議事ロックス -地方議会議事録検索-


富山県 黒部市

平成22年第7回定例会(第3号12月10日)




平成22年第7回定例会(第3号12月10日)





 






平成22年第7回黒部市議会12月定例会会議録


平成22年12月10日(金曜日)





                議事日程(第3号)


                          平成22年12月10日(金)


                                 午前10時開議


第1 一般質問(個人)


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


本日の会議に付した事件


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


本日の出席議員   20人


    1番 川 本 敏 和 君         2番 中 村 裕 一 君


    3番 村 井 洋 子 君         4番 山 田 丈 二 君


    5番 小 柳 勇 人 君         6番 谷 口 弘 義 君


    7番 木 島 信 秋 君         8番 辻   靖 雄 君


    9番 寺 田 仁 嗣 君        10番 伊 東 景 治 君


   11番 橋 本 文 一 君        12番 辻   泰 久 君


   13番 山 内 富美雄 君        14番 松 原   勇 君


   15番 山 本 達 雄 君        16番 吉 田 重 治 君


   17番 川 上   浩 君        18番 新 村 文 幸 君


   19番 森 岡 英 一 君        20番 坂 井   守 君


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


本日の欠席議員    な  し


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


説明のため出席した者


 市長部局


  市長             堀 内 康 男 君


  副市長            中 谷 延 之 君


  総務企画部長         岡 崎 文 夫 君


  市民生活部長         太 田 孝 雄 君


  産業経済部長         米 陀 峰 信 君


  都市建設部長         岩 井 宏 道 君


  上下水道部長         小 崎 敏 弘 君


  会計管理者          米 生 利 弥 君


  都市建設部理事        酒 徳 鋼 一 君


  総務企画部次長企画政策課長  本 多   茂 君


  総務企画部次長財政課長    中 田 博 己 君


  市民生活部次長こども支援課長 平   正 夫 君


  上下水道部次長経営課長    川 村 久 則 君


  総務課長           柳 田   守 君


  商工観光課長         中   伸 之 君


  総務課行政係長        藤 田 信 幸 君


 病  院


  市民病院事務局長       沢 井 利 夫 君


  市民病院事務局次長      浅 野 芳 幸 君


 消防本部


  消防長            佐々木   隆 君


  消防本部次長         岡 島   茂 君


 教育委員会


  教育委員長          庭 田 龍 祥 君


  教育長            中 山 慶 一 君


  教育部長           大 川 信 一 君


  学校教育課長         寺 嶋 和 義 君


 代表監査委員          勇 永 三 郎 君


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長           能 澤 雄 二 君


  議事調査課長         山 本   勝 君


  議事調査係長         橋 本 正 則 君


  主査             山 口 真 二 君


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


                開    議


  午前10時00分


○議長(森岡英一君) 皆さん、おはようございます。


 どなたも続いてご苦労さまです。


 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


○議長(森岡英一君) 日程第1、前日に引き続き一般質問の個人質問を行います。


 14番、松原 勇君。


              〔14番 松原 勇君登壇〕


○14番(松原 勇君) 皆さん、おはようございます。


 きのうに引き続き、質問をさせていただきます。


 本日は、どうもご苦労さまでございます。


 きのうから県下に暴風警報並びに波浪警報が発令されておりまして、上越市では建物被害が出たようでありますが、それも解除になりました。県内では大きな被害がなかったようであります。


 これからの季節は、荒れ模様の時期でありますので、お互いに警戒しなければならないと思います。


 それでは、質問に入らせていただきます。


 1点目は、集中豪雨に対する安全・安心なまちづくりについて。2点目は、ロシア大統領の北方領土を訪問に対する抗議について。3点目は、まち歩き観光支援について。以上3点について質問いたします。


 まず、1点目の集中豪雨に対する安全・安心なまちづくりについてであります。


 9月12、13日にかけて県内では断続的に激しい雨が降り続き、場所によっては1時間の降水量が44ミリから50ミリを記録するなど、9月の観測史上、最多時間降水量を記録するほどのものとなりました。この豪雨により、黒部市、魚津市の両市で計36戸が床下浸水の被害に遭いました。


 このうち、黒部市では生地地区11戸、三日市地区12戸、石田地区2戸の計25戸が被害を受け、石田地区と生地地区については、用水があふれ出したための被害となっております。


 石田小学校北側の岡町内、生地神区の町内の住宅街に流れ込んできた水のため、道路が一時冠水するなどとした模様が報道されておりました。生地地区の西背戸川、大野川分水では、毎年、梅雨どきや台風シーズンが来るたびに準用河川や農業用排水路の増水が起こり、住宅地の床下浸水や田畑の浸水被害を受ける場所がふえてきております。


 これら準用河川及び農業用排水路の改修を地区要望として平成7年より、毎年提出しているにもかかわらず、被害が起きるたびに地元住民と消防団の力をおかりして、土のう袋の積み上げでその場をしのいでいる状態が続いております。


 私は、過去に何回も本件について議会で質問し、排水ポンプの出力アップや河川のかさ上げなどの要望をしてまいりました。今改めて早急に関連する担当課において抜本的な改修を行うべきだと考えております。


 黒部市では、大型プロジェクトも大事でありますが、市民の生活の安全・安心こそが第一番であります。この点について、市長の考えをお伺いいたします。


 2点目は、ロシア大統領の北方領土訪問に対する抗議についてであります。


 12月8日が来ますと今から69年前の1941年12月8日未明、第2次世界大戦へと突入した日であります。私たち元島民は、北方の歯舞諸島の漁場で、それなりの楽しい生計を立てて暮らしを営んでおりました。戦時中は、苦戦の道のりでもありました。


 ようやく昭和20年8月15日で終戦となり、これで戦争が終わったとほっとしていた矢先、9月2日から3日にかけて鉄砲を持ったソ連軍が私たちの住んでいた歯舞諸島の樺太島に上陸し始めました。女や子供たちが殺されるとのことで、みんなで一時的に避難しようと決断をし、その日の夜中、8月30日に生まれたばかりの生後3日目の赤ちゃんを連れ、女や子供たちは船底に身を隠し、命からがら島を脱出しました。途中、ソ連軍船舶に停船を命ぜられもしましたが、戦場にいた親父たちは腕時計を渡せば見逃してくれるかもしれないとの事前の情報を聞いていたので、停船命令を受けたときも慌てずに腕時計を2、3個渡したところ見逃してもらえ、命がけで根室港に着いた時は、皆ほっとしておりました。


 顧みますと、あの時、船底にいた赤ん坊が泣いていたら、その場で殺されていたと思います。あれから65年、長い年月が過ぎた今も我々元島民は、北方領土の返還を一日千秋の思いで待ち続けております。


 ここ富山県は、故郷を奪われた元島民の数が北海道に次いで多く、その半数以上が黒部市周辺に居住しております。領土返還は、元島民や市民の切実な願いであります。


 先日、メドベージェフ大統領が、ロシアの国家元首として初めて国後島を訪問しました。この件を含めたロシアの言動は、今まで返還運動を中心に担ってきた元島民の心情を逆なでするものであり、大変遺憾であり強い怒りを感じるものであります。


 ロシア大統領の北方領土訪問に対する抗議と日本政府に対し、北方領土が日本固有の領土であることと、その正当性を広く訴え、歴史的事実と国際的道理によって、我々元島民、そして市民の思いを結実させるためにも、直接、菅総理と前原外務大臣に会って、強く抗議と要請をすべきだと思いますが、いかがでしょうか。市長の考えをお願いたします。


 3点目は、まち歩き観光支援についてであります。


 生地地区は、「名水の里 黒部」を象徴する地域であり、地域内に点在する清水をはじめ、漁師まちの風情が残るまち並みや風景、市民の生活ぶりなどを一目見ようと多くの観光客が訪れるようになり、黒部峡谷に次ぐ市内有数の観光スポットとなっております。


 観光客は、魚の駅生地や黒部市コミュニティセンターを出発点として、まち歩きをしておりますが、宇奈月温泉街にある無料休憩いっぷく処のような気軽に立ち寄れる観光案内所や休憩施設がなく、観光情報等を積極的に伝えることができない状況にあることから、観光ボランティアの活動拠点としての機能を兼ね備えた施設の整備並びに活動を後押しする積極的な支援策が必要であります。


 生地地区には、古来より今日に至るまでの多くの漁業の歴史や文化資料、その資源等を有しており、特に北洋漁業や北方領土に関する資料に関しては、全国でも有数の特筆すべきものがあります。なかでも北方領土からの引揚者が北海道に次いで2番目に多い富山県、特に黒部市の先人たちの努力と英知は、まさに今日に至る地区発展の歴史の礎であり、後世に語り継ぐべき本市の貴重な財産であります。


 平成21年度に実施された国の地方の元気再生事業以降、市、地元自治振興会、漁業組合、観光ボランティアの会、千島歯舞諸島居住者連盟富山支部などの皆さん方の協力のもとで、黒部市信用農協生地支店跡地を利用した漁業資料館が、引き続き開館運営されています。現在では、漁業資料館としての機能だけでなく、生地地区の観光拠点施設として、また北方領土返還要求運動の拠点施設としての役割も兼ね備え、富山県知事をはじめ県の職員や多くの方々が来場されていることからも、その必要性、重要性を十二分に実感しているところであります。


 漁業資料館の建設については、平成7年12月定例会で提出された陳情において、市当局と十分協議することとの意見が付されて採択されているところであります。


 戦後65年が経過し、元居住者の方々の数も減少してきていることから、貴重な歴史・文化資料を永年的に保存・展示できる総合的な施設の早期建設が必要であります。


 また、現在、開館運営されている漁業資料館の運営についても、さらなる支援が必要であります。


 今日、「名水の里 黒部」、「清水の里 生地」として多くの観光客が訪れるようになった生地地区の魅力にあわせ、北方領土開拓の歴史、文化を融合させた新たな滞在型、体験型観光の推進並びに通年型観光の促進を図るとともに、北方領土に対する市民、国民の関心と理解をさらに深め、北方領土返還要求運動の全国的な盛り上げが必要であることをかんがみて、北方領土の元島民による出前講座や語り部事業の拠点施設としても、漁業資料館は必要不可欠と思われます。


 この点について、市長の所見をお伺いいたします。以上であります。


             〔14番 松原 勇君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) おはようございます。どちら様も大変ご苦労さまでございます。


 それでは、松原議員の個人質問にお答えを申し上げたいと思います。


 まず、1つ目の質問項目であります集中豪雨に対する安全・安心なまちづくりについての住民からの準用河川、農業用排水路改修を地区要望として平成7年より毎年要望しているが、被害が起きるたびに住民と消防団にお願いして土のう積み上げでその場を逃れている。早急に改修すべきであることに対して、まずお答えを申し上げたいと思います。


 この準用河川生地西背戸川の改修につきましては、上流域の一時改修は完了しておりますが、下流域の県道沿いについては改修の必要な箇所があり、これは大変大きな課題であると思っております。今後、工法などについて検討してまいりたいと考えております。


 次に、議員ご指摘の農業用排水路につきましては、近年、地球温暖化等により集中豪雨や高潮がたびたび発生しており、農業用排水路から水があふれ出し、家屋や車庫、庭先等への流入が頻発している状況にあります。


 議員ご承知のとおり、その応急的な溢水対策として土のう積みを実施しているところでありますが、農業用排水路として整備された大野川分水路の溢水に対する当面の対応といたしましては、来年度におきまして、現在、土のうが積み上げられております区間約100メートルにおいて、県単独補助事業により水道護岸を約30センチ程度、コンクリートでかさ上げする工事の実施と水路に繁殖しております水生植物の除草及び土砂浚渫を今まで年1回行っていたものを年2回実施することにより、通水能力を増大させることのこの2つの溢水対策を考えております。なお、浸水被害の原因といたしましては、想定以上の降雨や宅地化に伴う雨水の流入、掘抜き井戸水の流入の増大、農業用排水路や河川の流入、流下能力の低下など、多くの要因が複雑に関係していると思われます。


 そこで、県において今年度創設されました緊急浸水対策計画策定調査事業を活用いたしまして、浸水被害の事案ごとに各施設管理者、県などの関係機関と連携しながら被害を軽減するための抜本的な対策の検討と緊急対策計画の策定に向けた作業を来年度に実施したいと考えているところであります。


 次に、2つ目の質問項目でありますロシア大統領の北方領土訪問に対する抗議についての島民、黒部市民の思いを直接、菅首相と前原外務大臣に会って抗議と要請をすべきではないかのご質問でありますが、ご承知のとおり11月1日にロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問しました。


 これを受けて、黒部市議会では11月19日に大統領の北方領土訪問に対する抗議と日本政府の強力な外交交渉を求める意見書の決議を行い、私も同日に記者会見を開き、今回の訪問に対し遺憾の意を表明するとともに、政府に対し毅然とした態度で強力な外交交渉の推進を望む声明文を発表したところであります。


 松原議員ご指摘のとおり、政府の関係大臣に直接会って強く要請することは大変重要なことでありますが、黒部市が単独で行うのではなく、富山県民が一丸となり国の外交交渉を後押しすることが必要であると考えております。今後は、全県的な北方領土返還団体であります北方領土返還要求運動富山県民会議と一体となって、国に対し強く働きかけてまいりたいと考えているところであります。


 次に、3つ目の質問項目でありますまち歩き支援についての1点目、観光ボランティアの活動拠点施設の整備と活動支援として観光案内所及び休憩施設の整備が必要不可欠であると思うがのご質問についてお答えいたします。


 はじめに観光ボランティアの皆様には、生地の魅力を毎年多くのお客様に発信していただいておりますことに対し、深く敬意を表します。また、平成23年度早々には、このまち歩き観光のお客様が約5万人に達する予定であり、平成14年度からの活動の積み重ねが実を結んだものと喜んでいるところであります。


 このまち歩きガイドの取り組みにつきましては、昨年度、生地地区が県の歴史と文化が薫るまちづくり事業のモデル地域に選定されたところであります。この補助金を活用し、今年度からまち歩きに訪れる観光客の皆様の利便スペースとして駐車場、公衆トイレの環境整備やまち歩きコースを見直すなど、楽しくまち歩きができるようマップの改良などに取り組んでいるところであります。


 一方、活動拠点や休憩施設につきましては、現在は観光客の皆様からの利用申し込みを受けて案内する形態をとっていることから、黒部市コミュニティセンターや魚の駅生地を利用されておられますが、ご質問のありました新たな活動拠点や観光案内所の整備、施設整備につきましては、地元や観光ボランティアの皆様のご意見を十分お聞きした上で対応を検討してまいりたいと考えているところであります。


 次に、3項目めの2点目であります漁業資料、北方領土資料館の運営支援並びに建設について北方領土返還要求運動の推進のためにも必要不可欠であると思うがのご質問にお答えいたします。


 先ほどもありましたが、平成21年度に実施いたしました国の地方の元気再生事業以降、地元自治振興会、千島歯舞諸島居住者連盟富山支部等の地元関係団体の皆様方が力を合わせて、漁業資料や北方領土資料の企画・展示を継続的に実施されておられますことに対し敬意を表するものであります。


 議員ご指摘のとおり、漁業資料館が地域の皆様方のご努力により継続的に開館されていることから、漁業のまちとして発展してきた生地地区の歴史や北方領土とのかかわりなど、地域の歴史・文化資料を紹介する唯一の施設として、また、まち歩き観光コースの一つとして多くの観光客が来館されているようになっています。特に来場者は、生地地区と北方領土とのかかわりや北方領土関係資料に対する関心が高いことがうかがえることから、北方領土返還要求運動の推進を図る拠点施設的な位置づけも考えられますが、あくまでも生地地区の発展を支えた漁業の歴史の中に北方領土があるという歴史認識に立ち、先人たちの努力と英知によってはぐくまれてきた生地地区の歴史・文化を広く紹介し、後世に伝えていくことが観光振興並びに地域の活性化につながるものと考えております。


 今後とも、漁業資料館建設構想委員会が作成いたしました黒部市漁業資料館基本構想報告書の基本理念にあります生涯学習施設と観光交流施設を兼ね備えた施設として、まちの魅力を引き出し、新たな地域文化の創造を担うことができる施設を念頭に置きながら、漁業資料館のあるべき姿をこれまでの取り組みを踏まえつつ、引き続き地域の皆さんと施設の建設の有無、施設の必要性等を十分協議・検討し、国・県あるいは北方領土関係機関の補助事業等を模索しながら取り組んでまいりたいと考えております。


 また、現施設での開館運営につきましては、漁村文化ミュージアムIKUJI協議会に対しまして、富山県緊急雇用創出事業市町村補助金を活用し、開館業務に係る職員設置経費等を助成しているところであり、来年度におきましても引き続きその制度を活用していくとともに、その他の運営諸経費等につきましても観光、歴史・文化、北方領土等の関係分野において活用できる事業等を国・県並びに北方領土関係機関と協議・検討しながら支援してまいりたいと考えております。


 なお、これらの取り組みが結果として北方領土返還要求運動の推進につながるものと考えているところであり、あわせて北方領土との関係が深い黒部市として1日も早い北方領土問題が解決できるよう、国・県、北方領土関係機関と十分連携協力しながら運動を推進してまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


              〔14番 松原 勇君挙手〕


○議長(森岡英一君) 14番、松原 勇君。


              〔14番 松原 勇君起立〕


○14番(松原 勇君) ありがとうございました。


 それでは、再質問をしたいと思いますが、先ほどの集中豪雨に対して30センチほどのかさ上げ等100メートルほどしていただくという答弁をいただきありがとうございました。本当に心からお待ちしていたので、よろしくお願いしたいと思います。


 それと、地区要望のときに市長は市内で300数件の要望事項がある。その中の約3割ほどを予算化するのが今のところ精一杯だと答弁いただいているのですが、地元に帰ってその話をしますと「、わかりましたが、300件余りの要望が出ている中で、3、4年待っていれば、かなうのではないか。」という住民の声もあります。毎年、300件ほどずつ出てくるかもしませんが、単純に思いますと300件のうち、今年100件が終わり、次の年にも100件とやっていくと、3年あるいは4年ほど待っていれば、要望したものがやってもらえるのじゃないかという期待を持っておりますので、その点もご配慮賜りたいと思っております。


 先ほど申しましたように、平成7年くらいから改修工事を要望して、その間、危ないところには手すり等もつけていただきましたが、抜本的な改修がされておりません。


 本当に昨日も話が出ていましたように、土のうを積んだまま何年間も見過ごしている。普通の所であれば、ものすごく苦情が出ると思いますが、本当に我々はおとなしいせいか、あまり抗議しないものですから、当局もそれでがまんしてもらっているという気持ちで進めているのかと思っていますので、本当に長期的なことも大事ですし、それから緊急性が必要なところは、何をさておいてでもまず直して住民の安全・安心をしていただきたいと思います。


 その点について、緊急性の場合はどうすればよいかお願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 地区要望の話もされましたので、地区要望は昨日から言っていますように3割程度ずつ動かしていくのが基本であると思っていますし、地区要望の中でも要望を受けてから、できれば3年から5年ぐらいの中で実現するのが、本来そうあるべきだと思います。


 そういう中で、この大野川分水などについては、本来の目的が農業用排水路として整備されたので、それ以上の機能は現在持っておりません。そこに対して大きな雨水の流入、あるいは周辺に住宅がふえて掘りぬき井戸などの水などが多く流入することによって、排水が負けるということであります。もともと設置された機能と大分変わってきた。これを根本的に直すことになれば、大変大きなお金がかかります。それから構造的に何と言いますか、ほとんどレベルが取れない。傾斜がないという構造もありまして、それを根本的に直すことになったら、排水路そのものをつくり変える。あるいは、相当大きなポンプを設置することになって、農業用排水等の機能ではなく、災害、浸水対策ということになりますので、その辺のことについては県などとも十分協議をしながら何らかの対応をしなければいけないけれども、どう改善するかについては、なかなか難しい点がございますので、十分県とも相談をさせていただきながら、今後の対応をさせていただきたいと思います。


              〔14番 松原 勇君挙手〕


○議長(森岡英一君) 14番、松原 勇君。


              〔14番 松原 勇君起立〕


○14番(松原 勇君) 今の答弁でもありましたように、もともと農業サイドでの規模は小さいと以前からよくわかっておりました。


 そのような中で、1つの担当課だけでなく、やはり農業サイドであれば農業担当。それから下水道を絡めた雨水対策もありましょうし、それから建設課を取り込んだ河川改修ということで、やはり1つの課に任せるのじゃなく、3つなり4つの課が協議をして、その解決方法を選んでいただきたいと思っております。


 そうすることによって、私は耳にしたのですが、国の方でもそういった事業としてそれに対する助成があると聞いております。ですから、例えば大野川分水にしましても農業サイドだけですと、その当時はそれで良かったかもしれませんが、これだけ都市化して、今、言われたように掘りぬきの水やいろんな田んぼなども住宅地になって、すぐ排水路に入ってくる形でありますので、そういった総合的なことを考えていただきたいとお願いしたいと思います。そしてまた、必要なところは至急、対処していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 次に、ロシア大統領の北方領土訪問についての抗議でありますが、今ほど市長は、北方領土対策協議会を通じてということは当然わかるのですが、この間の新聞等を見ますと前原外務大臣が2月ころに早急にロシア大統領に訪問をして、早期に北方領土解決の進展を図りたいと言っておられます。それが、引き続き、菅総理とのトップ会談になろうと新聞等で報道しております。


 その行かれる前に県の力をおかりしたり、あるいはそれに関連する方々と政府の方へ強く抗議を申し入れて1日も早い解決をお願いしたいと思っております。


 12月1日のアピール運動についても、根室市長は、その日に政府に要請されたと聞いております。そういったことを県と協議をされて、来年の2月にそういう設定を国でしているのであれば、その前にぜひ菅総理、あるいは前原外務大臣に直接お会いし、その心情を訴えていただきたいと思いますが、市長の見解をお願いいたします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) この北方領土問題返還要求運動につきましては、やはり全国的な世論喚起が大変大事と思っております。


 どちらかというと北海道と富山県などが積極的に運動しているのですが、なかなか全国的な世論喚起の盛り上がりに欠ける点もありますので、そういうことからすれば富山県、北方領土返還要求運動富山県民会議として強く政府の方に働きかけていきたい。よくタイミングを見て行動を起こしていきたいと思います。


              〔14番 松原 勇君挙手〕


○議長(森岡英一君) 14番、松原 勇君。


              〔14番 松原 勇君起立〕


○14番(松原 勇君) 私も質問で言いましたように、本当に着の身着のままといいましょうか、すぐ戻れる。一時的で1週間もすれば元の故郷に戻れるという思いで、本当にその当時は、いっときのことと思って根室に避難したのですが、それから65年も経っているということで、本当にその時の心情を思いますと我々元島民とすれば1日も早く故郷を返してほしいと思っております。


 我々は、8月15日が終戦と思って、それから半月ほど過ぎてから、突然、銃を持った兵隊が島に上げってきた。これは何事だと思いながら、その場を一時逃れようということで逃れたのです。


 本当に元島民は、年々この世を去っております。我々の子や孫たちにそれを訴えていくのですが、なかなか進展していないのが現状であります。


 どうかひとつ、その思いを汲んでいただいて、市長には、中央の方で返還要求の思いを伝えてほしいと思っております。


 次に、3点目のまち歩き観光についてのお願いでありますが、平成14年から始まった、まち歩きが5万人を迎えると答弁がありましたように、ある方の話によれば、猫しかいない生地が観光地になったということを聞いたりして、これは笑い話でありますが、それほど普通の漁師まちが観光地というか、ふだんの生活を見ていただいて、清水が代表的な人を呼び寄せる力でありますが、そういうものを大事にしながら今やっているわけですが、私が言いたいのは休憩する場所は、魚の駅などがあります。


 しかし、まちの中で宇奈月温泉のいっぷく処みたいなところは、ありません。それが、漁業資料館に、そういうスペースがあればなという思いで、そこに気軽に来ていただいて、そこでお茶を飲むとかという施設が欲しいなというのが現状であります。


 そういう中で、まちなかの活性化ということもありまして、今、農協の跡地をお借りしておりますが、いつまでも借りているわけにいきませんし、ちょっと玄関の入り口も狭く、金融機関のつくりのため展示場と違いまして、ちょっといじりたいと思いますが、その資金もありません。また、人の建物ですからいじることもできません。そういうことで、そういう施設がまず必要だとご認識いただきたいと思っております。


 それについて、そういう施設が必要だと思うのですが、お願いいたします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) この漁業資料館とか、まち歩きの中での休憩所などについては、前から必要だと私は思っております。


 そのことが、どこでどういうような形のものを整備しようという意見が、なかなかまとまった意見が出てきていないのではないかなと思っております。今、借りておられる信用農協のあの場所で何かそういう休憩施設等も含めて考えておられるのか、あるいは周辺のほかの施設で、こういうような構造でというものを考えておられのるか。その辺をぜひ地元でまとめてくださいと前から言っていたつもりなのですが、ぜひ地元の皆さん方の意見をまとめていただいて、実現可能、あるいは効果のある施設であれば実現したいと思っていますので、その辺について地元での意見調整をお願いしたいと思います。


              〔14番 松原 勇君挙手〕


○議長(森岡英一君) 14番、松原 勇君。


              〔14番 松原 勇君起立〕


○14番(松原 勇君) その点につきましては、地元に帰りまして十二分に協議したいと思っております。その中で、先日もその周辺に民家をお借りして滞在型の連泊をできないかということで、現地を見に来ておられました。そういう施設を提供することによって、また、その周辺が活性化していくのでないかと思っております。


 先ほども申しましたように北方領土返還の語り部事業とか、あるいは中学生の壁新聞とかに非常に興味があるようでありましたので、そういったものをぜひ展示しながら、まちの活性化のために努めたいと思っておりますので、どうぞひとつご支援をお願いしたいと思います。運営していくにも非常に厳しいところがありますので、運営と建設に向けてのご支援をお願いしたいと思います。


 その点を最後にお願いいたしまして質問を終りますが、市長のご意見をお願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 先ほども申し上げましたように、運営に対しましては今もさせていただいておりますし、来年度も引き続き支援していきたいと思っております。


