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富山県 黒部市

平成22年第1回定例会(第3号 3月10日)




平成22年第1回定例会(第3号 3月10日)





 






平成22年第1回黒部市議会3月定例会会議録


平成22年3月10日(水曜日)





                議事日程(第3号)


                           平成22年3月10日(水)


                           午前10時開議


第1 一般質問(個人)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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本日の出席議員   22人


    1番 小 柳 勇 人 君         2番 谷 口 弘 義 君


    3番 辻   靖 雄 君         4番 竹 山 繁 夫 君


    5番 内 橋 健 治 君         6番 寺 田 仁 嗣 君


    7番 吉 松 定 子 君         8番 伊 東 景 治 君


    9番 橋 本 文 一 君        10番 辻   泰 久 君


   11番 山 内 富美雄 君        12番 松 原   勇 君


   13番 山 本 達 雄 君        14番 吉 田 重 治 君


   15番 中 谷 松太郎 君        16番 松 本 正 則 君


   17番 川 上   浩 君        18番 新 村 文 幸 君


   19番 岩 井 憲 一 君        20番 森 岡 英 一 君


   21番 稲 田   弘 君        22番 坂 井   守 君


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本日の欠席議員    な  し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長            堀 内 康 男 君


  副市長           中 谷 延 之 君


  総務企画部長        名 越   誓 君


  市民生活部長        岩 井 哲 雄 君


  産業経済部長        石 川 幹 夫 君


  都市建設部長        岩 井 宏 道 君


  上下水道部長        小 崎 敏 弘 君


  地域センター長       此 川 健 道 君


  会計管理者         平 野 正 義 君


  都市建設部理事       舟 田 浩 志 君


  総務企画部次長総務課長   能 澤 雄 二 君


  総務企画部次長企画政策課長 大 川 信 一 君


  総務企画部次長財政課長   中 田 博 己 君


  市民生活部次長福祉課長   米 生 利 弥 君


  産業経済部次長農業水産課長 米 陀 峰 信 君


  上下水道部次長営業課長   浅 野 芳 幸 君


  総務課主幹         有 磯 弘 之 君


 病  院


  市民病院長         新 居   隆 君


  市民病院事務局長      岡 崎 文 夫 君


  市民病院事務局次長     沢 井 利 夫 君


 消防本部


  消防長           佐々木   隆 君


  消防本部次長        岡 島   茂 君


 教育委員会


  教育委員長         庭 田 龍 祥 君


  教育長           中 山 慶 一 君


  教育部長          幅 口 文史朗 君


  教育委員会次長学校教育課長 平   正 夫 君


 代表監査委員         福 島   樹 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長          荻 野 佳 秀 君


  議事調査課長        能 登 澄 雄 君


  議事調査係長        橋 本 正 則 君


  主任            山 口 真 二 君


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                開    議


  午前10時00分


○副議長(吉松定子君) おはようございます。


 どなたも続いてご苦労様でございます。


 議長の都合により、副議長が議事を進めさせていただきます。


 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


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○副議長(吉松定子君) 日程第1、前日に引き続き、「一般質問の個人質問」を行います。


 3番 辻 靖雄君。


               〔3番 辻 靖雄君登壇〕


○3番(辻 靖雄君) おはようございます。


 寒い雪の弥生3月、各家庭には、ひな人形を飾る風習があります。何か日本人として心和む季節でございます。


 去る1月12日、カリブ海に浮かぶ島ハイチでマグニチュード7.0の大地震がありました。死者20数万人、被災者300万人と言われております。


 また、2月27日には、南米チリでマグニチュード8.8の大地震が起き死者


 800人、被災者200万人と言われております。


 心よりお見舞い申し上げ、哀悼の意をささげたいと思います。


 さて、毎日ハラハラドキドキで声援を送ったカナダ、バンクーバーオリンピックも閉幕しました。


 日本の選手団は精いっぱい頑張りましたが悔しい、もうちょっとでという声が多く聞かれました。とりわけフィギィアスケートの戦いぶりは見事でした。男女とも全員が入賞を果たし、これが団体戦だったら金メダルなのにと非常に残念に思ったものであります。


 ところで2月、大規模リコール問題でトヨタ自動車の豊田章男社長は、アメリカ議会が開いた公聴会に出席しました。決して逃げたり隠したりせず、顧客の安全を確保すると明言し、再発防止、迅速対応の体制を約束したのであります。その足で中国に飛び、中国の人民に謝罪しました。


 ともかく、日本のものづくりの象徴たるトヨタショックは、景気回復へ大きな影響を与えました。


 先月26日、富山県議会が開会され、石井知事は景気は依然として厳しい。雇用の回復に全力で取り組むと述べております。


 一方、本市の平成22年度予算案を見ましても、市税収入は約73億6,000万円で、前年度比5.0マイナスの約3億9,000万円でありました。


 黒部商工会議所の平成21年度10月から12月期の景況調査によりますと全業種のDI値は、売り上げは全国マイナス59.4%、黒部マイナス56.8%、業況は全国マイナス61.5%、黒部マイナス51.1%、採算性は、全国マイナス57.6%、黒部マイナス46%でありました。


 全国的には本年、2010年の見通しについて低水準の横ばい状態の声が過半数を占め、2番底を懸念する声が4割に上っております。


 黒部市においては、全国に比べ回復基調にあるものの業種間で明暗が分かれ、今の状況を一言でいうと建設業は硬直状態、製造業は20%程度売り上げアップ、小売業は、日本海の荒波、サービス業は真冬という表現になっております。


 そこで、このたびの3月定例会で、私は5つの質問をさせていただきます。


 1、黒部市の新しいまちづくり構想について。


 2、就職活動、雇用支援と中小零細企業の支援策について。


 3、老朽化する社会資本の維持管理及び対応策について。


 4、自然エネルギーの利活用の推進について。


 5、教育の諸課題について。


 まず最初に、黒部市の新しいまちづくり構想についてでありますが、市長は3月2日、議会初日の提案理由の中で、まさに100年の計に立って熟慮を重ねて新庁舎の位置を旧三日市小学校跡地が最適と決められました。私も全く異論なく賛成であります。


 その理由に、1、財政。2、まちづくり。3、利便性の観点から具体的に市有地であり、都市機能のコンパクト化を図る。そして交通アクセスの便利さを示されました。


 後は、市民が納得する具体的な規模、機能、施設内容であります。さらに市長は、本市の目指す将来像は、オール黒部市をみんなでつくり、誇りと愛着を持って暮らせるまちにしたいと決意を述べておられます。


 そこで以下3点の質問について、力強い明確なご答弁を求めます。


 1、新庁舎のイメージとコンセプトをどのように考えているのか。


 2、市民病院の新外来診療棟の玄関口をどのように考えているのか。


 3、市の歌、市歌制定への理念及び制定までの方法と日程について。


 次に、就職活動、雇用支援と中小零細企業の支援策についてであります。


 一昨年の秋以降、中小零細企業は受注の大幅な減少、受注単価の極端な安値競争、売り上げの底這い状態等々、かつてない厳しい状況にあります。


 また、経済のグローバル化や少子高齢化、人口減少という構造的な課題への対応も求められております。


 政府は、産業や暮らしを支えていけるように、1、資金繰り対策。2、雇用対策。3、仕事をつくるための施策に全力で取り組んでおります。


 そこで、本市においても、地場産業の勝ち残りのために精いっぱいの支援をお願いしたく、以下3点の質問に対して具体的、積極的なご答弁を求めます。


 1、黒部市合同企業説明会での具体的な成果と今後の課題は。


 2、重点分野雇用創造事業の具体的な推進策をどのように考えているのか。


 3、中小企業円滑化法に対するPRと取り組みをどのように考えているのか。


 次に、老朽化する社会資本の維持管理及び対応策についてであります。


 道路や橋梁、水道、河川、消雪装置など生活の基盤である社会資本の多くは、高度経済成長期に建設され老朽化が進んでおります。


 総務省は2月5日、社会資本の維持管理及び更新に関する行政評価、監視、道路橋の保全等を中心と題して調査結果をまとめ、国土交通省などに改善を求める勧告を行いました。


 例えば、道路橋のうち建設から50年以上経過したものが占める割合は、2006年には約6%だったものが、2016年には約20%、2026年には約47%になると見込まれ、まさに社会資本の深刻な高齢化現象であります。


 鳩山内閣は、コンクリートから人へを掲げ、公共事業の方針転換を打ち出しております。コンクリートと人が対立的に扱われ、子供手当が人の象徴として注目を集めております。しかし、コンクリートに象徴される公共事業は、新設だけでなく既存の社会資本の維持管理も重要な課題であります。


 この問題を放置して、命を守る政治はあり得ないと私は、訴えたいのであります。


 そこで、本市における取り組みについて、以下3つの質問に対し副市長のご答弁を求めます。


 1、道路橋の長寿命化対策をどのように推進するのか。


 2、水道管の更新計画をどのように考えているのか。


 3、消雪装置の修繕計画をどのように考えているのか。


 次に、自然エネルギーの利活用の推進についてであります。


 東京大学特任教授の村沢義久氏は、燃やさない文明を提言しております。


 200年前に起こった産業革命は化石燃料革命でした。これで人類は、大変な恩恵をこうむったが、結果として二酸化炭素を大量に放出し、いつの間にか大気を汚染し環境を破壊しました。


 ようやくCO2を大幅削減しようとの動きが活発化してきましたが、その道筋はまだ見えない。省エネを促進するのも大事ですが、根本的な部分として、そもそも火を燃やさなければCO2を出さず温暖化対策に劇的な貢献ができる。


 火を使わないということは、生肉を食べ、寒くても我慢するのかではなく、火のかわりに電気を使うのですと主張し、これから日本の生き残る道は、エネルギー環境分野での技術革命であり、日本が先頭を切るしかないと断言しております。


 このような、燃やさない文明論を踏まえまして、以下3点の質問に対し産業経済部長のご答弁を求めます。


 1、公共施設への太陽光発電設置に向けての計画はあるのか。


 2、小水力発電システム導入の詳細ビジョンをどう評価しているのか。


 3、関西電力新黒薙第2発電所の小水力発電にどのような支援を行うのか。


 最後に、教育の諸課題であります。


 現在、大活躍中の実践教育者、水谷修氏、通称夜回り先生について少し触れたいと思います。


 夜回りを通して、青少年の育成に励んでいる水谷氏は、これまで53万6,000件のメール相談、かかわった子供の数は19万4,000人、そのうち、78人が尊い命を亡くした。


 リストカットの子供たち、薬物ドラッグに手を染める子供たちと戦いながら、何度やめようと思ったかもしれない。それでも、かかわった8割から9割の子供たちが、ありがとうと言って笑顔になって、昼の世界に戻っていくことがうれしい。


 自分の子供の前での夫婦げんかは、児童虐待であるとの持論を持つ水谷氏は、大人の1番の仕事は、国を富ますことではなく、すべての子供たちに笑顔と幸せを与えることであると訴えております。


 私は、本市における教育目標は、元気な黒部っ子を育てることであると思います。


 郷土における卑近な現象の直接観察をもととして、世界地理の原理原則を帰納する


 とは、明治の著名な地理学者の名言であります。


 私たちは全力で、黒部の天地をこよなく愛する人材を数多く輩出したいものであります。


 そこで、以下3点について、教育長及び教育部長のご答弁を求めます。


 1、学校カウンセラーの実情と体制の強化をどう考えているのか。


 2、語り継ぎたい黒部人の反響と郷土、自然、歴史、文化についての教育をさらに推進すべきではないか。


 3、佐野源左衛門、椎名道三、ムルデルの功績をどのようにとらえているのか。


 特に3については、温故知新の観点から桜井という名前のいわれはどこから生まれたのか。十二貫野用水や宮野用水などの治水と開墾に奔走し、貧農救済に一生を捧げた椎名道三とは、どのような指導者だったのか。また、本市は姉妹都市オランダのスネーク市と本年、交流40周年を迎えますが、明治16年に愛本取水口の解決策を提言したと言われるオランダ人土木技師、ムルデルとはどういう人物だったのか。明快なるご答弁を求めます。


 以上で、私の質問を終わります。


             〔3番 辻 靖雄君自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、辻議員の個人質問にお答えいたします。


 1つ目の項目でありました、黒部市の新しいまちづくり構想についての1点目であります、新庁舎のイメージとコンセプトについてお答えを申し上げます。


 まず、コンセプトに関しましては、先の提案理由説明におきまして新庁舎建設の位置を表明し、その主な理由として3点にわたり申し上げましたが、それらの長所が、新庁舎を建設した後に、本当にそのとおり生かすことができたのか、そのことを最大限に重視し、取り組みを進めなければならないと考えております。


 そのためには、今後、基本構想の策定をはじめ、段階を踏んで事業を推進する中で、創意工夫を凝らし、そして十分に議論、検討を重ねていくことが肝要であると考えております。


 次に、現時点における新庁舎のイメージといたしましては、限られた財源の中で最大の効果を生み出すことを基本としつつ、市民の皆様が利用しやすく、そして親しみのある庁舎であることはもとより、本市ならではの景観形成や特に近年、注目されております環境対策にも十分配慮してまいりたいと考えているところであります。


 次に、2点目の市民病院の新外来診療棟の玄関口の場所についてでありますが、新外来診療棟を含めた病院の増改築事業は、平成28年度の完成を目指し基本設計内容を取りまとめる作業を開始したところであります。


 基本設計内容を取りまとめるに当たりましては、学識経験者、市民の代表者及び行政関係者で組織いたしました黒部市民病院増改築事業病院建設委員会を設置しており、基本設計の内容や病院機能のあり方などを審議していただくことになっております。


 辻議員ご質問の新外来診療棟の玄関口でありますが、病院利用者がアクセスしやすい病院であることはもちろん、過去から将来に渡って黒部市民の生活の営みと賑わいの主軸でありました県道六天天神新線の役割を大切にしながら、電車やバスなどの公共交通利用者に配慮した玄関配置等を考えていきたいと考えております。


 次に、3点目の市歌制定への理念及び制定までの方法と日程についてお答えいたします。


 平成18年3月の合併以前は、旧市町それぞれ、市歌・町歌がありましたが、合併の調整方針において、新市の歌は、合併後に検討するとされておりました。


 このことを受け、市歌の制定を新市発足から丸5年となります節目の時期に制定したいと考えており、平成22年度予算案に制定費を計上したところであります。


 市歌制定に対する理念といたしましては、黒部市のまちづくりのテーマとなっております「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部」にふさわしく、黒部の情景が思い浮かび誰もが共感できる歌詞、また自然に口ずさめ、親しみの湧くメロディとなるよう、さらに市民憲章と同様に市民の一体感の醸成につながるものにしたいと考えております。


 策定に当たりましては、市民参画による市歌制定委員会を設置し、市民の目線と感覚を十二分に生かしながら協議、検討を進めていく予定といたしており、特に歌詞につきましては、幅広く公募することとし、魅力ある歌詞が多く寄せられるよう優秀作品への賞金、記念品の授与なども検討してまいりたいと考えております。


 また、作曲につきましては、専門的な分野であることから、実績のあるプロの作曲家等に依頼してまいりたいと考えております。


 大まかなスケジュールでありますが、秋ごろまでに歌詞を選考し、来年3月を目途に制定し、合併から丸5年となります平成23年度において発表、そして広く市民の皆さんに愛唱いただけるよう普及に努めてまいりたいと考えているところであります。


 次に、2つ目の項目であります就職、雇用支援と中小零細企業の支援策についてのご質問の1点目であります、黒部市合同企業説明会での具体的な成果と今後の課題についてのご質問にお答えいたします。


 先月の19日に、富山県技術専門学院新川センターで県内外の学生やUターン就職希望者を対象として黒部市合同企業説明会を黒部市と黒部商工会議所、宇奈月町商工会と合同で開催しましたところ、昨年比の1.7倍にあたる85名もの方が参加され、市内に事務所等をもつ12事業所の説明に熱心に耳を傾けて、就職の参考としていただきました。


 今後の実施につきましては、より多くの方に参加していただくために、学生の参加しやすい時期や場所を選定し、県内外の大学への案内や市報、あるいはホームページ、ハローワーク等で広く参加を呼びかける必要があると考えており、黒部商工会議所、宇奈月町商工会と連携して、若者の雇用人材確保と地元参加企業の掘り起こしに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。


 次に、2点目の重点分野雇用創造事業の具体的な推進策をどのように考えているのかのご質問にお答えいたします。


 6事業11人の新規雇用を予定しているところであります。主なものといたしましては、企業誘致を積極的に進めるため企業立地専門員を設置する事業のほか、市が民間企業に委託して実施する中小企業等中堅社員育成事業などを予定いたしております。この事業は、民間企業が新規に雇用する方を研修計画にもとづき企業内で行われる教育訓練でありますOJT、また職場を離れて訓練を行うOff−JTなどの研修を受講させ、将来民間企業における主要な社員に育成することを目的とする事業であります。また、雇用する職種は、事務職及びものづくりに携わる技術職の方を考えております。


 また、このような人材育成事業を活用する民間企業を公募により募集したいと考えており、委託額は人件費及び研修費等を合わせて1事業者1件500万円を限度として3件から5件を予定しております。雇用期間は委託契約後から平成23年3月31日までとし、翌年度以降の継続雇用につきましては、各民間企業の裁量に委ねるもので、できる限り継続雇用につなげていただきたいと考えております。


 雇用状況は依然厳しい状況にあり、市といたしましては、これら重点分野雇用創造事業をはじめ、ふるさと雇用、緊急雇用創出事業などにより延べ68名の雇用を創出していきたいと考えております。


 次に、3点目の中小企業円滑化法に対するPRと取り組みをどのように考えているのかの質問でありますが、昨年12月4日に中小企業金融円滑化法が施行され、その主な内容は、中小企業や住宅ローンの返済に苦しむ個人を支援するため、金融機関に対して借り手からの要請があれば返済条件を見直すよう努力する義務等を課すものであります。


 一部報道等にもありましたように、全国的には中小企業に対する貸し付け条件の変更が進む一方、住宅ローンにつきましては審査中のものが多く、実際変更に応じた件数はごくわずかであるとのことであります。


 また、県内におきましては、年末は、中小企業に対する貸し付け及び住宅ローンに対する返済条件の見直しに関する相談が急増したとの報道もありました。県内の金融機関は、この中小企業金融円滑化法の趣旨に沿って相談窓口を設け、十分な対応をしておられると伺っております。


 本市の取り組みといたしましては、年度末は資金繰りの需要が増加する時期でもあり、国や県、商工会議所や商工会などと協力し、広報や会報誌、ホームページへの掲載など積極的にPRに努め、制度の周知を図ってまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 副市長、中谷延之君。


              〔副市長 中谷延之君登壇〕


○副市長(中谷延之君) 次に3つ目の項目、老朽化する社会資本の維持管理及び対応策についての1点目、道路橋の長寿命化対策をどのように推進するかについてお答え申し上げます。


 昨年6月定例会での竹山議員からのご質問に対する答弁と重複する点もございますが、辻議員のご質問のとおり今後、老朽化する道路橋が増大していく中で、計画的な修繕による補修費用の平準化と橋梁の長寿命化を図ることが重要な本市の課題となってきております。


 従来の対症療法的な対策から予防的な修繕や計画的な老朽橋梁の架け替えを進めるため、平成19年度に長寿命化修繕計画を策定しようする地方公共団体に対する支援制度が国において創設されたところであります。また、老朽化によります市道の橋梁の架け替えや修繕に対する国の支援を受けようとする場合は、この長寿命化修繕計画を遅くとも平成25年度までに策定するものとされているところであります。


 なお、長寿命化修繕計画策定事業の対象となる橋梁は、15m以上の長さの橋が対象とされており、本市において対象となります橋は28となっております。


 これらの橋の中には、建設後50年を経過しているものもあり、老朽化した橋の架け替えに当たっては、多額な費用と長期にわたる市民生活への影響が懸念されることから、本市といたしましても橋の長寿命化と補修費用の平準化を図っていかなければならないと考えているところであります。


 このため、まずは橋の長さ15m以上の28の橋につきまして、計画策定のために必要となる点検作業を平成22年度から国の支援を受け実施することとしております。その後、長寿命化計画の策定及びこれにもとづく、道路橋の維持修繕を実施してまいりたいと考えているところであります。


 次に、2点目の水道管の更新計画をどのように考えているのかについてお答えを申し上げます。


 水道は、安全安心な暮らしを支える最も身近な社会資本であります。総合振興計画の中にもありますが、近年、水道施設の経年老朽化に伴う安定した水源の確保や老朽管路の更新、水道施設の耐震化等に対する整備促進がこれまで以上に求められているところであります。


 そこで、水道管の更新整備の状況についてでありますが、上水道では平成15年度から平成26年度までの12年間で石綿セメント管の更新を行うライフライン機能強化事業を実施中であります。平成21年度末の見込みでその進捗率は63.7%となっており、総延長で4.5キロメートルという現在の状況であります。


 このほか、増補改良事業や漏水対策特別事業で布設年度が古いものから、また簡易水道におきましても、電源立地対策交付金事業等を利用しまして、布設年度が古いものや漏水の多いところから、優先的に管路の更新整備に取り組んできたところでございます。


 平成20年度に策定をいたしました、黒部市地域水道ビジョンの中にも、水道事業の理念であります安心・安全な水の安定供給に向けて、老朽化施設の更新整備や施設の耐震化が計画されております。


 今後も専門技術者による維持管理の検討も含め、これまで以上に水道施設の適正な維持管理に努めるほか、事業の優先度や耐震化・長寿命化等を十分考慮した計画的かつ確実な更新整備を図って行きたいと考えているところでございます。


 次に3点目の消雪装置の修繕計画をどのように考えているかについてお答え申し上げます。


 このご質問につきましてもこれまでの議会の中で答弁をさせていただいておりますが、まず黒部市の市道における消雪施設の整備状況は、昭和54年ごろより順次整備を進め、平成21年3月末現在、水源施設が92カ所、散水管延長約75キロメートルとなっております。


 これら消雪施設の維持管理につきましては、市職員や委託業者により巡視点検を実施し、散水ノズルや管路の損傷、ポンプの機能低下、落雷による電気系統の故障などの状況に対し、できる限り速やかに対応しているものと認識しているところでございます。また、巡視点検の結果、著しく機能低下が認められる場合には管理やポンプを更新するなどのリフレッシュ工事を行っている状況であります。


 ご質問の消雪装置の修繕計画につきましては、旧黒部市において整備後20年を経過し、老朽化の進んだ施設について検討することとし、平成12年度から5カ年の計画でリフレッシュ工事に取り組みましたが、年を経過するごとに更新の必要な老朽施設が増加する状況が続き、財政的な問題から計画どおり進んでいない状況にあります。


