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富山県 滑川市

平成22年12月定例会(第1号12月 6日)




平成22年12月定例会(第1号12月 6日)





 
                  平成22年12月


          滑川市議会定例会会議録 第1号





平成22年12月6日(月曜日)


         ──────────────────────


             議 事 日 程   第 1 号


                         平成22年12月6日(月)午前10時開議


第 1  会議録署名議員の指名


第 2  会期の決定


第 3  決算特別委員長報告


     質       疑


     討       論


     採       決


第 4  特別委員会の設置及び委員の選任


第 5  選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙


第 6  議案第52号 平成22年度滑川市一般会計補正予算(第4号)


第 7  議案第53号 平成22年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


第 8  議案第54号 平成22年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)


第 9  議案第55号 平成22年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)


第 10  議案第56号 平成22年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)


第 11  議案第57号 平成22年度滑川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)


第 12  議案第58号 平成22年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)


第 13  議案第59号 滑川市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制


           定について


第 14  議案第60号 滑川市総合計画基本構想について


第 15  議案第61号 損害賠償の額を定めることについて


         ──────────◇──────────


               本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 決算特別委員長報告


     質       疑


     討       論


     採       決


日程第4 特別委員会の設置及び委員の選任


日程第5 選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙


日程第6 議案第52号 平成22年度滑川市一般会計補正予算(第4号)


日程第7 議案第53号 平成22年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


日程第8 議案第54号 平成22年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)


日程第9 議案第55号 平成22年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)


日程第10 議案第56号 平成22年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第1号)


日程第11 議案第57号 平成22年度滑川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)


日程第12 議案第58号 平成22年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)


日程第13 議案第59号 滑川市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制


           定について


日程第14 議案第60号 滑川市総合計画基本構想について


日程第15 議案第61号 損害賠償の額を定めることについて


         ──────────◇──────────


出席議員(16名)


    1番 水 野 達 夫 君    2番 高 木 悦 子 君


    3番 原     明 君    4番 岩 城 晶 巳 君


    5番 石 倉 正 樹 君    6番 中 島   勲 君


    7番 古 沢 利 之 君    8番 浦 田 竹 昭 君


    9番 開 田 晃 江 君    10番 中 川   勲 君


    11番 澤 谷   清 君    12番 砂 原   孝 君


    13番 野 末 利 夫 君    14番 森     結 君


    15番 高 橋 久 光 君    16番 前 田 新 作 君


欠席議員(なし)


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             説明のため出席した者の職・氏名


 市長                    上 田 昌 孝 君


 副市長                   久 保 眞 人 君


 総務部長                  佐 藤 孝 男 君


 企画情報課長                杉 田 隆 之 君


 総務部参事総務課長事務取扱         池 本   覚 君


 総務部次長財政課長事務取扱         小 幡 卓 雄 君


 産業民生部長                坪 川 宗 嗣 君


 産業民生部参事市民課長事務取扱       荒 木   隆 君


 産業民生部参事市民健康センター所長事務取扱 石 原 和 子 君


 福祉課長                  川 原 啓 子 君


 高齢介護課長                山 下 貴 章 君


 産業民生部次長商工水産課長事務取扱     稲 谷 幹 男 君


 農林課長                  碓 井 善 仁 君


 建設部長                  松 木 俊 彦 君


 建設課長                  東     朗 君


 上下水道課長                福 田 作 一 君


 消防長                   飛   三津夫 君


 教育委員長                 永 田 晉 治 君


 教育長                   石 川 忠 志 君


 教育次長                  若 林 克 己 君


 学務課長                  平 井 利枝子 君


 生涯学習課長兼スポーツ課長         折 田   勝 君


         ──────────◇──────────


          職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名


 事務局長                  石 坂 好 美


 主幹                    成 瀬 久 之


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◎開会の宣告





○議長(中川 勲君)  ただいまから、平成22年12月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎午前10時00分開議





○議長(中川 勲君)  ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配付してあるとおり、それぞれ出席者の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元へ配付したとおりであります。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(中川 勲君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、2番高木悦子君、3番原明君を指名いたします。


