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富山県 黒部市

平成19年第3回定例会(第1号 6月 8日)




平成19年第3回定例会(第1号 6月 8日)





 






平成19年第3回黒部市議会6月定例会会議録


平成19年6月8日(金曜日)





          議 事 日 程(第1号)


                            平成19年6月8日(金)


                            午前10時開議


 第1  会議録署名議員の指名


 第2  会期の決定


 第3  議案第42号 平成19年度黒部市一般会計補正予算(第1号)


     議案第43号 平成19年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1


            号)


     議案第44号 専決処分の承認について


     議案第45号 黒部市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の


            制定について


     議案第46号 黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の


            一部改正について


     議案第47号 黒部市税条例の一部改正について


     議案第48号 黒部市中山間地域振興基金条例の廃止について


     議案第49号 専決処分の承認について


     議案第50号 黒部市土地開発公社定款の変更について


     報告第 2号 平成18年度黒部市一般会計繰越明許費繰越計算書


     報告第 3号 平成18年度黒部市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計


            算書


     報告第 4号 市出資法人等の経営状況について


             (9件 提案理由説明・3件 報告)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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 本日の出席議員


     1番 小 柳 勇 人 君       2番 谷 口 弘 義 君


     3番 辻   靖 雄 君       4番 竹 山 繁 夫 君


     5番 内 橋 健 治 君       6番 寺 田 仁 嗣 君


     7番 吉 松 定 子 君       8番 伊 東 景 治 君


     9番 辻   泰 久 君      10番 橋 本 文 一 君


    11番 山 内 富美雄 君      12番 松 原   勇 君


    13番 山 本 達 雄 君      14番 吉 田 重 治 君


    15番 中 谷 松太郎 君      16番 松 本 正 則 君


    17番 川 上   浩 君      18番 新 村 文 幸 君


    19番 岩 井 憲 一 君      20番 森 岡 英 一 君


    21番 稲 田   弘 君      22番 坂 井   守 君


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本日の欠席議員    な し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長             堀 内 康 男 君


  副市長            中 谷 延 之 君


  副市長            室 谷 智 明 君


  総務企画部長         稲 澤 義 之 君


  市民生活部長         岡 ? 文 夫 君


  産業経済部長         石 川 幹 夫 君


  都市建設部長         岩 井 宏 道 君


  上下水道部長         川 添 安 裕 君


  地域センター長        此 川 健 道 君


  会計管理者          平 野 正 義 君


  総務部次長総務課長      熊 澤 雄 二 君


  市民生活部次長こども支援課長 岩 井 哲 雄 君


  産業経済部次長商工観光課長  福 澤   肇 君


  都市建設部都市計画課長    広 木 哲 哉 君


  上下水道部次長下水道課長   山 田 丈 二 君


  総務企画部次長企画政策課長  大 川   一 君


  財政課長           中 田 博 己 君


  行政係長           林   茂 行 君


 病  院


  市民病院長          新 居   隆 君


  市民病院事務局長       松 井 喜 治 君


  市民病院事務局次長      伊 東 高 志 君


 消防本部


  消防長・消防監        谷 口 政 芳 君


  消防本部次長         橋 本 政 秀 君


 教育委員会


  教育委員長          高 山 史 生 君


  教育長            本 多 省 三 君


  教育部長           名 越   誓 君


  事務局次長生涯学習課長    柳 川 一 成 君


 監査委員            福 島   樹 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長          島   邦 夫 君


  議事調査課長        能 登 澄 雄 君


  主幹            滝 沢 茂 宏 君


  主査            橋 本 正 則 君


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○(一般質問通告)


 一般質問(代表)


  市民クラブ 山内富美雄議員


       ・1 中央小学校の改修について


        (1)合併特例債事業、大規模改造、耐震補強工事の現状


           について


        (2)今後の改修予定について


       ・2 桜井中学校の校舎について


        (1)大規模改造・耐震補強または建て替えの予定につい


           て


  日本共産党 谷口弘義議員


       ・1 住民税の増税について


        (1)定率減税廃止で、市の今年度予算上では、住民の負


           担増の総額は幾らになるのか


        (2)06年度に所得税定率減税が半減したことから、所


           得に変化がなくても保育料の階層区分が上昇してし


           まう可能性があるため、国は定率減税が保育料に影


           響しないように関連の通知を出した。保育料が実質


           的に値上げにならないよう、規則の見直しが必要と


           考えるが


       ・2 市営住宅について


        (1)古くなって壊したら、建替えるのが当たり前ではな


           いのか


        (2)第1次黒部市総合振興計画の基本構想(中間報告)