 現在、市内には20年以上経過した散水管・送水管は約40数キロメートル、消雪水源も50カ所ほどあります。年を追うごとに延長並びに水源の数が増加してきております。


 今後、ポンプや操作盤など消雪水源の設備については、巡視・点検や修繕の状況から老朽化を判断し、計画的な更新を検討してまいりたいと考えております。また、散水管等については、対象となる延長が長いことから、まずは巡視・点検による維持修繕を適切に実施し、施設の長寿命化に努めてまいりたいと考えております。


 以上のことから今後とも、議員ご指摘の老朽化に対する社会資本の計画的な維持管理をはじめ、地域にとっても必要な道路等の社会資本の整備は、計画的に進めていかなければならいものと考えているところでございます。また、地域の雇用と除雪等地域の安全安心を確保する上で、社会資本整備の担い手であります建設業の健全なる育成を図る観点からも、地域の実情に応じた公共事業費の確保は必要なものと考えており、国の公共事業予算額がマイナス18パーセントを上回る厳しい状況の中でありますが、本市の来年度の投資的経費については、対前年度を上回る予算を確保したところでございます。今後とも、本市において必要な社会資本整備管理が着実に進めることができるよう国・県等に対して強く働きかけるなど、予算の確保に万全を期して努めてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。


             〔副市長 中谷延之自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 産業経済部長、石川幹夫君。


             〔産業経済部長 石川幹夫君登壇〕


○産業経済部長(石川幹夫君) 次に、4つ目の項目、自然エネルギーの利活用の推進についての1点目、公共施設への太陽光発電設置に向けての計画はあるのかについてお答えします。


 本市では昨年度、市内におけるさまざまな新エネルギーの賦存量などについての調査を行い、新エネルギー全般にわたる黒部市地域新エネルギービジョンを策定し、6つの重点プロジェクトの導入を促進することとしたところであります。


 このうち、太陽エネルギーの利用における具体的な公共施設への設置計画としては、現在、環境教育の観点から市内4小学校、田家、中央、三日市、宇奈月小学校での設置を推進しているところであり、また、下水道バイオマスエネルギー利活用施設にも設置することとしております。


 太陽光発電システムを公共施設に導入する場合、初期投資が大きく発電コストが高くなりますが、市民への普及啓発の効果を考慮し、低炭素社会の実現に向け、今後とも公共施設の新設や改修時に合わせて、設置の可能性を検討していきたいと考えております。


 次に、2点目、小水力発電システム導入の詳細ビジョンをどう評価しているのかについてお答えいたします。


 本年度は、重点プロジェクトの中から「名水の里」にふさわしく、また、歴史・文化・市民生活に最も関わりの深い小水力エネルギーについての詳細ビジョンを策定し、小水力発電の導入の可能性や必要な手続きなどの具体的な検討を行いました。


 詳細ビジョンに対し、評価うんぬんするという立場ではございませんが、昨今の地球環境において、CO2削減、地球温暖化対策は極めて重要な課題であり、本市といたしましてもこれらの地域レベルでの抑制に向け、市民・事業者・行政が一体となって取り組んでいかなければならないと考えております。


 議員もご存じのとおり、地域性・経済性・普及啓発効果にも適地とされます宮野用水を利用した発電所について、平成24年度中の運転開始を目指して、現在、事務作業を進めているところでございます。


 また、詳細ビジョンの中では、小水力発電3カ所、マイクロ発電1カ所の候補地について、それぞれ地域の特性などを生かした方法が市長に報告されました。今後はこれらにもとづき条件が整えば実施段階で役立ていきたいと考えております。


 次に、3点目の関西電力新黒薙第2発電所の小水力発電にどのような支援を行うのかについてでありますが、報道等でご承知のとおり、(仮称)新黒薙第2発電所は黒部川水系では関西電力11カ所目の発電所であり、平成12年5月に運転開始した宇奈月発電所以来約10年ぶりということで、企業の設備投資が低迷する中で本市にとって明るい話題であります。


 最大出力は1,900キロワットで年間の発電電力量は1,200万キロワットアワーを見込んでおり、CO2削減に大きな成果があるものと期待しているところであります。地球環境問題への関心が高まる中、低炭素社会実現に貢献しようとするこの発電所計画は大変評価できるものであり、これに同意するとともにできる限りの協力をしていきたいと考えております。


           〔産業経済部長 石川幹夫君自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 次に、5つ目の項目、教育の諸課題についての1点目、学校カウンセラーの実態と体制の強化をどう考えているかについてでありますが、現在市内4中学校すべてと3小学校にスクールカウンセラーを配置しております。


 今年度は2月末まで中学校で相談件数121件、1,139回、小学校においては相談件数154件、381回にわたって不登校や問題行動、学習、進路、人間関係などについて相談を受け、教職員とともに児童生徒や保護者のケアに当たっています。


 緊急な対応が必要となったときは県教委のスクールカウンセラーやスクールソーシャルルワーカーを要請して対応しております。来年度は、スクールソーシャルワーカーが1名配置の予定であり、さらに小学校のスクールカウンセラーの配置を1校ふやすことを県に要望し、体制の強化に努めていきたいと考えております。


 今後もスクールカウンセラー、教職員、保護者が連携を密にしながら児童生徒の心のケアに当たってまいります。


 次に、2点目の語り継ぎたい黒部人についてでありますが、語り継ぎたい黒部人は、黒部市を築いた先達の業績を受け継ぎたいという思いで平成19年度に作成したものであり、自然、文化、芸術をはじめ産業や政治など多岐にわたった人々を取り上げて紹介をした内容になっております。


 現在、小学校6年生を対象に市内各小学校へ郷土を知る副読本として配布しております。また、広く市民に知っていただくために、ダイジェスト版として昨年の4月より「広報くろべ」で毎月1人を取り上げてその業績などを紹介しております。問い合わせも数多くあり、関心の高さを感じております。


 また、郷土教育の推進につきましては、語り継ぎたい黒部人はもちろんのこと、小学3・4年生を対象に副読本「わたしたちの黒部市」を作成し、先人として椎名道三の十二貫野開拓を紹介するとともに、黒部市の文化を理解できるよう進めておりますし、小中学校においても総合的な学習の時間に郷土を知るというテーマを盛り込んでおります。また、14歳の挑戦も郷土教育の一環として位置づけられるものと考えております。


 今後も郷土を知る教育を充実するため、語り継ぎたい黒部人、先賢著作者シリーズ、歴史民俗資料館企画展示解説書などの有効利用を図ってまいります。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 教育部長、幅口文史朗君。


             〔教育部長 幅口文史朗君登壇〕


○教育部長(幅口文史朗君) 教育の諸課題についての3点目の佐野源左衛門、椎名道三、ムルデルの功績をどのようにとらえているのかについてお答えします。


 佐野源左衛門は広く知られている謡曲「鉢木」にでてくる人物であります。その内容は、主君である北条時頼との忠誠心、恩義を讃えるものであり、話にでてくる領地として、加賀の梅田、越中の桜井、上野の松枝のうち、越中の桜井が三日市のあたりであると言われています。


 次に、椎名道三は滑川市に生まれ、治水と開墾に一生を捧げた人であります。天保12年、1841年に十二貫野用水を完成させたことで知られておりますが、これにより十二貫野台地、12カ村とそのほかに開拓された4カ村、合わせて16の村が成立いたしました。ほかにも宮野用水や能登や加賀などで測量を行っており、貧しい農民の救済を第一義とし、新田開発に尽力されました。


 また、ムルデルはオランダ人土木技師で、明治12年、1879年に31才で来日し、利根川、江戸川、鬼怒川の改修などに携わり、明治16年に富山県の黒部川、常願寺川、神通川など主要河川を調査し、改修方針をまとめた人物であります。


 その5大河川の状況を専門家の目で克明に記載した上申書を明治16年に国に提出した記録があり、その翻訳の写しは現在、富山県が所有しております。


 また、同じく姉妹都市スネーク市のあるオランダ国との関係として、黒部川の霞堤は明治期、同国技師ヨハネス・デ・レーケによって設計されたもので、現在、若栗堤、大布施堤など14カ所の霞堤があります。


 黒部にちなむ言い伝え、伝承を大きな宝として引き継ぎ、過去の人々の偉業と功績を知り、後世に伝えていくことは今に生きる私たちの努めであり、生まれ育った黒部を愛し、黒部を誇ることのできる黒部っ子の教育に今後とも生かしていくべきと考えております。


            〔教育部長 幅口文史朗君自席に着席〕


               〔3番 辻 靖雄君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 3番 辻 靖雄君。


               〔3番 辻 靖雄君起立〕


○3番(辻 靖雄君) それぞれの担当の方の丁寧で懇切なご答弁に感謝します。ありがとうございました。


 それでは残り時間が10分ほどありますので、再質問に入らせていただきます。


 市長にぜひお聞きしたいのは、この新庁舎の決定に及んだいろんな熟慮を重ねたという中で、3点はわかりますが、地元の三日市の5年間にわたる地道な努力、熱意、そういった自治振興会を中心にした賢明なる取り組みに、やはり心を動かされた部分はなかったでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 5年間と言われましたが、総合振興計画がスタートして2年が経過したわけでありますが、これまで三日市地区の皆さん方のいろんなご意見なりご要望は確かに受けてまいりましたが、この新庁舎の建設につきましては、黒部市全体にとって、この新庁舎がどうあるべきかが大変大事であると考えておりまして、1地区だけのいろんな意見とか要望なりまちづくりなりのためにやるわけではなく、黒部市全体にとってこういう方針で進めることが最も適切ということで判断をさせていただいたところであります。


               〔3番 辻 靖雄君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 3番 辻 靖雄君。


               〔3番 辻 靖雄君起立〕


○3番(辻 靖雄君) いずれにしても、旧三日市小学校跡地の地区は、三日市地区でありますが、早速、地元の自治振興会の皆さんとの協議に早急に入るべきだと。地元の声も大事にしたいということで、そういう取り組み、考えはないでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) この後、条件が整えば新庁舎の周辺あるいは、昨日からあります全体計画、グランドデザインを基本構想をまとめる上で、議論をしていかなければならないわけであります。その中で、三日市地区の方々がいろんなご意見なりご要望を言われることについては、しっかりとお聞きしながら、先ほども言いましたように黒部市全体にとってこの新庁舎がどうあるべきかということを基本に議論を重ねていきたいと考えております。


               〔3番 辻 靖雄君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 3番 辻 靖雄君。


               〔3番 辻 靖雄君起立〕


○3番(辻 靖雄君) コンセプトの中にもありましたように、どうかコンパクトなまちづくりに対してひとつ、しっかりと柱にして頑張っていただきたいと思っております。


 次に、市の歌ですね、これをかねがねからいつ作られるのかなという思いで常に思っていたんですが、歌は、僕は心の融合と連帯感を生み出す大事なものじゃないかと思います。それで市長は歌がお好きですか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 聞くのは好きです。歌うのは苦手です。


               〔3番 辻 靖雄君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 3番 辻 靖雄君。


               〔3番 辻 靖雄君起立〕


○3番(辻 靖雄君) 歌うのはあまり好きでないと言われたんですが、好きになるような歌をぜひ作ってもらいたいと思います。例えば、高校3年生とか今、卒業式のシーズンになります。あるいは、「春がきた」という歌も結構皆さん知っているので、とにかく親しみのあるよい歌をぜひ作っていただきたいと思っております。


 それから、雇用支援、対策ですが、昨日も川上議員の方からもいろいろありました株式会社SS製粉。この米粉を製粉する企業を誘致されたこの会社、フル稼働すれば1,000トンの米粉を生産するという話がありました。


 こういう状態になると雇用が何人ぐらいの可能性、見込みになるのでしょうか。それをお願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 昨日、ご報告しましたが3月25日から試運転を開始されるということであります。試運転の期間は、SS製粉の社員が運転するようでありまして、実際は秋ぐらいから平成22年度産米が刈り入れされた後は、5、6人の雇用を予定しているということであります。


               〔3番 辻 靖雄君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 3番 辻 靖雄君。


               〔3番 辻 靖雄君起立〕


○3番(辻 靖雄君) 5、6人ですか。結構少ないですね。となりの入善町は、うらやましい限りなんです。ウーケは、テレビまで出て7、80人ぐらい雇用しているとの話も聞いているんですが。それぐらいかなと思ったんですが、わかりました。


 最後に宮野小水力発電についてですが、きのうも論議があったんですが、平成24年度中に供用開始、運転開始と産業経済部長から話がありましたが、この運営主体というか、そこら辺なんですが、この発電所は採算が合うという判断でしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 建設する位置の条件から平均出力が220キロワットが想定されますので、この規模からすれば採算は合うと判断しております。


               〔3番 辻 靖雄君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 3番 辻 靖雄君。


               〔3番 辻 靖雄君起立〕


○3番(辻 靖雄君) 採算が合うのであれば、これは歳入の拡大につながる話であります。僕は是非とも黒部市が運営主体になって取り組むべきだと思っております。


 これから恐らく自然エネルギーについて、どんどん環境が変わってきて、例えば売電価格も今は、1キロワット10円という話ですが、これが太陽光だったら売電したら20円とかと言っていますが、上がる可能性はあるだろうし、また政権も変わり水利権の規制緩和が随分話題になって、僕らも随分この規制緩和で一生懸命になっていたんですが、ようやく見える形になってきたということもあります。


 また管理面においては、向かいの右岸では愛本新用水をやっておられる管理人もおられて、両方持てばもっと経費が安くなるんなんじゃないかという話もある人からいろいろ聞いているんですが、いずれにしても運営主体を黒部市でやれば、採算が拡大していけば歳入も拡大すると。こういうことで積極的に取り組んだらどうかと思うんですが、そこら辺の決意をお願いします。


○副議長(吉松定子君) 念のため申し上げますが、辻靖雄議員の持ち時間は、11時1分までであります。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 売電単価などにつきましては、答弁でも申し上げましたように電力会社との協議中でありますのでまだわかりません。そんなに甘くはないと認識しております。


 管理運営につきましては、用地管理団体等々との協議も必要でありますので、今後検討してまいりたいと考えております。


               〔3番 辻 靖雄君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 3番 辻 靖雄君。


               〔3番 辻 靖雄君起立〕


○3番(辻 靖雄君) これはかなり、県内、県外にもインパクトのある発電所になると思うので、ぜひしっかり頑張っていただきたいと思います。


 以上で終わります。ありがとうございました。


○副議長(吉松定子君) 次に、6番、寺田仁嗣君。


               〔6番 寺田仁嗣君登壇〕


○6番(寺田仁嗣君) 皆様、寒い中昨日に引き続き、ご苦労さまでございます。


 長かった冬もようやく終わりかと思えば、きのうからまた雪。まさに三寒四温そのものであります。


 ことしは正月の元旦から、雪捨てによる用水の溢れ、そして消防も出動するなど多難なスタートの幕開けでございました。


 2月に入り、今ほど辻議員からも話がありましたとおり、平和の祭典、冬季オリンピックにおいて、日本は金メダルを取れませんでしたが、私たちに大きな感動と勇気を与えてくれました。


 最終日にスケートの女子団体パシュートで、わずか100分の2秒差で惜しくも銀メダルに終わりましたが、その後の表彰式で富山県に縁のある3人娘が、レースに出場できなかった中学生の高木選手のもとに行きメダルをかけたシーンは、すばらしいスポーツマン精神をかいま見ることができました。またカーリング競技の魅力も教えてくれました。やはり、スポーツは純粋でよいものです。


 一方、悲しい出来事としてハイチ、チリにおいて大きな地震で多数の犠牲者が出たことについては、ご冥福を祈らざるを得ません。


 それでは質問に入ります。私は、今定例会において4項目について質問いたします。


 まず初めに、文教問題における図書事業について教育長に伺います。


 1月末の鳩山総理の施政方針演説において、来年度予算を命を守る予算に転換し、公共事業予算を18.3%削減すると同時に、社会保障費9.8%増を中心に人格を養う教育予算も5.2%増と大きくメリハリをつけた予算編成ができたと強調していました。


 そこで教育をつかさどる最も大切な1つとして、読書の推進があります。


 ことしは、衆参両院の全会一致で平成8年に制定された国民読書年です。子供の活字離れが指摘されてから随分と久しい。良書を初めて読むときには新しい友を得たようである。前に精読した書物を読み直すときには、旧友に会うのと似ている。作家で詩人であるオリバー・ゴールドスミスは、よき友と出会える読書の魅力をこのように語っております。


 本の魅力を広め豊かな社会を目指すことが国民読書年の目的であります。若者と言わず幅広い年代に読書への関心を高めることが、読む、書く、聞く、話すといった言語能力の低下を懸念する上で重要なことではないでしょうか。


 プロ野球の西武ライオンズに入団した花巻東高校の菊池雄星投手は、球団の宿舎に入所するとき、家から60冊の本を持って入所したと報道されております。なんと若者にしては、見上げたものです。


 そこで黒部市の小中学校における学校図書の現状について、深く掘り下げての実態をお聞かせください。また子供における、読書の推進は国の責務だと思いますが、その重要性についてどのように考えているのか。高い見地から伺いたいと思います。


 一方、学校以外の生涯学習の推進として、読書の普及活動の充実には図書館を基軸にして、黒部市はどのような現状レベルにあるのか。ことしの国民読書年に当たって、どのようなことを計画されているのか。市民の要望では、特に図書館の開館時間を延長してもらいたいとの要望等が随分多いと聞いております。また、教育委員会では市民のニーズをどのように把握されているのか、あわせてお聞かせをください。


 次に、市長に伺います。


 現在、市立図書館において旧黒部市と旧宇奈月町の2館体制により、学習の研究の場としての機能充実や図書館の連携強化に努められていますが、黒部館については、施設の老朽化と狭さが目立ち、資料、情報の質、量とともに拡充が求められていることから、新たな施設の建設に向けた取り組みを進める必要があり、総合振興計画では、着実な推進の立場から見ると総合振興計画の前期の後半に計画されております。


 新市庁舎の建設場所も決定し、必要面積については、これから精力的に検討会で議論されるものと思います。財政の健全性の堅持との兼ね合いもあり、新市庁舎機能の中に複合させる案もあれば、現市庁舎の跡地という声も案としてあります。


 図書館において私は、神聖な教育の場として考えるべきと思います。


 今後、建設検討委員会を設けて基本的な構想、そして計画をいつごろ考えておられるのか、市長の図書館に対する思いをしっかりお聞かせください。


 続いて大きな2点目として、全国学力テストについて教育長に伺います。


 文部科学省の新年度からの小学6年生、中学3年生の全員参加による全国学力でテストを抽出方式に変更すると発表しています。


 2007年より3年間、国語、算数、数学を対象に実施されてきましたが、政権交代により政府の行政刷新会議の事業仕分けで決定されたものであります。


 県内の参加校は、中学校では100%、小学校では対象者が1人もいないことにより参加しない学校が1校あり、99.2%でありますが、実質は参加率が100%となっております。


 黒部市においては何校を対象に予定しているのか。また、抽出校以外は全く独自で実施することになるのか。あわせてお聞きします。


 さらに、全員参加から抽出方式に変わることによる問題点及び影響は、どのようなことが予想されるのかお聞かせください。


 このような政権交代で予算の縮減の対象となり、全員参加、抽出方式のどちらが望ましいか議論が深まらないまま、約3割の抽出率で実施することが決まりました。民主党の輿石幹事長代行は、2011年度以降は全面廃止も視野に、さらに縮小する方向で検討が進むとの見通しを示しております。


 全く実施しないとすれば、生徒の学力レベルをどのように判断していくのか問題は非常に大きいのではないでしょうか。与野党を問わず教育については、真剣に議論すべきだと思います。


 全面廃止について、どのような影響があるのかお聞かせください。


 次に、3点目として観光事業について市長に伺います。


 昨今県内において、昨年から引き続いて観光事業に向けた滞在型広域観光圏形成への対応記事が目立っております。


 呉西方面では、高岡市を中心とした越中・飛騨観光圏、県の中央、富山市ではジャパンアルプス広域観光都市として岐阜県と連携し、また身近なところでは、立山町と長野県大町市が立山黒部アルペンルートを広域観光圏への新規認定に向けてスタートいたしました。


 観光庁が推薦する広域観光圏整備事業の新規認定は、平成22年度が最後となることから官民が協力して連泊型観光地を目指して、おのおの特色を出そうと活発に動き出しているものと思われます。


 そこで、昨年はなばなしくスタートした3市2町の新川観光圏は、昨年の反省を踏まえて、県と連携して観光キャンペーンを充実させ、既に国内で30地域の認定に勝るとも劣らない魅力のある事業を目指していかなければなりません。


 そこで、黒部市の観光戦略について5点お伺いいたします。


 1、新川観光圏の3市2町から長野県の白馬村観光局との連携する大きなねらいは何か。また、今後の取り組みについて伺います。


 2、スポーツ交流や姉妹都市交流による誘客事業の拡大について。


 3、黒部の魚を使って市内の多くの場所で、魚を生かした食の観光への対応について。


 4、夢の橋、愛本刎橋復元に向けての調査と今後の取り組みについて。


 5、美肌の湯、つべつべ宇奈月温泉のキャッチフレーズの活用について伺います。


 最後に4点目として、新幹線新駅周辺整備事業の諸課題について市長にお伺いいたします。


 昨年の初頭より、石川、富山の両県を悩ませてきた新潟の乱も今年度の負担金分については、一段落したものの全面解決には至っていないように思います。


 大きなお金が伴う以上、右往左往するのは世の常としても、少しやり過ぎの感もありました。


 当市では、平成18年9月に周辺整備の検討委員会より答申を受けた高速道路と本線の狭間地に予定されている交流プラザ案について再度お伺いするものです。


 以前、特別委員会等でもただしてきましたが、どのようなコンセプトのもとで計画されようとしているのか。計画案ではガラス張りで2億円くらいを予定しているとのことでありました。本線と高速道路の狭間地にどのような仕掛けをし、にぎわいを求めていくのか。私は決して反対しているのではありません。


 投資金額を含めて議論すべきと思いますが、いかがお考えでしょうか、お伺いするものです。


 次に、地鉄線新駅予定地から宇奈月方面よりにある栗寺踏切の改良による格上げの話がどのように進んでいるのか。


 過去においても、格上げをし安全に通行できるようにと要望した経緯もあり、今年の秋に踏み切り近くにある天真寺の松桜閣が復元され、多くの方に見ていただくには何としても早く安全な踏み切りが整備され、使用できるように取り組んでいただきたい。道路幅に対して、現在半分くらいの幅に通行止めされており、軽自動車が無理やりに通行しているのが現状です。


