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富山県 黒部市

平成18年第4回定例会(第1号 9月 4日)




平成18年第4回定例会(第1号 9月 4日)





 






平成18年第4回黒部市議会9月定例会会議録


平成18年9月4日(月曜日)





          議 事 日 程(第1号)


                            平成18年9月4日(月)


                            午前10時開議


 第1  会議録署名議員の指名


 第2  会期の決定


 第3  議案第56号 平成18年度黒部市一般会計補正予算(第1号)


     議案第57号 平成18年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1


            号)


     議案第58号 平成18年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)


     議案第59号 平成18年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1


            号)


     議案第60号 平成18年度黒部市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)


     議案第61号 平成18年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)


     議案第62号 黒部市合併まちづくり基金条例の制定について


     議案第63号 黒部市土地開発公社に係る基金貸付運用条例の制定について


     議案第64号 黒部市国民健康保険条例の一部改正について


     議案第65号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について


     議案第66号 字の区域の変更について


     議案第67号 字の区域の変更について


     議案第68号 字の区域の変更について


               (13件 提案理由説明)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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本日の出席議員     31人


     1番 辻   靖 雄 君       2番 竹 山 繁 夫 君


     3番 内 橋 健 治 君       4番 佐々木 仁 夫 君


     5番 寺 田 仁 嗣 君       6番 吉 松 定 子 君


     7番 伊 東 景 治 君       8番 橋 本 文 一 君


     9番 辻   泰 久 君      10番 牧 野 和 子 君


    11番 山 内 富美雄 君      12番 中 田 利 次 君


    13番 松 原   勇 君      14番 山 本 達 雄 君


    15番 佐 藤 進 也 君      16番 柳 原 文 男 君


    17番 吉 田 重 治 君      18番 中 谷 松太郎 君


    19番 大 薮 利 夫 君      20番 松 本 正 則 君


    21番 川 上   浩 君      22番 新 村 文 幸 君


    23番 岩 井 憲 一 君      24番 森 岡 英 一 君


    25番 大 上 幸 生 君      26番 山 本 満 博 君


    27番 山 本 豊 一 君      28番 稲 田   弘 君


    29番 佐々木 作 盛 君      30番 坂 井   守 君


    31番 大 田 長 良 君


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本日の欠席議員


   な  し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長             堀 内 康 男 君


  助役             中 谷 延 之 君


  助役             室 谷 智 明 君


  総務企画部長         吉 本   昭 君


  市民生活部長         稲 澤 義 之 君


  産業経済部長         石 川 幹 夫 君


  都市建設部長         能 登 健 次 君


  上下水道部長         平 澤 茂 二 君


  地域センター長        熊 野 正 勝 君


  総務企画部理事総務課長    平 野 正 義 君


  市民生活部次長こども支援課長 岩 井 哲 雄 君


  産業経済部次長農林整備課長  川 添 安 裕 君


  都市建設部次長建設課長    此 川 健 道 君


  上下水道部次長下水道課長   山 田 丈 二 君


  総務企画部次長企画政策課長  名 越   誓 君


  財政課長           能 澤 雄 二 君


  総務課主幹          柳 田   守 君


 病  院


  市民病院長          新 居   隆 君


  市民病院事務局長       松 井 喜 治 君


  市民病院事務局次長      伊 東 高 志 君


 消防本部


  消防長・消防監        谷 口 政 芳 君


  消防本部次長         大勢待 富 雄 君


 教育委員会


  教育委員長          廣 瀬 捷 負 君


  教育長            本 多 省 三 君


  教育部長           山 本 裕 一 君


  事務局次長生涯学習課長    柳 川 一 成 君


 監査委員            福 島   樹 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長           島   邦 夫 君


  事務局課長          浅 野 芳 幸 君


  主幹             柳 原 和 彦 君


  主任             橋 本 正 則 君


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○(一般質問通告)


一般質問(代表・個人)


