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富山県 黒部市

平成22年第4回定例会(第1号 9月 1日)




平成22年第4回定例会(第1号 9月 1日)





 






平成22年第4回黒部市議会9月定例会会議録


平成22年9月1日(水曜日)





                議事日程(第1号)


                            平成22年9月1日(水)


                                 午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 議案第53号  平成22年度黒部市一般会計補正予算(第2号)


   議案第54号  平成22年度黒部市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)


   議案第55号  黒部市手数料条例の一部改正について


   議案第56号  黒部市自転車駐車場条例の一部改正について


   議案第57号  黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について


   議案第58号  黒部市火災予防条例の一部改正について


   認定第 1号  平成21年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について


   認定第 2号  平成21年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認


           定について


   認定第 3号  平成21年度黒部市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認


           定について


   認定第 4号  平成21年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の


           認定について


   認定第 5号  平成21年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に


           ついて


   認定第 6号  平成21年度黒部市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認


           定について


   認定第 7号  平成21年度黒部市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定


           について


   認定第 8号  平成21年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定に


           ついて


   認定第 9号  平成21年度黒部市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定につ


           いて


   認定第10号  平成21年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計歳


           入歳出決算の認定について


   認定第11号  平成21年度黒部市病院事業会計決算の認定について


   認定第12号  平成21年度黒部市水道事業会計決算の認定について


   報告第 8号  平成21年度黒部市一般会計継続費精算報告書


   報告第 9号  平成21年度決算に係る健全化判断比率等の報告について


       (18件 提案理由説明 ・ 2件 報告 )


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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本日の出席議員   22人


    1番 小 柳 勇 人 君         2番 谷 口 弘 義 君


    3番 辻   靖 雄 君         4番 竹 山 繁 夫 君


    5番 内 橋 健 治 君         6番 寺 田 仁 嗣 君


    7番 吉 松 定 子 君         8番 伊 東 景 治 君


    9番 橋 本 文 一 君        10番 辻   泰 久 君


   11番 山 内 富美雄 君        12番 松 原   勇 君


   13番 山 本 達 雄 君        14番 吉 田 重 治 君


   15番 中 谷 松太郎 君        16番 松 本 正 則 君


   17番 川 上   浩 君        18番 新 村 文 幸 君


   19番 岩 井 憲 一 君        20番 森 岡 英 一 君


   21番 稲 田   弘 君        22番 坂 井   守 君


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本日の欠席議員    な  し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長             堀 内 康 男 君


  副市長            中 谷 延 之 君


  総務企画部長         岡 崎 文 夫 君


  市民生活部長         太 田 孝 雄 君


  産業経済部長         米 陀 峰 信 君


  都市建設部長         岩 井 宏 道 君


  上下水道部長         小 崎 敏 弘 君


  会計管理者          米 生 利 弥 君


  都市建設部理事        酒 徳 鋼 一 君


  企画政策課主幹        御 囲 泰 晃 君


  総務企画部次長財政課長    中 田 博 己 君


  市民生活部次長こども支援課長 平   正 夫 君


  上下水道部次長経営課長    川 村 久 則 君


  総務課長           柳 田   守 君


  商工観光課長         中   伸 之 君


  総務課行政係長        藤 田 信 幸 君


 病  院


  市民病院事務局長       沢 井 利 夫 君


  市民病院事務局次長      浅 野 芳 幸 君


 消防本部


  消防長            佐々木   隆 君


  消防本部次長         岡 島   茂 君


 教育委員会


  教育委員長          庭 田 龍 祥 君


  教育長            中 山 慶 一 君


  教育部長           大 川 信 一 君


  学校教育課長         寺 嶋 和 義 君


 代表監査委員          勇 永 三 郎 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


   事務局長          能 澤 雄 二 君


   議事調査課長        山 本   勝 君


   議事調査係長        橋 本 正 則 君


   主査            山 口 真 二 君


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○(一般質問通告)


一般質問(代表・個人)