 事故が起きてからでは済まされません。市長の手腕を願うものです。


 質問の最後に、駅舎のデザインについてお伺いいたします。


 先月7日の地区の新年会の席上、市長より駅舎のデザインについて話がありました。


 県内では初めて地元の設計業者が入ったジョイントで、北陸及び黒部らしさを取り入れるよう2、3要望していると。秋には決定したく、地元として要望があれば早く案を出すようにとの話でありました。


 2、3の要望とは、どのようなものかをお伺いし、それにもとづいて考えるべきと思いますが、所見をお聞かせください。以上です。


             〔6番 寺田仁嗣君自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 寺田仁嗣議員の個人質問にお答えいたします。


 まず1つ目の項目、図書館の建設と学校図書の実態及び国民の読書年に伴う事業推進についての1点目、小中学校の学校図書の実態と図書の重要性をどのように考えているかについてでありますが、小・中学校の学校図書蔵書数の現状は、平成21年9月時点においての蔵書数の充足率は平均で、小学校74%、中学校93%であります。


 平成22年度学校図書購入費につきましては、平成21年度予算より小中学校とも20万円増額を計上しているところであります。これからも学校図書館図書基準の目標基準達成にむけて、計画的に学校図書の充実を図ってまいります。


 児童生徒の読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かにするなど、人生をより深く生きる力を身につけていくために大変重要な役割を担っています。


 学校では朝読書の時間を入れたり、学校アクションプランとして取り組んだりしております。今後とも、児童生徒が自主的に読書活動を行うことのできるよう学校図書の整備を引き続き進めてまいります。


 次に、2点目の県内の図書館と比較しての図書館、利用者数、施設内容の現状及び市民から図書館への要望内容についてでありますが、まず県内の図書館との比較につきまして、平成20年度富山県の公共図書館統計の項目の中には利用者数の統計数値はございません。比較できる項目としては住民1人あたりの貸出冊数があり、県内


 10市の図書館においての平均数値は、1年間で4.71冊に比べ、黒部市立図書館の住民1人あたりの貸出冊数は、3.33冊であります。いまだ県内平均数値に満たない状態ですが、利用者増に向けて年間を通じての企画展、本の紹介、絵本の読み聞かせ会等を行っております。平成20年度の黒部市立図書館の入館者数は7万2,435人、貸出冊数は12万7,244冊となっております。


 次に、施設の比較につきましては、市町村合併により各地域館、分館等が数多くあり比較ができませんが、黒部市立図書館は、昭和48年に床面積1,124平方メートルの独立館として開館しており、県内10市の図書館の中では、2番目に古い図書館となっております。


 施設の老朽化、手狭さ、駐車場の不足等の課題はありますが、図書館の利用状況は年々増加傾向にある現状であります。ことしの国民読書年に向けて、より一層の読書普及の事業推進、利用者増に努めたいと思っております。


 次に、市民から図書館への要望内容についてでありますが、平成20年7月から8月にかけて新図書館建設アンケートを実施させていただきました。回答者は市内全小学校6年生394名、市内全中学校2年生367名、図書館利用者168名で合計829名の方から回答していただき、過半数の皆さんからは図書資料の充実と閲覧室が狭いなどという意見がありました。


 今後、子どもの読書活動支援や行政や医療・福祉・ビジネスなどに関する情報の提供、学校の調べ学習への支援など、地域における情報の拠点としての図書館として、いつでも・どこでも・だれでも利用できる図書館サービスをおこなっていくよう努力してまいりたいと考えております。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、図書館建設に向けての位置・スケジュールについての質問にお答え申し上げたいと思います。


 今ほど教育長からもありましたように県内図書館の平均貸出冊数よりも黒部市の貸出冊数が若干少ないということであります。図書館につきましては、私はそのまちの教育、文化水準のバロメーターになるのではないかと思っており、大変重要な施設と考えております。そこで、平成22年度中に図書館の建設検討委員会を立ち上げて、その基本構想を取りまとめ、そして黒部市総合振興計画にもとづいて今後、段階的に進めていきたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 次に、2つ目の項目、全国学力テストの1点目、市内の抽出対象校数についてお尋ねですが、小学校では5校、中学校で1校となっております。


 次に2点目、抽出方法に変わることによる問題点とその対応についてお答えいたします。


 抽出以外の学校は希望参加となること。それに伴い問題は無料でいただけますが、採点・集計を学校ですることになることが問題点としてあげられます。しかし、学力向上の取り組みのためには必要であると考え、校長会とも相談の上、市内小中学校全ての学校が参加ということにいたしました。


 採点と集計の負担がかかりますが、担当学年だけでなく、全教職員で行うなど工夫し、負担を減らしたいと考えております。また、分析につきましても市教育センターや県の学力推進チームの協力を仰ぎたいと考えております。


 次に3点目、全廃した場合における影響についてお答えいたします。


 来年度実施すれば、3年前の小学校6年生が中学校3年生になっており、どのような変容を見せたか貴重な資料が得られます。また、初年度の結果から見えてきた課題について対策を立てて取り組んできました。


 成果として現れるには3年程度かかるわけであり、各校の取り組みの評価資料としても貴重なデータが得られます。全廃すればそういう機会を逃すことが一番の影響であると考えます。


 このようなことから、来年度は市内全小中校で学力学習状況調査に参加することといたしました。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


○副議長(吉松定子君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、3つ目の質問項目であります、観光事業の戦略についての1点目であります、にいかわ観光圏の3市2町から長野県白馬村観光局と連携する大きなねらいは何か。また、今後の取り組みについての質問にお答えを申し上げたいと思います。


 ご承知のように昨年4月に、新川地域の3市2町で構成します「富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏」が国土交通大臣の認定を受け、以来3市2町の観光事業者、観光協会及び各市町の観光担当課の連携を図り、観光圏整備事業等14事業を実施してきたところであります。これらの連携による広域観光事業は、何分初めての取り組みでありまして、大まかなあるべき姿や戦略を持ちつつも、トライ・アンド・エラーで繰り返す。いうなれば走りながら考えるという側面もあったところでありますが、確実に圏域内連携や広域観光の推進に結びついていっているものと考えているところであります


 一方、この観光圏設立の根拠の法律であります観光圏整備法につきましては、2泊3日以上の滞在・周遊型の観光地づくりを目途としたものであり、その実現に向け、より広い範囲での広域観光・連泊型観光の推進を補助事業の採択条件としていることも事実であります。


 また、黒部・宇奈月温泉観光協会においても近隣の広域エリアとの観光連携強化を中期戦略に掲げておられまして、昨年来、白馬村観光局と相互に事業展開を図ることとし、その内容を検討しているところとお聞きしているところであります。


 これらの状況下にありまして、にいかわ観光圏におきましても圏域拡大も視野に入れつつ長野県白馬村等との連携事業の実現に向けて、民間事業者を中心とした話し合いが進められており、両地域の異なる魅力を組み合わせた、相互補完型の事業が実施できればと考えております。


 次に2点目のスポーツ交流や姉妹都市交流による誘客事業の拡大についてのご質問でありますが、現在スポーツ交流といたしましては、姉妹都市根室市と毎年交互に各競技協会が中心となっていただきまして訪問団を構成するスポーツ交流事業、さらには国際友好都市であります三陟市と黒部名水ロードレースや三陟ビーチマラソンに相互派遣する交流制度はありますが、いずれも限られた人数となっているのが現状であります。


 また、スネーク市・メーコン市とは市内中学生によります相互派遣交流が毎年行われ、また、桜井高校生によりますメーコン市訪問等も定期的に行われておりますが、これも人数的には限りがあるのが現状であります。


 そこで姉妹都市から50人から100人規模の市民訪問団を受け入れし、観光誘客につなげればとのご意見でありますが、姉妹都市締結記念周年、今年はオランダ・スネーク市と姉妹都市提携40周年の記念の年にも当たりますが、そういう時期での実現に向けて、さらに検討いきたいと思っております。さらには、黒部市のこの魅力をいろんな関係姉妹都市と関係する都市にPRをこれまで以上に積極的に行うことも重要であると考えているところであります。


 次に3点目の市内の多くの場所で魚を生かした食の観光対応についてのご質問でありますが、ご承知のとおり現在、くろべ漁業協同組合におきまして黒部港に水揚げされる中で取扱量の多い、ヒラメとベニズワイガニ、キジハタの3種を黒部の魚として認定されまして、先般2月23日にそのイラストロゴを発表されたところであります。


 選定されました魚につきましては、産地間競争に打ち勝つ黒部ならではの魚として今後広くPR販売され、その特産化、ブランド化が図られていくものと確信しているところであります。


 しかしながら、議員ご指摘のとおり、市内のどこで食べられるのか。また、購入できるかについては、周知が不徹底の状況もあり、今後、くろべ漁協及び生地魚市商業協同組合、市内飲食店、宿泊施設並びに黒部・宇奈月温泉観光協会の皆さん方とも連携を図りながら、食の魅力により観光客をもてなす体制整備とその普及に努めてまいりたいと思っております。


 特に、このキジハタについては、あまり知らないとか食べたことがない方が多いように聞きます。これらの魚は非常においしい魚でありますし、大変な高級魚でありますが、そういうものがしっかりと食することができる場所を作っていければと思います。最近は魚の駅の番家が人気であるそうです。ぜひご試食いただければと思います。


 次に、愛本刎橋復元に向けての調査と今後の取り組みについてでありますが、愛本刎橋に関する調査につきましては、平成21年、昨年の3月に石川県珠洲市の為重家から「越中新川郡愛本橋百聞一之図」を譲り受けたことにより刎橋の構造や橋梁技術について、より深く調査できる環境が整ったところであります。


 調査の手始めとして、かつての刎橋の刎木の痕跡を調査するため、富山大学との協同によりまして黒部川右岸の愛本橋橋詰の地下レーダー探査を計画しております。4月に日程調整を行う予定にいたしております。また、先般2月25日には、歴史民族資料館運営委員の皆さん方が刎橋の金沢調査を実施されまして、石川県立図書館及び金沢市立玉川図書館、金沢工業大学などで刎橋に関する歴史資料の調査を行われたところであります。


 調査の際には、為重功氏と最初の刎橋架橋の責任者であった、刎橋は8回架け替えられておりますが、その最初の刎橋架橋の責任者でありました加賀藩士、笹井正房の末裔であります篠井隆正氏にもご同行いただいたところであります。


 調査の当面の目的は、刎橋の位置を特定することと刎橋の橋梁技術と技術的な変遷を明らかにすることでありますが、今後、一定程度進めば歴史民族資料館事業として中間報告やシンポジウムなどを企画してまいりたいと考えているところであります。


 また、先般、2月22日には愛本刎橋復元・黒部ロープウエイ構想庁内検討委員会を設立し体制を整えたところであり今後、具体的にいろんなことを調査、研究をして


 いきたいと考えているところであります。


 次に、5点目の「美肌の湯」つべつべ宇奈月温泉のキャッチフレーズの活用についてでありますが、富山国際大学の本多宗高名誉教授によりますと、宇奈月温泉源泉の黒薙温泉の泉質は単純泉で弱アルカリ性を示し、また炭素水素イオンを比較的多く含み、また源泉中の各イオン数値も豊富であり、肌への刺激が少なく保湿性を与えるとのことであります。


 市といたしましては、この温泉の効能をPRすることは宇奈月温泉の新たな魅力を発信することにもつながると考えており、議員が言われるように「美肌の湯つべつべ宇奈月温泉」のキャッチフレーズの活用につきましては、観光協会、旅館組合を中心として県内外に積極的にPRしていくことが必要であると考えているところであります。


 次に、4つ目の項目であります新幹線新駅周辺整備についての1点目、交流プラザとにぎわいづくりについてでありますが、議員ご承知のとおり、まず交流プラザとして位置づけされた経緯について簡単に説明させていただきます。


 この当該施設は、新駅東側と同じ機能をと西側の地区の皆様からご提案を受けて、高速道路と新幹線との狭間地に駅利用者の待ち合いの場、あるいは地域住民はもとより、市内外からの来訪者の方々の集いの場、まさににぎわいを創出する空間施設として提案されたものであり、当時の委員会の中では建物イメージの一例としてガラス張りの施設がイメージ案として提示されておりますが、にぎわいづくりの視点などから施設イメージを含め、今後、十分な検討が必要であるとされているところであります。


 また、交流プラザの整備時期につきましては、先に取りまとめられております北陸新幹線新駅周辺整備基本設計の中で、新幹線の開業までに整備することとしているところであります。交流プラザの設計に当たりましては、新幹線新駅駅舎、交流プラザ、駅前広場等と一体となった整備を行う必要があることから、新幹線駅舎施設の設計計画が定まった段階で実施してまいりたいと考えております。一方、交流プラザのにぎわいづくりのアイデアや人を呼び込む施策につきましては、議員をはじめ地元の皆様、関係機関のご意見をいただきながらにぎわいの場を創出していきたいと考えているところであります。


 今後、交流プラザの建設に当たりましては、これらの意見を踏まえて、機能、大きさ、構造を具体的に検討してまいりたいと考えているところであります。


 次に2点目であります栗寺踏切の格上整備についてでありますが、栗寺踏切は現在遮断機、警報機が設置されていない踏切種別では第4種踏切として位置づけられております。また、踏切の幅員は2.7メートルと前後の道路より狭いボトルネックの箇所になっております。また、当該踏切は、新駅周辺整備の中では当該踏切を含め道路拡幅する整備計画になっており、当然格上げが必要であり、また遮断機、警報機の設置された第1種踏切として検討していかなければならないと考えております。


 そこで、議員もご存じのとおり踏切拡幅改良を実施するには、市内の既存の踏切を廃止することが拡幅の前提条件になっており、踏切の廃止に当たっては地元のご理解が当然必要であることなどの課題があることもご理解いただきたいと考えております。その一例として昨年、市道前沢植木線の道路改良にあわせた踏切改良を行っておりますが、この踏切整備では市内の2カ所の他の踏切の廃止が必要であったことから、該当する踏切の利用者の皆さまのご協力をいただくのに相当長い時間をかけてご理解を求めてきたところであります。


 このように踏切の格上げにつきましては、解決までに非常に時間を要する課題であると考えております。しかしながら大変重要なことでもありますので、手をこまねいているわけではなく、近隣にある天真寺松桜閣につきましては、今年の秋ごろに完成を予定しているところであり、当地域の観光資源として生かしていく上でも、当該踏切施設の改良は駅周辺整備のうえで非常に重要なインフラ整備であると考えております。いずれにいたしましても、栗寺踏切の格上げ等の安全対策を進めるに当たりましては、まずは議員のご協力もいただきながら、廃止可能な踏切の調査や廃止する踏切の地域の皆様のご理解、ご協力をいただくための取り組みを進めてまいりたいと考えているところであります。


 次に3点目の駅舎のデザインの要望についてでありますが、駅舎のデザインの要望につきましては、昨年の7月に私自身が建設主体であります、独立行政法人鉄道建設・運輸支援機構北陸新幹線第二建設局に対し、また先月はJR西日本金沢支社長に対し、駅舎デザインについて黒部らしさが表現された駅となるよう強く要望してきたところであります。具体的な要望内容といたしましては、新駅周辺整備計画において定められました駅舎デザインコンセプト「見えない駅・魅せる駅」すなわち、周辺の風景に溶け込み、駅内部から新川の美しい原風景が一望できるデザインコンセプトに沿った駅舎建築とすることや地元企業の参画、地元産品の活用等について要望してきたところであります。


 ご存じのとおり、昨年の10月に国土交通省から駅舎を含む北陸新幹線工事実施計画その2が事業認可されており、鉄道運輸機構では昨年11月に新たな駅舎整備を担当する建築課が設置され、また、昨年の12月には新駅駅舎の建設に向けて北陸新幹線新黒部駅(仮称)駅建物業務の公示がされたところであります。


 今回の駅建物業務におきましては、本市からの要望も踏まえ、駅舎設計の経験のある大手業者と県内の業者との設計共同体方式が採用されておりまして、県内の業者が企業体として参加する発注形態が全国で今回が初めてになると伺っております。


 現在は、受注申し込みのあった共同企業体の中から4社選定され、今月中にはヒアリングにより1社に絞り込みがなされ、契約を締結されると伺っております。


 今回、地元の業者が共同体として参加されるということから、黒部市の特徴を取り入れた県東部の玄関口にふさわしい駅舎の設計がされるものと期待しているところであります。


 また、ことしの9月ごろには、黒部市の意見を取り入れた2、3のデザイン案が市に提示されることになりますが、このデザインの検討に当たっては、本市の要望にもとづき、鉄道運輸機構、JR西日本、黒部市が協議する場を設けていただけると伺っております。駅舎の設計に対する地元の皆様方のご意見につきましては、この協議の場を通じて反映していけるように努めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても設計に当たっては、今後とも黒部らしいすばらしい駅舎となるように鉄道運輸機構あるいはJR西日本に対して要望してまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


               〔6番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 6番、寺田仁嗣君。


               〔6番 寺田仁嗣君起立〕


○6番(寺田仁嗣君) たくさんの項目に従って答弁いただきました。ありがとうございました。時間が少しあるようですので、少しお願いしたいと思います。


 まず、図書館関係につきまして、私もどれくらいの数字になっているかが、だいぶ前から気になっていたんですが、教育長から聞いてみますと、平均より下がっているということがはっきりいたしました。


 これ全体をなんとなく感じとして私の感じを申し上げますと、やはり近隣の市町村から見るとこの点については、少し弱いんじゃないかなという疑念を持っておりました。というのは、入善町では小学生、中学生はありませんが、保育所とかそういったところに読み聞かせをしながら、子供たちがその絵や聞いたものに従って創造力を生かして大きな図面にその気持ち書かせるとかを入善町の図書館で、2、3日前までやっておりました。私は日曜日に行って見てきましたが、非常によいことだと。やはり小さい子供の時期には、こういった創造させるということは、非常に大事だなと思いました。これは、もちろん小学生ではありませんでしたが、子供に対する読書は、私は、ぜひとも近隣の市町村よりも上になるようにひとつ、ぜひお願いしたいと思います。


 それから、学校環境はそのくらいにしまして一般的に見て、読書年に当たって目玉になるようなことは何か考えておられますか。先程、聞き漏らしたかと思ったのですが、その点について伺いたいと思います。


              〔教育長 中山慶一君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) お答えいたします。


 黒部市立図書館の中では、先ほど申し上げました企画展とかの話をいたしました。例えば、夏休みになりますと子供向けの科学作品に向けた本を幾つか並べる。それ


 から昨年は、まどみちおさんが100歳だったものですから、「100歳おめでとう展」ということで、まどみちおに関する本を並べる、紹介するということをやっておりました。


 現在、ついでにPRさせていただきますが、コラーレでブラジル展をやっていますので、それにあわせて「ブラジルの本展」ということで幾つかそれに関するものを企画しております。


 通年的にこういったものを前は、宮崎駿の「スタジオジブリ展」とかをやっておりまして、ことしは、それに向けての幾つかのことをまた続けてやりたいと考えております。


 それから、先ほど子供の読み聞かせのお話もございました。例えば若栗小学校では、若栗公民館のボランティアの方に来ていただいて、読み聞かせ会もやっておりますし、それから市立図書館でも、絵本の読み聞かせをやっていますので、またご利用いただきたいと思います。


               〔6番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 6番、寺田仁嗣君。


               〔6番 寺田仁嗣君起立〕


○6番(寺田仁嗣君) 2、3日前の3月議会で氷見市あたりでは、2分の1成人式事業ということで、成人式ですから20歳ですね。その半分ですから、10歳の小学4年生を中心にした取り組みをやるということも、つい2、3日前の新聞に載っておりました。


 なかなか、2分の1成人事業とは何かなと思って読んでみましたら、小学4年生を中心にして読書年に向かってやるということもありますので、ぜひ進めていただきたいと思います。先ほど、教育長が若栗小学校の話をされましたが、私は、ちょっとこのことで、つい少し前なんですが、小学校から言われまして学校の話を生徒の前でしたときに、二宮尊徳の話をしました。


 まきを背負って左手に本を持って杖をついて歩くと。若栗小学校には、二宮尊徳が2つあります。恐らく県内でも1つの学校に二宮尊徳の銅像が2つあるところはないと思います。


 そういう意味で言ったら、子供たちからお目玉を食いました。というのは、背中にまきを担いで本を読んで道を歩くということは、交通事故に遭いますと言われて、えっと思ったんですが、二宮尊徳というものの教育もある意味ではやはりきちんと、もちろん私の言い方もまずかったと思うんですが、二宮尊徳はどういう人かもまた教えていただきたいと思います。


 図書館については、先生からもよく聞くんですが、どうもやはり子供たちが二極化していると。まったく読まない人とテレビよりも本を読む子供をいるという話も聞いておりますので、その辺はどのようにすればいいのか私はわかりませんが、あまり極端なことにならないように、やはり全く読まないことは、ちょっとまずいなと思いますので、その点をお願いしておきます。


 それから、全国学力テストの件ですが、このことについては、新聞などでいろいろ新しい政権に対しての嫌味とかも出ておりましたが、何といっても子供たちの学力をきちんと見きわめて、しっかりした道を進めていく上には、私はぜひやっぱり必要だと。抽出校以外は、実費でやらなきゃならないと教育長が言われましたが、それぐらいは、大きな金にはならないと思います。


 そうであれば、やはりそういう点の支援もぜひひとつ行政で、何とかしていきたいものだと思っております。


 観光につきましては、幾つか市長にちょっとお聞きします。


 スポーツ交流につきましては、私も議員になったときに初めて三捗市に行かしてもらったときに、三捗市のいろんなところを見させていただきました。


 その先に黒部市からたくさんの方、何百名かが三捗市へ行かれたということも聞いております。毎年とか、しょっちゅうはできないと思いますが、やはりそういう1つの節目には、こちらからも行く、また向こうからもたくさん来てもらうと。交流ですから行ったり来たりして、それがある意味では大きな観光に結びついていくんじゃないかと思いますので、ぜひこれについては、市の負担は恐らく簡単にできないと思いますが、希望者を募って、交流を広げて黒部市の観光の戦略にしていっていただきたいと思っております。


 3番目の食については、これは私だけじゃないたくさんの方がこのような話をされます。


 黒部には本当に食べるところが少ない。まして魚を命名されて、どこで食べるのかと。いろんなところへ行きますと喜多方ラーメンに行けば小さな町に180件があると聞きました。