 1 新地方分権                ┐


  ・地域再生の取り組みについて        │


 2 教育問題                 │


  (1)今後の教育行政指針について      │


  (2)黒部青少年の家の取り扱いについて   │  新  樹  会


 3 少子化対策                ├……中谷松太郎議員


  ・今後の新しい取り組みについて       │


 4 高齢者対策                │


  ・高齢者の生きがいづくりについて      │


 5 スポーツ関係               │


  ・ランニングコースの設置について      ┘


 1 カシノナガキクイムシの被害について    ┐


  (1)昨年、カシノナガキクイムシの被害の重 │


    大さを指摘してきた。すべての被害木を処 │


    理するとの答弁であったが、いまだに処理 │


    が行われていない理由について      │


  (2)被害木の未処理が現在の被害の拡大を招 │


    いたと思うが、どう認識しているか    │


  (3)今後、どう対策をとっていくのか    │


 2 新幹線新駅周辺整備について        │


  (1)いよいよ新幹線新駅周辺整備計画が9月 │


    15日に市長答申すると報じられ、新駅周 │


    辺の整備イメージ図も掲載された。駅周辺 │


    住民は、新駅周辺の整備が具体的に取りか │


    かられることに大きな関心を示している。 │


    今後どのように進めていくか       │


  (2)地鉄新駅は、どれほどの建設費を想定し │


    ているのか               │


  (3)交流プラザについての建設費をどれほど │  日本共産党


    想定しているか             ├……橋本文一議員


  (4)旧黒部支線の復活についての想定額はど │


    れほどか                │


 3 コミュニティー交通について        │


  (1)各市町村では、住民の足としてコミュニ │


    ティーバスなど運行され、住民に大変喜ば │


    れている。新黒部市の公共交通をどう進め │


    ていくのか               │


  (2)黒部市は、新市となって石田から宇奈月 │


    までの地鉄を有するが、これをコミュニテ │


    ィー交通機関に活用する考えはないか   │


 4 保育所の民営化について          │


  (1)保育所を民営化する必要性があるのか  │


  (2)保育の質を維持できるのか       │


  (3)保育士が頻繁にかわることで、園児に与 │


    える影響が大きい            │


  (4)給食などの管理面からも当然、公立で行 │


    うべきである              ┘


 1 農業用排水路の暗渠化について       ┐


  ・暗渠化による農道確保について       │  会派清流


 2 市道の除雪について            ├……松本正則議員


  ・通学路を含む対策について         │


 3 消防団員の確保について          ┘


 1 新・市庁舎の建設について         ┐


  (1)分庁舎方式の現状について       │


  (2)第1次黒部市総合振興計画における位置 │


    づけについて              │


  (3)庁舎建設の条件について        │


  (4)市民の合意形成の方法について     │


  (5)市長はいつ頃決断を下すのか      │


 2 地域自主防災の意識向上を目指して     │


  (1)大野市との防災協定の意義について   │


  (2)(株)北陸コカ・コーラとの協定の波及 │


    について                │


  (3)家庭内消火器の設置状況について    │


  (4)消火栓の設置と実施訓練の総点検を   │


  (5)放火に対する対策について       │


 3 子育て行政について            │


  (1)三日市保育所の民営化の現状について  │


  (2)「認定こども園」の展望について    │


  (3)食育と家族のしつけについて      │


  (4)絵本力でブックスタート事業の推進を  │


 4 小・中学校の再編・統合について      │


  (1)宇奈月小学校の現状について      │


  (2)旧黒部市の小・中学校の生徒数の10年、├……辻 靖雄議員


     20年後の予測について        │


  (3)旧黒部市の小・中学校の再編・統合の構 │


     想はあるのか             │


  (4)生徒数の減少に対する教員数の対応につ │


     いて                 │


 5 中心市街地の活性化について        │


  (1)歴史ある「三日市」の存在意義について │


  (2)三日市商店街の現状認識について    │


  (3)コンパクトシティへの取り組みについて │


  (4)中心市街地の活性化への決めてはあるの │


     か                  ┘


 1 観光をいかに活性化させるか        ┐


  ・誘客のための(仮称)湯遊会館の建設につい │


   て                    │


 2 市の活性化と観光用小水力発電所の建設につ ├……大薮利夫議員


   いて                   │


  ・観光用小水力発電所の建設について     ┘


 1 平成19年度から始まる新たな農業経営安定 ┐


   対策導入について             │


 (1)全市農家を対象とする施策なのか     │


 (2)取り組みに対する農家負担は       │


 (3)産学共同取り組みを考えるべきでないか  │


 (4)農産物・特産品を発掘すべきでないか   ├……大田長良議員


