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富山県 黒部市

平成21年第1回定例会(第1号 3月 2日)




平成21年第1回定例会(第1号 3月 2日)





 






平成21年第1回黒部市議会3月定例会会議録


平成21年3月2日(月曜日)





               議 事 日 程(第1号)


                           平成21年3月2日(月)


                           午前10時開議


 第1  会議録署名議員の指名


 第2  会期の決定


 第3  議案第 1号 平成21年度黒部市一般会計予算


     議案第 2号 平成21年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算


     議案第 3号 平成21年度黒部市老人保健医療事業特別会計予算


     議案第 4号 平成21年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計予算


     議案第 5号 平成21年度黒部市簡易水道事業特別会計予算


     議案第 6号 平成21年度黒部市農業集落排水事業特別会計予算


     議案第 7号 平成21年度黒部市公共下水道事業特別会計予算


     議案第 8号 平成21年度黒部市地域開発事業特別会計予算


     議案第 9号 平成21年度黒部市診療所事業特別会計予算


     議案第10号 平成21年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計


            予算


     議案第11号 平成21年度黒部市病院事業会計予算


     議案第12号 平成21年度黒部市水道事業会計予算


     議案第13号 平成20年度黒部市一般会計補正予算(第5号)


     議案第14号 平成20年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4


            号)


     議案第15号 平成20年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第


            2号)


     議案第16号 平成20年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1


            号)


     議案第17号 平成20年度黒部市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)


     議案第18号 平成20年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)


     議案第19号 専決処分の承認について


     議案第20号 黒部市職員の修学部分休業に関する条例の制定について


     議案第21号 指定管理者制度に係る関係条例の整理に関する条例の制定につ


            いて


     議案第22号 黒部市職員定数条例の一部改正について


     議案第23号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について


     議案第24号 黒部市手数料条例の一部改正について


     議案第25号 黒部市保育所条例及び黒部市高齢者共同作業センター条例の一


            部改正について


     議案第26号 黒部市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正について


     議案第27号 黒部市農村多目的広場条例の一部改正について


     議案第28号 黒部市地区公園条例の一部改正について


     議案第29号 黒部市下水道バイオマスエネルギー利活用施設整備運営事業の


            契約の締結について


               (29件 提案理由説明)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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本日の出席議員     22人


     1番 小 柳 勇 人 君       2番 谷 口 弘 義 君


     3番 辻   靖 雄 君       4番 竹 山 繁 夫 君


     5番 内 橋 健 治 君       6番 寺 田 仁 嗣 君


     7番 吉 松 定 子 君       8番 伊 東 景 治 君


     9番 橋 本 文 一 君      10番 辻   泰 久 君


    11番 山 内 富美雄 君      12番 松 原   勇 君


    13番 山 本 達 雄 君      14番 吉 田 重 治 君


    15番 中 谷 松太郎 君      16番 松 本 正 則 君


    17番 川 上   浩 君      18番 新 村 文 幸 君


    19番 岩 井 憲 一 君      20番 森 岡 英 一 君


    21番 稲 田   弘 君      22番 坂 井   守 君


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本日の欠席議員    な し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長            堀 内 康 男 君


  副市長           中 谷 延 之 君


  総務企画部長        名 越   誓 君


  市民生活部長        岩 井 哲 雄 君


  産業経済部長        石 川 幹 夫 君


  都市建設部長        岩 井 宏 道 君


  上下水道部長        山 田 丈 二 君


  地域センター長       此 川 健 道 君


  会計管理者         平 野 正 義 君


  総務企画部次長総務課長   能 澤 雄 二 君


  市民生活部次長保険年金課長 河 田 忠 之 君


  農業水産課長        米 陀 峰 信 君


  都市建設部理事       舟 田 浩 志 君


  上下水道部次長水道課長   竹 山 勝 幸 君


  総務企画部次長企画政策課長 大 川 信 一 君


  財政課長          中 田 博 己 君


  行政係長          林   茂 行 君


 病  院


  市民病院長         新 居   隆 君


  市民病院事務局長      岡 崎 文 夫 君


  市民病院事務局次長     沢 井 利 夫 君


 消防本部


  消防長           橋 本 政 秀 君


  消防本部次長        苫   哲 朗 君


 教育委員会


  教育委員長         本 多 省 三 君


  教育長           中 山 慶 一 君


  教育部長          幅 口 文史朗 君


  学校教育課長        平   正 夫 君


 代表監査委員         福 島   樹 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長          荻 野 佳 秀 君


  議事調査課長        能 登 澄 雄 君


  主幹            滝 沢 茂 宏 君


  主査            橋 本 正 則 君


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○(一般質問通告)


一般質問(代表)


