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富山県 黒部市

平成20年第3回定例会(第1号 9月 8日)




平成20年第3回定例会(第1号 9月 8日)





 






平成20年第3回黒部市議会9月定例会会議録


平成20年9月8日(月曜日)





               議 事 日 程(第1号)


                           平成20年9月8日(月)


                           午前10時開議


 第1  会議録署名議員の指名


 第2  会期の決定


 第3  議案第59号 平成20年度黒部市一般会計補正予算(第2号)


     議案第60号 平成20年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第


            1号)


     議案第61号 平成20年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)


     議案第62号 平成20年度黒部市水道事業会計補正予算(第1号)


     議案第63号 黒部市ふるさとサポート基金条例の制定について


     議案第64号 公益法人等への黒部市職員の派遣等に関する条例の一部改正に


            ついて


     議案第65号 黒部市特別職報酬等審議会条例等の一部改正について


     議案第66号 黒部市墓地、納骨堂又は火葬場の経営の許可等に関する条例の


            一部改正について


     議案第67号 黒部市農村文化伝承館山本家条例の一部改正について


     議案第68号 黒部市おおしまパークゴルフ場条例の一部改正について


     議案第69号 黒部市営住宅条例及び黒部市特定公共賃貸住宅条例の一部改正


            について


     議案第70号 黒部市立公民館条例の一部改正について


     議案第71号 黒部市宇奈月体育センター条例の一部改正について


     議案第72号 交通安全都市宣言について


     議案第73号 スポーツ健康都市宣言について


     議案第74号 字の区域の変更について


     認定第 1号 平成19年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について


     認定第 2号 平成19年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の


            認定について


     認定第 3号 平成19年度黒部市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の


            認定について


     認定第 4号 平成19年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定


            について


     認定第 5号 平成19年度黒部市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の


            認定について


     認定第 6号 平成19年度黒部市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認


            定について


     認定第 7号 平成19年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定


            について


     認定第 8号 平成19年度黒部市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決


            算の認定について


     認定第 9号 平成19年度黒部市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定に


            ついて


     認定第10号 平成19年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計


            歳入歳出決算の認定について


     認定第11号 平成19年度黒部市病院事業会計決算の認定について


     認定第12号 平成19年度黒部市水道事業会計決算の認定について


     報告第 4号 平成19年度決算に係る健全化判断比率等の報告について


           (28件 提案理由説明 ・ 1件 報告)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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本日の出席議員     22人


     1番 小 柳 勇 人 君       2番 谷 口 弘 義 君


     3番 辻   靖 雄 君       4番 竹 山 繁 夫 君


     5番 内 橋 健 治 君       6番 寺 田 仁 嗣 君


     7番 吉 松 定 子 君       8番 伊 東 景 治 君


     9番 橋 本 文 一 君      10番 辻   泰 久 君


    11番 山 内 富美雄 君      12番 松 原   勇 君


    13番 山 本 達 雄 君      14番 吉 田 重 治 君


    15番 中 谷 松太郎 君      16番 松 本 正 則 君


    17番 川 上   浩 君      18番 新 村 文 幸 君


    19番 岩 井 憲 一 君      20番 森 岡 英 一 君


    21番 稲 田   弘 君      22番 坂 井   守 君


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本日の欠席議員    な し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長            堀 内 康 男 君


  副市長           中 谷 延 之 君


  総務企画部長        名 越   誓 君


  市民生活部長        岩 井 哲 雄 君


  産業経済部長        石 川 幹 夫 君


  都市建設部長        岩 井 宏 道 君


  上下水道部長        山 田 丈 二 君


  地域センター長       此 川 健 道 君


  会計管理者         平 野 正 義 君


  総務企画部次長総務課長   能 澤 雄 二 君


  市民生活部次長保険年金課長 河 田 忠 之 君


  農業水産課長        米 陀 峰 信 君


  都市建設部理事       舟 田 浩 志 君


  上下水道部次長水道課長   竹 山 勝 幸 君


  総務企画部次長企画政策課長 大 川 信 一 君


  財政課長          中 田 博 己 君


  行政係長          林   茂 行 君


 病  院


  市民病院長         新 居   隆 君


  市民病院事務局長      岡 崎 文 夫 君


  市民病院事務局次長     沢 井 利 夫 君


 消防本部


  消防長           橋 本 政 秀 君


  消防本部次長        苫   哲 朗 君


 教育委員会


  教育委員長         本 多 省 三 君


  教育長           中 山 慶 一 君


  教育部長          幅 口 文史朗 君


  学校教育課長        平   正 夫 君


 代表監査委員         福 島   樹 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長          荻 野 佳 秀 君


  議事調査課長        能 登 澄 雄 君


  主幹            滝 沢 茂 宏 君


  主査            橋 本 正 則 君


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○(一般質問通告)


一般質問(代表)


