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富山県 黒部市

平成23年第7回定例会(第3号12月 9日)




平成23年第7回定例会(第3号12月 9日)





 






平成23年第7回黒部市議会12月定例会会議録


平成23年12月9日(金曜日)





                議事日程(第3号)


                           平成23年12月9日(金)


                                 午前10時開議


第1 一般質問(個人)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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本日の出席議員   20人


    1番 川 本 敏 和 君         2番 中 村 裕 一 君


    3番 村 井 洋 子 君         4番 山 田 丈 二 君


    5番 小 柳 勇 人 君         6番 谷 口 弘 義 君


    7番 木 島 信 秋 君         8番 辻   靖 雄 君


    9番 寺 田 仁 嗣 君        10番 伊 東 景 治 君


   11番 橋 本 文 一 君        12番 辻   泰 久 君


   13番 山 内 富美雄 君        14番 松 原   勇 君


   15番 山 本 達 雄 君        16番 吉 田 重 治 君


   17番 川 上   浩 君        18番 新 村 文 幸 君


   19番 森 岡 英 一 君        20番 坂 井   守 君


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本日の欠席議員    な  し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長                   堀 内 康 男 君


  副市長                  中 谷 延 之 君


  まちづくり戦略統括監           浜 屋 孝 之 君


  総務企画部長               能 澤 雄 二 君


  市民生活部長               太 田 孝 雄 君


  産業経済部長               米 陀 峰 信 君


  都市建設部長               岩 井 宏 道 君


  上下水道部長               小 崎 敏 弘 君


  会計管理者                米 生 利 弥 君


  総務企画部次長企画政策課長        本 多   茂 君


  総務企画部次長総務課長          柳 田   守 君


  市民生活部次長福祉課長          林   高 好 君


  産業経済部次長農業水産課長        能 登 直 幸 君


  都市建設部次長建設課長          朝 倉   実 君


  工務課長                 西 田 重 雄 君


  財政課長                 寺 嶋 和 義 君


  総務課行政係長              藤 田 信 幸 君


 市民病院


  市民病院長                新 居   隆 君


  市民病院事務局長             沢 井 利 夫 君


  市民病院事務局次長            飯 野   勇 君


 消防本部


  消防長                  佐々木   隆 君


  消防本部次長               岡 島   茂 君


 教育委員会


  教育委員長                池 田   宏 君


  教育長                  中 山 慶 一 君


  教育部長                 大 川 信 一 君


  教育委員会事務局次長生涯学習スポーツ課長 山 本 芳 夫 君


 代表監査委員                勇 永 三 郎 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長                 中 田 博 己 君


  議事調査課長               山 本   勝 君


  議事調査係長               寺 林 佳 子 君


  主査                   山 口 真 二 君


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                開    議


  午前10時00分


○議長(新村文幸君) 皆さん、おはようございます。


 どなたも続いてご苦労さまです。


 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


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○議長(新村文幸君) 日程第1、前日に引き続き一般質問の個人質問を行います。


 3番、村井洋子君。


               〔3番 村井洋子君登壇〕


○3番(村井洋子君) 皆様、おはようございます。


 今朝のニュースで、今日48歳の誕生日をお迎えになった皇太子妃雅子様が東日本大震災による被災地を慰問されている映像がながれました。


 被災者一人一人と言葉を交わされながら、思わず涙ぐまれる雅子様のお姿にテレビを見ている私たちも共感し涙が流れた、そんな方も多かったのではないかと思いました。


 今頃はすっかり寒くなったのだろう東北に改めて思いを寄せエールを送り続けたいと感じました。


 私の本日の質問は2点ですが、先日の射水市中学生の自殺報道は県内の事件ということもあり教育関係者はもとより私たち市民も大きな衝撃を受けました。折しも、その報道があった日は夕方からスクールミーティング、堀内康男先生の授業が行われる日で桜井中学校の一室には各中学校生徒会代表が集まっていました。そして、その直前まで市内小中高の校長先生による校長会が緊急に行われているという、極めて桜井中学校内は緊迫した状況であったように思いました。


 さて、いじめはどの子にも、どの学校においても起こり得るものであり大人社会においても例外ではありません。しかし、子供の自殺報道がある度に、いじめを断じて許さないという強い決意が逆に子供たち自身にまだまだ不足しているのではないか、知らんふりに無関心、人ごと等、子供たちの正義感は育っているのだろうかという思いにかられます。そしてその事はとりもなおさず私たち大人の正義の欠如となってはね返ってきます。


 11月20日の天地人に掲載されていた一文です。


 「人は子供から大人になるのではありません。子供としての自分をそこに置いて人は大人というもう一人の自分になっていきます」複唱いたします。


 「人は子供から大人になるのではありません。子供としての自分をそこにおいて人は大人というもう一人の自分になっていきます」、子供の自分が大人の中にずっと居続けるという事なのでしょうか。子供時代にどんな心を育んできたのかは時に、大人になって良くも悪くも私たちの方向性を迷わせるものとなります。


 そこで1つ目の質問、命の教育といじめ撲滅対策についてです。


 1 市内小中学校にはスクールカウンセラーが配置されていると伺います。週1回半日程度の巡回ということでしたが、先日の川本議員の質問の中で教育長から細かにご説明がありましたけれども、相談を希望する子供たちに充分に応えられているのでしょうか。


 2 仮に複数回にわたって相談があったとき、どのように対応し対策を講じているのですか。また、加害側生徒への指導はどのように行われるのでしょうか。


 3 中学校生徒会では、いじめ撲滅対策などの話し合いや、考える機会は設けられているのですか。


 4 11月県議会において県教育長が「悩みを抱えた子供の窓口になるよう相談電話等の紹介カードを新たに作成し、小中高生に配布する」とありましたが、相談電話とはどのようなものなのでしょうか。


 5 命の教育はどのように行われていますか。また、弱者、ハンディを持つ人たちへの理解や、思いやりの教育は啓発されていますか。


 次に、2つ目の発達障害の子供たちへの取り組みについてお伺いします。


 近年、発達障害の子供たちは急増する傾向にあり、親はその子の将来に大きな不安を抱えています。しかし、早いうちに適切なケアをすることで、障害はかなりの割合で克服でき、将来は立派に社会貢献できるようになると専門家は言っています。


 1 発達障害の診断は一般的には3歳児健診において、保健師は障害の有無がある程度分かるそうですが、はっきりしたことは誰が診断するのですか。専門家はいるのですか。


 2 疑いを示されただけで母親は大きなショックを受けます。母親や家族へのケアはありますか。


 3 検査や指導を受ける場合、富山市の高志リハビリテーションの通所センターやあおぞらという教室に出向くことになりますが、せめて新川地域にあれば親子の負担は軽くなると思いますがいかがでしょうか。


 以上質問いたします。


             〔3番 村井洋子君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) おはようございます。


 村井議員のご質問にお答えいたします。


 1つ目の項目、命の教育といじめ撲滅対策についての1点目、スクールカウンセラーについてお答えいたします。先に川本議員にお答えしましたように本市では4名のスクールカウンセラーが配置されておりますが、富山県スクールカウンセラー等配置事業実施要領に基づき児童生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識及び経験を有するスクールカウンセラー、又はスクールカウンセラーに準ずる者が配置され、教育相談体制の充実を図っております。臨床心理士などの資格要件があり、それに基づき県が選考し認めたものが配置されております。


 2点目、加害生徒への指導についてでございます。


 一般的に、担任が自分の学級にいじめがあるとわかると一人で対応する傾向がありましたが、今はあらかじめその学校内で対策会議などをつくり役割を決め、全校体制で対応しております。特に、加害生徒については担任だけでなく生徒指導主事、学年主任等がいじめをした生徒を分担して個別指導いたします。そして、いじめという行為は人間として絶対に許されない行為であることを深く自覚するよう求めます。さらに、いじめにかかわった生徒の保護者の家庭訪問をして、いじめの事実を知らせるとともに、いじめられた子供の苦しみを伝え、保護者として自分の子供の学校内外での生活を十分に把握し、その指導を適切に進めていただくようお願いいたします。いじめの非人間性について子供とよく話をして共に考えていくよう求めていくことになります。


 教育委員会としても加害生徒だけでなく生徒集会を開くなどして全校生徒がいじめを人ごととしないで真剣に向き合っていくような話し合いや啓発運動を広く長期にわたって進めていくよう指導しております。どの学級にもいじめがあるという認識で、すべての児童生徒が自分とは関わりのないことという傍観者にならないため、学級の自浄力を育てていくことが大切であると思っております。


 3点目、いじめ撲滅対策についてであります。


 先ほども触れましたが加害生徒の指導だけではいじめ撲滅対策とは言えず全校生徒に対する指導も大切になってまいります。各中学校では生命や人権を尊重する心を育むための活動を生徒会も行っております。例えば、人権週間では広報委員会が放送で人権週間の意義など全校に呼びかけたり生徒集会などの異学年交流を通して、自他のよさに気づき互いに認め合う温かい人間関係を育て、他人を思いやる校風づくりに生徒会全体で取り組んでおります。また、生徒会の企画した人権集会で人権擁護委員の方の講演を聞き人権に対する意識を高めている中学校もあり、そのことがいじめの撲滅に繋がっていると聞いております。


 4点目、相談電話についてであります。


 県教育委員会の重点施策に、いじめ、不登校等への対策の推進を掲げており教育相談の充実・強化を進めております。その中の対策の一つとして、スクールカウンセラーの配置なども含め24時間相談電話の設置をあげております。児童生徒や保護者の電話相談に常時対応するために、県総合教育センターに24時間対応のいじめ相談電話を設置しております。この相談電話については、夜間も専門の職員が対応できる体制になっております。また、生涯学習・文化財室でも子どもほっとライン事業として、電話や電子メールなどにより子どもたちの悩みや質問に答える相談活動を行っております。さらに教育事務所にも相談専用電話が設置されており対応をしております。


 このような相談電話の電話番号やメールアドレスについては県内すべての小・中・高校生にカードとして配付され、いつでも電話やメールで相談できるようになっております。カードは今月中に新しいものが配布されると聞いております。


 5点目、命の教育についてであります。


 本市でも子どもたち一人ひとりが命はすばらしい、生まれてよかったと実感できるように命の教育を推進しております。命の教育は特別な教育ではなく、日々のさまざまな体験や事業の中で子どもたちや教師などが命を意識し感じる一瞬一瞬を積み上げていくためのものであると言われております。例えば、市内の小学校では、県の命の教育総合支援事業を生かして、命の先生をお呼びし、命の授業が行われております。


 内容は、助産師さんのお話を聞いて、命のメッセージカードというものを使い家族に感謝の気持ちを伝えたりするというものであります。県からも、命の教育リーフレットや、家庭版命の教育リーフレット等も出ており学校生活の中で生かされております。


 また、人権週間の中で盲導犬訓練士と盲導犬をよんで話を聞いてアイマスクを使って視覚障害者の方の苦労を体験したりすることも行われております。


 さらに、総合支援学校へのボランティア活動や交流活動も行われております。


 私たちの生活の中ではいまだに人権が尊重されていない現実があります。


 また、情報化の発展に伴いインターネットを悪用したいじめなども報告されております。このような状況の中で、誰もが心豊かに暮らせる明るい社会づくりを進めるためには、人権に関する学習機会、いうなれば思いやりの教育、命の教育をその啓発を本市でも積極的に図っていきたいと考えております。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長、太田孝雄君登壇〕


○市民生活部長(太田孝雄君) それでは村井議員さんの2つ目の項目、発達障害の子供たちへの取り組みについての1点目、発達障害の診断に関するご質問についてお答えいたします。


 発達障害については、市町村が実施しております1歳6カ月児健診、また3歳児健診や保育所などの日常の場での気づきによりわかる場合があります。それぞれ、発見から診断までの過程は異なりますが関係機関の連携により、できるだけ早く親子をサポートしていくことが重要と考えております。


 発達障害と診断できる医療機関は精神科や小児科医の医師ですが、その中で就学前の子どもさんを対象としている医療機関は県内22カ所あります。発達障害の専門医としては、児童精神科や小児神経科の先生ですが、数が少ない状況であるとお聞きしております。


 2点目の親へのケアにつきましては親の気持ちに沿った支援を行うため、身近で親に接しております保健師や保育士が障害児の専門機関の者が別々に関わるのではなく、連続性を持って対応し早期の支援につなげていくことが重要と考えております。


 3点目の通所センターにつきましては、平成15年7月から県の委託を受け発達障害に対する支援を総合的に行う地域の拠点として、富山県発達障害者支援センターあおぞらがあります。相談支援や医療相談、保護者サロン、集団指導を実施しております。


 早い時期から専門的な支援を行うことが子どもの発達支援には重要であることから、早期発見から早期支援の体制を作っていく事が求められており、新川地区にこのようなセンターが設置されれば望ましいと思っておりますが、医療関係や市町村での対応は困難な状況であります。


           〔市民生活部長 太田孝雄君自席に着席〕


               〔3番、村井洋子君挙手〕


○議長(新村文幸君) 3番、村井洋子君。


               〔3番 村井洋子君起立〕


○3番(村井洋子君) 教育長にお訊ねいたします。


 命の教育の件ですけれども、実際に赤ちゃんを抱っこするなど小さな命に触れる、大切に扱う、そういう事業は実際にありますでしょうか。


              〔教育長、中山慶一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長、中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) 中学生で幾つかの学校でやっております。高校へ行ってもやっていると思います。


               〔3番 村井洋子君挙手〕


○議長(新村文幸君) 3番、村井洋子君。


               〔3番 村井洋子君起立〕


○3番(村井洋子君) 全員が中学・高校時代に必ず赤ちゃんに触れる機会があればと思います。先日、教育長も行っていらっしゃいましたが、イクメンの講演会がありましたね。その時に虐待は母親のストレスから、というふうなお話があったと思います。小さい赤ちゃんと中学・高校時代から関わる機会があれば将来自分たちが大人になった時に男性はお腹をいためないという事が女性との大きな違いだと思いますが、一緒に育てていくときにはやはり男性の大きな協力が必要ということもあります。そのことが虐待を減少させる手段にもなるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。


               〔教育長 中山慶一挙手〕


○議長(新村文幸君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) 議員ご指摘のとおりでありまして、子供たちの感想を聞いておりますと「赤ちゃんはこんなに柔らかいのか。自分も小さい時こうやって可愛がってもらったんだ」と、そういった感想を書いております。


 先ほど中学・高校でと申し上げましたが小学校でもやっておりまして、昨年は三日市小学校が健康教育推進学校優秀賞という全国の日本学校保健会から優秀賞の表彰をいただいたんですが、これはまさに今言いました命の教育をやっておりまして、保健師さんを招きして実際に出産のことを聞いたりして男の子も女の子も一緒に自分が生まれてきた時のことを喜ぶ、そして今後議員おっしゃったように父親、母親になった時の心構えをするといった教育だったと思います。


               〔3番 村井洋子君挙手〕


○議長(新村文幸君) 3番、村井洋子君。


               〔3番 村井洋子君起立〕


○3番(村井洋子君) ありがとうございます。


 今ほど、突然虐待の方へ話を持っていきましたけれども、赤ちゃんに触れることによってか弱きもの、自分より力のない者に対する思いやりとか、そういうものも一緒に育っていくのではないかなというふうに考えます。それが、いじめ撲滅にも繋がっていくものであろうというふうに思います。太田部長にいろいろお答えいただきましたが、その予約をして出かけるのですが色々な障害の子供さんがたくさんいらっしゃって待ち時間も随分かかると聞いております。


 富山県内22カ所というふうにおっしゃいましたが、新川地区の方に教室とかあるんでしょうか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 先ほどの県内での診断できる医療機関22カ所ということで申し上げました。


 実際、その一つの中には新川地区では黒部市民病院が登録上、出来る病院というふうにお聞きしております。


               〔3番 村井洋子君挙手〕


○議長(新村文幸君) 3番、村井洋子君。


               〔3番 村井洋子君起立〕


○3番(村井洋子君) これは国、県が施設について考えるものなのかと思いますが、障害児童がたくさん増えているように思います。市の方でも考えていただきますように市長にお願いいたします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 発達障害者支援センターにつきましては、あおぞらが県内1カ所という事で新川地域から通っておられる方については大変苦労しておられるのだろうというふうに思いますが、こういう施設につきましては指導体制・支援体制については大変難しい点もありますのでそういう点につきましても県と十分相談をしていきたいと思います。


               〔3番 村井洋子君挙手〕


○議長(新村文幸君) 3番、村井洋子君。


               〔3番 村井洋子君起立〕


○3番(村井洋子君) ありがとうございました。以上で質問を終わります。


○議長(新村文幸君) 次に、11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君登壇〕


○11番(橋本文一君) 12月定例会において質問をさせていただきます。


 まず初めに、並行在来線と地鉄電車についてであります。並行在来線が第3セクターで運営されることになっております。住民は特急や急行列車の廃止、普通列車の減少、 運賃の上昇などに不安を抱いております。以前にも言いましたが現状維持はもとより今までより利便性が良くなることが重要であります。


 また、黒部市には15の地鉄電車の駅がありますが、沿線地域の活性化には並行在来線と地鉄電車との相互乗り入れなどが必要と思います。


 並行在来線と地鉄電車について伺います。県東部の5市町の議会による並行在来線に関する正副委員長会議が開かれました。各議会が12月議会で3項目の意見書の可決を目指すことで一致をしてまいりました。意見書の内容は現行サービスを低下させない、各自治体の負担を重くしない、県境をまたぐ一体的な運行を求めるというものであります。 本定例会中に可決したならば、市長は意見書をどのように受けとめ、どのように行動を行うのか答えてください。


 市内には石田駅から宇奈月温泉駅まで15の地鉄電車の駅があります。並行在来線と地鉄電車の相互乗り入れが沿線の活性化につながると言ってまいりました。以前から、市長は並行在来線と地鉄電車の相互乗り入れを求めていくと述べていましたが市長はどのような行動をとり、現在どのような協議を行っているのか答えてください。


 以前より、地鉄電車の駅のトイレは地鉄利用者の施設だけととらえず公共性の視点に立ち地鉄と協議の上整備を行うことを何度も求めてまいりました。特に、地鉄黒部駅・東三日市駅などのトイレは中心市街地にあるトイレでもあります。早急に地鉄との協議の上、整備を行うべきであります。答えてください。


 次に、子育て支援についてであります。


 少子化の原因の一つに子育てに対する経済的な負担の多いこと、子育ての環境が大きく変化したことなどが挙げられています。こうしたことに行政がどう支援するかが課題となっております。経済的な負担を軽減する手だての一つとして、県下の各市町でも子供の医療費の無料化の拡充を行っております。黒部市では小学6年生まで医療費が無料であります。住民からは医療費無料化の対象を義務教育終了まで拡げていただきたいとの声がありますが、住民の声に応え、医療費の無料化を義務教育終了まで広げるべきと思いますが答えてください。


 昨日の川上議員の質問にもありました。冬場に流行し、激しい下痢やおう吐を引き起こすロタウイルスは、胃腸炎の主な原因で、幼い子どもではノロウイルスよりも重症化しやすく、脱水や脳症を起こして、まれに死亡することもあると聞きます。


 ロタウイルスの予防方法について病院長に伺います。ロタウイルスのワクチン接種が11月21日から全国で始まりました。生後6週から24週にかけて2回、口から飲ませて行うワクチンだと聞くが、2回のワクチン接種でおよそ3万円かかるとのことであります。接種費用が自己負担となる任意接種では子供の健康が保護者の所得の格差で左右されることになります。ワクチンの接種費用を公費で賄う定期接種に組み入れるよう国に求めていくべきだと思いますが答えてください。定期接種に組み込まれるまで黒部市として支援ができないかについても答えてください。


 最後に、国民健康保険税の引き下げ、ジェネリック医薬品の使用拡大についてであります。


 失業や倒産などで収入が激減した人や少額の年金生活者にとって、医療費や国民健康保険税の負担が命と生活を脅かすものになってはいないか。国民健康保険は、住民の命を守るものでなければならない。


 国民健康保険について伺います。


 黒部市は2009年に国民健康保険税を1世帯平均で3万3,000円、25.6%引き上げました。国保会計は、2009年度では、約1億1千万円の黒字となりました。


 2010年年度では約2億700万円の黒字となっております。住民からは、国民健康保険税が高すぎて引き下げてほしいと求める声が非常に多いわけであります。


 引き下げの要望に応えるべきと思うが答えてください。


 市は、保険税を引き上げるときに、各地域で説明会を行いました。説明会では、市独自の保険事業を強化して、国保加入者への引き上げ等の還元をしたいと言ってまいりましたが、国保税の引き上げが市独自の保険事業の強化につながったのか、答えてください。


 国民健康保険には、傷病手当制度、出産手当制度などはありません。市独自の事業として出産手当制度を求める声があります。そのための試算を行い、市独自の事業と進めていくべきだと、これまで何度もこの質問してきたわけですありますが、答えてください。