           では市営住宅の建替えが盛り込まれている。早く具


           現化すべきではないか


       ・3 要介護認定者の障害者控除について


        (1)「近隣の市や町と大きな差が出来ないようにしなけ


           ればならないと考えている。障害者控除対象者とし


           て認定する基準や手続について検討しているとのこ


           とだったが、どのように検討されたのか


       ・4 新幹線開業後の並行在来線について


        (1)北陸新幹線は経営が分離され第3セクターで運営さ


           れる計画だが、市は運営のあり方についてどのよう


           な考えを持っているのか


        (2)経営分離に際し、北陸本線のJR施設等は、無償で


           第3セク会社に譲渡するよう求めるべきでないか


        (3)魚津市では、富山地鉄と並行在来線との相互乗り入


           れなどを県に申し入れているが、それはどんな内容


           か。また、それを黒部市でも検討する価値はないの


           か


  新樹会 森岡英一議員


       ・1 黒部市民病院について


        (1)黒部市にとって市民病院をどう位置づけているのか


        (2)市民病院の将来の方向をどう考えているのか


        (3)「新川地域・健康と医療の森」づくりに対する所見


        (4)外来棟・中央診療棟の改築に向けての市長の考えと


           年次計画は


       ・2 小水力発電特区について


        (1)化石燃料に頼っている現状をどう思うか


        (2)自然環境エネルギーに対する市長の認識


        (3)小水力発電特区に向けて新エネルギービジョン策定


           委員会を設置できないか


 一般質問(個人)


  9番 橋本文一議員


       ・1 新幹線新駅周辺設備について


        (1)新幹線新駅周辺設備を最重点政策と位置づけている


           が、周辺整備が地域住民の生活を犠牲にするもので


           あってはならない。むしろ、より住みやすくなるよ


           うに心がけるべきである


        (2)余儀なく移転対象となる住民の意見をくみつくし、


           新駅周辺整備を優先させるべきである


        (3)生活道路、上水道、下水道等の整備計画は、移転に


           先駆けて行うべきだと思うが、年次計画はどうなっ


           ているのか


        (4)駅周辺整備において、急激な都市化が予想され、雨


           水対策が重要な課題になるが、どう対応していくの


           か


        (5)北陸新幹線新駅周辺整備計画によれば、開通までに


           巨額の費用がかかると予想されるが、住民のくらし


           や福祉の予算を圧迫するようなことがあってはなら


           ないと考える


       ・2 黒部市指定文化財天真寺の松桜閣について


        (1)市指定の文化財である天真寺庭園と「松桜閣」は市


           内外の皆さんから親しまれている。若栗地区では、


           天真寺保勝会をつくり、毎年、各家庭より浄財を募


           り保存に努めているが、「松桜閣」の傷みがひどく、


           今後の保存が危ぶまれているが、当局はどのように


           認識しているのか


        (2)新駅周辺の歴史的・文化的施設として位置づけ、今


           後、解体・修繕をしていく考えはないか


       ・3 カシノナガキクイムシの被害について


        (1)これまでカシノナガキクイムシの被害の重大さを指


           摘してきたが、現在の被害状況をどの程度把握して


           いるのか


        (2)2005年に初めてカシノナガキクイムシ被害が発


           生した後、これまでに行ってきた対策について適切


           に行われてきたといえるのか


        (3)早急に黒部峡谷や土石流危険箇所、急傾斜地崩壊危


           険箇所などの被害の拡大防止に取り組むべきではな


           いか


        (4)今年度の予算に森林病害虫等防除事業費として


           250万円計上されているが、どのような施策を行


           うのか


  6番 寺田仁嗣議員


       ・1 美術館の現状と今後あるべき姿について


        (1)黒部市美術館の現状と今後のあるべき姿について


        (2)親しまれる美術館を目指して(美術館のあり方、展


           示、教育の普及・広報PR活動のあり方等)