 市民クラブ 山内富美雄議員


      ・1 三日市保育所周辺土地区画整理事業について


       (1)変則交差点の解消について


       (2)三日市新光寺線の木橋のかけかえについて


       (3)木橋工事のための迂回路について


       (4)区画内の歴史的価値のある建造物の保存について


       (5)区画整理事業の促進について


      ・2 小・中学校の改築(新築)について


       (1)中央小学校の追加予算について


       (2)桜井中学校の新築について


 日本共産党 橋本文一議員


      ・1 農業について


       (1)自国の食糧は自国で賄うことが原則である。世界的


         に食糧不足が叫ばれる中、日本の食糧自給率が40%


         を割っている今、ミニマムアクセス米を政府は年間7


         7万トンも輸入している。そのことによって転作や米


         価の下落をどう招いている。市長は、この状況をどう


         思っているのか


       (2)昨年、政府が導入した「品目横断的経営安定対策」


         で米価が大暴落した。大規模農家を含め、すべての農


         家が危機的状況にあると思うが、市長は農家の現状を


         どのように把握しているのか


       (3)農業は、だれもが否定できない黒部市の基幹産業で


         ある。農家の努力が土をつくり、黒部川扇状地の肥沃


         な土地を生かし、黒部市の農業を県下に誇るコメどこ


         ろに発展させてきたが、市長は黒部市の農業をどう位


         置づけているのか


       (4)肥料・飼料・燃料等が高騰する中、これ以上の経費


         削減は限界である。市長は妥当な生産者価格はどの程


         度だと思っているのか


       (5)転作田や耕作放棄地における、飼料米やバイオマス


         米等も視野に入れた作付も早期に進めていくべきと思


         うが


       (6)黒部市の農業を守っていくには、若い後継者や担い


         手が安心して農業に取り組める、市独自の転作への補


         助や就農支援が重要だと思うが


      ・2 災害に強いまちづくりについて


       (1)この夏、全国各地で大雨が短時間に局地的に降り、


         床上・床下浸水、土砂崩れなどの被害が発生した。県


         内においても南砺市や富山市などで大きな被害をもた


         らした。黒部市の市街地等においても、慢性的に溢水


         する箇所等があるが、早急に対策をとるべきと思うが


       (2)急激な宅地化や開発が想定される地域の既存用水等


         の溢水対策はどうなっているのか


       (3)東京都や富山市等において、地下道での車が水没す


         るという災害があった。黒部市にも幾つもの地下道が


         あるが、緊急時における対応は万全なのか


       (4)災害時においては、住民は市職員が頼りだと思う。


         災害時における職員の対応マニュアルの訓練も必要と


         思うが


      ・3 豊かな緑と扇状地の環境について


       (1)雄大な黒部峡谷と黒部川扇状地の豊かな自然は、市


         の大切な観光資源であり宝である。また、森を守り育


         てることは、二酸化炭素削減に貢献することでもあり、


         温暖化対策においても重要だと思うが


       (2)これまでもカシノナガキクイムシの被害と対策につ


         いて指摘してきた。被害状況の把握と対策が適当であ


         ったと思うのか


       (3)昨年、黒部峡谷にも被害が広がり、現在では、黒部


         峡谷鉄道森石駅より先の国有林にも広がっている。今


         後、どのような対策をとっていくのか


       (4)県指定の天然記念物・愛本のウラジロガシ林や市指


         定の天然記念物・福平地内白山社のウラジロガシ林内


         でも被害が見られるが、今後の対策をどのように行っ


         ていくのか


       (5)扇状地下流域では、「絶滅危惧種第二類」であるメ


         ダカや「希少種」オオタニシ、ドブシジミ、ナマズが


         生息することは豊かなあかしである。多様な生物が生


         息できる河川を一部分でも早急に整備保全すべきと思


         うが


      ・4 市内の残すべき樹木(街道松など)について


       (1)市内には、加賀藩時代の街道松が4本あるが、栃屋


         地内の松は近年急激に樹木が衰えた。天然記念物の指


         定も視野に入れ対策をとるべきだと思うが


       (2)市内の公有地や民有地等には、それぞれ地域を代表


         する巨木や銘木などが数多くある。地域住民の協力を


         経て調査する替えはないのか


 会派清流 川上 浩議員


      ・1 原油高に伴う農業諸資材高騰への対応策について


       (1)支援策を早急に打ち出すべきである


      ・2 世界遺産登録に向けた活動の盛り上げについて


       (1)世界遺産登録の意義と「立山・黒部」の登録に向け