 ジェネリック医薬品の使用拡大についても、何度も議場で質問してまいりました。


 ジェネリック医薬品の使用拡大が進めば、患者の負担軽減と、国保会計の負担軽減、病院経営にも役立つと述べてまいりましたが、市民病院でのジェネリック医薬品の使用割合はどこまで前進しているのか。今後、使用割合拡大への目標値はあるのか、答えてください。


 私の質問は以上であります。


             〔11番 橋本文一君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) おはようございます。


 どちら様も引き続き大変ご苦労様でございます。


 それでは橋本議員の個人質問にお答えを申し上げたいと思います。


 まず一つ目の項目であります並行在来線と地鉄電車についての1点目、県東部5市町の議会による並行在来線に関する正副委員長会にて協議された3項目の意見書についてお答えをいたします。


 並行在来線に関する3項目の意見書につきましては、詳細については伺っておりませんが、新聞報道等から察するところは理解をさせていただいているつもりであります。


 それではまず、サービス水準の維持につきましては、今年度決定いたしました県内区間における並行在来線の経営基本方針でも、普通列車の通勤通学等の利用実態に即して、利便性の確保を基本に運行ダイヤ、車両運用等の見直しをすることとしており、増発や快速列車の運行も含め、その改善に努めていくべきと考えているところであります。さらに、過重な自治体負担にならないよう経営面での課題の中で国に対する必要な支援措置のさらなる働きかけやJRとの鉄道資産譲渡が極力低額となるよう交渉を行っていくことが重要であると考えております。


 また、県境をまたぐ旅客の利便性確保に関しましても燐県との協議を進め、その実現を目指すべきものと考えておるところであります。本市といたしましては、これらを踏まえまして今後とも糸魚川市を含めた沿線自治体、議会とも連携を強化しながら、早期の実現を目指してまいりたいと考えているものであります。


 次に2点目の沿線の活性化につながる並行在来線と地鉄線との相互乗り入れの現在の協議状況についてお答えいたします。


 私は従来から北陸新幹線の新黒部駅の整備を機会として、地鉄新駅の整備とあわせて鉄道を基軸とした公共交通でスムーズに移動できるよう、新川地域内での鉄道間での結節と乗り継ぎ利便性の確保、そして公共交通ネットワーク化の構築を強く主張をし、列車の相互乗り入れも含めて機会あるごとに提起要請を行ってまいりました。それらの実現を図ることが新幹線開業を実効性の高いものとし、人の交流、沿線の活性化を促し公共交通が都市の重要な機能として魅力ある町づくりへとつながる有効な手段というふうに考えております。その上で、並行在来線の安定的な運営に向けた経営計画の策定議論の中でも重要な協議事項として継続して意見を述べ、今後も新川沿線自治体との連携を強めながら実現を目指してまいりたいと考えております。また現在、地鉄新駅の整備協議の中においても富山地方鉄道への働きかけを行っており引き続き実現を求めていきたいと考えております。


 次に、3点目の、地鉄線の駅トイレの整備について、お答えいたします。


 地鉄の各駅のトイレについてでありますが、議員が早急に整備すべきとされる電鉄黒部駅等のトイレは繁華街に近い立地から駅利用者以外の方々も利用が多く、「まちのトイレ」としての役割も認識いたしております。また、十分な維持管理の行き届かない老朽化したトイレが各駅に多く存在していることも、現状としてあると思っております。


 その一方で、地元清掃ボランティアの皆様方により、清潔に維持管理されているモデル的なケースの駅トイレもあり、各駅の清掃、あるいは座布団の設置などにも携わっておられるボランティアの方々なども含めて、地域の駅の美化活動を日々実践していただいている皆様に対して、深く敬意を表する次第であります。


 今後ともこれらの取り組みを沿線の住民の方々、関係者の皆様方の手で育て、盛り上げていただきますようお願いを申し上げるものであります。


 なお、駅トイレの整備管理につきましては、本来、鉄道事業者において行われるべきものでありますが、公共性あるいはまちづくりの観点からも整備の検討をしていいのではないかというふうに考えており、整備後の十分な維持管理がなされるよう地元あるいは関係者での協力体制が整い次第、鉄道事業者と協議検討し可能な限り対応してまいりたいと考えているものであります。


 次に二つ目の質問項目であります子育て支援についての1点目の医療費無料化の対象の拡大につきましては、先に川上議員に答弁したものと内容が同じでありますので、割愛をさせていただきたいと思います。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市民病院長、新居 隆君。


             〔市民病院長 新居 隆君登壇〕


○市民病院長(新居 隆君) 次に、二つ目の項目の2点目、ロタウイルスの感染の予防方法についてお答えします。


 ロタウイルスによる胃腸炎は、乳児の8割が経験します。この病気は汚物とともに排出されるウィルスが体外に出ても数時間は感染能力を保つため感染力が強く、またインフルエンザのような有効な抗ウィルス治療薬がない病気です。感染経路は罹患者のおう吐物、唾液、及び糞便の接触によるものです。発病すると、おう吐から始まり、おう吐を繰り返した後、下痢が1週間程度続き高熱が出ることもあります。治療方法は電解質と水分の補給による対処療法になります。


 次に、その予防方法ですがロタウイルスが付着した手などから口や鼻に入り感染するため、石鹸と流水による手洗いの励行が基本となります。この手洗いは感染予防は当然ですが、感染もとをつくらないという点でも大切になります。保護者が、感染したお子さんのおう吐物、唾液などが付着した手で物を触ると、その物や場所は汚染され感染のもとになります。なお、本年の11月から承認されました予防ワクチンが効果的であると言われており、現在、当院でも通院患者さんへの接種の導入を検討しております。


            〔市民病院長 新居 隆君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君登壇〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 橋本議員の二つ目の項目、子育て支援の3点目、ロタウイルスのワクチン接種に係る費用についてお答えいたします。


 ロタウィルスワクチンは、生後6週から24週までの間に4週間以上の間隔をおいて経口摂取することで、ロタウイルスによります胃腸炎の感染予防に効果があるとされております。ワクチンの接種費用は医療機関それぞれで設定されており県内の医療機関では一回当たり15,000円前後とお聞きしております。


           〔市民生活部長 太田孝雄君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 続いて、3点目のワクチン接種費用の公費助成についてお答えを申し上げたいと思います。


 予防接種には、法律に基づき市町村が実施します定期の予防接種とそれ以外の法律に基づかない任意の予防接種があります。この任意の予防接種につきましては本人や保護者に予防接種を受ける義務が課せられているわけではなくて、摂取するかどうかの判断は本人や保護者にゆだねられているものであります。


 また、予防接種の定期化につきましては、疾患の重篤性、発生頻度、有効性、安全性、費用対効果等を国の予防接種に関する検討会で検討された結果が反映されるものであると認識いたしております。


 今のこのロタウィルスワクチンにつきましては、最近の報道で保護者の関心が高いことから、ワクチンの正しい情報を国県から収集し、市民の皆様に周知していきたいと考えております。


 またワクチンの接種の助成につきましては、今後、国県の動きや、他市町村の状況を見ながら検討としてまいりたいと考えているところであります。


 次に三つ目の項目でありますご質問のまず1点目、国民健康保険税の引き下げについてでありますが本市の国民健康保険の平成21年度決算では保険給付費は23億5,600万円と一旦落ちつきましたが、平成22年度では24億700万円と再び増加に転じており、被保険者の高齢化や高度医療の充実など近年の医療費の増嵩圧力は解消されているとは言えない状況にあります。


 平成23年度予算におきましても、近年の経済状況の悪化等により国保税収は対前年度予算で約8%の減額を見込んでおります。財源不足となる1億1,600万円に、前年度繰越金を充てているところであります。


 また、本市の国保の財政調整基金の積立額は現在、全くなく国民健康保険事業の運営は引き続き不安定な状況にあると言わざるを得ません。当面の間、注意深くその推移を見守りながら安定した財政基盤を確立することが大切であると考えており、結果とし一定の収支余剰金があれば基金に積み立てることも検討すべきと考えております。


 2点目の保健事業の強化についてでありますが、国民健康保険税の引き上げは医療費、後期高齢者支援金などの増高に伴い、収支の悪化を改善するために実施したものであります。保健事業の見直しは国民健康保険税の見直しの際、健康増進策の一環として取り組んだもので中長期的な医療費の安定化を目的とするものであります。


 例えば平成21年度から拡大、または拡充したものといたしましては人間ドック費用助成事業、健康優良家庭表彰事業、後発医薬品利用促進事業などがあり利用者数、件数ともに増えております。


 今後とも事業の中身を吟味しながら、効果的な施策について積極的に展開してまいりたいと考えているものであります。


 3点目の出産手当制度についてでありますが傷病手当金及び出産手当金の給付制度は国保においては任意給付とされております。両方とも医師、建設国保組合等は別として市町村国保で給付している保険者はありません。


 出産手当制度は被保険者が出産のため会社を休み事業主から報酬等を受けられないときに支給されるもので、被用者保険の任意継続の被保険者は受給することができないものであります。


 協会けんぽの場合、支給される額は1日につき標準報酬日額の3分の2支給され、支給される日数につきましては原則出産の日以前42日までと出産の翌日以降56日までの、合わせて98日間で会社を休んだ日であります。


 給付をするとすれば、国による制度に対しての負担もなく保険税にその財源を求めることになることから、制度の創設は困難と考えているものであります。


              〔市長 堀内康男自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市民病院事務局長、沢井利夫君。


            〔市民病院事務局長 沢井利夫君登壇〕


○市民病院事務局長(沢井利夫君) 次に、三つ目の項目の4点目、ジェネリック医薬品の使用割合はどこまで前進しているのか、また、今後、使用拡大への目標値はあるのかについてお答えいたします。


 黒部市民病院のジェネリック医薬品採用率は、品目ベースで平成23年11月末現在、


 11.4%となっております。県内25公的病院の平均ジェネリック採用率は平成23年4月現在で11.1%ということですので公的病院の中においてようやく平均レベルに達してきた状況でございます。


 今後は更なるジェネリック医薬品導入に向け、価格差による経費削減効果や県内同等病院の方で使用されているジェネリック医薬品の実績などを示し、実際に薬剤を処方する医師の理解を得ながら平成24年度の採用率12%台を目標とするとともに、さらに当面の目標としては14%台を目指して、ジェネリック医薬品の使用拡大を図ってまいりたいというふうに考えております。


 以上でございます。


          〔市民病院事務局長 沢井利夫君自席に着席〕


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) はい、私の時間31分ほどありますので、再質問をさせていただきます。


 まず、この並行在来線と地鉄電車についてでありますが、この第三セクターになると大変住民がけげんしていると、そういったことでこの5市町の県境をまたいだ糸魚川市も含めて、そういった要望を協議会に持って行って、それを実現しようという議会側からの一つの大きなアピールだと私は思っております。


 特に、県東部、富山から向こうは人口が多いからあんまり、この東部には目を向けてくれないような気がしてならない。私はどうも西の方ばかりに目が向いているのではないかと思う。市長は今言われました実現に向けてこの沿線自治体と大きなスクラムを組んで、議会も当局もスクラムを組んで一体となって協議会に根気強く申し入れていただきたい。このことを要望したわけでありますが市長もそのような感覚であっていただきたいと思います。答弁は求めません。


 もう一つ、この市長がかねてから市長になる前から、このいわゆる商工会議所のまちづくり協議会のトップと、いわゆるそういったとこの部分で地鉄電車と、このいわゆる並行在来線と結節してまちづくりをやっていくんだ、それが市民のためになるんだという強い持論で述べられていました。それには旧黒部線の復活、そういったことも考えておられたと私は聞いております。


 しかし、その後、黒部線ではなくても、どこかで結節をして並行在来線を進めていくのだと述べておられましたが間違いないですか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) そのとおりでありまして並行在来線、新幹線開業後の並行在来線と地鉄の鉄道のレールが結ばれるということが大変大事だというふうに今でも思っておりますし、それは黒部支線の復活ということにはこだわっておりませんのでこの近隣の中で鉄道線が相互乗り入れとして結ばれるということが、今でも大変大事でそのことについては一生懸命努力していきたいと思います。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 一つ心配を持っているのは以前に新幹線特別委員会で私、市長にこの質問をいたしました。それについては「まったく遅い」と、遅く感じておるということで、今ではもう不可能ではないかという感覚で私は受けとめたのですが。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 橋本議員の印象につきましては、県が並行在来線のいろいろ協議をしている中で、地鉄線などについては一緒に検討するというような意識を持たないといけないということに対して、私は非常に危機感を持っておりますし並行在来線対策協議会などの席上では鉄道については一緒に議論すべきということで今も主張しておりますし、これからもそのように主張していきたいと思っております。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 本当に沿線自体の皆さんの協力を得ながら強大なスクラムを持ちながら粘り強く進めていただきたい。


 私はあまり隣の自治体のことは言いたくありませんが前の議会で述べましたが、いわゆる条件づきでこれを認めたのだという市町村もありますから近隣の自治体と一緒になって1番に言われました利便性についても市長は率先してやっていただきたい。


 私はその行動が見受けられないような気がしてならないわけですが、実際そういったことをやっておられますか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 県に対しても、新川地域の共通の課題などを協議します新川推進協などの中でも、その辺のことについてはしっかりと主張してきておりますし、これからもしていきたいというふうに思います。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 本議会終了後、いわゆる新幹線及び公共交対策特別委員会があります。


 いわゆる3項目の協議の一致を見たことについて黒部市でもどうするかということが話し合われていくと思います。また、市町独自のことも盛り込んでもいいということになっておりますので私は特別委員会の中で、このことも盛り込むべきでは、在来線との結節を求めるべきだ、総合交通を求めるべきだと主張していきたいと思います。


 次に、トイレの問題です。ネックとなっているのは何ですか。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○議長(新村文幸君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) トイレつきましては、各地区からも幾つか要望が出ているところもございます。


 ただ、このトイレにつきましては、まさに官民共同で設置すべきものだと私は思っております。そういった中で、今まで地区要望の中で私もお答えさせていただいたのは、市がつくることはやぶさかではありませんが、管理をお願いしたい。その管理が、今市長がお答えしましたように、整えば、前向きに考えましょうという言い方をさせていただいております。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) それは三日市地区だけのことですか、他のところはどうなっていますか。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○議長(新村文幸君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) ほかの地区におきましても同じことを言わせていただいております。それでこのトイレ、今議員からは2地区、電鉄黒部駅と東三日市駅、その前に石田地区からも2年ほど前から要望が上がっておりました。それにつきましても、地元の皆さんでわかったと、管理はうちの方で何とかしましょうということで、来年早々に着手をさせていただきたいという思いでおります。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 各委員会等で県外なり県内なり視察する場合があります。また駅のトイレもよく使いますが、比較すればピンからキリがありますが黒部市なんかずっと下ですよ。議員の皆さんそう思いませんか。冗談じゃないですよ。


 ボランティアですべてやらなきゃならんということも、その辺を協議しながらということです。協議会とかいろんなことを提言していますが、こういったものについて提言が出てこないことを私もけげんに思います。あなた以前はずっとそんなことやっていた、そういった皆さんとの協議、話なんかされたことありますか。黒部市の顔ですよ。


 電鉄黒部駅、東三日市駅、高校生の皆さんは、東三日市駅では市民会館に駆け込みます。そういった状況です。


 市長。本当に真摯に受けとめられているかもう一度お願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 三日市周辺の地鉄のトイレの状況については大変悪いというふうに認識しておりまして、先ほど言いましたように本来鉄道事業者が行うべきものであります。その辺のことに対して行政がどこまで支援をしていくかということ、あるいはその後の管理の問題、あるいはいろんな責任の問題が出てまいりますので、それらについて先ほど部長が言いましたように、民間の方々の支援をいただきながら、出来るところから私は早急にやるべきだろうというふうには思っておりますが、その辺の協議が整ったところから進めていきたいというふうに思います。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) もちろん地鉄との協議は必要です。私も必要だと言ってます。


 そうしますと管理の考えが定まらない限り黒部市としては、二つの便所は、なにもしないということですね。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) ですから管理の問題、あるいは管理責任というような問題もありますので、その辺の体制が整えば早急に行いたいと思っております。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 一つ言わせていただきたい。新庁舎も三日市に決まりました。


 三日市の皆さんの強い要望もあるし、私も賛成しました。トイレのボランティア活動、そういったもの、商店街の皆さんは責任を負えないという、そういったことでは私は困ると思いますよ。ほかの地域は全部やっています。私はそのことだけ述べておきます。


 次に子育て支援についてであります。川上議員も昨日言われましたけれども、子供の医療費について、どの市町村でも選挙になる前に出てきて拡充されるということも市長が述べられた事実でありますが、住民の願いというのは選挙の時だけでなくて、やはりそういったものをきちんと考えていただきたいと思っているわけであります。


 市長も今期の市長選に出られるとき、その点の拡充をされたと思いますけれども、そうではなく、確かに市長が言われるように富山県はデコボコがあります。


 現在、こどもの医療費の無料化を義務教育終了まで行われている自治体を述べていただきたい。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) お答えいたします。


 義務教育まで入院通院無料の対象としております市町村は、滑川市、小矢部市、射水市、入善町、朝日町の5市町とお聞しているところでございます。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 聞くところによりますと、近隣の自治体でも行われていると思うのですけども、実際、私が試算したのですが入院で600万円だと聞いております。


 義務教育まで仮に入院で600万円かかる。通院では2,300万円かかると聞いておりますが簡潔にどうですか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) お答えいたします。


 今、いろんな試算方法はあろうかと思いますが、私たちも今、議員発言のとおりくらいを試算いたしているところでございます。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 市長、これ高いか安いかということは聞き取り方によって違いますけれども、何とかならないものですか。入院で600万円、通院で2,300万円、ぜひ、このことを検討していただきたいと思いますが、市長お願いいたします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 昨日もお答えしたとおり前向きに検討したいというふうに思います。


 ただ、中学生の部分で3,000万円ということでありますが、小学生の部分等もありますので1億円以上の事業です。その辺はしっかりと認識していきたいと思います。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) ぜひその実現できるよう、市民の皆さんが本当に望んでおります。


 それでは、ロタウイルスについて私もよくわからなかったんですが、たまたまちょっと報道されていた。8割もかかるという病気があるのかと初めて認識したわけでありますけれども、正直言いまして乳幼児は生まれた親からの免疫を持ってきて、それがだんだん少なくなっていくというようなことになっているが、ぜひともこういったものは定期接種になればいいなと思っておりますし、これからも勉強し、またこのことを訴え続けてまいりたいと思います。


 次に国民健康保険税についてであります。


 私が間違っているのか、実質収支では21年度は1億1,800万円ぐらいだったと思う、22年度では2億700万円程度だったと思うが間違いないですか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 議員のおっしゃられるとおりでございます。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) そうしますと保険税の値上げをしてから住民の皆さんが本当に、この国保税の負担に大変悩んでおられます。払いきれない、特に年金生活者は払いきれないそう言っておられます。


 21年度では世帯数が5,497であり、22年度は5,519世帯である。単純にそれを実質収支黒字であった部分を割ると21年では1世帯当たり2万1,584円余ったということになります。22年度には3万7,880円ぐらい余ったんではないか。単純に世帯で割ると。どうですか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 繰越金を世帯数で割りますと、1世帯当たりの繰越金の額はこれくらいというのは議員のいうとおりだと思います。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 私は、やはりこれだけ値上げする必要はあったのかと、引き上げる必要があったのかということが疑問視されるわけであります。


 市長、国保税を払えないどうしようか、そういう相談を受けたことありますか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 厳しいという方がおられると聞いておりますが、直接はありません。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 同じく、副市長相談受けたことありますか。


              〔副市長 中谷延之君挙手〕


○議長(新村文幸君) 副市長、中谷延之君。


              〔副市長 中谷延之君起立〕


○副市長(中谷延之君) 直接は聞いたことはありません。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) どうしてですかね。私はいつもですよ。大変で、大変でどうしようかと。せんだっても来られました。なかなか払えないので市役所へ行ったら分納、いわゆる分割して納付してくだいと言われたそうです。私はいいことだと思います。しかし、相談者の実態に応じた分納になっているかというと、別でございます。


 現在、分納するためにはどのような手続を取りながらやっていますか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 国保税含む、税には納期があります。


 それを超えて支払われない場合は未納になります。それに対しての督促等で今後どのようにしていくのかという協議をさせていただいて、その時点で、分納というものが発生してくると考えています。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 私も驚いたのですが、分納の納税の誓約書というものがあるそうです。誓約書を住民に書いていただいているということですが。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 誓約書を書いていただいております。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 誓約書の内容をお願いいたします。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 読み上げます。


 市税滞納明細書のとおり、滞納しておりますが一時納付困難につき下記の納付計画に基づき分納納付することを誓約いたします。なお、約束に違反した場合は財産差押えなど、いかなる滞納処分を受けても何ら異議の申し立てをしないことをあわせて誓約いたします。


 まだ、続きますが。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 私は年金生活者から相談を受けました。


 「分納ならないか」というとこれを書けと。「自分が支払方法をどうすればいいか」という事を相談もしないのに年金が入った時は、これだけ納めてくれと言われて判こを押した。しかし、それをなかなか払えないものだから、どうでもしてくれという感覚で押されたと思います。


