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富山県 小矢部市

平成22年  6月 定例会 06月15日−02号




平成22年  6月 定例会 − 06月15日−02号







平成22年  6月 定例会



          平成22年6月小矢部市議会定例会会議録(第2号)

平成22年6月15日

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         平成22年6月15日(火)

         午前10時00分 開議

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     議事日程第2号

第1 議案第25号 平成22年度小矢部市一般会計補正予算(第1号)から議案第29号 小矢部市国民健康保険税条例の一部改正についてまでの質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問

   (委員会付託)

第2 請願第2号 地元中小業者と雇用者の生活を安定させるため、より良い『中小企業憲章』を求める請願から請願第4号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための意見書までについて

   (委員会付託)

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     本日の会議に付した事件

日程第1 議案第25号 平成22年度小矢部市一般会計補正予算(第1号)から議案第29号 小矢部市国民健康保険税条例の一部改正についてまでの質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問

     (委員会付託)

日程第2 請願第2号 地元中小業者と雇用者の生活を安定させるため、より良い『中小企業憲章』を求める請願から請願第4号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための意見書までについて

     (委員会付託)

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◯出席議員(14名)

   2番    須加清治

   3番    中田正樹

   4番    石田義弘

   5番    高橋庸佳

   6番    嶋田幸恵

   7番    中村重樹

   9番    多田 勲

  10番    尾山喜次

  11番    中西正史

  12番    高橋佐多史

  13番    石尾太八

  15番    砂田喜昭

  16番    宮西佐作

  17番    野村博司

◯欠席議員(1名)

   8番    沼田信良

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◯説明のため出席した者

  市長     桜井森夫

  副市長    高畠進一

  教育長    日光久悦

  総務部長   森下博幸

  産業建設部長

  兼農業委員会 槻尾賢治

  事務局長

  民生部長   松本信明

  企画室長   青島和夫

  産業建設部

  理事兼    沼田市郎

  農林課長

  会計管理者兼

         前田 実

  会計室長

  教育次長兼

         野澤敏夫

  教育総務課長

  消防長    福田隆雄

  総務課長   舟本 勇

  財政課長   林 和宏

  教育委員長  福田總一郎

  代表監査委員 古村庄一

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◯職務のため議場に出席した事務局職員

  事務局長   中嶋幹博

  局長補佐   間ヶ数昌浩

  主査     野澤正幸

  書記     田川邦之

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△開議

           午前10時00分 再開



○副議長(高橋庸佳君) 

 おはようございます。

 ただいまから平成22年6月小矢部市議会定例会を再開いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△出席議員数の報告



○副議長(高橋庸佳君) 

 ただいまの出席議員は14名で定足数に達しておりますので、会議は成立しております。

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△諸般の報告



○副議長(高橋庸佳君) 

 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。

 地方自治法第121条の規定に基づき、桜井市長ほか関係者の出席を求めてあります。

 これで諸般の報告を終わります。

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△議事日程の報告



○副議長(高橋庸佳君) 

 本日の議事日程は、お手元にお配りしてありますので、朗読を省略いたします。

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△議案に対する質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問



○副議長(高橋庸佳君) 

 日程第1 議案第25号 平成22年度小矢部市一般会計補正予算(第1号)から議案第29号 小矢部市国民健康保険税条例の一部改正についてまでの質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問を議題といたします。

 議長に発言通告書が提出されておりますので、順次発言を許します。

 11番 中西正史君。

     〔11番 中西正史君登壇〕



◆11番(中西正史君) 

 皆さんおはようございます。

 昨年の夏、総選挙が行われ、政権交代がなされ、鳩山政権が誕生いたしました。野党時代と違いまして、政権への責任という面で、鳩山政権には戸惑いがあったろうというふうには思いますが、それにしてもこの8カ月間、申し上げるまでもなくいろいろな面でいろいろなことがございました。おニャン子クラブの学芸会を見ているような思いをされたような方もいたのではないかというふうに思いますし、また、マニフェストということにつきましても勉強をさせられました。

 私は、マニフェストというのは、公の政党が国民に対してお約束をすると思っておりましたらこれは間違いでございまして、最初甘いことを言っておいて後から取り消したり、あるいは見直したりする、それがマニフェストだということを教えられたような気がいたします。これはマニフェストでなくうそフェストでございまして、その反省の中で菅政権が誕生いたしました。菅政権にはこの反省を踏まえ、国家・国民のためにしっかりと政権運営をしていただきたいと思いますし、また、地方へも温かい気配りと目を向けていただきたいと切望をいたします。

 小矢部市は単独行政をしいておるわけでありますが、また幾つかの広域圏行政も進めております。そのことに関連して幾つか質問をさせていただきます。

 まず、高岡広域圏、高岡市と氷見市と小矢部市で構成をしておるわけでありますが、その中で環境センターの建設の推進ということを行っております。私ども議員に入らさせていただきましたときには平成20年の稼働予定であるというふうに聞いておりましたところ、今のところおくれております。この環境センターの建設費、莫大な、非常に大きな金額でございますが、おくれるということになりますと、また小矢部市にとって負担金等々の問題も懸念されるわけでございます。小矢部市の議会においても心配だという声がございます。

 その中におきまして、国の環境に対します当初からの基準の見直し等々も行われておるわけでありますが、あくまでも小矢部市は、こういう懸念のおくれておるという中で、現在の3市であくまで環境センターの建設に対し、スタンスは今までどおりなんだと。あるいは、変化があるのかどうか、その辺をお尋ねをしたいというふうに思います。

 また、バイオマスということが近年言われておるわけでありますが、議会の委員会といたしましても、バイオマス構想につきまして視察を多々行ってまいりました。議会の視察の目的は、化石資源の抑制、環境問題の深刻化の中で循環型社会への形成に向けての視察でございますし、また、1点、雇用創出などの新産業としての将来的発展はどうなのだという観点から視察を行ってまいりました。

 小矢部市におけます市のバイオマスタウン構想の考えと今後の取り組みに対しましてご答弁をいただきたいというふうに思います。

 また、福祉の面での質問をさせていただきますが、平成18年に施行されました障害者自立支援法。聞きますと余り評判のよくない法律であるというふうに耳に入ってくる場面もございます。と申しますのは、障害者、またはご家族、そしてまた、その従事する関係者の方々、いろいろな意見を私ども聞くわけでありますが、多くは、不安であるという意見が多うございます。

 現政権は平成24年度をめどに見直すということを考えているというふうにもお聞きをいたしておりますが、障害者に対する福祉行政について、今後の市としての取り組み対策を問わさせていただきたいと思います。

 また1点、少子・高齢化が進む中で、高齢者の施設入所希望者がふえておるとお聞きをいたしております。小矢部市におきます高齢者の施設入所待機者は、現在何名ほどおられるのでありますか。

 また、今後ますます、この施設への入所希望者がふえるのではないかというふうに考えられますが、施設の建設などということをお考えかどうか。今後の対策についてお尋ねをさせていただきたいと思います。

 また、もう一点、消防広域化という話が出ております。合併に向けての実務者協議が本年4月から開始をされております。今定例会に協議会の運営の予算も計上されておりますし、当然、最終的な1年間をかけて協議をするわけでありますが、最終的な内容につきましては、本議会は、市民サイドに立って、責任を持って決断をしなければならないと自覚をいたしております。申し上げるまでもなく、市民の防火・防災、安心・安全の生命にかかわることでありますし、私どもは当然、現在よりも市民サービス、現在の小矢部市単独でやっておるよりも市民サービスが、低下が間違ってもあってはならないというふうに思っております。その観点から、協議会の中で小矢部市の主張というものを堂々としていただきたいと思います。

 この消防広域化を進める中で心配される点が幾つかございますが、例えば人員配置は、今の現在の人員でどうなるのか。人員配置の点。今定例会に出されております消防タンク車の更新などの小矢部市独特の、今日まで頑張ってきた消防に対する資産というものがございます。現有資産はどうなるのか。

 また、小矢部市は先人の方々が営々と努力してきました。自分たちの地域は自分たちで守るという自治消防隊、私設消防隊というものが幾つかございます。これらに対する支援というものはどうなるのか。

 今の時点、まだ協議会が始まったばかりでございますが、考え方と、今の時点でわかった範囲内でご説明いただければというふうに思います。

 今、安心・安全ということを申しましたので、安心・安全の点から一、二質問させていただきます。

 今、問題になっております家畜の伝染病口蹄疫。ご案内のように稲葉山牧場というものを小矢部市は運営をしておるわけでありまして、小矢部市におきましては、牛、豚等々5,300頭余りの家畜を有しております。現在、この口蹄疫に対しましてどのような現状なのか。今後のこの感染予防対策についてお尋ねをしておきたいと思います。

 もう一点、田んぼの田植えも終わりましたが、今現在、用水路等々の水の勢い、あるいは水量というのは非常に多うございまして、通学児童や歩行者の安全という点で懸念される面がございます。ぜひ歩道わきの用水路等々の危険箇所の点検を行っていただき対策を講じていただきたいものだというふうに思います。

 さきの3月議会での、非常に大きな議会での定例会のテーマは定住化促進ということで、そういう事案で頑張ろうということで最大のテーマを持っておった議会でございました。まだ日は浅そうございますが、これに対します当局への今日までの反応なり手ごたえというものはあるのだろうというふうに思いますが、どのようにお感じになっておられるか。

 この定住化促進に対しまして、第2、第3の手だてがあるのかどうか。あればお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。

 厳しい雇用の中で、厳しい社会情勢の中で雇用の拡大、あるいは市税の直接増収というのは直接的に小矢部に非常に関与する、それは企業誘致だろうと言われております。

 しかしながら今般、非常に厳しい社会情勢、経済情勢の中で企業も大変でございますし、企業誘致と簡単に申し上げましても非常に厳しい面があるというふうに推察はできます。今現在の小矢部市におけます企業誘致の現状と、何か新しい、それに対する取り組みがあればお伺いをさせていただきたいというふうに思います。

 また、企業誘致というのは非常に大切でありますが、しかしながら忘れてならないのは、現在、小矢部市で、また今日まで小矢部市において、企業を存続し頑張ってこられた既存企業の方々であります。これらの方々に元気を出していかなければだめであります。既存企業・商工の方々に、行政として、今こそ物心ともに、でき得る限り最大限の支援という時期ではないかというふうに考えます。既存企業への、今日まで小矢部市で頑張ってこられた経営者、あるいは企業、商工、それらの方々に行政支援の方法というものが必要と思いますが、お考えをお聞かせをいただきたいというふうに思います。成長戦略なくして家庭の財布は暖かくならないというふうに思います。

 そこで、行政とその経済、小矢部市を取り巻く経済界の方々一体感の醸成をするべきだろうと。その中で、ぜひとも行政と商工、企業のそういう方々と、定期的にまず意見を交換してみる。そういう意見を定期的に交換する場の設置をぜひとも要望したいというふうに思います。

 最後の質問であります。

 本日、新聞等で報道されておりましたが、影が薄くなったような質問の感もありますが、議会として正式に市長にお聞きをいたしたいというふうに思います。

 今年、市長選挙が予定されております。12月選挙になろうというふうに想定されておりますが、桜井現市長におかれましては、今日の厳しいと言われる社会情勢、市を取り巻く財政状況、これらの中で行財政の健全化と、元気おやべの創造に今日まで精いっぱい努力されてきたというふうに、私ども議会としては見ております。出処進退を含め所信をお伺いいたします。

 以上で質問を終わります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 市長 桜井森夫君。

     〔市長 桜井森夫君登壇〕



◎市長(桜井森夫君) 

 改めまして、皆さんおはようございます。

 中西議員によります政友会の代表質問にお答えをさせていただきます。

 最初の質問は、元気おやべの創造についてのお尋ねでございます。その中でも、一つ目の広域行政での取り組みにつきましてお答えをさせていただきます。ご質問の順どおりにはなっていないかもしれませんですけれども、お許しをいただきたいと思います。

 まずはごみ問題についてでありますが、議員ご承知のとおり、高岡地区広域圏で建設を計画いたしておりますごみ焼却施設につきましては、平成9年度に、当時の3市1町で合意を行い、平成10年度から建設に向けた業務を開始をしたところであります。

 当初、平成23年度の稼働を目指しておりましたが、地元との協議や事業規模、施設の内容等の検討に時間を要し、現在は稼働年度を平成24年度末として、1日当たりの焼却量を270トン、事業費約160億円の事業規模の計画で事業を進めているところであります。

 現在、事業を遂行している高岡地区広域圏事務組合では、環境アセスメントの評価も終え、地権者と協議をしており、地権者の同意を得た後、都市計画決定、林地開発申請等の手続を行う予定であり、その後、施設の建設工事に着手することとしており、計画稼働年度の平成24年度末を目指して努力をしているところであります。

 なお、仮に建設がおくれた場合の市の負担金につきましては、影響はないと、このように考えております。

 次に、バイオマスタウン構想の計画についてでありますが、その目的は、地域の関係者と連携のもと、バイオマスの発生から利用までが、効率的なプロセスで結ばれた総合的な利活用システムを構築し、安定的かつ適正なバイオマス利活用を行うことができることを目指すものであります。

 市といたしましても、身近なバイオマスを資源化し利活用することにより、循環型社会の形成と環境負荷の軽減を図り、本市のすぐれた自然環境を次世代に守りつなげる取り組みは大事なことだと考えております。

 バイオマスタウン構想計画の策定に向け、現在、市関係各課、いなば農業協同組合及び富山県西部森林組合の職員によるワーキンググループを4月に設置をいたしましたので、小矢部市の現状の把握と調査研究等を行い、小矢部市の特徴を生かしたバイオマスタウン構想計画の策定につなげてまいりたいと考えております。

 広域行政のご質問の二つ目は、消防広域についてのお尋ねでございます。

 ご承知のとおり、小矢部市の消防の広域につきましては、小矢部市、砺波市、南砺市、3市で構成をいたします砺波地域広域消防運営協議会が本年4月1日に設立をされ、同日に第1回会議が開催され、去る5月22日に第2回目の協議会が開催されたところであります。

 これまでの協議会で協議・承認された主な点は、第1に、平成23年4月1日に砺波地域消防組合としてスタートすることを目標とすること。第2に、本6月議会でも上程されております消防広域化臨時的経費等についての各市の負担額などであります。

 お尋ねの、市民サービスの低下にならない人員配置とのことでありますが、現在、小矢部市消防本部の消防職員は38名、砺波広域圏消防本部は148名の配置人員であります。

 広域時には両消防本部を合わせた人員186人となるわけでありますが、現在、消防署・出張所の適正配置につきましては、消防科学総合センターに業務委託をしているところであり、今後、その結果を踏まえ、小矢部消防署津沢出張所に、住民サービスの低下とならないような人員配置を要請してまいりたいと思っております。

 次に、現有消防車両等の財産の帰属でございますが、庁舎用地につきましては広域消防組合へ無償貸与、庁舎建物、車両等の施設整備は広域消防組合へ無償譲渡され、消防水利施設は従来どおり小矢部市の財産となります。

 地区施設・自衛消防隊、消防団の活動体制につきましては従来どおりとなりますが、今後さらに、小矢部市、小矢部消防署が一体となり、地区防災組織の強化に努め、このたびの常備消防の広域化を契機に、小矢部市の安全・安心のまちづくりをさらに進めることを柱として、今後、運営協議会に臨んでまいる所存であります。

 次に、口蹄疫の市の対応、とりわけ感染防止対策についてのお尋ねでございます。

 ご承知のとおり、4月から宮崎県に発生しております口蹄疫につきましては、最近では、宮崎県境の都城市等にも感染が拡大しているところであり、人・物・動物からの感染や、飼料等の搬送車両により感染が拡大されたのではないかとの報道がなされております。

 本市では、4月現在で飼育農家5軒において、約3,500頭が飼育されておりますが、現在のところ口蹄疫の異常は、発生はいたしておりません。

 宮崎県の口蹄疫が発生したことを受け、県から畜産農家に炭酸ナトリウムの消毒液が配布をされ、いなば農業協同組合からは消石灰が無料配布されたところであり、市内畜産農家は、農場の入り口や農場周辺に散布をし予防対策に努めているところでございます。

 なお、本市におきましては、6月8日に富山県西部家畜保健衛生所を初め、砺波農林振興センター、いなば農業協同組合、高岡地域農業共済組合、小矢部市畜産協議会、それから、県が指定をいたします獣医師により、「小矢部市口蹄疫に関する連絡会」を設置をし、発生予防対策と防疫対策の初動態勢等について確認をしたところであります。

 今後、当連絡会において、県及び関係機関と連絡を密にし、口蹄疫に対し適切に対応をしていきたいと考えております。

 次に、稲葉山牧野に関してでありますが、まずはみずからの施設管理に細心の注意を払い、衛生管理の徹底を行っているところであり、牛舎周辺には消石灰の消毒剤を散布して対応しているところであります。

 また、観光客を初めとする関係者以外につきましては、牛舎への進入路入り口に立入禁止看板を掲げ、そして、関係出入り業者に対しましては、車両の消毒を初め自己予防の周知徹底を行っており、特に飼料納入業者に対しては、他の農場を経由しての配達を一切禁止させたところであります。

 次に、稲葉ふれあい動物広場に関しましては、施設の入り口に消毒マットを置き、消毒効果が途絶えないように小まめな点検を続け、動物と触れ合う入場者には薬用石けんを常備し、手洗いを励行していただいているところであります。

 なお、今月10日に、本動物広場におきましては、動物と最も接する機会のあるえさやり体験を中止したところであります。

 今まで申し上げました対応により、「稲葉メルヘン牛」は、安全・安心な牛肉の出荷を続けているところであります。

 現在、口蹄疫被害は宮崎県以外に発生はいたしておりませんが、安全な稲葉ブランドを保つため、今後の被害の拡大状況を注視しながら、「小矢部市口蹄疫に関する連絡会」と連絡を密にし、引き続き、市として適切かつ迅速な対策を講じてまいりたいと考えております。

 次に、通学路に隣接する用水路点検と危険箇所の把握及び対応についてのお尋ねでございます。

 現在、小矢部市内におきましては、市内全域において農業用の水路がめぐらされており、通学路と隣接する箇所が少なからず存在しております。

 このため、小学校においては、毎年4月、児童の下校時に教職員が同行し、通学路における危険な箇所を把握するとともに、児童にその危険を伝え、用水付近では遊ばないように指導をしているところであります。

 また、各小学校のPTA活動の中でも通学路における危険箇所の点検を行い、その結果を学校に伝え、学校ではその情報をもとに見回りを実施し、全校集会や下校時に、児童に対して注意を促しているところであります。

 さらに、大雨などで用水路の増水が懸念される場合等には、教職員が危険箇所を見回るなどの対応をしております。

 今後とも、通学路における用水路の危険箇所の点検、把握を行うとともに、学校・地域・家庭の連携を図りながら、用水路付近で遊ぶことの危険性を児童生徒が十分認識するような注意喚起に努め、安全確保について一層の徹底を図ってまいりたいと考えております。

 次に、障害者自立支援法についてのお尋ねでございます。

 ご承知のとおり、障害者自立支援法は障害者が「地域で安心して暮らせる社会の実現」を目指して平成18年4月から施行されたものであります。この制度の改正点は、障害の種別にかかわらず、必要とするサービスを利用できるよう仕組みを一元化し、福祉施設や事業が再編され、福祉サービスを利用した場合には、従来の所得に応じた応能負担から、サービス費用総額の1割負担を求める応益負担へと変更するものであります。

 この新たな制度を進める中で、利用者からの声をもとに、本市として利用者負担を軽減するために在宅介護に係る利用者負担や市民税非課税世帯の排せつ管理支援用具(ストマ)の利用者負担額を半額とする助成を実施してきたところであります。

 ご承知のとおり、国においては利用者からのさまざまなご意見をもとに、今年度から新たな軽減措置として、障害者サービス及び補装具に係る利用者負担については、市民税非課税世帯の人を対象に利用者負担額がなくなりました。今後は、本市としても、福祉施設以外の地域生活支援として、個々の障害に応じた「相談支援事業」や、移動が困難な方に対する「移動支援事業」、それから日常生活用具の給付または貸与を行う「日常生活用具給付等事業」等の充実について、市長会等を通じ、国・県に働きかけていきたいと考えております。

 なお、現政権では、平成25年度を目途に、この障害者自立支援法を廃止して新たな制度を創設したい旨の報道もございますが、いずれにしましても、本市としては、障害者やその家族にとって少しでも負担が軽減されるよう、今後とも市長会などを通じて、各方面へ働きかけてまいりたいと考えております。

 広域行政のご質問の中の三つ目は介護についてのお尋ねでございます。

 介護保険制度は、「措置から契約」、「選択と権利の保障」、「保健・医療・福祉サービスの一体的提供」などを進めるものとして平成12年度に発足をいたしました。制度発足から10年が経過をし、要介護認定者数、介護サービス等利用者数、介護サービス等事業者数などは大きく伸びており、介護の社会化、サービス提供体制の充実に成果を上げ、社会保障の基幹を担う制度として定着をしております。

 この間、平成18年には、介護保険の理念である「尊厳の保持」、「自立支援」を踏まえた制度全般の改正がなされたところであり、具体的には、要介護度が重い人のサービスの充実が図られるとともに、予防重視型システムへの転換として、「新予防給付」と「地域支援事業」が創設・実施されているところであります。

 小矢部市におきましても、第6次総合計画に基づき、第4期高齢者保健計画において予防重視型システムへの構築を図るべく、諸施策を講じているところであります。

 お尋ねの介護保険施設についてでありますが、制度に関しましては、先ほど申し述べました平成18年の制度改正におきまして、「団塊の世代」の方々が高齢期を迎える2015年を念頭に置いての改正であり、当市の第3期・第4期高齢者保健計画におきましても、高齢者介護を社会全体で支えられるよう、在宅での各種サービス事業の整備、予防事業の強化を図ってきているところであります。

 なお、特別養護老人ホーム等の待機者につきましては、平成22年1月末現在で、ほっとはうす千羽で121名、清楽園で90名、重複の待機者33名を考慮すれば、実質178名と聞いております。

 施設建設につきましては、国の基準をもとに、介護保険組合において、構成3市の要望を聞きながら計画を立てているところであります。しかしながら特養施設は国の基準を超えておりますことから、施設建設は困難な状況でございます。

 今年度におきましては、地域密着型認知症対応型共同生活介護施設、いわゆるグループホーム2施設が認可される予定となっておりますほかは、この第4期計画中において、小規模多機能型居宅介護施設1カ所、地域密着型特定施設入居者生活介護施設1カ所の計画としております。今後も砺波地方介護保険組合と連携のもと、適正な施設整備計画を立てていくとともに、要介護者の重度化を防ぐため「介護予防」の推進に努めてまいりたいと考えております。

 次に、元気おやべの創造についての二つ目のご質問、市行政と市経済についてのお尋ねであります。

 その中でも一つ目の定住促進策の反応についてお答えをさせていただきます。

 ご案内のとおり小矢部市では、昨年度、定住促進計画検討会議を設置をし、人口減少に歯どめをかけるためのさまざまな提言をいただいたところであります。

 これらの提言をもとに、本年4月から、市外から転入し新たに住宅を建築、または取得された方々には上限で100万円、さらに、中学生以下の子供1人につき10万円を上乗せするなど「定住促進事業」の助成を拡充したところであります。

 また、結婚された方々が、一時期親元を離れる際も、市内に居住するよう「新婚世帯家賃助成事業」、それから、市外からの若年層等の人口増加を図るために、転入者に対して「転入世帯家賃助成事業」を新設することにいたしました。