         たコンセプトは何か


       (2)これまでの取り組み経過と今後の活動をどのように


         考えているのか


       (3)県との連携による、市民への活動の盛り上げが不十


         分ではないか


      ・3 水博物館事業の存続と継承について


       (1)広域圏事業としての取り組み経過と現状はどうなっ


         ているのか


       (2)今年度中に方向づけをすると聞くが、見通しはどう


         か


       (3)「名水の里 くろべ」として水博物館構想への具体


         的考えを示すべきである。


      ・4 黒部市民病院の理念と経営実態及びマスタープランに


         ついて


       (1)医療提供や経営の現状はどうなっているのか


       (2)新川医療圏における役割とその現状をどうとらえて


         いるのか


       (3)医療圏における役割を担うための施設整備計画はど


         うなっているのか


 新樹会 松原 勇議員


      ・1 防災について


       (1)市内防災設備の現状及び点検体制の確認について


       (2)「ゲリラ豪雨」等に対応したハザードマップの見直


         しについて


       (3)防災無線ラジオの普及について


       (4)本年度の国の災害復旧事業費用53億円の事業費配


         分について


       (5)21年度分、復旧・改良事業の要求について


      ・2 黒部市民病院におけるマスタープランの作成について


       (1)公立病院改革ガイドラインの概要について


       (2)黒部市民病院施設整備マスタープランについて


       (3)新川医療圏における黒部市民病院の役割について


       (4)改築する建物、場所及び工事工程表について


       (5)工事費概算額119億円等の財源問題について


      ・3 環境問題、PCB廃棄物処理の状況について


       (1)PCB廃棄物処理の状況について


       (2)黒部市内に処理されていないPCBを利用した廃棄


         物、電気機器はどれくらいあるのか


      ・4 北方領土返還について


       (1)北方四島ピザなし訪問団に参加しての感想は


       (2)北方四島の返還を国に対して強く要望すべきである


一般質問(個人)


 5番 内橋健治議員


      ・1 中山間過疎地域の活性化策について


       (1)中山間過疎地域の現状と課題について


       (2)中山間過疎地域の取り組みについて


       (3)空き家を利用した移住促進事業について


       (4)栗虫地区の活性化について


      ・2 明日どやまらんど周辺活性化策について


       (1)明日キャンプ場設備の充実について


       (2)ファミリースキー場について


       (3)ホタルの住める環境整備について


       (4)明日温泉山荘について


 3番 辻 靖雄議員


      ・1 財政の健全化策の取り組みについて


       (1)新法「自治体財政健全化法」の特徴と導入による効


         果について


       (2)平成20年度の予算執行への影響について


       (3)総合振興計画の健全財政の推進に対して修正・変更


         はあるのか


      ・2 安心・安全の医療について


       (1)麻疹(はしか)や結核の現状と対策について


       (2)人間ドックの人気の秘密について


       (3)電子カルテ体制の落し穴について


      ・3 行政改革の推進について


       (1)平成21年度の地区要望に対する採用基準の方針に


         ついて


       (2)一般公用車をエコ・カーに切りかえを


       (3)自動販売機の売上金の一部を市の事業に


      ・4 教育の向上について


       (1)家庭教育の充実について


       (2)全国学力テストの結果と課題について


       (3)子ども議会の設置について


 7番 吉松定子議員


      ・1「黒部市男女共同参画都市宣言」に向けてについて


       (1)「男女共同参画都市宣言」はどのようにして進めら


         れているのか


       (2)20年度、黒部市の審議委員及び各委員会の女性の


         登用率はどうなっているのか


       (3)都市宣言するからには、各地区振興会等に女性の配


         置の協力及び要請を推進していただきたい


 6番 寺田仁嗣議員


      ・1 住んでよし、訪れてよしのまちづくりと観光について


       (1)市長から見た観光の原点について


       (2)落差4,000メートルの地形を持つ黒部市のアピ


         ールについて


       (3)多くの市民に共有した観光認識を持たせるには、何


         が大切か


       (4)訪れた人に刺激と感動を与える「もてなし」のある


         ウエルカムについて


       (5)まち歩きを基点としたネットワークについて(市内


         と広域観光としてのネットワークについて)


