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富山県 黒部市

平成17年第6回定例会(第1号 9月 5日)




平成17年第6回定例会(第1号 9月 5日)





 






平成17年第6回黒部市議会9月定例会会議録


平成17年9月5日(月曜日)





               議 事 日 程(第1号)


                            平成17年9月5日(月)


                            午前10時開議


 第1  会議録署名議員の指名


 第2  会期の決定


 第3  議案第46号 平成17年度黒部市一般会計補正予算(第4号)


     議案第47号 黒部市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例


            の制定について


     議案第48号 黒部市石田農林漁業体験実習館の管理に関する条例の制定につ


            いて


     議案第49号 黒部市吉田科学館条例の一部改正について


     議案第50号 黒部市国際文化センター条例の一部改正について


     議案第51号 黒部市働く婦人の家条例の一部改正について


     議案第52号 黒部市練成館条例の一部改正について


     議案第53号 黒部市郷土文化保存伝習館条例の一部改正について


     議案第54号 黒部市児童館条例の一部改正について


     議案第55号 黒部市シルバーワークプラザ条例の一部改正について


     議案第56号 黒部市デイサービスセンター条例の一部改正について


     議案第57号 石田漁港管理条例の一部改正について


     議案第58号 黒部市民会館条例の一部改正について


     議案第59号 黒部勤労者体育センター条例の一部改正について


     議案第60号 黒部市勤労青少年ホーム条例の一部改正について


     議案第61号 黒部市都市公園条例の一部改正について


     議案第62号 黒部市総合体育センターの管理に関する条例の一部改正につい


            て


     議案第63号 黒部市火災予防条例の一部改正について


     議案第64号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更につい


            て


     認定第1号 平成16年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について


     認定第2号 平成16年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認


           定について


     認定第3号 平成16年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決


           算の認定について


     認定第4号 平成16年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定に


           ついて


     認定第5号 平成16年度黒部市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認


           定について


     認定第6号 平成16年度黒部市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認


           定について


     認定第7号 平成16年度黒部市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定


           について


     認定第8号 平成16年度黒部市漁港利用調整事業特別会計歳入歳出決算の認


           定について


     認定第9号 平成16年度黒部市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算


           の認定について


     認定第10号 平成16年度黒部市病院事業会計決算の認定について


     認定第11号 平成16年度黒部市水道事業会計決算の認定について


     報告第2号 専決処分の報告について


     報告第3号 平成16年度黒部市一般会計継続費精算報告書


           (30件 提案理由説明 ・ 2件 報告)


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本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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本日の出席議員     17人


     1番 辻   靖 雄 君       2番 寺 田 仁 嗣 君


     3番 吉 松 定 子 君       4番 伊 東 景 治 君


     5番 辻   泰 久 君       6番 中 田 利 次 君


     7番 橋 本 文 一 君       8番 牧 野 和 子 君


     9番 松 原   勇 君      10番 山 内 富美雄 君


    11番 山 本 達 雄 君      13番 中 谷 松太郎 君


    14番 吉 田 重 治 君      15番 稲 田   弘 君


    16番 岩 井 憲 一 君      17番 新 村 文 幸 君


    19番 森 岡 英 一 君


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本日の欠席議員    20番 山 本 豊 一 君


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説明のため出席した者


 市長部局


  市長          堀 内 康 男 君


  助役          室 谷 智 明 君


  収入役         木 島 孝 正 君


  総務部長        稲 澤 義 之 君


  民生部長        松 井 喜 治 君


  産業部長        石 川 幹 夫 君


  建設部長        能 登 健 次 君


  上下水道部長      中 谷 三 嗣 君


  総務部理事総務課長   平 野 正 義 君


  総務部次長財政課長   名 越   誓 君


  農政課長        前 本   保 君


  建設部次長都市計画課長 山 田 丈 二 君


  福祉課長        長谷川   寛 君


  下水道課長       小 崎 敏 弘 君


  総務課主幹       柳 田   守 君


 病  院


  市民病院長       高 桜 英 輔 君


  市民病院事務局長    島   邦 夫 君


  市民病院事務局次長   伊 東 高 志 君


 消防本部


  消防長         谷 口 政 芳 君


  消防本部次長      平 野 俊 二 君


 教育委員会


  教育委員長       廣 瀬 捷 負 君


  教育長         本 多 省 三 君


  事務局次長生涯学習課長 柳 川 一 成 君


 監査委員         木 下 光 久 君


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


職務のため議場に出席した事務局職員


  事務局長        吉 本   昭 君


  事務局次長       浅 野 芳 幸 君


  主  任        橋 本 正 則 君


  主  任        能 登 隆 浩 君


――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――


○(一般質問通告)