 2 黒部の食文化育成を            │


  ・市内の食文化普及と発展策は        │


 3 黒部川ダムの排砂について         │


  ・よみがえれ黒部川をの考えで取り組むべきで │


   はないか                 │


 4 宇奈月国際会館について          │


  ・赤字増の処理対策は            ┘


 1 新幹線新駅周辺整備に係る財源と諸課題につ ┐


   いて                   │


 (1)整備に係る財源について         │


 (2)駅周辺南狭間地の利用について      │


 (3)周辺の道路網計画と家屋移転について   │


 (4)天真寺庭園と松桜閣について       │


 2 主要地方道黒部宇奈月線における国道8号交 │


   差点改良について             ├……寺田仁嗣議員


  ・主要県道として利用度から見た実態と対応に │


   ついて                  │


 3 「黒部市相談ネットワーク」と「こども11 │


   0番の家」について            │


 (1)市内における相談ごとの実態について   │


 (2)三機関との連携について         │


 (3)安全・安心と個人情報保護について    │


 (4)「こども110番の家」の実情と今後の  │


    方針について              ┘


 1 林業振興について             ┐


  ・地元産材の利用促進策について       ├……山本達雄議員


 2 男女の出会いの場の創出について      │


  ・その後の対応について           ┘


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                 開 会 の 宣 告


  午前10時00分





○議長(坂井 守君) 皆さん、おはようございます。


 本日、9月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は「全員」であります。


 定足数に達しましたので、これより、平成18年第4回黒部市議会9月定例会を開会いたします。


 これより、諸般の報告を行います。


 監査委員から例月出納検査の5月分、6月分及び7月分の結果報告がありました。


 お手元に配付したとおりであります。


 説明は省略させていただきます。


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                 開      議


  午前10時01分 開 議





○議長(坂井 守君)  これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、「伊東景治君」及び「橋本文一君」を指名いたします。


 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から9月15日までの12日間といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって、会期は12日間と決定いたしました。


 日程第3、「議案第56号から議案第68号まで」、以上13件を一括議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) おはようございます。


 どちら様も大変ご苦労さまでございます。


 9月に入りまして、朝夕はめっきり秋の気配を感じられる大変さわやかな日が続いておりますが、日中はまだまだ大変暑い日があります。皆さん方には残暑見舞いを申し上げたいと思っております。


 また、先日の報道にもありましたように、9月に入りまして富山湾に秋の気配の到来を告げるベニズワイガニ漁が解禁されたということでありまして、生地の漁港をはじめ、県内の漁港には鮮やかな朱色のカニがたくさん並んでいるということであります。味覚の秋ということもあります。ぜひ皆さん方にもたくさんご賞味いただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。


 それでは、提案理由を説明させていただきます。


 本日ここに、平成18年第4回黒部市議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。


 議案の説明に先立ちまして、市政の概要等について申し上げます。


 まずはじめに、最近の景気経済について申し上げます。


 政府は、8月の月例経済報告の中で「景気は、回復している。」とした基調判断を示し、先行きについても「企業部門の好調さが家計部門へも波及しており、国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれる。一方、原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要がある。」としております。


 また、日銀による北陸地域の金融経済概況も「公共投資は、前年を下回って推移しているが、製造業を中心とした設備投資は高水準の前年を上回る勢いであり、北陸地域の景気は着実に回復し、雇用・所得面も総じて改善基調をたどっている。」としているところであります。


 このような状況下にあって、本市といたしましても景気全体の動向に注意を払いながら、市民の皆さんとともに知恵を出し合い、地域の実情に合った施策を的確に粘り強く推進していきたいと考えております。


 次に、総合振興計画関係について申し上げます。


 ご承知のとおり、今回策定する総合振興計画は、合併後、初となる計画であり、これからの10年先を見据え、今後、新生「黒部市」がどのような施策に取り組んでいくのか、あるいは当面どのような事業を優先させていくのかなど、できるだけ市民の皆さんにわかりやすい形で示していきたいと考えているところであります。


 また、本市の最上位計画となるこの計画の策定に当たっては、合併協議の中で作成いたしました新市建設計画との整合性を図ることとしておりますが、その上で、黒部市の新たなまちづくりに向けた総合的な指針として、3つの視点に立って基本方針を定めたところであります。