 市内外及び県外に向けた小矢部市への定住促進策、子育て支援施策や通勤環境等の優位性を訴えるテレビコマーシャルの放送や、「メルギューくんのおやべで暮らそう」という、市の施策をわかりやすく盛り込んだ絵本を配布した結果、その反響につきましては、現在担当課に10件から20件の問い合わせがあるところでございます。

 また、この新しい助成制度により、今年度に入り、市内において土地または建物を取得した市外の方が7件、アパートに入居された方が5件となっております。

 次に、企業誘致の促進及び市内の雇用の現状についてお答えをいたします。

 ご指摘のとおり、元気な地域づくりには産業経済が活性化することが大事であり、企業誘致の促進に向けたさまざまな取り組みは非常に重要であると認識をいたしております。

 これまで、企業の投資計画の情報をいち早く入手するため、大都市圏の企業をターゲットに企業立地説明会や立地意向アンケート調査や、小矢部市の知名度アップを図るため広報宣伝事業を積極的に展開をしてきたところであります。私自身、将来に向けて新たな投資計画を有する企業や、北陸地方へ立地を計画している企業を訪問し、小矢部市の地理的優位性、整備された高速道路網などの魅力をお伝えしてきているところであります。

 このような地道な誘致活動の積み重ねが功を奏して、東海地方などから3社の企業に進出をいただき、小矢部フロンティアパークの分譲率はおおむね7割に達したところであります。

 さらに、企業誘致活動の機能強化と迅速な対応を図るため、企業誘致推進課として企画室へ移管し、体制を整え、戦略的な誘致活動を展開しているところでもあります。

 ご承知のとおり、国内の景気は昨年3月に底を打ち、回復傾向にあり、国内における新たな設備投資が期待される一方で、生産拠点を海外へ移行する動きもございます。こうしたことから、私自身、先頭に立って取り組んでいく決意でおります。

 また、雇用環境の現状につきましては、本年4月の県内の有効求人倍率は0.62倍まで回復をし、緩やかではありますが改善する傾向にございます。

 しかし、本市を管轄する砺波公共職業安定所管内における有効求人倍率は0.42倍と低水準で推移をしており、依然として厳しい状況にございます。

 こうした厳しい雇用環境を改善するためには、優良企業の誘致を図ることはもちろんのこと、既存企業の新たな設備投資、増設の促進に向けた支援策の充実にも努め、雇用機会の拡大を図ることが大変重要であると考えております。

 次に、市における既存企業に対する支援策についてお答えをいたします。

 まず、中小企業対策として、従来の中小商工業振興融資制度や信用保証料助成制度に加えて、平成21年度より「富山県経済変動対策緊急融資」に係る信用保証料の助成を新たに行ったところであり、平成21年度には計240件、1,433万円の助成実績となっております。平成22年度につきましても、引き続き保証料助成を行っているところであります。

 また、市内商工業の振興を図るために、商工会に対し、小矢部市商工業振興事業補助金、村おこし事業等地域活性化事業補助金、町おこし支援事業補助金等を交付しているところでございます。

 平成21年度から、市内の商工業者の販売促進、雇用促進を図ることを目的として、「小矢部市商工業者ガイドシステム」を開設し、市内企業情報やその求人情報等をインターネット上で無料で提供し、あわせて、携帯サイトにも対応したものであります。このサイトに登録していただき、市内外へ、また全国へ、みずからの企業情報、商品情報等を発信することで、ビジネスチャンスの拡大につなげてもらうものであり、今後、このシステムの活用と効果を上げるために、より一層のPRに努めていきたいと考えております。

 次に、市と経済会、商工業者、企業との意見交換会の実施についてでありますが、もとより、市政の発展には市内商工業振興の発展が必要不可欠であり、最も重要な行政課題の一つであります。このため、早速、新たに発足した商工会と打ち合わせを行い、8月を皮切りに定期的な意見交換会を始めてまいりたいと思っております。

 次に、商工会合併に伴う市の支援策についてでありますが、昨年度の合併準備に係る支援に引き続き、合併初年度である本年度につきましても、会員相互の交流や地域の連携を図るための「小矢部市商工会連携強化事業補助金」や会館施設整備、合併PRのための「小矢部市商工会合併支援事業補助金」等の支援を行っているところであります。

 今後とも、経済団体との連携を密にしながら、時代の変化に対応した商工施策を、迅速かつ的確に推進してまいりたいと考えております。

 最後のご質問は、次期市長選への私の考えについてのお尋ねでございます。

 今ほど、中西議員から、私の任期を振り返り、身に余るお言葉をいただき、心より厚くお礼を申し上げる次第であります。市政を担当させていただいてから、本年12月で1期を終えようとしておりますが、この1期4年間は、全身全霊をかけて、小矢部市の発展と市民の幸せを第一に頑張ってまいりました。

 ご承知のとおり、第6次小矢部市総合計画は平成21年度からスタートをし、将来像である「魅力・安心・充実 しあわせ おやべ」の実現に向けて、各種施策に取り組んでおります。

 「住んでみたい魅力かがやくまちづくり」、「住み続けたい安心感あふれるまちづくり」、「住んでよかった充実感ただようまちづくり」の三つのまちづくりを基本テーマに掲げ、「定住促進プロジェクト」を初めとする12の重点プロジェクトを設定して、本市を取り巻く重要課題に積極的に対応しているところであります。

 現在、市長に就任以来3年6カ月ほどたったところでありますが、これまでに道の駅の整備や駅南土地区画整理事業の大型事業の開始や、小学6年生までの医療費の無料化などの少子化対策等、市政発展のためにさまざまな施策に取り組んでまいりました。

 そうした中でありますが、ご案内のとおり、地方を取り巻く状況は依然厳しい経済状況が続いており、雇用問題や少子・高齢化、人口減少の進行など喫緊の課題が山積しているところであります。

 私は、人口増対策を初め、石動小学校の改築や駅南土地区画整理事業の整備などの重要課題を実現するために、市民の皆様方のご理解をいただけるものであれば、引き続き、この小矢部市の市政を担わさせていただきたいと考えております。

 大変微力ではございますが、気力、体力とも充実しており、小矢部市の今後の発展にかける思いは大変熱いものを持っております。

 政治論についての論語に、「近き者喜び 遠き者来る」という言葉がございます。孔子の言葉でありますが、近い者が喜び懐き、そのうわさを聞いて遠くの者が自然にやってくる。そのような政治ができたなら、それが一番であるとの孔子の言葉でございますが、私自身、その教えをしっかり心にとめて、市民の皆さんに「ありがとう」と、そう言っていただけることを黙々とやり続けてまいりたいと考えております。

 引き続き、さらなる市政発展へのために、一生懸命頑張ってまいりたいとそう思っておりますが、私一人の力には限界がございます。何としても、市民の皆様から選ばれました議員の皆様方のご協力、ご支援を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。

 以上で、中西議員によります政友会の代表質問の答弁とさせていただきます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 12番 高橋佐多史君。

     〔12番 高橋佐多史君登壇〕



◆12番(高橋佐多史君) 

 それでは、市政一般について質問をいたします。

 まず初めに、道の駅「メルヘンおやべ」と、市街地が一体となるように、今後の整備計画と方針について質問をいたします。

 道の駅「メルヘンおやべ」がオープンして約8カ月になります。私も時々利用していますが、利用状況もまずまずのにぎわいであると報告があり、うれしく思っている一人であります。

 市当局は、今後も支援するとのことですが、この拠点を活用して小矢部市をPRされていると思いますが、道の駅だけの利用で素通りの町にならないように整備促進していただきたいと要望しておりました中で、例えば、市内には神社や仏閣、そして歴史のある古い建物が他の市町村より非常に数が多く、それらを観光ルートとして活用してはどうかなどなど、道の駅と市街地が一体となるように、市当局はどのように対応をするのかお伺いをいたします。

 次に、加賀藩祖と今石動城跡の活用についてであります。

 最近の状況では、当市の教育委員会が3月末に今石動城跡を市の文化財に指定し、小矢部市の歴史に刻まれた加賀藩の足跡を示すことになりました。やっと観光資源として、また、「ふるさと教育」などに積極的に活用する運びとなったところです。

 既に、金沢市と「県西部広域観光推進協議会」が発足され、当市は、地理的に近い石川県内の自治体とも協議をすれば、発信の内容にも重みがあると思います。しかし、現実は、当市の埋もれた観光遺産の掘り起こしが不足しており、インパクトが足りないしアピールするものがないのが現実であります。

 そこで、これまで幾つか提案した中で、1点目には、城山公園周辺と今石動城跡の連携した整備の促進と、広く市民に紹介する歴史研究事業を企画することであります。

 2点目は、今石動城の特徴を市民や県内外の人々が体験をする機会を持つことであります。

 そして、3点目は今石動城が桜町遺跡や道の駅へと地理的につながることから、縄文時代から中世の時代を歩く遊歩道を築くことが必要と思いますが、ご答弁を願います。

 次に、高岡地区広域圏としての「万葉集」と、当市の歴史・伝統・文化についてお伺いをいたします。

 私が万葉集に興味を持ったのは、越中国司「大伴家持」が詠んだ数多くの万葉集の中に、小矢部市内で詠まれた歌があったからであります。小矢部市ゆかりの歌では、「年のはに 鮎し走らば 辟田河 鵜八つ潜けて 河瀬尋ねむ」なかなか難しいんでございますけれども、訳すれば、毎年鮎が川をすいすい泳ぐ季節になったら、辟田河で鵜飼を楽しむことにしようということでございます。

 このように、辟田河という川は、当市の宮島地区に「サキタ」という地名があったと言われていることから、子撫川のことだという説があります。辟田河鵜飼いの歌碑は国道8号小矢部バイパス沿いの横谷地内に立っております。

 そこで、高岡地区広域圏としての「万葉集」及び「大伴家持」を中心とした各種イベントが、これからは高岡市を中心に、関係自治体との交流を呼びかけて動き出そうとしております。

 もちろん、高岡市はこれまで町の歴史・伝統・文化の再発見に取り組み紹介もしておりますが、万葉の代表的歌人である大伴家持が越中国司として高岡に赴任し多くの歌を詠んだので、高岡では、公共施設などに万葉の名を冠したものが数多くあり、万葉の世界が日常に溶け込んでいるのが現状であります。

 さて、小矢部市ですが、「越中万葉百科」という出版書をひもとけば、元小矢部市長・松本正雄氏が中心となった越中万葉歌碑及び関連の歌が、多数その書面に掲示してあり、私は、改めて当市内の万葉歌碑を巡回しながら調査したところであります。15の歌碑が確認されており、その石碑には約50首の歌が刻まれていました。

 その他、万葉集以外の歌碑もあり、新たな観光ルートを発見した思いがいたしました。もちろん、蓮沼地内の源平ライン沿いの「万葉公園」などは認識しておりましたが、3年ぶりに市内の万葉愛好家と訪れたところ、幾らか整備はしてありましたが、荒れ果てた看板や雑草で歌碑の内容が見えにくい状態には驚きました。市当局の新たな掘り起こしをどのようにしていくのかをお答えください。

 その大伴家持が越中国司に任命されたのが746年(天平18年)で、国司は5年の任期があり、越前から越中の境の「砺波の関」が任務の引き継ぎのところであり、送り届けた人たちと別れる場所でもあったそうです。

 そこで1首詠んでみますが、「焼太刀を 礪波の関に明日よりは 守部やり添え 君を留めむ」この歌を解説するならば、砺波の関に明日からは番人をもっと多く派遣してあなたを引きとめようの意味だそうであります。

 当小矢部市の蓮沼地内に関所跡の石碑があり、付近の地名が残る石坂付近が有力視されているそうです。そこからがスタートの場所であり、これが富山県の入り口で、まさに小矢部市から始まった万葉の旅であったと記載されています。

 そのほかに、県内に、この当時8河川ある中で、小矢部川に関する歌が6首も歌われています。他の河川は一、二カ所であり、いかに、その地に残る自然や文化が人の思いを感じさせたかであります。

 私はいにしえの地をめぐり、今も歌われる歴史と文化の重みを再認識いたしましたが、市当局はどのように受けとめるのかをご答弁ください。

 終わりに、小矢部市に関連した歌2首をご紹介します。

 「荊波の 里に宿借り 春雨に こもりつつむと 妹に告げつや」訳しますと、やぶなみの里で宿を借り、春雨に降りこめられていると、愛しい人に告げてやったかであります。これは臼谷八幡宮境内にある歌碑であります。

 次に、「日ぐらしの 鳴きぬる時八 をみなえし 咲きたる野辺を ゆきつつ見べし」これを訳しますと、ひぐらしの鳴いているときは、おみなえしの咲いている野辺を行きめぐり、その花を見られるのがよいでしょうというのだそうであります。この歌碑は坂又地内にある茅蜩橋付近であります。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(高橋庸佳君) 

 市長 桜井森夫君。

     〔市長 桜井森夫君登壇〕



◎市長(桜井森夫君) 

 高橋議員ご質問の、高岡地区広域圏として万葉集と当市の歴史・伝統・文化について、とりわけ越中の国の入り口としての小矢部市は、万葉集の歌をどう活用するのか、どのように再発見につなげていくのかとのお尋ねでございます。

 議員申されるとおり、万葉集は現存する日本最古の和歌集であり、大伴家持の歌を含め4,530首余りがおさめられております。平成19年には、本市も含めた関係者が協力をし、大伴家持が越中赴任中に詠んだ歌などをまとめた越中万葉百科(337首)が高岡市万葉歴史館で編集をされました。その中には小矢部市関連の歌として47首が掲載されております。

 私も毎年、高岡古城公園で開催されております高岡万葉まつり「万葉集全20巻朗唱の会」に出席をし、小矢部ゆかりの歌を詠み、交流を深めているところであります。

 また、小矢部市の倶利伽羅(砺波山)は、大伴家持にとって越中への最初の地であり、越中を後にした最後の地でもあることから、市では昭和53年から昭和60年にかけて、万葉のふるさとづくり整備事業を実施し、倶利伽羅を中心に万葉の歌碑を13基建立いたしました。その歌碑につきましては、富山県が本年度に作成を予定しております「越中万葉歌碑マップ」の中で紹介されることとなっております。

 このマップでは、身近にある越中万葉の歌碑等の紹介や歌碑の説明に加え、散策モデルコースの設定等を行い、越中万葉歌碑の魅力を広く県民に周知を図るものとして、現在準備が進められております。

 これまで本市としましても、観光ボランティアの方々等の協力を得て、旧北陸道沿いに立つ万葉の歌碑の紹介等を行ってまいりましたが、今後も、万葉を初め前田家などの歴史的財産を、市民の皆様がふるさとの歴史と文化を学ぶ契機として生かすとともに、広域的な観点に立ち、県を初め関係市との連携を深める中で、市内外から人々が訪れる史跡となるようしっかり環境整備をし、そしてPRに努めてまいりたいと考えております。

 どうか、高橋議員には、今後とも本市の歴史的財産、文化的財産に対しましてご教授を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。

 残余の質問につきましては、担当部長より答弁をさせていただきます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 教育長 日光久悦君。

     〔教育長 日光久悦君登壇〕



◎教育長(日光久悦君) 

 私から、今石動城跡の整備、活用等についてお答えをいたします。

 今石動城跡につきましては、地区や地権者のご協力を得て、その中心の主郭部分、約1万6千平方メートルについて、ことし3月31日に市指定文化財の史跡として指定をいたしました。

 この今石動城跡の整備等につきましては、今年度は林道から本丸までの誘導看板や、解説板等の設置を予定しており、現在、設置場所を確定するための踏査や遺構確認作業を行っているところであります。

 また、景観を損ねている指定区域内の倒木の処理につきましては、現在、市の関係課と対応を協議しているところであります。

 次に、城山公園周辺と今石動城跡の連携した整備でありますが、城山公園から今石動城跡本丸まで至る登城ルートとして、「大手道」の存在が確認されており、今後、専門家等を交え、具体的な登城ルートの確定や復元へ向けた整備手法の検討を進めてまいりたいと考えております。

 また、今石動城跡を活用した、自然を生かした本格的な史跡公園整備につきましては、公園用地の取得等の課題がある一方で、史跡公園の前提となる今石動城跡の城域とその歴史の解明が不可欠となるものであります。今回、市指定文化財として指定した区域は、今石動城跡の区域のうちの主郭部分のみであり、その広大な区域の全容はまだ確認されていないのが現状であります。

 このことから、当面は全容を明らかにする城域の確定を目指して、さらに調査を進めていくことが重要であると考えております。

 次に、ご提案のありました今石動城跡の特徴を市民や県内外の人々へ紹介するための取り組みにつきましては、今年度、紹介テキストの作成や生涯学習講座等の開催を計画をしているところであります。

 また、道の駅から桜町遺跡を経て今石動城跡へとつながる遊歩道の整備でありますが、今後、具体的なルート等について調査研究してまいりたいと考えております。

 市民との協力体制につきましては、指定区域の多くが民有地であることから、地権者の方々のご理解とご協力をいただくように努めるとともに、貴重な歴史的財産である今石動城跡の保護と活用策について、さまざまな場で市民の皆様のご意見をお聞きし、よりよい方向を見出してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部長 槻尾賢治君。

     〔産業建設部長 槻尾賢治君登壇〕



◎産業建設部長(槻尾賢治君) 

 それでは、道の駅から市街地への一体となった発信計画についてのご質問にお答えいたします。

 道の駅から石動市街地へ観光客を回遊させる課題は、中心市街地活性化計画、道の駅施設整備計画や観光振興プランなどの策定において、その方策が検討されてきたところであり、特に市街地の寺院、仏閣や三大祭りなどの観光資源を活用し、市街地への観光客誘致の推進が重要であると考えております。

 寺院、仏閣等の活用については、今年度、前田家ゆかりの地として本行寺、永伝寺、観音寺、愛宕神社、高徳寺跡に「解説つきの案内板」を設置し、あわせて、道の駅において「寺院案内パンフレット」を置き、市内の寺院、仏閣をPRしていくことを計画しております。

 また、三大祭りの活用については、道の駅において、現在、石動曳山ミニチュア展示や観光パンフレットの配布や、祭りを初めとする観光PRビデオの放映を行うとともに、三大祭りの関連グッズを常設展示してPRしていくことを計画しております。

 さらに、今年度から道の駅に電動レンタサイクルを10台配置し、市街地観光への利便性の向上を図っているところであります。

 このような道の駅での観光PRや設備整備により、観光客を市街地に誘導していきたいと考えております。

 次に、その受け入れ態勢の整備についてでありますが、かねてから小矢部市商工会では、社寺等を活用した観光まちづくり計画が進められているところであり、昨年度においては社寺の観光客の受け入れ調査を実施され、今年度から活用計画を整備されるところであります。

 本市といたしましては、今後、商工会や地元商店街と連携しながら、市街地における駐車場の確保やトイレ、休憩所、食事どころ等の整備を行っていくとともに、観光協会や市内旅行業者協会と連携しながら、寺社めぐりや三大祭り体験型の観光モデルコースの整備を進めてまいりたいと考えております。

 以上であります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○副議長(高橋庸佳君) 

 12番 高橋佐多史君。



◆12番(高橋佐多史君) 

 今ほどは非常にすばらしいご答弁もいただきまして、非常にありがたく思っているわけでございますけれども、市長さんに万葉集のことについて一言ちょっと言いますけれども、非常に私も巡回調査をしてきまして感じたことは、やはり一番感じた中で、国道8号の下り線で富山方面側のパーキングエリアのところに3カ所ほど石碑があるわけでございますけれども、もちろん、先ほどのお話では一度調査するということでございましたが、全く木と草に隠れて見えないものがございまして、ある愛好家の方から非常に不満の声も聞いております。非常に恥ずかしいなという声も聞いておりますけれども、市長、せっかく今、代表質問の中でも次期市長選に立候補されるということでございます。私も、この万葉集のことも人口増になるというふうに強く思っていますので、交流人口、定住人口をふやす意味でも、市長さんにやはり公約的なものもひとつ、いつかは書いていただきたいな。万葉集に関しての高岡広域圏としての、小矢部市としてのそのすばらしいこの交流人口をふやす意味でも、ぜひ公約に入れていただきたいなというふうに私は思うわけでございますけれども、市長のお言葉を一言お願いいたします。



○副議長(高橋庸佳君) 

 市長 桜井森夫君。



◎市長(桜井森夫君) 

 今ほどの再質問では、小矢部市にゆかりのあるそういった歌碑を、しっかりと環境整備をして、それからそれをPRしていくと、そういう、ある意味ご提言だというふうに伺っております。

 先ほども私も答弁させていただきましたように、毎年高岡市で開催されております朗唱の会に出席をさせていただきまして、小矢部のゆかりの歌を詠ませていただいているところでございまして、当会は非常にたくさんの方も訪れていらっしゃいまして、小矢部市の方も当然たくさんいらっしゃいます。

 そうした中で、これからもやはり13基あるわけでございますから、しっかりと環境整備をさせていただきまして、ぜひ小矢部市の顔となるような、そういった整備の仕方もしていかさせていただきたいなと思っております。

 ぜひご期待をしていただければと思っております。



○副議長(高橋庸佳君) 

 15番 砂田喜昭君。

     〔15番 砂田喜昭君登壇〕



◆15番(砂田喜昭君) 

 日本共産党を代表して、市政一般についてお尋ねいたします。

 先ほどの中西議員の質問と私の質問とかなり重複するということがわかりまして、答弁もいただきましたので、私の質問は少し角度を変えて質問をしたいと思いますので、ぜひ、それを踏まえてご答弁いただくようによろしくお願いいたします。

 まず最初は介護保険10年目の見直しの問題であります。これまでの実態に即して改善を図るべきだということでお尋ねをするわけであります。

 日本共産党小矢部市委員会は、この4月、市民の皆さんにアンケートをお願いいたしました。その一つに高齢者福祉についてどう思いますか、こういう質問をいたしました。その回答を集計いたしますと、介護保険料が高いと、こういうご意見が41%、施設が足りないという声が28%、そして、介護サービスを利用しようとするときの利用料が高い、これが17%でありました。

 そして、自由にご意見を書いてもらう欄もつくっておきましたところ、たくさんの声が書いてありました。幾つか紹介したいと思います。

 「福祉事業については、他市町村に比して、極めて充実していて、リーダー的立場だと考えられる」こういうお褒めの言葉もありました。また、「福祉課の職員の方には感謝しております。今後ともよろしくお願いします」という言葉もありました。

 しかし同時に、「高齢者を2人抱え、介護する側も健康に不安を抱えている。特養の申し込み時、100人以上待ちと言われ、絶望的な気持ちになる。市だけでは不足を補えないと思うので、関係のところへ働きかけてほしい」、「介護するスタッフが疲れている。所得が低い。せめて、男性手取り25万円、女性手取り20万円まで引き上げてほしい」、「今のところ元気ですが保険料が高い。施設が足りないとも聞く」こういう意見が多数寄せられているわけであります。

 また、全国レベルでは、認知症の人と家族の会が提言を発表いたしました。要介護認定を廃止するということを求めているわけであります。特に認知症の初期の段階では、普通の状態と物忘れがひどい状態とが交互にあらわれて、認定制度では軽く扱われるけれども、実際に接している家族は大変だ。そこで、認知症の人と家族の会では、「まず認定から出発するのではなく、暮らしの中での介護の必要性から出発する制度にする必要がある」ということを求めているわけであります。老老介護や家族の介護疲れの問題も深刻であります。