 会派清流 竹山繁夫議員


      ・1 平成21年度予算について


       (1)硬直化と財源確保に向けての対応策は


       (2)「活力再生型」予算での取り組み、強調していく事


         業は


       (3)農地保全対策について


       (4)経済雇用対策への思い入れについて


      ・2 バイオマスタウンと新エネルギーについて


       (1)利活用事業の進捗状況、推進体制の整備について


       (2)下水道バイオマスエネルギー利活用施設整備運営事


         業について


         ?PFI事業での採用経緯


         ?黒部Eサービス?の概要と市内企業への活性化につ


          いて


         ?事業展開の計画について


       (3)小規模発電の調査研究と太陽光発電システムの設置


         について


      ・3 「富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏協議会」に


         ついて


       (1)観光圏認定で営業展開が見込まれるか


       (2)連泊型観光地へつなげる魅力アップ策は


       (3)関西、中京圏、中国からの誘客の見通しについて


 新樹会 伊東景治議員


      ・1 平成21年度の予算編成について


       (1)企業の活力再生と雇用確保のために


         ?失業者の雇用対策について


         ?事業者への制度融資について


         ?中長期的な雇用への取り組みについて


       (2)土地開発公社と財政の健全化について


         ?土地開発公社の目的からどの程度の土地を保有すれ


          ばよいか


         ?土地開発公社の今後の計画、見通しについて


       (3)バイオマスタウン構想について


         ?PFI事業による下水道バイオマスエネルギー利活


          用施設整備について


         ?バイオディーゼル燃料化事業について


       (4)定額給付金について


      ・2 黒部市地域新エネルギービジョンについて


       (1)小水力発電の早期導入に向けて


       (2)太陽光発電の家庭導入に向けて


       (3)太陽光発電の公共施設への導入について


       (4)黒部市地域新エネルギービジョン導入の早期対応を


 大志会 辻 泰久議員


      ・1 平成21年度予算について


       (1)財政運営上の基本方針について


       (2)市税などの滞納への対処について


       (3)決算の認定について


       (4)財源の確保について


       (5)地区要望について


       (6)黒部地域産材の活用促進について


 市民クラブ 山内富美雄議員


      ・1 定額給付金について


       (1)支給予定日はいつ頃か


       (2)支給経費はどれ位になるのか


      ・2 うつ病について


       (1)市職員の対策について


       (2)小中学生の対策について


       (3)治療について


      ・3 水資源について


       (1)農業用水や小水力の活用について


 日本共産党 橋本文一議員


      ・1 構造改革について


       (1)「構造改革」は、社会保障そのものを壊すことだっ


         た。「三位一体」の改革は、国が責任を負うべき社会


         保障の負担金・補助金を廃止・削減した。また、後期


         高齢者医療制度、障害者自立支援制度などを推進して


         きた政府自身が、次々と見直しをしている。これらは


         自ら「構造改革」の問題点を認めざるを得なくなって


         いるところである。社会保障の充実は住民のくらしと


         地域経済を守ることである。社会保障費の回復を国に


         要求すべきであると思うが


       (2)労働基準法を壊し、労働者派遣法などで期限付き雇


         用ができるようにし、労働環境がバタバタになった。


         派遣切り、期間工切りで、黒部市でも多くの労働者が


         職も住居も奪われた。また、地域経済も壊された。だ


         れの為の「構造改革」だったのか。また、労働者派遣


         法をもとに戻すように国に言うべきと思うが


       (3)小渕内閣で「経済戦略会議」の議長代理として、小


         泉「構造改革」の基を取りまとめた著名な経済学者、


         中谷巌が「構造改革は間違いだった」と懺悔の本まで


         出版している。市長は、「三位一体の構造改革によっ


         て厳しい財政事情に陥っている地方自治体の財政事情


         は危機的状況」また、「三位一体改革は地方への税源


         移譲を充分に行われないまま国庫補助負担金と地方交


         付税の減額が優先されたことにより、行政サービスに


         もしわ寄せがきている」と答弁しているが「三位一体


         の改革」だけではなく、今も政府が行っている「構造


         改革」についての市長の考えは。また、その「構造改


         革」で誰が生き残れなくなっているのかと考えるか


      ・2 農業について


       (1)農林水産省が昨年12月に発表した「農地改革プラ


         ン」は、農地制度について、所有にこだわることなく、


         農地の利用が図られることとなる。今までの農地制度


         の根幹であった自作農主義を放棄転換する。また、農


         業生産法人以外の法人についても賃貸借による参入を


         拡大する。このことによって、株式会社等による直接


         の農地利用を推進することになるが、どうか


       (2)これまで、度重なる米価の引き下げや転作面積の拡


         大等により、小規模農家、大規模農家においても農家


         経営の厳しさを指摘してきた。1月に約70ヘクター


         ルを耕作する農業法人が、突然経営破たんをきたした。


         市は、この状況をどのように認識しているのか


       (3)水田を守り不耕作地を作らないことが重要。70ヘ


         クタール190人もの地主のいる農地を今後いくつの


         経営体で行っていくのか


       (4)播種時期が迫っているが、新たに耕作を引き受ける


         農家は、突然の設備投資が必要となると思うが、JA


         や市としての支援の考えはあるのか


       (5)今までの耕作者は除草対策等が万全でなく、今後、


         一般の管理では稗などの発生を抑えきれないことが目


         に見えている。そのため、除草剤などの負担増が数年


         にわたり予想される。設備投資と同様の支援が必要と


         思うが


       (6)今後、市内の担い手の経営内容や後継者の把握を市


         としてどのように取り組んでいくのか


      ・3 黒部市民病院について


       (1)新川医療圏での市民病院の役割について


       (2)新川医療圏での出産児数は、06年度では971人、


         07年度は1,015人であった。市民病院での出産


         児数は、06年度では525人、07年度には621


         人と急激に増加している。07年度における市民病院


         での市外からの分娩受け入れ状況はどうなっているの


         か


       (3)新川医療圏での産婦人科施設は7施設で、分娩可能


         な施設は黒部市民病院と入善町にある1産婦人科とな


         っている。今後、市民病院での分娩を望む妊婦の増加


         が予想される。市民病院での受け入れには、医師の確


         保や施設整備においても限度があると思うが


       (4)地域周産期母子医療センターの認定を受けている市


         民病院として、どう対処していくのか


       (5)国、県に支援を求めると同時に、今後、新川医療圏


         における産科のあり方について、医療圏の首長との協


         議も重要だと思うが


       (6)今後、地域に住む助産婦の協力体制も重要だと思う


         が


一般質問(個人)