 一般質問(代表・個人)


 ・1 行財政改革について          ┐


  (1)土地開発公社保有地の処分について  ├…市民クラブ


  (2)市職員の天下りについて       │ 山内富美雄議員


  (3)市当局の危機管理について      ┘


・1 カドミ汚染田の復元について       ┐


  (1)用途地域内の50.1ヘクタールの土壌│


     復元について            │


 ・2 教育問題について           │


  (1)自殺者の問題            │


  (2)ニート・フリーター問題       │


  (3)いじめ、不登校、家庭での虐待・暴力・│


     摂食障害・リストカットについて   │


 ・3 企業誘致について           │


  (1)石田企業団地の現在の誘致状況    │


  (2)企業誘致のPR           │


  (3)企業進出の優遇措置について     │


 ・4 並行在来線について          ├…新 樹 会


  (1)並行在来線の存続目的と問題点について│ 新村文幸議員


  (2)地域住民の利便性の向上を図るには、ど│


     のような方法があるのか       │


  (3)JR黒部駅の利便性の向上対策と利用者│


     増を図る方法について        │


  (4)まちづくりにおけるJR黒部駅の位置 │


     づけ                │


 ・5 看護師確保について          │


  (1)看護師の割合は現在何人       │


  (2)看護師の年休取得日数の平均     │


  (3)看護師の年間退職人数とその理由、その│


     割合                │


  (4)看護師と事務職員の臨時職員等の雇用状│


     況                 │


  (5)今後の看護師確保対策        ┘


 一般質問(個人)