       ・2 メタボリックシンドロームについて


        (1)黒部市内におけるメタボリックシンドロームの現状


           と今後の予防対応について


        (2)市職員における率先予防対応について


       ・3 自噴井戸の保全と塩水化について


        (1)市内における自噴井戸の実態について


        (2)節水における保全管理と市独自の対応について


        (3)塩水化の実態と今後の取り組みについて


       ・4 北陸新幹線の開業に向けて


        (1)ワンコインフリーきっぷの成果について


        (2)国際観光への取り組みと広域観光ネットワークの構


           想について


        (3)アクセスの機軸となる富山地方鉄道(株)とのその


           後の話し合いの進捗について


        (4)物件移転者と道路網計画について


  4番 竹山繁夫議員


       ・1 立山・黒部の世界遺産登録に向けての取り組みについ


          て


        (1)近隣市町村との連絡協議会の設置の考え方について


        (2)市民、関係団体の連携、一体感の醸成の考え方につ


           いて


        (3)県の後押し、国への働きかけ推進の考え方について


       ・2 介護報酬の不正受給防止と介護給付適正化事業の取り


          組みについて


        (1)影響について


        (2)指導、監視体制について


        (3)介護給付等費用適正化事業の中身、推進策について


       ・3 後期高齢者医療制度について


        (1)保険料の目安といつごろ決定されるのか


        (2)患者負担に変わりはないのか


        (3)医療内容に変わりはないのか


 7番 吉松定子議員


       ・1 合併後の事業進捗について


        (1)合併特例債、税源移譲により市の財政事情はどう変


           わるのか


        (2)新幹線駅前広場と基幹道路の取り組み姿勢について


        (3)新庁舎建設の合併特例債活用をどのように考えてい


           るのか


        (4)学校給食センターの建設について


        (5)消防庁舎の建設について


  1番 小柳勇人議員


       ・1 合併後1年を経過して


        (1)合併の効果、現状の課題について


        (2)一体感の醸成、進捗具合について


       ・2 新市計画とその戦略について


        (1)新幹線開業後の黒部市の特徴について


 12番 松原 勇議員


       ・1 災害防止及び災害時における危機管理について


        (1)梅雨期に対する危険予知箇所を周知徹底されている


           のか


        (2)能登半島地震の教訓について


        (3)もし、富山湾沖に地震災害が発生した場合、津波に


           対するハザードマップの作成及び避難誘導はどのよ


           うになっているのか


       ・2 年金問題に対する市民への対応について


       ・3 第24回カーター記念黒部名水ロードレースについて


        (1)第24回カーター記念黒部名水ロードレースの成果


           と反省点について


        (2)次回の記念すべき第25回大会の構想について


       ・4 観光資源づくりについて


        (1)黒部ワンコインフリーきっぷをバス路線にも延長で


           きないか


        (2)観光大使による観光戦略について


 3番 辻 靖雄議員


       ・1 新市庁舎の早期建設について


        (1)立地条件の判断基準について


        (2)観光資源としての新市庁舎像について


        (3)現黒部庁舎及び宇奈月庁舎の利活用について


        (4)市民からのアンケートについて


       ・2 産業観光の充実・拡大について


        (1)YKK産業観光の取り組みと支援策について


        (2)中小企業の産業観光の取り組みと支援策について


        (3)地場産業の育成策と雇用の拡大について


       ・3 小水力発電で街灯の普及・拡大について


        (1)水はだれのものか


        (2)農業用水の多目的活用について


        (3)県下初のハイドロバレー計画を


        (4)宮野発電復活で明るいまちづくりを


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                 開 会 の 宣 告


  午前10時00分


○議長(川上 浩君) 皆さん、おはようございます。


 本日、6月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は「全員」であります。


 定足数に達しましたので、これより、平成19年第3回黒部市議会6月定例会を開会いたします。


 これより、諸般の報告を行います。


 まず、監査委員から例月出納検査の2月分、3月分及び4月分の結果報告がありました。


 お手元に配付したとおりであります。


 説明は省略させていただきます。


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                 開      議


  午前10時01分 開 議


○議長(川上 浩君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、「山内富美雄君」及び「松原 勇君」を指名いたします。


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○議長(川上 浩君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から6月22日までの15日間といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、会期は15日間と決定いたしました。


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○議長(川上 浩君) 日程第3、「議案第42号から議案第50号まで」及び「報告第2号から報告第4号」まで、以上、12件を一括議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) おはようございます。


 大変さわやかな初夏の季節を迎え、議員各位には元気でご活躍のこととお喜びを申し上げたいと思います。


 それでは、早速、提案理由の説明を行います。


 本日ここに平成19年第3回黒部市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表します。


 議案の説明に先立ちまして、市政の概要等について申し上げます。


 はじめに、最近の経済情勢について申し上げます。内閣府が公表した5月の月例経済報告によりますと、企業収益は改善し、個人消費は持ち直しの動きが見られ、雇用情勢は厳しさが残るものの、改善に広がりが見られるなど、景気は生産の一部に弱さが見られつつも回復しているとされております。


