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富山県 黒部市

平成20年第1回定例会(第1号 3月 3日)




平成20年第1回定例会(第1号 3月 3日)





 






平成20年第1回黒部市議会3月定例会会議録


平成20年3月3日(月曜日)





               議 事 日 程(第1号)


                           平成20年3月3日(月)


                           午前10時開議


 第1  会議録署名議員の指名


 第2  会期の決定


 第3  議案第 1号 平成20年度黒部市一般会計予算


     議案第 2号 平成20年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算


     議案第 3号 平成20年度黒部市老人保健医療事業特別会計予算


     議案第 4号 平成20年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計予算


     議案第 5号 平成20年度黒部市簡易水道事業特別会計予算


     議案第 6号 平成20年度黒部市農業集落排水事業特別会計予算


     議案第 7号 平成20年度黒部市公共下水道事業特別会計予算


     議案第 8号 平成20年度黒部市地域開発事業特別会計予算


     議案第 9号 平成20年度黒部市診療所事業特別会計予算


     議案第10号 平成20年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計


            予算


     議案第11号 平成20年度黒部市病院事業会計予算


     議案第12号 平成20年度黒部市水道事業会計予算


     議案第13号 平成19年度黒部市一般会計補正予算(第9号)


     議案第14号 平成19年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1


            号)


     議案第15号 平成19年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3


            号)


     議案第16号 平成19年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)


     議案第17号 専決処分の承認について


     議案第18号 専決処分の承認について


     議案第19号 専決処分の承認について


     議案第20号 黒部市後期高齢者医療に関する条例の制定について


     議案第21号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について


     議案第22号 黒部市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について


     議案第23号 黒部市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例


            の一部改正について


     議案第24号 黒部市税条例の一部改正について


     議案第25号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について


     議案第26号 黒部市特別会計条例の一部改正について


     議案第27号 黒部市特別会計条例の一部を改正する条例の一部改正について


     議案第28号 黒部市保育所条例の一部改正について


     議案第29号 黒部市重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について


     議案第30号 黒部市国民健康保険条例の一部改正について


     議案第31号 黒部市都市公園条例の一部改正について


     議案第32号 黒部市立学校設置条例の一部改正について


     議案第33号 黒部市歴史民俗資料館条例等の一部改正について


     議案第34号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について


     議案第35号 黒部市欅平ビジターセンター記念品等購買基金条例の廃止につ


            いて


     議案第36号 黒部市新川広域圏事務組合老人保養センター売店運営基金条例


            の廃止について


     議案第37号 黒部市民憲章の制定について


     議案第38号 黒部市宇奈月国際会館に係る指定管理者の指定について


     議案第39号 黒部市土地開発公社定款の変更について


     議案第40号 新川広域圏事務組合規約の変更について


     議案第41号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減


            及び規約の変更について


     議案第42号 中央小学校大規模改造・耐震補強第二期工事(建築主体)の工


            事請負契約の締結について


     議案第43号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更につい


            て


               (43件 提案理由説明)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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 本日の出席議員


     1番 小 柳 勇 人 君       2番 谷 口 弘 義 君


     3番 辻   靖 雄 君       4番 竹 山 繁 夫 君


     5番 内 橋 健 治 君       6番 寺 田 仁 嗣 君


     7番 吉 松 定 子 君       8番 伊 東 景 治 君


     9番 橋 本 文 一 君      10番 辻   泰 久 君


    11番 山 内 富美雄 君      12番 松 原   勇 君


    13番 山 本 達 雄 君      14番 吉 田 重 治 君


    15番 中 谷 松太郎 君      16番 松 本 正 則 君


    17番 川 上   浩 君      18番 新 村 文 幸 君


    19番 岩 井 憲 一 君      20番 森 岡 英 一 君


    21番 稲 田   弘 君      22番 坂 井   守 君


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本日の欠席議員    な し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長             堀 内 康 男 君


  副市長            中 谷 延 之 君


  副市長            室 谷 智 明 君


  総務企画部長         稲 澤 義 之 君


  市民生活部長         岡 ? 文 夫 君


  産業経済部長         石 川 幹 夫 君


  都市建設部長         岩 井 宏 道 君


  上下水道部長         川 添 安 裕 君


  地域センター長        此 川 健 道 君


  会計管理者          平 野 正 義 君


  総務企画部次長総務課長    能 澤 雄 二 君


  市民生活部次長こども支援課長 岩 井 哲 雄 君


  農業水産課長         米 陀 峰 信 君


  都市建設部都市計画課長    広 木 哲 哉 君


  上下水道部次長下水道課長   山 田 丈 二 君


  総務企画部次長企画政策課長  大 川 信 一 君


  財政課長           中 田 博 己 君


  行政係長           林   茂 行 君


 病  院


  市民病院長          新 居   隆 君


  市民病院事務局長       松 井 喜 治 君


  市民病院事務局次長      伊 東 高 志 君


 消防本部


  消防長・消防監        谷 口 政 芳 君


  消防本部次長         橋 本 政 秀 君


 教育委員会


  教育委員長          高 山 史 生 君


  教育長            本 多 省 三 君


  教育部長           名 越   誓 君


  事務局次長学校教育課長    幅 口 文史朗 君


 代表監査委員          福 島   樹 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長           島   邦 夫 君


  議事調査課長         能 登 澄 雄 君


  主幹             滝 沢 茂 宏 君


  主査             橋 本 正 則 君


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○(一般質問通告)


一般質問(代表)


