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富山県 黒部市

平成18年第3回定例会(第4号 6月21日)




平成18年第3回定例会(第4号 6月21日)





 






平成18年第3回黒部市議会6月定例会会議録


平成18年6月21日(水曜日)





          議 事 日 程(第4号)


                           平成18年6月21日(水)


                           午前10時開議


 第1  議案第33号 平成18年度黒部市一般会計予算


     議案第34号 平成18年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算


     議案第35号 平成18年度黒部市老人保健医療事業特別会計予算


     議案第36号 平成18年度黒部市簡易水道事業特別会計予算


     議案第37号 平成18年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計予算


     議案第38号 平成18年度黒部市農業集落排水事業特別会計予算


     議案第39号 平成18年度黒部市公共下水道事業特別会計予算


     議案第40号 平成18年度黒部市地域開発事業特別会計予算


     議案第41号 平成18年度黒部市公共用地先行取得事業特別会計予算


     議案第42号 平成18年度黒部市診療所事業特別会計予算


     議案第43号 平成18年度黒部市宇奈月温泉スキー場事業特別会計予算


     議案第44号 平成18年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計


            予算


     議案第45号 平成18年度黒部市病院事業会計予算


     議案第46号 平成18年度黒部市水道事業会計予算


     議案第47号 専決処分の承認について


     議案第48号 黒部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正


            について


     議案第49号 黒部市税条例の一部改正について


     議案第50号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について


     議案第51号 黒部市立公民館条例の一部改正について


     議案第52号 黒部市消防団条例の一部改正について


     議案第53号 黒部市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止につい


            て


     議案第54号 黒部市宇奈月福祉センター条例の廃止について


     議案第55号 黒部市尾の沼体験交流施設とちの湯ほか3施設に係る指定管理


            者の指定について


            (23件 委員長報告、質疑、討論、表決)


 第2  請願第 1号 教育基本法の拙速な改定ではなく、国民的な議論を求める意見


            書採択の請願書


     請願第 2号 消費税の税率を引き上げないよう国に求める請願


     陳情第 1号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための


            陳情


            (3件 委員長報告、質疑、討論、表決)


 第3  議員提出議案第5号 拉致被害者救出について日韓連携の強化を求める意見書


               について


     議員提出議案第6号 富山県の出先機関の存続に関する意見書について


            (2件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決)


 第4  農業委員会委員の推薦


 第5  議員の派遣


 第6  各常任委員会の議会閉会中の継続審査について


 第7  行財政改革について


     北陸新幹線の整備促進について


     自然環境の保全と観光振興について


            (3件 委員長報告、質疑、表決)


 第3  議会運営に関する調査について


            (委員長報告、質疑、表決)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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本日の出席議員     31人


     1番 辻   靖 雄 君       2番 竹 山 繁 夫 君


     3番 内 橋 健 治 君       4番 佐々木 仁 夫 君


     5番 寺 田 仁 嗣 君       6番 吉 松 定 子 君


     7番 伊 東 景 治 君       8番 橋 本 文 一 君


     9番 辻   泰 久 君      10番 牧 野 和 子 君


    11番 山 内 富美雄 君      12番 中 田 利 次 君


    13番 松 原   勇 君      14番 山 本 達 雄 君


    15番 佐 藤 進 也 君      16番 柳 原 文 男 君


    17番 吉 田 重 治 君      18番 中 谷 松太郎 君


    19番 大 薮 利 夫 君      20番 松 本 正 則 君


    21番 川 上   浩 君      22番 新 村 文 幸 君


    23番 岩 井 憲 一 君      24番 森 岡 英 一 君


    25番 大 上 幸 生 君      26番 山 本 満 博 君


    27番 山 本 豊 一 君      28番 稲 田   弘 君


    29番 佐々木 作 盛 君      30番 坂 井   守 君


    31番 大 田 長 良 君


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本日の欠席議員


    な  し


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長             堀 内 康 男 君


  助役             中 谷 延 之 君


  助役             室 谷 智 明 君


  総務企画部長         吉 本   昭 君


  市民生活部長         稲 澤 義 之 君


  産業経済部長         石 川 幹 夫 君


  都市建設部長         能 登 健 次 君


  上下水道部長         平 澤 茂 二 君


  地域センター長        熊 野 正 勝 君


  総務部理事総務課長      平 野 正 義 君


  市民生活部次長こども支援課長 岩 井 哲 雄 君


  産業経済部次長農林整備課長  川 添 安 裕 君


  都市建設部次長建設課長    此 川 健 道 君


  上下水道部次長下水道課長   山 田 丈 二 君


 病  院


  市民病院長          新 居   隆 君


  市民病院事務局長       松 井 喜 治 君


  市民病院事務局次長      伊 東 高 志 君


 消防本部


  消防長・消防監        谷 口 政 芳 君


  消防本部次長         大勢待 富 雄 君


 教育委員会


  教育委員長          廣 瀬 捷 負 君


  教育長            本 多 省 三 君


  事務局部長          山 本 裕 一 君


  事務局次長生涯学習課長    柳 川 一 成 君


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職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長           島   邦 夫 君


  議事調査課長         浅 野 芳 幸 君


  主  幹           柳 原 和 彦 君


  主  任           橋 本 正 則 君


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                 開     議


  午前11時10分





○議長(坂井 守君) どなたも続いてご苦労さまです。


 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


 日程第1、「議案第33号から議案第55号まで」、以上23件を一括議題といたします。


 本23件を付託した各委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。


 まず、予算特別委員長の報告を求めます。


 予算特別委員長、新村文幸君。


             〔予算特別委員長 新村文幸君登壇〕


○予算特別委員長(新村文幸君) 予算特別委員会に付託されております「議案第33号」について審査の結果をご報告いたします。


 6月5日、本会議終了後、本特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行った結果、委員長に不肖私が、副委員長に佐藤進也委員が選出されたのであります。


 その後、委員会の運営の方法等について審査したのであります。


 次に、6月13日と14日の2日間にわたり、本特別委員会を開催し、「議案第33号 平成18年度黒部市一般会計予算」について慎重に審査した結果、原案を可とすることに決定した次第であります。


           〔予算特別委員長 新村文幸君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) 次に、総務文教委員長の報告を求めます。


 総務文教委員長、松原 勇君。


             〔総務文教委員長 松原 勇君登壇〕


○総務文教委員長(松原 勇君) 本委員会に付託されております、「議案第48号」、「議案第49号」、「議案第50号」、「議案第51号」、「議案第52号」、「議案第53号」及び「議案第55号」、以上7件について審査の結果をご報告申し上げます。