■新樹会 森岡英一議員


 1 黒部市学校教育基本計画に基づく三日市幼稚園と中央幼稚園の統合について


  (1)統合は必用なのか


  (2)統合の時期は、いつ頃なのか


  (3)三日市保育所と三島保育所での幼保一元化は可能なのか


  (4)父兄との話し合いは可能なかぎり早い方がよいと思うが、いつ頃か


  (5)統合の場合の新たな位置はどこか


 2 本市の今後の財政について


  (1)今後の財政見通しについて


  (2)総合振興計画に予定されている大型事業の財源内訳について


  (3)合併特例債の現状について


 3 新庁舎に関連して


  (1)新庁舎に複合施設(図書館等)を併設しては


  (2)現庁舎の跡地を民間で活用すべきでは


 3 特別養護老人ホームについて


  (1)新たな特別養護老人ホームの建設について


  (2)市長として待機者に夢と希望が持てる施策を考慮できないのか





■日本共産党 橋本文一


 1 基幹産業の稲作農業について


  (1)今年度のコメの概算払いが1万1,000円となったことによる農


    家への影響は


  (2)今年度からの米戸別所得補償モデル事業により、反当たり1万5,


    000円の固定払いとなるが、支払時期はいつになるのか


  (3)従来では、コメの出荷と同時に農家への支払いが行われていたが、


    今年度は、米戸別所得補償モデル事業による反当たり1万5,000


    円の固定払いが遅れることになる。農家は短期間で昨年度と比較する


    と約15%の減収になると思うが


  (4)コメの出荷後の米価変動に対応した実績支払いは、いつになるのか


  (5)米戸別所得補償モデル事業に加わっていない農家は確実に2,00


    0円の減収となり、生産意欲の低下につながると思うが


  (6)農家はコメの出荷後の11月末での支払いが多いが、現在の状況で


    は支払いに支障をきたす農家が出てくるのではないか。借入金の猶予、


    無利子の融資制度の創設等が必用と思うが


  (7)コメの価格補償を主とした農家の経営安定対策を国に要望していく


    べきと思うが


 2 (仮称)「僧ヶ岳県立自然公園」の指定について


  (1)指定後は、風致景観保護のため動植物の採取や開発などを制限する


    一方、現在の利用実態を基本に、登山道の整備や避難小屋、トイレ、


    誘導標識が県によって整備されることになると思うが


  (2)僧ヶ岳・駒ヶ岳周辺地域は貴重な植物が自生している。特に県のレ


    ッドデータブックに記載されている植物も多くあるが、市ではどのよ


    うに把握しているのか


  (3)国内最高位に分布するユキツバキ群落、タテヤマスゲ群落、石灰岩


    植物群落、トチノキ群落など、県の特定群落や日本海の眺望、稜線に


    連なる立山連峰、雪形などが黒部峡谷、トロッコ電車に匹敵する新た


    な観光資源になると思う。この比類のない資源を滞在型観光として生


    かしていくべきと思うが


  (4)カシノナガキクイムシの今年度の被害状況の把握と対策はどのよう


    になっているのか。また、県立自然公園に指定された場合、カシノナ


    ガキクイムシ対策をどう進めていくのか


  3 介護保険について


  (1)政府は、介護療養病床を13万床全廃の方針は変えていない。現在


    も多くの待機者がおり、これを全廃するとなると市民への影響は計り


    知れない。3月時点で要介護1から5までの介護老人福祉施設、特別


    養護老人ホームへの待機者は102名で、うち認知症の方は84であ


    った。その中でも、ほぼ全面的な介護が必要な要介護3以上の待機者


    が63名で、うち認知症の方が55名であった。また、特別養護老人


    ホーム以外の介護老人保健施設やグループホームなどの施設への待機


    者は70名で、うち認知症の方は63名であったが、その後、どれほ


    どの待機者の改善が行われたのか。


  (2)特別養護老人ホーム、介護老人福祉施設などの増床が必用と考える


    が


  (3)2009年の4月から人材不足や労働条件の改善のため、介護報酬


    が3%の引き上げとなった。また、2009年10月から実施された


    月額1万5,000円の「介護職員処遇改善交付金」により。介護従


    事者の処遇改善はどのような状況となったのか。





■会派清流 川上 浩


 1 新幹線開通に伴う公共交通網と新駅へのアクセス道の整備について


  (1)法定協議会と言われる公共交通戦略推進協議会が立ち上がった。こ


    れまでも鉄軌道を軸とした公共交通への考え方が示されてきたが、こ


    の協議会の目的と役割、会長としての思いは


  (2)この協議会の実施予定項目とスケジュールは。また、協議会の中で


    は、県や近隣市町とも連携が必要な並行在来線について、どのように


    扱われるのか


  (3)黒部宇奈月縦貫道路のルートは、新幹線新駅から8号バイパスまで


    既に整備が進んでいる。合併道路ともいえる宇奈月側へのアクセスル


    ートを早期に決定し、事業化採択を目指すべきと考えるが


 2 水博物館への今後の取り組みについて


  (1)市議会、新川広域圏議会、水博協議会、新川推進協議会などでも幾


    度となく協議を重ねてきた経過を踏まえて、今回の方向付けについて


    どのように考えているのか。


  (2)新幹線新駅周辺整備事業の地域観光ギャラリーに位置づけるという


    ことで、中身の検討に入る必要があると思うが、どのように


    取り組んでいくのか。


 3 宇奈月小学校統合後の諸問題について


  (1)通学路上の安全対策に取り組まれているが、スーパー農道横断の安


    全対策が未解決となっており、対策を急ぐべきであると考えるが


  (2)統合に伴い遠距離通学児童への交通費が全額補助されているが、国


    庫補助対象期間終了後も継続して補助すべきと考えるが


  (3)ミーティングルームを利用した学童保育では、学校行事やスポーツ


    少年団活動との競合により、移動や片づけを余儀なくされ、学童保育


    施設として常設化できない。解決策を早急に見出す必要があると思う


    が


 4 中山間地農業を守るためにサル・イノシシ等への抜本的改革が必要


  (1)有害鳥獣による被害が広がる中、戸別対応の電気柵の有効性や問題


    をどのように捉えているのか。


  (2)浦山地区の里山の裾野に中山間事業に取り組む集落と営農組合、自


    治振興会が話し合い、試行錯誤しながら1.6?にわたる電気柵を設


    置した。これは、サル・イノシシ対策への画期的な取り組みである。


    今後、モデル事業化し取り組んでいく考えはないのか。





一般質問(個人)