 しかし、「お父さんに見つかったらどうしようか」と、65を過ぎた方です。「お父さんに見つかったらどうしようか」と。お父さんはお金を渡しているのに、「こんなものも払ってないのか」ということになってしまう。そういう家庭は多いです。


 そういった方と真に実際に、現実にあった分納方法の相談を受けて分納させているのか、一方的に年金の支給月はこれだけというように機械的に行われているのではないかとけげんするのですがどうですか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 分納は税ですので納めていただくことを前提としまして分納を協議いたしましょう、ご相談をいたしましょうということです。その分納は、決してこちらの方で一方的ということではございません。


 相談にこられた方と、どのような収入、またどのような納め方が可能なのか親身に行っているところですが、そのように感じられたことにつきましては、反省をしたいというふうに考えております。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 相談者が一様に言われるのは、「自分が悪いのだ。本当は払わないといけないんだけども」という意識を持っておられるんです。


 払いたい、でも払えないと相談に行っているのに一方的にまるで払わない人を罪人のように、そういった対応が行われているのではないか。私はそういうふうに感じております。


 もう一つ、文面はわかりやすいように、なっているのかもしれないですが。「財産差し押さえなど、いかなる滞納処分を受けても何ら異議の申し立てをしないことをあわせて誓約いたします」と。6万5,000円の年金生活者に、私は、ものすごくお年寄りの方から言われました、「寝られない」と。「どうしよう、どうしよう」と。そういった方、何人もおられます。


 相談受けたことないですか。市長はないと言われた。副市長もないと言われた。あると思いますよ。ましてや黒い太い字で書いてアンダーラインを引いてお年寄りにとったらサラ金の取立てのように見える。今度は「これ払われないとどうしよう」、そんな状態になっていることを市長、どう感じますか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 納めることが困難な方に対しての説明につきましては丁寧にやるべきというふうに思っております。


 一方で、今、市町村国保でありますので徴収をしっかり行うということも大事ですし、公平の原則を貫くということも大事でありますので、納付困難などの方についてはやはり丁寧に親切に対応するべきと考えております。


              〔11番 橋本文一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 11番、橋本文一君。


              〔11番 橋本文一君起立〕


○11番(橋本文一君) 財政状況がこんな厳しくなってきたのも一つの要因、あなたが率先して国保税を上げたことも一つの原因だと私は思っております。これ以上私は言いませんが、こういったことを改善しないと住民は生きていけない。特に年金生活者は生きていけない。私はこのことを強く言って、これについては終わりたいと思います。


 ジェネリック医薬品について。


 大変努力をされていることは認識しているのですが、言いたいのはこのジェネリック医薬品が普及し富山県で大きく広まっていった要因、それは黒部市民病院がモデルであったことは過言ではないと思います。


 県議会ではゾロ薬品と言われているようなときから市民病院が何とかしよう、高桜先生が何とかしようということで進めて、黒部市がトップに行ってもいいんじゃないか、と思ったけれどもようやくなったということでありますが、さらなる努力をしていただきたい。


 新聞を見ますと、昨日、谷口議員も言っておりましたTPPについてもこの後発医薬品が大きな交渉の問題となるということで新聞報道のトップに出ておりました。


 私もそういったこともけげんしながら患者負担、保険料の軽減のためにさらなる努力をしていただくことをお願いいたしまして私の質問を終わらせていただきます。


○議長(新村文幸君) 次に、8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君登壇〕


○3番(辻 靖雄君) ご苦労さまでございます。


 早いもので2011年も師走に入り、新しい年が目前に迫っております。白いもの降ってまいりました。街角を彩るイルミネーションの輝きがクリスマスや正月の準備へ心をせかせるようであります。


 今年を振り返ってみれば、暗いニュースが続いた年であったと思います。2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで起きた地震で留学中の富山外国語専門学校の生徒13人が亡くなりました。3月11日の東日本大震災の地震津波による大被害、福島原発事故は未曾有の大災害となりました。本当に1日も早い復旧、復興を心から願うものであります。


 12月1日、市会議員の有志は堀内市長とともに、姉妹都市根室の皆様と一緒に第6回北方領土返還要求中央アピールデモ行進に初めて参加いたしました。東京京橋プラザ区民会館より銀座、数寄屋橋を通り日比谷公園まで2.1キロメートルのコースを約500名の方たちと共に歩きました。「北方領土を返せ、4島返還」との願い、叫びがロシア政府に届くようにと祈るばかりであります。


 さて、私は、12月定例会に3つの質問をいたします。


 1 消防力の強化について。


 2 中小零細企業の経営支援について。


 3 教育の目的について。


 まず、最初に、1、消防力の強化についてであります。


 12月3日、「愛を伝えられない大人たちへ」と、題して映画「レイルウェイズ」が全国ロードショーとして封切られ、私も早速行ってまいりました。還暦を迎え退職する富山地鉄のベテラン運転手とその妻である看護師の夫婦の絆を描いた物語であります。我がふるさと、見慣れたはずの風景の美しさに目を見張りつつ、ラストのどんでん返しのシーンには、思わず涙しました。まさに終着駅は始発駅でありました。


 中でも圧巻は下立付近で立ち往生した電車の中で急病の乗客を救出する主人公夫妻の必至の連携プレーの場面で何とそこに黒部市消防本部と書いた、本物の救急車が出演しているではありませんか、とてもうれしかった。


 話は変わりますが先日ある会合で大山町のご婦人の消防団活動で地域貢献という活動体験を聞く機会がありました。その活動内容の余りの広さにびっくりしました。


 応急手当普及員の資格を取得して心肺蘇生法やAEDの普及のため事業所や学校へ出向き実演説明また、ひとり暮らしの高齢者宅を訪問し住宅火災警報器の設置や灯油の保管場所の確認等、対話を通して火の取り扱いをアドバイス、さらに正月の出初め式や春の総合防災訓練に参加し地域住民と連携して消火救護、避難誘導、特に災害弱者介助訓練、すなわち車いすでの避難誘導の訓練、秋には各所で消防士と女性団員による寸劇を披露、幼児防火教室では子供たちに火の怖さや消防署の仕事をパネルやゲームを用いて消防自動車や救急車の役割を教える。また火事になる原因や事故に遭う原因をみんなで考る等々、地域の安全安心を守るため日夜、真剣に努力しておられる姿に感動しました。


 このように消防行政は、少子高齢化や地球温暖化現象の中で災害や健康や予防等々、市民ニーズの多様化に即応し、市民の生命、財産を守る大事な大切な柱であります。


 そこで、8つの質問をいたします。


 1 消防力とは何か。


 2 新消防庁舎の高機能指令システム設備の役割について。


 3 女性職員の採用と今後の増員計画について。


 4 女性団員の拡充と予防活動について。


 5 各分団員の高齢化と定員割れ対策について。


 6 愛本地区と東布施地区の支援団員の強化を


 7 市職員の消防団員加入について。


 8 1市2町の広域消防の効果と課題について。


 1から7は消防長、8は市長の分かりやすいご答弁を求めます。


 次に、2、中小零細企業の経営支援についてであります。


 厚生労働省の発表によりますと生活保護受給者数は、今年7月に205万495人に達し戦後混乱期の204万人を上回ったとのこと。特に維新の会の橋下徹新市長が圧勝した大阪市では18人に1人の割合であります。見逃せないのは、仕事があれば働ける現役世代の受給者の増加であり国の財政負担は3兆円を超えております。


 さて、県が、8月から9月に行った県政世論調査での県民ニーズは第1位が景気、第2位は雇用の確保と創出、第3位は医療の充実、第4位は高齢者福祉の充実、第5位に防災危機管理体制の充実となっております。第1位の景気は4年連続の1位であり第5位の防災危機管理体制の充実は昨年13位からの急上昇であり、これは3.11をうけての結果であろうと思います。


 また、11月24日に開催された第52回中小企業団体富山県大会でNHK解説員の山田伸二氏が正念場の日本経済と題して記念講演されました。


 日本経済の課題を、「当面は震災特需でしのぎ、中期的に輸出依存から内需依存への転換が必要であるとし、輸出国として、ものづくりだけでいつまでも食べていくことはできない。輸出依存はじり貧の経済になる。すなわち輸出拡大は貿易黒字の増大等になり、さらに円高に圧力がかかり節約切り詰め賃金抑制を強いられ競争力の強化を余儀なくされる。この繰り返しのリズムで、結局、自分で自分の首を絞めていくのである」との訴えに心が凍える思いがしました。


 一方、黒部市商工会議所管内地域の景況調査では、23年度第2四半期、7月から9月の概要としては、今期の業況DIはマイナス29.1、前年比よりプラス15.2ポイントで3.11震災前の水準まで改善されるも、超円高等による影響が懸念され、翌期10月から12月ではやや悪化が予想される。


 これらを踏まえまして以下三つの質問をいたします。


 1 いわゆる2012年問題に対する本市の取り組みについて。


 2 宇奈月町商工会の解散へのいきさつと今後について。


 3 資金繰り悩む中小零細企業に利子補給を、


 経済産業部長及び市長の明快な答弁を求めます。


 最後に、3、教育の目的についてであります。


 さて、この10年で日本人のアメリカ留学の半減が米国国際教育協会の調査で判明しました。ちなみに中国人は15万8,000人と1番多く、2位はインド人、3位は韓国人、日本人は2万1,000人と7位で1990年代は1位であった頃から比べれば若者の内向き志向がさらに強まっている様子がうかがえます。


 ところで、ドジョウ内閣の総理野田佳彦氏は松下政経塾の栄えある1期生であります。


 経済の神様と言われた松下幸之助氏の面接を直接受けたそうであります。その内容は、1、貧乏したのか、2、運はよいか、3、ユーモアはあるのか、という三つの質問だったそうであります。いずれにしましても昔から子供たちにとって最大の教育環境は教師自身であるという言葉があります。


 かつて幕末に生まれ29歳という若さで散った吉田松陰は多くの人材を育て教育者の鏡として長く讃えられております。松陰は1855年に実家の母屋を増築して松下村塾を主宰、武士や町民など身分の隔てなく塾生を受け入れました。彼が塾生たちの教育指導に当たったのはわずか2年余りにすぎませんでした。しかし松陰の薫陶を受けた門下生たちは、尊王攘夷を掲げて京都で活動した久坂玄瑞や高杉晋作はもとより明治維新で新政府に関わった伊藤博文、山形有朋総理大臣を筆頭に多数の国務大臣や大学の創立者を輩出し、日本の近代化に大きな貢献を果たしたのであります。まさに師匠の偉大さを弟子が証明した史実であります。


 こうした資料を踏まえ以下四つの質問をいたします。


 1 英会話教育の効果と成果について。


 2 中学3年における三者会談、先生、生徒、保護者の実情と目的について。


 3 来年度からの中学校の新学習指導要領の取り組みについて。


 4 スクールミーティングの意義と継続について。


 1から3は教育長、4は市長に答弁を求めます。


 以上で私の質問を終わります。


             〔11番 辻 靖雄君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 消防長、佐々木 隆君。


              〔消防長、佐々木 隆君登壇〕


○消防長(佐々木 隆君) 辻靖雄議員の個人質問にお答えいたします。


 一つ目の項目、消防力の強化についての1点目、消防力とはのご質問でございます。


 消防力とは消防署所や消防車両などの消防施設とそれらを活用する人員を言い両方が揃って力を発揮するものであります。特に災害人命救助活動においてはマンパワーの占める割合は大きいと考えております。


 次に、2点目です。新消防庁舎の高機能指令システム設備の役割についてお答えいたします。


 高機能消防指令システムの特徴は大きく分けて三つあります。


 一つ目は、位置情報通知システムの採用です。高機能消防指令台ではすべての119番通報を一括して受けることができ、受信した119番の位置情報通信システムと住宅地図が連動して発信位置に関する情報が自動的に通知され地図モニターに瞬時に表示させることが可能になります。これにより通報者が言葉を発することができない状況でも通報場所を特定することができることから、通報から出動までの時間の短縮や出動指令の確実性が実現できることになります。


 二つ目としましては、黒部消防署及び宇奈月消防署から出動する消防車、救急車及び救助工作車に衛星電波を受信できる装置と車両動態管理機能を合わせた車両動態位置管理装置を搭載することで、指令室では車両の位置を常に把握するとともに消防無線で携帯電話の回線を使用して、車両搭載モニター画面の地図に矢印で災害現場まで誘導する情報を送信することができることから、出動中に次の出動事案が発生した場合には災害場所に近い車両を出動させることが可能になり、迅速な初動体制が実現できるものと考えております。


 三つ目としましては、消防職員、消防団員及び関係機関に対する連絡や招集の手段として採用しているメール発信や災害情報関連としての気象観測データを市ホームページに掲載するとともに操作を簡略することで、素早い連絡体制が確立することになります。


 以上のことから高機能消防指令システムを導入し119番通報の受付から災害種別に応じた出動指令を自動化することで、現場到着時間の短縮や指令の確実性が実現し市民の尊い生命と大切な財産を守ることに繋がる体制づくりが可能になると考えております。


 次に、3点目の女性職員の採用と今後の増員計画についてお答えします。


 まず、女性消防職員の女性職員に特化した採用については現在のところ考えておりません。しかしながら、女性の視点からソフト面での活躍も必要であることは十分認識しているところであり、現在はその役割を女性消防団員にお願いしているのが実情であります。


 今後の増員計画につきましても、新消防庁舎には女性消防職員用の個室を設け女性が24時間勤務できる職場の労働環境を整備することも考慮しており、今後の消防広域化となった場合は、協議会の協議の中で決められるものと考えております。


 次に、4点目の女性団員の拡充と要望活動についてお答えいたします。


 男女雇用機会均等法にも見られるように、現代社会においては社会的な役割について男性だから女性だからという垣根は消えつつあります。これまでの消防団は男性中心の組織でしたが時代に即した新しい消防団として、その活動に女性の能力を活用することが不可欠になっています。


 このような中で、若年層の消防団員の確保が年々困難になっており、同時に消防団員のサラリーマン化も確実に進んでいます。


 また、災害に直接に対処するだけでなく高齢者や地域社会に対する火災予防活動を重視しなければならないようになっております。


 このような状況下では、広報活動、予防指導、災害弱者対策等の部門で女性だからこその能力を発揮した女性消防団員の活躍が大いに期待されます。


 黒部市の女性消防団員につきましては現在、8地区13名が救急救命講習や要望活動に活躍しておりますが、各地区1名以上が理想と考えておりますので今後、入団確保に向けて努めてまいりたいと考えております。


 主な予防活動は保育所での防火の集い紙芝居を通じての防火広報、住宅用火災警報器の普及促進活動としての街頭キャンペーン等があります。


 次に、5点目の各分団員の高齢化と定員割れの対策についてお答えいたします。


 広報紙やホームページを活用した広報活動、事業所との連携を深め、各事業所との協力体制の構築、自治振興会などの特に地域に密着した事務事業をになっている団体などを対象に消防団への入団の推奨を図り、新規消防団員の加入促進を進めるとともに、黒部市消防団条例の改正により、中山間地における災害支援団員制度や女性消防団員の処遇改善あるいは幹部、消防団員の定年延長等による、消防団員確保に積極的に努めてまいりたいと考えております。


 次に、6点目の愛本地区と東布施地区の支援団員の強化についてお答えいたします。


 全国的な消防団員減少や団員の非雇用に進む中、平日の昼間帯の消防力を補うための機能別消防団員として災害支援団員制度というものがあります。


 この制度は、一度退団された消防団員OBの方に、再入団していただき、災害出動に限り出動していただくもので、知識、技能を有する地域防災力に長けた団員の確保により、消防団の充実強化、地域防災力の維持向上を図るものであります。


 この制度を利用して、愛本地区、東布施地区の団員の強化を図るものであります。


 次に、7点目の市職員の消防団員加入についてお答えいたします。


 消防団は、みずからの地域はみずからで守るという相互扶助の精神に基づき、火災、地震や風水害等の際には、地域住民の生命身体財産を守るという活動の重要性から、市としても1事業所としての、職員の入団を進めていく必要があると思っております。


 現在、市民病院も含め10名の市職員が入団しておりますが、有事の際には黒部市災害対策本部を立ち上げ、市行政全体としての対応が必要なことから、それに支障を来すことがないよう配慮しながらも、消防団員の確保に苦慮している地区には、消防若手職員を中心とした消防団員確保については市総務部局と協議しているところであります。


 また、市職員には地域活動の参加が推奨されており、例えば日ごろの火災予防や防火訓練、消防に対する啓発など貢献されることが、消防分野において期待されております。


 次に、8点目の1市2町の広域消防の効果と課題についてお答えをいたします。


 1市2町は、おおむね黒部川扇状地内にあり地理的条件や地域の歴史、生活文化圏等の地域の実情を踏まえ、住民サービスの向上が期待でき、また消防において生命の安全確保の根幹をなします救急業務につきましては、地域医療機関との密接な連携の維持確保が重要であり、救急搬送の実態や交通体系からも、つながりの深いエリアであると考えることができます。このつながりの深いエリアでの消防の広域化でありますので、メリットについては幾つか考えることができます。


 一つ目は、住民サービスの向上として1市2町内の4消防署は黒部川扇状地を包含するように配置されており、災害時には複数の署所の隊による活動が可能であり、初動体制・現場活動の向上を図るなど、きめの細かい消防活動を実施することが可能であります。


 二つ目は、広域化により消防本部の所管という制約がなくなり、これまで消防本部の境界にあった地区などにおいて、管轄区域の適正化を図り出動体制を見直すことで現場到着時間の短縮が可能になります。


 三つ目は、黒部市が平成24年度に導入いたします高機能消防指令システムを共有することにより、早期に119番通報受信から現場到達までの時間短縮及び災害に対する的確な対応が可能になり、被害の軽減、救命率の向上が期待されるなど、住民の安全で安心な暮らしのために、高度な消防活動環境を住民に提供できるものと考えております。


 今後の協議会の協議において、この消防の広域化が1市2町において、具体的にどのようなメリットをもたらすかにつきましては、今後さらに検討してまいりたいと考えているところであります。


            〔消防長 佐々木 隆君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君登壇〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 次に、二つ目の項目、中小零細企業の経営支援についての1点目、2012年問題に対する本市の取り組みについてでありますが、この2012年問題は、団塊の世代の現役引退による2007年問題のときから指摘されている課題であります。


 2006年4月に改正高年齢者雇用安定法が施行され、企業は60歳の定年が過ぎた後も65歳まで雇用の機会を提供できることとなり、2012年から団塊の世代の大量退職が始まることとなったものであります。


 2012年問題で懸念される主な課題は、労働力の人口の減少、技術技能の継承への断絶、年金支給額の増加などがあります。これら解決に向け、社会全体で取り組むべきものと認識しているところでございます。


 黒部市はものづくりが盛んな地域であり、技術力も非常に高い地域と言われております。特に中小企業は今まで培ってきた熟練労働者の技術や技能というものは、何ものにも代えがたく黒部市内の事業所にあっても、2012年問題は深刻な問題だと考えております。


 市といたしましては熟練労働者の労働力の活用や熟練労働者による職場研修を通じた技術や技能が必要であると認識しており、ご指摘の高齢者の就業対策につきましても、今後、関係機関等と前向きに検討してまいりたいと考えているところでございます。


 次に、2点目の宇奈月町商工会の解散への経緯と今後についてでございます。


 県内市町村合併の進展に伴い、平成17年度の富山県商工会連合会の商工会組織再編方針のもと入善町、朝日町、宇奈月町商工会の合併について検討がなされてきました。


 しかしながら、合併は困難との結論にいたった経緯があります。その後も合併ではなく、広域連携業務を進化し結合を図っていくことで検討が重ねられてきましたが、難題が多く結論が出せない状況になっていました。


 また、一方では宇奈月町商工会は県内最小規模の商工会となり、独自体制での組織維持が非常に厳しい状態となってきたこと、また、根拠法の違いから商工会議所との合併はないこともあり、結論、方向性を決めたいとの考えから、役員会で協議がなされ、平成23年5月24日の第51回通常総会におきまして平成24年3月31日をもって通常業務を終了し、平成24年度の総会までに、解散することと決定されたとこでございます。


 今後につきましては、3月31日までの通常業務終了後、総会を経て精算手続を行うこととなりますが、解散後、宇奈月町商工会の会員である事業者の方々が不利になることがないよう、黒部商工会議所による指導支援体制をスムーズに受けられる業務体制等について、黒部商工会議所と宇奈月町商工会が、調整を行っておられると伺っているところでございます。


 市といたしましては、市内商工団体の一本化を図るため、解散後の宇奈月町商工会の方々の皆様が、不利にならないよう解散に必要な支援などを検討してまいりたいと考えております。


           〔産業経済部長 米陀峰信君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、3点目の資金繰りに悩む中小零細企業への利子補給についてお答えをいたします。