 「議案第48号 黒部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第49号 黒部市税条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第50号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第51号 黒部市立公民館条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第52号 黒部市消防団条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第53号 黒部市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止について」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第55号 黒部市尾の沼体験交流施設とちの湯ほか3施設に係る指定管理者の指定について」は、原案を可とすることに決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


           〔総務文教委員長 松原 勇君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) 次に、生活環境委員長の報告を求めます。


 生活環境委員長、牧野和子さん。


             〔生活環境委員長 牧野和子君登壇〕


○生活環境委員長(牧野和子君) 本委員会に付託されております、「議案第34号」、「議案第35号」、「議案第36号」、「議案第38号」、「議案第39号」、「議案第42号」、「議案第44号」、「議案第45号」、「議案第46号」、「議案第47号」及び「議案第54号」、以上11件について審査の結果をご報告申し上げます。


 「議案第34号 平成18年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第35号 平成18年度黒部市老人保健医療事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第36号 平成18年度簡易水道事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第38号 平成18年度黒部市農業集落排水事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第39号 平成18年度黒部市公共下水道事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第42号 平成18年度黒部市診療所事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第44号 平成18年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第45号 平成18年度黒部市病院事業会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第46号 平成18年度黒部市水道事業会計予算」は、原案を可とすることに決定。


 「議案第47号 専決処分の承認について」は、承認することに決定。


 「議案第54号 黒部市宇奈月福祉センター条例の廃止について」は、原案を可とすることに決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


           〔生活環境委員長 牧野和子君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。


 産業建設委員長、松本正則君。


             〔産業建設委員長 松本正則君登壇〕


○産業建設委員長(松本正則君) 本委員会に付託されております、「議案第37号」、「議案第40号」、「議案第41号」、「議案第43号」、以上4件について審査の結果をご報告申し上げます。


 まず、「議案第37号 平成18年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計予算」については、原案を可とすることに決定。


 次に、「議案第40号 平成18年度黒部市地域開発事業特別会計予算について」は、原案を可とすることに決定。


 次に、「議案第41号 平成18年度黒部市公共用地先行取得事業特別会計予算について」は、原案を可とすることに決定。


 次に、「議案第43号 平成18年度黒部市宇奈月温泉スキー場事業特別会計予算について」は、原案を可とすることに決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


           〔産業建設委員長 松本正則君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) 質疑なしと認めます。


 これより討論を行います。


 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。


 8番、橋本文一君。


               〔8番 橋本文一君登壇〕


○7番(橋本文一君) 皆様、ご苦労さまでございます。


 私は、日本共産党を代表し、討論いたします。


 今議会に上程された「議案第33号 平成18年度黒部市一般会計予算」、「議案第34号 平成18年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算」、「議案第48号 黒部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」、「議案第49号 黒部市税条例の一部改正について」、「議案第50号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について」の議案5件については反対、「議案第35号」から「議案第47号」までの議案13件は賛成であります。


 また、「議案第51号」から「議案第55号」までの議案5件についても、賛成であります。


 まず、最初に2006年度政府予算は、小泉首相みずからが、「小泉改革の総仕上げの予算」と発言しています。言いかえれば、これまで国民を犠牲にした「小泉構造改革」の総仕上げということではないのか。私は、これまで所得格差の拡大、地域格差の拡大について指摘してきました。所得の格差を是正するには、税金の使い方、社会保障の充実などで、所得の再配分を行うことであるにもかかわらず、「小さな政府」、「公平な負担」などといってごまかして、富める者も富まざる者もほとんど同じ負担を強いられているのが、「小泉改革」の本質だと言えるのでないでしょうか。


 大都市と地方都市との格差もどんどん広がっています。こうした格差を是正するのが所得の再分配で、その機能の大きな役割を担っているのが地方交付税制度であり、大都市と地方の地域格差を是正するためにも、地方交付税制度は拡充すべきであります。


 さて、本年3月31日に宇奈月町と黒部市が合併し、新「黒部市」が誕生したわけであります。今議会に上程された平成18年度黒部市一般会計予算は、新「黒部市」が誕生して最初の本格的な予算であり、旧宇奈月町民、旧黒部市民は、切実な住民要望がどれだけ多く予算に盛り込まれているのかと、夢と希望を持って見守っていたと思います。


 しかし、本予算案は、ただ旧宇奈月町、旧黒部市の予算を合わせただけで、到底、市民の夢や希望の持てる予算内容ではありません。


 例えば、旧宇奈月町の小学校跡地の具体的な対応策や、宇奈月、愛本小学校のプールの廃止などは、住民要望に逆行した予算内容であります。


 また、第4款衛生費、保健衛生総務費の中の県PETセンターへの出資金などは、十分に検討すべきであります。


 県は、がん患者やがん検診のために陽電子放射断層投影装置、いわゆるPET−CTによるがん対策のセンターを整備する計画です。そのことは、それなりに意味があるものと考えますが、今回のPETセンター建設計画では、建設場所は不明確。人間ドックについても、新設するのか、それとも既存の施設を利用するのかも不明確であります。何よりも、新川地域の中核病院である黒部市民病院においても、10月からPETセンターが稼働する予定であります。


 また、富山労災病院では、魚津市との協力体制により、既に6月1日より保険診療が行われています。県が予定しているPETセンターのサイクロトロンで製造する放射性の薬剤は、法的な制約があるとして、富山労災病院や黒部市民病院などのPETセンターへは供給しないとしています。


 県が、魚津市や黒部市の整備の後に、突然2月に、今回の計画を持ち出したと伺っております。


 いかに県の取り組みがずさんなものか物語っています。しかも、各市町村との話し合いが十分だったとはいえません。市町村の出資についても、「事前に十分な説明がなかった。性急すぎる。」と指摘する市町村長が何人もいることを見ても明らかであります。


 また、来年度に予定されている第2期の出資分担金については、多くの市・町が改めて検討する姿勢との報道からも、決して市町村の理解を得ての計画でないことも明らかであります。


 富山県のやり方は、地方分権の時代に逆行するものといわざるを得ません。黒部市としては、計画が明確になり、十分な議論がなされ、納得のいく段階で態度を決めるべきであります。


 「議案第48号 黒部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」であります。


 今条例は、職員の労働条件の後退であります。このことは、ひいては住民サービスの低下につながることを懸念するものです。公務員は住民に奉仕することが第一の責任でありますが、労働者としての権利の保障があってのことであります。権利の後退につながることは、認めるわけにはいきません。


 「議案第49号 黒部市税条例の一部改正について」であります。


 2005年度から始まった地方税法の改正は、庶民への大増税路線の一部を担うものであります。今回の黒部市税条例の改正も、その流れに沿ったものであり、これまで市民税の課税対象となっていなかった人にも、その基準を引き下げて、新たに市民税の課税対象者を広げ、増税を図ろうというものであります。具体的には、市民税均等割及び所得割で、課税対象とするかどうか判断するときの配偶者や扶養家族を考慮した措置を引き下げて、新たに市民税を課税しようというものであります。