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◎会期の決定





○議長(中川 勲君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(中川 勲君)  12番砂原孝君。


○12番(砂原 孝君)  本定例会の会期を、本日から12月17日までの12日間としてはいかがかと思いますので、お諮り願います。


○議長(中川 勲君)  ただいま、12番砂原孝君から、本定例会の会期を、本日から12月17日までの12日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中川 勲君)  ご異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期を、本日から12月17日までの12日間とすることに決定いたしました。


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◎決算特別委員長報告





○議長(中川 勲君)  日程第3、決算特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。


 決算特別委員長 高橋久光君。


     〔決算特別委員長 高橋久光君登壇〕


○決算特別委員長(高橋久光君)  おはようございます。


 それでは、私のほうから、当委員会を10月27日、10月28日、10月29日、11月1日の4日間にわたって開催いたしました結果を次のとおり報告いたします。


 まずはじめに、10月27日午前10時から、場所は大会議室。出席した委員は、野末委員、石倉委員、中島委員、浦田委員、澤谷委員と私であります。よって、欠席委員はありません。説明のため出席した者は、佐藤総務部長、杉田企画情報課長、池本総務課長、小幡財政課長、宮川税務課長、三浦検査室長、寺崎会計管理者、嶋川監査委員事務局長、石原消防署長、金山消防署長補佐であります。


 2日目、10月28日、場所は同じく大会議室であります。出席委員は、野末委員、石倉委員、中島委員、浦田委員、澤谷委員と私であります。よって、欠席委員はありません。説明のため出席した者は、佐藤総務部長、小幡財政課長、坪川産業民生部長、荒木市民課長、石原市民健康センター所長、高辻生活環境課長、川原福祉課長、山下高齢介護課長、稲谷商工水産課長、膳亀商工水産課主幹、碓井農林課長、上坂農林課主幹、松木建設部長、此川まちづくり課長、山本まちづくり課主幹、東建設課長、福田上下水道課長、寺崎会計管理者であります。


 3日目の10月29日、場所は同じく大会議室であります。出席した委員につきましては、野末委員、石倉委員、中島委員、浦田委員、澤谷委員と私であります。よって、欠席委員はありません。説明のため出席した者は、佐藤総務部長、小幡財政課長、宮川税務課長、岩城税務課主幹、坪川産業民生部長、荒木市民課長、山下高齢介護課長、稲谷商工水産課長、松木建設部長、福田上下水道課長、砂田上下水道課主幹、寺崎会計管理者、若林教育次長、平井学務課長、澤口学務課主幹、折田生涯学習課・スポーツ課長、白岩博物館主幹でありました。


 4日目は、11月1日であります。場所は大会議室。証拠書類等の審査も踏まえてこの日は行いました。あわせて、現地確認も行った後、この書類審査をやりました。出席した委員は、野末委員、石倉委員、中島委員、浦田委員、澤谷委員と私で、よって、欠席委員はありません。説明のため出席した者は、佐藤総務部長、小善福祉課主幹、山下高齢介護課長、松木建設部長、此川まちづくり課長、山本まちづくり課主幹、福田上下水道課長、寺崎会計管理者、若林教育次長、平井学務課長、澤口学務課主幹でありました。


 付託案件


 議案第46号 平成21年度滑川市各会計決算の認定について


<審査の結果>


 平成21年度滑川市各会計決算について、決算特別委員会を開催し関係職員から説明を聞くとともに、関係諸帳簿及び証拠書類などの提出を求め、決算の内容について審査を行いました。


 その結果、各会計決算については、議決予算に基づいて適正に執行され、計画された事業は概ね所期の成果を挙げているとともに、行政効果も達成されたものと認め、決算特別委員会に付託された各会計決算については、賛成全員により認定すべきものと決しました。


 なお審査にあたり、個々に指摘した事項及び全庁的に取り組む事項については、行財政改革の推進に合わせ、今後尚一層の検討を要望するものであります。


 また、今後改善を求める事項については次のとおりですが、各指摘事項を充分検証し、新年度予算に反映されるよう尽力願います。


今後改善を求める事項


[歳入]