■3番 辻 靖雄議員


 1 黒部市の都心「三日市」の活性化戦略について


  (1)黒部市の都心「三日市」から「遊び文化」の発信の可能性は


  (2)新庁舎に保健センター、食堂、図書館の併設を


  (3)現庁舎の跡地に郵便局や高齢者住宅の複合施設の誘致を


 2 高齢者福祉の推進について


  (1)本市における高齢者所在不明の現状と最前線の民生委員との連携は


  (2)ふれあい入浴券等の利用状況と課題は


  (3)福祉割引タクシー制度導入の推進は


  (4)高齢者宅の地デジ対応の取り組みは万全か


  (5)移動スーパー食品販売の推進は


  (6)自動車運転免許証の自主返納者に対する支援は


  (7)高齢者宅の緊急通報システムの現状と課題は


 4 教育の諸課題について


  (1)歴史教育の取り組みは


  (2)エコ教育の具体的な取り組みは


  (3)パソコン教育の具体的な取り組みは





■6番 寺田仁嗣議員


 1 新幹線新駅の利用促進への取り組みについて


  (1)県東部駅として利用度アップに向け、市町、滑川市をも含めた新川


    広域圏並びに各種団体との連携を図る施策の考えはないのか


  (2)新駅へのアクセス道の改善や交差点改良による利用度アップ津と公


    共交通機関との連絡網を充実させ時間短縮に努めては


  (3)新駅の駐車場を無料化し、駅舎内まで全天候アプローチを設けては


  (4)知名度アップに向けて北陸新幹線の列車名に「くろべ」号が採用さ


    れるよう運動すべきでは


  (5)新幹線開業前と開業後の戦略は


 2 土砂災害について


  (1)特別養護老人ホーム越野荘の付近は、土砂災害警戒区域及び土砂災


    害特別警戒区域として県の指定を受けたが、どのような警戒避難体制


    の整備を進める方針か。また、市内の現状と実態は


  (2)越野荘上部の山田新用水は、開渠であると同時に天端部分が狭く補


    強が必要ではないか。また、入所者の家族は、土砂災害警戒区域及び


    土砂災害特別警戒区域の指定を受けていることを知っているのか


 3 有害鳥獣のカラスによる被害防止対策について


  (1)県の「カラス対策ワーキングチーム」と黒部市の係わりについて


  (2)三島神社付近を中心とした三島町内及び牧野町内の現状とこれまで


    の対応は


  (3)黒部市全体の現状と今後の対策は





■2番 谷口弘義議員


 1 除雪体制の充実について


  (1)住民からの「遅くてもよいから狭い生活道路の除雪にも来て」との


    要望に、昨年度は十分行き届かなかった点が見られたが、どのように


    把握しているのか


  (2)安全で安心して暮らせるよう市民生活を守っていくことが求められ


    ている。住民の「狭い生活道路への除雪の願い」に対して、どう対応


    するのか


  (3)各地区に配置されている歩行型除雪機の使用状況、使用範囲は


  (4)住民参加による除雪体制を図るために、小型ショベルローダー等の


    導入を検討すべきと思うが


 2 旧生地幼稚園の園舎の有効利用と児童センターについて


  (1)放課後や夏休み等、こども達の安心安全な居場所として、学童保育


    の充実や児童センターの設置が求められている。児童センターの設置


    が必要と思うが


  (2)生地地区の住民から「生地周辺地区に児童センターの設置を求める


    請願」が、1,227名の賛同署名を添えて議会に提出された。また、


    生地自治振興会からも、この住民からの請願を地区全体の要望事項と


    して、「児童センターの設立についての要望書」を市長に提出してい


    る。このことについての市長の考えは


  (3)旧生地幼稚園の施設・園舎の有効利用をどのように考えているのか


  (4)議会は、「生地周辺地区に児童センターの設置を求める請願書」に


    ついて、「請願の趣旨には理解できる、また、1,727名という署


    名の重みも理解できる・・・【中略】・・・新規に施設を建設するの


    ではなく、旧生地幼稚園や小学校の空き教室等、既存施設を利用した


    児童の居場所作りを検討する必要がある。」と述べているが、このこ


    とをどう思うのか





■1番 小柳勇人議員


 1 行政の効率化について


  (1)行政効率化への市長の考え方は


  (2)新庁舎建設において、どのような効率化を進めるのか


  (3)学校統廃合への進捗状況は


  (4)学校統廃合に対しての考え方は


 2 地上デジタルテレビへの対応について


  (1)地上デジタル放送に対して公的支援を受けられる範囲と周知連絡方


    法の現状は


  (2)現在、公的支援を受けられない範囲の市民への対応は





■8番 伊東景治議員


 1 フィールドミュージアムと水博物館について


  (1)国内最古の「ジルコン」の発見を聞いての感想は


  (2)フィールドミュージアムの拠点のひとつに吉田科学館がある。ジル