 このことによって、新たに課税対象となるのは、年金生活者の低所得者が中心で、高齢者をねらい撃ちにした増税政策と言わなければなりません。


 このことは、税の負担増だけにはおさまりません。新たに市民税が課税されれば、国民健康保険税や介護保険料の負担増につながってきます。特に介護保険料は、大きく負担がふえます。年金受給額が減らされ、所得が減っているのに、増税となる人たちはどこからその納税すべきお金を用意せよというのであろうか。


 これまでの老齢者控除の引き下げや、定率減税の縮小、廃止で、住民への税負担となって、生活に重くのしかかってきています。


 このように厳しい庶民生活を強いておきながら、一方では大企業優遇の特例措置を延期・拡充しております。


 定率減税と同じ法律で行われた法人税率の引き下げや、所得税の最高税率の引き下げなどはそのままにして、庶民減税だけを廃止することは、全く納得がいきません。これが小泉内閣の構造改革の本質であります。


 トヨタは、2006年度の連結決算で、前期の17.2%の伸びとなる1兆3,700億円を上げています。ことしもまた、過去最高の最終利益を更新し、1兆円を超える最終利益は3年連続になります。


 こうした巨大企業や巨額の利益をあげている企業に応分の負担を求めるのは当然であります。今回の黒部市税条例の改正も、大資本と金持ち減税の穴埋めを、庶民増税、高齢者の増税で補おうとする税制改悪の一環であり、到底認めることはできません。


 このことから、「議案第34号 平成18年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算」、「議案第50号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正」の議案についても、認めることはできません。


 以上のことを述べまして、私の討論といたします。


              〔8番 橋本文一君自席に着席〕


○議長(坂井 守君)   14番、山本達雄君。


               〔14番 山本達雄君登壇〕


○14番(山本達雄君) 平成18年度一般会計予算等についての賛成討論をさせていただきます。


 今年の天候は、春以来、異常天候続きでありましたが、先日、北陸地方も例年より5日おくれではありますが、梅雨に入ったということであります。


 さて、私は旧黒部市と旧宇奈月町が合併して最初の黒部市議会6月定例会の最終日に当たり、上程されています「議案第33号 平成18年度黒部市一般会計予算」をはじめ、特別会計予算11件、企業会計予算2件並びに市政上の諸案件各9件について、新樹会を代表して、賛成の立場から討論いたします。


 本年度の国の予算は、79兆6,860億円で、昨年度対比3%の大幅削減となりました。そのうち、政策的経費である一般歳出は、国債の償還と年金、医療費の社会保障関係費の増大はありましたが、従来の方針に沿って歳出を厳しく削減されたことにより、1.3%減の46兆3,660億円と、2年連続減少し、小さくて効率的な政府の実現に向け、従来の歳出改革路線を堅持、強化するという目標に向け、一定の成果が出たものと敬意を表する次第であります。


 歳入では、景気回復に伴う税収増の国税収入は、好転のきざしを見せていますとともに、新規発行国債は2010年代初頭における基礎的財政収支の黒字化の現実を目指すとして、足元の経済情勢や税収動向を踏まえて、平成17年度発行額より5兆4,000億円と大幅に減額し、平成18年度末の国債残高は、国と地方を合わせて775兆円になるようであります。


 債務を子孫に残さないという考え方から、一定の歯どめがかかりつつあるというところであります。


 一方、地方の財政計画についてでありますが、歳出では、国と地方の三位一体改革として、地方にできることは地方にとの方針のもと、平成16年度から平成18年度までに4兆7,000億円程度の補助金改革、3兆円規模を目指した税源移譲、5兆1,000億円程度の地方交付税の見直しの実現を図るとしています。


 地方一般財源全体では、ほぼ前年並みを確保されています。しかし、依然として地方財政は大変厳しい状況が続いていることには変わりありません。


 このような状況の中で、新しくスタートを切った黒部市の本年度予算の本格予算は、1市1町それぞれで編成し、これを再編した予算であり、通常の予算編成とは異なる形態、方法で編成されたものであります。


 一般会計の総額は193億4,273万2,000円となり、前年度旧黒部市、旧宇奈月町の合算額当初対比1.1%減の2億536万5,000円の減となる内容であります。


 11特別会計、2企業会計を合わせた合計で申し上げますと、411億259万5,000円で、昨年度比3,065万9,000円、0.1%の微増となっており、厳しい財政状況の中でも、高齢化に伴う社会保障関係費の増額により、小幅ではありますが、増額となっており、今後の大きな課題となるようであります。


 また、合併に伴うご苦労もあった中という気がいたします。一般会計の歳入では、市税が1億8,364万4,000円の増となっていますが、国と地方が進める三位一体改革により、地方交付税が2億7,252万2,000円の減、国庫支出金が1億9,052万7,000円の減となります。


 以上の減額を補てんする所得譲与税の2億1,727万1,000円の増額をもってしても、減収は避けられず、合併による新たな財政需要などに対応するため、財源の増は望める状況にはありません。


 こうした厳しい状況のもと、市長は行財政改革を本市予算の基本として、各事業予算の創意工夫による徹底的な経費の削減、合理化と施策の公正、適切な取捨選択により、財政の健全化を図り、新「黒部市」の一体感の醸成に資する基礎づくりをするための予算や、合併協議会において策定された新市建設計画を踏まえ、主要事業への取り組みなどを盛り込まれたのであります。


 この新市最初の平成18年度一般会計予算については、私は一定の評価をいたしますとともに、この予算編成に対し、ご苦労されたすべての職員の皆さんに、感謝を申し上げます。


 主要施策の中から幾つか評価し、意見を述べさせていただきます。


 まず、1点は、新市のキャッチフレーズ「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部」にふさわしい大自然を生かした観光振興策についてであります。


 黒部市観光振興計画策定委託料などが予算化されております。3,000メートル級の山々を源流として、日本が誇る秘境、黒部峡谷を形成し、富山県内最大の温泉郷、宇奈月温泉を通り、黒部川扇状地をつくり出して、富山湾に達する黒部川とその大自然を生かした国際観光、産業観光の将来像が描き出されていることになります。


 これが、山、川、海の自然環境を管理、保全しつつ、観光産業と観光交流の発展につながり、新市の活力増進となって、黒部市の限りない発展への第一歩とされるよう願うものであります。