 1つ目には、市民本位の総合振興計画を基本とすることから、十分な市民参画のもと、市民と職員の知恵や汗を結集した、みずからの手でつくり上げていく手づくり型の計画策定を目指し、「市民との協働」体制を確立いたしたいと考えております。


 2つ目には、市民と行政による協働型まちづくりの実践を明確にする計画内容、すなわち、あれもこれも計画に盛り込むということではなく、施策の展開に要する財源が裏付けられた「実行性重視」の計画策定を目指したいと考えております。


 3つ目には、目標管理型の事業推進に向けた事業評価システムの導入が必要と考えております。行政運営から行政経営への理念が広がりを見せる中、計画策定においては明確な目標値を設定するとともに、事業実施後にはそれらをしっかりと評価し、不必要と思われるものは見直していく、マネジメントシステムを構築していくことが極めて重要であり、「計画・評価・予算との連動」を重要視していきたいと考えております。


 一方、計画策定の推進体制でありますが、公募市民を含みます総合振興計画審議会の委員につきましては、このほど選考を終えたところでありますが、今回の審議会は、新市建設計画を構成する6つのまちづくり方針と連動させた6部会をもって構成することとしております。


 また、庁内における推進体制として、助役以下の各部長等で構成する総合振興計画策定委員会を設置したほか、その補助組織として各課長で構成する計画主任会議、さらにはワーキンググループも正式に立ち上げ、実質的な取り組みをスタートさせたところであります。今後、適宜会議を重ね、今年度中には「基本構想中間報告」という形で議会の皆様並びに市民の皆さんに公表いたしたいと考えているところであります。


 次に、北陸新幹線関係について申し上げます。


 まず、北陸新幹線の富山県内工事の進捗事業でありますが、去る7月の上市竹鼻高架橋の着工、8月22日の第一魚津トンネルの貫通など、平成26年度末までの金沢暫定開業に向け、魚津市以西の建設工事についても黒部市以東と同様、着実に前進しているところであります。


 また、富山県東部駅として位置付けられております(仮称)「新黒部駅」につきましては、上越・富山間がフル規格で着工された平成13年より、新黒部駅前広場等検討委員会、新幹線市民ワークショップ、荻若新駅周辺土地利用委員会の皆様方を中心とした大勢の方々に参加、参画いただき、新駅周辺のあるべき姿について議論いただいたところであります。


 これらをしっかりと受けて最終的な整備計画を策定すべく、昨年7月に発足した北陸新幹線新駅周辺整備計画検討委員会が去る8月22日に宇奈月国際会館セレネにおいて第5回委員会を開催し、委員会として一定の整備計画方針をまとめられたところであります。


 また、9月中旬には、委員長を務めていただきました金沢工業大学の水野一郎教授より、検討結果についてご報告いただく予定となっております。


 平成13年以来、5年以上の長きにわたり、新駅周辺整備についての議論に参画していただきました新川地域住民の皆様方をはじめ、国、県、周辺市町、鉄道関係機関の皆様など関係各位に対して深く感謝を申し上げるものであります。本市といたしましては、検討委員会からの報告を踏まえ、パーク&ライド駐車場、駅前交通施設等の整備、各種アクセス道路網の整備あるいは在来線との交通ネットワークの構築などについて、新川地域の方々にはマイ・ステーションとして親しみを持っていただけるよう、また来訪者の方々には富山県の大自然の魅力を満喫していただけるよう、便利で利用しやすい新川地域の公共交通、観光拠点を目指し、今後とも関係機関との連携、協力を深めながら、おおむね8年後の北陸新幹線開業に向け、新駅周辺整備を進めてまいりたいと考えております。


 次に、スポーツ関係について申し上げます。


 去る7月29日から7月31日にかけて開催されました第59回富山県民体育大会において、25競技60種別に黒部市選手が出場し、総合成績では、一般の部が富山市に次いで12郡市中第2位、中学の部は第9位とすばらしい活躍でありました。


 一方、8月27日、28日の両日、長野県内各地において第27回北信越国民体育大会が開催され、バレーボール成年女子6人制で富山県代表のKUROBEアクアフェアリーズが見事優勝を果たし、3年ぶりの本国体「のじぎく兵庫国体」出場が決定いたしたところであります。


