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富山県 滑川市

平成22年 3月定例会(第4号 3月15日)




平成22年 3月定例会(第4号 3月15日)





 
                 平成22年3月


          滑川市議会定例会会議録 第4号





平成22年3月15日(月曜日)


         ──────────────────────


             議 事 日 程   第 4 号


                         平成22年3月15日(月)午前10時開議


第 1  市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑


第 2  議案の委員会付託


         ──────────◇──────────


               本日の会議に付した事件


日程第1 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑


日程第2 議案の委員会付託


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出席議員(16名)


    1番 水 野 達 夫 君    2番 高 木 悦 子 君


    3番 原     明 君    4番 岩 城 晶 巳 君


    5番 石 倉 正 樹 君    6番 中 島   勲 君


    7番 古 沢 利 之 君    8番 浦 田 竹 昭 君


    9番 開 田 晃 江 君    10番 中 川   勲 君


    11番 澤 谷   清 君    12番 砂 原   孝 君


    13番 野 末 利 夫 君    14番 森     結 君


    15番 高 橋 久 光 君    16番 前 田 新 作 君


欠席議員(なし)


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             説明のため出席した者の職・氏名


 市   長             上 田 昌 孝 君


 総務部長              竹 野 博 和 君


 企画情報課主幹           杉 田 隆 之 君


 総務課長              池 本   覚 君


 総務部参事財政課長事務取扱     小 幡 卓 雄 君


 税務課長              荒 木   隆 君


 産業民生部長            坪 川 宗 嗣 君


 産業民生部参事市民課長事務取扱   和 泉 武 義 君


 産業民生部参事生活環境課長事務取扱 高 辻   進 君


 産業民生部次長福祉課長事務取扱   若 林 克 己 君


 高齢介護課長            山 下 貴 章 君


 産業民生部参事商工水産課長事務取扱 稲 谷 幹 男 君


 農林課長              新 村   剛 君


 建設部長              梶 谷 正 夫 君


 まちづくり課長           宮 川   潮 君


 建設課長              松 木 俊 彦 君


 建設部参事上下水道課長事務取扱   菅 沼   勉 君


 教育委員長             永 田 晉 治 君


 教 育 長             中 屋 久 孝 君


 教育次長学務課長事務取扱      佐 藤 孝 男 君


 生涯学習課長兼スポーツ課長     奥 野 博 幸 君


         ──────────◇──────────


         職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名


                (第1号に同じ)


         ──────────◇──────────





◎午前10時00分開議





○議長(中川 勲君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


         ──────────◇──────────





◎市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑





○議長(中川 勲君)  日程第1、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。


 通告がありますので、順次発言を許します。


 11番澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  おはようございます。


 質問に先立ちまして、上田市長には初当選おめでとうございます。選挙期間中は、私も選対本部長としてともに戦ってまいりましたが、今は立場を異にする一人であります。市長には、しっかりと1万人の指名を胸に秘めて頑張っていただければと思っております。私は、私なりに是々非々として、また市長に接していきたいと思っております。


 それでは、質問に入ります。


 市長提案理由の中の6点について質問をいたします。


 まずはじめに、市の財政についてでありますが、歳入のうち、市税が大幅な減収になったとあるが、今後の推移と財政全体に対する影響を問うということで、まず税収につきましての今後の推移を税務課長、そしてまた財政全体に対する影響を財政課長、お二人からお願いをいたしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  荒木税務課長。


○税務課長(荒木 隆君)  それでは、私のほうから、市税の今後の推移についてお答えいたします。


 平成20年秋以降、完全失業率が上昇し、平成21年7月には過去最高の5.7%となり、離職失業者が急増するなど、雇用情勢につきましては、非常に厳しい状況が続いております。


 また、個人所得の大幅な減少や個人消費の低迷に伴い、企業収益も継続的に悪化しております。これにより、平成22年度の個人市民税につきましては、前年度と比べ約1億5,300万円、9.6%減になるものと見込んでおり、法人市民税につきましても、約3,200万円、10.5%減と見込んだところであります。


 平成23年度以降の市税収入につきましては、大幅な景気回復により企業収益や給与収入が伸びない限り、引き続き厳しいものになると予測しております。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  それでは、財政に対する影響についてお答えいたします。


 新年度予算における市税減収分につきましては、財政調整基金の取り崩し、それから臨時財政対策債を6億7,400万発行することで、財源の確保を図ったところであります。


 今後についてでございますが、すぐに景気はよくならない状況下にありますので、当分この臨時財政対策債等に頼らざるを得ない状況にあると思います。


 ただ、臨時財政対策債も22年度末では37億1,100万相当数あります。一般会計全体103億のうち37億ですから、相当でございます。しかし一応、財政対策は国全体の中での考え方でございます。


 それから、現政権は新たに地方主権改革ということで、地方が自由に使える財源ということで、今年度は地方交付税1兆733億円増額しておるということで、交付税、臨時財政対策債に頼らざるを得ない財政運営を強いられるものと思っております。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  先般から、上田市長には「危機的財政だ」と、何が危機かということを質問にもありますが、私は大変厳しい時代に入るのではないかということを懸念して、この質問をしたわけなんです。


 平成18年、19年、20年と3カ年の市税の確定値は約50億円と言われております。そして、21年は予算上では44億円、6億円が減収になると。これは確定値ではないわけですが、そして新年度42億円、8億円がなくなるんですね。


 私たちは、選挙戦の中で市民の方に毎年平成20年をベースにすれば、5億円ずつ市税が減ると。5年間で25億、10年間で50億の金が滑川市から消えていくということを強く訴えてきたわけなんですが、市長におかれましては、この先の財政の見通し、そしてまた景気の見通しなり、所見があればお尋ねしたいと思っております。市長、よろしくお願いいたします。これから先の市政の運営に対しての。


○市長(上田昌孝君)  担当が答える。


○11番(澤谷 清君)  それでは、この質問は市長にはやめまして、財政課長、私の言うておる市税の減収に対するこれからの影響ですね。


 今2億円の利払いをしているわけなんです。税収が減って、一番苦しむのは、借金をしておる人なんです。借金を返していかなくてはならない。金利は当然ついて回る。税収が減ると。どんどんどんどんと坂を転げ落ちるようなことにならないかということを、財政課長のほうからお願いしたいと思っております。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  では、お答えいたします。


 市税につきましては、税源移譲がありましたので、平成20年度の決算で50億7,700万というふうに過去最高となったところでございますが、今年度は当初予算で税は44億1,500万、22年度は42億3,200万と、議員のご指摘どおり、税源移譲があったにもかかわらず、経済の状況が思わしくないということで、税は伸び悩んでおります。


 それを普通交付税につきましては、ここ21年、22年と、特に22年は予算は増えておりますが、これは残念ながら予算の伸びどおり必ずしも個々の自治体には配分になるわけではございませんでして、我が市の場合は人口が3万4,000、面積が増えようがないので、どうしても基準財政収入額の増の割には基準財政需要額が増えないという傾向にありまして、現在、財政力指数は0.7、1.0を超えますと、地方交付税が不交付になるわけでございますが、交付税にも期待できないとすれば、臨時財政対策債、これに頼らざるを得ないという状況が、経済状況がよくならない限りその状況が続くのではないかと考えております。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  答えは要りませんが、ぜひ認識しておいていただきたいと思っております。


 市民税が伸びるということは、会社の景気がよくないと給料が上がらないわけです。給料が上がらないと、市民税が上がらないんです。2007年には、国全体では法人税9兆8,000億円というお金が確定しております。今年度は5兆円なんですね。半分になっているんですよ、法人税の税額が。それをぜひやっぱり腹を決めて、財政運営をしていただきたいと思っております。大変厳しい時代ですよ。だから、しっかりと無駄のない、そういう仕事をしていただければと思っております。


 この質問はこれで終わります。


 2番目、市長におかれましては、時間的制約の中で予算編成を組んだとあるが、基本的な予算編成の内容を問うと。


 これは市民の方もいろいろと言っておられるんですね。いや、市長は危機的財政だと、けれども今の予算書を見れば、火葬場の改築だとか下水道事業だとか、全く変わっていないじゃないかということは、前年踏襲をしたのでないかということを私は市民の方に言うておるわけなんですね。時間的制約の中で、どうしても切ってはいけない事業、増やした事業は、子ども医療費無料化のたった3,000万円なんです。切った事業は、まちづくり交付金事業の8億5,000万円なんです。それでも、市民は、あなたは危機的財政に対応していないんじゃないかというお話が出るわけなんで、そのへんのところも含めて、ぜひ市長の見解をお尋ねしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  おはようございます。


 澤谷議員の質問にお答えしたいと思います。


 まず、時間的制約の中での予算編成、これは間違いなくそのとおりであります。短期間でこれを組むことはなかなか難しゅうございます。前年踏襲という言い方もちょっときつ過ぎると私は思うんですが、物理的にはそうならざるを得ないと。どちらかというと、今回の予算は中屋市政の流れの中の色彩の強い予算でございます。そのことはひとつお断りをしておかなければなりませんが、これは緩やかに流れが行きませんと、市全体の事業等々についておかしなことになるものですから、それは理解いただきたいと私は思います。


 先般も申し上げましたように、市長がかわる時期が、この選挙の時期がちょっとまずうございまして、これは今後の大きな課題として残るものと思っております。


 ところで、そういう中にありまして、具体的な継続事業につきましては、今ほどおっしゃいましたとおり、火葬場の改修整備事業、年次計画に基づく下水道事業、これはなかなかとめられません。それから都市計画道路加島町下島線、これも災害の関連でありまして、とめられない事業だと思っております。それから、新横道配水池中央監視設備更新事業、これも流れの中でやってしまわなければいけません。


 ということでありますが、新規事業に盛り込んだものとしましては、今おっしゃいました中3までの医療費の無料化でございます。と同時に、働き盛りの年代の男性を対象とした胃がん検診無料クーポンの配布、それから市民会館空調設備の改修、これなどはすべて待ってはおられない、新しいとはいえ、課題でありまして、選挙の公約にもありました中学3年までの医療費の無料化につきましては、これを1つ入れさせていただいたということでございます。


 基本的な新規事業は、補助金など確実視されるものなどを除いて極力抑えており、見直しや再検討すべきと思われる事業については、今後の補正予算にて対応してまいりたいと思っております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  3番目に、保健医療のうち、厚生連滑川病院に対してこれまで以上の支援を検討するとあると。この厚生連滑川病院に関しましては、私も過去に質問をしたことがあります。高額な医療機器1億2,000万円でしたか、導入のときに、中屋市長は「一遍には補助できないが、1,000万ずつ3年間で補助する」と、その前の澤田市長もそのようにやってきた。