 本市では現在、一部の富山県制度融資の融資借受者に対して、保証料の助成及び利子の補給を行っております。利子補給につきましては、富山県経営安定資金連鎖倒産防止枠及び経済変動対策緊急融資東日本大震災特別枠の融資借受者に対して、支払い済み利子の2分の1を補給するなど、制度の拡充に努めてきたところであります。


 今後もこのような保証料助成及び利子補給を行うことにより、市内事業者の資金繰りの円滑化及び経営の安定を支援してまいりたいと考えているものであります。


 また、資金調達手段の多様化を図るため、日本政策金融公庫の小規模事業者経営改善資金いわゆる、マル経資金を借り入れされた事業者に対する利子補給についても検討してまいりたいと考えているところであります


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 一般質問の途中でありますが、午後1時まで休憩いたします。


  休  憩  午前 11時59分


  開  会  午後  1時00分


○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 一般質問を続けます。


 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 三つ目の項目、教育の目的についての1点目、英会話教育についてお答えいたします。


 本市では英会話科が平成18年度から、小学校1年生から中学3年生まで実施されております。


 本市の小・中学校訪問研修等で英会話科の授業を見せていただいておりますが、特に小学校では、担任、ALT、日本人英会話講師の指導のもとに、英会話を自然に受け入れ楽しみながら学習しておりました。


 また、中学生はALTと対等に会話する生徒も見られるように、臆せず外国人と話す力がついてきていると感じております。


 小学生が中学校に入学し、英語の基礎的な能力、特に、聞くこと話すことに抵抗がないことや、ALTとの日ごろからの触れ合いがあることから、抵抗なく英語科の授業を受けることができます。これは小学校からの英会話科導入の効果であり、中1ギャップの原因のひとつである英語に抵抗感を持つことが少なく、中1ギャップ解消にも効果があると考えております。


 市教育センターの昨年度の調査でも、英会話科が楽しいと感じている児童生徒が約90%と、ほとんどの児童生徒が英会話について興味、関心を持ちながら積極的に取り組んでいる様子をうかがい知ることができます。


 コミュニケーション能力に関するアンケートの項目についても高い数値を示しており、児童生徒にとって大変有意義な時間であると思っております。


 国際化教育を推進していく本市として、この英会話科の目的である次代を担う児童生徒に、早期から英語になれ親ませて、豊かな国際感覚と英語によるコミュニケーション能力を身につけた国際人の育成を目指して、今後もその充実を図っていきたいと思っております。


 2点目、中学校3年の三者懇談についてでございます。


 懇談会の目的は、学校の様子を知らせ学習の成果を見ながらアドバイスすることなど保護者と子供の成長について話し合うことが大きなねらいとなります。しかし、中学校3年生の12月に行われる懇談では、進学を控えていることもあり、主に進路の相談となります。


 具体的には、私立高校の受験校の決定と願書の受理、県立高校の推薦選抜の申し出の確認、県立高校一般選抜についての相談、さらに、その他の進路についての相談等がなされております。


 中学3年の三者懇談は、担任、生徒、保護者との話し合いにより、生徒自身の将来について、保護者も交え納得のいく方向性を見出して、確認したりする重要な懇談会で、学校と保護者との信頼関係を構築していくものと考えております。


 3点目、中学校の新学習指導要領についてでございます。


 先に川本議員の質問の答弁でも述べておりますので重複を避けさせていただきたいと思います。


 新学習指導要領では、知識技能を活用して課題の解決するための思考力、判断力、表現力の育成、言語活動の充実、学習習慣の確立などが規定され、伝統や文化を継承、発展させる公共の精神の尊重を道徳教育の目標に追加し、職場体験活動、自他の生命の尊重、規律ある生活、自己の将来、国際社会に生きる日本人としての自覚、体力の向上、食育、学校教育の一環として取り組む部活動の意義などが総則にうたわれております。


 それらの実現に向け、市内4中学校とも校内研修はもちろん、学校訪問研修や中学校教育研究会などでも研修を深め、新学習指導要領への移行を円滑に進めることができるよう万全の準備を進めております。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、4点目のスクールミーティングの意義と継続についてお答えいたします。


 先月の11月28日、桜井中学校の図書館においてスクールミーティングを開催いたしました。


 従来は市内4中学校に1校ずつ訪問して、開催していたわけでありますが、今回は各中学校に応募された26名に集まってもらい、私が教師となる授業スタイルで実施をさせていただきました。テーマにつきましてはボランティアと住民参画、市の財政、求められる人材など、多岐にわたる内容であったと思っております。


 義務教育最後の年となる中学3年生が、市長と直接意見交換をすることにより、自分や黒部市の将来について考える機会を提供することになり、今後の健全な人間性の向上に寄与すると考えており、そのことが当事業の意義であると思っております。


 生徒の感想を紹介いたしますと、「今回の経験はこれからの社会を生きていく私たちにとって、大きな力になったと思う」「今後の社会で求められるチャレンジ精神を持った人間になれるよう、挑戦等努力をしていきた」いなどがあり大変頼もしく感じました。


 また、ある先生が日ごろから学校生活においてなぜ勉強するのか、親のためではなく、自分のため、夢をかなえるためと教えておられましたが、しかしながら、市長の口から勉強の意義について話していただいたことは、生徒にとっても新鮮であり、重みがあり、心に非常に響いたと思いますと話をされ、私自身大変うれしく思いました。


 私の授業を受けた生徒が全校集会などで内容感想等を発表することによって、市内の全生徒にフィードバックし共有できると思っております。


 今年度、手法を変えて当事業を実施したところであり、改善を図りながら、来年度も継続してまいりたいと考えているものであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) 消防力の強化、それから中小零細企業の経営支援、そして教育の目的、この三つを今回質問させていただきました。


 少しお時間をいただきましたので、再質問をさせていただきます。


 消防力の強化についてですが、僕は特に女性の視点も、非常に現代あらゆる分野で大事になってきていると思います。ざっくばらんに市長はレイルウェイズご覧になられたのでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 見ました。試写会で見ることができました。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) どんなご感想か。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 見慣れた景色の中での映画でありましたので、非常に親しみを感じましたし、また、今、定年を迎えるようなアラ還と言われるような世代にとっては、大変参考になり、暖かい映画であったというふうに思います。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) たくさんの方が見ていただければと思っております。


 その中で、僕は妻の存在っていうか、男にとっても大きいものだなということは実感をしているわけですが、東北大震災が起きたとき、大崎市の方へ行って、避難所を訪問させていただいたときに感じたことですが、エプロン姿でたくさんのご婦人が元気いっぱい振舞っている姿が印象的でありました。


 そういう意味で、能澤総務企画部長に質問なのですが、地域防災会議をやっておられますが、その中のメンバーは40人ぐらいと聞いているのですが、女性の方は入っていますか。


             〔総務企画部長 能澤雄二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君起立〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 今、ちょっと名簿は持ち合わせておりませんが、記憶しておるところでは入ってないように記憶しております。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) 女性の方は、どなたも入っておりません。やはり災害が起きたときに必ず避難所運営があるわけで、そういった場合、女性の方々とか乳幼児とか、あるいは障害者とか、男性では意外と見えない部分がかなりある。そういうことが今回証明されているわけですが、防災力、もちろん中には消防力なのですが、全体のパワーアップを考えると1人や2人ぐらいは、そういうメンバーに女性を入れるべきだと思うのですが。


             〔総務企画部長 能澤雄二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君起立〕


○総務企画部長(能澤雄二君) メンバーの規定というのは決まりがございますが、そういう中で少し柔軟に考えていきたいと思います。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) ぜひ入れていただければと思います。


 これだけ年末年始近づいて寒くなりますと、火の用心ということがあります。昔はマッチ一本火の用心と言っておりましたけども、てんぷらとかストーブ、コンロとか放火も最近多いそうですが、非常に身近な危険、油断、不注意が1番大事だと言われております。


 そういう中で、この消防力を強化していく場合に、日常の中で生活者視点といえば、家庭の対応は、女性だと言われているように、女性の細かい視点が大事なので、先ほども女性職員の登用はどうかと、質問させていただいたのですが、市長にお聞きします。


 この時代を見てニーズを掌握した場合に、そういう女性の視点を持った、生活者の視点を持った女性職員の採用とか女性団員の、今、少なくなりつつあるそういう充足率も含めて、もっと推奨して増やすべきだと思うのですが考え方は。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 総務企画部長が答えたように、今後、柔軟に対応していきたいと思いますが、消防職員は交代勤務が原則でありますので、今までは、どちらかというと戦力的な、いろんな点を重視していたのではないかと思いますが、今後は、ソフト面とか女性の心配りなどが必要だということを十分認識しておりますので、今後の女性職員の採用については検討してまいりたいと考えます。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) ぜひ積極的に、採用に前向きに進めていただければと思います。


 次に、中小零細企業の経営支援についてですが、宇奈月町の商工会が3月31日、業務停止される。先ほどの答弁の中で、今、黒部市が宇奈月商工会に、どれくらい支援しているのか。部長お願いいたします。


             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 22年度決算で申し上げます。22年度決算では総事業費約3,500万円のうち、市の補助金は合わせて480万円です。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) 今、宇奈月町商工会のメンバーが大体190ぐらいの事業所があるということですが、この方たちは今後、どういう立場でやっていかれるのか。黒部市商工会議所では、いろいろな案を練っているみたいですが、もし黒部市商工会議所に入りたいという場合、たくさんの方が黒部市商工会議所に入るとなると、黒部市商工会議所の受け皿としては、いろんな準備が必要となるのですが、アドバイス、支援体制はどうなるのか。いろいろと聞いていて、事業所に行くのに30分かかるとか、支所を設けたらどうかとか、あるいは職員の増員が必要になってくるのじゃないかとか、こういう問題もでてきます。


 今の段階で、市からの支援体制、準備はどのような考えですか。


             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 現体制では、ご指摘のとおり無理があるということでございます。


 そこで、今、必要な経費が会議所から出されたところでございまして、それを元に市で検討させていただきたいという形でございます。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) いずれにしても、万全の体制で受け皿をしっかりして、スムーズにいくように進めていただきたい。


 先ほど中小企業、零細企業のことで融資制度の利子補給の話をしていただきました。一生懸命、保証の援助とかやっているのですが大体、額にして、どれくらいの支援をどれくらいの体制でやるのですか。


             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 大震災の新たな融資制度の際に、県内の自治体では唯一、利子補給までを制度としております。


 いろいろの融資制度の充実に努めさせていただくところでございますけども、特に、ご指摘のマル経ですが、保証なし、あるいは担保なしということであります。これらについての保証料とか市場性について新年度、検討させていただきたいと考えております。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) 先ほど、前座でかなり厳しい状況を訴えさせていただいたのですが、確かに、マル経資金は、融資制度の限度で1,500万、担保・保証人なし、低金利1.9ぐらいで、7年の運転資金、または、10年の設備資金と非常にいい融資であります。


 しかし、他の自治体はみんな更に、利子補給2分の1、年度を2年間に限ってなど条件があるのですが、この点検討しますと、市長おっしゃいましたが、大した額にもならないのではと思う。何かもう少し援助するという力強いがんばる気持ち、検討しますではなく、前向きの言葉をぜひ、約2,000の中小業者に対しエールをお願いしたい。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) マル経資金の条件があります。工業関係では20人以下、商業・サービスでは5名以下という、特に中小零細の関係の方々には、できるだけ使っていただけるように、このマル経資金の利子補給については、来年度の予算の事なものですから、余り明確に答えられませんが、積極的に検討したいと思います。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) 積極的にということで、積極的にお願いしたいと思います。


 最後に、教育ですが、教育の主役はあくまでも児童生徒であります。教育長の話を聞いていると、何の落ち度もないような話で、そうなのか、となるが、そのまま聞けば、黒部市から外交官が出るのではないかと思う話なのですが、三者懇談の現場では、生々しい話があると思う。実際、婚活、今、結婚しない若者がたくさんおります。勤めても、200万以下のそういう方たち、大学を卒業してもです。たくさんいます。


 夢と希望を与えるのはいいですけども、現実の職業観とか勤労観とか、将来あなたは何をやりたいのか、どのようにして生活していくのかという進路指導ではなく、あなたは、この学力だからこの学校へというような、進学指導に終始しているのではという話を聞いております。進学指導と進路指導は違うのじゃないかと思うんですが、進路指導の中に進学指導があると思う。


 要するに、働かなくては生きていけない、そういったものだと、何をやりたいのか、あるいは、何にむいているのか、という会話をしながら三者懇談を進めていただければと思うのですが、教育長どうでしょうか。


              〔教育長 中山慶一君挙手〕


○議長(新村文幸君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) 英会話科のことでありますが、目標に向かって頑張っているということで、ご理解いただきたいと思います。


 中学校の三者懇談でありますが、家庭の事情もいろいろありますので、一概には言えないですが、家の職業と関係ない進路に進むとか、先生に進められてとか、という話もあります。


 中学校3年生でありますので、将来の自分の目標もはっきりしないから、高校は普通科へいって、大学へ行ってから考えようという子供もおります。それから、今ですからこういった食の安全と言われているものですから、農業でがんばりたいという子供もおります。


 子供あるいは、ご家庭によっては、絶対に合格してほしいと、だから安全な学校をねらってという家庭もあります。受かる高校よりも、受けたい高校ということで進めておりますが、その中において、職業とか職業観というものを子供なり、親なり、先生なりが相談しながら決めていると思っております。


               〔8番 辻 靖雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 8番、辻 靖雄君。


               〔8番 辻 靖雄君起立〕


○8番(辻 靖雄君) 先生方も、時間との競争の中、必至に頑張っていらっしゃるということは聞いております。


 働くということを中心に、しっかりと稼ぐことも大事だと、自己実現も大事だと、あるいは社会連帯、働けばみんなそういうことが備わっていくのだという事に対して、指導をしていただきたいと思います。


 以上終わります。


○議長(新村文幸君) 次に5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君登壇〕


○5番(小柳勇人君) お疲れさまでございます。


 昨日より、本会議一般質問を議員の1人として、この議会が、行政をしっかりチェックする機能を有し、そして建設的な議論をする場として、活発な本会議になるよう、私もその責の一人として果たしていきたいと思います。


 それでは、通告に基づき一般質問をいたします。


 総合振興計画の後期計画の策定について質問をいたします。


 平成18年の市町村合併当時から、本市を取り巻く環境は大きく変貌しました。日本全体では人口減少時代の本格的な到来、高齢化社会、少子化の進行、慢性的なデフレ経済、社会保障費の増大、そして本年の東日本大震災の衝撃、また国政では政権交代により諸施策の変更が大きくありました。


 現在進行形では財政悪化による増税論議、子育て支援や高齢化社会の施策が大きく変更しようとしております。また、富山県では、平成27年度を目標とした、元気とやま創造計画を前倒して廃止し、平成24年度を起点とした新しい総合計画の再構築をしております。


 このような中、本市の総合振興計画の後期計画については、社会環境の変化に見合った内容とすることが求められます。以下について質問をいたします。


 現在の進捗状況と今後のスケジュールなど、策定方法について伺います。


 現在の計画から後期計画について、基本的な見直しはあるのか。あるとすれば、どのような事柄が変更される可能性があるのかについて伺います。


 後期計画を遂行するための財源についてお伺いします。


 いうまでもなく、市政の柱は、市民の生活向上、福祉の増大であるべきです。総合振興計画の推進も身近な生活環境の充実が大前提であり、これをなし得た上に大型プロジェクトがあるものと考えます。


 現在、北陸新幹線、並行在来線関連、市民病院大改築、新庁舎建築、学校教育施設の充実、観光振興などなど、大型プロジェクトが目白押しです。


 身近な生活環境の充実を担保するには、大型プロジェクトの財源について示しながら計画の策定作業をすることが重要だと私は認識しております。また、健全な財政規律を両立することが求められます。


 次に、合併特例債、臨時財政対策債について伺います。


 両方とも地方にとって後年に交付税措置がある有利な起債と言われております。しかしながら、現在の国の財政状況を見ると交付税そのものに不信感があると言わざるを得ません。さらに、臨時財政対策債は、国会審議での川端総務大臣の発言などからは、その仕組み自体が借金を次世代に先送りしており、問題の先送りにしか考えられません。


 そこで、後期基本計画を策定するに当たり、この二つの起債がどのような影響があるかをお伺いいたします。


 新たな市民負担についてお伺いをいたします。


 地区要望など足元整備や福祉の充実を図りながら、新規事業を着実に進めることは、近年の市税収入の減少や国の財政状況から、厳しい状況になることも予想されます。新規事業を推進するために必要な財源を新たに市民に求める覚悟も時には必要かと思われますが、当局の考え方についてお伺いをいたします。


 大きな項目の二つ目、幸福度向上についてお伺いいたします。


 本会議でありましたが、ブータンのワンチュク国王が来日され大きな波紋を呼びました。日本とブータンでは、GNPで約4,152倍、1人当たりのGNPでも、約24倍と格差がありますが、ブータン王国のようなGNPよりもGNHと呼ばれる国民総幸福度を重視するというこの考え方が大変参考になるものと思います。


 法政大学大学院の坂本教授グループが行った40の指標を基にしたら、47都道府県幸福度ランキングでは、富山は福井について僅差の2位と幸福度の高い県ということも話題になりました。


 そこで以下について質問いたします。


 経済的な指標で図れない幸福度についてどのように考えるか。また、ブータンのようにGNH重視を想定すると、市民一人ひとりが黒部市に居住することを誇りとし、おらが町と思えるような市民参画も必要だと考えますが、その振興策についてお伺いをいたします。


 三つの大きな項目として、害虫対策についてお伺いします。


 先日の新聞報道にありましたように、本年はカメムシが大量に発生いたしました。害虫として稲作に影響を及ぼすタイプ、日常生活に影響を及ぼすタイプがあると書かれておりますが、今回は後者の日常生活に影響を及ぼすタイプのカメムシが大量発生をしております。


 10月から12月にかけて本市の中山間地では、カメムシが大量に発生し、昼間などは町を歩くことすら不快を感じるレベルまで乱舞する状況となりました。


 そこで今年のカメムシの被害状況について、お伺いいたします。さらに、カメムシ被害を受けて市当局として、駆除方法など今後検討研究していくべきと考えますが、当局の考え方をお伺いいたします。


 なお、当局の答弁に対して、これまでの質問と重複することに関しては、割愛をお願いいたします。


             〔5番 小柳勇人君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君登壇〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 小柳議員の個人質問にお答えいたします。


 まず、一つ目の項目の総合振興計画後期基本計画の策定についての1点目、現在の進捗状況と策定方法、今後のスケジュールについてでありますが、まず、後期基本計画の策定に当たりましては、去る10月31日、黒部市総合振興計画審議会を開催し各層の団体から推薦された方や学識経験者、応募された方など委員50人と専門委員として、国県などの関係機関の方々12人、合わせて60人の方々に審議会委員として委嘱を申し上げ諮問を行ったところであります。また、当日はまちづくり方針に基づき6部会の組織構成も決定されたところであります。


 その後、11月25日から12月1日にかけ六つの各部会の第1回会議が行われ目標指標の達成状況市民アンケート調査結果などを踏まえ、前期基本計画に記載されている現況と課題、市民の声などについて意見交換が交わされております。


 今後のスケジュールにつきましては、平成24年2月下旬に第2回の審議会部会を予定しており、第1回部会での意見等を踏まえ施策の展開方針、事業メニューとその計画期間、重点事業、協働体制、目標指標といった施策の内容の素案についてもお示しし、ご意見をいただくことにしております。


 4月下旬には、第3回の部会を予定しており、第2回部会での審議事項に対する意見を踏まえ、ご意見をいただき、6月には、第4回の部会を開催し、各部会の最終案の確認と全体取りまとめの素案について審議する予定としております。


 また、6月には、審議会全体会を開催し中間報告として後期基本計画の素案を取りまとめていただきその後、その素案に対するパブリックコメントを実施する予定としております。


 8月には、最初の審議会全体会においてパブリックコメントを盛り込みながら後期基本計画案を審議、決定し、審議会会長から市長に答申することとしております。


           〔総務企画部長 能澤雄二君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に2点目の、後期計画での見直しや事柄の変更があるのか、というご質問にお答えをいたします。


 平成18年の前期基本計画策定段階からみれば、おおむね5年が経過する中で、先ほどお話ありましたように、世界的な変化や国内、県内の変化、地域社会における変化など、さまざまな変化が起こったわけであります。


 見直しにつきましては、そのような変化による影響を勘案しながら、新たにどのような本市の課題が整理されるかという視点で見直すことになります。


 特に、大きな影響を与える変化について考えてみますと、人口減少問題は基礎的自治体運営の根幹にかかわる部分であり保健、医療、福祉の充実や子育ての支援、住環境整備など、暮らしやすい環境づくりに関する施策や新産業の創造を就業人口の増大などの施策、また観光・交流施策の推進による交流人口増加に関する施策など、多面的な施策で総合的に取り組まれるものであると考えております。


