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富山県 南砺市

平成16年 12月 定例会(第2回) 12月13日−02号




平成16年 12月 定例会(第2回) − 12月13日−02号







平成16年 12月 定例会(第2回)



議事日程(第2号)

                  平成16年12月13日(月)午前10時開議

日程第1 市政一般に対する質問

     議案第1号 平成16年度南砺市一般会計予算

     議案第2号 平成16年度南砺市バス事業特別会計予算

     議案第3号 平成16年度南砺市公共用地取得事業特別会計予算

     議案第4号 平成16年度南砺市国民健康保険事業特別会計予算

     議案第5号 平成16年度南砺市老人保健医療事業特別会計予算

     議案第6号 平成16年度南砺市介護福祉支援センター事業特別会計予算

     議案第7号 平成16年度南砺市自然環境活用センター事業特別会計予算

     議案第8号 平成16年度南砺市スキー場事業特別会計予算

     議案第9号 平成16年度南砺市温泉事業特別会計予算

     議案第10号 平成16年度南砺市国民宿舎事業特別会計予算

     議案第11号 平成16年度南砺市工業用地造成事業特別会計予算

     議案第12号 平成16年度南砺市下水道事業特別会計予算

     議案第13号 平成16年度南砺市農業集落排水事業特別会計予算

     議案第14号 平成16年度南砺市林業集落排水事業特別会計予算

     議案第15号 平成16年度南砺市個別合併浄化槽設置事業特別会計予算

     議案第16号 平成16年度南砺市簡易水道事業特別会計予算

     議案第17号 平成16年度南砺市病院事業会計予算

     議案第18号 平成16年度南砺市水道事業会計予算

     議案第19号 平成16年度南砺市下水道事業会計予算

     議案第20号 平成16年度南砺市農業集落排水事業会計予算

     議案第21号 南砺市合併地域振興基金条例の制定について

     議案第22号 南砺市合併まちづくり基金条例の制定について

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(34名)

   1番  田中幹夫君      2番  山瀬悦朗君

   3番  齊藤光一君      4番  向川静孝君

   5番  池田庄平君      6番  高田龍司郎君

   7番  長尾益勇君      8番  川辺邦明君

   9番  堀 豊次君     10番  生田長範君

  11番  大島 孝君     12番  高橋 猛君

  13番  山田 勉君     14番  岩崎 誠君

  15番  石崎俊彦君     16番  前田美好君

  17番  才川昌一君     18番  蓮沼晃一君

  19番  浅田裕二君     20番  吉田 清君

  21番  武田慎一君     22番  片岸 博君

  23番  西井秀治君     24番  香川俊光君

  25番  中川邦宏君     26番  中島洋三君

  27番  水木 猛君     28番  中田勝治君

  29番  城岸一明君     30番  且見公順君

  31番  島田勝由君     32番  倉 一雄君

  33番  大西正隆君     34番  嶋 信一君

欠席議員(なし)

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説明のため出席した者

 市長       溝口 進君   助役       清都邦夫君

 収入役      山本勝徳君   教育長      梧桐角也君

 代表監査委員   伊東 浩君   教育委員長    小林敏夫君

 市長公室長    向川正憲君   企画総務部長   上坂甚誠君

 民生部長     大和秀夫君   産業経済部長   堀 和男君

 建設部長     畑 清一君   市長公室次長   中谷信一君

 企画総務部次長  大家信二君   企画総務部次長  三谷直樹君

 教育次長     西村勝三君   民生部次長    真草嶺信義君

 市民病院事務局長 永井 厳君   産業経済部次長  細川 哲君

 建設部次長    中山繁實君   総務課長     山畔勝博君

 財政課長     下田正佳君

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職務のため出席した事務局職員

 事務局長     平本和雄    主幹議事調査係長 吉田鈴代

 議事調査係    溝口早苗

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△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(嶋信一君) ただいまから本日の会議を開きます。

 議事日程はお手元に配付のとおりであります。

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△市政一般に対する質問並びに議案第1号から議案第22号



○議長(嶋信一君) 日程第1、市政一般に対する質問並びに議案第1号から議案第22号までを議題といたします。

 これより、市政一般に対する質問並びに議案の質疑を行います。

 さきの議会運営委員会での申し合わせにより、質問時間は答弁を含め1人20分とします。

 なお、答弁漏れの場合に限り、持ち時間の有無を問わず、1人1問のみ自席で再質問を許します。

 通告がありますので、順次発言を許します。

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△倉一雄君



○議長(嶋信一君) 32番、倉一雄君。

     〔32番 倉 一雄君登壇〕



◆32番(倉一雄君) 32番、倉一雄でございます。

 晴れて6万都市、南砺市が11月1日にスタートし、この12月定例会の一般質問に臨み、最初の登壇という機会を得ましたことは、まことに光栄であり、大きな喜びとすると同時に、いささかの不安と緊張を覚えているところでございます。

 南砺市議会議員として、市政の発展に微力ながら取り組んでまいりたいと、自らを戒めながら、市章のデザインに採用されました平小学校の甫天さんのコメントにありますように、明るく楽しい南砺市となりますよう、期待と願いを込めて質問をさせていただきます。

 さて、8つの町村が一体となり、暮らしの舞台は大きく広がり、県内最大の行政面積となったわけであります。市の将来像も自然・文化・交流が織りなす創造とやすらぎの南砺市とし、全国にも誇れる独特の自然景観、散居村と白山国立公園など、緑豊かな自然の中で、それぞれの個性ある独特の文化を守り育てていかなければならないと考えております。

 この広大な面積の中でも、かつては秘境と言われました五箇山も現在は世界文化遺産、合掌づくり集落や、こきりこ唄、麦屋節など、民謡は全国的に知られるところとなり、散居村の自然景観とともに、こうした歴史的な文化遺産も保存継承に、ともども地域住民を挙げて取り組んでいかなければならないと考えております。しかしながら、この地に住み、地域を守ってまいりました者にとりましては、やはり五箇山という名声は将来とも語り継いでまいりたいと考えておりますが、市長はどのような認識をお持ちか、まずお伺いいたします。

 ご承知のとおり、全国的にも中山間地域の抱える課題は山積みしており、当地域も南砺市という大きなエリアとなることで、心情的には複雑な思いがあるのも隠せない事実であります。地域を支えてきた人材が流出し、地域の活力や伝統文化の維持存続に支障を来し、さらに、厳しい地方財政の中にあって、公共事業も低く抑えられ、このことが雇用の機会を狭め、さらに流出を招くという流れの中で、少子高齢化に拍車がかかるのではないかと懸念をしているところでございます。こうした地域の現実を見つめながらも、これからは自らが考え、自ら実行する地方自治の確立が求められる時代の中にあって、この地域を支える中心的な役割を担ってまいりたいと考えており、このことが南砺市の発展につながるものと信じ、この南砺市に大きな期待をいたしているところであります。こうした中山間地における市民の将来不安を払拭し、さらなる期待にこたえるべく中山間地の振興策について、市長の見解についてお伺いをするものであります。

 終わりに、これまでこの南砺市の誕生に向け、溝口市長を初め清都助役、山本収入役には、他の市町村長とともに、数多い合併協議項目の調整に昼夜を惜しまない献身的なご苦労に対し、改めて敬意を表しますとともに、これまでの合併の経緯や調整過程を踏まえて、早急に新市の一体感の醸成や喜びが実感できる南砺市となるよう、ともに汗することをお誓い申し上げ、私の一般質問とします。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) まず、新生南砺市の12月定例会における一般質問のトップバッターとして、倉議員から中山間地における地域振興策等についてのお尋ねがありました。初の市長答弁ということで、私もいささか緊張しておりますが、お答えを申し上げたいと思います。

 議員ご発言のとおり、自然や伝統文化を共有する4つの町と4つの村が合併して、6万都市、南砺市がスタートしたわけでありますけれども、倉議員が誇りとしておられる五箇山についての認識のお尋ねがございました。

 私は、数世紀にわたり秘境として守られてきた五箇山は、北陸特有の長く厳しい冬の気候風土により、この地に住む方々に勤勉で忍耐力のある気質を育てられ、世界遺産の合掌集落や、豊富な五箇山民謡など、独特の文化をはぐくんでこられたというふうに思っております。それが今回、南砺市全体の大きな財産となったわけであります。戦後、行政、それから住民の皆様の絶え間ない努力によりまして、五箇山も飛躍的に利便性、安全性が向上してまいりました。その最たるものは道路ではなかろうかと私は思っております。

 また、規模の小さい一つの村でできないことは広域行政ということで、その制度を利用してやってこられたわけであります。今後は一つの市になったわけでありますから、今まで以上に行政の均一性といいますか、サービスの均一性を追求していかなければならないというふうに考えておるところでございます。固有の資源が市の財産としてこれから生かされて、多彩な産業の展開や、とりわけ観光の発展に私どもも大きな期待を寄せているところでございます。

 最近は、少子高齢化や地域経済の低迷に加え、ますます地方色が衰退し、伝統や祭りなど多彩な日本文化の喪失が全国的な問題となっている中で、世界遺産に代表される合掌集落や五箇山民謡のみならず、宝庫とまで賞されておりますその他の芸能など、地域間競争や情報化の時代においてその価値はむしろ高まっておりまして、南砺市の誇りとして長く後世に引き継ぐことが、市長として、また一市民としての責務であると考えております。

 合併によって期待されるものの中に、行政の効率化などさまざまな効果があるわけでありますけれども、何におきましても高齢者が安心して暮らせる環境や、若者が活力を発揮できる地域づくりなどに力を入れていかなければなりません。今、取り組んでおります平成17年度の予算編成に当たりましては、それが南砺市の一体感の醸成につながるよう、中山間地における市民の暮らしや地域の魅力アップに直結するような施策の展開にも心がけ、自然・文化・交流が織りなす創造とやすらぎの南砺市実現への第一歩と受けとめまして、着実に進めてまいりたいと考えております。五箇山に対する認識、そして、中山間地に対する振興策、これらは総体的に私どもは一生懸命やらなければならない部分であるというふうに思っております。合併によりまして、町の場合は一度合併の経験をしておりますけれども、115年合併を経験しておられない4村におかれて、まずは安心感を持っていただくということが大切であるというふうに思っておるところでございます。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 21番、武田慎一君。

     〔21番 武田慎一君登壇〕



◆21番(武田慎一君) 先日、南砺市民の皆様方の絶大なるご支持、ご支援を賜りまして、初当選をさせていただきました新人、武田慎一でございます。今後とも、住民の皆様方の声を大切にしながら行動をしてまいる所存でございます。どうかよろしくお願いをいたします。

 また、溝口市長におかれましても、大変すばらしい成績で当選をされ、喜びと感動を市民に与えていただきました。今後も南砺市民のため議論を重ねながら、すばらしいまちづくりをお願いをいたしたいと思います。

 さて、一昨日、中越のその後ということで長岡市へ視察を兼ねてボランティアに参加してまいりました。山古志村の約650世帯が仮設住宅へと引っ越し作業をしておられたわけでございます。そのお手伝いをさせていただきながらも、もし南砺市に大規模災害が起き、仮設住宅が必要となれば、どこに設置するのがよいのか、このようなことなど不安がよぎりましたので、防災体制一本に絞らせていただき、会派南砺自民クラブの2番バッターとして質問に入らせていただきます。

 砺波地域市町村合併協議会資料には、1961年に制定されました災害対策基本法第16条第6項の規定に基づき、旧8町村の防災会議、地域防災計画がそれぞれ記してあるわけでございます。避難場所や避難施設の箇所数だけでなく、各家庭に周知徹底がなされているのかなど、少し不透明なところがあるわけであります。