 新樹会 新村文幸議員


      ・1 防災対策について


      ・2 新年度予算について


      ・3 宮沢清掃センター最終処分場とエコぽ〜とについて


      ・4 桜井中学校校舎建設について


 大志会 中谷松太郎議員


      ・1 20年度財政と道路特定財源について


      ・2 農業問題について


       (1)担い手支援対策について


       (2)セーフティ資金の活用について


      ・3 地球環境問題について


       (1)京都議定書について


       (2)省エネ市民運動について


      ・4 教育問題について


       (1)教育振興について


       (2)学校体育向上について


 市民クラブ 山内富美雄議員


      ・1 黒部市ふれあい交流館について


       (1)現在の運営と利用実績について


      ・2 宇奈月国際会館セレネについて


       (1)今後の運営計画について


       (2)美術館(セレネ)の運営計画について


      ・3 桜井中学校校舎について


       (1)校舎の修繕計画について


       (2)校舎の新築について


 日本共産党 橋本文一議員


      ・1 高波被害と災害時における危機管理対策について


       (1)災害発生から現地対策本部の設置まで約2時間が経


          過しているが、住民から見れば遅いのではないか。


          また、住民や職員への情報伝達などは適切であった


          か


       (2)新聞報道によれば「災害時要援護者マップ」が弱者


          の安否確認に効果を発揮したと伝えられているが、


          黒部市においてはどうだったのか


       (3)市職員による、住民への被害状況や要望などの聞き


          取り調査が行われたのか


       (4)現地対策本部の撤収後も市役所内に対策本部を設け


          るべきではなかったのか


       (5)みらーれテレビやラジオミューなどは、災害時重要


          な役割を発揮すると言われ整備を進めてきたが、緊


          急放送などでその役割を果たしたのか


       (6)今回の高波被害について、市長はどのような教訓を


          得、今後どのような対策をとっていくのか


      ・2 財政について


       (1)国の「三位一体」の構造改革で、黒部市は約5億


          4,700万円の影響を受けてきているが、この影


          響は今後も続いていくのか


       (2)廃止された補助金や負担金は、ほとんどが住民の福


          祉に関するものであるが、減らされた補助金及び地


          方交付税の回復を強く国に求めていくべきと思うが


       (3)国の理不尽な地方財源の圧迫を甘んじて受けること


          は許されない。市長は、道路特定財源の維持を求め


          るビラを街頭で配布したそうだが、政府による地方


          財源の削減こそを住民に訴え、住民とともに運動す


          べきではないか


      ・3 国民健康保険税について


       (1)定率減税の廃止や所得税からの税源移譲で住民税が


          上がり、住民の負担感が強い。基金の取り崩しや一


          般会計から繰り入れなどを行い、国民健康保険税を


          引き下げるべきではないのか


       (2)今年度から後期高齢者医療保険制度が実施され、7


          5歳以上の人は別の保険になる。今の国民健康保険


         基金は一度清算すべきでないか


       (3)生活保護世帯と同等の生活困難者には国民健康保険


          法第44条を適用し、医療費の自己負担を軽減すべ


          きである


       (4)出産のときに安心して休めるように、国民健康保険


          に出産手当の給付制度を設けることや、そのための


          試算を行ってはどうか


       (5)これまでも「後発医薬品」ジェネリック薬品の使用


          で、医療費の負担軽減を強調してきた。市民病院に


          おける使用割合はどこまで前進しているのか。また、


          市民病院での処方箋でジェネリック薬品の使用割合


          はどうなっているのか。


      ・4 新幹線新駅周辺整備について


       (1)新幹線新駅周辺整備計画が、06年9月に市長に答


          申され、新駅周辺の整備イメージ図も発表された。


          駅周辺住民は、新駅周辺の整備が具体的にとりかか


          られることに大きな関心を示しているが、その後、


          具体的な説明が行われたのか


       (2)市長は、駅周辺整備に40億円の費用が必要と言っ


          ているが、それぞれの事業費はどうなっているのか


         ・地鉄新駅の建設費について


         ・交流プラザの建設費について


         ・必要とする用地取得費について


         ・周辺道路や用排水の整備費について


         ・駐車場全体の整備費について


         ・(仮称)地域観光ギャラリーの建設費について


       (3)新幹線駅は、独立行政法人鉄道建設運輸施設整備支


         援機構がつくることになっているが、市の負担はない


         のか


       (4)市長は、かねてより旧黒部支線の復活について述べ


         ているが、その想定額は幾らか


       (5)新幹線新駅周辺整備計画には、巨額の費用が予想さ


         れるが、住民のくらしや福祉予算を圧迫することがあ


         ってはならないと考えるが


       (6)余儀なく移転対象となる住民の意見をくみつくし、


         新駅周辺整備を行うべきと考えるが


 会派清流 川上 浩議員


      ・1 総合振興計画実施初年度としての平成20年度予算に


        ついて


       (1)財源確保と今後の見通しについて


       (2)諸施策について


         ・農業施策、食育について


         ・高齢者介護について


         ・水博物館構想について


      ・2 総合振興計画第1次実施計画について


       (1)事業内容と財政規模について


       (2)合併特例債の充当計画について


一般質問(個人)


 3番 辻 靖雄議員


      ・1 公的資金の繰り上げ償還について


       (1)どのような資金が対象になったのか


       (2)借りかえで財政効果を幾ら見込んだのか


       (3)次に具体的な計画があるのか


      ・2 まちづくりの活性化構想について


       (1)まちづくりのグランドデザインについて


       (2)災害に強いまちづくりについて


       (3)空き店舗の実態と対策について


       (4)過疎集落の実情と対応、課題について


       (5)地場産業の事業承認の円滑化支援について


      ・3 黒部市民病院の役割と諸課題について


       (1)地域医療の支援拡大策について


         ・かかりつけ医との紹介・逆紹介の実態について


         ・医療機器の共同使用について


         ・医療従事者の研修体制の強化について


       (2)外来及び外来棟の拡充計画について


         ・助産師外来の現状と拡充策について


         ・乳腺外来の設置について


         ・夜間小児外来の設置について


         ・がん緩和医療外来の設置について


       (3)看護師確保の安定戦略について


         ・諸手当の値上げについて


         ・夜勤、休日勤務の軽減策について


         ・看護助手の強化策について


         ・職場復帰体制について


         ・子育て支援策について


       (4)病院の禁煙対策について


       (5)救急医療について


         ・患者の月平均受け入れ数と疾病の割合について


         ・救急関連スタッフの確保について


         ・救急医療向上のための改善策について


      ・4 小水力発電(宮野)の建設について


       (1)小水力発電のCO2削減効果について


       (2)小水力発電(宮野)の採算性について


       (3)黒部市は、いつ国に許可申請を提出する予定か


 1番 小柳勇人議員


      ・1 観光行政について


       (1)観光マネージャ等観光支援について


 4番 竹山繁夫議員


      ・1 工業振興(商業含む)について


       (1)中小企業設備投資促進助成制度の創設について(内


         容・需要見通し)