 あるテレビ番組を見ておりましたら、介護は家族ばかりに頼るのではなくて、プロの力を借りるのが大事だと、こういう話でありました。

 そこで、2012年の介護保険法改正に向けまして、次の項目について、小矢部市の実態をしっかり把握した上で、国への改善要望を出していただきたいと思うわけであります。

 一つは認定制度の廃止・見直しについてであります。二つ目は介護報酬の引き上げと介護労働者の労働条件の改善についてであります。これは、介護職員の定着、確保を進める上でも重要であります。3番目は、利用料・保険料の負担軽減をするために国庫負担の増額を求めることであります。

 さて、介護施設が不足している現状を抜本的に改善するという必要があると思います。先ほどの答弁を聞いて、特別養護老人ホーム、国の基準を超えているので、施設を新たにつくるのは困難だということをたんたんとおっしゃったのにはびっくりいたしました。現に待機者が178人もいらっしゃるわけであります。これからなるかもしれない団塊の世代が必要になるかもしれないという将来の問題ではなくて、現在足りないという方が178人もいらっしゃる。国の基準が問題ではないか。この基準を見直させるということが必要ではないか。そう認識されていないのかどうかということをぜひお聞きしたいと思うわけであります。

 次は、口蹄疫の防止対策の問題についてであります。

 これについては、私の聞きたいことの大半は答弁がありました。宮崎県を中心にして猛威を振るっておるわけでありますけれども、近県に広がるおそれも出てきております。

 2000年に日本で92年ぶりに発生したときには宮崎県で発生して、その後、北海道でも発生したということもありました。一応、県内では二度の調査によりまして発生していないということが確認されたようであります。しかし、県内への感染をいかに食いとめるか。この問題については危機感を持った対応が、私は必要ではないかと思います。

 先ほど、小矢部市内で牛とか豚の飼育数について報告がありました。そして、畜産農家に対して消毒薬を配布して連絡会をつくって対応していくというような話でありました。

 そこで、今の段階でこの消毒薬1回配っただけで十分なのかどうか。農家の皆さんは何か困っていることはないのか。こうしたことについて、市としても把握をして対応をするということが必要ではないかと。そして、その農家の状況について巡回、連絡をどの程度の回数でやるのか。これらについてもしっかりと考えておく必要があるのではないかと思うわけであります。

 あとは、これは県とも協議する必要が出てくると思いますが、感染がどういう段階まで広がったら小矢部市は、次はどういう対策をとるのかと。この感染の広がりのレベルに応じて小矢部市がどういう対策をとるのかということについて、あらかじめ、今から方策を練っておくということが必要ではないだろうか。そういう意味では危機感を持った対策をぜひ求めたいと思うわけであります。

 稲葉山牧場の重要性については、先ほどの答弁にもありましたように極めて重要であります。2013年には和牛を300頭にして、年間80頭出荷できる体制を目指しておりまして、稲葉メルヘン牛という商品登録も行っております。もし口蹄疫が発見されますとこれが台なしになってしまうと。このプランがね。という大変な問題であります。

 稲葉山牧場では2000年の口蹄疫の発生のときに、韓国や中国で発生していたところから安いわらを輸入しておったわけでありますけれども、その入手が困難になったということもありまして、それをやめて、地元で稲わらを用意すると。牛に食べさせる稲わらですね。牛ふんを、その地域の水田に還元をすると。食べるものは目に見える形で用意するということをやりました。また、子牛の繁殖についても、自然分娩で優良な牛を育てるということもやってまいりました。

 こういう努力を決して無にしないためにも、危機感を持った対応が必要だろうと思います。

 稲葉山牧場については大変一般の観光客がたくさん来ておられます。これは大変好ましいことではありますけれども、この一般車両によって持ち込まれる危険性をどういう段階で防ぐために消毒体制をとるのか。今はとらなくてもいいのか。こうした問題についてひとつ検討する必要があるのではないでしょうか。

 また、牛舎や牧場内に入らないでほしいという立て看板は出ておりますし、消石灰もまいてありますが、これだけで果たして大丈夫なのか。業者の方については、ほかの農場を回らんようにして直接来てくれという話でありますけれども、たまたま目にしたのでありますが、牛ふんをとりにきておられる一般の方もおられましたので、そういう方の消毒などの体制はどうなっているのか、大変気がかりになります。そういう意味では、この消毒の体制に万全を期すという点で抜かりはないのか。このことの確認が必要であります。

 それから、飼料の納入や出荷などの取り引き業者について、ほかの農場を回らんと来てくれということでありますけれども、この車や人の靴底の消毒、これは徹底するように、会社を出るときにちゃんとやってくれということで口頭で言っておるそうでありますけれども、それを市として確認しているのか、する必要はないのかお尋ねをいたします。

 それから、これからの問題になりますが、宮崎産の種雄牛の処分によりまして、稲葉山牧場での繁殖への影響を少なくする対策についてお答えをいただきたいと思います。

 それから、ふれあい動物園の対応でありますけれども、富山県畜産研究所に併設されていたミニ動物園が6月12日から口蹄疫がおさまるまで休園したという報道がありました。これは大変子供たちにも人気があるわけで、先ほどは消毒マットの設置やえさやり体験を中止したということでありますけれども、この休園についての考え方、どう考えておられるのかお尋ねをしたいと思います。

 次は、バイオマスタウン構想の具体化についてであります。

 3月議会で市長も、早急にこの調査研究を行うための研究会を立ち上げ、早い時期に結論を出したいということでありました。先ほどの答弁を聞いておりまして、ようやく、4月にワーキンググループを立ち上げたということでありますけれども、何かちょっと、市長さんの答弁に比べると作業がゆっくりとしているような感じがするわけであります。現在の進行状況と、それから、同じ作業をするにしても、いつまでに結論を出すんだというめどを持ってやはり作業をすることが一番大事なので、そのことがはっきりさせられる必要があるのではないかなと思ったわけであります。

 民生文教常任委員会の行政視察でわかったことの一つは、このバイオマスタウン構想をつくるに当たっては、ゼロから出発するのではなくて、それぞれの自治体での環境対策の取り組みの蓄積の上に立って、それを整理した上で民間活力を活用するということも含めた今後の方向性を念頭に置いてつくっているわけであります。さほど予算と手間をかけずにやっているということでありました。

 例えば、北海道の滝川市ではバイオマスタウン構想に豚の家畜ふんを堆肥化するということを位置づけることによりまして、民間業者でありますホクレンが農水省のバイオマス利活用交付金を獲得しやすくしたとか。この見直しには、かけた費用はゼロでありました。

 三笠市でもバイオマスタウン構想をつくって民間業者を誘致いたしまして、食品残渣を、年間740トンほどでありますけれども堆肥にする事業に取り組んでいるそうであります。

 私、この二つの市を視察して痛感したのは、生ごみを積極的に活用していることであります。滝川市では、生ごみを発酵させてメタンガスを発生させ、それを発電に利用しておりましたし、三笠市では、今言いましたように生ごみを堆肥化しておりました。

 小矢部市としても、この生ごみの活用をもっと積極的にやると。これまでは給食センターの調理くずですね、調理残。それから、スーパーなどの調理くずなんかを活用して堆肥化するということを考えておるということでありましたけれども、これがどのように進んでいるのか。そしてまた、家庭の生ごみの堆肥化について、今後どのように具体化されようとしているのかお答えをいただきたいと思います。

 もう一つは、食用油の廃油ですね。これの活用でありました。食用油を精製して軽油と同じ性質を持たせるというやり方とともに、そのままディーゼルエンジンの燃料にして燃やすという滝川市の例は非常に参考になりました。ぜひこうした活用の方法も検討してはどうかと思います。

 さて、次の質問ですが、こうした減量化の努力と相まってですが、高岡広域圏全体としてごみ減量化対策の促進と、それによってごみ焼却施設の規模と内容をぜひ見直すべきではないかということであります。

 先日、教えていただいたのですが、高岡クリーン工場における−−ごみ焼却しているところですね。ごみの種類の内容を教えてもらいました。びっくりしたのは、ごみの中身として紙・布類の割合が54.6%、半分以上を占めておると。ビニールやゴムなどが18.7%、木・竹・わら類が16.8%です。全部分別して再利用できるかどうかわかりませんけれども、かなり再利用できるのではないかと思われるものが90.1%も占めていると。ちょっとこれには信じがたい思いがいたしました。データの取り方に問題があるのかなと思ったりもするわけでありますが、このあたりの事情についてわかれば、ぜひ説明していただくとともに、こういう状況からすれば、高岡広域圏全体でごみの分別をもっと徹底すれば、ごみの量をかなり徹底して減らすことができるのではないかというぐあいに思うわけであります。

 そのときに一つ注目をしたいのは、事業系ごみの取り扱いであります。小矢部市の2008年度の燃えるごみ6,220トンのうち、家庭系のごみは分別が徹底しておりますけれども、事業系のごみは、結局ごちゃまぜで出ております。このごみが1,857トン。燃えるごみの3割を占めております。事業系のごみを分別徹底させるということでごみを減量させるという道も開けるのではないか。この分別対策についてどのように考えられるのかお答えをいただきたいと思います。

 高岡広域圏のごみ焼却施設の進捗状況については先ほどご答弁がありましたので、これにはお答えいただく必要はありません。今、まだ用地交渉を進めているという状況でありますから、まだ実施設計、建設には取りかかっていないと。そこで、ごみの中身を徹底して分析して徹底した減量化対策をとれば、1日270トン燃やすごみの施設が果たして本当に必要なのか。160億円もかける必要があるのか。もっと少なくできるのではないか。こういうことが思われるわけであります。ぜひこういう検討を、今こそ、このおくれているチャンスを生かしてやるべきではないかと私は思うわけであります。

 実は、昨年の3月議会で答弁をいただいたわけでありますけれども、富山県も、この高岡広域圏の環境アセスを見まして次のような意見を出しておるそうであります。「組合構成市が連携し、ごみの発生抑制、循環的利用の促進により、ごみ処理量の一層の削減に努められること」という意見を出したそうであります。つまり、1日270トンに対して県は、もっと努力して減らせということを意見としてつけたということであります。

 余り、まだ現在ごみの分別が進んでおらんわけでありますけれども、ここ二、三年の状況を見まして、この推移を見ますと、もっと減らせるのではないかという数字が出てまいりましたので、少し紹介しておきたいと思います。

 1日270トンのごみを高岡広域圏で燃やすというのは、2006年度のデータに基づいてやっているものだそうであります。2006年度では小矢部市の燃えるごみは6,577トン出ていたのですが、2008年度には、先ほど言いましたように6,220トンに、5%ごみの量が減っております。しかも、実際にこの小矢部市が2008年度に焼却したのは6,220トンではなくて5,525トン。ですから、2006年に試算した6,577トンの85%ぐらいの量しか、実は2008年度でまだ燃やしていないわけであります。こういう割合で減らせば、分別がさほど徹底していなくても1日270トンではなくて230トンに減らすことができるのではないかという試算も成り立つわけであります。

 こういうデータと、それから小矢部市の経験をもとにして、小矢部市がこの広域圏のごみ処理施設の規模についてもっと縮小せよということを積極的に働きかける意欲はございませんでしょうか。

 昨年3月議会においては、桜井市長は、ぜひそうしたいとおっしゃっておりましたけれども、その意欲がますます強くなっておられるのではないかと思いますけれどもいかがでありましょうか。

 また、この高岡広域圏でごみ処理の施設をつくる場合に、燃やすだけでなくて、生ごみのバイオマスとしての活用を探るという道も検討できないだろうかということについても検討課題として申し上げたいと思うわけであります。

 最後の質問は、公契約条例についてであります。

 「公契約」というのは、政府や自治体など公共機関が、業者と公共工事やサービスの委託などについて結ぶ契約のことであります。その事業で働く労働者の賃金を人間らしく働ける一定の水準にし、事業の質を確保することを契約者に求める法律や条例をつくろうというのが公契約法、公契約条例の考え方であります。

 1990年代にバブル崩壊で建設労働者の賃金水準が下落し、2000年に入ると公共工事の入札価格はさらに低下しております。「安値競争」が繰り返され、採算割れ入札まで起きるようになってまいりました。

 このため、入札の不成立や業者の入札辞退が増加しておりまして、小矢部市におきましても、北蟹谷の体育館の入札でも道の駅の入札でも入札辞退ということが発生しておりました。

 全国的には、極端な例として、低価格受注のもとで労務管理が徹底せず、法令で高所作業を禁止されている18歳未満の労働者が、高さ40メートルの橋梁で作業中に海に落ちて行方不明になるという事故も起きておりました。公共事業の低価格入札は、建設労働者のまともな暮らしはおろか命さえ守れないという状況になっておるわけであります。

 1998年には、公共事業の設計をするに当たって、労務単価、1日8時間で2万3,155円だったそうでありますけれども、これが2010年には1万6,479円、3割も減っているわけであります。

 こうした中で、千葉県野田市では、全国に先駆けて「公契約条例」が制定されことし2月に施行されました。条例は、「公契約に係わる業務に従事する労働者の適正な労働条件を確保する」ということを明記いたしまして、建設工事については、当面、国の示す建設労務単価の8割を下限として、それ以上を確保することとしております。

 全国の地方議会では42都道府県の822の議会で、こうした公契約条例をつくれという意見書を採択しております。ぜひ小矢部市も公契約条例を制定し、建設労働者の生活を守るとともに、地域経済の活性化に取り組むということを強く求めたいと思います。

 この問題については3月議会予算特別委員会で、私取り上げたのですが、その後いろいろと検討をされておると思いますので、解決すべき問題も含めてご答弁をいただきたいと思うわけであります。

 以上で質問を終わります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 市長 桜井森夫君。

     〔市長 桜井森夫君登壇〕



◎市長(桜井森夫君) 

 砂田議員ご質問の口蹄疫防止対策についてお答えをさせていただきます。

 代表質問の答弁と重複する部分があろうかと思いますけれども、発言通告書の記載に基づき、答弁をさせていただきますので、どうかお許しをいただきたいと思います。

 初めに、市内畜産農家の防止対策をどのように講じているのかとのお尋ねでございます。

 ご承知のとおり、本市では4月現在、飼育農家数5軒におきまして、約3,500頭が飼育されておりますが、現在のところ口蹄疫の異常が発生していない状況でございます。

 防止対策といたしましては、宮崎県の口蹄疫が発生したことを受け、県から畜産農家に炭酸ナトリウムの消毒薬が配布をされ、いなば農業協同組合からは消石灰が無料配布されたところであり、市内畜産農家は農場の入り口や農場周辺に散布をし、予防対策に努めているところであります。

 また、6月8日には、富山県西部家畜保健衛生所を初め、高岡農林振興センター、いなば農業協同組合、高岡地域農業共済組合、小矢部市畜産協議会、それから、県が指定いたします獣医師の構成で、「小矢部市口蹄疫に関する連絡会」を設置し、発生予防対策及び防疫対策の初動態勢等について確認をしたところであります。

 今後、当連絡会において県と連絡を密にし、口蹄疫に対し適切に対応していきたいと考えております。

 次に、稲葉山牧野の対応の現状と、感染予防対策で先進的役割を検討すべきでは。それから、稲葉ふれあい動物園の対応について、稲葉山牧野についてのお尋ねでございます。

 ご案内のとおり、稲葉山牧野に関しましては、稲葉山頂展望広場、稲葉山ふれあい動物広場、森林管理センターといった、動物飼育と観光施設との複合した形態であり、ふもとから山頂に通じる3本の市道で結ばれております。現在のところ、市道の通行どめは行っておりませんが、市道から進入する牛舎への入り口に、観光客を初め関係者以外の立入禁止を徹底するため看板を掲げ、牛舎周辺には消石灰の消毒剤を散布し対応しております。

 また、立ち入りを余儀なくされる関係出入り業者に対しましては、車両の消毒を初め自己予防の周知徹底を行っており、特に飼料納入業者に対しましては、他の農場経由での配達を一切禁止をしたところであります。

 富山県の基幹牧場である稲葉山牧野といたしましては、口蹄疫防止対策について、民間畜産農家の先導となるようその対応を行っているところであります。

 次に、稲葉ふれあい動物広場に関しましては、施設の入り口に消毒マットを置き、消毒効果か途絶えないように小まめな点検を続けております。

 今月10日富山県畜産研究所敷地内のミニ動物園が休園いたしましたが、本動物広場におきましては、動物と一番接する機会のあるえさやり体験を中止したところであります。

 現在、口蹄疫被害は宮崎県にとどまっておりますが、今後の被害の拡大状況を注視しながら、「小矢部市口蹄疫に関する連絡会」と連絡を密にし、適切な対策を講じてまいりたいと考えております。

 なお、繁殖牛の購入につきましては、今年度は宮城県から購入をしており、影響はないものと考えております。

 いずれにいたしましても、議員ご指摘の事項につきましては、すべて、小矢部市口蹄疫に関する連絡会にて協議をいたしますが、現時点では、いち早い情報収集が最も大切であるというふうに考えておりますので、ご理解をいただければと思っております。

 残余の質問につきましては担当部長より答弁をさせていただきます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 暫時休憩をいたします。

           午前11時48分 休憩

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           午後1時00分 再開

◯出席議員(14名)

   2番    須加清治

   3番    中田正樹

   4番    石田義弘

   5番    高橋庸佳

   6番    嶋田幸恵

   7番    中村重樹

   9番    多田 勲

  10番    尾山喜次

  11番    中西正史

  12番    高橋佐多史

  13番    石尾太八

  15番    砂田喜昭

  16番    宮西佐作

  17番    野村博司

◯欠席議員(1名)

   8番    沼田信良

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△再開



○副議長(高橋庸佳君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△出席議員数の報告



○副議長(高橋庸佳君) 

 ただいまの出席議員は14名で、定足数に達しておりますので、会議は成立しております。

 直ちに会議を開きます。

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○副議長(高橋庸佳君) 

 総務部長 森下博幸君。

     〔総務部長 森下博幸君登壇〕



◎総務部長(森下博幸君) 

 公契約条例についてお答え申し上げます。

 公契約については、国や自治体などの公的な機関を相手に結ばれる契約のことで、自治体が発注する工事や委託事業などが代表的なものであります。

 近年、一般競争入札の拡大や総合評価方式の採用などにより、自治体の入札制度改革が進み、このことが過度な競争に伴う低入札価格化を招き、下請事業者や労働者がしわ寄せを受け、賃金が低下しているとの指摘もあります。

 このような状況にあって、全国的には一部の自治体で公契約に係る業務に従事する労働者の適正な労働条件の確保を目的として、受注者の責務や公契約の範囲、適用労働者の賃金、受注者の賃金支払い義務などを規定した公契約条例制定の動きがあることは承知をいたしております。

 市といたしましては、労働条件に関しての条例に介入する問題や、市独自での適正な労働条件設定の問題があり、基本的には、効力が一地方自治体の区域に限定される「条例」ではなく、地域を超えた国全体の施策として実施していかなければ、労働者の適正な労働条件を守ることは難しく、国において公契約法を制定していただくべきものと考えております。

 このことから、公契約については、国及び各自治体の動向に注視していくとともに、当面は企業の安定化、健全性及び労働基準を確保するために低入札価格調査制度の見直しや中間前金払い制度、地域建設業経営強化融資制度を今回申請したところであり、今後とも、適切な運用により対応してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 民生部長 松本信明君。

     〔民生部長 松本信明君登壇〕



◎民生部長(松本信明君) 

 私のほうから、まず介護保険の10年目の見直しについてという質問がございましたので、答弁いたします。

 介護保険10年目の見直しにつきましては、この制度につきましては先ほど代表質問でお答えしたとおりでございますが、制度発足から10年が経過し、要介護認定者数、介護サービス等利用者数、介護サービス等事業者数などは大きく伸びており、介護の社会化、サービス提供体制の充実に成果を上げ、高齢期を中心として社会保障の基幹を担う制度として定着いたしております。

 この間、平成18年には介護保険の理念である「尊厳の保持」、「自立支援」を踏まえた制度全般の改正がなされたところであります。

 ご質問についてでありますが、制度に関しましては、先ほど申し述べました平成18年の制度改正におきまして、「団塊の世代」の方々が高齢期を迎えられる2015年を念頭に置いての改正であり、当市の第3期・第4期高齢者保健計画におきましても、高齢者介護を社会全体で支えられるよう、在宅での介護サービス事業の整備、予防事業の強化を図ってきているところでございます。

 介護報酬と介護施設等の従事者確保対策に関しましては、平成21年度において約3%の引き上げが行われ、介護職員処遇改善交付金事業と合わせて処遇改善が図られているところでございます。

 特別養護老人ホームの待機者につきましては、二つの施設で実質178名と聞いております。また、施設の増設に関しましては、国の基準に従って計画を立てているところでありますが、3年ごとの砺波地方介護保険事業計画に沿って、小矢部市高齢者保健福祉計画の見直しを行っているところでございます。

 また、「介護は家族からプロに任せよ」とのご意見がありましたが、「高齢者が安心して住みなれた地域で、尊重され、生きがいを持って暮らし続けられるまち」を目指すことが大事であり、介護者への支援事業を積極的に展開してまいります。

 今後とも、高齢者が安心して住みなれた地域で生活できるよう、砺波地方介護保険組合や介護保険サービス等事業者との連携のもと、適正な各種介護保険サービスを提供し、「介護予防」の推進に努めますとともに、制度の理解がいただけますよう周知・啓発に努めてまいりたいと考えております。

 なお、保険料の負担軽減など、国庫負担の増額につきましては、介護保険組合を通じて要望してまいりたいと思っております。

 先ほど、国への基準の見直しのご質問がございましたが、今は国の基準におきましては、施設の入所率につきましては、介護2から5の方につきましては37%以下であれば施設を建てるということでございますが、小矢部市の場合はその基準を上回っておるというふうなことから施設の増設ができないという状況もあるわけでございます。現制度の中で対応してまいりたいと、このように思っておるところでございます。

 次に、バイオマスタウン構想の具体化についてでございます。

 バイオマスは、動植物から生まれた再生可能な有機性資源のことで、木くず、家畜ふん尿、生ごみ、廃食油等の廃棄物バイオマスと、間伐材、剪定枝等の未利用系バイオマスがあります。

 平成22年4月末現在で、全国で279の市町村が国からバイオマスタウン構想書の承認を受けております。

 小矢部市のバイオマスタウン構想につきましては、先ほど代表質問でお答えいたしておりますが、現在、市関係各課、いなば農業協同組合及び富山県西部森林組合の職員で構成するワーキンググループを設置したところであり、全国の先進地事例も調査し、地域の関係者、専門家等の意見を聞きながら、小矢部市の実態に即した、安定的かつ適正なバイオマス利活用の推進のため、調査研究を進めてまいりたいと思います。

 小矢部市の現状の把握と調査研究等を行い、小矢部市の特徴を生かしたバイオマス構想計画の策定につなげていきたいと、このように考えておるところであります。

 また、生ごみや廃食油の利活用につきましても、バイオマスタウン構想のワーキンググループの中で検討してまいりたいと思います。

 この中で質問がありました廃食油につきましては、給食センターの廃食油につきましては、20年度から軽油に切りかえて廃食油を利活用いたしておるところでございます。

 次に、ごみの減量化と広域圏焼却施設の見直しについてのご質問でございます。

 高岡地区広域圏で建設を予定しておりますごみ焼却施設は、1日当たり焼却量を270トン、事業費を約160億円、平成24年度末の稼働を目指して、広域圏事務組合、高岡市、氷見市と協力して努力しているところでございます。