       (6)滞在型、自然活用型の観光について


       (7)黒部川における日本一の秋グミの群生地を積極的に


         生かすべきでないか


      ・2 安全・安心な農業について


       (1)草刈り作業と環境美化について


       (2)地産地消(野菜)と農薬について


 1番 小柳勇人議員


      ・1 市民窓口サービスの利便性向上について


       (1)市民窓口サービス体制のあり方について


       (2)営業時間延長、ワンストップサービスなどの市民窓


         口の利便性向上についての考え方について


      ・2 食育について


       (1)食育の推進と食育から見た新しい給食センターの役


         割について


 2番 谷口弘義議員


      ・1 雇用促進住宅の退去問題について


       (1)今住んでいるところに住み続けるということは、ま


         ちづくりの基本であると思うが


       (2)政府は、雇用促進住宅を廃止し、地方自治体への売


         却、または取り壊しを計画している。市内にある金屋、


         堀切の雇用促進住宅は市民にとっても大切な役割を果


         していると思うが


       (3)雇用促進住宅の廃止で、住民が行き場を失うような


         ことはあってはならない。これは住み続けるという基


         本的人権の問題、社会保障の問題と思うが


       (4)市営住宅を廃止するときに、市は国が行うような強


         制退去のようなことはできるのか


       (5)退去を求められている住民に、市はどのような対応


         をするのか


      ・2 国民健康保険法第44条について


       (1)医療制度の充実は社会保障の根幹であると考えるが


       (2)国保法第44条に基づく、医療費窓口負担の減免制


         度は黒部市にはない。法があるのになぜ黒部市はやら


         ないのか


       (3)国保加入者の中に、生活が苦しくて市民病院等に医


         療費が払えない人はいないのか


      ・3 後期高齢者医療制度について


       (1)後期高齢者医療制度では、医療給付費の負担割合を


         公費50%、各医療保険からの支援金40%、後期高


         齢者10%となっている。市長は、「高齢者の保険料


         で支える負担割合は変わらない」と答弁してきた。こ


         れからも負担割合が変わらないと考えるのか


       (2)受けられる医療はこれまでと変わらないと政府は書


         いている。今までと変わりがないのなら、なぜ厚生労


         働省は「担当医制度」を決め、月6,000円の診療


         報酬を決めたのか


       (3)市長は6月定例会で「実際の生活の実態に配慮が欠


         けていた点など、大変理解されがたい点が見受けられ


         た」と述べているが、実際の生活の実態に配慮が欠け


         ていた点、理解されがたい点とは何か


       (4)始まってから5カ月たっても、次から次へと直さな


         ければならないような医療制度はやめるべきと思うが


      ・4 黒部川・宇奈月ダム・出し平ダムの濁りの解消につい


        て


       (1)21世紀は環境と水の世紀とも言われている。泥を


         ためて流すということを環境面及び水生生物の環境か


         ら見てどう考えているのか


       (2)黒部川・宇奈月ダム・出し平ダムの濁りの早期解消


         は観光資源及び本来の川のあり方から見ても必要と思


         うが


       (3)洪水になったら、流水量を調整しながら自然な形で


         流す。水がきれいになったらダムに貯水する。このこ


         とをどう考えるのか。


       (4)ことしの6月に開催された「黒部川土砂管理協議会」


         で市長は、「自然な形で流すことが重要。管理が難し


         い黒部川は、今後も国で管理してほしい」などと要望


         したと報じられている。「自然な形で流す」とは、ど


         ういうことなのか。


 13番 山本達雄議員


      ・1 有害鳥獣の被害防止と対策について


       (1)猿被害と集団の大型化について


       (2)イノシシの出没と被害の現状は


       (3)有害鳥獣捕獲隊の高齢化とハンターの養成支援につ


         いて


 8番 伊東景治議員


      ・1 全国学力テストについて


       (1)前回の調査結果を踏まえての学校の対応について


       (2)保護者や地域への具体的な協力について


       (3)世代間の違いはあるのか


       (4)秋田県や福井県に学ぶ点はないのか


       (5)学力調査の必要性について


      ・2 新しい学習指導要領と完全実施に向けた対応について


       (1)移行措置に対する検討は


       (2)英語特区についての効果は


       (3)外国語活動の移行期間からの取り組みについて


       (4)実施に向けた課題と県、国への要望について


       (5)新学習指導要領はなぜ関心が高いのか


      ・3 保育所の民営化の現状と今後の対応について


       (1)これまでの民営化と課題は


       (2)石田と生地のこども園について


       (3)こども園により民営化計画に影響はあるのか


       (4)今後の保育所のさらなる民営化について


      ・4 新型インフルエンザとその対策について


       (1)なぜ新型インフルエンザなのか


       (2)市民病院における今後の対応について


       (3)行政の対策について


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                 開 会 の 宣 告


  午前10時00分


○議長(稲田 弘君) 本日、9月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は「全員」であります。


 定足数に達しましたので、これより、平成20年第3回黒部市議会9月定例会を開会いたします。


 これより、諸般の報告を行います。


 監査委員から例月出納検査の5月分、6月分及び7月分の結果報告がありました。


 お手元に配付したとおりであります。


 説明は省略させていただきます。


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                 開      議


  午前10時01分 開 議


○議長(稲田 弘君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、「吉松定子君」及び「伊東景治君」を指名いたします。


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○議長(稲田 弘君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から9月22日までの15日間といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(稲田 弘君) ご異議なしと認めます。


 よって、会期は15日間と決定いたしました。


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○議長(稲田 弘君) 日程第3、「議案第59号から議案第74号まで」、「認定第1号から認定第12号まで」及び「報告第4号」以上、29件を一括議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) おはようございます。どちら様も大変ご苦労さまでございます。


 きょうはさわやかな秋晴れになりました。周りの田んぼを見ますと、黄金色に輝く稲穂が重そうにこうべをたれております。1等米が100%になって、大豊作になることを願う次第であります。


 それでは、9月定例会提案理由説明をさせていただきます。


 本日ここに、平成20年第3回黒部市議会9月定例会を召集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。


 提案理由の説明に先立ちまして、まずはじめに、北方領土ビザなし交流についてご報告を申し上げます。


 去る8月21日から25日までの5日間にわたり、全国の都道府県民会議関係者や元島民の方々などからなるビザなし交流訪問団63名の一員として、色丹島及び択捉島を訪問いたしました。色丹島では、22日に水産加工場や日本の人道支援により建設されたディーゼルエンジンの発電所及び、これも日本の人道支援によってた建てられましたプレハブ学校の横に今は新しい学校が建設されているわけでありますが、それらを視察し、交流会に参加いたしました。