1 一般会計及び特別会計においては、厳しい経済環境ではあるが、納税及び受益者負担の公平性の原則から、特に悪質な件については、法的措置を含めて厳正に対処され収納率の向上を図られたい。


  また、近年、不納欠損にて処理されている案件が増加しているが、不納欠損にならないよう徴収などに努力されたい。


2 市営住宅の家賃滞納について、連帯保証人制度を効果的に活用され、時効による取立不能(不納欠損)とならないよう留意されたい。また、悪質な多額滞納者に対し毅然とし法的手段などによる滞納額の減少に鋭意努力をされたい。


3 地方債の低利への借り換えなどの努力がみられるが、今後とも高率な地方債については、繰上償還や借り換えの努力をされたい。


4 公債費負担比率などの財政指標を念頭において、中長期的な財政運営に努められたい。


[歳出]


1 全般的に不用額が多額に発生しているが、予算要求において前年度の不用額の内容を検証し、新年度予算に反映されたい。


2 学校給食共同調理場や図書館など、民間委託が出来るものは民間委託や指定管理者などを検討し、極力人件費削減に努められたい。


3 委託料の清掃業務・電気保安業務・消防設備保守点検・エレベーター保守点検・空調設備保守点検など、市が管理しているすべての施設(学校も含む)の業務委託を業務ごとに一括にて発注し、業務委託費の削減に努められたい。


4 超過勤務手当てについては、仕事量と人員配置の適正な人事管理を行い、極力圧縮に努められたい。また、積極的に週休・休日の振替などにより超勤時間数の縮減を図られたい。


5 健康志向や禁煙などの時代の流れから、たばこ販売促進の補助金が必要なのか、検討されたい。


6 総務管理費の一般会計に計上されている執行額について、今後所管ごとに区分けをした説明資料を提示されたい。


7 予算書は事業ごとに予算額が記載されているが、決算書は、支出科目ごとに記載がなされており、整合性がとれにくく解りにくいので、市民の方でも解りやすくするよう努められたい。


8 厳しい経済環境にある中で、国際交流員やALTなどの語学教育について、市民において長年海外におられた方などを活用するなど、経費の削減に努められたい。


9 補助金交付団体の実態が変化しているにもかかわらず、依然として前年踏襲の補助が続けられているケースがある。団体補助の内容を見直し、活動実態や状況に見合ったものになるよう検討されたい。また、同じような事業に補助金の名称が多すぎて中身がわからないなど、事業内容が解るよう事業名の精査をされるよう努められたい。


10 高月漁港の漁港としての役割が終わっているのであれば、高月漁港を廃止し、今後上市川河口として、県において管理することを検討されたい。


11 新川育成牧場への預託牛は、数年前から実績が無い状態にもかかわらず、毎年約12,000千円を支払い続けている。当該組合からの離脱や民営化なども視野に入れ、早急に検討されたい。


12 今年は、非常にクマが多く市民の安全・安心が脅かされている。市単独においてもカウベルト事業などを積極的に推進し、牛における緩衝地帯をもうけ、クマが山から下りられないような工夫を図られたい。


13 工事設計等委託料が多額であるので、新規に設計担当部署をつくるなど、市職員で設計を行うように努められたい。


14 民間の賃貸住宅や雇用促進住宅の利用者は、駐車場の料金が徴収されているが、市営住宅の利用者は、駐車場料金が徴収されていない。市民感情として不公平感があるので、早急に徴収するよう努められたい。


15 みのわテニス村のテニスコート利用者の利用状況について、毎年利用者が減ってきている。スポーツに対する価値観が多様化しており、抜本的な見直しの活用計画を早期に策定し、示されたい。


16 文化・伝統・郷土芸能を伝承するため、補助金の増額を検討されたい。


 以上、決算特別委員会の審査の経過と結果であります。


         ──────────◇──────────





◎質疑





○議長(中川 勲君)  ただいまの委員長報告に対して、ご質疑ありませんか。


     (質疑する者なし)