 また、県内経済におきましても、生産や設備投資が改善するなど緩やかに回復しておりますが、先行きにつきましては、原油価格の動向が県内経済に与える影響等にも留意する必要があると発表されております。本市においては、新たな雇用をつくり出すために企業誘致に取り組んでおりますが、石田企業団地において、2月にNGP北信越リサイクル協同組合が、4月に株式会社島田商店が操業を始められました。引き続き、新たな企業の誘致に取り組むとともに、公共事業の早期発注に努めるなど、地域経済の活性化に努めてまいりたいと考えております。


 次に、地方分権改革の推進について申し上げます。


 昨年の12月8日、地方分権改革推進法が成立し、これに基づき4月2日に地方分権改革推進委員会が発足し、第2次地方分権改革がスタートしました。


 第一期の地方分権改革は、平成12年に施行された地方分権一括法により機関委任事務制度が廃止され、国と地方は「上下・主従」の関係から「対等・協力」の関係になりました。しかし、この第一期の分権改革では、地方税財源の充実強化などが課題として残され、平成16年からの三位一体改革における国と地方の財源のあり方の議論に引き継がれました。この三位一体改革では、国から地方への3兆円の税源移譲は実現したものの、国庫負担率の引き下げによる国庫補助負担金の改革や財政再建の名のもとに行われた一方的な地方交付税の削減は、地方の自主性の拡大という点で、本来の地方分権の理念に沿っているとは言いがたいものでありました。


 真の地方分権を確立するためには、国と地方の役割分担を見直し、国から地方への大幅な権限と財源を移譲することにより、地方自治体の自主性、自立性を高めることが不可欠であります。今後、成熟社会における住民ニーズの多様化や少子高齢化の進展に伴い、地方自治体の役割はますます増大し、地域の個性や多様性を踏まえた行政サービスが一層求められることになると思われます。現在の地方分権改革の流れを後戻りさせることなく、今まで以上に地域住民の意思を的確に地方行政に反映させていくためには、住民一人ひとりが「自分たちの地域のことは自分たちで決める」という住民自治の基本精神に立ち返って、分権型社会への移行に対する国民的な関心とその参画をさらに高めていくことが欠かせないものと確信しております。今後とも分権型社会の実現に向けて、全国市長会等あらゆる機会を通して、地方税財源の確保・充実や国から地方への権限委譲など、地方の意見を強く主張してまいりたいと考えております。


 次に、総合振興計画について申し上げます。


 総合振興計画の策定に際しては十分な市民参画のもと、市民との協働体制による手づくり型の策定をその基本方針としており、市民の総意を結集した計画づくりに努めているところであります。とりわけ行政の役割、市民の皆様の役割あるいは企業の役割、さらにNPO法人の役割など、お互いの役割と責任を明確にして、それぞれがともに協力して計画をつくり上げ、その実現に向けて努力していくことが肝要であると考えております。


 このような理念のもと、昨年から各界各層にわたる総合振興計画審議会委員の方々のご審議や市議会の場において、議員各位により議論をいただきながら策定を進めており、本年3月には、総合振興計画基本構想の中間報告を取りまとめていただいたところであります。今後、この基本構想については、市議会9月定例会への上程、前期基本計画については、市議会12月定例会での説明を目標としております。議員各位におかれましては、引き続き、本計画の策定に当たり格段のご理解とご支援をお願い申し上げるものであります。


 次に、北陸新幹線及び開業後に向けたまちづくりについて申し上げます。


 北陸新幹線工事につきましては、黒部市内の路盤工事はほぼ完成に近づいており、着実に前進しているところであります。今後は新駅周辺整備事業を進めていくこととしており、今年度より地権者並びに地域のご理解、ご協力のもと、現況測量、物件調査等を実施してまいりたいと考えております。


 また、新幹線開業後のまちづくりに向けて、富山地方鉄道沿線のマイレール意識の高揚や新たな観光資源づくり等を目的とした黒部ワンコインフリーきっぷ「楽駅停車の旅」が約2カ月にわたって開催されたところであります。各種イベントの開催や沿線加盟店における割引などの特典が人気を集め、家族連れなどに好評でありました。このような取り組みによって、市外から黒部のよさを実感してもらうことが交流人口の拡大につながり、また市民が黒部のすばらしさに気づくことで地域への愛着が高まり、黒部がより魅力ある地域となり、都市間競争に勝ち残っていけるのではないかと思っております。


 こうした中、3月には黒部市観光振興計画が策定され、黒部市の新たな観光振興を図るための中長期的なビジョンが示されたところであります。主な観光戦略としては、山・川・海を一体にする多彩で立体的な観光資源の有機的な結合やYKKなど地域の伝統産業をテーマとする産業観光の開発など、具体的な観光振興戦略が立てられております。今後はこの観光戦略を軸として北陸新幹線の開業を見据え、国際観光や産業観光の基盤整備に取り組み、新川地域の観光資源を結合させた広域観光ネットワークの開発を一層強力に推進していきたいと考えております。


