであります。この取り組みを次に近隣の県に広げ、時間がかかっても「なんとし」の輪を徐々に大きくしていくことが必要だと考えています。

 併せて多くの自治体と連携を深めながら、県外・海外へも積極的な観光施策を実施していかなければならないと考えています。今年の4月1日、市内6つの観光協会が合併し、新しく南砺市観光協会が発足いたしますが、これからは南砺市と観光協会が一体となって新しい感覚を取り入れながら地域ブランドに磨きをかけ、新たな南砺市ブランドの確立に努めていきたいと考えています。

 また、現在南砺市の常備消防については、砺波広域圏消防により対応しているところですが、昨今の頻発する災害への対応や消防力の向上のため消防の広域化が求められています。このことから、小矢部市を含めた砺波地域消防組合の設立を目指し調整を進めているところであります。4月1日にはより具体的な課題を検討するため砺波地域広域消防運営協議会が設立される予定となっています。隣接する3市がスクラムを組み、広域的な防災・消防体制を確立することにより、より安全で安心な地域づくりが実現されることから、今後この消防広域化にしっかりと対応していきたいと考えています。

 更に、医療、ごみの問題など山積する課題は大変多いですが、5年後、10年後の豊かな持続可能な地域づくりを目指し、行財政改革もひるむことなく実行していかなければなりません。

 それでは、提案いたしました議案につき、提案理由とその概要を説明申し上げます。

 議案第1号から議案第12号までは、12の会計について平成22年度当初予算を調製し、議会の議決をいただこうとするものであります。

 なお、くろば温泉が平成22年度から指定管理者制度に移行することから、温泉事業特別会計を廃止しました。

 平成22年度予算編成に対する基本的な考え方として、将来を展望し、様々な方々から選ばれる南砺市となるにはどうあるべきかを念頭に進めてきたところであります。その第1として次世代にとって魅力的な南砺市となること。第2には現在居住している方々に引き続き選んでいただける南砺市となること。第3には平成26年度の北陸新幹線金沢開業に備え交流人口の拡大のため、県内、国内のみならず広く海外の方々からも訪問先として選んでいただける南砺市となることであります。これら未来への投資として重点的に取り組んだことについて申し上げます。

 第1には、総合計画の実現に向けて、実施に移せる事業については積極的に予算化することといたしました。また、基本調査や実施設計の段階に入れる事業につきましても、積極的に予算を計上し、次年度以降、合併特例債など有利な財源を期限内に計画的に活用できるように配慮しました。

 第2には、昨年から取り組みを進めてきた「市民協働のまちづくり」を更に進め、新段階へ踏み出すためのシステムづくりにつながる予算計上に努めました。

 第3には、元気づくりにつながる事業を展開し、4月に市内6つの観光協会が合併し新しく南砺市観光協会が発足することから、観光戦略を強化し交流人口を拡大するとともに、農業、商業、工業それぞれの分野における新しい取り組みを支援し、活力あるまちづくりとなるよう配慮をいたしました。

 第4には、安心づくりにつながる事業を展開し、省資源、省エネルギーなど環境の負荷を低減し住みやすい地域づくりを進めるとともに、安心して産み育てることのできる子育て環境の充実に力を入れました。

 第5には、夢づくりにつながる事業を展開し、意欲ある市民のやる気を引き出し、ボランティア活動を含め幅広い活動の場を提供するよう配慮をいたしました。

 第6には、道路、上水道、下水道など社会資本の充実に引き続き力を注ぎ、生活の利便性向上と産業基盤の整備に配慮いたしました。

 次に、予算編成にあたり留意した事項について申し上げます。

 まず、総合計画の実施計画に留意の上、特に、起債事業につきましては、後年度の実質公債費比率及び財源を考慮して予算化したところであります。併せて、起債総額を元金償還額の範囲内に抑え、市債残高を減らすとともに、新たな起債につきましては、後年度元利償還金が地方交付税に算入されるものを厳選いたしました。

 なお、予算査定にあたっては、厳しい財政状況を踏まえ、投資的経費は一般財源ベースで10%、経常経費は5%の削減を原則としたところであります。

 以上の方針に基づいて編成いたしました平成22年度予算の規模は、一般会計310億3,400万円、特別会計81億1,820万円、企業会計142億7,505万3,000円、合計534億2,725万3,000円となり、平成21年度当初予算と比較して、一般会計では3.9パーセント減、特別会計で2.3パーセント減、企業会計で16.1パーセント減、予算総額でも7.3パーセントの減となるものであります。