 ・1 防災に対する危機管理体制について   ┐


  (1)災害時の情報及び連絡網はどのようにな│


     っているのか            │


  (2)災害時の避難経路及び場所の対応はどの│


     ようになっているのか        │


  (3)豪雨による河川、土石流災害の対応はど│


     のようになっているのか       │


  (4)災害に強いまちづくりをするにはどのよ├……松原 勇議員


     うな対策をもっているのか      │


 ・2 吹き付けアスベスト対策について    │


  (1)市所有の施設にアスベストを使用した施│


     設は何ヵ所あるのか         │


  (2)アスベストを含んだ可能性がある施設は│


     何ヵ所あるのか           │


  (3)飛散の恐れがある施設は何ヵ所あるのか│


  (4)アスベストの使用が確認された施設は │


     今後どのように対応するのか     │


  (5)民間施設のアスベスト対策は今後どのよ│


     うな対応をするのか         │


  (6)住民の健康診断について、どのように考│


     えているのか            ┘


 ・1 国際文化センター「コラーレ」について ┬……牧野和子議員


 ・2 市女子職員の服装について       ┘


 ・1 行財政改革について          ┐


  (1)行財政改革の具体的成果について   │


  (2)住宅造成事業の進捗状況について   │


 ・2 黒部市民病院の拡充について      │


  (1)看護師の宿舎建設と研修・派遣について│


  (2)地域医療の電子カルテの現状について ├……辻 靖雄議員


  (3)PET・CT導入の取り組みについて │


 ・3 アメリカシロヒトリの駆除について   │


  (1)本市のアメリカシロヒトリの被害状況に│


     ついて               │


  (2)具体的な駆除対策について      │


  (3)防除対策要綱の制定について     ┘


 ・1 国際交流について           ┐


  (1)スネーク訪問を終えての成果について │


     (まちづくり等について)      │


  (2)これからの国際交流のあり方と又、どの│


     ように推進するのか         │


  (3)合併後の姉妹都市及び友好都市への市民│


     交流の計画は            │


  (4)韓国三陟市の友好都市としての更なる交│


     流について             │


 ・2 宮野台地を中心とした運動公園とその周辺│


    の活性化について           │


  (1)宮野台地からの眺望の充実と周辺の樹木│


     の整備について           ├……寺田仁嗣議員


  (2)宮の谷ミニパークへの遊歩道の整備につ│


     いて                │


  (3)ハイツ宮野、ミューズ、伝習館の活性化│


     策について             │


  (4)大型風車設置による風力発電事業の可能│


     性について             │


  (5)陸上競技場の有効活用について    │


 ・3 黒部ブランドについて         │


  (1)現況の黒部ブランドにおける産業振興に│


     ついて               │


  (2)新幹線を生かした黒部ブランドについて│


  (3)黒部らしさを特徴とする伝統ある地場産│


     のブランド化への育成について    ┘


 ・1 介護保険制度の改正について      ┐


  (1)新予防給付について         │


  (2)施設利用者について         │


  (3)保険料について           │


  (4)低所得者対策について        │


 ・2 アスベスト問題について        │


  (1)公共施設での使用実態        │


  (2)一般家庭での使用実態        │


  (3)対応と対策について         ├……橋本文一議員


  (4)中皮腫発生の不安を抱える人への相談は│


 ・3 児童館の建設について         │


  (1)新たな児童館の建設を        │


 ・4 防災対策について           │


  (1)地域防災計画について        │


  (2)消防署の新築について        ┘


 ・1 中央小学校の耐震化に伴う大規模改修につ┐


    いて                 ├……伊東景治議員


 ・2 指定管理者制度について        ┘


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              開 会 の 宣 告


  午前10時02分


○議長(森岡英一君) おはようございます。本日、9月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は、「17人」であります。


 定足数に達しましたので、これより、平成17年第6回黒部市議会9月定例会を開会いたします。


 これより、諸般の報告を行います。


 まず、監査委員から例月出納検査の6月分及び7月分の結果報告がありました。


 お手元に配付したとおりであります。


 説明は省略をさせていただきます。


 次に市議会議長会関係の経過について、事務局長から報告させます。


 事務局長。


○事務局長(吉本昭君) 命により報告いたします。


 北信越市議会議長会について申し上げます。


 去る7月22日、北信越市議会議長会第3回交通対策特別委員会が、衆議院第1議員会館会議室で開催され、副議長が出席したのであります。


 まず、委員長の羽咋市議会議長の開会のあいさつに続いて、北信越5県の衆参両議員の来賓紹介の後、会議に入り、本市提出「一般国道8号の整備促進」など16件の要望書、要望先、班編成等について確認したのであります。


 委員会終了後、本市副議長は、財務省へ要望し、また地元選出国会議員へも要望したのであります。


 以上、議長会関係の報告といたします。


○議長(森岡英一君) 以上で諸般の報告を終わります。


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              開      議


  午前10時04分 開 議


○議長(森岡英一君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


 念のため、事務局長に朗読させます。


 事務局長。


               〔事務局長 議事日程朗読〕


○議長(森岡英一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、「吉松定子さん」、「伊東景治君」を指名いたします。


 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から9月16日までの12日間といたしたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕


○議長(森岡英一君) ご異議なしと認めます。


 よって、会期は12日間と決定いたしました。


 日程第3、「議案第46号から議案第64号まで」、「認定第1号から認定第11号まで」及び「報告第2号」、「報告第3号」、以上32件を一括議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 市長、堀内康男君。


               〔市長 堀内康男君登壇〕


○市長(堀内康男君) 皆さんおはようございます。


 どちらさまも大変ご苦労様でございます。


 昨日まで、大変残暑が厳しかったわけでありますが、本日は大型で非常に強い台風14号の影響もあって、しっかり秋めいてきたわけであります。今回の台風は、非常に強い台風ということで、アメリカでの大きな被害をもたらしたカトリーナの影響を想像させるわけでありますが、あのような甚大な被害がないように祈るわけであります。


 我々は、市民の財産と生命を守るために、しっかりとした対策を講じていかなければならないと思っております。


 また、アメリカでの大型ハリケーンでの甚大な被害、死者が数千名出たというように予想もされておりますし、また、家を失ったり、生活の場がないという方も数十万人ということであります。心からお見舞いを申し上げたいと思います。


 さて、周りを見渡しますと、稲穂の色も黄金色に輝いてまいっております。台風の影響などがなく、豊作を心から祈る次第であります。


 そういう中で、本日、ここに平成17年第6回黒部市議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきまして、ご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。


 議案の説明に先立ちまして、一言申し上げたいと思います。


 去る8月8日、郵政民営化関連6法案が参議院において否決されたことを受け、衆議院が解散されたのであります。総選挙は8月30日に公示され、来る9月11日が投票日になっております。


