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富山県 黒部市

平成19年第3回定例会(第4号 6月22日)




平成19年第3回定例会(第4号 6月22日)





 






平成19年第3回黒部市議会6月定例会会議録


平成19年6月22日(金曜日)





          議 事 日 程(第4号)


                           平成19年6月22日(金)


                           午前10時開議


 第1  議案第42号 平成19年度黒部市一般会計補正予算(第1号)


     議案第43号 平成19年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1


            号)


     議案第44号 専決処分の承認について


     議案第45号 黒部市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の


            制定について


     議案第46号 黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の


            一部改正について


     議案第47号 黒部市税条例の一部改正について


     議案第48号 黒部市中山間地域振興基金条例の制定について


     議案第49号 専決処分の承認について


     議案第50号 黒部市土地開発公社定款の変更について


            (9件 委員長報告、質疑、討論、表決)


 第2  議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦について


         (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決)


 第3  陳情第 2号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための


            陳情


             (委員長報告、質疑、討論、表決)


 第4  議員提出議案第4号 立山・黒部地域の世界文化遺産登録を求める決議につい


               て


     議員提出議案第5号 第88豊進丸拿捕事件の早期解決を求める意見書につい


               て


       (2件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決)


 第5 各常任委員会の議会閉会中の継続審査について


 第6 総合振興計画並びに行財政改革について


    北陸新幹線の整備促進について


    自然環境の保全と観光振興について


             (3件 委員長報告、質疑、表決)


 第7 議会運営に関する調査について


               (委員長報告、質疑、表決)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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 本日の出席議員


     1番 小 柳 勇 人 君       2番 谷 口 弘 義 君


     3番 辻   靖 雄 君       4番 竹 山 繁 夫 君


     5番 内 橋 健 治 君       6番 寺 田 仁 嗣 君


     7番 吉 松 定 子 君       8番 伊 東 景 治 君


     9番 辻   泰 久 君      10番 橋 本 文 一 君


    11番 山 内 富美雄 君      12番 松 原   勇 君


    13番 山 本 達 雄 君      14番 吉 田 重 治 君


    15番 中 谷 松太郎 君      16番 松 本 正 則 君


    17番 川 上   浩 君      18番 新 村 文 幸 君


    19番 岩 井 憲 一 君      20番 森 岡 英 一 君


    21番 稲 田   弘 君      22番 坂 井   守 君


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本日の欠席議員    な し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長             堀 内 康 男 君


  副市長            中 谷 延 之 君


  副市長            室 谷 智 明 君


  総務企画部長         稲 澤 義 之 君


  市民生活部長         岡 ? 文 夫 君


  産業経済部長         石 川 幹 夫 君


  都市建設部長         岩 井 宏 道 君


  上下水道部長         川 添 安 裕 君


  地域センター長        此 川 健 道 君


  会計管理者          平 野 正 義 君


  総務部次長総務課長      能 澤 雄 二 君


  市民生活部次長こども支援課長 岩 井 哲 雄 君


  都市建設部都市計画課長    広 木 哲 哉 君


  上下水道部次長下水道課長   山 田 丈 二 君


  総務企画部次長企画政策課長  大 川 信 一 君


  財政課長           中 田 博 己 君


  行政係長           林   茂 行 君


 病  院


  市民病院事務局長       松 井 喜 治 君


  市民病院事務局次長      伊 東 高 志 君


 消防本部


  消防長・消防監        谷 口 政 芳 君


  消防本部次長         橋 本 政 秀 君


 教育委員会


  教育委員長          高 山 史 生 君


  教育長            本 多 省 三 君


  教育部長           名 越   誓 君


  事務局次長生涯学習課長    柳 川 一 成 君


 監査委員            福 島   樹 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長           島   邦 夫 君


  議事調査課長         能 登 澄 雄 君


  主幹             滝 沢 茂 宏 君


  主査             橋 本 正 則 君


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


                 開     議


  午前10時00分


○議長(川上 浩君) 皆さん、おはようございます。


 どなたも続いてご苦労さまです。


 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


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○議長(川上 浩君) 日程第1、「議案第42号から議案第50号まで」、以上9件を一括議題といたします。