 ところが、1年1,000万円を置いて2,000万円、打ち切りにしたんですね。そのときに、私はかみついたんです。滑川市民の大事な拠点病院である厚生連に対して失礼でないかというようなことも言ったかと思っておりますが、市長におかれましては、これからどんな援護策を考えておられるのか。選挙戦の中でも、子育ての一つの拠点として、産婦人科医を1名増員できるかということも要望の中に入れていきたいと皆様方におっしゃっていましたので、ぜひそのへんも含めて、市長の考えをお聞きいたします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  厚生連滑川病院は、公的病院としての滑川市にとっては大切な病院であります。今指摘のとおり、厚生連滑川病院に対して支援するところが、前回、いつごろだったでしょうか、大変少なくなったということは、前の佐々木院長も「なぜ急にこの補助が下げられたのかわからない」と言うままに、大変立腹されていたことを私、記憶いたしております。最近会いましたら、やっぱり同じような意見でありました。前の院長の話であります。


 そういうことも含めまして、今後においては、国の支援をいただける、そういうものを使って、ぜひ滑川厚生連のほうの支援をしてまいりたいと。


 そして、今おっしゃいましたように、公約の一つでありますが、その中に言っていた言葉の一つに、産科の先生を1人増やしていただきたいということで、子どもを安心して産めるまちの確立を図りたいというふうに思っておりますが、このことについても、既に今の院長さんにお会いする機会がありましたものですから、ぜひお願いしたいということは伝えてあります。


 そのほかに、救急に関する市民の皆さんの要望も大変強うございますし、麻酔科等々の要望も大変強うございます。滑川市の総合病院として、市民の皆さんが安心して生活できるように、困ったときに助けてもらえるように、医療体制の内容につきましても、今後とも病院と協議をしながら応援もし、お願いもしていくべきだと思っております。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  答弁は要りませんが、氷見市においても公設民営化というような形で、公立病院は運営に大変苦慮しております。


 滑川市は公立病院がないんですね。厚生連滑川病院なんですね。市長におかれましては、滑川市の公立病院のような形で、これからもしっかりと支えていただければと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。


 4番目、市民生活の安心・安全のうち、本年1月に厚生連滑川病院の前の市道滑川富山線の押しボタン信号機のある横断歩道上において、死亡事故が起きたわけなんです。大変残念だと思っております。高齢者の方が歩行中にはねられたということで、このへんのところの原因と、そしてまた今後の対策をどのように考えておられるのか、当局のほうからよろしくお願いをいたします。


○議長(中川 勲君)  坪川産業民生部長。


○産業民生部長(坪川宗嗣君)  それでは、1月に発生した交通事故の原因と対策ということについてお答えをしたいと思います。


 去る1月に発生しました交通死亡事故の原因につきましては、現在、警察の捜査事項となっておりまして、今のところ、その原因については公表されていないところでございます。


 次に、今後の対策とのことでございます。


 まず、夕暮れ時の事故発生の多い時間帯における高齢者の交通死亡事故であることから、発生直後に市の交通安全協会、滑川警察署と連携をしまして、市内のショッピングセンター等に注意を呼びかける内容のポスターを掲示するとともに、緊急のチラシを新聞折り込みによりまして、市内に全戸配布するなどの広報を実施いたしました。


 また、事故現場付近には、大きな照明灯がついておるわけですけれども、澤谷議員からも現場付近がやっぱり少し暗いのではないかといったご指摘もありました。


 そこで、現場付近にさらに道路照明灯を1基設置するよう建設課とも協議をいたしまして、先般、増設をいたしたところでございます。


 なお、年間を通して高齢者対象の交通安全教室を実施しておりまして、交通ルールの指導や反射材の活用を呼びかけているところでございますが、来月6日から実施される春の全国交通安全運動に合わせて、関係機関等と連携して、さらに取り組みを強めていきたいというふうに考えております。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  答弁は要りませんが、押しボタンの信号機の歩道で死亡事故があったと。原因の推測はいたしませんが、高齢者の方はすごく遠慮されるんですね。赤を押して渡る、車はとまる。けれども、それに対して申しわけないんじゃないかというような、そういう遠慮をされるんですね。今の小学生、中学生は平気でボタンを押して渡っていきます。車が通ろうと通らんまいと、そういう教育を受けているんですが、高齢者の方はやっぱり相手にすごく遠慮をするんですね。


 だから、私はどういう事例で事故があったかということは、確約しては申しませんが、赤ボタンでもし渡ってはねられたとしたら、これははねた人も大変だし、亡くなった人はもっと大変だ―大変っておかしいけど、大変なことなんですね。だから、やっぱりそういう場所がまだあるんですね。特に吾妻交差点ぐらいになると、やっぱり照明が少ないんですよ。これは前にも建設部長に―そのときは部長になっておられませんでしたが、そういう方にも言うたこともあるんですが、そういうところも点検しながら、高齢者の方が安心して渡られる、そういう交差点をひとつまた考えてもらえればと思っております。これはこれでやめます。


 5番目、商業のうち愛市購買運動を強く推し進めるとあるが、その施策の内容を問う。


 このことにつきましては、昔の話になりますが、市長も覚えておられると思っております。プラント3が滑川市に出店すると決まった時点で、市長、あなたは時の産業民生部長の出村さんのところへ何とか滑川市の商業者も守らんといかんということで、ほたるEカードをすぐ立ち上げさせたというふうに私は記憶をしているんですね。


 私はそのように記憶をしていたわけですが、今回新たにまたプレミアム付き商品券を商工会議所が発行すると、その中で市も応分の負担をするということで、商工会議所の―あれは事務所というんですか。中屋さんの施策をそのまま取り入れていただいたということで非常に喜んでおられました。森さんですか、そのことも含めて、市長の愛市購買に対する基本的な考えをお聞かせください。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  商業につきましては、特に商業者自身が頑張ってもらわなければいけない、それが大前提にあると思います。これなくして、外から愛市購買をやるということは、これはまたいかがかと思います。商業者のご努力のうえに、市としてどういう応援ができるかということが課題だというふうに受けとめております。


 そこで、愛市購買につきましては、端的にいいまして、今のおっしゃったプレミアム付き商品券、これの継続については、商業者のほうからも声が出ますし、商工会議所からの強い要望でもあります。そしてまた、選挙の前から滑川の商業をどうするかということを先日も申しましたが、商工会議所会頭のアンケート調査の回答によると、滑川市民が、これはアンケートですから、消費者が答えているのでありまして、滑川での購買が少ないということを消費者が答えていると。そこで、市内の購買を喚起するという意味において、何かできないのかということになりますと、今のプレミアム付き商品券をしっかりとやるということに頑張ってみたいと思っておりますし、先日申しましたように、選挙を通じまして「語る会」あるいは個人演説会等々で100%とはいかなかったかもわかりませんけれども、ほとんど愛市購買、「皆さん、滑川で商品を買ってください」という声はかけてきたつもりであります。その声は、私ばかりでなくて、こちらにいらっしゃる議員の皆さんも滑川市民に声をかけていただくようにお願いをしたいと思います。そのことによって、滑川で購買が盛んになる。商業の活性化は滑川の活性化イコールだと思っております。頑張りたいと思います。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  答弁は要りませんが、先般の質問の中にも、市長が最後に市の職員も含めて、滑川で歓送迎会をしてもらうようにとおっしゃっていました。


 市長は、私も12年間一緒におりましたが、滑川の飲食店で飲食することも多々あったと思いますが、あなたは一度もただ酒をしたというのは、聞いた限りありませんし、見ておりましたので、職員に対してもしっかりと滑川で歓送迎会をやってくれと、そのかわり飲食店関係の方には、市民の方も「税金で飲んで歩くんじゃないか」と言って、やっぱり職員に嫌なことを言う人もいるんです。だから、そういうことのないように、また飲食店関係の方にも強く働きかけて、職員の方が滑川市内で堂々と楽しい語らいの場をつくってもらえるように、またお願いしたいと思っております。飲食店関係の方は非常に期待しておられます。


 次、行きます。


 6番目、最後になりますが、総合体育センターの周辺の未利用地をスポーツ・健康の森公園にすると。これは市長は堂々と公約の中に挙げられておりましたが、今現在、来年度から構想を始めるということであれば、私は半分公約違反になるんじゃないかと思うので、今年度からでも構想を進めていただいてもいいんじゃないかということを市長にお聞きするわけですが、いかがでしょうか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  構想を立てる、その準備は早速かかります。極めて当然でございまして、これは公約の大きな目玉でありまして、構想はすぐにもかかりたいなと思っております。


 今その中で言っておりましたように、この構想を立てるメンバー、市役所内で進めるところ、いわゆる教育委員会等々に新年度のスタッフが決まりしたら、早速指示をしてまいりたいと思います。


 と同時に、言っておりましたスポーツ関係者、体育協会、そして体育の先生方、あるいは幼稚園、保育所等の関係者も含めまして、あるいは専門知識をちょうだいするという意味では、アカデミーの考え方も聞いてみたいと思いますし、それらを合わせて頑張ってみたいなと思います。


 と同時に、選挙中もございましたけれども、もう既に若いお母さんから期待していますと、子どもたちの遊具も入れてくれるんだそうですねという声もかかっておりますし、場合によっては、高齢者の皆さんからペタンクをやるところがないがやと。ペタンクをぜひ考えの中に入れてもらわんならんという声も聞こえております。市民の皆さんからも広い考えも受けながら、後世にしっかりと残るスポーツ・健康の森公園をつくっていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  たくさんの父兄から期待の声が出ております。お金のかからない方法で、市民参加のスポーツ・健康の森公園、そういうものをぜひ立ち上げていっていただければと思っております。


 それでは、提案理由に関しましては、これで終わります。


 次、大きな2番目であります、市内にある雇用促進住宅について、買い取りをお願いできないかということなんです。


 これは、前市長は財政的には無理だというのが1点と、上小泉宿舎においては、40年を経過して、これから大規模な改修がもしあるとすれば、市としても大変重荷になるので、上小泉宿舎は買わない。そして、あと残った吾妻あるいは北野宿舎のうち、どれか1つはということを前市長から聞いてあきらめていたわけですが、今新たに新しい市長さんになられましたので、新しい市長さんの基本的な考えをお聞かせください。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  雇用促進住宅については、これは滑川市の産業というバックがあって、雇用促進住宅というものが建てられてきたというふうに理解をまずしたいと思います。やっぱり住宅が必要であって、これを建てた。


 それから、滑川市はご存じのとおり、県東部では一番製造業が多い、出来高も多いという特徴がございます。そこで働く雇用者のための雇用促進住宅でもあったわけだと思っておりますし、これはあえて滑川市民そのものであります。そういうことを考えると、これは継続して引き取るべきだと思っておりますし、人口問題を含めても、これは滑川市が責任を持って、この人たちの生活の場をしっかりと確保していかなきゃいけないものだろうというふうに思います。