       (2)企業誘致の促進について(現況と展開、黒部市なら


         ではのセールスポイント、広報、ターゲットの視点)


       (3)新技術開発への支援について(将来への期待の芽は)


      ・2 猿害対策と過疎地のまちづくり方策について


       (1)早期警報システムを活用した防止対応について


       (2)個体群管理の施策の考え方について(捕獲体制)


       (3)カウベルトの効果について


       (4)高齢者・過疎化集落に対する国の支援体制について、


         どう取り組むのか


 13番 山本達雄議員


      ・1 未婚男女の出会いの集いについて


       (1)市長は出会いの集いの雰囲気や成果をどのように評


         価されたのか


       (2)今後の開催やその他の事業についての考え方につい


         て


       (3)今後、開催範囲を広げる考えはないのか


      ・2 小規模農家の所得向上と地産地消について


       (1)休耕田の有効活用、収入の多くなる作物の研究開発


         への考え方はないのか


       (2)宇奈月農村活性化センターの有効活用について


       (3)黒部米のさらなる拡販について


 8番 伊東景治議員


      ・1 消防団協力事業所表示制度について


       (1)本制度と消防団への期待は


       (2)申請状況と制度の周知方法について


      ・2 宇奈月国際会館セレネについて


       (1)セレネの管理運営者の選定について


       (2)セレネと文化施設の次期指定管理者の選定について


 7番 吉松定子議員


      ・1 これからの幼稚園・幼保一元化について


       (1)幼稚園の方向性について


       (2)幼保一元化の継続について


       (3)石田保育所の建設について


      ・2 子育て支援について


       (1)病後児保育の補助について


       (2)各企業や職場の子育てバックアップ支援について


       (3)各保育所に病後児保育室を


 6番 寺田仁嗣議員


      ・1 環境モデル都市を目指した環境保全と自然エネルギー


        について


       (1)黒部市のCO2対策と「環境モデル都市」を目指し


         た選定募集に応募すべきと思うが


       (2)新名水百選が新たに保全活動を重視して環境省へ県


         が推薦しようとしているが、黒部市としての対応は


       (3)未来を担う子供たちに黒部市独自の環境保全に係る


         事業に取り組む考えはないのか


       (4)自然エネルギーである太陽光発電の積極的利活用と


         新エネルギービジョンの構築について


      ・2 食料自給率と地産地消及び食育について


       (1)黒部市の食料自給率低下の現状と食生活について


       (2)食に対する安全性と環境保全型農業の推進について


       (3)放棄田対策と地産地消の取り組みについて


       (4)学校における給食のあり方と食育について


      ・3 「カターレ富山」への支援について


       (1)観客動員について


 2番 谷口弘義議員


      ・1 後期高齢者医療制度について


       (1)後期高齢者の健康診断の制限や外来の診療科制限、


         後期高齢者退院調整加算金制度の導入、高齢者が長期


         入院する療養病床が減ることなどを住民に知らせるべ


         きでないのか。また、国民の中で中止が世論となって


         いるが、どうか


      ・2 子育て支援について


       (1)妊婦健診について


          黒部市では妊婦健診を5回まで援助するとされたが、


         少子化対策・子育て支援からも厚生労働省が通達の中


         で望ましいとしている14回に近づけるよう努力をさ


         れたい


       (2)学童保育について


          中央小学校の大規模改修の中でランチルームの設置


         が具体化されている。希望者全員が入所できるスペー


         スを確保されたい


      ・3 障害者自立支援法の影響とその対策について


       (1)平成18年4月から施行された障害者自立支援法は、


         施行前より障害者の負担がふえている。応益負担など


         障害者に重荷になっている制度を変えるなど、見直し


         が必要と思うが


       (2)黒部市での見直しなど、今できることは何か


      ・4 新駅中新線と地元要望について


       (1)新駅中新線は県の補助もつくことになり、新規着工


         も具体化している。道路造成による地元住民への影響


         が懸念されており、住民の意見や要望を聞いて、その


         反映に努力されたい


 12番 松原 勇議員


      ・1 災害時の危機管理体制について


       (1)波浪による被災状況についての報告について


       (2)危機管理体制の連絡網はどのようになっているのか


       (3)沿岸住民及び付近住民への避難指示の徹底について


       (4)非常食使用の段階度について


       (5)1日も早く日常生活に戻れる支援策について


       (6)沿岸部における越波時の排水路の整備について(国


         ・県等関係機関への要望)


       (7)沿岸部に対する護岸の復帰整備の促進について(国


         ・県等関係機関への要望)


      ・2 準用河川及び農業排水路の整備促進について


       (1)準用河川生地西背戸川の整備促進について


       (2)安全で安心して散策できる安全施設等の設置につい


         て


       (3)川草の繁茂が著しく、流れを遮り、藻やごみがたま


         らなく、心がいやされるきれいな川づくりについて


       (4)清流に生息するトミヨ、イトヨや鯉、アユなどが泳


         いでいる風景が心をいやしてくれる川づくりについて


      ・3 地引網の支援策について


       (1)地引網の支援策について


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                 開 会 の 宣 告


  午前10時00分


○議長(稲田 弘君) 本日、3月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は「全員」であります。


 定足数に達しましたので、これより、平成20年第1回黒部市議会3月定例会を開会いたします。


 これより、諸般の報告を行います。


 まず、監査委員から例月出納検査の11月分、12月分、1月分及び定期監査の結果報告がありました。


 お手元に配付したとおりであります。


 説明は省略させていただきます。


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                 開      議


  午前10時01分 開 議


○議長(稲田 弘君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、「辻 靖雄君」及び「竹山繁夫君」を指名いたします。


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○議長(稲田 弘君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から3月19日までの17日間といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(稲田 弘君) ご異議なしと認めます。


 よって、会期は17日間と決定いたしました。


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○議長(稲田 弘君) 日程第3、「議案第1号から議案第43号まで」、以上、43件を一括議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) おはようございます。どちら様も大変ご苦労さまでございます。


 3月に入りまして、ようやく冬のトンネルを抜けたような気がいたしております。昨日、日曜日は、大変日差しがまぶしい小春日和でございました。きょうは一転して大変寒い朝になりましたが、この後は三寒四温を繰り返しながら、春が一歩一歩近づいてくるんだろうと思っております。