 2点目は、新市市民の安全、安心の創設のための防災対策費でありますが、有事に対する市民の安全対策のため、災害時要支援者支援事業委託費や自主防災組織の育成費、資機材購入費の予算化、あるいは女性消防団員10名の配置により、きめ細かな防災対策、火災予防、あるいは防災意識の高揚が図られ、より効果的で、高度な防災体制を構築されたご努力に感謝申し上げます。


 3点目は、少子化子育て支援対策であります。


 次世代育成支援行動計画が策定されているところですが、この平成18年度予算の中でも、学童保育事業の充実に努めている点や、保護者負担の軽減のため、保育料の引き下げと誕生祝い金の支給事業が予算化され、少子化、子育て支援対策として、適切に合ったものと評価いたします。


 これにより、高齢化と少子化が一体となって進むことになれば、年金制度や高齢者医療制度、介護保険制度など、他の社会保障制度にも、さらなる大きな影響を与える状況になってまいります。


 また、若年世代の減少は、将来的には労働力不足を意味し、経済成長や企業活動に影響が出るのも必至であります。


 政府は、新たな少子化対策の概要を明らかにしております。将来の黒部市を担う子供たちがたくさん誕生し、本市の人口減に歯どめがかかりますよう、子供を産み育てやすいまちづくりと、子供たちが健やかに育つまちづくり、それを支える環境整備の重大性を認識されて、今後、継続して進められることをお願いするものであります。


 4点目は、保健・医療の充実であります。地域包括支援センターを新たに組織編成し、設置されて、急速に進む高齢化社会に対応。これは、市民一人一人が体の自己管理と健康増進に努められるよう指導、相談体制や啓発事業を行われるものであり、国が進める医療制度改革に沿ってのものであります。


 65歳以上の人口が23%を超える本市の人口構造に沿って、医療を受ける前に予防を行い、医療費の高騰を防ぐための重要性に立った施策であり、評価できるものであります。


 また、市民病院の医療事業の充実として、日本人の死亡原因の一番であるがん。この対策として、早期発見が何より有効であるといわれております。これには、PET−CTが大変有効な機器とのことであり、これがこの10月に黒部市民病院で稼働するための予算がついております。このことにより、高度医療をはじめ、2.5次救急医療、保健活動、在宅ケアなど、地域住民のニーズに的確にこたえて、包括的で高度な医療サービスの提供に努めておいでの黒部市民病院が、今後とも県東部の中核総合病院として、住民各位の健康づくりにご尽力いただけるものと、大きな期待を申し上げるものであります。


 5点目は、教育環境の整備についてであります。


 この4月から始まった国際教育特区による小中学校の英会話授業は、国際観光都市を標榜する黒部市にとって、まことに的を得た事業であります。今後、英会話の向上により、黒部市の児童生徒が国際人として、世界の中で活躍してくれるとともに、黒部市が国際観光都市として、夢と希望にあふれ、魅力ある都市となるべく貢献をしてくれるものとご期待申し上げるものでございます。


 また、宇奈月小学校のプール建設、中央小学校の耐震補強計画委託費が計上されたほか、自動体外式除細動器の導入が予算化されるなど、児童・生徒の安全確保と教育環境の整備、充実に率先して予算化がなされており、恵まれた学習環境のもと、児童・生徒の学力向上に寄与できるものと期待するものであります。


 6点目、北陸新幹線関係の予算についてであります。


 北陸新幹線は、安全性、定時制、車内の快適性に優れ、東京と(仮称)新黒部駅間を2時間余りでつなぐ、人と地球環境に優しい高速交通機関であります。


 長野上越間が、平成10年3月に、上越富山間は平成13年5月に、それぞれ着工し、平成26年度までに金沢までの開業が、政府与党間で合意され、完成を目指して建設工事が着々と進められております。


 あわせて、本市の(仮称)新黒部駅の設置が決定しており、黒部市にとって画期的であり、一段の新市の発展の起爆剤として期待される慶事でもあります。今後、工期の前倒しの声も聞こえておりますが、ここにあって、北陸新幹線新駅周辺整備計画検討委員会が昨年7月に発足し、会議を重ねて検討を続けておられ、ことしの8月には整備計画がまとめられるとのことをお聞きしております。これに歩調を合わせて、市道若栗19号線整備用地費の購入費や新駅周辺排水計画策定委託費が予算化されておりますことは、新幹線工事にあわせた着実な工事進捗と喜んでいるところであります。


 今後は、合併特例債など、財源を有効に活用されることも視野に入れながら、北陸新幹線新駅周辺の整備が行われ、黒部市が県東部の中核都市としてふさわしいまちとなりますよう、一段のご尽力をご期待申し上げるものであります。


 以上、平成18年度一般会計予算について評価する点に触れました。


 また、特別会計予算11件、企業会計予算2件、並びに市政上の諸案件、各9件についても、法令等の改正などにより、所定の予算化、あるいは条例等の一部改正や廃止を行うとされたものであり、行財政改革に沿った効率、効果を考えられたものと判断いたします。


 これらのことを、合併という特殊な状況の中で、限られた財源を有効に活用しながら、盛りだくさんの事業実施と財源確保の両立に、非常に難しい、頭を悩ませられた事務事業であったと思うのであります。


 新執行部には、今後とも新市建設計画に挙げられました共生、活力、安心の3つのテーマを柱として、合併主要事業を着実に実行に移し、住民と行政をつなぎ、各種組織間の融合、融和に最大限の努力をお願いしますとともに、行財政改革と財政健全化に留意され、新市政を推進されるよう、重ねてお願いし、議員の皆様にはご理解いただき、平成18年度黒部市一般会計予算と、特別会計予算11件、企業会計予算2件並びに市政上の諸案件9件について、賛成していただきますよう、心からお願いを申し上げまして、私の賛成討論といたします。


 ご清聴ありがとうございました。


             〔14番 山本達雄君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) 以上で通告による討論は終わりました。


 ほかに討論は、ありませんか。


              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) これをもって、討論を終結いたします。


 これより採決を行います。


 議題のうち、まず「議案第48号 黒部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立多数であります。


 よって「議案第48号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第49号 黒部市税条例の一部改正について」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立多数であります。


 よって、「議案第49号」は原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第50号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立多数であります。


 よって、「議案第50号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第51号 黒部市立公民館条例の一部改正について」、「議案第52号 黒部市消防団条例の一部改正について」、「議案第53号 黒部市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止について」及び、「議案第54号 黒部市宇奈月福祉センター条例の廃止について」以上4件を一括して採決いたします。


 本4件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって「議案第51号」、「議案第52号」、「議案第53号」及び、「議案第54号」、以上4件は原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第55号 黒部市尾の沼体験交流施設とちの湯ほか3施設に係る指定管理者の指定について」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立多数であります。