 択捉島では、23日にクリル地区行政府を訪問し、環境問題や戦前に日本人が住んでいた貴重なあかしである郵便局や水産会社事務所といった日本家屋の保存などについて、副行政長と懇談する機会を得ました。また、24日には、防災や環境問題、領土問題などをテーマに、現地住民の方々との対話集会に参加し、交流を深めてまいりました。


 今回の訪問において、ロシア政府により空港や港湾、道路建設などのインフラの整備が急速かつ計画的に進められている島の現状を目の当たりにしてきた一方で、海の汚染や島の自然に対する乱開発などの環境や医療に対するおくれを危惧いたしました。


 今回のビザなし訪問は、私自身、大変貴重な体験となり、改めて北方領土問題の難しさ及びその解決の必要性を実感いたしたところであります。この経験を生かし、今後ともさらに粘り強く北方領土返還要求運動を進めてまいりますので、議員はじめ関係各位には、より一層のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。


 続いて、市政の概要等について申し上げます。


 第29回夏季オリンピック・北京大会において、日本は、金・銀・銅合わせて25個のメダルを獲得し、日本選手団の目覚ましい活躍は、国民に大きな感動を与えたところであります。ここに至るまでの選手並びに関係各位の皆さんの努力と奮闘に敬意を払うとともに、心からねぎらいを申し上げます。この大きな感動が日本の活力の源となることを願う次第であります。


 当市におきましても、地域スポーツ振興と競技力向上を目的に力を入れております県民体育大会におきまして、昨年に続き、ことしも富山市、高岡市に続き、一般で総合3位と、顕著な成績を残すことができました。


 また、小中学生においては、鷹施中学校野球部が第38回中部日本地区選抜中学校軟式野球大会で優勝したほか、全国大会や北信越大会などに数多くの選手が出場いたしました。選手の皆さんのご活躍、ご健闘を心からたたえたいと思います。


 また、今定例会には、スポーツと健康に関する都市宣言の議案を提出しておりますが、「市民ひとり1スポーツ」を合い言葉とし、生涯にわたりスポーツに親しむことにより、スポーツを通じた健康づくりと地域振興を今後とも積極的に推進していきたいと考えております。


 次に、最近の経済情勢並びに国政関係について申し上げます。


 内閣府が公表いたしました8月の月例経済報告によりますと、国内景気の基調判断を「景気は、このところ弱含んでいる」と下方修正しております。また、アメリカ経済の減速の影響により、景気を牽引してきた輸出が減少し、食料品やガソリンの値上がりにより個人消費も不振であるなど、景気後退局面入りが鮮明になってきております。


 今般、政府におきましては、現下の景気の状況に鑑み、当面する原油や原材料費の高騰への対応や生活者の不安を解消し、安心を実現するための総合経済対策を決定いたしました。


 このような中、福田首相が突然の退陣を証明されたことは大変驚きました。先に打ち出された経済対策の実施により、速やかに景気の回復が図られることを期待していただけに、大変残念であります。今後は、政治空白により国民生活に不安や混乱が生じないよう、早急に後継総理が選出され、日本経済を回復軌道に乗せるための政策が進められることを望むものであります。


 一方、本市の経済状況は、黒部商工会議所の第1四半期の地域景況調査、DI調査におきましては、「市内の企業を取り巻く環境は厳しく、経営環境は悪化している」とされており、市内企業におかれましては、厳しい状況にあるものと認識いたしております。しかし、幸いにも本市では、企業家の皆さんやお勤めの皆さんの常日頃の努力により、堅実な経営に努められていることに心から敬意と感謝を申し上げるものであります。今後も引き続き、このご尽力とさらなる飛躍を期待するものであります。


 次に、交流による地域活力の創造について申し上げます。


 7月に、東海北陸自動車道が全線開通し、東海・北陸両地域の人・モノ・情報の大動脈が整備され、富山県と中京方面との物流効果及び観光入り込みの増加などが期待されております。このように、交通基盤の整備が地域経済に与える波及効果は大きく、約6年後に迫った北陸新幹線開業においても、新駅が県東部地域における交流拠点として、またさらに大きな交流の扉を開く大きなチャンスとして、市民の皆さんの夢と希望を形にしてまいりたいと考えております。


 全国的に人口が減少していく中にあって、当市においても、根室市とのスポーツ交流や東京都千代田区の子供たちとの都市農村交流事業など、地域活性化のための各種交流事業を展開しております。今後は、「定住人口」や「交流人口」に加えて、インターネットなどを通じた情報発信により、集客の促進や産品のブランド化を図る「情報交流人口」や地域づくりを外部からサポートする「協働人口」といった多様な人口を総合的にとらえて、地域活力の維持向上を図っていく見方があります。まずは、地域資源を発掘し、磨き上げ、黒部ブランドとして価値・魅力を高め、その情報を積極的に発信する中で交流が生まれ、人が集うことで地域産業の発展を促すことができます。さらに、情報発信手法を高めながら、全国の黒部ファンや、ふるさと応援団といった交流顧客づくりを進めていくことが大切だと考えております。