 そういう中で、本日ここに平成20年第1回黒部市議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、平成20年度予算案をはじめとする市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。


 議案の説明に先立ちまして、市政の概要等について申し上げます。


 先月2月24日早朝、日本海で発達いたしました低気圧の影響により、県東部下新川沿岸一帯の海岸線で、寄り回り波と見られる高波が発生し、生地地区の芦崎や阿弥陀堂地内では、午前6時過ぎから波が防波堤を超え、住宅や事務所、車庫などの床下浸水が72棟、建物損害が10棟といった大きな被害が生じました。市では、午前8時30分に、現地対策本部を設置し、自治振興会や地元消防団などをはじめ関係機関とともに、被害状況の把握に努め、浸水した地域でポンプ排水を行い、高波が防波堤を乗り越える箇所に土のう袋を設置するなどの対応に努めたところであります。


 高波は午後になっても衰えないため、夕方の満潮時にあわせて、芦崎町内会では自主避難を決められ、約20名の地区住民の方々が一時的に芦崎公民館に身を寄せられました。夜には、高波の防波堤越えがなくなり、避難された住民の方々は自宅に戻られ、現地対策本部を解散いたしました。


 一夜明けた翌日からは、地元住民の皆様に市職員も加わり、浸水家屋の清掃・消毒業務や側溝や道路を埋めた土砂などの撤去作業を行ったところであります。被災された皆様には、心からお見舞い申し上げるものであります。市といたしましても、今後、被災された方々が一日も早く日常生活に戻れるよう支援してまいりたいと考えております。


 また、今後の沿岸部における護岸整備などに万全を期すように、国や県をはじめ関係機関とともに対策を講じてまいりたいと考えております。


 次に、中国産食品における農薬の残留に端を発し、全国の消費者に大きな不安を与えている食の安全に関して申し上げます。


 兵庫県及び千葉県において、JTフーズ株式会社が中国から輸入した冷凍餃子を摂取したことが原因と疑われる健康被害が発生いたしました。現在、関係機関により原因の究明及び販売の中止や回収の措置がとられておりますが、市民の安全・安心を守ることにおいて、重要な位置を占める食の安全をおびかす重大な事件であり、次々と明らかにされる事態に、強い衝撃を受けております。県内では、現在のところ被害は報告されておりませんが、県をはじめとした関係機関とともに、食品の安全性確保のために適切な対応や迅速な情報提供を講じていくことが大切であります。


 私たちの健康な暮らしを支えるのは、日々の食事であり、今や食の安全は、市民の皆様の最大の関心事であります。市といたしましては、引き続き、学校、保育所及び病院などの調理職場での安全性に対するチェック体制の強化に努めてまいります。


 さらに、地域住民の皆様に信頼される食品を安心して食べていただくために、安全で安心できる地元の農林水産物を安定供給する地産地消の拡大や地域の食の文化や伝承、食の大切さを学ぶ食育活動の推進に一層取り組んでまいります。


 次に、道路特定財源をめぐる議論について申し上げます。


 地方におきましては、道路整備は多くの市民の切実な要望であります。特に、北陸地域のように、日常生活のさまざまな活動を自動車交通に依存する地域におきまして、道路整備の促進は、依然として最も重要な行政課題となっております。こうした中、道路特定財源の暫定税率が廃止されますと、主要幹線道路のみならず、補助幹線道路の整備は深刻な事態に陥ることになり、各地区が切望されておられる道路整備の停滞も余儀なくされ、地域の暮らしに多大な影響が生じることが危惧されます。


 こうした危機感から、去る2月12日に、県や市長会、議長会などが連合して、道路特定財源の暫定税率の維持を求める富山県緊急決起大会を開催し、道路特定財源関連法案の年度内成立などを盛り込んだ緊急決議を採択したところであります。今後とも、地方が真に必要としている道路が確実に整備されるために、道路特定財源の安定的な確保とその効果的な活用が図られるよう、政府に対し強く要請してまいりたいと考えております。


 このように、市を取り巻く状況も、地方分権や行財政改革など大きなうねりの中にありますが、その地域にふさわしいやり方で地域の魅力を磨いて、地域住民の皆様の暮らしやすさを高める政策をいかに地域がみずから考えて実行していくかが、市に課せられた使命であることを再認識し、引き続き、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現に取り組んでまいりたいと考えております。


 次に、市民憲章の制定について申し上げます。


 新市の一体感をより一層高めるために、市民が黒部市の理念を共有し、目指すべきまちづくりの指針となる市民憲章の制定につきまして、昨年7月に市民憲章起草委員会へ諮問いたしておりましたが、去る2月19日に答申がありました。


 合併して3年目を迎え、第1次黒部市総合振興計画をスタートする時に、市民が一丸となって、共通のまちづくりの理想像を抱きながら、協働と参画によるまちづくりを進めてまいりたいと思い、今定例会に提案いたしました。


 市民憲章の原案の検討に当たっては、起草委員会において、その内容、表現などの推敲を重ねていただきました。さらに多くの市民の皆様の意見を聞くため、パブリックコメントの実施や小学校長会を通して子供たちの意見を聞くなど、市民の皆様の幅広いご意見や真摯な思いをもとに検討していただき、他に誇れる立派な憲章になったものと考えております。


 この市民憲章は、市民の皆様の行動目標とも、また日常生活を営む道しるべともなることを願い、さらに、市民の皆様のまちへの愛情やまちづくりへの参画意識、さらには新市への一体感が一層高まることを願ってつくられました。


 議決をいただいた後は、市の広報及びホームページへの掲載をはじめ、市の庁舎及び施設に掲示するとともに、特に教育現場において、子供のころから市民憲章に親しむ環境づくりに努めるなど、市民憲章が市民の間に広く浸透するよう、普及啓発に努めてまいりたいと考えております。


 また、新市における「スポーツ健康都市宣言」などの各種宣言につきましても、それぞれの所管において検討や審議がなされており、本年中を目途に策定いたしたいと考えております。今後とも引き続き、新市が一つとなるための形づくりを一歩一歩着実に進めてまいります。