 調整方針として、新市においてでありますとか、現行どおり速やかにと記してありますが、南砺市が誕生しまして2カ月がたとうとしております。また、ことしは全国的、富山的にも、非常に異常と思われるほど大災害が連続して発生をしました。また、溝口市長の選挙公約にも安心・安全と掲げておられますので、このことをいつまでに統一をされ、整備されるのかをお示し願いたいと思います。

 次に、情報の開示についてであります。

 「ねえねえ、幹夫さん、幹夫さん、避難勧告はだれが出すがけ」「もちろん市長でしょう」「才川さん、才川さん、避難指示の発令基準やけど、どれぐらいの雨量で、どれぐらいの震度やったら避難指示が出るがかね」「それはちゃんとそれぞれの自治体で決まっとっちゃ」「ふうん、そやけど、わかりにくいよね」こんな会話が飛びかう中、住民の危機意識が薄く、いつの間にか話が終わってしまうのであります。勧告や指示は市町村の首長が必要と認めたとき発令されるとなっていますが、最近の局所的な豪雨では短時間の決断が求められるため、雨量、河川の水量等で一定の客観的基準を設けることも提案をさせていただきますが、いかがでしょうか。

 次に、災害弱者の名簿策定についてであります。私たちの近所にどれだけの独居老人、障害者の方が住んでおられるか、皆さんご存じでしょうか。先日から、台風災害、地震災害でお亡くなりになられた六十数名の中で、約8割が高齢者と障害者の方でございました。このことを考えたときに、南砺市民の25%が65歳以上であるということを、この事実をしっかりと認識しなければいけないわけであります。避難誘導に当たるのは警察や消防団、そして自治会、青年会であると私は思うわけでございますが、個人情報の問題もあるかもしれません。しかし大切なことでありますので、情報の共有化を提案させていただきますが、市長はどのようなお考えをお持ちなのか、お聞かせ願いたいと思います。

 行政の使命は住民の生命、財産を守ることでありると、こういうことを強く私はお訴えをしたいわけでございます。最近ハザードマップを作成する自治体も増えてまいりました。非常食や毛布などしっかりと備え、広報車、防災行政無線の呼びかけがなかなか聞こえない現状があるなど、通告には私しておりませんが、このようなことも整備をしなければならないと思うわけでございます。防災訓練や、さまざまな課題をより具体的にとらえ、自治会や家庭で災害弱者の対応や避難経路について話し合う機会も増えることを願いまして、私の質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 武田議員のご質問にお答え申し上げます。

 今朝も、新潟の地震災害の方々がようやく仮設住宅に入ったというようなテレビを拝見しておりまして、被害の甚大さ、そして人間の生命力の強さということを感じました。私は、選挙中、この広い南砺市を回りまして、あちらこちらに今度の新潟災害が、あの程度の地震が起これば、山古志村みたいなところになる可能性の強い地域がたくさんあるということも痛感した次第であります。行政としては、災害から市民を守るということが、最も大切な要件である、そんなふうに思っておるわけでありまして、市民が安全で、安心して暮らせるための防災計画の確立は、新市の大きな重要な課題であるというふうに認識しております。

 市民の生命、身体及び財産を災害から保護し、社会の秩序の維持と、公共の福祉の確立を図るということが防災会議の設置及び地方防災計画の策定に欠くことのできない事項になっておるわけであります。合併前の8町村において、既にそれぞれ防災計画は策定されておりますが、これらを早急に一元化しなければならない。合併協議会の中でも、新市において速やかに設置及び策定するということを合意しておるわけでございます。地域の防火、防災の第一線でご活躍をいただく消防団につきましては、いち早く11月1日をもって、南砺市消防団として統合されまして、一昨日結団式が挙行され、活動が本格化しているところであります。

 また、市民に災害状況等を周知する同報系防災行政無線につきましては、城端地域を除く旧町村単位で運用されておりますので、いずれは速やかに一元化して運用することが必要であると思っておりますが、現在でも、旧8町村のものを使用すれば、防災対策としては確保されているというふうにも考えております。8町村の防災計画を集めるだけではなしに、南砺市として一元化していくということは絶対必要なことでありますので、防災会議の設置及び地域防災計画の策定は17年度中にも行いたいというふうに考えておるところでございます。

 災害発生時の避難勧告、避難指示の発令基準の市民への情報開示は、大規模な地震や集中豪雨、台風などによりまして、家屋の倒壊や火災、地すべり、がけ崩れ等が発生した場合には、市民の速やかな避難行動につながり、人命被害等を最小限に抑えるためにも重要なことであると考えております。第一義的には市長がその避難勧告の権限を持っていることは、議員のおっしゃるとおりでございますが、市長が不幸にして倒れたとか、不能になった場合には、知事がその権限を履行するということにも、法律上は決まっております。おくれることのないよう、むしろ、少し用心して、避難勧告等を出す必要があるのではなかろうかというふうにも思っておるわけであります。

 そこで、災害時に高齢者や障害者のような災害弱者と言われる方々への対応、これが問題になるわけでございまして、ひとり暮らし老人や、保護の必要な高齢者、障害のある方に対する情報は、やはりそれを把握することが不可欠であるというふうに思いますが、名簿を作成し、公表するというようなことは、あるいは公開するというようなことは、個人情報保護の観点から、慎重に考えなければならないことではなかろうかと思います。大体そういう方は、民生委員さん方が日常的には把握しておられるわけでありまして、そういう方々の助成もいただきながら、お力添えもいただきながら、遺憾のないようにしていかなければならないというふうに思っております。

 私は、社会福祉法人福寿会、特別養護老人ホーム3つあるわけですけれども、その理事長も目下のところしておるわけでございますが、特別養護老人ホームなどは身動きのできないような、重度のお年寄りがたくさん入居しておられるわけであります。日ごろから、一朝事がある場合にどうすればいいのだろうということが心配になっておるわけでありますけれども、施設管理者が地元の町内会や消防団やボランティア団体などと連携して、防災協力体制をとっているということでありますので、事があれば、近所の方々が手伝ってくれるということでございます。

 また、結成を呼びかけております自治会単位の自主防災組織によりまして、ひとり暮らしの老人や、高齢者、障害のある方の把握にも努めなければなりませんけれども、事があれば、隣近所、向こう三軒両隣と昔から言いますけれども、そういう方々のお力添えもいただきながら、行政と地域が連携した防災体制を速やかにつくっていく必要があるというふうに考えておりまして、17年度の予算にも反映していきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 1番、田中幹夫君。

     〔1番 田中幹夫君登壇〕



◆1番(田中幹夫君) 先日の南砺市議会議員選挙におきまして初当選させていただきました、利賀選挙区の田中幹夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 不安と緊張が交錯する中で、新しい南砺市議会議員として質問させていただきますことは大変光栄であります。夢と希望に満ちあふれた南砺市発展のために、微力ながら精進すべきと改めて考えているところでございます。今後も皆様方のご指導をお願いしたいと存じます。

 私も南砺市の発展は、溝口市長の公約にありますように、自然・文化・交流の織りなす創造と潤いの南砺市を目指す、このことの実現に向けて、少しでもお力になれるよう頑張りたいと思っております。

 私からは、地方から世界に発信する芸術文化の振興について質問をさせていただきます。

 南砺市には、世界に誇れる伝統、芸術、文化がたくさんあります。先ほどからご質問にもありましたが、五箇山合掌集落の世界文化遺産、井波彫刻、五箇山和紙などの伝統工芸、民謡などの伝統芸能、曳山や獅子舞、そしていろいろなところの国際的イベントなど、まさに「開け明日へ 世界へ 南砺市」このキャッチフレーズのとおりのすばらしい市であります。特に、今後のまちづくりにおきましては、こういった芸術文化が必要だと考えております。その中で、私の生まれ育った利賀村で、1976年より28年間行われております舞台演劇の文化もこの一つであります。利賀の合掌家屋を舞台として活動されております鈴木忠志氏の最近の舞台芸術活動を少し紹介をさせていただきます。

 世界演劇祭、サマーアーツプログラムなどといった演劇祭の開催は皆さんご存じだと思いますが、利賀に拠点を置きながら、韓国、中国、日本、3カ国共同の演劇祭、BESETO演劇祭の開催や、近年はモスクワ芸術座の定期公演など、世界を舞台に活躍されていらっしゃいます。昨年は、世界的な舞台芸術発展に貢献された方に贈られるコンスタンチン・スタニスラフスキー賞を受賞されました。そして、ケンブリッジ大学の演出家シリーズにもアジア人としては初めて選ばれました。利賀におきましては、毎年、若手演出家の演出家コンクールや演劇塾なども開催し、世界から若手の演出家、そして俳優が集まってまいります。ヨーロッパから発した舞台芸術文化は、今日、南砺市から世界に発信されようとしているのであります。もちろん、世界でご活躍の鈴木忠志氏は南砺市民であります。私も南砺市民の一人として、大変誇らしく思っております。こういった舞台芸術活動について、溝口市長のお考えをお聞かせいただきたいと思っております。

 次に、昨年、日本とロシアの舞台芸術、美術、音楽関係者などが中心となって、文化交流を深めようと、日ロ文化フォーラムが設立されました。これは、2003年1月にプーチンロシア大統領と小泉首相が調印した日ロ行動計画に基づくもので、難題の多い政治経済分野から距離を置き、まず文化交流を先行させようと設立されたものであります。プーチン大統領と面識がある鈴木氏が発起人でもあります。ちなみに、現在フォーラムの代表は南砺市の偉大な代議士、綿貫民輔氏でございます。日ロ修交150周年を迎える来年、当日ロ文化フォーラムが東京・モスクワ以外の地方都市で芸術祭を開催すると鈴木氏は語っていらっしゃいます。その中にはもちろん富山県の名も上がっておりますが、そこで私の提案ですけれども、ぜひこの日ロ文化フォーラム関連事業をこの南砺市一円で開催し、南砺市の名を日本じゅうに、そして世界に広げるチャンスと位置づけて、ぜひお取り組みをいただきたいと願っております。このことについてのお考えもお聞きしたいと思います。

 鈴木忠志氏と石井隆一富山県知事は、石井知事が静岡県庁に出向されているときから旧知の仲でいらっしゃいます。石井知事のマニフェストの22項の中には、世界に発信する芸術と文化の振興、芸術文化に親しむ拠点確保整備事業、これは仮称でございますけれども、などによる地域の多彩な文化活動を支援する。演劇、音楽、美術など、県民の多様な創造活動をサポートするために、年間を通じて練習など気軽に利用できる拠点を確保する事業に取り組みますというマニフェストがございます。南砺市内には、こういった芸術文化活動を行う施設がたくさんありますが、特に、このマニフェストについても、積極的に市の方から取り組んでいくことによって、現実になることと思っております。

 利賀芸術公演におきましても、宿舎、そして合掌家屋の維持管理などの事業もございますけれども、こういった事業も含めて、南砺市全体の事業として、積極的なお取り組みを期待し、私の初めての一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 田中議員のご質問にお答えを申し上げます。

