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富山県 小矢部市

平成20年  9月 定例会 09月12日−03号




平成20年  9月 定例会 − 09月12日−03号







平成20年  9月 定例会



          平成20年9月小矢部市議会定例会会議録(第3号)

平成20年9月12日

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           平成20年9月12日(金)

           午前10時00分 開議

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議事日程第3号

第1 決算特別委員会の設置について

   (特別委員会の設置)

第2 議案第56号 平成20年度小矢部市一般会計補正予算(第2号)から議案第64号 小矢部市道の駅の指定管理者の指定についてまで、及び認定第1号 平成19年度小矢部市一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成19年度小矢部市水道事業会計決算までの質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問

   (委員会付託)

第3 請願第5号 生産資材価格高騰に関する請願書

   請願第6号 燃料、肥料、飼料、農業資材等の価格高騰に対する緊急対策を求める請願

   請願第7号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願

   請願第8号 消費税の増税に反対する請願

   (委員会付託)

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本日の会議に付した事件

日程第1 決算特別委員会の設置について

     (特別委員会の設置)

日程第2 議案第56号 平成20年度小矢部市一般会計補正予算(第2号)から議案第64号 小矢部市道の駅の指定管理者の指定についてまで、及び認定第1号 平成19年度小矢部市一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成19年度小矢部市水道事業会計決算までの質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問

     (委員会付託)

日程第3 請願第5号 生産資材価格高騰に関する請願書

     請願第6号 燃料、肥料、飼料、農業資材等の価格高騰に対する緊急対策を求める請願

     請願第7号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願

     請願第8号 消費税の増税に反対する請願

     (委員会付託)

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◯出席議員(16名)

   1番    山本精一

   2番    須加清治

   3番    中田正樹

   4番    石田義弘

   5番    高橋庸佳

   6番    嶋田幸恵

   7番    中村重樹

   8番    沼田信良

   9番    多田 勲

  10番    尾山喜次

  11番    中西正史

  12番    高橋佐多史

  13番    石尾太八

  15番    砂田喜昭

  16番    宮西佐作

  17番    野村博司

◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者

  市長     桜井森夫

  副市長    高畠進一

  教育長    西川康夫

  総務部長   日光久悦

  産業建設部長

  兼農業委員会 松田太八

  事務局長

  民生部長   森下博幸

  企画室長   中嶋幹博

  産業建設部

  理事兼    槻尾賢治

  都市計画課長

  会計管理者

         滝田敏幸

  兼会計室長

  教育次長兼

         福江清徳

  教育総務課長

  消防長    吉田 裕

  総務課長   松本信明

  財政課長   沼田市郎

  教育委員会

  委員長    津山玄亮

  職務代理者

  代表監査委員 古村庄一

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◯職務のため議場に出席した事務局職員

  事務局長   山田豊一

  局長補佐   深田数成

  主査     坂田 力

  書記     田川邦之

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△開議

           午前10時00分 再開



○議長(中西正史君) 

 ただいまから平成20年9月小矢部市議会定例会を再開いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△出席議員数の報告



○議長(中西正史君) 

 ただいまの出席議員は16名で定足数に達しておりますので、会議は成立しております。

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△諸般の報告



○議長(中西正史君) 

 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。

 地方自治法第121条の規定に基づき、桜井市長ほか関係者の出席を求めてあります。

 次に、平成20年6月定例会以降、議長あてに陳情2件が提出されております。

 付託陳情は、お手元にお配りしてあります一覧表のとおりでありますので、朗読を省略いたします。

 陳情の取り扱いについては、会議規則の規定により所管の常任委員会に付託いたします。

 審査の結果を後日報告願います。

 これで諸般の報告を終わります。

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△議事日程の報告



○議長(中西正史君) 

 本日の議事日程は、お手元にお配りしてありますので、朗読を省略いたします。

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△決算特別委員会の設置について



○議長(中西正史君) 

 日程第1 決算特別委員会の設置についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 上程されております議案のうち、認定第1号から認定第8号までの決算案件8件については、委員会条例第4条の規定に基づき、10名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、議案の審査をすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 ご異議なしと認めます。

 よって、本案については、10名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、議案の審査をすることに決定いたしました。

 ただいま決定いたしました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定に基づき、議長から指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 ご異議なしと認めます。

 よって、決算特別委員会の委員の選任については議長から指名をいたします。

 1番 山本精一君  2番 須加清治君

 3番 中田正樹君  4番 石田義弘君

 5番 高橋庸佳君  8番 沼田信良君

 12番 高橋佐多史君 13番 石尾太八君

 15番 砂田喜昭君  17番 野村博司君

 以上10名を指名いたします。これにご異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました10名の諸君を決算特別委員会の委員に選任することに決定をいたしました。

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△議案に対する質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問



○議長(中西正史君) 

 日程第2 議案第56号 平成20年度小矢部市一般会計補正予算(第2号)から議案第64号 小矢部市道の駅の指定管理者の指定についてまで、及び認定第1号 平成19年度小矢部市一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成19年度小矢部市水道事業会計決算までの議案17件に対する質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問を議題といたします。

 議長に発言通告書が提出されておりますので、順次発言を許します。

 13番 石尾太八君。

 〔13番 石尾太八君登壇〕



◆13番(石尾太八君) 

 皆さん、おはようございます。

 政友会を代表いたしまして質問させていただきます。

 私たちに感動を与えてくれた北京オリンピックが終わり、今またパラリンピックが始まっております。皆さんご承知のとおり、小矢部市出身の小野選手、吉川選手、中村コーチの3人が女子ホッケーの日本代表としてオリンピックに出場できたことは、大変喜ばしいことであります。ホッケーのまち小矢部市の市民に夢と希望、そして感動を与えてくれたのではないでしょうか。特に小学校や中学校、そして高等学校の選手たちには大きな希望と夢を与えてくれたと思います。

 今回のこのような盛り上がりを契機として、小矢部市においてもっとスポーツの振興に力を入れられたらどうでしょうか。以前には、市内の企業チームもありましたが、優良な企業に働きかける方法もあるのではないでしょうか。これからの小矢部市のスポーツ振興について、どのようにお考えか市長の見解をお伺いいたします。

 次に、第6次小矢部市総合計画についてお伺いいたします。

 総合計画については、先日、専門部会などの議論を経て、市勢総合計画審議会の委員長である多田議長から桜井市長に答申がなされました。第6次総合計画は、計画年度を来年度から平成30年までの10年間とし、実施計画については前期5年間と後期5年間に分けて実施されますが、今後、具体的な各施策の実施計画を策定されるに当たって、どのような方針で臨まれるかお伺いいたします。

 また、市長の念願であります「住んでみたいと思える魅力のあるまち」、「住み続けたいと思える安心感のあるまち」、「住んで良かったと思える充実感のあるまち」の実現のために、さまざまな施策を盛り込まれたことと思いますが、その主要な構想と施策はどのようなものがあるかお伺いいたします。

 次に、石油価格の高騰に対する支援策についてお伺いいたします。

 昨今の石油価格の高騰による物価の高騰は、今や世界的な不況の要因ではないかと考えられております。日本経済にも大きな影響をもたらしております。大企業においては、製品の価格に転嫁することもできますが、中小企業や農業においては価格を安易に上げることはできず、ますます都市間格差が大きく広がるばかりであります。輸入の麦や大豆、飼料作物の価格が上昇し、さまざまなところに波及しております。その影響は特に農業や中小企業に、そして消費者にまで及んでいます。市においては、その対策をどのようにお考えでしょうか。また、企業に対する思い切った景気対策を考えていただきたいと思います。

 なお、雇用促進住宅の撤退の話がありますが、その処理についてもどのようにお考えかお伺いいたします。

 最後に、東海北陸自動車道の全線開通に関してお伺いいたします。

 東海北陸自動車道は7月5日に全線開通され、小矢部市や高岡広域圏などで観光や地場産品などのいろいろなイベントを行ってまいりました。市長みずからも企業誘致活動をされたり、商工会や企業の方々のイベント参加も積極的に行ってまいりました。交通の面でも、高速バスの発着場もでき、大変喜ばしいことだと思っております。

 それに伴って、人の交流などもふえていると思いますが、小矢部市の知名度を上げる対策や経済発展についてどのようにお考えかお伺いいたします。

 以上で、政友会を代表して質問を終わります。



○議長(中西正史君) 

 市長 桜井森夫君。

 〔市長 桜井森夫君登壇〕



◎市長(桜井森夫君) 

 石尾議員によります政友会の代表質問にお答えをいたします。

 まず、第1点目のご質問はスポーツ振興についてでございます。

 北京オリンピックへの市出身選手の出場により、盛り上がりを契機にスポーツ振興に力を入れるべきではないか、また、企業チームについての取り組みについてどのように考えているかとのご質問でございます。

 ご案内のとおり、今回のオリンピックに小矢部市出身の選手、コーチが3人も出場されましたことは、「ホッケーのまち小矢部」の名を全国に知らしめることができ、市にとっても名誉なことであり、まことに誇らしいことであると思っております。

 オリンピックでの選手の活躍はスポーツ少年団の子供たちや中学生、高校生にとっても大きな励みとなり、将来の夢と希望を与えてくれましたことは言うまでもないことと思っております。

 市では、8月10日にオリンピック応援ライブといたしまして、「パブリックビューイング」を開催いたしましたところ、多くの市民の方々に参加していただき、心を一つにしたスポーツのすばらしさを、そして感動を味わっていただけたものと思っております。

 現在、市といたしましては、昨年、中間見直しをいたしました生涯スポーツプランに基づき、「仕組みづくり」、「人づくり」、「機会づくり」を基本施策として、だれもがスポーツに親しめる環境づくりに努めているところであります。今回のオリンピックを契機として、NPO法人小矢部スポーツクラブでの幼児・低学年向けの教室の内容をますます充実させるとともに、小矢部市体育指導員協議会の少年スポーツ活動育成事業により、運動機会の提供を図っていくなど、青少年のスポーツ活動のさらなる充実を初め、生涯スポーツ社会の実現へ向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 また、企業チームにつきましては、特に「わが町のスポーツ」であるホッケーについてみますと、90年代には2000年国体に向け、ゴールドウィン及び新日経のそれぞれに企業チームとして二つのホッケーチームが創部され、当時は全国規模で活躍するなど当市のスポーツ振興の推進に寄与していただいたところであります。

 しかしながら、ご承知のとおり、現在では両チームとも企業が運営を見合わせたことから休部している状態であり、今後企業チームの復活や、新たな企業チームの創設並びにクラブチームへの支援など機運が高まることを期待しているところでございます。

 次に、第6次小矢部市総合計画についてのご質問でございます。

 第6次小矢部市総合計画につきましては、8月に市勢総合計画審議会から基本構想、基本計画等の答申をいただき、今9月市議会定例会に基本構想として議案を提出しているところでございます。この後、実施計画の策定に向けて準備を進めていくこととなります。

 基本構想に定める小矢部市の将来像「魅力・安心・充実 しあわせ おやべ」の実現に向けて、基本計画に示された施策を、具体的な事業として実施するために実施計画を策定するものであります。

 実施計画の策定につきましては、平成21年度から平成25年度までの5年間を前期計画と位置づけ、今後5年間の財政見通しの中で、現在行っている行財政改革と照らし合わせながら、本市を取り巻く社会経済情勢の厳しい環境にも対応できる計画策定を目指してまいりたいと考えております。

 また、基本構想において、「住んでみたい 魅力かがやく まちづくり」、「住み続けたい 安心感あふれる まちづくり」、「住んで良かった 充実感ただよう まちづくり」の三つをまちづくりの基本テーマといたしております。

 小矢部市が今後重点的に取り組む必要がある重要課題に対して、本市の魅力や特徴を生かしながら積極的に対応するために、第6次総合計画において12の重点プロジェクトを設定いたしております。住みたいまち実現のために、特に子育て支援プロジェクトや定住促進プロジェクトなどの人口増対策のための五つのプロジェクトなどに取り組んでまいりたいと思っております。

 ご質問の3点目は、石油価格の高騰に対する支援策について、とりわけ中小企業、農業生産者への対応についてのご質問でございます。

 ご指摘のとおり、昨年来の原油高と開発途上国の経済発展などによる需要の増加で原油価格が高どまりをし、日本の全産業の経営に多大な影響を及ぼしております。

 中小企業の支援策では、先日の県議会で、「緊急融資の取扱期間が現行の平成20年9月までから平成21年3月末まで」と再延長されました。また、「融資限度額も6千万円から8千万円と2千万円の増額」と、制度融資の拡充を行うことといたしております。

 市といたしましても、このような条件のもとで中小企業経営の安定化対策として、県小口あっせん融資資金に4億円、市単独融資資金に1億4千万円を準備し、万全を期しているところであります。

 県制度融資を含めた全体の融資枠は約28億2千万円、全体貸付額は6月末現在で約15億7千万円であり、まだ約12億5千万円の融資枠がございます。今後とも融資の利用につきましては、県商工会等関係機関と連携を密にし、現況を勘案するとともに、融資制度のPRに努めてまいりたいと思っております。

 また、農業生産者への対応につきましては、燃料、肥料、飼料等の生産コストが未曾有の高騰を続け、コスト上昇分を農産物価格に十分反映できないため、経営の悪化が深刻になってきております。

 従来、経営の維持安定に必要な長期運転資金の融資制度が実施されてきておりましたが、この危機的状況において、生産コストの上昇分を直接補てんする支援策が生産者団体、農業関係団体から強く要望されているところでございます。

 このため、国においては総合経済対策の一環として、本年度補正予算において、燃油・肥料価格高騰分の一部を補てんする「肥料・燃油高騰対応緊急実証事業」の実施を打ち出したところであります。これは、特に原油高等の影響が大きい施設園芸へ補てんするものであります。さらに、従来からの補助制度である強い農業づくり交付金の拡充がなされ、園芸施設に係る省エネ対策に対して補助することになりました。

 また、JA全農においては、生産コスト上昇対策の緊急対策により、土壌診断、加温燃料節減対策等への支援を行うこととしております。

 本市におきましては、従来からの認定農業者や集落営農組織を対象とした運転資金に係る優遇利子融資制度の適用を進めますとともに、今後の国・県の支援施策の状況を踏まえながら支援を行っていきたいと考えております。

 また、このような状況の中で、食料自給率が40%で、輸入農産物に大きく依存する我が国においては、国産農産物による食料の安定供給に向けた国の中長期的な対策が最重要の課題となっており、今回の原油高騰に伴う深刻な状況を契機として、その施策実現に向け、国並びに関係機関に強く働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、雇用促進住宅の撤退と処理についてのご質問であります。

 ご承知のとおり、当市には昭和43年に建設されました「小矢部宿舎」80戸と昭和51年に建設されました「津沢宿舎」80戸の2団地、160戸の雇用促進住宅が管理・運営されており、現在の入居状況につきましてはおおむね60%程度の入居率であります。

 これらの雇用促進住宅につきましては、「規制改革推進のための3か年計画」及び「独立行政法人整理化計画」の閣議決定において、平成33年度まで譲渡等を完了させることとされております。

 これを受けまして、小矢部宿舎につきましては平成23年度の廃止が決定され、現在、独立行政法人雇用能力開発機構から市へ施設の売却についての打診を受けております。当市としましては、「廃止時期を可能な限り延期をしてもらいたい」、また、「入居者への説明会を開催してもらいたい」などの要望を伝えているところでございます。

 一方、施設の廃止に伴う譲渡、買い取りにつきましては、建物の状態や譲渡価格、また譲渡後の管理・運営方法やランニングコストなどを的確に把握する必要があると考えております。

 また、施設の廃止に伴う既存入居者の住みかえ住宅確保につきましては、募集空き家が少ないことから、市営住宅での受け入れは困難な状況にあります。

 このようなことから、今後、雇用促進住宅廃止に伴う既存入居者への対応につきましては、民間賃貸住宅市場の動向や適切な情報提供などを考慮しながら、関係課によるプロジェクトチームを立ち上げて、総合的に検討をしてまいりたいと考えております。

 4点目のご質問は、東海北陸自動車道の全線開通と市の対応について、また知名度を上げる対策についてのお尋ねでございます。

 ご案内のとおり、去る7月5日に、昭和47年の着工から36年の歳月を経て、念願でありました東海北陸自動車道が全線開通をいたしました。本市といたしましては、東海北陸、北陸、能越の三つの高速道路が交差する要衝の地として注目を集めると期待をいたしております。そして、このようなことから、中京圏よりフロンティアパークへ進出いただいた企業もあります。

 また、この機会を生かすため、中京圏で開催された県西部地区観光協議会、高岡地区広域圏などの各種団体の観光宣伝に積極的に参加をして、特産品の販売や観光パンフレットの配布などの宣伝活動を行ってきております。

 特に、市単独で8月23、24日に名古屋で開催いたしました、知る・見る・踊る「フェスタ メルヘンおやべ」では、夜高、獅子舞、太鼓などの地元保存会のご協力を得て郷土芸能などを紹介し、市の知名度を上げるために観光PRに努めてきたところでございます。

 その意味におきましても、今回の名古屋でのイベントは小矢部市の情報を発信するという意味では非常に意義があったというふうに思っております。

 また、今年度から富山県と長野県が合同で、木曾義仲に係るゆかりの地の検証及び観光素材の掘り起こしなどを行う木曾義仲広域連携研究事業を通して、広域的な観光交流に努めてまいりたいと考えております。

 企業誘致の面からは、これまで以上に中京圏を初め大都市圏に向けて、本市の魅力をアピールするため、ビジネス交流会の開催、名古屋市内の私鉄電車全車両にポスターを掲示するなど、広報活動を積極的に取り組んできております。

 また、ご案内のとおり、小矢部市仕掛け人会議におきましては、本市のシンボルキャラクターとキャッチフレーズを策定し活用していくとともに、観光資源の整備、観光受け入れ体制の充実、そして観光誘客・PRの充実を図り、しっかりと知名度を上げていきたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 1番 山本精一君。