 1番 谷口弘義議員


      ・1 国民健康保険税の値上げについて


       (1)これまでに経験したことのない大不況で市民生活は


         厳しいものになっている。国保税の未納世帯が514


         世帯もあり、国保全体世帯数の8.59%となってい


         る。また市民病院で医療費を払えない国保加入者は5


         年間の累計で88名になっている。こうした状況の中


         で、国民健康保険税を値上げすることは、市民生活の


         実態からも市民感情からも認められないものであると


         思うが


       (2)国保財政が厳しいからとすぐに負担を求めるのでは


         なく、一般会計からの繰り入れを行うべきと考えるが


      ・2 国保法第44条の適用について


       (1)生活が苦しく、国保の保険税や窓口負担金が払えな


         い人が増えている。安心して医療を受けるためにも国


         保法第44条の適用が必要と考えるが


      ・3 子育て支援について


       (1)黒部市は近隣市町に先駆けて、平成19年4月から


         小学校3年生までの通院費、6年生までの入院費の無


         料化を行い、市民から大変喜ばれているが、市民は義


         務教育終了までの医療費の無料化を望んでいる。子育


         てを支援することからも必要と考えるが


      ・4 児童・生徒の安全について


       (1)歩道部分が狭く危険な場所や水溜りがいくつも連な


         っている通学路について、これまで大布施地区の住民


         から改良の要望が再三にわたって出されてきたが、い


         まだに何の進展もない。児童・生徒の安全を守ること


         は最優先課題だと思うが


       (2)通学路の歩道部分の路側帯の白線の整備を求めてき


         たが、まだ整備されていないところがある。平成21


         年度は整備を終える予定の最終年度だが、現在の進捗


         率と今後の見通しは


       (3)通学路で歩道部分が非常に狭く、電柱などがあり危


         険な場所もある。こうしたところは電柱の後ろの側溝


         に蓋など設置し、通れるようにしたらどうか


       (4)子供たちは毎日学校で生活している。子供たちの安


         全を守るために、耐震化優先度調査にもとづいた学校


         施設の耐震化が必要でないのか


      ・5 水道事業について


       (1)石田地区の一部地域で、水道水の赤茶けた濁りが指


         摘されている。安全で安心して飲める水道水の供給が


         求められているが、今後の対策は


      ・6 ダムの管理のあり方について


       (1)国土交通省は黒部川のダムについて「現在の排砂、


         ダム管理の内容は完成形ではない。全国の(一般的な)


         ダム運用管理のモデルとなるようにしたい」と述べて


         いる。排砂・通砂の方法を自然に近いものにする必要


         があると思うが


       (2)出し平ダム・宇奈月ダム、ダム下流の黒部川の早期


         濁りの解消は自然環境を守り、黒部峡谷の一つの観光


         資源を守る面からも必要と思うが、その手立てはどう


         か


      ・7 雇用促進住宅の退去問題について


       (1)不況の影響がますます深刻化している。雇用促進住


         宅の廃止を閣議決定したが、2月25日、衆議院予算


         委員会で厚労相は「見直しを含めてすべて検討する」


         と答弁した。雇用促進住宅は国の責任で残すよう積極


         的に国に申し入れすべきものと思うが


 2番 寺田仁嗣議員


      ・1 「食のあり方と食品のロス」について


       (1)黒部市の食育推進計画が作成され実施されているの


         か。作成されていなければ早急に作成すべきでないか


       (2)保健センターを中心とした食生活改善推進協議会の


         活動状況について


       (3)学習指導要領における食育について


       (4)耕作放棄地を利用した市民農園への開放について


       (5)「食べきり食べ残しゼロ運動」の提唱について


       (6)「もったいない精神」と今後の食のあり方について


      ・2 観光戦略と隠れた地域の魅力について


       (1)観光圏認定の条件、基準と財政上の優遇措置につい


         て


       (2)「にいかわ観光圏」の会長としての思いについて


       (3)「にいかわ観光圏」の今後の運営について


       (4)黒部らしい「こだわり食」について


       (5)愛本橋を中心とした名所旧跡の復活と刎橋の復元に


         ついて


       (6)展示の民俗資料館(うなづき友学館)のPRについ


         て


       (7)シンボルキャラクターと愛称名募集について


 3番 小柳勇人議員


      ・1 財政の見通しについて


       (1)財政の見通しについて


       (2)実質公債費比率の内容と今後の見通しについて


      ・2 都市建設について


       (1)総合振興計画での都市建設の考え方について


       (2)各種計画との連動性について


      ・3 行政評価システムについて


       (1)進捗状況と平成21年度での取り組みについて


       (2)市民への説明、公表について


 4番 辻 靖雄議員


      ・1 景気対策の促進について


       (1)定額給付金の取り組みについて


       (2)子育て応援特別手当について


       (3)妊婦健診交付金について


       (4)本市の雇用創出の対応について


       (5)緊急保証による融資の現状について


       (6)地域活性化生活対策交付金について


      ・2 グリーン産業の構築を目指して


       (1)小水力発電の事業化計画について


       (2)太陽光発電システム設置の推進について


       (3)黒部発の下水道バイオマスエネルギーの施設整備の


         PFI運営事業の長所と短所について


      ・3 安心・安全の市民病院の強化充実について


       (1)電子カルテシステムの更新の取り組みについて


       (2)女性医師の宿舎建設について


       (3)医療スタッフ(MA、看護師助手等)の増員計画に


         ついて


       (4)市民病院スピリッツで患者に希望を


       (5)救急医療の大病院との連携強化について


 5番 吉松定子議員


      ・1 市有施設の有効活用について


       (1)(仮称)「白鷹こどもの家」の管理について


 6番 松原 勇議員


      ・1 定額給付金について


       (1)定額給付金黒部市分6億9,540万円(事務費含


         む)の支給はいつ頃になるのか


       (2)商工会議所、商工会との連携が地元での消費拡大の


         呼び水として必要と思うが


       (3)市は経済効果をどれだけ期待しているのか


      ・2 学校給食センター建設について


       (1)平成21年度2億9,190万円、平成22年度4


         億5,790万円、合計7億4,990万円予算での施


         設の概要について


       (2)建設工事は、地元産業育成のため、地元の建設会社


         に発注できないか


      ・3 県総合防災訓練について


       (1)黒部市内数箇所で行われると聞いているが、どこで、


         どのような方法で行う予定か


       (2)地震、津波、高波の想定もされるのか


      ・4 広域観光について


       (1)新たな周遊観光ルートの創出に向けた黒部・氷見観


         光遊覧船運航への期待は


       (2)観光シャトルバスと生地まち歩き観光とのタイアッ


         プについて


 7番 川上 浩議員


      ・1 市民病院の救急の抱える諸問題について


       (1)救急の実態について


         ?救急搬送される患者の実態はどのようになっている


          のか


         ?医療スタッフの過酷な勤務実態と今後の対応をどの


          ように考えているのか


         ?軽症患者の初期救急医療機関への誘導策はないのか


       (2)広域救急による負担増加について


         ?病院群輪番制と小児急患センターの目的と実態はど


          のようになっているのか


         ?新川広域圏での負担を実績案分にできないのか


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                 開 会 の 宣 告


  午前10時00分


○議長(中谷松太郎君)本日、3月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は「全員」であります。


 定足数に達しましたので、これより、「平成21年第1回黒部市議会3月定例会」を開会いたします。


 これより、諸般の報告を行います。


 まず、監査委員から例月出納検査の11月分、12月分、1月分及び定期監査の結果報告がありました。


 お手元に配付したとおりであります。


 説明は省略をさせていただきます。


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                 開      議


  午前10時01分 開 議


○議長(中谷松太郎君)これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、「辻 靖雄君」及び「竹山繁夫君」を指名いたします。