 たくさんなくても、生地、三日市、8号線沿い、宇奈月にもあったり、その途中にあったりと、ちょっと行けば魚料理が食べられるというものにしていかないと、せっかく黒部においしい魚がとれておりますので、それを観光事業の1つにしていっていただきたいと思います。朝日町に行き、たら汁と言えば恐らく何十件のところでたら汁をやっていると思います。そこまでいかなくても、生地だけじゃなくして随所で食べられるようにひとつお願いしたいと思います。


 それから、愛本橋の件ですが、偶然にも昨年の3月10日にこの質問をして、ちょうどきょうまた考えてみると3月10日だったので思い出しているんですが、その間、かなりいろんなことで愛本刎橋については、教育委員会を含めて進められてこられたと思います。


 しかし、復元に向かってはそんなに生易しいものでありませんので、しっかりとそういう基礎付けたものをした上で、どのような理論武装をすればいいのかわかりませんが、これからは、私は本当にしっかりとこの点について取り組んでいただきたいと思います。


 大きな金が伴ってくるということも聞いております。ほかのことをしないでこれをすぐという訳には行きませんが、いろんなところへ行政視察に行って、最終的に考えてみると1番にぎわっているのはやっぱり、歴史があるとかなんですよね。にわかに作ったところは、観光地として伸びているかというと一時的かもしれませんが、なかなか伸びていません。歴史のあるところは、ずっとお客が来ております。


 そういった面では、黒部市内では愛本周辺は、私は1番歴史があると思うんですが、再度、この復元についての心構えをもう一度市長に、お願いしたいと思います。


○副議長(吉松定子君) 念のため申し上げます。発言の途中でありますが、寺田仁嗣議員の持ち時間は、11時59分までであります。


               〔6番 寺田仁嗣君挙手〕


○副議長(吉松定子君) 6番、寺田仁嗣君。


               〔6番 寺田仁嗣君起立〕


○6番(寺田仁嗣君) それでは、時間がありませんのでこれでやめますが、最後に話を1つ飛びまして、市長の顔を見ると何か辛そうな話だったんで飛びます。


 美肌の湯については、私はぜひともこれはなにかしていかなきゃならない思います。


 世の中には、男より女が多いんですから美肌ということになれば、女性の皆さんは飛びついてくると思うんですよね。


 副市長や坂井議員の顔を見ますとつべつべの顔をしておられます。そういう意味では、ぜひ1つこれを男性も大事ですが、女性に向かってアピールしていくと。ただ温泉に来てくださいだけじゃない。宇奈月温泉につかれば肌が綺麗になるんだと。そういうことも含めて、ぜひこれをアピールしていただきたいと思います。終わります。


○副議長(吉松定子君) 一般質問の途中ですが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。


  休  憩  午後11時57分


  再  開  午後13時00分


○議長(辻 泰久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。


 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君登壇〕


○2番(谷口弘義君) それでは発言通告にもとづいて、5項目について質問をします。


 最初の質問項目であります。


 安心して子供を産み育てられる環境づくりのため、少子化対策、子育て支援が望まれています。


 子供を育てる親にとって、子供の病気は大変な心配事であります。費用の心配なしに、病院にかかれるよう子供の医療費を無料にすることは、切なる願いであります。


 黒部市は近隣市町に先駆けて、平成19年4月から小学校3年生までの通院費、6年生までの入院費の無料化を行いました。


 住民の皆さんは、一歩進んだ義務教育終了までの医療費の無料化を望んでいます。


 このことについて答えてください。


 子供の医療費助成として、黒部市が小学校4年生から6年生までの通院費を無料にすると、どのくらいの負担になるのか。中学校1年生から3年生までの入院、通院費を無料にすると、どのくらいの負担となるのか答えてください。


 現在、小学校6年生までの入通院費を無料にしている自治体、あるいは計画のある県内の自治体は、幾つでどこなのか。また、現在中学校3年生までの入通院費を無料にしている自治体及び計画のある県内の自治体は幾つで、どこなのかあわせて答えてください。


 市長は、昨年の3月定例会で現時点では、中学生に対する医療費の無料化は考えておらず、いましばらくこのままでいきたいと答弁されました。


 昨年3月時点で、中学生に対する医療費の無料化は考えていなくても、今の時点で、とりあえず小学6年生までの通院費を無料にする考えはないのか答えてください。


 次に、児童生徒の通学、歩行者の安全についてであります。


 学校は、安心・安全の場所でなければなりません。また、学校、家庭から学校までの児童生徒の安全を守ることも必要であります。また、歩行者の安全を守ることも当然のことであります。このことに対する市の対応について質問します。


 地鉄浦山駅は、宇奈月小学校の児童が多数利用しています。保護者からは、安全面からも専門の知識を持った、誘導員の配置が望まれていました。


 平成22年度予算に、誘導員配置のための128万6,000円の予算がついています。実施されると保護者は一安心のことでしょう。


 どのような方法で行われるのか。また、保護者は夏休み、冬休みの登校日やプールに行くときも誘導員の配置を要望しておられます。


 こうした父兄の要望について、どのように考えているのか答えてください。


 次に、中央小学校下の北野地内の通学路の安全対策についてであります。


 北野地内の市道植木金屋線との交差点から北側約300メートルについて、昨年の3月定例会で、通学路の安全対策について改善を求めてきました。


 市長は、まずは交差点の安全対策も念頭に置いた安全な歩行空間の確保について、前向きに検討してまいりたいと答弁されていました。


 今の進捗状況を答えてください。


 市道三日市堀切線の新堀高町内の道路幅が狭く、車の風圧で生徒が用水に転落する事故が起きています。


 こうした事故を防ぐためにも、早急な対策をとるように求めてきましたが、どのような状況なのか答えてください。


 歩行者の安全を守ることから、県にも市にも高橋川にかかる橋を拡幅するように求めてきました。県はこうした住民の要望をなかなか応えてくれませんでした。


 こうした中で、市は市民の安全を守るため、仮設歩道橋をつけると聞いています。


 どのようなものとなるのでしょうか。また、仮設歩道橋をつけても、その前後の歩道部分が非常に狭くて危険であります。


 市が県に出した平成22年度の重点要望に、県道六天天神新線の歩道整備が組み込まれていますが、早期の実現が必要だと思います。あわせて答えてください。


 通学路となっている堀高町内の丸田工業資材置き場の横の水たまりの道路部分の改修について、昨年の3月定例会で対応を求めてきました。


 道路の陥没状態がひどくなるばかりであります。早急な改修が必要であります。今どのような状況なのか答えてください。


 次に、公共交通の充実についてであります。


 公共交通の充実について、私どもが市内を走る地鉄電車を100円の低料金で利用できるコミュニティ電車、主要な駅と公共交通空白地域を結ぶジャンボタクシー等の導入を求めてきました。住民の足を守ることは、暮らしを守ること。社会保障の充実という点から早急に進めるべきだと主張してきました。


 市は平成22年度から、愛本地区でジャンボタクシー実験運行を行い、平成23年度から年間を通した実証運行を行うことにしました。市長は、提案理由説明でコミュニティバスの試験運行を実施し、バスと鉄道とのネットワーク化に向けた検討を進めてまいりますと述べています。


 その内容は、どのようなものでしょうか。


 今、黒部市は4台のスクールバスを児童生徒の通学に使用しています。


 国は、そのスクールバスを地域住民も混乗することも、スクールバスをコミュニティバスとして共用することも認めています。


 今後、黒部市公共交通戦略推進会議においても、十分に協議をしていただきたいし、市も前向きに検討して、よりよいコミュニティ交通の充実につなげてもらいたいと思っています。このこととあわせて答えてください。


 2014年度の北陸新幹線開業後に、JRから経営分離される予定の並行在来線は、地域住民の生活路線であり、利用者の立場に立って維持されなければなりません。


 昨年の暮れ、新政権の前原国土交通大臣は、旧政権のJRから分離し、自治体が運営するという政府与党合意を見直すと表明しました。そして、並行在来線は、地方とJRが協力して国の十分な支援のもと経営するとの方針を出しました。


 県はJRに対して、資本参加も含めた資本支援を求めると言っています。


 市は今後、地方の負担を軽減し、住民の足を守るために、どう対応するのか考えを聞かせてください。


 次に、(仮称)僧ヶ岳県立自然公園の指定についてであります。


 僧ヶ岳は、市内から見られる象徴的な山であります。


 これまで県は、片貝川右岸から黒部川左岸、中部山岳国立公園から僧ケ岳を含む範囲を(仮称)僧ヶ岳県立自然公園に指定する取り組みを進めてきました。関係する本市も、指定に向けて力を入れてきたことと思います。


 今、(仮称)僧ヶ岳県立自然公園に指定する取り組みは、どこまで進んでいるのか。


 県や中部森林管理局等に地元市長として、事業の促進を要請するべきだと思いますが、答えてください。


 最後の質問は、市民の健康増進とパークゴルフ場の利用についてであります。


 高齢者の健康管理には、適度の運動が効果が高いと言われています。


 石田のおおしまパークゴルフ場の利用者数は、市が当初予想した2倍以上の伸びと聞いています。


 これまでのおおしまパークゴルフ場の市内・市外の利用者数と全体の利用者は何名で、年間券と1日券との比率は、どうなっているのか答えてください。


 パークゴルフ場の利用者から、次のような要望を聞きました。


 市民に限って年齢を考慮し、使用料を下げてほしい。待ち時間が長く20分も待つこともある。市営のパークゴルフ場だから、市民に対する何らかの対策を考えてもらえないだろうか。


 パークゴルフ場の内のトイレが1カ所しかなく、男女共用であります。また、川の水が溢れると使えない。適切な場所への移設と男性用と女性用を別にしてほしい。こんな要望であります。


 こうした要望に対して、市はどのように考えているのか答えてください。


 以上であります。


             〔2番 谷口弘義君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 引き続きご苦労さまでございます。


 それでは、谷口議員の個人質問にお答えを申し上げたいと思います。


 まず、1つ目の項目であります、子どもの医療費無料化についてお答えいたします。


 まず1点目の小学校4年生から6年生までの通院費を無料にするとどれくらいの負担となるのか。また、中学校1年生から3年生までの入院、通院を無料にするとどれくらいの負担となるかについての質問でありますが、私どもの試算では、小学校4年生から6年生までの年間の通院の医療費を約8,000万円と推計いたしております。そのうち市が助成に要する費用といたしましては、約2,400万円になると見込んでおります。


 県の通院に関する子ども医療費の助成対象年齢は、3歳児まででありますので、この額はすべて市の一般財源で賄うことになります。また、中学1年生から3年生までにつきましては、医療費を推計することが難しく、かなり荒い見込みになりますが、市の入院、通院に対する助成額といたしましては、最大4,400万円程度ではないかと考えております。これももちろん全額、市の一般財源であります。


 次に2点目のご質問であります、現在、小学校6年生までの入院、通院を無料にしている自治体は5市町で、射水市、小矢部市、南砺市、入善町、朝日町であります。


 これまでの調査結果では、平成22年度予算において、新たに助成対象年齢拡大の計画がある自治体は、3町村で、上市町、立山町、舟橋村であります。


 また、現在、中学3年生までの入院、通院を無料にしている自治体はありませんが、新たに計画のある自治体は2市で、射水市と滑川市であります。


 次に3点目の中学校3年生までの医療費無料化についての考え方と小学校6年生までの医療費の無料化の方針についてお答えいたします。


 市では、平成19年4月から入院については小学校6年生まで、通院は小学校3年生までの医療費助成を所得制限を設けずに実施し、子育て支援策の一環として保護者の医療費の負担軽減を図ってきたところであります。


 ご質問の中学校3年生までの拡充につきましては、中学1年生から3年生までの入院、通院に要する助成費用として多額の一般財源が必要と見込まれることから、今後の検討課題と受けとめたいと考えております。


 しかしながら、わが国はもちろん本市においても、依然として少子化の傾向が顕著に改善する気配は全くなく、また、近年の厳しい経済状況もあり、喫緊の課題として将来にわたる、明るい見通しをもって子どもを産み育てることができる環境を充実させていくことが大切であると考えております。


 このようなことから、本市におきましては、できれば来年度中に通院の医療費助成対象年齢について現行の小学校3年生から小学校6年生まで拡充したいと考えております。


 次に、2つ目の項目であります、児童、生徒の通学、歩行者の安全についての1点目であります、地鉄浦山駅の誘導員の配置についてお答えいたします。


 小学校児童の登下校時の安全対策につきましては、宇奈月小学校に限らず市内小学校の各校区で、地元地区の児童のために保護者や地区の皆さんが地区単位に対応されている現状であります。


 ご質問の地鉄浦山駅での安全対策でありますが、これまで宇奈月小学校1、2年生児童の帰宅に際し、安全な乗車を見届けるため、従来、旧宇奈月小学校においても実施されておりました取り組みと同様に、宇奈月温泉、音沢、内山地区の通学児童の保護者の皆さんによる主体的な見守りが実施されているところであり、今後も引き続き、取り組みがなされるものと考えているところであります。しかしながら、勤務等の都合や当番の調整がつかず、見守りをできない場合もあることから、保護者の不安解消が必要であると考えたところであります。つきましては、これまでの主体的な保護者の取り組みや地域の安全パトロールの協力及び学校の取り組みに加え、補完的な役割を担うものとして、誘導員を配置しようとするもので、詳細につきましては、富山地方鉄道も含め関係者とよく相談しながら今後、対応してまいりたいと考えております。


 次に、2点目のご質問であります中央小学校校下、北野地内の通学路の安全対策についてでありますが、議員ご指摘のとおり昨年の3月定例会において、当該箇所の歩行空間の安全確保につきましては、前向きに検討してまいりたいとお答えをしておりました。以降、新年度に入りまして実施に向け、秋ごろから計画図を提示し、関係地権者と鋭意交渉を進めており、了承を得しだい事業着手に努めてまいりたいと考えております。また、今後、事業促進に当たりましては地権者及び地元住民の皆様のご理解とご協力、そして地元議員並びに関係議員のお力添えを併せてお願いを申し上げたいと思います。


 次に、3点目のご質問であります堀高地内の通学路の道路改修についてでありますが、現時点の状況につきましては、昨年の3月定例会にもお答えいたしましたが現道が農道であることから、農道管理者と整備手法・事業主体といった協議を重ね、また、隣接地権者との境界立ち会いなどを行うなど、理解を得たうえ整備を推進するに至ったものであります。よって、本年度末を工期として発注を終えているところであります。


 次に、4点目のご質問であります、市道三日市堀切線の歩行者の安全対策についてでありますが、当該路線につきましては、当時、地元要望では消雪要望であったと記憶しておりますが、市の財政事情をおくみいただき、1つのアイデアとして幅員拡幅による歩行者への安全対策として、側溝蓋設置案が地元町内から提案されたものであります。


 そこで、当該路線の県道六天天神新線より山側につきましては、今年度より地元町内会並びに議員の強いご指摘も受け、山側より鋭意整備を進めさせていただいております。また、海側の水路への転落の連絡を受け、現地を調査のうえ今年度末までに対応を行うところであります。従いまして、当該路線の安全対策につきましては、今後、地元の皆様と慎重に協議をさせていただき、事業推進に努めてまいりたいと考えております。


 次に、5点目のご質問であります歩行者の安全を守るための高橋川の仮設歩道橋についてでありますが、当該路線の歩道整備につきましては、以前より交通量が多いうえ幅員が狭く、危ないとの地元振興会からの要望を受け、市の重要要望として県に対して早期事業着手を要望してきたところであります。


 市といたしましては、背骨道路の整備により、さらにこの路線の交通量が増大することが想定される一方、県の財政状況も厳しく事業着手まで相当時間も要するとのことでありますので、県で事業化されるまでの緊急的な対応として高橋川橋梁部分の通行の安全対策を図るために、仮設の歩道橋を整備したいと考えております。


 現在、河川占用の協議を県と進めているところであり、あくまでも仮設ということで、幅員2メートル程度の簡易な構造のもので許可の見込みとなっており、許可後、用地買収等を進め早期完成を目指してまいりたいと考えております。


 また、今後の当該道路の歩道整備につきましても、歩行者・自転車及び自動車等の交通量が多いことから通学路等の安全対策の促進として、早期事業が行われるよう引き続き市の重要要望路線として県に要望してまいりたいと考えております。


 次に、3つ目の項目であります、公共交通の充実の1点目であります、愛本地区での実験運行のコースと地鉄電車駅との関わりはどうなるのかのご質問にお答えいたします。


 コミュニティバスの試験運行につきましては、先の12月定例会においてもお答えいたしましたとおり、平成22年度においてモデル的に愛本地区等でのテスト走行を一定期間実施する計画といたしております。


 これらの運行に当たりましては、ルートや料金、停留所の位置等につきまして、住民の皆様と協議を行いながら、実験運行の実施、運営主体であります黒部市公共交通戦略推進協議会において、来年度検討していくことになります。この協議会につきましては、鉄道事業者、タクシー事業者、国等のご協力を得て、去る2月25日に既に立ち上げをさせていただいたところであります。


 ご質問の愛本地区での実験運行につきましては、当地区が本市の強みであります鉄道網から離れた環境下にあることから、地鉄愛本駅までのルートを確保し、愛本駅から中心市街地へ地鉄線の円滑な乗り継ぎができるようにダイヤ、料金制度を含めた必要なネットワーク体制を整える必要があると考えております。さらに、ジャンボタクシーなどを使用して、市民ニーズが高いと想定される浦山地区の病院や公共施設、金融機関、スーパー等を周回するルートも必要となるものと考えており、今後、黒部市公共交通戦略推進協議会の中で、地域の皆様のご意見を伺いながら、しっかりと市としての考えを述べさせていただきたいと考えております。


 また、今後の公共交通政策においては、持続可能な交通システムを目指す必要があると考えており、このためには地域の皆様の声を十分お聞きすることが何よりも大切であると考えており、市が主体となって地域の声を十分に反映した取り組みになるよう努めてまいります。


 次に、2点目のスクールバスをコミュニティバスとして活用してはどうかについてのご質問でありますが、現在、教育委員会が運行管理するスクールバスは、遠距離通学の児童生徒が安全に通学できるよう実施しているものであり、円滑に運営されているところであります。


 このスクールバスの運行は、児童生徒の学校教育に資するものであり、現状は登下校時の児童生徒数がほぼ定員に近く、運行ダイヤは、学校行事や変則的な授業等によって下校便が日によってさまざまで、さらには校外学習活動として昼間時にも運行が入るなど、頻繁に利用されております。


 谷口議員ご提案のスクールバスに一般利用者を混乗させ、コミュニティバスとして活用するというケースは、交通不便地帯の解消や行政の運営効率の向上という観点などから、全国的には過疎地域などにおいて取り組まれているようであります。


 スクールバスへの一般利用者の混乗に当たっては、当然、児童の安全性が求められ、満席時の児童の安全対応や車内での防犯対策などスクールバスとして具備すべき機能の確保はもとより、PTAをはじめとした関係の皆様の合意形成を図ることなど、慎重に対応していくことが必要であると考えております。


 今後、本市において公共交通の整備を進めるに当たっては、谷口議員ご提案のスクールバス活用や民間所有のジャンボタクシーなど、既存ストックを有効に活用するといった視点が持続可能な公共交通システムを構築する上で大変重要であり、黒部市公共交通戦略推進協議会の中で議論を進めていきたいと考えております。


 次に、3点目の並行在来線に関するご質問についてお答えいたします。


 北陸新幹線の開業に伴いJR西日本から並行在来線として経営分離される北陸本線は、市民生活を支えるライフラインであるとともに、国の物流を支える日本海沿岸の幹線鉄道であることから、並行在来線対策は、一自治体や富山県内で完結する問題ではなく、国家レベルの問題としての性格を有していると認識しております。


 こうした観点から、今年度の富山県並行在来線対策協議会において、私自身、この席上で、JRからの並行在来線の移管時期について、平成26年度の金沢暫定開業時ではなく、さらに西へ延伸された段階で移管を受けることができないのかという点について、提案させていただいたところであります。


 国においても、昨年12月、国土交通省・整備新幹線問題検討会議において整備新幹線の整備に関する基本方針が取りまとめられ、JRの並行在来線に対する支援や貨物鉄道の維持のあり方について検討することが盛込まれたところであります。


 また、富山県並行在来線対策協議会での議論を踏まえ、県は先月、整備新幹線問題検討会議において、鉄道資産の無償譲渡、並行在来線運営会社への出資、人員や技術面での支援など、国やJRの積極的な支援について要請なされたところであります。


 市といたしましても、先ほど申し上げましたとおり、これまでも富山県並行在来線対策協議会や市の重要要望において、必要な提案や要望等を行ってきておりますが、引き続き、国の並行在来線に対する政策や動向を注視しながら、県や県内市町村と連携し、並行在来線の持続的な安定経営のための特別な支援措置を講じていただけるよう、市議会や経済団体の皆さんと連携しながら、国やJRなどの関係機関に対してあらゆる機会をとらえて積極的に働きかけていきたいと考えております。


 次に、4つ目の項目であります僧ヶ岳県立自然公園(仮称)の指定についてであり


 ます。


 1点目の僧ヶ岳県立自然公園に指定する取り組みはどこまで進んでいるのかの質問と2点目の県や中部森林管理局等に地元市長として事業の促進を要請すべきでないのかについて、併せてお答えいたします。


 まず、僧ヶ岳周辺の県立自然公園の指定に係る経緯及び取り組みにつきましては、先の6月定例会でご説明したとおりでありますが、現在の指定に向けての状況を県に確認しましたところ、県と林野庁との事前協議が整いつつあり、早ければ今春から各関係機関への全体調整に着手できる見込みであるということであります。また、僧ヶ岳県立自然公園(仮称)の指定につきましては、今後も関係機関及び地元関係者等との調整が必要となってきますが、調整が順調に進めば、平成23年度中には指定できる見込みであるとお聞きしております。


 本市といたしましては、指定の該当区域である魚津市にも動きが出ていることから、県及び国、関係機関に事業の促進を強く要請すると同時に地元調整等、県に協力すべき点は全面的に協力し、1日でも早い県立自然公園の指定を目指してまいりたいと考えております。


 次に、質問項目の5番目であります、市民の健康増進とパークゴルフ場の利用についてであります。


 おおしまパークゴルフ場は、交流の場、健康増進の場を提供することを目的として整備し、平成20年4月から一般開放した施設であります。約4ヘクタールの開放的な敷地に5コース45ホールを備えた県内屈指のパークゴルフ場であることや、通年営業を行っていることから大好評を得ており、開場2年を待たずして昨年10月に利用者10万人を達成したところであります。