 〔1番 山本精一君登壇〕



◆1番(山本精一君) 

 皆様、おはようございます。

 9月定例会におきまして、質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。議員の皆様方にも感謝を申し上げます。

 それでは、通告に従いまして質問に入ります。

 まず、地方交付税減額による影響と対応策について伺います。

 2009年度の地方財政計画の総務省の試算で、地方交付税は自治体への配分額で2008年度より6千億円減額されると、こういう見通しになりました。また、この交付税と地方税を合わせた一般財源の総額が4千億円の減額となっております。三位一体の改革以来、地方の財政力は弱体化するばかりであります。

 また、歳出では、2008年に引き続き、公共事業などの投資的経費を3%も減らすということですが、過去この3年間、市内の指名競争入札の発注件数と金額を見てみますと、平成17年度には発注件数は225件、金額にして20億5千万円でしたが、18年には件数が222件、そして金額が14億9千万円と、5億円も減っているわけでございます。また、19年度には191件、これが件数でございますが、14億8千万円と、件数も30件ほど減っております。ここ3年間見ましても、非常に厳しいこの状況が続いていると思っております。

 これでは、市内の関連の業者の経営の努力も追いついてはいかないのではないかと思うのですが、また、税収面から考えても、ただ景気が悪いから仕方なかろうというわけでは答えになってこないのではないでしょうか。地方交付税減額による市への影響と対応策を伺いたいと思います。

 これは確認のためにお聞きいたしますが、今、整備新幹線の総事業費が大変増額になっております。平成26年度末完成予定の長野、そしてまた金沢の建設中の5区間の総事業費が、燃料や資材の価格の高騰のために当初予定額よりも4,700億円割高になるとのことですが、この事業費の増額で、国費と地方分担の大幅な増が必要と思われます。建設事業費は国と地方自治体、JRの負担とされ、地方公共団体が建設総額の3分の1とされておりますが、小矢部市内の真ん中を通過していくだけのこの新幹線に市が負担金を納めるということは本当にないのか、これを確認しておきたいなと思っております。

 次に、財政調整基金及び減債基金について質問をいたします。

 100年に一度のレベルと言われた7月28日朝の県西部を襲った豪雨は、皆様方にも大変記憶に新しいところかと思っておりますが、特に南砺市、この被害は非常に大きいものでございました。1時間で100ミリメートルを超す豪雨は、東海北陸道の五箇山から福光間でののり面の土砂崩れや、国道156号線、そしてまた471号線、304号線の通行禁止区間も出てしまったわけでございます。

 また、小矢部川と支流の山田川の計4地点で、はんらん危険水位をはるかに超える記録的な雨量でございました。そしてまた、津沢の小矢部川で100年に一度のこの大雨を想定した、川幅を50メートル広げるという河川改修の実施をしていたところですが、まさに決壊寸前でございました。

 小矢部川にはアユやコイがたくさんいるということがそのときわかったわけでございますが、各地では橋の決壊やらがけ崩れ、たくさん起こりました。農業被害は、水稲の冠水が161ヘクタールと豪雨災害が住民生活に直結するところとなったわけでございます。

 100年に一度と言われましても、今はゲリラ的な大雨になれてきているように思います。去る9月6日の局地的な集中豪雨に、市内のガード下の車が一瞬にしてのみ込まれてしまうなど、市内でも床下浸水も多数ありました。今は、いつ、どんな災害に見舞われまして驚くことがなくなってきたように思います。

 ですが、行政の仕事は、このいざというときに即座に対応するということではないでしょうか。災害時の緊急的な支出や、不況による税収減などに備えてある財政調整基金が物を言うときだと思います。小矢部市の予算を見てみますと、平成14年までは20億円を超えていた財政調整基金が、過去3年間を見ましたら、18年度の基金残高9億円が19年度には6億4千万円と、そして、毎年3億円ぐらいは取り崩しているように思われます。

 全国都道府県の調整基金を見ましても、前年度より1千億円もふやした東京都や4倍増となった愛知県、500億円も突出しているそうでございますが、それ以外は、富山県も含めまして39都道府県が減額だそうでございます。自治体間の財政格差が鮮明になり、中には基金がゼロのそういう市町村も幾つかあるそうでございます。

 小矢部市は、今年度は財政調整基金を積み上げることになる予定でございますが、そのしわ寄せがどこに来ているのかなと考えるところでもあります。

 また、将来の借金返済を計画的に行うために設けられている減債基金の積立金も毎年目減りしているわけですが、市の財政は大丈夫なのか、また、財源不足や自主財源の確保はどうするのか、当局にお尋ねしたいと、そのように思うわけでございます。

 次に、フロンティアパーク進出企業と地元の交流について伺います。

 東海北陸道が全面開通後、渡辺工業がフロンティアパークに進出してまいりました。これで、フロンティアパークには東海地方から3社を含めまして計8社の企業となりました。これも市長のトップセールスの効果が出てきたのかなと思っております。これで12.7ヘクタールのうちの8.46ヘクタール、パーセンテージにしますと66.6%が埋まったわけでございますが、ところが企業と地元の交流は余りありません。

 地区の防犯パトロールも月2回見回っておりますが、工業団地内は道も広く、不審車両もたまに確認されているわけでございます。地元とすれば、この団地内にどのような方々がいらっしゃるのか、顔が少しもわかりません。今後の人間関係をなお親密にしていくためにも、行政としてみましても、しっかりとこの仲を取り持っていただきたいものだと思っておりますが、どうお考えでございましょうか。

 次に、全国学力テストの結果と朝食の関係についてお尋ねをいたします。

 文部科学省は、昨年度に引き続きまして、小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストの結果を公表いたしました。富山県内では15市町村の小・中学校、これも293校が参加したそうです。富山県は、学校以外での勉強時間が少ないにもかかわらず、学力テストでは小学校、中学校とも全国トップクラスの正解率となったそうです。学校では、充実した学習に加え、家庭で効率的な勉強をしていると思われます。

 そこでわかったことは、全国に比べ、早寝早起きをして朝食を毎日とる小学生が89%、中学生は85%と、また家族と一緒に御飯を食べる、そういう家庭は全国より10から14ポイント高いそうでございます。この生活習慣が脳みその働きの質を高めて、上位成績にあらわれたものではないかと思われます。朝食はしっかりとる、規則正しい生活と自己管理する力が成績にあらわれているということでございます。

 小矢部市でも、テスト結果は公表されませんが、この朝食の大事さを今まで以上にアピールしていく必要があるかと思います。

 そしてまた、これが平成11年度から中学2年生を対象にした「社会に学ぶ14歳の挑戦」が市内4中学校で一斉に実施されております。ことしで10年目で、職場体験でしかわからない経験や大人社会に向かう活力になるのは、これは間違いございません。私も、この事業を推進するのに大賛成でございまして、私の近くの営農組合でも生徒たちが苗箱を一生懸命洗う姿にも会いました。まず、あいさつの大切さ、仕事の苦労がわかってくるそうでございます。この14歳の挑戦の体験の効果は出ているのか、わかれば教えていただきたいなと思っております。

 そして、米粉普及と小矢部ブランドについてでございます。

 近ごろ、農業新聞を見ますと、米粉商品の話題が必ずどこかに書いてあります。また、新潟県では米粉の製粉技術など特許3件につきまして、県外企業の利用も許諾されるという発表をいたしました。これほど米粉が注目を集めるのはなぜかということになりますと、その理由は大きく分けて二つあると言われております。一つは製粉技術の向上、もう一つは、オーストラリアの2年連続の記録的な干ばつにより輸入小麦が高騰したことにあると言われております。

 6月定例会の産建委員長報告の中でも、この意見の中で米粉の消費拡大と将来の食料自給率の向上とありましたが、市独自の商品を開発してもらいたいもんだなと思っておりますが、どうでしょう、考えていただきたいと思っております。

 また、小矢部ブランドといいますと、すぐ食べるものを想像するわけですが、小矢部市には県下に誇れるブランド、バラの花があることを忘れないでいただきたいと思います。小矢部のバラは外国産のバラに比べて倍近く長持ちするそうでございます。よく面倒を見てやれば、今から、秋から冬にかけて、15日から20日間ぐらいはもつそうでございます。

 ここのところ、私も視察を兼ねまして40カ所、50カ所と道の駅を見学しましたが、その際には必ずそこの道の駅のトイレを見学、そして利用させていただいております。1億円かけたトイレも見てまいりました。ピカピカでした。ところが、1億円かけようが、何日かたちますと余り記憶に残っておりません。ここで、来年度開業予定の小矢部市の道の駅にも余り特徴がないように思いますが、そこで、道の駅のトイレに赤い生のバラをふんだんに飾ればどうでしょうか。きっとお客さんも記憶にいつまでも残ってくるかと思っております。これも考えていただきたいなと思っております。

 最後に、カントリーエレベーターの必要性について伺います。

 我々行政視察で各地区へ行きますと、この町の主産業、これは何ですかと、また名物とか特産物は一体何ですかと、私どもも買ってまいります。おいしいものもあれば、まずいものもございますが、また逆に小矢部市の産業、これは何ですかと問われますと、メルヘン米という米が中心ですかねと、そういうふうに答えております。

 今、小矢部市の農業は集落営農組織の設立が大変ふえてまいりました。水田経営所得安定対策の加入数も70経営体、集積率にしても65%に達しているとのことでございます。生産の向上に伴い、高品質と安心・安全なブランド米が求められております。また、品質の均一化を進め、販売促進を図っていく必要が多々あるかと思います。

 今、石油の高騰や農業従事者の高齢化が進む中で、労働時間の短縮や作業の軽減、おまけに産地間競争がますます激化しております。それに打ち勝つためにはしっかりとしたメルヘン米、ブランドを確立するためにも、2千トンクラスのカントリーエレベーターが必要になってくるわけでございます。

 行政と農協が協力し合って、小矢部市のブランド米、メルヘン米をつくり上げて確固たる位置に押し上げていただきたいと思っております。当局の答えを聞かせていただきまして、私の質問を終わります。



○議長(中西正史君) 

 副市長 高畠進一君。

 〔副市長 高畠進一君登壇〕



◎副市長(高畠進一君) 

 山本議員の財政調整基金及び減債基金についてのご質問にお答えをいたします。

 本市の財政状況は、国の三位一体改革による地方交付税の減少などにより大変に厳しい状況が続く中、基金の繰り入れなどにより財政運営をしてきたところでございます。

 平成13年度末に25億円余りありました財政調整基金が19年度末には6億4千万円余りとなり、また、借入金の返済に充てる減債基金にありましても3千万円足らずとなっております。20年度におきましても、財政調整基金を2億9,800万円取り崩して当初の予算を編成いたしました。

 しかし、予算配当制度、10%とめ置く、そういう工夫を重ねることなどによりまして、19年度決算において約5億7千万円の剰余金が生じたことにより、9月補正予算案において財政調整基金積み立てを2億9千万円計上したところでございます。このことによって、20年度末の財政調整基金残高は6億4千万円余りとなり、19年度末の水準を維持することができると考えております。

 今後も地方財政は引き続き厳しい状況であると予想されることから、ご指摘のありました災害への対応、あるいは年度間の財源の不均衡の調整のために、現在あります基金残高を維持するよう努めていく必要があると思っております。そのためには、引き続き歳出の徹底した見直し、計画的な支出を心がける一方、市税の徴収率アップ、広告料収入や施設命名権の販売、未使用財産の売却など新たな財源の確保にも積極的に取り組み、基金に頼らない財政運営を目指していかなければならないと考えております。

 新しい小矢部市づくりを推進するためには、自主財源の確保は重要な課題であり、知恵を出して税収増対策や新たな財源確保に今後も積極的に取り組んでいきたいと考えております。



○議長(中西正史君) 

 教育長 西川康夫君。

 〔教育長 西川康夫君登壇〕



◎教育長(西川康夫君) 

 私のほうから学力テストの結果と朝食との関係、そして社会に学ぶ14歳の挑戦についてお答えをいたします。

 昨年に引き続き、今年4月に実施されました全国学力・学習状況調査は、全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、各地域における児童生徒の学力・学習状況を把握し、また分析することにより教育及び教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ることを目的として行われ、去る8月29日にテストの結果が公表されました。

 ご質問の全国学力テストの結果と朝食との関係につきましては、昨年実施されました全国学力・学習状況調査をもとに、富山県教育委員会が分析した結果、「朝食を食べている小・中学生のほうが平均正答率が高い傾向が見られる」との報告がありました。また、本市におきましても、今年度実施されました全国学力・学習状況調査の結果を分析いたしましたところ同様の結果を得ることができました。

 これは、議員もお話のように、早寝や早起き、朝食の摂取など、生活のリズムは心身の健康と密接に関係し、学習に意欲的に取り組むための最も基礎的なものであり、基本的な生活習慣が身についている児童・生徒のほうが正答率が高い傾向にあると考えております。

 この結果を受けまして、本市といたしましても今後とも基本的生活習慣の一層の定着を目指し、学校と家庭が連携を図りながら、継続的な取り組みを推進していきたいと考えております。

 次に、「社会に学ぶ14歳の挑戦事業」は、中学2年生が学校外で職場体験活動や福祉・ボランティア活動などの実体験を通して規範意識や社会性を高め、将来の自分の生き方を考えるなど、成長期の課題を乗り越えるたくましい力を身につけることを目指し、県内全域で実施しております。

 今年度、本市におきましても7月7日からの5日間にわたり、全中学生の2年生307人の生徒が参加し、市内113事業所においてさまざまな職業体験活動が行われました。この事業にご協力いただきました事業所の中には、生産業・販売業のほか、医療・福祉などさまざまな業種が含まれており、参加した生徒は実体験を通して働くことの厳しさや喜びを実感し、これまでの自分を見詰め直すよい機会になったものと考えております。

 ご質問の事業の成果につきましては、参加した生徒のアンケート結果から、「貴重な体験ができた」、「将来の目標ができた」、また「働くことは大変なことである」とか、あるいは「親の努力がよくわかった」とかいろいろな前向きな回答が多く寄せられました。また、保護者のアンケートでも、「家庭内における子供たちが優しくなった」あるいは「感情の気持ちがあらわれが少なくなった」とか、「家庭内における生徒の生活態度が見違えるようによくなった」、「積極的になった」などの意見も多数寄せられていることから、この事業により子供たちに良好な影響を与えているものと考えております。

 この事業は、学校・職場・地域社会が一体となって初めて実施できる事業でありまして、「地域の子供は地域で育てる」という理念のもと、今後とも、地域の皆様のご理解を得ながら職場での実体験を通して、次代の小矢部市を担うたくましさや思いやりのある子供たちの育成に努めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(中西正史君) 

 総務部長 日光久悦君。

 〔総務部長 日光久悦君登壇〕



◎総務部長(日光久悦君) 

 私から地方交付税の交付関係についてお答えをいたします。

 8月末に総務省から公表されました来年度の地方財政収支の仮試算によりますと、地方交付税の交付総額は本年度交付額に比べ6千億円、3.9%減少すると試算をされております。

 本市の20年度普通交付税交付額は、地方再生対策費の創設によりまして8年ぶりに増加をいたしましたが、この率で試算をいたしますと21年度は約9千万円減少するものと思われます。

 一方、本市におきましては、平成21年度は第6次市勢総合計画の初年度に当たります。現在のところ、既に着手している「道の駅・地域振興施設」の建設や「駅南土地区画整理事業」、「綾子河川公園」の整備、「学校の耐震工事」などの大型建設事業を限られた財源を最大限に活用しながら総合計画の実施計画に計上して、計画的に進めていかなければならないものと考えております。

 また今後、市内におきましても、北陸新幹線整備工事が本格的に始まることから、付帯工事等の増加も見込まれ、工事量が通年程度確保できるものと予想をいたしております。

 以上のことから、市内関連事業者によりまして、厳しい状況ではございますが、当面の間においては、仮に公共事業等の投資的経費が減少いたしましても、影響は少ないものと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部長 松田太八君。

 〔産業建設部長 松田太八君登壇〕



◎産業建設部長(松田太八君) 

 私のほうから、まず、小矢部フロンティアパークの進出企業と地元の交流についてお答えをいたします。

 現在、小矢部フロンティアパークでは8社と契約を行っています。そのうち6社が操業開始あるいは新築工事の着手を行っております。

 議員ご指摘のとおり、進出企業と地元との交流を促進し融和を深めることは、防犯、防災、いろいろな面において大変有意義だと思っております。

 既に、五郎丸地区自治会においては、隣接する自治会ということで率先して当団地内の防犯パトロールを定期的に実施していただいておりますことに感謝を申し上げますとともに、立地企業の方からも感謝の言葉をいただいております。

 ご質問の地元と企業との交流促進につきましては、以前から地元自治会長を通じて、フロンティアパーク立地企業との懇談の機会、現地工場の視察会などの開催について要望をいただいております。本年度中に開催する予定にしております。

 今後、開催日時、参加者、内容等について地元自治会で組織していただいています「小矢部フロンティアパーク開発推進対策協議会」を通じて調整をさせていただきたいと考えております。

 続きまして、米粉普及と小矢部ブランドについてお答えをいたします。

 「国産の安全な食べ物」へのニーズの高まりや自給率への関心、さらに小麦粉の高騰などから米粉への関心は非常に高まっております。米粉の普及については、本市においては米粉パンを月1回学校給食に提供しております。そのことが給食の充実と米の消費拡大につながることであると思っております。

 いなば農業協同組合においても、米粉クレープの試食会を開くなど、米粉の普及に取り組んでいるところでありますが、今後、米粉パン、米粉菓子等の生産、流通、販売に向けて農商工連携の取り組みについて検討が必要だと考えております。

 また国では、米粉・飼料用などの新規需要米の作付に対する助成金の新設を検討しております。10アール当たり5万円を交付するとのことであります。このことから、情報収集を含めて積極的な取り組みを検討していきたいと考えております。