 新しい施設につきましては、ぜひ地元で意見をよくまとめていただいて実現に向けてお互いに協力していきたいと思います。


              〔14番 松原 勇君挙手〕


○議長(森岡英一君) 14番、松原 勇君。


              〔14番 松原 勇君起立〕


○14番(松原 勇君) ありがとうございました。よろしくお願いします。


○議長(森岡英一君) 次に、4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君登壇〕


○4番(山田丈二君) どなた様も引き続き、ご苦労さまでございます。


 このほど初の登壇の機会を得、質問できることに対しまして、先輩議員の皆様に感謝を申し上げます。また、堀内市長をはじめ当局の皆様には、今後ともよろしくお願い申し上げます。


 さて、11月30日のある新聞紙上におきまして、明るい記事が写真入りで載っておりました。それは、黒部市に住民票を置きトキメキの愛称で親しまれているメスのトキが隣の入善町で確認されたということであります。しばらくの間、正確にはわかりませんが、9月下旬から行方がわからなかったということもあり、まず無事とわかって、安心、ほっとしたのは、私だけではないと思います。今はどこにいるのかわかりませんが、できるだけ早く住民票のある黒部に戻ってほしいと願うのは、多くの市民の願いだと思います。


 この思いを伝えることができればとの願いを馳せながら、本議会に通告しております3つの質問をさせていただきます。


 質問大項目の1つ目は、黒部市都市計画マスタープランについてであります。


 平成18年3月に合併し、山・川・海そしての多くの地域資源を有する新しい黒部市に生まれかわりました。


 市長は、平成26年度までには北陸新幹線の開業を迎えることから、この歴史的転機と言える大きなチャンスを市の活力や発展に結びつける。新市として、これからの新しいまちづくりを目指すと合併後の最初の総合振興計画の中で述べられております。


 本年3月には、これからの将来のまちづくりに関する長期的な指針となる都市計画マスタープランが、策定されたところであります。このマスタープランの中には、将来の黒部市の整備方針の大きな柱として幹線道路網があります。幹線道路は、人・物・情報の交流。市内、地域の資源を有機的に結ぶ都市施設の基盤、基幹となる施設であります。道路整備は、それぞれの地区市街地の都市の活性化を左右するとも言います。


 本年3月の策定以降、6月に黒部市幹線道路網検討委員会が発足され、今後の幹線道路網の方向性を整理されていると聞きますが、現時点での取り組みについて市長にお伺いいたします。


 2点目は、新幹線開業事業に合わせた都市計画道路、暫定を含む供用開始区間の見通しについてであります。


 このマスタープランでは、広域幹線道路として北陸自動車道、国道8号バイパス、県内の各拠点をネットワークするとともに、本市の骨格となる現国道8号線や主要地方道、都市計画道路、新駅中新線などを主幹幹線と位置付けされています。


 県東部地域の拠点となる新幹線新駅の開業を機に地域経済の活性化を図るため、また、新駅へのアクセス道路として、現在、県と市において整備されている通称背骨道路、新駅中新線についてであります。


 開業時には、新駅から国道8号バイパスまでの2車線により暫定供用が開始されることと思いますが、この沿線には本市の芸術文化拠点である国際文化センター・コラーレ、また、昨日の代表質問の中でも答弁がありましたが、広域対応を目指す新消防署の建設が予定されています。国際文化センター・コラーレのイベント時における車両などの渋滞により、市民の安心・安全を急務とする消防、救急、防災時の活動を妨げることのないよう図っていく必要があると考えます。


 このことから、現国道8号線から都市計画道路前沢植木線の現道である市道三日市六天線まで、もしくは県道沓掛魚津線の区間までは、4車線化を図るべきではないかと思います。


 財政面もありますが、現時点での考え方を都市建設部長にお伺いいたします。


 また、同じく新幹線開業時における他の都市計画道路の進捗見込みであります。新庁舎の建設位置が決まり、中心市街地とのアクセス道路と考えられる主なる前沢植木線及び南線について、暫定を含むおおむねの供用開始区間につきまして、現時点での見通しについてをあわせて都市建設部長にお伺いいたします。


 次に、質問大項目の2つ目の平成23年度黒部市予算に対する地区要望についてであります。


 このことにつきましては、今ほどの松原議員からもありました。また、昨日の複数の会派でも議論されましたが、私の思いもありますので述べさせていただきますが、答弁につきましては簡素でよろしいと思います。よろしくお願いいたします。


 地区要望は、10月18日より市内16地区に対して個別に実施されたわけでありますが、要望に対する集計は昨年と比較してどうであったか。黒部市総合振興計画では、少子化、高齢化社会への対応に向け、住みたい、住み続けたいという魅力づくり、健康で安心して暮らせる環境づくりを目指すとされています。


 重点プロジェクトは確実に進めなければなりませんが、地区要望を踏まえ身近な生活関連への新年度予算への反映、また考え方について改めて市長にお伺いいたします。


 次に、2点目の三日市地区として平成15年度より要望しております有害鳥獣の一つでもあり、広域的な対応が必要なカラスの被害防止対策についてであります。


 さきの9月定例会において、先輩議員の寺田議員より同様の質問がなされておりますが、よろしくお願いいたします。


 三日市地区にある三島神社、市民病院付近を中心とした三島町内、牧野町内、天神新町内など、複数の町内、地区にまたがって、特に夏場の早朝、複数の鳴き声や糞害による異臭など、周辺の皆さんは、毎年、大変な思いで過ごされております。


 ことしは、特に夏場の猛暑が続いた9月下旬までは神社境内、あるいは道路沿いにあっては、暑さも加わって例年に増して異臭がひどいものでありました。


 県では、カラス対策ワーキンググループを平成20年5月に立ち上げ、広域的に移動するカラスの被害対策は、市町村単位の対策では困難であることから、市町村間の連携した被害防止対策を推進することを目的として設置されたと聞いております。


 そして、本年の2月にカラス対策基本方針を取りまとめられ、それによりますと被害を防ぐ絶対的な方法はなく、寝ぐら対策とえさ対策の2つの面から、被害の場所や規模などの状況に応じて幾つかの方策を組み合わせ、継続的に実施することが大切であると示されております。


 県内でも有数の寝ぐらであると言われている三島神社の地元の三島町内会では、ことしより独自に個人の高圧洗浄器を借り上げ、早朝より神社境内あるいは町内の車道、歩道の清掃を行い、後に市の支援により本格的な高圧洗浄器の貸与を受け、現在も必要に応じ清掃が行われております。また、最近では新たな試みとして寝ぐら対策に向け、町内の皆さんの協力を得て実践した結果、赤よりも緑の光線が良いということで、緑のビーム光線を使い追い払いの取り組みを10数カ所で常時行っているところであります。現状では、これといった手だて、対策がないと言われますが、ひとときの快適な暮らしを願い、継続していくしかないと切実な思いを聞いております。


 市として例年以上、さらなる措置に対して支援をすべきではないかと思いますが、産業経済部長の見解をお伺いいたします。


 今後とも新たな対策、取り組みをするにいたしましても、まずカラスに対する新しい知識を理解する必要があるのではないかと真剣に話し合われています。


 そこで、県のワーキンググループを構成するメンバーには、県の鳥獣専門家、あるいはカラス対策に悩む市町村、本市の職員も参加していると聞いておりますが、このワーキンググループで行われている生息状況調査、行動域調査などの取り組みについて、関係する地域の住民の皆さんと情報の共有が必要ではないか。そのための情報交換の場を設けてはどうかと思いますが、あわせて産業経済部長の見解を伺います。


 最後になりますが、質問大項目の3つ目は市町村子育て支援推進事業についてであります。


 この事業の目的は、児童センター、保育所、放課後の児童クラブなどの子育て支援のための取り組みを促進するとともに、地域における子供たちの健全な育成や豊かな心の醸成に資することを目的とされています。


 質問は、この支援事業メニューの中の公園遊具などの整備事業についてであります。


 まず、黒部市で管理しているちびっこ広場の箇所数と維持管理状況についてであります。


 この後の質問とあわせて市民生活部長にお伺いいたします。


 市民の方々からは、昔のように外で遊んでこいと言いつつも、近くには安全・安心で遊べる場所が少ない。気軽に小さい子供から大人までが憩える広場があればという声が聞かれます。


 施設や場所の提供に限らず、外で安心して遊べる子供たちのはしゃぐ声が聞こえる環境づくりを子育て支援の面からも、また地域の人との関係の希薄化と言われる今日、地域のコミュニティの場としてちびっこ広場は位置づけできるのではないかと私は思います。今日の少子化対策の観点からしても、地元に定着できる環境づくり、子供たちを安心して育てられる環境、すなわち身近な子育て支援として内、外の場が必要ではないかと考えます。


 特に屋外での遊びを通しての仲間づくりは、子供の成長の中で大切なことと考えます。これらのことは、大人に関しても言えるのではないでしょうか。


 今日的な経済状況の中で、新たな空間整備は非常に厳しいものと考えます。まずは、身近にある市が所管する現在のちびっこ広場の活動の充実が必要と考えます。


 市民協働の観点から精力的に維持管理に取り組んでいる管理主体の町内会などに対して、さらなる支援を行うことができないか。


 先のこととあわせて市民生活部長にお伺いいたします。


 2点目は、県に対する市町村子育て支援推進事業の継続の働きかけについて市長にお伺いいたします。


 本年4月、県において市町村子育て支援推進事業が施行され、黒部市では9月補正において本事業の取り組みがなされているところであります。この支援事業には、他に子育てサポート人材育成支援事業、地域子育て支援拠点整備事業などの多くの事業メニューがあります。


 市町村子育て支援事業は、聞くところによりますと本年のみの事業になるとお聞きしておりますが、少子化対策、子育て支援の観点からして本支援事業の数年にわたる継続化をされるよう県に対して強く要望すべきと考えますが、市長の見解をお伺いいたします。以上であります。


             〔4番 山田丈二君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、山田議員の質問にお答えをいたしたいと思います。


 まず、1つ目の質問項目であります黒部市都市計画マスタープランについての1点目、本年3月に策定以降の取り組みについてであります。


 この黒部市都市計画マスタープランにつきましては、合併後の黒部市の都市の将来像を明らかにし、その将来像の実現に向けた都市整備の指針として本年の3月に策定をさせていただきました。


 このプランでは、将来の土地利用や大型プロジェクトの進展に対応するために、土地利用や都市施設について、都市計画区域の一体化、そして用途地域の検討及び議員ご指摘の幹線道路網の検討を行うことといたしております。


 この幹線道路網の検討につきましては、合併による地域の拡大や大型プロジェクトの進展、鉄道などの公共交通との連携と市民、来訪者の利便性向上を図るために、黒部市全体の道路ネットワークを構築しようとするものであります。本年の6月に幹線道路網検討委員会を組織し、専門委員の意見を伺いながら検討を進めておりまして、今年度内を目途に取りまとめたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君登壇〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 次に、2点目の新幹線開業時に合わせた都市計画道路の供用開始区間の見通しについてお答えいたします。


 現在、整備中の都市計画道路としては、議員が挙げられたとおり3路線がございます。通称背骨道路と呼ばれております新駅中新線、中心市街地の南北の軸となる前沢植木線及び中心市街地と石田地区を結ぶ南線であります。


 このうち新駅中新線につきましては、県及び市の事業区間がございますが、新幹線開業までには新駅から国道8号バイパスまでの2車線暫定供用に向けて整備を進めております。なお、現国道8号から県道沓掛魚津線までのコラーレ前の区間につきましては、現在、4車線化に向けた整備を行っているところですが、新幹線開業までは南側2車線の整備を進めまして、当面の間は2車線で供用することとしております。


 次の前沢植木線につきましては、現在、三日市地内の富山地方鉄道の北側315メートルの区間を整備中でありますが、来年度には新駅中新線まで、405メートルの区間の工事認可を延長いたしまして拡幅整備等を進めることとしております。議員ご指摘のとおり、新庁舎のアクセス道路としてもその重要性は高まっており、将来の交通量の増加に対して円滑で安全な道路空間の確保に向け鋭意整備を推進してまいりたいと考えております。


 3本目の南線につきましては、現在、石田地内の工業団地の一部区間を整備しております。今後は、西側に向けて計画的に整備を進めてまいりたいと考えております。


           〔都市建設部長 岩井宏道君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、次に、2つ目の項目であります平成23年度予算に対する地区要望についての1点目、要望集計と新年度予算への反映はについてのご質問にお答えを申し上げたいと思います。


 今年度は、10月から11月にかけて市内16地区それぞれ個別に地区要望会を開催させていただきました。要望項目は、16地区全部合わせまして329件でありました。昨年は322件でありましたので、ほぼ同数でありました。


 この地区要望会につきましては、地区要望会の開催の時点での各担当部署の考え方を回答させていただいて、その後、地区の方と忌憚のない意見交換をさせていただいたところであります。


 この地域の課題の解決は大変重要なことであると考えておりまして、市民の皆さんの安全・安心の面からの緊急度、あるいは市全体の中での重要度、優先度などを考慮した上で、従来から継続してきましたとおり、要望項目の約3割程度を目標に新年度予算に反映させることができれば良いと考えております。


 ただ、中には先ほどもありましたように3割程度だから数年待っていれば実現できるのかというご意見もあるのですが、要望の中には数億円あるいは10億円というような予算がかかるものも含んでおりますので、そういうものもあわせて数年待てばできるかと言われますとなかなか難しいと思っていますので、地元の皆さん方が地域で要望されていることについては、大体数年内には実現できるように努力したいと思いますが、中には大変大きな要望課題もございますので、そういうものについては、よく地元の皆さんと協議しながら計画的、長期的に考えていきたいと思っているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君登壇〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 次に、2点目の広域的対応が必要なカラス被害についてお答え申し上げます。


 三日市地区におけるカラス被害対策につきましては、寝ぐらとなっている三島神社周辺の電線・電柱にカラスが止まれなくする措置、三島神社内の高木枝打ち、捕獲檻の設置等に努めているところでありますが、目に見える効果としてあらわれていない状況となっております。


 三島町内会の皆様には、早朝のカラスの鳴き声、周辺道路のカラスの糞害や異臭に日々悩まされていることと存じておりますが、連日、早朝からの周辺道路、歩道に至るまでの清掃をはじめ、独自のカラス追い払い活動等町内を挙げて行っていただいており心から感謝申し上げる次第でございます。


 市では、高圧洗浄器を用意させていただき、あわせて道路清掃委託契約を結び、清掃活動等に少しでも役立てていただけるように配慮いたしたところでありますが、今後とも糞害対策、的確な捕獲、エサ対策、寝ぐらからの追い払い等、カラスの被害対策をできる限り実施してまいりたいと考えておりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


 ご質問のカラスに関する情報交換の場につきましては、必要かつ非常に有意義なことと思われます。同様な被害を被っている他市・町の状況や対応策、また、学識経験者を交えたカラス対策ワーキンググループでの研究成果等々、これらの情報を共有する場としての研修会を検討してまいりたいと考えております。


           〔産業経済部長、米陀峰信君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君登壇〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 次に、3つ目の項目、市町村子育て支援推進事業についての1点目、黒部市で管理しているちびっこ広場の箇所数と維持管理費状況についてでありますが、現在、市有地など公有地に設置され町内会が管理するちびっこ広場は市内で21カ所であります。


 維持管理につきましては、町内会で遊具へのペンキ塗布や草刈りを実施していただいている状況にあり管理いただく際の必要経費は、市で原材料など負担しているところであります。また、町内会で対応できない樹木の剪定や伐採、遊具の安全点検などにつきましては、予算の範囲内で随時対応しているところであり、それ以外にも実情に応じて町内会と相談し、対応に努めているところであります。なお、本年度は9月補正予算を措置した富山県安心こども基金事業の市町村子育て支援推進事業において、遊具に必要と思われる修繕を実施しているところであります。


           〔市民生活部長 太田孝雄君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、県に対し本事業の継続を働きかけてはとのご質問でありますが、この事業につきましては、富山県安心こども基金事業のメニューとして子育て支援のための取り組みを促進するとともに、地域における子供たちの健全な育成や豊かな心の醸成に資することを目的として、本年4月に施行された事業であります。


 この事業につきましては、こども支援策として大変有効であると考えておりまして、原資となる安心こども基金事業は、事業実施期限が平成23年度末まで延長されましたので、引き続き県に事業継続を働きかけてまいりたいと考えております。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


               〔4番 山田丈二君挙手〕


○議長(森岡英一君) 4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君起立〕


○4番(山田丈二君) 今ほど、ご答弁ありがとうございました。


 何点か再質問させていただきます。


 まず初めに、黒部市都市計画マスタープランについての1点目の3月以降の策定の取り組みについてでありますが、これはお願いをさせていただきたいと思います。


 この都市計画マスタープランにつきましては、目標年次、あるいは計画期間は、平成22年からのスタートとなり40年までの20年間の長期にわたるものと聞いております。


 先ほども申し上げましたように、これからの黒部市の将来のまちづくりの指針でもありますし、今回は幹線道路網について取り上げさせていただきましたが、先ほどの市長答弁でありましたように、今後の土地利用方針も打ち出されると思っております。


 今後ともしっかりとした議論をされ、住んでよかった黒部と言われるように私自身も願っております。その点をお願いをしておきたいと思います。


 2点目の新幹線開業時に合わせた都市計画道路の供用開始区間の見通しについてでありますが、先ほど都市建設部長から少なくとも新駅から8号バイパスまでは暫定2車線で供用されるとお聞きしました。


 それは、以前から当然のことだろうと思っているわけでありますが、先ほどコラーレ前の区間につきましては、基本的には4車線化を進めるが、新幹線開業時までには間に合わないのではないかという答弁だったかと思います。昨日の質問等の中でもありましたが、新消防庁舎が建つこともあります。5分救急6分消防の観点からも、その区間はできるだけ早く4車線化する必要があるのではないかと思います。


 そこで、都市建設部長にお伺いいたしますが、前沢大布施線の暫定供用開始区間につきましては、当然、通称背骨道路まではいきません。そう理解しているわけでありますが、現在、県で進められております市道名でいきますと東三日市5号線だと思いますが、それが新幹線開業時までにどのような姿になるのかをぜひお聞きしたいと思います。現時点での全体の考え方と言いますか、当然、県で整備が進められているわけでありますから、それらの情報をお聞かせいただきたいと思います。


 当然のことながら東三日市5号線につきましては、本定例会においても関連関係で市道認定が提出されておりますが、県道沓掛魚津線のバイパスの機能とあわせて、三日市中心市街地へのアクセス道路としても当面の間、位置づけされる道路であることから、市道東三日市5号線の今後の見通しについて、まずお伺いしたいと思います。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○議長(森岡英一君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 今のご質問の中で、訂正と言いましょうかお願いがあります。


 コラーレ前、新幹線開業までには間に合わないではございません。要は、完成形にはしないということです。中央分離帯も設置しない。先ほどお答えしましたように南側で暫定供用し、これは議員もよくご存知だと思いますが、完成形のものにはしないとご理解いただきたいと思います。


 それでは、ご質問の県道整備ですが、市道名では市道東三日市5号線。これにつきましては、延長で505メートルございます。これにつきましては、県で鋭意整備を進めておりますが、3年ほど前までですか。一応、新幹線開業の26年までには間に合わないという言い方をされておりました。


 しかし、私どもは例年、市長を頭として新川土木センター、入善土木センターの両事務所、それと私どもが関係する都市建設部職員で事業調整会議を行っております。その中で、市長の思いとして、「新幹線まで何とかせよ。」という強い言葉がございます。それを受けまして、県では最終的には平成25年度までには完成するという強い言葉をいただきましたので、今それに向けて鋭意整備が進められております。


               〔4番 山田丈二君挙手〕


○議長(森岡英一君) 4番、山田丈二君。


               〔4番 山田丈二君起立〕


○4番(山田丈二君) どうもありがとうございました。


 平成23年度黒部市予算要望に対する地区要望の中で広域的対策の必要なカラス対策の被害についてでありますが、先ほど産業経済部長から情報の共有化に向けて研修会の場を検討するとのことであります。ぜひ、その場を設けていただきますよう、まずその点をお願いを申し上げたいと思います。


 それと引き続きのお願いになるわけでありますが、市町村子育て支援推進事業については、先ほど市長から答弁がありました。平成23年度末まで継続されるということであります。この市町村子育て支援推進事業の中には多くのメニューがございますし、これからの子育て支援の面からしても、さらに継続に向けて強い要望をしていただければと思います。


 この2点につきましてお願いを申しあげまして私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(森岡英一君) 次に、2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君登壇〕


○2番(中村裕一君) 今回、議員となり初めて黒部市政を問う場を与えていただきました。どうかよろしくお願いします。


 それでは、個人質問として、私は、次の3項目について質問させていただきます。


 項目1は、消防団員の出動体制と新消防庁舎について。項目2は、集中豪雨に対する排水対策について。項目3は、北陸新幹線新駅と駅周辺整備についてお伺いします。


 まず、項目1について、安全で安心して暮らすことは万人共通の願いであります。


 当市におきましても、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりに鋭意、防災に努力しておいでになるところであり、12月定例会において市長の市政概要の説明にありましたように、去る11月24日には、黒部市防災会議及び黒部市国民保護協議会が開催されております。不測の事態に対応する危機管理に対して確実に実行できるよう準備と体制整備に努められることは、まことに喜ばしいことであります。


 そして、その防災体制の拠点となるのは消防署であります。火災、災害発生時の迅速な現場活動とともに、予防、警防、救急、救助などを通して市民の生活や生命、財産を守るという業務を担っております。幸い、新消防庁舎も建設される運びとなり、近代化された機器も取り入れられることと思います。社会情勢が多様化している今日、ますますその責務は大きくなっているところであります。


 これらのためには、やはり地域に精通し密着した消防団員の協力は不可欠な要件であります。


 そこで質問ですが、1点目は火災発生時や災害発生時の消防団員の出動命令の連絡方法はどのようにとられているのかお伺いします。


 2点目は、危機管理という観点からブロック別の出動体制が決定されているのかお伺いします。


 3点目は、消防団員の確保についてお伺いします。


 4点目は、新消防庁舎の基本設計はどの程度進んでいるのかお伺いします。


 5点目は、新消防庁舎建設においても5分救急6分消防の原則は保たれるのかお伺いします。


 次に、項目2の集中豪雨に対する排水対策についてであります。


 天災は忘れたころにやってくるという言葉がありますが、去る9月12日の早朝から降り出した雨は、道路の冠水や民間の床下浸水となりました。特に、三日市、生地、石田地区の被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。その間、復旧作業に消防署員、消防団員や地区住民の方々のご尽力で難を超えましたが、その後も警報は何回も発令されました。


 そこで質問ですが、1点目は、9月12日に発生した集中豪雨に伴う被害状況と発生原因についてどのようにお考えかお伺いします。


 2点目は、沿岸地域での河川の氾濫原因は排水対策にあったと思われますが、今後どのように対応されるかお伺いします。


 次に、項目3の新幹線新駅及び駅周辺整備についてであります。


 若栗地区を横断する新幹線の高架橋と白雪をかずく山々を眺めると感無量な思いがいたします。ひらけいく黒部を象徴するかのように林立する高架橋、日本海国土軸の形成と国土の均衡ある発展に不可欠な国家プロジェクトとして進められています。新川地域の発展と本市のまちづくりのかなめとして欠かすことのできない公共交通機関であり平成26年度開通が待たれる今日であります。


 また、去る12月2日には、市の駅舎デザイン選考委員会は、鉄道・運輸機構から提示されたA案のストライプ案、B案のウエーブ案、C案のフレーム案の3案の中からB案を選び、市長に答申されたと新聞に掲載されました。


 B案は、豊かな水を讃える黒部の自然が写り込んだ駅。説明には風や水、雲の流れ、立山の山並みなど幾重にも重なる軽やかなウエーブラインで表現しています。峰々に残る雪の白の基調色とし、素材や色の変化により立山の稜線の重なりや懐の深さをやわらかく表現しています。ホーム向かいから見える立山の山並みにウエーブラインが重ね合わされ、変化に富んだより印象的な景色を楽しむことができますと述べられており、年内に市長が鉄道・運輸機構に回答と記されております。


 また、去る11月30日の新聞紙上で見ましたが、平成22年度補正予算で整備新幹線整備費の路線別配分額が沿線各駅に示されています。それによりますと富山県には、全体の3割強となる68億8,000万円が配分され、うち県負担分は、22億9,300万円、これを富山駅、新高岡駅、新黒部駅の3駅を中心として整備に充てられると報じています。この後、市長並びに担当の方々の県との折衝になることと思います。十分、意を尽くされて当たられることをお願いします。


 そこで質問ですが、1点目はデザイン案の経緯と選択理由をお伺いします。


 2点目は、新駅の建設はいつごろから始まり予算規模はどの程度となるのか。また、それに伴う市の負担はどの程度と見込んでいるのかお伺いします。


 3点目は、8号バイパスの開通とバイパスから新駅へのアクセス道路の開通は、新幹線開通に間に合うのかお伺いします。


 4点目は、駅周辺整備の用地買収、工事などの進捗状況はどうなっているのかお伺いします。


 5点目は、並行在来線化になっても新潟、関西方面への利便性が低下しないようにJRに対して働きかけていくべきではないかお伺いします。


 以上、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました


             〔2番 中村裕一君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 消防長、佐々木隆君。


              〔消防長 佐々木隆君登壇〕


○消防長(佐々木隆君) 中村議員の個人質問にお答えいたします。


 まず、1つ目の項目、消防団員の出動態勢と新消防庁舎についての1点目、火災発生や災害発生時の消防団員の出動命令の連絡方法についてお答えいたします。


 火災発生時には、消防団緊急伝達システムによるサイレン、防災行政無線によるサイレンとともに携帯電話への防災メールを配信しております。


 消防団伝達システムは、消防無線による市内14カ所に設置してある屋外スピーカーから放送するもので、分団長以上には傍受機が貸与されており、無線の内容を団員に周知していただいております。