 今回のこの選挙は、これからの国政のあり方や国と地方のかかわりを問う、極めて重要な選挙であると思っております。市民の皆様には、ぜひ与えられた権利を行使し、貴重な1票を投じていただきたく、重ねて棄権防止を呼びかけてまいりたいと思っております。


 期日前投票の様子を、先ほど確認いたしましたら、8月31日から9月4日までの5日間の間に860余名の方が期日前投票をされたということであります。平均で1日172件、昨日の日曜日は351人の方が投票されたと伺っております。


 これは、期日前投票が始まりましてから、最高の期日前投票の数ではないかと思っております。これは、やはり期日前投票の制度、仕組みが皆さん方に理解されたということでもありますし、また、今回の選挙の関心の高さを伺うことができるのではないかと思っております。ぜひ、棄権のないように、皆さん方に呼びかけていただきたいと思います。


 次に、市政の概要等について申し上げたいと思います。


 初めに、最近の景気経済について申し上げます。


 政府は、8月の月例経済報告の中で、「景気は、企業部門と家計部門がともに改善し、緩やかに回復している。」とした基調判断を示し、先行きについても、「原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要があるものの、企業部門の好調さが家計部門へ波及をしており、国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれる。」としております。


 一方、日経平均株価も、8月下旬に1万2,500円を超える年初来の高値を記録し、2001年7月上旬の水準に並び、景気回復動向を裏づけているところであります。


 また、日銀による北陸地域の金融経済概況も、「景気は、緩やかながら回復を続けており、生産面などにおける調整の動きも弱まりつつある。」とし、上方修正されてきたところであります。


 このような状況下にあって、本市といたしましても、景気全体の動向に注意を払いながら、市民の皆さんとともに知恵を出し合い、地域の実情にあった施策を的確に、粘り強く推進していきたいと考えております。


 次に市町村合併及びタウンミーティング関係について申し上げます。


 宇奈月町との合併協議も順調に進み、来る9月10日の第11回合併協議会、さらには10月8日に予定されている第12回合併協議会において、残る各協議項目の一定の確認を終えることができる見込みであります。


 特に、この7月以降、提案または確認された「各種事務事業の取扱い」については、いずれも住民生活に直接かかわる、行政サービスの内容やその負担などを決定する極めて重要な項目であります。


 行財政改革の推進等両市町の置かれた厳しい状況を見据えながら、いずれも負担は極力抑え、サービスは可能な範囲で手厚く設定するなどの方針が盛り込まれ、これが理解されたことが、合併協議が順調に進んでいる要因と考えております。


 今後の合併協議におきましても、真摯な議論が交わされ、平成18年3月31日の新「黒部市」の発足時には、しっかりとした財政基盤のもと、足腰の強い行政組織と将来安心できる仕組みを築いていけるよう、最大限の努力をしてまいりたいと思っております。


 また、市民にわかりやすく、市民の皆様が納得できる開かれた行政を目指し、あるいは、これからの黒部市がどうあるべきかを広く考えていくため、本年も9月下旬から10月末日を目途に、市内10地区において、昨年同様、タウンミーティングを開催したいと思っております。


 なお、合併に係る住民説明会は、合併協議がおおむね終了した後の11月下旬に開催したいと考えております。


 議員各位におかれましては、今後の合併協議やタウンミーティングの市政運営への反映等について、格別のお力添えを賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。


 次に、北陸新幹線関係について申し上げます。


 去る7月29日、「新駅周辺整備計画検討委員会」の第1回の委員会幹事会合同会議が開催されたところであります。


 この委員会は、学識経験者、JR西日本等鉄道関係、荻生、若栗地域代表、宇奈月町を含む経済団体や市民団体並びに国土交通省、富山県及び新川広域圏2市3町の26名で構成され、委員長には、建築の専門家である金沢工業大学の水野教授、副委員長には交通計画の専門家である金沢大学の高山教授が選任されたところであります。


 今後約1年間をかけ、新駅周辺地区整備の基本的な考え方や、これまでの経緯を踏まえ、新駅周辺に求められる機能や将来ビジョンを明らかにするとともに、具体的な整備計画を策定していただくこととしております。


 この地域が富山県東部における玄関口として、さらには新川地域の交流拠点及び地域活性化の核となるゾーンとして、開業後のみならず、数十年先の将来をもにらんだ、夢と希望があふれるものとなるよう期待するものであります。