 例の雇用促進住宅でありますが、やはり生活される皆さんにとっては、安価な住宅がどうしても必要な方々がいらっしゃいます。そういうことをベースにしますと、これは引き受ける方向で検討させていただきたいと。議会にもお諮りしますが、引き取ることによって、滑川市民を確保するとともに、生活形態のそれに見合ったといいますか、希望される皆さんへの答えも出していかなければいけないというふうに思っております。


 あえて申しますならば、もう既に雇用促進住宅をやめるということの通告とともに、市外へ人口が流出しているという現象が起きておりますし、その間、選挙の途中でも、あそこに住んでおられる皆さんがこのまま継続してもらいたいという話もありますし、ここ1週間のうちにも、隣の富山市の雇用促進住宅等々あいておらんかという何か探しものをしておられたという話も入ってきます。本当はここにおりたいんだけれどもという希望も強うございます。


 それともう1つは、滑川市の駅前団地にしましても、これは逆に相当古くなっておりますし、これらの代替えということになりますと、また新しければ高くなると。使えるものはしっかりと使っていく。雇用を守る。生活者を守る、そういう意味では、これを引き取るのは妥当だと私は思っております。


 と同時に、建物は40年もたっているという話が今ありましたが、これは4年前のちょうど皆さんの―私もそうだったんですが、選挙のときに、あそこの小泉宿舎が全部外側の網をかけてほろをして、中を全部さわっておられたと。それは地震対策も兼ねてやっておられたと私は思っているんですが、これも確認しながら、改修されて4年たっているだけでございます。でありますが、もし引き取るとすれば、上市町長が行かれたように、不備なものは全部、雇用・能力開発機構できれいに整備してもらったうえで、引き取る方向にお話しできればと思っております。そういうことでお答えにさせていただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  前向きな答弁だということで……。


 この雇用促進住宅の問題につきましては、平成20年に3名の議員から存続に対して質問があったわけなんです。そのときは、まだ決めていないということで、ずるずるずるとここまで来たんですが、私は平成21年の3月、そして21年の9月と2回質問しているんです。21年の3月には、はっきり申しまして、この住宅3つに関しては、子育て支援、または少子化対策の特別会計として財政運用をすべきではないかと、これは収益物件なんですね。坪川部長、わかっているでしょう。どれだけの利益が上がっているかということが。これはもちろん住んでおられる方の家賃があってのことなんです。


 それと、買い取りに関しては、市場価格の半額で自治体に渡すという破格な条件もついておるわけなんです。だから、住んでおられる住民の方の同意さえあれば、十二分に滑川市に移管できるのではないかと。そして、国は平成33年度までには確実に全国の雇用促進住宅宿舎を廃止するとはっきりと言うておるわけなんです。これは、国は必ずやりますから、だからそういうことも含めて、早急にどういう対策ができるのか、またお示ししていただければと思っております。もちろん議決案件ですが、私は市民の税金は一円も投入しなくても、買い取りは可能だというふうに試算をしておりますので、そのへんもまたあわせて勉強していただければと思っております。


 それでは、大きな3番目、今般の市長選挙を振り返って、選挙期間中に上田候補にはいろんな誹謗中傷があったというふうに私も認識しております。市民の方は、私は何を言うてもいいと思っておるんですね。けれども、市民から選ばれた議員の方が選挙期間中に相手候補に対する誹謗中傷ということは、私はよろしくないと思っておるんです。私は、市長はどのように聞いておられるか知りませんが、市長は職業を転々としたと、そういう人に市政を任せられるのかというのは、これは栗山の公民館で相手候補の弁士から出ておる話なんです。


 それと、私は市長に7回殺されかかったということは、荒俣の公民館で出ているわけなんです。そこで聞いていた人が私に電話するんですよ。私に実名を出してもいいから、こういうことが滑川市の選挙戦でいいのかというふうなことも聞くわけなんですが、市長はそれもみんな水に流して、新たな気持ちで市議会議員と接していかれるのかどうか、ひとつ見解をお聞かせください。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  私は、今の心境を正直に申し上げたいと思います。


 選挙戦になると、いろんな話が出ます。そして、場合によっては当たっている場合もあるし、場合によっては誹謗中傷と言われるように当たっていないで言われている場合もあると思いますが、今の心境で申しますと、全部是としてとりたいなと。批判されることも、私に非があったんだろうということであれば、これはみんな是としてとりたいと思います。褒められることも是としてとれば、批判されることも是としてとる。それが私の今の考えでもありますし、これからもそういう主義でいきたいと思っています。3万4,000市民の上の長に立たせていただいた今は、皆さんのおっしゃることを謙虚に受けとめる。それが始まりであります。ですから、どんな批判をされても、すべて受けとめていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  1点だけ、市長に説明を求めます。


 選挙期間中に市長は愛市購買を強く訴えていたが、市長は愛市購買に反する行為をしていたと。わかりますね、ポスターです。市外の業者にポスターを依頼していたと。全然言うておることとやっておることと違うておると、うそつきだと言わんばっかしなんです。そのへんのところの釈明をお願いしたいと思っております。市民は不信感を持っていますよ。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  このことにつきましては、一応、私は印刷はきちっと滑川でやっておりましたが、印刷業者の名前を挙げて処理をしたいということを選管に、うちの事務をやっていた者が言ったらしいんですが、この企画には市外の方が少し手伝いをしてくれました。その企画会社の名前でなければ選管は受け付けられないということでありまして、その会計の大半は印刷会社のほうに回っておるということを申し上げておきたいと思います。これは選挙戦術でありますから、企画については知った方の身内の方でこれに精通していらっしゃる方がありましたものですから、これは最後の新聞、チラシに入った部分につきましては、知恵をおかりしたということで、印刷はきちっと滑川の印刷屋を使っておるということを申し上げておきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  陽転志向、造語だと思っておりますが、そういう方ばっかりじゃないんですね。悪転志向に落とそう落とそうという方もおられるんですね。私もそういう被害を受けた1名かなと思っておりますが、まだ足らなくて、滑川市内にもデザイン会社があるのにどうして使わないんですかということまで、やっぱりあるんですね。これを言うと、もうどうしようもないですね。ソフトは企業秘密なんですよ。市内の業者を愛市購買で使わなくちゃならない、それはわかるんです。けれども、ソフトは選挙のキャッチコピーであり、市長を知る候補者としてのその思いをどんと出す大事な選挙戦の一つなんですね。それも含めて滑川市内で発注したらどうかという意見もあったわけなんですが、これは聞き置いていただければと思っております。


 公約についてお伺いいたします。


 市長は、黒塗りの乗用車は要らないとはっきりと申されております。早く黒塗りの乗用車を売却すべきと思っております。


 ここに新聞なんですが(新聞を示す)、公用車専門のネットがあるそうですね。岐阜県飛騨市は、このネット競売ですごくいい条件で売買にこぎつけたと。だから、いろんな形で市の公用車はすごく程度がいいんですよ、普通の年式よりも。だから、市内の業者さんの見積もりよりも、こういうネットに出して、市民の方に納得してもらえる形で売却なさればどうかなということを提案するんですが、いかがでしょうか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  一応、黒塗りの乗用車はやめたいというのは、公約に挙げました。


 その前に、氷見市の市長が先におやりになっております。今、ワンボックスで歩きますと、魚津市も同じような形にもうなっておりました。そういうことも含めて、目新しいものじゃなくて、これが流れとしては、ごく当たり前の状況になってきておるということをまず申し上げておきたいと思います。


 そこで、今おっしゃったネットでオークションにかけるということは、私も知っておりますが、正規のところでまず査定をかけてもらって、建て値を決めてもらったうえで、オークションにかけてみたいと思います。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  売却されるということを確認したわけなんで、市民の方も黒塗りの乗用車は要らないとはっきり申されておりますので、ぜひまた早急に処分されることを望んでおきます。


 最後になります。


 市議会議員定数16名から10名への削減を、市長からの提出議案として議会へ提出することを強く求めると。私も、定数は10名でいいという確信犯なんです。きのうも、東地区の公民館で防災に関する研修会がありました。市内、特に町部なんですが、町内会長さん、そしてまた地区の連合会長さん、皆さん方がみんな言うんです。「上市町は12名なのか。上市町よりも滑川市が議会を先行すればいいんじゃないか。10名できないのか」とおっしゃるんです。


 私は、今までのように常任委員会を2つに分ければ、それはなかなか難しいけれども、1つの委員会でみんなやるということであれば、10名でも十二分にできますということを私は申したわけなんですが、そしてまたこの16名にしたのは、7年前の平成15年1月1日から施行しているんです。20名から16名になったんです。


 市長、あなたも賛成されたんです。私も賛成しました、削減に。


○市長(上田昌孝君)  発案したんです。


○11番(澤谷 清君)  そうです、発案したんです。そして僅差でしたが、可決して16名になったわけなんです。そのときから、もう私思っていたわけですが、もっともっと減らしても、十二分に議会としてはできるんだろうと。


 名古屋の河村市長ははっきり言っているんですね。七十何名を半分の36名にしても十分議会は機能すると。市長から発議になっているんです。議会へ提案しているんですね。だから、できんことはないんですよ。


 それと私は、市民の皆さんにもぜひ聞いていただきたいのは、滑川市で2年前に起きた談合事件、これは業者が17社処罰されましたが、私は業者だけの責任ではないとかねがね言っているんです。特に一番の責任者は副市長だと。あなたがおやめになるときには、退職金をみんな置いていってもらわんと、市民の方は納得せんと、この議場で言うているんです。罪はどうってことはないんですよ。けれども、行政も責任があるんですね。


 なら、議会はどうですかというんですね、議会。平成15年から、議会の議決案件が始まっているんですね、建設物に対して。15、16、17、18年と、4件が議会の議決案件なんですよ。その4件の総額は18億9,060万円が予定価格だったんです。落札価格は18億8,500万円なんです。18億円以上の発注をして、500万ちょっとしか残さないんですよ、業者さんが。落札率は99.7%なんです。これを議会が認めてきたんですよ。その中で失われた入札差金と言われるものは、14億円はあるんです、19年度まで。これは大変な責任なんですよ、議会としては。だから、逆に言うと、私はこの責任をどのように議会はとっていくのかということも、今の10人にする一つの大きな私の思いなんです。これは私も含めて責任があるというふうに思っております。大変大きな損害を滑川市に与えたというふうに私は思うんですが、市長は市民から10名でいいだろうということで、公約に入れられたかもしれない。私は、議会を解散してまでも、市民の信を問うべきものだというふうにいまだに思っているんです。これは議会の解散ということはなかなか市長でしかできませんが、市長のその10名に対する思いというものを、一遍聞かせていただければと思っております。私はそれを聞きたいと思っています。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  初日にも申し上げましたが、10名ということをうたったもとを言いますと、1つには、市議会議員の選挙がなかったと。市民の皆さんが削減しろよと。この声が非常に強かった。選挙中というか、選挙が始まる前に、臨時議会を開いて、定数削減すれば、選挙になるがでないがかといったぐらいのことをおっしゃる方が何人もありました。これは非常に時間のないことをおっしゃるなと思いながらも、極論だったと思いますが、そういう声まで出たというのは記憶に新しいところです。