○議長(中川 勲君)  ご質疑がないので、これにて質疑を終結いたします。


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◎討論





○議長(中川 勲君)  これより、討論に入ります。


 討論を希望される方は、お申し出を願います。


     (申し出る者なし)


○議長(中川 勲君)  申し出がないので、討論を終結いたします。


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◎採決





○議長(中川 勲君)  直ちに、採決を行います。


 9月定例会に提案されました議案第46号平成21年度滑川市各会計決算の認定についてを決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。


     〔賛成者起立〕


○議長(中川 勲君)  起立全員。


 よって、議案第46号は、決算特別委員長の報告のとおり認定されました。


 暫時休憩いたします。


                午前10時17分休憩


         ─────────────────────


                午前10時38分再開


○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


         ──────────◇──────────





◎特別委員会の設置及び委員の選任





○議長(中川 勲君)  日程第4、特別委員会の設置及び委員の選任を議題といたします。


 お諮りいたします。


 魚津市鹿熊地内の養鶏場建設に係る調査研究を目的とし、審査期限を調査終了までとする、15人の委員をもって構成する「魚津市鹿熊地内の養鶏場建設検討特別委員会」を設置し、調査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中川 勲君)  ご異議なしと認めます。


 よって、魚津市鹿熊地内の養鶏場建設検討特別委員会を設置することに決定いたしました。


 特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長より指名をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中川 勲君)  ご異議なしと認めます。


 よって、委員の選任については、議長より指名することに決定いたしました。


 職員より発表させます。


 石坂議会事務局長。


○議会事務局長(石坂好美)  それでは、発表いたします。


 魚津市鹿熊地内の養鶏場建設検討特別委員会の委員には、水野達夫議員、高木悦子議員、原明議員、岩城晶巳議員、石倉正樹議員、中島勲議員、古沢利之議員、開田晃江議員、中川勲議員、澤谷清議員、砂原孝議員、野末利夫議員、森結議員、高橋久光議員、前田新作議員、以上の15名であります。


○議長(中川 勲君)  ただいま発表いたしましたとおり選任することにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中川 勲君)  ご異議なしと認めます。


 よって、ただいま発表いたしましたとおり特別委員会の委員を選任することに決定いたしました。


         ──────────◇──────────





◎選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙





○議長(中川 勲君)  日程第5、滑川市選挙管理委員会の委員及び補充員の任期が来る12月20日をもって満了しますので、その後任の選挙を行います。


 お諮りいたします。


 選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、議長より指名推選することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中川 勲君)  ご異議なしと認めます。


 よって、選挙の方法は、議長より指名推薦することに決定しました。


 滑川市選挙管理委員会委員に、小澤和夫君、松嶋億榮君、山田康夫君、松井博文君。同補充員には、補充順序順に、野末武君、山岸秀子君、岩田智昭君、蜷川聡子君を指名いたします。これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中川 勲君)  ご異議なしと認めます。


 よって、ただいま指名のとおり、滑川市選挙管理委員会委員に、小澤和夫君、松嶋億榮君、山田康夫君、松井博文君。同補充員には、補充順序順に、野末武君、山岸秀子君、岩田智昭君、蜷川聡子君がそれぞれ当選されました。


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◎議案第52号から議案第61号まで一括上程





○議長(中川 勲君)  日程第6、議案第52号平成22年度滑川市一般会計補正予算(第4号)から日程第15、議案第61号損害賠償の額を定めることについてまで、以上10件を一括上程議題といたします。


         ──────────◇──────────





◎提案理由説明





○議長(中川 勲君)  市長より提案理由の説明を求めます。


 上田市長。


     〔市長 上田昌孝君登壇〕


○市長(上田昌孝君)  本日、ここに平成22年12月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の諸問題について、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。





 はじめに


 先月23日、北朝鮮が韓国西方沖の延坪島と周辺の黄海水域に砲撃し、民間人を含む死傷者が発生するという事件が起こりました。韓国陸地への攻撃による民間人への被害は、朝鮮戦争休戦以降初めてとのことで、大変な有事が発生したと憂慮しております。