 本9件を付託した各常任委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。


 まず、総務文教委員長の報告を求めます。


 総務文教委員長、竹山繁夫君。


             〔総務文教委員長 竹山繁夫君登壇〕


○総務文教委員長(竹山繁夫君) 皆さん、おはようございます。


 総務文教委員長の委員長報告を行いたいと思います。


 議案についてでございます。


 本委員会に付託されております「議案第42号」、「議案第45号」、「議案第46号」、「議案第47号」、「議案第49号」及び「議案第50号」、以上6件について審査の結果をご報告申し上げます。


 「議案第42号 平成19年度黒部市一般会計補正予算(第1号)」については、原案を可とすることに決定。


 「議案第45号 黒部市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第46号 黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第47号 黒部市税条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第49号 専決処分の承認について」は、承認することに決定。


 「議案第50号 黒部市土地開発公社定款の変更について」は、原案を可とすることに決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


○議長(川上 浩君) 次に、生活環境委員長の報告を求めます。


 生活環境委員長、吉松定子君。


             〔生活環境委員長 吉松定子登壇〕


○生活環境委員長(吉松定子君) おはようございます。


 生活環境委員会委員長報告。


 議案について。本委員会に付託されております「議案第42号中の所管部分」、「議案第43号」及び、「議案第44号」、以上3件について、審査の結果をご報告申し上げます。


 「議案第42号 平成19年度黒部市一般会計補正予算(第1号)中歳出第3款民生費」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第43号 平成19年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第44号 専決処分の承認について」は、承認することに決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


○議長(川上 浩君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。


 産業建設委員長、内橋健治君。


             〔産業建設委員長 内橋健治君登壇〕


○産業建設委員長(内橋健治君) おはようございます。


 産業建設委員会報告。


 本委員会に付託されております「議案第42号中の所管部分」及び、「議案第48号」、以上2件について、審査の結果をご報告申し上げます。


 「議案第42号 平成19年度黒部市一般会計補正予算(第1号)中歳出第7款商工費」については、原案を可とすることに決定。


 「議案第48号 黒部市中山間地域振興基金条例の廃止について」は、原案を可とすることに決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


○議長(川上 浩君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。


 これより討論を行います。


 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。


 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君登壇〕


○2番(谷口弘義君) 日本共産党を代表し、「議案第49号 専決処分の承認について」、専決処分第1号 黒部市税条例の一部を改正する条例について、反対意見を述べます。


 第1号中上場株式の配当、譲渡益に係る軽減税率の適用期限の延長に関してであります。


 上場株式等の配当や譲渡益は、そもそも2002年までは、本則、税率20%でした。2003年度から税率20%とされ、しかも5年間の時限措置として10%に軽減されてきました。昨年の政府税調答申においても、現在の経済状況は大幅に改善してきているとして、期限到来とともに廃止すべきとされてきました。しかし、日本経団連からの働きかけなども受け、与党税調は、1年延長して廃止することを決め、今回の改正となりました。こうした証券優遇税制は、実際には一握りの富裕層に減税の恩恵が集中する金持ち減税となっており、直ちに廃止すべきであります。


 国税庁の2005年分申告所得税標本調査によると、100億円以上の所得を申告した7人の株式譲渡益の合計は2,000億円でした。国と地方税を合わせた本則20%の税率では400億円となります。ところが、特例で200億円で済んだのです。2003年当時、株価対策として、この上場株式等譲渡益や配当金の軽減税率など、証券優遇措置が導入されました。この措置が大金持ちを優遇し、資産格差や投機的な投資を誘発する要因となりました。ライブドア事件や村上ファンドの事件がそのことを物語っています。


 こうした証券優遇税制に見られるように、政府は、大企業や大金持ちだけには相変わらず手厚い減税を行い、1兆7,000億円も税金を軽減しています。一方では、公的年金等控除の縮小や老年者控除の廃止、低所得高齢者の非課税限度額の廃止など、高齢者を中心に、庶民には負担を押しつけています。このような金持ちの優遇税制は改めるべきであります。


 この減税分を黒部市に当てはめてみますと、黒部市の平成19年度予算では、配当割交付金と株式等譲渡所得割交付金が合わせて3,900万円計上されています。軽減措置がなかったら単純に計算して3,900万円のプラスとなり7,800万円が黒部市に来ることになります。この減税措置、黒部市にも影響を与えることになります。したがいまして、議案第49号、専決処分第1号中、上場株式等の配当譲渡益に係る軽減税率の適応期限の延長はする必要はなく、承認することができません。