 最初に、一般会計についてその概要を申し上げます。

 平成22年度は総合計画の4年目であり、実施計画に盛り込まれた事業のうち、学校施設の改築に加え、新たに統合保育園の建設に着手することにしていますが、継続事業で進めている福野小学校、平中学校の建設費を国の経済対策の一環として22年度事業分を21年度に前倒しで予算化したことから普通建設事業費が減額となっております。また、平成20年7月28日の豪雨災害復旧事業が完了したことなどにより災害復旧費が減額となる一方、子ども手当の新設などにより扶助費が大幅な増額となることから、予算総額としては若干の減となっています。

 ただし、平成21年度予算のうち、国の第2次補正予算に係る地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業を初め、学校改築事業など経済危機対策として予算化した事業の多くが平成22年度への繰越事業となる予定であり、継続費逓次繰越額を含めた繰越事業は44億円に上ると見込んでおります。その多くは投資的経費であり、22年度予算の投資的経費の減少分11億9,146万6,000円を大きく上回ることとなることから、実行しなければならない建設事業費は前年度に引き続き非常に大きなものとなっています。

 予算化いたしました主な事業は、(仮称)福野東部統合保育園及び福野西部統合保育園整備事業8億6,104万7,000円、公営住宅整備事業3億80万8,000円、福野小学校改築事業1億2,497万6,000円、平・上平統合小学校新築事業2億9,330万円、平中学校新築事業8,987万2,000円、福光東部小学校耐震補強計画650万円、協働のまちづくりを進めるための書記手当を含む住民自治活動交付金5,453万8,000円、協働のまちづくり条例策定費168万9,000円、新しく発足する観光協会補助金8,830万円、世界遺産登録15周年記念事業及びマスタープラン作成費404万1,000円、グリーンニューディール事業1,900万円、バイオマスタウン構想策定費494万3,000円、子ども手当給付事業7億8,537万円、鳥獣害防止総合対策費1,700万円、七転び八起き塾事業353万円、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド20周年記念事業1,200万円などであります。

 また、一般会計の目的別歳出の状況では、事業費は建設事業によってそれぞれ大きく増減しておりますが、それを除きますと、協働によるまちづくり関連経費及び電算管理費の増1億1,563万2,000円により総務費が、児童手当から子ども手当へ移行することに伴う増4億6,974万8,000円により民生費が、下水道事業会計繰出金の増1億1,305万7,000円により土木費がそれぞれ増えています。一方、南砺リサイクルセンター償還元金の減に伴うごみ処理費及び南砺家庭・医療センターの国民健康保険事業会計への移行に伴う病院事業会計繰出金の減1億7,632万8,000円により衛生費が、県小口・中小企業融資資金預託金の減9,177万9,000円により商工費がそれぞれ減っており、公債費については、前年度において補償金免除繰上償還元金2億5,148万7,000円を計上していたことや前年度までの繰上償還等の効果により大幅な減となりました。

 また、性質別状況をみますと、行政改革により人件費が順調に減少しています。維持補修費は市民要望の強い道路橋梁維持費を2,493万4,000円増額したことから8.5パーセントの増となり、物件費は基幹システムの更新に伴う電算管理費、温泉事業特別会計廃止に伴う温泉施設管理費、埋蔵文化財調査業務委託料などの増により5.4パーセントの増となります。補助費等は下水道事業会計の破綻を回避するための繰出金の増や各種団体補助金の増により5.0パーセントの増となっています。一方、積立金は、前年度において今年度施行する複合教育施設アーパスの施設修繕費に充当するため電源立地交付金基金積立があったことにより、投資及び出資金は、下水道事業会計への出資金の減により、貸付金は、貸付実績の減少に伴い県小口・中小企業融資資金預託金が減額となることにより、繰出金は、国民健康保険事業会計において南砺家庭・地域医療センター分が増加するものの、温泉事業特別会計廃止に伴う減によりそれぞれ減となっています。

 歳入の状況では、市税については、前年度に厳しい経済状況を考慮し8億4,309万5,000円の大幅減を見込んだところですが、平成22年度は個人所得の減少や企業収益の悪化が更に進んでいることから、個人・法人市民税が大きく減少する見込みから前年度より更に2億5,192万4,000円の減となる66億2,213万2,000円とし、地方譲与税や地方消費税なども消費の低迷等により大幅な減を見込んでいます。地方交付税につきましては、合併後5年間加算されていた合併補正2億円がなくなるものの、雇用対策・地域資源活用臨時特例費や活性化推進特例費が創設されることなどを考慮のうえ、4億円増の138億円を見込みました。また、実施する事業に基づき、国庫支出金、県支出金、起債などについて調整を行いました。一般財源不足に対応するため、償還費が全額交付税措置される臨時財政対策債を5億円増とする一方、学校施設整備事業の21年度への前倒し計上や災害復旧事業の完了に伴い、合併特例債などの建設地方債は6億8,720万円の減となることから、市債の発行額は、前年度に対し1億8,720万円減の32億2,100万円といたしております。財政の健全化を表す実質公債費比率、起債残高には引き続き注意をしてまいります。