 地域活性化は、日本のどの地域においても共通の課題であります。そこに住む人が生き生きとし、地域に対する愛着を深め、さらに誇りを持つことが重要であると同時に、経済的な面や雇用の面に結びつく利活用を考え、黒部市ならではの取り組みを進めてまいりたいと考えております。


 次に、災害の防止について申し上げます。


 去る7月28日に、南砺市及びその近隣市で発生した豪雨により、住宅や道路、河川、農林関係施設に大きな被害がありました。被害を受けられた方々に対して、心からお見舞いを申し上げるとともに、不自由な生活を強いられている人々の生活の復旧が早急に図られることを心よりお祈りをいたしております。


 また、8月16日には、県内各地で、集中豪雨により、住宅、店舗などに浸水被害が発生しました。近年、局地的な集中豪雨が増加し、建物への浸水被害や河川の急激な増水による事故も全国各地において多発しております。


 このような突然の災害や地震などによる大規模な災害に備えるため、昨日、市内各地区の自主防災組織をはじめとした防災関係機関及び民間企業、地域住民の方々の参加により、昨年に引き続き、二度目の市総合防災訓練を大布施地区において実施いたしました。


 今回の訓練では、今年の高波越波被害の経験から、浸水被害に対する実践的な訓練として、新たに、自主防災組織の皆さんによる土のうづくり訓練を行いました。また、災害の発生時には、情報収集及び伝達活動の的確かつ迅速な確立が重要でありますが、今回の訓練では、現地対策本部から住民に対する情報伝達の初動訓練を実施したところであります。


 市では、今後とも、災害防止のために国・県関係機関との連携のもと、危険箇所の整備をはじめ、防災行政の一層の充実を図るとともに、「自分たちの地域は自分たちで守る」という、市民一人ひとりの意識の向上や地域ぐるみ自主防災組織の育成などに努めてまいりたいと考えております。


 それでは、本日提出いたしております議案について、ご説明申し上げます。


 まず、予算関係について申し上げます。


 「議案第59号」は、「平成20年度一般会計補正予算(第2号)」であります。補正額は3億6,173万3,000円でありまして、補正後の予算総額を214億2,413万2,000円とするものであります。


 歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。


 まず、総務費は、いわゆるふるさと納税による寄附金と新川広域圏事務組合のふるさと市町村圏基金に対する出資金の一部返還金を基金に積み立てるほか、公的年金からの市民税の引き落としに向けたシステム改修費を計上するものであります。


 民生費は、後期高齢者医療事業特別会計への繰出金の追加と県単医療費助成制度の市単独助成に向けたシステム改修費のほか、「とやまっ子子育て支援サービス」普及促進事業費を計上いたしました。


 農林水産業費は、新規担い手規模拡大支援事業費、耕作放棄地復元整備事業費、ふるさと農道整備事業費のほか、宮野用水で発電を行うための水利使用権許可に関する経費と宇奈月地区交流センターの建設に伴う旧宇奈月小学校解体工事費を追加するものであります。また、林道関係として、ふるさと林道整備事業負担金を追加したほか、緑資源機構から県に事業が引き継がれた山のみち地域づくり交付金事業の負担金を新たに計上いたしました。


 商工費では、バイオディーゼル燃料の利活用に向けて、黒部商工会議所運営補助金を追加するほか、くろべ餃子まつり開催補助金を計上いたしました。また、観光関係として、(仮称)にいかわ観光圏整備促進協議会を設立するための負担金のほか、観光客のリピーター増加を図る「くろべファンクラブ事業」を支援するため、黒部・宇奈月温泉観光協会補助金を追加しております。


 土木費では、市道改良事業に係る歳出費目の更正のほか、市道南線・8号バイパスの交差点改良費と駐車場拡張などの総合公園整備費、法改正に伴う市営住宅管理システム改修費を計上いたしました。


 教育費では、篤志寄附によります教育文化振興基金積立金のほか、田家小学校の耐震診断費用を計上しております。また、中央小学校につきましては、今年度の当初予算において、ランチルームの実施設計費を計上しておりましたが、費用対効果の面から、体育館の改修とあわせて整備することとし、体育館の耐力度調査費及び実施設計費を追加いたしました。このほか、吉田科学館屋根改修費、各種スポーツ大会の選手派遣費、総合体育センター温水プールのボイラー改修費、給食センター建設に向けた旧前沢小学校体育館解体工事費を追加しております。


 これらの補正に要します財源につきましては、国県支出金、財産収入、市債などのほか、市税により充当することといたしております。


 次に、特別会計の補正について概要を申し上げます。


 「議案第60号」は、「平成20年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」であります。保険料徴収事務費を追加するものであります。


 「議案第61号」は、「平成20年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」であります。市道改良事業に係る歳出科目の更正により事業費を減額したほか、配水管及び送水流量計の更新経費を追加するものであります。