    コンの存在を日本列島の形成の記録として、あるいは黒部川扇状地の


    歴史解明の資料として吉田科学館に展示できないか。また、研究成果


    をプラネタリウムの映像を通してわかりやすく説明できないか


  (3)7月15日に開かれた「水博物館構想推進協議会」で、水博物館の


    中核施設として北陸新幹線新黒部駅(仮称)での計画を市単独でも建


    設したい意向を示したことから、県は黒部市と入善町の一本化を断念


    し、市事業へ予算支援をする方針を示した。市長は、フィールドミュ


    ージアムの観点から、新たな「水博物館事業推進協議会」で今後どの


    ように進めるのか


  (4)ジルコンは、フィールドミュージアムの1つとして集客能力の高い


    素材であると考えられる。発見した国立科学博物館や国立極地研究所


    などの協力を得ながら、北陸新幹線開業までに具体的に活用する準備


    を進めるべきと考えるが


 2 全国学力・学習状況調査について


  (1)全国の上位の秋田県、福井県と下位の沖縄県、北海道の顔ぶれの固


    定化がみられ、また、地域差は縮まらなかった。黒部市の小中学校で


    は今回の結果をみて計画どおり指導に反映させているのか。また、学


    習状況調査の内容に変化はあったのか


  (2)今回、新たに幼児教育の有無が質問項目に加えられたが、その公表


    が物議をかもした。小・中の国語、算数・数学のすべての教科で保育


    所よりも幼稚園に通っていた小中学生の正答率が3.3から6.3ポ


    イント上回った。この結果について、どのような感想をもったのか


  (3)保育所と幼稚園では指導内容、カリキュラム等に違いがあるのか。


    黒部市では、石田と生地にある「こども園」で、幼・保の園児が一緒


    にいるが、日常の指導を幼・保で使い分けているのか


  (4)小学校時代につまずいた課題を中学校に持ち越している生徒が多い


    ことが判明している。この問題をいかに解決するのか


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                開 会 の 宣 告


  午前10時00分


○議長(辻 泰久君) 皆さんおはようございます。


 本日、9月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は全員であります。


 定足数に達しましたので、これより平成22年第4回黒部市議会9月定例会を開会いたします。


 これより諸般の報告を行います。


 監査委員から例月出納検査の5月分、6月分及び7月分の結果報告がありました。


 お手元に配付したとおりであります。


 説明は省略をさせていただいます。


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                  開    議


  午前10時01分 開議


○議長(辻 泰久君) これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により山内富美雄君及び松原勇君を指名いたします。


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○議長(辻 泰久君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から9月21日までの21日間といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。


 よって、会期は21日間と決定いたしました。


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○議長(辻 泰久君) 日程第3、「議案第53号から議案第58号まで」、「認定第1号から認定第12号まで」及び「報告第8号」、「報告第9号」、以上20件を一括議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) おはようございます。猛暑の中、大変ご苦労さまでございます。


 本日ここに、平成22年第4回黒部市議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。


 議案の説明に先立ちまして、市政の概要について申し上げます。


 初めに、最近の経済情勢について申し上げます。


 内閣府が発表いたしました4月から6月期のGDP速報値によりますと前期までと比べ個人消費は伸びが止まり、公共投資は大幅減、設備投資は極めて低調でGDPの成長率は辛うじてマイナスにはならなかったものの、年率0.4%にとどまりました。これは世界同時不況の影響を受け、昨年3月を底とし、4月からわずかながら回復に向かっていた日本経済がここに来て急に減速した形であります。また8月以降の急激な円高が今後も続けば、経済を牽引してきた輸出に影響を与え、状況はさらに悪化する恐れがあります。