 例えば、生産年齢人口減少等による税収減に対応するため、新たに受益者負担の視点などを取り入れることが考えられますし、行政区域を超えた生活圏の最適化を図り、都市間連携や補完機能分担の視点を取り入れて、想定される民間や公共のサービスの低下に対応するといった、課題整理が必要になるものと考えております。


 まちづくりの方針であります、安全で安心して暮らせるまちづくりにつきましては、東日本大震災を教訓としながら、避難場所の実態調査や県による津波シミュレーション結果なども踏まえて、防災体制をどのように構築するかという視点で整理しなければなりませんし、これから進めることになりますが1市2町による消防の広域化につきましても新しい課題として取り組んでいかなければならないと考えております。


 また、まちづくりの方針であります都市基盤の充実したまちづくりにつきましては、新幹線開業を目前にして新幹線新駅周辺整備が加速しているところでありますが、市にとって歴史的なターニングポイントとなるものであり、新幹線開業後も視野に入れた施策で施設整備や将来を見据えたソフト開発を新たに位置づける必要があるものと考えております。


 加えて、大連旅行会社黒部支社が設置されるなど、中国などの海外からのインバウンドへの対応策などを観光の振興施策に具体的に示していくことも必要であると考えております。


 来年4月、運行開始を目指して宮野用水発電所の建設が進んでおり、全国を先導する小水力発電の成功事例になるよう進めておりますが、地域に必要なエネルギーは、地域でつくるという考え方や原発事故を踏まえてエネルギーの地域自立という視点が必要な事態を迎えており、自然エネルギーの利活用の施策にも具体的な事業として、位置付けていかなければならないと考えております。


 以上、後期基本計画策定にあたって特に重要で影響の大きいと思われる点について、幾つか例示をさせていただきました。


 現在、審議会において、基本計画の全般にわたり審議が行われておりますが、これからもさまざまな視点から、真剣な議論が展開されるものと思っておりますし、また、審議資料の作成段階においても、社会変化や動向に十分留意しながら、作業を進めてまいりたいと考えているものであります。


 次に、3点目の後期計画の財源と、4点目の有利な起債の後期計画への影響についてでありますが、この2点は関連がありますのであわせてお答えを申し上げたいと思います。


 総合振興計画の前期計画の策定に当たりましては、実効性を重視することが大きな視点の一つでありました。これを裏打ちする財政計画につきましては、的確な内容となるよう努めたところであります。


 財政計画の策定に当たりましては、健全な財政運営を堅持することを基本に、特例債をはじめとする国県の合併支援措置を加味し、行財政改革への一定の取り組みを前提としており、これによる見通しでは、10年の計画期間内でおおむね300億円台の投資が可能であると試算をいたしておりました。


 今回、後期計画の策定に際し、現在、後半の5年間の財政計画を策定中ではありますが、現段階では当初の想定どおり、10年間の全体計画の事業量をほぼ確保できるものと考えております。


 そのためには、ご質問の合併特例債や臨時財政対策債など、交付税措置のある有利な起債を最大限活用することが必要となるものであります。


 一方、財政の健全性の確保にも留意していくことが肝要であり、実質公債費比率の推移を十分意識しながら、起債の適正な管理に努めてまいりたいと考えております。


 計画期間内の平成27年度には、確実に18%を下回るよう、そして計画最終年の平成29年度には、さらに低減するように、行財政改革の取り組みを着実に進めてまいりたいと考えております。


 なお、臨時財政対策債の発行額が膨らむことに対する懸念の声が出ておりますが、臨時財政対策債の制度は、地方の一般財源総額の不足に対する補てんの措置であります。その解消策としては、地方交付税の十分な総額確保と地方の自主財源の充実強化が図られることが必要であり、地方財政制度全体の枠組みにおいて、取り組まれる課題であると認識いたしております。


 次に、5点目の目的をはっきりした新たな市民負担についてのご質問にお答えをいたします。


 少子高齢社会を迎え、活力と個性に富んだ地域社会を実現していくには、自主財源を中心とした歳入基盤を確立することが必要であり、財源確保の拡充強化が必要不可欠であります。


 今後、ますます多様化が予想される市民ニーズについて、公共サービスの受益に応じて負担することは、公平の観点からも適正であり、例えば、公共施設の使用料につきましては、利用者に応分の負担を求めるなど、自治体独自の工夫により、歳入確保の取り組みが行われております。本市におきましても、検討していく課題の一つであると考えております。


 続きまして、二つ目の質問項目であります。


 市民の幸福度の向上についての1点目、経済的指標で図れない幸福度と、2点目の市民満足度を感じるための市民参画向上の施策についてお答えをさせていただきます。


 先月16日に、ブータン王国ワンチュク国王夫妻が来日され、国会演説の中で国民総幸福度GNHを提唱し、一躍注目を集めました。私自身、このとき偶然、国会議員会館内で活動を行っており、会館内のテレビモニターで国王の演説を拝聴することができ、ブータンの思想に感銘を受けた次第であります。


 また、富山県が2位となりました幸福度につきましては、法政大学の坂本教授が47都道府県の幸福度に関する研究の中で、出生率、持ち家率、犯罪認知件数など40項目を独自の指標により点数化したものとお聞きしておるところであります。


 このような詳細な幸福度調査を市で実施することは困難でありますが、現在進めております後期基本計画の策定に関連して実施いたしました市民アンケートの中では、現在、あなたはどの程度幸せですか、といった設問をさせていただきました。


 その中で、とても幸せを10点、とても不幸を0点とすると何点くらいかという質問でありますが、平均では5.4点と中間点5点を若干上回る値を示すものとなりました。この質問では、健康状況をこの回答の判断基準とされた方が多くを占めまして、年齢が高くなるほど、この傾向が高まっております。高齢化が進む中で、健康に対する施策が大変大切であると改めて認識したところであります。


 このほか、アンケートでは市の現状満足度についてお聞きしており、行政施策に対して40項目程度、それぞれ5点満点でご回答をいただきました。評価結果は、先にお配りした集計結果のとおりでありますが、市が提供する行政サービスに対して、市民の皆様の感じる満足度が高まることが、市民幸福度の向上にもつながるものと思われますので、結果を踏まえてウイークポイントとされる項目改善に努めるとともに、黒部らしさを感じていただけるような、特色ある事業推進を図り、市民の皆様に満足度を感じていただけるよう努めてまいりたいと考えるものであります。


 また、12月5日には内閣府から幸福度に関する研究会報告、幸福度指標試案が取りまとめられて、今後、評価するためのツールとして、政策立案に役立てるとしており、このような国の動きも留意しながら研究していきたいと考えております。


 次に、市民参画向上の振興策はどのように考えているかというご質問でありますが、市政に対する満足度を高めるには、やはり市民一人一人が市政に参画していただくことが大切であると考えております。


 まず、先のアンケートによりますと、市民の皆様がまちづくりへの参画に、どう感じておられるかという問いに対して積極的に参画したいが2.5%、可能な範囲で参画したいが36.7%、要請があれば参画するが33.4%と7割を超えた方がまちづくりへの参画に前向きに思っておられます。


 また、経済の低成長や少子高齢化、人口減少時代を迎えており、行政サービスを維持充実するために取り組むべきことは何かとういう選択肢に対して、民間や市民団体等を積極的に活用すべきや市民が参画協働することが大切といった回答が多数を占めておりました。


 持続可能なまちづくりに取り組むには、市民参画はかかせないと皆さんが感じておられ、今後、参画のきっかけづくりや場所づくりを進める必要があると思っております。


 現在、市では、広く市民の声を聞くため審議会等への公募委員の登用、そして地区要望会、タウンミーティング、市民アンケートなどの手法をとっておりますが、今後も、より多くの市民の皆様に市政に参画していただけるよう、改善、改良を図り、新たな仕組みづくりにも取り組んでまいりたいと考えるものであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君登壇〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 次に、小柳議員の三つ目の質問、害虫対策についての1点目、今年のカメムシの被害状況についてお答えいたします。


 カメムシには、水田に発生し、水稲に被害を与えるアカヒゲホソミドリカスミカメと言われる種類と、主に山間地に発生し、越冬するために家屋に進入するクサギカメムシと言われるものが主なものであります。


 カメムシ類は、全般的に手で触れるなど、外部から刺激を与えると悪臭を出すことから、忌み嫌われております。また、生息の箇所は、森林や草原など広範囲にわたるため、根本的な駆除が難しい害虫であります。


 市内における今年の被害状況でありますが、まず、水田に発生するアカヒゲホソミドリカスミカメにつきまして、発生は例年より、やや多かったものの、農家によります薬剤散布など、適期防除が徹底され、斑点米など、水稲への被害報告はほとんどありませんでした。


 次に、山間地に発生するクサギカメムシにつきましては、10月に宇奈月、前沢、東布施などの山間部の地区より、今年は例年に比べて多いとの報告を受けており、担当職員も各地区で住宅の外壁等に多くのカメムシを確認しております。洗濯物への付着や室内への進入などにより、悪臭を放つなど、住民の皆様に不快な思いを与えていることを被害と認識しております。


           〔市民生活部長 太田孝雄君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 続きまして、2点目のカメムシ対策についてでありますが、山間地でのカメムシの大量発生につきましては、住民の皆様の不快感や公衆衛生上の観点から大変憂慮する事態と認識しており、今後、カメムシの防除対策が必要と考えております。


 カメムシの防除につきましては、カメムシが自然界の広範囲に生息しているため、発生源の特定は、難しく家屋への進入数を減らすことが最良の方法と考えております。


 市といたしましては、現在、カメムシが進入するルートである窓や換気口などに効果的な薬剤を散布し、家屋への進入数を減少させる方法や、秋に家屋周辺の樹木にむしろをまき、翌週取り外して焼却する方法などの情報収集を行っているところであります。


 今後も、カメムシの生態や防除の方法について、調査研究し、積極的な情報発信を行いながら、住民の皆様とともに対策を講じてまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) 当局の答弁いただきまして、再質問を何点かさせていただきます。


 カメムシですが、いま一度確認をします。10月半ばに、宇奈月、前沢、東布施より被害状況の報告があったと言いますが、いつぐらいの時期として被害を確認されましたでしょうか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 確認の時期でございますが、10月の市議会全員協議会で議員から情報の提供がございました。その後、各地区の状況を確認したところでございます。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) そうしますと全協があるまでは、特に市の方では、こういうカメムシ被害を把握してなかった。本会議が開かれる日に、北日本新聞を見まして新聞の一面に大きく、県も注目したぐらい被害があって、改めてびっくりしました。


 それを受けて、この質問をしたわけですが、市としては、地方紙にも掲載されるようになったにもかかわらず、カメムシの被害については、みずから確認をできなかったとそういうことでしょうか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 結果でございますが、それ以前から、何人かの市の職員に聞きますと、今年は大量に多いなということも、その後の確認であります。結果的には、地元では大量に多いなという認識はあったかもしれませんが、市の情報収集を始めたのは、それ以降ということでございます。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) そうしましたら、中山間地ということですので、宇奈月庁舎にふだん通われている方々に、ちょっとお伺いしたいのですが、米陀産業経済部長。この宇奈月のところでは、発生が多いと聞いていますが職員の皆さんから話はなかったのですか。


             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) やはり川側の方が多いです。職員間では多いという話がありました。ただ、私の認識不足もございました。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) はい、今ほど、市長より市としても調査研究をしていただける、その上で薬剤散布なり、むしろなり、いろんな研究をしていただける。住民にとって大変ありがたいことだと思います。私は住民の皆さんと話した様子では、もちろん自己負担をしたいんだけども、そういう窓口があると助かるというお答えをいただいております。


 その上で、市長に改めてお聞きしたいのですが、合併をしました、やはり大型事情が集中しており、足元で、いわゆる地域の声が届かなくなっている。カメムシは、一つのいい例だと思います。実際、日々の生活でカメムシが話題に上らず、言葉は悪いですが普段、市民生活から遠い新幹線事業が市の中心的な話題になっている。


 私は、むしろ逆だと思うのです。


 黒部市が、100万人規模の大きい都市なら別ですが、やはり4万3,000人のコンパクトシティでございますので、地域の方々の声を拾っていくことが、幸福度向上にもつながると考えます。


 今ほど聞きまして10月21日まで、地域の声がなかなか上がらなかったというのは、私は、一つガバナンス的にも問題があったのかなと思いますが、その辺、市長いかがお考えですか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 私も、10月21日、全協の日に初めてその状況を知りました。職員には、もう少し地域のいろんな問題について、敏感に確認するように話をしておりますが、議員の皆さん方も、いろんな情報を速やかに入れていただきたいと思います。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) はい、大変面積が多いところですが、できれば中山間地も含め、この議会でも移動販売等の話も出ていますので、なかなか、ここに出てこられない方々の声というのを、ぜひ皆さんに拾っていただきたいと、改めてお願いを申し上げます。


 続きまして、今のブータンの話題についてですが、なかなか難しいことだと思います、理想的には追求しなくてはと思っております。


 そこで一つ、その地域を結びつける市政参画を考えていきますと、私たちも知恵を絞る必要があるのじゃないかということで、今回質問をさせていただきました。


 行政として、現状は変わったところに対して、やはり新しい視点で、お金をかけずに知恵を絞って住民の皆さんの幸福度を増やしていく、こういう姿勢が必要だと思っております。


 なかなか具体的な話できませんので、今の話を受けて提案ですが、小学生の地域参加がいろいろと話題になっております。授業数が少ない、また、小学生自体も地域の行事、習い事、スポーツといろいろ忙しい、かといって、地域としては参加してほしい、こういう話が出ておりまして、今後、小学校の合併が進みますと地域間競争が起きてくることも想定をされます。


 例えば、今の3学期制を改めて2学期制にする、これを行いますと、授業数は変わらず授業以外の学校行事の再編により、年間6日間ぐらい、授業数及び学校登校日がふえると私は聞いております。ちょっと知恵を絞りますと、それぞれの負担を変えず、それぞれの人がウィンウィンの関係を結べることもあるのではないかなと思います。


 ブータンの話を受けまして私自身、このようなことを研究していくことが必要かなというふうに思います。これは質問したいのですが、なかなか答弁が難しいと思いますので提案にとどめさせていただきます。


 最後、総合振興計画ですが、市長より大変突っ込んだ、進んだ答弁をいただきました。一つ受益者負担も必要じゃないかと。


 黒部市ではなく、広い意味で生活圏を考えた振興計画も必要ではないか、私もそのとおりだと思います。やはり近隣市町と仲良くしながら機能分担をして整備をして行くべきではないか。その中で、あえてその合併特例債、臨時財政対策債という言葉を出して財政についてお伺いしたのですが、ここが不透明で見えてこないのです。


 もしできましたら、後期計画について、この事業は、これくらいの財源が必要で、この財源をここから持ってくるのだという計画は示せるものでしょうか。どなたか、お答えください。


             〔総務企画部長 能澤雄二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君起立〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 先ほども、今後の計画の策定のスケジュールで説明いたしましたが、今まさにその辺の議論が始まったばかりで、実は事務段階におきましては、どういった事業があるかというのは、今作業をしております。始まったばかりでありますので、まだまだ、まとめてご報告できるような段階ではないということでございます。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) そうしますと、昨日から出ていますように、大型プロジェクトも大切なのだけども、その一方で足元の整備、地区要望なり福祉の充実、これについても、なかなか計画が見通せないという認識でよろしいですか。


             〔総務企画部長 能澤雄二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君起立〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 今、議員のご質問は、具体的な事業に係る、どれぐらいの財源を配分するのかというような、かなり突っ込んだような話でございました。ただ、そういう段階ではございませんが、およそ後期の先ほども、ちょっと説明しましたが、当初10年間で見込んでおったもの、大体全体では後期も踏まえて達成できるのじゃないかと言いました、根拠につきましては、全体としての今後5年間の財源の見通しというものが、おおよそ全体としてもったとこういうことでございます。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) 私も質問しながら、雲を掴むようでわかりづらいので、ちょっと個別事例を出してお伺いをしていきます。


 例えば扶助費です。いわゆる一般財源が減っていく中で、どうやっていくのかということをお伺いするために事例を出します。


 扶助費ですが、平成19年は26.4億円が平成23年は30億円になっております。扶助費が年々上がっていく、当然、一般財源が食われるのじゃないか。もう一つ、国全体では社会保障、質問でも言いましたが動きが見えないのですけれども、方向性として私が感ずるには助成金、補助金を削って、その分、一括して交付税で渡す。一見すれば、地方の自由度ですが、裏返せば総額で地方に渡すお金が減ってくるんじゃなかろうか、これが私らの不安なところです。


 そして、黒部市で考えますと、例えば市民病院、これは建設が完成しますと黒部市の繰出金は増えると思います。増えるということは、また一般財源が食われていくのじゃなかろうか、いろんな思いがあります。一般財源が食われていく要素が多い中で、どうやって財源を捻出するのか。


 そこで出た合併特例債と臨時財政対策債です。


 これも確かに地方に有益なのですが、今の状況を第三者的に考えると、日本全体では、これ以上増やすことが出来ないところまできている。どうなっていくのか、想定するに結局10年、15年後に交付税が多くなっても地方の自由度は、減るのじゃないか。


 そのときに、今、黒部市が過度の投資をすると、将来、自由度が、さらに薄くなっていく。私はそういう気がして仕方がないのです。それで、あえて大きいものをつくるときには、市民の皆さんに、それなりの負担を求める、そういうことも必要ではなかろうか。


 それが黒部市の財政なり、足元の福祉と足元の整備をするには、必要ではなかろうかという発想をして、今回、質問をいたしました。


 間違っているところがあれば、間違っているよと、教えていただきたいのですが、今の話を含めまして、この5年間、後期の5年間、一般財源の見通しというのは、現状と同じと考えてよろしいのでしょうか。


             〔総務企画部長 能澤雄二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君起立〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 昨日からの答弁で、来年度の一般財源総額につきましては、およそ今年度並みを確保できるのではないかと、お答えしております。ただ、それ以降につきましては、少しずつ厳しくなっていくということは、避けられないというふうに思います。


 一般例で言いますと、一つは制度変更等々、で少し市民税はふえる部分もございますが、基調としては、生産年齢人口の減少というものが、響いてくると思っております。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) そう聞きますと不安になってきます。来年度に限って、ちょっと視点を変えて質問をいたします。


 今、児童手当というのが話題になっております。いわゆる地方負担分が確定していないと聞いておりますが、地方負担分を求められた場合、本市はどのようにする予定でしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 子ども手当から児童手当になって、国と地方の負担割合が変わったら、黒部市が23年度から24年度に比較しますと7,500万ほど負担が増えるということになります。


 それに対して、このような現金給付については、国の制度で国が決めて国の負担でやるという約束でありますから、それは国として、何とか手当てをしなさい、というのは強く求めなければならない。


 一方、厚労大臣が言っておられるように、扶養控除を廃止したことによって、1億2,000万円ほど、市税収入が増える。その部分で賄えというような発想だろうと思いますが、それは別問題でありますので、市の税収を何に使うかは各自治体の判断で使うべきであって、国から、そういうふうに言われるべきものではないと思っております。


 そういう中で、扶養控除が廃止されたことによって、増えるという部分では、金額的には、担保されているようにも見えるのですが、もう一つは、先ほど総務企画部長が歳入総額は23年度と24年度はそんなに変わらないと、もう一つは、25年度も恐らくほとんど変わらないと試算をしております。


 そして、その後、若干、歳入総額は減っていくわけでありますが、そのイメージで、1割も2割も減っていくのかというと、そうではなく、1%、2%というような範囲で変化していくだろうということは当然、想定できます。


 それから、歳出の総額でありますが、歳出総額も積み上げ式で正確に近いところで試算をしております。その中で、後期基本計画を検討いただく中では、29年度までの歳入総額、歳出総額の中身をもう少し示さないと、なかなか議論はかみ合わないのではないかなというふうに思います。


 そういう意味では公債費も扶助費も含めて、しっかりと、お示ししていきたいと思っておりますし、先ほど、過度の投資と言われましたけれども、投資はするけれども起債残高は減っていくということ。間違いなく、そういう仕組みでやって行きますので、毎年22〜23億ずつ公債費をかけておりますが、新規の起債を15億円以内というルール中で動いているわけですから、それは後世に、負担を残していくという考え方をしておりませんので、もう少し財政見通しをお互いに共有した上で、今後、議論をしていきたいというふうに思っております。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) そのとおりです。私もそのとおりだと思うのです。ただ、国の状況があまりにも信用ならない。例えば臨時財政対策債、平成13年度から始まりまして、当初は1.4兆円、今、積み上がりまして36兆ぐらいまで来ています。地方全体の借金のうち15%を超えてきたわけです。


 これが、単なる借金ではなくて、将来へのいわゆる先食いということは、将来を先食いする中で、将来は、今よりも収入が少ないということが見えている、ここはすごいと思います。市長、言われたように、いきなり国が言われても、地方はどうこう出来ない。同じだと思うのですが、私は地方として、やはりそういう状況も想定しながら、ある種シミュレーションしていくこと、今、重要ではなかろうかと。特に、本市は総合振興計画を策定される大事な年でありますので、こういう話を策定委員の皆様にも、ある程度共通認識をいただいて策定をしていただかなければ、私たち市民というのは、将来、いろんな不安を抱えているということをあえて申し上げたいと思います。