 先ほど、倉議員にも申し上げましたけれども、五箇山の文化というもの、これまで守り育ててきた合掌づくりといったハードなものから芸能等のソフトなもの、いろいろ幅広いものがございますが、それをもう一つ分けますと、昔からの伝統芸能と、それから近年頑張ってこられた新しい試みといいますか、芸能とあるわけでございます。利賀における舞台芸術活動につきましては、30年近く前に早稲田小劇場、現在の劇団スコットが利賀に拠点を置いて活動を起こされたことに始まるわけでありまして、5年間の早稲田小劇場の公演を経て、昭和57年からは毎年、夏季に世界演劇祭、利賀フェスティバルが開催され、世界のすぐれた作品を招聘し、公演がなされてきたのでございます。2000年からは、才能のある若手演出家の支援育成に主眼を置いたサマー・アーツ・プログラムが開催されるに至りまして、さらに近年では、日本、中国、韓国の共同の演劇祭が開催されまして、国内外にその活動、活躍が広く知られております。今やこういう方々の中では、利賀は芸術のメッカ、聖地であるとも言われておるわけでございます。

 南砺市といたしましても、この国際的な歴史のある舞台芸術活動を積極的にご支援申し上げなければならならいと考えているところでございます。

 次に、日ロ文化フォーラム関連の南砺市の開催でございますけれども、鈴木忠志先生が発起人の一人として深くかかわっておられますし、また、フォーラムの代表は南砺市出身の衆議院議員綿貫先生ということになっておりまして、非常に縁が深いとも思っております。日ロの深いかかわりの一つには、2003年に世界演劇の最高峰のモスクワ芸術劇場が、利賀を中心に活躍されておる鈴木さんの演出による「リア王」を、今後長らく定期的に上演されるレパートリー作品として取り入れられたことがあるわけであります。

 考えてみますと、近代演劇をモスクワの名門劇場から学んだ、実際は日本が学んだわけでありますけれども、学んだ日本人が90年余たった現在、鈴木先生の演劇を学ぶ形になったということは大変すばらしいことであり、これこそ相互の日ロ文化フォーラムにつきまして、大変進歩があったものというふうに思っておるわけでございます。

 日ロ文化フォーラムの今後につきましては、主催者から具体的な開催事業等が示されれば、南砺市としてもご相談に乗っていきたいというふうに思いますし、鈴木先生の活動が利賀という一地域だけにとどまらず、南砺市一円に広がっていただければ、本当にありがたいことだというふうに思っておるところでございます。

 芸術文化に親しむ拠点の確保、整備等の取り組みにつきましては、現在、利賀芸術公演の管理を富山県教育文化振興財団が行っておりまして、今後はその財団や利賀を活動の拠点にしておられる舞台芸術財団演劇人会議、理事長は鈴木先生でございますが、そういう組織とも十分連携をとりながら、利賀での舞台芸術活動がこれまで以上に推進されるよう努力してまいりたいというふうに思うわけでございます。

 いずれにしましても、利賀村というエリアの中で、これまで一生懸命育ててこられました舞台芸術活動、これを南砺市にとっても大きな芸術文化活動だというふうにとらえて、地域の活性化やイメージアップなどにも大変有効だという気持ちから、厳しい財政状況ではありますが、積極的に取り組んでまいりたいと思っております。

 実は、鈴木先生とは石井知事も親しいということもありまして、私にも一度懇談しようというお誘いが来ておりまして、年内にも実行していきたいというふうに考えておるところでございます。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 暫時休憩いたします。

 11時から会議を再開いたします。



△休憩 午前10時40分

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△再開 午前11時00分



○議長(嶋信一君) 会議を再開いたします。

 市政一般に対する質問並びに議案の質疑を継続いたします。

 3番、齊藤光一君。

     〔3番 齊藤光一君登壇〕



◆3番(齊藤光一君) 齊藤光一であります。

 南砺市は田園都市として誕生したわけでありますけれども、そういった意味では農業政策は非常に重要な柱だというふうに考え、初質問に取り上げさせていただきました。よろしくお願いします。

 南砺市は三方を山に包まれた広大な平野部と山間部の河川流域空間から成り立ち、緑に包まれた自然豊かな地域であります。また、地形上、中山間地を多く抱えています。そして、それぞれの地区で地理的あるいは土壌的、気候的条件を生かした農業が営まれています。南砺市は一大穀倉地帯であると同時に、最近の経済環境の変化に呼応して、観光農業などにも力が入れられるようになりました。農業が有史以来営まれることによって、地域の自然景観や、歴史的な伝統文化がはぐくまれてきたと考えています。この農的環境がしっかりと安定していることが人にとって住みやすい空間であると言えます。この空間は南砺市の財産であり、これを維持し、後世に残していくことは、市として大きな責務であります。また、農地の持つ洪水防止機能、水源涵養機能、大気浄化機能、あるいは安らぎ機能などの多面的機能は残念ながら金銭的に評価されてはいませんが、WTO農業交渉においても日本政府から強く主張されていることでありまして、環境保全の観点からも農業を重視していく必要があります。

 さらに、大切なことですが、経済的には農業収入に加えて農地保全工事など、農業が地域経済に与える波及効果ははかり知れません。農業は南砺市の内需の大きな下支えの柱であります。農業が元気なら、他産業にも必然的に波及します。ところが、近年農業は元気を失っています。さかのぼれば、昭和45年以降の国の減反政策、あるいは米や中国野菜などの急激な輸入が産地に大きな打撃を与えていることも無視できません。加えて、今年度の大豆の不作がこの傾向に拍車をかけるのではないかというふうに心配をしております。若い人は都会地に就職先を求め、村社会は高齢化の一途にあります。現に私の集落でも、明かりの消えた家が出てまいりました。幸いにして、営農組合がありますから耕作放棄にはなっていませんが、個人営農を営む地区では、そのうちペンペングサが田んぼに生えるのではないかという心配の危惧を持つ地区が少なくありません。

 農村人口の減少により、南砺市は合併したときが最多人口と言われかねない状況にあると考えています。背景には、米の消費量の減少、食生活の多様化、経済活動の国際化によるミニマムアクセスの問題等があろうかと思われます。

 しかし、現状を踏まえた上で、水稲生産をベースとしながら、土づくりに始まり、地産地消、あるいは適地適作、農村と都市との交流などの取り組みを強化していく必要があると考えます。

 中山間地の直接支払い制度は今年度が最終年です。この5年間の効果はあったと考えていますが、来年度以降も継続していただきたいというのが中山間地で農業を営む人の大きな声であります。今後、市として独自の農業方策があるのかも含めて、新南砺市の骨太の農業基本方針、100年の大計を伺います。

 続きまして、少し中身に踏み込みますが、第1点目は、営農組織の育成についてであります。国の助成のある担い手育成事業と、大型の圃場基盤整備事業導入地域においては、今後順調に農地の集積や営農組合の組織化がなされていることを確信しております。しかし、これらの事業が導入されていない地区、そういう地区においても営農組合をつくりたいという声を聞いております。米価格低下の一方で、農業機械等コスト負担が重くのしかかり、個人営農では立ち行かなくなっている中での集落の営農継続に向けた努力の声であります。行政としてこの声を重く受けとめる必要があります。農業機械は非常に大型化していますが、農道は耕運機が通れる程度では、営農組合はできません。あるいは中核農家に農地を集積しようにも受け手がありません。あるいは用排水路が老朽化している圃場が多く見受けられますが、転作作物を取り組んでも湿害で労多くして実入り少なしの実態を避けることはできません。農業を営める基盤を整備することが農業の継続につながると考えています。

 国の三位一体の改革で、農業関連予算が大幅に削減される傾向にありますが、市として今後とも国の助成のある事業導入の計画があるのか、伺いたいと思っています。あるいは比較的簡易な用排水路の整備など、市として単独事業も検討の余地があるのではないかというふうに思っていますが、その点についても伺いたいと思っています。

 もう一点は、営農組合、中核農家、営農法人などの組織立ち上げには住民の熱意が何よりも大切だというふうに考えていますが、国の農業政策が大幅に変わってきている中で、例えば営農組合の場合は、経営安定対策も20ヘクタールの要件がありますし、あるいは将来協業組織が法人組織への発展が必要条件で、その間は特定農業団体の指定を受ける必要があります。このように、ハードルが高くなっている中で、住民の熱意の必然的発生を待っていても、その間にむしろ熱意は冷めていくのではないか、そういうことを心配をしております。したがって、行政として積極的に住民の熱意を打ち出す努力をしていく必要があります。

 市長は人材の育成を大きな柱として掲げていますが、農家や集落と積極的に話し合いの場を持つ姿勢が何よりも大切であると考えています。その前に、具体的に提言できる施策を持っている必要がありますし、また、積極的に現場にかかわる職員の姿勢が必要であります。人材育成の観点からもお伺いをいたします。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 齊藤議員のご質問にお答えを申し上げます。

 南砺市の農業政策についてのご質問でございますけれども、田園都市であるというご指摘、そしてやはり中核の産業であるという意識、そういうことにつきましては、おっしゃるとおりだと思っております。

 すべての政策について言えるわけでございますけれども、基本的には、南砺市総合計画を策定してお示ししなければならないと考えておるわけであります。

 しかし、農業は待ったなしの世界でありますし、年明けになれば、今年は何をつくるかというようなことも考えなければならないということでありますので、とりあえずは、総合計画ができるまで何も考えないということではございませんで、とりあえずは8町村それぞれの農業政策がありまして、地域の基幹産業としてその特性であるとか特徴を生かしながら活発な政策を推進して来たという実績がこれまであるわけでありまして、これは南砺市におきましても継続していかなければならないというふうに考えております。ただ、政策として細かな点になりますと、補助率が違ったとかいろいろあるわけでありまして、そこら辺が問題にこれからなろうかというふうに思います。

 合併協議会で示されたのは、従来の実績や地域の実情を考慮し、新市域全体の均衡を保つよう調整するというような項目が多々ありまして、これらのことにつきましては、総合計画等が策定される中などで調整してまいりたいと思います。とりあえずは、17年度予算でもやはり予算編成に当たりまして、そういうことが問題になろうかと思いますが、従来のことを引き継ぐということを原則としながらも統一を図っていく努力をしていくと、こういうような表現でお許しをいただきたいというふうに思います。

 新しい政策を導入するかどうかということにつきましては、財政的にも大変厳しい折でありますので、慎重に検討してまいらなければならないというふうに思います。県の施策等も十分連携をとりながらやっていく必要があろうというふうに思うわけでございます。その中で、これまでトピック的にそれぞれでやってこられた観光農業といったような一面、あるいは地産地消の店づくりといったような点、これらの効果を見ながら、全市的に広げられるものがあれば広げていきたいというふうに思っておるところでございます。

 営農組織の育成についてのご質問がありましたけれども、国の施策に沿って行っている事業を申し上げますと、県営圃場整備事業、あるいは経営体育成基盤整備事業による農地の面的整備でありますが、実施区域内の農地の利用集積がこれが採択条件でありますので、集落営農組織の結成が必然的に図られるということだと思っております。今後、新規の事業採択を要望される地域もありまして、現在は5地区で事業が実施されておりますけれども、新規採択につきましては、県の財政状況もありまして、大変厳しくなってくるのではないかということを危惧しておるわけでありまして、しっかりした営農組織をつくるということが先決であろうかというふうに思うわけでございます。

 町の時代にやってきたというものは、引き続いて完成させなければなりませんけれども、新しい市として立ち上げるという場合には、協業生産体制組織の設立や育成に向けて、相当の努力をしなければならないというふうに考えておりまして、農家の皆さんと行政も一緒になって努力していきたいというふうに思うわけでございます。具体的には、水田農業構造改革対策助成事業、あるいは水田農業経営体活性化対策事業、農地利用集積加速化推進事業などを活用してハードとソフトの両面から支援対策を考えていきたいというふうに思います。