 ところで、税制のあり方にも問題があります。政府は、この2年間で定率減税を廃止し、さらに老年者控除の廃止や年金への課税強化で大増税が行われました。ことしは国から地方へ税源を移すための税源移譲で、さらに住民税が大幅に引き上げられました。政府はこの税源移譲では、所得税を下げたから住民税を上げても増税にはならないと言っています。しかし、それは事実と違うことが6月13日の衆議院財務金融委員会で明らかになりました。定年や失業などでことし大幅に所得が減った人の場合、税源移譲によるものだけでも所得税と住民税を合わせた額が最大9万7,500円の増税になることを総務省は認めました。増税になる人は数百万人規模にのぼるとみられています。政府は、救済措置として2007年に所得税が課税されない程度の所得に減った人を対象に、住民税を税源移譲前まで減額するという措置を設けています。しかし、これは本人からの申告が必要です。市は、こうした住民に対する救済措置の周知徹底をし、税源移譲によって増税になったら救済措置の対象にならない人に対しても対策を講ずるよう国に要望すべきであることを強調し、討論とします。


○議長(川上 浩君) ほかに討論ありませんか。


              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) これをもって討論を終結いたします。


 これより採決を行います。


 議題のうち、まず、「議案第45号 黒部市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の制定について」及び「議案第46号 黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」、以上2件を一括して採決いたします。


 本2件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議案第45号」及び「議案第46号」は、原案のとおり可決されました。


 次に、「議案第47号 黒部市税条例の一部改正について」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります


 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○議長(川上 浩君) 起立多数であります。


 よって、「議案第47号」は、原案のとおり可決されました。


 次に、「議案第48号 黒部市中山間地域振興基金条例の廃止について」を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議案第48号」は、原案のとおり可決されました。


 次に、「議案第49号 専決処分の承認について」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は承認するものであります。


 委員長の報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○議長(川上 浩君) 起立多数であります。


 よって、「議案第49号」は、承認することに決しました。


 次に、「議案第42号 平成19年度黒部市一般会計補正予算(第1号)」及び「議案第43号 平成19年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」、以上2件を一括して採決いたします。


 本2件に対する委員長の報告は原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議案第42号」及び「議案第43号」は、原案のとおり可決されました。


 次に、「議案第44号 専決処分の承認について」を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、承認するものであります。


 委員長の報告のとおり承認することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議案第44号」は、承認することに決しました。


 次に、「議案第50号 黒部市土地開発公社定款の変更について」を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議案第50号」は、原案のとおり可決されました。


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○議長(川上 浩君) 日程第2、「議案第51号」を議題といたします。


 市長より提案理由の説明を求めます。


 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) おはようございます。


 議員各位には、連日、市政上の重要諸案件につきましてご審議を賜っておりますことに対し深甚の敬意を表するものであります。


 それでは、ただいま追加提案いたしました議案につきまして、ご説明申し上げます。


 議案第51号は、「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。


 このたび、平成19年9月30日をもって任期満了となられます羽柴進一委員の後任といたしまして、「黒部市宇奈月温泉252番地1、山藤亀紘さん」を候補者として推薦いたしたく、議会のご意見を賜ろうとするものであります。


 羽柴委員には、平成13年10月から5年9カ月にわたり人権擁護委員としてご尽力を賜っております。ここに心より感謝を申し上げるものであります。


 以上、提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げて、提案理由といたします。


○議長(川上 浩君) これより、「議案第51号」の質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております「議案第51号」につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議案第51号」につきましては委員会の付託を省略することに決しました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) 討論なしと認めます。


 これより、「議案第51号」について採決いたします。


 「議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決いたします。


 本件については、原案のとおり適任と認めることにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議案第51号」は、原案のとおり適任と認めることに決しました。


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○議長(川上 浩君) 日程第3、「陳情第2号」を議題といたします。


 本件を付託した産業建設委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。


 産業建設委員長、内橋健治君。


             〔産業建設委員長 内橋健治君登壇〕


○産業建設委員長(内橋健治君) 本委員会に付託されております「陳情第2号」について、審査の結果をご報告申し上げます。


 陳情第2号、「富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための陳情」については、県内の実態として、パート労働者、派遣労働者を富山県の最低賃金時間額652円で雇用している企業はなく、いずれも上回った水準にある。県内の最低賃金については、最近の景気動向や中小企業の経営状況や賃金水準などから、時間をかけて見直すべきと考え、また隣県と比較しても決して低くないことからも、本陳情の趣旨には賛成しがたく、本陳情は不採択とすべきものと決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