 1点目のこれまでの市内、市外の利用者数や年間券と1日券利用者の比率はどうかとのご質問でありますが、平成20年度は、利用者総数6万2,747人であり、市内利用者数は3万2,645人で52%、市外利用者数は3万102人で48%となっております。また、利用券別では年間券利用者数が4万4,133人で全体の70%、1日券等利用者数が1万8,614人で30%となっております。


 また、年間利用券を持っておられるメンバーの方は、現在、683名であります。


 また、平成21年度は、現在のところ利用者総数5万8,079人で前年同時期よりも微増しており、うち市内利用者数は3万1,426人で54%、市外利用者数は2万6,653人で46%、利用券別では年間券利用者が4万3,575人で75%、1日券等利用者が1万4,504人で25%となっております。総じて、利用者総数の半数以上が市内の利用者、年間券利用者においては4分の3を市内利用者が占めている状況にあります。


 2点目の市民に限って、年齢を考慮して使用料を下げることができないのか。市民に対する待ち時間の対策を考えたらどうかとのご質問でありますが、昨年6月に県内の主なパークゴルフ場18施設の聴き取り調査を行ったところ、シーズン券について所在地の市民に対する割引制度や年齢による割引制度を有している施設は、18施設のうち1施設で、1日券について年齢による割引制度を有しているのは3施設となっておりました。


 そこで、市民に限ったサービスをとのことではありますが、このおおしまパークゴルフ場は、交流人口増加、半定住人口の増加に資する施設であるととらえていることから、現時点で市民に限ったサービスの導入は考えておりませんが、県内他施設の状況や先ほどお答えいたしました利用者の比率等の推移を見ながら検討してまいりたいと考えております。


 また、利用者が多いときには20分程度の待ち時間が生じているのはご指摘のとおりであります。その対応につきましては、できるだけスムーズな運営ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。


 3点目のパークゴルフ場内のトイレの適切な場所への移設及び増設についてのご質問でありますが、パークゴルフ場内にある簡易トイレにつきましては、平成20年


 10月に利用者からの要望に応えて、管理委託者との協議や利用者の流れ、コースの景観、利便性を考慮して現在の場所に設置したものであります。


 この簡易トイレの設置によりまして、パークゴルフ場一帯には、体験実習館内、グリーンパーク駐車場と合わせて3つのトイレがあることとなったことから、増設につきましては、周辺施設全体としての管理の中で必要性を検討してまいりたいと考えております。


 また、豪雨時に横を流れる排水路の水があふれ、使用ができなくなったことがありましたのは、ご指摘のとおりであります。原因は、片貝川河口に土砂が堆積したことによるものと思われますので、河川管理者と協議しながら対応してまいりたいと考えております。


 パークゴルフの健康に及ぼす効果に関しましては、自覚的健康度の向上や社会的交流、運動による精神的な満足度の向上といった効果が報告されていることもあり、今後も引き続き、気軽で手軽に楽しめる場として、また交流・健康増進に寄与できるような施設としての運営を図ってまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


             〔2番 谷口弘義君自席に挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) それでは、再質問をします。


 医療費の無料化の話なんですが、いろいろほかの市町村でもやられていると述べられました。


 私もいろいろ調べてみたんですが、黒部市の今の現状は、所得制限がないというすばらしいところもあるんですが、黒部市が先陣を切ったこの制度ですが、今は黒部市のように入院は小学校6年生、通院については小学校3年生のところは、富山市、高岡市、魚津市、氷見市、これが黒部市よりちょっと低いと思われる程度なんですね。


 黒部市においては、優位性がどうのこうのじゃなく、いかに子育て支援ということで検討していくことが大事だと思うんです。


 市長の答弁の中で、来年度中には小学校6年生までの通院について考えていきたいということでありましたが、これを考えていきたいじゃなく、やると答えられた方が今後のためにもなると思うんですが、もう一度お願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 来年度中に考えていきたいということであります。条件が整ったら実施できるものと思っております。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) 早期の実施をお願いいたします。


 次であります。地鉄浦山駅の誘導員のことについて、これはあくまで今までやっていることについての補完的なものだとわかったんですが、教育部長は今、にこにこ笑っておられますが、何かおかしいところがあるのでしょうか。


 何かよい答弁がもらえるような気がするもので聞いたのですが、補完的な意味とは、どういうことなんでしょうか。


             〔教育部長 幅口文史朗君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育部長、幅口文史朗君。


             〔教育部長 幅口文史朗君起立〕


○教育部長(幅口文史朗君) 大変失礼しました。


 補完的の意味ですが、現在、宇奈月中学校では現実に地域の方々あるいは保護者の方々が子供たちの送り迎えをやっておられるわけです。


 ただ地鉄という1つの交通機関、しかも構内の中のことになりますと専門的なこと。誘導とかが必要じゃないかということで今回、補完的ということでありますが、今までの体制を崩すことなく、そして市長の答弁の中にもありましたが、間違いのないようにという意味で補完的という言葉を使っております。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) 先ほどの市長答弁を聞いておりますと今後、地鉄との検討を進めていきたいということですが、これは検討されて、この百何十万円の予算が計上された思うんですね。その辺はどうなんでしょうか。


 地鉄については、やはりきちんとしたものを示さないと人件費だとかの答えは来ないと思うんですよ。その辺で、例えば子供たちが登下校するときの時間ということで、この人件費が幾らと今の予算が出てきたと思うんですが、何かつかんで話すような予算じゃないんでしょう。それについてもう一度答えてください。


             〔教育部長 幅口文史朗君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育部長、幅口文史朗君。


             〔教育部長 幅口文史朗君起立〕


○教育部長(幅口文史朗君) 基本的には、こちらといたしましては、見積もりに当たって午後3時から5時半、3.5時間の200日、休みの部分を除いた200日で見積もりをいただきました。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) それでは、市長が何で答えられなかったかと思ったのは、夏休み、冬休みのことについても保護者が願っているという質問項目を出しているんですが、市長がここを飛ばされた理由が今わかりました。


 それで、教育部長にもう一度聞きますが、スクールバスの運行については、夏休み、冬休みであろうと学校から要請があれば運行しておられるんですよね。


             〔教育部長 幅口文史朗君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育部長、幅口文史朗君。


             〔教育部長 幅口文史朗君起立〕


○教育部長(幅口文史朗君) 必要なときには運行しております。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) スクールバスについては、夏休み、冬休みも運行するということですね、必要なときに。


 ところが電車通学の児童だって夏休み、冬休み、例えば夏の暑いときにはプールに来るのでしょう。そういうときにも必要じゃないかということで、私は保護者の皆さんの要望を載せておいたんですが、こういうことも考慮すべきじゃないでしょうか。


             〔教育部長 幅口文史朗君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育部長、幅口文史朗君。


             〔教育部長 幅口文史朗君起立〕


○教育部長(幅口文史朗君) 今まで、実際に保護者の方あるいはプールの監視員の方それぞれ役割を決めてやっておられます。


 先ほど申し上げましたが、今までの体制を崩すことなく、補完的に今回の誘導員を設置したということであります。ですから、これからこの誘導員を入れて再度、学校、PTA、地域できちんと取り扱いについて協議をしていただこうと思っております。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) それでは、今回の予算の中には、夏休み、冬休みは入っていないと考えてよろしいんでしょうか。


             〔教育部長 幅口文史朗君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育部長、幅口文史朗君。


             〔教育部長 幅口文史朗君起立〕


○教育部長(幅口文史朗君) それについては、これからの話できちんと皆さんの合意を取りつけていただきたいと思っております。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) はい、わかりました。


 これからきちんと話し合って、合意を取りつけたら皆さんの要望を聞いて、保護者の意見を十分に取り入れた施策をやっていただきたいと思います。


 それと、高橋川の歩道橋については本当に、市のそういう決断に対しては敬意を表します。それと同時に先ほど言いましたように、この歩道橋についても特に北側の


 30メートルについては非常に危険なんです。


 そのことについて、県道ですから市でやってくれとは非常に酷な話なんですが、この新堂中新線が開通しますと当然、交通量の増大が見込まれます。そのことについて、せめてこの30メートル部分だけでも、早くやるように県に強く要請していただきたいと思います。岩井都市建設部長どうでしょうか。


             〔都市建設部長 岩井宏道君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 都市建設部長、岩井宏道君。


             〔都市建設部長 岩井宏道君起立〕


○都市建設部長(岩井宏道君) 議員がおっしゃるとおりでございます。


 私どもが、今考えているのは北側につきましては、堤防が3メートルございます。


 橋を架けた場合に半分ほどしか残りません。そうした場合に子供あるいは高齢者の方、非常に田んぼが低いものですから、事故が発生する可能性も大ということで、私どもの方でとりあえずは少し程度、30メートル全線ではなく安全が確保できる程度。3、4メートルぐらいの整備を行いたいと思います。


 今ほど議員が言われたように県道でございます。ですから、私どものできる範囲はその程度かなと。これ以上の出費は、ちょっと大変だと思っていますのでご理解いただきたいと思います。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) ありがとうございます。


 私どもの県との話し合い中で、市がこれだけ市民のためにやったんだから、今度は県が市民じゃなく、県民のために頑張るべきだと訴えてきます。これからまた強く県に言っていただきたいと思います。


 それと公共交通のことに入りますが、愛本地区での実験運行を行うということで、市長の方では愛本駅までのルートを確保し、そして中心市街地への乗り入れについても検討したいと言われました。


 市長はかねがね、これまでも地鉄電車の運賃について電鉄黒部駅から宇奈月温泉までの710円は非常に割高に感じると言われていました。じゃあ、愛本駅から電鉄黒部駅までの510円については、割高だと考えられないんでしょうか。市長の答弁をお願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 愛本駅から電鉄黒部駅までの510円については、頻繁に利用される方々においては少し割高感があるのかなと考えております。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) そのとおり割高なんですね。頻繁に利用しようと1回利用しようと。往復すると1,000円超えるわけでしょう。今のワンコインフリーきっぷは、往復500円でしょう。片道250円なんです。


 そのように、ワンコインフリーきっぷは非常に評判がいいと聞いております。


 これについても黒部市が地鉄に対して1円の補助も出していなく、まちづくり協議会が苦労していることが分かるわけですが、何で好評なんだろうと考えますと、やはり運賃が安くて利用しやすいということなんです。


 市長が先ほど言いましたように、愛本駅からこの市街地までだったらうまくいかないんでしょう。だから今まで、そういう公共交通について、弱者救済、社会補償という面から見ても充実させるべきだと言ってきたんです。


 だから愛本駅からも、この割高感の電車じゃなく、例えば試験的にでもいいですから、この試験運行について予算がついているのですから、この期間中だけでも100円電車にしてみたらいかがでしょうか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 510円が100円というのは少し極端ではないかと考えております。そういう中で、高齢者の皆さん方が中心になると思いますので、どういう支援等が考えられるのか今後検討していきたいと思います。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) それと、スクールバスをコミュニティーバスにできないかということついて、できないと言われました。


 あまり時間がないので、ぱっぱっと言ってしまいますが、すぐに結論を出すんじゃなく、それから、車内の防犯対策の安全面が考えられるということですが、車内の防犯対策となると、何か年配の方々が児童に対して悪さをするんじゃないか。こんなことは、まず考えられませんよね。これについては取り越し苦労だと思います。


 それから、せっかく2月25日に発足しました黒部市公共交通戦略推進会議をつくりました。そこで、十分に検討していただきたいと思うんですが、そのことについて幅口教育部長、どうでしょうか。


             〔教育部長 幅口文史朗君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育部長、幅口文史朗君。


             〔教育部長 幅口文史朗君起立〕


○教育部長(幅口文史朗君) 現在のスクールバスの状況から見ますと答弁のとおりです。


 それから、近くの人を疑うのかという話にもなってきますが、いろいろな大人の方と子供が同席するときには、いろいろ教育的な効果もありますし、逆に別のことも考えていかなくてはいけないこともございます。


 ただ、もし公共交通コミュニティーバスでするということになれば当然、現在のスクールバスでも送り迎えは保護者の方がやられたり、あるいは地域のスクールガードの方々が、見守りをしておられます。そういう形で全体的な公共交通の中にスクールバスの機能を取り入れるということになれば、当然それに従ったシステムを考えていかなくてはならないと思います。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) 今の答弁でちょっと安心しました。


 そういうことで、児童生徒の安全ももちろん大事ですが、地域の皆さんの社会保障というか年配の方々も助けあっていくということも大事だと思います。そのことについて今後、教育委員会の皆さんも皆さんと一緒に連携をとりながら討議していっていただきたいと思います。


 次に、市長に聞きますが、地鉄本線とJR線が結線されれば、どこで結線するかは別にいたしまして、富山までの通勤時間が非常に短縮されるメリットがあるわけですが、そのことについて市長はどう考えているのか答えてください。


○議長(辻 泰久君) 念のため申し上げます。発言の途中でありますが、谷口弘義議員の持ち時間は、14時01分までであります。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 地鉄と将来の並行在来線との相互乗り入れについては、大変重要な課題、テーマだと思っております。


 そういう中で、当然、並行在来線が地元で運営するということになれば、上市方面に上がらないで直接、滑川の方から富山の方に入れるような、そういう相互乗り入れは大変重要だと思っていますので、そうすれば新幹線の駅に併設される地鉄の駅から富山駅まで相当時間短縮がなされると考えております。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) それでは時間がありませんが、最後の質問についての再質問をします。


 おおしまパークゴルフ場の料金を下げてくれというのが市民のプレーしている人達の願いなんだということを聞いて言ったんですが、これに対して市長答弁では、今のところ考えていないが、今後検討していく課題なんだと答えられました。


 先ほどの市長答弁でもありましたように、年間利用者が当初予定していたよりも、ものすごくふえているんですね。2.5倍と聞いております。そういうことからこのプレーを待っている時間が20分とかになるんだと。この時期だったら非常に寒い思いをするということだったんですよ。


 私は料金を下げろというのは、違った意味もあると思うんですよ。


 黒部市が運営しているパークゴルフ場でもあるにもかかわらず、やっぱり何らかの恩恵があってもいいんじゃないかというのが、素直な気持ちだと考えます。


 今後、検討していくということですから、そういう市民の声も十分検討課題に入れていっていただきたいと思います。


 それとトイレなんですが、確かに川の淵にありました。


 市長が波のとき川が閉塞されてふえるのじゃないかと言われましたが、関係者の話を聞きますと大潮のときも水がつくそうであります。だから、もう少しどこかへ移動していただきたい。それから女性の利用に聞きましたが、やっぱり男性と一緒だったら利用しにくいということでありますので、ぜひ男女別々のトイレの設置についても考えていただきたいものです。


 それから、プレー待ちの時間が長くて寒い。また、夏は暑いということで、風除室が今1カ所ありますが、それをもう1カ所ぐらいふやしていただきたいというのが、皆さんの願いであります。


 この願いについて、ぜひ答えていただきたいと思います。市長、最後の答弁をお願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) トイレが水につかった原因が、大潮のときもそうだったということなんですが、河口付近を改善したらそうならないと考えていますので、河川管理者にそれらの点についてお話をして、水がつかないような環境にしていきたいと思います。


 トイレの件つきましては、景観上のこともあってあの場所になったと思っています。


 そういう中で、男女が共用することについては少し、使い勝手からすれば不都合があると思いますので、どうすればいいのか、今後の課題として考えさせていただきたいと思います。


               〔2番 谷口弘義君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君起立〕


○2番(谷口弘義君) ぜひ、また検討していただきたいと思います。


 これで私の質問を終わります。


○議長(辻 泰久君) 次に、8番 伊東景治君。


               〔8番 伊東景治君登壇〕


○8番(伊東景治君) どなた様もご苦労さまでございます。


 3月であります。毎年のことでありますが、小学校や中学校の卒業式、高校の受験、発表あるいは県外の大学へ進学する学生はアパート探し等に奔走していると。


 また、就職する学生は、社会への新たな旅立ちに期待と不安を持ちながら残りの学生生活を楽しんでいる時期であります。また、4月なれば入学ということで、別れがあり、また新しい出会いがある時期になっております。


 定期的な変化もあれば、先ほどもありました阪神大震災の360倍というチリの巨大地震のように予期せぬ災害で生活が一変してしまうこともあります。


 地球の裏側の出来事が津波という形で我々にも出来事を知らせてまいります。


 昨年視察してきた岩手県大船渡市、大船渡湾の養殖施設ではカキ、ホタテ、ホヤの養殖いかだ500台が壊滅的な被害に遭い、漁協では10数億円の被害にのぼると悲痛な表情で報道しておりました。幸い人災はないということであります。


 タンスの中に4億円を持っている地元の人もおられれば、またその友達で毎月


 1,500万円の子供手当をもらっている方もおられます。その方たちは一体これをどのように考えておられるんでしょうか。


 それでは通告によりまして、大きく2点質問いたします。


 まず、生きる力をはぐくむ教育についてであります。


 ある企業の社長でありますが、高校生、大学生や就職したばかりの若者を見ておりますと、彼らがもう少し生きる力を身につけていれば、より充実した日々を送れるのになということを言っておられます。


 幅広い基礎知識を備えること。粘り強く目標を達成しようとする姿勢を持つこと。


 豊かなコミュニケーション能力を持つことなど、まさに生きる力そのものであり、どんな仕事であり職業については特に必要になるからであるということであります。


 平成20年に改訂された学習指導要領の基本理念は、生きる力をはぐくむことであります。ところが、この生きる力は子供の成長と発展段階を通じて身につけてくるものであって、就職のためににわかづくりでできるものではありません。


 生きる力の影響は、教育現場ではいじめや不登校の問題として表れます。


 特に、子供が小学校から中学校に進むと新たな学校生活になじめず、不登校などが急増する現象として、中学1年生における中1ギャップがあります。


 文部科学省の調査によりますと2007年、平成19年度の不登校は小学6年生が約8,100人であるのに対して、中学1年生は、約2万5,100人と3倍以上にはね上がっているということであります。


 中1ギャップの原因は、いろいろと考えるでしょう。ただ、この中1ギャップの解消は、中学になってからでは遅いのであって、小学校の段階から生きる力を育てる。


 つまり小学生の段階から発達段階に対応した指導を教育現場の中で行っていかなければならないのであります。


 一方、生きる力を育てるのは学校だけではなく、家庭や地域の教育力も重要なのでありますが、現実には家庭や地域の教育力にも問題があるのではないかと思えてなりません。


 わが子を虐待する。あるいは、モンスターペアレンツ、ほかの人とはかかわりたくない。見てみぬふりをするといった風潮も目立つようになってきました。


 中1ギャップと同じような状況が実は、小1プロブレムとして起きていると聞いております。むしろこの方が、より根本的なのではないかと思えてなりません。


 学級崩壊は、小学校の低学年に端を発しているとも言えます。


 ところで富山県は、中学2年生が職場体験する「社会に学ぶ14歳の挑戦」を全国に先駆けて平成11年から県独自の取り組みとして実施してまいりました。


 富山県では平成21年4月、西頭徳三富山大学学長を座長とする、明日のとやま教育創造懇話会から、あすの富山の教育が目指す方向が提言されたのであります。


 その中で、富山ならではの取り組みを例えば「14歳の挑戦」を頭にして、富山スタンダードとして平成22年度にも次々と施策を打ち出しております。


 富山スタンダードの推進事業として、平成21年度から「富山科学オリンピック」の開催をやろうという動きがあります。


 教育熱心な県民性が、あらわれている事業だなと思うと同時に、科学技術立国を目指す日本として理科離れの状況の中で、人材育成には大いに期待するところであります。


 さて、幅口教育部長は、学校教育課長のときに国際教育特区のいわゆる英語特区の認定に尽力をされたことが、私自身思い出されます。


 本市のいじめや不登校の実情はどうか。特に、中1ギャップとの関係で影響は考えられるか。幅口教育部長にお伺いいたします。


 2点目、低学年の子供が席に着かず教室内を歩き回る、いわゆる学級崩壊が本市ではどのような状況か。どのような原因が考えられるか教育長に伺います。


 3点目、教育環境の変化の1つに、中学から始まる英語教育が挙げられますが、本市で行ってきた国際化教育特区、いわゆる英語特区は、中1ギャップの解消に効果があるのかどうか教育長にお伺いいたします。


 4点目、小中一貫あるいは小中連携の強化、さらに幼保、小中の連携が問題解決には必要になってくるのではないか、教育長にお伺いいたします。


 5点目、教師は子供とじっくり向き合うべきでありますが、授業以外の事務の煩雑さなどで、現在の多忙感を持ちながらの教育現場では、なかなか向き合う時間が少ないのではないかと思います。教師が特に、中1の生徒ともっと向き合うためにはどうすればいいのか、教育長にお伺いいたします。


 6点目、生きる力をはぐくむ教育プログラムとして、思春期のライフスキル教育プログラムがあります。このプログラムは、小中の成長過程を通して生きる力を身につけるシステム的な指導プログラムとして具体的で適切な内容だと思います。


 これについて、教育長の所見をお伺いいたします。


 7点目、この思春期のライフスキル教育プログラムを導入する計画は、ないでしょうか。教育長に伺います。


 8点目、本市では今日まで何か具体的に対策を実施してきたのか。また、今後の対応はどうか。


 9点目、富山科学オリンピックは理数科教育にとって有意義だと思うわけでありますが、そのねらい、内容、計画及び進捗等について、以上教育長にお伺いいたします。


 次に、2つ目の質問の食料問題とこれからの農業についてであります。


 1985年、昭和60年に筑波で科学博覧会がありました。そこで、巨大トマトがたわわに実った温室での水耕栽培を見て、とても驚いたのであります。土ではなく、水でトマトが育つのかと不思議に思いました。


 先日、佐賀県にある会社でアコル君のすいさい園というばかでかい植物工場を視察したのであります。


 栽培生育環境を制御した温室の中で、太陽光、人口光併設型の多段式の水耕栽培という方法でフリルレタスやサラダ菜など多品種の野菜が同時に栽培でき、1日に最大2万株が生産できる工場であります。


 地産地消、食料自給率の向上、遊休農地の活用、品種の拡大、安定した通年生産など、これからの農業のあり方の一端を見たわけであります。


 この植物工場では、栽培品種の拡大を目指して野菜だけではなく、花や果実の研究も行っているとのことでありました。屋根には、太陽光パネルがあり、直射日光による温度影響が緩和する効果もあったとのことであります。


 また、この事業を始める動機の1つが地元の元気な高齢者の雇用創出にあって、実際に従業員の平均年齢は60数歳ということであります。力を必要とする仕事でもなく、栽培の時間管理ができるので一定時間で交替ができ、時間の拘束が余りきつくないようであります。