 本市では、この計画に伴い、当時稼働しておりました小矢部市環境センターの焼却施設の老朽化や、ダイオキシン対策の問題から、平成14年11月をもって小矢部市環境センター焼却施設を閉鎖し、高岡市、氷見市へ市内ごみの焼却を委託することになったものであります。

 その後、本市におきましては、分別収集、資源ごみの回収などの施策を展開しており、市民各位のご理解、ご協力により、可燃ごみの収集量は、平成20年度には焼却施設を閉鎖した平成14年度と比較いたしまして約10%、約700トン程度削減されております。今後もさらなる減量化を図るため、市民各位のご理解、ご協力を賜りながら、小矢部市連合自治会や小矢部市環境保健衛生協議会等の連携を図り、「もう一絞り運動」などの呼びかけをしてまいりたいと思っております。同様に、高岡市、氷見市に対しましてもごみの減量化を呼びかけ、施設の計画焼却量の削減を図り、経費の軽減に結びつければと考えております。

 先ほど質問のありました高岡クリーン工場での資料の数値のお話の件でございますが、そのごみの種類の中で、厨芥類の生ごみ4.5%の話があったかと思いますが、この4.5%の数字につきましては、水分を除いたものの構成比。要は、生ごみは水分を含んでおりますので、その水分を乾燥させた場合の比較の資料でございますので、ご理解を賜りたいと思います。

 それから、事業系ごみの分別を考えているのかということでございますが、現在、事業系分別については事業者の皆様にご理解いただけるように、今後働きかけてまいりたいと考えております。

 よろしくお願いいたします。

     〔「15番 砂田」と呼ぶ者あり〕



○副議長(高橋庸佳君) 

 15番 砂田喜昭君。



◆15番(砂田喜昭君) 

 それではちょっと再質問いたしますが、まず、口蹄疫の問題ですけれども、やはりこの危機感を持って、スピード感を持って対応するということが非常に大事だというぐあいに思っております。

 この間テレビを見ておりましたら、宮崎県の、名前は忘れましたけれども、何とかいう町が口蹄疫を克服したと。かなり徹底しておりまして、新聞でも郵便物でも、その農家へ配達しないで公民館へ届けて、そこから持っていくというくらいの徹底の仕方をしていたようであります。

 そこで、私、質問の中で中西議員への答弁を踏まえまして幾つか質問した中で、感染の広がりのレベルに対応した対応策というのを、小矢部市としても事前に検討をしておく必要があるのではないかということを言ったわけなんですけれども、これは例えば、きょう、県のニュースやっておりましたが、県内で発生した場合に初動態勢をどうするかという議論を県のほうでは今やっておるようでありますが、もちろんそれも非常に大事なことなんですが、同時に、県内へ影響を及ぼさせないという取り組みが、今の段階では非常に私は重要でないかなと思っておるわけです。

 そういう意味では、例えば、九州から外へ口蹄疫のウイルスが出たという場合には、小矢部市はどういう対応をとるのか。

 あるいは、中部地方にまでウイルスが来た場合には、もう稲葉山の入り口で車を全部消毒するとか。富山県や石川県、北陸3県に入ってきた場合には稲葉山へ車を上げんようにするとかというような幾つかのレベルに基づいて、どれが適切かというのは私も素人ですからわかりませんけれども、そういう感染の広がりに応じた市の対策というのを、市としても専門家の知識も必要でしょうから、県とも協議しながら、そういう広がりのレベルに対応した感染予防対策というのを考えておく必要があるのではないかと。その中には一般車両の消毒、通行どめとか、それからミニ動物園の休園をどの段階でやるかとか、こういった問題について、専門家も交えてしっかりと協議をして、事前に対応しておくということが、感染を予防する上で非常に大事でないかと思ってお聞きしたわけで、この点についてはぜひしっかりとしたご答弁をいただきたいと思います。

 それから、私がいろいろ言った問題については、協議会で提言を協議していくということでありました。これはこれでぜひ協議していただきたいわけなのですが、今少なくとも3点についてはちょっと心配な点がありますので、一つは、県や農協が農家に消毒薬を配ったわけなんですが、これが1回だけで足りているのかどうか。農家の皆さんが何か困っていることはないか。こういった問題について、すぐにも小矢部市としてやはり把握しておく必要があるのではないかと思うんですね。そういう点で、この把握の問題については、もうちょっと速やかな対応をぜひ求めたいなと思います。

 それから、稲葉山牧場の牧舎とか、それから牧場の入り口のほうには看板を立ててあるわけなんですし、消石灰もまいてあるわけなんですけれども、これで大丈夫なのかどうかという問題について、ちょっと心配になるわけなんです。

 そこで、例えば、今の段階では消石灰をまいた上に、入り口にロープを張っておくとかというような対策なんかも必要ではないだろうかと。うつってしもてからでは遅いわけですからね。

 それともう一つは、業者の車とか従業員の靴の消毒、これは事業所を出るときに確認をするということなのですが、それが果たしてほんまに実行されているかどうか。その事業所を出るところでの確認だけでいいのかどうかということも含めて、ちょっとここら辺については、すぐにちょっと対応をとっていただく必要があるがでないかなというぐあいに思ったわけです。

 それから、介護保険の問題に関しては、現に178名の方の待機者がおるわけなんですよね。団塊の世代が2015年にたくさん大量に出てきて、その人たちが施設に入らんでもいいようにするというのは、それで大事なことなんですけれども、現に178名がおってかかって、国の基準ではもう施設は足りておるがやということになれば、これは現に待機者がおるにもかかわらず足りておるという基準そのものがおかしいのではないかと。私はおかしいと思うのですが、小矢部市としては、これ国の基準がおかしいと思われないのかどうか。まずその認識から確認をしておく必要があると思うんです。

 おかしいのであれば、当然、国に対して、現実に合わないと。もう178人も待機者がおるのに、施設が足りておるちゃそんなおかしなことはなかろうがと言うて、やはり国に直接働きかけていくということが非常に大事でないかなと思います。

 それから、バイオマスタウン構想の問題に関しては、今一番ポイントは、この構想を策定するためにワーキンググループつくって作業をしておりますということでとどめないで、つくった以上は、このグループではいつまでに結論を出してもらいたいと。小矢部市としてはいつまでに結論を出してほしいがやという、そういう仕事のさせ方ですね。期日を決めた仕事のさせ方というのがやはり非常に大事だと思うので、そこら辺を明確にしてやる必要があるのではないかというぐあいに思います。

 それから、高岡のごみ焼却施設の問題に関して言えば、県は広域圏全体としてもっと減らすようにというぐあいに述べておるわけですね。環境アセスメントに対して。これを小矢部市がどのように受けとめて、県は言わせておくだけだと。そんなものいいわと。言わせておくだけやということにするのか。それとも、それを真に受けて、やはりもっと減らすように努力するという姿勢をとるのかということが問われると思うので、そこら辺の認識について一つと。

 それからごみの分析について、生ごみの問題についてはわかりましたけれども、しかし、この乾燥させたもので9割が、再利用可能なものが含まれているということであれば、もっと減らせるのではないかという認識を私は持つわけなんですが、小矢部市当局としてそのような認識を持たれないのか。この点についてお答えをお願いしたいと思います。



○副議長(高橋庸佳君) 

 市長 桜井森夫君。



◎市長(桜井森夫君) 

 まず、私が答弁させていただきました口蹄疫につきましての再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 議員おっしゃるとおり、当然、危機感を持ってこれからも対応していかなければいけないと思っております。

 その中でまず一つ目の、感染の広まりに応じた対応、これはレベル1、レベル2、レベル3というふうに分けてありますので、そういった中でレベル2、いわゆる宮崎県以外に感染が拡大した場合には、本市としても県と連携して、その初動態勢を確立していくということになります。

 その際には、当然、消毒ポイントの設置、それから、家畜の移動等々も含めたそういった検討もしていかなければいけないというふうに認識はしております。

 それから、消毒薬等の配布は1回でよいのかというご質問でございますけれども、1回でよいとは、正直言えないというふうに思っておりますが、これは市の対応としましては、富山県危機管理基本方針に基づいて、万一、本州に感染が拡大した場合−−これは危機レベル3となりますけれども、そういった場合には消毒薬等の配布を講じていきたいというふうになります。

 畜産農家におきましても消毒薬、消石灰について、配布のほかについても、自己防衛という意味で準備をしていただいているということになります。

 それから、消毒薬等の把握はしているのかというご質問でございますけれども、先週金曜日に、各畜産農家に対しまして消毒薬等の有無について確認をさせていただいたところでございます。

 また、飼料納入業者が会社を出るときに、本当に消毒をしているのかというそういったご懸念かと思いますけれども、これにつきましては事前に連絡をしておりまして、その後、こうやって確認もさせていただいておりますので、十分、そういった懸念はないというふうに私どもは認識をいたしております。

 いずれにしましても、そういった仮に宮崎県から出た場合はしっかりと、その情報収集、それから初動態勢について対応を進めていきたいと思っております。

 以上です。



○副議長(高橋庸佳君) 

 民生部長 松本信明君。



◎民生部長(松本信明君) 

 介護保険の関係で待機者が178名いるということで、入れない方がおるということから、待機者を少なくするような対策が必要ではないかということの質問であります。

 国の基準がおかしくないかという、まず問いでありますが、今の国の基準におきましては、先ほども言ったように、一応、介護度2から5の方がどれだけ入所しておるかによって一応決めておるわけでありますが、小矢部の場合はそれ40%を超えておるというようなことから施設の建設が難しいのであります。

 一概に、そうすれば待機者がおるから施設をつくるということになっていきますと、今度コストがかさんで、それが介護保険給付や保険料の大幅なアップにつながるわけでございます。

 この前、去る5月31日におきまして、国のほうでは厚生労働大臣の諮問機関であります社会保障審議会の介護保険部会が開催されまして諮問されたということでありますが、介護保険制度の見直しをすべきだということから、早速議論がされたところであります。

 その中には、介護保険施設の規制の撤廃等も含め議論をされておるわけでございますので、今後、介護保険制度の改正が行われるものと、今のところ思っておるわけでございます。

 それから、バイオマスタウンの構想でありますが、いつまで策定するのか明確にしてほしいということでございます。これにつきましては、議員からも質問がありましたように、それぞれの自治体に応じた対策というのが必要でないかということから、小矢部市は小矢部市の現状をまず把握する。そして、小矢部に合った、特徴を生かした構想計画の策定をしていきたいということで考えておりますので、ご理解を賜りたいなと、このように思っております。

 また、ごみの減量化の件につきましては、先ほども答弁いたしましたように、やはりごみの減量化というのは、これから小矢部市の大きな目標といいますか課題であります。少しでもごみの減量化に取り組みたいということで、「もう一絞り運動」などをして、水分を少なくしてごみの量を少なくしていきたいなと、こういう呼びかけを行ってまいりたいと思います。

 また、ごみの減量化、全体にすべきではないかということでございますので、やはり、当然ごみの減量化というのは大変必要であるということで、そういう意味で、広域圏の構成市であります、広域圏を初め高岡市、氷見市にもそういうごみの減量化というものを小矢部のほうからそういう呼びかけをしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。

     〔「議長、15番」と呼ぶ者あり〕



○副議長(高橋庸佳君) 

 15番 砂田喜昭君。



◆15番(砂田喜昭君) 

 ちょっと答弁漏れありますので。

 口蹄疫の問題で、牛舎の入り口に看板だけでいいのかと。ロープでも張らんなんがでないかということについて見解をお聞きしておったのでお願いします。

 それと、ちょっと、今の答弁で、何せ、例えばバイオマスタウンでもその期限を決めてやる仕事をしないで、ずらずらとやる仕事というのは、しゃばでは通用せん話でありまして、現状を把握するのならいつまでに現状を把握してくれと言うてやはり現状を把握させるのは、ワーキンググループに対する指示として出す必要あるのではないかと思うんですね。

 それからもう一つ答弁がなかったのは、県は広域圏の環境アセスメントに対して、もっと減量の努力をしなさいという意見をつけておるわけなんですが、これを小矢部市はどう受けとめて具体化しようとしているのかということについてお答えください。



○副議長(高橋庸佳君) 

 市長 桜井森夫君。



◎市長(桜井森夫君) 

 看板だけで本当に安全なのかという再質問でございますけれども、現時点では、まだレベル2には達していないわけでございますので、これは、現状では立入禁止看板でよいというふうに思っております。

 ただ、そういった危機レベル2になりますと、これはやはり、先ほども言いましたように、小矢部市口蹄疫連絡協議会の中でしっかりと議論をさせていただき、例えば、もう一つ踏み込んだ、稲葉山に入るその道路のポイントですね、消毒ポイントの設置。それから、それ以上になりますと、仮に本市に入ってきたということになりますと、これはやはり市道、そこの封鎖等々も当然協議していかなければいけないわけで、これは先ほども何度も言っておりますように、その連絡協議会の中で協議をさせていただきたいと思います。



○副議長(高橋庸佳君) 

 民生部長 松本信明君。



◎民生部長(松本信明君) 

 バイオマスタウンのいつまで策定するのか明確にすべきだという質問でありますが、第1回の会合を開催させていただいておりますので、まず現状の把握を行っております。この把握が終わってから、その後、できるだけ明確に、ある程度位置づけをしていきたいなとこのように思っております。

 また、ごみの減量化につきましては、当然減量化すべきだろうということで、市のほうも考えております。

 よろしくお願いいたします。



○副議長(高橋庸佳君) 

 4番 石田義弘君。

     〔4番 石田義弘君登壇〕



◆4番(石田義弘君) 

 平成22年6月定例会において、通告に従い、定住促進、交流人口、地域活性化対策、環境衛生整備対策、地域特産物の取り組みについて質問をさせていただきます。

 平成22年度予算の概要を記した、「みんなで考えようおやべの予算」の冊子が市民の皆さんに届いていると思いますが、今年度も昨年度に増して、子育て支援や定住促進の推進を積極的に進めていく内容となっています。

 そこで、まず初めに、定住促進対策についてお尋ねいたします。

 今年度、初めて定住促進のPRとして、民放2社で小矢部市のテレビCMが流れました。また、市外の知人からラジオで、「小矢部市で住宅を建てれば助成金が出ると言っていたので、内容はどのようなものか」という問い合わせがありました。そのほかにも、「メルギューくんのおやべで暮らそう」というわかりやすい冊子を作成したりして、定住促進事業を達成しようとする強い思いを感じました。

 そこで、これらのPR、宣伝の取り組みに対する効果、影響がどれくらいあるのかということですが、先ほどの代表質問の答弁によると、問い合わせ10件から20件、新規の土地建物取得、アパート入居者十二、三件余りということで、この件数について、当局としてどのように考えておられるのか。

 また、今後の取り組みや事業の見通し及び、さらなる新たな対策を考えておられるのかお尋ねいたします。

 定住促進対策としての住宅取得の助成制度については昨年より拡充されておりますが、一つ気になるのが、住みたいと思ってもどこにどんなところがあるのか、市外の人にとっては皆目わからないのが現状ではないかと思います。ホームページにて、空き家・空き地情報バンクも開設されていますが、情報量が少なく、利用者にとっては大変不便に感じておられるのではないかと思います。

 市として仲介業務ができないとしても、空き家・空き地・アパート等のあっせんの支援対策を充実させ、市外の人が市内で生活の基盤が整うまで、指導・支援していくべきだと思いますが、市としての考えをお尋ねいたします。

 次に、全国的に少子高齢化、人口減少が深刻な問題であり、当市もその対策としてさまざまな対策を講じています。私は、若者はもちろんのこと、熟年世代の誘致もあっていいのではないかと思います。その一つの対策として、市有地を活用した市営墓地の建設をし誘致をPRしてはどうかと思います。

 最近では、先祖の墓を管理する者がいないというところもあるように伺います。また、永代供養墓がここ最近人気があると言われています。最近の墓地は昔の墓場のイメージからほど遠く、緑地公園として整備されているところも全国的にふえてきています。市としても、墓地をつくるという発想ではなく緑地公園を整備するという考えでやればどうでしょうか。近隣市には既に市営墓地があり、当市としても前向きに考えてはどうかと思いますが、いかがなものでしょうか。

 次に、交流人口の増加対策についてお伺いいたします。

 富山県及び近隣市が、コンベンション開催に向けた支援策、補助制度の拡充に積極的に取り組んでいます。以前にも何度も質問しましたが、小矢部市においては余り積極的ではないように感じます。

 富山県は今年度、「富山で合宿!誘致事業」を展開し、大学・高校の合宿を地元でしてもらうよう、全国の4年制大学にチラシを送付しPR活動を積極的に展開しています。合宿の誘致は、交流人口の増加拡大は言うまでもなく、地域の競技力向上にもなり、何よりも、合宿時の地元の宣伝、PRになり、そして経済効果にもつながります。小矢部市としても、宿泊先や練習場等の課題もあるとは存じますが、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。

 次に、富山県ではスポーツ振興を支援するために、企業、団体、個人を対象に「スポーツ応援団」を立ち上げ、選手強化やスポーツ振興の取り組みを強化していこうとしています。

 小矢部市としても、オリンピック選手や国体選手を輩出しており、第2、第3のオリンピック選手目指して、選手、指導者が一丸となって日々頑張っています。選手強化や底辺拡大、スポーツ振興のためにも、市としてそういう取り組みができないかお伺いいたします。

 また、10月に全国スポーツ・レクリエーション祭が当市で開催されます。当市では、ウオーキングとキンボールが開催され、全国から多数の選手が訪れられ、盛大な大会になるよう期待しております。

 そこで、これを機会に、だれもが参加できる生涯スポーツを推奨するとともに、健康増進の意味も含め、今後もウオーキング大会等を続けていけばと思いますがいかがなものでしょうか、お伺いいたします。

 続いて、環境衛生整備についてお伺いいたします。

 小矢部市は海に面していませんが、漂流ごみが大量に流れ着いているということをよく耳にします。海岸に行けば、やはり大量のごみが砂浜に打ち上げられています。ある調査によると、外国からのごみが多いと話題になっていますが、結構国内のごみが多いという結果も出ています。

 市内には小矢部川、渋江川等多くの大小の河川・用水があります。この時期、田んぼの水回りに行きますが、用水等に食品トレーやペットボトル、空き缶がよく流れてきます。中には、レジ袋にいっぱいのごみも流れてきます。農地・水・環境保全向上対策事業等で看板を立てて啓蒙活動もされていますが、それでも流れてきます。環境破壊や生態系に悪影響を及ぼすことになりかねません。この状況を、市としてどのように考え、どう対処していこうとしているのかお伺いいたします。

 また、地デジ対応に伴い、不要になったブラウン管テレビの不法投棄が県内で急増していると言われています。テレビに限らず家電製品、タイヤ、家具等の不法投棄について、当市の実態、そしてその対策をどのように考えておられるのかお伺いいたします。

 また、ごみゼロ運動を展開し、市民が一体となって市内の美化・環境整備に取り組んでおります。捨ててあるごみはと言えば、空き缶、空き瓶、ペットボトル等で、中には、こんなものまでというものさえあります。個人のモラルの問題と言えばそれまでですが、こうした不法投棄についても同様、今後の対策をどのように考えておられるのかお伺いいたします。

 ごみゼロ運動で回っていると、道路や堤防でも、草刈りのしてあるところよりも草の生い茂っているところに、特にたくさん捨ててあるように感じます。そのためにも、周辺住民が草刈り等をしたりして環境整備に協力していますが、草刈り作業中に、捨ててある空き缶や空き瓶、また石が飛んでけがをしたり、走行中の車に傷をつけたり、人にけがをさせたりということも聞きます。そのような場合、どのような対応になるのか。また、市として除草作業をしていただけるのかを、市としての見解をお伺いいたします。

 次に、地域特産物の取り組みについてお伺いいたします。

 砺波市はタマネギの特産化を目指し、膨大な設備投資をし、作付面積も大幅に拡大し積極的に取り組んでいます。富山県は野菜産出額において全国最下位の汚名を挽回しようと、今年度1億円産地づくり支援事業を実施し、1品目1億円を超える産地づくりを目指し、取り組みを開始しました。

 当市にも、里芋、ニラを初め、また加工食品も多数特産品としてあります。元来、富山県、ひいては小矢部市においては米どころであり、米が重点作物であることに間違いはありません。しかし、自給率向上対策も踏まえ、小矢部市として野菜の特産化に取り組む考えがあるのか。また、小矢部市の地域的な現状をかんがみて、野菜の特産化は可能なのかどうかをお伺いいたします。

 次に、小矢部市の特産品としてハト麦があり、ハト麦茶においては、市民には結構浸透しているのではないかと思います。また、ハト麦の効用として、美肌、美容、健康に効果があると言われています。

 しかし、ハト麦については一般的に氷見市が先行しているように感じます。特に、ハト麦を原料としたさまざまな食品、料理や製品等が開発され、積極的にPRされています。当市においても、販売拡充のためにいろいろと提案がされていると思いますが、まだまだ知名度が低いように感じます。ハト麦の作付を拡充、安定させていくためにも、今後、どのような方針で展開していこうとされているのかお伺いいたします。

 次に、戸別補償制度の導入により、米粉に対する関心が高まってきています。また、米粉で自給率を上げようという機運もあります。

 そこで、小矢部市としての米粉に対する取り組みの現状はどうなっているのか。今後、米粉用の作付をどのように考えておられるのかをお伺いいたします。

 小矢部市においては、米粉を使用したパンなども販売されています。全国的にも、米粉を使用したパン、めん類、スイーツなどの製品を開発し、普及拡大に努めています。当市には、ハト麦、卵の特産品もあり、それらを加えた特産品、商品の開発をしていくことが大切なことではないかと思います。その研究開発及び販売路の開拓に、もっと積極的に力を注ぐべきと考えますが、市の今後の対応、指導方針をお伺いいたします。

 ことしになって家畜の口蹄疫が全国的な問題になっています。以前は鳥インフルエンザの発生で養鶏農家が大変な被害を受けました。幸いにも小矢部市には大きな被害がありませんでした。しかし、いついかなる場合があるかもしれません。万一の場合に一番大切なことは、行政が主になって早期の対応、指導ではないかと思います。それが被害を最小限に防ぐことだと思いますが、それらの体制づくりが確立されているのか。また、ことしは春からの天候不順により、農作物の冷害被害や病害虫の発生も予想されますが、それらの対応もあわせて確認いたします。

 最後になりますが、市長がスポーツ大会のあいさつの中で、「記録に残る大会・選手も大事ですが、記憶に残る大会・選手になるのも非常に大切なことです」という言葉を選手にかけられます。私もそのとおりだと思います。

 また、昨夜のワールドカップの日本の勝利はまさしく記憶に残る試合であったと言えます。

 小矢部市を訪れた観光客や人たちにも、「記憶に残る小矢部市」になるよう、今ほど質問した内容を踏まえ、よりよい小矢部市になるよう努めていただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 副市長 高畠進一君。

     〔副市長 高畠進一君登壇〕



◎副市長(高畠進一君) 

 石田議員の環境衛生整備対策についての三つのご質問にお答えをいたします。

 まず、河川ごみの不法投棄についてです。

 平成22年2月25日に、富山県における海岸漂着物対策を円滑に推進するため、美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律第15条第1項の規定によりまして、富山県海岸漂着物対策推進協議会が設置されました。