 国には、緊迫する朝鮮半島情勢に冷静かつ的確な対応を求めるとともに、滑川市民の生命と財産を守る義務を負う私は、有事等に対応できる市の体制づくりに向けて努力する決意を新たにしております。


1 当面の諸問題について


(1)市民生活の安全・安心について


 まず、市民生活の安全・安心について申し上げます。


 養鶏場建設につきましては、私は、かねてから反対の立場で対応してまいりました。去る9月市議会定例会において、建設反対決議が全会一致で可決され、これを受けて正副議長とともに養鶏業者に建設反対を申し入れいたしました。


 また、自治会連合会と環境保健衛生協議会が反対署名運動を展開し、市内の約74%にあたる8,380世帯の反対署名簿を、先月養鶏業者に提出され、マスメディアにも大きく取り上げられたところであります。


 今ほど、市議会におかれては、新たに養鶏場建設検討特別委員会の設置を議決されたことに、感謝申し上げます。特別委員会のお力添えを期待しております。


 今後とも、本市の水道の水質をはじめ生活環境を守るため、市民、市議会議員各位と歩調を合わせ建設阻止に向け頑張りたいと考えております。


 今年は、全国でツキノワグマが異常出没し、住宅の近くなどにも頻繁に出没したことから、県内において有害鳥獣として駆除されたクマは、平成18年や平成16年を上回り、近年では最も多くなりました。


 このような状況の中、10月12日に「ツキノワグマ出没警報」を発令し、同月14日には「ツキノワグマ緊急対策会議」を開催するとともに「対策本部」を11月末まで設置していたところであります。


 被害防止対策といたしましては、市内全域に防災行政無線などにより注意を促す一方、注意喚起チラシの新聞折込み、捕獲檻の設置、有害鳥獣捕獲隊及び市職員によるパトロールなど、被害防止に努めたところであります。


 このクマの異常出没により、チラシ、捕獲檻の購入、パトロール費用や爆竹等の消耗品など多額の費用が必要となったことから、県の補助事業である「クマとの共生推進事業」を活用し、所要の予算を計上しております。


 今冬の道路除排雪につきましては、先般、機動的で効率的な雪処理を基本とする除雪計画を策定したところであります。


 このほど発表された気象庁の12月から来年2月までの長期予報では、平均気温は高く、降雪量は少ない見込みとのことでありますが、速やかな情報収集に努め、降雪時の道路パトロールを強化するとともに、関係機関と連絡を密にして、除排雪に対応することとしております。


 除雪作業については、主に民間業者への委託を基本としておりますが、昨今の経済情勢から委託業者や除雪機械保有台数が減少傾向にある中で、昨年同様の除雪体制の確保ができたところであります。


 一方、昨年度から取り組んでいる市内の各駅舎等にスコップを設置し、電車を利用される方々などのボランティアにより、駅舎周辺や道路までの通路除雪等にご協力をお願いする「雪と汗のひとかき運動」を引き続き行うこととしております。


 市民の皆様方におかれましても、「みんなの道はみんなのちからで」をモットーに、地域ぐるみ除排雪活動の展開など、除排雪の実施にご理解とご協力をお願い申し上げます。


 交通安全につきましては、11月末現在の交通事故件数が157件、負傷者数が181名といずれも昨年より減少しています。しかしながら、8月に交通死亡事故が連続して発生したことから、交通死亡事故多発警報を発令し、現在も継続して高齢者の交通事故防止対策を重点に据えた活動を実践しているところであります。


 また、来る11日から20日まで展開される「年末の交通安全県民運動」を積極的に推進するとともに、関係機関や関係団体と緊密な連携のもとに、悲惨な交通事故が減少するよう努めてまいります。


(2)新総合計画について


 次に、新しい総合計画について申し上げます。


 本市の総合計画は、昭和46年度からの第1次計画以来、一貫して市政の三大目標である「美しい環境の住みよいまち 滑川」「活気に満ちた豊かなまち 滑川」「香り高い文化のまち 滑川」の実現に向かって邁進してきました。