 続きまして、小矢部ブランドについてでございますが、小矢部ブランドになり得る農産物といいますと、ご存じのようにメルヘン米、いなばメルヘン牛、鶏卵、リンゴ、宮島のクリ、アカカブ、里芋、ニラ、バラ、ハト麦、ソバがあります。

 本年度からは、飼料用米を与えた鶏卵のブランド化を進めております。卵かけ御飯での普及を含めて、独自のブランド化に取り組んでいるところでございます。

 また本年度から、メルヘン米については土づくり資材への独自の助成を行うとともに、宮島のクリ、アカカブについては園芸振興事業を活用して施設整備を実施しているところでございます。また、ハト麦、ソバについては、産地づくり交付金の中で地域農産物として助成をしており、バラ等についても引き続きPRに努め、生産者と連携しながら小矢部ブランドの確立に向けて、これからも支援をしていきたいと考えております。

 次に、カントリーエレベーターの必要性についてお答えをいたします。

 いなば農業協同組合が藤森地内で建設を予定していますカントリーエレベーターの必要性についてでございますが、担い手の農地集積、新規集落営農組織や個別農家における乾燥調整施設の利用需要の増加に伴い、既存の乾燥調整施設では処理できない状況になってきております。そのため、新たな乾燥調整施設の整備が必要であり、今回2,400トン規模のカントリーエレベーターを整備する計画で、県と協議しているところでございます。

 また、有機肥料を使用したトレーサビリティシステムを取り入れた安全で安心な高品質のメルヘン米を消費者に提供するために、いなば農業協同組合の新カントリーエレベーター整備につきましては、平成22年産米から対応できるよう、平成21年度の国庫補助事業実施に向け、引き続き国・県へ要望してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 企画室長 中嶋幹博君。

 〔企画室長 中嶋幹博君登壇〕



◎企画室長(中嶋幹博君) 

 それでは、私のほうからは道の駅のトイレに生のバラをのご質問にお答えをいたします。

 県下で一番の生産を誇りますバラをアピールすることは、小矢部市の特産品の振興において、大変重要なことであり、イベントなどの機会をとらえましてPRを行っていく考えでございます。

 また、今後、道の駅のトイレに生のバラを飾ればというご提案でございますが、道の駅は当然ながら小矢部市の特産品等を紹介することを業務といたしており、多くの特産品をPRする中で、バラのPR方法の一つとして、議員ご指摘の訪れた方の記憶に残る施設となるよう、指定管理者にもこの考え方をお伝えいたしまして実行していきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部理事 槻尾賢治君。

 〔産業建設部理事 槻尾賢治君登壇〕



◎産業建設部理事(槻尾賢治君) 

 整備新幹線総事業費増額についてお答えいたします。

 北陸新幹線長野・金沢間の総工事費としては、平成15年試算額として1兆5,700億円であります。整備新幹線の財源枠組みは総事業費の3分の2を国、残る3分の1を地元が負担し、共通経費は沿線各県が路線や駅など、各県内の新幹線事業費の割合に応じて負担する仕組みとなっています。

 北陸新幹線長野・金沢間の整備において、完成までに富山県が負担する事業費は2,102億円となる見通しであります。費用は県単位で負担すべきものですから、沿線市町村には直接的な負担はないと認識しております。

 以上であります。



○議長(中西正史君) 

 5番 高橋庸佳君。

 〔5番 高橋庸佳君登壇〕



◆5番(高橋庸佳君) 

 9月定例会に当たり、通告に従い3点について質問をさせていただきます。

 石尾政友会会長が代表質問で述べられたのに、またかと言う方もおられるかもしれませんが、少しだけ観点が違いますので、しばらくおつき合いをお願いいたします。

 北京オリンピックの開催前に福田団長は、選手一同を鼓舞する意味からも、アテネオリンピックと変わらぬ35個ほどと願望をしておられました。

 オリンピックが終了しまして、結果が出ましたので大きな声で申し上げますが、私はメダル獲得は金10個、銀5個、銅10個、計25個と予想をしておりました。星野ジャパンの野球と女子ソフトボールの入れ違いや、種目やメダル獲得者名が変化することはありましたが、金9個、銀6個、銅10個の総計25個と、的中率100%、下手な占い師よりもすごいと自負しておりました。

 熱しやすく冷めやすいと言われる国民性を反映してか、星野ジャパンや男女マラソンは袋だたき、女子ソフトボールの試合は3連投の上野投手を見たさの満員盛況と、フェンシングの太田選手や柔道の石井選手は時の人として大モテぶりと悲喜こもごものドラマ展開であります。

 当市からもホッケー競技に小野・吉川両選手が出場し、青少年に大きな夢を与えていただきましたことに敬意を表するところであります。

 4年後はロンドンオリンピック、8年後には東京オリンピック開催と石原都知事も誘致に大変力を入れておられます。「鉄は熱いうちに打て」と申します。ことしの暑い夏、寝不足ぎみという方もおられることとは思いますが、地元出身者がいると応援の仕方もおのずと違います。北京オリンピックで大活躍しました選手に刺激を受け、夢を持つ青少年もふえたことと思われます。小・中学校にはない部活も多々あるわけですが、8年なんてすぐ目の前です。当市としては、市技でありますホッケー競技以外の種目にも小・中学生のスポーツ育成に今後どのように対応されるのか、そのお考えをお聞かせ願います。

 次に、8月23日と24日の両日にわたり、東海北陸道の全線開通による中京方面との交流促進にと名古屋市金山において、知る・見る・踊る「フェスタ メルヘンおやべ」を開催して、津沢町の夜高あんどん、太鼓、獅子舞の共演をアスナル金山で行い、大勢の人に来場をいただきました。桜井市長も3年は続けて小矢部市をどんどんPRしたいということですので、頑張っていただきたいと思います。

 確かに、この全線開通で五箇山の合掌づくりでは平日で1.5倍、週末には2倍、氷見市でも「道の駅氷見」は観光客の増加を見ております。残念ながら当市においてはさほどの寄与はいまだないように感じられます。

 人の流れを小矢部市へいざなうために、第6次小矢部市総合計画の中で、観光振興プロジェクトの施策でメルヘン建築の整備・活用も主要な部分を占めております。35カ所のメルヘン建築の整備状況は、現時点でどのような状況なのか、何カ所の整備が必要なのかお聞かせください。

 私の地区にあります荒川保育所もメルヘン建築の一つであります。3年前ほどの本会議、また予算特別委員会におきましても、外壁の修理をお願いいたしましたが、地元町内会長協議会としても市への要望事項として入れてありますので、大変しつこくて申しわけありませんが、高岡市から国道8号線で来れば、まず初めて見るメルヘン建築でありますので、早期の着工を重ねて熱望するところであります。その点もあわせてご答弁をいただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、生ごみと不燃物の回収についてお尋ねをいたします。

 私は今、町内班長をしております関係で、たまに生ごみのかぎの管理と月1回の不燃物回収の整理に出ております。今日、ごみの区別が相当に厳格に実施されており、生ごみは以前に比べて袋も小さくなり、量も減少してきているように感じます。それに反して、不燃物、特に廃プラ類のたぐいは、容器包装のはんらんに伴い増加しているように見受けられます。

 現在、私の地区では生ごみは偶数日に出し、奇数日に回収するシステムであります。不燃物は月1回です。夏の季節には廃プラの類が集積場からあふれるぐらいのときもあります。主婦の方からも、家庭において廃プラがたまり、週2回にしてほしいという声もあります。世話方の心配もありますが、近年の生ごみの総量はどのように推移をしてきているのか、廃プラの量はどう推移しているのか教えてください。

 データをもとに、例えば生ごみは週2回、月・木か火・金に、夏季だけは廃プラは2回と回収システムの変更が可能なのかどうかご答弁をお願いいたします。

 以上で質問を終わります。



○議長(中西正史君) 

 市長 桜井森夫君。

 〔市長 桜井森夫君登壇〕



◎市長(桜井森夫君) 

 高橋庸佳議員ご質問の青少年スポーツ育成についてお答えをいたします。

 先ほどの答弁と重複する部分があるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思っておりますが、特に小・中学生層のスポーツについてのお尋ねでございますので、その点お答えをさせていただきたいと思います。

 ご承知のとおり、小矢部市は「ホッケーのまち」として全国に知られております。昭和33年の富山国体開催後、小・中学生のホッケー選手育成につきましては、50年間にわたって「学童ホッケー大会」を開催するなど、ホッケー競技を通して市のスポーツの振興に努めてまいりました。

 今年度は、全日本中学生ホッケー選手権大会開催についても多方面に協力するなど、中学生の育成にも努めてまいったところであります。

 また、アテネ、北京のオリンピック2大会連続の市出身者の出場は、選手の育成にとっても大きな成果があったものと言えますし、初の日本人ホッケープロ選手の誕生など、子供たちに夢と希望を与える材料が身近なところに豊富に存在し、市民の皆さんへの活力にもつながっているものと思っております。

 しかしながら、子供たちの運動離れ、それからますます深刻化した少子化による児童・生徒数の減少により、スポーツ少年団、中学校部活動の加入数が減ってきており、存続が危ぶまれるチームや部もあります。これは、ホッケーに限らず他の種目にも言えることだというふうに思っております。

 したがいまして、この対応策といたしましては、幼少のころから楽しく運動できる機会をふやし、運動嫌いの子供を減らすために、NPO法人小矢部スポーツクラブでの幼児・低学年向けの教室の開設、それから小矢部市体育指導員協議会での少年スポーツ活動育成事業による運動機会の提供等を行っております。

 少子化による減少につきましては、全国的な対策も考慮し、市内の学校や競技団体と連携のもと、新しい方向性を見出すための協議を続けながら、青少年のスポーツ育成に努めてまいりたいと考えております。

 残余の質問につきましては、担当部長から答弁をいたします。



○議長(中西正史君) 

 民生部長 森下博幸君。

 〔民正部長 森下博幸君登壇〕



◎民生部長(森下博幸君) 

 生ごみと不燃物の回収についてのご質問にお答えいたします。

 最初に、生ごみ排出量の推移及び廃プラの排出量の推移についてお答えをいたします。

 生ごみの排出量でありますが、生ごみは他の可燃性ごみと同時に収集いたしておりますので、可燃性ごみの排出量でお答えさせていただきます。

 一般家庭から出されます可燃性ごみは、平成13年は4,941トンです。平成16年は4,606トン、平成19年は4,453トンであり、平成13年に比較いたしますと488トンの減で、約10%の減少となっております。また、平成16年度以降も減少の傾向が続いているものであります。

 なお、生ごみにつきましては、ごみ質分析では可燃性ごみの約50%と言われております。

 次に、廃プラでありますが、資源ごみ6品目、スチール缶、アルミ缶、ペットボトル、紙製容器、プラスチック容器として収集をいたしております。

 資源ごみのうち廃プラについての排出量は、平成13年は179トン、平成16年は216トン、平成19年は217トンと、平成13年に比べ38トンもの増量となっておりますが、平成16年以降横ばい状態となっているところであります。

 次に、収集体制でありますが、可燃性ごみにつきましては、現在市内を奇数日と偶数日に分けて収集しておりますが、可燃性ごみの排出量が減少傾向にあるということや、委託しております高岡市、氷見市の収集体制が週2回ということから、水曜日を除く週2回の収集体制に移行したいと考えております。

 廃プラの月2回収集のご提案でございますが、現在、資源ごみのうち4品目において、これはスチール缶、アルミ缶、ペットボトル、プラスチック容器でございますが、土曜日に加えまして水曜日の月2回の収集をする実証実験を実施いたしております。モデル地区であります正得・若林・埴生地区の皆さん方のご意見などの結果を踏まえまして、この対応を検討いたしたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 企画室長 中嶋幹博君。

 〔企画室長 中嶋幹博君登壇〕



◎企画室長(中嶋幹博君) 

 それでは、私のほうからメルヘン建築の改修についてお答えをいたしたいと思います。

 メルヘン建築に関する改修は、耐震補強工事や雨漏り・漏水等の老朽化による大規模修繕等を、状況に応じて実施をしてきております。それは、建物を利用する人の安全と利便を確保する観点より行ってきたものでございます。

 メルヘン建築は、保育所、小・中学校、公民館等が該当することから、複数の部署で管理運営を行っておりますが、いずれの建物も建築後相当の年数がたっておりますことから、外壁の汚れ等が目立っている状況でございます。

 このため、平成21年度からスタートいたします第6次総合計画では、観光プロジェクトの施策として、「メルヘン建築の補修・整備の推進」と掲げましたように、今後の実施計画の中で順次整備を図っていくよう計画してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

 〔「議長、5番 高橋庸佳」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 5番 高橋庸佳君。



◆5番(高橋庸佳君) 

 メルヘン建築についてお尋ねします。

 私、35カ所の中で何カ所ぐらいの整備が終わっておって、何カ所ぐらいまだ整備が残っておるのか、それも訪ねたわけですが、特に保育所については、そのうちの何カ所がなっておるのか、なっておらんのか、その数ですけれども、それをもう一度確認させてください。



○議長(中西正史君) 

 企画室長 中嶋幹博君。



◎企画室長(中嶋幹博君) 

 お尋ねの各施設の関係での内容でございますけれども、今ほど申し上げましたとおり、内部につきましてはその都度整備を図っておりますが、ただ、外壁等につきましては、現在、よほど水漏れとかそういうものがない限りはなっておりませんので、小学校なりやったものも若干ございますが、ほとんどの施設は外壁等につきましてはこれから順次計画的に改修を進めてまいりたいと思っております。



○議長(中西正史君) 

 12番 高橋佐多史君。

 〔12番 高橋佐多史君登壇〕



◆12番(高橋佐多史君) 

 今後の集中豪雨対策について質問をいたします。

 去る7月28日の9時半ごろに、市役所の担当者より電話連絡があり、小矢部川の警戒水位が相当オーバーしているので、避難勧告のおそれが予想されるため、荒川公民館を避難場所とするので準備をお願いするとの内容でありました。

 市当局は、災害警戒本部を設置したとの連絡で、私は公民館関係者にその旨を伝えて、事の重大さに早速東福町地内の小矢部川大橋付近に到着し、住民多数と見聞をしました。これは、まさに「100年に一度の暴れ川」を確認し、恐怖を感じる瞬間でもありました。河川敷公園全体が泥水で見えないのはもちろんのこと、橋梁には流木や木の舟が横になって付着しており危険な状態であったと今でも思い出し、記憶に残る大洪水でありました。

 そこで、改めて7月8日、28日、そして8月16日、9月に入ってもゲリラ的集中豪雨が続いています。市内においても、床下浸水が相次ぐなど、被災を受けた市民の方々も大変な思いをされたことと思います。そこで、まず、7月からの小矢部市の被害状況をお伺いいたしたいと思います。

 その次に、7月28日の集中豪雨では、特に上流部の南砺市での雨量が記録的であり、小矢部川が警戒水位を超えるなど非常な水量となり、河川公園などに大きな被害の足跡を残しました。市として、今回の公園被害に対してどのような対応をされたのかお伺いいたします。

 3点目は、浸水に対応するための土のうが不足したという話も聞いております。ゲリラ的な集中豪雨に対する簡易な土のうの整備に関して、今回補正予算にも計上されていますが、今後の土のう確保の対策をお伺いいたします。

 4点目として、南砺市では、7月28日の集中豪雨により大きな被害を受け、激甚災害として指定され、日夜復旧作業に尽力されています。隣接の市として、小矢部市としてどのような支援をなされたのかお伺いいたします。

 そして最後に、最近、このような集中豪雨は地球温暖化が原因とも、都市化の進展が原因とも言われていますが、従来どおりのマニュアルに基づいた災害対策では遅きに失することも懸念されます。当市の地域防災計画の見直しも含め、どのように今後の集中豪雨対策を考えておられるかなどなど、以上5点についてどう受けとめておられるのかを答弁願います。終わります。



○議長(中西正史君) 

 市長 桜井森夫君。

 〔市長 桜井森夫君登壇〕



◎市長(桜井森夫君) 

 高橋佐多史議員ご質問の今後の集中豪雨対策についてお答えをいたします。

 まず初めに、7月からの集中豪雨により被災されました市民の皆様方に心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。

 そこで、7月からの豪雨による被害状況について御説明を申し上げます。

 本市では、7月8日、28日、8月16日、9月6日の4回にわたり被害が発生をいたしております。

 市が把握しております被害状況につきましては、7月8日におきましては、床下浸水7棟、市道崩土2カ所、市道冠水1カ所、水田や農林道・農業用排水路の欠所など21カ所、水田等の冠水6ヘクタール、公園の冠水が2カ所、公園のり面崩土1カ所などとなっております。

 7月28日におきましては、床下浸水19棟、水田等の冠水15.8ヘクタール、市道冠水1カ所、公園冠水3カ所などとなっております。

 8月16日におきましては、水田や林道・農業用排水路の欠所など9カ所、市道崩土3カ所、河川の護岸欠損1カ所などとなっております。

 9月6日におきましては、床下浸水6棟、水田や農道の欠所が3カ所、国道冠水1カ所などの被害状況であります。

 さて、7月28日に発生いたしました集中豪雨におきましては、小矢部川沿線、とりわけ南砺市を中心にすさまじい被害が発生をいたしました。その後、8月、9月に入りましても、全国各地で頻発し、被害も甚大でございます。

 このようなゲリラ豪雨が発生する要因の一つに、先ほどご指摘にありましたように、温暖化による地球環境の変化が挙げられておりますが、そのことに異を唱える人はいないと思っております。

 そういう意味では、最近の自然災害は以前に比べて明らかに進化して発生していると私自身感じております。

 小矢部市といたしましては、これまで地域防災計画に基づき各種災害に対応してきたところでございますが、従来の防災対策が通用しにくくなっていることも事実でございますので、頻繁に発生するゲリラ豪雨による洪水についても対応できるよう、早急に防災体制の見直しを行うことが必要と考えております。