 次に、平成20年度予算編成の基本方針について申し上げます。


 最近の我が国経済につきましては、2月の月例経済報告において、「景気はこのところ回復が緩やかになっている」と1年3カ月ぶりに下方修正する判断が示されており、今後の先行きについても、サブプライム住宅ローン問題を背景とするアメリカ経済の減速や金融資本市場の変動、原油価格の動向などから、景気の下振れリスクが高まっていると見込まれております。


 一方、地方財政の現状につきましては、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の伸びが鈍化する中で、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移することなどにより、依然として大幅な財源不足が生じる状況となっております。このような状況を踏まえ、平成20年度の国の地方財政対策においては、地方の再生に向けた自主的・主体的な地域活性化施策の充実などに対処するため、地方交付税の算定を通じて「地方再生対策費」が創設されるなど、地方税や臨時財政対策債などをあわせた一般財源総額では、全国ベースで昨年度を6,592億円上回る額が確保されたところであります。


 このような中、平成20年度の本市の財政状況につきましては、まず、歳入面では、税源移譲の平年度化により、個人市民税において一定の伸びが期待できるものの、法人市民税などの減収により、市税収入全体としては微増にとどまる見込みであります。


 また、地方交付税については、新たに地方再生対策費が配分されることや、平成19年度における法人市民税の減収分が反映されることなどから、増収と見込まれる一方で、減収補てん債の皆減や利子割交付金の減少などにより、来年度の一般財源総額は減収となるものと見込まれます。


 また、歳出面では、扶助費や公債費などの義務的経過が高い水準で推移していることに加え、施設の維持管理経費などの物件費や補助費、特別会計への繰出金などが年々増加しております。


 一方、こうした厳しい本市の財政状況に配慮しつつ、新市の一体感醸成をさらに加速させるとともに、諸施策の着実な推進により、市勢の進展と市民福祉の一層の向上を目指していかなければなりません。


 このような状況に鑑み、平成20年度の予算編成に当たっては、財政の健全性を堅持するため、適正な受益者負担などによる自主財源の確保を図ることともに、すべての事務事業について、聖域のない徹底した見直しを行い、あらゆる角度から経費の節減合理化に努めたところであります。


 また、職員適正化計画の着実な実施などにより人件費の抑制を図るとともに、合併特例債など交付税措置のある有利な起債の活用に努めるなど、計画的な財政運営による財政基盤の強化にも積極的に取り組んだところであります。


 特に、公債費に関しましては、行政改革を積極的に推進する地方自治体に対して、平成19年度から平成21年度の3年間において、過去に高金利で借り入れた公的資金を補償金なしで繰上償還することが認められております。本市といたしましても、この期間において積極的に繰上償還や低利債への借り換えに取り組むことにより、将来にわたる公債費負担の軽減を図ってまいります。


 さらに来年度は、新たなまちづくりの総合指針として、市民の皆様の英知を結集した総合振興計画がいよいよスタートする年であり、合併からこれまでの助走期間を経て、新市の将来へ大きく羽ばたく年であります。このことから、平成20年度予算を「まちづくり元年」の予算と位置づけ、「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部」を創造していく施策を、市民や企業の皆様とともに、将来の夢をはぐくみながら着実に進行できるよう、限られた財源の有効活用に努めることとしております。


 このような基本方針のもとに予算を編成した結果、平成20年度の予算規模は、一般会計については209億8,753万円で、前年度と比較して2.6%の増、9特別会計と2企業会計を加えた予算総額では417億4,613万5,000円となり、前年度と比較して1.3%の減となっております。


 続きまして、平成20年度主要施策の概要について、総合振興計画における6つのまちづくり方針に沿って、その主な内容をご説明申し上げます。


 第1には、「自然と共生し、水と緑の文化を創造するまちづくり」についてであります。


 自然環境の保全につきましては、雄大な山岳地帯とその雪解け水を源とする黒部川がもたらす良質な水資源などを守りはぐくむため、自然保護と環境保全を積極的に推進することにより、ここに生を営むものすべてが共生し、人にも環境にも優しいまちを築くよう努めてまいります。


 また、環境保全意識が高まっている中、環境に関する施策の推進に資するため、公害防止や環境ISO14001への取り組みを推進してまいります。


 河川・海岸環境の保全と整備につきましては、市民の皆様の参加と協力のもと、関係機関の協力を得ながら、その保全と環境美化活動を推進するとともに、水と親しみ、慈しむ空間を整備してまいります。


 森林環境の保全と活用につきましては、豊富な森林は観光資源ともなっており、放置・荒廃森林の保全や森林環境の改善をするため、森づくりプランに基づき、里山の再生整備を推進してまいります。


 水を生かしたまちづくりにつきましては、全国でも名だたる「名水」に恵まれた地域であり、水環境の保全意識高揚のため、水の少年団活動への支援などを行うとともに、水に関するイベントや全国PRの推進に努めてまいります。


 自然エネルギーの利活用につきましては、豊富な水を利用した小規模発電などの調査研究を進めるとともに、土地改良区が実施するマイクロ水力発電実験事業に対し支援をしてまいります。


 また、バイオマスタウンを構築するため、下水道処理場内にバイオマス利活用施設を整備し、市民参画のもとで利活用方法の検討を進め、バイオマスタウンづくりの推進体制を整備してまいります。


 次に、第2には、「地域特性を生かした産業育成のまちづくりに」についてであります。


 農林水産業の振興につきましては、「食」に対する不安が高まる中、安全で安心な食材づくりの担い手となり得る生産者の声に耳を傾けながら、認定することに決しました農業者や集落営農の育成並びに法人化への支援を行うとともに、カントリーエレベータの色彩選別機導入支援により、高品質米の出荷体制を整備してまいります。また、農村環境の保全活動に対して支援するとともに、土づくりのため土壌改良資材の散布を推進いたします。


 林業としましては、林道などの基盤整備を行うとともに、森林病害虫の防除の実施や地域産材の活用に努めてまいります。


 また、漁業振興として、水産資源の適正な管理、安定供給の確保のための支援を行うほか、水産基盤の整備・改良を進めてまいります。


 農産物の生産・流通としましては、コメとしては、全国で初めて地域団体商標として登録された「黒部米」のPRや消費拡大に努めるほか、新たな特産品の開発や産地ブランド化への取り組みや、地産地消や食育に関する活動を推進してまいります。