 それと、今澤谷議員がおっしゃったように、いわゆる議会は一委員会で全部を議員の皆さんが消化していただくことによって、市の内容が全部わかると。議員の皆さんが市民の皆さんと接せられて、おれは委員会でないからわからんがやということでなくて、議員の皆さんは何でも市民の皆さんにお答えいただけるというチャンスがそこで生まれてくると私は思います。


 と同時に、仮にオールラウンドでやるといたしましても、今よりも2日ほど余計にかければ、委員会の消化が全部できると。今の16日ですかの会期であれば、18日ならできるといえば、全国には30日という会期を持つ大きいところがあるわけですから、それをやっていいんじゃないかと。


 そこで、今まで20人から16人に減ったときにでも、一般の市民の皆さんから声がかかりましたのは、議員の報酬が少な過ぎるよと。議員を減らして報酬を上げろよという話がよくありました。ぜひそういうふうにしないと、新しい議員が出てこないよと。子どもを1人、2人持てば、学校へ上がるころの子どもを持つ親は、なかなか今の報酬ではやっていけないと。できれば、報酬を上げてでも議員を減らせと、こういう話が多うございます。滑川市の市民の皆さんの多くは、そういう考えであるんじゃないかと思っております。


 特に経済界からは、もう少し密度の高い、質の高い議会にするときは、そうしたほうがいいよという声もお伺いしておりまして、このあたりは皆さんも一緒に一度考えていただきたいと、私は皆さんに提案をするという形で公報に書いておいたところであります。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  澤谷清君。


○11番(澤谷 清君)  市長の最後の話には私は反対です。私も12年間、議員生活をやってきております。除雪もする。川掃除もする。火災が起きれば走る。それでも、自分の仕事はできるんですね。そして議会活動はできるんですよ。だから反面、歳費が少ないからなる人がないんじゃなくして、そういう夢のある人がどんどんと出てくればいいんですね。お金は上げると居座るんですよ、安定して。私はよくないと思う。十二分に市民の声を聞きながら、自分の夢をこの滑川市に持ち込んでくるのが議員だというふうに思っております。


 これは定数とちょっと話が違いますが、市民はものすごく厳しい目で議会を見ておりますし、市長はじめ当局の皆さん方の仕事ぶりも見ておるんです。課長以上になったら、机から動かんと、ありゃ何しとるがかと。僕らは、やっぱりデスクワークがあるから、いろいろと市民からの電話もあるから、なかなか課長は動けないんだと釈明するんじゃないんですが、けれども市長じゃないけれども、現場主義というものをひとつ打ち出して、滑川市民の負託にこたえていただければというふうに思っております。


 そして最後に、これは質問ではありませんが、市民の皆さんは市長の人事を興味深く見ておられますので、職員の人事ですね。ぜひ納得のいく人事を、女性登用も含めてお願いしたいと思っております。これは質問ではありません。


 終わります。


○議長(中川 勲君)  9番開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  それでは、通告に従いまして以下の質問を行います。


 私は、新市長はハード面よりソフトの充実にとても広く、深いところに視点を置いておられると思って、いろんな角度から見てまいりました。


 1番といたしまして、教育についてでございます。


 学校施設、これはアの部分からですが、東部小学校、西部小学校のオープンスクール、あるいはオープンスペースといいましょうか、検証はしておられますか。


 教育大学の教授にお話を伺っておりますが、このオープンスクールの目的は、ほかのクラスと合同で学年全体で考える、学び合うということ。またその昔は、教室の中で何が行われているかわからないという出来事があり、そのための対策でもあったということを伺っております。


 また、これらの学校づくりに対しては、やはり研究校を通じて十分研究もしているが、附属小学校などは先生も生徒も視点が同じなので、今何をしているかというものをとらえることができる。でも、公立では難しい部分も多々あるということも言っておられました。また、学校は地域のシンボルだから、建てる段階でこのオープンスクール、オープンスペースに対しては、地域の皆さんに共通理解をしてもらうことが最も重要である。ところが現状は、役所は建てるだけ、使うのは学校や子どもたち。補助金ありきだけではだめでしょうねと言っておられます。


 南部小学校もただいま建築中ですが、既に完成している学校の検証を行っておられますか、お伺いします。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  ただいまのご質問にお答えをいたします。


 オープンスクール、オープンスペース、学校の施設ということでございますので、オープンスペースということであろうというふうに思いますが、小学校あるいは中学校の学校のオープンスペースに限定した形での検証というのは行ってはおりませんが、現在は1つには、学校教育全体の学校評価という形で教育活動を見ているということがございます。そういった中で、学校評議委員の方々、いわゆる学校の外の方々からのご意見もいただいて、それぞれの学校の教育活動を見ていただいているという中では、オープンスペースに限った形でのふぐあいというご意見は聞いてはいないところであります。


 それと、オープンスペースという形につきましては、私の思いでは、学習形態の多様化から採用をされてきた、あるいは出てきたつくり方だと、要するに小集団学習をするとか、あるいは先ほどおっしゃいました学年全体の集会をするとか、そういったさまざまな形で使用することができることから、オープンスペースという形がとられてきておるものというふうにとらえているところでございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  今ほどの教育長の答弁の中から、学習形態はまさに先ほど大学の教授から伺ってきたことと同じであろうと思います。


 ただ、私のこの後の質問も含めまして、次、イの中に入りますが、ほかの市町村の実態あるいは有識者の意見を聞くなどの調査研究はしていますか。


 これに関しても、今ほどの教育長さんの答弁の中に、評議委員さんと、あるいはいろんな意味での学校の形というものの検証はしていらっしゃるんでしょうが、授業参観であったり、いろんな意味で、この後からの私の質問に関する部分のそういうものも含めた研究あるいは調査などはしていらっしゃいますか。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  1つには、教育活動を展開する場をいかに使うかということであろうというふうに思いますので、学校内での校内研修会という形での研究テーマが1つはあろうかというふうに思います。


 それと、富山県では、小中学校におきましては、毎年必ず各学校を指導主事が訪問をして指導するという機会が持たれています。その際に、オープンスペースを使った形での研究授業を見ていただいておるという機会もあるわけで、そういった形で指導を受ける、そういう機会もございます。また、授業の後でそれぞれ研究協議会が持たれていたりというふうな形でありますので、そういった形でそれぞれの学校で取り組んでいただいているというふうに思っております。


 また、これは市内の小学校の特徴的な研究活動のあり方ですが、自分の学校の授業を市内のほかの小学校の先生方に提供して研究授業をし、その後また活動を、研究協議会をするという、小学校教育研究会という形で実施されておるわけですが、そういった形でも研究がなされておりますので、そういったところで具体的な、本当にどう有効にそのスペースを使うか、そのことも含めて研究協議が行われているという実態がございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  今ほどのその研究授業を含めまして、それは旧八尾町、この八尾町にもすばらしい学校ができて、研究授業に行った先生は何ともすばらしかった。ところが、それは研究授業のときであって、そこの八尾町の父兄の人に聞いたら、授業参観は悲惨だ。結局何かというと、見せるときの形と平生の子どもたちというのは違うんじゃないかということを感じました。


 これで、このオープンスペースの質問に対しては、西部小学校が建つとき、私も西部小学校下ですから、これでつかえんがけということを担当の方にいろいろ聞いたこともあります。


 ドアがない、廊下側の窓がない、仕切りがないという部分で、この後、ウの質問にそのまま入っていきますが、小学校の生活は子どもたちの発達、人間形成の重要な時期ですので、東部小学校も西部小学校も、東部の場合は移動式の壁があるというのを聞いておりますが、西部の場合は全く何もないという状態になっております。


 そういう意味で形だけの教育研究ではなくて、やはり特に授業参観のときに、私はウの質問では、厚手のカーテンとかブラインドだとかアコーディオンカーテンなどできませんかという質問をしております。


 これは、今教育長さんが言われたように、学習形態が変わって、みんなで考える、みんなで学び合う、こういうところには非常にいいものを発揮していると思います。


 ところが、一つ教室という小さなグループの中で人間形成をするためには、先生の話を聞くという「聞く」からスタートしていると思います。


 ところが授業参観に行くと、「あら、子どもたちは大丈夫け」と、電話がかかってきましたね。あれでは授業に集中できなくて、もう先生の話を聞くということができていない。何とかしてほしいというのは、この地域のおばあちゃまです。また、東部小学校に孫を通わせている人は、「あの環境だけは何とかしてもらわんにゃ、うちの子、1年生だけど、もうとてもじゃないけど、もう周りを見てそわそわそわそわしておる。うちのばあちゃん、来とろうかというて見ておる」ということもあるだろうし、西部小学校のお父さんがどう言われたかというと、西部小学校のつくりを皆さんちょっと思い出してください。丸とか三角とかきれいにつくられております。そうしたら、保護者の方々は昔のように教室の後ろへ行って、そして子どもの姿や、子どもがきょろきょろせんかとか、掲示物とか、一生懸命子どもの姿、成長を見るのじゃなくて、廊下からこうしてのぞいている。「まるで動物園みたいだよ」と本当にざくっと、もうぐっとくるようなことおっしゃいました。


 私は、このちょっとずつ集中力がなくなっていることに気づかなかったら大変なことになるんじゃないか。毎日の生活研究授業だけが子どもたちの授業ではありませんので、きょうはみんなでホームルームというときには、きちっと水色でもピンクでもいいです。そういうカーテンをばっと引いて、「さあ、みんなで考えよう」、あるいは算数の時間にはきちっと扉を閉めて、「さあ、今から10分間、しっかりと問題に向き合われ」という、そういう普通の授業でも、だれかがトイレに行くと、こうして見ておる。そういういろんな姿、お客さんがだれか通られると、だれっと思って、こうして手を振っておる。そういう本当に日々に気をつけなきゃならないことがたくさんあるんじゃないかと思っています。今、大人が気づかないと、子どもたちがわからないまま成長したら大変だと思いますが、いかがですか。厚手のカーテンあるいはアコーディオンカーテン、ブラインド、今すぐ何かということではなくても、徐々に少しずつでも結構ですので、ご意見はいかがですか。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  先ほど各学校で校内研修というふうに申し上げましたが、まさに校内研修で先生方に取り組んでいただいておりますのは、そのことであるというふうに私は思っております。授業にどう子どもたちを取り組ませるかということでもあろうと思うわけであります。