 これからの事業ではありますが、ネックはやはり販売、流通であります。販売、流通の問題は、農業全体に係る大きなテーマであり、コメも同じことであります。


 黒部の名水米は、黒部ブランドとして広く安定して流通しているところであります。


 本市は、昨年より国の米粉推進策の後押しもあって、米粉用の作付けに取り組んでおります。


 企業誘致の一環として、SS製粉が企業団地に進出ということも決まっております。


 米粉生産の拠点として、雇用の創出として、さらには黒部ブランド品として大いに期待しております。米粉を利用した食品、料理方法などいろいろ研究もなされているようであります。


 そこで質問であります。昨日の川上議員等の質問もありましたので、質問は言いますが、重なる答弁は省略されて結構であります。


 まず、米粉製造工場の進捗状況と雇用の見通しなどを含めた今後の計画についてどうなっているのか、産業経済部長にお伺いいたします。


 2点目、米粉用のコメ作付けについての進捗。


 3点目、米粉を普及するには米粉を使った商品開発はもちろんでありますが、PRをかねて市内の公民館の行事や食生活改善推進員などの協力を得て、米粉料理教室や米粉料理競技大会といったものを開催して、黒部ブランドとしてあるいは、黒部のものとして、市民に普及を図る努力をされたらいかがでしょうか。


 4点目、全国の植物工場の取り組みと富山県における植物工場の取り組み状況について。


 そして5点目、本市での遊休農地を利用した植物工場の取り組みについて。遊休地に植物工場を誘致してはどうか。以上、市長に質問いたします。


 質問は以上であります


             〔8番 伊東景治君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 教育部長、幅口文史朗君。


             〔教育部長 幅口文史朗君登壇〕


○教育部長(幅口文史朗君) 伊東景治議員の個人質問にお答えいたします。


 まず、1つめの項目、生きる力をはぐくむ教育についての1点目、本市のいじめや不登校の実情はどうか。特に、中1ギャップとの関係で影響は考えられるかについてであります。


 いじめについては、平成21年度1、2学期において小中学校合わせて19件認知されていますが、すでに15件が解消されています。未解決の4件はすべて小学校で、悪口や嫌みを言ったり、からかったりする嫌がらせ等でありまして、継続指導しております。近いうちに解消するものと考えています。


 不登校については、小学生4、5、6年で各1名が不登校となっております。合計で3名です。中学生は10名で1年1名、2年が4名、3年が5名であります。保護者やスクールカウンセラー、適応指導教室「ほっとスペース」並びに専門機関等と連携を取り合って登校のための手だて、進路や学習のサポートに努めております。黒部市の1年生では、不登校に対する中1ギャップの影響は少ないと考えております。


            〔教育部長 幅口文史朗君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 教育長、中山慶一君。


              〔教育長 中山慶一君登壇〕


○教育長(中山慶一君) 次に、2点目の小学校低学年のこどもが席に着かず、教室内を歩き回る、いわゆる学級崩壊が本市ではどのような状況か。どのような原因が考えられるかについてですが、現在のところ、本市では学級崩壊はありません。


 県が実施しております、小学校1・2年生の35人学級導入や本市のスタディーメイト配置事業、家庭との連携を密にするなどのきめ細かな指導のお陰であると考えております。


 次に、3点目の教育環境の変化の1つに、一般に中学から新たに始まる英語教育があげられるが、本市で行ってきた国際理解教育、いわゆる英語特区は中1ギャップの解消に効果はあるかについてお答えいたします。


 本市の中学1年生は、英語の基礎的な能力、特に聞くこと、話すことに抵抗がないことやALTとの日頃からの触れあいがあることから、入学時から抵抗なく英語科の授業を受けることができます。これは小学校からの英会話科導入の効果であり、中1ギャップの原因の1つである英語に抵抗感を持つことが少なく、中1ギャップ解消に効果があると考えております。


 次に、4点目の小中一貫教育あるいは小中連携の強化、さらに幼保・小・中の連携が必要ではないかについてでありますが、必要性については全く同感であります。


 現在、授業参観や研究授業などで教職員が相互に参観し合うことが行われておりますし、小学校低学年では生活科において保育所や幼稚園の園児を授業に招待したり、児童が保育所や幼稚園へ出向いたりしています。


 また、小中連携事業としては鷹施中学校区の3小学校と中学校が連携事業として、学力向上実践研究推進事業に取り組んでおります。今後、その成果を市内の小中学校へ広めていきたいと考えています。


 次に、5点目の教師は授業以外の事務の煩雑さ等で現在の多忙感を持ちながら教育の現場にいては、向き合う時間が少ないのではないか。教師がもっと向き合うためにはどうすればよいかについてでありますが、ご指摘のとおり、児童生徒と向き合う時間をもっと欲しいという現場からの声があります。


 根本的な解決のためには、教職員の増員や教育予算の増額が必要であり、県教育長会を通じて国・県の関係方面へ要望しております。当面は業務の合理化や分掌事務の平準化が大切であると考えています。例えば、提出物の簡略化や調査・照会等の見直し、会議や研修会の効率化を図ってまいりたいと思います。また、県へは各種団体からの作品募集や児童生徒の大会等への参加要請削減に向けて協力をお願いしているところであります。


 次に、6点目の生きる力を育む教育プログラムとして、思春期のライフスキル教育プログラムがある。この教育プログラムは、小・中の成長過程を通して生きる力を身につけるシステム的な指導プログラムとして、具体的で適切な内容だと思うがどうかについてでありますが、現在、議員が会長を務めておられます、黒部ライオンズクラブのご厚意により、毎年、市内から数名の教員が研修を受けております。ことしは、黒部市が会場となり、去る1月30・31日の両日にわたり、市内15名の教員が受講いたしました。


 このような機会をいただいていることはたいへんありがたいことであり、深く感謝しております。研修内容は、人間関係づくりを中心にしており、集団づくりに大変有効なプログラムだと認識しています。


 次に、7点目の思春期のライフスキル教育・プログラムを導入する計画はないかについてでありますが、教員には初任者研修、6年次研修、11年次研修と節目研修があります。その中で、人間関係づくりや集団づくりのためのグループエンカウンター研修やソーシャルスキルトレーニングといった研修を受けております。


 また、学校内外で行われる生徒指導研修会ではカウンセリング方法の研修も行っております。ライフスキル教育プログラムの有効性は承知しておりますが、今後ともどの講習を受講するかは、教員の経験や資質に応じて活用を図れればと考えております。


 次に、8点目の本市では、今日まで何か具体的に対策を実施してきたか。あるいは今後の対応はどうかについてでありますが、市教育センター主催で、先ほど述べました集団づくりを中心にした生徒指導研修会を毎年実施しております。しかし、何といっても学校内での早期発見が大事であります。各校では、いじめ、不登校の発見には、生活アンケートの実施や面接週間の設定などアンテナを高くして情報収集に努め、早期対応を心がけております。そのような事態が発見されれば、その背景を探りながら、カウンセリングマインドを大切にした指導を指示してきました。


 現在、保護者の皆様、地区の皆様のご理解のお陰で、落ち着いた学校生活が成り立っていると考えております。今後とも関係各位のご協力をお願いします。


 次に9点目の富山科学オリンピックは、理数科教育にとって有意義だと思うが、その狙い、内容、計画及び進捗についてでありますが、ねらいは、子どもたちの科学に対する関心を高めるとともに、科学的才能を見出して伸ばすことを目的としております。


 内容、計画については、今後、とやま科学オリンピック調査検討委員会を立ち上げ、鋭意進める予定であると聞いております。


             〔教育長 中山慶一君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 産業経済部長、石川幹夫君。


             〔産業経済部長 石川幹夫君登壇〕


○産業経済部長(石川幹夫君) 質問項目2番目の食料問題とこれからの農業についてお答えいたします。


 まず初めに、米粉製造工場の進捗状況と雇用の見通しなどを含めた今後の計画につきまして、少し時系列を追って答弁させていただきます。


 株式会社SS製粉の製粉工場につきましては、今年度は、石田企業団地において建屋と製粉設備を整備することになっております。現在のところ、工場内部の配線工事と機械調整の段階に来ており、年度内の完成及び4月からの稼働を予定しております。


 今後の計画といたしましては、平成22年度も引き続き同製粉工場の整備を進め、秋までに精米設備及び精米設備と製粉ラインとの接続部分を完成させ、平成22年産の米粉用米が出てくる秋からの本格的な稼働を見込んでおります。


 また、雇用面では、平成22年度当初の雇用は予定されておりませんが、工場が本格的に稼働する平成22年秋以降には地元から5、6名程度の雇用を予定しております。なお、同工場における製粉の計画数量につきましては、平成22年度で約600トン、平成23年度で約1,000トンとなっております。


           〔産業経済部長 石川幹夫君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、2点目の米粉用の米の作付けについての進捗の件でありますが、これにつきましては、川上議員の代表質問にもお答えしましたが、現在、2月末までの締め切りで提出していただいた希望面積を黒部市水田農業推進協議会で集計中でありますが、黒部市においては約80ヘクタールの希望が出てきている状況であります。


 今後は、新川地域の他市町と連携しながら作付け面積の集計及び調整を進め、調整が終わり次第、今月中旬に作付け希望者に作付け可能面積をお知らせする予定になっております。


 次は、米粉を使った商品開発はもちろんであるが、PRを兼ねて市内の公民館の行事や関連団体と協力して料理教室や米粉料理競技大会を開催したらどうかとのご質問でありますが、米粉の利用方法につきましては、微細技術、粉を細かくする技術が進んだことで、パン、うどん、お好み焼き、天ぷら、ケーキ、ホワイトソースなど、さまざまな用途に使われるようになってきており、その認知度・関心度・購入意向の割合は、年々高くなってきている状況であります。


 市といたしましても、米粉製造工場の誘致を契機にコメの消費拡大に向け、米粉の特性を生かした黒部ならではのB級グルメの研究・開発をしていかなければならないと考えているところであり、SS製粉並びに関連会社でありますデイプラスの研究開発部のご協力を得ながら、地元スーパーや飲食店、製パン業者とも力を合わせてその実現に邁進してまいりたいと考えております。


 また、JA女性部の地産地消料理教室や農業祭の農畜産物活用工夫食コンクールの米粉部門などに出品される料理等も活用しながら、広く市民にPRしてまいりたいと考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 産業経済部長、石川幹夫君。


             〔産業経済部長 石川幹夫君登壇〕


○産業経済部長(石川幹夫君) 続きまして、4点目の全国並びに富山県の植物工場の取り組み状況についてのご質問でありますが、経済産業省が昨年3月現在において、国内で販売を目的として運営されている施設を対象に調査した結果によりますと、完全人工光型34施設、太陽光・人工光併用型16施設の計50施設でありました。


 富山県におきましては、富山市内において黒部市出身者が経営する企業、スマイルリーフスピカ株式会社が完全人工光型施設においてリーフレタスやハーブ等の農作物の生産および販売等を行っているところであり、今後、もし規模拡大等を行う時には、石田企業団地への進出を市長から直接、社長にお願いしてあるところであります。


 なお、数年前までには、明日地区において温泉の熱を利用した温室ハウスにおいてトマト等の水耕栽培・販売が行われていた実績もあります。


           〔産業経済部長 石川幹夫君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に5点目の遊休農地の利用と企業の誘致についてのご質問であ


 りますが、先にご質問がありました米粉製造工場の誘致にあたり、国の進める遊休農地の解消並びに食料自給率の向上等に向けた一連の米粉推進策において整備したものであり、市といたしましては、その原料となるコメの生産並びに確保に向け、現在、農業関係機関と協力しながら市内農業者にその作付けをお願いしているところであります。


 また、本市農業の安定した水稲生産基盤を基本とした麦・大豆・野菜との輪作体型の確立による農家所得並びに自給率の向上に向け、育苗ハウスなどを利用した施設野菜、果樹、花卉などの複合経営を推進しているところであり、大量生産、大量出荷が見込める植物工場の取り組みにつきましては、生産作物の品目・品種にもよりますが、市内農業者に与える影響も予想されることから、事業の推進並びに誘致に当たっては農業関係者並びに流通、販売業者、消費者に至るまでの安定的な販路の確保等とあわせて進めていかなければならないものと考えております。


 なお、現在、農林水産省と経済産業省では、これまでの農業分野での支援に加えて、就業機会の増大、定住等促進のための良好な生活環境の確保、都市等との地域間交流の促進等を目的に、民間企業による農地以外での取り組みを支援しながら企業の参入を促進し、全国の植物工場の数を2011年度末までに現在の3倍の150施設に拡大することとされております。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


               〔8番 伊東景治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 8番、伊東景治君


               〔8番 伊東景治君起立〕


○8番(伊東景治君) 答弁、ありがとうございました。


 少し時間があるようですので、今、伺って少し確認したいこと。それから、この後のこともありますので、少し議論したいと思っております。


 まず、生きる力をはぐくむということであります。


 冒頭でも言いましたが、いじめや不登校であったり、これは、結果として出てくる現象であります。ただ、そこに至るまでのプロセスというのがあるわけであります。


 小1プロブレムについては、幼稚園あるいは保育所から1年ということであって、家庭での影響が非常に大きいんだろうと思っております。ただ、この中1ギャップについては、やはり、この学校教育の中での問題も大きいのではないかと思います。


 今、提案いたしました小中の連携あるいは一環ということで、市でもいろいろ取り組んでいるということであります。また、そのギャップの影響を確認をいたしましたが、中1では1名、中2では4名、中3では5名が不登校ということでありますが、実際に、この中1ギャップという見分けはなかなか難しいわけでありますが、少し拡大解釈すれば、やはりこの2年生あるいは3年生の4名、5名は、結果的にはこの中1ギャップの影響があるんじゃないかと思うわけでありますが、教育長はどのように考えておられるでしょうか。


              〔教育長 中山慶一君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育長、中山慶一君


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) 今ほどご質問がございました中1ギャップは、昔からもあったわけであります。


 そういった時代、例えば小さい小学校から中学校に行った時に、周りに知っている人がいない。あるいは、小学校では自分が何も話しをしなくても周りが気持ちをわかってくれたのが、中学校に行ったら、わかってくれないと。


 そういったものは、かつてからあったわけでありますが、そこを乗り越える力があったものが事実であろうと思っております。


 現在は、それがやや少ないと言いますか、先ほど辻議員の質問にもありましたが、例えば、水谷修先生、通称夜回り先生は、今の子供たちは非常にやさしい。我々大人もやさしい子供あるいは思いやりのある子供を育てたいと願っている。


 そういった子供が、育たない社会が出てきている。生きにくい社会になっていることを憂えているわけでありまして、今議員からご指摘がございました中1ギャップが幾つかあると思いますが、これについて、いかにやればいいのか我々も苦労しておりまして、原因はわかると言いながらも、それについて取り組みをどんどんやらなければならない。そういった意味で、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを要望しているところであります。


 このスクールソーシャルワーカーは、先ほど申し上げました心優しい子供たちが、行きにくい中の1つとして、家庭での問題と言いましょうか、両親が不仲であるとか、あるいは経済的に困難であるとか、そういったものに対して学校、本人と家庭との間に入っていただく社会臨床士の資格を持った専門家が、スクールソーシャルワーカーでありまして、そういった方の力も借りて、子供たちが安心して学校へ行けるように努めてまいりたいと考えております。


               〔8番 伊東景治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 8番、伊東景治君


               〔8番 伊東景治君起立〕


○8番(伊東景治君) 中1の時に出てくる。それは、私も思い起こせば大布施小学校


 40数名から高志野中学校の200何十名というほとんどの同級生、クラスは50名近かった思いますが、そのうちの大布施小学校出身は、男女合わせて1クラス4、5人という、後は生地の人が非常に多いということで今言われたとおり非常に心細い思いをした記憶がございます。


 ただ、そういったときに、例えば大布施小学校から高志野中学校の大きなところで体験をしたかというとしていない訳ありまして、そういう面では、例えばこういう連携の中には、学校の先生方の連携というのはもちろんありますが、実際にギャップを起こすのは子供たちでありまして、その子供たちが、今、幼稚園の場合は小学校の体験とかと言っておられますが、小学校から中学校に行く時に、そういうギャップを感じることのないような体験なり、あるいはプレスクールみたいなそういったものの導入なり、考えはないのか教育長にお伺いいたします。


              〔教育長 中山慶一君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育長、中山慶一君


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) 今ほどご指摘があったとおりでございます。


 これについては、小学校、中学校とお互いに連携をとりながら、例えば今ですと学校の指導主事訪問等ございますが、そのときには、お互いに小学校へは中学校の先生が、中学校へは小学校の先生が行きまして、子供たちの様子をしっかりと見ると。そういった形で連携を取り組んでいるところでございます。


               〔8番 伊東景治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 8番、伊東景治君


               〔8番 伊東景治君起立〕


○8番(伊東景治君) 私の質問はもちろん、先生方はそのとおりであります。当然、それぞれ、例えば1つの中学校には小学校3、4校から集まってくるわけであります。ただ問題は、やはり大きな学校でどういう学校生活をやっているかという体験学習なり、あるいはそういったことが小学校の6年なりにやって効果があるかどうかということです。先生ではなくて、むしろ子供たちの体験ということに対して質問したわけでありまして、効果があるかどうかということについてお伺いいたします。


              〔教育長 中山慶一君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育長、中山慶一君


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) 今の中学生に何が欠けているかと言いますと、1番大きいのは、友達同士のかかわり方だろうと思っております。対人関係をうまく掴むのにどうすればいいか苦労しております。


 そういった意味での生徒指導の研修を受けた教員がどうやって子供たちに直接それを教えるか。子供たちのかかわりをどうやってうまくやっていくか、これが大事だろうと思っています。


 そういった意味で先ほど、議員からご指摘がございましたスキルを身につける方法、そういったものは大事だろうと思っております。


 クラス内で、俗に言うロールプレーイングと言うんですが、そういったものを通じて家族とか友人との対話のあり方を学ぶ。あるいはコミュニケーション能力をつける。


 そういったライフスキルを身につける必要があると思っています。そのための方法が、幾つかの先ほど申しましたスキルですね。そういったものは幾つかあると思っていますが、それぞれに通じて教育も勉強しながら実際に体験、あるいは参加する形で行っているところでございます。


               〔8番 伊東景治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 8番、伊東景治君


               〔8番 伊東景治君起立〕


○8番(伊東景治君) まさに要望ということ。それから、これはいろんなライフスキルの教育はあるかと思います。


 そういう中で、システィマティックな形より実践的という形と、それとこのようなプログラムを若栗小学校では、ずっと前からやっておりまして、昨日も若栗小学校の先生とお会いする機会がありました。


 これは、今はお辞めになりましたが、吉崎前校長の時代からこういうスキルを導入しているということで、非常によいという話を聞いております。


 これも1つは、やはり学校運営というのは、校長の裁量ももちろんあるわけでありますが、教育委員会のいろんな支援も当然必要かと思っております。


 そういう面で、既に黒部では相当実績があるということも含めて、私どもは認識しておりますので、その辺はですね、またひとつ、いろんな面で支援をしながら、予防ということで、そういう子供たちにならないための予防ということでありますので、ひとつ協力なり、あるいは子供たちのために、子供たちの目線でやれるような形の支援をひとつお願いしたいと思います。


 これについて教育長の答弁をお願いします。


              〔教育長 中山慶一君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 教育長、中山慶一君


              〔教育長 中山慶一君起立〕


○教育長(中山慶一君) 今ほどのご指摘のとおりだと思っておりますので、子供たちに対してどうやって体験型、参加型のものをより一層取り組んでいくか。私たち教育委員会、校長会とも相談しながらどういうものをやればよいか検討していきたいと思います。


               〔8番 伊東景治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 8番、伊東景治君


               〔8番 伊東景治君起立〕


○8番(伊東景治君) それでは、食料問題についてであります。


 少し時間がありますので、米粉については昨日もお話がありました。


 ただ1つはですね、今、SS製粉は平成23年に全部稼動すれば1,000トン、220ヘクタールの規模でやるということであります。この1,000トンは、昨日の話しですと、市内では平成22年は、80ヘクタールほどの希望があると。平成23年には、220ヘクタールということでありますが、遊休あるいは希望ということでいくと市内で本当に220ヘクタールの希望者が出るのかなということで、市外の方にもいろいろと話しかけているということでありますが、この黒部市内はJA黒部が担当でやっていると聞いているわけですが、市外に対する働きかけの現状はどうなのでしょうか。もう一度確認いたします。


             〔産業経済部長 石川幹夫君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 産業経済部長、石川幹夫君


             〔産業経済部長 石川幹夫君起立〕


○産業経済部長(石川幹夫君) 米粉用米の植え付けついてでありますが、平成23年度にマックス220ヘクタールでありますので、市内だけではなく、現時点では、魚津市、それから入善町、朝日町も含めて220ヘクタールを達成できるように協議をしながら、やっているところでありまして、平成22年度につきましては、黒部市で


 80ヘクタール。残りは、魚津市、入善町、朝日町になりますが、そういう形で平成23年度については、黒部市で160ヘクタールぐらいを目標にしているとこであります。


 一応、これはまだ少し動きがいろいろあると思いますが、当初立てた計画の中ではそういう形で動いています。


 ただ、これからいろんな農政が動いていきますし、それから遊休農地を主にという話をしておりますし、それから雪崩現象的に例えば麦、大豆からそちらへ行かれるとなると、従来の団地化してきた歴史が少し崩れていくようなこともありますので、その辺は慎重に取り扱っていきたいと思っております。


               〔8番 伊東景治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 8番、伊東景治君


               〔8番 伊東景治君起立〕


○8番(伊東景治君) 水田協とかとの検討の上になるかとは思います。


 ただ、日本はコメを作っているわけでありまして、麦は相当輸入をしております。


 もちろん飼料用の麦が多いと認識しておりますが、しかしそれにしても麦粉から米粉ということで、今いろんな商品が開発されているということでありました。


 そういう点からいけば、まさに地産地消ということであります。


 そういうことであれば、今、富山県も今日の新聞を見ておりますと地産地消をもう少し広げようという石井知事の思いもあるようでありますが、そういうことから言えば、これからもう少し議論する。植物工場も一緒でありまして、安定的に地産地消の安全安心な野菜、あるいはコメ、米粉を使ったパンなり、いろんなことができるわけでありまして、そういう面では1つの世界でできるという思いを実は持っているわけであります。


 そういうことで、地産地消なり、そういったことで例えば、この米粉なりあるいはこの植物工場ということで、今、富山で黒部市出身の方がやっておられるということを聞いておりまして、市長もいろいろと進めておられるということでありますが、それについて、現状どういう進みなのか。市長、何か情報はございますか。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 植物工場につきましては、富山県の先進事例として黒部市出身の経営者が、富山で工場敷地が1,000平米のところで、今、1年ほど前から稼働を始められたんですが、ここで将来的には1日2,000株ほどのハーブとかレタスみたいなもの。レタスにもいろんな種類がありまして、それらを1日2,000株ほど出荷できればということで今、取り組んでおられます。