 その協議会では、沿岸地域の市町村のみならず、すべての地域において相互に連携を図りながら、海岸漂着物等の発生の抑制につなげていくものとしておるところでございます。

 これまで、小矢部市では、地域のボランティア活動や市の公園管理業務として河川清掃等を行ってまいりました。今後も、河川、海岸環境の保全のため、市環境保健衛生協議会などと連携を図り、不法投棄の監視、禁止看板の設置を継続的に実施してまいります。

 次に、不法投棄の実態、対策についてお答えをいたします。

 小矢部市内におけるテレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンの家電4品目の不法投棄件数は、平成18年度55件、19年度64件、20年度60件、21年度22件でございました。昨年は前年に比べ減少傾向でありましたが、テレビにつきましては、平成23年7月の地デジ化に向け、増加することを懸念しているところでございます。

 このことから、不法投棄のしやすい場所などを、市として日々の不法投棄監視員のパトロール、秋に実施しています市内県境付近の富山県、石川県合同不法投棄防止パトロールなどを行ってまいります。

 また、本年度は、環境省中部地方環境事務所から、不法投棄監視カメラの貸し出しを受け、市内の不法投棄が懸念される箇所に、一定期間設置することを計画しているところでございます。

 不法投棄は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、廃棄物を不法投棄すると5年以下の懲役、又は1千万円以下の罰金が科せられることから、小矢部警察署と不法投棄発生に対応した連携を図り、不法投棄をしない、させない、そのための環境づくりにも取り組んでいるところでございます。

 3点目の草刈り作業中の事故、損害に対する対応はどうなるのか。また、市として除草作業をしていただけるのかというご質問にお答えをいたします。

 道路、河川堤防等の除草作業は、国土交通省が管理する国道8号線では年1回、小矢部川では年2回、業者へ委託をしております。富山県が管理する河川堤防等では年1回、地元自治会等へ委託して実施をしておりますが、県が管理する道路や市が管理する多くの道路、河川堤防につきましては、環境整備として付近住民の皆様に、ボランティアとして除草作業を行っていただいているのが現状でございます。

 市道等について、ボランティアとして付近の道路のり面の除草作業を行っていただいているときに発生するけが、あるいは、通行中の人や車などに与える傷害・損害については、市が加入している「道路賠償責任保険」の対象とはなりません。ボランティアとして除草作業を行っていただく場合には、保険等への加入をお願いしてきたものでございます。

 なお、道路橋の取りつけ部などの高所作業となるような危険な箇所は市において除草を実施していますが、これ以外の多くの道路などについては、従来どおり、住民の皆様のご協力をお願いすることになると考えております。

 以上でございます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 民生部長 松本信明君。

     〔民生部長 松本信明君登壇〕



◎民生部長(松本信明君) 

 私のほうから、市有地を活用した市営墓地の建設についてお答えをいたします。

 本市における墓地の現況につきましては、昔から、各地区において、地元の方々のための墓地を持っておられ、維持管理も地元で行っております。

 また、市営墓地についての問い合わせにつきましても、ない状況でございます。

 ご質問にありますように、墓地を周辺の風景と調和させるような緑地公園的な墓地をつくることは、将来的な定住促進等として一案かと思いますが、事業の計画に当たりましては、市民ニーズの把握、他市の市営墓地の運営の状況や設置場所の問題、財源の見込みなどをしっかりと検討しなければいけないと考えております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 企画室長 青島和夫君。

     〔企画室長 青島和夫君登壇〕



◎企画室長(青島和夫君) 

 それでは、私のほうからは、定住促進助成金制度の進捗状況及び今後の取り組みについてお答えいたします。

 小矢部市ではこれまでも、市内において住宅を建築または取得し定住された方に対し、定住促進助成金を交付してきましたが、人口減少に歯どめがかからず、昨年度、定住促進計画検討会議を設置し、さまざまなご提言をいただきました。これらの提言をもとに、本年4月から、市外から転入し、新たに住宅を建築または取得された方には、上限で100万円、さらに、中学生以下の子供1人につき10万円を上乗せするなど、「定住促進事業」の助成を拡大・拡充いたしました。

 また、結婚された方々が一時期親元を離れる際も、市内に居住するよう、「新婚世帯家賃助成事業」や、市外からの若年層等の人口増加を図るため、転入者に対して「転入世帯家賃助成事業」を新設することにいたしました。

 この新しい助成制度と合わせて、子育て支援施策や通勤環境等の優位性を訴えるテレビCMの放送、「メルギューくんのおやべで暮らそう」という、市の施策をわかりやすく盛り込んだ絵本を配布することにより、市内外及び県外に向けて小矢部市の定住促進策をPRいたしました。その反響につきましては、担当課には1日に10件から20件の問い合わせがございます。

 また、この新しい助成制度により、今年度に入りまして、市内において土地または建物を取得した市外の方が7件、アパートに入居をされた方が5件となっております。この件数につきましては、市内の一部の不動産業界からの聞き取りでございますので、ほかにも、他の不動産業者も契約された者がこのほかにもあると思っております。

 また、今後におきましても「メルギューくんのおやべで暮らそう」などを通じて、小矢部市の暮らしやすさを引き続きPRしてまいりたいと考えております。

 また、小矢部市では、市内における空き家・空き地の有効活用を通して、市街地の活性化と小矢部市への定住促進を図るために、平成20年3月に、「小矢部市空き家・空き地情報バンク設置要綱」を定め、空き家・空き地情報の登録申し込みがあった場合、その情報をホームページで紹介することとしております。

 しかし、空き家・空き地情報の登録申請が少ないことから、昨年度は、各自治会長の協力を得まして、市内の空き家・空き地情報を再度収集し、その所有者に登録申請をお願いしているところであります。

 さらに、今年度は、4月に市内の宅地建物取引業者と、6月中には富山県宅地建物取引協会と、空き家・空き地情報の提供に関する協定を結ぶこととしており、登録情報の充実を図るなど、一層の定住促進に努めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部理事 沼田市郎君。

     〔産業建設部理事 沼田市郎君登壇〕



◎産業建設部理事(沼田市郎君) 

 私のほうから、地域特産品の振興についてで5点のお答えをさせていただきます。

 一つは野菜の特産品振興について、一つはハト麦の推奨について、米粉の取り組みについて、不測の事態に対する対応について、農作物の冷害被害や病害虫の発生予測に対してお答えさせていただきます。

 まず、お尋ねの野菜の特産品振興についてでございますが、本県では、野菜生産をめぐる情勢につきましては、近年の食の安全・安心に対する県民の関心の高まりから、地域の生産拡大に対する期待が高まっております。

 本市では水稲が主要作物として取り組まれており、野菜の特産品振興については、里芋、ニラ、赤カブ等を園芸産地ビジョンに基づき生産に取り組んでいるところでございますけれども、特に大きな作付拡大にはつながっていないのが現状でございます。

 特産化を推進するに当たって新たな設備投資を行わなくてはならないことや、販路の開拓が容易でないことなどの問題点がございます。

 今後は、高岡農林振興センター、いなば農業協同組合等、関係機関と連携し、野菜の特産品振興に努めていきたいと考えております。

 次に、ハト麦の推奨、米粉の取り組みについてでございますが、ハト麦は県内で氷見市が先行して作付に取り組んだ経緯があり、ハト麦は氷見というイメージでとらえられておりますけれども、本市におきましては、独自性を打ち出すため、ハト麦茶飲料ラベルにメルヘン建築の図案、さらには、キャップには小矢部産ハト麦100%使用である旨を印字し、「ハト麦は小矢部」と言われるようPRに努めてまいります。

 また、昨年度は、いなば農業協同組合が旧北蟹谷支店であるメルヘン風工房に設置したハト麦精白施設に対しまして、県とともに転作条件整備特認事業補助金を交付し支援しております。好調な飲料に続く商品といたしまして、いなば農業協同組合を通じ精白したハト麦を市内料理店で、精白後粉末化したものを市内菓子店で利用していただくよう推進活動も実施しているところでございます。

 次に、米粉につきましては平成21年度から本格的に取り組んでおり、さきに申し上げましたメルヘン風工房にて、米粉を使用したパン、クッキー、ケーキが既に製品化されており、昨年度からも販売も行っております。今年度は新たに2軒の担い手が1.3ヘクタールの圃場で米粉用米の作付を始めており、今後、需給バランスの状況を把握し、米粉を使用した各種製品の開発、そして、米粉自体の販売も含め、需要拡大に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、不測の事態に対する対応についてでございます。

 ご質問の家畜の口蹄疫に対する体制づくりの確立についてでありますが、本市においては6月8日に富山県西部家畜保健衛生所を初め、高岡農林振興センター、いなば農業協同組合、高岡地域農業共済組合、小矢部市畜産協議会、県が指定する獣医師により、「口蹄疫に関する連絡会」を開催し、口蹄疫伝染病予防に対する協議を行っております。

 既に富山県から畜産農家に対し、予防策といたしまして炭酸ナトリウム、いなば農業協同組合から消石灰等の予防薬が配布されており、各畜産農家では農場の入り口等に散布等を実施しており、予防対策を講じております。

 今後とも、連絡会及び構成団体との連携を密にし、口蹄疫に関する情報収集を行って適切に対応していきたいと考えております。

 次に、農作物の冷害被害や病害虫の発生についてでございます。

 大麦につきましては、春からの天候不順によりまして発育がおくれ、圃場の中には発育不順なところが見られ、赤カビの発生も見受けられました。この原因につきましては、播種時期及び出穂期の天候不順が要因と思われ、今後、関係機関と協議しながら適切に対処してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 教育次長 野澤敏夫君。

     〔教育次長 野澤敏夫君登壇〕



◎教育次長(野澤敏夫君) 

 私からは、合宿等の誘致に対する支援対策についてと、スポーツ応援団の取り組みについて、そして、スポレク祭関連についてのご質問にお答えさせていただきます。

 まず最初に、合宿等の誘致に対する支援対策でありますが、石田議員のご質問の中にもありましたように、富山県は、「富山で合宿!誘致事業」の実施に取り組んでおりますが、これは、県内で合宿し一定の要件を満たす場合、1人1泊1千円の助成を行うものであります。交流人口の拡大に効果が期待されているところであります。

 小矢部市ではこれまでも、野外運動広場の人工芝化など、スポーツ施設の整備充実を図ってきており、ハード面でのスポーツ合宿の受け入れ態勢は進んでいるものと考えておりますが、ご提案の。市内でのスポーツ合宿に対する市独自の新たな補助制度の創設につきましては、合宿利用施設の確保、また、助成の適用条件、誘致方法などさまざまな問題点を検討するとともに、宿泊施設関係者と協議を進めてまいりたいと考えているところであります。

 次に、「スポーツ応援団」につきましては、県内企業所属の田畑・穂積両選手がバンクーバー・オリンピックにおいて銀メダルを獲得され、県民に勇気と感動を与えられたことを契機に機運が高まったものでありますが、今月12日に富山県体育協会等が中心となって、「富山県民スポーツ応援団」が設立されたところであります。

 その目的は、県民を挙げて、厳しい練習に取り組んでいる選手や指導者などを応援し、全国や世界のひのき舞台で活躍できるトップアスリートを育成・強化するなど、競技力の向上を図ろうとするものであります。そのために、企業・個人などから広く募金を募集し、その募金を原資として選手たちの活動支援を行おうとするものであります。

 小矢部市の取り組みといたしましては、既にNPO法人おやべスポーツクラブのサポーター会員制度がありますが、景気の低迷などにより企業からの支援が厳しく、十分な支援体制となっていないのが実情であります。当面は、「富山県民スポーツ応援団」の取り組み状況を見た上で、市独自の方策のあり方を検討してまいりたいと考えているところであります。

 次に、スポレク祭に関してのご質問でありますが、本年10月17日には、小矢部市におきまして、第23回全国スポーツ・レクリエーション祭、いわゆるスポレクとやま2010が開催され、ウオーキングとキンボールの2種目が予定されております。

 この祭典を通して、「見て 来て 体験 メルヘンおやべ」のキャッチフレーズのもとに、小矢部市の魅力を全国に情報発信するとともに、この祭典が市民参加型で気軽にスポーツ・レクリエーション体験ができる、そのようなイベントとなるよう、現在準備を進めているところであります。

 小矢部市におきましては、この祭典を契機に、ウオーキングとキンボールを広く市民に普及することが目的の一つでありますので、今後のウオーキング大会等の継続開催につきましては、市体育協会等の関係団体と協議してまいりたいと考えるところであります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 3番 中田正樹君。

     〔3番 中田正樹君登壇〕



◆3番(中田正樹君) 

 平成22年6月4日、国会の指名を受け、8日の認証式を経て菅直人氏が正式に第94代内閣総理大臣に就任し、菅新内閣が発足をいたしました。

 「政治の役割は国民、世界の人々が不幸になる要素を少なくしていく、最少不幸の社会をつくることにある」「強い経済、強い財政、強い社会保障を一体として実現する」

 ぜひ、党利党略ではなく、国民のための政治をしていただきたい。思うように回復しない景気、経済、危機的状況にある財政、増大し続ける社会保障費、「産業構造・社会構造の変化に合わない政策を遂行した結果、経済は低迷し続けました」とする菅総理の、80年代、90年代に対する認識は、国民の多くが支持するところであります。社会の変化に政治が、行政が対応できなかった。あるいはしようとしなかったのか。いずれにいたしましても、少子・高齢化への対応、肥大化した行政組織、低成長時代における経済政策など多くの点で、残念ながら有効な施策を施せなかったことが、日本が現在のような苦悩する国になった最大の原因であります。

 本来は、施策の中身、そして財源をしっかりと担保した中での恒常的な施策で活路を見出していくべきです。しかしながら、現在の施策の一部には、ニンジンあるいはまきえ的なものも多々あります。これらをもしよしとするのであるならば、子ども手当だけを取り上げてばらまきだと批判するのはいかがなものでしょうか。国民の目は節穴ではありません。目先だけの短期的な政策は、一時的には成果を上げますが、結果として、一部の者だけが得をしたり、不公平感や不満が残るだけです。

 正直者がばかを見るような世の中であってはいけません。まじめに働く者が報われる平等な社会を築くことが政治の最大の役目です。国民本位の政治、行政が行われることを切に望みます。

 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。

 まず初めに、スポーツエキスパート派遣事業についてお尋ねをいたします。

 平成13年度から始まったスポーツエキスパート事業が本年度で10年目を迎えます。中学校・高校で教職員以外の一般の方で、専門の知識を持つ方に部活動の指導をしていただく制度です。「スポーツエキスパートの活用事業」は、文部科学省の補助事業としてスタートをしましたが、平成16年度で国の補助がなくなり、現在は富山県教育委員会の事業として、81の中学校に420人、45の高校に184人が派遣をされています。

 施策の目的として県は、2000年国体の開催を期に整備された各種スポーツ施設や育成された人材を生かし、県民が生涯を通じて豊かなスポーツライフを送ることができる生涯スポーツ社会の実現と競技力の向上を目指すとしています。

 必要性については、中・高校生の多様なスポーツニーズに対応するとともに、運動部活動の指導者不足の解消を図るものであり必要性は高い。

 なお、実施に当たっては、学校への意識調査によりニーズの把握に努めているとしています。

 生徒の多様なスポーツニーズへの対応や運動部活動顧問の指導力向上等、運動部活動の充実のために重要であることから、今後も着実に実施していく必要があるとの認識から、本事業は今後も継続されていくものと思われます。

 現在、当市においてはどれくらいの方がスポーツエキスパートとして派遣されているのでしょうか。また、各中学校の部活動からの要望に十分にこたえられているのでしょうか。まだまだ指導者として埋もれた人材がたくさんいるのではないでしょうか。ニーズの把握、人材の発掘、指導者のあっせん等についての状況もお聞かせください。

 一つの方法として、体育協会またはおやべスポーツクラブ等に人材バンクのような制度をつくり、大学の体育会や体育大学等で、専門的技術・知識を身につけた人を募集し登録をしてもらいます。各中学校あるいは保護者会は、顧問の先生の異動などで指導者がいなくなったときに、そこから指導者を派遣してもらいます。保護者や個人的なつながりの中だけで指導者を見つけている現状を改善することができるのではないでしょうか。

 実は、平成21年度富山県スポーツフェスタ、第62回富山県民体育大会の小矢部市の総合成績は、県内12の市・郡の中で、一般の部が10位、中学の部が最下位の12位です。もちろん人口が少ないという不利な状況はありますが、ほぼ同規模の滑川市は中学の部で6位の成績を残しています。他市と比較して小矢部市民が運動能力で劣っているとは思いません。かつて、石動中学校は野球の名門校であり、県大会での優勝も幾度も経験をしています。ぜひ、この「スポーツエキスパート派遣事業」を生かして、競技力の向上を図っていただきたいのですがいかがでしょうか。

 次に、交流人口と観光産業の現状についてお尋ねをいたします。

 近年、小矢部市は交流人口の増加を目指しさまざまな施策を施してきました。道の駅のオープン、観光協会の専従職員の雇用、石動駅での観光案内所の設置、木曽義仲大河ドラマ化に向けての活動など積極的に取り組んでいます。

 道の駅の活況ぶりは申すまでもなく、その効果が徐々にあらわれてきているのではないかと思います。大変喜ばしいことで、これから暖かくなるにつれて、ますますその効果に期待をするところであります。

 さて、手段と目的の話は、今ここで申すまでもなく重要なことであります。交流人口の増加というのは、一見目的のようでありながら、実際には手段である面のほうが強いというふうに思います。確かに、まず小矢部市に来ていただくことが重要であるということも事実です。しかしながら、ただ単に小矢部市を訪れていただく方がふえただけでは、その意味合いは半減してしまいます。小矢部市を訪れた方が買い物をされ、食事をされ、時には宿泊されて初めて本来の目的が達せられるのではないかと思います。交流人口の増加に伴う経済効果については、市民の関心も高いのではないでしょうか。

 では、小矢部市の産業の中で観光関連の事業の占める割合というのは、一体どの程度なのでしょうか。交流人口の増加による経済効果はどのくらいあるのでしょうか。道の駅とその他の部分とを分けて、ぜひ教えていただきたいなというふうに思います。

 また、木曽義仲が大河ドラマ化されたときにはどの程度の交流人口の増加、観光客数を見込んでおられるのでしょうか。その際、小矢部市における経済効果はどの程度と試算をされているのかお聞かせください。

 続きまして、博物館、歴史館の役割と効率化についてお尋ねをいたします。

 本年1月に博物館施設等の整備に関する検討結果(見直し案)についての報告がありました。見直しの基本的な考え方として、市内に点在する展示機能を備えた博物館等施設について、施設ごとの役割を見直しし、可能な限り集約化するとともに、それぞれの施設の機能の充実を図るとしています。

 見直しのポイントとして、桜町遺跡出土品の保管・展示場所の集約化、小矢部ふるさと博物館の機能充実を挙げています。

 さまざまな歴史的価値のある資料や出土品を保存・管理する。そして多くの方に見ていただけるように展示をしていく。でき得る限り、そういった展示をしていきたいのですが、やはりここにも費用対効果という問題が存在するというふうに思います。まず効率を上げるためには集約化を図るということが欠かせません。

 小矢部市は遊休資産、不動産に関しては売却をしていこうと。新たな不動産は購入せず、遊休資産を活用していこうというのが基本的な立場です。こういった流れに逆行しているのが今回の土地購入ではないでしょうか。もともと、ふるさと博物館と歴史館に分かれていることなどが一つの課題だとされてきました。道の駅という立派な資産がありながら、なぜもっと活用しないのでしょうか。道の駅の現在の建物、土地ともに十分な余裕があるように思います。今回計画をされている体験施設として整備をするには十分なスペースがあります。道の駅の活用について、十分な議論、検討はなされたのでしょうか。今からでも遅くはありません。ぜひ検討をしていただきたいと思います。十分な議論、検討がなされた上での判断であれば構わないのですが、残念ながら、議論を十分に尽くしたとは言いがたい状況であるというふうに私は認識をしております。

 3月の予算特別委員会での答弁でも、必要か必要でないかの議論以上に予算の話をされました。確かに、ないそでは振れないわけで、せっかくお金があるのだからというのも全く理解をできないというわけではありません。しかしながら、必要であるという議論よりも優先されてしまっては本末転倒であります。お金があるから、予算がつくから、交付金が来るからと言っていたのでは、旧態依然とした考え方というふうに思います。

 3月31日に閉館になった独立行政法人雇用・能力開発機構の「私のしごと館」などは、まさにその一つの例であります。

 このような形で行政運営がなされてしまっては、変革とは名ばかりとなってしまいます。ぜひ市民が納得できる説明をお願いいたします。

 最後の質問となりましたが、地域医療充実のための制度の創設についてお聞きしたいと思います。

 小矢部市内の病院で出産ができなくなってかなりの年月がたちます。簡単な話でないのはよくわかりますが、大変に残念な状況であります。産科医、小児科医がふえない理由の一つとして、国立感染症研究所、国際協力室長の谷氏が、構想日本のメールニュースで以下のように話されていました。

 「日本の医療は、全国どこに行っても同様の行為は同一の評価とする診療報酬という制度で評価が行われている。診療内容の質を評価するのではなく、どのような診療をしたかという点だけが評価の対象となる。現在の日本の医療の現場は、診療報酬評価と実際の診療内容の質との乖離が起きてしまっている。そのため、次のような問題が発生する。診療行為が同一であればコストを最小にすること、つまり診療内容の質を落とすことで、得られる利益は大きくなる。診療報酬の不正請求といった事件が象徴的だが、金銭的な利益を求めコストを下げるために診療内容の質を低下させたり、偽ったりしてしまう事態が起こっている。

 また一方で、産婦人科及び小児科もしくは急性期診療を行う病院では、逆の事態が発生している。これらの病院では評価の基準が金銭ではなく人命に置かれる。人命を最優先すれば、医療においては常につきまとう微細なリスク(例えば、平凡な疾患に対する投薬など)にもそなえてコストをかける必要が生じる。そのため、診療報酬評価を診療内容の質が上回ってしまうそうです。」

 私のような素人が聞いても、大変わかりやすく、なるほどと思いました。

 では、どのようにすれば産科医を目指してもらえるのか。産科医を確保することができるのか。一つの方法として、大変に時間はかかりますが、独自の奨学金制度を設けるというのもいいのではないかというふうに思います。医師を目指したいのですが、学費と家庭の経済状況を考えて断念をする生徒がいたとします。その生徒の学費を援助するわけです。

 産科医、もしくは小児科医になることと、小矢部市内で勤務をしていただきたいという場合には、それに従っていただくことを条件とします。もちろん、自治医科大学のように期限をしっかりと設け、永久に縛るというふうなことはできません。

 もう一つの方法として、石動高校の普通科に、富山大学医学部医学科の推薦枠を設けていただくというのもどうかなと思います。もちろん、ある一定の学力を有することも推薦の条件となるでしょうが、推薦の際には市も関与し、医師になってから数年間は、要請があれば小矢部市内に勤務をしていただくことを条件とします。これは医師確保と同時に、石動高校の魅力の増大にも寄与するのではないかなというふうに思います。

 いずれにいたしましても、健診のためのタクシー代というのは根本的な解決ではありません。どうにかして、小矢部市内の病院でも出産できるようにしていかなければ、小矢部に住もうという若い世帯からは支持を得ることはできません。小矢部市の定住促進策における最大の課題の一つは、医療環境にあるのは間違いありません。現在、医師確保のためにどのような活動をされているのか。そしてまた、今後どのように取り組んでいかれるのかについてお聞かせをください。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 副市長 高畠進一君。

     〔副市長 高畠進一君登壇〕



◎副市長(高畠進一君) 