 防災行政無線は、旧黒部市と旧宇奈月町の設備が別々にあり、旧黒部市のものは23カ所の屋外スピーカーから放送し、分団長以上の住宅には個別受信機が配備されています。旧宇奈月町のものは、17カ所の屋外スピーカーと各家庭に受信機が備えつけてあります。


 防災メールの配信については、市役所、消防署から一括で送ることができ、登録されている方に配信しています。現在の登録者数は約520件であり、消防職員、希望される消防団員、市職員、市議会議員、自治振興会役員、報道関係者、LPガス協会等の方が登録されています。現在、分団員数は458人で登録者数が377件、82.3%の登録率であり、更新、新規登録は消防署で行っております。


 このほか、順次指令装置があり、有事の際、メール送信ができない場合に分団長宅へ電話で、順次連絡を行っております。


 次に、危機管理という観点からブロック別の出動体制が徹底されているのかについてですが、平成18年の合併により黒部市消防団が16分団体制になり、火災発生時の効率的運用を図るため、市内を4ブロックに区分し出動体制を確立したところであります。


 市内4ブロックとは、第1ブロック、三日市、前沢、荻生、若栗、第2ブロック、生地、村椿、大布施、第3ブロック、石田、田家、東布施、第4ブロック、宇奈月、音沢、内山、愛本、下立、浦山とおおむね中学校校下に区分し、消防署は火災を覚知した時点で、消防団伝達システム等により火災発生地区の地区サイレンを吹鳴し、火災発生の旨を放送し消防団員等に周知しています。また、同時に緊急メールも配信しております。また、火災の第2出動、これは応援に関してですが、先着消防隊が現場に到着し、火災状況から第2出動の有無を判断し、応援の必要なときは本部からの一斉サイレンの吹鳴及び消防無線により各分団に出動要請を行っています。


 しかし、同じブロック内でも団員が不在で出動できなかったり、ブロック別でも隣接している地区の火災には第1出動で出動すべきではないかとの課題もあります。基本はブロック別出動体制ではありますが、柔軟に対応しているところです。また、出動しなかった分団については、火災鎮火まで出動待機となり、次の事案に備えていただいています。


 次に、3点目の消防団の確保についてでありますが、昨日、橋本議員にお答えしたとおり、消防団はみずからの地域はみずからで守るという精神に基づき、消火、防災活動はもとより、平常時の啓発活動など幅広い分野で地域防災の中心として重要な役割を果たしていただいていますが、社会環境の変化に伴い消防団員数の減少をはじめ、さまざまな課題に直面しています。


 黒部市においても消防団員数488人、実員は12月1日現在、458人、充足率につきましては94%の現状であり、実員は合併後において460名前後で推移していますが、やや減少傾向にあります。地区によっては団員の確保が困難で、年齢にこだわることなく団員に任用しているところもありますが、消防団の努力によりおおむね確保されているものと思っております。なお、女性消防団については、現在、8地区13名が救急講習や予防活動等に活躍されていますが、各地区1名以上が理想と考えておりますので、今後の入団確保に向け努めてまいりたいと考えております。


 次に、4点目の新消防庁舎建設の基本設計はどの程度進んでいるのかについてお答えします。


 平成22年度におきましては、消防庁舎建設に向けて7月から10月に基本設計を終え、11月から平成23年3月までに実施設計を終えるための契約をし、委託したところであります。


 4月に15名からなる消防庁舎建設委員会を立ち上げ、市民の意見が反映されるよう総合的見地から消防庁舎の基本設計、消防署に必要な機能及び施設について検討・協議していただき、10月27日の最終委員会で承認を得まして、委員長より市長へ報告していただいたところであります。また、委員会と並行して設計者を決める審査委員会を5月に立ち上げ、プロポーザル方式で最適な設計者を選定し、基本設計及び実施設計に取り組んでいただいているところであります。


 次に、5点目の新消防庁舎建設において5分救急6分消防の原則は保たれるかについてお答えいたします。


 平成20年9月に策定された黒部市消防署整備基本構想の中で、位置については、三日市、大布施地区コラーレ付近が最適な候補地として示されました。おおむね市の中心に位置し、幹線道路、都市計画道路へのアクセスの利便性が高く、消防庁舎としては最適な位置であり、管轄エリアはおおむね5分救急6分消防をクリアでき、被害の軽減、救命率の向上が図れることができると考えております。特に、高機能消防指令システムの導入により、119番通報受信から現場到着までの時間を短縮でき、的確な対応が可能になり、被害の軽減、救命率の向上が期待されるなど、市民の安全で安心な暮らしのため、高度な消防活動環境を提供でき、市民の皆様方の負託にしっかりと今後も取り組んでまいりたいと考えております。


             〔消防長 佐々木隆君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 総務企画部長、岡崎文夫君。


             〔総務企画部長 岡崎文夫君登壇〕


○総務企画部長(岡崎文夫君) 次に、2つ目の項目、集中豪雨に対する排水対策についての1点目、9月12日に発生した集中豪雨に伴う被害状況とその発生原因についてどのように考えているのかのご質問にお答えさせていただきます。


 まず、集中豪雨に伴う被害状況についてでありますが、当日、市民の皆さんからの大雨被害に関する第一報を受信後、職員が通報のあった住宅地、農地、道路、河川及び市管理施設等のパトロールを実施したところ、三日市、生地、石田地区において住宅等の床下浸水、道路冠水、用水等の溢水箇所及び冠水した多数の田畑を確認したほか、田家、村椿、大布施、前沢、東布施地区においても、用水の溢水や道路冠水、畦畔ののり面崩壊等を確認しております。また、床下浸水にあっては、市が把握できた件数として25件あったところですが、その罹災証明の申請を受理した結果、それ以外にも床下浸水被害を確認した箇所が数件ございました。さらに、山田地区及び宮沢地区の2カ所においては、畦畔ののり面崩壊がありました。それにつきましては、農地災害の認定を受け、今年度中には復旧工事に着手する予定となっております。


 次に、その発生原因についてですが、当日、黒部消防署に設置された雨量計の記録によりますと午前6時から7時までの雨量が1.5ミリでありましたが、7時から8時までの雨量が43.5ミリ、8時から9時までの雨量は57.0ミリを観測しており、これらは黒部消防署観測地点において、平成以降の記憶にないほどの雨量でありました。被害の原因といたしましては、このように局地的な集中豪雨の発生により、市内の限られた範囲において地面の給水能力や地表、水路の排水能力を超えたことにより被害が発生したものと考えております。


           〔総務企画部長 岡崎文夫君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、集中豪雨に対する質問の2点目であります沿岸地域での河川のはんらん原因は排水対策にあったと思うが、今後どのように対応するのかの質問でありますが、この沿岸地域での集中豪雨被害の原因といたしましては、高波や高潮による排水の阻害、宅地開発に伴う雨水流入量の増大や地形的な条件など、複雑な要因が関係していると考えております。


 このため、先般の集中豪雨などの異常な降雨に対し万全な排水対策の対策を講じることには、現段階では大変困難なところもありますが、沿岸地域の浸水被害の軽減を図るために緊急的な対応策や抜本的な対応策について、地元住民の皆さんはもとより、関係施設管理者と連携を密にしながら、さまざまな角度から今後検討してまいりたいと考えているところであります。


 次に、3つ目の質問項目であります北陸新幹線新駅及び駅周辺整備の1点目でありますデザイン案の選択はどうなったのか。その経緯と選択理由を伺いたいの質問についてお答えを申し上げます。


 議員ご承知のとおり、北陸新幹線の駅舎デザインにつきましては、去る9月30日に黒部市がかねてから要望しておりました駅舎デザインコンセプト、「見えない駅・魅せる駅」に反映したA案、B案、C案の3案が、駅舎建設を行います独立行政法人鉄道・運輸機構から提案がなされました。なお、このデザイン案は東側から見たものでありますが、西側からも基本的には同一デザインであると伺っております。


 この提案を受けまして翌日からは、新聞等のマスコミや黒部市のホームページ、あるいは広報くろべ、みらーれテレビなどにより市民に周知を行い、10月1日から25日までの25日間、市への直接の持参、あるいは郵送、ファックス、電子メールなどで駅舎デザイン3案対する意見の募集を行いました。その結果、A案が40%、B案が38%、C案が9%、いずれも可が13%という結果でありました。


 その後、中谷副市長を委員長に学識経験者や自治振興会及び地元企業、行政の代表7人で構成する駅舎デザイン選考委員会を設置いたしまして、11月17日、12月2日の2回にわたって意見募集の結果も参考に議論を重ねていただいたところであります。その結果、最終的にはホームからの北アルプスと富山湾の景色を最も確保できるなどとしてB案が選ばれ、より大きな窓枠にする、内部に県内産の木材をふんだんに使用し、木のぬくもりを感じられるようにするなどの委員会で出た意見とあわせて、先般報告を受けたところであります。


 次に、2点目の新駅の建設はいつごろから始まり、予算規模はどの程度となるのか。


 また、それに伴う市の負担はどの程度と見込んでいるのかの質問にお答えをいたします。


 さきに触れましたとおり、駅舎デザイン選考委員会からB案との報告を受けましたので、今後、委員会での意見を吟味し、附帯意見として取りまとめ、年内に私が鉄道・運輸機構へ推薦案として回答する予定であります。


 これを受け、鉄道・運輸機構におきましては、駅舎の実施計画が行われ、おおむね来年の今ごろより新駅の建設に着手されるものと伺っております。また、駅舎の建設期間はおおむね2年間と伺っておりまして、平成25年度末ごろまでには、ホーム延長約310メートル、高さ約23メートルにも及ぶ私どもが待ち望んでいる新駅の駅舎がいよいよ現実の姿としてあらわれてくることになります。


 次に、この駅舎を含む新幹線本線工事の黒部区間の整備費といたしましては、現時点では総額約170億円と想定されております。このうち黒部市の負担額は、全国新幹線鉄道整備法によりまして駅設置自治体の負担金に係る取り扱い協議書に基づきまして、黒部川左岸から黒部第1トンネル入り口までの新駅、駅舎を含む約2.6キロメートルの区間における整備事業費の30分の1と定められておりまして、先ほどの170億円に30分の1を掛けますと約6億円を負担することになっております。


 さて、新駅建設の予算規模につきましては、駅舎デザイン案の選考過程途中ということもありまして、鉄道・運輸機構では公表を差し控えたいということで返答をいただいております。したがいまして現段階では、駅舎だけの予算規模についてお答えすることはできませんが、その点はご理解をいただきたいと思います。


 次に、3点目の8号バイパスの開通とバイパスから新駅へのアクセス道路の開通は、新幹線開業に間に合うのかのご質問でありますが、まず初めに一般国道8号入善黒部バイパスと新幹線新駅とのアクセス道路の進捗状況について簡単にご説明申し上げます。


 一般国道入善黒部バイパスは、一般国道8号と県東部の交通渋滞緩和、幹線ネットワークの機能強化等を図ることを目的に国土交通省富山河川国道事務所が整備事業を行っておりまして、魚津市江口から入善町椚山までの延長16.1キロメートルのうち、魚津市江口から黒部市古御堂までの区間7.3キロメートルの未供用区間の進捗状況は事業費ベースで、これは国交省が発表しております率でありますが、21年度末で52%、そして用地の取得率は、これは22年度7月1日現在で用地取得は90%であります。


 次に、新幹線新駅からのアクセス道路は、新幹線新駅を起点といたしまして国道8号バイパスを終点とする都市計画道路新駅中新線、通称背骨道路と言われておりますこの延長が4.7キロメートルありまして、そして国道8号、また、国道8号バイパスのアクセス道路として当市の最重要路線と位置づけられております。なお、新駅から国道8号までの交差点、現8号までの交差点の2.4キロメートル区間につきましては、主要地方道黒部宇奈月線として県が事業を進めております。進捗状況は、事業費ベースで22年度末で89%、用地取得率は22年度末で99%という予定であります。また、市では国道は国道8号の交差点、現8号の交差点から国道8号バイパスまでの延長2.3キロメートルを2つの区間に分けまして事業を実施いたしておりまして、第1期区間であります現8号線の交差点から市道三日市出島線、これは中央幼稚園の交差点のところの交差点でありますが、その延長区間が1.25キロメートルであります。これの進捗状況は事業費ベースで、22年度末、今年度末の事業費ベースで92%の進捗率であります。


 用地の取得率は、今年度末で99%ということであります。


 そして、第2期区間であります中央幼稚園の交差点、市道三日市出島線から国道8号バイパスまでの区間の延長が1.05キロメートル、1,050メートルであります。


 この区間につきましては、現在、用地取得、物件補償等を中心に進めておりまして、進捗状況は事業費ベースで31%、これは22年度末の予定であります。そして、用地取得率は39%、22年度末であります。


 いずれにいたしましてもこの8号バイパス並びに新駅へのアクセス道路につきましては、新幹線開業であります平成26年度供用に向け事業を推進しておりまして、事業の進捗状況から見ましても、新幹線開業までには間に合うものと考えております。


 次に、4点目の駅周辺整備の進捗状況はどうなっているのかの質問でありますが、初めに用地買収の状況について触れさせていただきます。


 まず、駅周辺整備につきましては、新駅の西側及び東側を合わせて約6.6ヘクタールの整備面積があります。そのうち、用地買収が必要な面積は、約5ヘクタールあります。そこで、平成20年11月より開始いたしました用地買収は、現在60%程度に相当する約3.0ヘクタールが買収済みでありまして、新幹線新駅の東側につきましては、おおむね完了をさせていただいております。


 次に、物件移転補償について申し上げますと駅周辺整備において移転対象となる件数は12件ございます。そのうち8件が既に移転補償を完了しております。残り4件につきましては、いずれも地鉄新駅周辺に物件をお持ちの方々でありますが、現在、鋭意協議中であります。


 最後に、工事関係の整備状況でありますが、工事費は約25億円を見込んでおりまして、平成21年から一部着手をしまして、現在、約3億7,000万円を執行いたしております。進捗率は約15%であります。着手をしております工事の主なものといたしましては、新駅の東側に位置しますアプローチ道路、市道新黒部駅前線、背骨道路から駅前広場に入る道路のことを言っていますが、このアプローチ道路、同じく東側のメイン施設となります東口交通広場の整備等がございます。それらの進捗として3億7,000万円を執行したということであります。今後、開業までに整備計画に基づき、各施設の整備を順次図っていくことといたしております。


 次に、最後の5点目、並行在来線化になって、新潟、関西方面への利便性が低下しないようにJRに対して働きかけていくべきではないかのご質問でありますが、まず、並行在来線に関しましての現在の状況について簡単にご説明を申し上げます。


 北陸新幹線開業に伴いましてJR西日本から経営分離されます北陸本線は、市民の日常の通勤・通学の足として重要なライフラインであり、富山県内の公共交通ネットワークを確保する基幹交通として、あるいは日本海側の全国的な鉄道貨物輸送網を担うという大変重要な役割が求められているところであります。


 こうした観点から、現在、協議を進めております富山県並行在来線対策協議会におきましては、運行計画や組織要因、運賃水準、施設設備、そして利用促進等をまとめた経営の基本方針が検討されているところであります。


 黒部市といたしましても、JRからの移管時期や財源確保、隣県協議の促進などを提案・要望してきており、北陸新幹線開業で並行在来線の地方負担の増加、あるいは利便性の低下につながらないように、しっかりと取り組む必要があると考えております。


 さて、ご質問の新潟、関西方面への利便性の確保の点でございますが、ご承知のとおり平成26年度末での北陸新幹線の開業は金沢までの暫定の開業になります。


 議員ご指摘の関西方面への利便性の確保につきましては、新幹線と関西方面特急とのネットワーク、乗りかえ駅の問題が発生してまいります。また、北越号の新潟方面への運行継続につきましては、今後も維持されることが黒部市民、あるいは県民の利益につながるものであると考えておりまして、県協議会の中で必要な議論を行ってまいりたいと考えているところであります。いずれにいたしましてもJRとの広域交通の連携を図ることが大変重要でありまして、北陸新幹線との有機的な方策、ネットワークの構築の視点ともあわせて、引き続き国、県、JRに要望してまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 一般質問の途中でありますが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。





  休  憩 午後0時06分


  再  開 午後1時00分





○副議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 議長の都合により、副議長が議事を進めさせていただきます。


 一般質問を続けます。


               〔2番 中村裕一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君起立〕


○2番(中村裕一君) ただいま私の質問に対して再質問できないような丁寧なご答弁いただきまして感謝いたしております。そこで、再質問は簡単にいたしたいと思います。


 まず、8月29日の浜石田の火災のとき、私たち消防団員にメールを1時44分に発信されましたが、一部団員にメールの配信に遅れが生じたり、届かなかったりしたりすることはあるのでしょうか。


              〔消防長 佐々木隆君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 消防長、佐々木隆君。


              〔消防長 佐々木隆君起立〕


○消防長(佐々木隆君) 実は、この問題については11月の第4回の分団長会議でも話題になりました。


 それは、NTTドコモ、ソフトバンク、AUの違いもあります。一括して送信しているわけですが、メールについては、例えば混んでいたりすれば20分遅れたりすることがあると聞いておりますので、そんなに正確にいかないのではと私は思っていますので、メールについてのとらえ方はあくまでも情報提供と理解していただきたいと思います。


 消防車両が現場に到着してから正確なデータを送ることができますが、例えば119番を受けた後に、即消防職員と同じ内容を消防団員にも送信します。ですから、正直言って荒っぽい情報だと思っていただきたいのです。その辺は、消防署としては情報提供ということでご理解していただきたいと思います。正確には繰り返しますが、分団長に連絡をとって、そこからの連絡が正規のルートと思っております。


               〔2番 中村裕一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君起立〕


○2番(中村裕一君) 次に、4ブロック体制になってはいますが、消防団はメールが入って出動する際に大変戸惑っております。本来、2次出動や他地区への発生への備えなども考慮してのブロック体制であると思いますが、運用面で徹底されていないのではないでしょうか。


              〔消防長 佐々木隆君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 消防長、佐々木隆君。


              〔消防長 佐々木隆君起立〕


○消防長(佐々木隆君) 実は正確に言いますと、しっかりとブロック別に運用はしておりません。この問題も、同じく第4回分団長会議でも話題になりました。


 消防署の高機能指令センターが整いますと細かくブロック別等々ができますが、さすがに人数が限られた中では正確に送れない。そして出動できる分団については出動していただこうというのが、分団長会議の結果でございました。


               〔2番 中村裕一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君起立〕


○2番(中村裕一君) 消防団員の平均年齢が毎年上昇していると思いますが、いかに若い人を入れるかが問題だと思いますが、良い方法はないのでしょうか。


              〔消防長 佐々木隆君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 消防長、佐々木隆君。


              〔消防長 佐々木隆君起立〕


○消防長(佐々木隆君) これについては、消防団員の入団促進ということで、消防団協力事業所表示制度を立ち上げて、消防団活動をしやすいようにしているということもあります。


 そして、消防本部のホームページに掲載しておりますし、各自治振興会にもお願いしております。ただ、それが入団促進に若い方が関心を持って魅力があるかを知っているかと言われますと私も自信がありません。そういう部分では、活性化の意味においては女性消防団員も参加していただいており、県内に劣らないような体制はとっていると思っております。


               〔2番 中村裕一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君起立〕


○2番(中村裕一君) 次に、河川の排水対策の件についてでございますが、あれは忘れもしない12月3日、12月定例会が始まった日のことでございます。ちょうど夜の11時ごろ、私が寝ようとしたところ石田分団の団員から電話が入りまして、出戸川の山側の道で道路が冠水して、一部車庫にも水が入っているという連絡を受け、すぐに行きました。


 そして、近所の方に聞きますと出戸川の河口の方で石が堆積して水が流れないようになっていると言っておられました。地元のことは地元の人に聞くのが一番ですね。


 そこで、私は出戸川の河口の方へ行ってみますと、石が4分の3、高さでは3メートルから4メートルぐらい埋まっていまして、水が流れない状態になっていました。天災は忘れたころにやってくると言いますが、人災は忘れずやってくるということで、これは人災じゃないかと思ったほどです。そして、しばらくして重機を持ってきて、その土砂を取り除くと一遍に水位が下がり、水も引いて行きました。


 それで、近くにいた関係機関の方にお聞きしたところ、ことしは3月と9月の初めに石を取り除いたと言われました。


 そこで、2日後にまた見に行きました。そうしますと、また石が少しずつ溜まっておりました。


 そして、昨日の朝、防風警報が出ましたので見てきましたところ、また少し石が溜まっていました。


 そして、今朝通りましたら石がなくなっておりました。なぜかというと横に重機が1台ありましたから、多分きのう採ったのではないかなと思います。暴風警報が出ていましたから。


 そこで、12月3日の件ですが、その日も暴風警報が出ていまして、雨は大して降っていなかったのです。それなのに水が道路にあふれて冠水したような状態になっていました。ですから、これは石を採っても、また石は必ず溜まります。何とか堤防を長くするとか、あこは南西の風が強いですから堤防の角度を変えるとか、前にテトラポットを置いたりして石の流入を防いで、水の流れをきちんと海の方に出すとかしないと石田の立野、岡の住民の皆さんには、いつも風やちょっとした雨が降っただけで、いつもびくびくしていなくてはいけないということになるわけで、いろんなの危機管理が大事だと言っておられますから、いろんな大型プロジェクトもありますが、そういったところにまずお金を使うとか目を向けていかなければいけないと思いますが、市長の考えはいかがでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 出戸川の河口に土砂がちょっとした気象状況によってすぐ堆積することに対しまして調査をしまして、どのような対策ができるのかどうかを検討させていただきたいと思います。


 以前に聞いていたのは、採っても採ってもすぐ溜まるような話もありましたが、どのような対策が一番効果があるかにつきまして検討いたしたいと思います。


               〔2番 中村裕一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君起立〕


○2番(中村裕一君) 政治家が検討すると言うのは、やらないということと一緒なので、やっぱりもっと地域住民の方のことを考えてやっていただかないと私はだめだと思いますが、どうでしょうか。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) まず、先ほど議員からご質問がありますように、確かに3日の深夜、これにつきまして議員はじめ地元の消防団員、あるいは地元の方、それと建設会社の皆さんには感謝を申し上げます。


 今、ご質問の先ほど河川を出せば良いとか、堤防を海の方にというお話がありました。以前は私も、余り詳しくないものですから、そういったイメージを持ったことがございます。


 そこで、国土交通省黒部河川事務所にお話をしたときに、海洋土木工学的に非常に難しい。簡単に堤防を出せば良いということではない。出すことによって、黒部川から砂が来ます。それを逆にとめてしまう可能性がある。そうすることによって、仮に右岸側を出した場合、漂砂が流れなくなる。すべて流れないわけではありませんが、そうした時に左岸側が今度浸食されてしまうという現象がございます。


 そこで一つの例ですが、荒俣海岸は直轄海岸ですが国の方で離岸堤6基、人口リーフの計画、全体計画はそうですが、今言われます離岸堤でも沖の方にという話がございました。ただ、6基のうち5基はもう完成しておりますが、1基が吉田川の河口に設置される予定なのですが、国はできないというか、下手にやるとどうなるかわからないということですので、いまだにその1基について着工されておりません。


 今、先ほどからご質問されていることは、今に始まったことではございません。私どもは、河口閉塞という言い方をしております。当然、気象の変化によって、たびたび閉塞します。過去、地元の土建会社にお願いいたしまして、機械を常にそこに配置して、自主的な判断によりまして土砂を採っていただいたりしてしていたわけですが、私もこのポストについてから担当課の建設課に詳しく話してないのも悪いのですが、まさに今ご指導いただきまして、常にこういった状況は業者の責任におきましても、そういったものを即座に情報が入ったならば速やかに土砂を採るという対応を指示しておりますので、これからそういったことはないかと私は思っております。


               〔2番 中村裕一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君起立〕


○2番(中村裕一君) そしたら、常に見回りを強化して防風警報、波浪警報などが出た時には、常に見回るようにしてください。これで、この件は終わります。


 次に、新幹線のデザイン案のことですが、選考委員会の経過の中でどのようなものがありましたか。中谷副市長お願いします。


              〔副市長 中谷延之君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 副市長、中谷延之君。


              〔副市長 中谷延之君起立〕


○副市長(中谷延之君) デザインの選考については、委員長ということで取りまとめにあたりました。


 ご承知のとおり2回の委員会を開いたわけでございますが、1回目は委員の皆さんそれぞれの思い思いのご発言でございますので、細かいことは記憶しておりませんが、概ねA案とB案に集約されておりました。


 基本的に(仮称)新黒部駅は、「見えない駅・魅せる駅」というコンセプトがありますので、この点を踏まえて第2回目になりますと皆さんの意見がB案の方に集約されました。


 その中で先ほども市長が答えましたように、眺望が広く見えるように、計画では2メートル四方程度の窓枠でありますので、さらに広くできないかとか、あるいは木材をふんだんに使って、やわらかいアットホーム的なそういう雰囲気の駅ができないかとかの意見。それからもう一つは、これは少し問題でありますが墨色のラインを使えないかとか、そういった意見も出たところでございます。


 しかしながら、鉄道・運輸機構としては原則、大幅な構造の変更とか、あるいは工事費が高くなるようなことについては受け入れがたいという第1回目のお話でありましたので、その線に沿って市長に答申したところでございます。


○副議長(木島信秋君) 念のため申し上げます。発言の途中でありますが、中村議員の持ち時間は13時20分までであります。


               〔2番 中村裕一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君起立〕


○2番(中村裕一君) 時間が迫っていますので、最後に新幹線の停車数です。


 上越新幹線で言えばMAXときとたにがわの違いがあるように、こちらの方を走る北陸新幹線もそういう列車が走ると思いますが、この新黒部駅には、MAXときのような列車が停まるように市長に要望していってほしいと思いますが、いかがでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 黒部駅の停車本数については、非常に大事な問題だと思っていまして、これまで我々が聞いてきたのは8割、9割方は本数的には停まるだろうと言われています。


 その中で速達性を重視するものについては、当然、大きな駅といいますか、金沢駅、富山駅、あとは何カ所か停車してそのまま東京に行くような速達性を重視したものについては、なかなか黒部駅に停車することはできないのではないかと思います。ただ、できるだけ多くの停車本数が確保できるようには努力はしていきたいと思います。