 よって、「議案第55号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第33号 平成18年度黒部市一般会計予算」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立多数であります。


 よって、「議案第33号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第34号 平成18年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立多数であります。


 よって、「議案第34号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第35号 平成18年度黒部市老人保健医療事業特別会計予算」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立全員であります。


 よって、「議案第35号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第36号 平成18年度黒部市簡易水道事業特別会計予算」、「議案第37号 平成18年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計予算」、「議案第38号 平成18年度黒部市農業集落排水事業特別会計予算」及び、「議案第39号 平成18年度黒部市公共下水道事業特別会計予算」、以上4件を一括して採決いたします。


 本4件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって「議案第36号」、「議案第37号」、「議案第38号」及び、「議案第39号」以上4件は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第40号 平成18年度黒部市地域開発事業特別会計予算」、「議案第41号 平成18年度黒部市公共用地先行取得事業特別会計予算」及び、「議案第42号 平成18年度黒部市診療所事業特別会計予算」、以上3件を一括して採決いたします。


 本3件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって「議案第40号」、「議案第41号」及び、「議案第42号」以上3件は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第43号 平成18年度黒部市宇奈月温泉スキー場事業特別会計予算」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立全員であります。


 よって、「議案第43号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第44号 平成18年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計予算」について採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり採決することに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって「議案第44号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第45号 平成18年度黒部市病院事業会計予算」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立全員であります。


 よって、「議案第45号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第46号 平成18年度黒部市水道事業会計予算」について採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。


 委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって「議案第46号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議案第47号 専決処分の承認について」を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、承認であります。


 委員長の報告のとおり承認することに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって「議案第47号」は、承認することに決しました。


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


○議長(坂井 守君) 日程第2、「請願第1号」、「請願第2号」及び、「陳情第1号」、以上3件を一括議題といたします。


 本3件を付託した各常任委員会の審査結果について、委員長から報告を求めます。


 まず、総務文教委員長の報告を求めます。


 総務文教委員長、松原 勇君。


             〔総務文教委員長 松原 勇君登壇〕


○総務文教委員長(松原 勇君) 本委員会に付託されております「請願第1号」及び「請願第2号」について、審査の結果をご報告申し上げます。


 まず、「請願第1号 教育基本法の拙速な改定ではなく、国民的な議論を求める意見書採択の請願書」については、現在、国において審議されている教育基本法の改正(案)について、今国会において政府提出の同法改正案と民主党対案の両案を継続審議とすることが決定されたところである。


 また、教育基本法の改正(案)については、これまでも国の特別委員会において審議回数十回、審議時間においては、50時間を数えるなど、国民の意思を尊重しつつ、慎重に審議されているところである。


 よって、本委員会では、本請願の趣旨には賛同しがたく、不採択とすべきものと決定。


 次に、「請願第2号 消費税率を引き上げないように国に求める請願」については、現在、国においては、消費税の税率等について、「歳出・歳入一体改革」の中での議論が必要との認識のもと、税率、さらには消費税の目的税化も含めて慎重に検討されているところであり、現在のところ、その方向性が具体的に示されておらず、今後の動向について、さらに注視していく必要がある。


 よって、本委員会では、本請願の趣旨には賛同しがたく、不採択とすべきものと決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


           〔総務文教委員長 松原 勇君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) 次に、産業建設委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。


 産業建設委員長、松本正則君。


             〔産業建設委員長 松本正則君登壇〕


○産業建設委員長(松本正則君) 本委員会に付託されております「陳情第1号」について、審査の結果をご報告申し上げます。


 「陳情第1号 富山県の最低賃金を安心して暮らせる水準に引き上げるための陳情」については、県内の実態として、パート労働者、派遣労働者を富山県の最低賃金時間額648円で雇用している企業はなく、いずれも上回った水準にある。


 県内の最低賃金については、最近の景気動向や、中小企業の経営状況や賃金水準等から、時間をかけて見直すべきと考える。また、隣県と比較しても、決して低くないことからも、本陳情の趣旨には賛成しがたく、本陳情は不採択すべきものと決定。


 以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


           〔産業建設委員長 松本正則君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) 質疑なしと認めます。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


               〔8番 橋本文一君挙手〕


○議長(坂井 守君) 8番、橋本文一君。


               〔8番 橋本文一君登壇〕


○8番(橋本文一君) 「請願第1号 教育基本法の拙速な改定ではなく、国民的な議論を求める意見書採択の請願」、「請願第2号 消費税の税率を引き上げないように国に求める請願」及び、「陳情第1号 富山県の最低賃金を、安心して暮らせる水準に引き上げるための陳情」、以上3件を採択すべきものとして意見を述べます。


 まず、はじめに「請願第1号 教育基本法の拙速な改定ではなく、国民的な議論を求める意見書採択の請願」についてであります。


 教育基本法は、憲法に準じる重みを持つ重要な法律であり、基本法の改定は、子供たちの未来、日本の進路にかかわる国民的大問題であります。


 政府が、与党とだけ協議し、教育基本法の改定案を提出したのは余りにも唐突でした。政府は、なぜ今、改定が必要か、まともな説明もできていません。


 今回の政府案は、大きく2つの問題があると考えます。第1には、「国を愛する態度」など、20に及ぶ徳目を「教育の目標」に列挙し、その「目標の達成」を全国民に義務づけることが義務づけられ、学校で具体的な「態度」が評価されるようになったらどうなるのか。時々の政府の意思によって、特定の価値観が子供たちに強制されかねません。


 第2の問題は、改正法案では、国家権力が教育内容と教育基本法に、無制限に介入できるようになることです。


 現行基本法第10条は、「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである」と定めています。この条文は、国家による教育支配のもとで、教え子を戦場に送り出した戦前の教育の痛苦の反省の上に刻まれた条文であり、教育基本法全体の「命」ともいえるものであります。


 ところが、政府案は、「国民全体に対し直接に責任を負って」を削り、「この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきもの」と書きかえています。


 これは、国が法律で命じるとおりの教育、政府が決めたとおりの計画の実行を迫ることを可能にするものであります。


 政府による教育内容への無制限な介入・支配に道を開くものとなっています。教育基本法の拙速な改正は行ってはなりません。


 次に、「請願第2号 消費税の税率を引き上げないように国に求める請願」についてであります。


 市税条例の一部改正のところで述べたように、政府は、さまざまな控除の廃止や削減、定率減税の廃止などで、庶民増税を大幅に強めています。


 累進性のない消費税は、低所得者ほど重くのしかかる税であり、消費税が引き上げられれば、国民の間に広がっている格差はますます広がるのは明らかであります。


 消費税が導入されて18年間、消費税で集めた税金は約175兆円にもなります。ところが、この間、大企業の法人税率は40%から30%に引き下げられるなど、法人税の減収分は約160兆円になります。福祉のためとして徴収された消費税は、大企業の減税分の穴埋めに使われた計算になります。