 第4次となる新しい総合計画につきましても、住みよさ、活気、文化など本市にとって普遍的なテーマであるこの三大目標を、確実に継承していくこととします。


 また、少子高齢化の進行、価値観やライフスタイルの多様化、あるいは交通体系や情報のネットワーク化の進展、経済のグローバル化と長引く不況による地域産業の停滞など、昨今の厳しい社会環境を背景に、もっと元気な地域社会を求める声が強いことを改めて認識し、様々な困難を力強く乗り越えていくために、新たに「元気な滑川」をキーワードとした、ひとやまち、産業の活性化という視点でまちづくりを行っていくこととします。


 そのため、第4次総合計画で目指すまちづくりの将来像を「ひと・まち・産業が元気なまち滑川」として設定し、今回、地方自治法第2条第4項の規定により、新総合計画基本構想を提案申し上げております。


(3)社会環境の整備について


 次に、社会環境の整備について申し上げます。


 放課後児童対策事業の東部小学校区児童育成クラブにつきましては、これまで実施していた小学校の多目的ホールが、仮設教室設置のため利用できなくなり、地元等の協力を得て昨年7月から、浜加積地区福祉センターと早月加積地区公民館とに分かれて実施しているところです。しかしながら、実施場所が学校から遠く、道中が交通安全上危険であること等により、指導員や地区関係者の皆様から学校敷地内での実施が強く要望されているところであります。


 このため、今回、国の補正予算によるきめ細かな交付金を活用して、児童の安全確保と保護者の不安解消のため、東部小学校敷地内に放課後児童対策事業の実施施設を建設することとし、所要の予算を計上しております。


 国の補正予算による子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金により、予防接種事業を拡大いたします。


 任意接種の子宮頸がん予防ワクチンにつきましては、感染原因がウイルスであるため予防が期待できることや個人負担額が5万円程度と高額なことから、10代前半の女子に対する接種費用を助成することとしております。また、乳幼児の細菌性髄膜炎を予防する観点から、任意接種のヒブや小児用肺炎球菌ワクチンの接種費用につきましても、所要の予算を計上しております。


 インフルエンザの予防対策につきましては、本年から新型インフルエンザと季節性インフルエンザの両方が混入されている3価型インフルエンザワクチンの接種を行うこととしております。市民税非課税世帯と生活保護世帯の方に、接種費用を全額助成するための所要の予算を計上しております。


 今後とも引き続き、手洗いやうがいの励行、混み合った場所でのマスクの着用、せきエチケットの徹底等、感染予防の啓発に努めてまいります。


 国の予算を原資に創設された県の介護基盤緊急整備臨時特例基金を活用して、株式会社L&Bコーポレーションが来年7月開設に向け計画している、小規模多機能型居宅介護施設及び介護あんしんアパートの施設整備につきましては、施設建設や開設準備費等への財政的支援のため、所要の予算を計上しております。


 また、社会福祉法人「廣和会」が計画している特別養護老人ホーム「カモメ荘」の32床の増築につきましては、県補助金の内定がありましたので、所要の予算を計上しております。施設建設につきましては、来年秋頃の完成を目指しており、平成24年4月から受け入れを開始する予定となっております。


 今後とも、高齢者ができる限り寝たきりなどの要介護状態に陥ることなく、安心して暮らせる社会、健康で長寿を喜びあえる社会の実現に努めてまいります。


(4)産業の振興について


 次に、産業の振興について申し上げます。


 本年の稲作概況につきましては、県東部の作況指数は、平年並みの100となったところであります。本市のコシヒカリは、出穂期以降、高温登熟となったことから、「やや不良」となり、また、本市の一等米比率は、心白粒が多くあったことから83.1%となり、JAアルプス管内では最も低くなっております。


 今年度の異常気象を教訓にして次年度以降においても、田植え時期の繰り下げや水管理、病害虫防除の徹底など、関係機関と連携して気象条件に左右されにくい米づくりを目指し、滑川産米の品質向上に努めてまいりたいと存じます。