 工業の振興につきましては、新たに中小企業設備投資促進助成制度を創設するほか、引き続き企業誘致を促進し、立地企業や新技術開発、産業おこし推進事業に対して支援してまいります。


 また、就労、雇用対策として、Uターンなどの就職セミナーの開催や勤労者融資を引き続き実施し、雇用の安定と勤労者福祉の向上に努めてまいります。


 商業の振興につきましては、商工会議所と商工会への運営支援や「くろべフェア」の開催に対し、引き続き支援をしてまいります。


 また、公共トイレの整備や空き店舗対策などにより、中心市街地の活性化に努めてまいります。


 観光の振興につきましては、公募による観光振興・地域活性化マネージャと観光戦略対策専門員を配置し、4月に統合予定の新・観光協会及び関係組織と連携しながら、国際観光、産業観光などさまざまな観光ニーズを踏まえた新たな取り組みや情報発信を展開してまいります。


 また、宇奈月国際会館につきましては、指定管理者制度により管理・運営することとしておりますが、観光振興拠点としての施設再生に向け、観光振興・地域活性化マネージャの経験や人脈を生かした施設活性化策を展開するとともに、新たに創設するコンベンション開催支援補助金を活用して、各種の会議や大会を積極的に誘致してまいります。


 さらに、新幹線開業を見据え、山・川・海の広域的な観光資源を最大限に活用した観光ルートや黒部ブランド産品の開発、まち歩きやグリーンツーリズムなどの体験、滞在型観光の推進に向け、関係団体との連携を深めてまいります。


 また、立山黒部の歴史的、文化的魅力を国内外に発信し、地域の活性化につなげていくため、世界文化遺産登録に向けた検討組織を立ち上げ、その資産調査などを実施してまいります。


 第3には、「快適な暮らしを支える都市基盤の充実したまちづくり」についてであります。


 北陸新幹線の新駅周辺整備につきましては、6年後に迫る開業に向けて、新駅周辺整備計画に基づく事業用地の取得などに着手し、測量業務や詳細設計などにより、本格的な整備の準備を進めていくほか、引き続き、新駅へのアクセス関連工事などを実施してまいります。


 公共交通網の整備として、富山地方鉄道が行う鉄道軌道近代化設備の整備や生活路線バス運行費に対して支援するとともに、地鉄新駅の整備手法や公共交通ネットワーク化などの検討を推進してまいります。


 道路の整備につきましては、幹線道路や生活道路における交通安全の確保、雪寒対策など、緊急に整備が必要な路線から計画的に道路環境を整備するとともに、安心・快適な歩行者空間の確保にも配慮してまいります。


 幹線道路の整備といたしましては、新堂中新線と都市計画道路前沢植木線、宇奈月本線の電線共同溝の整備を推進してまいります。


 国道8号バイパスにつきましては、昨年末から片貝川、布施川の橋脚工事が着手されたところであり、引き続き、国などの関係機関に対して、未着工区間の早期工事着手を積極的に働きかけてまいります。


 市街地・住宅の整備といたしましては、都市計画マスタープランの策定や良好な居住環境の形成を目指し、引き続き、三日市保育所周辺土地区画整理事業を推進してまいります。


 また、用途区域内への定住化を促進するため、民間宅地開発事業を支援してまいります。


 水道施設の整備につきましては、安全で安心なおいしい水を安定供給するため、計画的に漏水対策や老朽管の更新並びに設備の改良工事を行い、普及率と有収率の向上を図ります。


 下水道の整備につきましては、公共下水道事業や農業集落排水事業などをあわせた普及率が、平成19年度末で87.7%となっている状況でありますが、今後とも計画的に管路の延長を進め、普及率の向上に努めてまいります。


 また、下水道流入量の増加対応、さらには危機管理能力の向上に向けて、処理場内の水処理施設棟の整備を進めてまいります。


 公園・緑地の整備につきましては、市民の憩いの場、多彩な交流促進の場であります宮野運動公園などの改修整備を進めるとともに、宮野墓地公園を拡張整備してまいります。


 情報、通信の整備につきましては、地域情報ネットワークの活用や電子自治体の推進を図り、開かれた行政の実現に努めてまいります。


 第4には、「健やかに安全で安心して暮らせるまちづくり」についてであります。


 保健・医療の充実につきましては、みずからが自己の健康管理と増進を心がけていただけるよう、指導・相談体制や啓発活動を充実するとともに、基本診査やがん検診などの健康診査を実施してまいります。また、国民健康保険事業を充実し、新たに特定健康診査及び健康指導を実施いたします。


 新川地域の拠点病院である市民病院につきましては、医師など医療スタッフの充実に力を注ぐとともに、救急医療における安全・安心を確保するため、小児専用の急患センター、感染症疾患救急待合室をそれぞれ新設するほか、生化学自動分析システムなどの医療器械を更新し、高度医療を推進してまいります。


 地域福祉の充実につきましては、市民一人ひとりが自立と連帯の精神を持ち、年齢や障害の有無を超えて、だれもがお互いに支え合いながら暮らせる社会を目指し、地域福祉推進体制の強化に努めてまいります。


 高齢者福祉の充実につきましては、医療制度改革に伴い、後期高齢者医療事業特別会計を新たに設置し、高齢者に対する適切な医療の確保を図ってまいります。


 また、高齢者の増加に伴い、要援護者やひとり暮らし世帯への対応や社会参加と交流の促進など、生きがい対策の充実に努め、高齢者が健康で生きがいを持って暮らせるまちをめざしてまいります。


 障害者福祉の充実につきましては、地域社会で障害者が自立した生活を送れるよう、ノーマライゼーション思想の普及に努めるとともに、障害者の自立支援や生活支援事業を充実し、実施してまいります。


 また、所得制限の導入により、県の医療費助成対象外となる方々にも、従来どおりの支援を実施するため、市独自で助成を継続してまいります。


 介護保険への対応につきましては、介護を要する状態となることを予防し、自立した生活ができるよう、包括的地域ケア体制を推進してまいります。


 子育て支援の充実につきましては、一人ひとりの子供を大切に守り育てていく地域密着型の子育て支援体制の構築に向けて、保護者負担の軽減のため、小学校6年生までを対象とした医療費助成を引き続き実施していくとともに、所得制限により県の助成対象外となる方々にも、市独自で助成を継続してまいります。