               〔2番 中村裕一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 2番、中村裕一君。


               〔2番 中村裕一君起立〕


○2番(中村裕一君) そのようにJRに働きかけて行ってください。


 これで、時間もきましたので、私の質問を終わらさせていただきます。


○副議長(木島信秋君) 次に、6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君登壇〕


○6番(谷口弘義君) 発言通告に基づいて、5項目について質問をします。


 まず最初は、国民健康保険についてであります。


 私どもは、これまで何度も所得の少ない住民の皆さんの医療費の自己負担の減免制度を求めてきました。また、厚生労働省に出向き、市への財政支援も求めてきました。


 厚生労働省は、ことしの9月に医療費の自己負担の減免制度、この通知を出しています。交付金で補助する減免基準の改正であり、減免の基準を示しています。県は、各市町村に取り組むように求めたとのことでありますが、市でも国民健康保険法第44条に基づく一部負担金減免の準備をされていると思いますが、準備の方は大丈夫でしょうか。


 黒部市は、昨年、国民健康保険税を1世帯平均で3万3,000円、25.6%も引き上げました。住民からは、このような不況で生活が苦しいのに、こんなに上げるとは何事だ。何を考えているのか。こういった怒りの声が多く出されました。引き上げから1年が経過した今日、国保税の滞納世帯は6月時点の調査では、引き上げる前の前年の2倍となっています。これは、加入世帯の1割を超えています。


 滞納者に対して、短期保険証の発行がふえています。短期保険証を発行している世帯の生活の実態をどう把握しておられるのか。また、こういう世帯に対しての援助など、どのような手だてをとられているのか答えてください。


 ところで、解雇された人に対する国保税の減免制度が、ようやくこの4月から実施されました。市内で減税の適用者は何名なのか。また、市として新たな就労のための支援をしてきたのかを答えてください。


 国民健康保険税の引き下げを求める声が強まっています。国保会計は、2009年度決算で1億1,000万円以上の黒字となり、今年度10月末で7,300万円の黒字となっています。住民の皆さんの引き下げの要望にこたえるべきと思いますが、どうでしょうか。


 次に、介護保険制度について質問をします。


 介護保険制度が施行されて10年が経過しました。介護の社会化をうたい文句に発足した制度ですが、保険料、利用料の重い負担、特別養護老人ホームの待機者が多数に上っています。ある在宅介護をしている人から聞かされました。「老々介護で本当につらい。このままでは自分もつぶれる。早く何とかしてくれ。」、こんな訴えをされています。まさに保険あって介護なしというべき深刻な問題となっています。新川地域介護保険組合任せでなく、市独自の施策を講ずることであります。


 特別養護老人ホームへの入所待機者が、10月時点で市内で122名、そのうち認知症の方が110名と伺っております。市長は、さきの9月定例会で私どもの質問に対して、新しい施設をふやす方向で考えると答えておられます。


 早期の対策が必要だと思いますが、具体的にどう検討されたのか答えてください。


 ところで、黒部市は2007年度から要介護2以上の認定者の所得税や住民税の控除を行っています。税控除制度の対象者は何名か。適用人数は何人でしょうか。


 この制度の周知徹底が必要であります。どのような方法を考えておられるのか答えてください。


 政府は、介護従事者の人材不足や労働条件の改善のためにと介護報酬の3%引き上げや1万5,000円の処遇改善制度を設けましたが、市内の事業所、介護従事者への効果はどのようなものであったのでしょうか。


 処遇改善制度は、2012年3月で終了となっています。政府に制度の継続やさらなる充実を求めるべきでないでしょうか。また、市独自でも介護従事者の人材不足や労働条件の改善などを行うことであります。あわせて答えてください。


 政府は2012年度から、介護保険の利用料や保険料を大幅に引き上げ、サービスの削減など、介護保険の見直し案を検討しています。


 わずかな年金で生活をしている人には、負担が重くのしかかると思われますが、このことに対して、市長はどのように考えているのかを答えてください。


 3項目目は、妊婦健診についてであります。


 私たちは、これまで安心して子供を産み育てられる環境の整備を強調してきました。2年前から行われています妊婦健診の14回までの無料化は大変喜ばれてきました。もちろん市の負担がありましたが、子育て支援、少子化対策として有効な施策であります。


 妊婦健診の14回までの国の助成制度は来年3月で終わることになっていますが、国に継続を求めていくことであります。妊婦健診の6回から14回までの国の負担は、1,800万円余りと聞いています。


 仮に国が行わなくても、子育て支援として市がこの事業を継続していくぐらいの気概が必要と思いますがどうでしょうか。以上、2点をあわせて答えてください。


 4項目目は、住宅のリフォームへの助成制度についてであります。


 長引く不況の中で市内の業者の仕事が激減し、大変厳しい状況になっています。


 住宅のリフォームは、多様な業者の仕事を生み出すことができ、地域経済活性化に効果があると言われています。


 住宅のリフォーム助成制度が、どのような経済効果があるかを調査・研究する必要があると考えますが答えてください。また、住宅のリフォーム助成制度についての市長の考えはどうなのかも答えてください。


 最後の質問であります。


 大島キャンプ場と隣接する市の土地の松枯れの原因と対策についてであります。


 このキャンプ場は、白砂青松の地として市民だけでなく県内外の人からも利用され、親しまれています。


 このキャンプ場や近くの市の土地の多くの松の木が枯れてきています。市では、これまでも伐倒処理を行ってきましたが、松枯れの原因は何なのか調査の必要があります。民家や駐車場近くに立ち枯れの木もあります。住民や利用者に被害を及ぼす恐れがあります。処理を急がなければなりません。この2点について答えてください。


 以上であります。


             〔6番 谷口弘義君自席に着席〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、谷口議員の個人質問にお答えを申し上げたいと思います。


 まず、最初の項目であります国民健康保険法第44条に基づく一部負担金減免の準備は大丈夫かということでありますが、この国民健康保険法第44条につきましては、これまで何度もご質問をいただいているところであります。


 去る9月13日、厚生労働省より一部負担金の徴収猶予並びに療養取り扱い期間の一部負担金の取り扱いについての一部改正の通達が出されました。この一部負担金の減免及び保険者徴収に関する適用基準等が明確になったところであります。


 本市といたしましては、この改正の内容を精査し県下の市町村との均衡にも留意しつつ、関係機関との調整を図りながら一部負担金の減免実施を前提に検討してまいりたいと考えているところであります。実施の時期につきましては、実施に当たってのは諸課題が整理され次第、適用できるように努めてまいりたいと考えているところであります。


 次に、2点目の短期証の発行している世帯の状況の把握と援助等の手だてについてのご質問にお答えをいたします。


 平成20年10月時点での短期被保険者証の発行数は102世帯、平成21年10月では177世帯とふえておりますが、ことしの10月では120世帯となっているところであります。従前は、滞納世帯であってでも通常期間の被保険者証を発行した上で分納の誓約をいただいておりましたが、その誓約を守っていただけない世帯がふえてきておりました。


 そのために現在では、滞納世帯にあってはその度合いによって納税の相談機会をふやすために短期被保険者証を発行しているところであります。分納の誓約を守っていただけない方につきましては、市役所窓口での納税相談や督促の個別訪問等を通じて、直接事情を聞かせていただいているところであります。その上で、ご家庭の状況、負担能力等を勘案しながら、必要に応じて分割納付等を行っていただいております。


 次に、3点目の非自発的失業者に対する減免制度の対象者は何名か。市としてどのような就労のための支援を行っているのかの質問についてお答えをいたします。


 現在の対象者につきましては、11月末時点の申請にもとづく決定者で91人、軽減額で906万円でありますが、軽減決定後であっても就労により社会保険へ移行される方は、この対象から除外することになっております。


 また、市としての就労支援につきましては、ことしの6月から月1回、第1金曜日に富山県非正規労働者等総合支援センターと連携いたしまして、住宅に困窮しておられます求職者に対する情報提供をはじめ、求職者が活用できる融資制度や生活支援制度の情報提供、就業訓練に関する情報の提供などについて、生活就労相談員が相談に応じさせていただいております。


 このほか、富山県技術専門学院等にて再就職のための技能訓練を受講された方のうち、黒部市に引き続き2年以上居住する満65歳未満の方には、訓練課程が5カ月以上の場合3万円、5カ月未満の場合2万円の奨励金を交付し、就労を支援しているところであります。


 次に、4点目の国民健康保険税の引き下げを求める声が強い。国保会計は平成21年度決算で1億1,000万円の黒字となり、今年度10月末で7,300万円の黒字となっている。これについてどう考えているのかのご質問でありますが、ご案内のとおり平成21年度の国民健康保険事業特別会計の決算は、歳入総額36億9,600万円、歳出総額35億7,800万円と収支差し引き1億1,800万円の収入超過となったところであります。


 収入超過、いわゆる黒字となった要因といたしましては、近年の国保事業の収支改善のために平成21年度に国保税の見直しを行わせていただいたことが大きく寄与しているところであります。


 支出の面では、保険給付費は、結果として平成20年度対比で約6,500万円の減となりました。しかしながら、被保険者の高齢化や高度医療の充実など、近年の医療費の増嵩圧力は解消されているわけではございません。また、不測の事態に備えるための国保財政調整基金の積立額は現在のところまったくなく、本市の国民健康保険事業の運営は引き続き不安定な状況にあると言わざるを得ません。


 今年度途中の収支だけで今年度の決算を見込むことは困難でありますが、国民健康保険事業の運営につきましては、当面の間、注意深くその推移を見守るべきと考えているところであります。まずは保険税や交付金、保険給付等、その年の歳入歳出の増減に左右されない安定した財政基盤を確立することが大切であり、今後、結果として一定の収支余剰金があれば、国保財政調整基金に積み立てることも検討すべきと考えているところであります。


 次に、質問の2つ目の項目であります介護保険制度についての1点目、特別養護老人ホームへの入所待機者がふえている。早期の対策が必要だが市としての対策はどうかについてでありますが、平成21年度から平成23年度を計画年度としている新川地域介護保険組合の現在の第4期保険事業計画におきましては、施設整備に関する国の基本指針を踏まえまして、特別養護老人ホームなど介護保険施設の整備は計画されておりませんでした。地域において高齢者が可能な限り在宅での生活を継続できるように地域密着型サービス基盤の計画的な整備が位置づけられており、これまでに小規模多機能型居宅介護や認知症対応型共同生活介護などの施設整備を進めているところであります。また、在宅で入所待ちをしておられる高齢者が安心して地域で生活できるよう在宅生活における通所型や訪問型の居宅サービスをはじめとする各種在宅福祉サービスの充実を図ってきているところであります。


 次の計画期間となります第5期の事業計画期間の平成24年度から26年度までの3年間につきましては、現在、国において制度改正が検討されているところであり、国の動向を踏まえ、新川地域介護保険組合と連携して地域の実態や課題、ニーズを把握するための調査を実施するなど、市民の皆さんが真に必要とするサービスの見きわめを行って、施設サービスと居宅サービスのバランスや給付と負担のバランスを考慮しながら、第5期の介護保険事業計画策定に取り組んでまいりたいと考えているところであります。


 先ほど議員からもありましたが、第5期の計画の中では1市2町の地域の状況もかんがみながらも計画的にふやしていければと考えているところでありますが、その規模についてはまだ検討中でありますので、ご説明できるような段階ではないと考えております。


 次に、2点目の要介護2以上の介護認定を受けている人の税控除制度の適用人数はどうか。この制度の周知徹底が必要だと考えるがのご質問でありますが、黒部市では身体障害者手帳等を持たない65歳以上の要介護認定高齢者で市が定める認定基準に該当する方に対して障害者控除対象者認定証を交付をさせていただいております。


 この認定証を確定申告の際などに提示することで、所得税、市県民税の障害者控除を受けることができます。認定を受けるためには、本人または家族の申請が必要であります。


 黒部市では、本制度を開始した平成19年分から平成21年分まで、これまで計363名に認定証を交付させていただいております。ちなみに、本年10月末現在、対象範囲の要介護2以上の方の人数は893名であります。


 本制度の周知方法といたしましては、市の広報や市ホームページへの掲載、市内及び近隣市町の介護サービス事業所や病院へのチラシの配布をしている他に、ケアマネジャー等を通じて家族への案内も行っており、今後も引き続き、本制度の周知に努めてまいりたいと考えているところであります。


 次に、3点目の介護従事者の人材不足や労働条件の改善と介護報酬の3%引き上げや1万5,000円の処遇改善制度で市内の事業所、介護従事者への効果はどうであったのか。そして、処遇改善制度は平成24年3月で終了となっているが、政府に制度の改善や継続を求めるべきと思うがどうか。また、市として介護従事者の人材不足や労働条件の改善等できることは何かについてのご質問にお答えします。


 この介護サービスにおける介護従事者の離職率が高いことから、人材の確保を図るため介護従事者の賃金水準の向上、研修体制や休暇体制等の職場環境の充実などの処遇改善のための対策として、平成21年度から介護報酬が全国平均で3%増額改定されたところであります。さらに、平成21年10月には、他の業種との賃金格差をさらに縮めるため都道府県が実施主体となった介護職員処遇改善交付金が始まりました。


 介護報酬の増額改定につきましては、サービスの提供ごとに初回加算や中山間地地域加算、そして介護福祉士の配置充実に伴う加算等を基本とされております。


 介護職員の賃金アップ状況につきましては、毎年の定期昇給に介護報酬改定率相当額をプラスされている事業所や夜勤手当などの増額、資格取得奨励金の新設、あるいは特別休暇や研修の充実など、各事業所において企業力を踏まえながら働きやすい職場環境の構築に向け実態に即した処遇改善に努められている状況だと推察いたしております。


 また、介護職員処遇改善交付金につきましては、介護業務に従事する職員、いわゆる常勤換算介護職員を対象として、毎月の介護費用総額に対してサービス事業ごとの交付率に基づき、サービス事業者に直接交付されるものであります。介護職員1人当たり月額1万5,000円程度が見込まれているものであります。


 新川地域介護保険組合では、平成21年度における管内事業所の処遇改善状況について独自に調査を実施しており、その結果は、定期昇給時の基本給の増額やパート職員賃金の増額、初任給や諸手当を改善するものなど、各事業所の実用に応じ取り組まれておりました。


 なお、黒部市内の状況につきましては、平成22年3月末現在で対象となる事業所は14法人34事業所がありました。このうち11法人30事業所が県に対して交付金の申請を行っておられまして、平成21年12月から平成22年3月までの4カ月間における1人当たり平均賃金改善額は、約1万5,500円であり、実態に即した処遇改善と雇用の定着に努められている状況だと考えております。また、介護職員の処遇改善制度の継続や介護従事者の人材不足と労働条件の改善等につきましては、全国市長会等を通じて国に働きかけてまいりたいと考えているところであります。


 次に、4点目の政府は2012年度から実施予定の介護保険の利用料や保険料を大幅値上げ、サービスの削減等、介護保険の見直し案を検討している。負担者、特に年金生活者には負担が重くのしかかっていると思うが、市長の考えを聞きたいというご質問についてでありますが、先月、厚生労働省は平成24年度からの介護保険料が全国平均で月額約5,200円になるとの試算を社会保障審議会介護保険部会に示して、その抑制策として既存サービスの給付制限や利用者負担増などを検討するよう求めたとの報道がございました。


 現在、新川地域介護保険組合におきましては、保険料の月額は基準額が3,900円と富山県内で1番低い額となっておりますが、平成24年度から26年度までの第5期の介護保険事業計画期間におきましては、高齢化の進展により、サービス受給者が増加していることや要介護者の介護度が重度化していることなどから、国の試算と同様に保険料の増額は避けられないものと考えております。


 しかしながら、より適切なケアマネジメントの推進、あるいはサービス提供体制の適正化等の取り組みの一層の強化、さらには介護予防事業の充実などにより、介護給付費の適正化等、保険料の抑制に努めてまいりたいと考えております。


 なお、第5期の事業計画の策定に当たりましては、今後の国の動向を注視するとともに、新川地域介護保険組合の中で、低所得者にはできるだけ負担にならないような保険料設定を協議していきたいと考えているところであります。


 次に、3点目の質問項目であります子育て支援、妊婦健診についての1点目、妊婦健診14回までの国の助成制度は来年3月で終了するが、国に継続を求めていくべきと思うがどうかとの質問でありますが、妊婦健診に対する公費助成制度につきましては、今年度末までとされておりましたが、さきの臨時国会において来年度も公費助成を継続できるようになりました。


 この補正予算の成立を持って、引き続き平成23年度においても妊婦の方が健診費用の心配をせずに妊娠中に必要な14回の検診を公費で受けることができる財源が確保されたところであります。


 次に、2点目の国が行わない場合、子育て支援として市が財政措置をするべきと思うがの質問でありますが、安全・安心な出産の環境整備は、少子化対策の柱の一つとして推進されてきたところであり、妊婦健診の公費負担を14回に拡大されたことで、妊婦の方の早期届け出数の増加、飛び込み出産の減少など、母体や胎児の健康を確保を図る観点からも必要なものと思っております。


 平成24年度以降も妊婦の方の健康管理の充実と妊婦健診の経済的負担の軽減が図られるように財政措置の継続について、他の市町村と連携しながら国に対して強く要望してまいりたいと考えております。


 次に、4点目の項目でありますリフォームの助成制度の実施についての1点目、この住宅リフォーム助成制度の調査・研究についてのご質問にお答えをいたします。


 住宅リフォームにつきましては、多種多様な業種にかかわることから、地元の業者の方々にも仕事がふえ、経済活性化に大変有効であることは議員のご指摘のとおりだと思っております。住宅リフォームを誘導する助成制度は大変有意義で効果があるのではないかと考えているところであります。


 現在、黒部市の住宅関係の助成制度といたしまして、木造住宅の耐震改修、あるいは屋根融雪装置の設置、そして高齢者等住宅改善、そして今、積極的に行っております太陽光発電システムの設置、あるいはディスポーザの設置などについて助成を行わさせていただいておりまして、これらはリフォームの際にも活用できる制度になっております。今後は、現在の助成制度がより充実したものになるように他市の助成制度なども参考にさせていただきながら、調査・研究していく必要があるのではないかと考えております。


 2点目の住宅リフォーム助成の考えについてでありますが、現在、市が行っております住宅リフォームへの助成や民間宅地開発への助成をはじめとする住宅政策は、総合振興計画の中で掲げられております、「愛着があり、住み続けたいまちの実現」に向けた重要な施策であります。また、冷え込んだ地域経済の活性化を図るためにも、大変有効ではないかと考えております。この総合振興計画に沿った住宅施策を進める上でも、ご指摘のように調査・研究を行って、現在の制度のPRに加えて、新たな住宅の助成制度についても検討して住宅関連助成制度充実を目指してまいりたいと考えているところであります。


○副議長(木島信秋君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君登壇〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 次に、質問項目の5点目、大島キャンプ場隣接市有地の松枯れの原因と対策についてお答え申し上げます。


 議員ご指摘のとおり、大島キャンプ場周辺の松枯れにつきましては、パークゴルフ場内に1本、バーベキュー広場やキャンプ場に25本程度、近隣市有地にも数本見られる状況にあります。


 松枯れは、老木内にマツノザイセンチュウ、松くい虫が、繁殖し仮道管のつまりで、松の木が水不足に陥ることが原因であり、その防止対策は定期的な樹幹注入が効果的であると言われております。


 そのため、市ではパークゴルフ場内や大島キャンプ場内において定期的に樹幹注入を行い防止に努めるとともに、枯れてしまった松の木につきましては、危険箇所等、優先度を見極めたうえで伐倒し、チップ化等の処理を行っているところであります。


 松くい虫は、マツノマダラカミキリによって運ばれてきますが、このマツノマダラカミキリが松から飛び立つ春先までに伐倒処理する必要があります。本年度につきましては、12月20日ごろを予定しているところでございます。今後も引き続き、松くい虫被害の防止に努めるとともに、枯れてしまった木については伐倒処理を進め、周辺の市民の皆様や施設利用者に被害が出ないように努めてまいりたいと考えております。


           〔産業経済部長 米陀峰信君自席に着席〕


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) それでは、再質問をします。


 国保法第44条については、医療機関での窓口支払いの一部減免制度でありますが、これまで随分私らで求めてきたわけですが、いよいよ厚生労働省もそういう通達を出し、やってほしいということになりました。市長が、先ほど言われましたように今その準備をしているところだが、この実施に当たってはまだはっきりと言えないということです。


 そこで市民生活部長に伺いますが、減免の基準に照らし合わせれば、対象者は何名いるのでしょうか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 国保法44条の減免の対象者を言われましたが、現在のところ把握しておりません。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) わからないということですから、後でまたその結果について調査していただき、その資料をいただくことにいたしまして、せめて今までも言ってきたことだし、厚生労働省の通知もありますし、県の方からも取り組むようにという求めもありますので、新年度からでも行うように準備を急がれたらいかがなものでしょうか。市長どうですか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 課題の整理がされ次第と考えておりまして、新年度からできれば良いのですが、その辺の課題の整理と近隣の市町の動向を見きわめながら、できるだけ早く実施したいと考えております。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) 今までも近隣市町の動向を見ながらと市長がおっしゃってこられましたが、ここで思い切って近隣市町の先駆者になるような立場、今までもダムの問題など素晴らしいことをいっぱいやってこられたでしょう。国保の短期保険証の発行にしても相当の決意を持ってやってこられた。このことについて、私は大変な努力をしていると認めるんですよ。ここで、もうひと踏ん張りして、近隣市町村に先駆けてやっていただきたいと思います。この件についてはやることがわかりましたので、なるべく早くということでお願いをいたします。


 次に、短期保険証の発行がものすごくふえています。


 残念ながら6月時点の調査のため、ばらつきがあると思いますが、値上げをする前の前年度に比べると倍以上になっています。倍以上とは、先ほど160件と言われましたが、そういうことなんですね。こういう短期保険証の方々の実態を調査しながら分割の納入のお願いをしているということでありました。


 それで伺いますが、そういう調査されている家庭とはどういう家庭なのでしょうか。


 どういう家庭というか、どういう生活実態だとか、例えば徴収がなかなかできない家庭については、特別徴収ではなく普通徴収の方だと思うんですね。しかもその生活保護世帯でない、ぎりぎりの線の方と思うのですが、私の考えが間違っているか。また、そういう生活状態がどうであったのかお願いいたします。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 短期保険証の関係でありますが、先ほど議員が言われた発行数でありますが、20年10月では102世帯、それから値上げをいたしました21年10月では177世帯とふえております。ただし、ことしの10月現在では120世帯と減少しているところであります。


 それで議員ご存じのとおり、この短期証の関係につきましては、分納に応じていただけるということで、懇切丁寧に対応しておりまして、確かに分納しなければならないような生活状況であると認識をいたしております。そこまで、それ以上の相談事は今のところないものですから、例えば福祉関係的な貸付金等の話がもしあれば応じていきたいとは思っております。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) 分納されている方については、大変厳しい生活の中でと言われましたが、私も特別徴収であれば年金から引いてしまいますが、普通徴収ですから年金から引けないくらいの少ない年金受給者だと思います。


 その中で大変でしょうね。食べていくのも食べれないのに保険料をくれと言ってもなかな貰えないでしょう。そういう苦労を察して、私は質問しているわけなんですよ。


 それで、次に伺いますが、この解雇された人に対する国保税の減免制度。何遍も言ってきましたが、ようやく今年度から実施されているわけですが91人ということであります。こういう制度を設けたのは、どうしてなのでしょうか。お聞かせください。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 非自発的な退職をやむなくという形でございます。お勤めのときには社会保険等に加入でございますが、お仕事をなくされまして国保に移ったということであります。それぞれの収入が落ちて国保税の納入が困難だということでありまして、このような非自発的なものに対する制度が成立いたしました。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) いずれにしろ、この制度ができたのは収入が少なくて生活が厳しい。そういう人達に対する援助制度というか補助制度だと私は考えているのですが、市民生活部長、それでよろしいですか。それでよろしいそうであります。


 それで次に入りますが、黒部市の国民健康保険には法定減免制度、それと市独自の減免制度があるということで、私は資料をいただきましたが、この資料の中には国民健康保険税を減免することができるということで今から伺いますが、今言われましたように、生活困窮者、災害、その他の事情、著しく収入が減った人。この中には、解雇者も入ってくると思います。また別につくりましたけども。それと前2号に掲げるほかの特別な理由があるときと書いてあります。


 そこで伺いますが、特別な理由とはどのような理由なのでしょうか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 市の国保条例の第27条に書いてございます条例による独自の減免でございまして、その中には、次に掲げるものの必要がある者に対して減免することができるとしております。


 谷口議員お尋ねの前2号に掲げる者の他ということでありますので、それこそ市長が、この1号、2号に書いてない。ようするに生活困窮者でもない、また、災害、その他の特別事情により著しく所得の減じた者とそれ以外の者ということであります。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) だからそれ以外とは何かを質問しているのですよ。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) それ以外のことで、いろんな状況に対応するための条例ということで記載されているものと思います。いろんなケースがあるのかなと思いますが、その範囲に入らない方で必要と認める方と理解をいただきたいと思います。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) それでは市長に伺いますが、例えば生活保護世帯並みの収入の方でも受けられない方がおられますよね。例えば預貯金があるとか、そういう方は受けられないわけです。それでそういう受けられない方でも生活保護世帯並みの所得しかない。あるいは、それ以下の所得の方もおられるのですよ。そういう方は、特別な事情に入らないのでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) その個別のケースについては、その状況を判断して市長が決めるということでありますので、そういう具体的な想定の中で判断をさせていただく。一般論ではないと思います。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) 一般論でないから市長に聞いているのです。これが一般論であれば市長に聞かず部長に聞きます。これは、きちんと基準があるわけですから。一般論でないから市長の考えを聞いている。私が言ったように生活保護基準以下の方々のそういう収入しかない方々については、私は特別な事情と考えます。生活保護を受けることになぜ基準を設けているのでしょうか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 国民として生まれた以上は、最低の保障のことでございますので、それを下回る。また、収入等がなければそれを支援する。また、生活保護の中には自立も支援するとしております。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) 市民生活部長が言われましたように生活を営むための最低基準だということです。