 そういう中で、そこで作られるレタスなどは基本的には、農業者が農地で作るようなものとバッティングしないような品種を選んでおられます。ただ、かなり割高になります基本的には。それをどこで安定的に使っていただくかの販路を今、いろいろ営業されておられまして、そういう売り先が決まれば一般の露地野菜と違っていろんな特徴があります。日持ちがするとか、洗わないでそのまま使えるとか、そしてまた栄養価が高いとか、いろんな特徴があるわけでありますが、ただ価格が普通のものよりかなり高いということでありまして、販売先などが確保できれば順調な生産になるのではないかなと思って見学もしてきました。


 そういうことがうまく軌道に乗れば、第2工場として黒部の企業団地等で作っていただければありがたいということもお願いしてきているところであります。


 また、黒部市内の事業所で家庭用の植物生産装置みたいものも研究しておられます。


 家庭で種をまいて、自分が食べるレタスみたいなものは自分で栽培するという装置の開発などもしておられまして、そういうものはやはり、植物を育てるという楽しみもありますし、安心して食べれるという特徴もございますので、そういうものも軌道に乗れば、農地を持たなくても畑を持たなくても自分たちで植物を育てながら安心しておいしく食べるということの研究もなされているところもありますので、そういう点もぜひ広げていっていただきたいと思っております。


               〔8番 伊東景治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 8番、伊東景治君


               〔8番 伊東景治君起立〕


○8番(伊東景治君) もう余り時間もないようであります。


 実際に佐賀の方で聞いてきましても、やはり販路、流通が非常に大事であるということであります。そこの方はやはり、北九州、博多というところで、しかもホテルであったり、あるいは今市長も言われましたが、栄養価、安全あるいは日持ちが相当持つようでありまして、そういう面で多少高くても、そういう商品をということで、最近はその企業は中国で、食の安全・安心を中国も期待があるようでありますが、そういうことで、植物工場の成功の半分がこの流通販売の確保することだと言われておりました。


 そういうことで、そういう面では、単に誘致ではなく、販路あるいは食を安定的に消費する。あるいはそういったところまで、ある程度、誘致の場合は考えなければならないのかと思っているわけであります。そういう面では、学校給食とかで、少し高いとは言っても、我々はもうあと20年もすれば土の中でありますが、子供たちはこれからでありますので、少なくとも我々ではなく私でありますが、そういうことで子供たちにはそういう面でいろいろと食する機会もあるのかなと。


 米粉のパンで植物工場でつくった安全安心な野菜。それも地産地消ということでありまして、そういうことも近い将来あるのかと思っております。


 市長に私の思いがどう伝わったか聞いて質問を終わります。


○議長(辻 泰久君) 念のため申し上げます。発言の途中でありますが、伊東景治議員の持ち時間は、15時02分までであります。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) 植物工場でつくられた本当に安心でおいしい栄養価が高いそういうものが学校給食等で使えないかなということも、そこの経営者と話をしたこともございます。


 レタスみたいなものは、割高であっても一人一人においては、たくさん量を使うわけではありませんので、地産地消も含めて、そういうことができればいいかなと思っております。


 また、米粉につきましては、せっかくSS製粉のような専門の会社ができたわけでありますから、米粉をやはり黒部から米粉を使った料理なりいろんな製品の発信を黒部からぜひしていきたいと思っております。


               〔8番 伊東景治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 8番、伊東景治君


               〔8番 伊東景治君起立〕


○8番(伊東景治君) 地元の農業の人達もこういうところに目を向けてやっていっていただけたらよいかなと思っております。


 フードマイレージということからも、ぜひとも前向きに私は思いを伝えていきたいと思っております。以上で、質問を終わります。


○議長(辻 泰久君) この際、10分間休憩いたします。


  休  憩  午後14時57分


  再  開  午後15時09分


○議長(辻 泰久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続けます。


 5番 内橋健治君。


               〔5番 内橋健治君登壇〕


○5番(内橋健治君) どなた様もご苦労さまです。


 最後の質問者となりましたが、もうしばらくおつき合いのほどをよろしくお願いいたします。


 それでは、通告にもとづきまして今回3項目について質問させていただきます。


 まず初めに、観光振興についてであります。


 日本は、少子高齢化の進展により今後、特に地方の人口が減少すると考えられます。


 それらの影響による、消費需要の減退を補うには交流人口の増加、いわゆる観光客の増加による地域活性化が本市において、ことに重要な課題であります。


 特に観光は、旅館やホテルなどの宿泊業だけにとどまらず、農林水産業、商工業、情報通信など、さまざまな産業に普及し消費の増加や新たな雇用の創設を生じ、幅広い経済効果をもたらすと言われております。


 政府では、平成16年6月に観光立国推進基本計画が閣議決定されました。


 それによりますと1、訪日外国人旅行者数を1,000万人に。2、国内における観光旅行消費額を30兆円にする。3、日本人の国内観光旅行による1人当たりの宿泊数を年間4泊にすると目標を掲げられました。


 その後、平成21年9月に鳩山内閣が発足し、訪日外国人旅行者数に関する目標が前倒しされることとなりました。


 2010年から2019年までの3年3期で、訪日外国人客を2,500万人に、また観光庁関係の予算も平成21年度予算の2倍とする内容であります。


 富山県議会におきましても、元気とやま観光振興条例を定め、観光に関する施策が戦略的に進められています。


 本市では、4年後に迫った北陸新幹線の開業をにらみ、わが黒部市が誇る山から海までの豊富な観光資源を活用しながら、さまざまな事業施策を展開しており、効果が大いに期待されるところであります。


 そこで国際観光の推進についてお伺いいたします。


 昨年の訪日外国人数は、経済の低迷や新型インフルエンザの影響もあり減少したものの、国別では近隣アジア諸国からの旅行者が最も多い状態であります。


 今後は、経済成長が著しい、中国からの旅行客がますます伸びると予想されます。


 県は、5月8日、9日の両日を富山の日として中国上海市で開かれる上海国際博覧会イベントに参加し、富山の豊かな自然や歴史・文化をアピールするとのことであります。石井知事も現地に足を運び、富山県のトップセールスを行うと4日の県議会で表明されました。


 我が黒部市は、宇奈月温泉や黒部峡谷を要し、県下随一の観光地でもあり、堀内市長におかれましても、中国、台湾などへの訪問をされるべきではないかと思うわけでありますが、市長は訪問をお考えでしょうか。お伺いいたします。


 また、国際観光に向けた商品づくりや受け入れ体制の整備なども重要であると思いますが、国際観光の推進についての市長のお考えをお聞きしたいと思います。


 次に、広域観光の取り組みをお伺いいたします。


 魚津市、滑川市、黒部市、入善町、朝日町の新川地区の3市2町で取り組む、「富山湾黒部峡谷越中にいかわ観光圏」が、昨年の4月20日に設立されたから、はや1年近くとなります。整備事業計画では、14の整備事業や数値目標などを掲げ、新川地区の魅力を発信しながら、連泊方観光づくりに取り組んでおられますが、その効果、進捗状況がなかなか見えてきていないのではないでしょうか。


 各市町と連携の難しさがあるように思われますが、「富山湾黒部峡谷越中にいかわ観光圏」2年目を迎えるに当たり、平成21年度の整備事業の実績評価をどのように認識されているのか。また、課題は何か。今後の整備事業計画や組織の強化についてもお尋ねしたいと思います。


 今回の定例会の提案理由説明の中で、広域観光事業について長野県の白馬村観光局との連携を行っていきたいとのことでありますが、現在の観光圏の構想がまだしっくりしない状況で、白馬村観光局との新たな連携は、どのような目的で新たな観光ルートや連泊型観光地の形成を目指すのかお伺いします。


 次に、新たな観光資源の整備について何点かお尋ねします。


 1点目は、総湯会館の整備についてであります。


 総湯会館構想は、温泉を利用した多目的施設として宇奈月町商工会が平成8年に提案し、旧宇奈月町の第3次総合計画に位置づけられましたが、実現できませんでした。


 その後、平成16年度に都市再生プロジェクトで総湯会館を核とした温泉街のあり方が議論され、温泉街再生計画が策定されたのであります。


 合併後もそれらを受け継ぎ、総合振興計画の中に地域特性を生かした産業育成のまちづくりの重点事業として位置づけられております。


 総湯会館構想の最初の提案から14年が経過し、温泉街まちづくりのあり方やお客様の総湯会館利用ニーズの変化、また、この間に近隣の市町に類似施設が建設されたことなど問題もありますが、計画に載っているからには、着実に整備を進めていただきたいと思うわけであります。


 改めて、総湯会館整備をどのように進めていかれるのかお伺いいたします。


 2点目は、愛本刎橋の復元についてであります。


 先ほど寺田議員が質問されましたが、地元の私からも質問させていただきます。


 黒部川は48ヶ瀬の名のごとく、大変な暴れ川で氾濫を繰り返しておりました。


 前田の殿様が参勤交代の折、通行に大変難儀をされました。そのため、加賀藩が黒部川の流域の川幅の最も狭い箇所、中ノ口村に当時の技術の粋を結集して、今から348年前の1,662年に架けたのが日本3大奇橋のひとつ、愛本刎橋であります。


 この刎橋については、皆さんもご存知のとおり、1、黒部川の流れが激しく橋げたが流されてしまうため、橋脚を立てることができず両岸から刎木を出して、テコの原理で橋を支えるような構造であること。2、黒部川での水害がたびたびあったが、愛本刎橋の硬い岸壁は、決して削られることはなかったことで両岸の地質が堅固であること。3、この工法は加賀藩のすぐれた橋梁建築技術として高く評価されており、加賀百万石の遺産であること。4、全長63.5メートルのその姿は、周囲の景観と見事に調和し非常に美しいこと。5、橋のたもとの茶屋の娘、おみつと大蛇の物語があり、民話としても親しまれていること。以上の点からも、愛本刎橋は、岩国の錦帯橋、甲斐の猿橋となどと並び、文化的にも大変すぐれた奇橋であります。


 富山職芸学院の上野教授は、愛本刎橋を復元することの歴史的意義は多大であり、世界に誇る遺産、観光資源になり得ると述べておられます。


 愛本刎橋の復元は、地元にとりましては長年の夢であります。復元に向けての今までの取り組みと、今後の刎橋復元に向けての市長のお考えをお伺いいたします。


 3点目は、黒部ロープウェイ構想であります。


 富山県を訪れた観光客へのアンケート結果によりますと、やはり富山の顔は何といっても立山黒部アルペンルートであります。4月17日の全線開通に向け、準備作業が着々と進められており、いよいよ観光シーズンの到来であります。


 黒部峡谷鉄道のトロッコ電車は、大変人気があるものの欅平止まりであります。黒部ダムまでは一般の人は、今も行くことはできません。関西電力に黒部ルートの開放を長年にわたり折衝しておりますが、困難な状態であります。そのためせっかく、新幹線駅が黒部に設置されても、これ以上の観光客の増大が難しいと思われます。


 そこでできたのが、黒部峡谷鉄道終点の欅平駅から黒四ダムにかけての黒部ロープウェイ構想であります。


 この構想につきましては、森岡議員、坂井議員からも質問されておりますが、平成14年に民間会社により作成された計画書によりますと、欅平から黒部湖間14.7キロ、高低差1,700メートル、概算工事費210億円、維持管理費は年間6億円、収入見込みは年間32億円であり、この計画書の試算では約9年ぐらいで工事費をカバーできる計画であります。


 昨年の12月定例会における坂井議員の質問に対する答弁では、市長は自然保護、環境保護の点からも大変困難な道のりが予想されるとのお答えでありました。その後、ロープウェイ構想庁舎内検討委員会の立ち上げられた聞いております。本当にありがたいことであります。


 完成までには、課題も山積していると思いますが、夢で終わらないよう積極的に取り組んでいただきたいと思うわけであります。実現に向けての市長の意気込みをお聞かせください。


 4点目は、黒部川扇状地を見渡せる展望台についてであります。


 黒部川扇状地は、川幅の極端に狭い愛本橋を扇の要として、愛本橋から日本海に向けて半径13キロメートル余りの巨大な扇が60度の角度で開いた形状になっております。日本中を探してもこれだけ大きくて扇状がはっきりした扇状地はそうはなく、まさに扇状地の博物館と言われております。週間にっぽん川紀行にも紹介されております。その本は黒部ダムの売店でも販売されております。


 その成果どうかわかりませんが、宇奈月を訪れる観光客などから、このような立派な扇状地を一望できるところはありませんかとの問い合わせがふえてきていると聞いております。


 扇状地を見渡せるところは何カ所かありますが、黒部川扇状地の要から扇状地を俯瞰して見ることのできる場所は現在のところありません。


 そこで、愛本橋の右岸側に扇状地を見渡せる展望台を設置してはどうかを提案いたしたいと思います。この件について市長のお考えをお聞かせください。


 観光の最後の質問です。


 堀内市長は、合併後の初代黒部市長として1期を終えることとなりますが、観光面での合併効果をどのように認識しておられるか。また、今後の黒部市が目指す観光戦略に対する熱い思いを聞きたいと思います。


 質問の2項目めは、道の駅うなづき周辺整備についてであります。


 道の駅は、道路利用者のための休憩機能と道路利用者や地域の方々のための情報発信機能、そして道の駅をきっかけにまちとまちの活力ある地域づくりを行うための地域連携機能の3つの機能をあわせ持つ施設でございます。この道の駅は、現在全国で917駅あるとのことであります。


 富山県では、14カ所設置されておりますが、そのほとんどが県西部であります。


 従来の道の駅は、トイレ目的の立ち寄りでございましたが、最近では食事はもちろんでございますが、道の駅を訪れる目的で最も多いのは、買い物だそうであります。


 特に、新鮮な地元の農産物や地域ブランド品が、売り上げを伸ばしております。


 道の駅うなづきは、黒部峡谷玄関口の宇奈月温泉と今後、開業予定の北陸新幹線新黒部駅との中間の県道沿いにあります。


 そこには平成9年にオープンした、宇奈月麦酒館があります。設立目的は、言うまでもなく農林畜産物の付加価値の向上及び、農産物加工の振興による就業機会の拡大を図り、市の特徴をアピールするとともに農業と観光による連携。また、観光客との交流により地域活性を図るというものであります。


 宇奈月麦酒館の利用者は、年間11万2,000人。売り上げは、2億3,300万円と順調に伸びております。特に、売店でのお土産品販売が好調であります。


 現在の売店は場所が狭く、観光バスなどで団体客が大挙して来られた場合、混雑して買い物ができない状態となっていました。


 そこで、私が平成19年12月定例会で今後黒部ブランド品のほか、地元農家の特産品の販売などを兼ねた農産物販売所を道の駅に建設できないかと市長に尋ねましたところ、国の補助事業の該当を含め検討していきたいとの答弁でありました。その後、積極的に取り組んでいただきまして、おかげさまで今年3月末に竣工し、4月にオープンの運びと聞いております。


 直売所の愛称もうなづき食菜館と決まりました。これもひとえに、関係各位のご努力によるものと感謝を申し上げます。今後は、地域の振興と活性化を目指す重要な施設になることをご期待申し上げます。


 そこで、道の駅うなづきの周辺整備について、何点か石川産業経済部長に質問いたします。


 1点目は、農産物直売所についてでございますが、この直売所は一体いつオープンするのでしょうか。何事にもよらず、事前のPRが肝心だと思いますし、またオープニングイベントを盛大に実施した方がよいと思いますが、どのようなイベントを企画されるのでしょうか。きょうの新聞を見ておりますと、麦酒館の新商品が紹介されておりました。これらのものを含め、この直売所で販売していくアイテムは何か。その販売方法についてもお尋ねしたいと思います。


 お客さんは、地場産の新鮮な野菜や果物を求めると思います。それらを年間を通じて、どのように栽培し販売していくのか。また個人や農協、営農団体との協力体制についてもお尋ねします。また、直売所の全国PRも大切ではないでしょうか。今後の営業方針や販売目標についてもお聞きしたいと思います。


 2点目は、道の駅うなづき周辺施設との連携強化についてであります。


 道の駅には、宇奈月麦酒館、直売所または、それに隣接して歴史民俗資料館、多目的広場、炊飯センターなどがありますが、道の駅の機能向上に向けそれら周辺施設との連携も大切だと思います。周辺施設との連携強化についてお尋ねいたします。


 3点目は、道の駅うなづきの果たす役割であります。


 新幹線の開業を控え、県東部の道の駅うなづきが、今後どのような役割を果たしていくべきか、市においても非常に重要なテーマであると思います。これらにつきましても、産業経済部長の考えをお尋ねしたいと思います。


 4点目は、麦酒館前の観光事業についてであります。


 平成15年に、グリーンパワーくろべが北陸新幹線で訪れる観光客を目当てに、県や町の補助を受けながら観光リンゴ園を始められました。いろいろと努力されたようであります。木の生育が悪く、ついに先週リンゴ園をやめられるようになったように聞いております。


 一時期、麦酒館前の県道をフルーツロードにする構想もあったわけでございまして、今回の撤退は非常に残念であります。一方、県や市ではコメ以外の農産物として、園芸ブランド強化事業に取り組んでおられます。今回の新年度予算にも計上されているわけでございます。


 市では、これまでグリーンパワーくろべにどのような相談や協力をしてきたのかお伺いいたします。


 最後の質問は、図書館建設についてであります。


 新市のまちづくり指針として制定した総合振興計画は、3年目を迎え、ことしは学校給食センター、新消防庁舎、新庁舎建設構想と本格的計画が進められますが、図書館建設につきましても、それらの施設の将来像構想の中で、同時に計画を進めて行かなければならない時期に来ているのではないでしょうか。


 図書館は、情報化や国際化など、社会環境の変化や技術革新に対応していくために、新しい地域や技術の習得の場が必要になっています。


 また、図書館は資料を収集し提供するだけでなく、地域と連携し、各種サービスを提供するなど、さまざまな役割が期待されているところでございます。


 現在の黒部市図書館は、昭和48年4月に開館されました。市民に親しまれており、なかなかよい図書館と思うわけでございますが、35年間を経過した現在では、施設の老朽化が著しく手狭となっております。閲覧室も狭く、図書収蔵スペースの不足や駐車場不足などが指摘されているところであります。


 そのため本や専門資料が豊富でマルチメディアコーナーを充実し、学習室も広く、食事コーナーもあり、駐車場も広く、ゆったり読者ができるお隣の魚津市の図書館や入善町の図書館を利用している人が多いと聞いております。そろそろ新図書館の整備を検討しなければならないのではないのでしょうか。


 文部科学省では、公立図書館の建設及び運営上の望ましい基準を図書館法第18条にもとづいて、平成13年4月に施行しました。


 その内容は、施設・設備は、図書館サービスの水準を達成するため、開架、閲覧、収蔵、レファレンスサービス、いわゆる利用者の問い合わせに対して調査、回答するサービス。集会、展示、情報機器、視聴覚機器、事務管理などに必要な施設、整備を確保するよう努めるとともに、利用者に対して、児童・青少年、高齢者及び障害者等に対するサービスに必要な施設整備を確保するよう努めると明記されております。また、公立図書館の設置にあたっては、サービス対象地域の人口分布と人口構成、面積、地形、交通網を勘案して適当な位置及び、必要な図書館施設の床面積、蔵書収蔵能力、職員数等を確保するよう努めるとする内容であります。


 そこで、図書館建設について以下の点について質問いたします。


 1点目、図書館建設を推進していくには、現在の図書館の現状と課題の分析が最も重要であると思います。黒部市の図書館の現状と課題をどのように認識されているのか初めに伺います。


 2点目、黒部市におきましても建設に向け、図書館協議会、図書館建設検討委員会等で、調査・検討がなされているのか。今までの取り組みをお伺いします。


 3点目、今後の図書館建設検討委員会の中で、基本構想・基本計画の策定をどのように進めていくのでしょうか。


 4点目、新図書館の完成時期は、いつごろを想定されているのでしょうか。


 5点目、図書館の建設形態としまして図書館の単独館、公民館や文化施設の複合施設、市庁舎や商業施設等に併設されたものなどがありますが、市長は現段階でどのようにお考えでしょうか。


 最後の6点目は、新図書館完成後の宇奈月友学館にある黒部市立図書館宇奈月館のあり方について、市長のお考えをお聞きしたいと思います。以上であります。


             〔5番 内橋健治君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) それでは、内橋議員の個人質問にお答え申し上げたいと思います。


 非常に多岐にわたってご質問いただきましたので、少し急ぎお答えを申し上げたいと


 思います。


 まず1つ目の項目であります、観光振興についての1点目、国際観光、広域観光の


 推進についてであります。


 近年の中国経済の急速な発展に伴い、2009年の中国人の出国旅行者数は4,766万人に達しているとされております。また、昨年1年間の宇奈月温泉への


 中国本土及び香港からの宿泊客数は、1,600人と平成16年の年間76人と比べ5年間で約21倍に増加しており、今後もさらなる経済発展が見込まれることから、議員ご指摘のとおり、今後、これまで以上に中国からの旅行客の取り込みが重要になってくるものと認識いたしております。


 さて、ご質問の県では5月8日と9日に、上海国際博覧会の日本館イベントステージにおいて「富山県の日」を開催することとしておりますが、今回、黒部市独自のPRや訪中は予定しておりません。13億人の巨大市場への効果的なPRには、県や北陸3県など、大きな単位での連携したPRが、より望ましいものと考えております。


 国際観光推進にむけた商品づくりにつきましては、一義的には各旅行代理店において造成されるべきものと考えますが、今年度、新型インフルエンザ流行の影響もあり実現に至らなかった大連市からの修学旅行誘致も含め、この地域が、海外からの旅行先として選ばれるよう、引き続き富山県や観光圏内の他市町と連携しながら各種プロモーション施策を展開してまいりたいと考えております。受け入れ体制につきましても、平成22年度の観光圏整備事業で訪日外客応対向けの人材育成事業を計画しており、黒部峡谷鉄道や宇奈月温泉旅館協同組合のご協力を得ながら、適切に外客応対ができる観光地域づくりを進めてまいりたいと考えております。


 また、昨年4月に「富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏整備計画」が認定となってから、間もなく1年を迎えようとしておりますが、現在、計画しておりました15事業のうち、14事業において事業に着手しており、一定の手応えを感じているところであります。また、副次的な効果でありますが、国との新たなパイプができたことで、観光行政を推進するうえでの多くの情報が、ダイレクトに伝わるようになったことも大きなメリットであると考えております。しかし、反省点として本来の観光圏制度の趣旨であります、民間事業者が主体となった各種団体の連携を市町の枠を越えて築き上げていくという部分においては、十分でなかったと感じており、新年度は、民間の活力を生かした観光圏整備事業となるよう、より一層配意していきたいと考えております。