 そこで、今回の災害における教訓といたしまして、一つには、情報の入手について、とりわけ小矢部川上流域の南砺市との連携を強化していかなければいけないと思っております。

 二つには、市の管理下にある施設において危険な状態が発生した際に、いち早く市民に周知する方策を検討していかなければならないと認識を新たにしたところでございます。

 したがいまして、防災行政無線やホームページ、ケーブルテレビ、広報車などあらゆる媒体を利用して、今まで以上に市民への広報に努めていきたいと考えております。

 なお、先般、国土交通省との意見交換の場におきまして、国土交通省では今後は気象状況を含めた情報伝達についてしっかりと取り組みたいとの見解を示されたところであります。またその際、これらの豪雨が本当に100年に一度といった頻度で発生するのか、国土交通省において早急にその発生メカニズムの解明に取り組んでいただきたいと要望させていただいたところでもございます。

 いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたとおり、現在の地域防災計画では対応し切れない部分も多々出てきております。今後は市の地域や市民の生命、身体及び財産を災害から保護し、社会秩序の維持と公共の福祉の確保を図るために、あらゆる災害に対応できる地域防災計画になるよう、庁内プロジェクトチームを早急に立ち上げさせていただき、今年度から早速計画の修正作業に着手をいたしたいと思っております。

 残余の質問は担当部長よりご答弁をさせていただきます。



○議長(中西正史君) 

 総務部長 日光久悦君。

 〔総務部長 日光久悦君登壇〕



◎総務部長(日光久悦君) 

 私から、集中豪雨対策のうち、土のうの確保、それと隣接市への支援についてお答えをいたします。

 まず、土のうの確保についてでございますが、河川の増水に伴う内水被害の多発により、住宅地の浸水被害の拡大防止策として、土のうの重要性が見直されてきております。本市の土のう備蓄につきましては、小矢部川中流水害予防組合の水防倉庫、それと消防庁舎等に配備をいたしておりますが、土のうに詰める砂等のストックや土のう袋への現地での詰め込み作業が必要なことから、短時間で多くの土のうを用意するのがなかなか難しいのが現状でございます。

 そこで、今議会に提案をいたしております補正予算案におきまして、県の補助を受け、砂の詰め込み作業が不要で、現地ですぐ土のうとして機能する簡易型の土のうの購入を計画いたしております。この土のうの備蓄により、主に住宅地での浸水被害の防止に役立つものと考えております。

 次に、隣接市への支援についてでありますが、7月28日の豪雨災害により、隣接市であります南砺市、金沢市において甚大な被害が発生をいたしました。両市とは市町交流等で親交が厚く、また災害時相互応援協定も締結していることから、8月4日にそれぞれ50万円の見舞金を持って市長が両市を訪れております。この際、議長・副議長も同行され、議会からのお見舞金もお渡しされております。

 また、人的支援といたしましては、南砺市の被災の復旧活動に当たるため、8月1日に市職員9名が小矢部市社会福祉協議会が募った市民ボランティア8名とともに、城端地区の災害復旧支援に参加をしたところでございます。

 また、8月8日、9日の両日にわたりまして、富山県から要請を受け、南砺市城端地区の被災家屋の被害調査を行うために、建築担当職員1名を派遣いたしております。

 さらに、9月8日から11月14日までの2カ月余りの期間、南砺市からの派遣要請を受け、農地や農業用施設の災害復旧業務に従事をするため、技術職員2名を派遣しているところでございまして、今後も要請があれば、しっかりと応援してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部長 松田太八君。

 〔産業建設部長 松田太八君登壇〕



◎産業建設部長(松田太八君) 

 私のほうからは、公園被害への対応についてお答えをいたします。

 今回の集中豪雨における公園の被害でありますが、7月8日に西福町の小矢部河川公園が冠水するとともに、若宮古墳公園の道路側面のり面が崩壊いたしました。また、同月28日には、河川公園と水辺の楽校及び津沢大堰公園が冠水をいたしました。

 まず、8日の小矢部河川公園の被害につきましては、公園管理委託業者とシルバー人材センター職員に依頼しまして、その翌日から2日間にかけて清掃作業を行っております。

 また、若宮古墳公園のり面の崩壊につきましては、緊急に仮補修を行い、復旧については今議会に提出しています補正予算により速やかに実施していきたいと考えております。

 28日の3公園の冠水被害につきましては、一日も早い公園の復旧をということで、「社団法人富山県建設業協会小矢部市部青年委員会」、「小矢部市メルヘン・グラウンド・ゴルフ協会」及び「小矢部川を美しくする東部の会」の皆さんによる、流木を初めとする漂着物や堆積した土砂の排出作業にボランティア活動のご協力をいただいております。また同様に、市職員の互助会であります「和親会」の主催による排出作業を、市職員約220名の参加のもと実施したところでございます。

 さらに、各公園管理業者に依頼しまして、8月9日から3週間かけて清掃作業を行いました。

 なお、芝生などの再生については時間がかかり、来年度以降再整備を実施していきたいと考えております。また、3公園の今後の集中豪雨の対策については、これらは河川敷にある公園ということであることから、昨今のゲリラ豪雨に対する策を講じることには困難なものがございます。今後とも集中豪雨発生時には、人的被害が起こらないように公園の封鎖などをいち早く行っていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(中西正史君) 

 暫時休憩いたします。

           午前11時45分 休憩

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           午後1時00分 再開

◯出席議員(16名)

   1番    山本精一

   2番    須加清治

   3番    中田正樹

   4番    石田義弘

   5番    高橋庸佳

   6番    嶋田幸恵

   7番    中村重樹

   8番    沼田信良

   9番    多田 勲

  10番    尾山喜次

  11番    中西正史

  12番    高橋佐多史

  13番    石尾太八

  15番    砂田喜昭

  16番    宮西佐作

  17番    野村博司

◯欠席議員(なし)

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△再開



○議長(中西正史君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△出席議員数の報告



○議長(中西正史君) 

 ただいまの出席議員は16名で定足数に達しておりますので、会議は成立いたしております。

 直ちに会議を開きます。

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○議長(中西正史君) 

 4番 石田義弘君。

 〔4番 石田義弘君登壇〕



◆4番(石田義弘君) 

 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

 ことしは4年に一度のオリンピックが北京で開催され、選手の活躍に日本じゅうが感動しました。また、開会式の見事な演出には世界じゅうが驚き、感動しました。そして、小矢部市出身の小野選手、吉川選手や中村コーチがホッケー日本代表で出場し、県内はもとより日本じゅうに小矢部の名を広めてくれました。結果は、入賞を逃しましたが、次回のロンドンオリンピックを目指し、これからも一段と頑張っていただきたいと思います。

 また、8月16日から19日の4日間、小矢部ホッケー場において、第38回全国中学生ホッケー選手権大会が、全国各地の精鋭、男子24チーム、女子24チーム合計48チームが参加し、盛大に開催されました。選手、役員、応援を含め千人余りの人が当市を訪れられました。

 ホッケー女子日本代表がオリンピックに出場していたのも重なり、連日たくさんの人が観戦されておりました。あいにく地元チームは入賞を逃しましたが、中学生のひたむきで一生懸命なプレーに観客から温かい拍手が贈られていました。選手、役員の皆さん、本当にご苦労さまでございました。

 また、優勝された岩手県、福井県のチーム、また敗れたほかのチームについても、この大会が一生の思い出となって、これからずっと小矢部市を覚えてくれていてくれるものと確信しております。ぜひまた、小矢部市を訪れてこられることを期待したいと思います。

 2年前の9月議会、議員になっての初めての質問が、スポーツ合宿の誘致でありました。昨年6月には、コンベンション開催に対する支援について質問させてもらいました。今回、中学生の全国大会を見て、改めてその必要性を感じました。

 また、4月に小矢部・名古屋間の高速バス開通に伴う名古屋駅前で開催されたイベント、8月23、24日の両日、名古屋の金山駅前で開催された「小矢部の日」のイベントに参加して、なおさらながらに、小矢部市を知ってもらうには小矢部市に来てもらうことが一番であると感じました。

 そこで質問ですが、8月に開催された「小矢部の日」についてであります。私は、初日の23日だけしか参加できませんでしたが、そこで感じたことは、もっと派手に小矢部をPRしてほしかったと感じました。イベントというのは祭りであり、元気よく、にぎやかで、そして派手な演出で人を引きつけることが一番必要であります。セレモニーとは厳粛なもので格調高くやるのが常ではないでしょうか。

 今回のイベントは、どっちつかずのものになっていたように感じました。

 追い打ちをかけたように、当日はあいにくの雨で、獅子舞、太鼓、夜高の世話をされた方々やバス数台で参加された多数のボランティアの方々も、さぞかし大変だったと思います。本当にご苦労さまでした。

 数カ月前から企画していた割には、小矢部を名古屋の人たちに知ってもらい、来てもらうというPRの仕方が物足りなかったように感じます。4月の名古屋・小矢部高速バス開通に伴う名古屋駅前でのPR活動でわかったことは、名古屋の人に小矢部市と言っても富山県であるということすら知られていなく、金沢の隣ですと説明すると、何となく理解してもらえたかなという程度です。一緒に行かれた市当局の方も同じように感じられたのではないでしょうか。

 当日、金山駅前では、小矢部の祭り、特産品の販売等でPRはされていましたが、雨の影響もあってか、少し盛り上がりがなかったように思いました。また、小矢部の場所がわかるような地図やパンフレット、ビデオで小矢部の紹介もされていたようですが、もっと大きな映像や看板、垂れ幕、ポスターなどで、一目でわかるようなPRをしてもよかったのではないでしょうか。余りにもマニュアルどおりに進行したという感じに受け取れました。

 確かに獅子舞、太鼓、夜高については、名古屋の皆さんも感動していたと思いますが、もっと視覚(目)や聴覚(音)で訴える必要があったように思います。

 当日に至るまで何回となく会議や議論を重ねてこられたと思いますが、雨の対策や不測の事態に対する対応についてはどうなっていたのかなと思いました。当日に至るまで、企画や準備、連絡調整等で苦労されたとは思いますが、今後このようなイベントをする場合は、慣例にとらわれることなく、斬新なアイデア、企画をして、小矢部は一味違うというところを見せていただきたいと思います。

 また当日、会場でアンケートをとっておられたと思いますが、その結果はどうであったのでしょうか。

 今回開催したことにより、今後どれくらいの効果が期待できると考えておられるのか、また、出演者やボランティアで参加された方々へのアンケートを実施し、今回のイベントに対しての意見や感想を募り、その結果、今後どのように生かしていこうとしているのかお尋ねします。

 さきにも述べましたが、8月の全国中学生ホッケー選手権大会においては、協会・学校関係者・保護者会の人たちが1年前からいろいろと準備されておられました。当日のさまざまな事態を想定しながら、何回も打ち合わせをされていました。そのかいあって、大会中は激しい雨にも遭いましたが、関係者のご尽力により無事終了したと聞いています。

 また、全国から訪れた選手、保護者の方々もいろいろな思い出を胸に帰られ、もう一度小矢部に来よう、小矢部は富山県、そして御飯がおいしかった、メルヘンの建物がたくさんあったというように、すぐに思い出していただけると思います。

 そこで、私は、多額の費用をかけての県外でのPR活動も大事ではありますが、さまざまな大会、イベント、合宿を誘致したほうがもっと小矢部のPRにつながるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 たしか、以前の答弁の中で、会場、宿泊施設が伴わないという答弁があったかと思いますが、それぞれの規模に合ったものを誘致すれば十分に可能ではないかと思います。県外へ出て行けば宿泊代、交通費がかかりますが、来てもらえれば逆に宿泊代や弁当代等、小矢部でお金を使ってもらえるのです。当市には野球場、テニス場、ゴルフ場、体育館、キャンプ場とさまざまな運動施設、そして桜町遺跡やたくさんの神社仏閣があります。

 例えば大学の部活動の合宿や同好会、ゼミやサークルの研究会等を小矢部に誘致できないものでしょうか。ゴルフ同好会、遺跡研究会、寺院めぐり研究会等いろいろな活動をしているサークルがたくさんあると思います。東海北陸道の全線開通に伴い、中京圏も近くなりました。企業誘致はもちろんのこと、団体客の誘致も必要だと思います。また、旧岩尾滝小学校を利用して、夏休みには家族連れや子供を対象にした自然体験学校やキャンプ、年間を通じて企業の研修会や大学のゼミなどの研修会なども開催してはどうかと思います。

 福井県では、既に「大学合宿・ゼミ向け観光MAP」を作成し、積極的に受け入れようとしています。

 そこで提案ですが、職員の皆様も必ずどこかの学校を卒業されており、学生時代は必ず何かに夢中になっていたのではないでしょうか。今までのように、誘致、企画は担当課というのではなく、まず管理職が率先し、10人以上の団体に1週間、市内で研修、合宿をしてもらう、「1人10人1週間」を合言葉に合宿や研修会の誘致に取り組んでいくべきだと思いますが、いかがなものでしょうか。

 次に、下水道についてですが、自然環境を守るということからしても、下水道の整備は欠かせないものであります。

 市内の下水道の整備状況は、平成18年度末で、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業の許可区域の整備率は71.5%と伺っています。残りの未整備区域についての今後の整備計画はどのようになっているのか。下水道が来てからトイレを改築したいと考えている人や、改築したばかりで今さらという人もいると思いますので、事前にわかれば各家庭において生活設計も立てやすいのではないでしょうか。

 また、下水道が整備されていてもいまだに接続されていない世帯が33.8%となっています。各家庭においてはいろいろな諸事情があり、一概には強制できないかもしれませんが、市としても宝の持ちぐされにならないよう、十二分に説明・理解していただき、早急な対応で未接続の解消に努めていただきたいと思います。

 また、これから整備にかかる区域においては、最近、合併浄化槽を設置した場合や設置してまだ間もない場合の対応はどうしていくのか、整備に要する予算も決まっておりますので、今後、整備を実施する区域については地元住民と十分に協議し、整備はしたが未接続ということのないようにしていただきたいと思います。

 昨年12月に富山市、高岡市で相次いで水道管の漏水、破裂の事故が発生し、市民生活に多大な影響が出ました。事故のあった管はいずれも設置40年以上たっているものであり、更新時期が到来しているものと聞いています。当市において、現在そのような状況下にあるところはあるのか。また、老朽化による更新工事が進められているとは存じますが、その進捗状況はどうなっているのかをお伺いいたします。

 水道は市民にとって生活の必需品であり、万一断水という事態になれば、市民生活に莫大な損害が生じると思われます。もしそういう事態が起これば、すぐに対処できる体制にはなっているとは思いますが、そうならないように計画的な更新を進めていただきたいと思います。

 また最近、富山市、南砺市において、期限切れの水道メーターを使用していたという報道がありました。当市において、そのような事実があるのか。メーターの有効期限は8年以内ということになっています。交換についても計画的に実施されているとは思いますが、メーター交換の現状はどうなっているのか。期限切れにならないよう努めていただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(中西正史君) 

 副市長 高畠進一君。

 〔副市長 高畠進一君登壇〕



◎副市長(高畠進一君) 

 石田議員の上水道メーターについてのご質問にお答えをいたします。

 当市の水道メーターは、平成20年8月検針分で7,035個ございます。有効期限の管理につきましては、「年」と「月」の単位で管理を行っております。去る9月4日の富山県計量検定所の立入検査時において、小矢部市内には有効期限切れのメーターはございませんでした。

 ことしは902個の交換を行いますが、9月末期限のものが692個、10月末期限のものが210個あり、指名競争入札では時間を要することから、随意契約によって早期にメーターの納入を行い、交換をするようにいたしております。

 また、過去の調査を行った結果、平成19年度においては306個が約4カ月間期限を経過して交換しておりました。

 計量法では、水道メーターの有効期間が、先ほどもご指摘がありましたが、8年と定められており、その期間を超えておりましたことにつきまして、法を守る立場である市として、市民の皆様に深くおわび申し上げます。今後はこのようなことがないように早期発注に努め、適正に対応していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部長 松田太八君。

 〔産業建設部長 松田太八君登壇〕



◎産業建設部長(松田太八君) 

 私のほうから、まず、「フェスタ メルヘンおやべ」の内容についてお答えをいたします。

 ご存じのとおり、本年7月5日に東海北陸自動車道が全線開通いたしました。小矢部市として、8月23日、24日に名古屋市金山駅前のアスナル金山イベント広場において、知る・見る・踊る「フェスタ メルヘンおやべ」と題して、小矢部市単独の観光PRを開催いたし、小矢部市の代表する祭りを実演紹介しPRに努めてきたところでございます。

 2日間開催し、名古屋市民約1万人の方にご来場をいただきました。小矢部市の名前を印象づけることができたのではと感じております。また、会場内では小矢部市の位置図、観光の代表であるメルヘン建築等の特大パネルの展示、小矢部市の三つの祭り及びイベントを紹介するビデオの放映を実施いたしました。会場を訪れました名古屋市民の方は見入っておられました。

 そのほか会場では、観光協会及び市職員が小矢部市のパンフレット等が入った手提げ袋と小矢部市特産のバラを配布し、小矢部市のPRに努めたところでございます。

 今後とも、中京圏を中心に小矢部市のPRを行うため、富山県、高岡広域圏など近隣市と連携を組み、また市単独でも観光宣伝を行い、「小矢部市の知名度アップ」に努めてまいりたいと考えております。

 続きまして、一つは下水道整備の現状と水洗化の促進について、2点目が上水道の老朽管の更新についてお答えをいたします。

 下水道の整備状況ですが、今ほど議員のほうからありましたように、18年度末下水道事業認可区域内での整備率は71.5%となっております。人口当たりで整備の状況を示す下水道人口普及率では、平成18年度末で小矢部市は50.8%、富山県平均73.4%、全国平均では70.5%となっており、今後も整備を推進していく必要があります。