 そうすると私が言っているように、その最低基準にも届かない所得の方々をどうするのですかとなると、これは特別な事情に入るのではないかと言っているのです。


 市長、もう一度お願いいたします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) ですから総合的な判断の中で、そのケースバイケースで考えていき、判断をしたいと思います。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) それでは、黒部市が決めている市独自の減免制度。今まで何人の方が適用になりましたか。また、今現在、そういう方がおられるでしょうか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) これは、税の関係でありますので調べましたら、現在1件ございます。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) 現在、1件とはどういう、詳しく言わなくても結構です。プライバシーの問題になりますので。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 第27条の第3号に該当される方でございます。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) それはわかりませんから、後でまたお願いいたします。


 そういうことで、この国保税については25.6%も上げるという事情のもとでこういう方々が出てきた。また、今言われたように1件しかないということになれば、これは制度があってもないようなものでしょう。だから、こういう制度をせっかくつくったのなら命のある制度にしてほしいのですよ。せめて、このもうちょっと何でもできるという中には、生活困窮者をどう見るか。あるいは特別な事情があるものをどう見るか。


 これは、市独自でもってゆるくもできるわけでしょう。それをゆるくしてほしいと言っているのです。そういうことで質問を続けさせていただきます。


○副議長(木島信秋君) 発言の途中でありますが、谷口議員の持ち時間は14時18分までであります。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) それでは、急いで再質問させていただきます。


 介護保険制度について、市長は9月定例会で私どもの会派の橋本議員の質問に対して、新しい施設をふやす方向で考えると答弁されました。これにものすごい期待をしてたのです。ところがよく聞いてみると、この5期の中でできるものの中で考えていきたいということでしょう。


 だから私が、さっき言ったように、新川地域介護保険組合に準ずるのではなく、新川地域介護保険組合を引っ張っていく。そういう気概の中で、この122名の待機者。さあどうしようかという時に、市長が決断するべきところに来ていると思うのです。


 私も新川地域介護保険組合の議員をやっていますので、そういう家庭をたくさん回らせていただきました。今、事例を言いました老々介護で大変だと言ったのは、ほんの一例しか申し上げませんでしたが、まだたくさんあるのですよ。要介護2で行けないけども、本当に頭が少し認知症になっているけども、歩き回るので大変なんだと。体が元気で頭が元気じゃないということで大変なんだと。


 こういう人たちも全部この入所申し込みをするわけですが、そういう家庭の皆さんの苦労を少し市長が決断して、今、石田にもつくりますけども、そういう施設をもっともっと、なるべく早くふやしていただきたいと思うのですが、市長いかがでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 第4期の計画の中で、地域密着型サービスの施設については計画的にふやしておりますし、それは予定どおり実施したいと思います。そして、今ほど言われた特養をはじめ、そういう施設の増設につきましては、第5期の計画の中で考えていきたいと思います。また、新川地域介護保険組合の中で、黒部市長は理事長でありますので、地域全体のバランス、あるいは保険料に対する反映なども考慮しながら考えていかなければ、なかなか全体の理解は得られないと思っています。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) これについては、なるべくせっぱ詰まった問題ですから、急いでやっていただきたいと思います。


 あと介護報酬の問題については、1万5,000円、3%値上げしましたが、その前の自公政権の中で4.7%も引き下げて、それこそ社会保障費を毎年2,200億円引き下げてきたツケが今きていると思うんですよ。


 だから一概に民主党政権も悪い、自公政権も悪かったと私は言いたいわけですが、その前に市としてそういう介護労働者、どうやって改善していくかが必要なのですが、市長答弁では改善されたと推察していますということで、なかなかこの良くなったとならないと思います。ただ、1万5,000円の処遇改善制度については、私も何回も質問してきましたが、これは、直接介護に携わっている人しかならないわけですよね。だから、事務をやっている方だとか介護施設で給食を作っているそういう従業員の方は、全然関係がないわけです。


 そのために私は、今度の2年後の改定にあわせて継続と充実を国にぜひ要望してくれと言ったのはここなのです。ぜひ市長、その辺をよろしくお願いいたします。どうでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) この介護報酬の充実等々、先ほどの施設の話もありますが、いずれにしてもそのことが全部保険料に反映することもありますので、給付と負担のバランスを十分考えていかなければ、あれもこれもやるということになれば保険料が大幅に上がることにもつながります。


 その辺について、よく検討させていただいて実施していきたいと思います。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) もうあまり時間がありませんので、もう1点お願いいたします。


 介護保険料の値上げに対して増額を避けたいと言われましたが、市長が明確に答えなかった点が一点あります。


 それは、こういう保険の値上げに対して年金生活、少ない年金を貰っている人達のことについて、こういう人達がどうやってこの値上げ分について工面するのか。市長ならどうするのか答えてください。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 工面の方法は、それぞれ個人の問題ですから、この辺のバランスをいろいろ考えなければいけないことがありますが、それは各自で努力していただきたい。本当の困窮者に関しましては、減免の措置等いろんな制度がありますので、やれることについてはやっていきたいと思います。


               〔6番 谷口弘義君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 6番、谷口弘義君。


               〔6番 谷口弘義君起立〕


○6番(谷口弘義君) 今、市長に工面する方法を教えてくれと聞いてもわかりませんよね。だって市長は低所得者じゃないですから。


 だからそれを聞くには低所得者のところに行って、値上げについてどうするのかを担当者の皆さんが聞いてきて、どうするかを考えないとできないです。年金生活で3万円ほど貰っていて値上げ分を工面せよと言ってもできないでしょう。


 だから値上げは避けるべきだと思うのです。そのことを政府にきちんと言ってきてください。そのことを言いまして質問を終ります。ありがとうございました。


○副議長(木島信秋君) 次に、9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君登壇〕


○9番(寺田仁嗣君) 皆さま、ご苦労さまでございます。大変お疲れと思いますので、極力短くします。早いものでことしのカレンダーも最後の1枚となりました。一年の早さを思い起こさせる季節を迎えております。


 今定例会に当たり、きょうは、こども支援策についてのみ質問しようと思っておりましたが、最初に新幹線対応の心のもやもやを晴らす質問から入りたいと思います。


 午前中、松原議員よりロシア大統領への抗議の質問もありました。私は、一部類似した質問になるかと思います。


 それでは、予定どおり入りますが、中村議員と質問の重複する点がございますので、答弁では割愛されても結構だと思います。


 それでは、最初に黒部市の最重要課題であります新駅周辺整備計画についてお伺いいたします。


 全整備計画の進捗はどのような位置づけで進行しているのか。また、当市の累計投資額は幾らで、来年度大枠の予算額は、どれぐらいを予定されているのかお答え願いたいと思います。


 先日、平成22年度の国の補正予算における新幹線整備費として195億円、路線別として北陸新幹線に151億2,000万円を配分することが出されました。富山県には、68億8,000万円で県内3駅に充当したいとのことです。


 (仮称)新黒部駅には、どれだけの配分になるのかお伺いいたします。


 今回の補正予算の配分は、石川県には69億4,000万円、長野県には13億円、新潟県にはゼロ配分となりました。その理由として、新潟県は、線路や駅舎の施設整備に係る建築認可に同意していないためとしております。


 ここ1、2年の新潟県の地方負担をめぐる騒動からして、新潟県知事と国土交通省の溝が、まだまだ埋まっていないという現実を改めて浮き彫りにしたのではないでしょうか。非常に汚い言葉ですが、過去、だだっ子のような振る舞いで子供のおもちゃ箱をひっくり返したような一連のガチャガチャな話を聞く中で怒りを感じます。開業を目の前にして、新潟の乱がまた起きるのではないでしょうか。


 東北新幹線が、新青森駅まで当初計画よりも3カ月も早く、12月8日に全線開業しました。いろんな言い分があると思いますが、新潟の乱に屈していたら北陸新幹線の開業は遅れかねません。民主党のむだの排除からして、遅れることがあったら大きな問題につながります。国家プロジェクトを1人の知事によって左右されてはなりません。議員の皆さんはどう思いますか。


 再度、この一連の事態について、市長の所見を聞くと同時に、今後このようなことがないことが前提だが、再度問題が起きたら沿線関係市町村と協力なスクラムを組んで、まず石井知事に今まで以上に毅然とした態度で臨むことを市長が中心になって進言すべきではないでしょうか。市長の考えをお聞かせください。


 少し大きな声で言いましたが、続いて子育て支援体制の充実として発明工夫展の誘致について、市長にお伺いいたします。


 ことしも恒例の富山県発明工夫展が、第48回として富山市民プラザで開催され、大変好評でありました。昨今の景気を踏まえた産業界を見るにつけ、一時エコ対応で個人消費が伸びたものの、ここに来て世界経済の減速による輸出の落ち込みと円高による雇用不安などを筆頭に厳しい状況が続く中、一進一退としての明るさが見えてきません。


 こういった環境の中にあって、いつも思うことの一つに私は、YKKの創業者である吉田忠雄の言葉が頭に浮かびます。常に口癖のように失敗を恐れるな。もう紙1枚分の努力をせよ。人間と動物の違いは、発明工夫ができるかできないかである。社員集会や役員会等を通して発明工夫の重要性を力説したのであります。


 ことしの発明工夫展の趣旨も我々は多くの創意工夫が、あらゆる分野において生まれるように努力をしなければなりません。発明工夫展は、発明工夫に対する関心と創作することの喜びを植えつけ、生活に潤いを与える充実したものにすると毎回、この趣旨がつらぬかております。


 黒部市の農商工業をひも解いてみますと、集荷の出荷額がどんどん下がってきております。なにも直接発明展とすぐ直結するわけではありませんが、将来の黒部市を担う子供たちに夢を掴むヒントを与える発明工夫展を市内で計画みてはどうでしょうか。何も子供たちばかりではありません。我々大人にとっても大いに考えさせられるものがあります。常に考え工夫することは、日常生活の中ではどんな分野においても大切なことであります。


 今回もこの発明工夫展で、市内の小・中学生において優秀な作品が多く賞を受賞されております。その点は大変評価できると思います。


 しかし、さらにたくさんの子供たちと市民に身近なところで観覧の機会を与えることは、現在にまして富山県のものづくり及び黒部市のものづくりに大変な意義があると思いますが、市長の思いをお聞かせください。


 次に、3つ目としまして学童保育について市民生活部長と市長にお伺いいたします。


 近年、児童を対象とした凶悪犯罪が地方にも広がり、児童の取り巻く環境の悪化が懸念される中にあって、黒部市においては、ことし前沢校下を最後に全地区で学童保育が実施されました。特に低学年の児童をもつ家庭で放課後の児童の養育に不安を抱える家庭が多く、安心して働くことができる環境整備こそが家族の願いでありました。


 市長のマニフェストの一つである子供を守ることは、未来の黒部市を守ることにも相通じる子育て支援ではないでしょうか。


 そこで先日、厚労省が発表した学童保育で重傷事故発生集計結果が公表されました。全治1カ月以上の大半は骨折事故で、1カ月未満の件数はどれくらいあるか把握されていない。相当あるのではないかとのことでございました。


 黒部市のこれまでの実情はどのような状況かお伺いいたします。


 平成19年4月にスタートした若栗地区の学童保育においても、開設の初日に救急車を呼ぶスタートであったことから、指導者は大変な思いで日々の業務に当たっておられます。


 学童保育を取り巻く環境について、それぞれの施設や人数、また指導者、そして運営面も違いますので、それぞれの問題があるかと思いますが、厚生労働省のガイドラインとあわせてお聞かせください。


 市長には、今後の対応とあるべき姿についてお伺いいたします。


 最後に、校庭、グラウンドの芝生化についてお伺いいたします。


 私は、昨年の9月定例会で、グラウンドの芝生化について教育長に質問させていただきました。また、予算特別委員会においてもグラウンドの芝生化について指摘してまいりました。


 昨年は、ふれあい交流館についてのグラウンドの芝生化であった関係上、施設の利用増を見込めるかどうかも含めて総合的に調査・研究を進めてまいりたいとの答弁だったかと思います。


 その後、どのような結果になったか改めてお伺いいたします。


 今回、再度芝生化について申し上げますが、秋の保育所の運動会は朝から大変に風が強く、競技の進行に手を焼くと同時に、風下の保護者の方が観戦に目を開けておれず、大変な思いでございました。運動会終了と同時に保護者の1人から、「保育所のグラウンドを芝生になぜできないのか。」と厳しい口調で質問されました。


 私は、風のためもありますが、芝生化を望むのは、小さな子供のときからグラウンドで子供たちが思う存分遊べるような環境こそが、これから大変必要なものだと思っております。


 今、子供たちは保育所や幼稚園から帰っても自由に家以外で遊びにくく、地区の防犯パトロール員に見守られて遊ばなければなりません。こういった時代、少なからず保育所や幼稚園、学校にいる子供たちは、このような芝生のグラウンドを望んでいると思います。


 小矢部市では、小矢部型1%まちづくり事業で芝生化した東蟹谷保育所へ子供たちが広いグラウンドで飛び回っている姿を拝見に行ってきました。目的の成果が即わかりました。


 富山県の芝生化は後進県ですが、全国的にはどんどん進んでいるのが実態です。立山町や上市町においても実施されようとしております。


 黒部市においても保育所か幼稚園で試みてはどうでしょうか。先ほど山田議員からもちびっこ広場の質問がありました。芝生の植えつけ管理については、時期や規模、場所によって多少違ってきますが、今、安く応用のきく鳥取方式が注目されております。


 教育長の思い一つで、健全な黒部っ子が誕生するものと思います。以上です。


             〔9番 寺田仁嗣君自席に着席〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、寺田議員の個人質問にお答えを申し上げたいと思います。


 まず、1つ目の質問項目であります新幹線の関係の全体整備スケジュールの進捗と累計投資額の質問についてでありますが、初めに新駅周辺整備事業の進捗状況につきましては、先に中村議員のご質問でもお答えしたとおりであります。


 駅の東側のほぼ全域の事業用地の取得を完了いたしておりまして、全体で約60%の用地買収のご協力を賜っているところであります。市の当初計画に課題もありまして、移転をお願いしておりました地鉄側の地権者の皆様とは、現在、鋭意交渉中でございます。


 このような進捗条件にありまして当初のスケジュールから見ますと若干の計画変更や地権者との交渉中の案件もありまして、少し時間を要しているところであります。


 地鉄新駅周辺及び駅西地区において計画しております駅利用者の利便性を高める各施設の整備計画を地権者にもご理解いただけるよう鋭意努力をしながら事業を進捗させていただきたいと思っているところであります。


 また、これまでの累計投資額につきましては、これも先ほどの答弁と重複するところがございますが、用地費及び補償費の契約累計額は約9億5,000万円で、ともに約6割の進捗状況でありまして、工事につきましては、昨年度より一部着手しておりまして約3億7,000万円の執行累計額でありまして、約15%の進捗率となっているところであります。


 次に、2点目の来年度の黒部市の新駅周辺整備の予算の大枠と22年度国の補正予算の新駅への配分額についてでありますが、新駅周辺の整備事業は、総合振興計画においても最重点プロジェクトとして位置づけておりまして、年度間の事業費の平準化を図るように単年度おおむね5、6億円の事業規模で予算推移するよう計画をしているところであります。


 したがいまして来年度の予算額につきましては、おおむね今年度と同額程度になるものと考えております。また、先に成立いたしました国の補正予算による整備新幹線整備費のうち、新黒部駅(仮称)の整備費の配分額につきましては、駅部、高架橋工事としまして現時点では、県から約3億円の配分になる見込みとお聞きしているところであります。これに係る市の整備負担金につきましては、3月補正において応分の負担額を計上する予定であります。


 次に、3点目であります建設工事費の地方負担をめぐる新潟県の対応についてのご質問でありますが、先に成立いたしました国の補正予算の整備新幹線整備費におきまして、新潟県分の予算配分は全く見送られた状況にありまして、議員が懸念されておられますように、私もこの状況が及ぼすであろう新幹線の整備スケジュールの遅れや北信越全体の地域経済への影響を大変憂慮しているところであります。


 しかしながら、鉄道・運輸機構は、新潟県分の工事がなくても平成26年度の開業に向けた工事全体には影響ないと表明しており、胸をなで下ろしてほっとしているところであります。貸付料の地元還元、あるいは全列車停車等の問題について協議を継続しております国と新潟県には、いち早い解決を強く望むものであります。


 いずれにいたしましても、北陸新幹線の一日でも早い開業に向けまして、沿線自治体が連携をし、足並みを揃えた体制を整えることができますように、富山県や沿線自治体と一緒になって引き続き強く働きかけてまいりたいと考えているところであります。


 次に、2つ目の項目でありますは発明工夫展の誘致についての1点目、富山県発明工夫展の誘致についてお答えを申し上げます。


 この発明工夫点は、県内企業や学生・児童に発明工夫に対する関心や創作することへの喜びを持たせ、生活を潤いある充実したものにすることを目的として開催されているものであります。


 本年10月30日、31日に富山市で開催されました第48回富山県発明工夫展、学生・児童の部におきまして、全134点の出展のうち、本市からは35点の出展があったところであります。その中で、県内最多となる23点が富山県教育長賞をはじめとする各賞を受賞したところであります。


 このようなことからも、市内小・中学校や吉田科学館の活動によるところが大きく、本市児童・生徒等の発明に対する意欲は非常に強いものがございまして、優秀な作品が多いと関係者からは大変高い評価をいただいているところであります。


 しかしながら発明工夫展の開催にあたりましては、県内全域からの出展作品の運搬や非常に多くの来場者のための交通アクセス等を考慮した結果、富山市のみでの開催を行っていると、現在伺っているところであります。


 この発明工夫展を本市で行うことは課題が多いと考えておりますが、発明工夫展後に受賞作品のうち数点をお借りして市内施設に展示したり、市内小・中学校が富山市で開催する発明工夫展を見学したりするなど、1人でも多くの児童・生徒の目に触れる機会を設けることは、将来を担う本市の子供たちにおけるものづくりの意識の高揚にとっても大変意義のあることだと考えております。関係機関の皆様と協議をしながら、さらにこの発明工夫展に対する参加あるいは受賞に向けてのいろんな努力を重ねていきたいと思っているところであります。


 次に、2点目の富山県のものづくりに対する取り組みについてでありますが、富山県では試作品開発など、基礎から実用化までの幅広い研究を公募します「新商品・新事業創出公募事業」や国等の大型プロジェクトに挑戦するための先行研究を支援する「イノベーション創出研究事業」などを実施いたしておりまして、ものづくりを積極的に支援しているところであります。また、今年度は、高度な技術開発によるものづくりの活性化に寄与した企業を検証する「第1回富山県ものづくり大賞」が創設されたところであります。


 また、黒部商工会議所が学生・児童向けに実施しております市内企業見学会「お仕事探検隊」では、両親や家族が働く場として職業感をはぐくみ、また企業の経営理念やものづくりの姿勢などについて直接見たり触れたりすることができる大変よい機会を企画していただいております。


 訪問する企業の中には製造所も多く、日ごろ見ることができないものづくりの現場を見学することができることから、大変好評をいただいており、毎年多くの参加者があると伺っております。市内の企業が関係機関と協力のもと一丸となって物づくりの魅力を発信することは、本市の発展の一翼を担うものとして確信いたしております。


 このような取り組みに対しましても、商工団体等と連携しながら引き続き支援してまいりたいと考えているところであります。


 次に、3点目の黒部市の農業以外の製造出荷額についてでありますが、工業統計調査の推移を見ますと景気の動向により増減はありますが、平成2年度の約2,400億円台をピークに、ここ数年はおおむね1,700億円台から1,900億円台の幅で推移いたしております。しかしながら、平成21年度は約1,391億円台と激減しており、景気低迷による影響が統計上も顕著にあらわれております。


 また、商業統計調査の推移を見ますと平成11年度以前は600億円台だったものが、平成14年以降は500億円台で推移をいたしております。


 これらの統計の数値からもわかるように、景気の動向による増減はあるものの、黒部市における製造品出荷額につきましては一定の水準を維持しており、これは地域に根ざした市内企業のものづくりに対する過去から培われた高い技術力の維持や進歩によるものであると考えております。


 市ではこのような状況を踏まえて、地域経済の活性化や地域雇用の創出を図るため従来から取り組んでおります新商品の開発等を支援する「産業おこし推進事業」をはじめとする推進事業を進めていくほか、ものづくりを支援する新たな支援策も研究してまいりたいと考えております。


 そして、物づくりに対するさまざまな活動を通じて将来を担う子供たちがものづくり体験からものの仕組みを考える契機となり、事業者の方には他の企業にないオンリーワンとなる技術をはぐくんでいただきたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君登壇〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 次に、3つ目の項目、学童保育についての1点目、市内における学童保育の現状についてでありますが、学童保育は、保護者の就労等の事情により、日中、低学年児童の居場所を確保する事業であります。


 当市における学童保育の現状としましては、今年度から市内11小学校区すべてで学童保育が実施されているところであります。学童保育の運営に当たりましては、地域の皆様による運営委員会と保護者が協力しながら実施されているところであります。


 運営費につきましては、国・県及び市の助成金と保護者の負担金で構成されているところであり、補助基準に基づき、各地区の登録者数に応じ登録者10から19人のクラブは155万円で7クラブ、20人から35人のクラブは176万2,000円で4クラブが委託契約し、実施しているところであります。


 次に、2点目の厚生労働省のガイドラインと規模の適正化についてでありますが、旧黒部市において、平成12年4月から学童保育が始まっており、国の実施要綱に基づいて運営してされてきたところであります。


 その後、平成19年10月に策定されたガイドラインとあわせて黒部市の学童保育の運営がされてきたところであります。


 当該ガイドラインでは、各学童保育における集団の規模については、おおむね40人程度までとすることが望ましいとされており、生活するスペースについては、児童1人当たり、おおむね1.65平方メートル以上の面積を確保することが望ましいとされております。


 また、生活の場としての機能が十分確保されていることや、施設整備については衛生及び安全が確保されていること。指導員を配置し子供の安全の確保を図ることとされております。


 当市における学童保育の現状としましては、実施人数につきましては1地区当たり平均28人、実施場所のスペースにつきましては、1人当たり平均2.58平方メートルであり、ガイドラインの基準をクリアしており、子供たちに安全で安心できる生活の場を確保しているものと考えております。


 学童保育は、1年生から3年生までの児童が対象となっておりますが、大布施地区、中央小学校につきましては人数が多く、1年生から2年生までの申し込み児童数が前年度44名であり、これに3年生を加えると65名の児童数が見込まれることから、今年度、増築したところであります。


 次に、3点目の現在までの学童保育における事故等の発生状況についてでありますが、子供たちの安全確保が図られるべき学童保育でありますから、平成19年度に1件、今年度に1件、過去5年間で2件の事故があったところであります。その後、関係者の皆様と事故がないよう安全の確保について確認を共有し努めているところであります。


           〔市民生活部長 太田孝雄君自席に着席〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、学童保育の今後の対応とあるべき姿についてでありますが、この学童保育につきましては、放課後児童の居場所づくりということで、指導員を中心に家庭、地域、学校及び市が連携して運営をさせていただいているところであります。運営面におきましては、指導員の確保や学童保育室の修繕等の課題もありますが、必要に応じて関係者の皆さんとよく相談し対処してまいりたいと考えています。


 この事業につきましても、市民参画と協働によるまちづくりの実践事業と考えておりまして、今後ともお互いに連携協力しながら進めてまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○副議長(木島信秋君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 次に、4つ目の項目の校庭、グラウンドの芝生化についての1点目、ふれあい交流館の芝生化における調査・研究結果は。2点目の保育所や幼稚園等における芝生化に向けた取り組みについての考えは。3点目の芝生化の管理についてどのような考えなのかは関連しておりますので一括してお答えいたします。


 まず、ふれあい交流会につきましては、平成19年5月にオープンし、青少年の健全育成をはじめ、生涯学習、スポーツなどの研修施設として利用されております。平成21年度の施設利用状況は、年間で1万5,715人となっております。


 この中で、スポーツ少年団やスポーツ団体による利用者数が7,069人で、全体に占める割合は約45%となっております。これらスポーツ団体によります施設の使われ方といたしましては、体育館を使用した練習や試合、または、会議室等での研修やミーティングであります。最も多い団体といたしましては、バスケットボール24%、バレーボール23%、バドミントンの順となっており、いずれも室内での競技となっております。一方、グラウンドの使われ方としましては、グランドゴルフやデスクゴルフがほとんどであり、体育館に比べると使用頻度は低い状況にあります。


 芝生化に適したスポーツとしてサッカーやラグビーが考えられますが、グラウンドの形状、広さからして少年用のサッカー及びラグビーのグラウンドサイズしかとれませんが、芝生化することにより一般の方も練習に使ったり、スポーツだけでなく小・中学校の宿泊学習等での利用も考えられ、子供たちがのびのびと遊べる環境づくりにもつながるものと考えております。また、現在は研修や合宿で交流館を利用しているサッカーやラグビー等の団体の利用も含め、県内には、これらの少年の登録チームだけでも約90団体あることから、さらなる利用増につながるものと考えております。


 このことから、芝生化をした場合の利用者の推移や維持管理を検討する上でも、補助金の導入を図りながらグラウンドの芝生化を試験的に進めたいと考えております。


 次に、保育所や幼稚園等における芝生化につきましては、これまで費用面や管理面等の問題から取り組みを行っていないところであります。しかし、保育所や幼稚園の園庭や小・中学校の校庭の芝生化には、子供たちの情緒面の育成や運動活動時の安全性、あるいは強風時の砂ぼこりの飛散防止にもなるなど、多くの利点もあると理解しております。


 保育所や幼稚園の子供にとっては、自然の中で思い切り体を動かし遊ぶ体験は、健全な健康づくりに大切と考えますので、当面は近隣の公園等の園外保育等の対応を考えているところであります。