 ちなみに、私もびっくりしましたが臨時財政対策債であったり、合併特例債であったり、いわゆる三位一体改革が今回の児童手当のように、国がころっと制度を変える可能性は想定されると思いますか。


 なかなか難しいと思いますが、市長はどのようにお考えですか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 国を信頼できるかどうかということについては、今の状況ではなかなか不安な点はございますが、国とすれば、特に、政権とすれば地方をおいて政府が勝手に、いろんなことできるかと言ったら、それは政権がもたないということであります。ですから、それは国と地方の協議の場で、お互い今後、協議しながら進んでいくものと思います。


 いろんな心配とか変化はありますが、その辺は柔軟に対応していくべきだと私は思っています。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) なかなか、いいお答えもいただきながら、私自身も悶々としております。


 私がこれほど言うのは、今ほどありました小水力サミットに私も参加をさせていただきました。その場で講師の方が言われた言葉に、「これはエネルギーの改革だ。広い地球を見ると45億年の歴史の中で、わずか400数年しか化石燃料を使ってないのだ。もっと言えば1600年の産業革命で社会が変わり、日本に限れば明治維新で変わり、そして敗戦において変わり、すべて共通するのはエネルギーの争奪戦であった。原子力発電所の事故というのは、新しいエネルギーの争奪戦ではなかろうか。」とその方は、おっしゃっていました。そうすれば、今までのこともいろいろ柔軟に変えていく必要があるんじゃなかろうか。


 かんがみますと、国の方も、いろいろ行き詰まっています。


 今、言ったのが象徴で臨時財政対策債、36兆円積み上がりましたが、国は、1年に1兆数千億しか償還をしておりません。わずか10年ですね、積み上げたものを返すのに30年かかる。しかも30年後には返す人材が減っていく。


 こういう大変矛盾した中にもおりますので、私はそれも含めて黒部市として、今言われたような選択と集中、そして周辺都市と組むことは当然ですが、やはり1番重要なのは黒部市としては、そういうところの影響もあると思いますが、足元の地区要望であったり、今ほど言いましたカメムシの問題であったり、例えば黒部市独自の福祉行政であったり、こういうところをどうやって充実していくのか、ここにかかっていると思います。それには、やはり一般財源、フリーハンドで持つ財源を多く持って、そして市民の皆様に広く還元をしていく。


 もちろん、ある程度の自己負担、応益負担はあるにしろ、そういうところを提示して市民の皆様と一緒に進む必要があるのではなかろうか。


 いろいろ介護保険も来年上がるという話です。今回の議会でも、いろいろ意見書が出ておりますが、やはり応益負担というのはしないともたない、というところをしっかりと行政の皆様も市民の皆様に言っていただくことが、私は必要だと思うのです。窓口で、はいはいということは簡単ですけど、それでは、私はいけないと思います。


 都市建設部長にお伺いいたします。


 間もなく除雪のシーズンまいります。


 除雪に関する会議があったと、お伺いしていますが各地域の方々は、自己負担、それと、いわゆる除雪のサービス、それについて、どのような意見がありましたか。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○議長(新村文幸君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 私は除雪会議に出席しておりません。


 担当課から説明を聞いた中では、地元としては、狭い道路とか、そういったところに優先的に、お願いできないかという声が非常に多かったです。ですから、これからは、そういったところも視野に入れながら、検討していくべきという思いでおります。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) 私もそのように思いますが、それをするには、するだけの体制を作らないといけません。


 やはりブルドーザーなり、ロータリーなり、それを持つということは、市民の皆様にも負担を求めることだと思うのです。


 その場では難しいと思いますが、行政の皆様もやりたいのであれば、新たな負担について話し合おうというところがないと、今のやり方を繰り返していく限りでは、ブータンのような体制であるとか、総合振興計画は実現できないと思う。カメムシにしてもしかりだと思う。


 厳しいことを言わせていただきますが、役所の中にいて分かることと、地域へ出て住民の皆様と目を合わせて話すことは違うと思います。


 タウンミーティングという話がありましたが、タウンミーティングの参加者をみますと、私も行きますが、ほぼ毎回同じ顔ぶれでございまして、なかなか本当の市民の声だろうかということもあります。


 もうちょっと、その全体として総合振興計画をつくるときに62名の皆様のお知恵も借りますが幅広い意見を集約する、この努力はしていただけますでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 努力はしたいと思います。またタウンミーティングでは限られた方々だけでありますので、さらに、それを補完するような出前トークとか出前講座とか、いろんなところへを行って、とにかく情報もなかなか伝わってない、出しているようだけれども、その情報は本当に伝わっているのかということもありますし、市民の皆さん方の意見も、なかなか徴収することは、できないというのが現実でありますので、もっと努力をしなければならないというふうに思っております。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) 今ほど、市長から情報を出すというお答えがありましたが、私も含めまして市民にこのような、なかなか、今まで出てこなかった情報だったり、耳ざわりの悪い情報というのも、開示していくべきと思いますが、その辺はいかがでしょうか。


             〔総務企画部長 能澤雄二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君起立〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 例えば広報でありますとか、ホームページいろんな方法を工夫して発信に努めていきたいというふうに思います。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) もう一つ確認になります。大変お忙しい中、ご参加をいただいております後期計画策定委員の皆様方と思いますが、その方々にも、ある程度こういう財政状況や概況をお示しするべきだと思いますがいかがでしょうか。


             〔総務企画部長 能澤雄二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君起立〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 2回目の部会を来年の2月、3回目を来年の4月ぐらいに開く予定にしております。そのころに行きますと、おおよそ5年間の中での事業量でありますとか、裏付ける財源の話とか、整理できてきますので、そういう段階で説明に努めていきたいと思います。


               〔5番 小柳勇人君挙手〕


○議長(新村文幸君) 5番、小柳勇人君。


               〔5番 小柳勇人君起立〕


○5番(小柳勇人君) 私は今ほど言いましたが、調べてみると国の今後の交付税がいかに怪しいかというのが感じられます。


 それは、やはり参加される方々に共通認識持ってもらわないと、これをしたいあれもしたいという総合振興計画では、実現した後のメンテナンス、議会でも、でました公共財のストック、維持修理もままならないと思いますので、それをしっかり言いづらいことも言っていただいて策定をしていただきたい。


 大型事業がメジロ押しですが、さらにその前提として皆様の生活がこうよくなりますというのが、私はぜひ欲しいところだと思います。


 最後に、市長がブータンの王様に見えるように、私も祈念しております。ブータン王国のような幸福度で満足が高められるような黒部市なってほしいと願い質問を終わります。


○議長(新村文幸君) 次に、4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君登壇〕


○4番(山田丈二君) お疲れさまでございます。


 質問順位も後になり、質問も重なってきておりますけれども、私の視点もございますので、一部割愛しながら進めさせていただきます。


 小柳議員さんの質問の中にもありました、市民の幸福度向上について、若干、割愛しながら進めさせていただきます。


 今ほどの話にありましたようにランキング付で富山県が2位、福井県が1位、石川県が3位であったというわけであります。このことにつきまして、一昨日、7日某新聞に掲載されていましたがトップの福井県からは、実感がわかないとの声が聞かれ、統計と住民意識とのギャップがどこにあるのかを探すことが、郷土の豊かさを追求することになる。また、幸福度は何を指標にするかによって、見え方が違ってくる。国や地域がどんな姿を目指すのかということにも通じるのではないかと論じられておりました。


 以前、全国の市と東京23区を対象に実施されました、行政サービスの調査結果が北陸3県でトップだったのは、黒部市であったということは、まだ記憶に新しいところであります。


 この結果の受けとめ方は、一人一人違いがあると思われますが、富山県そしてまた、黒部市のイメージアップになるのではないかと思います。市民として、誇れるのではないかというふうに考えます。


 本市は、第1次黒部市総合振興計画後期基本計画を来年の9月を目途に策定中であります。策定に当たっては、先月4会場においてタウンミーティングが開催されたところであります。策定には、市民にわかりやすく、市民ニーズに対応した、計画が取り組まれるよう願うものであり、このことが実感へのギャップを和らげることになるのではないかと思います。


 幸せ度は、先ほども話がありましたように、社会経済統計の40の指針によってランクづけされております。それは四つの部門に分かれているということであります。


 一つは安全安心、一つは生活家庭、医療健康、そして、労働基準に分けて分析され、ランクづけされているということであります。このことにつながっていくことを思い、本議会に通告しております、二つの項目について質問をさせていただきます。


 初めに、安全安心の部門に入るのではないかということを思っております。


 大項目の一つ目であります、黒部市消防団についてであります。


 平成23年消防年報によりますと、消防団本部、各地区消防団員は454名、うち女性は13名で組織されています。日頃から消防団員の皆様方には、平素それぞれ仕事を持ちながら水害、火災等の防御活動に従事され、また消防訓練、水防訓練などを積極的に実施され、市民の安全安心に取り組んでいただいていることに対しまして、一市民として改めて、お礼と敬意を表するものであります。


 また、私自身、三日市地区の下流域に住んでいます。


 近年、特に繰り返し起こるゲリラ豪雨による住宅浸水は、徐々に改善されつつありますが、これまで起きる度に、いち早く駆けつけていただき、被害の拡大を防ぐ活動を見るたびに、頭の下がる思いでいっぱいであります。地域住民の方々も、消防団員の姿を見ると、安心感がわいてくると感謝の言葉を聞いております。


 先の未曾有の東日本大震災では、地元消防団による住民の救助や避難誘導の献身的、賢明な活動が行われた一方、身の危険を顧みず消防の使命を全うされ、それゆえに、命を落とされた、多くの消防団員の皆様には、改めて心より哀悼の意を表するものであります。


 それでは、まず女性消防団についてであります。


 先月、女性消防団の方と話す機会がありました。


 その話の中で、女性消防団は9歳以下の幼稚園・保育所児童を対象とした幼年消防クラブや、10歳から15歳の小中校生を対象とした、少年少女消防クラブと共に、公立高校や民間機関に出向き、また、ひとり暮らしの高齢者宅も訪問し、防災予防の指導や広報活動、救命活動などを行っているとのことであります。


 このことにつきましては、午前中の辻靖雄議員の中でも触れられております。


 また、先の9月、音沢地区で開催された、市総合防災訓練等と四国香川県で開催された、第17回全国女性消防団員活性化香川大会にも参加したとのことであります。


 これには、富山県からは黒部市を含む8つの消防団が参加したということであります。そして、今年からは女性消防団は、新しい取り組みとして、手づくりの紙芝居をつくり練習を重ねて、先月、下立保育所で紙芝居のこけら落しをしたということでありました。


 この女性消防団の方は、今後要請あれば活動していきたい、ただ、紙芝居の製作や練習にみんなの集まる日を調整して行ってきたが活動当日の人の確保が困難な場合もあるとのことでありました。


 先の震災を教訓に、ますます防災教育の必要性、重要性が問われております。大変でしょうが女性消防分団ならではの目線に立って、きめ細かな対応を期待したいものと思います。


 このようなことから、女性消防団の一層の処遇改善を図るべきと思いますが、ここで一つ目であります。


 女性消防団としての年間の取り組み件数及び主な内容を消防長に、二つ目には、女性消防団の待遇改善についての考え方を市長にお伺いしたいと思います。


 以前、新聞に全国出火率と題した社説が記載されていたことを思い出して調べておりました。総務省消防庁がまとめた2010年の全国火災発生状況によると、富山県の出火率は、20年間連続で全国最小になったと記述されております。火災予防に向けた消防機関の地道な取り組みと県民の高い防火意識がかみ合っての成果であり、全国に誇れる記録であると記述されております。


 この記録が20年間続いた背景には、ベテラン消防団員の方々が消防力の向上、指導、陣頭にかかわってこられた功績が非常に大きいものと考えます。ぜひ、これからもベテラン消防団員の方々には、これからも消防を支える若い団員の育成、消防力向上に、かかわっていただきたいものと考えます。


 このことも踏まえ、三つ目には、近隣市町の消防団員の定年、退団年齢状況について消防長に伺います。


 本議会に提出されております黒部市消防団条例の一部改正については、委員会付託がなされるわけでありますけども、私は所属委員でありませんので、あえて四つ目に1点だけ、お願いしたいというふうに思います。


 幹部団員の年齢制限の撤廃の改正に期待するものは何かを市長にお伺いしたいというふうに思います。


 次に、先ほど言いました、四つの部門の生活家庭の部門に入るのではないかと思いますが、大項目の二つ目の中心市街地の活性化についてであります。


 先の9月議会において、黒部市役所の位置を定める条例の一部改正が可決され、現在、庁舎の建設に当たり新庁舎建設事業設計プロポーザル審査委員会が設置され、設計業務候補者の選定に入っているとのことであります。新庁舎を見据えて、これからの新しいまちづくりを進めていかなければならないと考えます。


 これまで、モータリゼーション、車社会を背景に、郊外型の大型商業店舗の進出により、既存の商店街は、従来のにぎわいが薄れつつあることから、中心市街地の街中では、にぎわいを取り戻すため、数々の取り組みが実践されています。ここで、私の市の施策と私の知り得ている三日市、JR駅前を含む天神新地内の街中での取り組みについて、一部紹介させていただきたいというふうに思います。


 まず、市では、昨年の4月に商店街のにぎわいを創出し、活性化を図り、空き店舗などを活用して、新たに出店移転する事業者に対し補助金を交付するとした、黒部市特定商業地域新規出店支援事業が施行され、街中では、本地区においても出店営業されております。


 また、今年の4月からは、要件を満たした地区のエリアに定住支援として、人口の増加と定住の促進を図り、コンパクトなまちづくりの誘導や公共交通の利用を促進するために、住宅取得にかかる費用の一部を補助する住宅取得支援事業が取り組まれております。


 この要件としましては、市が指定する街中または地鉄沿線以外の地区から新たにこの地点に転居された市民が対象となっております。


 そして、中心市街地活性化法に基づきまして黒部市は、中心市街地活性化のため、平成17年に黒部市中心市街地活性化基本計画を策定し、これを受けて黒部市商業タウンマネジメント構想が策定され、現在、中心市街地活性化策が進められているところであります。


 その施策の中で、多世代が触れ合える憩いのまちづくりの事業の一環として、三日市商工振興会、黒部駅前商工振興会、地元の商工関係者による、黒部納涼楽市が毎年7月下旬に三日市中央通りで行なわれており、また、年に2回オリジナルイベントとして、市姫通りで「やって三日市」、8月上旬、JR黒部駅前で「納涼の夕べ、サマーフェスティバル」等が開催されています。


 また、気さくに散歩が楽しめる、うるおいの商業空間づくりとして、空き店舗空間、空き家活用事業の一環として、地元の商工事業者による勝手に使って、いろいろ買って、かつてない店、ということで命名されました自由空間、かって屋があります。


 そして、展示ギャラリーとサロンを一体化しているギャラリー市姫は、商工会議所により、現在、運営され、それぞれ常設されております。


 この、かって屋を拠点といたしまして2台の車を使い動く商店街、かって屋ふれあい便、クールふれあいくんが運行され、宅配事業で店の無い地区に移動販売による日用品、生鮮食料品等が発売されております。


 これは、前日の代表質問の中でも取り上げられましたところであります。


 また、三日市地域が越中国桜井の荘と呼ばれるなど歴史・史跡あふれる三日市を歩いて体験してもらうため、三日市まち歩きボランティアの会が年間を通して活動をされております。


 先の10月、11月には、今年1月に設立された、まちの駅ネットワーク三日市と連携し「桜井の荘 三日市のまちの駅」めぐりが開催されているところであります。今ほどのまちの駅ネットワーク三日市は、まちの駅連絡協議会、東京にあるそうでありますが、認定を受け一昨年の生地地区に続く市内で2カ所目のまちの駅として設立されたところであります。現在、この会は、サテライトステーション31店舗で活動されています。


 この会では、歴史的要素のある三日市の個性的なまちづくりの商店街を目指し、にぎわい再生に取り組んでいきたいとのことでもあります。


 一方、本地区には、黒部市の主な大規模小売店の先駆けとして、昭和57年、国の現在の経済産業省の戦略的中心市街地商業等活性化支援事業の支援を受け、ショッピングセンターとしての必要な業種を誘導するテナントミックスに取り組み整備された黒部ショッピングセンターメルシーがあります。


 また、市では、2年後の59年の5月に当センターを取り込んだ、市初めての牧野土地区画整理事業を行い平成7年11月に完成し、その中でメルシーは、健全な市街地の一翼を担うこととして、今日に至っているところであります。


 ここで、間近に迫った旧三日市小学校跡地で建てられる新庁舎完成後の人の流れなどを取り込むなどのため、市の施策による支援と今ほどの数々の取り組み活動を通じて、何よりも継続させていくことにより、集客の相乗効果もあるのではないかというように思います。


 このことにより、地域全体の活性化が進めばと期待を申し上げる次第であります。


 先に、黒部市振興計画基本計画策定に向けた市民アンケートの中でも、将来も黒部市に住み続けたいという定住志向を持った黒部市民が92.9%を超える結果が出ていたとのことであります。このことからしても、身近な商店街に、にぎわいがあればと思います。


 これらの背景を踏まえ、まだこれからだと思いますが、一つ目に、昨年の4月に施行されました空き店舗対策の黒部市特定商業地域新規出店支援事業の利用件数と本事業に今後期待することについては、産業経済部長にお伺いしたいというふうに思います。


 引き続きではありますが地元の資本による共同店舗黒部ショッピングセンターメルシーには、ご存じのように広い野外駐車場があり、これまで官民のイベント会場として、また、他の会場で行われるイベントのシャトルバスの発着場や団体グループの集合場所として、広く利用されるなど、地元とのつながりを重視した経緯がございます。


 また、このメルシーには野外駐車場だけではなく、これから特に冬場はもちろん、年間を通して悪天候に左右されることなく利用できる地下駐車場を160台、正確には158台だそうでありますが有しております。


 そして、今年10月1日からは、市の施策の一つとして、試験運行していた富山地方鉄道路線バスのルートの一部が見直され、新たにメルシー、大町商店街、寺町商店街などのバス停が設置されたところであります。住民が利用しやすく、特に高齢者の買い物等の足となり、また街中の活気をもたらして欲しいと思っております。


 さて、今年の春から県西部高岡市の中心部にあります大型小売店で、行政によるサービスセンターが入っているとのことであります。


 また、昔は近所でよく買い物ができたということをお聞きします。


 そこで、2点目でありますが、市民ニーズを受け入れられる行政サービスの機能の一部を、利便性があり中心街に位置する共同店舗、黒部ショッピングセンターメルシーに開設を図るなど、市として、既存、市街地商業など活性化の相乗効果の意味合いからも、側面からの支援ができないかを市長にお伺いいたします。


 以上であります


             〔4番 山田丈二君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、山田議員の個人質問にお答えを申し上げます。


 まず、一つ目の黒部市消防団について、現在、消防団の抱える諸問題等をまず私の方から、お話をさせていただいて、詳細につきましては、消防長からお答えをさせていただきたいと思います。


 消防団につきましては、近年、社会環境の変化に伴い消防団に求められる役割は、火災への対応のみならず災害時の避難誘導、救助活動、現地情報の発信等があり、これらの求められる役割に対して適切に対応することが大切であり、消防団の社会的意義の向上につながるものだと思っております。


 また、先の東日本大震災での消防団員の活躍には著しいものがありましたことは、皆様のご承知のとおりであります。地域の実情に精通した消防団は、動員力、即時対応力の面ですぐれた組織であり、地域の安全安心を確保するためには必要不可欠だというふうに考えております。しかしながら、過疎化、少子高齢化の進行、あるいは産業就業構造の変化等により消防団員の確保は困難な情勢となってきており、全国市町村の大きな課題の一つになっております。


 今後の対策といたしましては、富山県においては定年による退団者数が大きく増加することが見込まれることにより、消防団員確保対策事業を展開し消防団員確保推進員、これは消防団員のOBの方がなっておられるということでありますが、その推進員が県内事業所を訪問し、消防団協力事業所の充実拡大や、女性消防団員の確保等について働きかけを行い消防団員の確保を図ろうとするものであります。


 また、黒部市におきましても広報やホームページを積極的に活用した広報活動、事業者との連携を深め各事業所との協力体制の構築、そして自治振興会など、特に地域に密着した事務事業などを担っておられる団体などを対象に、消防団への入団の推奨を図り、新規消防団員の確保促進を進めるとともに、黒部市消防団条例の改正によって中山間地における災害支援団員制度や女性消防団員の処遇改善、あるいは幹部消防団員の定年延長等により消防団員確保に積極的に努め、一層の地域防災力向上を目指してまいりたいというふうに考えております。


 なお詳細につきましては、消防長より答弁させたいと思います。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 消防長、佐々木 隆君。