 1つには、学習習慣の規律ということもあります。それから、学習のルールがあると思います。さらに、私どもの言葉の使い方として、授業中における児童生徒指導、いわゆる授業規律ということになるわけですが、そういったこととあわせて、わかる授業であるか、楽しい授業であるかということを工夫することによって、子どもたちの授業に集中する度合いが違う、それがまた授業改善の一つの視点であると。


 例えば子どもたちの私語が多い、あるいは何となく学級・クラスが落ちつかないというところあたりをいかにするのか。それが授業であるならば、今申し上げたわかる授業になっているのか、子どもたちが楽しんでいる授業になっているのかというところからの切り口で子どもたちに対するのが、その方法であろうと思っておりますときに、あえていろいろな学習形態に使える環境をブラインドしなくてもいいのではないか。私の考える視点からは、そういったところで先生方に意を注いでいただいて、子どもたちにわかる授業を展開していただければというふうに念願をしているところであります。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  教育長さん、今、飛行機が飛んでいきました。例えばここがガラス窓で、だーっとあいておったら、どこかなときっと見るかもしれません。


 私は、毎日ブラインドで閉めなさいと言っているんじゃないんです。用途に合わせて、今ひょっとしたらこの時間は集中してもらいたい。そういうときにカーテンをぴっと引いて、「さあ、みんな頑張ろうね」、その部分で厚手のカーテンとか、そういうものを依頼しているんです。


 それと、このオープンスペースに対しまして、ただいま南部小学校も見学させてもらいましたね、建築中です。調理実習室には廊下側の窓といえばいいか、廊下側はもうあきっ放し、ドアもなかったらかぎもない。調理実習室にはやっぱり包丁もあるだろうし、調理器具もある。あるいは音楽室、準備室にしたら、南部小学校はマンドリンもたくさん保管してあるでしょう、ミシンもあるでしょう。いろいろな意味で準備室というのも、準備のために欠かせない。特に調理実習に関しては、次の授業のために下ごしらえをしておる先生もおられると思います。そういう意味では、やっぱりドアをつけて、かぎを閉めなきゃいけない、そういう用途もあると思います。


 今教育長さんの言うておられる、それこそ本当にこの子どもたちは先生方のアイデアで集中できるような、そういうふうに楽しく、興味の持てる授業になればいい。これは教育長さんにすれば、理想であったり、指導書の答えかもしれませんが、子どもたちと実際の形を、それこそ足を運んで見てもらっている新しい市長さんからのご答弁をお願いしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  申しわけありませんが、現場は掌握しておりませんので、これから勉強させていただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  そうしましたら、教育長さん、この南部小学校のただいま建築中のところにも窓やドア、そしてかぎ、この部分に関してもこのままでいいと思っておられますか。あるいは厚手のカーテン、臨機応変に使えるような、あけたり閉めたりできる、そういう形、これはまず大人がしてあげなきゃならない大事なことだと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  それぞれの学校建築あるいは改修という際には、現場の声も聞いておるところでございます。その学校の先生方の意見なりというものも取り入れた形での建て方という形で行ってきておるわけで、私どものほうの一方的な思いで補修なりをしているわけではないということをまず第1点、お断りをしておきます。


 そういった中で、今ほど子どもたちにとって学校の中での安全ということもありますので、それは例えばかぎのかかる戸棚であったり、必要な形での設備をしっかりとしているつもりでございます。


 先ほど窓の話もございましたが、学校によって二重になっている窓、そういった窓を採用している学校もございます。ということで、必要に応じて安全に子どもたちが学習をできるようにという、しつらえにはしておるつもりでございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  今、教育長さんは、二重になっている窓というのは、外側の窓のことをおっしゃっていると思います。私は廊下側の壁面を言っています。そういう意味では少し違いますが、ただ先生方の意見を聞いてという答弁がありましたが、先生方は本当に大変だと言っておられます。


 それで、南部小学校は廊下側にちゃんとドアが入り、ガラスが入ったじゃないですか。私は、南部小学校のその廊下側の戸、ガラスのあけ閉めで、夏の換気をしながら、それでその透き通ったガラスで―本当はすりガラスがもっとよかったという意見もありましたが、「先生、ここに掲示物すればいいがけ」という、そういう話をしてまいりました。これも一つの検証から出た新しい形だと思います。


 そういう意味で、まだしつこいですが、西部小学校も東部小学校もそういうカーテンができるかどうか、財政課長さん、財政面でいかがでしょうか。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  急に質問を振られまして、どの程度の予算が必要かどうかを検討しないと、ちょっとお答えはできないと思います。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  まず、カーテンがどれだけするがか、アコーディオンカーテンがどれだけするがか、財政面をまず一回意識して、こういうものが要るがじゃないかというところで意識を持っていただきたいと思います。これは私だけの意見ではありません。本当にたくさんの皆さんが、子どもの教室を何とかしてもらいたいという意見で、私のところへ電話も何件も来ておりますので、本当に市がこれを上げて、熱心に取り組んでいただきたいと思っております。


 それでは、2つ目の質問に入ります。


 2010年の国民読書年についてですが、これは奥野課長の予算説明の中で、ことしは国民読書年なんだなとやっとわかる私ですが、せっかくの機会です。子どもたちが本好きになるよいチャンスだと思いますが、読書についてお伺いいたします。


 アといたしまして、子どもたちが読書に親しむための取り組みは、いかがですか。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  子どもたちが読書に親しむためにどのようなことが展開をされているかということでありますが、本に親しむ子どもたちを目指して、例えば各小中学校では「朝読書」と通常呼んでおりますが、朝の15分の時間に読書をする。それぞれが自分が読みたい本を持ってきて読書をするという、そういった活動でありますけれども、朝読書をやるというふうな形は、今ほとんどの学校がそのことに取り組んで、子どもたちにできるだけ本に親しんでもらおうというふうな形で、それを例えば目標の数値に入れている学校もございます。


 また、それぞれの児童会あるいは生徒会に図書委員会等があるわけでありまして、その委員会活動としても図書委員の皆さんが全校生徒に呼びかけるとか、それからまた司書の方を配置しておりますので、それぞれの司書の方が学校図書館より子どもたちに入りやすいような形での整備もいただいておる、そのようなことを展開しているところでございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  それでは、次のイの質問に移ります。


 先ほどのアの質問の中でも、やっぱり読み聞かせなり、地域の皆さんが学校の中へ入って本を読む、本が楽しいということを盛んに推進していらっしゃることも実態の一つかと思いますが、それではイです。


 生後4カ月健診でブックスタートの取り組みをという質問ですが、これは以前に同じ質問をしております。健診を終えて、絵本の見せ方やお話の仕方も同時に楽しめるような、そんなことはできないですかということを聞いておりました。その後ブックスタートはできませんが、健康センターに赤ちゃんの絵本コーナーができたと思っております。


 昨年1年間で、平成21年12月末まで285人の赤ちゃんがお生まれになっております。1,000円の絵本をプレゼントしても28万5,000円です。子どもたちが本が好きになるという一番最初は、赤ちゃんは読むという形ではなく、見る、なめるからスタートすると思います。そういうところが、本がおもちゃであればいいんじゃないかということで、ことしのこの国民読書年を機会にぜひかわいい絵本プレゼントはいかがですか。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  これは、私どもの所管ではないとは思いますが、市の健康センターのほうへ問い合わせて、今こういう形であるということをお聞きしましたので、そのことをお答えいたします。


 ブックスタートというのは、絵本等を配布して、赤ちゃんと保護者が絵本を介して心ふれあうひとときを持つきっかけをつくるという活動のようでございますが、滑川市におきましては、絵本の配布等のブックスタートは実施をしていないところでありますけれども、健康センターにおきましては、4カ月健診の際に母子保健推進員―15名いらっしゃるそうですが、元保育士の方でありますとか、看護師あるいは主婦の方もいらっしゃるということのようですが―が絵本の読み聞かせを行って、保護者とともに赤ちゃんの反応を見ながら、楽しいひとときを過ごすきっかけづくりという形で活動が行われているということでございました。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  上市町でも、ブックスタートをことしから始めますということで、新聞に報道されておりました。このブックスタートというのは、私だけではありませんし、同僚の議員からもたくさんの質問の中で入っていたと思います。


 そういう意味で、教育長さんはいろんな意味で活動しているからいいんじゃないかと。ところが、教育の推進の一番根源は赤ちゃんです。この赤ちゃんからのスタートができないと、大きくなって上辺だけ「上手だ」「きれいだ」「頭もいい」「よし」だけで子どもは育たない。大事なのは、心づくりではないかと思います。


 それで、ここは市長さん、子ども課をぜひつくりたいという市長さんにお答えいただきたいと思います。感覚でいいです。感性、この後どうすればいいかなという思いでお答えください。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  子どもの感性、やっぱりスタートが大事だと思います。


 私は保育所に毎年、卒園式、入園式に行って挨拶をしておりまして、「ご本好きですか」と言いますと、子どもはみんな「好き」という答えがちゃんと返ってきます。物心がついたころには、やっぱり4カ月ですか、こういう感性を高めるためにスタートさせてあげるべきだと思います。一応、私の気持ちをお伝えします。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  このブックスタートに関しては、本当にこれからしっかりと子どもたちの将来を見据えて、小さなお金が大きな人間という財産に変わっていく、ぜひこのことも頭に置いておいていただきたいと思っております。


 それでは、ウに行きます。


 学校図書の蔵書冊数は文部科学省基準に到達していますか。小学校、中学校別に基準と現在数と割合をお願いいたします。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  お答えをいたします。


 小学校の蔵書は、図書標準が約5万3,000冊ということになっておるわけですが、それに対しまして約5万冊、達成割合が94%となっております。


 中学校におきましては、図書の標準が約2万4,000冊に対して約1万6,000冊、割合として67%の蔵書となっているところであります。


 学校図書館の図書標準の達成率が低い学校につきましては、重点的に蔵書の確保を行うなど図書の充実に努めていきたいというふうに考えております。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  そうしましたら、小学校は94%、中学校は62%ということで、本当に中学校というのは心も多感な時期ですので、十分な手当てをしていただきたいと思いますが、そのままエに入ります。


 学校図書館専任司書が小学校に配属されて8年が経過していると思いますが、増員は考えられませんかという質問でございます。


 私が初めて議員になったとき、小学校にも専任司書をという質問をいたしました。当時は、2つの中学校に1人の司書さんの活動だったんですが、この司書さんはすばらしいという答弁がございました。その後、小学校にも7校で3名の増員があり、現在、小学校、中学校の9校で4名の専任司書が回っておられる状態かと思います。