 また、各地区の下水道工事の時期につきましては、設計計画などの地元説明会において、大まかな時期をお知らせしております。

 また、未接続の解消につきましては、9月10日の「下水道の日」に合わせて、昨年度より実施しております公共ますの現況調査と同時に、未接続世帯へのパンフレットの配布を実施し、啓蒙普及を図っております。

 下水道整備を行う区域で、既に合併処理浄化槽を設置されている場合につきましては、将来を考えて、下水道管路の設計は行いますが、合併処理浄化槽は下水道と同様の処理機能を有していますので、そのまま合併処理浄化槽を使用される場合はすぐに工事は実施いたしません。そういうことから、くみ取り便所や単独処理浄化槽のご家庭を対象に工事を行い、早期に接続していただけるよう、効果的な整備をしております。

 今後も整備を実施する区域におきましては、下水道の早期接続を地元住民の方々に十分にご理解をいただきながら、整備を行っていきたいと考えております。

 続きまして、上水道管についてでございますが、上水道管の耐用年数である40年を経過しているものは、平成19年度末で約6キロメートル布設されております。現在、金屋本江第二水源地から桜町配水池まで約3.1キロメートルについて平成17年度から順次、補助事業の石綿セメント管更新事業により、内径300ミリメートルの送水管を耐震管に布設がえを行っております。

 耐用年数40年以上を経過する上水道管は今後も増加してまいりますが、今年度に老朽管更新計画を策定する予定にしております。今後、企業経営の状況も考慮に入れながら重要路線から計画的に布設がえを進めてまいりたいと考えています。

 また、漏水事故等の対応については、24時間体制で対処する体制になっております。

 以上です。



○議長(中西正史君) 

 教育次長 福江清徳君。

 〔教育次長 福江清徳君登壇〕



◎教育次長(福江清徳君) 

 それでは、私のほうから交流人口をふやすための合宿等の誘致についてお答えをいたしたいと思います。

 議員ご質問のありましたように、交流人口の拡大をするためには、当市の体育施設や宿泊施設を合宿や研修の場としてうまく利用することが、県外から大学生など若者を市に呼び込むことができれば、スポーツの活性化の面や経済効果の面から非常に歓迎すべきものであろうと考えておるところであります。

 また、ホッケーの遠征合宿を誘致するに当たっては、ことしの北京オリンピックに女子ホッケー代表として小矢部市出身の2人とコーチ1人が出場したことから、「ホッケーのまち小矢部」として積極的に市のPR活動を行うことも非常に大事なことであろうと考えております。

 また、スポーツの全国的大会の誘致につきましては、この3月には全国高校選抜ホッケー大会、そしてまた、8月には全国日本中学校ホッケー選手権大会を誘致したところであります。開催したところでありますけれども、今後の予定といたしましては、平成21年度には全国のマスターズホッケー大会、24年度には全国スポーツ少年団のホッケー交流大会開催へ向けて、現在関係方面に積極的に誘致の活動を行っているところであります。

 しかしながら、全国的なスポーツ大会やスポーツ合宿を誘致するには、小矢部市独自の特色やメリットというものが必要となるものでありまして、その誘致の促進の方法につきましては、他市のような宿泊費に対する補助制度の創設などの是非、また体育施設や宿泊施設における整備内容など、研究すべき課題も多いことから、第6次の総合計画前期の実施計画の中でも検討してまいりたいと考えております。

 次に、市役所の管理職が率先して「1人10人1週間」を合言葉に合宿や研修会の誘致に取り組むべきではないかというご意見でございます。

 これにつきましては、今後の各いろいろな誘致活動を進める上での参考とさせていただきたいと考えております。

 以上であります。

 〔「4番 石田」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 4番 石田義弘君。



◆4番(石田義弘君) 

 今ほどの「小矢部の日」に関してですが、当日、1万人ほど集まって盛大に行われたという話でありますが、ボランティアの方は大体こちらから何人ほど参加され、イベントに大体どれぐらい、当局から何人ほど参加されたか、もしわかれば教えていただきたいことと、日もたっておりますので、当然反省会とかやられると思いますが、よかった点、反省すべき点があれば、また教えていただきたいですし、今後に向けて具体的にどういう計画があるのか。

 例えば大変よかったから12月にもう一回やってみようかとか、来年もし継続でやるのかということがあれば教えていただきたいと思います。

 それともう一点ですが、合宿等の誘致につきまして、先ほども言いましたように、担当課じゃなしに、例えば農林課であれば農業に関しての研究会とか、教育委員会のほうであれば歴史文化の研究だとか、いろいろなところで多分PRすれば結構需要があるんじゃないかと思いますので、担当課に任せっきりじゃなしに、そこら辺のほう、個々の課として対応していただきたいなと思っておりますので、そこら辺の方もひとつよろしくお願いいたします。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部長 松田太八君。



◎産業建設部長(松田太八君) 

 まず、お尋ねのボランティアの人数ですが、正確にカウントはしていませんが、約50人余りだと思います。それから、当局のほうですが120人余りということになります。

 それと、当日、各商工会それから農協さんと物産店等を開催しておりました。とにかくやっぱり一番感じたのは、やはり小矢部市には市の特産物が少ないということがやはり一番難点であったかなというようなことは感じてきました。

 ただ、少なくとも名古屋市民の方に小矢部市、第1回目としては印象があったということで思っております。

 今後の予定については、反省会も含めて、これからどういった形にするのか検討していきたいと考えております。



○議長(中西正史君) 

 教育次長 福江清徳君。



◎教育次長(福江清徳君) 

 今ほどの質問で、先ほどのお答えの中で、今後の誘致活動についていろいろ参考にさせていただきたいというお答えをしたところでありますけれども、私の立場でいいのかどうか少しわかりませんけれども、どうしてもやっぱりこれからそういう活動を進める上で、組織としてでもそういう戦略といいますか、手法というものをこれから各課でいろいろ、いろいろな専門、専門の部門で協議をしながら横の連絡をとらなければならないというふうには考えております。

 そういう意味で、これから進める中でご意見を慎重に検討させていただき、参考にさせていただきたいということでよろしくお願いをいたします。



○議長(中西正史君) 

 3番 中田正樹君。

 〔3番 中田正樹君登壇〕



◆3番(中田正樹君) 

 自由民主党の総裁選が10日告示され、5人の候補者の中から次期内閣総理大臣が誕生することになります。国政の話ではありますが、政府与党の政策、判断というものは、地方が直面しているさまざまな問題と無関係ではございません。道路の問題、教育や福祉、社会保障、税財源の問題、中でも特に地方自治体にとって影響が大きいのは地方交付税がどのように推移していくかであります。国が徹底的に無駄を省いて景気が上向かない地方への配慮をしていかなければ、この国そのものがおかしくなっていきます。

 大企業を、中小企業の技術が支えているというのと同じように、実は地方が元気であることが都市の元気、国の元気を支えているのであります。ぜひ、新しい総裁、新首相には都市と地方の格差の問題に正面から向き合い、地方への配慮をしっかりとしていただける方になっていただきたいと思います。

 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。

 まず、一般競争入札の試行についてお聞きいたします。

 小矢部市においては、総合評価方式の試行が平成20年2月から始まりました。総合評価方式とは、価格だけで評価していた従来の落札方式とは異なります。品質を高めるための新しい技術やノウハウ、あるいは従業員の消防団活動への参加など、社会貢献等も評価の対象となります。価格以外の要素を含めて総合的に評価する新しい落札方式です。価格と品質の両方を評価することにより、総合的にすぐれた調達を行うことが可能となります。

 入札価格が予定価格の制限の範囲内にあるもののうちから価格と品質を数値化した「評価値」が最も高い業者が落札者となります。このようにして予定価格の範囲内で最も品質のよい施工業者を選定いたします。

 このたび、総合評価方式の試行に続き、一般競争入札が試験的に導入されるということですが、その概要についてお聞かせください。制度の仕組み、入札参加基準、物件の選択基準等はどのようにして決められるのでしょうか。一般競争入札を試験的に導入することになった経緯、目的についても説明をお願いいたします。

 先日の報道によりますと、富山県では低入札対策の強化のため、県入札契約適正化検討委員会において、調査基準価格の引き上げを決めました。小矢部市においても、一般競争入札を導入することにより落札率が下がることはもちろんですが、基準価格を下回る低入札がふえる可能性があります。市の財政的には大変ありがたい話ですが、低入札案件は手抜き工事や安全対策の不徹底につながりやすいとの指摘があります。検査体制の強化もさることながら、適正な価格での入札が行われることが本来は望ましいことであります。低入札対策についてもお考えがあればお聞かせください。

 続きまして、子育て応援団と子育て応援券の配布についてお尋ねいたします。

 子育て応援団制度とは、毎月、「とやま家族ふれあいウイーク」の期間中を中心に、18歳未満の子供連れの家族が協賛店を利用した場合、協賛店が設定している割引や特典等の各種サービスが受けられる制度です。

 小矢部市内においても、理容院・美容院やガソリンスタンド、クリーニング店や金融機関などでさまざまなサービスが受けられます。現在、小矢部市内の協賛店、協賛施設はどのくらいあるのでしょうか。小矢部市における本制度の利用状況はどのようになっているのでしょうか。せっかくの制度なのに余り利用されていないという話もあります。県の施策、事業ではありますが、市としても積極的な利用を呼びかけることは、子を持つ親をサポートすることになるのではないでしょうか。サービスの充実も重要ではありますが、その前に制度自体を知らない親も多いのではないでしょうか。広報についてはどのようにされているのか、十分に周知されているのかについてもお聞かせください。

 子育て応援団に続いて、「とやまっ子 子育て支援サービス普及促進事業」が10月1日からスタートします。子育て家庭の精神的・身体的・経済的負担を軽減し、地域における各種保育サービスの利用を促進するための施策であり、県と市町村の共同事業であります。

 このサービスを利用するための「とやまっ子 子育て応援券」を配布するのですが、この事業の概要を説明していただきたい。

 あくまでも応援券を支給することが目的ではなく、利用していただくことが事業の目的であり、そのことにより子育てを応援することができたならば、それが成果です。せっかく配布されても使いようがないのでは困ります。子育てをする親にとってありがたい、利用しやすい制度・内容であってほしいと強く願っております。

 続きまして、石田議員の質問と重複する点もございますが、「フェスタ メルヘンおやべ」と今後の観光施策についてお尋ねいたします。

 去る8月23、24日の2日間、名古屋市において、知る・見る・踊る「フェスタ メルヘンおやべ」と題して、観光宣伝イベントが開催されました。これは、東海北陸自動車道の全線開通を、交流人口、観光客の増加に結びつけようということで、市単独のイベントとして開催されたものです。中京圏で小矢部市を積極的にPRし、知ってもらうことが大きなテーマでした。

 残念なことに、両日とも天候に恵まれず雨ではありましたが、先ほど松田部長の答弁にもありましたように、2日間で合計1万人を超える人が訪れました。一定の成果は得られたでしょうが、初めての開催ということもあり、反省すべき点も多々見受けられました。その中には、突然のアクシデントというよりも、企画段階での不備、段取りの甘さ、打ち合わせ不足等に起因するトラブルが多かったように感じております。問題点等については、この場で指摘するまでもなく、既に担当部署において検証されていることとは思います。

 まず、本イベントの成果と、来年度以降もどうやって続けていくのかについてお聞かせください。また、今後続けていく過程で、今回の反省点を踏まえ、どのように企画・運営されるのか。日程・場所・内容・予算等についてどのように考えておられるのかお聞かせください。市民の税金で行うイベントですから、当然費用対効果というポイントについても無視することはできません。その点についてどのような検証がなされたのか、どのようにお考えなのかお聞かせください。

 また、観光施策を充実させるためにも、近隣市町との連携を進めるべきだと考えます。「東京や京都のように、単独の都市が国内外から多くの観光客を呼び込むのは容易ではない。富山県には立山・黒部アルペンルートなど価値ある観光資源があるが、東京や京都ほど誘客の材料がそろっているとは言い難い。隣接する自治体同士が連携し、いくつもの観光資源を有効に活用してこそ観光地の魅力が高まる。」これは先日の新聞の社説であります。

 小矢部市の観光資源についても同じようなことが言えるのではないでしょうか。確かに伝統的な祭り・奇祭、あるいは魅力的な自然、歴史的な神社・寺院等の遺産も数多くあります。しかし、残念ながらこれで十分である、決定的であると言える状況にはないのも現実ではないでしょうか。広域連携により、小矢部の魅力もしっかりとPRでき、浸透していくのではないでしょうか。中には、そんなことをすると小矢部は他市町の観光資源の中で埋没してしまう、逆効果だと危惧する方もいらっしゃるでしょうが、しかし、もしもそうなったならば、その観光資源に客観的に魅力がなかったということではないでしょうか。本物は必ず残ります。見に来てもらえます。今後、どのようにして小矢部を売り込んでいくのか、その方向性、お考えをお聞かせください。

 幸いなことに、小矢部市には加賀藩前田家ゆかりの歴史的遺産がたくさんあります。金沢市や高岡市と連携することにより、単独で売り込むよりもその効果は大きいのではないでしょうか。県西部6市などで発足した「飛越能経済観光都市懇談会」の活動がどのように発展していくのかについても期待を込めて見守りたいと思います。

 続きまして、都市型水害、ゲリラ豪雨への対策についてお尋ねいたします。

 7月28日の南砺市地域を襲った集中豪雨は甚大な被害をもたらしました。8月16日の集中豪雨では富山市の中心市街地が浸水被害に見舞われました。小矢部市においては、7月28日の豪雨被害の後も浸水被害が発生しております。先日9月6日の突然の豪雨では、数十棟が浸水被害をこうむりました。国道471号線のJR北陸線ガード下においては、道路が冠水し通行どめとなりました。

 このような、過去のデータによる予測をはるかに上回る記録的な雨が近年多発しております。数年、あるいは数十年に一度の豪雨が、ほんの2カ月足らずの間に何度もあるという状況においては、もう想定外とは言っていられません。抜本的な対策をとらないと大きな事故につながりかねません。想定される時間当たりの雨量等の基準を見直し、ゲリラ豪雨に対してもある程度防衛ができるよう、長期的な視野でとらえて対策を講じていただきたい。

 本年度のゲリラ豪雨の被害状況、現状認識、将来の予測、現時点で考えている今後の対応策についてお聞かせください。

 排水管を幾ら大きくしてみても、最終的に水が排水できなければ浸水被害が出てしまいます。また、排水管を全く新しい大きなものにかえるには莫大な費用がかかります。そこで、富山市では道路の下などに一時的に雨水をためておく雨水貯留施設を整備し、浸水被害を防ごうという構想の策定を進めています。

 小矢部市の石動中心市街地においては、標高の高いエリアと小矢部川までの距離が非常に短く、一気に流れてくる雨水を処理し切れないことがたびたびあります。小矢部市の現状を考えますと、富山市が構想を策定している雨水貯留施設の整備というのも一つの方法として検討する価値があるのではないでしょうか。

 次に、市民図書館の開館時間の拡大についてお尋ねいたします。

 近年、児童・生徒の読書時間の減少が大きな問題として取り上げられています。子供たちだけではありません。大人の活字離れは年々激しくなり、漢字を読むことはできるのに書くことができないということが、私自身もたびたびあります。こういった傾向に歯どめをかけるためにも、読書の機会をふやし、その環境を整えることも大変重要ではないかと考えます。

 市民図書館をもっと利用しやすくし、少しでも多くの市民に利用していただくにはどうすればよいのでしょうか。市民図書館の図書は、せっかくある小矢部市民の財産です。有効活用していくためにも利用しやすいように改善し、少しでも利用者がふえるような取り組みをしていただきたいと思います。

 まず、具体的には閉館時間の変更です。現在は、平日午後6時が閉館時間となっております。近隣の市では、砺波市・南砺市が午後6時30分、高岡市が午後8時までとなっております。小矢部市民図書館もぜひ7時まで延ばしていただければ、多くの市民が利用しやすくなり、喜ばれると思います。仕事帰りのサラリーマン、学校帰りの高校生、部活帰りの中学生、保護者の迎えを待つ中学生、ぜひ実施していただきたいのですが、いかがでしょうか。

 本年度、絵本の読み聞かせということでブックスタートの事業が始まりました。新しくできました第6次総合計画においても、読書の推進というのが重点項目となっております。「読書量、日本一の小矢部市」を目指すぐらいの意気込みで、ぜひ図書館の改革を進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 最後に、中1ギャップの解消に向けての取り組みについてお尋ねいたします。

 中学校に進学すると、学習時間・授業時間の増加、部活動との両立、新たな人間関係の構築など、生活環境の大きな変化にストレスや戸惑いを感じる生徒が増加します。このような現象を「中1ギャップ」あるいは「中1プロブレム」と呼んでいます。

 児童数の減少により、各学校の規模は小さくなったのに、部活動の数は余り減ってはいません。モンスターペアレントなど、以前は考えられなかった主張をしたり、学校に要求をしたりする保護者も増加傾向にあります。学校評価制度やADHDの児童・生徒への対応など、教職員の負担は増すばかりです。

 義務教育法では、公立小中学校の学級編制の標準を1学級40人と定めています。また、都道府県教育委員会が独自の基準で40人を下回る基準を設定することを容認しています。

 富山県教育委員会では、平成16年度からは小学校1年生に、17年度からは小学校2年生に35人学級を導入しています。そして、本年度より大規模校を中心に、非常勤の中1支援講師を32校に配置しました。

 少人数指導がよいのか、それとも35人学級がよいのかについては、学習面を重視するのか、あるいは生活指導面を優先するのかによって意見の分かれるところではありますが、しかしながら、何らかの対策が求められているのも事実です。

 県では、少人数学級に関して、中学1年生を対象に選択制による導入が検討されております。先日の県議会教育警務委員会では、県教育長が、「市町村の意向を聞き、着実に検討を急ぎたい」と述べられました。来年度に向けて県の方向性が気になるところではありますが、ぜひ早期実現に向けて働きかけを強めていただきたい。