 次に、企業会計の補正について概要を申し上げます。


 「議案第62号」は、「平成20年度黒部市水道事業会計補正予算(第1号)」てあります。県道における水道管の移設費及びライフライン機能強化費を追加するものであります。


 次に、条例関係について申し上げます。


 新たに制定するものといたしましては、本市を応援する趣旨の寄附金を活用するため、「黒部市ふるさとサポート基金条例」を提出しております。


 また、一部改正するものといたしましては、「公益法人等への黒部市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例」ほか7件を提出しております。


 その他議案といたしましては、「交通安全都市宣言」及び「スポーツ健康都市宣言」に関する議案ほか1件を提出いたしております。


 次に、決算関係について申し上げます。


 認定に付しておりますのは、平成19年度黒部市一般会計、特別会計及び企業会計合わせて12会計の決算であります。


 一般会計では、歳入決算額が211億1,147万3,000円、歳出決算額では206億5,979万3,000円で、歳入歳出差引額は4億5,168万円となり、このうち翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、3億6,645万5,000円の黒字決算となりました。


 このほか国民健康保険事業など特別会計9会計及び病院事業等企業会計2会計の決算について、いずれも監査委員の意見を付けて認定をお願いするものであります。


 このほか、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行に伴い、同法の規定による健全化判断比率などについて、監査委員の意見を付して報告するものであります。


 以上、本日提出いたしました議案につきまして、概要を申し上げました。


 なお、詳細につきましては、質疑、委員会などでご説明申し上げたいと考えております。


 何とぞ、慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げて、提案理由といたします。どうかよろしくお願いいたします。


○議長(稲田 弘君) 次に、「認定第1号から認定第12号まで」、平成19年度黒部市一般会計歳入歳出決算ほか11件及び「報告第4号 平成19年度決算に係る健全化判断比率等について」、監査委員の審査結果の報告を求めます。


 代表監査委員、福島 樹君。


             〔代表監査委員 福島 樹君登壇〕


○代表監査委員(福島 樹君) おはようございます。


 ただいまより、平成19年度黒部市一般会計及び特別会計、病院事業会計並びに水道事業会計の決算等の審査結果について、報告いたします。


 まず、一般会計及び9つの特別会計を合わせた決算の規模は、予算総額で339億741万1,000円に対し、決算総額は、歳入で321億5,507万1,000円、歳出で317億5,416万7,000円となり、実質収支は3億1,567万8,000円の黒字決算となっております。


 一般会計におきましては、歳入で211億1,147万3,000円、歳入構成比で最大の市税において、前年度費比3.8%の減収となったほか、地方譲与税や地方交付税、地方特別交付金等においても、前年度より減収となりましたが、基金繰入金や諸収入の増、市債発行の大幅増額などにより、全体では前年度より6.4%の増収となっております。


 歳入を財源構成で比較してみますと、自主財源が構成比で60.2%、依存財源が39.8%となっている一方で一般財源が55.1%、特定財源が44.9%となり、前年度より特定財源のウエートが高くなっております。


 歳出決算額は206億5,979万3,000円で、義務的経費の構成比は38.4%、投資的経費では16.7%、その他経費が44.9%となっております。


 財政収支の状況におきましては、実質収支で3億6,645万5,000円の黒字決算となっておりますが、この黒字額が本年度の標準財政規模に対して3.2%であり、おおむね妥当な数字であるかと言えます。


 また、財政調整基金積立金と繰上償還金を加えました実質単年度収支におきましては、マイナス6億5,066万5,000円でありました。


 財政運営の状況につきましては、財政指標から見てみますと、まず財政力指数においては、単年度で0.838、3カ年平均におきましては、0.775ポイントとなっております。


 経常収支比率におきましては、90.1%と、前年度より5.3ポイント高くなっており、財政構造の弾力性において、前年度より悪化傾向にあると言えます。


 実質公債費比率につきましては、単年度で23.924%、3カ年平均で22%と、高い水準となっております。財政健全化判断比率としての早期健全化基準値が3カ年平均で25%でもあり、今後の財政運営に当たっては、十分配慮願いたいところであります。


 次に、9つの特別会計を合わせた決算総額は、歳入で110億4,359万8,000円、歳出で110億9,437万4,000円となり、実質収支においてはマイナス5,077万7,000円の赤字決算となりました。


 内訳は、国民健康保険事業でマイナス4,385万8,000円、老人保健医療事業でマイナス924万2,000円と赤字決算でありました。


 歳入の不足分については、おのおの翌年度の繰上充用金により補てんされているところであります。


 簡易水道事業は、実質収支で232万3,000円の黒字決算となりました。公共用地先行取得事業においては、歳入歳出ともゼロであります。残りの5事業につきましては、一般会計や基金の繰り入れ等によって収支が均衡となっております。