 今すべき税制の改正は、消費税の引き上げでなく、空前の利益を上げているトヨタや大銀行に応分の負担を求めることであります。


 最後に、「陳情第1号 富山県の最低賃金を、安心して暮らせる水準に引き上げるための陳情」についてであります。


 今の富山県の最低賃金は、1時間648円であり、1日8時間で1カ月働いても11万4,048円にしかなりません。単身世帯ならともかく、これでまともな生活ができるわけがありません。拡大した所得の格差を是正するためにも、最低賃金の引き上げは当然であります。


 以上、3件については採択すべきものと、私は考えております。


○議長(坂井 守君) ほかに討論はありませんか。


              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) 討論なしと認めます。


 これより、「請願第1号」、「請願第2号」及び、「陳情第1号」、以上3件について採決いたします。


 お諮りいたします。


 議題のうち、まず「請願第1号 教育基本法の拙速な改定ではなく、国民的な議論を求める意見書採択の請願書」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、不採択でありますが、「請願第1号」を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立少数であります。


 よって、「請願第1号」は、不採択とすることに決しました。


○議長(坂井 守君) 次に、「請願第2号 消費税の税率を引き上げないように国に求める請願」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、不採択でありますが、「請願第2号」を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立少数であります。


 よって、「請願第2号」は、不採択とすることに決しました。


○議長(坂井 守君) 次に、「陳情第1号 富山県の最低賃金を、安心して暮らせる水準に引き上げるための陳情」を起立により採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、不採択でありますが、「陳情第1号」を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立少数であります。


 よって「陳情第1号」は、不採択とすることに決しました。


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○議長(坂井 守君) 日程第3、「議員提出議案第5号」及び、「議員提出議案第6号」以上2件を一括議題といたします。


 「議員提出議案第5号」及び、「議員提出議案第6号」以上2件について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。


 24番、森岡英一君。


               〔24番 森岡英一君登壇〕


○24番(森岡英一君) 「議員提出議案第5号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。


 「議員提出議案第5号」は、「拉致被害者救出について日韓連携の強化を求める意見書」についてであります。


 意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。


        拉致被害者救出について日韓連携の強化を求める意見書


 北朝鮮による日本人などの拉致は、理不尽な国家的犯罪であり、この問題に対して、拉致被害者家族が日々ひたむきな活動を展開しておられる姿を見るたびに、たいへん胸が痛む思いがする。


 去る4月末には、横田めぐみさんの母早紀江さんが訪米され、ブッシュ米大統領との会談や下院での公聴会に出席され、拉致問題の国際的世論がさらに高まるよう訴えられた。また、5月には、めぐみさんの父滋さんが韓国を訪問され、韓国人拉致被害者 金英男さんのご家族と面会、これを受け、5月末には訪日が実現した。このことは、これまで拉致問題に無関心といわれている韓国においても、大きな世論の高まりをみたところであり、これを機に、日韓両国が連携し、拉致被害者救出に向けた取り組みを強化する必要がある。


 よって、政府におかれては、拉致被害者のご家族の思いを真摯に受けとめ、一日も早い拉致問題解決に向け、次の事項について努力されるよう強く要望する。


                    記


1 拉致被害者に対する日韓両政府の情報交換により、韓国世論の関心がさらに高まるよう働きかけるとともに、拉致被害者救出に向け、韓国政府に対し強く協力を要請すること。


2 拉致問題を日韓両国に共通する問題として、韓国との連携を強化し、拉致被害者の安否未確認者帰国に向けた話し合いの場の早期実現に向けて、北朝鮮に働きかけること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


 引き続き、「議員提出議案第6号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。


 意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。


           富山県の出先機関の存続に関する意見書


 富山県は、今、行財政改革推進会議を設置し、行政機構の見直しや再編等の作業を進められているところである。


 この中で、新川土木センター入善土木事務所と新川農業普及指導センターの根幹的な機能の廃止あるいは移転が、議論されていると聞き及んでいる。


 入善土木事務所は、昭和3年に入善町に事務所開設以来、黒部市を含む広大な扇状地における道路、河川の整備や、特に県西部と比べ急がれる県道の改良など、地域住民の生活インフラの整備に身近な県の出先機関として、多大な成果を上げていただきますとともに、永年地域住民に親しまれているところである。


 安全・安心を創出する県の行政機関として、土木事務所の廃止や再編が実施されれば、住民の不安を惹き起こすばかりでなく、生活インフラの整備立ちおくれに直接結びつくこととなりかねない。


 また、新川農業普及指導センターの再編についても同様であり、平成19年度から導入される「品目横断的経営安定対策」が目前に迫る中、担い手や集落営農、認定農業者などの農業を取り巻く課題は山積しており、同センターの喫緊の対応が求められているところである。


 県下でも基幹産業として農業の地位がより高い下新川地域にあって、同センターの移転再編が実施されれば、黒部市はもとより下新川地域の基幹産業である農業が衰退しかねない大きな問題である。


 ここにあって、このたびの富山県の行財政改革にあたっては、以上の理由により富山県民、わけても黒部市民の行政サービスの低下を招かぬようご賢察賜り、新川土木センター入善土木事務所と新川農業普及指導センター両機関の維持存続にお力添えを賜りますよう強く要望する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。


○議長(坂井 守君) これより、「議員提出議案第5号」及び、「議員提出議案第6号」、以上2件を一括して質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) 質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 ただいま議題になっております「議員提出議案第5号」及び、「議員提出議案第6号」、以上2件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって、「議員提出議案第5号」及び、「議員提出議案第6号」、以上2件につきましては、委員会の付託を省略することに決しました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) 討論なしと認めます。


 これより、「議員提出議案第5号」及び、「議員提出議案第6号」、以上2件について採決いたします。


 まず、「議員提出議案第5号 拉致被害者救出について日韓連携の強化を求める意見書について」を起立により採決いたします。


 本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立多数であります。


 よって、「議員提出議案第5号」は、原案のとおり可決されました。


○議長(坂井 守君) 次に、「議員提出議案第6号 富山県の出先機関の存続に関する意見書について」を起立により採決いたします。


 本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(坂井 守君) 起立全員であります。


 よって、「議員提出議案第6号」は、原案のとおり可決されました。


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○議長(坂井 守君) 日程第4、「農業委員会委員の推薦」を行います。