 現在、小矢部市独自の施策として、小学校1年生において30人を超える学級に対しては、多人数支援講師を配置していただいております。小学校入学時の保護者の不安も和らぎますし、学校側にとっても大変ありがたく、高く評価されているところであります。県が中学1学年での21年度からの実施を見送った場合、小学校1学年と同じようなことを中学校1学年にも導入していただき、35人を超える場合、多人数支援講師を小矢部市独自に配置するということはできないのでしょうか。

 いずれにいたしましても、中学校1年生の問題だけではなく、教育現場では数多くの問題、悩みが存在します。時代の変化とともに、また新たな課題も発生してきています。少しずつでもその問題を解決していくことが子供たちの成長には大変重要なことだと考えます。今後とも、小矢部の子供たちが伸び伸びと健やかに成長し、生き生きと学校生活を送ることができますように、教育委員会のご理解とご尽力をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(中西正史君) 

 総務部長 日光久悦君。

 〔総務部長 日光久悦君登壇〕



◎総務部長(日光久悦君) 

 私から一般競争入札の試行についてお答えをいたします。

 一般競争入札の試行導入につきましては、小矢部市における公共工事の入札において、受注意欲のある建設業者の入札参加への機会を確保するとともに、より透明性、競争性、公平性を高めることを目的として導入をするものでございます。

 試行期間につきましては、本年10月以降のおおむね2カ月間を予定しており、この期間に発生する1千万円以上の土木工事を対象に実施を予定いたしております。

 また、入札参加資格といたしましては、「業者の所在地に関する地域要件」それと「業者の施工技術に関する条件としての入札参加資格者名簿における格付等級」の条件を満たす業者が入札に参加できることになります。

 なお、今回の試行を踏まえ、その実施状況を検証し、平成21年度以降の本格導入や、さらには適用範囲を土木工事以外にも拡大できないか等検討してまいりたいと考えております。

 次に、低入札対策についてでございますが、小矢部市では現在、設計額が200万円以上の建設工事及び業務委託につきまして、国土交通省の指導に基づき設計価格の3分の2から10分の8.5の範囲内で低入札調査基準価格を設定しております。これは、設定した基準価格を下回る入札につきまして、その契約締結を保留し、入札価格で適正な工事等の履行が可能かどうか調査した上で契約するというものであります。

 ご質問のとおり、富山県では、この低入札調査基準価格の算定方式を見直し、従来より数%高い基準価格を設定することで、調査件数を多くする傾向にあるようでありますが、その設定範囲につきましては従来と同様3分の2から10分の8.5の範囲であります。

 小矢部市における基準価格を下回る入札件数につきましては、19年度においては3件、20年度、本年度におきましてはこれまで4件発生しておりますが、これらにつきましては低入札価格調査委員会で十分調査し、その結果、いずれの案件も履行可能と判断し、契約を締結しております。

 以上のことから、早急に現在の算定方式を見直す必要はないものと判断をしておりますが、今後とも国・県及び県内市町村の動向を注視してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部長 松田太八君。

 〔産業建設部長 松田太八君登壇〕



◎産業建設部長(松田太八君) 

 私のほうからは、まず、「フェスタ メルヘンおやべ」と今後の観光施策についてお答えをいたします。

 先ほどの回答と若干重複する点もあると思いますが、ご質問の知る・見る・踊る「フェスタ メルヘンおやべ」は8月23日、24日に名古屋市金山駅前のイベント広場において、小矢部市単独としては初めての試みとして観光PRを開催したところであります。

 23日には、あいにく雨模様に見舞われ、出足が鈍くなるかと心配されていましたが、大勢の方々に来ていただき、小矢部市を代表する祭り、芸能を堪能していただきました。24日には、天気予報では雨の予報でしたが、イベントの始まるころには晴れとなり、日曜日ということも重なり多くの来場者を迎えることができました。2日間開催し、名古屋市民約1万人の方に来場していただき、小矢部市の名前を少しでも知っていただけたのではないかと実感をしております。

 来年度以降についても、このような市単独での観光宣伝を行い、小矢部市のPRに努めてまいりたいと思います。

 今後、日程及び開催場所、内容について検討し、より効果のあるイベントを開催できるように考えております。

 またさらに、広域連携として、飛越能経済観光都市懇談会、高岡広域圏、県西部地区観光協議会、金沢・県西部地域観光推進協議会などが主催する観光イベントに積極的に参加し、近隣市と互いに協力しながら、観光宣伝を行ってまいりたいと考えております。

 また、小矢部市にはたくさんの観光資源はありますが、ご質問にありましたように、観光客の受け入れ体制については十分とは言えないものがございます。観光客が来られても満足してもらえないことも多々ございました。このような状況を踏まえ、来年度から始まる第6次総合計画の中でも観光振興を重点プロジェクトと位置づけ、観光客を呼べる施策を実施計画で進めてまいりたいと考えております。

 続きまして、都市型水害、ゲリラ豪雨への対策についてお答えをいたします。

 本年7月から9月の豪雨による本市の市街地における被害の状況は、まず7月8日には本町、小矢部町、埴生地内において床下浸水が4棟、7月28日には綾子地内において床下浸水が11棟ございました。また、9月6日には石動町、本町、小矢部町、埴生地内においても6棟の床下浸水と、国道471号本町JR北陸線ガード下で乗用車1台が動けなくなりました。

 現在、後谷地区において、平成17年度から石動小学校、市民プール、石動西部保育所などの宅地やその背後の山地の雨水を、国道471号、JR北陸線を横断して一級河川砂川へ排除し、既存の雨水幹線の機能向上を図るため、後谷雨水幹線の整備を実施中であります。

 本市の市街地の雨水排水施設の規模は、7年確率で時間雨量が45ミリメートルの雨を想定したものであり、今後は、従来の雨水幹線を有効に活用しつつ、排水区域ごとの状況を調査しながら、ポンプ排水や雨水貯留施設の整備を含め検討を行い、改修並びに整備を図り、浸水による被害の防止に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(中西正史君) 

 民生部長 森下博幸君。

 〔民生部長 森下博幸君登壇〕



◎民生部長(森下博幸君) 

 子育て応援団と子育て応援券の配布につきまして回答いたします。

 子育て応援団は、富山県が企業などの協賛・協力を得て、子供連れの家族が協賛店舗や施設などを利用した場合に、飲食料金や入場料の割引など、各種のサービスの提供を受けることができる子育て家庭優待制度として創設したものであり、子育て家庭のふれあいやコミュニケーションを深める機会の提供を図るとともに、地域全体で子育てを支援する機運の醸成にも資することを目的に、平成18年10月15日から開始された事業であります。

 対象となる家族は、18歳未満の子供連れの家族であり、優待サービスを利用するには、PRチラシ、県広報紙、県のホームページなどから「優待券」を切り取り、またはコピーし、利用される協賛店に持参すればサービスを受けられることになっております。

 協賛店は目印として、各協賛店の入り口に協賛店であることを示すステッカーを掲示しています。現在、県内では2,056軒の店舗などが登録しており、うち小矢部市内は78軒となっております。

 その利用状況につきましては、サービス形態が、割引サービス、子供の世話サービス、粗品提供などさまざまであるため、県では数値的に把握をしていないと報告を受けております。

 また、制度の周知につきましては、市広報の掲載、保育所、小学校へのPRチラシの配布などを行ってきました。また、市のホームページには、今もトピックスコーナーに掲載を続けております。

 今後も子育て施策の一つとして、広く市民の皆さんの周知に努めてまいりたいと存じます。

 次に、本年10月1日から実施されます「とやまっ子 子育て支援サービス普及促進事業」の概要を申し上げます。

 この事業は、子育て家庭の経済的・精神的負担の軽減を図るとともに、地域における各種保育サービスの利用促進を目的として、富山県が新たに実施するものであり、具体的には「とやまっ子 子育て応援券」の配布を行うものであります。

 配布対象は、平成20年4月1日以降に生まれた子供を持つご家庭です。第1子・第2子には1万円分、第3子以降には3万円分の応援券を配布いたします。有効期間は出生日から2年間です。ただし、平成20年4月から9月までにお生まれになった子供を持つご家庭については、事業実施日の10月1日から2年間が有効期限となります。応援券は、市民課または津沢コミュニティプラザの窓口でお渡しいたします。

 なお、平成20年4月から9月までにお生まれになった子供を持つご家庭には、9月末日までに郵送いたす予定といたしております。

 次に、利用できるサービスでありますが、指定保育所での「一時保育」、ファミリー・サポート・サービス、緊急サポートネットワークでの「一時預かり・送迎」、わくわく小矢部での「一時預かり」、シルバー人材センターでの「家事サービス」、医療機関での「任意の予防接種・健康診査」です。通常の保育料や延長保育料、ミルク・おむつ代、保険診療の医療費などには利用ができません。

 本市では、この新しい事業を「市広報9月号」を初め、市ケーブルテレビでの紹介番組の放送、市内公共施設へのPRチラシ配布などにより積極的に周知を図り、利用促進に努めたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 教育次長 福江清徳君。

 〔教育次長 福江清徳君登壇〕



◎教育次長(福江清徳君) 

 それでは、私のほうから市民図書館の開館時間の拡大について、それと中1ギャップの解消に向けての取り組みについてということについてお答えをさせていただきます。

 まず、市民図書館につきましては、従来から祝日の開館の実施など、利便性の向上と読書機会の拡大を図っているところであります。今回、お尋ねの閉館時間の変更につきましては、現在、他の公共図書館における閉館時間やそれに伴う問題点を整理しつつ、今現在、検討を重ねておるところであります。

 今後につきましては、市民図書館の利用者をなお一層増加させ、利用しやすい環境を構築するためにも、利用者のニーズ、そしてまた生活スタイルの変化を的確に把握したい、また、する必要があるという観点から、試行的に開館時間の延長を実施することを検討してまいりたいということであります。

 続きまして、中1ギャップ解消に向けての取り組みについてでございます。

 中学校に進学した際に、授業が教科担任制に変わり、部活動への加入など、これまでの小学校生活より友達の関係が広く、また複雑になるなど、急激な学習変化のために不登校が急増するなど、いわゆる中1ギャップが全国的に問題となっております。

 中1ギャップ解消に向けての取り組みにつきましては、ご質問にもありましたが、今年度より石動中学校に、中学1年生で学習環境の変化に対応するため、きめ細やかな学習指導や生活指導が行えるようということで、中学1年学級支援講師が1名配置されたところであります。

 また、本市といたしましては、従前より富山県市町村教育委員会連合会を通じまして、少人数学級の早期実現の要望をいたしており、そのことをも受け、今回、富山県教育委員会では、中1ギャップなどに対応するため、来年度から中学1年生を対象に35人学級の導入を検討しているということでございます。

 本市といたしましても引き続き富山県に対して、中1ギャップ解消に向けた取り組みとして、35人学級の早期実現に向けて積極的に働きかけをしてまいりたいと考えておるところであります。

 以上であります。

 〔「議長、3番 中田」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 3番 中田正樹君。



◆3番(中田正樹君) 

 5点ほどちょっとお聞きしたいんですけれども、まず1点目は、一般競争入札を試験的に導入することになった背景といいますか、経緯について、余りちょっとよくわからなかったので、なぜこういう取り組みをされるのかということをもう一度お話しいただきたいのと、今、たしか10月から2カ月間と言われたかなと思うんですけれども、試験的に導入するということは何らかの結果というか、この後、本格導入するに向けてのデータをとるためというふうに普通は思うわけです。その中で、2カ月というのは短いような気もしますし、その2カ月間に一体どの程度の物件が、今回の試験的な一般競争入札に該当するのか、その辺ちょっとお聞かせ願いたいなと思います。

 あと、2点目は、「フェスタ メルヘンおやべ」なんですけれども、場所なんですけれども、実際には今回開かれた場所以外にも検討されたというふうに実は聞いております。その場所は大変人気の場所で、予約を取るのが大変難しいと。1年ぐらい前からもういっぱいになってしまうというふうに聞いております。ですから、私、あえてこういう質問をさせていただいたので、今回の場所が決して悪いというわけではないのですが、例えばあのステージの上で、もう少し激しい町内の獅子舞が踊れるのかと言われると、非常にあのステージは小さいんですね。ですから、ほかに検討された場所が本当におありで、そこが今回の場所よりもっといいんだよということであれば、ぜひ早目に手を打っていただきたいなと思いまして今回質問させていただいたので、その辺わかりましたら、わからなかったらまた調べておくということでも結構なんですけれども、それが2点目でございます。

 3点目ですが、常日ごろより高橋佐多史議員のほうからいつもお話があります、加賀藩前田家ゆかりのいろいろなものが石動の町にはたくさんあるわけですね。そういった中で、金沢市と高岡市と連携を図っていくということは、本当に重要なんではないかなというふうに思っているんですが、その辺もっと積極的に取り組んでいただきたいなと思うんですが、その辺何か具体的に両市との話し合いとか、進んでいるんでしょうか。その点を3点目としてお聞きしたいと思います。

 それと4点目ですが、471号線の道路の冠水というのは今回が初めてのことではないです。それと、実際には、無謀に突っ込んでいったというのが現実だと思うんですよね。かなりの水位があるのに無理に乗用車が突っ込んでいったと。それで、電気系統がとまったのかなというふうに思うんですけれども。

 例えば、冠水した部分にセンサーか何かを例えば取りつけて、その手前に、もう危険ですよと、通行しないでくださいということを自動的に表示するような看板、そういったものを設置することによってああいった事故は、もしかしたら防げたのではないかなというふうに感じておるわけですが、そういうことは難しいんでしょうか。その辺を1つお願いいたします。

 それともう一点ですが……すみません、4点で結構です。お願いいたします。



○議長(中西正史君) 

 総務部長 日光久悦君。



◎総務部長(日光久悦君) 

 今ほど2点再質問がございました。

 一つは、この背景は何だったのかということでございます。それにつきましては、入札制度の改革につきましては、常に公正に入札が執行できるように平素より気を配って進めていくということは大変重要だということは強く認識をしております。このことから、当市としましては、先般から総合評価方式の導入等もしたところでございます。

 今後、さらには入札方式につきましても厳正な入札をすべきだと常々思っておりますし、我々もそれについて注意を配っておるわけでありますが、今回、そのようなことから一般競争入札を試行して入札改革を実施してまいりたいというのが背景でございます。

 それから、2点目に2カ月間では短いのではないかと、どれほどの件数かというお尋ねでございました。

 2カ月間で、1千万円以上ですから余り件数はございませんが、一応3件から4件程度試行したいと考えております。2カ月間実施をいたしまして、その後庁内で十分に検討をして、これで21年度以降、どのように執行するのか、十分検討したいという期間を設けて、2カ月間三、四件という期間を設定したところでございます。

 以上でございます。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部長 松田太八君。



◎産業建設部長(松田太八君) 

 まず、1点目の小矢部の日の会場についてということですが、申しわけございませんが、資料持ち合わせないのでちょっと正式な名称はわかりません。ただ、1年半ほど前からすべて埋まっているということで、会場そのものも今よりももっと広い場所だったと思います。

 それから、2点目、金沢・高岡広域的な連携したものは組めないかということですが、今年度、飛越能経済観光都市懇談会、この中で岐阜県高山市、それから小矢部市、全部で11だったと思いますが市町村が加入しております。そういった中で、今年度、観光ルートも合わせて各市町村をめぐるバスを通そうということで、今計画しております。ですから、小矢部市も一つのコースとして入るような形に今検討しております。

 それから、国道471号の冠水については、あれはポンプ排水していますので、ポンプ能力そのものに限界があったんではないかということを思っております。

 それから、あそこは県の管理ということもございますので、センサー等については県のほうでまた打ち合わせをさせていただきたいと思います。



○議長(中西正史君) 

 15番 砂田喜昭君。

 〔15番 砂田喜昭君登壇〕

 〔12番 高橋佐多史君退場〕



◆15番(砂田喜昭君) 

 日本共産党を代表して、市政一般についてお尋ねをしたいと思います。

 まず最初は、雇用促進住宅の廃止の問題についてであります。

 全国で14万戸、35万人が住んでいる雇用促進住宅を2021年度までに全廃し、居住者の入居契約を打ち切り、追い出すというとんでもないことが今具体化されようとしているわけであります。そして、あと3年後、2011度までに全国で約半数を廃止します。

 小矢部市にとりましては、埴生にあります小矢部宿舎がその対象になっております。ここには、80戸のうち約50戸の方が入居されております。津沢のほうは2021年度までという予定だそうであります。

 そこで、私は、8月の初めに現に住んでいる人たちの生の声を聞こうということで訪問しました。会えた入居者の方々は、どなたも「見通しがなくて、困っている」こう言っておられます。「民間アパートで2万円で入れるところがあるのか」。雇用促進は約2万円だそうであります。

 「市営住宅に申し込んだけれども、単身者はだめだと言われてここへ入ったんだ」、「今さら出ていけと言われても行く場所がない」、こういう声が多数寄せられました。

 市としても、こうした皆さんの声を聞き取って、小矢部市民の困っていることでありますから、対策を真剣に考えていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

 この問題では、日本共産党の国会議員団は8月26日、舛添厚生労働大臣に会いまして、その結果、大臣は、「一方的な退去はさせない」ということを初めて約束いたしました。契約終了期限は実質的には1年以上延長ということになったわけであります。

 それを受けまして、私どもは、日本共産党の富山県委員会として、9月1日に雇用・能力開発機構富山センター、高岡にあるわけでありますけれども、そこで、「一方的な廃止決定を白紙に戻すこと」、「入居者説明会を全住宅で複数回開催し、入居者の意見を聞くこと」、「居住権を保障すること」などを申し入れました。

 私は、小矢部宿舎で来年1月に契約期限を迎える人は打ち切りだという通知を受け取っておるわけであります。この方に、厚生労働省が延期したんだということを伝えるべきでないかということを申し上げました。ところが、センター側には厚生労働省の方針変更が伝わっていなかったわけであります。後で確かめたら、「あんたらの言わっしゃるとおりやった」ということでありましたけれども、これを早く伝えないと来年1月に出ていけと言われておる人は大変心配だと思うわけであります。