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○議長(中谷松太郎君)日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から3月19日までの18日間といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(中谷松太郎君)ご異議なしと認めます。


 よって、会期は18日間と決定いたしました。


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○議長(中谷松太郎君)日程第3、「議案第1号から議案第29号まで」以上、29件を一括議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君)おはようございます。どちら様も大変ご苦労さまでございます。


 それでは、3月定例会の提案理由を説明申し上げたいと思います。


 本日ここに平成21年第1回黒部市議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、平成21年度予算案を初めとする市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。


 ことしは天皇陛下がご即位されてから満20年を迎えられました。平成12年10月に第55回国民体育大会の開催に伴い天皇皇后両陛下がご来市になり、市内の福祉施設や国体競技会場をご視察され、黒部市民と心温まる交流をなされました。また、天皇陛下は皇后様とご結婚されてから50年の金婚式を4月に迎えられます。両陛下が本年は2つの節目の年を迎えられるに当たり、国民の皆様とお祝い申し上げたいと存じます。


 それでは、市政の概要等について申し上げます。


 去る1月14日に黒部市国際文化センター・コラーレが公立文化施設を対象とした総務大臣表彰を受賞いたしました。これは、コラーレが開館以来継続している市民参画によるホール運営及び実行委員会によるコラーレフェスティバルの開催やリトルカルチャークラブの育成など、市民の文化・芸術活動の普及、活性化への貢献が評価されたものであり、とりわけ企画段階からの市民参画によるホールづくりの先駆けとして、市民の参画と協働によるまちづくりの原点が評価されたことは大変喜ばしく思います。コラーレは、地域に支えられ、地域とともに成長してきたホールであります。この受賞を機に、今後さらに魅力的な事業を展開し、市民の皆様との協働によるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。


 次に、最近の経済・雇用情勢について申し上げます。


 昨年秋の米国発の金融市場の混迷は世界の金融資本市場を100年に1度とも言われる危機に陥れ、我が国おいても輸出、生産、収益の大幅な減少と雇用情勢の急速な悪化など、実体経済にも深刻な影響を及ぼしております。市内事業所の業況につきましても、黒部商工会議所の最新の地域景況調査によりますと、受注の大幅な減少や消費マインドの冷え込みにより、すべての業種において収益面で大変厳しい状況が続いております。また、先行き見通しも軒並み悪化しており、中でも製造業、建設業で先行き不安が一段と強くなっております。一方、雇用情勢でありますが、先日発表されました県内の1月の有効求人倍率は0.64倍となり、1倍を下回る状況は昨年5月から9カ月連続となり、引き続き県内における雇用情勢は厳しい状況にあります。政府におかれては、雇用対策関連予算の早期成立を図るとともに、さらに離職者に対する就労支援の取り組み強化や非正規労働者の処遇改善に向けた法整備の検討など、実効力ある雇用の維持、確保に向けた対策に取り組むよう要望するものであります。


 このように、世界同時不況的な様相を呈し、雇用不安が高まる状況の中で、国民は活力を失いつつあり、不透明感、閉塞感が強まっているように思われます。しかし、このような時代にこそ、いたずらに悲観するのではなく、新しい時代を見据えた展望を考え、行動することが必要でないかと考えております。ことしは、昨年からまいた種がしっかりと芽吹くように、明るい展望を持って着実に進んでいくことが求められております。そして、このような混迷、変革の時期こそ住民生活の安定と地域社会の活力維持のために、すべての住民が安心して暮らすことができ、みずからのふるさとに夢と誇りを持てる地域をつくっていくことが重要であり、さまざまな課題に果敢に挑戦していきたいと考えております。


 次に、そうした観点から当面の黒部市政における諸課題について申し上げます。


 昨年は、第1次黒部市総合振興計画を策定した年であり、まちづくり元年、そして観光振興元年として順調なスタートを切ることができました。これも議会の皆様を初め、ご関係の皆様のご理解とご協力のたまものであると感じております。合併から4年目を迎えることしは総合振興計画の実現に向けた道筋を示す、いわば成果が問われる年であります。


 まず初めに、新幹線・公共交通事業について申し上げます。


 これまで長年にわたり新幹線市民ワークショップなど市民の皆様方の協働参画により新駅周辺整備について議論及び検討を積み重ねてまいりました。その後、新駅周辺整備計画検討委員会から答申を受け、現在までに用地取得事務などを進めてきております。北陸新幹線の開業が5年後に迫り、市といたしましては、開業に向けた新駅周辺整備基本計画を今年度末を目途に議会の皆様方、地元や市民の皆様方に対してご提示していきたいと考えております。また、新幹線開業後にJR西日本から経営分離が予定されております北陸本線や市内を循環する富山地方鉄道のあり方につきましては、市民生活はもとより今後の黒部市のまちづくりや環境面、観光戦略の観点から極めて重要であると考えており、今後の黒部市の発展に大きくかかわる公共交通ネットワークの議論をさらに深めてまいります。