 芝生化した場合の管理につきましては、芝刈り、施肥、除草、散水、エアレーション等の作業が考えられます。芝生の種類によって、成長の早いものや芝刈りや施肥、散水回数に大きな違いがあるものの、一般的には芝刈りは年間5回から10回必要であり、施肥についても年に2、3回程度必要なことから多額の管理費が考えられます。


 このことから、保護者や地域住民と一体となった管理体制をつくり上げることにより管理コストの抑制を図るなど、維持管理の仕方を含め検討が必要であると認識しております。


 これらのことを踏まえ、先に導入された先進地や、ふれあい交流館の試験的な導入効果や課題等を検証した上で、今後の方向性を検討してまいりたいと考えております。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) 答弁、いろいろとありがとうございました。2,3、お願いしたいと思います。


 新幹線につきましては、中村議員とかなり重複した点がありましたので、1、2点、お願いしたいと思います。


 先ほど、整備計画について、私が全整備計画を言ったのは、いろんな項目があって、なにも駅前広場だけの問題でなく、地鉄との新駅のことについても検討しておられます。そういったことを含めてお願いしたつもりでありましたので、地鉄とは順調に進んでいるのか、その点について伺いたいと思います。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 今ほどのご質問ですが、地鉄とはワーキンググループをつくって、一生懸命協議中であります。それと法定協議会の中にも地鉄が入っておられます。そういった中で、しっかりと議論しておりますのでご理解いただきたいと思います。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) 今朝の新聞だったかと思うのですが、高岡地区、新高岡のことについて城端線に新駅をつくるということが高岡市で話題になっております。そこに、石井知事の方から、その負担額、建設費を少し見てもいいということが載っておりましたが、新黒部駅の地鉄の駅については、県からの負担金とかはあるのでしょうか。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) はっきりとした数字はまだ出てきておりませんが、県も負担をしてもよいという言い方をされております。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) いずれにしろ、ゆっくりしているよりも、私はこういった大きなプロジェクトは、わかる範囲で少しでも早めていくべきじゃないかなと。


 これは、先ほどの市長の話の中にも、いろいろと投資はバランス良くということがありますので、なかなか一つだけ先走ることはできませんが、補助を受けられるものについては、私は少しでも早い方が良いと。先ほど少し怒りの質問もしましたが、遅くなればなるほど決して良い方には行かないと思います。値段が上がったりいろいろしますので、どうしても持ち出しが多くなると。


 そういうことからも、もし県の方で少しでも建設補助を出すようであれば、前向きにその点だけでも早めていくべきじゃないかと。そうすることにおいて、市の負担がいくらかでも減るのではないかと思います。


 何も地鉄新駅ばかりではありません。補助、助成とかについては、前向きに取り組んで、積極的にこちらの方から話しかけて、進めるものは進めていっていただきたいと要望しておきます。


 それから話が重複しましたので、駅舎のコンセプトのことで、たくさんの方からいろんな質問を受けました。


 「新黒部駅(仮称)のコンセプトは、見えない駅、魅せる駅である。これは、いったいどんな駅なのかと。見えないとは、どういうことか。」と、一般市民の方が、デザイン案等に投書したいという思いから2、3人の方に聞かれたのですが、「こういうものでは、一般市民にはなかなかわかりにくい。説明してくれ。」という話が地元でもありました。


 やはり市民にこういったものをきんと知らしめるときには、できれば、ややこしいと言ったら失礼ですが、「見えない駅・魅せる駅」と字を見ればわかるのかもしれませんが、見えない駅といったところに、皆さんが非常にどんな駅かと疑問を持たれた方が、私はかなりいるのではないかなと思うんですよ。


 決してこれは、コンサルタントが言われた言葉ではないと私は思っているのですが、地元のことをいろいろやるときには、もう少しこういうものは、他分、これは検討委員会で出た言葉だと私も記憶しているのですが、一般市民にいろんなことを問うときには、できればこういうややこしいものについては、少し解釈を付けないと、ぱっと出しても皆さんが、「コンセプトの見えない駅とはどういうことか。駅を見せないのか。」とこういうことになって、すんなりと投書したいと思っても、なかなかしにくかったのじゃないかなと、こういう点がありますので、いろんなプロジェクトやるときには、コンセプト等いろんなものがあると思いますが、市民の目線レベルで、もしこういう難しい問題でしたら解釈を付けるなどして、一般市民に見せるようにしていただきたいと要望しておきます。


 それともう一つ、予算について国の補正予算が22億円ほど出て、市の負担がいずれは3億円になるのじゃないかと、こういう地元負担はどの時点で出すようになるのですか。最初の計画で地元負担は、30分の1になるということですが、補正予算に出たときも常にかかる地元負担は、ついて回るのでしょうか。その点についてお伺いします。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) この負担につきましては、最初の事業費をもって毎年負担をしているわけですが、補正がついた場合、当然、補正に対しても負担が発生いたします。新聞にも出ていますが68億円なにがしの事業費が富山県につきました。当然、黒部市の今の駅舎、駅舎というか新幹線本体に対しての負担がその中にも入っていますので、負担は強いられるということでございます。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) 補正についても、その時点で発生するということがわかりました。


 新潟県の問題につきましては、いろいろな考え方があると思いますが、いずれにしても、きちんとした話し合いが国土交通省でした。ものを見せたと。新潟県は見ていないとか、何本か余計に停めなさいとか、全部停めなさいとかのいろんな話があって、いろんなことが、ここ1、2年叫ばれてきているのですが、こういうことは別の枠として話をしながら、事業は事業として計画するものをきちんとやるような方向付けをきちんとしていかないかぎり、せっかく平成27年3月に開業しようとしていますが、少しでも遅れたら大変なむだです。


 市長、この点、本当に関係の都市として、市長、駅は富山県に3つしかできません。そういう意味で言うと走っていくのは、魚津市、滑川市も走っていきますが、駅の存在ある都市は、高岡市と富山市と黒部市です。


 こういう点では声を大にして市長、これは一遍に新潟県知事に行くのではなく、石井知事だと思いますが、もっと力強く動いてください。一生懸命にやっておられることはわかるのですが、さらに毅然とした態度で石井知事にこういったことを強く私は話してもらわないかぎり、何かまた、こういう補正のことで予算がゼロだと言えば、また新潟県がすったもんだすると思いますよ。


 今、影響はないということですが、いろんな人から聞くと、それは表だとすると影響があると言えないから影響がないようにしているけど、絶対に影響があるのだと。金の1万円や2万円の話じゃないから絶対に影響があるのだと。こういう話をよく聞きますので新幹線問題については、やはり県内においても堀内市長には、この点に命をかけてひとつお願いしたいと念願しておきます。


 続いて発明工夫展の件につきましては、私は大変難しい問題だと思いつつ、やはり子供たちにいろんなもの見させてヒントを与えて考える力を養うためには私は良い機会だと。私も毎回見には行っているのですが、なかなか時間的にゆっくり見れませんが、やはり小学生、中学生だけでなく大人の皆さんも見れば、いろんなことでヒントがいっぱいあると思います。


 そういう点で私は、先ほど小・中学生という話をしておりましたが、私は我々大人にとっても日常生活において非常に大事な発明・工夫の考え方というのは、やはりなるほどと、これは考えなければならないということが必ず行った人は思いつくと思います。そういう意味からして難しい問題だろうと思いましたが、できるものなら全部でなく半分くらいでも吉田科学館に展示しながら、市内の小・中学生がバスできょうはどこどこの学校と、そういうようなことが夢じゃないかなと思いつつ質問をしております。


 ぜひこれからの黒部市を背負って立つ子供たちですので、この点について再度市長、お願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) この発明工夫展につきましては、本当に先ほども言いましたように黒部市の児童・生徒が非常に活躍をしております。これは、決して偶然そうなっているわけではありません。やはり熱心な指導者がおられます。教員を引退した方々の中で、勝田先生とか蛇澤先生とか、非常に熱心な方々のご指導のおかげで毎年のように県内でも断トツに黒部市の児童・生徒がたくさんの賞をもらっております。


 そういうことからも、展示会全部を持ってくることはなかなか条件的には難しいですが、やはり県内の発明工夫展をリードしている黒部市として一部でも良いから移動展示ということが可能かどうか、また相談していきたいと思います。


○副議長(木島信秋君) 念のため申し上げます。発言の途中でありますが、寺田議員の持ち時間は15時15分までであります。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) それでは、学童保育について太田市民生活部長にお聞きしますが、先ほどけがの件数は2件ということでしが、内容的にはどの程度なのですか。


             〔市民生活部長 太田孝雄君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君起立〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 先ほど、過去5年間で2件と答弁させていただきましたが、平成19年の学童保育における事故は、学童保育実施中でございますが、学童保育室の中で子供たちが悪気があったわけではないのですが、子供たちのふざけ遊びの中で投げた物がほかの児童の頭に当たりまして、救急車で運ばれたという事故が1件ございます。それから今年度に入りましての事故でございますが、学童保育の場所では、いろいろな楽しみ事があります。その中で一輪車に乗っていた女の子が転んで腕を骨折したという2件が大きな事故とすれば聞いております。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) 市内の11カ所の施設はおのおの違っていると思いますので、その点は指導者もですが、周りの皆さんもやはりきちんと本当に良いのか悪いのかをよく見きわめる必要があるのじゃないかなと思います。例えば大きなドアなどがあります。部屋側と外側で押し合いをして指を挟むとかのいろんな問題が考えられますので、そういうところも施設はみんなおのおの違っていますので見直しをしていくべきだと思います。


 この点については、再度ひとつ市民生活部長の方でも、またそういう指示を出していただきたいと思います。


 最後の芝生化の問題ですが、教育長にいろいろと調べていただきまして本当にありがとうございました。


 少しずつやるとという話をいただきましたので私もほっとしていますが、つい先日、小矢部市の東蟹谷保育所を見に行ってきましたが、去年の7月4日に植えつけして、9月半ばの運動会は開催できたと。というのは鳥取方式でスポットで30センチ間隔くらいで植えていけば、1、2カ月しっかりと水をやればすぐ根がついて問題がないということで、私が行ったのはつい先日ですから1年ちょっと経過しておりました。何をしてもけがひとつしないようなグラウンドになっていました。


 12月6日は天気の良い日だったので、子供たちが12月なのに裸足で飛び回っておりました。やはり、何も靴を履くということではない。少なくても芝のグラウンドぐらい裸足で飛び回れるような環境が私は必要だと思います。


 前向きな話がございましたが、教育長に調べていただきましたが、どこでやるかは別として、来年ぐらいからは、ぜひ予算化していただければと思います。


 小矢部市は、市税の1%事業ということですから、それを全部そこに充てているのかまで聞かなかったのですが、保育所の所長では、そんなにかかっておりませんと、それは最初の1番に植えつけた時が一番肝心ですと話をしていましたので、これからもまたひとつ研究していただきたいと思います。それについて、再度の取り組みについてお願いします。


              〔教育長 中山慶一君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) グラウンドの使い方についてお断りしておきますが、保育所、幼稚園の幼児と小・中学校の児童・生徒では若干違う部分もあるかと思っております。


 私は両方を含めて話をしたわけですが、おっしゃるように鳥取方式につきまして、ふれあい交流館については、その方式でさせていただこうと思っております。


 それで、私は小・中学校の管轄でございまして、幼稚園、保育所につきましては市民生活部が所管していますので、私からは小・中学校について少しお話しさせていただきます。今ほどお話がございましたように1番の問題は初期の施行費、そして維持管理が大変だろうと思っております。


 小・中学生においても良い面が非常にあるということは伺っております。これにつきましてどういった方式でやるかによってもいろいろ違うと思いますが、例えば桜井高校では、第2グラウンドが芝生化されております。およそ5,000平方メートルでありますが、芝刈りは学校の方がやっておられまして、それ以外の委託費、施肥で約60万円と聞いておりいます。


 そういったこともございますので、今後、校長、学校と相談したいと思います。つまり、学校からもたくさんの要望が来ておりまして、優先順位を学校と相談しながら、あわせて芝生化も含めて相談して考えさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


               〔9番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(木島信秋君) 9番、寺田仁嗣君。


               〔9番 寺田仁嗣君起立〕


○9番(寺田仁嗣君) これで終わります。ありがとうございました。


○副議長(木島信秋君) 一般質問の途中でありますが、この際15時25分まで休憩いたします。





  休  憩 午後2時40分


  再  開 午後2時50分





○議長(森岡英一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。


 次に、1番、川本敏和君。


               〔1番 川本敏和君登壇〕


○1番(川本敏和君) どなた様も大変お疲れさまでございます。


 初めに、自然豊かな黒部に生まれ50年余り、私は自然からたくさんの恩恵を受け、多くの方々から学び育てていただきました。このご恩に感謝申し上げ、微力ではありますが、黒部市発展に一人一人を大切にしっかりと耳を傾け、安心黒部を目指し邁進する決意です。どうかよろしくお願いします。


 それでは、最初に公共交通を重視したまちづくりについて質問します。


 黒部市は、地方自治法に基づき平成20年3月に第1次総合振興計画を策定され、早くも3年を迎えようとしております。


 最優先事業として平成26年度末開業予定の北陸新幹線新駅周辺整備、新庁舎建設、市民病院の増築などの大型プロジェクトが計画をされております。その中、地球にやさしい鉄軌道の公共交通を重視したコンパクトなまちづくりが計画されていますが、着実に前進することを望むものであります。


 そこで、まちづくりの理念と将来像についての決意を市長に伺います。


 さて、昨年7月にJR黒部駅の橋上化に関する請願書が、4,306名の署名を添えて提出されました。産業建設委員会で議論、審査され、本年3月の定例会で採択されました。また、国・県に対する重要要望事項にもJR黒部駅西口整備や東西の連絡強化と橋上駅化、それから自由通路等の利便性確保等が要望されています。


 これらのことから、JR黒部駅の自由通路及び橋上化は、黒部市民の民意であり、市当局の方向性も同じであると私は理解しております。


 市長の答弁では、北陸新幹線開業時に国道8号バイパスの整備も完了し、石田市街地からバイパスを通り、JR黒部駅に至る道路整備やパークアンドライドの計画も検討中と聞いております。また、黒部駅の東西の一体化は、橋上駅や自由通路等の整備手法で調査・研究、議論が必要であるとも聞いております。これらの発言に対し、私は市当局が大変消極的だと考えます。その姿勢が並行在来線問題でも、県やJRに任せ、様子伺いしているように思えてなりません。


 総合振興計画前期中に、2010年までにJR黒部駅西側の道路整備、道路建設を進め、国道8号バイパス開通ごろにJR黒部駅の東西を結ぶ自由通路をまず建設してはどうでしょう。今年は、北陸線のJR黒部駅から泊までの開業100周年で、10月の記念イベントでは、近隣の幼稚園、保育所の多くの児童が出演してくれ大変盛り上げてくれました。この子たちのためにも夢を与える自由通路を建設し、住民にとって100年間分断された黒部駅を子供たちからお年寄りまで渡れるようにしてはどうでしょう。


 そして、橋上駅の建設。また、並行在来線と地鉄黒部線との接続など、地球にやさしい鉄軌道を利用した富山県東部の公共交通の拠点として国・県、JR等に頼るのではなく、巻き込むくらいの気構えが大切ではないかと思っております。


 積極的なまちづくりについて、JR黒部駅の自由通路及び橋上駅建設の具体的な計画を市長にお伺いいたします。


 黒部市の人口は、本年12月1日現在で4万2,869人、世帯数は1万4,708世帯、世帯人員は割り算しますと2.9人です。人口が減少傾向なのに世帯数が増加している。核家族化、せっかく親が新築した家を離れ子供夫婦は別所帯。それだけではないかもしれませんが、1軒の家に3人はいないのです。市内の住宅分布は、山間部から市街地へ。海岸沿いから市街地へと公共機関、それから生活しやすいところへと若い世代が市街地に集まってきております。まさしくコンパクトシティになりつつあるのではないかなと私は思っております。


 そこで必要になるのが、コミュニティ交通です。


 昨日の橋本議員の一般質問と関連しますが、3、試験運行されるコミュニティ路線の利用状況と課題を当局にお伺いします。昨日、聞いていますので簡潔な答弁で結構であります。


 1940年ごろは、正確ではないかもしれませんが自給自足の生活、貧乏ではあったが、生きるために子供から家族全員が働きました。その後、ほとんどの集落にはお店、魚屋等があり、生活必需品は歩いて買いにいきました。また、少し離れてましたが、診療所もあったような気がします。


 しかし、大型店等により集落の店は、ほとんどなくなっております。今はどうでしょう。とても科学技術が発達し、進歩して便利なはずなのに大変生活しにくそうです。生活するのに格差が大きいとでも言いましょうか。お店、病院、役所等にタクシーで行かれる方もおられます。


 コミュニティ交通は、市内全域で待ち望んでおられます。私は、黒部市のまちづくりには必ず必要だと考えています。


 4、市内全域でのコミュニティ路線計画についての考えを市長にお伺いします。


 次に、安全で安心して暮らせるまちづくりについて。


 まちづくりの基本目標である安心黒部の特に災害から市民の生命と財産を守り、安全で安心して暮らせる体制の拡充と地域ぐるみの防災体制の確立を掲げているが、1つ目に、水害関係では本年9月12日のゲリラ豪雨で、私が確認したのは、三日市、石田、未確認ではありますが生地地区でも用水、消火栓等のはんらんがありました。


 これについても、橋本議員、松原議員、中村議員の関連質問ですが、1、今年9月1日のゲリラ豪雨により用水等がはんらんしました。


 黒部市内の被害状況を市当局にお伺いします。これも簡潔で結構です。


 用水に関して私が考える原因ですが、構造上の原因、暗渠で曲がった用水やJR線の下の急に狭くなった水路、水門のある場所、愛本水門等の水量制限がなされなかったなど、いろいろ他にもあると思います。


 地理的な原因、海に近く海面と同じ高さで水の行き場所がない。時期的な原因。満潮時や収穫時期が終わり田畑の排水がなされ保水効果がなかった。その他、許容を超えた雨量等、いろいろあると思います。


 構造上の原因がある場所の市民の方々は、雨量が多いときは常に不安にさらされています。曲がった用水や狭い用水等の緊急な調査と改良が必要ではと考えます。


 水門に関しては管理者がおられ、常に管理のご苦労を担っておられますが、急な豪雨にも対処できるよう複数体制の管理も大切であると考えます。


 現在、黒部川からの水の確保は愛本水門等で、遠隔操作により行われ、気象予想をもとに発電用の水も確保しながら水量調整がなされていると聞いております。小水門管理者の方々にも連絡体制がしっかり行き届き、用水のはんらんを未然に防止できるような対策をお願いしたいです。


 地理的な原因では、2級河川等の河口付近に土砂等が堆積しないように常に監視され、堆積した場合には速やかに撤去していただきたい。先ほどの答弁で、常にいるとのことで大変安心しております。水が流れるようにしなければなりません。許容が超えた雨量には、緊急避難連絡等は不可欠です。


 黒部市は、黒部川、そして布施川水系の恩恵を受けています。しかしながら、一たん豪雨になれば大きい牙をむきかねません。


 そのときに、最小限に被害を食い止めるよう、そして市民の生命と財産を守るために、特に水害等は、まちづくりの基本理念ではある市民の参画と協働でまちづくりを実施すべきと考えますが、2、今後もゲリラ豪雨が予想されるが、その水害対策にどう取り組んでいるのか市長にお伺いします。


 2つ目に、自主防犯活動ですが、街頭犯罪の未然防止や青少年非行防止を目的に自治振興会、老人クラブ、自営業者、民生委員、PTA、会社員等、地域に生活しておられる方々が中心となり、交番、駐在所、警察署の協力を得て、平成15年ごろからパトロール隊の組織が結成されてきました。その後、不審者等の出没により、子供たちの安全確保のための見守り活動も加わり、地域における防犯意識の高揚を図り、安全・安心のまちづくりの推進に各地区の方々は、大変ご苦労され活動しておられます。


 そこで、3、自主防犯活動の現状と今後の課題をどう把握しておられるのか当局にお伺いします。


 私が知る現状は、自治会、老人クラブ、PTA等が中心であり、幾つかの役職を兼務され多忙な状態です。責任感の強い方だけのご苦労に終始し、安全・安心のまちづくりの推進で大切な活動だけに、空回りに終わらなければと憂慮いたします。


 中学校、高校などの学生を巻き込んだ活動、例えば高校生の自主活動により、駐輪場の自転車の整理、それから清掃で自転車の盗難防止意識の普及、通学路の清掃活動等のボランティア活動を行うことにより、自転車の盗難事件の防止を図るなど、世代間を超えて幅の広い組織づくりを提案いたします。


 子供たちの登下校時の通学路に団塊ファーム族、こういう言葉を言ってよいかわかりませんが、定年を終えられた方に農地を貸し出す。また、地域住民による美化活動や花木の手入れ、井戸端会議等を通じて子供たちとあいさつ、日常的にコミュニケーションがとれるように場所を提供し、顔見知り運動の推進など、このような知恵と工夫で犯罪に強い地域社会につながればと私は考えます。


 さて、地域の人間関係が希薄化になり、地域の行事、活動の運営が難しくなっています。自治会の役員も持ち回り。自治会組織がないところもあると聞いております。このことは、いろいろなところで問題になりつつあります。


 地域の人、それから歴史・文化に合った自治会、各種団体、NPO法人、祭礼、事業等の発足や育成等を視野に入れた対策が必要だと考えます。


 4、人間関係が希薄化する地域コミュニティの対策についてどう考えておられるか市長にお伺いします。


 以上であります。関連質問もありますので、端的によろしくお願いいたします。


             〔1番 川本敏和君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、川本議員の個人質問にお答えを申し上げたいと思います。


 まず、1つ目の質問項目であります公共交通を重視したまちづくりについての1点目、まちづくりの理念と将来像について、私の思いを述べさせていただきたいと思います。


 黒部市の将来のまちづくりに関する長期的な指針といたしまして、平成20年3月に策定いたしました黒部市総合振興計画の中で、「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち」を将来都市像として掲げて、市民の参画と協働によるまちづくりを基本理念に、本市の自立性と活力を高めて、だれもが安心して心豊かに暮らせる黒部市の創造を目指したいと考えております。また、この総合振興計画は黒部市の最上位計画であります。すべての計画は、この総合振興計画に基づいてそれぞれの個別計画ができているということになっております。


 その総合振興計画を受けて、本年の3月に策定いたしました都市計画マスタープランの中では、すべての市民にとって安全・安心なまちづくり、また、公共交通を生かしたコンパクトなまちづくり、本市の特性を生かした住み続けたい、訪れたい魅力的なまちづくりを進めることになっております。この将来都市像や理念を実現するために、さまざまな施策や事業が掲げられているところであります。それぞれ一つ一つが、大変重要な事業であります。


 これらを実現するためには、厳しい財政状況の中ではありますが、その中でも議員が例示されました重点事業を初めとした創意工夫と市民参画と協働を進めながら、節目節目で見直しも行いながら、着実に総合振興計画に掲げております、特に重点プロジェクトを着実に実行していきたいと考えているところであります。


 次に、2点目のJR黒部駅の自由通路並びに橋上駅建設の具体的な計画についてでありますが、先ほど申し上げました都市計画マスタープランにおいて、JR黒部駅周辺の整備方針として8号バイパスと駅西を結ぶアクセス道路やパークアンドライド駐車場の整備などの検討に努め、アクセス性や利便性の向上を図っていきたいということになっております。


 本年8月には、JR黒部駅前の乗降場の拡張、あるいはシェルターなどを整備して安全な駅利用と快適性の向上を図ったほか、現在、幹線道路網検討委員会におきまして黒部市全体の道路ネットワークを構築する中で、駅西のアクセス道路についても検討がなされているところであります。


 ご質問のこの自由通路並びに橋上駅の建設についてでございますが、先ほどありましたよう本年3月の黒部市議会の定例会において採択されたJR黒部駅の橋上化と駅周辺の整備に関する請願書につきましては、当然その趣旨を真摯に受けとめながら、その上で、本年3月定例会の松原議員並びに昨年6月の定例会で森岡議員のご質問にもお答えしましたとおり、まずは黒部駅周辺の市街地の動向や整備手法、あるいは事業費、また事業効果などを総合的に勘案しながら慎重に調査・研究する必要があるのではないかと思っています。


 また、並行在来線の県の検討委員会の中でも、並行在来線の新駅の設置あるいは既存駅の改造などについてのいろんなガイドラインがつくられておりまして、例えば、今の黒部駅の橋上化、あるいは自由通路などをした場合に、あくまでも地元が整備することが基本だと知事が言っています。


 そういう自分のところの地元がやられるものについては、県は応分の負担をしたいということでありますので、並行在来線の経営主体がどうなるのかということについても、だれが運営するのかということについても今現在、決まっていない。また、知事も地元がやるのであれば、少しは協力しようという考え方を言っておられる中で、どのような整備をするかにつきましては、やはり慎重に考えていかなければならない。


 あくまで私は、8号バイパスから駅西までのアプローチ道路は必要だと思っていますし、そこから現在の駅に自由に入れるようにしなければいけないと思いますが、橋上化、自由通路、あるいは跨線橋の延長、いろんな手法があると思います。


 そういうことをやはり慎重に考えながら進めていきたいと思っていますので、ぜひ、特に地元の皆さんとは十分に協議をさせていただきながら、実現に向け努力したいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君登壇〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 次に、3点目の試験運行されているコミュニティ路線の利用状況と課題についてのご質問にお答えいたします。


 初めに、試験運行されているコミュニティ路線の利用状況についてでありますが、これは愛本、下立、浦山地区の試験運行しておりますコミュニティタクシーでございまして、さきの日本共産党橋本議員の代表質問の答弁と一部重複するところがあるかと思いますが、割愛させていただき、第1回目の試験運行の状況についてご報告させていただきます。


 まず、運行の特徴でございますが、地鉄線との接続を重視した運行を基本として通院や日常の買い物にも便利な近郊の商業施設までの運行を実施しております。また、一部予約式の路線を取り入れており、利用見込みを勘案した効率的な運行に心がけたところでございます。