 次にスポーツ関係について申し上げます。


 7月30日から8月1日にかけて開催されました第58回富山県民体育大会において、29競技56種別に黒部市選手が出場し、総合成績では一般の部が16郡市中3位、中学の部は13位とスポーツ健康都市にふさわしい活躍でありました。


 また、本年は、若年層、特に女性を中心として多くの好成績を残したところであります。


 まず、国際大会においては、7月5日からブルガリア・ソフィア市で行われたアーチェリー2005年ヨーロッパグランプリ大会に全日本ジュニア代表として出場した田家出身の泊高校・新田智訪選手が団体5位、個人51人中18位と見事な成績でありました。


 さらには、同じく田家出身の東北福祉大学・山本知佳選手が第47回日本女子アマチュアゴルフ選手権大会で見事2位の成績をおさめられました。


 また、荻生出身の日本大学・松川知華子選手が全日本学生レスリング女子55kg級で見事初優勝を果たしました。


 そのほか、各種全国大会等への出場では、「田家イーグルス」が第10回高野山旗西日本学童軟式野球大会で3位の栄誉に輝き、「黒部ジュニアドリームス」が第5回北信越学童野球大会で優勝したところであります。


 なお、県大会ではありますが、石田小学校6年生の中居愛子さんが、第21回全国小学生陸上競技交流大会富山県大会・女子ソフトボール投げで全国記録に迫る56.4mの県新記録で優勝したことも特筆できます。


 このように多くの大会で、次代を担う青少年、女性、若人が活躍しておりますことを、大変うれしく思うとともに、改めて出場しました選手の方々のご活躍とご健闘を心からたたえるところであります。


 次に農業関係について申し上げます。


 本年の水稲の作柄につきましては、梅雨明け以降気象に恵まれたことに加え、適切な防除の徹底等によりまして、全般的に順調な生育状況となっております。8月15日現在の作柄概況によりますと、富山県東部は「平年並み」と発表されておりますが、良質米「名水の里 くろべ米」のさらなる豊作を切に願うものであります。


 さて、昨年よりコメ政策改革が本格的にスタートし、コメづくりにおきましても、市場原理のもとでの産地間競争、消費者ニーズにこたえうる安全・安心な、売れる高品質米が強く要請されているところであり、本市では、農家の皆様や関係各位のご尽力によりまして、昨年のうるち米の一等米比率は87%と、県平均の72%を大きく上回っておりますが、引き続き高品質で安全・安心なコメづくり対策を講じてまいる所存であります。


 最後に、国際交流関係に申し上げます。


 去る8月3日から8日まで、オランダ・スネーク市との姉妹都市提携35周年を記念して、スネーク市を親善訪問し、訪問団員は所期の目的を十分に達成し、無事帰着いたしました。


 スネーク市滞在中は、アルノ・ブロクスネーク市長をはじめ、多くの関係者の皆様より温かいご厚情をいただき、記念式典をはじめ、コラーレ・キーボードオーケストラのコンサートによる音楽交流や市内企業視察訪問、スネーク・ウィークオープニングの参加など、スネーク市民の皆様と大いに交流を深めることができました。


 この親善訪問を機に、今後さらに両市の実りある姉妹都市関係が継続し発展していくものと確信をいたしております。


 また、本年も国際友好都市である韓国三陟市の「2005 三陟ビーチマラソン大会」に中学生2名、小学生2名を派遣したところ、高志野中学校の山口歩さんの3位入賞をはじめとし、選手全員が優秀な成績で無事5kmの部を完走してまいりました。さらには、市内視察及び交流会が行われ、両市の交流を大いに深めたところであります。今後ともマラソンの相互派遣を通じ、両市間の親善交流がさらに促進されることを願うものであります。


 それでは、本日提案いたしております議案についてご説明を申し上げます。


 まず、予算関係について申し上げます。


 議案第46号は、「平成17年度黒部市一般会計補正予算(第4号)」であります。


 補正額は6,003万9,000円でありまして、補正後の予算総額を145億229万9,000円とするものであります。


 補正予算の概要について申し上げます。


 総務費では、合併に向けた事前準備として、電話システム、窓口収納処理システム及び防災行政無線の統合に伴う経費を計上いたしております。


 民生費では、篤志寄附に伴います社会福祉振興事業基金積立金を追加計上いたしました。


 農林水産業費は、土地改良事業の実施に伴う農道用地丈量測量委託費のほか、生地地区冠水影響調査委託費の追加であります。


 商工費では、篤志寄附を受けての商工フェアスポーツイベント開催補助金を計上いたしました。


 土木費では、用地国債による国道8号バイパス用地先行取得事業に係る事務費、国の補助決定による公共事業費及び鉄道建設・運輸施設整備支援機構の一部負担による市道改良費のそれぞれの追加のほか、新幹線対策事業費及び街区公園等管理費を追加計上いたしました。