 平成22年度の事業計画といたしましては、去る2月19日に全13事業からなる補助金交付の応募書を国土交通大臣に提出したところでありますが、国の予算が当初は、かなりふえるということでありましたが、事業仕分け等の影響もあり、結果としては、国の予算が、平成21年度とほぼ同額となったことや、また全国で今現在、観光圏が30カ所認定されておりますが、新たに約20カ所が観光圏として名乗りをあげており、採択の可否は予断を許さない状況にあるものと認識しております。


 組織の強化につきましては、事務局を預かる立場から、その必要性を感じており、引き続き県や観光圏を構成する各市町と協議を続けてまいりたいと考えております。


 長野県の白馬村観光局との連携につきましては、昨年以降、黒部・宇奈月温泉観光協会が、同観光局との間で相互交流を深めてきておりますが、冬場にオーストリアを中心とする海外からの宿泊客数が、延べ約5万人も訪れている地域であり、こうした層をターゲットに、富山湾のおいしい魚や白馬にはない海を売り込むことで、黒部でも、もう1泊してもらえるよう、今後、連携を深めてまいりたいと考えております。


 また、首都圏や中京圏の団塊世代を中心とした中高年の自然を楽しむ観光客をターゲットに、白馬村の高原や山の景観等の魅力と黒部のもっている海の景観や、峡谷、食などの魅力を組み合わせてプロモートすることにより、相互補完型のWin−


 Winの関係を築き上げることができるのではないかと期待しております。


 次に、2点目の新たな観光資源の整備についてでありますが、まず、総湯会館の建設に向け、会館の構想や建設時期をどのように進めていくのかのご質問にお答えいたします。


 温泉を利用した多目的施設、通称、総湯会館の建設につきましては、黒部市総合振興計画の重点事業に位置付けられており、観光振興や地域活性化の面からも、その重要性は大きなものがあると考えております。


 総湯会館のあり方や方向性を探るため、昨年5月に宇奈月町商工会、黒部商工会議所、宇奈月温泉自治振興会など約20名が先進地とされる加賀市で研修され、山代、山中温泉の当該施設の視察をされたところであります。


 また、本年1月に宇奈月温泉自治振興会が中心となり宇奈月まちづくり委員会が発足し、以来、総湯会館のあり方を含めて、活性化策、景観、まちづくりの議論を活発にされていると伺っており、本年6月を目途に一定の意見集約がなされ、市に提言いただけると伺っております。


 市といたしましては、この提言を受け、有識者を含め黒部市全体での検討委員会を平成22年度中に設置したいと考えており、今後、総湯会館の構想及び建設時期等の議論が交わされるものと考えております。


 次に、愛本刎橋復元・黒部ロープウェイ構想に向けて、今までの取り組みと今後の検討委員会を中心にどう進めるのか。また、完成に向けての市長の意気込みを聞きたいというご質問にお答え申し上げたいと思います。


 まず、愛本刎橋復元につきましては、昭和44年の大洪水で愛本橋が流失した際に、旧宇奈月町で復元についての議論があったと聞いております。さらに、昨年3月定例会及び6月定例会、9月定例会において刎橋復元に関する質問をいただいたところであります。また、昨年の10月から12月にかけて実施いたしました山川海の芸術ワンダーランド黒部事業におきましても、愛本刎橋と大蛇伝説とをからめたテーマで取り組み、大きな反響を呼んだところであります。


 次に、黒部ロープウェイ構想につきましては、平成14年に旧宇奈月町において構想の議論があったと伺っております。また、一昨年の6月定例会と昨年12月定例会においてロープウェイ構想についての質問があったところであります。


 検討委員会につきましては、先般2月22日に庁内組織として愛本刎橋復元・黒部ロープウェイ構想庁内検討委員会を設置したところであります。組織構成は、中谷副市長を会長とし、教育部長及び産業経済部長、生涯学習課、商工観光課、建設課、企画政策課の職員で構成するものであります。


 この愛本刎橋復元と黒部ロープウェイ構想は、夢とロマンあふれる壮大な計画であり、いずれも容易に実現できることではないと思っておりますが、検討委員会において、実現の可能性などについて調査・研究し、今後、国・県の情報や全国の先進事例など情報収集活動を当面の間の作業として進め、新幹線開業後の大きな地域の目標、夢として実現に向けて、邁進していきたいと考えいるところであります。


 次に、愛本橋周辺整備として、黒部川扇状地を見渡せる展望台を設置してはどうかとのご提案でありますが、刎橋復元構想とあわせて、本市の新たな観光資源として位置付けることもできる計画と考えております。黒部川扇状地を見渡すことにより、自然豊かな黒部市を市民や観光客に理解していただくことは、自然環境の適正な保全を推進することにもつながると考えており、議員ご提案の場所を含め、展望台設置の可能性について、調査、研究してまいりたいと考えております。


 次に、3点目の観光面での合併効果の認識、また、黒部市の目指す観光戦略についてのご質問でありますが、まず、旧宇奈月町の主な観光資源として、財団法人日本交通公社の全国観光資源台帳によりますと北陸地方で唯一世界的資源とされる特A級の評価を受けた黒部峡谷や大正12年に開湯し、県内随一の温泉地であります宇奈月温泉、宇奈月国際会館セレネ、宇奈月麦酒館などがあげられ、一方、旧黒部市の観光資源といたしましては、生地の清水に代表される黒部川扇状地湧水群、魚の駅生地、石田の海浜エリアなど、近年はYKK産業観光も大きな話題を呼んでいるところであります。


 このように、自然景観、名所旧跡を主としながらも、また古くからの観光地であり、観光業により生活基盤をなしている人が多い旧宇奈月町と昭和60年の環境庁の名水百選選定を契機に観光客が訪れるようになり、平成14年から観光ボランティア組織による、まち歩き観光がはじまったばかりの旧黒部市とでは、観光の規模も性質も大きく異なっていたところであります。


 平成18年3月の両市町の合併後、おのおの異なる観光形態を有しつつも、その相乗効果で旧にも倍して多くの人が訪れる観光地を目指し、黒部市観光振興計画のもと、国際観光・広域観光の推進に向け、各種施策を進めてきたところであります。


 また、平成20年4月には、旧の両市町の観光協会が発展解消し、黒部・宇奈月温泉観光協会が新たに発足し、両観光協会の優れた事業を残しつつ、新しい観光需要に応えるため、観光戦略プランなどが構築されつつあると伺っております。


 今後の本市の観光戦略といたしましては、観光協会、観光事業関係者などと密接に連携し、大事なことは観光圏を構成する各市町と共有の熱い思いを1つにすることが大変大事ではないかと考えております。また、最近は滞在型、体験型、着地型の観光振興が叫ばれている中で、そこに住む住民の皆さん方、一人一人が自信と誇りをもって、自分たちの地域をよく熟知し、それに磨きをかけて一人一人が地元の着地型観光を案内、発信できるような体制が大変大事だと思っております。


 そのためには、何よりもこの地域を愛する心を育てることが大変大事ではないかと考えているところであります。観光については、以上です。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 産業経済部長、石川幹夫君。


             〔産業経済部長 石川幹夫君登壇〕


○産業経済部長(石川幹夫君) 次に、2つ目の項目、道の駅うなづきの周辺整備についての1点目、農産物直売所うなづき食菜館についてであります。


 本年度、道の駅うなづきに整備を進めてきました直売所ですが、愛称について一般公募したところ108名という多数の応募があり、皆さんの関心の高さが伺われたところです。愛称につきましては、新鮮な野菜や果物が店に並ぶ様子を表わした道の駅直売所うなづき食菜館に決定しております。


 さて、ご質問のうなづき食菜館の開館の時期ですが、黒部峡谷鉄道の開通に合わせ4月20日ごろを予定しております。開館式は、特に大きなイベントは考えておりませんが、市や地元関係者、宇奈月麦酒館、生産者の出席をいただきテープカットなどを予定しております。


 うなづき食菜館での販売品目は、大きく3つのものがあります。1つ目は、地元の新鮮な農林水産物とその加工品。2つ目は、黒部ブランド認定商品。3つ目は宇奈月麦酒館オリジナル商品を販売する予定であります。


 販売方法は委託販売方式をとり、販売手数料として農林水産物とその加工品については、なるべく低額の手数料として15%を予定しております。また、にぎわいを作るため、出荷組合の会員が行うひさしの下での対面販売については、手数料を無料とする予定であります。また、特産品の販売については、お客さんからの質問について対応できるよう地元有志の方の協力を得て、販売員として参加してもらう予定であります。


 地場産の新鮮野菜や果物の確保については地元農家、園芸農家に対し説明会を開催し、現在44の団体、個人の参加を予定しております。出荷される方は、出荷組合を組織し、組合員の相互の交流を図りながら黒部農協や富山県新川農林振興センターの協力を得て、栽培や販売についての研修を通じて、品質の向上と安定した農林水産物の出荷体制の強化を図っていきたいと思っております。


 うなづき食菜館のPRにつきましては、現在宇奈月麦酒館で黒部峡谷鉄道に予約を入れているバス会社や近隣各県の旅行代理店等へPRをしているほか、開館に向けて新聞、ラジオなどのPRを予定しております。


 うなづき食菜館では、黒部市の安全で安心な特産品の販売を通して、全国から訪れる観光客にPRする情報発信基地としての役割をもつほか、地元生産者に年間を通じて多くの利用客が訪れる販売拠点を提供することで、やる気のある生産者の販売意欲を高め、生産活動を活性化することで、経営の安定化、地域経済の活性化を進めるものです。なお、販売目標額は地ビールを除いて1億円を目指しております。


 次に、2点目の周辺施設との連携強化についてでありますが、炊飯センターのオリジナル弁当や新川育成牧場の乳製品をうなづき食菜館で販売するなど、各施設の特徴を生かした連携を進めるほか、友学館の企画展や麦酒館での収穫祭、朝市などのイベントを相互で紹介するなど、互いに連携を強化していきたいと考えております。


 次に、3点目の道の駅うなづきの果たす役割についてでありますが、道の駅うなづきは、平成9年に宇奈月麦酒館、うなづき友学館、農村多目的広場、黒部市炊飯センターの一帯が道の駅として登録されたものでありますが、宇奈月温泉や黒部峡谷の玄関口として宇奈月麦酒館だけでも年間11万人以上の観光客等が訪れております。


 新幹線の開通を控え、全国から黒部峡谷や宇奈月温泉に訪れる観光客に、黒部の歴史や特産品などを見て、味わい、体験していただき、訪れる人の五感を楽しませ、再度黒部にいきたいという気持ちにさせることが道の駅うなづきの役割だと思っております。


 次に、4点目の麦酒館前のリンゴ園についてのご質問にお答えいたします。


 議員ご指摘のとおり、宇奈月ビール館前のリンゴ園につきましては、平成15年度


 に県の補助事業を導入し、現在の有限会社グリーンパワーが整備したものであります。


 その内容につきましては、防除機や草刈り機、高所作業台等の機械整備のほか、観


 光客が多く訪れる8月から12月中旬まで収穫できる、つがる、千秋、ふじなどリンゴ7品種の1年苗432本を植え付け、これまで栽培、管理されてきたものであります。有限会社グリーンパワーからどのような相談を受け、協力してきたのかのご質問でありますが、有限会社グリーンパワーからは、生育が悪いことから土壌管理や病害虫等についての相談等を受け、富山県新川農林振興センターや黒部市果樹振興会の協力のもと、指導、助言等を行ってまいりました。


 しかしながら、栽培後、既に6年が経過いたしましたが、植栽圃場が湿田地域であり排水が悪いことなどから生育が極端に悪く、収穫できる状態までに至らなかったのが、現状であります。


 また、このままの状態で栽培、管理を継続していくことは同社の経営を圧迫することから、リンゴの木並びに保有機械の有効活用等について、近年、相談を受け、県や黒部市果樹振興会と協議をし、今後も十分生育が見込めるリンゴの木については、移植するとともに保有している機械等については、市内生産農家と連携を図りながら活用していくことで話し合われたところであります。


 ご承知のように、リンゴは地域特産物の生産振興と農業経営の複合化による経営基盤強化を目的に振興している作物であります。今回は非常に残念な結果となりましたが、反省すべきところは反省し、今後とも黒部特産りんごの生産振興に努めるとともに、宇奈月温泉や黒部峡谷、宇奈月麦酒館等の観光資源と連携した地域特産物の栽培、販売等を念頭に圃場条件等を確認しながら、黒部特産リンゴの振興を図ってまいりたいと考えております。


           〔産業経済部長 石川幹夫君自席に着席〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 次に、3つ目の項目であります図書館建設についての1点目の質問であります、図書館の現状と課題についてでありますが、現在の黒部市立図書館は、昭和48年に施設規模は鉄筋2階立て、床面積1,124平米を有した独立館として開館し、築後37年が経過いたしております。また、黒部市立図書館宇奈月館は平成5年に歴史民俗資料館との複合施設うなづき友学館として、鉄筋コンクリート2階建て、複合延床面積1,684平米で、うち図書館部が1,070平米を有して開館した建物であります。


 この黒部市立図書館と黒部市立図書館宇奈月館における平成20年度年間利用状況は、黒部市立図書館として入館者数は、7万2,435人、貸出冊数は、12万


 7,244冊、貸出人数は、3万290人となっております。


 次に、黒部市立図書館宇奈月館の入館者数は、1万6,774人、貸出冊数は1万8,177冊、貸出人数は、5,261人となっており、年々増加傾向にある現状であります。


 また、現在の黒部市立図書館は、ご指摘のとおり利用者の増加により閲覧室が著しく手狭になり、施設の老朽化、駐車場不足による利用者に対する利便性が欠けていることが、課題になっております。


 次に、2点目の図書館建設に向けての今までの取り組みについてでありますが、平成20年7月から8月にかけて新図書館建設アンケートを実施させていただました。


 回答者は、市内全小学校6年生394名、市内全中学校2年生367名、図書館利用者168名で、合計829名の方から回答していただき過半数以上の皆さんからは、資料の充実と閲覧室が狭いなどという意見がありました。


 また、図書館協議会において平成20年度、21年度に県内の優良施設、入善町・魚津市・高岡市・射水市の図書館を視察され、新図書館に必要な規模、機能等を協議検討していただいております。


 次に、3点目の今後の建設検討委員会の進め方。また、基本構想、基本計画の作成時期をどの様に考えているのかについての質問でありますが、4点目の新図書館の完成時期はいつごろを想定しているのかについてとあわせてお答えさせていただきます。


 平成22年度中に建設検討委員会を立ち上げ、基本構想を取りまとめ、黒部市総合振興計画にもとづき、段階的に進めていきたいと考えているところであります。


 次に、5点目の庁舎や生涯学習センターとの併設や複合施設などを考えているのかについてでありますが、現在、市として生涯学習センターを設置する計画はありません。市では地区公民館の指導的立場であります中央公民館を設置いたしており、また、市内には科学館、美術館などの博物館施設を複数設置しており、中央公民館を中心として十分な生涯学習機会が提供されていると考えておりますので、生涯学習センターの必要はないと考えております。また、庁舎との併設についてでありますが、今後の検討課題として考えております。


 次に、宇奈月館のあり方の考えについてでありますが、新図書館建設に関する基本構想の中で検討、議論していく必要があると考えているところであります。


             〔市長 堀内康男君自席に着席〕


               〔5番 内橋健治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 5番、内橋健治君。


               〔5番 内橋健治君起立〕


○5番(内橋健治君) 多岐にわたり質問をいたしました。時間もありませんので、細かい再質問を予定していましたが、やめまして大きな課題について再質問をいたしたいと思います。


 今回、図書館建設について質問したのは、庁舎建設ということで、庁舎建設だけを考えてもいいのかと。あらゆる施設、特に庁舎と図書館は関連しているじゃないかということで、私はこの点を取り上げたわけでございます。


 いろいろと施設などの位置などについて話し合いをしていくと最後に行き詰まり、壁に突き当たってくるのは、市の構想です。市の将来構想がどうなんだというところに突き当たってきます。昨日も話がありましたように、市長は新市庁舎を旧三日市小学校跡地にされた。それなりの勉強や検討もされてやられたわけですが、市民とか我々からすれば非常に資料不足であります。


 特に今、話題になっております、昨日も話がありましたが、黒部市の中心市街地活性化基本計画、あるいは黒部市の都市計画マスタープラン。こういうものが、一体全体どうなっているのかということでございます。


 我々もこれから議論していくわけでございますが、こういったものは議論の段階で早く出してほしいと思っています。特に、黒部市都市計画マスタープラン、これはいつごろできるんでしょうか。また計画に対して遅れているかのかどうか。この点についてまずお伺いします。


○議長(辻 泰久君) 念のため申し上げます。発言の途中でありますが、内橋健治議員の持ち時間は、16時10分までであります。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) ご質問の黒部市都市計画マスタープランについては、今年度中に策定する予定であります。


               〔5番 内橋健治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 5番、内橋健治君。


               〔5番 内橋健治君起立〕


○5番(内橋健治君) はい、わかりました。


 今年度中、もうちょっと1年くらい早く、今の庁舎とかを検討する段階でできていたらよかったかなという思いでおりますので、ひとつよろしくお願いします。


 それは何かというと旧黒部市の都市計画マスタープランがあると思うんですよね。


 ところが、市民の皆さんはいつも言われるんです。特に市民じゃなくて、黒部市民以外の方が黒部市入ってくると道路は途中までできているんだけど、途中でストップしていると。袋小路みたいになっており、何かしらんけども、迷路みたいだと黒部市に行ったら。


 こういう状態で、庁舎を建設するということでございますが、これは、基盤整備がしっかりしないところで、どうなのかという話もありますので、ぜひ早く出してもらいたいと思います。


 次に、農産物直売所についてでございます。


 4月20日のオープンを非常にありがたく思っております。これも宇奈月麦酒館の売り上げを伸ばす。あるいは、そういったものではございませんので、やはり観光と農業を考える上で、これは非常に大事なことになってくるのじゃないかと。もともと旧宇奈月町のときは、農業と観光を基幹産業として中谷副市長も一生懸命やってこられました。もちろん新黒部市におきましても、商業がいろいろあるわけですが、やはり農業と観光は切って離れられないことになってくるんじゃないかという思いでございます。


 そういうことで、産業経済部長は観光と農業とかのいろいろを担当してきた部長として、農業と観光の連携に対しての思いを聞かせていただきたいと思います。


             〔産業経済部長 石川幹夫君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 産業経済部長、石川幹夫君。


             〔産業経済部長 石川幹夫君起立〕


○産業経済部長(石川幹夫君) 特に、先ほどの答弁でも申し上げましたが、たくさんの観光客。現在でも11万人ほどが訪れている道の駅で農産物を売るということでありますので、きちんと売れる場所を確保しながら、農産物の生産をふやしていくということでありますので、そういう意味では、観光客が来ることが農業に直結していく場所になりますので、そういう点では今までにない、かなり農業にとって刺激的な施設ではないかなと思っておりますので、それを起爆剤にして、そのたくさんの方が売れる農産物を生産するように政策面でも進めていけたらいいなと思っております。


               〔5番 内橋健治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 5番、内橋健治君。


               〔5番 内橋健治君起立〕


○5番(内橋健治君) そういうことで、よろしくお願いしたします。


 観光振興について、たくさんのテーマを述べました。


 特に、観光資源でございます総湯会館。これも計画を立て、いろんな団体と煮詰めていくということで安心しているところであります。これらも、旧宇奈月町時代は残念ながらできなかったわけでございますが、合併によりできる可能性が十分出てきておりますので、前もって進めていだきたいと思います。


 次に、刎橋とロープウェイでございます。


 これも市長が言われましたが、夢とロマンの課題であるということでございますが、私は先日のある人の講演会でなるほどと思ったんですが、ウオルト・ディズニーさんの話がありました。夢を現実にする人は人であって、夢を大きく持ってあきらめず信念をもってやれば必ずできるんだという話を聞き、涙を流して帰ってきたわけですが、市長におかれましてもやっぱりやる気であります。いろいろ問題がありますが、ぜひこれをひとつやる気を起こしてやっていただきたいと思います。


 時間もあれですから最後に移ります。


 市長は、4年前に初代の市長としていろんな抱負をもって市長になられたと思います。私も堀内ファンなのかどうかわかりませんが、4年前の新聞、平成18年4月の新聞を大事に持っています。これを見ますと、ちょっと顔の方は苦労されたかなと思いますが、国際観光都市を目指すと大々的に言っておられます。また、合併債はどうかというと北陸新幹線と庁舎に3分の1ずつを使い、残りは旧宇奈月町を含むさまざまな課題に使いたいと書いてあります。時間もありませんが、今もその所信の気持ちで変わりありませんか。一言だけお願いします。


               〔市長 堀内康男君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君起立〕


○市長(堀内康男君) その4年前の所信につきましては、国際観光都市を目指すということについては、全くぶれておりませんし、今後もそのことに全力をつくしてまいりたいと考えおりますのでよろしくお願いしたします。


               〔5番 内橋健治君挙手〕


○議長(辻 泰久君) 5番、内橋健治君。


               〔5番 内橋健治君起立〕


○5番(内橋健治君) よろしくお願いします。


 堀内市長におかれましては、来月、審判を受けられることになりますが、審判を受けられまして、市政の舵取りを行ってもらえばいいなとご期待しておりますので、それをもって、質問を終わりたいと思います。


○議長(辻 泰久君) 以上をもって、通告による一般質問は終了しました。


 これをもって一般質問を終結いたします。


 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、3月11日、12日及び15日から18日までの6日間は、本会議を休会といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。


 よって、3月11日、12日及び15日から18日までの6日間は、本会議を休会とすることに決しました。


 なお、3月13日及び14日の2日間は、市の休日でありますので、休会です。


 休会中、11日及び12日の2日間は、午前10時から予算特別委員会、15日、午前10時から生活環境委員会、16日、午後1時30分から産業建設委員会、17日、午前10時から総務文教委員会、同日午後1時30分から北陸新幹線対策特別委員会がそれぞれ開かれます。


 各委員会において審議する議案等は、既に付託してあるとおりであります。


 この際、執行機関に申し上げます。


 各委員会への出席を求めます。


 3月19日は、午前10時開議、委員長報告、質疑、討論、表決を予定しております。


 本日は、これをもって散会いたします。


 ご苦労さまでした。





  散会 午後3時10分