              〔消防長 佐々木 隆君登壇〕


○消防長(佐々木 隆君) 山田議員の個人質問にお答えします。


 一つ目の項目、黒部市消防団についての1点目、女性消防団としての年間の取り組み数のご質問にお答えいたします。


 平成22年の実績でございますが、救急講習22回延べ人員31人、研修会等7回、消防訓練6回、イベント等5回、定例会等12回の合計52回となっております。


 次に、女性消防団員の処遇改善についてお答えいたします。


 全国的に消防団員の減少傾向のある中、地域コミュニティと深いつながりを持ち、きめ細やかな視点を持つ女性消防団員はふえ続け、その役割は非常に大きく消防団全体の活性化に大きく貢献しているところでございます。こうした動きの中、黒部市では女性消防団員については班長職から部長職への昇格及び班長職の1名増員による処遇改善を図るものであります。


 次に、3点目、近隣市町の消防団員定年年齢状況についてお答えいたします。


 朝日町消防団は団長・副団長70歳、分団長・副分団長は65歳、その他は60歳となっており、副分団長以上には4年間の任期があります。入善町消防団では、全団員定年は60歳となっております。副分団長以上については、ただし書きにより適用しないことができることになっております。魚津市消防団では団長・副団長は70歳、分団長・副分団長部長は65歳、その他は63歳となっております。


 次に4点目、幹部団員の年齢制限の撤廃の改正に期待することについてお答えいたします。


 地域の実情に精通した消防団は、要員動員力、即時対応力の面ですぐれた組織であり、地域の安心安全を確保するためには必要不可欠であります。しかし、人口の過疎化、少子高齢化の進行、あるいは産業就業構造の変化等に伴い、消防団員の確保が困難な情勢になってきております。そうした中、豊富な経験を持つ消防団幹部におかれましては、定年でしばることなく、特に、災害時はその経験を生かしてもらうことも必要であると思います。また、分団長以下の定年65歳との兼ね合いも必要であり年齢制限を撤廃させていただくものであります。


            〔消防長 佐々木 隆君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君登壇〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 次に二つ目の項目、中心市街地活性化についての1点目、黒部市特定商業地域新規出店支援事業の利用件数についてお答え申し上げます。


 平成22年度の本事業開始から計6件の申請があったところであります。内訳は5件が営業中、1件は営業に向けて改装工事中であります。6件のうち、4件が三日市地区での新規出店であり、中心市街地のにぎわいを創出する一助となっております。今後は、さらに利用者増に向けたPRに努めたいと考えているところでございます。


 次に、2点目の本事業に今後期待することについてでありますが、三日市商店街には商工会議所によりますと、現在、77の空き店舗があり商店街の空洞化の進行により中心市街地の衰退は深刻な状況になっているところでございます。こうした中、平成22年度から本事業の実施により4件の空き店舗で営業が行われております。商店街の空洞化を改善するため、本事業をさらに推進するとともに、県などの支援制度も活用し商店街の活性化を図ってまいりたいと考えております。


           〔産業経済部長 米陀峰信君自席に着席〕


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、3点目の行政サービス機能の一部を共同店舗メルシーで開設できないかという質問についてでありますが、ご指摘のメルシーは現在も中心市街地の象徴的な施設であると認識いたしております。


 行政サービス機能のメルシーでの開設についてでありますが、新庁舎の建設等を初めとする都市機能の整備等も考慮し市民にニーズを踏まえた上で、どのような行政サービスがメルシーとの相乗効果が期待できるのか、あわせて財政的な負担と効果などについて、十分な精査検討を行って、今後、判断することが必要ではないかというふうに考えておるところであります。


○議長(新村文幸君) 一般質問の途中ですが、3時10分まで休憩いたします。


  休  憩  午後 2時56分


  再  開  午後 3時10分


○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 一般質問を続けます。


               〔4番 山田丈二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君起立〕


○4番(山田丈二君) 休憩前に続きまして御苦労様です。再質問させていただきます。


 一つ目であります。黒部市消防団員についてであります。


 今ほど、女性消防団の活動内容を聞かせていただきました。幅広くまた回数も多い。女性消防団員の方におかれましては、家事もありますし仕事を持ちながらの活動であります。皆さんには、敬意を表したいと思います。


 また、1市2町の消防広域化協議に入るとあるわけでありますが朝日町、入善町の女性消防団が公表されていることと思いますが、わかれば消防長にお願いします。


              〔消防長 佐々木 隆君挙手〕


○議長(新村文幸君) 消防長、佐々木 隆君。


              〔消防長 佐々木 隆君起立〕


○消防長(佐々木 隆君) お答えいたします。入善町は6名、朝日町は平成23年4月に結成された6名でございます。


               〔4番 山田丈二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君起立〕


○4番(山田丈二君) 先ほど、午前中ですか辻靖雄議員のときの質問の中で、消防長の方から男性女性の垣根を越えて職務ということでありますけれども、女性消防団は女性ならではの活動もあるのかなと思っています。


 女性消防団について、もう1点質問します。一つには昨日からも出ておりますけども、先の震災で女性消防団も含めてだろうと思いますが、震災を教訓に防災教育が取りただされております。先ほど、私の方から言いましたように、手作りの紙芝居を始めたということです。そういったことを通じて防災教育も重要だろうと思いますし、先の震災の報道の中でもありましたが、子供のころの紙芝居を通じて、私の命が助かったという成人の方の話が報道されていたことが思い出されます。


 そういったこともありまして、女性ならではのソフトな、きめ細かな対応を期待したいと思います。そこで、個別ごとには申し上げませんが、伺った女性消防団の団員の方になるのかわかりませんけども、今度、新消防庁舎にあっては、福利厚生面も含めてでありますけども、施設面でも期待を持っているということであります。


 そういうことからしますと、女性の立場で福利厚生含めて、配慮が必要と思います。その点について消防長お願いします。


              〔消防長 佐々木 隆君挙手〕


○議長(新村文幸君) 消防長、佐々木 隆君。


              〔消防長 佐々木 隆君起立〕


○消防長(佐々木 隆君) 議員ご存じのように、現在の消防署は研修室もない、会議室もないという状況でございます。特に便所は男女共用でございます。そのような形が新しい消防署では女性消防団員は専用の研修室という形で設置させていただいております。


 当然、男女ですから女性のトイレも設置され、女性だから男性だからといって処遇が違うわけではございません。貸与品は同じものを渡しております。


 女性の方々は、積極的で富山県の連絡協議会に広く参加されておりまして、情報は我々以上に富山県内の情報をつかんでおられることが多くあります。その部分で女性の積極性を今後も期待したいと思います。


               〔4番 山田丈二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君起立〕


○4番(山田丈二君) 質問するに当たりまして、2市2町の定年退団年齢をお聞きしたわけでありますけども、県内でも本当に多くのばらつきがあるんだなということは、今回初めてわかりました。そういった中で、今回は1市2町での消防広域化が始まるわけであります。


 やはり少なくとも、2市2町の中にあっては、ある程度、地域には状況があるんだろうというふうに思いますけども、トップに立つ消防団員の方は、ある程度の年齢的なものは、そろっているべきじゃないかという意味も含めまして質問しました。


 2点目の中心市街地の活性化についてであります。


 今ほどは、私も、この中心市街地の活性化は初めてであります。一部紹介という形でやらせていただきました。このほかにも、幾つも取り組みがあるわけであります。昨日の代表質問の中でも触れておりましたことでありますけども、町中からは少し外れますけども、かって屋の宅配サービスの件であります。お話したときは、東布施方面での移動販売を初めた結果、今年は売上50%増し、私には約1,000万ほどということで、しかしながら、実態としては本当に厳しいという声であります。そういった中で、何とか続けていきたいという思いを述べられておりました。


 宅配サービスにおきましても、それぞれ地域に行ったときは、ふれあいの場、コミュニティの場となっているということでありますし、昨日の市長の答弁の中で、自立するまでは支援をということで、私の方からも、ぜひ、それをお願いしたいと思います。


 紹介した以外の取り組みにつきましても、数々あるわけでありますけども、それらについては、商工事業者の自立性が求められるわけでありますけども、市として、また行政として指導支援を引き続きお願いしたいと思います。


 このことにつきましては、先ほど、若干これに近い形で答弁いただきましたが、それを含めてもう一度産業経済部長にお伺いしたいと思います。


             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 先ほど議員の方から納涼楽市、あるいは、やって三日市、まちの駅、そして、かって屋と紹介されたわけであります。市では、これら事業に対しまして間接的に商工会議所を通じ、観光局、まち協を通じて支援させていただいているところでございます。


               〔4番 山田丈二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君起立〕


○4番(山田丈二君) それでは、まず、先ほどメルシーの市民ニーズの関係でありますけども、いろんな課題があるのかと思います。いろんな課題を整理した上で考えたいということであります。ぜひ、これを進めていっていただきたいと思います。


 今ほど、産業経済部長にお伺いしたわけでありますが、最後にまちづくり戦略統括監にお聞きします。


 今、私から市の施策を活用した地元商業事業者等の取り組みを紹介したわけであります。


 紹介した施策については、幾つかの部局にまたがることであります。先ほど、紹介しましたように新規出店支援事業については産業経済部、住宅取得の支援事業については都市建設部であります。そのことから、本年度は横断的にまちづくり推進施策の推進体制をつくるために、まちづくり戦略統括監が新たに設置されたと思います。そのようなことから、今ほどの商工事業者の中心市街地における取り組み状況に対して意見、感想、激をいただければと思います。


           〔まちづくり戦略統括監 浜屋孝之君挙手〕


○議長(新村文幸君) まちづくり戦略統括監、浜屋孝之君。


           〔まちづくり戦略統括監 浜屋孝之君起立〕


○まちづくり戦略統括監(浜屋孝之君) 私のまちづくり戦略統括監という立場から言わせていただきますと、三日市の商店街は、活発に頑張っていただいていると認識しております。


 そういった中で、まちづくり戦略推進会議の中で三日市商店街が、いかにすれば賑わうかということを検討材料として進めてまいりたいと思います。


               〔4番 山田丈二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君起立〕


○4番(山田丈二君) せっかく話す機会を提供したわけでありますけども、新年度に期待したいと思います。


 以上で終わります。


○議長(新村文幸君) 次に、9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君登壇〕


○9番(寺田仁嗣君) 午前中から、引き続き、ご苦労さまでございます。


 今日の朝は平地にも白い物が降りました。寒さも日一日と厳しくなってきております。身体には十分気をつけて、これから乗り切っていただきたいと思います。壇上から見ておりますと、少しお疲れの方もおるように見えますが、もうしばらくお願いいたします。


 12月議会の最後の質問者となりました。


 早いもので、今年のカレンダーも最後の1枚になったかと思っておりましたが、今日は12月の3分の1が終わろうとしております。小さいころは、年末から正月を迎える時期には、1つ年が過ぎることについて何の抵抗も感じなかったのですが、今は年齢のことを思うだけで一日中憂鬱になります。


 生まれ変われるものであれば、生まれ変わりたいと思っておりますが、皆様の中にも私と同じような思いの方がいらっしゃると思いますが、今日は憂鬱にならないように、元気を出して質問に入りたいと思います。


 終わりよければすべてよしでアンカーとしてしっかりと締めくくりたいと思います。答弁は簡潔明快にお願いいたします。


 初めに6次産業化について伺います。


 昨今、TPPを取り巻く話題が余りにも多く、良いにつけ悪いにつけTPPの3文字がちまたに転がっております。テレビや新聞を通していろんな人がいろんなことを言って、あおりたてていることから、小学校の先生が子供たちにTPPとPTAを間違わないようにとユーモアを交えて話のやりとりをしておりました場面が、テレビで放映されておりました。


 今年の3月に施行されました、農林漁業者が生産だけでなく商品の加工から販売まで行い収益を増大させることを促進する第6次産業化法を受け、北陸でも新制度の説明会や推進する組織の会合が相次いで開かれております。


 入善町においては、10月に6次産業化推進会議を発足させ町内の農水産業や商工業、福祉の各分野で活躍する若手会員とオブザーバーで組織し地域資源を生かした商品開発に取り組もうと動き出しております。


 一方、農業者らに戸惑いを与えかねない、似たような農業強化策として農商工連携促進法が一足早く施行されております。6次産業化は農業者がみずから商業分野に参入することを想定しており、農水省が中心になって若手を呼び込める農業にということでは6次産業化が大きく、クローズアップされ、県内において新幹線開業を見据えて商品化に向けて活動されております。


 そこで以下2点について、お伺いしますが6次化への考えについては市長、産業経済部長の考えも聞かせてください。


 一つ、市では農商工連携商品が商品化されていますが、6次産業化についてはどのような考えをお持ちか、また当黒部市の取り組みについて伺います。


 二つ目、自由化の波が押し寄せることが予想される現在、自立できる農業者を育てるために農産物に新しく新たな付加価値をつけブランド化すれば地域振興につながると思うがいかがでしょうか。


 この2点について、お伺いいたします。


 大きな2点目として、小中学校における諸活動について伺います。


 一つ目は、学校における地域の防災拠点として、最小限の整備について。


 今年は、3月11日の大震災後、きずなという言葉をこれほど目にした年はありません。なお、現在もよく耳にしますが、裏をかえせば、あまりにも大きな災害があったからだと思います。


 いざ災害が起きたら学校施設は地域の防災拠点として被災者の避難場所としてばかりでなく、多くの機能を求められることが多くあります。学校である以上、すべての機能を有することは無理としましても、障害者や高齢者が安心して避難生活を送るために最小限の整備が必要ではないでしょうか。何といっても、校舎の耐震化は最優先でなければなりません。また、バリアフリー化等も求められてきます。


 今回の震災で得た教訓から、学校における地域の防災拠点として、どうあるべきかについて市長の所見を聞かせください。


 二つ目、子供の体力について、文部科学省が10月に2011年の体力運動能力調査結果を公表しました。子供の体力は、小学校の男子で50メートル走は成績が向上に転じるなど、回復傾向がより顕著になっておりますが、体力のピークとされる1985年頃の水準と比べると、多くの項目は低い状態にあります。文部科学省では、幼いころから運動の習慣を身につけるなど、体力向上に取り組む必要があるとしております。


 当黒部市における子供の体力の実態は、どのようなレベルか、また、体力向上のために学校施設に芝生化のモデル校を試みてはどうでしょうか、お伺いいたします。


 3つ目、学校における、いじめの実態とその取り組みについて。


 先月の末に、射水市の中学生が自らから命を絶つという、いじめの問題が発生しました。原因については、学校における、いじめと報道されていますが、真相については、これからしっかりと究明されていくものと思います。これは本当にあってはならないことです。生きるという命の尊さと死ということについて、考えさせられると同時に、いじめの恐ろしさが改めて胸に刺さるものがありました。


 つい先日、8日の日曜日の夜、NHKスペシャルという番組で、日本人の戦争証言記録として絶望の戦場と題した特集がありました。


 みなさんも見られたと思いますが、NHKが長年にかけて取材した、目を覆いたくなるような戦場ニューギニア島より奇跡の生還された、岩手県の93歳の方の証言がありました。


 連合軍に追い詰められジャングルの中で全く食べるものもなく、どうしても生き抜きたいために蛇やトカゲなどを探し求め食べたとのこと、最後に小さな声で目に涙しながらジャングルの中で、兵士同士で自分よりも前を歩いている兵士を銃で撃ち、共食いした例もあったという耳を塞ぎたくなるような話がありました。ニューギニアはまた、生きて帰れない島ということで、兵士の中では帰れん島と行って散っていったということでございます。


 生きるという命の尊さについては、学校ではきっちりと指導されていると思いますが、尊い命をいじめによって奪われるようなことは、断じて防がなくてはなりません。このような問題は学校にゆだねるのではなく、地域社会全体でフォローできることがあれば惜しみなく、どんな小さなことでも放置しないで、早め早めと手を打って、二度とあのような悲劇を出さないことを願うものです。


 今日は先に川本議員、中村議員、そして村井議員の質問の答弁で、教育長はいじめの実態とその取り組みについて、わかりやすく説明されましたので、私への答弁は重複しますので省略願います。


 次に、3点目について、新幹線駅周辺における整備について伺います。


 おおよそ3年後に迫った開業に向けて、駅周辺整備も順調に工事が進められてきております。何といっても、これからは駅舎の桁工事が終わり次第、メインシンボルと言える駅舎の工事が、本格的に始まると聞いております。東広場においては、消雪用水源地のため利用する井戸工事が発注され、工事が間もなく始まるようでございます。


 そこで次の3点について伺います。


 東口広場の歩道部と車道部に消雪用の井戸工事が計画されているが、駐車場については、融雪はどのように考えておられるのか。


 二つ目は、地鉄新駅の駅前広場等は、どのような形態になるのか。


 三つ目は、新幹線と高速道路の狭間地にある、現在の側道は、どのように考えているのか。


 以上3点についてお伺いいたします。


 4点目、最後でございます。


 組織と提言箱についてお伺いします。


 今年は、食について、大きな社会問題が、砺波市で生肉の中毒事件として発生しました。ゴールデンウイーク前であった関係上、砺波市の観光に、暗いイメージを与えると同時に、県内においてもはかりしれないマイナス要因が残り、国会においても議論されました。


 黒部市は、食育基本計画の策定が大幅に時間を要しましたが、6月末をもって食育推進計画がなされたと記憶しておりますが、今後、食育について担当はここだ、あこだということが無いように、しっかりと組織に明示して推進していくべきではないでしょうか。


 また、大震災から政府によってエネルギー問題がクローズアップし、来年の4月より稼働する小水力発電所の件も含め、原発の問題等から、節電や省エネ推進が叫ばれてくると予想されることから、これらのエネルギーをしっかりと見定めると同時に、組織上の明示をしたらどうでしょうか。これもお伺いいたします。


 最後に、提案箱に市民の声が、どのように市民の声として、生かされているのか。


 タウンミーティングで、市長の総合振興計画の策定の中で話がありましたが、市民の声として、提言箱の回答が昨年の2月以降、公表されていないが全く提言がなかったのか、なかったとすれば、もっと活用策を考えるべきではないでしょうか。お伺いいたします。


 以上で、質問を終わります。


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは寺田議員の個人質問にお答えを申し上げます。


 まず一つ目の、農林漁業の6次産業化について、まず私の方から答弁をさせていただき、本市の取り組み等につきましては、産業経済部長から答弁をさせます。


 この6次産業化についての考えでありますが、本年3月に、いわゆる6次産業化法案が施行され、その取り組みに対して資金援助や専門知識を持った6次産業化プランナーからのアドバイスを受けやすくするなどの支援策が創設されたものであります。


 6次産業化とは、1次産業の従事者が2次産業、加工、製造加工、3次産業、卸小売までを取り組むことで、新たな付加価値を創造し農林漁業、農山漁村の活性化につながると1990年代に、現東京大学の名誉教授の今村奈良臣氏が提唱されたものであります。


 当初は足し算、1足す、2足す、3という発想でありましたが、現在では、1次産業が衰退してゼロになると成り立たない、掛け算という考え方を言われております。1掛ける、2掛ける、3というふうに説明がなされておりまして、これで6次産業ということになるということであります。


 近年、農林漁業は、販売価格の低下による所得の減少や高齢化による後継者不足など、厳しい局面に立たされております。また、TPPなど貿易自由化に対応できる農業の強化再生が重要となり、本年10月に、食と農林漁業の再生実現会議、議長は野田首相が会議を取りまとめた、我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針行動計画において、我が国の農林漁業を貿易自由化に耐えうる構造への強化する策の一つとしても掲げられたところであります。


 1次産業の農林漁業者にとって、6次産業化は生産から加工販売までを行うため、所得の倍増が期待されておりますが、反面、魅力ある商品の開発、販路の拡大、開業ための資金の準備などの農林漁業者自身で取り組む必要があり、なかなかすぐには取り組めないと考えております。


 しかしながら、今回の政策的支援の拡充を契機として、黒部市でも、今後、6次産業化の成果が得られるためには、農林漁業者だけではなく市内の2次、3次産業に携わる企業のノウハウなどの、協力が重要であると考えており、これまで行ってきた農商工連携事業、あるいは、産学官連携事業などで築かれた、横のネットワーク網を活用しながら、今後とも支援をしてまいりたいと考えているものであります。


             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 6次産業化の取り組み等について、お答え申し上げます。


 市のこれまでの取り組みとしましては、本年3月に、6次産業化法の施行を受けまして、制度の周知を図るため、また、農林漁業者の理解を得て事業に取り組んでいただけるために、説明会等を開催しているところでございます。


 先月、行われました農業委員会と農業者が語る会では、北陸農政局から6次産業化プランナーを招きまして、制度説明会を開催しております。このほか、国から講師を招いて、黒部市農業技術会議や、あるいは富山県農業者協議会の合同研修会での、研修を行ってきているところでございます。


 まだ、実現化まで、行っていませんけども、今後とも普及に努めるとともに、6次産業化に取り組む意欲のある農林漁業者の皆様に対しまして、魅力のある新商品の開発や特産品を活用した加工品の開発の、お手伝いができますよう、これまでの農商工連携事業や産学官連携事業同様、全面的に協力してまいりたいと考えております。