 このところの経済低迷の最大の要因は、深刻な需要不足によるデフレであって、「コンクリートから人へ」のスローガンのもと、公共事業の大幅削減などにより、政府がみずから招いた側面も否めないという意見があります。また、子ども手当の消費拡大効果は限定的とも言われており、さらには、前政権が導入し、消費をリードしてきたエコカー補助金は9月末で打ち切りの予定であります。


 政府は、追加経済対策を検討中でありますが、デフレ期においては需要増によるGDPの拡大こそが大切と言われております。消費を拡大すべく雇用と賃金を改善し、適切な公共投資により地域経済の立ち直りを促すことなど、効果が得られる十分な規模を持って時期を逸することなく対応されるよう求めるものであります。


 次に、本市の経済情勢について申し上げます。


 黒部商工会議所が実施した4月から6月期の市内景況調査によりますと製造業及び小売業で改善傾向にあり、特に住宅エコポイントにより住宅用建材を中心とする製造業が好調であるもののサービス業はやや悪化、建設業は大幅に悪化しているなど、業種間で大きな違いがあります。全体として、本市経済も日本経済同様に回復傾向にはありますが、全国や県内と比較してその回復は弱く、本市経済を牽引している製造業が最近の急激な円高の影響を受けるようなことがあれば、他の業種へも波及し、市内全体がデフレ状態に陥るおそれがあります。


 市といたしましては、今後、政府の経済対策が実施された場合は、適時適切に対応するとともに、公共事業の早期発注、早期執行や制度融資による支援など、市としてできることは引き続き確実に実行してまいります。また、黒部市総合振興計画に基づき、将来の発展に必要な社会資本を順次整備しながら、本市経済における需要を維持拡大してまいる所存であります。


 次に、観光関係について申し上げます。


 去る7月28日と29日の両日、中国・大連市の生徒の修学旅行を受け入れたところであります。黒部の産業や自然を体験し、県内高校生とのサッカー交流を行いました。経済成長が著しい中国では多くの富裕層が出現し、また、中国人に対する観光ビザの発給要件が緩和されたことなどから、中国人観光客を呼び込み、地域経済の浮揚につなげようと全国が取り組んでおります。本市といたしましても重要な基幹産業であります観光の新たなビジネスチャンスとして、平成20年度末から検討を開始したものであります。紆余曲折はあったものの、まずは実績をつくることができ、一定の成果があったものと考えております。


 一般に中国人観光客は、日本に対しては、高性能な電気製品などの買い物、温泉、ディズニーランドなどのテーマパーク、アニメなどの文化に興味があり、自然や伝統文化に対する関心はあまり高いとは言えないようであります。しかしながら、本市を訪れた生徒や教職員は、YKKの先進技術に高い関心を示すとともに、黒部峡谷のダイナミックさに驚嘆し、宇奈月温泉のいやしと豊かな黒部の食材と食文化を満喫し、日本人のもてなしの心に感動して帰国したと伺っております。このことから、本市の誇る観光資源は、十分中国人観光客を満足させ得ると手ごたえを感じたとこところであります。今後ビジネスとして自立させるには、中国・大連市等の地方政府及び観光会社と連携を深め、さらなる売り込みが必要と考えており、修学旅行に限らず、誘致事業を継続し、課題を把握し解決しながらこの大きなチャンスを生かしてまいりたいと考えております。


 次に、観光資源の保全について申し上げます。


 温暖化の影響もあり、近年、黒部川上流域において、大雨による大規模な崩壊、崩落がたびたび起きており、本市が誇る黒部峡谷の景観が大きく損なわれております。平成14年の集中豪雨では河床がかなり上昇し、美しい峻険なV字峡が失われてしまった箇所が少なくありません。また、不帰谷付近の崩落土石が本流をせき止め、水位上昇により、ことし6月に鐘釣の万年雪が解けてしまうなど、観光客を落胆させました。もともと黒部川上流域は崩壊しやすく、国土交通省が8月に発表した深層崩壊推定頻度マップには、深層崩壊の発生頻度が特に高い、または実際に起こっているとなっております。崩壊の規模を考えますと抜本的な解決は困難を伴うと思いますが、国・県には、一刻も早く対応策を講じていただくよう求めるものであります。


 次に、協働のまちづくりについて申し上げます。


 本市を含め、全国の自治体で協働のまちづくりに対する取り組みが加速しております。これは、従来もっぱら行政が担ってきた公共サービスを市民と行政が一緒になって行おうとするものであります。市民がみずから公共の仕事に直接かかわることが、市民ニーズを的確に把握し、より満足度の高いサービスが提供できると考えられるからであります。市民と行政が一緒に仕事をする際に大切なのが、市民が計画段階から参画できる体制づくり、対等のパートナーとしてお互いを尊重しながら、各々の特性を生かした役割分担、経費の分担と責任の所在を明確にすることであり、そのためには、市民参画と協働に関するルールづくりが必要と考えております。