 さらには、地元YKKAPの5名の選手を有するサッカー成年男子の県選抜チームも見事優勝し、これまた本国体出場を果たしたところであります。


 また、全日本学生レスリング女子55kg級で、荻生地区出身の日本大学4年・松川知華子選手が見事2年連続優勝を果たしたほか、田家地区出身の東北福祉大学4年・山本知佳選手が日本女子学生ゴルフ選手権大会で3位の好成績をおさめられました。


 このように多くの大会で各選手が活躍しておりますことを大変うれしく思いますとともに、改めて、出場した選手の方々のご活躍とご健闘を心からたたえるところであります。


 また、本年も国際友好都市である韓国三陟市の「2006 三陟ビーチマラソン大会」に中学生2名、小学生2名を派遣したところ、女子5kmの部において高志野中学校3年の竹中美沙紀さんが第1位、村椿小学校6年の熊澤祐伊さんが第2位と上位を独占したほか、選手全員が優秀な成績で無事5kmの部を完走いたしました。大会終了後には市内視察及び交流会が行われ、両市の交流を大いに深めたところであります。今後ともマラソンの相互派遣を通じ、両市間の親善交流がさらに促進されることを願うものであります。


 次に、観光関係について申し上げます。


 まず、観光客の動態でありますが、入湯人員におきましては、4月から7月までは11万1,724人で、対前年比92%、一方、黒部峡谷鉄道の利用客数は4月から8月までは25万9,060人で、対前年比99%という状況であります。


 8月の黒部峡谷鉄道利用客数速報値は10万1,151人で、対前年比108%ということで増加いたしておりますが、全体として昨年の入り込みを下回っており、愛知万博以降の入り込み減少に歯止めがかかっておりません。この要因といたしましては、愛知万博により離れた客の戻り傾向が弱いことや、4月時期の大雪により観光ルートの整備におくれが生じたことなどが考えられます。今後の対応につきましては、黒部峡谷の魅力向上を図るため、欅平周辺の観光充実化が必要であり、祖母谷方面の視察など精力的にその可能性調査を進められている立山黒部を愛する会などと連携し、観光開発に取り組んでいくとともに、欅平ビジターセンターの新築などハード面におきましても、国、県と連携しながら整備に努めていきたいと考えております。


 また、団体観光から個人・グループ観光への変化や滞在型、体験型観光、いやしの観光、環境や健康をテーマとする観光を求める時代の到来など、大きく変化する観光の動向に対応すべく、広域的滞在型観光の実現に取り組んでいかなければならないと思っております。そのためには黒部峡谷や宇奈月温泉の活性化、観光資源の掘り起こしによる観光ルートの開発、ストーリー性のある観光メニューの造成など、いま一度、地域資源を見直しながら観光資源の有効活用、観光メニューの充実などに取り組んでまいりたいと考えております。


 次に、農業関係について申し上げます。


 本年の水稲の作柄につきましては、田植え時期の繰り下げの徹底等により、昨年より5日程度遅い8月8日の出穂となっております。8月に入り高温日がかつてないほど続いたところでありますが、出穂期の日延べにより登熟期における高温被害は相当回避できたものと期待しております。今後は適期刈り取りや乾燥調整作業の適正化に努め、一等米比率の向上を図ってまいる所存であります。


 一方、8月15日現在の作柄概況によりますと、長梅雨が影響し、富山県東部は平年並みと発表されておりますが、売れる「名水の里 くろべ米」を最重要課題とし、引き続き、高品質で安全・安心なコメづくり対策を講じてまいる所存であります。


 それでは、本日提案いたしております議案についてご説明申し上げます。


 まず、予算関係について申し上げます。


 議案第56号は、「平成18年度黒部市一般会計補正予算(第1号)」であります。


 補正額は3億3,043万4,000円でありまして、補正後の予算総額を196億7,316万9,000円とするものであります。


 補正予算の概要について申し上げます。


 総務費では、本市の一体的かつ均衡あるまちづくりを進めることを目的に設置いたします「合併まちづくり基金」について、県からの市町村合併特例交付金を財源に造成費として2億円を計上いたしました。また、防犯対策の推進を図るため、「安全なまちづくり推進センター」の設置費及び篤志寄附によります防犯パトロールカーの購入費を新たに計上いたしたほか、市民会館の施設補修費、市税過誤納金還付金及び確定申告支援システム導入費等を追加計上いたしております。