 中田議員の地域医療充実のための制度創設についてのご提案と、医師確保についてのご質問についてお答えをいたします。

 北陸中央病院の産科・小児科が平成18年4月から、医師確保が困難となったことにより休診となり、いまだ再開に至っておりません。この間、病院はもとより、小矢部市といたしましても、県や関係機関に対して働きかけを続けてきているところでございますが、医師及び看護師不足の背景には、臨床研修医制度、あるいは看護体制の見直しなど国レベルの問題もあり、なかなか進展が見られない状況でございます。

 国におきましても、22年度診療報酬改定などにおきまして、急性期を中心とする入院医療に優先的な配分、手術等の医療技術の適正評価など勤務医に対する環境の改善に取り組むなど、救急・産科・小児科・外科等の医師確保対策を講じているところでございます。

 小矢部市としましても、機会をとらえ、国に対して医師確保の実現に向けて要望するとともに、北陸中央病院の産科・小児科の再開に向けて、関係機関に強く要望をいたしております。

 ご提案のありました、独自の奨学金制度でございますが、奨学金につきましては、富山県が将来県内に勤務する医師の育成、確保の観点から、地域医療再生修学資金貸与制度を設けておりますことから、その制度との整合性も考慮しながら、市として持つのがいいかどうかということを、他市の状況を調査しながら考えてみたいと思います。

 また、石動高校に富山大学医学部の推薦枠を設けるとのご提案につきましては、基本的には県内高等学校と国立大学法人との関係で決められるものと考えております。

 地道ではございますが、これからも、さきにも申し上げましたが、国及び県並びに関係機関には、引き続き粘り強く要望していきたいと思っております。

 以上です。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部長 槻尾賢治君。

     〔産業建設部長 槻尾賢治君登壇〕



◎産業建設部長(槻尾賢治君) 

 それでは、交流人口と観光産業の現状についてお答えいたします。

 本市では、平成21年度に小矢部市観光振興プランを策定し、観光産業をつくる、集客のしかけをつくる、魅力を磨き伝えることを三つの柱とし、交流人口の増加及び観光消費の増加を目標に、観光振興を進めることとしております。

 ご質問の、本市の産業の中で観光関連事業の占める割合についてですが、本市の産業別就業人口の割合は、平成17年の国勢調査によれば、第一次産業が約5%、第二次産業が41%、第三次産業が約54%となっております。観光関連事業となると、第一次産業から第三次産業まで幅広く関連事業があり、一概にその割合を算出することは困難であると考えております。また、市内総生産ベースでの割合は統計的把握をしておりません。

 本市の観光産業は、昨年10月24日の道の駅メルヘンおやべのオープンを機に、小矢部ブランドの認定や市街地観光への誘導により、今後、観光産業として確立していけるよう支援してまいりたいと考えております。

 次に、交流人口の増加による経済効果についてですが、富山県観光戦略基礎データ調査によりますと、県内の日帰り観光客の消費支出単価は、観光施設1カ所につき、県内客で約3,200円、県外客で約4,500円となっています。これを平成21年の観光客入り込み数から算出すると、1年間で約20億800万円の観光消費が本市で費やされたことになります。

 また、道の駅メルヘンおやべについては、月の平均売上高から算出し、今年度の売り上げは約1億8千万円が想定されます。交流人口の増加、観光資源の整備、観光産業の確立がより高い経済効果をもたらすと認識しているところであります。

 また、木曽義仲が大河ドラマ化されたときの観光客及び経済効果についてですが、本市といたしましては、誘致に係る地元自治体の費用について、今後、県と協議しながら試算していかなければならないこともあり、大河ドラマ化が決定した時点で専門家に委託し、観光客の入り込み数及び経済効果について精査していきたいと考えております。

 いずれにいたしましても、観光産業の確立と交流人口の増加、加えて、木曽義仲大河ドラマ化の実現により、高い経済効果が得られることから、今後とも観光振興施策を積極的に推進してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 教育次長 野澤敏夫君。

     〔教育次長 野澤敏夫君登壇〕



◎教育次長(野澤敏夫君) 

 私からは、スポーツエキスパート派遣事業、そして博物館、歴史館の役割と効率化についての2点についてお答えさせていただきます。

 まず最初に、スポーツエキスパート派遣事業についてでありますが、この事業は、運動部の競技力の向上などに大きな役割を果たしております。平成22年度は、市内の中学校4校に対し33人を派遣しております。

 なお、県補助の対象は25人であるため、残りの8人の派遣につきましては、市の単独事業として実施しているところであります。

 また、スポーツエキスパートの年間の派遣回数は、1人につき年間24回となっております。また、1回の指導時間は2時間程度となっております。このスポーツエキスパートの派遣に当たりましては、各中学校の派遣要望を受けて実施しておりますが、現在は派遣要望のない石動中学校女子バレーボール部以外のすべての運動部に派遣しております。その人選につきましては競技団体、保護者会、OB会等と各学校の顧問の教師とが協議する中で選考されております。

 現在、派遣している33人の方は、いずれも競技種目に精通し適切な指導を行っていただいており、生徒・保護者からも指導に関し、厚い信頼を寄せられております。

 これからも、このスポーツエキスパートの活用を続けていくためには、適切な人材の確保が不可欠であります。そのためにも、ご提案の方法も検討しながら、引き続き、高度な技術と知識、そして情熱のある指導者の発掘・確保に努め、競技力の向上を図ってまいりたいと考えているところであります。

 次に、博物館、歴史館の役割と効率化についてでありますが、あわせて、縄文体験施設として「道の駅」の活用についてのご質問でありました。

 まず、小矢部市内の博物館等の歴史関連施設のあり方につきましては、かねてより、全体的な視点からの検討が求められておりましたが、昨年7月、小矢部市博物館施設等整備検討委員会を設置し協議を重ねていただきました。ことし1月には各施設の機能の明確化と充実、点在施設の集約化、運営方法の改善による効率的な運営などについて、委員会としての意見を示していただいたところであります。

 本年度は、当委員会からの意見を参考にしながら、小矢部ふるさと博物館、小矢部ふるさと歴史館、桜町JOMONパーク及び桜町遺跡出土木製品管理センター等の計画的な整備に順次着手することとしております。

 まず、小矢部ふるさと博物館につきましては、現在の民俗資料、郷土資料に加え、歴史資料を含めた資料の収集展示機能を主とする施設とするとの方向性に基づきまして、これらの関連資料の収集活動を進める一方、市民グループとの連携による企画展の開催を計画しております。

 小矢部ふるさと歴史館につきましては、考古資料館としての機能を主とすることから、考古資料の収蔵管理を進めるとともに、本年度は、現在の常設展示場を改修整備し、桜町遺跡等の企画展の開催を予定しております。

 桜町JOMONパークにつきましては、桜町遺跡の体験学習等の拠点施設として位置づけており、本年度は用地を取得し、公衆トイレの整備・設置、広場の造成、駐車場の舗装などを行う計画としております。

 なお、桜町遺跡体験学習に適切な場所といたしましては、復元された高床建物、竪穴住居、環状木柱列、縄文畑、水場などがあって、縄文時代の村の生活風景が再現できる、そういう環境があるとともに、火を使いました土器の野焼きや縄文食づくりなどの野外体験ができる一定の広さが必要であります。また、近くに桜町遺跡発掘現場があることなども、適地を選定する上での一つの判断基準になるものと考えております。

 「道の駅」は、学識経験者や市民を交えた運営計画検討委員会の中で十分に協議検討され、縄文体験としては勾玉づくりなどの体験が手軽にできる場として整備されたものであります。

 現在の施設配置や利用状況、敷地利用可能スペース等を見ますと、野外体験等を含めた桜町遺跡の体験学習を行うための場所の確保は、物理的に難しいと考えております。

 なお、平成23年度には本市で縄文シティサミットが開催されることになっておりますので、その機会には、全国に「縄文の里」として発信できるよう、桜町JOMONパークを計画的に整備してまいりたいと考えているところであります。

     〔「3番 中田」と呼ぶ者あり〕



○副議長(高橋庸佳君) 

 3番 中田正樹君。



◆3番(中田正樹君) 

 2点お聞きしたいのですが、1点は、先ほど大河ドラマ化の話で、実際に決定をしてから県と一緒にその経済効果等については試算をされるというふうに言われたのですけれども、一般的な企業が商品を売り込もうとするときには、一体その商品の市場規模、どの程度あるかということをわかった中で売り込みに行きますよね。

 今の話だと、自分の会社の商品を売り込みに行って、買ってもらえるということがわかってから、一体この商品ってどれくらいの市場規模があるのかなと試算するような話ですよね。普通の民間の企業でいったらそんなことあり得ないですよね。先に、我が社のこの商品はどれくらいの市場規模があって、どれくらいの数が出て、どれくらいの売り上げがあるのかというのがわかった中で営業に行きますよね。それが、そのドラマ化が決定してから、一体それが小矢部市にとってどれくらいのありがたみというか、経済効果があるのか試算をするというのは、いかにも役所的な考えではないかなと思うのですけれども、その辺はちょっと順序的に違うのではないかなというのが一つです。

 もう一点は、スポーツエキスパートの派遣が年24回、月2回というのはわかっておったのですけれども、先ほどもお話ししましたように、残念ながら今、小矢部市内の中学校の運動部関係の部活動の成績は、県内ではもうひとつのところがあります。もちろん、派遣されているスポーツエキスパートの方が一生懸命やっていただいているのはわかっておるのですが、せめて月2回ということは週1回も来れないんですよね。しかも2時間。

 先ほどのお話しですと、33名派遣しているうち25名が県のほうの枠で、残りは市のほうで単独でやっているというふうにお話しされたので、ぜひ枠の部分でも県のほうに、もっと小矢部市として派遣している分全部、県のほうの枠として派遣できるように、ぜひお願いしていただきたいことと、報酬について、ボランティアなのでそんな大きな報酬を、派遣されている方が望んでいるとも思ってはいませんけれども、せめて週1回は指導できるような、そういった体制にならないものですかね。その辺、その2点、お聞かせいただきたいと思います。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部長 槻尾賢治君。



◎産業建設部長(槻尾賢治君) 

 木曽義仲大河ドラマ化につきましては、観光客の誘致及び経済効果につきましては非常に大きいものがあると思っております。

 県のほうと今、いろいろと要望等を行っておるわけであります。そしてまた、小矢部市については義仲・巴推進連携会議を組織しております。これは長野県の木曽町と一緒にやっております。

 そういった中で今一番大事なことは、市民の大河ドラマ化についての機運の醸成だと考えております。まず今、それを一番大事にしまして要望等を充実しながら、見えた段階でそういう精査に入っていくと思っております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 教育次長 野澤敏夫君。



◎教育次長(野澤敏夫君) 

 スポーツエキスパート事業についてでございますが、今ご指摘ありましたように8人は市単で行っているという状況であります。私どもも、できれば県のほうに枠を拡大していただいて、すべて県補助の対象でもって行っていければと強く思っておりまして、この後も県に対してはそういう要望を進めていきたいというふうに思っているところであります。

 もう一点、できれば週1回というふうな活動ペースにならないかというご質問でありましたけれども、これにつきましては、実際に派遣されているエキスパートの方々のいろいろな事情とかもございます。また、部活動のいろいろな活動サイクルもございます。それらの状況等もしっかりと把握した上で、財政的な面も含めて検討させていただきたいというふうに思うところであります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 暫時休憩をいたします。

           午後2時45分 休憩

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           午後3時00分 再開

◯出席議員(14名)

   2番    須加清治

   3番    中田正樹

   4番    石田義弘

   5番    高橋庸佳

   6番    嶋田幸恵

   7番    中村重樹

   9番    多田 勲

  10番    尾山喜次

  11番    中西正史

  12番    高橋佐多史

  13番    石尾太八

  15番    砂田喜昭

  16番    宮西佐作

  17番    野村博司

◯欠席議員(1名)

   8番    沼田信良

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△再開



○副議長(高橋庸佳君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△出席議員数の報告



○副議長(高橋庸佳君) 

 ただいまの出席議員は14名で定足数に達しておりますので、会議は成立しております。

 高畠副市長は都合により欠席いたします。

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△会議時間の延長



○副議長(高橋庸佳君) 

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

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○副議長(高橋庸佳君) 

 6番 嶋田幸恵君。

     〔6番 嶋田幸恵君登壇〕



◆6番(嶋田幸恵君) 

 劇的な政権交代、与党になった民主党が与党になれておらず、野党の自民党が野党になれておらず、だれがどの大臣なのかようやくなれた8カ月目に総理交代。私が一番驚いたのは菅さんのガッツポーズをしての理解しがたい喜び方です。あの光景は、たった今政権交代したような喜び方。もしもし、政権交代はしているんですよ。議長、副議長、市長、副市長、一体と思っていましたが、総理の迷走は総理だけの責任ですか。副総理の責任はどこにあるのでしょうか。やはりポストに弱いのでしょうか。罷免されるのは女性の大臣ばかり。おいしいニンジンをぶら下げられてでもノーと言ったのでしょうか。もともと無理があった連立。

 総理や大臣がおやめになるのはお金、失言、そして女性問題。女性問題などもってのほかです。仕分けされないようにしっかりやっていただきたいと思います。

 おやべ型1%まちづくりについてお尋ねいたします。

 昨年に引き続き75件の事業が採択され、個人市民税の1%に相当する額1,324万円が予算計上されました。今年度新規事業は20件かと思います。いよいよ2年目スタートを切ったところでしたが、大変な事故が起きてしまいました。事業の一つ、子撫の名所「地道・大谷の抜け穴」整備事業で、洞窟の調査にボランティアとして参加しておられた方々が、崩れた土砂で生き埋めになり、救出されたときは心肺停止状態で、搬送先の病院でお一方の死亡が確認されました。心からご冥福をお祈りし、二度とこのようなことが起こらないよう対策をとらなければなりません。

 議会として、民生文教常任委員会を開き、事業の申請内容、事故までの事業経過や今後の対応策の報告を受け、委員からも、安全対策等いろいろと意見をいただき、他の事業の方々に早急に説明会を開くようにと要望もしました。

 6月9日には説明会が開かれ、2回に分けて、事故の説明や、今後はボランティア保険等の詳しい話をお聞きしたところです。今後はボランティア保険に全員が加入しなければ事業の申請はできないとのお話しでしたが、事業にかかわる延べ数は大変開きがあり、保険料も相当額が見込まれます。

 また、市内の人が保険に加入していても、他市町村から指導に来ていただいたり、関心を持って来てくださった方が、今回のように不幸にも事故に遭いましたらどうなるのでしょうか。いろいろなことが想定されると思います。

 私は、このおやべ型1%まちづくりというものは、そもそも市長の公約であり、個人市民税の1%に相当する額を財源として、地域の活性化や特色あるまちづくりの推進として、市民みずからが考え、みんなで一緒に行動する事業に対し補助金を交付する事業だと位置づけております。

 私もこの事業を受けておりますが、それまでは、自分たちの体やお金を使い、小矢部市内に訪れた人が気持ちよくトイレを使ってもらおうと、3年間、おやべ女性セミナーの会の会員の方々で公共トイレを掃除してきました。あれをしてくれ、これが欲しいということもなく、女性議会を経験した方々が、財政の厳しさを理解した上で、自分たちができることを自分たちでしようと活動していたのです。トイレのかぎが壊れているところ、不審者がいたり、水が出なかったり、トイレへ洗濯に来ている人がいたり、その都度報告をし速やかに対応していただきました。

 私たちのようにやっておられる方は小矢部市内にたくさんいらっしゃいます。市民と行政の協働、自分たちでできることは自分たちで。市民協働のまちづくり、しっかりとした考えで、その会、その会で取り組まなければなりません。運営をしっかりその会に任せ専門的にアドバイスする、それが行政の仕事だと思います。任せっきりでもいけない。大切な大切な市民の税金が使われているのですから、1年目からお金のばらまきかとも言われました。やはりそこはしっかりとした説明、申請内容のチェック、安全指導が大切かと思われます。

 特色ある小矢部市のおやべ型1%まちづくり事業が縮小されることなく、市民が生き生きといろいろな事業に取り組み、小矢部市の活性化につながるよう、当局の今後の対応と取り組みをお尋ねいたします。

 次に、木曽義仲・巴御前全国連携大会についてお尋ねいたします。

 富山県、長野県、石川県と、広域で大河ドラマの誘致をNHKにお願いしております。最初にお願いしていたころは20件のお願いだったそうですが、今では30件を超えているそうです。なかなか競争倍率は厳しいところですが、何度も何度もお願いすることだと参議院議員の山田俊男先生からもご指導いただき、先日も埴生護国八幡宮奉賛会並びに歴史国道倶利伽羅源平の郷・埴生口運営協議会関係者の方々がNHKを訪れたところです。自治会連合会や木曽義仲研究会と、さきに訪れた皆さんの熱意も必ずや伝わり、ドラマ化が実現すると信じております。

 また、全国の木曽義仲・巴御前ら勇士のゆかりの地ではさまざまな活動がなされ、義仲・巴ら勇士を讃える会では、平成11年10月、福光での開催を皮切りに、岐阜県可児市、また、本年は長野県木曽郡木曽町で開催されるそうです。

 これを機に、全国各地にある木曽義仲ゆかりの地の方々と連携して、木曽義仲勇士の歴史文化の顕彰や関係市町村との交流を深めるなど、活動をともにしていきたいと実行委員会を7月4日に開催されると聞いております。これは、田中木曽町長の案だと伺っております。大変すばらしいことで、この機会に連携をとり、ますますと大河ドラマ誘致の機運を上げていきたいと思っております。

 また、私も議員になりましてから小矢部市で開催したり、広島までお伺いしたりしましたが、当局としての対応や今後の考え方をお尋ねいたします。

 また、小矢部での連絡会をお願いしておりましたが、返事はいただいたものの一向に動きが見えません。いつになるのでしょうか。

 先日、歴史国道倶利伽羅源平の郷の皆さんと木曽義仲研究会とで交流会をさせていただきました。埴生の歴史、村おこしのこと、書物ではわからないことも、写真や秘蔵の書物を見せていただきお話を聞き、地道にいろいろと取り組んでくださっていることに頭が下がりました。

 また、交流会の中で、標識がわかりにくい、少ないと指摘もありましたが、すばらしい自然の景観を壊さぬよう整備すべきだと意見が一致したところであります。

 限られた時間ではありましたが、大変有意義な機会でした。他の団体も同じ思いでおられると思いますので、早く連絡会の実現をお願いいたします。

 次に、関連して、観光地としての環境整備についてお尋ねいたします。

 昨年、道の駅もオープンし、大河ドラマ誘致もあり、幅広くPRがなされていると思います。おかげさまで、県内外から観光客が大変多くなったと思いますし、石動駅、義仲・巴ナビステーションも、対応や説明が丁寧だと大変評判がよろしく、係の方たちに感謝いたします。

 ただ、JRで訪れた方たち、利用しようとする方たちで、駅にエレベーターがない、昇降機が設置されていないことが大変不便だとお聞きしております。JRの駅長さんに駅長室を提供していただいており、観光客がふえることに対して理解していただいていると思います。当局と検討してもらって、利便性のある駅にしていただきたいと思います。駅南区画整理事業までは待てないと思います。

 また、改札口から出てくるナビの案内表示がありますが、駅へ入ってくるときには案内標識はありません。取りつけていただくようお願いしたいものです。

 次に、薬物依存症についてお尋ねいたします。

 更生保護女性会の総会で、富山ダルクの代表のお話を聞く機会に恵まれました。ダルクとはドラッグのD、アディクション嗜癖・病的依存のA、リハビリテーションのR、センターのCを組み合わせた造語だそうです。きょう1日だけ薬を使うのをやめようというスローガンがもとになっています。創設者の近藤恒夫さんはみずから覚せい剤依存者で、86年に東京の荒川区にある倉庫をカトリック教会の全面的な援助で、薬物依存症者の社会復帰施設を設立、現在は全国に約50カ所以上となったそうです。

 富山ダルクは富山市岩瀬にあり、お話しに来られた責任者の林敦也さん自身も薬物依存者であり、薬物の怖さや富山ダルクの存在をPRしておられます。

 使用劇物はシンナー、覚せい剤、アルコール、抗精神薬−−病院で出される薬です。大麻、市販薬(鎮咳剤)などさまざまです。咳どめも大量に飲めば、また何軒も病院を回って抗精神薬を一度に何十錠も飲んだり、カセットコンロのガスボンベ、整髪料と身近なものも、使い方によっては、量を超えれば中毒症状を引き起こすことがわかりました。家族にうそをついたり、お金が必要になる、考える力が衰えていく、みずからの体験を語ってくれました。そして、ちょっとしたきっかけで誘いに乗ったこと。まずはタバコ、そしてシンナーも、1回だけなら大丈夫という言葉でどんどん深みにはまって家庭が壊れていったことを聞きます。

 今、小矢部市ではどのような現状でしょうか。喫煙等で補導される学生や未成年者もいるのでしょうか。また、お金の必要性があるため犯罪に巻き込まれやすく、県は、くすり政策課というところで、他保護司会の方々等と連携をとり、薬物乱用防止フォーラム等を開催しておられます。やはり防止が大切。実際にきっかけは中学生のときの喫煙と聞きます。学校教育の中で依存から抜け出そうと戦ってきた人たちを招いて体験談を聞き、予防学習をしている学校もふえていると聞きます。そういうことも考えておられるのか、重ねてお尋ねいたします。今は情報がはんらんし、善悪が見極められないことも多いと思います。しっかりとした、未然に防ぐ学校教育、家庭教育が大切であろうと思います。

 次に、子ども課設置についてお尋ねいたします。

 少子化が進み、定住人口も減少ぎみです。そこで、小矢部市として、おやべで暮らそうと冊子を出されました。小矢部市はこんなにも便利。どこでも近いのだと。家を建てるときも、市外からの転入なら100万円プラス特典ありと。家を建てるお手伝いも子育て支援にも力を入れ、健康相談会や妊産婦人交通費の助成も実現しました。医療費も小学校6年生まで無料。こんにちは赤ちゃん訪問が始まり、いろいろな相談に乗ってもらえそうです。

 こんなにもいろいろと子育て支援策があるのですが、窓口が大変わかりにくい。お訪ねに行ったら、それは別の窓口とたらい回しに遇うようでは、せっかくの支援策も生きてきません。

 前に中田議員が砺波市のことを挙げて、教育委員会に子ども課が設置されていると言われていましたが、県内を見ますと、こども課、こども福祉課、児童育成課等子供に関する窓口の一本化が進められています。市民、特に子育て真っ最中の若い親御さんたちにわかりやすくしてあげることも、定住促進にとても大切なプラス要素です。住んでみたけれども、不親切にとらえられると思います。

 前回の答弁では、子ども課設置は有効であり、庁舎の配置や効率的組織のあり方について、実情も踏まえて判断するとのことでした。小矢部で暮らそう、住んでみたいまちにするには、そのことを抜きにしてはいけないと思います。12月から十分検討されたでしょう。再度、子ども課の設置を要望します。

 次に、消防職員の適正配置数と活動についてお尋ねいたします。

 以前に石田議員がお尋ねでした。現在の定数で十分な体制がとれるのか。今後10年間に定年退職を迎えて人材不足が生じないか。消防団の団員減少ぎみで補充が難しいのではないかという質問だったと思います。

 このことに、前消防長は、2名の採用予定があり、消防力の整備指針に基づき、住民サービスの低下にならないよう消防力の確保に努めると答弁しておられます。しかし、消防は災事の際だけではなく、防火、防災、予防に努めなければなりません。