○議長(川上 浩君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。


 これより討論を行います。


 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。


 2番、谷口弘義君。


               〔2番 谷口弘義君登壇〕


○2番(谷口弘義君) 日本共産党を代表して、「陳情第2号」は採択するべきであり、意見を述べます。


 「陳情第2号」は、富山県の最低賃金を安心して暮らせる水準に引き上げるための陳情であります。貧困と格差が社会問題化し、NHKのクローズアップ現代でもワーキングプアの問題として取り上げました。働いても働いても生活保護水準以下の賃金しかもらえないワーキングプアと呼ばれる労働者。正社員になりたくてもなれない派遣労働者や請負労働者などの非正規労働者は、若者を中心にふえています。


 労働力調査によれば、1996年から2006年までの10年間に非正規労働者は620万人ふえたが、それは正規労働者460万人の減少と裏腹の関係で進んだ増加でありました。2006年版労働経済白書を1週間の就業時間が35時間以上のフルタイムの労働者とほとんど変わらない働き方をする非正規労働者がふえていると指摘しています。2005年時点で非正規労働者は1,663万人にのぼり、就労者の33.2%になっています。実に3人に1人が正規社員でないということであります。問題なのは、このような非正規労働者に不安定な雇用条件や差別的な賃金や労働条件が押しつけられていることです。こうした非正規労働者は、正規労働者よりもはるかに低い賃金で生活をしなければならないため、結婚や子育てはもちろん、みずからの生活と健康を維持することさえ困難になっています。市内の大企業も、非正規労働者である派遣労働者がふえているのが実態ではないでしょうか。この会社のある労働者は、「同じ現場で仕事をしているのに給料は安く、ボーナスもほんのわずか、退職金もないと聞いている。かわいそうだ。」、こんな話をしていました。


 どうしてこんなことができるようになったのでしょうか。1999年に労働者派遣法を改悪し、それまで特定の業種にしか認められなかった派遣事業を原則自由化し、さらに期間を決めた雇用の拡大や裁量労働の規制が緩和され、年間総労働時間の規制も緩和されたからであります。問題となっている貧困と格差を正す第一歩として、まず労働者を守るルールを確立すること、最低賃金を抜本的に引き上げ、全国一律の制度とすることであります。最低賃金は、都道府県で戸別に決めることになっています。日本の各地域の最低賃金を平均すると時給673円であります。1日12時間という過労死するような働き方をしても年収200万円ほどにしかなりません。富山県の最低賃金はさらに低く、平均以下の652円です。フルタイム働いても月収は11万円台です。そこから税金、住宅費、社会保険などを差し引くと、三度の食事の確保さえ極めて困難となります。提出されている陳情書を見ますと、富山市の生活保護基準は、18歳単身者で、年間を平均すると月額約14万円となっています。現行の富山県の最低賃金は、フルタイム働いても生活保護基準にも届きません。生活保護と最低賃金との整合性が世論となり、5月11日付日経新聞は、厚生労働省が生活保護基準を下回る11都道府県に対して最低賃金の引き上げを要請する方針を決めたと報道しました。こうした内容も陳情書に記されているわけであります。最低賃金を引き上げるということは、就労者の3割までになった非正規労働者の賃金を押し上げることにもつながり、正規労働者の賃金引き上げにも効果をあらわします。労働総研はこの2月、最低賃金を1,000円に引き上げることで2兆6,425億円の波及効果が生まれ、日本経済に健全な発展をもたらすという試算結果を発表しています。


 憲法第25条は、すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると、国民の生存権を保障しています。このように生活保護基準を下回るような富山県の最低賃金の引き上げが必要であることを述べて、討論とします。


○議長(川上 浩君) ほかに討論はありませんか。


              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) これをもって討論を終結いたします。


 これより、「陳情第2号 富山県の最低賃金を、安心てくらせる水準に引上げるための陳情」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は不採択でありますが、陳情第2号を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○議長(川上 浩君) 起立少数であります。


 よって、「陳情第2号」は、不採択とすることに決しました。


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○議長(川上 浩君) 日程第4、「議員提出議案第4号」及び「議員提出議案第5号」、以上2件を一括議題といたします。