 民生費では、保育環境の向上に資するため、生地西部保育所の保育室増築事業費及び田家保育所の駐車場整備費を計上したほか、障害者自立支援法の施行に伴い、地域生活支援事業の実施に係る所要経費を新たに計上いたしました。


 衛生費は、制度改正に伴う麻しん風しん混合予防接種委託費及び電算システム改修費を追加するものであります。


 農林水産業費では、通学路として利用されている農道の安全対策事業費、県からの受託による農免農道埋蔵文化財調査費及び篤志寄附による植樹活動費を計上いたしたほか、補助事業費の決定等に伴い、野猿被害防止対策事業費、農道整備事業費、広域農道整備事業費、かんがい排水事業費、土地改良事業補助金をそれぞれ追加し、また、ふるさと農道整備事業費を減額いたしました。このほか、宇奈月炊飯センター管理運営費の追加も計上いたしております。


 商工費は、篤志寄附による黒部商工会議所運営補助金の追加であります。


 土木費では、北陸新幹線を中心とする本地域の公共交通ネットワークのあり方等を検討するため所要経費を計上いたしたほか、集中豪雨等により損傷した市道の舗装、安全施設等の補修費、準用河川の護岸補修費及び県補助の導入による三日市保育所隣接公園の駐車場造成費を追加計上いたしました。


 教育費では、学校施設の耐震化の推進を図るため、中央小学校大規模改造事業の実施設計費及び小中学校施設の耐震化優先度調査費を計上するとともに、新たに学校教育基本計画の策定に向けた調査事務費及び学習障害などの児童に対する教育支援を行うボランティアの派遣事業費を計上いたしました。


 このほか、篤志寄附によるKUROBEアクアフェアリーズの活動助成金及び宇奈月小学校付帯施設整備費の追加を計上いたしております。


 これらの補正に要します財源といたしましては、国・県支出金、分担金、寄附金、市債のほか、繰越金をもって充当することといたしております。


 次に、特別会計の補正について概要を申し上げます。


 議案第57号は、「平成18年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」であります。制度改正に伴い、高額医療費共同事業制度の充実に係る拠出金及び電算システム改修費を追加するものであります。


 議案第58号は、「平成18年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」であります。補助事業の進捗等に伴う給水管改良工事費等の追加であります。


 議案第59号は、「平成18年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」であります。田家処理分区に係る管路布設工事費の追加であります。


 議案第60号は、「平成18年度黒部市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」であります。黒部浄化センターの汚泥処理量の増加に対応するため、平成20年度の完成に向け、汚泥濃縮棟の増設事業に係る所要経費について債務負担行為を設定するものであります。


 議案第61号は、「平成18年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)」であります。分譲宅地の販売促進事業費を追加するものであります。


 次に、条例関係について申し上げます。


 新たに制定するものといたしましては、先ほどの補正予算でも申し上げましたが、合併により誕生した本市の一体的かつ均衡のあるまちづくりを進めるため、富山県市町村合併特例交付金を財源とした「黒部市合併まちづくり基金条例」を、また本市の各種基金を黒部市土地開発公社に貸付運用するに当たって条件等を明確にし、その透明性を高めるための「黒部市土地開発公社に係る基金貸付運用条例」の2条例、一部改正するものといたしましては、一部負担金の負担率の見直し等に係る「黒部市国民健康保険条例の一部改正条例」、10月からのPET/CT導入に伴い、使用料を新たに定めるための「黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正条例」をそれぞれ提出いたしております。


 次に、その他の議案関係について申し上げます。


 議案第66号から議案第68号は、いずれも各事業の完了に伴う字の区域の変更議案であります。このほか市が出資いたしております株式会社宇奈月国際会館の経営状況報告書を提出いたしております。


 以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げます。


 何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げて提案理由といたします。どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(坂井 守君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、9月5日及び6日の2日間は、本会議を休会とすることにしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって、9月5日及び6日の2日間は、本会議を休会とすることに決しました。


 9月7日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。


 一般質問の通告書は、5日正午まで提出願います。


 本日は、これをもって散会いたします。





  散会 午前10時32分