 本市では、黒部まちづくり協議会など多くの市民団体が、独自の活動を通じて、さまざまな分野において積極的に意見や提言を重ねられ、市といたしましても、その都度、実際の施策に生かしてまいりました。そういう意味では、既に協働のまちづくりを実践しているわけでありますが、今後さらに拡大し効果を高めるためにもルールづくりは大切と考えており、年末までにガイドラインを策定すべく、協働のまちづくり推進会議を通じて市民の皆様と協議を重ねております。また、近日中にはパブリックコメントを募集しますので、市民の皆様からの忌憚のないご意見をお願い申し上げるものであります。


 次に、農業関係について申し上げます。


 本年の好天と高温はコメの育成には恵みとなり、2年ぶりに豊作の見込みであります。しかしながら、7月下旬から気温が連日35度を超え、降水量の少ない日が続いており、農作物への影響が懸念されることから、各関係機関と連携し、適切な水管理と害虫防除を呼びかけてきたところであります。水稲は、平年より収穫時期が早くなっているため、農家の皆さんには、適期刈り取りと適切な乾燥調整作業に努められ、高品質で安全・安心な「名水の里 くろべ米」づくりを引き続きお願いするものであります。


 また、本市の戸別所得補償モデル対策の加入状況は1,243名、2,376ヘクタールで、水稲共済加入面積割合で92.6%の申請があったところであります。農林水産省の速報値によりますと全国で約132万人、約167万ヘクタールの加入申請があり、おおむね1万ヘクタールのコメの過剰作付け面積が縮小され、需給が改善する見込みとのことであります。


 次に、スポーツ関係について申し上げます。


 先月22日、本市総合体育センターで開催されました第31回北信越国民体育大会バレーボール競技成年女子6人制の部におきまして、KUROBEアクアフェアリーズが2年連続で優勝しました。決勝戦では、エースアタッカーを中心にスパイクが決まり、3枚ブロックが相手の攻撃を次々にとめるなど、手に汗握る接戦を制し、石川県代表で同じVチャレンジリーグ所属のPFUブルーキャッツに、セットカウント3対0のストレートで勝利し、10月に千葉県で開催されます「ゆめ半島千葉国体」への出場が決定いたしました。本大会では、昨年の5位よりも上位を目指してチーム全員が闘志を燃やしておりますので、市民の皆様とともに精いっぱい応援してまいりたいと考えております。


 それでは、本日提出しております議案についてご説明申し上げます。


 まず、予算関係について申し上げます。


 「議案第53号」は、「平成22年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」であります。


 補正額は、8,135万4,000円でありまして、補正後の予算総額を209億1,862万6,000円とするものであります。


 歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。


 総務費は、災害発生時のライフライン確保に向け、積載式給水タンクや危機管理用トラックを配備するほか、オランダ王国スネーク市との姉妹都市提携40周年記念事業として環境住宅シンポジウムを開催するための追加分や、国際文化センター「コラーレ」の景観整備事業費を計上しております。


 民生費は、市内認知症高齢者グループホーム施設への開設準備補助金のほか、富山県安心こども基金の活用事業といたしまして、市内関連施設への子育て支援ミニ文庫の設置や、市内一円にあります「ちびっこ広場」の遊具を修繕しようとするものであります。また、ふるさと納税による市内篤志家からの寄附金を社会福祉振興事業基金積立金として計上いたしております。


 衛生費は、特定年齢の女性に対するがん検診推進事業に関する平成21年度国庫補助金の精算返納分を計上いたしましたほか、納骨堂につきましては、未利用納骨室の返還希望に応じ、新たな利用者を募集するものであります。また、環境関係といたしましては、市内のトキ関連団体からの寄附金をふるさとサポート基金積立金として計上し、この一部を活用して木柵水路の整備をいたしますほか、佐渡市から寄附されました魚道を活用し、トキの生息地としてふさわしい環境整備に努めてまいります。また、家電リサイクル法等により、リサイクルが義務づけられておりますテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコン以外の家電製品を対象とした家電リサイクル回収所を新たに整備し、リサイクル意識の醸成に努めてまいります。


 農林水産業費は、炊飯センター及び宇奈月麦酒館の施設修繕費のほか、造林関係といたしましては、森林境界明確化支援事業費や里山再生整備事業費を追加しております。また、モルト麦茶販売利益の一部について寄附の申し出があり、産業技術振興基金積立金として計上いたしております。