 南砺市の農業は、大きく分けまして、平野部と中山間地というふうに分けられると思います。集落営農を軸とした協業生産体制を推進する、担い手や集落組織に農地、農作業の集積を図って規模拡大を図っていく、そのことで生産コストを低減して所得の向上に努めるというのが平野部の目標だと、こういうふうに思いますけれども、一方、中山間地では農家と農業公社との連携を図るなど、水田のほか地域の特産物を中心に、特色のある農産物の生産に取り組まなければならないというふうに思うわけであります。これは平野部でも一部行うということがあるんですけれども、特に中山間地ではその色彩が濃いのではなかろうかというふうに思うわけでございます。

 水田農業につきましては、まだまだ厳しい状況であります。農家と農協と行政が連携して将来の農業生産を見据えた体制をつくり上げながら、しっかりとした方向性を見出していきたいというふうに思っております。

 人口の問題でございますけれども、日本国じゅうが何十年後かに人口が半減するという場合に、南砺市だけ減らないということは、まずはあり得ないことであろうかというふうに思います。そういう将来を見据えた農業も必要なんではなかろうかというふうに、私は思っておるわけでございます。

 営農組織の立ち上げについてのご質問でございますが、それぞれの地域で将来にわたって、地域の農業はだれがどのような形で担っていくのかという観点で、まずはそれぞれの地域の合意づくりをすることが大切なんではなかろうかと思います。地域の農業従事の皆さんの自らの意思形成と熱意というものが、今後の農業を支えていくかぎではないかというふうに思うわけでございます。そういう意味からは、知恵を働かせる人間、それから真摯に農地を守る人間、そういう方々が寄り集まって頑張っていただくということが大切なんではなかろうかというふうに思いますし、やる気のある方々に対しまして、市としてもできるだけの支援をしていきたいというふうな気持ちでおるわけでございます。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 5番、池田庄平君。

     〔5番 池田庄平君登壇〕



◆5番(池田庄平君) 平選挙区選出の池田でございます。

 南砺市が誕生し、早いものでもう1カ月半になろうとしております。私も新市議会議員の一員として、一般質問をさせていただきますことは大変光栄であり、感謝を申し上げるところでございます。

 さて、今回の合併により、面積668.86平方キロメートル、人口約6万人と自治体が大きくなり、行政の目が行き届かなくなるのではないかと心配しておりました。しかし、各地区に行政センターが設置され、従来どおりのきめ細かい行政サービスが受けられるということで安心しているところでございます。

 今回、質問させていただきますのは、この行政センターについてであります。地方自治法第155条第1項の規定に基づき、市長の権限に属する事務の一部を分掌する支所として行政センターを設置するとありますが、行政センター自体にはどの程度までの権限があるのか。また、決裁権があるのか、またはないのかをお伺いいたします。

 ご承知のとおり、南砺市山間部の地区におきましては、積雪量、降雪量ともに日本有数の豪雪地帯であり、また、急峻な山々に囲まれており、雪崩災害及び大雨による土砂災害等が多く発生しております。先般の台風23号のときには、2日間にわたり交通が遮断され孤立状態となり、大変な不便を感じたところであり、いまだ十分な復旧に至らず、住民独自の作業により冬場に備えているところもあると聞いております。

 平成7年1月の阪神大震災には都市部のもろさが露呈しましたが、本年10月の新潟中越地震では中山間部の弱さを見せつけられました。本庁より遠く離れ、気象状況も異なるところの行政センターには、十分地元に精通した者を配置し、また緊急時には目で見て即座に対応できる体制の配慮が必要であると考えますが、ご見解をお伺いさせていただきたいと思います。

 市民が夢と希望を持てる新市を目指し、市の基礎を固める大事なときと市長のお言葉にもありましたが、私もよりよい豊かな南砺市とわかりやすい政治を目指しております。明快なご答弁をお願い申し上げます。

 以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 池田議員のご質問にお答え申し上げます。

 ご心配の五箇山3行政センターにつきまして、私どもも同様に多少心配がありまして、12月7日に全部回ろうと思っているんですけれども、とりあえず、五箇旧3カ村の行政センターを回ってまいりました。人事の一体化というようなことで、下の方から通勤している人もおるわけでありまして、どういうことになっているか心配して参りましたけれども、大変スムーズに仲よく仕事をしておるようでございまして、多少ほっとしたわけでございます。

 私が、この合併に際しまして、町部の行政センターは原則ですけれども20人程度、村部の行政センターは15人程度ということで当時合意したわけでございまして、そういう形をとりながら今人員を配置しておりますけれども、この人員の配置につきましては、仕事の繁閑などこれから見ながら、少しずつは変えていく必要も出てくるのかもしれないというふうに思っておりまして、将来までずっとこの20人、15人という枠ではないというふうにご承知おきをいただいた方がいいのではなかろうか。忙しいところに人を配置するというのは、これは当たり前の話でありまして、そういうふうなことをこれからの課題として考えていかなければならないと思っております。

 山間部に位置する3つの行政センターと、平野部の行政センターとにつきましては、私は、住民サービスに対する権限は必ずしも同じものではないというふうに思っておるわけであります。各分庁舎から遠距離にある山間地の行政センターにおきましては、住民生活に係る緊急を要する案件について分庁舎の関係部や課の判断、これは現在のところ、スムーズにいっているんですけれども、通信が途絶えるというようなことがあったとすれば、そういう分庁舎各部の判断を待たずに対処しなければならならい、そういう事柄が発生するのではないか。特に住民生活に直結しております水道がとまったとか、そういういろいろなことを想定いたしますと、役所式に各部の方に話を持ってきて、それから合議をして、それから出動するというようなことでは遅いのではないかというようなことも考えられるわけであります。

 先ほど、お話にありました道路災害が発生した場合もそういうことではなかろうかと思っておりまして、ある程度の初期対応における機能復旧工事などにつきましては、予算の範囲内で行政センターの判断で適切に処理することが望ましいというふうに思っておるわけでございます。

 一方、平野部の行政センターにおきましては、それぞれの分庁舎の部や課が初期の早い段階で駆けつけることができるというようなことも考えられますので、おのずとそういう機能を持たなければならないということではないのではないか。若干の行政センターの機能に違いが生ずるというふうに判断をしております。これを文書に書きますと大変難しくて、どこからどこまでというのが非常に難しいんですけれども、そのうちに臨機応変にということも含めまして、体制が整ってくるというふうに思っております。

 いずれにしましても、各行政センターは守備範囲が極めて広いわけでありまして、現在、多様な行政サービスが求められている中にありまして、私は、合併によりまして住民の皆さんの不満が出ては大変であると、行政センターが、つまり住民の窓口である行政センターの対応が、この南砺市の評判の非常に大きい部分を背負っているんだということを職員に申しておるわけでございまして、初期段階で物事をやるという機能は五箇3カ村の場合持たせるとしても、関係各部であるとか、これは全体の行政センターに言えることでありますけれども、課とのパイプ役として、全体、臨機応変に適切に対処することが望まれるというふうに思っておるわけでございます。

 地域住民に不満や不便を与えることのないように、喜ばれる行政センターとして今後も機能するように、頑張っていきたいというふうに思っている次第でございます。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 暫時休憩いたします。

 午後1時から会議を再開いたします。



△休憩 午前11時28分

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△再開 午後1時00分



○議長(嶋信一君) 会議を再開いたします。

 市政一般に対する質問並びに議案の質疑を継続いたします。

 10番、生田長範君。

     〔10番 生田長範君登壇〕



◆10番(生田長範君) 私は上平選挙区の生田長範でございます。

 午後のトップということで発言させていただくわけですけれども、大変光栄に存じておりますが、同時にまた、いろいろな緊張感を持っております。私は、こういった議員というのは初めての経験でございますので、何分にも皆様方のご指導とご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げて、一般質問に入らせていただきます。

 ドイツのベルリン市で開かれたユネスコの世界遺産委員会において、平成7年12月6日に白川郷相倉合掌集落、そして菅沼合掌集落が世界遺産に決定されました。これは法隆寺の仏像建造物、姫路城、古都京都の文化財と同等の価値観があるとされています。先人が生活から生み出し、守り続けた伝統遺産であり、そしてなおかつ現在も人が住み、守り続けているという普遍的価値観が認められております。この貴重な文化遺産は、まさしく世界の宝であり、南砺市としても衰退させることは決してあってはなりません。将来にわたりしっかりと保全し、伝承することが極めて重要なことと考えられます。

 東海北陸自動車道が平成19年に全線開通の見通しとなりました。開通後は中京方面を初め、全国の各地から合掌集落を初めとする民謡や祭りといった特色ある伝統文化、あるいはレジャーを目的で訪れられる人たちが増加するものと見込まれます。五箇山インターは富山県の南の玄関口となり、受け入れ態勢として、市内を初め県内外の情報提供の施設整備をし、来訪者へのサービスが必要と思います。

 もう少しサービスというのを具体化しますと、やはり五箇山インターへおりられて、すぐ「五箇山はどこですか」と言うお客さんがたくさんいらっしゃいます。日中のことですから、若い人は皆仕事に出向いておるわけですから、比較的高齢化も進んでおる関係で、お年寄りが路端にいるわけですけれども、その人たちに聞いてもこれはわかりません。明確な答えができません。そういった関係もございまして、周辺に施設整備ということは案内所を設けたらどうかと、そして各方面の利賀の祭りとか、井波の木彫りの里とか、その他8町村のそれぞれの特徴あるものがあります。親切にご案内してあげるということが極めてこれは大事だということでございます。この件について市長の所見をお伺いいたします。

 また、平成17年度は、世界遺産に登録されて10周年に当たります。これを機に市のPRと市民の交流を図るという共通の認識を高める意味からも、ぜひ記念事業の実施が望まれるところであり、記念事業の実施について市長の所見をお伺いし、私の質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 生田議員のご質問にお答え申し上げます。

 ご質問の中にありましたとおり、悲願でありました東海北陸自動車道の開通が平成19年度中の供用開始と伺っております。

 先ほどから、ほかの議員さんの質問にもありましたように、この南砺市では世界遺産である合掌づくり集落や、国の重要文化財の指定を受けました城端の曳山祭、こきりこ、麦屋節に代表される五箇山民謡などのほか、福野の夜高祭、福光ねつおくり祭、井波彫刻など多くの文化遺産といいますか、文化財産があるわけであります。また、近年では、これも先ほどご質問にありました演劇の利賀フェスティバル、井波国際木彫刻キャンプ、福野スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド、福光声楽サマーセミナーといった新しい芸術文化、イベントが開催されておるわけであります。このような豊かな観光資源を最大限に活用して、多くの観光客に見ていただくためには、観光情報の提供が重要であるというふうに考えておるわけであります。

 幸いにも、管内には道の駅が5カ所、観光案内所として3カ所が設けられておりまして、それぞれに各地の情報が紹介されております。五箇山インター付近におきましては、中京方面から訪れる観光客の玄関ということになったわけであります。昔は私、上平に行きまして、奥座敷という表現をしましたけれども、今や東海北陸自動車道に関しては玄関ということでございますが、当面道路公団のご理解をいただきながら、料金所等にパンフレットを置いて対応することとしております。このパンフレットも、とりあえず南砺市のパンフレットを作成いたしましたけれども、本格的なパンフレットをつくるべきであるというふうに考えておりまして、そういうことにも着手してまいりたいというふうに思っております。

 また、インターネットでの観光情報の充実にも積極的に取り組んで、来訪者にわかりやすい情報の提供も重要だと思います。南砺市の目指す中に、自然文化に並んで交流というものが入っておりますけれども、これは市民同士の交流であり、また、他の地域、日本国じゅうの方々との交流ということも目指したいという気持ちがあらわれておるものでございます。