 次に、観光振興について申し上げます。このたび新川地区3市2町が「富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏協議会」を設立いたしました。今後は、できるだけ早い時期に観光圏整備法に基づく県内初の観光圏認定を目指すものであります。「にいかわ観光圏」の認定後は、滞在促進地区のホテル、旅館のフロントで旅行業法の特例を活用した宿泊者向け着地型旅行商品の販売や市・町の枠組みを超えた幾つもの観光戦略的な企画ができるようになります。さらに北陸新幹線の開業を見据え、この地域の周遊・滞在型観光への取り組みを一層加速させていきたいと考えております。当面する幾つかの市政課題を検討いたしましたが、今後ともこのような観点に立って施策全般において、黒部市が目指す将来都市像の実現に向けたしるべをお示ししながら、それらの具現化を着実に進めてまいります。


 次に、平成21年度予算編成の基本方針について申し上げます。


 最近の我が国経済につきましては、世界的な景気後退により、昨年10月から12月のGDP国内総生産の伸びが年率に換算して12.7%のマイナス成長でありました。また、2月の月例経済報告において、「急速な悪化が続いており、厳しい状況にある」と5カ月連続で下方修正する判断が示され、今後は外需面に加えて国内需要もさらに停滞し、先行きに対する不安がますます広がることが懸念されております。


 また、地方財政の現状につきましては、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が急激に落ち込む中で、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移することなどにより、財源不足が大幅に拡大する状況となっております。


 このような状況を踏まえ、平成21年度の国の地方財政対策においては、「生活防衛のための緊急対策」に基づき、地方交付税を1兆円増額するなどの措置がなされ、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税の総額では、全国ベースで昨年度を2兆7,295億円上回る額が確保されるなど、地方の深刻な財政状況に一定の配慮がなされたものと考えております。


 このような中、平成21年度の本市の財政状況につきましては、まず歳入面では、景気の低迷、所得の減少などにより市民税においては個人、法人ともに減収となるほか、固定資産税においても評価がえの影響で1億6,000万円程度が減少するなど、主要な税目においては平成20年度を大きく下回る見込みであります。一方、地方交付税につきましては、さきに申し上げた「生活防衛のための緊急対策」により、地域雇用創出推進費が創設されたほか、臨時財政対策債の発行も措置されるところから、本市における一般財源総額は平成20年度と同程度と見込まれております。また、歳出面では、扶助費や公債費などの義務的経費が高い水準で推移していることに加え、施設の維持管理経費などの物件費や補助費、特別会計への繰出金などが年々増加いたしております。


 このため、平成21年度の予算編成に当たりましては、財政の健全性を堅持するため、自主財源の確保を図るとともに、すべての事務事業について徹底した見直しを行い、あらゆる角度から経費の節減合理化に努めたところであります。また、職員適正化計画の着実な実施などにより人件費の抑制を図るとともに、合併特例債など交付税措置のある有利な起債の活用に努めつつ新規発行債を抑制するなど、計画的な財政運営による財政基盤の強化にも積極的に取り組んだところであります。特に公債費に関しましては、行政改革を積極的に推進する地方自治体に対して、平成19年度から21年度の3年間において、過去に高金利で借り入れた公的資金を補償金なしで繰り上げ償還することが認められております。本市といたしましても、引き続き積極的に繰り上げ償還や低利債への借りかえに取り組むことにより、将来にわたる公債費負担の軽減を図ってまいります。


 このように、行政改革に関する取り組みを続ける一方、合併から3年間の足跡を経て、新市の一体感醸成をさらに加速させるとともに、諸施策の着実な推進により市勢の進展と市民福祉の一層の向上を目指していかなければなりません。新たなまちづくりの総合指針として市民の皆様の英知を結集した総合振興計画に基づき、「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部」の創造につながる施策を市民や企業の皆様とともに将来の夢をはぐくみながら着実に進行できるよう、限られた財源の有効活用に努めることとしております。


 このような基本方針のもとに予算を編成した結果、平成21年度の予算規模は、一般会計につきましては201億3,408万円で、前年度と比較して4.1%の減、9特別会計と2企業会計を加えた予算総額では398億1,015万9,000円となり、前年度と比較して4.6%の減となっております。


 続きまして、平成21年と主要施策の概要について、総合進行計画における6つのまちづくり方針に沿って、その主な内容をご説明申し上げます。


 第1には、「自然と共生し、水と緑の文化を創造するまちづくり」についてであります。


 自然環境の保全につきましては、雄大な北アルプスの景観と悠久の歴史の中で黒部川がもたらす良質な水資源などを守りはぐくむため、自然保護と環境保全を積極的に推進することにより、ここに生を営むものすべてが共生し、人にも環境にも優しいまちを築くよう努めてまいります。


 また、環境保全意識が高まっている中、環境に関する施策の推進に資するため、公害防止や環境ISO14001への取り組みを推進してまいります。


 河川・海岸環境の保全と整備につきましては、市民の皆様の参加と協力のもと、関係機関の協力を得ながら、その保全と環境美化活動を推進するとともに、水と親しみ、水を慈しむ空間を整備してまいります。


 森林環境の保全と活用につきましては、豊富な森林は観光資源ともなっており、野生鳥獣との共生も図りつつ、放置、荒廃森林の保全や森林環境の改善に資するため、森づくりプランに基づき里山の再生整備を推進してまいります。


 水を活かしたまちづくりにつきましては、全国でも有数の水に恵まれた地域であり、水環境の保全意識高揚のため、水の少年団活動への支援などを行うとともに、水に関するイベントや全国PRの推進に努めてまいります。


 自然エネルギーの利活用につきましては、豊富な水を利用した小規模発電などの調査研究を進めるとともに、一般住宅における太陽光発電システム設置に対して支援してまいります。


 また、バイオマスタウンを構築するため、引き続きPFI事業によるバイオマス利活用施設の整備を進めるほか、市民の皆様のご協力のもとで廃食用油を利用したバイオディーゼル燃料事業を実施してまいります。


 第2には、「地域特性を活かした産業育成のまちづくり」についてであります。


 農林水産業の振興につきましては、食に対する不安が高まる中、安全で安心な食材づくりの担い手育成策として、認定農業者や集落営農の育成並びに法人化への支援をしてまいります。また、農村環境の保全活動に対して支援をするとともに、土づくりのため土壌改良資材の散布などを引き続き推進してまいります。