 推薦すべき人員は3人であります。


 お諮りいたします。


 議会が推薦する農業委員会の委員として、「黒部市荻生2943番地 長谷川政一君」、「黒部市宇奈月町下立2908番地 滝林純一君」及び、「黒部市堀切2091番地 能登弘子さん」の3名をそれぞれ推薦いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって、議会が推薦する農業委員会の委員に、「長谷川政一君」、「滝林純一君」及び、「能登弘子さん」を推薦することに決しました。


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○議長(坂井 守君) 日程第5、「議員の派遣」についてを議題といたします。


 お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって、議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決しました。


 議事の都合により、暫時休憩いたします。





  休  憩  午後 0時20分


  再  開  午後 0時27分


  出席人数  31人





○議長(坂井 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


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○議長(坂井 守君) 日程第6、「各常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。


 各常任委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。


 お諮りいたします。


 各常任委員長からの申し出のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。


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○議長(坂井 守君) 日程第7、「行財政改革について」、「北陸新幹線の整備促進について」及び、「自然環境の保全と観光振興について」、以上3件を一括議題といたします。


 本件を付託した特別委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。


 まず、行財政改革特別委員長の報告を求めます。


 行財政改革特別委員長、吉田重治君。


           〔行財政改革特別委員長 吉田重治君登壇〕


○行財政改革特別委員長(吉田重治君) 本特別委員会に付託され、継続審査に付されております「行財政改革について」、ご報告申し上げます。


 6月19日、本特別委員会を開催し、まず、当局から黒部市行政改革大綱策定方針の概要の説明を受けた後、旧市・町行政改革大綱及び新地方行革指針についての説明を受けたのであります。


 その後、当局を交えて、今後の行財政改革の推進等について意見交換をしたのであります。


 さて、昨今の地方行政を取り巻く環境は、市民ニーズの高度・多様化に加え、国の「三位一体改革」による国庫補助金、地方交付税の廃止及び削減。


 さらには、地方分権一括法による本格的な地方分権時代が到来するなど、大きく変化してきております。


 このような大きな転換期を迎えるに当たり、本市においても財政構造の見直しによる低コスト化と効率化を図ると同時に、多様な市民ニーズに迅速かつ的確に対応できる「暮らしの総合サービス業」としての簡素で効率的な市役所の構築が喫緊の課題であります。


 このため、本特別委員会では、今後とも付託事件であります「行財政改革について」の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。


          〔行財政改革特別委員長 吉田重治君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) 次に、北陸新幹線整備促進特別委員長の報告を求めます。


 北陸新幹線整備促進特別委員長、寺田仁嗣君。


         〔北陸新幹線整備促進特別委員長 寺田仁嗣君登壇〕


○北陸新幹線整備促進特別委員長(寺田仁嗣君) 本特別委員会に付託され、継続審査に付されております「北陸新幹線の整備促進について」、ご報告申し上げます。


 6月16日、本特別委員会を開会し、冒頭に新黒部駅(仮称)建設地の現地視察を行い、その後、当局から12月定例会以降の経過について報告を受けたのであります。


 その概要を申しますと、12月27日、荻若土地利用委員会が開催され、新駅周辺整備計画検討委員会の経過を報告し、荻生・若栗地区新駅周辺の土地利用及び、駅前広場排水対策について話し合われたこと。


 2月20日、北陸新幹線新駅周辺整備計画検討委員会第4回幹事会が開催され、前回の幹事会からの修正点である駅前広場駐車場の設置希望と、駅周辺の交通施設の配置計画、及び駅舎周辺デザイン計画について、検討されたこと。


 3月28日、北陸新幹線新駅周辺整備計画検討委員会第3回検討委員会が開催されたこと。


 5月19日、北陸新幹線関係都市連絡協議会で、北陸新幹線の建設促進に関する決議文が採択されたこと。


 5月25日、北陸新幹線黒部新駅整備促進協議会が開催され、この会議をもって協議会を解散することが承認されたこと。


 5月26日、北陸新幹線新駅周辺整備計画検討委員会第5回幹事会が開催され、前回の幹事会からの修正点である駅舎周辺デザイン及び交通施設配置計画について検討されたこと。


 5月31日、富山県並行在来線対策協議会が開催されたこと、などの報告を受けたのであります。


 また、6月7日、糸魚川市議会港湾交通対策特別委員会の正副委員長の現地視察を実施しました。糸魚川市においても、新駅建設、周辺整備等の課題を持っており、今後とも継続して意見交換等を実施することを申し合わせた次第であります。


 その後、当局を交えて今後の事業促進の方向について意見交換したのであります。


 北陸新幹線は、地球環境に優しく、日本海国土軸の形成と国土の均衡ある発展に不可欠な国家プロジェクトであります。


 また、新川地域の飛躍的な発展と、本市のまちづくりのかなめとして欠かすことのできない公共高速交通機関であり、早期開通は黒部市民の悲願であります。このため、本特別委員会では、長野から金沢までの区間においては、同時開業を目指し、適切な建設財源を確保され、今後、一日でも早く完成するよう、また引き続き、南越までの一括認可及び、フル規格による早期整備が図られるよう、市民や沿線自治体と連携して、国、県などに強く働きかけていくものであります。


 さらには、駅周辺整備が円滑に進捗するとともに、並行在来線分離後の経営が成り立つよう、財政支援などについても国などに強く働きかけるものとし、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。


        〔北陸新幹線整備促進特別委員長 寺田仁嗣君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) 次に、自然・観光振興特別委員長の報告を求めます。


 自然・観光振興特別委員長、川上 浩君。


          〔自然・観光振興特別委員長 川上 浩君登壇〕


○自然・観光振興特別委員長(川上 浩君) 本特別委員会に付託され、継続審査に付されております「自然環境の保全と観光振興について」、審査の結果をご報告申し上げます。


 6月19日、本特別委員会を開会し、国土交通省北陸地方整備局黒部河川事務所より、黒部市の海岸整備の状況と今後の課題について説明を受けた後、黒部漁港から用船に乗り、大島、生地、荒俣海岸の現地視察を行ったのであります。


 その後、市執行部と視察した海岸の自然環境や整備状況について、意見交換を行ったのであります。


 その結果、黒部市を含む下新川海岸は、日本海特有の寄りまわり波、海底溝が近い海岸線、大小の河川整備と土砂供給の関係、漁港等の突堤整備による沿岸表砂の減少など、海岸侵食の複雑な原因究明と、諸課題解決への取り組みが必要であり、また一方では、豊かな自然にあふれる、魅力ある渚でもあります。