 次に、世界遺産10周年記念事業の実施についてのお尋ねがございました。議員のご質問にありましたように、来年12月には、平成7年に白川郡五箇山の合掌づくり集落がユネスコ世界文化遺産の登録を受けてから10年の節目を迎えます。この合掌づくり集落である相倉、菅沼を擁する平、上平では記念事業の実施を村の時代に検討されたようでありますけれども、ちょうど南砺市への合併の準備時期でありまして、一つの市へ組織が大きく改変されるということから、村として具体的な計画を作成するまでには至らなかったというふうに聞いております。

 一方、お隣の岐阜県の白川村では、平成17年が中部国際博覧会の開催年でもあることから、平成15年から記念事業の計画に取りかかって、国際フォーラムの開催に向けて準備を進めてきておられると聞いております。現在の計画では、同じ世界遺産登録を受けた海外の地域に暮らす人々にも参加してもらい、意見交換等を行って交流を深めようということ、今後の世界遺産集落保護のあり方を一緒に考えようということ、それらを目的にそういうフォーラムを開きたいというふうに聞いております。白川村は平村、上平村にも、村当時でありますけれども、フォーラムへの参加を呼びかけられまして、両村ではこの事業に共催参加の方針で検討を進められたようであります。世界遺産はこの富山、岐阜両県にまたがる地域でありますので、記念事業について富山県教育委員会にも相談したそうでありますけれども、富山県としての記念行事計画は現段階では考えていないという回答が来たそうであります。

 しかし、南砺市としましては、このような経過もあることから、8月に白川村で開催されます国際フォーラムに共催参加の方向で考えているところでございます。世界遺産を擁する市として、独自に10周年記念事業を行う必要も感じないわけではないんですけれども、白川村と重複して行うということもいかがなものか、できれば同列に並んでこの記念事業が開催できないものかというふうなことを考えておりまして、今後関係各位のご意見を伺いながら、この際、南砺市を売り込めるものであれば積極的に対応したいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 12番、高橋猛君。

     〔12番 高橋 猛君登壇〕



◆12番(高橋猛君) このたび、市民の皆さま方のご支援をいただき、市政に参画させていただくことができ大変ありがたく、改めて感謝を申し上げたいと思います。浅学非才の私でありますので、どうか市長並びに議長及び議員各位におかれましては、格段のご指導、ご鞭撻をいただきますよう心からお願いを申し上げます。

 このたび、議長のご配慮によりまして、質問をさせていただく機会を与えていただき、大変感謝をいたしております。私にとりましては初めての機会であり、大変緊張と感激をいたしております。

 さて、市町村合併のモデルとして全国的にも注目されました新生南砺市が誕生いたしまして、早いもので1カ月余り経過をいたしたわけであります。ご案内のとおり、市町村合併は多様化するニーズに対応した魅力あるまちづくりや質の高い行政サービスを提供することにより、住民の福利増進を図ることを目的とされております。

 私は、市政への参画の決意をするに当たり、若い皆さん方からお年寄りまで住みたいまち、住んでよかったと言われる南砺市の実現に向けて、6つのまちづくりをご提案をしてまいりました。1点は、健康と福祉の充実による「健やかなまちづくり」であります。2点目は、安全・安心な生活基盤の整備を進める「住みやすいまちづくり」であります。3番目は、高齢者の皆さん方が社会に貢献できるシステムをつくる「生きがいのあるまちづくり」であります。4点目は、健全な子供の育成と、子育てサポート整備による「笑顔のあるまちづくり」であります。5点目は、地域に根差した農業の振興による「旬のあるまちづくり」を提案をしております。6つ目は、商工業の発展による「活気のあるまちづくり」と、以上6点を市民の皆さん方にご提案を申し上げたところであります。

 いろいろ、ご意見なりご質問をさせていただきたいところでありますが、時間の関係もございますので、このたびは、市民の皆さん方が一番関心を持たれます福祉政策、特に在宅福祉について、1点ご質問をさせていただきたいと思います。

 ご案内のとおり、南砺市の総人口に占める高齢者の割合は約25%と、全国に比べ速いペースで高齢化が進んでおります。この南砺市は中山間地を含む広いエリアを持ち、特に中山間地では高齢化率が高いと聞いております。お年寄りが住みなれた地域で安心して暮らし、元気なときこそ生きがいのある地域社会づくりに貢献、そして必要なときには介護サービスを受けられるだけの供給体制が、私は必要であるというふうに思っております。

 しかし、社会構造の変化により、核家族が多くなったことや、高齢者のみの世帯が多くなったことから、介護が必要となったとき、家族のみでの介護が大変難しくなっているのが現状であります。国では、これらのことを勘案して、介護保険を施行したわけでありますが、ゴールドプランなり、新ゴールドプランなりを打ち出し、在宅介護を念頭においた目標値を設定されました。このほど、施設整備においてはほぼ目標に達したと、新しい施設整備においては補助金等交付しない方向にあるやに聞いております。結局はホームヘルパーや訪問介護、訪問入浴、デイサービス、通所リハビリ、住宅改修など、住宅サービスを活用した在宅介護を中心に行っていくことのようであります。

 さて、先ほどから申し上げておりますように、南砺市は中山間地を含む広域な地域であります。移動時間にもかなり時間を要するわけであります。介護保険では民間業者の参入を奨励したにもかかわらず、移動時間がかかるなどの理由で南砺市には民間業者が少ないのが実態であります。また、この南砺市には4つの特別養護老人ホームがありますが、各施設におきましても、かなりの待機者がおられると聞いております。今後、ますます高齢化の比率が高くなる中で、施設サービスの志向が多い現状の中、在宅サービスの供給量、施設入所の困難さに市民は大変不安を覚えております。介護が必要になったとき、生まれ育った地域で安心して介護を受けることのできるサービスの供給体制が何よりも私は必要だと思います。合併をして日も浅く、各町村としての取り組みもさまざまであったかと思われます。しかし、新しい市、南砺市として、今後の高齢化社会をどう見据え、どのようにしてサービスの供給体制を確保していくのか、今後福祉計画をつくられる中で、在宅福祉の強化が私は必要と考えます。市長のお考えをお聞かせいただければ幸いであります。

 以上、1点ご質問をさせていただきました。

 どうもありがとうございました。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 高橋議員のご質問にお答えを申し上げます。

 高齢社会になっている。国よりもずっと高齢社会であるということ、これは私は本来的には長寿というのはめでたいことだと思っておるわけであります。むしろ、それを支える少子化、若い者が少なくなるということが問題なんであって、皆さんが長寿を全うするということは大変すばらしいことだというふうに思うわけでありますけれども、問題は、生き生きと元気な高齢者であるべきであるというふうに思うわけでございます。そうは言いながら、介護を必要とするようになれば、これは万全を期していかなければならないというふうに思うわけでありますが、介護保険につきまして、平成12年4月から制度が実施されることになりました。従来は、福祉、税金の中からというようなことでありましたが、大きく変わりまして、保険制度に変わってまいりました。そういう意味では、保険にかかっているみんなが福祉を支える。介護をしていくと、こういう体制になったというふうに思っておるわけでございます。

 介護保険以外の福祉サービスとしては、いわば介護予防地域支え合い事業としての介護予防サービスや生活支援サービス、また要介護老人の家族を支援するための家族介護支援サービスなどの補助事業を初め、南砺市独自のサービスもそれぞれ提供しておりまして、総合的な福祉の向上を図っていると考えておるところでございます。できれば、本当に介護の必要ない元気な高齢者であってほしい。そのための応援というのが、今ちょっと守備範囲を狭められた福祉行政であるというふうに理解しております。

 現在、南砺市にはデイサービスセンター14カ所、訪問介護ステーション10カ所、訪問看護ステーション2カ所、訪問入浴介護事業所1カ所、通所リハビリテーション4カ所、ショートステイができる施設としては特別養護老人ホーム4カ所、老人保健施設2カ所、介護療養型医療施設4カ所が整備されております。相当きちんとした整備が大分行き届いているというふうに思っております。

 しかし、これも例えば、私、責任者でありました福野の福寿園の施設などは、40年ほどたって老朽化しておる。これを直さなければならないとか、新たな課題が出ておるわけでございます。そこに待機者がたくさんおるんではないかというお話でございますけれども、確かにおられると思いますけれども、将来の切符を買うような待機者が多いんではないか。それから、今現在病院に入っておられる人とか、そういう方を除くと、余り多くないようでございます。ただ、いざとなったら、私入らねばならんということで、申し込んでおこうという人もおられることは事実でありますが、本当の需要というのは、必要な方々から入っていただくということで、もうちょっと足らないのかどうかという感じはいたしますけれども、施設としては、かなり全国的にも整っている地域であるというふうに思っておるわけでございます。

 要介護認定者は現在2,288人で、高齢者全体の14%を占めております。そのうち実際の介護サービスの利用者は2,009人であります。内訳として、在宅サービス利用者が1,322名で66%、施設サービス利用者が687人で34%であります。これは、制度ができたころの平成12年度の在宅サービス利用者796人、59%から見れば、在宅のサービス利用者が画期的にふえておるということであります。施設サービス利用者はその当時545人でありまして、41%だったわけですが、百四十何人か増えておるということで、ともあれ、在宅介護を重視しようということがだんだんと普及してまいりまして、在宅サービス利用者数は166%という大きな伸びを示しておるわけでございます。

 ご質問の在宅福祉施策につきましては、市内11カ所の在宅介護支援センターが密接に連携をとっておりまして、各医療・福祉・保健の実務担当者との地域ケア会議並びにサービス連携会議等で相互のネットワークを固めまして、在宅生活を支援し、在宅サービスの推進に取り組んでおるところであります。

 なお、要介護高齢者の福祉に関しましては、施設入所よりも在宅介護が基本であるというふうに、本当の話はお年寄りの皆さんに話を聞きますと、やはり家がいいわということになっておるわけでありますが、今、共稼ぎとか、いろいろ家の事情もあって、なかなか家で面倒を見ることが難しいという実情もありますけれども、ご本人の気持ちはそういう気持ちが強いんではなかろうかと私は思っておるわけでありまして、在宅介護を基本に考えるべきであるというふうに思います。そのことはまた、その地域社会の応援がないとできないわけでありまして、先ほどの防災の問題もありましたけれども、地域の皆さんに支えられるということが必要になるのではなかろうかと思います。いずれにしましても、在宅介護ということでありますと、ホームヘルプサービス、訪問看護、リハビリ、デイサービスなど、介護サービスのほかに、緊急通報システムであるとか、配食サービスであるとか、在宅福祉サービスの一層の充実をこれからも図ってまいりたいというふうに思っておるところでございます。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 14番、岩崎誠君。

     〔14番 岩崎 誠君登壇〕



◆14番(岩崎誠君) 南砺自民クラブの岩崎誠でございます。よろしくお願いをいたします。

 南砺市としての最初の定例議会で質問させていただきますことに、心より感謝を申し上げます。

 また、このような機会を与えてくださいましたのも、今回の市議会選挙で市民の皆様方の温かいご支援があったからこそであります。改めまして、市民の皆様方に厚く御礼を申し上げます。

 今回は限られた時間でございますので、早速身近な質問に入らせていただきます。

 市長にお伺いをいたします。

 私は、このたびの選挙において、福光地内でも特に中山間地地帯にお住まいの方々の声、そしてご要望を多く聞く機会がありました。希望に満ちた南砺市がスタートをして1カ月以上が過ぎましたが、市民の皆様方の声は南砺市となっても町名が変わっただけで、何も変化が感じられない。これまで要望していたことが的確に伝わっているのか、これが率直なご意見であります。私たち議員が、市民の皆様方のご意見を市政に伝え、市民と市政と議会がともに緊張感を持ち、切磋琢磨し、一丸となってこれからのことに当たれば、住んでよかった、合併して意義のある南砺市になるものと信じております。