 教育費は、県の補助決定に伴うとやま型学校評価システム推進事業費及び幼・保・小ふれあい事業費の追加のほか、幼稚園管理運営費及び文化財保護調査費の追加であります。


 これらの補正に要します財源といたしまして、国・県支出金、寄附金、諸収入のほか、繰越金をもって充当することといたしております。


 次に、条例関係について申し上げます。


 新たに制定するものといたしましては、来年4月1日からの公の施設における指定管理者制度の導入に伴い、その指定の手続等必要な事項を定める「黒部市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例」ほか1条例、一部改正するものといたしましては、各施設の指定管理者制度導入による規定の整備を目途として「黒部市吉田科学館条例の一部改正条例」ほか13条例、また消防法等の改正に伴う「黒部市火災予防条例の一部改正条例」の計17条例であります。


 次に、その他の議案関係について申し上げます。


 議案第64号は「証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について」であります。


 これは、本年11月1日に「高岡市」及び「福岡町」が合併し、新「高岡市」が施行されること及び「新湊市、小杉町、大門町、下村、大島町」の5市町村が合併し、「射水市」が施行されることによる所要の規約の変更であります。


 このほか、報告事項といたしまして2件を提出いたしております。


 次に、決算関係について申し上げます。


 認定に付しておりますのは、平成16年度黒部市一般会計、特別会計及び企業会計の合わせて11会計の決算であります。


 一般会計では、歳入決算額が160億8,000万5,000円、歳出決算額が153億4,058万9,000円で、歳入歳出差引額は7億3,941万6,000円となり、このうち翌年度への繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、5億9,418万1,000円となりました。


 歳入歳出とも前年度に比べて、それぞれ2.1%、2%の減額となっております。このほか、国民健康保険事業特別会計などの8特別会計及び病院事業、水道事業の2企業会計の決算について、いずれも監査委員の意見を付して認定をお願いするものであります。


 以上、本日提出いたしました議案につきまして、概要を申し上げました。


 なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げます。


 何とぞ、慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げて、提案理由といたします。どうかよろしくお願いいたします。


○議長(森岡英一君) 次に、「認定第1号から認定第11号まで」、平成16年度黒部市一般会計歳入歳出決算ほか10件について、監査委員の審査結果の報告を求めます。


 代表監査委員、木下光久君。


             〔代表監査委員 木下光久君登壇〕


○代表監査委員(木下光久君) どなたさまもご苦労さまです。


 平成16年度黒部市一般会計並びに各特別会計及び病院、水道の2事業会計の決算審査をいたしましたので、その審査所見を報告申し上げます。


 まず、各会計の決算審査に当たり、行政における重点施策の決定及び予算執行については、総合振興計画に基本的目標が示されていますが、各行政行為の成果が基本計画に即して実施されているか、また財政支出が適正に執行されているか等によって、財政の各指標が変化いたしますので、これらの変化を総合して財政運営の適、不適を検討したものであります。


 本題に入る前に平成16年度の経済動向について、簡単に申し上げます。


 我が国の経済はようやく長期停滞を脱し、平成16年度の実質国内総生産成長率は1.9%、名目成長率は0.8%のプラス成長が見込まれ、緩やかなデフレが継続するものの、民間需要を中心に景気は回復を続けているところであります。


 しかしながら、地域の景気回復動向にはばらつきがあり、政府は引き続き、歳出抑制、税制、金融、規制の4分野に加え、郵政民営化、三位一体、社会保障等の構造改革を引き続き、スピード感を持って一体的かつ総合的に推進することとし、民間需要主導の持続的な経済成長をはかるものとしているところであります。


 一方、このような中、地方においては地方分権の進展により、市民と行政が一体となって「自分たちの地域、まちについてどうあるべきか」を自分たちみずからが考え、自己決定し自己責任のもと、各種の施策を実施することが今後、一層求められてきております。


 平成16年度においては、行政改革大綱に基づいて健全な行財政運営を維持しながら、長寿化、少子化、情報化、国際化等にも対応した、自立した活力ある黒部「名水の里 住みよい黒部」の実現を目指し、さらに発展するため、基礎となる事業を執行されたところであります。