 そこで、本委員会といたしましては、今後とも国、県、近隣市町とともに、強力に下新川海岸保全事業や、(仮称)水博物館構想の進捗に努めることとした次第であります。


 あわせて、黒部峡谷をはじめ、立山黒部アルペンルート、黒部ダムを含む黒部立山地域の世界遺産登録への働きかけと、黒部川の流れに沿った山、川、海の貴重な自然環境の保全管理と、これら全国に誇り得る観光資源のPRのあり方、並びに有効活用について、今後、さらに調査する必要があることと認め、付託されました事件の審査が終了するまで、継続審査とすべきものと決した次第であります。


 以上、自然・観光振興特別委員会委員長報告といたします。


         〔自然・観光振興特別委員長 川上 浩君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) 各委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) 質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本3件に対する委員長の報告は、いずれも「付託事件の審査が終了するまでの継続審査」であります。


 委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって、本3件は、「付託事件の審査が終了するまでの継続審査」に付することに決しました。


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○議長(坂井 守君) 日程第8、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。


 本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。


 議会運営委員長、森岡英一君。


             〔議会運営委員長 森岡英一君登壇〕


○議会運営委員長(森岡英一君) 本委員会に付託され、継続審査に付されております「議会運営に関する調査について」、その結果をご報告申し上げます。


 本委員会は、5月1日に開催し、5月臨時会の「市長提出議案」、「選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙」、「3特別委員会の設置について」、「臨時会の会期、会議日程(案)等」及び、「議員選出監査委員の選任方法」などの取り扱いについて審査したのであります。


 次に、5月9日、5月臨時会開会前に本委員会を開催し、「議員選出監査委員の推薦について」審査したのであります。


 また、同日、臨時会閉会後に本委員会を開催し、6月定例会の「予算特別委員会の設置並びにその運営等」、「3特別委員会の開催」及び、「定例会の会期、会議日程(案)」などの取り扱いについて審査したのであります。


 次に、5月29日に本委員会を開催し、6月定例会の「市長提出議案」並びに、「議案の付記委員会」について審査し、「富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引き上げるための陳情」の取り扱いや、「議会報編集委員会の設置について」審査したのであります。


 次に、6月5日、本会議前に本委員会を開催し、「教育基本法の拙速な改定ではなく、国民的な議論を求める意見書採択の請願書」など、請願書2件の取り扱いなどについて審査したのであります。


 次に、6月14日、予算特別委員会前に本委員会を開催し、「拉致被害者救出について日韓連携の強化を求める意見書」の取り扱い及び、「農業委員会委員の推薦について」審査したのであります。


 また本日、本会議開会前に本委員会を開催し、「富山県の出先機関の存続に関する意見書」の取り扱い及び、「議員提出議案」と先の本委員会から継続していました「農業委員会委員の推薦について」など審査したのであります。


 以上の審査事項を含め、本委員会では、議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきものと決定した次第であります。


           〔議会運営委員長 森岡英一君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) 質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。


 委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(坂井 守君) ご異議なしと認めます。


 よって、本件は「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。


○議長(坂井 守君) 以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。


 市長からごあいさつがございます。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) どちら様も大変ご苦労さまでございました。


 市議会6月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。


 議員各位におかれましては、6月5日から17日間にわたり開会されました新市発足後の最初の定例会となる今議会におきまして、本会議、委員会、その他の会議において、提案いたしておりました議案や、新市が抱える諸般の問題などに真摯なご議論を賜りました。心から敬意を表し、感謝を申し上げるものであります。


 なお、本定例会に提出いたしておりました、平成18年度予算をはじめ、条例その他の案件につきまして、慎重なご審議を賜り、滞りなく議了され、ご承認いただきましたことに対し、心から感謝を申し上げます。


 また、審議の中で賜りましたご意見、ご要望などにつきましては、十分に調査検討を加え、対処してまいりたいと考えております。


 さて、本定例会におきましては、今後の新市のあるべき姿や、方向性に対する議論が多数あったところであります。中でも、庁舎や消防庁舎をはじめとする新たな公共施設配置に対する考え方やその時期についてのご質問、ご意見などがとりわけ多く、関心の高さが伺われました。


 これらにつきましては、一般質問の答弁でも申し上げましたが、公共施設の配置などについて、一定の指針をまとめ、本市の最上位計画である総合振興計画の基本構想に組み入れて議論し、決定すべきものと考えております。


 基本構想につきましては、来年の市議会9月定例会に上程することを目標に、計画策定を進めてまいりたいと申し上げておりましたが、一方で新市における施策等の目指すべき方向性をできるだけ早く市民の皆様にお示しする必要があると考えておりまして、本年度中には基本構想骨子として、中間的な取りまとめを行い、市議会でご説明し、あわせて市民の皆様へ公表いたしたいと考えております。


 次に、梅雨時の災害の防止について申し上げます。


 去る6月15日に、平年より5日遅く北陸地方が梅雨入りしたと見られるとの発表が、気象庁からあったところであります。5月下旬からは、晴れや曇りの日が続き、まとまった雨も少なく、梅雨入り後のこれからの反動も憂慮されるところであります。


 昨年は全国的には局地的豪雨の頻発や、台風14号による記録的な水害が2年連続で発生いたしました。旧黒部市、旧宇奈月町におきましては、幸いにも大きな被災はなかったものの、改めて自然災害の恐ろしさを痛感いたしているところであり、新市におきましても、災害防止のために危険箇所のパトロールや点検、水防訓練などを実施したところであります。


 一方、昨年は県内初の黒部川流域洪水ハザードマップを作成し、流域関係者にPRしたところでありますが、引き続き、広く流域住民に周知、ご理解をいただき、被災を最小限に防ぐとともに、河川災害や防災に対し、関心を高めていただければと考えております。


 また、去る6月11日には、石井県知事ご臨席のもと、地域の安全・安心のために、日々ご尽力いただいております新「黒部市」消防団の結団式などが盛会裏に行われたところであります。万が一の災害発生時には、第一線で活動、活躍いただきます478名の団員の皆様には、ここに改めて敬意と感謝を申し上げるものであります。


 市といたしましては、今後とも災害防止のために、国、県、関係機関との連携のもと、危険箇所の整備などを図るとともに、自分たちの地域は自分たちで守るという市民一人一人の意識の向上や、地域ぐるみ、自主防災組織の育成などに努めてまいりたいと考えております。


 終わりに、議員各位の今後ますますのご発展とご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。


 どうもありがとうございました。


              〔市長 堀内康男君自席に着席〕


○議長(坂井 守君) これをもって、平成18年第3回黒部市議会6月定例会を閉会いたします。


 皆様には長時間大変ご苦労さまでありました。





  閉  会  午後 0時49分


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 上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。





                   黒部市議会議長   坂 井   守





                   黒部市議会副議長  山 内 富美雄





                   署名議員      寺 田 仁 嗣





                   署名議員      吉 松 定 子