 林業振興といたしましては、林道などの基盤整備を行うとともに、森林病害虫の防除の実施や地域産材の活用に努めてまいります。


 また、漁業振興として、水産資源の適正な管理、安定供給の確保のための支援を行うほか、水産基盤の整備、改良を進めてまいります。


 農産物の生産、流通といたしましては、「名水の里 黒部米」のPRと消費拡大に努め、新たに農商工連携事業としてモルト茶、モルト焼酎などの開発とブランド化に取り組むほか、物産品の販路拡大に向けて農産物直売所の整備を進めてまいります。


 産業の振興につきましては、現況の経済状況に対応するため、中小企業融資保証料助成金を大幅に増強するほか、引き続き企業誘致を促進し、立地企業や新技術開発、産業おこし推進事業に対して支援いたしてまいります。また、就労、雇用対策として、Uターンなどの就職セミナーの開催や勤労者融資を引き続き実施するほか、ふるさと雇用再生特別交付金などにより地域内での新たな雇用を創出してまいります。


 また、商工会議所と商工会への運営支援を実施いたしますとともに、「くろべフェア」の開催や中心市街地の活性化を目指す取り組みを支援してまいりたいと考えております。


 観光の振興につきましては、引き続き関係組織と連携しながら、国際観光、産業観光などさまざまな観光ニーズを踏まえた新たな取り組みや情報発信を展開してまいります。


 特に、広域観光事業につきましては、観光圏整備法に基づき、「富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏協議会」による新たな周遊観光ルートの創出に取り組むなど、新幹線開業を見据え、山・川・海の広域的な観光資源を最大限に活用した連泊型観光地の形成を目指してまいります。


 また、県と連携した観光キャンペーンや黒部市と氷見市を結ぶ、仮称でありますが、横断観光船などにより、関西・中京圏からの誘客を図るとともに、観光振興・地域活性化マネージャーの人脈と経験を活用し、中国からの修学旅行誘致にも取り組んでまいります。


 さらに、立山・黒部の歴史的・文化的魅力を国内外に発信し、地域の活性化につなげていくため、映画「黒部の太陽」上映事業を支援するほか、世界文化遺産登録を視野に入れた施設の管理計画を策定してまいります。


 第3には、「快適な暮らしを支える都市基盤の充実したまちづくり」についてであります。


 北陸新幹線の新駅周辺整備につきましては、5年後に迫る開業に向けて、新駅周辺整備計画に基づく事業用地の取得や測量業務、詳細設計などを進め、新駅周辺道路並びに新駅アクセス道路などの関連工事を計画的に推進してまいります。


 公共交通網の整備として、富山地方鉄道が行う鉄道軌道高度化設備の整備や生活路線バス運行費に対して支援するとともに、公共交通ネットワーク化などの検討を推進してまいります。


 道路の整備につきましては、幹線道路や生活道路につきましては、整備が必要な路線から計画的に道路環境を整備するとともに、JR黒部駅前整備を初めとして安心快適な歩行者空間の確保にも配慮してまいります。また、路面の補修や雪寒対策など、道路の安全を求める声におこたえするため、道路の維持修繕費や凍結防止剤購入費などを増額しております。


 幹線道路の整備といたしまして、引き続き新堂中新線と都市計画道路前沢植木線の整備を進めるほか、都市計画道路南線を整備してまいります。


 国道8号バイパスにつきましては、引き続き国などの関係機関に対して未着工区間の早期工事着手を積極的に働きかけてまいります。


 市街地・住宅の整備といたしましては、良好な居住環境の形成を目指し、引き続き三日市保育所周辺土地区画整理事業を推進するほか、市営住宅の地上波デジタル放送対応工事を進めてまいります。また、用途区域内への定住化を促進するため、民間宅地開発事業を支援してまいります。


 水道施設の整備につきましては、安全で安心なおいしい水を安定供給するため、計画的に漏水対策や老朽管の更新並びに設備の改良工事を行い、普及率と有収率の向上を図ってまいります。


 下水道の整備につきましては、公共下水道事業や農業集落排水事業などを合わせた普及率が平成20年度末で83.7%となっている状況でありますが、今後とも計画的かつ効率的に管路の延長を進め、普及率の向上に努めてまいります。また、厳しい財政状況の中、管渠敷設などにつきましては事業効率を優先した整備が必要となっており、従来は下水道事業認可区域外を対象としておりました合併処理浄化槽設置補助金について、認可区域内でも対象とする市単独補助金を創設することとしております。また、下水道流入量の増加対応、さらには危機管理能力の向上に向けて、処理場内の水処理施設棟の整備について、年次的に進めてまいります。


 公園・緑地の整備につきましては、市民のスポーツの拠点であり、多彩な交流促進の場であります総合運動公園の駐車場整備を進めるとともに、宮野墓地公園を拡張整備してまいります。


 情報・通信の整備につきましては、地域情報ネットワークの活用や電子自治体の推進を図り、開かれた行政の実現に努めてまいります。


 第4には、「健やかに安全で安心して暮らせるまちづくり」についてであります。


 保健・医療の充実につきましては、みずからが自己の健康管理と増進を心がけていただけるよう、指導・相談体制や啓発活動を充実するとともに、基本健診やがん検診などの健康診査を実施してまいります。


 新川地域の医療拠点である市民病院につきましては、医師など医療スタッフの充実に力を注ぐとともに、地域医療における安全・安心を確保するため、分娩数の増加に対応する陣痛室の増室や医局、薬局への出入りを管理するセキュリティーシステム設置を行うほか、脳外科用手術顕微鏡などの医療機器を更新し、高度医療を推進してまいります。そのほか、外来診療棟などの改築に向けた事業費を計上いたしました。


 地域福祉の充実につきましては、市民一人一人が自立と連帯の精神を持ち、年齢や障害の有無を超えてだれもがお互いに支え合いながら暮らせる社会を目指し、地域福祉推進体制の強化に努めてまいります。