 市長も選挙中、公約や抱負の中で、安心して暮らせる地域づくりや、公平な行政づくりを訴えておられたと思いますが、私も全く同感であります。南砺市の面積は約670平方キロメートルと県内最大となりましたが、そこに大きな地域格差があります。特に、中山間地地帯に住んでいる者にとって、まず最優先していただきたいのは、南砺市内での地域間の距離感覚、地域格差を少しでも減らすことだと思います。人口が少なくて、土地が広い中山間地地帯ほど、中心部との距離は長くて、狭い曲がりくねった道路でございます。スピードも制限され、若者の職場へ、また病院へも時間がかかり、不便を感じて、愛着のある、生まれ育った土地を離れ出ていく現象が見られ、さらに過疎化が進んでいくようであります。特に、市街地につながる縦の幹線道路の整備促進をお願いをするものであります。時節柄冬将軍も目前に迫ってまいりましたが、南砺市の道路除雪対策は、どのように実施されるのか、お伺いをいたします。

 合併前は各町村単位で除雪されて、一部幹線道路では、境界部分でお互い協議した分担部分があったようですが、南砺市ではどのような対応をされるのでしょうか。また、集落道路は旧町内の校下ごとに実施されていたようですが、同じ路線で福光、井波、福野、城端や、また4村へまたがっている道路も数多くありますので、ぜひ南砺市となった機会に、除雪は旧町村の境界にとらわれず、一連の除雪をしていただいた方が便利であり効率もよいと思いますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。

 特に豪雪になりますと、優先除雪路線を決めて対応しなければならないと思いますが、平常降雪時には、これまで幹線、集落道路の区別なく除雪をしていただいたのですが、今後はどのような対応となっているのでしょうか。南砺市は広範囲になりますので、降雪の状況が地域により大変違いますので、状況をしっかりと把握して対応していただきたいと思います。南砺市となって、合併前の従来の除雪対策とどのように変わったのかをお伺いをいたします。

 これから冬に入り、道路状況も悪くなり、人命にかかわる事故も発生しやすくなります。人間の命の重さは地域が変わろうと、だれであろうと変わるものではありません。万一、人身事故や急病人が発生して、もし心臓が停止した状態から6分以内に救急車が到着し、それなりの専門手当てができれば、後遺症もなく助かる率が高いと言われています。そのためにも、南砺市全域に救急車が6分以内に行ける配備と、基本的な道路整備を充実させなければならないと思いますが、現在の救急車の配備状況はいかがでしょうか、お伺いをいたします。

 南砺市民がどの地域に住んでいても、だれもが安心して暮らせる対応が最も重要であります。人口は少ないが自然災害の発生しやすい、広い土地を守り続けている中山間地地帯の市民の声を少しでも反映していただき、南砺市が均等に発展していくよう要望して、私の質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 岩崎議員のご質問にお答えを申し上げます。

 ご質問の中で、合併して何も変わらないんではないかという話があるということもおっしゃいましたが、私としては変わらないというご意見で安心いたしました。まずは変えない、これまでと余り変えないということを目標にしておったわけであります。そういう意味では、こんな悪くなったぞという話ではなくて、余り変わらないという、まだ1カ月、40日ぐらいですから変化は少ないと思いますけれども、変わらないというのはありがたい評価ではなかろうかというふうにも思うわけでございます。

 ご質問にありました地域間格差の解消は、あるいは市民の一体感の醸成ということからすれば、幹線道路網が重要な役割を果たすということについてはおっしゃるとおりだと思っております。旧の町村間を結ぶ国道、県道につきましては、ご承知のとおり、以前から合併支援道路として、その整備促進を強く国・県に働きかけておるわけであります。その中では、既に改良工事が進んでいる路線もあります。

 しかしながら、全体の進捗状況につきましてはご指摘のとおり、そこに住んでおられる方はまだ満足というわけにはいかないであろうと思います。今後、粘り強く国・県に要望を重ねまして、分庁舎方式での行政運営がスムーズに実施できますように、また分庁舎方式という理由を最大限に活用して、要望を強くしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。

 議員がご指摘しておられます中山間地を含めた全市的な道路網の整備でありますけれども、今年度は補助事業13路線、起債事業23路線、単独事業29路線で鋭意整備が進められております。まだまだあると思いますけれども、今申し上げた道路、これでも相当な工事量だと思うんですけれども、何せ南砺市は広いものですから、ぽつんぽつんとだと思われるかもしれません。今後とも努力をしていきたいものでございます。

 市道網の整備充実は、先の私が申し上げました合併支援道路を機能的かつ効率的に補足をするということもありますし、そこに住んでおられる方々の安心感、安全感等もあるわけでありまして、民生の安定と地域の発展に欠くことのできない社会資本整備の一つであるというふうに思うわけであります。新市の建設計画にその全体像を掲げているところでありますけれども、今後できるだけ南砺市道路網整備計画をつくることを通じて、着実に整備が進むように努力をしてまいりたいというふうに思っております。

 次に、除雪の問題についてのお話がございました。これも先ほど冒頭に申し上げましたように、これまでやってきたことを変えるつもりはございません。むしろ、道路事情が改善されたというようなことがあれば、増やす方向にあるというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。今年は何か暖冬みたいな感じもしておりますけれども、いずれにしても降雪期を間近に迎えておるわけでありまして、合併直後の11月15日に除雪対策本部を土木課に設置いたしまして、降雪に備えているところであります。

 先般、除雪計画を発表しておるわけでありますけれども、合併前より実施している除雪委託路線につきまして、全部委託除雪をやるつもりでおりますけれども、この路線につきましては、その全線を踏襲し、さらに若干の整備路線を追加いたしまして、総延長786キロメートルの計画を立てておるところでございます。

 出動基準でありますけれども、前年度と同様に降雪10センチで出動することにしておりまして、利賀で1度出動したというふうに聞いておりますが、いわば、これからもパトロールを含めまして出動の判断をし、地域の実情に応じた除雪が実施できるように、県道と同時に除雪をするというようなことを原則に考えてまいりたいというふうに思います。

 ご指摘のとおり、これからは旧の行政区域の垣根がとれたということがありまして、除雪車を相互乗り入れするとか、そういう一体的な除雪作業ができるということで、従前以上の効果があらわれるものというふうに考えております。南砺市は非常に広いものですから、あちらが降っておってもこちらが降っていないというようなこともあるわけでございますけれども、地域差を勘案しながら、地域住民の方々や地元自治会、地域ぐるみ除排雪協議会等の協力もいただいて、安心して暮らせる地域づくりを目指して、これからも努力してまいりたいというふうに考えておるところであります。

 次に、救急車の問題でございますが、救急車の配備状況等につきましては、砺波広域圏の消防本部で対応しておるところでありまして、市とはちょっとずれるんですけれども、差し支えない範囲でお答えをしたいと思います。

 市内において、救急車は城端、井波庄川、福野、それから利賀分遣所、上平出張所に各1台ずつ救急車を配置しております。福光消防署には2台配置されておるわけであります。南砺市内で119番の通報がありましてから、救急現場までの平均到達時間は15年中の実績で6.6分となっております。このうち、実は平、上平、利賀の行政センター管内は山間地ということもありまして、平均9.9分かかっております。しかし、平、上平、利賀には、件数も少ないものですから、そのことでそういう実績が悪くなるということではありませんで、今言いました3つの地域を除きますと、平均は6.3分だというふうに報告を受けておりまして、全国平均の6.5分よりは幾分短くなっておるわけであります。

 できるだけ短縮をしなければならない。そのためには、先ほどからご指摘もありました道路もしっかりと整備しなければならならいということもあるわけでありますけれども、あるいは冬期間は除雪をしっかりしなければならないというようなこともあるわけでありますけれども、この時間短縮は総合的に努力をすべき問題であるというふうに思いまして、それぞれのところに近いところに、隣のうちに救急車がおるというわけにはなかなかいかない。そういう点は皆様方にもご理解をいただきたいというふうに思うわけでございます。

 救命率の向上に向けましては、現在消防署には必ず救急救命士が配置されることになっておりますし、その他の救急隊員も高度な知識と技術を持っておりまして、現場である程度の許される範囲の処置を行えることになっております。一般市民の方々も消防署が実施している救急講習等を受講していただいて、ある程度現場で対応できるようになれば、さらに救命率は向上するのではなかろうかというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 暫時休憩いたします。

 2時5分から会議を再開いたします。



△休憩 午後1時47分

   −−−−−−−−−−−−−



△再開 午後2時05分



○議長(嶋信一君) 会議を再開いたします。

 市政一般に対する質問並びに議案の質疑を継続いたします。

 16番、前田美好君。

     〔16番 前田美好君登壇〕



◆16番(前田美好君) 議長のお許しを得ましたので、南砺市議会12月定例会において一般質問をさせていただきます。

 このたび、南砺自民クラブに温かく迎えていただきましたことを厚く御礼を申し上げます。

 言論の府にふさわしい、市民に信頼される議員の一員となりたいと思っております。先輩の議員の方々のさらなるご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして、質問に入らせていただきます。

 今日、南砺市の高齢人口は25.6%、富山県全体は20.8%です。このデータは合併協議会調査資料に基づくものです。県との比較でもおわかりのように、極めて高く高齢化が進行していることがうかがえます。今後もさらに進行するものと推測されているところですが、2000年4月に開始されました介護保険制度は2005年に見直しが行われるところです。現在、関係機関において多面的な視点で論議、検討がされているところでありますが、見直しの基本理念は自立支援と、尊厳の保持を基本とし、制度の持続可能性を高めつつ、1つ、給付の効率化、重点化、2つ、新たなサービス体系の確立、3つ目、サービスの質の確保、向上、4つ目、負担のあり方の見直しなど、具体的な内容が新たな課題に、今から取り組んでいくことが求められております。

 私は、介護保険制度の改正の成立を待ってから対応策を考えるのではなく、介護保険制度の根源である地方分権の観点から、市町村を保険者としての位置づけで、南砺市もより主体的な発想の中で、サービスに対し保険者としての機能を発揮することを望むものです。市当局はどのような対応策をお考えなのか、お伺いいたします。

 私は、具体的な取り組み策として、住みなれた地域で在宅生活を希望する高齢者のために、地域密着型の小規模多機能施設、現在福野地区の「にこやかな里」、そして福光地区の「いちご」のような民間介護施設の増設と、運営を支援するための補助制度の創設などが今後重要になってくると思っております。

 また、要支援、要介護1と認定された高齢者の方のサービスも、現在より受けにくくなったそのとき、空き店舗などを利用したり、民家を開放したり、空き教室を活用して、いつでもだれでも気軽に歩いて集える場所、サロンの提供は、健常者や幼児との交流が身体ケア、プラス痴呆ケアにつながります。地域で支え合うサロンの運営には行政が積極的に関与、推進すべきだと思っております。地域住民との協働の中にボランティアの協力体制が必然的に生まれてくるものと思っております。以上の取り組み提案について、市当局のご意見をお伺いいたします。

 2015年、ベビーブーム世代が高齢期に到達する最後の急な上り坂までに、しっかりとした将来展望で高齢者対応像こそ重要です。きらりと光る南砺市の高齢者福祉についてお伺いをいたします。

 以上で、質問を終わります。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 前田議員のご質問にお答えをいたします。