 歳入の調整を行って、なお足りない2億円につきましては、財政調整基金を取り崩すことといたしました。

 特別会計につきましては、市営バス路線の新規実証実験開始に伴いバス事業が、広域連合への納付金の増により後期高齢者医療事業が、サービスの充実により介護事業及び訪問看護事業がそれぞれ増額となりました。一方、温泉事業が廃止により皆減となったほか、国民健康保険事業において保険給付費等の減が見込まれること、簡易水道事業が建設改良費の減などによりそれぞれ減となることから、特別会計総額では若干の減となりました。

 企業会計につきましては、病院事業、水道事業及び下水道事業の3会計合計で、前年度に19億2,819万円の補償金免除繰上償還元金が計上されていたこと、水道事業及び下水道事業の建設改良費が減少したことから予算総額は大幅な減となりました。

 議案第13号から議案第21号までは、9の会計の平成21年度補正予算について、議会の議決をいただこうとするものであります。

 今回の補正では、地域活性化・きめ細かな臨時交付金に係る事業の追加、国・県の事業採択に伴うもの、入札差額など事業費確定に伴うもの、除雪対策費の追加、特別会計への繰出金、病院事業の運転資金の調達、将来の財政運営に資するための財政調整基金や減債基金などの基金への積立などについて調整したものであります。

 その結果、補正予算の規模は、一般会計11億8,518万円の増額、特別会計2億1,619万6,000円の減額、企業会計1億9,217万5,000円の増額となりました。

 まず、一般会計歳出予算について、主なものを申し上げます。

 地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業費4億6,195万円、住宅用太陽光発電設置事業補助金200万円、公衆浴場衛生設備改善事業補助金183万3,000円、子ども手当給付のためのシステム導入等準備費用415万7,000円、たまねぎ集出荷施設整備等に係る野菜自給力強化対策事業補助金2,113万8,000円、追加割り当てに伴う県営土地改良事業負担金2,000万円、定住奨励事業補助金270万円、21年発生農業用施設等災害復旧費1,712万2,000円、除雪委託料や機械修繕料など除雪対策費1億1,270万円、南砺家庭・地域医療センターを病院事業会計から国民健康保険事業会計へ移行するため必要となる資金及び病院事業への長期貸付金を含めた病院事業繰出金3億1,203万9,000円、温泉特別会計繰出金1,200万5,000円などを計上しました。また、後年度公共投資事業に充当し使用するための地域活性化・公共投資基金への積立金7,251万3,000円、クレー射撃場の維持管理費に充てるための積立金700万円、財政調整基金積立金2億円、減債基金積立金4億8,700万円などを計上いたしました。

 一方、子育て応援特別手当給付費は、国の事業中止により4,775万4,000円の皆減となったほか、入札差額を初め事業費の精算により、地域ICT利活用モデル構築費2,606万2,000円、小学校施設整備費1億583万8,000円、中学校施設整備費6,083万円、埋蔵文化財調査費3,175万1,000円などを減額補正いたしました。

 これらに対する歳入につきましては、市民税、普通交付税、財産売払収入の増額、地方譲与税などの各種交付金、財政調整基金繰入金の減額により一般財源を調整するとともに、事業費の増減により、国庫支出金、貸付金元利収入の増額、県支出金、市債の減額など所要の調整を行いました。

 次に、特別会計の補正予算の概要を申し上げます。

 バス事業特別会計では、緊急雇用創出事業を実績により減額いたしました。

 温泉事業特別会計では、施設修繕費が入札により減額となる一方、クアガーデンのRDFボイラーの故障により代替として使用していましたガスボイラーに係る光熱水費の増分について指定管理料を追加計上いたしました。

 国民健康保険事業特別会計では、事業費の確定により保険給付費や共同事業拠出金が減となったことから、3億886万円減額いたしました。

 後期高齢者医療事業特別会計では、事業費の確定に伴い、医療事務費過年度返還金など広域連合納付金1,554万1,000円、健診委託料277万円などを計上いたしました。