 その後、さらに厚生労働省は9月9日に、ついせんだってですが、日本共産党の国会議員団に対しまして、次の3点の方針変更を伝えてまいりました。

 入居者に対して年内中に出ていけという通知は出さないと。既に出したものについては撤回をするという、そういうことも言っておりました。また、入居者に説明会を開くとともに、出ていくのが困難な人に対しては、そういう事情がある場合については2010年11月まで退去の延期措置をとると。2年間延期するということであります。そして、3点目は、その場合でも転居が困難な場合について柔軟に対処するという具合に表明したわけであります。

 このことを、現在住んでいる入居者の皆さんに市としても知らせてあげるということが必要ではないかと思いますけれども、ご回答をお願いいたします。

 このような手直しの方針変更はやりましたけれども、政府は雇用促進住宅を廃止するという閣議決定そのものは廃止しておりません。引き続き国に対して、この廃止撤回を求めていくとともに、小矢部市として入居者の居住権を守る対策を、ぜひこの2年間の間に具体化していただきたいと思うわけであります。

 〔12番 高橋佐多史君入場〕

 午前中の答弁の中で、小矢部市は関係する課でプロジェクトチームをつくって検討するということでありましたけれども、民間の家賃が高過ぎると、こういう問題があるわけでありまして、そのプロジェクトチームではこの解決に向けても踏み込むことが大事ではないかというぐあいに私は思うわけであります。そういう意味では、民間アパートとの家賃の差を補助するとか、低家賃公営住宅の増設ということが考えられると思います。

 桜井市長は、小矢部市は人口増対策に力を入れるんだと。住んでよかった、住み続けたくなるというまちづくりをしていきたいということをおっしゃっているわけでありますから、この雇用促進の皆さんに対しても、そういう立場で取り組んでいただきたいと思うわけであります。

 この問題の最後は、現在の住宅の買い取りの問題であります。雇用・能力開発機構は、この買い取りの打診をしております。なるべくなら10月までに返事を欲しいと言っておりましたが、年度内でもいいというようなことも言っておりました。自治体に売る場合には、10年間は公営住宅として使ってほしいと。そして、希望価格としては土地・建物の不動産鑑定価格の2分の1で売るという話でありました。

 それで、新聞報道などによりますと、小矢部市は雇用促進住宅買わんがやというような態度を表明しておられたように見受けるわけでありますが、先ほど、買い取り条件とかランニングコスト等を検討していくというご答弁でありましたので、この態度を見直して、可能な場合には小矢部市として買い取りも選択肢の一つであるんだということではないかなと思うんですが、この点について確認をしておきたいと思います。

 〔13番 石尾太八君退場〕

 次の問題は水害対策についてであります。

 きょうもたくさんの方から質問が出されておりますように、地球温暖化の影響か、ゲリラ豪雨と言われるような局地的に集中して降るという、これまでになかったような事態が続いております。

 小矢部で余り降っとらんだけれども、南砺で降ったために、小矢部川が堤防決壊すれすれという大変危険な状態になったということもありました。そのときには、小矢部川に流れ込んでいる宮川があふれて、材木が川や玄関の前に運ばれてきて、水が引くときにはそれを置いていったと。何軒か床下浸水にもなったと、こういうことがありました。

 そこで私は、これに関連して4点お伺いしたいと思います。

 一つは、開発が進んで農地の宅地化や里山が荒れていると。これがこの水害をひどくしている原因の一つではないかと思うわけでありまして、台風や雪害で倒れた木の処理の後、例えば山に広葉樹を植えるとか、里山の保水機能を向上させる対策も重要ではないかと思うんですけれども、これについてお伺いいたします。

 二つ目は、水害をなるべく避けるために、これまでの経験を踏まえて、小矢部川や宮川、黒石川、岸渡川の河川の改善対策を計画的に進めていく必要があります。黒石や岸渡については期成同盟会もつくってその対策を求めているわけでありますけれども、宮川や小矢部川の改善についての計画などについてもお答えをいただきたいと思います。

 三つ目、今度の水害では、市街地でも床下浸水があちこちであったわけでありまして、先ほど紹介がありました後谷の雨水排水路などのように、用排水の改善策、これも見直していく必要があるんじゃないかと思っております。

 これまでしばしば水がついた泉町、聞いてまいりましたら、もうちょっとで床下浸水まで行くところまで来たんだけれども大丈夫だったと。小矢部市が1996年の4月に完成させた今石動町の雨水ポンプ場がそれなりに力を発揮しているんではないかというような話でありましたが、これまでも小矢部市は、この水害に対してそれなりの対策を打っております。今実施中の雨水対策、その完成目標年次はいつごろなのか。これまでやってきたことで、どこら辺が今改善されたと見ているのか、お答えをいただきたいと思うわけであります。

 4点目。水害対策というのは自然が相手ですから、すべて万全にできるということにはなかなかならないでしょうけれども、こうした対策について、市民の皆さんと情報を共有して、着実に改善を進めていくことが必要だと思います。そうすれば、実際に3万数千人の市民が生活しているわけでありますから、市の担当者が気づかない問題点も発見できると思います。新たな改善の対策を練ることも可能になると思います。

 そのためにも私は提案したいのでありますが、水害対策の現状と、今、市がやろうとしている課題、その進捗状況、こういったものをケーブルテレビで地図も使って、市民に知らせると、そして、市民の皆さんから気づいた意見をもらう、こういうような取り組みも大事ではないかと思うんですけれども、この点についてもお答えをいただきたいと思います。

 次には、農業の危機打開の問題であります。

 よく言われますように、日本の食料自給率40%、先進11カ国の平均が103%であることから比べましても極めて異常な状態と言わなければなりません。農業に携わっている人、70歳以上の人が45%という深刻な「高齢化」が進んでおりまして、このまま放置すれば農業をやる人がいなくなるんじゃないか。しかも、農産物価格は下がり続けております。政府が「モデル」だといって推奨している大規模農家、これでさえやっていけん、こういう現状であります。

 こういう困難をつくり出してきたのは、歴代の自民党の農政であります。自民党農政の何よりも大きな罪というのは、食料輸入自由化路線、そのもとで国内生産が縮小しても構わない、アメリカや財界・大企業の言いなりになって、国内の食料を際限なく海外に依存するという策をとり続けてきたことが私は最大の問題ではないかと思います。

 そこで、この危機を打開するために小矢部市として何ができるか。次の五つの点についてお尋ねをしたいと思います。

 第1点は、先ほどからも出ておりましたけれども、生産費急騰に対する支援であります。06年度の生産者米価は60キログラム当たり1万4,826円、これにかかる生産費は1万6,824円で、生産者米価そのものが生産費よりも2千円も下回っていると。だから、農家の皆さんの人件費は1時間当たり256円であります。最低賃金さえ払っていない、そういうボランティアで日本の農業を支えているのが状況であります。

 そこへ今追い打ちをかけているのが、投機マネーによる燃料の大幅値上げや肥料、農機具の高騰、これに対してどう対処するのかということが求められるわけであります。何か農協は、肥料の成分を薄めて値段を抑えるというようなことを今考えておるようでありますけれども、薬を薄めて病気に効くようになるのか、私は心配するわけであります。

 そこで、市としても国に対してこの問題について働きかけるとともに、生産費急騰に対する支援策、先ほどは施設園芸に限るとか、あるいは有利な融資制度というような話でありましたけれども、直接米をつくっておる農家にも支援の手を差し伸べる必要があるんじゃないか、このことをお尋ねしたいわけであります。

 〔13番 石尾太八君入場〕

 生産費がこれだけ暴落したのは、国が生産者米価に責任を持たない、全部市場任せ、これが最大の原因であります。共産党は、こういう状況は改めんにゃならんと、生産費を下回った分については国が責任を持って補てんすると。少なくとも現在1俵1万8千円、これに必要な経費というのは大体国全体で9千億円ほどだそうでありますけれども、現在、国は価格保証に5,400億円ほどの予算を組んでおりますから、もう4千億円ほど上積みすれば可能になるわけであります。これは、諫早湾の干拓など、むだな公共事業に6千数百億円もつぎ込んでいることを考えれば、十分予算の手当てがつく、ましてや小泉内閣になって農業予算が1兆円ほど削られてきた。ここに手当てをすれば、十分に可能だということであります。

 そこで、小矢部市としても、生産費を償う価格保証制度をつくれということを国に対して強く働きかけていただきたいと思います。

 3点目は、ミニマムアクセス米の問題であります。

 77万トン年間輸入しております。義務だと言っておりましたが、実は国際価格が値上がりして落札できなくて、これだけ輸入できなかった。義務ではないんです本当は。しかも、最近ニュースで騒がれておりますけれども、三笠フーズですか、農薬の含まれた事故米、カビの生えた事故米、これをこっそりと食料に回していたということが大問題になっております。食の安全がもうけの犠牲にされている。このミニマムアクセス米については義務じゃないんだから減らせと。世界じゅうで米を買えなくて困っている人がたくさんいるわけですから、日本がこの米を買わなければ、どれだけ多くの世界の人たちが助かるか、このことをぜひ考えていただきたいと思うわけであります。

 4点目は、転作大豆の問題についてであります。

 ことしは、市内を見ておりましても、結構生育がよいように見えます。天候の影響もあるかもしれませんけれども、これまで農家の皆さんが20年以上にわたって、栽培についていろいろ苦労して技術を向上させてまいりました。

 去年から連作して大豆の収量が落ちるということで、土づくりに力を入れようということが農協からも呼びかけられまして、鶏ふんを入れたら補助するという支援策がつくられました。私は、これもことしの大豆の生育に影響しているんじゃないかと思うんですけれども、小矢部市はこの土づくりの支援策について、どのように効果があると見ているのかお答えいただきたいと思います。

 5点目は、当初は鶏ふんを150キログラム入れようということが呼びかけられていましたけれども、実際に希望をとってみたら足りなくなって、100キログラムでいいわということになりました。土づくりに効果があるということになれば、今後さらにふえてくる可能性もありまして、生ごみの堆肥化も含めまして、土づくり資材を確保する対策が重要になっていると思いますが、これについてもお答えいただきたいと思います。

 次は、竹林の活用の問題であります。

 市内でも竹林がふえて困っているという方もおられるわけでありますが、全国的には竹林を活用するという動きがマスコミでも報道が始まっております。

 そこで、小矢部市の竹林の現状について、何ヘクタールほどあると把握しておられますか。その手入れの状況がどうなっているのかお尋ねしたいと思います。

 竹は成長が速くて毎年の手入れがなかなか大変です。タケノコの時期が過ぎたらなかなか手をかけられない。ほかのところでは竹細工とか竹人形など、伝統的な活用方法もやっているところもありますけれども、最近の報道では、この竹を粉砕して肥料とか燃料・飼料などにペレット状にしてやっていくといような方法もあるようであります。

 このような新しい活用方法にして、市としても実証実験を一つやってみたらどうかというぐあいに思うんですが、いかがなもんでありましょうか。

 次は、JOMONパークの敷地の今後の問題についてお尋ねをいたします。

 これは、道の駅とも関連するわけですが、小矢部市はこれまで、桜町遺跡周辺整備事業ということで、あの道の駅周辺の整備をやろうとしておりましたが、最近、桜町遺跡という言葉を削りまして、道の駅・地域振興施設ということで整備することになったようであります。

 しかし、この土地は大変広い土地でありまして、26名の地権者から桜町遺跡の周辺整備に使うという目的で2万6千平方メートル、1億7,401万円で買いました。市有地を合わせて2万8千平方メートルがあの道の駅の用地として確保されているわけであります。

 道の駅の事業費については、桜井市長さんが選挙公約を踏まえまして、14億3,800万円の事業規模を半分の7億8,500万円に縮小されました。その結果、あそこで建てる建物の施設の面積、2万8千平方メートルのうち1,536平方メートルぐらいだそうであります。

 そこで、JOMONパークの問題についてお尋ねしたいわけでありますが、桜町JOMONパークというのは、もともとは10年ほど前に道の駅・桜町遺跡周辺事業が完成するまで、臨時的な施設としてオープンさせたものであります。ですから、あこは4,671平方メートルを地権者から借りております。借地料として、固定資産税相当分の120万円ほどを小矢部市は払っているわけであります。だから、完成すればあそこは地主の皆さんにお返しをして当然ですが、道の駅の敷地内にJOMONパークの機能を移転するという計画でありました。

 実は6月議会でいろいろ市の説明があった中で、道の駅の見直しで市長さんは施設を半分にしたもんだから、JOMONパークの活用も検討するということが6月議会で言葉として出てきたわけであります。計画が1年か2年おくれたわけでありますから、一定期間借地をもうちょっと貸してほしいとお願いするというのは、それなりに合理的な理由があると思うんですが、引き続きあそこで桜町JOMONパークをやっていくということになると、2万8千平方メートルもあるがに、また4,600平方メートルも買わんなんと。これは二重投資になるがでないかということを非常に危惧しておったわけであります。

 そこで、借りたものはもとの田んぼにしてお返しをするということをここではっきりさせていただけんだろうかと。

 実は9月議会になりまして、総合計画の案が提案されて、それを見ておりましたら、これまでの案の中に「桜町遺跡体験学習拠点施設としての桜町JOMONパークの整備」という項目があったんですけれども、今度はそこの項目から「桜町JOMONパーク」という単語をわざわざ削るということになりました。これはどういうことを意味しているのかお答えをいただきたいと思うわけであります。

 桜町遺跡で出た出土品はたくさんありまして、出土品の展示とか研究、1,500平方メートルぐらいの中でなかなかできないというのはわかるわけであります。そういう意味では、市内にふるさと歴史館とか、博物館とか、それから松沢には出土木材の保管場所、それから埴生には桜町遺跡整理棟というのが今は倉庫として使われているようでありますけれども、こういったものなんかも有効に活用して、市民の自主的な活動を支えると、そういう工夫ができるんじゃないかと思うわけでありますけれども、見解をお伺いしておきたいと思います。

 最後は、市営バスの運行改善についてであります。

 6月から循環バス方式を中心に新しく改善されました。正得の敬老会でこのことを話ししておりましたら、大変うれしかったという声が後から私のほうに伝わってまいりました。そこで、利用状況の現状についてお尋ねをしたいと思います。

 バスも使ってみますと、いろいろいいことばかりじゃなくて、いや、あこぐあい悪いと、前よりも不便になったと、こういう声も結構あるわけなんです、率直に言いまして。

 しかし、こういう苦情というのは、これからさらに改善する糧にすべきだろうと私は思うわけであります。例えば、正得のほうから聞こえてきた話ですが、正得から中央病院へ行くときは中央病院の中へ車入って楽に行けるんだけれども、帰り、中央病院から家へ帰ろうと思ったらバスは水牧のほう通って、水牧の交差点から中央病院の反対向いて、小学校のほう向いていってしまうもんだから、家へ帰るがに中央病院から七、八百メートルほどですかね、歩かんにゃならん。何とかならんもんかという声が出てまいりました。

 また、バス停があちこちに設置されておるんですが、県道戸出小矢部線は大変広い歩道があって、バス停が幾つかあるんですが、バス停とバス停の間隔が大変遠いと。特に、バスに乗る方はお年寄りの方が多いもんだから歩くのが大変だということで、もうちょっと細かくバス停つくってもらえんかとか、あるいは、歩道が広いんだから、手を挙げたらとまるような自由乗降バスにならんかというような話が聞こえてまいりました。

 全国的にも、こういうコミュニティバスを走らせている地域でいろいろ検討しますと、バス停の間隔は、高齢者を対象に考えると長くて600メートルというのがデータだそうであります。こういった点についても改善策が必要ではないかと思うわけであります。

 それから、去年、実は日曜日、市営バスのテスト運行をやりました。どれだけの人が乗ってもらえるのかと。平日ですと通勤・通学の方が乗るわけですから、そういった日曜日にはいない場合でも、目標とすれば4割ぐらいの人が乗ってくれれば、これはテスト走行としては合格でないかという目標を定めてやったわけですが、結果どうやったかと聞きますと、38%、ほぼ目標を達成しておるわけです。

 ですから、この際、改善するとすれば、土日運行ということもひとつ考えてみられたらどうかと。

 クロスランドで農業祭とか大きなビッグイベントが時々ありますけれども、こういった場合なんかはもうたくさんのお客さんを運べる可能性があるわけですから、市営バスとしてもそういうチャンスは生かすということで、臨時運行ということも考えたらどうかというぐあいに思うわけですが、これらについてお答えをいただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(中西正史君) 

 市長 桜井森夫君。

 〔市長 桜井森夫君登壇〕

 〔16番 宮西佐作君退場〕



◎市長(桜井森夫君) 

 砂田議員ご質問の市営バス、とりわけ一層の運行改善についてお答えをさせていただきます。

 ご承知をいただきますように、市営バスの運行計画につきましては、本年6月より新たな運行形態により実施をいたしているところでございます。

 利用状況につきましては、月別で申し上げますと、6月は昨年に比べまして67名減の2,258人、7月は12名増の2,275人、8月は63名増の2,144人となっており、前年実績と比べ徐々にではございますが、利用者増加となっております。

 次に、今後の運行に関する改善についてのご質問でございます。

 運行開始からこれまでに市民の皆様から寄せられたご意見、ご要望等々につきましては、新たな運行により非常に利便性がよくなったというお話もいただいておりますが、残念ながら苦情等も寄せられているのも事実でございます。今後、これらのご意見、要望等を踏まえて、運行コースの改善、自由乗降区間の拡大など、利用者の声を参考にして、市営バスの利便性向上につなげてまいりたいと考えております。

 なお、先日、全員協議会でもご説明申し上げましたとおり、今回の新たな運行は実証実験として運行しているものでございまして、市民の期待にこたえるよう、また費用対効果との適切なバランスを保てるよう改善を図ってまいりたいと考えております。