 平成16年度の一般会計及び特別会計を合わせた総決算額は、歳入247億662万円、歳出は239億788万1,000円で、形式収支は7億9,873万9,000円の黒字、実質収支6億5,350万4,000円の黒字であります。これから平成15年度の実質収支7億9,284万9,000円を差し引いた単年度収支は、1億3,934万5,000円の赤字となっています。


 これらは厳しい財政状況の中にもかかわらず、市民福祉の向上や、社会資本の充実に努めるため、2年目となる第7次総合振興計画に基づき「心豊かに笑顔あふれるまち」「人と環境に優しいまち」「快適で活力に満ちたまち」「創意と協働ではばたくまち」を中心施策として、各般の事業を実施してきた結果であります。


 次に、一般会計歳入歳出決算状況について申し上げます。


 歳入決算額は160億8,000万5,000円、歳出決算額は153億4,058万9,000円で、前年度に対し、歳入は2.1%の減、歳出は2%の減となっており、形式収支は7億3,941万6,000円の黒字であります。形式収支から翌年度へ繰越すべき財源1億4,523万5,000円を差し引いた実質収支は5億9,418万1,000円の黒字であります。これから平成15年度の実質収支6億4,020万2,000円を差し引いた単年度収支は4,602万1,000円の赤字であります。これに財政調整基金積立金70万1,000円及び繰上償還金374万5,000円を加えた実質単年度収支は4,157万5,000円の赤字であります。


 本市歳入の基幹である市税収入につきましては、固定資産税及びたばこ税が増収となったものの、個人市民税は前年度比1.4%減、法人市民税は前年度比16.6%の大幅な減収であります。全体として、前年度に対し1億1,150万7,000円の減と、3年連続の減収となっています。


 こうした状況にあって、市税の滞納額がここ数年累増しており、公平負担の原則から懸念されるところであります。


 一方、歳出については、厳しい財政状況から義務的経費のうち、人件費は2%減少し、投資的経費のうち普通建設事業費は三日市小学校の完成により34.2%減と大幅に減少しております。


 財政運営については、財政指標の変化からみると、起債制限比率は0.5ポイント上昇し12.1%、公債費比率は0.2ポイント上昇し18.5%と、それぞれ前年度より悪化しています。


 また、財政力の総合指標とされる財政力指数は0.016ポイント低下し、0.672とやや悪化しております。財政構造の硬直化及び弾力性を示す経常収支比率は3.4ポイントと上昇し、81.8%と数値は前年度より悪化しています。


 これらの各指標は、類似団体に比べると良好な状態ではありますが、総合的な数値から判断して、財政運営については十分な配慮が必要と認められます。


 次に、特別会計の決算状況については、実質収支で国民健康保険事業及び水産物地方卸売市場事業は黒字であります。地域開発事業など4事業会計は、一般会計からの繰り入れにより収支が均衡していますが、老人保健医療事業会計では、歳入歳出差引で不足したことから、翌年度からの繰上充用で補てんしております。各特別会計は、一般会計への依存度を極力少なくするように努力をお願いするものであります。なお、公共用地先行取得事業は、事業執行がありませんでした。


 今後の財政運営については、限られた財源の中で「最小の経費で最大の効果を上げる」を基本に、市民ニーズを的確に見きわめ、多岐にわたる財政需要を重点的かつ効率的な配分に努め、総合振興計画に沿った諸施策を効果的に推進し、住民福祉の向上と市勢発展のために一層の努力を期待するものであります。


 次に、病院事業会計であります。


 平成16年度における病院事業の経営収支状況は、総収益88億1,065万7,000円に対し、総費用86億5,991万6,000円で、差引純利益1億5,074万1,000円の黒字決算となっています。前年度に引き続き黒字決算であります。


 これは、病院自体の経営改善と自助努力によるものであります。


 病院経営の現状、業務量を見ると、入院患者が前年度に比べ951人の減少、外来患者は前年度に比べ6,991人の減少、合計で7,942人の減少となっています。


 また、介護老人保健施設利用者は、入所が前年度に比べ376人の増加、通所が219人の増加、合計では595人の増加となっております。


 次に、経営収支でみると、医業収益は前年度に比べると0.3%の増加で、この主な内訳は、入院収益で1.8%、外来収益で1%、それぞれ増加したことによるものであります。患者数は減少しましたが、入院・外来収益は前年度と比べて増加となっております。