 また、妊産婦健診の拡充を図るとともに、新たに、生後4カ月の赤ちゃん宅の訪問を行うなど、育児相談や母子保健活動の充実に努めてまいります。


 さらに、田家保育所において子育て支援室を設置するほか、新たに幼保一元化施設として2カ所の「こども園」を開設し、保護者の就労状況にかかわらず、子育てできる環境を整えます。


 消費者支援施策の充実につきましては、消費者の各種相談に対応できる体制の整備を図ります。


 消防・防災体制の充実につきましては、消防署施設の老朽化・耐震対策として、消防署整備構想の策定に取り組むこととしております。


 また、救急救命率の向上に向け、高規格救急車の更新及び救急救命士の薬剤投与講習を行うほか、安全で安心して暮らせる消防体制を維持していくため、消防分団車1台を更新いたします。


 なお、市内の自主防災組織につきましては、市民の皆様の積極的な取り組みにより、結成率100%を達成しておりますが、市防災訓練の実施や地域防災リーダーの育成により、その組織力の強化を図ってまいります。


 防犯体制の充実につきましては、地域ぐるみの連携のもと、安全なまちづくり推進センター事業などの促進による防犯体制の強化を図ります。


 交通安全の推進につきましては、交通事故をなくすため、街頭指導など交通安全思想の普及・啓発や交通安全施設などの整備に努めてまいります。


 ごみの減量化・リサイクルの推進につきましては、地球温暖化問題が危惧される中、ごみの減量化やリサイクルに対する意識啓発活動を推進し、循環型社会の構築を目指してまいります。


 第5には、「個性と創造性を伸ばし豊かな心をはぐくむまちづくり」についてであります。


 家庭教育の充実につきましては、親子ふれあい活動や地域食育支援事業を推進し、地域で子供を育てる環境の充実に努めてまいります。


 学校教育の充実につきましては、引き続き、国際理解教育や豊かな体験活動事業などを展開し、感性と創造性豊かな人材の育成に努めてまいります。


 教育施設の整備といたしましては、学校給食センターや中央小学校ランチルームの建設に向け事業を推進し、教育環境を整備してまいります。


 青少年の健全育成につきましては、家庭、各種団体がそれぞれの役割を果たしながら、お互いに連携し、多様な活動ができる施設の充実や指導者の育成に努めるとともに、育成団体などの活動に対して支援してまいります。


 生涯学習の推進につきましては、多様な学習ニーズに対応するため、その活動拠点として、ふれあい交流館や公民館などの施設を充実し、自主的に学ぶことができる学習機会を提供してまいります。


 文化・スポーツの振興につきましては、まず芸術文化の振興では、すぐれた芸術を鑑賞し、親しむ機会をふやすために、芸術祭の開催と芸術文化活動への支援を行います。


 また、国際文化センターや図書館、美術館などの各施設については、それぞれの設置趣旨に基づきながら、市民の皆様に親しまれる企画などを実施してまいります。


 さらに、文化財保護調査事業といたしまして、国道8号バイパスの埋蔵文化財調査を引き続き実施いたします。


 次に、スポーツの振興につきましては、カーター記念黒部名水ロードレースが第25回目の節目を迎えることから、例年以上に内容を拡充して実施するほか、市民の健康増進とスポーツによる交流人口の増加に向けて、各種スポーツ教室や大会を充実するとともに、スポーツイベントなどの誘致並びに総合型地域スポーツクラブに対する支援を行ってまいります。


 国際化への対応につきましては、国際友好都市韓国三陟市を親善訪問し、市民レベルの国際交流を広めていくとともに、外国人に向け日本語教室を開催し、気軽に国際交流ができる環境づくりを進めてまいります。


 また、中学生の国際理解教育を推進し、現地での体験により、その視野をさらに広げるため、今年度の姉妹都市オランダスネーク市に引き続き、新年度では姉妹都市アメリカメーコン市に派遣する交流研修を実施いたします。


 第6には、「市民と行政が一体となったまちづくり」についてであります。


 市内外との連携・交流の促進につきましては、根室市とのスポーツ交流や東京都千代田区の子供たちとの都市農村交流事業を引き続き実施するほか、定住・半定住などの推進事業に取り組んでまいります。


 開かれた行政への取り組みにつきましては、多様化する行政ニーズに的確に対応し、市民の皆様と行政が一体となったまちづくりを推進するため、市政についてお互いに意見を交わすタウンミーティングを定期的に実施いたします。


 また、広報くろべやみらーれテレビ、ラジオ・ミュー、インターネットなどのメディアを活用し、情報の提供に努めます。


 市民活動支援への取り組みにつきましては、市民の皆様がまちづくり・地域づくりに参画・参加できる環境づくりとして、自治振興会などを中心としたさまざまな地域のコミュニティ活動や地域を超えたボランティア活動、まちづくりNPO活動などの支援を積極的に行うほか、協働のまちづくり検討委員会の設置により、市民・企業・行政のパートナーシップを構築してまいります。


 男女共同参画社会の推進につきましては、男女がお互いの人権、尊厳を認め合い、性別にとらわれず、個性と能力が発揮できる社会をつくることをめざし、男女共同参画都市宣言を策定することとし、その啓発に努めてまいります。


 市民と一体となった計画的行政運営の推進につきましては、公の施設の指定管理者制度について、指定期間の満了を契機として制度の見直しなどを進めるほか、保育所の民営化など、民間活力の積極的な活用を図ってまいります。


 また、総合振興計画の策定を契機として、現在構築中の事業評価システムをさらに充実させ、成果目標などによる客観的な評価により、施策の効果や成熟度を高めるとともに、行政文書を共有化し、情報の有効活用を図るため、文書管理システムの構築を進めてまいります。


 市庁舎建設に関しましては、これまで、庁内組織での検討を重ねてきておりますが、新年度からは市民代表・有識者などによる検討組織を立ち上げ、さらに具体的な協議を進めてまいります。


 健全財政の推進につきましては、財政健全化法に則した財政運営を念頭に置きつつ、選択と集中により真に求められる施策を着実に進めるとともに、さらに事務事業及びその執行方法の見直しを行ってまいります。