 先ほども介護保険につきましてはご質問があったわけでございますけれども、これから在宅介護を重視していくということを申し上げたわけであります。そのようにだんだんなってきている。12年に始まって、15年度見直しには在宅介護がかなり増えて、今や相当な勢いで増えてきたというようなことで、当初の思いどおりに推移しているのではなかろうかというふうに思っております。

 もともと、介護保険制度は走りながら考えるとしてスタートいたしました。そういう制度でありまして、3年に一度見直していこうということが基本になっておるわけであります。

 国では、平成18年度の制度改正に向けまして、各種審議会などの意見を踏まえて作業が進められておるわけでありますが、全容はまだ定かではありません。しかし、これは私の思いでありますが、前田議員のご質問に述べられたような小規模なサロン的なものが重視される、あるいは、ボランティアの協力体制が大変必要であるといったような方向性につきましては、余り18年度の改定に当たりましても違わないんではなかろうかというふうに思っておるわけであります。

 南砺市としましては、まず、合併に伴うサービスの平準化に取り組みたいと考えております。いろいろな工夫をして、過去の8町村が介護とか福祉とかに携わってこられたわけでありますが、これは多少の制度の違い、取り扱いの違い等があるわけであります。これをまず、サービスを平準化する努力をやってまいらなければならないというふうに思っております。サービスを平準化するということは、真ん中に合わせるということではなくて、どちらかというと上の方に合わせる。サービスのいい方に合わせるということでなければならないというふうにも思うわけでございます。17年度は18年度の制度改定への助走期間ととらえまして、介護や介護予防を支える人のネットワークの強化や、介護予防プランの分析、評価を実施して、制度改定に備えていきたいというふうに思います。

 ご質問にありましたような、「にこやかな里」、あるいは「いちご」、いわゆる富山型のデイサービス、これは特区にも指定されておるわけでありますけれども、デイサービスにつきましてはこれに類したものを今計画しているという話は聞いておりません。前向きの情報が得られましたならば、計画内容など相談させていただいて、補助金の確保に努めるなど積極的に支援してまいりたいと思います。また、身近に手本となる施設があるわけでありますので、ボランティア講座などに施設見学や体験発表を取り入れていただくこともよいのではなかろうかというふうに思っております。

 高齢者サロンの件でございますが、南砺市内には、旧校下単位の高齢者サロンや、町内、集落単位の高齢者サロンがかなり普及しております。しかし、まだ開設されていないという地域もたくさんあることも事実であります。今後、南砺市社会福祉協議会と協力しまして、この普及に努めさせていただきたいと思います。いずれにしましても、これらの在宅介護につきましては施設、そういう小さな施設をつくるというようなことになりますと、特定の個人、一生懸命やられる方がおられるわけですが、過度にそういう方に個人的な負担をかけるということはいかがなものであるかという感じもいたしますし、ボランティアという観点からしますと、これがいわゆるキーポイントになるわけでありまして、人づくりがやはり大切なんだと、この福祉についても介護についてもそういう気がいたします。いずれにしても、そういうサロンであるとか、あるいは特区の「にこやかな里」みたいなものをつくるという場合におきましては、第一に長続きすることが大切である。準備や運営の世話をされる民間の本当に良識のある方々に過度の負担がかからない内容の、自主性を重んじた高齢者サロンなどを模索していきたいものであるというふうに考えておる次第であります。

 以上です。



○議長(嶋信一君) 18番、蓮沼晃一君。

     〔18番 蓮沼晃一君登壇〕



◆18番(蓮沼晃一君) 井波選挙区の蓮沼晃一です。

 ただいまより一般質問をさせていただきます。

 南砺市が誕生して初の定例会に臨み、質問をさせていただきますことは大変光栄であり、大きな喜びといささかの緊張を持っております。その中で、市長が12月定例会初日に所信で述べられました自然・文化・交流が織りなす創造と安らぎの南砺市を目指し、そして、南砺市を訪れる人々に感動を与えたいという思いから、観光振興について、次の2点で質問をさせていただきます。

 まず第1点は、観光イベント、PRなどの地域連携をどう行うのか。地域間の一体感をどう持たせていくのか。そして、広域観光をどう構築していくのかについてであります。

 今、観光についてはこれまでにない追い風が吹いております。国の観光政策審議会において、21世紀初頭における観光振興方策の答申が出されましたが、その中で、観光が地域や国民経済にとって、非常に重要であると位置づけられ、観光まちづくりの推進が筆頭に掲げられました。それを受け、個性豊かな観光振興で成功をおさめた観光カリスマ100選が選定され、富山県からも八尾町の福島観光協会長、氷見市の堂故市長、そして旧利賀村課長時代に我が南砺市の中谷市長公室次長が選ばれ、今後観光まちづくりの主軸に据える体制が整いつつあります。

 また、これからの観光は団体旅行が激減し、従来の観光地というブランドが崩壊する中、根拠のないあいまいな入り込み数だけに一喜一憂したり、隣の観光地をライバル視するだけの従来型観光から脱却して、旧8町村の持つ多くの歴史的、文化的遺産や、新しい芸術、文化等の観光資源を生かした地域連携型、地域一体型観光が必要だと思います。

 例えば、それぞれ単独で行っているイベントについてでも、市が中心になり主体的に行うもの、実行委員会を組織し民間主体で行うもの、それに対する協力体制や開催時期などを明確にし、各イベントが地域でお互いに連携して行えないか。また、各地域の人々がそのイベントに対してお互いに協力していけないかなど、新しい発想が必要ではないでしょうか。8つの色がまじり合って濁るのではなく、一つ一つの色が光り輝いて全体で美しく見えるパッチワークのような美しさが求められているのではないでしょうか。これからの観光は地域の生活が生み出した地域文化をさらに磨き上げ、独自性を出していくことが必要だと思います。観光施設一体型から地域に根差した、市長が常に言っておられます、人々に根差した観光振興が求められているのではないでしょうか。

 また、観光施策についても5年とか10年とか期限を切って考える、目的を達成したらそれぞれ検証して、時代に合った仕掛けを考えていく、そういう柔軟性も必要ではないかというふうに思います。

 また、広域観光については、国内外に発信できる、例えば中国語ですとか、韓国語版のパンフレットの作成や、先ほどの生田議員のご答弁にもございましたが、東海北陸自動車道の平成19年全線開通を視野に入れた複数の市町村でのまた複数の県における観光ルートの創出など、広域連携の構築も必要だと思われます。合併前の住民アンケート調査でも、観光振興に対する多くの市民の期待が高い中、市長の考えをお伺いいたします。

 第2点として、市観光協会の今後の方向性についてお伺いいたします。

 現在、五箇山、利賀、城端、福光、福野、井波と6つの観光協会がそれぞれ独自の活動を行っております。それぞれの地域の文化を高め合い、個性を生かしながらの活動を地域エゴに陥ることなく、どう有機的に結びつけていけるのか、また一体性を持たせていくのか、これがこれから求められているというふうに思います。

 例えば、旧城端町、平村、上平村で行われました南砺地域伝統活用委員会での麦屋とこきりこの里の連携のような、地域的、文化的な共通性を生かしたり、それぞれの観光協会が協力し合って、自分たちで歩いて自分たちの目で見て、南砺市独自のテーマ別、年代別の観光コースが作成できないかなどの共同事業をしながら、グループ化ができないかとか、また共同体を組めないかなど、観光協会同士の連携、連帯感づくりも必要ではないかと思います。

 また、合併協議会で示されました市観光協会の将来の統合に向けての思いを含めて、市長の見解をお聞きし、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 蓮沼議員のご質問にお答えを申し上げます。

 イベントの連携であるとか、観光ネットワークの構築といったような内容だったと思っております。

 国も観光については非常に遅れているといいますか、日本から外国に観光に行く人が圧倒的に多くて、日本に来る人が少ないというのがありまして、遅ればせながら観光の重要性というものを今考えておられるようでありますけれども、私どもの南砺市もみんなが出ていって観光するのもいいんですけれども、来てもらう方も一生懸命やらなければいかんと、こういうふうな気持ちがあるわけでございます。合併協議会においても、イベント、祭りは合併後も引き続いて継続する。そして、市民みんなで尊重し合おうということが一番最初のベースになっておるわけでありまして、数多くイベントがあることは承知しておりますが、その中で民間でやった方がいいもの、例えば、神事に属するようなもの、氏子の祭りといったようなもの、そういうものとか、あるいは先般の南砺菊祭りみたいな、これまで町なり村なりが主体になって頑張ってきたもの、いろいろあるわけでありますけれども、市が主体性を持つ利賀そば祭り、福光ねつおくり七夕祭り、さっき言いました菊祭り、むぎや祭りなどが大きなイベントだと思っております。そのほかにも、こきりこまつり、城端の曳山祭り、福野夜高祭など、これは地域に根づいた伝統的な行事でありますけれども、その2つをミックスさせるといいますか、相互に協力し合う、そうすると1足す1が3になるかもしれないと、そんなふうな気持ちを持っておるわけでございます。

 今回の合併では、観光というものの重要性に着目いたしまして、市では新たに観光課を設けたわけであります。また、各行政センターには観光以外の仕事もありますけれども、振興課を設けて観光の仕事にも携わってもらうことにしております。また、こういうイベントというものは、地域の住民、観光協会、商工会あるいはその他の関係団体、農業団体もあるわけでございますが、そういう団体と連携を密にして取り組まなければ成功しないと思っております。これは過去のいろいろな実績から考えて、私も本当にそう思っておるわけであります。それと同時に、観光課もつくったということでもおわかりのとおり、観光行政につきまして、市として新たな観光施策の方向を打ち出さなければならないということも思います。また、それが多分に私は流動的な面があるのではないか。珍しいときにはわっと人が来る。一度見たらそれで飽きてしまったというものもありましょうし、何回見てもいいというものもある。そういう流動的なものがありますので、絶えず次の時代に人が来るような仕掛けをしていかなければならない。そういう仕掛けづくりは、これは若い人の専門みたいなものでありまして、頭が固くなっていてはなかなか達成できませんけれども、そんなふうに思っておるわけであります。

 それと同時に、先ほどご指摘がありました、それが一番私は大切だと思うんですけれども、これまでの8町村でそれぞれが大切にし、守って一生懸命宣伝もしてきたイベントがあるわけですけれども、それは点にすぎない。それを線にし、面にするということが大切なんではないか。その上で、強力な情報を発信することが必要なんではないかというふうに思っておるわけでございます。

 合併アンケートの地域施策では、観光拠点の整備や誘客体制の整備として、観光振興の期待度があらわれておるわけでありまして、先日、新聞紙上でもご覧になられた方がおられるかと思いますけれども、現在城端では、地域の伝統芸能の活用を視野に入れた伝統芸能会館「じょうはな座」を建設中であります。新たなこれは観光拠点になるのではないか、観光施設になるのではないかと期待をしておるところでございます。

 その他、管内には古くからの歴史的な文化遺産や、新しい芸術イベントなど、さまざまなソフト、ハードにわたる観光資源があるわけでございまして、今後は住民が互いに歩み寄って、連携を深めて互いの観光資源を生かし合うという観点で協力体制をとることが大切なんではないかというふうに思っておるわけでございます。

 外国語のパンフレットにつきましても、先ほど申しましたけれども、観光パンフレット自体は、とりあえず南砺市というのを知っていただこうということで合併前につくったわけでございますが、本格的なパンフレットといいますか、観光パンフレットはこれからやはり手がけていかなければならないと思いますし、私は、外国語のものもその中に必要なんではなかろうかというふうに思っております。外国語のパンフレットにつきましては、一部の観光協会では作成されておりますけれども、今度南砺市の観光パンフレットができましたら、ぜひそういうパンフレットもつくりたいものであるというふうに考えておるわけでございます。県の観光連盟とも連携をとりながら検討していきたいというふうに思います。