 この主な増加要因は、亜急性病床の採用等による効率的な病床運用によるものであります。


 医業外収益は前年度に比べ8%の減少で、主な要因は、他会計負担金14.1%の減によるものであります。介護老人保健事業収益は、前年度に比べ4.1%の増加となっています。


 一方、医業費用は、前年度に比べると0.4%増加しております。この主な要因は材料費3.6%、経費0.1%、減価償却費10.3%等が増加したものであります。医業外費用は前年度に比べると1%の減少であります。この要因は、企業債利息6.1%の減少であります。また、介護老人保健事業費用は、前年度に比べ2%の増加であります。内訳は、給与費が4.9%の増加、材料費6.3%、経費11.3%がそれぞれ減少となっています。


 経常収支では、1億5,359万8,000円の黒字で、前年度に比べると4,231万5,000円の減少となり、特別利益3,000万円、特別損失3,285万8,000円を加味した純損益は1億5,074万1,000円の黒字となっています。


 病院事業の経営改善は重要課題であり、病院自体の自助努力が基本であります。


 近年、医療需要は医療技術の高度化に伴い、地域住民からの医療に対する要望がますます多様化し、病院事業を取り巻く情勢は厳しいものがありますが、高度医療機器の更新、電子カルテシステムの整備の推進や医療ミス防止対策等に取り組み、医師を含めた職員1人1人が経営意識を持って、収益の確保、経費の節減等、一層の経営の効率化を進められるよう望むものであります。


 また、今後の病院経営にあたっては、中長期的な計画に沿った経営を推し進めるとともに、新川地域の中核病院としての使命を発揮され、最新の医療情報等による高度化した医療ニーズに的確に対応し、地域医療の担い手として市民から信頼される良質で安定した医療サービスを期待するものであります。


 次に、水道事業会計であります。


 平成16年度における水道事業の経営状況は、総収益3億6,018万1,000円に対し、総費用は3億5,837万6,000円、差引180万5,000円の黒字決算となっています。


 平成16年度の業務状況は、給水戸数164戸増の6,915戸、給水人口は213人増の2万4,953人に増加し、普及率は前年度比0.5ポイント増の66.9%となっております。


 財務状況の収益においては、簡易水道の上水道への加入や気象条件の好影響により、前年度を上回る給水収益となり、営業収益は1億7,655万円の増加となっております。したがって、一般会計からの繰入額が減少しております。


 一方、費用については、企業債の支払利息、受託工事費、総経費等が減少し、減価償却等が増加しております。


 現在、主要施策である水道普及促進事業については、水道未普及地域への管路の布設、配水施設や連絡管の整備を進めるとともに、簡易水道組合の上水道への加入の促進を図り、新規の需要開拓に努力しています。


 また、下水道工事移設関連による老朽管の布設替、漏水対策特別事業、特に昨年度より新規国庫補助事業として取り組んでいるライフライン機能強化事業を引き続き進め、また、専門業者による漏水調査を実施するなど、有収率は前年度に比べ0.83ポイント高くなり80.93%と、その成果が着実にあらわれています。


 今後は給水人口の普及拡大に努めるとともに、企業性を発揮され、未加入地区などの上水道への移行をさらに拡大し、市内全域の一元化を進めていくよう努力をお願いします。


 また、今後これらの事業に伴う費用が確実に増嵩し、経営を圧迫します。この対応処置として水道料金の改定をしなければ、一般会計より多額の補助金の受け入れが必要となります。経営収支の内容を精査し、料金改定の検討をされるようお願いするものであります。


 水道事業会計収支の健全化を図るためには、低廉で良質な「名水の里 黒部」の名にふさわしい水の安定供給のために、さらに有収率の向上を図るとともに水需要を的確に把握し、中、長期的視野に立った事業計画を推進しながら経費の節減と経営効率の向上を図り、健全な経営基盤の確立に向けて努力されるようお願いします。


 以上、簡潔に所見を申し上げ、報告を終わらせていただきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(森岡英一君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議事の都合により、9月6日及び7日の2日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕


○議長(森岡英一君) ご異議なしと認めます。


 よって、9月6日及び7日の2日間は、本会議を休会とすることに決しました。


 9月8日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。


 一般質問の通告書は、6日、正午まで提出願います。


 本日は、これをもって散会いたします。





 午前10時46分 散会