 また、経費の節減・合理化の一環として、従来からの経緯などにとらわれることなく、歳出全体を根本から厳しく洗い直すとともに、創意と工夫を凝らすことを旨とし、より厳正に施策、事業を予算化したところであります。


 次に、合併関連の施策について申し上げます。


 今議会において、市民憲章の制定を議案として上程しておりますが、郷土への誇りと願いを共有することにより、新市としての一体感をさらに高めるため、この啓発に関する経費を計上いたしております。


 このほか、小学校統合による跡地利活用として、愛本地区コミュニティセンターの建設費及び内山地区コミュニティセンターの基本設計費を計上したところであります。


 以上、施策の一端について申し上げました。


 次に、歳入予算のうち主なものについてご説明申し上げます。


 まず、一般会計におきましては、市税収入として80億262万5,000円を計上しております。各税目の見積もりに当たりましては、これまでの本市の税収動向に加え、税制改正に伴う影響額、地方財政計画などを総合的に勘案し、計上したところであります。


 地方交付税につきましては、地方財政計画や本市の基準財政収入額及び需要額の動向などを勘案し、試算の上、さらに合併に伴う支援措置や新たに創設された地方再生対策費を見込んで計上しております。


 国及び県支出金につきましては、事業の内容、採択の見通しなどの精査、把握に努め、それぞれ事業に見合った額を計上しております。


 利子割交付金、地方消費税交付金、地方特例交付金などの各種交付金につきましては、国の財政対策などを基礎として積算の上、計上しております。


 市債につきましては、公共事業などの財源として必要な額を計上したほか、国の制度による財源対策として臨時財政対策債を発行することとしております。


 合併特例債につきましては、総合振興計画に盛り込まれた事業の推進を図るため、11億9,290万円を計上しております。


 使用料・手数料につきましては、過去の実績を勘案するとともに、適正な受益者負担の見直しを図った上で、見込み得る額を計上しております。


 以上のような歳入の状況でありますが、なお不足する額につきましては、財政調整基金の繰り入れをもって財源調整を行ったところであります。


 また、特別会計、企業会計につきましても、それぞれ見込み得る財源のほか、一般会計からの繰り入れをもって財源調整を行ったところであります。


 以上、平成20年度の予算概要を申し上げましたが、市民並びに議員各位のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。


 次に、平成19年度補正予算について申し上げます。


 まず、一般会計の補正予算についてであります。


 補正額は2,746万3,000円の減額でありまして、補正後の予算総額を215億2,900万2,000円とするものであります。


 国庫補助事業といたしましては、後期高齢者医療事業の開始に向け、被用者保険の被扶養者に対する保険料徴収凍結に伴い、システム改修費を追加するものであります。


 篤志寄附によるものといたしましては、社会福祉振興事業基金積立金、教育文化振興基金積立金の追加を計上いたしました。


 その他の補正といたしましては、定額運用基金廃止に伴う基金積立金及び保育所整備事業の追加、事業費の確保に伴います、ふるさと農道整備事業の減額及び県単道路整備事業負担金並びに優秀スポーツクラブ育成補助金を計上いたしました。


 歳入では、国庫支出金、財産収入、寄附金、繰入金、繰越金及び諸収入をそれぞれ追加するとともに、県支出金及び土地改良事業債の減額と市債の財源更正をするものであります。


 繰越明許費は、年度内に完了しない見込みの事業費を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。


 国民健康保険事業特別会計は、財政調整基金積立金の追加、前期高齢者医療費自己負担凍結及び国民健康保険税激変緩和措置に対応するシステム改修費の追加のほか、医療費増に伴う保険給付費及び平成18年度の療養給付費負担金確定に伴う精算返納金の追加、事業費の確定による老人保健拠出金及び介護給付金の減額、予備費の減額をするものであります。


 農業集落排水事業特別会計は、飛騨地区農業集落排水施設管理組合からの特別会計資産を受け入れ、農業集落排水事業基金積立金を追加するものであります。


 地域開発事業特別会計は、犬山工業団地の売却に伴い、長期債繰上償還元金を追加するものであります。


 議案第17号は、福祉灯油券配布事業費と小学校大規模改造事業の繰越明許を計上した「平成19年度黒部市一般会計補正予算(第6号)」について、専決処分の承認をお願いするものであります。


 議案第18号は、石田保育所保育室増設工事費を計上した「平成19年度黒部市一般会計補正予算(第7号)」について、専決処分の承認をお願いするものであります。


 議案第19号は、除雪対策事業費を追加した「平成19年度黒部市一般会計補正予算(第8号)」について、専決処分の承認をお願いするものであります。


 次に、予算以外の議案について申し上げます。


 条例関係のうち新たに制定するものといたしましては、後期高齢者医療制度の開始に伴い、本市において行う事務などを規定する「黒部市後期高齢者医療に係る条例」を提出いたしております。


 また、一部改正するものといたしまして、「黒部市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」ほか13件を提出いたしております。


 また、条例を廃止するものといたしましては、基金の廃止条例を2件提出しております。


 その他の案件につきましては、黒部市宇奈月国際会館の供用開始に伴い、財団法人黒部市国際文化センターを指定管理者に指定する指定議案ほか6件を提出しております。


 以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げました。


 なお、詳細につきましては、質疑、委員会などでご説明申し上げたいと思います。


 何とぞ、慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由といたします。


 よろしくお願いします。


○議長(稲田 弘君) お諮りいたします。


 「議案第1号 平成20年度黒部市一般会計予算」については、委員会条例第6条の規定により、議長を除く21名の委員をもって構成する「予算特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(稲田 弘君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議案第1号」については、議長を除く21名の委員をもって構成する「予算特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。


 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、3月4日から6日までの3日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


               (「異議なし」の声あり)


○議長(稲田 弘君) ご異議なしと認めます。


 よって、3月4日から6日までの3日間は、本会議を休会とすることに決しました。


 3月7日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。


 一般質問の通告書は、5日正午まで提出願います。


 本日はこれをもって散会いたします。


 お知らせいたします。


 予算特別委員会を11時10分から開催しますので、委員の方は301会議室へお集まり願います。


 また、予算特別委員会終了後、全員協議会を開催しますので、ご関係の方は301号室へお集まり願います。





  散会 午前10時56分