 今は時代も少しずつ違っており、本当に悩みの多い皆さんのためにも、2中学校に1人ずつの配属はできませんか、お伺いいたします。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  学校の図書館司書につきましては、今ほどお話がありましたように、平成13年4月から1名で2つの中学校を兼務、平成14年4月から4名体制ですべての小中学校兼務ということでありますが、担当をしていただいておるところであります。それぞれに各学校から司書を配置していただいて本当にありがたいというふうに、その効果を聞いておるところでありますが、私どもとしましては、各学校1名というふうな形にならないかなという形で増員要求をしてまいりたいというふうに考えております。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  今ほどの前のウの質問ですが、中学校は2万4,000冊が標準で、1万6,000冊と。2つの中学校のうち、どっちが少ないんですか。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  申しわけございませんが、内訳までちょっと手元にございませんので、後ほどお願いしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  私は、この中学校が低いのかなという、そういう思いでこの質問に特に入ったわけですが、中学生は本当に大事な部分というのは受験勉強ばっかりになっていくだろうという形で安易に考えられてはだめじゃないかなと思います。それは、早月中学校と滑川中学校に常に図書室に専任司書の方がいらっしゃれば、本当に休み時間にでもちょちょっと相談事を含めて、やはり本に頼るという言い方、変ですね。本から得るというものが増えてくるんじゃないかと思っております。


 そういう意味では、今教育長さんの答弁にありましたが、ぜひ財政課にお願いしていただいて、2つの中学校に1人ずつ、一気に小学校まで全部必要というまでまだ段階があると思います。最低2つの中学校に1人ずつの専任司書の方の配属をお願いしたいと思います。これは特に強い要望でございますので、よろしくお願いいたします。


 それでは次、オに入ります。


 学校の図書室を開放して、地域ぐるみの読書週間への取り組みはできませんか。


 これは、その専任司書を含めて図書室が大事だという質問の中に、私、そのときも同じことを言いましたが、私の地元の西部小学校は、とてもきれいに図書室が整理されております。本当にいつもきれいな整理整頓です。子どもたちが地域の人たちと、特におじいちゃん、おばあちゃんと図書室へ一緒に入る光景はすてきじゃないですか。この読書年をいい機会にして滑川市読書週間とかを設ける、経費はかかりませんので、こういうのも設けながら読書とか本とか、こういうふうなところに心を動かしてみてくださいませんか、お伺いします。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  子どもたちが生き生きとした学校生活を送れるようにするために、学校の中に心の居場所といいますか、そんな場所が1つには図書室であったりということかなというふうに思ったりもするわけでありますが、地域へ開放してはどうかということでありましたが、ただ小学校、中学校の図書室、図書館におきましては、ほとんど児童・生徒向けというふうな形の蔵書ということになっておりますので、そういう意味では蔵書分野の問題でありますとか、あるいは管理でありますとか、そんなような形で、現在のところはそういったことを考えてはいないわけでありますが、市立の図書館もあることから、せいぜいそちらのほうをまた利用いただきたいなという思いではおるところであります。先ほど議員おっしゃいましたように、例えば小学校へはボランティアで読み聞かせに来ていただいているというグループの方々もいらっしゃいます。


 それからまた、先ほどの学校の図書館司書の方々で、情報交換かたがた、例えば布製の大きな読み聞かせの背景の絵をつくっていただいたり、そんなことも活動としてやっておるわけでして、そんなことも合わせて、できるだけ子どもたちに本に親しませたいという思いでの活動は展開をしておるつもりでございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  学校開放というか、図書室を開放して、決して専門書を借りに来る方はいらっしゃらないと思います。1年生か2年生の子どもがおじいちゃんとおばあちゃんに手を引かれて、もう一回学校まで行って、本を借りてこようね。そういうふうな形での読書週間でもいいんじゃないかと思っております。


 富山県が11月に読書月間というふうに掲げられました。私は、滑川市だって読書週間、これは経費も要らないし、もう呼びかけ、それこそ熱意だけでできる大きな事業ではないかと思いますが、教育長さん、いかがですか。


○議長(中川 勲君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  一つの形で期間を限定してという形もありましょうが、先ほどお話ししました図書館司書の研修会で「おすすめの本一覧65冊」というふうな形で良書を選定をいただいたりというようなこともしておりまして、子どもたちに65冊のこんないい本があるよということをまた広報して読ませたいなと、そんな思いで活動もしているところでございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  専任司書さんの専門書を一生懸命探すのは結構です。


 ただし、私の言いたいのは、大事なのは、市民の皆さんにことしは国を挙げて読書年だ、2010年国民読書年です、そういうことの呼びかけと本に対する意識、これは本当に広報活動で十分できて、ここは月間というのを県が示したわけですから、滑川市はこの1週間を読書週間と、こういうのは本当に取り組みやすい一番の取り組みではないかと思っておりますので、新年度でそういう週間もまた出てきたらうれしいと思って、この質問は終わります。


 次、庁内改革についてお伺いいたします。


 嘱託職員の皆さんに異動をお願いしたいという思いです。市役所の職員と同じ仕事を受け持って、市民サービスに取り組んでいらっしゃる中で、その人にしかできない仕事―エキスパートの方は別ですが、一般事務に携わっておられる方やいろいろ分野で能力を発揮しておられる方は、それぞれの能力が再発見できる、そういうためにも私は異動によってマンネリを防ぎ、心ややる気もリフレッシュし、ずっと同じところで毎日の仕事に楽しみやら新しい発見がないというのも寂しいんじゃないか、そういう思いでこの嘱託の職員の皆さんにも異動があればいいのになというふうに感じておりました。そのずっと昔は異動があったそうですが、これからもそういう嘱託職員の皆さんの異動ということは考えられませんか、いかがですか。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  それでは、嘱託職員にも異動を考えられないかというご質問に対してお答えいたします。


 嘱託職員は、一般職員と違いまして、必要が生じた場合、臨時的かつ期間を定めてその嘱託職員の持つ専門的なスキルなどを考慮して嘱託しておるものでありまして、異動ということはそもそも想定していないものでございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  そのずっと昔というのは、もう3代ほど前の市長さんのころでございます。ですからまた、そのときだけという寂しい思いではなくて、滑川市の職員数が非常に少ないという、そういう状況の中で、嘱託職員の皆さんに頼っているというところも大ではないかと思います。こういうこともあわせて、嘱託の職員の皆さんにやはりやる気やら元気やらリフレッシュやらというもので、もう一度考え直していただいたらうれしいです。


 次、2番目といたしまして、職員のためにタイムカードの設置をと書いております。


 これは、朝の出勤時に大ホール側のあの廊下のところに出勤簿が置いてあって、みんな判こを押して出られるんだと思います。3階の事務局の女性でも判こを忘れたら、また3階まで行って判こを押しに戻るんだろうと思いますが、タイムカードがないことに市民の皆さんは「何で滑川市の市役所にタイムカードないがけ」という質問をされておりますが、タイムカードというのはいかがですか。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  タイムカードの設置についてでございますが、職員の出勤につきまして、今ほど議員のほうからもお話がありましたように、勤務時間開始前に出勤簿に押印するということから、また退庁する際といいますか、超過勤務を行う場合は、所属長の命令に基づきまして超過勤務命令簿を総務課に提出することによって、所属長がその時間を把握しているところであります。


 今、非常に多くの民間の会社等ではタイムカードを使っているところが多うございますが、それも有効な一つの方法ではあるとは思いますけれども、現在のところ、所属長が職員の出勤時間・退庁時間をきちっと把握しておりまして、そこまでの必要はないのではないかというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  そこまでの必要がないということですが、ただ市民の方々からすれば、どのように仕事をし、何時まででも残っておられても、ありゃ本当に仕事をしておられるのかという逆の見方もございますので、そのへんのところを「きのう残業手当出ておらんがに、あんた、何で8時20分なんけ」という、そういう逆の発想もあると思いますので、本当に市民の皆さんは電気がついておるだけで、1人残っておられるのか30人残っておられるのかわかりませんので、そういう意味でも、しっかりとお答えできる体制づくりはこの後考えていただきたいと思います。


 次に、職員の兼務。


 これは、生涯学習課長とスポーツ課長を兼務しておられる。あるいは文・スポのほうでも、交流プラザの仕事も含めて兼務。兼務兼務でいっぱい来ておられますが、兼務に負荷はかかりませんか、いかがですか。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  本市の職員数につきましては、昨年の4月1日現在ですけれども、245人ということで、住民の1,000人当たりの職員数に直しますと4.19人と、県内10市の中で最も少ない状況でございます。


 その限られた人的資源の中で、市民ニーズに的確にこたえていくためには、職員の能力を最大限に引き出す人事管理が求められているところであります。


 今、兼務ということで勤務していただいている方の多くは、例えば選挙事務ですとか、あるいは昨年ありました定額給付金などのような突発的な仕事や、あるいは職員が退職あるいは出産という年度途中の職員数の増減について兼務をとって、何とかその期間を仕事をしてもらうという形をとることが多うございます。


 今おっしゃいました課長の兼務というのもございますが、これもなかなか管理職を多くしますと、下で実際動く人が足りなくなるということもございまして、そういうようなことも配慮してのものだというふうにご理解いただきたいと思います。


 いずれにしましても、少数の職員によりまして、住民サービスへの低下がないように適正な人事管理を計画的に行うということで、職員採用もこの後、退職者等の後はきちっとそれを補充するとともに、今いる職員についても人材の育成ですとか、資質の向上ということにしっかり努めて、職員に過度の負担がかからないような体制にしていきたいと思っております。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  10市の中で245人、最低ですと。私は職員が少なければ少ないほどいいとはあまり思っていないタイプの一人なんですが、本当に住民サービスと、市民の皆さんも今の滑川市に対してちょうどいいのかなとか、あるいは足りんがかなとか、多過ぎるのかな、それぞれにわからない部分があると思います。


 ただ、あまりにも兼務で管理職を増やすと、下で働く人が少なくなる。これはもうとても大変なことで、それこそ下の職員はやっぱり確保してもらいたい一番の部分ですから、管理職を締めて少なくすることばっかりでも、またいけないんじゃないか、そういうふうに思っておりますので、これからまたいろいろと考えていっていただきたいと思います。


 4番といたしまして、文化・スポーツ振興財団をもとのサン・アビリティーズ滑川に戻せばどうかという質問です。


 文化とスポーツの一番の拠点がなくなっているんじゃないかと思いますが、いかがですか。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  お答えいたします。


 文化・スポーツ振興財団の事務局につきましては、最初は市民会館のほうにございまして、次はサン・アビリティーズ滑川のほうに移りました。また、現在、平成19年6月以来、市民交流プラザの開館に伴いまして、今の市民交流プラザのほうにおるわけでございます。