 「議員提出議案第4号」及び「議員提出議案第5号」、以上2件について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。


 22番、坂井 守君。


               〔22番 坂井 守君登壇〕


○22番(坂井 守君) ご苦労さまです。


 「議員提出議案第4号」及び「議員提出議案第5号」について、提案理由の説明を申し上げます。


 まず、「議員提出議案第4号」は、「立山・黒部地域の世界文化遺産登録を求める決議について」であります。決議文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。


         立山・黒部地域の世界文化遺産登録を求める決議


 世界に誇る豊かな自然と雄大な景観を有する立山・黒部地域は、我が国を代表する山岳観光地である。また、日本三霊山の1つとされる立山連峰の山岳信仰の歴史や文化をはじめ、大自然の厳しさと対峙しながら、先人の英知と汗によって築かれた貴重な砂防事業や電源開発の歴史は、世界に誇り得る富山県の宝である。これらの自然や歴史・文化的な財産を未来永劫に守り継承しながら、この地域の魅力を高めていくことが、立山・黒部地域4市4町1村の住民に課せられた責務であり、世界文化遺産への登録は、この地域住民総意の願いである。


 よって、黒部市議会は、地域住民の願いである世界文化遺産登録実現に向けて、立山・黒部地域4市4町1村がともに連携を図り、関係機関に強く要請していくものである。


 以上、決議する。


 次に、「議員提出議案第5号」は、「第88豊進丸拿捕事件の早期解決を求める意見書について」であります。


 意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。


         第88豊進丸拿捕事件の早期解決を求める意見書


 平成19年6月1日に発生した入善町船籍の中型サケ・マス流し網漁船第88豊進丸がロシア国境警備当局に拿捕されたという事件に、漁業に携わる住民の多い黒部市としましても大きな衝撃を受けるとともに、乗組員の安否を気づかい、一日も早い解放を願っている。この拿捕事件は、日露の政府間協定に基づき、ロシア沿岸から200海里以内の排他的経済水域内で許可を受け、操業していた区域で発生したものである。事件発生直後から富山県知事、関係機関などが、外務省、水産庁などに即時解放を求める要請活動を行ってきたところである。


 現在、国・関係機関が情報収集に努めているが、いまだ事実確認等の情報はなく、今後の推移を注視している状況である。黒部市議会は、人道的見地から、拘束された乗組員17名全員の即時解放と漁船の返還、そして今回の拿捕事件の早期解決の実現に向けて政府の最大限の努力を願うものである。よって、政府に対し、次の事項について強く要望する。


                     記


 1 拘束された乗組員全員の即時解放と漁船の早期返還をロシア政府に強く要求すること。


 2 ロシア政府に対し、事実関係の早急な確認と早期解決を強く求めること。


 3 ロシア海域における安全な操業を確保すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


 以上です。


○議長(川上 浩君) これより、「議員提出議案第4号」及び「議員提出議案第5号」、以上2件を一括して質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております「議員提出議案第4号」及び「議員提出議案第5号」、以上2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議員提出議案第4号」及び「議員提出議案第5号」、以上2件につきましては、委員会の付託を省略することに決しました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) 討論なしと認めます。


 これより、「議員提出事案第4号」及び「議員提出議案第5号」、以上2件について採決いたします。


 議題のうち、まず、「議員提出議案第4号 立山・黒部地域の世界文化遺産登録を求める決議について」を起立により採決いたします。


 本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○議長(川上 浩君) 起立全員であります。


 よって、「議員提出議案第4号」は、原案のとおり可決されました。


 次に、「議員提出議案第5号 第88豊進丸拿捕事件の早期解決を求める意見書について」を起立により採決いたします。


 本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○議長(川上 浩君) 起立全員であります。


 よって、「議員提出議案第5号」は、原案のとおり可決されました。


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○議長(川上 浩君) 日程第5、「各常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。


 各常任委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申し出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。


 お諮りいたします。


 各常任委員長からの申し出のとおり継続審査に付することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。


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○議長(川上 浩君) 日程第6、「総合振興計画並びに行財政改革について」、「北陸新幹線の整備促進について」及び「自然環境の保全と観光振興について」、以上3件を一括議題といたします。