 第1回目の運行は、8月18日から10月17日の2カ月間で行っております。運行路線は、愛本本線、愛本フィーダー線、栃屋・大橋循環線、栗虫連絡線の4路線、運行本数は、合計13便で毎日の運行を行ったところでございます。利用状況といたしましては、61日間の運行で910人の利用者がございました。1日当たりの利用者は、14.9人となっており、中でも愛本本線が1日10.9人と最も利用が多い路線でありました。一方で、朝夕の地鉄線との乗り継ぎに特化した愛本フィーダー線につきましては、1日平均では、2.1人にとどまっており、栃屋・大橋循環線の1.7人とともに利用者が少ない状況でございました。また、栗虫連絡線は、予約式の路線として合計6日間運行され、延べ12人の利用となっております。さらに、平日、休日別の利用状況では、平日は、休日の2倍近くになっております。


 次に、沿線にお住まいの全世帯を対象としましたアンケート調査の状況を見てますと、約90%の方が運行していることを知っておられ、利用につきましては、約10%の方が実際に乗車されておられます。


 そこで気になる利用回数でございますが、月2、3回の利用が約27%と最も多く、月1回が25%、週2、3回が24%と続いております。特に、外出機会について約51%の方が増加したと回答しており、運賃が安い、運行時間帯が利用しやすい、鉄道との乗り換えができて利用しやすいといった意見に結びついております。他方、運行本数をふやしてほしい、運賃を安くしてほしい、停留所をふやしてほしいとのご意見もあり、これらを現在行っております2回目の試験運行に一部反映しながら、引き続き利用状況の分析を行っていくこととしております。


 いずれにいたしましても、コミュニティ交通の運行維持を図るには、まず、乗車していただく、利用していただくことが大事であり、そのための運賃やルート、停留所について、今後とも地域関係機関と協議を進めていくこととしております。


           〔都市建設部長、岩井宏道君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは次に、市内全域でのコミュニティ路線計画についてどう考えているかのご質問でありますが、これも先の日本共産党橋本議員の代表質問での答弁で申し上げましたとおりでございますが、現在、県内都市でコミュニティ交通が運行されていないのは、市では黒部市だけでございます。


 当然、市内の鉄道を基軸とした交通ネットワークが充実していた背景があっての状況でありますが、最後に導入するということでありますので、できるだけ効率の良い運行の仕組みづくりについて十分工夫しながらやっていくべきではないかと考えております。


 したがいまして、現在、試験運行を行っておりますコミュニティタクシーや運行を検討しております前沢・田家地区でのデマンド交通などに段階的に取り組みながら必要な財源、あるいは運行による社会の利便性などを十分検証しながら、また、持続できるようなシステムとしての地域のコミュニティ交通を整備していきたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 総務企画部長、岡崎文夫君。


             〔総務企画部長、岡崎文夫君登壇〕


○総務企画部長(岡崎文夫君) 次に、2つ目の項目、安全で安心して暮らせるまちづくりについての1点目、9月12日のゲリラ豪雨の被害場所についてお答えいたします。


 9月12日の集中豪雨は、予測困難な状況であり被害が局地的であったことから、ゲリラ豪雨とも言えるとも思っております。


 ご質問の被害の場所についてでありますが、三日市三島町では、用水や道路側溝の溢水により住宅の床下浸水被害、黒部郵便局付近では、高橋川の溢水により、道路冠水や床下浸水被害が発生いたしました。また、石田天神新町内においても用水の溢水により、住宅の床下浸水被害が発生しております。さらに、生地神区及び中区においては、大野川分水の溢水等により住宅の床下浸水及び道路冠水、生地市営住宅付近においては、道路冠水の被害が発生しております。


 床下浸水被害の主なものといたしましては、村椿地内において吉田川の村椿保育所付近での堤防ののり面崩壊の発生、農地被害、災害としましては、田家地内と前沢地内において畦畔ののり面崩壊の発生、その他、広い範囲で田畑冠水の被害を確認しております。


 9月12日の被害場所をとらえますと局地的に被害が発生しており、さきの答弁でもお答えしましたが、このような災害を早期にとらえる体制として、市内16地区に防災危機管理に係る情報連絡地区担当職員を配置いたしました。この体制を十分に生かし、地域の防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。


           〔総務企画部長、岡崎文夫君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、今後もゲリラ豪雨が予想されるが、その水害対策にどう取り組んでいくのかの質問であります。


 先ほど来ありますように全国各地で短時間集中豪雨が発生しております。


 黒部市でも、特に旧黒部市の中では、9月12日、これまでにないような豪雨が発生し甚大な被害が発生したところであり、その後、9月12日以降につきましては、少し雨が降ったら非常に心配になりまして、改めて今後の水害に対してどう対応していくのかにつきまして考えさせられるものがございました。


 市では大雨などの注意報や警報が発表された際には、速やかに水防体制に入り、巡視による河川や道路の状況把握に努めながら、慢性的な浸水個所については、必要に応じて水防活動を実施しているところであります。しかしながら、先日のような豪雨が発生したら、どのような対応を講じていくかにつきましては大変難しい対応だと思っています。


 ご承知のように、これまでの用排水路の整備につきましては、時間当たり50ミリまでを想定したインフラ整備であります。これは、全国一緒でありますが、それ以上降った場合には対応ができないのが現実でありますので、一部の個所を直せば対応できる状況ではないと考えておりまので、これから長期的に考えながらそういう対応をしていかなければならないと思っております。


 また、最近はこの農地の宅地化が非常に進んでまいりまして、この農家と非農家の混住化に伴いまして、本来、農業用の用排水路として整備されたものが、その用排水路に生活用水や防火用水が混入してまいりまして、なかなか賄い切れなくなったり、あるいは小規模な水門の管理をする人が少なくなったりということで、先ほどからたくさんありますように、いろんな問題が発生しているのが現状であります。また、網目状に広がった末端の用排水路の状況把握も不十分な点がございまして、適正な水門調整が困難になりつつあるのかと考えているところであります。


 今後は、市並びに特に地元の住民の皆さんと、この農業関係の施設管理者の方々とお互いに連携を密にしながら的確な水門管理を行っていくことが大変大事ではないかなと思っております。


 また、地形的な要因によりまして水路が極端に90度に曲がっていたり、通水を著しく阻害している箇所なども見受けられまして、水路の局部改良を行いながらスムーズな通水にも努めてまいりたいと考えておりますが、先ほど申し上げましたように、これまでの基準とは大きく変わった対応をしなければならないので、長期的な改善計画を立てなければならないのではないかと思っております。


 これまで、火災や地震の災害対応を気にしていたのですが、ここへ来て水害に対してどう対応するかが非常に身近な大きな問題になってきたのではないかと思っておりまして、その体制づくりにさらに努めてまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市民生活部長、太田孝雄君。


             〔市民生活部長 太田孝雄君登壇〕


○市民生活部長(太田孝雄君) 次に、3点目の自主防犯活動の現状と今後の課題をどう把握しているかについてお答えいたします。


 まず、自主防犯活動の経過についてですが、近年、犯罪が増加の一途をたどり、平成14年に刑法犯認知件数が戦後最高を記録するなど、治安の悪化が深刻な問題となる中、こうした状況を背景に住民の間で、もはや警察力のみでは安全な暮らしは守れないとの機運が高まり、地域と行政との連携により、自分たちの地域の安全は自分たちで守るという理念のもとに防犯活動を始めていただきました。


 自主防犯活動の中でも中心的な役割を担っているのが学校パトロール隊によります見守り活動及び自主防犯パトロール隊による巡回パトロール活動であり、市においては市内のすべての小学校区においてパトロール隊が結成されております。現在では、計20団体、約1,200名の市民の方々が通学路における児童の見守りや赤色回転灯パトロール車を使用した巡回パトロール、警察との合同パトロール、犯罪や事故が発生しやすい危険箇所の点検など、各地区の実情に応じたさまざまな防犯活動を展開されております。


 こうした地域の方々の献身的な防犯活動の結果、黒部市における刑法犯の認知件数は4年連続で減少し、平成21年におきましては212件となっており、前年に比べるとマイナス11%であります。また、本年においても11月30日時点で、152件、前年同期比192件に対しマイナス22%と富山県内でもトップクラスの犯罪減少率を維持していると聞いております。


 市といたしましても、こうした防犯活動を継続していただき、今後も犯罪に強いまちづくりにご協力をいただきたいと考えております。


 次に、自主防犯活動の今後の課題をどう把握しているかについてお答えいたします。


 平成15年より防犯パトロール隊を立ち上げていただいた創立時のメンバーの方々の高齢化が進んでいることから、後継者の不足が生じており、警察や防犯協会などとも連携しながら今後の自主防犯における後継者の育成を図っていくこと。さらに、若い世代を活動の中心に取り組んでいくことによって、自分たちの地域の安全は自分たちで守るという考え方が浸透しつつあります現在、この機運を継続していくことが今後の課題であると考えております。


           〔市民生活部長 太田孝雄君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、人間関係が希薄化する地域のコミュニティ対策についての質問にお答えをいたしたいと思います。


 国土交通省の全国調査によりますと、全国的には自治会加入率は加速度的に低下し、地域コミュニティの再創造はいよいよ待ったなしと言われているところであります。


 その原因として、大都市においては、昼間に地域にいないことによる希薄化。さらには、頻繁な居住地移動による地域への愛着や帰属意識の低下。あるいは学生、単身赴任など、地縁的関係を志向しない住民の増加が大きな原因と言われているところであります。一方、地方におきましては、若年層を中心とした都市部への流出、過疎化・高齢化の進行による世代間交流の弱体化、また、コミュニティのきっかけとなります子供が減少した。さらには、自動車社会による生活圏の拡大に伴い、地域とのかかわりが少なくなってきているのが大きな要因だと言われているところであります。


 本市におきましては、新興住宅団地の町内会の不加入という例はあるものの、おおむね町内会・自治振興会加入率は、ほぼ横ばいと認識をいたしております。これもひとえに歴史的にも県下に誇りうる自治会制度、組織である地区の自治振興会が地域に根差した住民自治、あるいは地域コミュニティの柱として活動、そして認知されてきたところが大きな起因ではないかと考えているところであります。


 この子供たちと地域住民のかかわりが薄れつつある中で、地域コミュニティ対策をどうしていくのかのご質問でありますが、これらの対策として一例を挙げれば、地元に脈々と受け継がれてきた伝統・郷土芸能にかかわることが重要ではないかと考えております。幸いにして本市には、明日の稚児舞や中陣のニブ流し、生地のしばんば、そして尾山の七夕流しや市内各地に伝わる獅子舞など、無形民俗文化財などの活動がたくさんありまして枚挙にいとまがないところであります。子供たちがこれらの郷土芸能を受け継ぎ、伝統を守ることで地域の一員として、これまで以上に地域になじみ地域を誇りとする、そういう意識が醸成できるのではないかと考えております。


 この地域コミュニティの存続は、ある意味では、子供たちを地域でどう育てていくかにかかっているのではないかと考えておりまして、本市の自主防災組織の組織率は、現在100%であります。また、地域の宝である子供たちを守り育てるための自主防犯パトロール隊等の組織率も100%でありまして、この恵まれた地域性、地域住民の思いを生かしながら、より豊かな地域社会を形成するため、今後も協働のまちづくりの視点を生かしながら、地域の祭りや文化・伝統芸能の支援、拡充、さらには観光資源の発掘、活用などを通して、この地域コミュニティの推進につなげていければと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


               〔1番 川本敏和君挙手〕


○議長(森岡英一君) 1番、川本敏和君。


               〔1番 川本敏和君起立〕


○1番(川本敏和君) 時間もありませんので端的に言います。


 まず、JR黒部駅を東西に結ぶ自由通路の件ですが、8号バイパスが開通するころに建設ということなのですが、市長、政治決断をどうぞ。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 総合振興計画の位置づけの中では、予算化は現在されておりません。しかしながら先ほど言いましたように、私は必要であると。そして、自由通路と言われましたが、橋上駅と自由通路、あるいは跨線橋の延長は、まったく考え方が違いますので、どういう手法でやるかについてもしっかりと議論しながら決めなければならないし、その予算をだれが出すのか。もし、3セクの並行在来線の運営会社ができた中で、その駅の一部であるものを黒部市が単独でつくるのかということもありますので、それらについては慎重に考えていかなければならないと思います。


               〔1番 川本敏和君挙手〕


○議長(森岡英一君) 1番、川本敏和君。


               〔1番 川本敏和君起立〕


○1番(川本敏和君) 財源の点でなかなか難しいと思いますが、先ほども言いましたように東部の鉄道がたくさんある。海から山までいろいろあるこのすばらしい黒部なので、ぜひ予算のことはあると思いますが、県下の中で黒部それから富山、高岡、同じ場所で駅があるから意外とやりやすいところは、富山、高岡市ですよね。


 しかし、ここは離れています。それを有効に使う手だてをするのに、やはり強い指導力と決断で前に進んでいただきたいなと私はそのように思います。


 それについて、市長もう一度お願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 気持ちはやりたいのですが、現在の総合振興計画期間中には、なかなか厳しいと考えております。


               〔1番 川本敏和君挙手〕


○議長(森岡英一君) 1番、川本敏和君。


               〔1番 川本敏和君起立〕


○1番(川本敏和君) じゃあ計画を着実に実行しながら、前期中に青写真を出しながら、後期が始まったころにすぐ建設できる計画についてはどうでしょうか。市長お願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 総合振興計画の平成29年度までの計画の中では厳しいということであります。


               〔1番 川本敏和君挙手〕


○議長(森岡英一君) 1番、川本敏和君。


               〔1番 川本敏和君起立〕


○1番(川本敏和君) 厳しいということ。ここで折れたくないのですが時間の方もありますので、いろいろ発信していることがたくさんあるので、住民の方とか議会全員もそういう意味では、自由通路、自由通路の財源は、私は工夫をすれば、そんなに大きな財源じゃなくても捻出できるのじゃないかなと思います。


 新幹線整備の関係や市庁舎の関係とかいろいろありますが、そこからお金を捻出することも、皆さんが地元でやっぱりいろいろお金を出してほしい。そこだけに行かないようにしてほしいと言うのと一緒で、それを工夫してぜひやってほしいと思うのですが、その点についてどうでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 自由通路と言い切られますが、議会で採択された請願書では附帯意見はついておりますが橋上駅化になっておりますので、そういう中でどういう手法でやるのかの市民合意が非常に大事だと思っていますので、それらを含めて、今後、議論をさせていただきたいと思います。


               〔1番 川本敏和君挙手〕


○議長(森岡英一君) 1番、川本敏和君。


               〔1番 川本敏和君起立〕


○1番(川本敏和君) これに関しては、また質問させていただき議論を進めていきたいと思います。


 続きまして、ゲリラ豪雨の件で、命を奪うような大きな災害の場合には、これはもう避難するしかないので、その前の特に水門等の管理・運営についていろいろ聞くところによると消防署、自治会の方、それから水門の隣の方がやっておられたりとかとお聞きしました。


 水門は、そんなに大きな川じゃなく、水門が閉まっているためあふれるんですよね。その隣にある家の玄関までに水が入っていって浸水したところもありました。それを開けばよい。でも行ったら水門管理の人がいなかった。


 そういうことについて、もう少しネットワークをつくってほしいなと思うのですが、これは早急にできることのように思いますが、それについては市長いかがでしょうか。


             〔産業経済部長 米陀峰信君挙手〕


○議長(森岡英一君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君起立〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 現在、水門が820ありまして、そのうちの20を土地改良区が管理しております。


 今後は、今ほど言われたように管理が不明なところもあります。そうしたものは、地元の一番精通した人が管理することがふさわしいという考え方の中において、管理の不明なところについては、今後、整備させていただきと考えております。


               〔1番 川本敏和君挙手〕


○議長(森岡英一君) 1番、川本敏和君。


               〔1番 川本敏和君起立〕


○1番(川本敏和君) 要望であります。都市排水と農業用水の管理者が市当局から違うと伺っていますが、そのことで住民に迷惑をかけないというのはおかしいのですが、あそこはここだから、ここの用水はここだからといって住民に迷惑をかけないように、住民としたら用水、水の流れるところは一つだと思っていまので、市が一つにまとまって管理・運営していくように、よろしくお願いしたいと思います。これは要望といたします。


 それから最後の人間関係の点なのですが、今現在、各地区では自治会の方々が大変苦労をしておられて、町内会を運営したりとか、いろんな事業を展開しておられます。どれだけ行政がしっかりしたとしても、住民の組織がつながっていない限りは、それに対応ができないと思います。


 その意味で、共同参画という言葉もいろいろ出てきておりますが、ぜひ私は、ここにおられる方全員が黒部市とは言いませんが、私ら、それから行政の方も含めて地域に帰ったときには、いろんな行事に参加しながら、そこの行事を盛り上げていく、振興していくという立場でしていかなければならないんじゃないかと、だれかに任せようとか、そういうことでは、この黒部市の各地区は残っていきません。ばらばらになっていくと思います。


 そういうことを今のうちにわかっている方が、祭り等、ないところもあるんですよね。新興住宅でどこかの大手が住宅を100件つくったと。でも、そこには何もない。でも、私の知っているところでは、みんなで協力して神輿をつくって、そこで子供神輿をつくった地域もあります。


 そういった取り組みの知恵とかも、ぜひその場に行って、まとめて話をできるような取り組みを市長は、考えておられますでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 大変大事な視点だと思います。


 とにかく地区でみんなが顔をあわせたり、いろんな議論をしたり、話をすることが大変大事だと思います。


 そういう意味で子供神輿とか、いろんなイベントをしたりしながら地域の一体感、絆をつくっていっていただきたい。特に市長になってから職員に強く言っているのは、地元の行事には顔を出すことが大変大事だと常々言っておりますので、もし少ないようなら、またご意見をいただきたいと思います。


○20番(森岡英一君) 念のため申し上げます。発言の途中でありますが、川本議員の持ち時間は、16時25分までであります。


               〔1番 川本敏和君挙手〕


○議長(森岡英一君) 1番、川本敏和君。


               〔1番 川本敏和君起立〕


○1番(川本敏和君) 1日、2日では、いろいろこの人間性の希薄する地域のコミュニティを強くするのはなかなか難しいと思いますし、黒部市も都会と比べたらまだまだ残っていると思います。


 人間性のあふれる地域があるのですから、それをいかに継続してみんなで声をかけあいながら、その地域で文化が、それから子供たちが、いろんな交流ができるような施策を皆さんとともに考えていけたらどうかなと私は思っています。ともかく1日や2日でできないので、皆さんとともに施策をやっていきたいと思っています。これは要望としておきます。


 これで、私の質問を終らせていただきます。どうもありがとうございました。


○議長(森岡英一君) 一般質問の途中ではありますが、本日の会議時間は、あらかじめこれを延長いたします。


 次に、10番、伊東景治君。


              〔10番 伊東景治君登壇〕


○10番(伊東景治君) どなた様も本当にご苦労さまでございます。


 私も大分疲れていますが、12月定例会の一般質問最後でありますのでがんばってやりたいと思います。


 今回は、改選後の最初の議会ということでありまして、私の前の12名の質問者の個性的な質疑応答聞いておりまして、しっかりと質問していきたいと思っております。


 それでは通告によりまして、1点目、タウンミーティングとまちづくり活性化について、それから2点目、地元産材の利用促進についての2点について質問をいたします。


 ことしのタウンミーティングは、小・中学校の再編、自然エネルギーの利活用、水博物館、通称地域観光ギャラリー整備の3つのテーマについて、市内4カ所で行われました。市民の関心がどうも分散したようでありまして、結果として参加者や意見が少なかったのではないかと感じましたが、市民の参加意識を盛り上げることも市の活性化と思うわけであります。テーマを絞るか、あるいはやり方を少し工夫すればよかったのかなと思っております。


 過去にも旧黒部市では、再編の機運があったと聞いております。


 35年前に中央小学校が老朽化した大布施小学校の校舎新設を前提に三日市地区や荻生地区、石田地区の一部を新たな校区として誕生したのであります。しかし、その後の再編が続かないまま現在に至っております。


 大布施地区では、学校名等で大いに議論されたと聞いておりますが、今日の教育の充実や地域の発展などを見ますと、現在、生徒数約500名の中央小学校が、朝から晩まで子供たちの校下にある元気な声がこだまする活気のある学校を見るにつけても、当時の関係者の先見性と英断に敬意を表するものであります。


 今回のタウンミーティングのテーマである小・中学校の再編は、黒部市学校教育基本計画に基づいて、小・中学校の再編を進める上で重要な問題であったことは間違いありません。


 そこで、今回のタウンミーティングについての市長の思いが、市民の声として響いた対話集会であったかどうかお伺いをいたします。


 2つ目のテーマである自然エネルギーの利活用について、水力発電や太陽光発電、バイオマスなど、科学的、環境的な分野で市民にはわかりにくかった点があったと思うのであります。


 特にバイオマスの利活用は、本市の重点施策でもあり、総事業費36億円をかけたPFIによるバイオマスタウン事業は成功させなければなりません。


 そういう意味では、市民にわかりやすくPRをしなければならないと思うわけでありますが、上下水道部長の所見をお伺いします。


 さて、先の9月定例会での私の質問に対して、早速10月23日に教育委員会、いや日本黒部学会、吉田科学館が中心になって、吉田科学館でジルコンの発見に関する展示や講演会が開催されたのであります。


 国立科学博物館の堤之恭氏の地球や日本列島の生い立ち、それから国立極地研究所の堀江憲路氏の宇奈月と黒部川の地形と歴史などの内容を聞くにつけて、ジルコンというまことに小さな砂粒から展開される地球規模の歴史に参加者から大きな反響があったのであります。


 講演の内容をわかりやすくかみ砕いて、科学への関心、自然への興味、科学的な思考を育てる意味で、小中学校の教育に生かしたらどうかと思うのでありますが、教育長の所見をお伺いいたします。


 また、11月13日、14日の2日間、吉田科学館ではプラネタリウム祭りのイベントとして、黒部市生まれで国立天文台の伊東昌市氏による天文講演や特別プラネタリウム投影などが行われ、プラネタリウムだからできる講演内容に大きな意味を再認識したのであります。


 日本では、はやぶさ、あかつきといった宇宙探査、天体ブームになりつつあります。昨年は、世界天文年でありました。


 そこで、宇宙のことを身近に学ぶことができる新たなプラネタリウムの活用に大いに期待したいわけでありますが、教育長の所見をお伺いいたします。


 9月19日から21日までの3日間、宇奈月温泉では、湯のまちふれあい音楽祭、通称モーツアルト音楽祭が開催され、セレネを中心にホテルや旅館やお店ではモーツアルトの音楽でにぎわっておりました。ブランド化の期待も高まっているモーツアルトビール、それからモーツアルト米のおにぎりなどのモーツアルトの音楽効果が生かされた食事もありました。モーツアルトを愛する市民、モーツアルトの生まれ育ったザルツブルクを宇奈月に重ね合わせて思いをはせる市民などが主体となって企画・運営されたイベントでありました。市内外の有志、ボランティアなどの多くの協力、努力のおかげで第1回目としては大成功であったと思うわけであります。


 そこで、市民一人一人から始めるまちづくり活動としてのモーツアルト音楽祭に対する市長の感想あるいは所見をお伺いいたします。


 次に、大きな2項目めであります地元産材の利用の促進についてであります。


 中央小学校のランチルーム、体育館、学童保育室が完成し、12月1日に完成を祝う会が挙行されました。新しい施設を見学して三日市小学校ほどふんだんに使ってはないようでありましたが、旧体育館に比べれば木材を多く使ってあり、柔らかさ、温かみ、優しさを感じたのであります。


 日本の森林を守り林業活性化するため、国は本年5月26日に公共建築物における木材の利用の促進に関する法律を公布し、10月から施行されました。


 富山県では、平成18年6月に富山県森づくり条例を制定し、10月には森づくり基本計画として富山県森づくりプランを策定しております。平成19年度からは水と緑の森づくり税を導入して個人レベルでは年間500円を納め、里山再生整備事業や緑の森再生事業などが行われてきました。また、県産材利用促進事業の取り組みとして公共施設の木質化を推進しているのであります。


 木材利用の教育環境効果として意欲や注意力、集中力の低下や情緒不安などを感じる子供たちの割合がコンクリートに比べると少ないと言われております。


 そこで、今回の中央小学校のランチルーム・体育館に地元産材はどれほど使用されたのか。また、地元産材を使用するよう指導されたのか教育長にお伺いいたします。


 価格の安い輸入材による木材価格の下落、需要の低迷など、木材生産は過去最高であった昭和55年と比べ、平成20年には約2割まで低下しております。全国的に林業従事者が減少し森林整備もままならず、林業の将来展望が描けない状況ではありますが、本市の林業についての現状はどのようになっているのか産業経済部長にお伺いいたします。


 国は、地方自治体に木材の利用を促進するための基本方針、計画、体制の整備などを求めているわけでありますが、本市は今後どのように取り組むつもりなのか市長の所見をお伺いいたします。また、本市は今後も公共施設の建設が多く計画、検討されておりますが、地元産材をどのように利用していくつもりか市長にお伺いいたします。


 黒部市の地形は、合併により北アルプスから富山湾まで約3,000メートルの標高差があり、黒部川の広大な扇状地、富山湾沿岸など変化に富んだところであります。


 面積は428平方キロで、富山県の約10%を占めているのであります。


 林業についての事業経営環境は大変厳しいものがあるわけでありますが、森林面積も非常に大きく、今後の市の取り組みについて市長にお伺いいたします。


 質問は以上であります。


             〔10番 伊東景治君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、伊東議員の個人質問にお答えを申し上げたいと思います。


 まず初めに、今回のタウンミーティングについての市長の思いが市民の声として響いた対話集会であったのかのご質問でありますが、まず今回のタウンミーティングに参加いただいた状況についてご説明を申し上げたいと思います。職員も参加しておりましたが、その割合は別といたしまして、市民会館では103人で昨年より18人の増、石田交流プラザでは、97人で昨年より50人の増、中央公民館では57人で昨年より25人の減、生地コミュニティセンターでは57人で2名の増となっておりまして、総数で314人、昨年の269人と比べまして45人の増となっているところであります。ここ数年の状況を見ますと若干の減少傾向になっていると認識いたしております。