 また、介護事業特別会計では、過疎債から介護サービス事業債に振り替える地方債の補正を行いました。

 訪問看護事業特別会計では、安定的な財政運営のため財政調整基金を新設し、積立金6,500万円を計上いたしました。

 次に、企業会計について申し上げます。

 病院事業会計につきましては、収益的収支においてICT利活用モデル事業の減など1,674万5,000円減額するとともに、資本的収支においては医療用機械購入費432万円、南砺家庭・地域医療センター分の一般会計からの長期借入金償還金1億9,100万円を計上いたしました。

 水道事業会計では、資本的収支において、石綿管更新事業1,360万円を計上いたしました。

 最後に、予算以外の議案について申し上げます。

 議案第22号の南砺市協働のまちづくり支援センター条例の制定につきましては、NPO法人等の市民活動を支援し、協働のまちづくりを推進するための拠点として、山見地内に協働のまちづくり支援センターを設置するための規定を整備しようとするものであります。

 議案第23号の南砺市クレー射撃場条例の制定につきましては、富山県から譲渡を受ける富山県福光射撃場のうち、クレー射撃場の施設の設置に関し、指定管理者に関する事項、利用料金等必要となる規定を整備しようとするものであります。

 議案第24号の南砺市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び南砺市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、平成20年8月の人事院勧告及び平成21年5月の労働基準法改正に伴い、1日の勤務時間を8時間から7時間45分に15分短縮し、時間外代休制度を新設するため、職員の勤務時間、休暇等に関する条例を一部改正するとともに、月60時間を超える時間外勤務に対する割増率を100分の125から100分の150に引き上げる一般職の職員の給与に関する条例を一部改正し、時間外代休振替の制度化と併せて附則において勤務時間短縮に伴う職員の育児休業等に関する条例改正をしようとするものであります。なお、勤務時間の短縮に関する改正については、平成22年6月1日からの施行とするものであります。

 議案第25号の南砺市特別会計条例の一部改正につきましては、平成22年4月1日からすべての温泉施設が指定管理制度に移行することに伴い、温泉事業特別会計を廃止し一般会計へ組み入れようとするものであります。

 議案第26号の南砺市手数料条例の一部改正につきましては、自動交付機の利用率の向上、窓口対応の充実及び住基カードの普及促進を図るため、証明書自動交付機による戸籍謄本、住民票の写し、印鑑証明書などの証明書手数料を現行よりそれぞれ50円減額しようとするものであります。

 議案第27号の南砺市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改正につきましては、住宅使用料や水道料金などの税外収入金の延滞金の算出方法を独自に定めていたものを、市税条例の例によることとすることにより、市における収入金の延滞金算出方法の統一を図ろうとするものであります。

 議案第28号の南砺市積立基金条例の一部改正につきましては、新たに訪問看護事業特別会計の安定的な財政運営のため訪問看護事業財政調整基金を、地域活性化等に資する公共投資事業に充てるため地域活性化・公共投資基金を、クレー射撃場施設の維持管理費に充てるためクレー射撃場施設管理基金をそれぞれ設置するとともに、地域活性化・公共投資基金の新設に併せ、地域活性化・生活対策基金の目的を変更しようとするものであります。

 議案第29号の南砺市立学校設置条例の一部改正につきましては、休校中となっている利賀小学校下原分校を廃止しようとするものであります。

 議案第30号の南砺市公民館条例の一部改正につきましては、城端公民館を陶芸工房から城端勤労青少年ホームへ、蓑谷公民館を地区体育施設から旧蓑谷保育園へそれぞれ場所の変更をするとともに、北野公民館については、地番の修正をしようとするものであります。

 議案第31号の南砺市立図書館条例の一部改正につきましては、新中央図書館の開館に伴い、中央館、地域館の名称、位置を変更しようとするものであり、福光7336番地4の新中央図書館を南砺市立中央図書館に、やかた100番地の旧中央図書館を南砺市立福野図書館とするものであります。

 議案第32号の南砺市城端勤労青少年ホーム条例の一部改正につきましては、城端公民館が城端勤労青少年ホームに入居することに伴い、公民館として使用する談話室を料金表から削除しようとするものであります。

 議案第33号の南砺市児童館条例の一部改正につきましては、上平児童館を取り壊しにより削除するとともに、城端児童館の位置表示を修正しようとするものであります。

 議案第34号の南砺市国民健康保険診療所条例の一部改正につきましては、大学病院との連携強化と診療所との一体運営による相互協力体制を確立することにより診療所機能の充実を図るため、南砺家庭・地域医療センターを南砺市民病院附属診療所から国民健康保険診療所へ転換しようとするものであります。

 議案第35号の南砺市上平自然環境活用センター条例の一部改正につきましては、4月からの指定管理制度への移行に伴い、設置目的に地域観光情報や道路情報の提供等、道の駅としての機能を追加し、施設の明確化を図ろうとするものであります。