 本3件を付託した各特別委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。


 まず、総合振興計画・行財政改革調査特別委員長の報告を求めます。


 総合振興計画・行財政改革調査特別委員長 稲田 弘君。


       〔総合振興計画・行財政改革調査特別委員長 稲田 弘君登壇〕


○総合振興計画・行財政改革調査特別委員長(稲田 弘君) 本特別委員会に付託されております総合振興計画並びに行財政改革について、ご報告申し上げます。


 まず、6月15日、本特別委員会を開催し、前期基本計画、平成20年度から平成24年度の素案等についての説明を受け、これらについての意見交換を行ったのであります。


 現在策定中の総合振興計画は、合併時に作成した新市建設計画を踏まえ、黒部峡谷、黒部川などの美しい自然環境を生かしながら、北陸新幹線新駅周辺整備をはじめ、市民ニーズに的確に対応した計画を策定することが大変重要であります。また、黒部市の最上位計画となる総合振興計画は、黒部市の新たまちづくりを導き、実現していくための総合的な指針と位置づけ、その実効性を確保される必要があります。


 一方、行財政改革に目を向けますと、昨今の地方行政を取り巻く環境は、市民ニーズの高度多様化に加え、国の三位一体改革により、国庫補助金及び地方交付税の削減など、大きく変化してきております。このような大きな転換期を迎えるに当たり、本市においても財政構造の見直しによる低コスト化と効率化を図りつつ、多様な市民ニーズの充足かつ的確に対応する暮らしの総合サービス業としての簡素で効率的な市政運営の構築が喫緊の課題であります。


 このため、本特別委員会では、今後とも付託事件であります総合振興計画並びに行財政改革についての審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。


○議長(川上 浩君) 次に、北陸新幹線整備促進特別委員長の報告を求めます。


 北陸新幹線整備促進特別委員長、岩井憲一君。


         〔北陸新幹線整備促進特別委員長 岩井憲一君登壇〕


○北陸新幹線整備促進特別委員長(岩井憲一君) 本特別委員会に付託され、継続審査に付されております北陸新幹線の整備促進について、ご報告を申し上げます。


 6月18日、本特別委員会を開催し、冒頭に当局から3月定例会以後の経過について報告を受けたのであります。


 その概要を申し上げますと、3月24日、黒部ワンコインフリーきっぷ「楽駅停車の旅」出発式が開催されたこと。4月2日から北陸新幹線新黒部駅(仮称)周辺整備に係る調査・設計・測量業務が開始されたこと。5月10日、新駅周辺整備に係る家屋移転調査事前説明会が開催されたこと。5月29日、北陸新幹線建設促進大会及び北陸新幹線建設促進同盟会総会が東京で開催されたこと。なお同大会及び総会には、本市議会から委員長である私が出席し、終了後、県選出国会議員に対し要請活動を行ってきましたことをあわせてご報告を申し上げます。


 5月27日、黒部ワンコインフリーきっぷ「楽駅停車の旅」が終了し、総売り上げ枚数が3,206枚であったこと。5月30日、北陸新幹線関係都市連絡協議会中央要望が実施されましたことなどの報告を受けたのであります。その後、当局を交えて今後の事業促進の方向について意見交換をしたのであります。


 その内容といたしましては、本市においては7年後に開業する北陸新幹線に向けての新駅周辺整備、アクセス道路の整備等に対する財源の確保、整備方針の明確化など、まだまだ多くの課題を克服しなければならず、これらを解決するには、これまで以上に国・県に対する支援・要請活動、調整が必要であること、このために市長、副市長、市議会、さらには市選出県議会議員とが一丸となった、国・県及び関係機関等への働きかけが大変重要であるとの意見が多くの委員から出され、市当局に対しましてその実行を強く要望したのであります。


 また、新駅周辺整備等における物件移転の対応や対策、経営分離後の並行在来線に対する市の考え方や諸施策等について意見交換を行ったのであります。これらの意見を踏まえ、本特別委員会といたしましては、北陸新幹線開業に向けてのさまざまな諸問題を確実に解決し、市民ニーズに対応した事業の推進を行うには、市の部、課を超えた事業の調整を図る指示系統が必要であるという観点から、市全体でのプロジェクトチームによる事業の推進をすべきとの要望を当局に対し行ったのであります。