 この移動した理由でございますが、市民交流プラザの開設の際に、施設の管理運営費を節減するというふうなこともございまして、現在のところに行っておるわけでございますが、これによりまして、職員の育成ですとか、スムーズな運営などの一定の成果があったのではないかというふうに考えておるところであります。


 議員のご指摘のように、またもとのサン・アビリティーズ滑川に戻せばどうかということでございますが、現在、事務所では打ち合わせをするような場所もないわけでございまして、財団の拠点としては、幾つか問題点もあるのかなというふうに思っております。また、いろんな体育施設等が文化・スポーツ振興財団だけではなくて、体育協会ですとか、ほかの団体も指定管理を受けているような状況にあると思います。


 そういうような中で、指定管理のこの後のどの施設をどういうふうに運営していくかというようなことも含めまして、どこに拠点を置くべきかを検討してまいりたいというふうに考えております。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  市民交流プラザの1階に文・スポがありますが、サン・アビへ移ったことで経費節減と、サン・アビは滑川市は買ったわけでしょう。あそこは国からの払い下げで、滑川市のものだと思っています。そういう意味で、あそこからこっちへ入ってくるということは、経費節減にならないと思います。もちろん同じ滑川市の中でもサン・アビリティーズという運営母体から市民交流プラザという母体が違うのかもしれません。サン・アビリティーズは、その前に滑川市が買ったものと思っておりますが、国から払い下げのものと聞いておりました。もう一度、そこを確認します。


 ただ、市民交流プラザの1階は、支配人さんとか管理者があそこにおられないと、交流プラザの支配人は全然顔が見えません。5階か4階の陰におられますね。そういう意味で、私は市民交流プラザがもっともっと市民に親しくなっていただいて、市民の人たちが来られたら、「ありがとう、ありがとう」と言うのは、交流プラザの支配人であり、職員である。文・スポさんは管理団体である。この部分を少し明白にきれいにしないと、あそこの1階には、市民交流プラザの非常のためのボタンとかいろんなものが全部横に設置されております。そういう意味で、あそこは支配人あるいは交流プラザの職員が逐一管理していかないと、文・スポの職員があそこを占めておってはだめじゃないかということを改めて聞きたいと思います。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  まず支配人についてでございますが、支配人は交流プラザ全体の支配人ではないということをまずご理解いただきたいと思います。交流プラザはあくまで文化・スポーツ振興財団が管理運営を行っております。支配人はそのうちの上のほうの部分の支配人ということですので、そのへんはご理解いただきたいと思います。


 それで、文化・スポーツ振興財団が今現在のところへ売ったというところでございます。サン・アビリティーズは、確かにおっしゃるとおり、市のほうで購入したものでございますけれども、交流プラザが新しくオープンするという際に、やはりふなれな者も多うございますし、それの指導あるいは少人数で幾つも回るというようなことも考えまして、そういう意味でそこに新たに多数の人を配置するのではなく、現在いる方も含めて少人数でそこを回そうということで、今の交流プラザのほうに事務局が移ったのではないかと、私は当時おりませんので、そういうふうに聞いておるところであります。


 ですから、今後、今ある程度一定の運営も軌道に乗っておりますし、ある程度ノウハウも蓄積されてきていると思います。そういう中で、今後いろんなほかの施設の管理運営の状況も含めまして、またいろんな財団で行っている自主事業も少しずつ変わってきております。そういうようなものも含めて、今後どこにスポーツ文化の拠点を置くかということを改めて検討してまいりたいというふうに考えております。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  文・スポの形でありますが、本当に大変だなと思うのは、文・スポの仕事をしながら、4階のスポーツジムのようなところを担当しておられる職員、あっちもこっちも文・スポの文化の推進というのはほど遠くなってしまったらどうしようと、どうしようですよ。だめですとはまだ言っていません。そういう意味で、非常に心配をしているものでございます。


 とにかく文化・スポーツ振興財団が形をしっかりと各施設の管理というものを一番受け持っていらっしゃいますので、市民交流プラザもその中の一つだとは思います。ただし、支配人がいろんな市民サービス、あるいは2階が福祉課、社会福祉協議会、あるいは3階の多目的、それらのことを文・スポが全部やるのが、今は指定管理者ですので、次の話に入っていくわけですが、文・スポの拠点というものも改めてもう一度考えていただきたいと思います。


 それでは、指定管理者についてです。時間もなくなりました。急いでしゃべります。


 指定管理者制度の導入でどのような効果が出ていますか。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  では、お答えいたします。


 一般的に指定管理者制度のメリットは、行政主体の管理運営から顧客ニーズを的確にとらえ、きめ細かな対応を行う民間業者の発想を取り入れることにより、これまで以上に利用者サービスを向上させるとともに、民間の知恵、ノウハウを活用することで管理経費の節減が期待できると、これが一般的な解釈でございます。


 現実に、我が市の場合はどうであったかと。


 まず、指定管理に係る予算につきましては、我が市の場合、従来から公の施設の管理費には、人件費を中心に管理経費を節減しておりましたので、予算的には大幅な節減には至っておりません。


 続きまして、利用者増でございますが、指定管理後、3年前からやっておりますが、目立って利用者数が増加した施設はございませんが、東福寺野自然公園は入園者が増加しております。


 それから、市民へのサービスの観点からですと、総合体育センターは、ことしの4月から利用料金制を採用するということで、今ご提案しておりますが、この前から年末年始以外は毎日開館に変更して、利用者の利便にこたえていただいております。


 そのほか、ほたるいかミュージアムにおきましては、指定管理者のほうでシーズンオフ、冬場の料金値下げなど利用者本位の運営を行っていただいております。


 いずれにしましても、市は利用料金制に移行することによって、管理費の縮減を行ってくださいよ、それから積極的にPRして利用者増をお願いしますよということをお願いしておりまして、今後とも各施設の市民満足度のアップを図っていきたいと考えております。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  本当にそのとおりで、東福寺野自然公園は市民の憩いの場になっていると思います。


 (2)といたしまして、市民交流プラザの指定管理者の公募は12月に行ったと報告がありました。どのような業種で何件の応募で、また全国に発信しておられますか、お伺いします。


○議長(中川 勲君)  山下高齢介護課長。


○高齢介護課長(山下貴章君)  議員さんの市民交流プラザの指定管理公募につきまして、どのような業種で何件の応募か、そして全国に発信しているのかという問いにお答えいたします。


 市民交流プラザは、平成19年の6月にオープンいたしまして、オープン時は財団法人滑川市文化・スポーツ振興財団が指定管理者となっておりましたが、平成22年3月をもって指定管理期間が満了することから、12月号の広報や市のホームページを通しまして全国に発信しまして、新たな指定管理者を12月10日から12月25日までの間、公募したところであります。


 応募の結果は、財団法人滑川市文化・スポーツ振興財団1件だけでございました。


 それと、また全国にも発信しているかとのことでございますが、インターネット等を通じまして、ホームページからでも申込書等をダウンロードできますので、全国に発信しているものと考えております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  市民交流プラザの指定管理者が文・スポ1件だけだった。


 私、市民交流プラザの指定管理者が文・スポではだめじゃないですかという質問は19年にもしております。私たち産業厚生建設委員会で広島から大阪の河南町へ視察に行ったときに、同じく健康センター、スポーツ施設、入浴、ここの場所を視察に行きました。この場所の指定管理者は、東京のコナミスポーツですね。それくらいにどこにどのような分野を受け持ってもらったら、ここが発展するのかというのを、パソコンにぱっと入れて、「はい、全国に行きました。みんな見られたでしょう」では、私、だめじゃないかと思う。もっともっと職員の皆さんの知恵を使って、人脈を使って、今のこの時代です。本当におふろもあり、健康もあり、役所も入り、そういう部分で大きな建物に対して、「はい、そこでやって」、公募して文化・スポーツ振興財団1件だけの応募、これは寂し過ぎませんか、もう一度お伺いします。


○議長(中川 勲君)  山下高齢介護課長。


○高齢介護課長(山下貴章君)  実際に応募があったのは、文化・スポーツ振興財団、この期限内にあったわけですけれども、ホームページ等を見て、ほか市外の業者でありましたけれども、問い合わせ等がございました。でも、実際の申し込みは文化スポーツ振興財団1件だけであったということでございます。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  大手のコナミスポーツさんに滑川市もどうですかという問いかけぐらいしましょうよ。市民交流プラザはとても大きなものですから、これは大手じゃないとなかなか無理なところもあると思います。


 それでは最後、4番目、福祉についてです。


 障がいの残った方々が福祉券の導入により、本当に喜んでいらっしゃると思います。


 私は気づきませんでした。自分でとてもがっかりしております。障がい者のためのタクシー券、これも福祉券の中に入りませんか。お願いいたします。


○議長(中川 勲君)  坪川産業民生部長。


○産業民生部長(坪川宗嗣君)  それでは、タクシー券も福祉券に入らないかというご質問でございます。


 今、議員がおっしゃったように、障害者の無料入浴券は新年度から、議員が再三この議会でもこれまで提案されてきたように、床屋さんあるいはパーマ屋さんでも使えるように拡大ができました。


 そこで、今度はこのタクシー券をそのようにまたできないかというご質問だと思います。


 このタクシー券につきましては、従来から障害を持った方の移動の手段を助けるということで、できるだけ生活の行動範囲を広げていただこう、あるいは社会参加をする機会を何とか支援しようということで設けた制度でございまして、軽度の方については、「のる my car」の券をお渡ししておりますし、「のる my car」に乗れない障害の程度の重い方については、タクシー券ということで出しておるわけです。


 それで、議員のほうとすれば、なかなかタクシーにも乗れない方もおられて、せっかくこの制度があるんだけれども、利用できない方のために福祉券ということで、公衆浴場や理容・美容にも使えるように拡大ということでのご提案だと思いますが、もともとの趣旨が先ほど言いましたように、行動範囲の拡大、社会参加の促進ということでありますから、そのようにお使いをいただくということでご理解をいただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  開田晃江君。


○9番(開田晃江君)  0秒になりました。このタクシー券はなぜかといったら、知的障がいの方が紙を持っていてもタクシーを呼べない。この部分に気づかなかった私もちょっとだけ反省しております。


 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(中川 勲君)  暫時休憩いたします。


 午後1時再開します。


                午前11時56分休憩


         ──────────◇──────────


                午後1時00分再開


○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 8番浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  これまで質問をしてまいりました主要課題について、通告してあります諸点についてお伺いいたしたいと思います。