 これまでテーマにつきましては、総合振興計画の中から、当然、市民の皆さんにとって関心の高いものと思われるもの。また、2、3年先に市の方針を示し実行に移す段階に迫っているものなど、特に関心を持っていただきたいものなどを中心にテーマの設定をしてきたところであります。


 今回もテーマの1つに小・中学校の再編という大変身近で重いテーマを決めさせていただいたわけでありますが、質問は少なかったという状況でありましたが、議論の第一段階でもありまして、今後、議論の輪が広がることを期待しているところであります。


 このタウンミーティングという対話の手法につきましては、市民の皆様の貴重なご意見を聞かせていただく大変重要な場所だと考えておりまして、今後より多くの方々に参加をしていただけるよう、そのテーマ、あるいは開催時間、そして開催時期などの設定を検討しまして、引き続き実施していきたいと考えております。


 また、タウンミーティングは小学校校下単位の4カ所でやっていますが、それ以外にも地区やあるいは各種団体からいろんなテーマについて説明なり意見を聞いてくれということであれば、出向いての直接対話という手法も現在検討しておりますので、さまざまな機会を通しまして市民の皆さん方の市政に対して、まず関心を持っていただいて、いろんなご意見を賜り、それをまた反映させていきたいと考えておりますのでよろしくお願いを申し上げます。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 上下水道部長、小崎敏弘君。


             〔上下水道部長 小崎敏弘君登壇〕


○上下水道部長(小崎敏弘君) それでは、次に、1つ目の項目の2点目、バイオマスの利活用についてのPRについてお答えいたします。


 初めに、本市における下水道バイオマスエネルギー利活用事業概要についてご説明いたします。新川広域圏の各市町では、下水道整備が進む一方、広域圏事業であるし尿処理施設の老朽化により、農集排汚泥、浄化槽汚泥等の受け入れを廃止したことから、各市町がそれぞれの浄化センターで汚泥を受け入れることになりました。


 これを契機に持続性のある安定した処理方法の確立並びに資源エネルギー需要の逼迫などをかんがみて、循環型社会への適応を目指し、下水道汚泥を新たなバイオマス資源として位置づけ、これにより汚泥処理過程で発生するバイオガスを有効利用し、下水道汚泥を簡素化、化石燃料の代替エネルギーとして再利用することにしたものですが、事業を実施するに当たっては、議員ご存知のとおり処理コストの低減と処分先の安定確保を図るため、PFIが民間資金による民間活用型公共事業でありますが、PFIを採用しているところであります。


 また、国内で最初となる下水道バイオマスエネルギー利活用施設整備運営事業として、国庫補助事業により設計、建設に3年、維持管理運営に15年、計18年間で事業を進めているところであります。現在の進捗状況でございますが、施設の整備をほぼ完成しており、年明けから試運転を開始し、5月上旬より本格稼働に入る予定でございます。


 次に、事業効果でございますが、ディスポーザ由来の生ごみを含む下水道汚泥、農集排汚泥や浄化槽汚泥、事業系の食品残渣、今回はコーヒーかすでございます。これらをバイオマスとして有効利用し、乾燥汚泥を発電燃料、園芸用の培養土原料として利活用を図ることにより、CO2の発生量が年間1,000トン削減されるものと見込んでおります。また、PFIによる経営・技術ノウハウの活用やバイオマスを一体的に処理することにより、処理コストの削減、さらには先進的な事業の実施により視察者が増加するなど、産業観光の活性化と交流人口の増加が期待できます。


 そこで、ご質問のバイオマスの利活用は本市の重点施策でもあり、市民にわかりやすくPRをしなければならないと思うですが、これまでも本市の下水道事業については、高度処理水を再利用したアクアパーク、幅121メートルの人工滝、きららの滝を中心とした総合公園との一体的整備を図るなど、これまで見える下水道として市民及び全国にPRを図ってきたところであります。


 そこで、今回のバイオマス事業についても、日本で最初の本格的なPFIによるバイオマス事業として、アクアパークと同様、黒部市民だけではなく全国に向けて情報発信できればと考えております。その前段として計画を発表して以来、積極的に新分野専門誌に事業紹介や論文投稿をしているところございます。


 また、バイオマス施設の完成後には、アクアパークと一体的となった施設見学コースを設定することにしており、黒部市内の産業観光と連携したいとも考えております。さらに、市民の憩いの場として余剰エネルギーを利用した足湯施設を整備いたします。


 また、毎年開催しておりますアクアパークフェスティバルでバイオマス事業者から発生する乾燥汚泥を家庭菜園の肥料として市民の皆様に無料で配布することで、環境への知識と理解を深めていただければいかがかとも考えております。これらに加え、見学者用のパンフレットの作成、あるいは、みらーれテレビ、市報くろべ、市ホームページにあります映像ライブラリーなども活用して、いわゆるマスメディアを使った情報発信により、環境保全に取り組む「名水の里 黒部」のバイオマス事業として鋭意事業のPRに努めてまいりたいと思っております。


           〔上下水道部長 小崎敏弘君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 次に、3点目の吉田科学館では、ジルコンの発見を機に科学への関心を高める意味で、小・中学校の教育に生かしたらどうかについてでありますが、吉田科学館では、ことし8月に発表されたジルコンの大発見について、地元の方にいち早く見ていただきたいと考え、10月に緊急企画の展示、講演会を行ったところ、伊東議員をはじめ、黒部市内の方から特に大きな反響がありました。


 また、日本最古の鉱物といった貴重な資源が、黒部市内から発見されるということ は、子供たちにとっても誇りであり、科学への興味・関心を持つ大きなきっかけになると考えられます。子供たちの科学的な見方や考え方を育成するため、自然科学や科学的な体験を一層充実していくことが大切であると言われております。


 その観点からも日本最古の鉱物、ジルコンの展示を見学したり、その説明を聞いた りすることで、知的好奇心や探求心が喚起され、科学への関心が高まり、ひいては科学的な思考が培われるものと思っております。


 例えば、小学校6年生の理科では、土地のつくりと変化を学ぶことになっており、 黒部川、そしてジルコンを取り上げていくことができると考えております。また、総合的な学習の時間でも壮大な地球の歴史に触れていくことも十分可能であると思っております。


 吉田科学館と黒部市内の各学校が連携し、科学館からの資料の提供や学芸員の派遣 も視野に入れていくことで、学校教育への活用がさらに充実していくものと考えております。今後さらに、ジルコンの大発見をぜひ学校教育にも生かしていくよう働きかけてまいります。


 次に、4点目の吉田科学館での新たなプラネタリウムの活用についてでありますが、 プラネタリウムだからできることとして、これまで小・中学校向けの学習投影を行ったり、星と音楽の夕べやマタニティプラネタリウムなどのリラクゼーションプログラムを開催しております。昨年は、「世界天文年2009」にちなみ、天文に関する展示・行事を集中して行い、大変好評であったところであります。


 ことしは、より多くの人にプラネタリウムに親しんでもらえるように、プラネタリウム祭りを開催し、地元黒部市古御堂の出身である国立天文台の伊東昌市先生による四次元デジタルビューアー・Mitakaの投影やブラックホール研究の第一人者による講演会を行ったところ、子供から大人まで、たくさんの方に来ていただくことができました。


 また、ことしの夏より新たな試みとして土日・祝日には番組投影の前に、ここに星空生解説として、その日の星空や最新の天文現象など、ニーズに合わせた開設を行っていますが、来年はそれに加えて国立天文台が開発した四次元デジタルビューアー・Mitakaの投影も予定しているところであります。Mitakaを利用することにより、宇宙の構造をリアルタイムに可視化し、あたかも宇宙旅行に出かけたかのような気分を味わえます。また、その内容は、最先端の観測装置から得られたデータを用いており、今まで表現することのできなかった土星の周りを回るほとんど知られていない数十の衛星を立体的に表現でき、さらに時間を動かすことなども出来るようになります。


 従来のプラネタリウム番組投影としてだけではなく、今後も伊東昌市先生のような地元出身の専門家や科学の第一人者による最先端の講演会を定期的に行うなど、宇宙科学、天文情報の提供場所、また、宇宙を体感できる場所として、さらに子供たちの科学的思考を高めるために吉田科学館が利用されるよう活用の場を広げたいと考えております。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、モーツアルト音楽祭に対する市長の所見を伺うにお答えしたいと思います。先ほどもありましたが、このモーツアルト音楽祭は、私は大成功ではなかったかと思っております。


 このイベントは、9月19日から21日の3日間にわたって宇奈月温泉街の16会場、264人の演奏者によって繰り広げられ、延べ約3,000人が会場の宇奈月温泉街でクラシック音楽に親しんだと伺っております。


 また、この音楽祭の最終日には、特別公開練習会というものがセレネでありまして、黒部で第九を歌う会のモーツアルトのレクイエムのコンサートがそこで公開練習会を行って、そして先月11月28日に、コラーレで開催されまして、会員である伊東議員はもとより、県内外の合唱団員が壮言な曲を歌い上げられたことは、記憶に新しいことでもありますし、大きな感動をいただきました。改めてモーツアルト音楽祭の実施に当たり、参加された多くの市民ボランティアの皆さんのご努力に対しまして、心から感謝を申し上げる次第であります。


 このイベントは、市民の方々がみずから企画立案し、そして市民の方々が主体となって地域の活性化のために開催されたものでありまして、市といたしましては、黒部市観光事業活性化委員会を通じて補助をさせていただいたところであります。


 このイベントが従来のイベントと違う点は、宇奈月温泉街全体をクラッシック演奏会場としたことによりまして、市民の皆さんや観光客の皆さんが、宇奈月温泉街を隅々まで回遊されたということではないかと思っております。


 また、クラシック、モーツアルトの鑑賞をテーマとしたことによりまして、宇奈月温泉街の新たな魅力を創出したことや、新規にまろやかな味のモーツアルトビールが一市民の方のアイデアで宇奈月麦酒館でつくっていただいて、そして魅力の創出をさらにPRしていただいたのではないかなと思っていまして、そういう意味では、市民の皆さんが実践して実績を上げられたということは大変意義深いと考えているところであります。


 さらに、市民の方々もイベントを楽しみ、そしてその楽しみが観光客の皆さんにも広がったということは、まさしく黒部市が掲げる「大自然シンフォニー 文化・交流のまち」を体現した、すばらしいイベントであったと考えておりまして、市といたしましては、今後このような市民の皆さんがみずから考え、そして実践する活性化に対する取り組みに対しましては、積極的に支援をしてまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 次に、2つ目の項目、地元産材の利用の促進についての1点目、中央小学校ランチルーム・体育館に地元産材はどれほど使用されたのか。また、地元産材を使用するよう指導されたのかについてお答えいたします。


 初めに、校舎の耐震化、大規模改造事業に始まる中央小学校の一連の改修事業の節目として、去る12月1日に中央小学校ランチルーム・体育館、学童保育室の完成を祝う会を開催いたしましたところ、議長、総務文教委員長、地元議員をはじめ、多数のご臨席を賜りましたことに対し、改めて御礼を申し上げます。


 さて、ご質問のありました中央小学校ランチルーム・体育館、新築工事における地元産材の使用についてでありますが、この工事は、平成20年11月に実施設計業務に着手し、平成21年10月から着工、本年11月に完成したところであります。


 木を生かした学校づくりにつきましては、木材の持つやわらかで温かみのある感触が児童・生徒の豊かな状況をはぐくむために大きな効果が期待されるとともに、安全な教育環境づくりにも有効であると考えており、本施設の設計段階において、校長からも木材の積極的な利用について要望を受けていたところであります。


 これに加え、県産材の普及・促進を図ることを目的に富山県が実施している木の香るまちづくり事業補助金の活用により、財政負担の軽減を図ることが可能であることから、施設の建設に当たりましては最大限に地場産材、または、県産材を使用するよう取り組んだところであります。


 その結果、中央小学校ランチルーム・体育館等につきましては、延べ床面積2,371平方メートルのうち玄関ホールや2、3階ランチルームの腰壁、体育館器具庫など、572平方メートルに富山県産の杉板を使用しており、うち約70平方メートルに地場産杉を使用しております。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 産業経済部長、米陀峰信君。


             〔産業経済部長 米陀峰信君登壇〕


○産業経済部長(米陀峰信君) 次に、2点目の本市林業の現状についてお答え申し上げます。


 最初に、森林面積について申し上げます。富山県林業統計書によりますと本市の森林面積は、3万6,059ヘクタールで、本市域の84.3%を占めています。この森林の約4分の3が、国有林で2万7,126ヘクタール、民有林は、約4分の1で8,932ヘクタールとなっています。また、民有林につきましては、針葉樹が2,251ヘクタール、広葉樹が5,981ヘクタール、その他が700ヘクタールでございまして、約3分の2を広葉樹が占めております。


 しかしながら、人工林に限って申し上げますと99%が針葉樹となっております。


 なお、人工林面積は2,122ヘクタールで、民有林に対する人工林率は23.8%で県平均27.7%より低い率となっているところであります。


 林業の就業人口につきましては、平成17年の国勢調査によりますと3名でございます。生産額につきましては、データがないような状況でございます。


 そこで、林業の現状についてでございますが、これは、全国的にも共通して言えることでございましょうが、小規模零細な森林所有構造のもと、木材価格の低迷、施業集約化や路網整備、機械化の立ちおくれから林業採算性の低下等の問題を抱えているところでございます。また、消費者のニーズに応えられない木材供給体制、さらには森林所有者の林業に対する関心の低下という悪循環に陥っている状況にございます。


 こうした問題の打開策といたしまして、国では森林組合等が実施主体となって、森林所有者との合意のもとで、間伐、境界明確化、情報の集積等を行う施業集約化、供給情報集積事業を推進しているとこでございます。これを受けまして、新川森林組合でも本年度より本格的にこの事業に取り組んでいるところでございます。


           〔産業経済部長 米陀峰信君自席に着席〕


○議長(森岡英一君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、3点目のご質問であります国は地方自治体に木材の利用を促進するための基本方針、計画体制の整備等を求めているが市はどのように取り組むのかについてお答えを申し上げます。


 この公共施設における木材利用の促進を図るために、本年10月1日より公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律が施行されたところであります。この法律では、国に対してはむろんのことでありますが、地方公共団体に対しましても、木材の利用の促進に関する施策を策定し、及び実施するよう努めるとともに、公共建築物における木材の利用に努めなければならないという責務を掲げておりまして、公共建築物における木材の利用の促進に関する方針を定めることができるとしているところであります。


 そこで、ご質問の基本方針、計画体制の整備等をどのように取り組むかについてでありますが、これまでも健康的でぬくもりのある快適な生活空間を目指し、公共施設における木材利用の促進を図ってきたところであります。また、森林の有する多面的機能や木材の利用促進による地球温暖化の防止あるいは循環型社会への貢献ということからも積極的に取り組んでまいりたいと考えているところであります。


 次に、4点目の公共施設の建設が多く計画されているが、地元産材をどのように利用していくつもりかのご質問でありますが、これまで、県の補助事業を活用しながら、県産材利用促進を図ってきたところであります。


 最近では、平成21年度には木の香るまちづくり事業を活用いたしまして、宇奈月地区交流センター、村椿コミュニティセンター、道の駅食菜館、また、くつろぎ空間整備事業で中ノ口緑地公園内のパークゴルフ場管理棟、同じく野球場観覧スタンドに県産林を利用して整備を行っているところであります。


 また、平成22年度の今年度は、くつろぎ空間整備事業で田家保育所、石田こども園を整備させていただいております。今後とも可能な限り地元産材、県産材を利用していきたいと考えているところであります。


 次に、5点目の森林・林業について事業、経営環境は大変厳しいものがあるが、今後、市の取り組みについての質問でありますが、今ほど産業経済部長の答弁にもありましたが、森林・林業につきましては、採算性の低下等、多くの問題を抱え事業の経営環境は大変厳しいものがあります。


 そうした中、国では森林・林業の重要性をかんがみ、昨年12月には、森林・林業再生プランを発表し、2020年までに、木材自給率50%を目指すとされております。


 市といたしましても、この達成に向けて積極的に森林、造林整備に取り組むとともに、市独自事業であります地域産材、市で生産された木材を活用した促進事業の普及推進にさらに努めてまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


              〔10番 伊東景治君挙手〕


○議長(森岡英一君) 10番、伊東景治君。


              〔10番 伊東景治君起立〕


○10番(伊東景治君) 答弁ありがとうございました。


 私の質問時間は、25分ぐらいまでと思うのでありますが、皆さん大分お疲れのようであります。


 まず、タウンミーティングについての話でありますが、市長もいろいろとそれこそ出向いて、もう少し細かい、狭い範囲に出向いて直接やってもよいという話がございました。


 小・中学校の再編とかは、それぞれ地域の特性があって、やはり、まち全体と言いますか、もちろん中学校区の中での話であったわけでありますが、小学校に関してはもっと狭い範囲ということでありますので、そういう面では、それぞれの地域の特性があるのかなと思っておりまして、市長の小・中学校の再編についてのテーマを出された気持ちはわかるのですが、すこしどうであったのかと思ったわけであります。


 これは、大布施小学校が中央小学校になったときの経緯を多少聞いて、なるほどと思ったわけでありますが、そういう面ではタウンミーティング自身は非常に良いやり方の一つであろうと思っておりますので、今後も工夫をしながら続けていっていただければありがたいと思います。


 それから、バイオマスについては、今、小崎上下水道部長の答弁は早口でなかなかわかりづらいところもあったわけでありますが、もう少しわかりやすく市民に伝わるようにやっていただければありがたいと。来年5月のオープンでありますので、産業観光とかいろんな中の一つとしても非常に大切だろうと思っております。


 私も、ぜひやってほしいと思っていたわけありまして、そういう面ではこれからの取り組みについては二重丸と私は思っておりますので、ぜひしっかりとそれを実施して成功といいますか、うまくやっていただきたいと思っております。


 それから、ジルコンについては、本当に役所もスピーディーにやれるんだということを実感したわけでありまして、そういう面では非常に良かったと私は思っております。


 それと国立極地研究所の堀江先生の話は、単なるジルコンということではなくて、私も聞いてビックリしたのですが、宇奈月の黒部川を挟んで右岸と左岸で全然、地質も地形も違うという話であったわけであります。これは、堀江先生の恩師の先生、ちょっと名前を忘れましたが、その方もずっと黒部川の上流まで調べて、そして石の状態とか、何か岩石を調べながらやったという話もありました。


 私は、それくらいに黒部川の扇状地のかなめの愛本から上の方を含めて非常におもしろい地形、地質であるのだなということを改めて感じたわけでありまして、そういう面では、単なるジルコンという37億年前のものだけではなくて、この地質、地形も非常に特徴があるのだということをしっかりと子供たちに、あるいは大人でもおもしろかったと思っていますので、ぜひ生かしてもらいたと思っております。そういう面では、教育に生かすということでありますので、ぜひ期待しております。


 それからプラネタリウムのMitakaの話をしておりまして、四次元のデジタルビューアーについては、新しい技術的な時代になったのかなということを改めて感じました。これは、本当に子供たちだけではなく、大人が楽しめるようなものだろうと私は思っていますので、ここにおられる議員も、ぜひこの新しいプラネタリウムを見てもらえたらよいと思います。話は、何百万年とか、そんな時代のスケールでありますので、今日、明日の話でありませんが、しかし心が何となく豊かになる、そういうものだろうと思います。ぜひこれも期待しております。


 それから、モーツアルト音楽祭についてでありますが、これを担当された方の話を聞きますと、来年も同じような時期にやりたいという思いを持っておられるようであります。


 これはあくまで、ボランティア、個人が主体になったイベントで、できるだけ個人、市民のレベルでしっかりとやっていきたいという思いはあるようであります。しかしながら、ほとんどがボランティアで無報酬、ほとんど金ももらわずにやられた事業でありまして、そういう面では必要な金もあったということであって、それを集めるのにも少し大変であったということも聞いております。


 ある宇奈月温泉の女将さんに聞きますと旧黒部市と旧宇奈月とが合併して、こんなにも一体感の醸成を感じたことはないと言っておられた女将さんもいました。


 そういう面では、我々もそういったことに協力できたのかと思っているわけでありますが、これからもぜひ、いろんなスポーツもあります。こういう文化の面でも、しっかりと醸成につながればよいと思っておりますので、来年もあればぜひまたひとつ協力できることをよろしくお願いしたいと思います。


 教育長に1つだけお尋ねいたします。


 きょうの北日本新聞をご覧になったかと思うのですが、私は3月定例会で富山県科学オリンピックの話を質問しました。その時は、まだ県は検討しておりわからないということでしたが、今日の新聞を見ましたらプレオリンピックは、来年1月24日までに申込書を出して2月にやるよという話。来年23年度が正式であると新聞に出ていました。これに対しての教育長の考えとか、何かあればお聞かせください。


              〔教育長 中山慶一君挙手〕


○教育長(森岡英一君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) 科学オリンピックの話につきましては、先般の議会で伊東議員からございました。


 それにつきまして、2週間ほど前でしょうか。県教育委員会主催による市町村教育長会議がございまして、その場でその説明を聞いておりました。


 来年の2月にプレ大会を行うということであります。小学生、中学生につきまして、特に小学生につきましては、科学だけでなく国語も含めた形で社会的なものも含めてやるということでございまして、いろんな面から幅広い能力を開発し育成することを目的にしていると伺っておりまして、きょう新聞に載っておりましたが、まだ正式なものは届いていませんが、早速学校に届けまして市内のたくさんの生徒が参加するように働きかけたいと思っております。


              〔10番 伊東景治君挙手〕


○議長(森岡英一君) 10番、伊東景治君。


              〔10番 伊東景治君起立〕


○10番(伊東景治君) 先ほどの寺田議員の質問の発明工夫展でも、黒部市の子供は非常に優秀だということでありますので、教育長をはじめ黒部市の先生方を含め素晴らしい優秀な指導者ばかりだと思っておりますので、ひとつ前向きに検討していただいて、ぜひ黒部市にすばらしい黒部っ子ありということで、また見せていただければありがたいと思います。


 あと、私の質問とすれば地元産林という私にとっては非常に変わった質問と言いますか、余り得意ではない質問をしたわけでありますが、合併して改めて非常に広い延べ面積の市になったなと思っておりましては、そういう面で林業、森林についての質問を何かの格好で、一度聞きたいという思いを持っておりました。たまたま中央小学校が、それと法律ができたこともあって、質問したわけでありますが、やはり、この林業は非常に厳しいなということ。


 これは、農業の話も一緒でありまして、TPPが実施されれば、加盟すれば農業も壊滅的だということでありますが、やはり農業、林業も含めて日本の国土のすばらしい部分というのは農業、林業であり、そして何と言っても美しい四季と水であるということを考えると、農業もそうですし、この林業もしっかりと社会の制度の中にも入れていかないとなかなか難しいのじゃないかと私は思っております。


 そういう面で、1つの市ではなかなか難しい問題でありますが、市長に1つだけお聞きしたいのは、こういう地場の地元産材を使うとか、あるいは今、国から各地方公共団体にいろいろと整備等を求めてきております。市長は、今までも取り組んできたし、これからもやるということでありますが、何か形にして、例えば黒部市ではこういうことをきちんと行う市だということで、例えば条例であったり何かそういうことをつくって市民に周知するとか、あるいはそういったつもりがないか、お伺いしたいと思います。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○教育長(森岡英一君) 念のため申し上げます。発言の途中でありますが、伊東議員の持ち時間は17時20分であります。


 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 地元産材を積極的に活用していきたいということを先ほども言いましたが、ここ1、2年でいろいろな施設も整備させていただいた関係もありまして、たくさん使わさせていただいたのではないか。また、これからも積極的に使っていきたいと思います。


 その中で、何かルールをつくったらどうかということでありますが、その辺につきましては、新川森林組合の皆さん、あるいは県の林業関係の皆さん方と相談をさせていただきながら進めていきたいと思います。先ほどから厳しい業界だという中で、今、需要と供給が地元産材でうまく一致するには、やはり何か仕組みをつくらないと一生懸命使おうと思っても、県産材という例えば黒部市が先ほど言った、使った中でも地元産材を使ってくれということをお願いしていましたが、県産材ではあったけれども、新川地区であったかなというような、その辺の供給力と言いますか、その辺のことがやはりいろいろありますので、せっかくの地元産材であっても県の西の方からほとんどきていた話があったり、その辺については一生懸命に使いたいという気持ちがあるのですが、業界の方々とよく相談をして、どういうような仕組みというか考えで進めていければ良いかについては、また、よく相談をさせていただきたいと思っております。


              〔10番 伊東景治君挙手〕


○議長(森岡英一君) 10番、伊東景治君。


              〔10番 伊東景治君起立〕


○10番(伊東景治君) ありがとうございました。


 林業、これから農林業は国の基礎でありますが、これをなくして我々も日本の国土の中で生きていけませんので、しっかりと我々は、ある面でしっかりとやっていかなければならないと改めて感じました。これで質問を終ります。


○議長(森岡英一君) 以上をもって通告による一般質問は終了いたしました。


 これをもって、一般質問を終結いたします。


 以上で本日の日程は、終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により12月13日から16日までの4日間は、本会議を休会といたしたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(森岡英一君) ご異議なしと認めます。


 よって、12月13日から16日までの4日間は、本会議を休会とすることに決しました。なお、12月11日及び12日は、市の休日でありますので休会です。


 休会中、13日午前10時から産業建設委員会、同日、午後1時30分から生活環境委員会、14日、午前10時から総務文教委員会、同日、午後1時30分から新幹線及び公共交通対策特別委員会、15日、午前10時から自然・観光振興特別委員会がそれぞれ開かれます。


 各委員会において審査する議案等は、既に付託してあるとおりであります。


 この際、執行機関に申し上げます。各委員会への出席を求めます。


 12月17日は、午前10時開議、委員長報告、質疑、討論、表決を予定しております。


 本日は、これをもって散会いたします。ご苦労さまでございました。





 散会 午後5時17分