 中山間地域等交付金事業につきましては、今年度から第3期事業がスタートし、新たに取組む集落に加え協定農用地の新規追加などにより所要の予算を計上しております。


(5)都市基盤の整備について


 次に、都市基盤の整備について申し上げます。


 国道8号につきましては、滑川市稲泉から上市町竹鼻間の4車線化工事がこのほど完成し、明日から供用開始となります。今後は、魚津市出から滑川市稲泉までの4車線化の早期実現に向け、沿線首長、議会等関係者一丸となって、引き続き強く要望してまいります。


 中川水系沖田川河川総合交付金事業につきましては、昨年度に引き続き放水路の築造が進められているところであり、市としましては、引き続き一層の事業促進を国・県に働きかけてまいります。


 下水道につきましては、現在、菰原、上島及び下梅沢地内において管渠埋設工事を鋭意実施しておりますが、今回、国の補正予算を受け、有金、上梅沢及び引続き下梅沢地内において管渠埋設工事を実施するため、所要の予算を計上しております。


 次に水道事業会計について申し上げます。


 平成22年度の地方公営企業財政対策の一環として、公的資金補償金免除繰上償還制度が3年間延長されました。昨年度までは、本市の水道事業の資本費が全国平均より低く、経営が安定しているとされたため、7%未満の企業債が対象外でありました。今回、徹底した行政改革・経営改革を行うとして公営企業経営健全化計画を策定し、このほど計画が承認される運びとなりましたので、所要の繰上償還予算を計上しております。


(6)教育の向上について


 次に、教育の向上について申し上げます。


 7月末から工事を進めてまいりました田中小学校体育館耐震補強工事につきましては、去る11月30日に完成し、この3日に引き渡しを受けたところであります。


 子どもたちは今後、新しくなった体育館で、思いきり学習や遊び、体育に取り組めるものと思います。また、長らくご不便をかけておりました社会体育利用者の皆さまにも、整備された施設で活動していただけることと存じます。


 西部小学校体育館耐震補強工事につきましては、10月に国の経済危機対応・地域活性化予備費使用による安全・安心な学校づくり交付金の交付決定を受けましたので、所要の予算を計上しております。


 現在、寺家・西部両校体育館の補強計画及び実施設計を策定しているところであり、年度内には、耐震補強工事に着手し、早期完成を目指してまいります。


 学校における食育の推進につきましては、米飯給食の日に滑川産の新米「てんたかく」や「コシヒカリ」をいち早く取り入れ、市内小中学生がおいしく味わっております。併せて、11月5日の「学校給食滑川の日」には、滑川産のさといも、にんじん、りんごなどを取り入れた給食を提供したところであります。


 下梅沢テニスコートにつきましては、2箇年で全面張替工事を実施する計画で、先月2面の改修工事が完了したところでありますが、今回、国の補正予算によるきめ細かな交付金を活用して、残り2面を前倒し改修することとし、所要の予算を計上しております。


 スポーツ・健康の森公園の整備につきましては、去る10月に準備室を設け専任職員をはじめ5人の職員で体制を整備したところであります。


 また、関係団体の代表者からなる実行委員会につきましては、先月の15日に第1回の委員会を開催し、それぞれの立場からご意見をお聞きしたところであります。今後は、皆さんのご意見を参考に、基本構想、基本計画を策定してまいります。


 高齢者うんどう習慣化事業の交付金の補助内示がありましたので、「うんどう遊具8基セット」の設置費とこのための基盤整地工事を行うため、所要の予算を計上しております。


(7)平成23年度予算編成について


 次に、平成23年度予算編成について申し上げます。


 11月の月例経済報告によれば、景気は、このところ足踏み状態となっており、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にあるとされております。


 先行きについては、海外経済の改善や各種の政策効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が期待されております。


 一方、為替レートや株価の変動などにより、景気が更に下押しされるリスクがあり、また、デフレの影響や雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要であるとされております。


 このため、政府は円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策を決定するとともに、補正予算を成立させたところであります。