 商工費は、市内での全国ブロック会議の開催増により、コンベンション開催支援補助金を増額しようとするものであります。


 土木費では、道路施設等の修繕費を追加するほか、消雪水源の改修費を計上いたしております。また、市内の国道及び主要地方道を対象とした屋外広告物設置状況現況調査費や、市公共交通戦略推進協議会の年間運営に資するための一時的な貸付金を計上いたしております。このほか宮野球場につきましては、スポーツ振興くじ助成金を活用し、グランド内外野の改修工事をしようとするものであります。


 消防費では、消防庁舎の新築に合わせ、通報者の発信場所の特定や、正確かつ迅速な出動指令が可能となる高機能消防指令システムの導入を図ることとしており、このシステムの実施設計に係る経費を計上いたしております。このほか、田家地区の消防団伝達システムを移設しようとするものであります。


 教育費では、桜井中学校におきまして下水道への接続が可能となりましたことから、接続経費を計上いたしましたほか、学校給食センターの建設事業費といたしまして、外構工事の追加分と再利用厨房機器の移設費用を計上いたしております。また、市内幼稚園におきましても、県の基金を活用した子育て支援ミニ文庫の整備を図ることとしております。このほか、ふるさと納税によります市内外の篤志家からの寄附金を教育文化振興基金積立金として計上いたしております。


 これらの補正の財源といたしましては、国・県支出金、諸収入、使用料のほか、繰越金等をもって充当することといたしております。


 次に、特別会計の補正について概要を申し上げます。


 「議案第54号」は「平成22年度黒部市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)」であります。前年度において過納となった国・県負担金及び交付金等の精算返納分であります。


 次に、条例関係について申し上げます。


 「議案第55号」は、「黒部市手数料条例の一部改正について」であります。危険物を貯蔵する屋外タンク等の設置等に係る手数料が省令改正により引き下げられましたので、同様に条例を改正しようとするものであります。


 「議案第56号」は、「黒部市自転車駐車場条例の一部改正について」であります。浦山駅前の自転車駐車場が完成いたしましたので、市が管理する自転車駐車場として追加するしようとするものであります。


 「議案第57号」は、「黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」であります。乳がん等による乳房切除により乳房を失った方に対して、自由診療により乳房再建術を行う場合の料金を設定しようとするものであります。


 「議案第58号」は、「黒部市火災予防条例の一部改正について」であります。燃料電池発電装置の実用化等により、その規制に関する省令が改正されたため、条例の関係条項を改正しようとするものであります。


 次に、決算関係について申し上げます。


 認定に付しておりますのは、平成21年度の黒部市一般会計、特別会計及び企業会計合わせて12会計の決算であります。一般会計では、歳入決算額が221億1,646万6,000円、歳出決算額が214億9,762万7,000円で、歳入歳出差引額が6億1,883万9,000円となり、このうち翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額が5億3,037万円の黒字決算となりました。このほか、国民健康保険事業など特別会計9会計及び病院事業など企業会計2会計の決算について、いずれも監査委員の意見を付けて認定をお願いするものであります。


 次に、報告事項といたしまして、平成21年度黒部市一般会計継続費精算報告書及び平成21年度決算に係る健全化判断比率等の報告について、監査委員の意見を付して報告するものであります。


 以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げました。なお詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げます。何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げて提案理由とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 次に、「認定第1号から認定第12号まで」、平成21年度黒部市一般会計歳入歳出決算ほか11件及び、「報告第9号 平成21年度決算に係る健全化判断比率等の報告について」、監査委員の審査結果の報告を求めます。


 代表監査委員、勇永三郎君。


             〔代表監査委員 勇永三郎君登壇〕


○代表監査委員(勇永三郎君) おはようございます。


 監査委員の勇永三郎でございます。よろしくお願いいたします。


 平成21年度黒部市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに病院事業及び水道事業会計決算、合わせまして財政健全化判断比率等の審査結果の概要につきまして報告いたします。なお、詳細につきましては意見書の記述のとおりであります。


 一般会計と特別会計を合わせた決算の規模は、予算総額315億1,148万2,000円に対しまして、歳入299億7,998万9,000円、対予算比で95.1%、歳出288億4,403万2,000円、対予算比91.5%、実質収支は10億4,748万8,000円の黒字決算でありました。


 次に、一般会計の決算は、実質収支で5億3,037万円の黒字決算となりました。黒字額は標準財政規模の4.4%に相当し、おおむね標準的な水準になっております。また、実質単年度収支も1億4,672万9,000円の黒字計上となっております。


 歳入におきましては、前年度に比べて市税や諸収入等で減収となり、地方交付税、国庫支出金、市債等で増収となったことで財源別構成では、一般財源56.8%に対し特定財源43.2%、また、自主財源49.3%に対し依存財源は50.7%の構造となっております。市税の対調定収入率は96.4%と前年度と同水準であり、不能欠損として1,846万2,000円が処理されております。また、現年課税分と過年度滞納繰り越し分を合わせた2億7,864万6,000円が収入未済となっております。引き続き、早期徴収に努力願いたいものであります。