 次に2点目、農産物に新たな付加価値をつけて、ブランド化すれば地域おこしになるのでは、についてでございます。


 本市では、これまで農産物に新たな付加価値をつけてブランド化した商品に、地元黒部産の二条麦を使い農商工連携事業を利用し開発しました名水モルト麦茶や産学官連携で開発しました麦焼酎黒部があります。また、最近では、黒部川のサクラマスを使いました、ます寿司や地元生地産のズワイガニを使った、かに寿司などがございます。


 ご指摘のように、農林漁業の活性化にブランド化、6次産業化は大変重要なことでございます。農林水産物の付加価値をつけ、魅力のある商品の開発に向け、6次産業化を初め農商工連携、産学官連携などを取り入れながら、関係団体・機関と連携しながら、そして、その推進体制を図り1次産業の経営安定や、多角化など自立化の取り組みに努めてまいりたいと考えております。


○議長(新村文幸君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、二つ目の小中学校における諸課題についての1点目、地域の防災拠点としての学校整備についてお答えを申し上げます。


 学校施設につきましては、児童生徒にとって、1日の大半を過ごす学習場所、生活空間であるとともに、地震や風水害など、多岐にわたる非常災害時には、地域住民の避難場所ともなり、その安全性確保は極めて重要であると考えております。


 先日のタウンミーティングでも、お話いたしましたが、市内小中学校の耐震化率は、77.6%であり、現在、残る施設すべてについて第2次耐震調査を実施いたしております。この耐震調査の結果をかんがみながら、緊急性や国の補助事業との兼ね合いも見極め、年次的に対応してまいりたいと考えているものであります。


 次に、避難所となることを勘案した防災機能についてでありますが、災害発生時における外部の救助体制が整うまでの初期段階では、ライフラインの確保、一時的な生活拠点としての対応可能な施設整備が必要であります。


 一定期間避難所となり、行政機関や自主防災組織が機能する段階では、緊急車両と救援物資の搬入などの、救援活動を行うスペースが確保できるなど、余裕を持った施設、さらには高齢者、障害者、女性ニーズ等に配慮した施設整備が必要であると考えております。


 これらの学校施設に付加する防災機能につきましては、黒部市防災計画と調整、連携を図りながら、防災拠点校としての備蓄倉庫整備など、必要に応じ整備、充実してまいりたいと考えているところであります。


○議長(新村文幸君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 次に、2点目の子供の体力と学校グラウンドの芝生化についてお答えいたします。


 まず、昨年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果によれば、本市の小・中学生とも過半数以上の種目で、おおむね良好でありました。しかし、握力については、やや劣っていることから、今後の指導課題であると考えております。


 次に、学校グラウンドの芝生化についてでありますが、効果といたしましては、環境面では砂塵の飛散防止、気温の調節、騒音、光の反射の減少などが挙げられます。さらに、子供の発育と教育活動の面からは、すり傷の減少により思い切って運動ができること、芝のやわらかくて弾むクッションによる、足首など下半身の柔軟性向上、裸足効果による偏平足の解消が報告されております。


 一方、課題といたしまして、高い、難しい、手間がかかると言われますように工事費のみならず、維持管理にも相当の資材、時間とマンパワーを要することが挙げられます。


 先進地の事例では、学校、子供だけでなく地域の皆さんが芝生に親しむとともに、芝生の維持活用についても積極的にかかわり、芝生そのものを環境教育や体験学習の生きた教材と位置づけ、地域全体で育てることが成功の要素となっているようであります。まさに本市のまちづくりの基本理念、市民の参画と協働によるまちづくりの推進が必要であると認識しております。


 これらのことを踏まえ、先駆的な取り組みの成果や課題などを検証した上で、今後の方向性を検討してまいりたいと考えております。


 3点目、いじめの実態とその取り組みにつきましては、議員おっしゃいましたように先の中村議員と村井議員への答弁と重なりますので割愛させていただきます。


○議長(新村文幸君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君登壇〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 次に、三つ目の項目であります新幹線駅周辺における整備についての1点目、東口広場に消雪用井戸工事が計画されているが、駐車場についてはどのように考えているか、についてお答えいたします。


 まず、駅周辺整備計画の中で消雪を必要とする施設として考えておりますのは、新幹線新駅東口広場、地鉄新駅交通広場、一部有料化も検討しておりますキスアンドライド駐車場や狭間地のパークアンドライド駐車場、また、それらに隣接する道路等があります。


 その中で、とりあえず開業時に必要最小限の施設、新幹線新駅東口広場のさく井工事の発注を先に行ったところであります。今後は、残りの施設につきましても、計画的に整備を進めてまいりたいと考えております。


 昨日、中村議員さんからのご質問にもありましたように、地下水の保全の観点から周辺井戸の調査を事前に行うのは当然であり、利用されている帯水槽を避けて取水することから、さく井深度が予想以上に深くなりました。このような状況から、今後の施工に当たりましては、コスト縮減も視野に入れて、河川水の利用を図るなど、水源確保に慎重に対応してまいりたいと考えております。


 次に2点目、地鉄新駅の駅前広場等は、どのような形になるのか、についてお答えいたします。


 地鉄新駅の駅前広場につきましては、新幹線新駅東口広場と同様、ロータリー形式で整備を実施し、あわせて利便性の向上を図るため、短時間駐車のキスアンドライド駐車場も設置することとしております。


 また、隣接する主要地方道黒部宇奈月線につきましても、利用者の利便性、安全性に配慮し、駅前広場等の施設と一体的な整備を図る必要があることから、約250メーターの区間をコミュニティ道路化し、車両の速度を抑制等の安全対策の実施について、現在、公安委員会と協議を進めているところであります。


 次に3点目、新幹線と高速道路の狭間地にある従来の側道はどのようになるのか、についてお答えいたします。


 この狭間地につきましては、現在、新幹線の駅舎建設に伴う桁工事が行われているところであり、駅舎本体工事につきましても、このたび、発注入札が行われたことを内々に鉄道運輸機構から伺っております。


 そういったことから当然、狭間地につきましては、まだ工事に未着手状態で側道が残っている状況でありますが、駅周辺整備計画の中では、先の9月定例市議会の中で、市長がお答えしたように(仮称)交流プラザ等が賑わい創出空間づくりを目指すものとして、当初計画どおりの事業推進を図ることとしております。


 機能的には新幹線開業時の待合いの場、地域住民はもとより市内外からの来訪者の方々の集いの場、まさに人を呼び込み、人が集まる交流の場として、今後、整備を推進してまいります。


 さらに、施策の一環として、将来の黒部市の花見の名所となるようにとの思いから、当時NEXCO中日本に提案協議の上で、高速道路の法面を利用したオオヤマザクラの植樹を平成20年度に施したものであります。こうしたことから、法面の草刈りや桜の育樹等維持管理につきましては、市が行うこととなっており、高速道路に並行した管理用道路を従来の側道機能を維持しながら整備することとしております。


 以上です。


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君登壇〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 次に、四つ目の質問項目、組織と提言箱についての1点目、食育並びに再生可能エネルギー、節電及び省エネを担当する部署の設置についてお答えします。


 食育については、生産、健康、教育にわたる広い取り組みが必要であることから、農業水産課が担当し、教育委員会を含めた複数の関係課と連携して進めているところであります。


 また、エネルギーについては、エネルギーの種類や、その使用者、あるいはそれら特殊な対応の必要性から、事業ごとに異なる課で担当しております。例えば、小水力発電は農業用水を使用するので、水利関係の調整の必要上、農林整備課が担当しております。また、市役所としての省エネ節電については、前年度比10%の削減を目指し総務課が担当して、すべての部署と公共施設で取り組んでいるところであります。さらに、一般家庭向け太陽光発電は市民環境課で、新エネルギーについては商工観光課で担当しております。


 このように、ご質問の各課題に対する取り組み体制については、担当課が中心となって複数の部署で連携し、庁内で横断的に進めることで、各部署の専門性を生かしながら必要に応じた柔軟な対応ができるものと考えております。


 課題に特化した部署を別に設置することは現在のところは考えておりません。


 なお、これら担当については、行政組織規則に明確に規定するとともに、市民の皆様には、どこが窓口か分かりやすいよう、看板や表示等で工夫したいと考えております。


 次に、2番目の提言箱の活用実態についてお答えいたします。


 提言箱については、黒部庁舎及び宇奈月庁舎の玄関口、合わせて2カ所に設置しております。また、提言箱には昨年度15件、本年12月現在で12件のご意見、ご提言をいただいております。


 ご意見、ご提言の内容につきましては、事務事業、公共施設改善のご提言、8号バイパスなどの建設促進のご要望、年金へのご質問、検診についてのご提言、職員の接遇に関するご意見などであります。


 ご意見、ご提言につきましては関係課へ回議し、市長の決裁を行った上で、希望される方につきましては、回答書をお送りしておりますし、このことについては、庁舎入り口に張り出し、周知しているところであります。いただきました事業、事務改善に対するご意見、ご提言につきましては、できることから改善するなど、速やかに市政に反映するよう努めております。


 以上であります。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○議長(新村文幸君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) それでは2、3お願いしたいと思います。


 まず6次化の方からお願いいたします。先ほど部長の方から冒頭に、私にとってはちょっと意外だなという言葉がございましたので、そこから入りたいと思います。


 この事業を進めていく上においてお手伝いをしたいという発言がありましたけど、私はその辺については少し考え方が、おかしいのではないかなと思うのですけど、お手伝いというのはどういうことですか。


             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 例えば、農商工連携のときでも、それぞれの連携先があるわけであります。その連携先に市は入らない、結局、その辺のそれぞれが主体性を持った中に、市が全面的にお手伝いをしていくという形でございました。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○議長(新村文幸君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) あまり他の市町村と比較した、ものの言い方は避けたいのですけども、新聞あたりを見ていますと盛んに新幹線の開業を見込んで、このようなことが他の市町村で活発に行われております。


 黒部においても、新聞ではよく出ておりますけれど、何かしら一つ、根本的な取り組みの姿勢というのは、薄いのではないか。たくさんの農業に関する方が、そういう研究された方たくさんおられます。


 そういったところの動議づけをして、やはり、1品目でも早く、そういう大きな利益になるような、方向に結びつくような農業者にとって、結びつくようなことをしていかなきゃならんということですので、私は、むしろ、お手伝いというよりも出来るものであれば積極的に出向いて、この大事な動機づけをやっていくべきじゃないか。


 お隣の話は余りしたくありませんけど、新聞の見る限りは、きっちりと立ち上げて、たくさんの方にアドバイスしながら進めておられたことも、2、3日前も聞きました。


 黒部でも、やっておられると思うのですけど、なかなか表に見えません。


 もう少し、その点、意欲のある農業者の方、たくさんおられます。もう少し、担当として、お手伝いじゃなく積極的に前に出て新幹線の開業に合わせなくてもいいですから、もっともっと、表に出て大きくクローズアップして、いくような対策をとっていただきたい。


 もう一つ、先ほど焼酎と言われましたけど、現在、どういったものが市場に、あがっているのですか、ちょっと私、聞き漏らしましたのでお願いします。





             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(新村文幸君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 焼酎につきましては、銀盤と富山県立大学が産学官連携の中で進めておるわけであります。一部販売も、いたしておりますけれども、今後、焼酎黒部として販売していくこととしております。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○議長(新村文幸君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) 6次化ですから販売まで、もう少し取り組んでほしい、作って終わりとはなってないと思う。何か少し出来上がって、やめたでは、その辺の詰めが足りないと思います。


 6次産業化については、私は黒部市から、すばらしいものはどんどん発掘されるということをぜひ、期待しておりますので、部長中心になって、お手伝いではなく積極的に表に出て、アドバイスしてやっていただきたいと思います。要望します。


 次に、学校の拠点のことにつきまして、市長からの話がございまして、よくわかるのですけど、私も4月に宮城県に行ったときに、わずかな時間でしたけど、感じた事が何点かありました。


 もちろん耐震化は、いの一番で、やらなくてはいけないということは、よくわかりますけど、高齢者とか障害者に対する配慮というのは学校ですので、すべてやれと言っても難しいと思います。しかし、ちょっとの事ですが、たくさんやるべきことがあるのじゃないか。それによって、予算が相当いるとか、そういうことばかりでありません。


 宮城県で感じたのは、たまたま行っているときに、そのときも地震がありました。そしたら、上の天井の蛍光灯だとか、かなり揺れました。皆さん、その場を離れられたんですけど、高い位置を見ましたら、学校ですので落ちてくるということで危なくないような配慮がきちっとされておりました。なるほどと思って見てきました。


 全部の学校にしなさいといっても、すぐにはできないと思いますけど、拠点なるようなところについては、そういうことも、思わぬ事かもしれませんけど大事じゃないか。


 それともう一つ、現地で言われたのは、高齢者ですのでトイレに行くため、学校ですので体育館からトイレまで距離があり、高低差があるということで、バリアフリーも重要なんだという話も聞きましたので、すべて平らにというわけではないですけど、そういう配慮というのは、来年の見直しのときには、そういったことも考えていっていただけないものかなと感じましたので要望します。


 小さなことはたくさんありますけど、あくまでこれは、教育の場でありますので避難中心の拠点ということではありませんので、学校と協議しながら実施すべきと思います。


 東北大震災のときには、ピーク時に622校の学校が避難場所になったと言われております。膨大な学校が一時的には、長いところでは3カ月も4カ月も避難場所になっております。短いところでも1週間等ありましたが、622の学校が一時的な避難場所になった。


 その中から2次災害で、あの時はたくさんの地震がありましたので、物が落下して怪我されたという方もあり、学校は、いざというとき拠点になるということで、教育以外の場であるという考え方も、予算化していただきたいなと思います。


 それから、食料品備蓄で生地小学校に、あると思いますけど、一か所だけでいいのでしょうか。この点どうですか。


             〔総務企画部長 能澤雄二君挙手〕


○議長(新村文幸君) 総務企画部長、能澤雄二君。


             〔総務企画部長 能澤雄二君起立〕


○総務企画部長(能澤雄二君) 生地小学校につきましては、県としての備蓄場所でございます。市としての備蓄につきましては、市内で別に5カ所ほど、学校も含めて確保しております。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○議長(新村文幸君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) 何しろ、災害というのは突然やってきますので、準備万端ということは、なかなか出来にくいですけど、生命にかかわるようなことがありますので、この点は、新年度に見直しのときには、考慮していただけないものかなと思います。


 それから、児童の体力についてですけども、教育長の方から、いろいろとお聞きしましたので、そんなにありませんけれど、体力というものは貯金できるんだと、このような話を講演で聞きました。というのは小さい頃、若い頃に身体を鍛えていれば、年をとっても持続して、他の方よりも体力が落ちない。したがって、若い時にやっておけば、貯金しておけば、長く持続するのだという話がございました。そういうことも含めて、体力というものは、小さいときからスポーツに携わるということは、非常に大事じゃないかなと思います。


 なかなか、スポーツに取り組みにくいということで、元オリンピック選手のアスリートを招き、いろんな意味でスポーツに親しむことを計画されておりますが、さらに、これからも、やっていただきたいと思います。


 それから、先ほど教育長の方は、芝生化については、慎重な話をされましたけれど、黒部市の中学校が駅伝で1番強いというか、成績がいいのは桜井中学だったと思うんですけど、県内で80校近くある中で上位ではない。かなり下の方の順位になる。


 10日前程、あるところで話しをしましたら、雄山中学校は常願寺公園の芝生で徹底的に練習すると、芝生があるから、ものすごく脚力、体力が付くという話がありました。そのために雄山中学が強いのかなと感じていたのですけど、一つ芝生化についても、富山県内は、なかなか取り組んでいるところないようですが、保育所では始まっているし、滑川市も取り組んできております。小矢部も取り組んできています。


 やはり、1人1スポーツを掲げる黒部市は、この点について、やはりもう少し積極的な対策をお願いしたい、難しい問題がありますけれども乗り切っていただきたい。決してお金がかかるとか、労力がいるということではなく、私も心配して小矢部で聞きましたら、小矢部保育所の先生に聞いたところ、びっくりするくらい思ったよりも、お金はかかりませんでした。


 これは、いろんな鳥取方式とか、いろんな方式がありますので、そのやり方ですが、短時間に出来て管理もできるという話も聞いております。新規の事例も聞いて、来年は保育所か、どこかに1カ所つくられると思いますけど、やはり私は、学校にも、出来ればモデル校を早急に検討していただきたいと要望しておきます。


 あと、新幹線絡みで部長にちょっとお聞きしたいのですけど、駅前の新幹線新駅では十分わかるのですけども、地鉄の駅については、駅舎と南側を横断する横断道路を、踏切をつくるという話がありましたけど、恐らく、私は、長屋側に出来るのだろうと思うのですけど、どちら側の方にできるのか、今のところわかりますか。


 地鉄新駅の南側地区と駅前の方とつなぐというのは、踏切が難しいということから、横断できるのだという話が、前にありました。それが長屋の駅側にできるのか、従来の舌山駅側の方に出来るのか、どちらの方に計画されているのか。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○議長(新村文幸君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 踏み切りですが、長屋側にできます。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○議長(新村文幸君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) 地鉄の新駅については、線路と県道との間は30〜40メートルしかありませんので、なかなか物を作るとしても、やりづらいと思いますけど、金をかけないで、金をかけないというと語弊ありますけど、最小限の投資をして、皆さんから建設してよかったと地鉄と併設してよかったと、言われるような雰囲気の駅前にしていただきたい。


 もちろん今、新幹線駅前については、いろんな工事をしながら大きな構想もあります。 しかし、地鉄の新駅についても、同じく土地も出しておられる方もおりますので、平等に考え方として、小さくてもコンパクトにして、利便性のいいものにしていただきたいんですが、部長、頑張っておられますけど、その点についての意見をお願いします。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○議長(新村文幸君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 私も、全力投球して、今、財源的にも厳しいですので、必要最小限にとどめるような形で、創意工夫をしながら考えております。


 今回、この答弁の中にありませんでしたが、消雪、踏切等につきましては、すべて配置したいと考えております。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○議長(新村文幸君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) よろしくお願いします。


 最後に、組織と提言箱についてですけど、私は、必ず市役所の名目として、名前を貫けという意味で話したんですけど、いろいろ、部署、部署に繋がっているということで難しいということですけど、少なくとも食育ぐらいは、食育係か課かに、してもいいじゃないかと考えます。


 いろんな意味で、横断的だというお話がありましたけど、前回、私、食育の話を聞くために役所へ来たときに、大変な思いをしました。あっちで聞け、こっちで聞け、こっちは担当者じゃない、俺は嫌だ、あっちだという、たらい回しがありました。


 今は、そういうことはないと思っておりますけれども、それでは、これからの食育は進みません。推進していくときには、どこかがメインになって、組織上にもきちっと明示してやっていくのが、これからの黒部市食育計画じゃないかなと思います。


 それから、エネルギーについては、なかなか難しい面もありますけれども、特に電力のことを考えると、節電よりも省エネの方が重要視していかなきゃならんと思います。


 そういうことからしましても、全体的に推進していくような、そういう係は、あってしかりと思います。しかし、なかなか難しい、横断的にして上手にやるというような、部長の話もありましたので納得はしますけれども、できるものなら、もう少し工夫をしていただきたい。リーダーのいる組織にしたらいかがなものでしょうか。


 それから、最後の提案箱については、いつも見ていたが残念ながら、庁舎の前の掲示板には、昨年の2月から掲示してあるものが一昨日までずっと、変わっておりませんでした。


 これは提案箱にいれる人がいないのかと思っておりましたけど、何点か入っているということです。すべて、それらは、回答してあるということなんですけど、他の市民の我々にも、どういうことがあったか分かるよう、個人情報とか、いろいろありますけど、掲示していただきたいと思います。


 どういう、市民の声があるのか、我々も知る必要があると思います。1年間もそのままになっていると、どうなのかなと、私は、不思議に思って全協で一度聞こうと思っていて聞かれず、今回、こういう形で質問しましたが、市民の声を生かしていただけるように、市報くろべにも明示してほしい。


 何でもかんでも市民は書きません、提案ですので、市民の声として、間違いないものを要求すると思いますので、ぜひ、それも期待しております。


 終わります。


○議長(新村文幸君) 以上をもって、通告による一般質問は終了いたしました。


 これをもって一般質問を終結いたします。以上で本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、12月12日から15日までの4日間は、本会議を休会といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。


 よって、12月12日から15日までの4日間は、本会議を休会とすることに決しました。なお、12月10日及び11日は、市の休日でありますので休会です。休会中、12日午前10時から産業建設委員会、同日午後1時半から、生活環境委員会、13日は午前10時から総務文教委員会、同日、午後1時半から新幹線及び公共交通対策特別委員会、14日午前10時から自然・観光振興特別委員会がそれぞれ開かれます。


 各委員会において審議審査する議案等は既に、付託してあるとおりであります。


 この際、執行機関に申し上げます。各委員会への出席を求めます。


 12月16日は午前10時開議、委員長報告、質疑、討論、表決を予定しております。


 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。





散会 午後 4時22分