 また、国の平成23年度予算の「概算要求組替え基準」においては、一般会計は今年度当初並みに抑え、ムダづかいの根絶や総予算の組み替えを行うとしております。


 そのため、政策経費については、一律のマイナスシーリングを設定し、また、デフレ脱却を含めた経済成長、国民生活の安定・安全などのための「元気な日本復活特別枠」が設けられました。


 本市としては、地方交付税をはじめ、ひもつき補助金の一括交付金化や子ども手当などについて、国の政策や制度変更の動向に注視していく必要があると考えております。


 本市の平成23年度予算については、歳入では、法人市民税は横ばいと見込まれるものの、個人市民税は、給与所得や営業所得の増加が見込めず、また、固定資産税についても、地価の下落傾向が続いていることから減収を見込んでおり、一般財源の総額については伸びは期待できないと考えております。


 一方、歳出では、一般会計で約105億円の市債残高を抱え、少子高齢化による扶助費の増加が見込まれており、加えて実質公債費比率の逓減を図る必要があることなどから、これまで以上に厳しい財政運営を余儀なくされるものと思料しているところであります。


 しかし、こうした中にあっても、新年度は新たな総合計画の初年度という節目の年を迎え、本市をさらに飛躍・発展させるため市民の健康・福祉や環境問題への対応、市民の安全・安心の確保、教育施策の推進に積極的に取り組んでいく必要があり、現在、進めている大型プロジェクトや、雇用・経済対策事業に要する経費についても予算化する必要があると考えております。


 このため、予算要求枠としては、一般行政経費については、義務的経費を除き、一般財源ベースで前年度当初予算額の範囲内、公共事業を除く投資的経費については、20%減と設定しております。


 また、新総合計画の実施計画に盛り込まれる予定の事業や、21世紀に即応したまちづくりのための新規事業については、要求枠の対象外とし、限られた財源の重点的・効率的な配分に努めることを基本に、予算編成に取り組んでまいりたいと考えております。


2 補正予算の説明


 次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。


 議案第52号は、平成22年度一般会計補正予算(第4号)であります。


 今回の補正予算額は6億2,933万円であり、補正後の予算額は121億2,418万3,000円となります。


 歳入につきましては


  地方交付税     2億6,018万3,000円


  国庫支出金      1億868万1,000円


  県支出金        5,256万5,000円


  寄 附 金        101万7,000円


  繰 入 金      3億7,000万円減額


  繰 越 金     4億4,513万4,000円


  諸 収 入           25万円


  市   債        1億3,150万円


であります。


 一方、歳出につきましては


  議 会 費      252万8,000円減額


  総 務 費     2億2,707万6,000円


  民 生 費     1億7,595万2,000円


  衛 生 費        478万6,000円


  農林水産業費      2,150万5,000円


  商 工 費        312万5,000円


  土 木 費          2,495万円


  消 防 費      367万6,000円減額


  教 育 費     1億7,040万2,000円


  諸支出金         773万8,000円


を計上いたしております。


    議案第53号は、平成22年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第54号は、平成22年度後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第55号は、平成22年度介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第56号は、平成22年度下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第57号は、平成22年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第58号は、平成22年度水道事業会計補正予算(第1号)であります。


3 予算外案件


 このほか、予算以外の案件として、議案第59号は、水道事業の設置等に関する条例の一部を改正するものであります。


 また、議案第60号は、滑川市総合計画基本構想について、議案第61号は、損害賠償の額を定めることについてであります。





 以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。


 なにとぞ慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


○議長(中川 勲君)  暫時休憩いたします。


                午後0時12分休憩


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◎議案の補足説明





○議長(中川 勲君)  ただちに、全体委員会を開きます。


 議案第52号から議案の順序により、補足説明を求めます。


     (議案の補足説明が行われる)


○議長(中川 勲君)  以上で全体委員会を閉じます。


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                午後1時20分再開


○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。


 12月7日から12月8日までは議案調査のため休会とし、12月9日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。


 質問並びに質疑を希望される方は、12月7日正午まで、議長あてに通告願います。


 本日はこれにて散会いたします。


 ご苦労さまでした。


                午後1時21分散会