 歳出におきましては、義務的経費36.9%、投資的経費22.8%、その他経費40.4%となっております。また、財政指標につきましては経常収支比率、84.4%と前年度よりやや改善されております。財政力指数は3カ年平均で0.76ポイント、単年度で0.71ポイントと前年度より低下傾向にあります。積立金現在高は44億4,555万4,000円で、うち財政調整基金は1.1%増加して15億1,900万円となっております。市債の現在高は232億8,380万5,000円で、前年度に比べ0.05%減少しております。また、債務負担行為につきましても18億1,135万6,000円と前年度に比べ17.5%減少しており、健全財政運用を目指す努力の結果と考えられます。


 次に、特別会計におきましては、国民健康保険事業特別会計の決算収支が、実質収支1億1,831万3,000円の黒字計上となりました。


 国保税の収入率は、85.1%で前年度の81.5%から見て3.6ポイント改善されております。収入未済額は、現年課税分と過年度滞納分を合わせまして1億4,783万6,000円となっております。


 また、老人保健医療事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計及び地域開発事業特別会計の決算収支では、実質収支が黒字となっており、簡易水道事業、診療所事業及び新川広域圏老人保養センター事業の3事業特別会計の決算収支は、一般会計や基金よりの繰入金により収支が均衡となり、実質収支ではゼロとなっております。今後とも一般会計への依存度を小さくするよう努力されたいものであります。


 この他、農業集落排水事業及び公共下水道事業の2事業特別会計決算は、公営企業化に向けた過渡期的決算となっております。公営企業として健全性を育成し、確保されることを望むものであります。


 次に、病院事業会計ですが総収益92億7,076万3,000円、総費用が93億3,435万2,000円で計上利益マイナス5,824万2,000円となり、これに特別損失を差し引いた純利益は、マイナス6,359万円と平成18年度以来3年ぶりの赤字決算となっております。本業の医業収支におきましても8,190万8,000円の医業損失となっております。患者数は前年度に比べまして入院で4.1%の減、外来で0.7%の減となり、病床利用率も90.8%と前年度より3.8ポイントの減となっております。


 当院は県内主要自治体病院の中でも有力な経営基盤を有する病院として高い評価を受け今日に至っておりますが、平成21年度決算では経常損失、純損失を計上するに至りました。今後はさらにベンチマーキング資料等の活用により、積極的な経営姿勢で臨みながら、あらゆる課題に対してより主要施策とその成果が黒部市民病院のトータルの成果に反映されるべき、黒部市民病院改革プランの達成を持って、県東部における基幹病院としての役割を果たされるよう望むものであります。


 次に、水道事業会計の決算につきましては、総収益2億8,938万6,000円、総費用2億8,786万5,000円で、純利益152万2,000円の黒字決算でありました。給水戸数で7,819戸、給水人口で2万2,253人、普及率が60.2%となり、ほぼ横ばい状態でありました。本年度営業収支では、4,046万5,000円の損失となっておりますが、営業外収支において一般会計からの補助金等で4,207万6,000円の利益が計上されたことで、全体では黒字決算となったところであります。


 簡易水道の統合や老朽管の布設替え、漏水対策事業、ライフライン機能強化事業等の主要施策につきましては、今年度も継続的に取り組まれているところですが、有収率78.9%と前年度の83.2%から4.3ポイント減と大きく後退していることなども踏まえ、簡易水道組合との統合につきましては、有収率との相互関係へも考慮しながら進めていくべきものと思われます。


 最後となりましたが、健全化判断比率及び資金不足比率の審査結果について申し述べます。平成21年度決算にかかわる健全化判断比率、資金不足比率及び算定の基礎を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認めました。それぞれの指標は、早期健全化基準及び経営健全化基準を下回る水準となっておりますが、ただ、実質公債費比率、につきましては、早期健全化基準の25%に近い数値にいるのが現実でありまして、今後とも税収の増減に伴う標準財政規模の推移や公債費等にかかわる関連支出の分析を進めるなどして、市債及び公債費の管理には十分注意が必要かと思います。


 以上で簡単でありますが、決算審査結果の概要報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(辻 泰久君) 以上で本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、9月2日、3日及び、6日の3日間は本会議を休会とすることにいたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。


 よって、9月2日、3日及び6日の3日間は本会議を休会とすることに決しました。


 なお、9月4日及び5日の2日間は、市の休日でありますので休会です。


 9月7日は午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。


 一般質問の通告書は、あす2日正午まで提出願います。


 本日はこれをもって散会いたします。





散会 午前10時39分