 北陸新幹線は、地球環境にやさしく、日本海国土軸の形成と国土の均衡ある発展に不可欠な国家プロジェクトであります。また、新川地域の飛躍的な発展と本市のまちづくりの要として欠かすことのできない公共高速交通機関であり、早期開通は黒部市民の悲願であります。このため、本特別委員会では、長野から白山総合車両基地までと福井駅部の早期完成、敦賀までの一括認可及びフル規格による整備を図るとともに、あわせて大阪までの整備方針を明確し、早期に全線整備が図られるよう、市民や沿線自治体と連携し、国・県などに強く働きかけていくものであります。


 さらには、駅周辺整備が円滑に進捗するとともに、並行在来線の経営分離後の経営が成り立つよう、財政支援などについても国等に強く働きかけるものとし、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。


○議長(川上 浩君) 次に、自然・観光振興特別委員長の報告を求めます。


 自然・観光振興特別委員長、松本正則君。


          〔自然・環境振興特別委員長 松本正則君登壇〕


○自然・観光振興特別委員長(松本正則君) 自然・観光特別委員会委員長報告をいたします。


 本特別委員会に付託され、継続審査に付されております自然環境の保全と観光振興について、審査の結果をご報告申し上げます。


 3月22日、23日の両日、本特別委員会を開催し、水資源の保全及び観光と地域とのかかわりについて、郡上八幡観光協会にて視察研修を行ったのであります。


 昭和27年に創立した郡上八幡観光協会は、関係団体と連携を図りながら、400有余年、歌い踊り次がれている郡上踊りを中心に各種事業を展開し、まちの振興に努めてきた。


 一方、昨今の経済不況の中、7町村が合併し郡上市となった現在は、観光資源の幅もでき各地域の観光協会と協力し、自然を残した四季型観光を目指しているということでありました。また、観光案内による街中散策では、城下町の防火対策として整備されてきた水路が生活用水として利用され、それが観光資源となり、地域住民の清掃活動などにより守り続けている状況を目の当たりにしてきたのであります。


 次に、6月20日、本特別委員会を開催し、冒頭にカウベルトの郷づくり事業により、本市で放牧が実施されております宇奈月温泉スキー場の現地視察を行ったのであります。


 その後、市当局から3月定例会以降の本特別委員会に係る経過について報告を受けたのであります。その概要を申しますと、まず、自然環境関係では、4月25日に農地・水・環境の保全活動を目的に、黒部市農村環境保全向上対策協議会が設立されたこと。5月23日には、宮野運動公園において第8回富山森の祭典が開催されたこと。5月28日に黒部川土砂管理協議会が開催され、本年度の連携排砂計画について協議されたこと。6月1日から11月下旬にかけて本年度の県の新規事業でありますカウベルトの郷づくり事業が実施されていること。次に、観光振興関係では、3月24日から5月27日まで、黒部ワンコインフリーきっぷ「楽駅停車の旅」が実施されたこと。4月28日から5月6日まで観光シャトルバス黒部・宇奈月温泉号が運行されたこと。4月28日に生地まち歩き観光の拠点としての役割が期待される休み所「あい」がオープン。6月2日には、中心市街地のにぎわい創設のため、ギャラリー「市姫」がオープンしたこと、また5月9日にYKK産業観光・YKKツアーズが展示施設をリニューアルし、運行を再開したこと。6月9日、立山・黒部自然環境保全国際観光促進協議会総会が開催され、立山・黒部地域の世界文化遺産登録を目指し、関係4市4町1村が連携して取り組んでいくことが協議されたことなどであります。


 その後、当局と自然環境の保全や観光振興策などについて意見交換を行ったのであります。その中で本市の海岸において突堤が水につかるなど浸食がはなはだしい箇所が見受けられるため、災害を未然に防ぐ観点からも、海岸保全の整備促進について国・県へ強く要望していただきたいとの意見がありました。


 また、「名水の里 黒部」たるゆえんを重んじるばかりでなく、渇水期における水の確保や水不足への対応などを考慮しておいてほしいとの要望がありました。


 以上、本委員会といたしましては、今後とも下新川海岸保全事業や(仮称)水博物館構想の進捗に努めるとともに、国や県の動向を踏まえながら、立山・黒部地域の世界文化遺産登録への働きかけ、そして黒部川の流れに沿った山・川・海の貴重な自然環境の保全管理と、これら全国に誇り得る観光資源のPRのあり方並びに有効活用について今後さらに調査する必要があると認め、付託されました事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。


○議長(川上 浩君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本3件に対する委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。


 委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、本3件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。


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○議長(川上 浩君) 日程第7、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。