 次に、災害の防止について申し上げます。


 去る3月25日午前に最大震度6強を観測した「平成19年能登半島地震」は、全国民に大きな衝撃を与えました。被災された皆様、そして現在もなお厳しい避難生活を強いられている皆様には、心からお見舞いを申し上げるものであります。


 市内では、被害が最小であったことは幸いでありましたが、今回の災害を対岸の火事と見過ごすことなく、なお一層、防災対策に万全を尽くさなければならないと身を引き締めているところであります。市といたしましても、3月に作成いたしました黒部市地域防災計画に基づき、防災施設の整備、自主防災組織の育成など、災害予防対策及び災害応急対策の充実に努めてまいる所存であります。また、災害の防止につきましては、日ごろの備えや地域力の向上が重要であることから、消防関係や自主防災組織、地域の皆様と連携し、市の防災訓練の実施を計画しております。


 6月2日には、水防体制の強化を図るため、黒部川水防連絡会の主催による黒部川水防訓練が黒部市出島地先にて実施されたところであります。訓練では各種水防工法の訓練を実施し水防技術の向上を図ったほか、小学生による土のう積み体験やロープ結び体験を実施し、水防に対する理解を深めていただける機会になるよう努めたところであります。


 さて、これから梅雨の時期を迎えますが、市では豪雨による出水、土砂崩れ等の災害対策について、日ごろから関係機関との連携のもとに危険箇所の整備や修復等を図ってきております。今後とも細心の注意を払いながら、災害の防止に努めてまいりたいと考えております。


 それでは、本日提案いたしております議案についてご説明申し上げます。


 まず、予算関係について申し上げます。


 議案第42号は、「平成19年度黒部市一般会計補正予算(第1号)」であります。補正額は1億1,228万1,000円でありまして、補正後の予算総額を205億6,072万1,000円とするものであります。


 歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。


 総務費は、市内大手企業の法人市民税に係る市税還付金を追加するものであります。


 民生費は、生地地区における放課後児童健全育成事業の実施に伴い、所要経費を追加するものであります。


 商工費は、合併市町村地域資源活用事業の採択に伴い、広域観光連携シャトルバス負担金を追加するものであります。


 消防費は、消防補償に係る単価の改正に伴い、追加するものであります。


 教育費では、学校給食センターの整備手法等の検討を行うための調査費を追加したほか、英語指導助手、ALTの1名増員に係る所要経費及び田家小学校の国の英語活動拠点校指定に伴う受託事業費を追加しております。また新たに、篤志寄附によります中学校体育連盟選手育成補助金、教育文化振興基金積立金及び英語サマーキャンプ事業補助金を計上いたしました。


 公債費は、小学校敷地の一部を県道用地として処分したことに伴う繰上償還に係るものであります。


 これらの補正に要します財源といたしましては、県支出金、寄附金、諸収入のほか、繰越金をもって充当することといたしております。


 次に、特別会計の補正について概要を申し上げます。


 議案第43号は、「平成19年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」であります。県営尾山大谷川砂防事業に伴う管路移設設計費及び工事費を追加するものであります。


 議案第44号は、「平成19年度黒部市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)」の専決処分について承認をお願いするものであります。


 次に、条例関係について申し上げます。


 条例関係のうち新たに制定するものとして、公職選挙法の改正を受け、地方公共団体の長の選挙において頒布できることとなった選挙運動用ビラの作成についての公費負担制度を規定する「黒部市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例」を提出いたしております。


 一部改正するものといたしましては、「黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例」ほか1件、廃止するものといたしましては「黒部市中山間地域振興基金条例」を提出いたしております。


 また、「黒部市税条例の一部改正」に係る専決処分の承認を提出いたしております。


 その他議案といたしましては、「黒部市土地開発公社定款の変更について」を提出いたしております。


 このほか報告事項といたしまして、平成18年度黒部市一般会計繰越明許費繰越計算書のほか1件及び黒部市が出資しております法人の経営状況報告を提出いたしております。


 以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げました。


 なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げたいと思います。


 何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げて、提案理由といたします。


 ありがとうございました。


○議長(川上 浩君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、6月11日及び12日の2日間は、本会議を休会することにいたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。


 よって、6月11日及び12日の2日間は本会議を休会することに決しました。


 なお、6月9日及び10日は市の休日でありますので、休会です。


 6月13日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。


 一般質問の通告書は、11日正午まで提出願います。


 本日は、これをもって散会いたします。





  散会 午前10時24分