 高齢者福祉の充実につきましては、引き続き、後期高齢者医療事業特別会計において、高齢者に対する適切な医療の確保を図ってまいります。また、高齢者の増加に伴い、要援護者やひとり暮らし世帯への対応や社会参加と交流の促進など、生きがい対策の充実に努め、高齢者が健康で生きがいを持って暮らせるまちを目指してまいります。


 障害者福祉の充実につきましては、地域社会で障害者が自立した生活を送れるよう、ノーマライゼーション思想の普及に努めるとともに、障害者の自立支援や生活支援事業を充実し、実施してまいります。また、合併時の未調整項目でありました福祉タクシー事業につきましては、サービス内容が高い旧宇奈月町の基準をもって統一し、障害者の外出などを支援してまいります。


 介護保険への対応につきましては、新たにシニア・フォローアップ運動教室を開設するなど、要介護状態となることを予防する事業を充実させるとともに、要介護者が自立した生活ができるよう包括的地域ケア体制を推進してまいります。


 子育て支援の充実につきましては、一人一人の子供を大切に守り育てていく地域密着型の子育て支援体制の構築に向けて、保護者負担の軽減のため小学校6年生までを対象とした医療費助成を引き続き実施してまいります。また、妊産婦健診の内容を大幅に拡充するほか、新たに3歳児健診後の発達状況を見守る、「すまいるキッズ教室」を開設するなど、育児相談や母子保健活動の充実に努めてまいります。さらに、市内保育所において一時保育サービスを拡充し、家庭での保育が困難な場合にも対応してまいります。


 消費者支援施策の充実につきましては、消費者の各種相談に対応できる体制の整備を図ります。


 消防・防災体制の充実につきましては、消防署施設の老朽化・耐震対策として、消防署整備の取り組みを進めることとしております。また、救急救命率の向上に向け、救急救命士の養成を行うほか、安全で安心して暮らせる消防体制を維持していくため、消防分団車1台を更新いたします。なお、災害発生時の情報伝達手段として、コミュニティFM放送への緊急割り込み放送システムを整備するほか、県の総合防災訓練を市内で実施することにより、地域防災力を高めてまいります。


 防犯体制の充実につきましては、地域ぐるみの連携のもと、安全なまちづくり推進センター事業などの促進による防犯体制の強化を図ります。


 交通安全の推進につきましては、交通事故をなくすため、街頭指導など交通安全思想の普及啓発や交通安全施設などの整備に努めてまいります。


 ごみの減量化・リサイクルの推進につきましては、地球温暖化に関心が高まる中、ごみの減量化やリサイクルに対する意識啓発活動を推進するとともに、新たに前沢地区において資源物常設ステーションを開設し、循環型社会の構築を目指してまいります。


 第5には、「個性と創造性を伸ばし豊かな心を育むまちづくり」についてであります。


 家庭教育の充実につきましては、親子ふれあい活動や地域食育支援事業を推進し、地域で子供を育てる環境の充実に努めてまいります。


 学校教育の充実につきましては、学校運営を支えるスタディメイトを増員するほか、国際理解教育や豊かな体験活動事業などを展開し、感性と創造性豊かな人材の育成に努めてまいります。


 教育施設の整備といたしましては、学校給食センターや中央小学校ランチルーム・体育館の建設事業などを推進し、教育環境を整備してまいります。


 青少年の健全育成につきましては、家庭、各種団体がそれぞれの役割を果たしながらお互いに連携し、多様な活動ができる施策の充実や指導者の育成に努めるとともに、育成団体などの活動に対して支援してまいります。


 生涯学習の推進につきましては、多様な学習ニーズに対応するため、その活動拠点として、ふれあい交流館や公民館などの施設を充実し、自主的に学ぶことができる学習機会を提供してまいります。


 文化・スポーツの振興につきましては、まず芸術文化の振興では、すぐれた芸術を鑑賞し、親しむ機会をふやすために、芸術祭の開催と芸術文化活動への支援を行います。


 また、国際文化センターや図書館、美術館などの各施設につきましては、それぞれの設置趣旨に基づきながら、市民の皆様に親しまれる企画などを実施してまいります。


 さらに、文化財保護調査事業といたしまして、国道8号バイパスの埋蔵文化財調査を引き続き実施いたします。


 次に、スポーツの振興につきましては、市民の健康増進とスポーツによる交流人口の増加に向けて各種スポーツ教室や大会を充実するとともに、スポーツイベントなどの誘致並びに総合型地域スポーツクラブに対する支援を行います。また、平成22年に開催いたします全国スポレク祭の準備を進めてまいります。


 国際化への対応につきましては、外国人向け日本語教室を開催し、気軽に国際交流ができる環境づくりを進めてまいります。


 また、中学生の国際理解教育を推進し、現地での体験によりその視野をさらに広げるため、姉妹都市オランダ・スネーク市に派遣する交流研修を実施いたします。


 第6には、「市民と行政が一体となったまちづくり」についてであります。


 市内外との連携・交流の促進につきましては、根室市とのスポーツ交流を引き続き実施するほか、定住・半定住などの推進事業に取り組んでまいります。


 開かれた行政への取り組みにつきましては、多様化する行政ニーズに的確に対応し、市民の皆様と行政が一体となったまちづくりを推進するため、市政についてお互いに意見を交わすタウンミーティングを定期的に実施いたします。


 また、広報くろべやみらーれTV、ラジオ・ミュー、インターネットなどのメディアを活用し、情報の公開に努めます。


 市民活動支援への取り組みにつきましては、市民の皆様がまちづくり、地域づくりに参画・参加できる環境づくりとして、自治振興会などを中心としたさまざまな地域のコミュニティー活動や地域を越えたボランティア活動、まちづくりNPO活動などの支援を積極的に行います。また、協働のまちづくりに関する取り組みを進め、市民・企業・行政それぞれが役割を担う体制の構築に向けて検討してまいります。


 男女共同参画社会の推進につきましては、男女がお互いの人権、尊厳を認め合い、性別にとらわれず個性と能力が発揮できる社会をつくることを目指し、男女共同参画都市宣言に基づき、その取り組みを進めてまいります。