 次に、ご提案の土日運行、それからイベント時の臨時運行など、乗客をふやす対策につきましては、今回の見直しでも検討いたしましたが、次のような問題点がございます。

 まず、1点目といたしましては、利用者数の問題でございます。昨年実施をいたしました日曜運行では、平日を100%とした場合、日曜日の乗車率は40%を目標といたしておりましたが38%と低かったことも事実でございます。したがいまして、利用者数の問題等々もございます。

 2点目には、バスの車両整備の問題でございます。現在、バスの点検整備は土日に行っておりますが、もし、仮に土日も運行するということになりますと、整備を行う時間がなくなり、安全運行に支障を来すこととなってしまいます。

 3点目といたしましては、運行にかかる費用の問題でございます。ご承知のとおり、市営バスの運賃は今1日200円の定額制を採用しておりまして、運行に見合うだけの料金収入はなく、県等の補助金を含めて市費の補てんが必要となっております。

 以上のことから、土日運行につきましては現時点では検討を要するというふうに考えております。

 残余の質問には、担当部長より答弁をさせていただきます。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部長 松田太八君。

 〔産業建設部長 松田太八君登壇〕



◎産業建設部長(松田太八君) 

 私のほうからは3点についてお答えをさせていただきます。

 まず初めに、水害対策についてお答えをいたします。

 森林は水源涵養機能を有しており、豪雨時には雨水が一気に下流に流れることを防いでいます。生活に密着した里山林は特に重要な存在でありますが、最近では生活形態の変化に伴い荒廃が進んでおります。

 県では、平成18年に森づくり条例を制定し、その一環として里山再生整備事業を推進しております。小矢部市では、平成19年度から事業に着手しており、今年度までに約10ヘクタールの整備を行っております。これは保水機能の向上を図っております。

 それから、大規模水害から市民の生命・財産を守る上で治水対策がその根幹をなすことは言うまでもございません。直轄河川であります小矢部川に関しましては、改修はほぼ概成しておりますが、東福町地内、経田・浅地地内において危険箇所が延べ900メートル程度あり、早期の改修を国交省に対しお願いをいたしております。

 また、渋江川につきましても、懸案でありました薮波川との合流部の処理について、国・県において計画変更が整い、本年度以降整備が促進されるものと期待をしております。

 その他、小矢部川に流入する支川につきましては、薮波川では総合流域防災事業、黒石川では基幹河川改修事業が現在事業化されております。

 しかしながら、河川改修事業は下流から事業を実施するのが原則であるため、黒石川についてはいまだ小矢部市域において事業は展開されておりません。

 また、横江宮川に関しましては、早期に総合流域防災事業に着手していただけるよう、関係機関に対して粘り強く要望を継続しているところであります。

 また、用水路、排水路につきましては、県営かんがい排水事業により、平成19年度に諏訪川及び調整池の整備が完了し、今年7月の豪雨におきましては、その効果の発揮を見たところでございます。

 また、平成21年度からは庄川左岸を対象とした国営総合農地防災事業を行う予定にしております。また、平成22年度からはこれに付随して県営農地防災事業の認可に向け、関係機関との調整を行い、抜本的な水害対策を進めているところでございます。

 市街地の排水浸水対策としては、昭和30年度より都市下水路事業、公共下水道事業で6路線の雨水幹線と今石動町ポンプ場の整備を行ってまいりました。現在は、後谷雨水幹線の整備を平成17年度より、平成22年度完成を目指し、順次整備推進を行っております。

 今後も市街地の整備や宅地化の状況に合わせ、施設の改善や新設を図ってまいりたいと考えております。

 続きまして、農業の危機打開についてお答えをいたします。

 国内の食料自給率を左右する米の価格が依然低迷する中で、最近、原油価格の高騰による燃料費の上昇や肥料等の生産資材の価格高騰が農家等の経営を圧迫しております。このような状況の中で、本市においても支援策を検討しているところであり、国の強い農業づくり交付金によるヒートポンプ導入等を支援する原油高騰対策、肥料・燃油高騰対応緊急実証事業を検討するとともに、また、現在実施しております地域担い手経営基盤強化実験事業を活用し、農機具等の整備について積極的に支援をしていきたいと考えております。

 また、転作大豆に係る土づくり支援策の効果についてでありますが、産地づくり交付金の中で堆肥・発酵鶏ふんの施用に対して地力増進加算として10アール当たり7千円を助成し、その効果は地力向上により収量増及び高品質化につながっていると考えております。

 土づくり資材の確保策といたしましては、作付地への土づくり資材購入に対して10アール当たり100円の助成金を平成20年度に200万円を予算措置しております。

 また、生産費を償う農産物価格保証制度の導入及びミニマムアクセス米の輸入を強行するなと国に働きかけをとのことでございますが、国の制度上の問題もありますので、慎重に協議をする必要があると考えております。

 続きまして、竹林の活用についてお答えをいたします。

 竹林につきましては、小矢部市内には約18ヘクタールございます。かつては里山林として一体的に維持管理されてきていましたが、生活様式の変化により、里山林が利用されなくなり、多くは放置をされた状態になっているのが現状であります。

 このため、全国的に周辺の人工林が広がり、既存木の生育を阻害したり、広義には生態系への影響も懸念されております。

 このようなことから、本年度、富山県において「水と緑の森づくり税」を財源とする「放置竹林等整備推進事業」が創設され、県より竹林の拡大の調査、竹の利用・活用の検討が進められているところでございます。

 竹の利用につきましては、現在、竹炭、工芸品の材料など用途が限られており、現在のところ流通量も少なく、新規の利用・活用の実証実験を市単独で行う予定はございません。

 しかしながら、本市においても現状を踏まえ、「放置竹林等整備推進事業」による竹林の拡大の調査、竹の利用・活用の富山県の検討結果をもとに、今後、竹林の効率的、効果的な利用を考えてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部理事 槻尾賢治君。

 〔産業建設部理事 槻尾賢治君登壇〕

 〔16番 宮西佐作君入場〕



◎産業建設部理事(槻尾賢治君) 

 雇用促進住宅廃止問題についてお答えいたします。

 雇用促進住宅廃止に係る問題につきましては、土地・建物などの「施設」に関する面と、そこに入居しておられる「人」の両面に対する配慮が求められています。とりわけ既存の入居者の皆様には、廃止に伴う住みかえの心配や不安が大きいことと思います。このことにつきましては、施設を管理・運営します独立行政法人「雇用・能力開発機構」との交渉の場におきましても、「入居者への説明会」の開催を申し入れているところであります。

 また、雇用促進住宅退去者につきましては、公営住宅への入居となれば、現状では募集可能な市営住宅の空き家が少ないことなどから、すべての退去者の受け皿としては機能しないおそれがあります。

 このようなことから、今後、雇用促進住宅の既存入居者の対策及び雇用促進住宅の買い取りにつきましては、建物の状態や譲渡価格及び民間賃貸住宅市場の動向や、適切な情報提供など考慮しながら、関係課によるプロジェクトチームを立ち上げ、総合的に検討してまいりたいと考えております。

 また、いろいろな問い合わせに対しましては、説明会の開催あるいは定期借家契約者の方々におかれましては、再契約の可能性など、わかり得る情報について説明しているところであります。

 以上であります。



○議長(中西正史君) 

 教育次長 福江清徳君。

 〔教育次長 福江清徳君登壇〕



◎教育次長(福江清徳君) 

 それでは、私のほうからJOMONパーク敷地の今後についてということのご質問にお答えをいたします。

 ご質問のありました桜町JOMONパークの敷地につきましては、平成11年度から20年度までの10年間、賃貸契約によりまして地元地権者の方々からお借りをしているというものでございます。

 ご承知のように、道の駅における施設の整備内容や運営方針につきましては、運営計画検討委員会の意見をもとに既に決定をいたしており、平成21年の秋のオープンを目指して、現在も着実にその整備が進んでいるところでございます。

 したがって、桜町遺跡体験学習等の拠点施設として位置づけされた現在も、JOMONイベントや体験教室等に多くの人々が訪れている桜町JOMONパークの機能をそのまま道の駅の敷地内に移転することについては、難しいものと考えております。

 また、桜町遺跡出土遺物につきましては、現在、国の重要文化財の指定を目指しているところでありますが、文化庁の指定の目安には、文化財の活用度や市民の関心を高めるボランティア活動の状況があります。桜町JOMONパークを活動拠点として市民ボランティアの方々のご協力により、遺跡活用イベント等が毎年開催されており、これらの活動がさらに重要視されていくものと思っております。

 この桜町JOMONパークにつきましては、地元地権者の方々のご理解が得られれば、引き続き桜町遺跡体験学習等の拠点施設として重要な役割を果たしていくものと考えており、当分の間は賃貸契約を継続していただきたいと考えております。

 また、このパークには、仮設の出土品展示施設がありますが、市内にはふるさと歴史館、桜町遺跡遺物整理棟、桜町遺跡出土木製品管理センター、ふるさと博物館があり、展示や保管機能が分散をいたしておることから、今後はそれぞれの機能を統合するなど、展示施設の集約化が必要であると考えております。

 JOMONパークの今後のあり方や、市内の展示施設の集約化のあり方につきましては、第6次総合計画の前期実施計画の中で具体的に検討してまいりたいと思っております。

 以上であります。

 〔「15番 砂田」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 15番 砂田喜昭君。



◆15番(砂田喜昭君) 

 時間がありませんので、5点お尋ねします。

 市営バスについて、イベント時の臨時運行というのはどうなんだろうかということ、答弁がなかったのでお答えいただきたいんですが。日曜日にバスの整備をせんにゃならんということですが、今、会社に運行を委託しているわけで、仮に整備する期間、ほかの代替バスで対応するということだって技術的には可能じゃないかと思うんで、ぜひ、少なくともイベント時の運行なんかについては検討できんだろか、これが1点。

 それから、水害対策について、先ほど具体的におっしゃいまして、言葉で言われますとわかる人もおるし、わからん人もおる。それを小矢部市はここまでこうやってきて、実は、ここはこういうぐあいに改善したんだとか、いうことを市民の皆さんに地図も使って、ケーブルテレビなどでアピールするということをやったらどうかと。そうすれば、もっと改善点も見えるんじゃないかと言っておったんですが、これについて答弁がなかったのでお答えをいただきたいと思います。

 雇用促進住宅については、一つは、小矢部市が買うつもりはないがやと新聞報道に書いてあったがですけれども、これについては、今そういうことは断定していないんで、「どうするか今検討するんだということでいいんですね」ということで聞いたんですが、これについて答えがなかったということ。

 これはこれだけにしておきましょう。

 それから、JOMONパークについて、あそこでやっている活動は非常に重要であるということは私もわかるわけなんですが、2万8千平方メートルの敷地があって、もともとJOMONパークの機能はそこへ移すんだと、建物は小さくしたから、建物はすぐ対応できないにしても、その敷地の中で4,600平方メートル以外のJOMONパークの機能をやるというのは、十分に私は余裕があるんじゃないかと思うんです。当面は賃貸借でいくということで、買うということはおっしゃらなかったわけですが、それとあわせて、総合計画では、学習体験施設は桜町JOMONパークの整備ということで当初は書いてあったんだけれども、わざわざこれを削ったというのは、桜町JOMONパークじゃなくてどこか別のほうで考えていると、そういうことになれば、私はあの敷地を大いに活用すればいいんじゃないかと思うんですが、この点についてお答えをいただきたいと思います。



○議長(中西正史君) 

 市長 桜井森夫君。



◎市長(桜井森夫君) 

 私のほうから、まず最初に、市営バスのイベントについての答えがなかったということでございます。

 ご承知のとおり、今回のメルバスについて、イベント時に走らせるというのは、なかなか前もってイベントの開催日時やそういったこともあり、いろいろ問題があるというふうに思っております。

 したがいまして、イベント時の臨時運行につきましては、例えばスクールバスを走らせるとか、そういったシャトルバス、そういったことで、別の手段にて検討していきたいなというふうに思っております。

 それから、雇用促進住宅の件についてもお答えをさせていただきますが、ご案内のとおり、雇用促進住宅につきましては、まだ売却形態そのものは、先ほど砂田さんおっしゃいましたように、不動産鑑定価格の2分の1程度ということでございますが、その価格については、いまだ機構のほうからもお伺いしてないということでございます。

 したがいまして、そういった提示があった時点で、これは当然そういったことも含めて検討していきたいというふうに思っておりますし、また先ほど、お話でもありましたように、家賃補助が仮にできるのかということも含めて、これは当然考えていかなければいけないというふうに思っております。

 それから、JOMONパークでございます。

 敷地の中で充分にやれるのではないかということでございます。先般から開催させていただいております道の駅・地域振興施設運営検討委員会におきまして、これはご提案をいただいております。したがいまして、芝生で仕上げて、そこに高床建物をイメージした、そういったコンビネーション遊具を設置させていただきまして、そこでお子さん、それから親御さんも楽しんでいただけるような、そういった空間に整備させていただきたいというふうに思っておりますので、もう一つ言えば、ご提案ありましたドッグラン等々もそこでも整備をさせていただければなというふうに思っております。

 したがいまして、先ほどからも答弁しておりますように、今のJOMONパークにつきましては、当然地権者さんのご了解をいただかなければいけないわけでございますけれども、賃貸という方向でお話をさせていただきたいというふうに思っております。

 それから、桜町周辺整備、わざわざ削ったのではないかということでございますけれども、決して他意はございませんでして、その辺はご理解をいただければなというふうに思っております。

 水害対策については、担当のほうから答弁させていただきます。



○議長(中西正史君) 

 産業建設部長 松田太八君。



◎産業建設部長(松田太八君) 

 水害対策等についてテレビ放映を行ったらどうかというご意見だったと思います。貴重なご意見だと思います。そういったことで、市民の方にどんなような内容で、どういった形で提供できるのか、これから検討をしていきたいと思います。

 〔「議長、15番」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 15番 砂田喜昭君。



◆15番(砂田喜昭君) 

 市長さんにちょっと、私の質問の意味が伝わらなかったんですが、桜町遺跡というのを削ったのがけしからんと言っているんじゃなくて、総合計画の中で、6月には体験施設を桜町JOMONパークの整備に打ってやるというぐあいに書いてあったんですが、今度9月議会では体験施設を整備するだけになって、桜町JOMONパークという言葉を削られたのはなぜですかということをお聞きしたので、その点についてお答えください。



○議長(中西正史君) 

 市長 桜井森夫君。



◎市長(桜井森夫君) 

 ご承知のように、計画は10年の長期ということでございますので、今般、それはそういうことで。



○議長(中西正史君) 

 以上で、上程議案に対する質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

           午後3時13分 休憩

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           午後4時00分 再開

◯出席議員(16名)

   1番    山本精一

   2番    須加清治

   3番    中田正樹

   4番    石田義弘

   5番    高橋庸佳

   6番    嶋田幸恵

   7番    中村重樹

   8番    沼田信良

   9番    多田 勲

  10番    尾山喜次

  11番    中西正史

  12番    高橋佐多史

  13番    石尾太八

  15番    砂田喜昭

  16番    宮西佐作

  17番    野村博司

◯欠席議員(なし)

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△再開



○議長(中西正史君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△出席議員数の報告



○議長(中西正史君) 

 ただいまの出席議員は16名で定足数に達しておりますので、会議は成立いたしております。

 直ちに会議を開きます。

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△会議時間の延長



○議長(中西正史君) 

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 暫時休憩いたします。

           午後4時01分 休憩

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           午後4時40分 再開

◯出席議員(16名)

   1番    山本精一

   2番    須加清治

   3番    中田正樹

   4番    石田義弘

   5番    高橋庸佳

   6番    嶋田幸恵

   7番    中村重樹

   8番    沼田信良

   9番    多田 勲

  10番    尾山喜次

  11番    中西正史

  12番    高橋佐多史

  13番    石尾太八

  15番    砂田喜昭

  16番    宮西佐作

  17番    野村博司

◯欠席議員(なし)

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△再開



○議長(中西正史君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△出席議員数の報告



○議長(中西正史君) 

 ただいまの出席議員は16名で定足数に達しておりますので、会議は成立しております。

 直ちに会議を開きます。

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△議案の委員会付託



○議長(中西正史君) 

 上程されております議案のうち、議案第56号から議案第64号までの議案9件の審査については、会議規則第37条第1項の規定に基づき、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。

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△請願の委員会付託



○議長(中西正史君) 

 日程第3 請願第5号 生産資材価格高騰に関する請願書から請願第8号 消費税の増税に反対する請願までの請願4件を一括として議題といたします。

 請願は、お手元にお配りしてあります写しのとおりでありますので、朗読を省略いたします。

 請願の審査については、会議規則第89条第1項の規定に基づき、所管の常任委員会に付託いたします。

 審査の結果を後日報告願います。

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△議会の日程の報告



○議長(中西正史君) 

 次に、議会の日程を申し上げます。

 9月17日午前10時から桜町プロジェクト特別委員会を、午後2時から民生文教常任委員会を、18日午前10時から新幹線対策・企業立地等特別委員会を、午後2時から産業建設常任委員会を、19日午前10時から総務常任委員会を、午後2時から決算特別委員会をそれぞれ開催して、付託議案の審査をお願いいたします。

 審査の結果を後日報告願います。

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△決算特別委員会正副委員長互選の結果報告



○議長(中西正史君) 

 さきに設置されました決算特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果が議長あてに報告がありましたので、報告いたします。

 決算特別委員会委員長に、

        沼田信良君

 決算特別委員会副委員長に、

        高橋庸佳君

 以上で報告を終わります。

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△休会について



○議長(中西正史君) 

 次に、お諮りいたします。

 9月16日は議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中西正史君) 

 ご異議なしと認めます。

 よって、9月16日は休会とすることに決定いたしました。

 なお、9月24日午後2時から本会議を再開いたします。

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△散会



○議長(中西正史君) 

 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

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           午後4時44分 散会