 なお、特別会計にあっては、今後とも一般会計への依存度を少なくするよう努力を願いたいところであります。


 さて、先に成立・公布されました地方公共団体の財政健全化に関する法律によりまして、平成19年度決算から健全化判断比率や公営企業等の資金不足比率についての公表が義務づけられたところであります。地方分権の推進と相なりまして、地方自治体の自主性や自立性に合わせまして、財政規律の強化を図ることも求められる時代に入ってまいりました。当市におきましても、健全財政の運営を目指し、鋭意努力中であるところでありますが、今後とも財源の積極的な確保や「最小の経費で最大の効果を上げる」をモットーにて行財政の運営に当たられ、活力ある市政と住民福祉の向上に最善の努力を図られますよう願うものであります。


 次に、病院事業会計についてでありますが、総収益が93億1,358万2,000円、総費用が92億4,088万4,000円で、純利益7,269万8,000円の黒字決算となったところであります。


 病院利用者数におきましては、入院で14万1,473名、外来で23万6,358人、介護老人保健施設で入所・通所を合わせて2万149名などとなっております。


 さて、本業の医業収支につきましては、医業収益86億690万8,000円、医業費用が85億2,165万7,000円で、差引収支では8,525万1,000円の利益となっております。これを医業、医業外、介護老人保健施設事業等を合わせた経常収支におきましては、7,489万9,000円の利益となり、これに特別利益、特別損失を加除した当期純利益は、7,269万8,000円となったところであります。これは前年度において、一部の診療科目で常勤医の欠員があったものが補充されたことや、外科系における鏡視下手術が定着化したことなどが主な要因で、収益が確保できたものであります。


 近年、自治体病院の経営は大変厳しい環境に置かれており、その経営体質の改善が急がれている現況下におきまして、当院は院外処方せんの高率での定着や電子カルテの充実にあわせた医療情報ネットワークを利用しての病診連携での紹介率の向上、高度医療機器の充実など、医療供給面での充実とあわせまして臨床研修の受け入れや国際医療交流の推進など、医療の質的向上についても積極的に取り組んでおられるところであります。自治体病院に求められる「公共の福祉の増進と企業運営における経済性」においても、十分に発揮されているところでありまして、大いに評価できるものと認めました。


 医師を含めた職員一人ひとりの自助努力と旺盛な経営改善意欲が、今日の好業績のもととなしていることに自信を持たれて、今後とも医療供給面での充実や医療の質的向上はもとより、危機管理能力のアップや国の医療費削減策の流れに沿った対応策と多くの課題に向けて、職員一人ひとりがさらに知恵を出し、さらなる経営改善の健全経営に努められ、県下の公立病院の雄として、県東部の基幹病院の役割を果たされるよう期待するものであります。


 続きまして、水道事業会計におきましては、収入総額3億2,182万7,000円、支出総額3億1,959万1,000円で、純利益223万6,000円の黒字決算となっております。


 業務面におきましては、給水戸数は、前年度より281戸増の7,703戸、給水人口は944人増の2万1,806人、普及率におきましては58.3%等となっております。


 重点施策として、従来取り組んでこられた有収率の向上につきましては、老朽管の布設替えや漏水対策事業及びライフライン機能強化事業等の継続的な取り組みによりまして、83.1%と、わずかながら向上をしております。しかし、県下平均から見ましても、まだまだ低い水準にあり、今後とも漏水対策の一層の努力強化に努めていただきたいと存じます。


 財務状況におきましては、新設給水工事の施工を市を介さなくした関係もありまして、受託工事収益が減少したこと。また住民の節水意識の浸透、節水型家電製品の普及・拡大等に加えて、暖冬の影響等も加わりまして給水収益は伸び悩み、営業収益が1億6,428万5,000円となり、加えて営業費用が2億289万1,000円であったことから、本業部分での営業収支は、マイナス3,860万6,000円の損失となりました。これを一般会計からの補助金等で営業外収支が、4,105万4,000円の利益が計上されたことで、総体的には223万6,000円の純利益を計上しているところであります。


 また、高金利企業債の繰上償還が認められまして、当年度では11件、1億8,902万6,000円余の実施が見られております。


 今まで取り組んできた水道普及促進事業や漏水対策事業、またライフライン機能強化事業などの主要施策につきましては、今後とも継続的に取り組まれ、簡易水道組合の統合をはじめとする市内全域の一元化促進などにつきましても、将来を見据えた中長期事業展開として推進をされるよう望むものであります。


 そして、さらなる企業意識の発揚を図られ、「安心で安全な水」の安定供給の推進と健全な経営基盤の確立に努力されるよう期待するものであります。


 終わりに、平成19年度黒部市財政健全化及び公営企業経営健全化審査の結果について、報告します。


 地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、新たに加わった審査でありますが、審査に付された健全化判断比率や資金不足比率及びそれらの算定の基礎となる事項を記した書類は、いずれも適正に作成されているものと認めました。


 以上をもちまして、報告を終わらせていただきます。


○議長(稲田 弘君) 


 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、9月9日及び10日の2日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


               (「異議なし」の声あり)


○議長(稲田 弘君) ご異議なしと認めます。


 よって、9月9日及び10日の2日間は、本会議を休会とすることに決しました。


 9月11日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。


 一般質問の通告書は、明日、9日、正午まで提出願います。


 本日はこれをもって散会いたします。





  散会 午前10時40分