 次に、先ほど申しましたような、住民が主体となって集まって、観光資源をみんなで尊重し合ってやっていこうという場合に大きな力になるのは、観光協会のあり方であるというふうに思います。6つの観光協会が、それぞれこれまで観光宣伝など特色のある活動を展開してきたわけでありますけれども、新市になって、もうちょっと相互に協力体制がとれないかというような気持ちが強くあるわけであります。しかし、各観光協会事務局の現状としては、商工会が兼務しているところもあれば、独自で構えているところなど形態がまちまちであります。それから、これまでの8町村で観光に、また観光協会にと言った方がいいでしょうか、補助を出している、その補助額もまちまちであります。そういうこともありますので、一遍に統合できるかどうか、私は統合してもらいたいと願っておりますけれども、そのことによって現在の観光協会の活動が個性を失い、また覇気を失ってもらっては困るということもあるわけでありまして、いろいろと検討し、問題点を整理していくと、少し時間がかかるのかという感じもしております。当面は連合会的な組織、もしくは協議会的な組織で連携を図るということでまずは出発して、将来はやはり一つの観光協会に統合していくという方向が望ましいのではなかろうかというふうに思っておるところでございます。

 平成17年度には、南砺市の観光マスタープランを作成したいというふうに考えて準備を進めているところでございます。

 以上であります。



○議長(嶋信一君) 23番、西井秀治君。

     〔23番 西井秀治君登壇〕



◆23番(西井秀治君) 本日の質問のしんがりを務める西井秀治でございます。

 議会会派南砺自民クラブの一員として、事前通告に従い質問いたします。

 初めに、先の市議会議員選挙において市民の皆様から絶大なご支持、ご支援をいただきましたことに心から感謝とお礼を申し上げます。

 天下の万機は一誠に帰す、これからも誠心誠意、情熱と信念を持って市政の発展に全力を尽くす決意であります。

 それでは、質問に入ります。

 平成15年4月1日、第1回の法定合併協議会が開催されて以来、今年10月末で廃止されるまでの間に17回の協議会が開かれてきました。各町村の公共料金や制度、住民サービスの内容や取り扱い方が異なることから、調整すべき項目が約5,500あると言われましたが、これらの調整項目は各町村の担当職員で構成する28の分科会で慎重に検討調整し、協議会に提案され、協議の後、各町村の議会で慎重審議し、確認してきたのであります。

 しかしながら、合併特例法による期限があるため、多くの調整項目が合併後新市において調整するとなっているのも事実であります。市長は、市政運営の上で、今後続出すると思われる調整を必要とする事項についてはどのような方法で解決されるのか、お尋ねしたいのであります。信頼性の確保のためにも、市当局、議会、市民の代表も含めた協議会を設置し、広く衆知を集め審議することも重要と考えますが、市長の方針をあわせて伺いたいのであります。

 次に、合併特例債について伺います。

 この事業は合併町村の一体性を確立するため、合併から10年を期限として、新市の建設計画に基づき実施する事業について、充当率95%、元利償還金の70%が普通交付税で措置されるものであります。南砺市では、合併特例債の上限は320億円でありましたが、建設計画ではその80%、258億円を見込んでおります。これは有利であっても3割の負担が残るので、起債総額をできるだけ抑えようということと、また、相反するような感じではありますが、新しい市長の公約の実施も予想されるので、その分を残しておこうという2つの観点からだと考えるのであります。

 市長は、新生南砺市の一体感づくりのために、この有利な合併特例債事業を公約の実施を踏まえながらも、基本的にはどのような方針を持って事業の推進をされるのか、伺いたいのであります。

 新市の建設計画では、心豊かで創造的なまちづくりの一つとして、文化センターの整備も掲げております。現在、福野、井波には、600席ぐらいのホールを持つ会館があり、城端では400人規模の会館が建設中であります。旧町村の固有の文化、伝統行事や、市民融和の行事開催のために、みんなが集まれる場所として、人口6万人の規模に応じた施設も必要と考えるのであります。そのためにも、現在事業目的基金となっている文化会館建設基金5億2,600万円をベースとして、さらに基金を積み上げ、合併特例債の適債事業として建設を推進すべきと考えますが、いかがでしょうか。市長の見解を伺いたいのであります。

 さて、先の臨時会の前に、自民党の公認推薦を受けた議員を中心として、32人から成る議会会派南砺自民クラブを結成いたしました。最大の会派ではありますが、翼賛の議会としてではなく、合併してよかったと市民の皆様から言われるように、行政当局とも議論すべきときには議論を重ねながらも切磋琢磨し、新生南砺市の発展と市民生活の向上を願い、車の両輪のごとく進みたいと考えている次第であります。安定した市政運営のためにも、会派を構成する一人として、しっかりと後押しすることを申し上げ、一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(嶋信一君) 溝口市長の答弁を求めます。



◎市長(溝口進君) 西井議員のご質問にお答えを申し上げます。

 持ち越された調整項目の解決ということ、これは選挙中にも、私、これを解決しなければならないということを申し上げてまいったわけでございます。合併協議会は22カ月、任意協議会の時代を含めまして約2年、22カ月間続きまして、法定協17回、そのさきの任意協が3回、20回開いておるわけでございます。

 細目ベースでは、全国的に5,000項目とか6,000項目とか言われておるのでありますけれども、それを私どもの合併協議会では25の大項目に分類して調整をいたしました。西井議員のご質問の趣旨にありますように、新市において調整するとか、あるいは新市において検討するという項目がその中にありまして、そういう文言で合意をしたということなんでございます。

 この新市において調整するというものについて、大きく分けて2つあるんではないか。第1には、新しい市にならないと調整できないというものがあると思います。それから、第2には、限られた時間内では細部まで調整することが不可能だった。時間切れとは申しませんけれども、なかなか合意に達しなかったというものを含めてそういうものもあると思います。

 さらに、新しい市にならないと調整できないものという、これがまた2つほど分けられるんではないかと思います。1つは国・県の動向や、方針を見きわめながら調整する必要があるというもの、これは例えば農業における生産調整対策であるとか、高齢者在宅福祉対策であるとか、これは南砺市だけでやれる問題ではないということでありますので、ほかの動向を見極めながら決めていくべきであるということです。

 それから、市長の政策的判断や審議会での検討が必要でないかというものもございます。例えば、総合計画の策定であるとか、男女共同参画社会への実現の問題、個人情報の法の問題など、これは政策的判断や審議会でご審議をいただくという部類ではないかというふうに思います。

 それから、限られた時間内で最後まで調整できないものというのも、これも2つ分かれるんではないかと思うんです。1つは関係団体の調整が必要なもの、各種団体というのが96種類ございました。その96種類の団体がそれぞれ性格の一致した団体、例えば美術協会なら美術協会が集まって市の美術展をやるということになりますと、美術協会の皆さんに自主的に集まっていただいて話し合いをしていただくということが必要である。体育協会も、市の体育大会ということになりますと、そういう部類に属すると思います。そういう団体の統合をどうするかという問題がありまして、これはそれぞれ自主団体みたいなことで、市が号令をかける、あるいは合併協議会でこう決めたというわけにはいかないということでございます。そのうちの幾つかは既に統合するということで出発したり、あるいは統合を前提に今話し合いを進めておられるということであります。

 次に、これが事務的にはたくさんあるんですけれども、事業内容を統一するためには、調整に時間が必要であるというものでございます。いろいろなイベントといいますか、行事もあります。健康まつり、1月にやります成人式などがあるわけでありますけれども、それぞれ今までやってきたこととは違う、それをどうしていくか。統一していくには時間がかかるものもあるし、この際、きちんと決めてしまおうということで決められるものもあるというふうに思いますが、全部を調整するには少し時間をかしていただかなければならないというふうに思います。

 先ほどのご質問の中に、これらの解決方法に協議会の設置を必要とするんではないかという話がありました。一つだけそういう協議会をつくって未解決事項を審議していただくということは、これは意味が余りないんではないかというふうに私は思っております。

 ただ、先ほども申しましたように、総合計画の策定に当たっては、当然審議会をつくって審議会でご審議をいただくということもありますし、それから、これも申し上げましたけれども、各種団体の統合に当たってはそれぞれの団体が集まって相談をしていただくと、こういうものもあるということで、ただ調整するためだけの協議会というのはないわけでありますけれども、個々にはいろいろとあるだろうというふうに思うわけでございます。

 防災計画の策定なども協議会といいますか、審議会といいますか、そういうものをつくってご審議をいただくというものだろうと思っております。一つ一つ分けますと、どういうことになるのかわかりませんけれども、そういうふうに基本的に考えておるところでございます。

 それから、合併特例債の話がございました。私は、今回の合併に際しまして、旧のどこの村に幾らの合併特例債を当てるとか、そういう話し合いを一切しないで合併までこぎつけたというのは、本当に見事な住民の皆様方のお考えであったというふうに思います。そういう8町村でありますから、これ分けるとなると大変で、それだけでも合併の協議が破裂したかもしれないというところもあるんですけれども、しかし、それは今後みんなで考えようということで決めたということは、非常に皆様方の英知のおかげ、英断のおかげであるというふうに思っております。

 ところで、この合併特例債というのは、非常に有利なものでございますので、やはり今後事業を推進していく、建設事業等を推進していく場合には、できるだけ活用していくということは大切であります。一つ一つ見ていきますと、合併特例債の対象になるのかならないのかというようなこともあるわけでありまして、慎重にそれらを精査しながら、合併特例債の対象になるものは、まずは優先して事業を推進していくということになろうかというふうに思っております。

 ただ、合併特例債が非常に有利だと申しましても、合併特例債のほかに私どもの地域では、地域によりますけれども、辺地債であるとか過疎債であるとか、そういうものがありまして、これはむしろ合併特例債よりも有利でございますので、それからまず使っていくかというようなことになるわけでございます。

 平成16年度末の地方債残高はまちづくり計画によれば500億円ほど見込んでおりますが、それを上回らない程度で合併特例債を活用していこうということになりますと、260億円程度、先ほどお話がありました起債の発行可能額は320億円でありますが、260億円程度なら、今の起債残高が多くならない、横ばいであるということで、その程度の今財政計画を掲げておるところであります。合併特例債の使途につきましても十分に吟味しまして、全国のモデル的な合併であると言われている南砺市、さらに模範であると言われるように頑張ってまいりたいというふうに思います。使わないという意味ではございません。有効に使うという意味で申し上げておるわけでございます。

 それから、大型事業の話がございました。合併特例債の対象に、もちろん庁舎をつくるとなれば庁舎も対象になったんですが、庁舎は分庁舎方式でやるということにしましたので分庁舎を、道路で結ぶようなことも一生懸命やらなければならないということであります。

 それから、最後に大型の建設事業のお話がございましたけれども、そのために積み上げをするということは実は私どもは考えておりません。1億円あれば、20億円の仕事ができるわけでありまして、現在の積み上げておられる基金で十分でありまして、余裕があればむしろ減債基金に積んだ方がいいのか、そんなふうに思っておるところでございます。

 これから、また最後にお話がございましたけれども、切磋琢磨してということで、私どもも勉強させていただきますが、よろしくご指導のほどお願い申し上げます。



○議長(嶋信一君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。

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△次会日程の報告



○議長(嶋信一君) 12月14日は午前10時に本会議を開き、市政一般に対する質問並びに議案の質疑を引き続き行います。

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△散会の宣告



○議長(嶋信一君) 本日はこれをもって散会いたします。

 どうもご苦労さまでした。



△散会 午後2時56分