 そして、最近AED設置もあり、前にも増して救急処置の研修に努めていただきたいと思うところです。講習もふえていると思います。

 私は女性消防団員として課せられた任務を遂行しておりますが、今の人員で本当に大丈夫なのでしょうか。確実な休息となるような休日がとれていましょうか。そのような勤務体制なのかはっきりとお尋ねいたします。消防長では少し答弁しにくいかもしれません。

 また、消防署へ行きますと、署員の方が訓練や走り込みをしておられます。一度訓練ルームにも入らせていただきましたが、大変狭く、マシーンも整備しておられるのですが、整備し直しの時期かとも思われます。

 小矢部市でも消防職員体力倫理規定なるものがあり、体力錬成を積極的に推進していると思います。そのためにも環境整備をしてあげていただきたい。その一つとしてランニングマシーンを入れてあげてほしいと思うのです。行財政改革の中で、人も少ない、設備も我慢というのはいけないと思います。行政効率日本一。少ない職員で質の高いサービスは無理の上になり立ててもいけません。それこそ1番でないとだめなんですか。ふやすところはふやす。つけるところはつける。充てるところは充てる。市民の満足度、安全・安心なまち日本一を目指してほしいと思います。

 先ほど代表質問で介護施設の待機者の質問について、重複を除き178名とありました。適切な施設建設、国の基準に沿って建設は無理。高齢者が尊重され、安心して暮らすようにと答弁がありました。本当に安心して暮らしていますか。

 介護保険料は天引きでサービスは選べず、多くの在宅介護をしている人たちをがっかりさせたと思います。何の慰労の言葉もありませんでした。介護のために離職を余儀なくされている皆さんや、老老介護、病気を悪化させたり、足がない、困っていることはたくさんあります。できないばかりでなくできることをする。富山型デイサービスの施設の増設。福祉の人材育成。確実な福祉のネットワークを構築する。症状に合った対応と施設が必要なのです。耳ざわりのよい言葉は何の役にも立ちません。もっともっとしっかり福祉の現状を勉強し、弱者のための政策をお願いしたいと思います。私も専門的にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

 もうすぐ参議院選挙。女性議員は参議院の242名のうち44名、衆議院議員480名のうち45名。国においても地方においてもまだまだ少ないです。男女共同参画社会を目指して、地に足をつけていきたいと思います。

 ある方が言われました。変革だけはなく変革・創造・そして前進だと。そのとおりだと思います。しっかり取り組むことをお約束して質問を終わります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 市長 桜井森夫君。

     〔市長 桜井森夫君登壇〕



◎市長(桜井森夫君) 

 嶋田議員ご質問のおやべ型1%まちづくり事業についてお答えをさせていただきます。

 ご承知のとおり、おやべ型1%まちづくり事業は、個人市民税の1%に相当する額を財源として、市民活動を支援する目的で平成21年度から実施をいたしております事業であり、昨年度は57団体、今年度につきましては75団体が補助対象となっております。

 また、補助対象となる事業につきましては、地域の活性化や特色あるまちづくりの推進を目的として、市民がみずから考え、行動する事業を対象として補助金を交付しているところであります。

 今回発生いたしました事故を受けまして、市といたしましては、先般、事業実施団体を対象とした説明会を開催し、ボランティア保険等についての制度内容、加入の必要性についての説明を行うとともに、事業実施においてのさらなる安全対策の徹底を要請したところであります。

 今後の当該事業につきましては、まずは安全対策については、事業主体がみずから考えていただくものであり、このことから、来年度から事業申請書に安全対策欄を設けさせていただき、相互に安全管理の徹底を図ることや、事業参加者の保険加入を採択基準に付加するなどの見直しを含めて事業の推進に努めてまいりたいと考えております。

 昨年度に実施されました事業におきましては、身近な生活環境の美化や保全活動においては、地域住民のふれあいが高まり、また、さまざまなイベントなどの事業においては、訪れる人のにぎわいによって、着実にまちの活性化につながっていることが実感していただけたと考えております。

 このような事業効果も踏まえながら、今年度から設置いたしました「おやべ型協働のまちづくり会議」におきまして、総合的に事業の推進について検討を重ねてまいりたいと考えております。

 議員申されるとおり、おやべ型1%まちづくり事業は、本市における市民と行政の協働のまちづくりを推進していくために欠くことのできない重要な施策の一つと考えております。今後とも、行政としてできる限りの支援を継続してまいりますので、議員の皆様、そして市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと考えております。

 残余の質問につきましては、担当の部長より答弁をさせていただきます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 総務部長 森下博幸君。

     〔総務部長 森下博幸君登壇〕



◎総務部長(森下博幸君) 

 それでは、子ども課設置についてお答えいたします。

 ご承知のとおり、子育て支援策は福祉部門だけでなく、保健部門や教育部門などにも広く及んでおり、それらの事務事業につきましては、縦割り行政における弊害を避けるために、関係部門間において、必要に応じ、「保育所・小学校連絡調整会議」や保健師による保育所などへの巡回指導など、実務者レベルの緊密な連携を行いながら実施しているところであります。

 子育て支援を強化する上では、窓口を明確化することに加え、子育て支援に関する司令塔・コーディネート機能を強化し、保健師を初めとする専門職との連携を緊密にすることが重要と考えております。

 子ども課の設置には子育て支援を担当する部署が行う事務事業の範囲をどのように設定するか。対象年齢を何歳から何歳までとするかなどの問題があります。

 また、一方では行政組織の簡素・合理化や行政効率を高めることを念頭に置くことも重要でありますので、市民の皆様方のご意見も聞きながら、さらに検討してまいりたいと考えております。

 当面は、社会福祉課内の「こども班」の体制強化を図ってまいりたいと考えております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部長 槻尾賢治君。

     〔産業建設部長 槻尾賢治君登壇〕



◎産業建設部長(槻尾賢治君) 

 それでは、木曽義仲・巴御前全国連携大会についてのご質問にお答えします。

 ご承知のように、義仲・巴ゆかりの地がある富山県、長野県及び両県市町村で「義仲・巴」広域連携推進会議を設置しております。その目的は、ゆかりの地相互の交流・連携をとりながら、観光ルート化、地域活性化に向けた取り組みを推進するとともに、大河ドラマ誘致に向け、市民レベルの機運醸成を図ることであります。

 このたび、当広域連携推進会議のメンバーである長野県木曽町から、全国大会の開催通知及び出席依頼があり、義仲・巴に関する活動の連携強化を図る意味からも、市内関係団体の有志の方々と市職員が出席することにしております。

 次に、小矢部市における連絡会の設置についてであります。ゆかりの自治体との広域連携を図ることはもとより、市内の義仲・巴関係団体が連携を深め、お互いに協力し合い、義仲・巴に関する活動を行うことで、よりインパクトのある情報を全国に発信できるものと考えております。

 このため、今月中に義仲・巴連絡会を設置することとしており、今後、関係団体相互の活動情報や意見の交換、また有効な共同活動などについて、年三、四回をめどに開催したいと考えております。

 次に、観光地としての環境整備についてお答えいたします。

 市の観光振興を進める上で、訪問者の受け入れ環境の整備は重要な施策の一つであると考えております。

 JR石動駅につきましては、小矢部市の玄関口として多くの観光客が利用されており、昨年12月19日に開所いたしました「石動駅観光案内所」義仲・巴ナビステーションを利用され、市内観光名所を回られる方が増加している状況であります。

 ご質問のJR石動駅への洋式トイレの設置についてですが、事業者である西日本旅客鉄道株式会社の負担により設置されているものであり、市としましては、その設置の変更について、利用者の要望を把握した上で、高齢者や障害者対策としての必要性を西日本旅客鉄道株式会社に申し入れたいと思います。

 次に、JR石動駅での観光案内の表示についてですが、駅舎内においては掲示板を利用したポスターの掲示や観光パンフレットの設置をするとともに、石動駅観光案内所への案内表示を行っていますが、観光客への木曽義仲ゆかりの地やメルヘンのまちとしての観光案内表示はございません。西日本旅客鉄道株式会社と今後協議し、設置に向けて努力していきたいと考えております。

 JR石動駅へのエレベーター及び昇降機の設置についてでございますが、国土交通省の設置基準では、乗降客が1日当たり5千人の利用がある駅についてエレベーターの設置は義務づけられております。現在、石動駅は1日当たりの乗降客は約3,400人であり、設置基準を満たしておりません。また、設置基準を満たさない場合、事業者である西日本旅客鉄道株式会社の判断となり、事業者による設置は難しいと考えております。

 平成26年中に北陸新幹線の開業を控える中で、観光地としての環境整備の観点から、石動駅の整備について、西日本旅客鉄道株式会社に対し、要望・協議を行っていきたいと考えております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 消防長 福田隆雄君。

     〔消防長 福田隆雄君登壇〕



◎消防長(福田隆雄君) 

 それでは、私のほうから、消防職員の適正配置について、そして、消防職員の体力錬成についてお答えさせていただきます。

 現在、本市の消防職員数は、小矢部市職員定数条例第2条に定められている38人であり、消防力の整備指針に基づき、住民サービスの低下にならないよう、本市消防力の確保に努めているところでありますが、より「安全・安心なまちづくり」を目指し、自主防災組織の充実、応急手当普及員の養成等に取り組むとともに、各種訓練、研修を重ね、消防職員の資質の向上、消防施設の充実強化に取り組んでいるところであります。

 現在、消防の広域化に伴い、消防署・出張所の適正配置について、砺波地域広域消防運営協議会から消防科学総合センターに業務委託しているところであり、今後、その結果を踏まえ、小矢部消防署・津沢出張所に住民サービスの低下、また職員の負担増とならないような人員配置を要請してまいります。

 次に、職員の体力錬成においては、定例の消防訓練、救助大会、消防操法大会に向け、訓練はもとより、通常の体力錬成においても、庁舎内外の現有施設を有効活用し日々訓練に励んでいるところであります。

 ランニングマシーンについては、庁舎周辺の施設等も含め活用しておりますが、今後、職員との意見交換を通して、より効果的で実のある体力錬成となるよう、施設整備を進めていきたいと考えております。

 以上であります。よろしくお願いします。



○副議長(高橋庸佳君) 

 教育次長 野澤敏夫君。

     〔教育次長 野澤敏夫君登壇〕



◎教育次長(野澤敏夫君) 

 私からは、薬物依存症に関する質問についてお答えさせていただきます。

 富山県警察本部が公表しております資料によりますと、平成21年度の県内における関係事犯の状況は、まず覚せい剤事犯の検挙者が22名、大麻事犯の検挙者が6名、シンナー事犯の検挙・補導者が2名となっております。

 この公表は、県全体のものでありまして、市町村別の人数等については公表しないこととされているところであります。

 なお、砺波更生センター小矢部支所管内での薬物依存症の相談は、ここ数年ない状態が続いているとのことであり、また、市担当課も同様の相談を受けていないのが現状であります。

 次に、薬物依存症についての学校での教育状況をお答えさせていただきます。

 これにつきましては、平成20年9月17日付、文部科学省通知「薬物乱用防止教育の充実について」を受けまして、すべての中学校・高等学校におきまして、少なくとも年1回以上の「薬物乱用防止教室」を開催することとなっております。

 小矢部市におきましても、昨年度は市内4中学校すべてにおいて、「薬物乱用防止教室」を学校保健計画に位置づけし、更生センターなどから講師を招きまして、各校1回の「薬物乱用防止教室」を開催いたしました。そして、あわせて、計283人の生徒が参加したところであります。

 また、小学校におきましても、保健体育の授業におきまして薬物乱用防止を指導しており、今後も引き続き、薬物乱用防止教育の推進に努めてまいりたいと考えているところであります。

     〔「議長、6番」と呼ぶ者あり〕



○副議長(高橋庸佳君) 

 6番 嶋田幸恵君。



◆6番(嶋田幸恵君) 

 おやべ型1%事業に関して、市長さんがおっしゃいましたので、市民と行政の協働ということで、間違った方向に行かないように。私たちは本当に一生懸命小矢部市のことを思って、いろいろな事業に取り組みたいと思っておられる市民の方ばかりでしょうから、そういうことを基本にしてやっていただきたいというふうに思っております。

 それと、子ども課に関しては12月から6月まで6カ月ありましたが、今の答弁では前の12月の答弁と何ら変わりないというふうに思っています。いつまでなのか。それとも有効的であるというような12月の答弁だったというふうに思うのですが、賛成なのですか。そして、いつまでにやられるのでしょうか。意見を聞くと言っていてもどのように意見を聞かれるのでしょうか。余りにも抽象的すぎて、全くもってわかりませんでした。

 それから、この広域連携のこの連絡会ですが、私が聞き漏らしたのかもしれませんが、連絡会のこの第1回目というものをいつの時点でやられるのか。そして、要請があったというふうに聞きますが、どのような方々が当局として行かれるのか。わかっておいでたらはっきりとお答えをいただきたいというふうに思っております。

 それから、年に三、四度連絡会を持っていきたいということでしたので、あらゆる団体というふうに思っておられると思いますが、大体おおよそ何団体ほどと思っておられるのかということをお尋ねしたいというふうに思っています。

 それから、JRへの申し入れですが、車いすの駐車場だけをつくっていて、トイレやら、それから昇降機云々がないというのは、全くもって片手落ちなこの処置の仕方ではなかろうかというふうに思っております。それを余り強く言うことはできないかもしれませんが、道の駅のこのトイレ増設に関しても国交省に要望に行きましたけれども、何万人の入場者がなければトイレが増設できないというような答弁だったというふうに思います。このことは、今のこの5千人という人がいなければならないと。今は3,400人であるから無理だというようなお話でしたけれども、これは少し筋違いな話ではないかというふうに思います。やはり、当たり前のことをしていただきたいというふうに思っています。

 それだけのことに対して再答弁お願いをいたします。



○副議長(高橋庸佳君) 

 市長 桜井森夫君。



◎市長(桜井森夫君) 

 1%事業につきましては、議員おっしゃるとおり、市民の皆さんがみずから考えて、そして一緒に行動する。そういう意味では市民協働のまちづくりの一環として取り組まさせていただいている事業でございます。

 思いといたしましては、市民の皆さんに参画しやすいような、そういった事業をぜひということで取り組みをしていただいております。

 事業の中には、議員さんも参画されておりますトイレのお掃除、それから草刈り、そしてまた、歴史的資産、それから文化的資産の調査研究などご承知のとおりさまざまにあるわけでございますけれども、そういった中で、この事業採択につきましては、おやべ型まちづくり、協働のまちづくり会議の中で十分にご議論をいただいて、そして採択をいただいているところでございます。

 先般、そういった中で大変大きい災害が発生いたしまして、その結果、本当に大変残念な結果になったわけでございますけれども、市といたしましても葬儀に出席させていただき、改めて私からもご冥福をお祈り申し上げたいなというふうに思っております。

 今後の取り組みにつきましては、先ほども答弁させていただきましたとおり、各事業における安全対策、それから、関係機関、関係部局の協力をもとに、より一層の専門的な指示、それから指導ができるよう努めてまいりたいなというふうに考えております。

 それに加えて、やはりさまざまな面で活動しやすいような、そういった環境整備も特に必要だろうというふうに思っておりますので、ボランティア活動、それから情報収集にもしっかりと努めさせていただきたいと思います。



○副議長(高橋庸佳君) 

 総務部長 森下博幸君。



◎総務部長(森下博幸君) 

 今ほど、子ども課についていつまでというお話しでございましたが、前段に私ちょっと状況をお話し申し上げて、結果的に、今、いつまでということは決めておりません。

 それともう一つ申し添えておきたいのは、子ども課という課を新設するしないというよりも、窓口の一本化ということが、実は重要な問題であろうと考えておりますので、これが福祉課のほうで統一してやるとか、教育委員会のほうで統一してやるとか、各市町村ばらばらでございまして、今現在統一してやっておりますのは、富山県内では5市でございます。私どもの考え方としては、子ども課単独の課をつくりますと一つ課をふやすという、行革の方針にもやはり触れる問題になります。こういうことの整理がまず一番大きい問題であろうし、さらには、たまたま小矢部市の場合は総合健康福祉センターと教育委員会とが分かれておるという事情もございます。こういうことが、例えば、幼稚園業務を健康福祉センターに持ってくるということになりますと、対小学校との関係の連携というものがどうするかというような、実は、また別の意味でのやはり市民の皆さんにご迷惑をかけることにもなりますので、ここはやはり慎重にひとつ考えさせていただいて、単に課をつくればいいということでは考えておりますので、ぜひ、いろいろなお知恵をいただきながら、ともかく市民の皆さんには、この窓口へ行けば、子供に対するいろいろな意味での支援・施策ができるというふうな、そういう形で取り組むようにしたいと、このように今考えておるところでございます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部長 槻尾賢治君。



◎産業建設部長(槻尾賢治君) 

 木曽義仲・巴御前の全国連携大会についてであります。

 第1回目の会合としましては今月中ということで、今決めております。そして、今、長野県木曽町からの開催通知及び出席依頼ということでありますので、連携会議の中でまとめて参加する予定であります。

 団体数については町内会長連絡協議会等、まだ決まってはおりませんが、大体四つか五つぐらいになるかと思っております。

 そしてまた参加につきましては、当局としましては担当課、そしてあいていれば私も行く予定にしております。

 続きまして、環境整備についてでありますが、エレベーター及び昇降機の件についてであります。

 今、国交省のほうでは5千人と言っております。ただ、乗降客については3,400人でありますが、これは話をしていく中で、当然、市のほうの持ち出しということであれば話は可能となります。ただ、現段階では駅南の区画整理等、今開発を進めている中で、その辺を見据えながら進めたいと考えております。

 そういう意味で、今、現段階ではちょっと困難かなと思っております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 2番 須加清治君。

     〔2番 須加清治君登壇〕



◆2番(須加清治君) 

 まず最初に、1期期末の議会に当たり一言申し上げます。

 私が議員になり、早くも3年9カ月が過ぎ、今、この質問壇上に立っております。これもひとえに、市民の皆様初め、議員各位及び行政の皆さんの支えがあったからこそと心に深く感謝しております。

 私が議員に成り立てのころ、ある人にこう言われました。「政治とはなんぞや」、私はすかさず、「政治とは現在の状況を見きわめ、将来に向けて、皆さんの生活がより安定的で向上するよう将来構想を立て、実行できるよう、協力なり一助となることだ」と申しました。

 でも、その人は、「社会にはいろいろな人がいる。いろいろな言い分がある。また、いろいろな立場で話すことを、どれが正しい、どれが誤っているとだれが言えるか。そのどれもが正しい言論の間に入って、双方が納得いくようおさめることが政治ではないだろうか」と言われ、なるほどと深く感じ、それ以来、心のよりどころにしておるところであります。普天間問題もその一例ではなかろうかと思います。

 いずれにしましても、今後ともそれを踏まえ頑張るつもりでおります。

 さて、付託により本題に入らせていただきます。

 まず第1に、小矢部市の観光についてであります。

 先ごろ、北陸新幹線の開業をにらみ、越中・飛騨観光圏として認定され、それに伴い、県西部6市、岐阜県飛騨市、高山市、白川村の地域で構成される協議会もでき、「海・山・人をつなぐ旅」をテーマに、新幹線新高岡駅からの移動手段の充実等を目指しているところでありますが、当小矢部市として、観光名所の掘り起こし及び整備、また、滞在型観光の実現に向け、現在どう対応しているか。そして、今後4年後の現実にどう誘客、滞在してもらうのかを、その施策をお伺いしたいと思います。

 第2に、最近話題になっている有機リン系の農薬「アセフェート」の使用基準が、早ければ夏以降にも厳しくなりそうであります。中国製餃子中毒事件で有名になった有害物質メタミドホスに変化することで知られるアセフェートは家庭菜園でも頻繁に使われており、注意が必要だと言われております。

 また、国の食品安全委員会の農薬専門調査会が、4月、1日の摂取許容量(ADI)を現行の10分の1未満にする案を報告しました。新たに設定されたADIは0.0024ミリグラム、体重1キロ当たり、1日当たりで現行の0.03ミリグラムより格段に厳しいものになりそうであります。

 それを踏まえ、全国農業協同組合連合会では、昨年、アセフェート系農薬を生産者に使用を避けるよう通知を行ったり、ある農協でも、アセフェート系農薬の使用を4月に中止しているのが現状だと思います。アセフェートは農業の現場のほか家庭菜園でも多用される「オルトラン」や「ジェイエース」の商品名でよく売られております。

 そこで、農業及び家庭菜園、土地を借りて畑を行っている人口割合の多い小矢部市として、アセフェート系農薬の種類的知識なり、取り扱い方法、また使用上の注意等など広く市民に知らせるなりの何らかの対応策を考えていくべきだと思いますが、当局としてどうお考えでしょうか。

 第3に、幼・小・中学校教育についてお尋ねします。

 まず初めに、いじめ、その他による登校拒否等の現状についての報告と、それに対しての、現在行っている対応をお聞きします。

 次に、最近テレビに、外国人から見た日本の批評の中に、日本人は団体行動をする人種だと語っていました。そう言われてみればそうだと思います。昔から日本人は、団結力はどの国よりあったと思いますが、戦後、自由放任主義が横行して以来、団結力から団体行動的に変わってきたように見受けられ、人と違った行動を特に嫌い、いじめられる原因のように多勢主義になりました。

 スマップの歌に、「ナンバーワンよりオンリーワン」は日本人の心に感動を与え大ヒットしましたが、本当に理解し実行している人はと言えばほとんどいないようで、大量生産のロボット的人間がふえたことも否定できません。

 現在、社会では、あたかも責任は弱者に追求、転嫁し、権力的、腕力的強者は弱者へとはけ口を求めているのが現状ではないでしょうか。本当の意味での強い人は、権力ではなく腕力でもなく、他人の行いを許し認める忍耐力のある人だと私は思います。そんな人は個性力も自然とついてくると思います。人と違って当たり前ということを教え、個性を引き出す教育方針を打ち出し、授業に取り入れるべきではないでしょうか。

 次に、人間として生きていくべき基本的精神を考えるべきだと思います。これは、児童ばかりでなく一般社会にも言えることであり、あいさつもままならぬのが現実で、親さえできないことを子に押しつけてもなかなか実行できず、例えできたとしても心が備わってないあいさつであるようであります。

 ある本に、人間の苦の原因とその解決方法といったくだりがあり、それには「縁起」、「四諦」、「八正道」から成り立っております。それは、人生は苦であるならばその原因があるということ。そして、その原因には何があるか。それは「苦諦」、「実諦」、「滅諦」、「道諦」があり、それぞれ「人生の本質」、「苦の原因」、「原因の消滅」、「苦の原因を取り除く方法」を説いてあり、道諦をさらに詳しく説いたのが「八正道」であります。

 そこで、この苦を消滅させるには八つの正しい道(方法)があり、それは「正見」、「正思惟」、「正語」、「正業」、「正命」、「正精進」、「正念」、「正定」であり、我の意識を離れ正しくものを見ること、正しく物事の道理を考えること、真実のある正しい言葉を語ること、正しい行為、間違った行いをしないこと。正法に従って清浄な生活をすること、正しく目的に向かって努力すること、邪念を離れて正しい道を思念すること、正しく精神を集中して安定させることと書いてありました。これらのことは苦の解決策であり、考えを変えれば、強く正しく生きる方法であります。

 今、日本では、年間自殺者数は約3万数余と聞いております。これらの意味を含め、幼・小・中学校教育を通し、徐々に教育一環として見ていく必要があると私は強く思いますがいかがでしょうか。