 本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長からの報告を求めます。


 議会運営委員長、坂井 守君。


             〔議会運営委員長 坂井 守君登壇〕


○議会運営委員長(坂井 守君) 議会運営委員会委員長報告。


 本委員会に付託され、継続審査に付されております議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。


 本委員会は、3月26日及び、27日の2日間にわたって開催し、自治基本条例を制定した北海道苫小牧市及び議会改革に取り組んでいる根室市を視察し、議会の効率的な運営方法やまちづくりにおける市民及び議会や行政の役割分担等について調査したのであります。


 次に、4月20日、6月定例会の会期及び会議日程について協議をしたのであります。


 次に、6月1日、6月定例会の市長提出議案9件の説明をう受け、その付託委員会並びに陳情1件の取り扱いについて協議したのであります。


 次に、6月13日、本会議前に本委員会を開催し、立山・黒部地域の世界文化遺産登録を求める請願書の取り扱いについて協議したのであります。


 次に、6月15日、第88豊進丸拿捕事件の早期解決を求める意見書の取り扱いについて協議したのであります。


 次に、本日、本会議前、市長追加提出議案1件及び議員提出議案2件の取り扱いについて協議したのであります。


 以上の審査事項を含め、本委員会では、議会運営の効率化等について引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきものと決定した次第であります。


 以上です。


○議長(川上 浩君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本案に対する委員長の報告は、議会閉会中の継続審査であります。


 委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、本件は、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。


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○議長(川上 浩君) 以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。


 市長からごあいさつがございます。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 市議会6月定例会の閉会当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 アジサイの花が大変目に鮮やかな季節を迎えました。議員各位におかれましては、6月8日から15日間にわたり開会されました今議会におきまして、本会議、委員会、その他の会議におきまして提案いたしました議案や本市が抱える諸般の問題等、真摯にご議論をいただきました。心から敬意を表する次第であります。


 なお、本定例会に提出いたしました補正予算をはじめ、条例その他の案件につきまして慎重なご審議を賜り、滞りなく議了され、ご承認いただきましたことに対し心から感謝申し上げます。また、審議の中で賜りましたご意見、ご要望等につきましては、十分に調査検討を加え対処してまいりたいと考えております。


 さて、先ほど議会の皆様により「立山・黒部地域の世界文化遺産登録を求める決議」がなされたところであります。まことに意義深いことであり、人類共通の貴重な遺産になるとなれば大変喜ばしい限りであります。立山・黒部地域には美しい山岳景観や雄大な自然に加えて立山信仰に関する文化資産をはじめ、電源開発や砂防事業などの近代産業施設など、たくさんの日本を代表する歴史的文化資産があります。市といたしましても、関係市町村と連携しながら、登録に向けて関係機関へ強く働きかけてまいりたいと考えております。


 また、入善町の池田水産が所有するサケ・マス流し網漁船「第88豊進丸」の早期解決を求めて決議されました件でありますが、乗組員17人の健康状態は良好であるとはいいながらも、現在いまだに帰還解決には至っていない状況であります。拘束された乗組員全員の無事と一日も早い解放を願うものであります。


 また、本市の漁業関係者におかれましても、他国の水域やその周辺へ出漁する場合には、安全な操業について十分ご留意をしていただきますよう、お願い申し上げます。


 来る7月29日に、参議院議員通常選挙が予定されております。当初の投票予定日から1週間延期されることとなりましたが、日本の方向性を決める大変重要な選挙であり、未来を担う若い皆様をはじめ、一人ひとりが政治に関心を持たれて、有権者のすべての方が投票されることを願っております。


 7月13日からは期日前投票の投票所を市民会館と市役所宇奈月庁舎の2カ所で開設する予定としておりますので、この期日前投票制度の十分な周知とあわせて、投票の危険防止を呼びかけてまいりたいと思います。


 さて、これから本格的な梅雨の時期を迎えます。議員の皆様には何かとご多忙のことと存じますが、どうぞ健康には十分ご留意なされまして、ますますご活躍されますことを心から祈念いたしまして、閉会のあいさつといたします。


 どうもありがとうございました。


○議長(川上 浩君) これをもって、平成19年第3回黒部市議会6月定例会を閉会いたします。


 ご苦労さまでした。





  閉  会  午前11時03分


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上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。





                    黒部市議会議長





                    署名議員





                    署名議員