 議案第36号の南砺市都市公園条例の一部改正につきましては、指定管理規定を整備するとともに、福光公園及び西町公園の位置表示を変更しようとするものであります。

 議案第37号の南砺市駐輪場条例の一部改正につきましては、越中山田駅前駐輪場を追加するとともに、地番修正に伴い福光駅前駐輪場の位置表示を変更しようとするものであります。

 議案第38号の南砺市駐車場条例の一部改正につきましては、城端駅北駐車場を追加するとともに、松原新駐車場を廃止しようとするものであります。

 議案第39号の南砺市集落排水処理施設条例の一部改正につきましては、豆谷処理施設を追加しようとするものであります。

 議案第40号の南砺市消防団条例の一部改正につきましては、消防団員確保のため、任命条件となっている市内に居住又は勤務する者とする要件を欠いた場合において、隣接市村に転出した場合であっても消防団活動を継続できるように居住地等の要件緩和を行うとともに、一部規定の文言を平易なものに改めようとするものであります。

 議案第41号の南砺市立幼稚園設置条例の廃止につきましては、平成4年4月から休園となり現在城端児童館として利用している城端幼稚園を廃止しようとするものであります。

 議案第42号の財産の取得につきましては、予定価格が2,000万円以上かつ5,000平方メートル以上の土地の取得について議会の議決を求めるものであります。福野地域百町地内において、(仮称)福野東部統合保育園用地として土地7,726.03平方メートルを金額8,703万1,942円で富山県ほか2名から取得しようとするものであります。

 なお、富山県との土地売買仮契約については平成21年12月24日に締結したところですが、平成21年度事業であることから、土地代金の支払いから所有権移転登記、土地の引渡しまでの土地売買に係る事務のすべてを平成22年3月末までに完了することが必要となっています。しかし、一連の事務処理に相当程度の日数を要することから、早急に事務を進めさせていただきたく、本議案について、定例会初日での議決を賜りますようお願い申し上げます。

 議案第43号の字の区域の変更につきましては、県営経営体育成基盤整備事業吉江南部地区の土地改良事業の施行に伴い、換地処分を行うため地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。

 議案第44号の辺地総合整備計画の策定につきましては、辺地2地域に係る総合整備計画の策定について、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定により議会の議決を求めるものであります。

 議案第45号の市道路線の廃止、議案第46号の市道路線の認定及び議案第47号の市道路線の変更につきましては、北山田地区圃場整備の施行や砺波南部広域農道、県道の市への移管等に伴い、市道路線の廃止、認定及び変更を行おうとするものであります。

 議案第48号の損害賠償に係る和解につきましては、平成18年度の公立南砺中央病院における医療事故について相手方との和解が成立したことに伴い、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額等を定めることについて議会の議決を求めるものであります。

 議案第49号から議案第54号までは、平成22年3月31日に指定期間が終了する9の公の施設の指定管理者の指定について、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。

 承認第1号は、平成21年度補正予算に係るもの2件について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。

 専決第1号の一般会計補正予算(第6号)は、除雪経費の不足分を追加計上するとともに、地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業の事業間調整を行ったものであり、専決第5号の一般会計補正予算(第7号)は、富山干柿包装施設整備補助金及び公共施設の臨時除排雪経費を予算化したものであります。

 報告第1号は、100万円以内の損害賠償に係る損害賠償額の決定及び和解について専決を行いましたので、地方自治法第180条第2項の規定により、これを報告するものであります。

 以上、平成22年度における市政運営の基本方針及び本定例会に提案いたしました議案について提案理由を説明申し上げましたが、何卒、慎重ご審議のうえ、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。

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△議案第42号の質疑、討論、採決



○議長(且見公順議員) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております案件のうち、議案第42号 財産の取得については、急を要する案件でありますので、直ちに審議をいたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕

 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、南砺市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(且見公順議員) ご異議なしと認めます。

 よって、そのように決定いたしました。

 次に、討論に入ります。

 討論はありませんか。

   〔「なし」と言う人あり〕

 討論なしと認めます。

 これより採決を行います。

 議案第42号 財産の取得についてを採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   〔賛成者起立〕



○議長(且見公順議員) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△休会について



○議長(且見公順議員) お諮りいたします。議案調査のため、3月2日から5日までの4日間、休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(且見公順議員) ご異議なしと認めます。

 よって、そのように決定いたしました。

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△散会



○議長(且見公順議員) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 次回の本会議は、3月8日午前10時に再開し、市政一般に対する質問並びに提出議案に対する質疑を行います。

 本日はこれをもって散会いたします。

 お疲れさまでした。



△散会 午後3時13分