 市民と一体となった計画的行政運営の推進につきましては、現在構築中の事業評価システムをさらに充実させ、成果目標などによる客観的な評価により施策の効果や成熟度を高めるとともに、行政文書を共有化し、情報の有効活用を図るため、文書管理システムの構築を進めてまいります。


 市庁舎建設に関しましては、これまで新庁舎建設検討委員会において、その必要性や規模、機能などについて協議を重ねられておりますが、新年度からはさらに具体的な協議を進めてまいります。


 健全財政の推進につきましては、財政健全化法に則した財政運営を常に念頭に置きつつ、選択と集中により真に求められる施策を着実に進めるとともに、さらに事務事業及びその執行方法の見直しを行ってまいります。また、公会計制度の導入に向け、売却可能資産の評価を行い、資産と債務の適切な管理と情報公開を進めてまいります。


 次に、合併関連の施策については、小学校統合による跡地利活用として、仮称・宇奈月地区コミュニティセンターの建設費を計上いたしました。


 このほか、本年5月に市内で実施されます北信越市長会の開催費を計上したところであります。


 以上、施策の一端について申し上げました。


 次に、歳入予算のうち、主なものについてご説明申し上げます。


 まず、一般会計におきましては、市税収入として77億4,947万9,000円を計上しております。各税目の見積もりに当たりましては、これまでの本市の税収動向に加え、税制改正に伴う影響額、地方財政対策などを総合的に勘案し、計上したところであります。


 地方交付税につきましては、地方財政対策における国の地方交付税総額や本市の基準財政収入額及び需要額の動向などを総合的に勘案し、見込み得る額を計上しております。


 国及び県支出金につきましては、事業の内容、採択の見通しなどの精査、把握に努め、それぞれ事業に見合った額を計上いたしております。


 利子割交付金、地方消費税交付金、地方特例交付金などの各種交付金につきましては、国の財政対策などを基礎として積算の上、計上いたしております。


 市債につきましては、公共事業などの財源として必要な額を計上したほか、国の制度による財源対策として臨時財政対策債を発行することとしております。合併特例債につきましては、総合振興計画に盛り込まれた事業の推進を図るため、13億5,890万円を計上しております。


 使用料・手数料につきましては、過去の実績を勘案するとともに、適正な受益者負担の見直しを図った上で、見込み得る額を計上しております。


 以上のような歳入の状況でありますが、なお不足する額につきましては、財政調整基金の繰り入れをもって編成したところであります。


 また、特別会計、企業会計につきましても、それぞれ見込み得る財源のほか、一般会計からの繰り入れをもって財源調整を行ったところであります。


 以上、平成21年度の予算概要を申し上げましたが、市民並びに議員各位のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。


 次に、平成20年度補正予算について申し上げます。


 まず、一般会計の補正予算についてであります。


 補正額は7億9,206万5,000円の追加で、補正後の予算総額を219億7,461万7,000円とするものであります。


 国庫補助事業といたしましては、定額給付金給付事業及び子育て応援特別手当事業に係る経費と造林整備事業に係る事業費などを追加計上するほか、後期高齢者医療基盤安定負担金及び病後児保育事業の財源更正をするものであります。


 篤志寄附によるものといたしましては、社会福祉振興事業基金積立金、教育文化振興基金積立金の追加を計上いたしました。


 地域活性化・生活対策臨時交付金によるものといたしましては、かんがい排水熊野地区に係る土地改良事業補助金を初め、旧三日市小学校、旧愛本小学校、旧宇奈月小学校のプール解体費や旧愛本公民館解体費を追加計上するほか、新幹線駅前周辺整備事業の財源更正などを計上いたしております。


 そのほかの補正といたしましては、新川広域圏事務組合分担金の減額を計上いたしました。


 歳入では、市税のほか国庫支出金、県支出金、寄附金などを追加するとともに、繰入金及び市債を減額するものであります。


 繰越明許費は、年度内に完了しない見込みの事業費を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。


 国民健康保険事業特別会計は、一般被保険者高額療養事業を初めとする3事業において財源更正するものであります。


 後期高齢者医療事業特別会計は、保険料特別徴収に係るシステム改修費などを追加するものであります。


 農業集落排水事業特別会計は、田家地区、東布施地区、前沢地区の農業集落排水施設管理組合からの資産などを受け入れ、農業集落排水事業基金積立金を追加するものであります。


 公共下水道事業特別会計は、管渠整備に伴う国庫補助事業費を減額するものであります。


 地域開発事業特別会計は、住宅団地の区割り変更に伴い、その造成費用などを追加するものであります。


 「議案第19号」は、除雪対策事業費と緊急雇用創出事業費を計上した「平成20年度黒部市一般会計補正予算(第4号)」について、専決処分の承認をお願いするものであります。


 次に、予算以外の議案について申し上げます。


 条例関係の案件につきましては、職員の修学部分休業制度の創設に伴う規定を整備する「黒部市職員の修学部分休業に関する条例の制定」ほか8件を提出しております。


 その他の案件につきましては、バイオマス利活用による下水道汚泥処理施設に係るPFI事業者との契約議案を提出いたしております。


 以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げました。


 なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げたいと思います。


 何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げて提案理由といたします。どうかよろしくお願いいたします。


              〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(中谷松太郎君)お諮りいたします。「議案第1号 平成21年度黒部市一般会計予算」については、委員会条例第6条の規定により、議長を除く21名の委員をもって構成する「予算特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(中谷松太郎君)ご異議なしと認めます。よって、「議案第1号」については、議長を除く21名の委員をもって構成する「予算特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。


 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、3月3日から6日までの4日間は本会議を休会することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(中谷松太郎君)ご異議なしと認めます。よって、3月3日から6日までの4日間は本会議を休会とすることに決しました。


 なお、3月7日及び8日の2日間は市の休日でありますので休会であります。


 3月9日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。


 一般質問の通告書は4日正午まで提出願います。


 本日はこれをもって散会いたします。





  散会 午前10時56分