 次に、郷土愛を慈しみ育てる目的として、歴史旧跡めぐりを野外授業に数多く取り入れることを提案いたします。

 先ごろ、不幸にも、おやべ型1%まちづくり事業子撫の名所「地道・大谷の抜け穴」整備事業において事故がありました。それまで、恥ずかしいかな、この名所のことは、私だけかもわかりませんが、知りませんでした。まだまだわからないところがいっぱい小矢部にはあると思いますが、他市の人に、「小矢部はどんな名所がありますか」と聞かれたとき、小矢部市のよさを明るくはきはきと語れるような、郷土愛あふれる子供たち、また人をつくっていくのも市政の役割ではないでしょうか。

 第4に、小矢部市内商工企業活力状況についてお尋ねいたします。

 東京商工リサーチが8日発表した5月の全国の企業倒産件数(負債額1,000万円以上)では、前年同月比15.1%減の1,021件と、10カ月連続減少したとありました。

 ところで、小矢部市の状況はどうなっているのか。また、中小企業金融円滑化法や緊急保証制度といった支援策が小矢部市内の企業にどのように活用され、どのように役に立っているのか。当市の企業活力はどんな状態であり、雇用状態は他市に比べてどうなのか。当市として、雇用対策、企業活性化にどのように対処し取り組んでいくのか答弁を求めます。

 また、今後、フロンティアパークを初め、企業誘致に対してどのように誘致活動を展開していくのかもお願いいたします。

 最近、町中活性化という文言は余り耳にしませんが、石動商店街・津沢商店街等のシャッター化、流動人口・流動車両減少問題はどうなっているのでしょうか。

 また、商店街等の売り上げ所得等など、当市の行った購買促進券などの成果はどうあらわれたか、今後、それらの問題に町中活性化に早急に取り組まねばならないと思いますが、当局の考えをお聞きしたいと思います。

 第5に、牧野課の進展についてであります。

 最近、テレビ及び新聞紙上で家畜感染症口蹄疫が問題になっておりますが、当市においても人ごとでなく、観光地である稲葉山に牧畜を行っておりますが、その現状と対応策について。

 また、この口蹄疫は空気感染もあるようなことを耳にいたしますが、空気感染にはどのように対応・対策を考えているかお答えを求めたいと思います。

 次に、今、小矢部市では農業ブランドとしてメルヘン牛に特に力を入れているところでありますが、今後の計画、生産性及び採算性等、また、牛1頭当たりのコストと平均売値(競り値)等、またそれらの費用対効果などをお聞かせ願います。

 次に、予算特別委員会でも少し申し上げましたが、メルヘン牛もよろしいのですが、牛と同様、並行して羊の飼育を行うべきだと考えます。

 牛は出荷できるまで約2年半と聞いていますが、羊は1年でラム肉として、それ以降はマトンとして売りさばけ、また、毛皮、羊毛としても商品価値があり多様化であります。

 あるバイキング料理店では、「国産の肉は生産に追いつかず、ほとんどがニュージーランドから仕入れている。価格が安いし仕入れやすいが、一方、いろいろな問題もある。今でも、できるだけ国産のものを使っている。国内で安心・安全なものが飼育されるなら、少しぐらい価格が高くても使いたい」と先月研修に行った折、聞いたものです。

 このように、皆さんが生産していないからこそ必要性が出てくるという発想を持って、条件が整っている当市だからこそ推進できるし、私は絶対採算性があると確信しております。

 これは地域の雇用にもつながり、小矢部市将来の牧野課の牛と羊が核心、中心となり、地域に多大の貢献することだろうと思います。ぜひ検討されることを強く要望するものであります。

 第6に、農林事業についてであります。

 近年、耕作放棄田解消とか地産地消、また野菜産地づくり、農業ブランド等がよく言われます。先ほど、県の野菜産地づくり支援研修会は、今年度、新たに1品目1億円規模の園芸産地づくりを進める「1億円産地づくり支援事業」に取り組みました。それらを利用し、県・国と協力して、全国初の農・薬草・園芸指導センターをつくってはどうでしょうか。

 これは農業野菜を初め、薬草栽培、そして園芸等を指導栽培し、最近、当市でも取りかかろうとしているツーリズム的体験施設をも考え、また、計画的に野菜、薬草、花をつくり販売する多角経営的農・薬草・園芸指導センターとして、地域の耕作放棄田を解消し、地域農業従事者の雇用の場として、また、近隣地域の体験指導施設として活用でき、当小矢部市農業発展及び産業に多大な発展につながるものと思います。

 これらのことを切に考えていただき、私の質問を終わります。

 最後になりましたが、私たちとともに議員として、約3年半市政に取り組んだ故・山本精一議員のご冥福とご家族のご多幸あらんことを心よりお祈り申し上げまして降壇いたします。



○副議長(高橋庸佳君) 

 教育長 日光久悦君。

     〔教育長 日光久悦君登壇〕



◎教育長(日光久悦君) 

 私から、幼・小・中学校教育関係についてのご質問にお答えをさせていただきます。

 まず、市内小・中学校でのいじめ及び不登校の状況についてのご質問でありますが、いじめにつきましては、平成21年度は8件が報告されておりますが、いずれもいじめが起因とする不登校にはつながっておらず、また、現時点では、そのほとんどが解消済みとなっております。

 次に、その他の不登校の状況につきましては、平成21年度は21人が報告されております。情緒的混乱や意図的な拒否、複合的な理由など原因はさまざまであり、一人一人に対し、適応指導教室への通級やスクールカウンセラーによるカウンセリングを通じて、個別の指導・相談を行い、学校への早期復帰に努めているところであります。

 ご質問の、個性を引き出す教育についてでありますが、各学校では、教育目標、学校運営の方針、重点目標等を定め、より適切な教育の推進に努めております。その中で個性をはぐくむことも重要なテーマの一つとして位置づけているところであります。特に、日々の授業の中で、生徒の疑問や知的好奇心を丁寧に拾い上げ、その子なりの考え方や気づきの過程を大切にする、いわゆる「個に応じた指導」を、その大きな柱としております。

 また、さまざまな体験学習を授業に取り入れることにより新たな興味を生み出し、個性の芽生えにつながるものとして、大切な取り組みとなっております。

 さらに、多人数学級支援講師やスタディメイトを配置することにより、児童生徒一人一人への目配りをきめ細かいものとしており、授業における個性のはぐくみに大きな効果を発揮しているものと考えております。

 今後とも、このような取り組みを通じて、児童生徒の個性を伸ばす教育に努めてまいりたいと考えております。

 次に、人間として生きていくべき精神を、幼・小・中学校教育の中で一貫的に教えていくべきではないかとのご質問でありますが、議員のご指摘のとおり、人として必要な社会性、規律規範、道徳心を学び成長していくことは、学校教育において大変大切な課題と考えております。学校の集団生活における同級生や先輩・後輩、教師との関係の中で、子供たちは社会人となる上で必要な心構え等を学んでいきます。

 また、あいさつ運動や学校給食を通じた食育なども、その役割の一端を担っていると考えております。

 一方、このような取り組みは家庭教育と歩調を合わせることで、より効果が発揮されるものであります。学校ではあいさつしても家では、「おはよう」、「いただきます」との会話のない家庭では、子供には混乱を招くだけであります。

 このようなことから、学校と家庭がしっかりと連携する中で、豊かな人間性をはぐくんでまいりたいと考えております。

 次に、郷土愛を育てるために、野外授業で歴史旧跡を訪ねてはどうかというご提案でありますが、現在、各学校では、校外学習の授業において、ふるさと博物館や桜町JOMONパーク等を訪問し、直接現地での歴史学習を実施しているところであります。

 今後とも、小矢部市にあるさまざまな歴史財産を実際に訪ね、学ぶ中で、子供たちの心にふるさと小矢部への郷土愛をはぐくんでまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部長 槻尾賢治君。

     〔産業建設部長 槻尾賢治君登壇〕



◎産業建設部長(槻尾賢治君) 

 小矢部市の観光についてお答えいたします。

 越中・飛騨観光圏整備事業が平成22年4月28日に認定を受け、本年4月より平成27年3月31日までの5年間、「海・山・人をつなぐ旅」をテーマに2泊3日以上楽しむことができる圏域を目指して事業を行っております。

 小矢部市でも、平成21年度に「小矢部市観光振興プラン」を策定し、「観光産業をつくる」、「魅力を磨き伝える」、「集客のしかけをつくる」の基本戦略を通して、観光振興につながる具体的なプランを策定することで、交流人口の増加や産業振興、さらには小矢部市の活性化につなげることを目指しております。

 ご質問の観光名所の掘り起こし、整備に関しては、観光圏の中でも「史跡探訪コース整備事業」や、「越中・飛騨春祭り事業」などの事業を通じて各自治体の連携を図り、圏域の周遊性を高め、観光客の選択肢の幅を広げることにより、小矢部市の観光地の魅力を一層向上することができると考えております。

 さらに、神社、仏閣の活用による新たな観光資源の掘り起こし、観光案内看板の整備、観光地での電動自転車の整備などを行い、観光地としてのさらなる魅力の向上を図ってまいりたいと考えております。

 次に、滞在型観光の実現に向けてのご質問ですが、滞在型観光は、1カ所に滞在し、滞在地で静養や体験型を初めとしたレジャーを楽しむこと、または、そこを拠点に周辺の観光を楽しむものであり、1カ所に滞在することにより、経済波及効果や地元との交流、リピーター化が従来の周遊型観光に比べ期待できることから見直されているところであります。

 本市におきましては、越中・飛騨観光圏などの広域観光ルートで集客した観光客をまず小矢部市に呼び込むことが肝要であり、その効果を滞在型の観光につなげていけるよう、今後、観光協会を初めとした関係団体とともに研究してまいりたいと考えております。

 次に、中小企業金融円滑化法等の支援策による企業の活用状況、効果について、小矢部市の雇用状態と他市との比較、町中活性化の現状、今後の施策についてお答えします。

 中小企業金融円滑化法につきましては金融庁所管の事務となっており、その具体的状況については把握できませんが、本市におきましてはパンフレットの配布等中小企業へのPRに努めているところであります。

 また、緊急保証制度につきましては、平成22年2月末現在、計307件、29億4,568万1千円の保証額となっており、景気回復に向けての企業の安定経営に大きく寄与していると認識しております。

 次に、小矢部市の雇用状態についてお答えします。

 雇用情勢の指数である有効求人倍率につきましては、ことし4月には、全国ベースで0.48倍、富山県においては0.62倍となっております。

 また、ご質問の他市との比較についてですが、本市単独の数値はなく、本市が含まれる砺波公共職業安定所管内では0.42倍となっております。有効求人倍率は緩やかに上昇しているものの、いまだ低水準で推移しており、依然として厳しい状況にあります。

 なお、県内の公共職業安定所の4月の有効求人倍率は富山0.68倍、高岡0.58倍、魚津0.57倍、氷見0.57倍、滑川0.36倍となっており、滑川管内に次いで砺波管内が低水準となっております。

 このような厳しい雇用、景気情勢が続く中で、市といたしましては、昨年末に砺波公共職業安定所とともに、市内の経済団体である小矢部市商工会及び小矢部市企業協会に対し、雇用の維持・確保に係る要請を行ったところでありますが、今後とも、雇用、景気動向を注視し、関係機関と連携を密にしながら情報収集とその対策に努めてまいりたいと思っております。

 次に、町中活性化の現状、今後の施策についてでありますが、中心商店街への来客数が減り、空き店舗が目立ち、中心市街地の衰退が進んでいる状況は、本市のみならず全国的な傾向であり、地域活性化の大きな課題となっております。

 このような状況の中で、石動地区商店街につきましては、平成18年度より、「商店街等まちなか活性化事業調査」に取り組んでおり、小矢部市商工会が事業主体となって、元気で社会経験の豊富な高齢者の活躍の場として、「街かどサロンふれあい」の運営事業を実施しているところであります。今年度も引き続き、本事業に取り組んでいるところであり、継続することにより、商店街・地域住民などの交流促進、にぎわい創出を目指しているところであります。

 また、津沢地区商店街におきましても、後継者不足の問題を抱える中で、平成20年度より、「がんばる商店街支援事業」に取り組んでいるところであります。平成21年度は「つざわエコフェア」と名づけ、環境対策に対応した、歩いて・自転車でも行ける地元商店街の魅力を積極的にPRしているところであります。

 今後とも、国・県の施策と連携しながら、町中の活性化について、さらなる研究と対策を図っていきたいと考えております。

 また、平成21年企業倒産状況についてでありますが3件でありました。

 続きまして、稲葉山牧野の進展についてでございます。

 稲葉山牧野における口蹄疫の現状と対応でありますが、牛舎への進入路、入り口に関係者以外の立入禁止を徹底するため看板を掲げ、消石灰の消毒剤を散布しております。

 また、関係出入り業者に対しましては、車両洗浄を初め、自己予防の周知徹底を行っているところであります。

 また、空気感染についてでありますが、その対応策としてウイルスの侵入を防ぐため、牛舎周りに消毒液を1日数回噴霧する方法がとられます。しかし、空気を媒体とした感染は、人、物、動物からの感染に比べて極めて少なく、本市におきましては「小矢部市口蹄疫に関する連絡会」での情報交換を行った上で、現在はその対応を行っていません。

 次に、農業ブランドとしてのメルヘン牛の今後の計画、生産性、採算及び費用対効果についてでありますが、ご案内のとおり、ことし2月12日に「稲葉メルヘン牛」として商標登録をしたところであります。高品質の肉との評判も相まって、ブランドとして定着しつつあります。

 ことし3月の予算特別委員会で申し上げましたように、稲葉山牧野では平成21年度の和牛出荷頭数48頭を、平成25年度には80頭の出荷を目指しております。80頭の出荷体制が、現在の施設効率を最大限に生かし、人件費を含めた運営管理費が賄える数字であり、これを第1ステップの目標としているものであります。

 母牛1頭から子牛1頭が産まれ、出荷まで30カ月といった資金回収まで長期間を要する生き物相手の息の長い事業であると言えますが、ブランドを通した小矢部市の知名度アップ、市民の活力アップにつながり、その費用対効果は、和牛の採算性といった単なる数字にとどまらない波及効果が大きなものであると考えております。

 最後に、養羊に関してでありますが、現在の施設は牛の飼養を目的として国の補助を受けたものであり、羊を目的とした場合には新たに土地を求め、施設の整備をする必要があります。その費用対効果を十分検討する必要があると思われます。まずは、平成25年度の和牛80頭の集荷体制を確立したいと考えております。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 企画室長 青島和夫君。

     〔企画室長 青島和夫君登壇〕



◎企画室長(青島和夫君) 

 それでは、私のほうから、小矢部市内商工企業活力状況の中の企業誘致に対してどのように誘致活動をしていくのかというご質問にお答えいたします。

 先ほど、代表質問の答弁で市長が申し上げましたように、昨今の経済状況の中で多くの企業は、設備の余剰感があるとしながらも企業の生産は持ち直してきており、今後、新たな設備投資も期待されております。これまでも、市独自で、首都圏、中京圏などに所在する企業を対象に企業立地説明会やアンケート調査などを行い、いち早く企業の投資計画情報の把握に努め、新たな製造拠点や物流拠点を検討している企業を定期的に訪問し、親密な関係づくりに努めてきているところであります。

 また、中小機構や富山県と連携を図り、企業訪問活動を行うとともに、市長のトップセールスも精力的に行ってきております。

 ご承知のとおり、企業誘致は一朝一夕で実現しないものでございますが、本市は、東海北陸自動車道の全線開通を契機として、中京圏と北陸を結ぶ経済交流拠点として注目されてきております。これまでに額に汗して取り組んでまいりました企業誘致活動が実を結ぶよう、中京圏における徹底的な情報PRを行うとともに、市長をトップに、熱意ある誘致活動を展開してまいりたいと考えております。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部理事 沼田市郎君。

     〔産業建設部理事 沼田市郎君登壇〕



◎産業建設部理事(沼田市郎君) 

 私のほうから、農薬(アセフェート)の対応策について、農林事業についての2点についてお答えします。

 まずお尋ねの農薬(アセフェート)の対応策についてでございます。

 現在、家庭菜園等で多用されている有機リン系の農薬(アセフェート)については、夏以降にも使用基準が厳格化されるとの新聞報道があったところですが、現時点では、国・県などから農薬の使用基準の厳格化や農薬残留基準の見直しに関する情報はありません。

 農薬には、適用作物や使用濃度、使用量、使用回数など、安全で効果的な使用方法がそれぞれ詳細に決められております。

 本市といたしましては、引き続き情報収集に努めつつ、正確な情報が得られた際には、食の安全・安心の観点からも、市や農協、関係機関と連携しながら速やかに広報してまいりたいと考えております。

 次に、農林事業についてお答えします。

 本年度から県の新規事業として「1億円産地づくり支援事業」が創設されましたが、これは農業協同組合を中心に、地域の農業者や営農組織が一体となって、「1品目・1億円規模の園芸産地づくり」に取り組んでいくというものでございます。

 園芸産地づくりへの取り組みの観点からは、ご提案の農・薬草・園芸指導センターの整備は困難かと思いますが、品目選定や産地形成など、本事業の活用の可否について、いなば農業協同組合とも協議しながら十分検討してまいりたいと、そういうふうに考えております。

 以上でございます。

     〔「2番 須加」と呼ぶ者あり〕



○副議長(高橋庸佳君) 

 2番 須加清治君。



◆2番(須加清治君) 

 まず最初に、羊1頭当たりの売る値段、それに対しての、どれぐらい経費がかかっているということをお聞きしたいと思います。

 それと、羊の件なのですが、別に羊を何千頭いうて飼うわけでもないですし。例えば、試験的に100頭あたりぐらいからとか、10頭でもいいですし並行して、今現在牧草があるわけです。そういうところで、同じように飼うということを考えてみたらいかがかなと思うのですけれどもね。

 羊のそういう資料をまたお持ちなのか。その羊の資料を見ながら、どれだけの採算性があるかということを検討をしてみてそういうふうにおっしゃっておられるのか。それもまたお聞きしたいと思います。

 それと、今、1億円事業のがございましたね。あれは全体で1億円やいうことはわかります。例え、例に出してそれを言うただけであって、県と国、今どこの市町村でも必ず、大体上からおりてきたような行政ばかりを、事業をやっているわけなのですが。

 地方分権、地方から国へ申請する。地方から、県と協力しながら物事をやっていくという、そういう姿勢を口でばかり言っていないでどうやって考えていくか。どういうか、口ではすっと言われるんですよね。だけども、そんなものではないと思います。何か手がかりが少しでもあれば、それに食いついていくだけの、そういう施策とかそういうものを考えていくのが市のあり方でなかろうかと。市の分権の地方分権的思考、考えでなかろうかと私は思いますが、それもともにお聞きしたいと思います。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部長 槻尾賢治君。



◎産業建設部長(槻尾賢治君) 

 まず、羊の件であります。

 100頭とか試験的な飼養ということであります。稲葉山につきましては、今の設備を考えますと、まず、施設の規模的には不足しております。そういったこと。そしてまた牧草についても、今の、現在余っている牧草、採草地については、今の80頭体制に持っていけば、まだ足りないくらいであります。

 ただ、議員言われるように、羊1頭についてのコストですとか費用については、私はそういう資料は持っておりません。

 費用対効果についても、そういう、今小矢部市については80頭の体制に持っていくということで、今一生懸命取り組んでいこうということで、それとコスト的、設備的な面から見ても、また費用対効果については特に研究はしておりません。

 以上であります。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部理事 沼田市郎君。



◎産業建設部理事(沼田市郎君) 

 今ご指摘の地方から国へ、地方分権的な思考ということで、農・薬草・園芸指導センターのこういった整備が必要ではないかというご指摘でございますが、やはりこれについてはハードが伴います。まず、事業主体の意見も聞きながら、そして、そういった意向であるならば、やはり小矢部市の総合計画に位置づけながらそういうふうに検討していきたいと。財源も伴いますので、総合計画とかそういったような位置づけで、今後推進していく必要があるのではないかなと、そういうふうに考えております。

     〔「2番 須加」と呼ぶ者あり〕



○副議長(高橋庸佳君) 

 2番 須加清治君。



◆2番(須加清治君) 

 まずは羊の資料なのですが、また私、ここに資料ありますので、提供いたしますので、まずは検討の一つの方法として、また見ておいてください。

 それで、今から牛80頭を飼おうと、出荷しようというような段階で、牛よりも羊言うたらそんな大きいものでないんですよ。並行してやればいいということです。そういうこともひとつ考えながら、また少し考慮していただきたいと。

 それと、今どこの地方ででも雇用問題が大変なんです。ある面では行政が力を入れながら、雇用にも結びつくようなことをやらなければならないと私は思っておるんですね。

 そしたら、そういうものをどうやって転用しながら、そして地域の、今の場合は農業なんですが、農業を生かせるようなそういう手法ちゃないかと。もしかあるのならば、本腰になって県に取り組むとか県を通して国へ取り組んでいくとか、そういうことをちょっと、今一生懸命、こうやっているんだというようなことをやはり少し言っていただきたいなと私は思います。

 それから、羊のことは予算特別委員会でも少し言いましたが、その時点で、私はそちらに資料があったかどうかわかりませんけれども、またひとつよろしく考えていただきたいなと思っております。



○副議長(高橋庸佳君) 

 産業建設部長 槻尾賢治君。



◎産業建設部長(槻尾賢治君) 

 資料につきましてはいただきます。ありがとうございます。

 あと、並行して飼育とかいう話でありますが、本年度80頭体制に向けて、稲葉山につきましては一部増設も考えておりまして、来年度増設して考えております。

 そういったことで、まず、やはりどうしても採草地の面ですとか設備がどうしても少ないということで、近々の対応としては、今は特に考えておりません。これは予算委員会で申しましたとおりであります。よろしくお願いいたします。



○副議長(高橋庸佳君) 

 以上で、上程議案に対する質疑並びに市政に対する代表質問及び一般質問を終わります。

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△議案の委員会付託



○副議長(高橋庸佳君) 

 議案第25号から議案第29号までの審査については、会議規則第37条第1項の規定に基づき、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△請願の委員会付託



○副議長(高橋庸佳君) 

 日程第2 請願第2号 地元中小業者と雇用者の生活を安定させるため、より良い『中小企業憲章』を求める請願から請願第4号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための意見書までの請願3件を一括して議題といたします。

 請願は、お手元にお配りしてあります写しのとおりでありますので、朗読を省略いたします。

 請願の審査については、会議規則第89条第1項の規定に基づき、所管の常任委員会に付託いたします。

 審査の結果を後日報告願います。

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△議会の日程の報告



○副議長(高橋庸佳君) 

 次に、議会の日程を申し上げます。

 6月17日午前10時から桜町プロジェクト特別委員会、午後2時から民生文教常任委員会、18日午前10時から新幹線対策・企業立地等特別委員会、午後2時から産業建設常任委員会、21日午前10時から総務常任委員会、22日午後2時から委員長会議、23日午前10時から議会運営委員会をそれぞれ開催して、付託議案等の審査をお願いいたします。

 審査の結果を後日報告願います。

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△休会について



○副議長(高橋庸佳君) 

 次に、お諮りいたします。

 6月16日は議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(高橋庸佳君) 

 異議なしと認めます。

 よって、6月16日は休会とすることに決定いたしました。

 なお、6月23日午後3時から本会議を再開いたします。

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△散会



○副議長(高橋庸佳君) 

 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

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           午後4時38分 散会