 まず、第1点目は、高齢者無料入浴券のみのわ温泉での使用についてでございます。


 この課題につきましては、私は、平成16年3月議会定例会に質問させていただいてから、今日まで6年間に5回ほど質問させていただきました。そして、これまでの答弁につきましては、浴場組合との取り決めは崩すことができないということでございました。また、一時期、市民交流プラザが完成した時点で検討したいという答弁で期待を持たせられたときもありましたが、それ以後につきましては、浴場組合との協定を尊重しつつ、タイミングを見計らって協議をしたいとの答弁の繰り返しでございました。そして、今日まで具現化には至っておりませんでした。ところが、先日の同僚議員の質問に対しまして、高齢者無料入浴券をみのわ温泉でも利用できるようにするという答弁がございました。


 このたび市長がかわりまして、上田市長には、みのわ温泉を利用される高齢者の方々の生の声をお聞きになり、みのわ温泉での無料入浴券の利用について理解を示され、浴場組合との協議について前向きであるとのことを耳にいたしておりました。このように早くも実現できるということに対しましては、うれしくもありますが、現実驚いております。


 そこで、高齢者無料入浴券のみのわ温泉での使用については、浴場組合さんと行政との相互理解の問題であるわけでありますが、浴場組合さんに理解を求めるべく協議をされる機会を持たれたものというふうに理解をいたしております。その協議について、いつ、どこで、だれが行われたのか。その状況、協議内容について、まず1点お伺いをするものであります。


 続いて質問していきます。


 またこの事業は、市単独事業であるわけですが、高齢者無料入浴券のみのわ温泉での使用については、以前から何度も申し上げておるわけでありますが、上田市長も現場のほうで直接お聞きになったと思います。これまでみのわ温泉を利用される高齢者の方々の切なる思いであり、声であったわけであります。そして、新年度予算にも老人のための福祉のまち推進費、高齢者無料入浴券給付費として、22年度は、1,254万8,000円の予算化がなされておるわけでありますが、みのわ温泉での利用に関しては、その予算内のことでありまして、財政的には全く支障のないことであるわけであります。要するに、制度の中身だけの問題であったわけであります。


 そこで、再度確認するわけでありますが、この制度の中身に今まで記載されておりませんでしたが、みのわ温泉での入館可能、変更あるいは改定される予定であるかどうかと同時に、この無料入浴券を具体的にいつから実施されるのかをお伺いいたしたいと思います。


 まとめて2点、よろしくお願いします。


○議長(中川 勲君)  山下高齢介護課長。


○高齢介護課長(山下貴章君)  それでは、今ほどの浦田議員の高齢者無料入浴券のみのわ温泉での浴場組合との協議の状況等につきまして、お答えいたします。


 浦田議員も過去定例会におきまして何度もこの無料入浴券でのみのわ温泉の利用につきまして利用できないかということを提案してこられましたけれども、申されたとおり、浴場同業組合との協定により利用できない状況でございました。しかし、何度も浴場同業組合と協議を重ねてきたわけでございます。それで、このたびようやくご理解を賜りまして、みのわ温泉での利用について了解を得たところであります。


 一番大きな交渉の内容で、東加積や山加積地区の住民の方々の要望が非常に強いということで、何とか住民の要望をかなえてあげたいということを申したところ、検討されまして了解していただいたものと思っております。


 それから、市民交流プラザがオープンしてから3年余り経過しております。それでその影響といいますか、やや落ちついてきたということも考えられると思います。そういったことで、新年度4月からこのみのわ温泉も利用できるようにということで、無料入浴券に入館料との差額の支払いを明記して配布する予定でおります。


 これで市内入浴施設がすべて入浴できることになったわけでありますから、健康増進そして地域コミュニティーの場として、みのわ温泉ともども公衆浴場、銭湯も大いに利用していただきたいなと思っております。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  今ほどの答弁、ありがとうございました。


 ただ1点、協議がいつの時点で了解をいただかれたかをお聞かせいただければと思います。


○議長(中川 勲君)  山下高齢介護課長。


○高齢介護課長(山下貴章君)  協議は2月下旬、銭湯の組合長、塩湯さんのほうへ出向いて状況をお話しし、その後こちらの思いを伝えて組合の中で協議していただいて、後日了解したという返事をいただいたところでございます。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  2月下旬に交渉を持たれたということでよろしいですね。


 ということであります。市長選が終わってからという話だろうかなというふうに思っております。そういったところで私も大変喜ばしい答弁でございまして、6年間言い続けたかいがあったかなというふうに思っております。


 と同時に、新市長になられ、高齢者の声を聞かれ、なかなかよい政治的判断をされたなと感謝を申し上げたいと思っておりますし、また、協議にこぎつけられた職員の皆さん方にも感謝を申し上げたいというふう思っております。


 何よりも本当に喜ばれるのは、みのわ温泉を利用される高齢者の方々であろうかと思っております。本当に高齢者の方々が、笑顔で喜ばれる、そういった制度、それが私も本当の福祉であろうかなというふうに思うところであります。


 ただ、今後につきまして、みのわ温泉で、4月から高齢者無料入浴券が利用できることになったということでありますが、これから「広報なめりかわ」やホームページ、ケーブルテレビ等でPRをしていただいて、あるいは福祉課の窓口や高齢者の方々の集う場でもしっかりと周知していただけるようお願いしたいというふうに思っております。コメントをいただければ幸いかというふうに思っています。


○議長(中川 勲君)  山下高齢介護課長。


○高齢介護課長(山下貴章君)  今言われました内容等につきまして、高齢者の集いの場とか、老人クラブの研修会等もあります。その場をかりましていろいろとPRしていきたいと考えております。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  ありがとうございます。よろしくお願いします。


 次に、2点目は、石坂豊一氏をしのぶ記念公園の整備についてでございます。


 この課題につきましても、昨年9月定例議会で質問をさせていただきました。そのときの答弁は、まずは、地元の取り組み並びに用地等の提供が最優先であると考えており、市としても地元がどのような意向であるかを伺いながら検討していきたいということでございました。


 それを受け地元では、石坂豊一氏の孫にあたります石坂誠一氏の意向を踏まえながら、東京の石坂誠一氏の自宅まで出向きまして、大崎野の地にある石坂誠一氏所有の750坪の宅地を、本市へ寄附していただけるようお願いしてまいったところであります。過日、快く寄附の申し入れがございました。そして、最近寄附の手続も終わりまして、登記も終了していると聞き及んでおります。


 当市初の名誉市民であります石坂豊一氏は、地元の誇りであり、当市の誇りでもあるわけでありますが、次世代の子どもたちへ永く語り継いでいこうということで、地元では記念碑を建立しようという機運が盛り上がってきておるところでございます。それを受け世話人会も発足され、そしてまた市へ要望書も提出し、石坂豊一氏の生家の跡地を公園化にということでお願いをしているところでございます。そして現在地元では、それに向け実行委員会を立ち上げようということで準備が進められているところでございます。


 これが現状でございますが、地元につきましては、さきの9月定例会の答弁に基づいて、真摯にそれに沿うよう努力、取り組みをしているところでございます。したがって、当局もまた地元の意向を踏まえ、公園化への整備について検討いただきたいものと思うわけでありますが、ご見解をお尋ねいたします。よろしくお願いします。


○議長(中川 勲君)  池本総務課長。


○総務課長(池本 覚君)  昭和43年に滑川市の初めての名誉市民となられました石坂豊一先生の数々のご功績につきましてはご案内のとおりで、大変すばらしい方でございます。市としても名誉市民の顕彰ということで、広く後世に知らしめていこうということで、これまでも石坂先生を紹介するいろいろな展示会ですとか、市広報、いろいろな刊行物を通して、先生のご功績を紹介してきたところでございます。


 名誉市民の功績をたたえまして後世に伝える、顕彰ということの一つの手段として、議員ご提案の記念公園という公園の整備は一つの有効な手段であると考えております。


 今ご質問の中にもございましたが、ご遺族でございます石坂誠一氏から先般、大崎野地内の土地750坪をご寄附いただきまして、2月下旬に市としても登記を済ませたところでございます。今おっしゃいましたように、世話人会の方々もご活躍されているということをお聞きしておりますし、近く実行委員会も立ち上げられるということでございますので、石坂誠一氏のご意思、あるいは地元の方々の意向というものもございます。そういうことでこれを公園化するということでございますが、どういった整備方法をしていけばいいのかということで、地元の方々のご意向も十分踏まえて協議しながら、今後検討してまいりたいと考えております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  今ほどの答弁につきましては、前向きな答弁と理解してよろしいですね。


 確かにこの公園化という事業は、まことに小さい事業ではございますが、先ほども申しましたように、地域の声の盛り上がりと協力、そしてまた行政の指導を仰ぎながら、かかわってつくり上げていく事業であろうかなと思っております。そういった観点から、まさに自助・共助・公助の一例になるのではないかなと思っておりますし、また地元もしっかり頑張っておるわけでありますが、地元のできること、地域でできることは地域でやろうよという観点からも、小さな全体として地域あるいは行政ともに力を合わせてやっていこうという一つの地域分権的な事例になるのではないかと思っておりますので、具現化に向けて行政のほうも努力をお願いしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。これにつきましてはコメントは要りません。


 次に、3点目は小水力発電開発推進についてでございます。


 この課題につきましても、私は平成14年9月議会定例会に質問してから、これまでに8年間で6回ほど質問をさせていただいております。答弁といたしましては、「大きな課題として、今後研究してまいりたい」との繰り返しでありましたが、一時期、新エネルギービジョンが策定されたその折には、私も大きな期待も膨らんだわけでありますが、それ以後一向に進展していないのが現状であろうかと思っております。


 そしてそれ以後、県内外を含めて今日まで、地球温暖化防止対策の観点あるいは二酸化炭素排出の削減、低炭素社会の形成と循環型エネルギー、まだまだ自然エネルギー、クリーンエネルギー等から、他の行政機関や民間で小水力発電システムの開発が積極的に推進されてきております。


 当市の地形、整備された用水網、水資源の観点から、包蔵水力は小水力発電開発推進に本当に恵まれた立地環境でありながら、何の声も上がらないのが不思議でならないのと、残念でなりません。


 そこで、行政あるいは民間でのミニ水力発電あるいはマイクロ水力発電を開発推進、研究、検討する場あるいはそのような機会が持てるような場を庁内で設置できないものか、まず1点見解をお尋ねいたします。


 続けて質問させていただきますが、県内他行政機関でも既に小水力発電に取り組んでいるところもあるわけであります。また、私のアイデアと言えばアイデアなんですが、先ほど記念公園の話もさせていただきました。例えばその記念公園に小さな水車を設置して、用水から水を引き込み、マイクロ水力発電をつくりまして、夜間街灯の電源にしたり、池の噴水のポンプの電源にしたり、あるいはこの時代、環境問題も含め自然エネルギーの教育の場とかそういった場に活用するのも一例ではないかと思っております。


 と同時に、当市においても、既に民間のほうで小水力発電の開発に取り組んでおられるところもあるわけであります。とにかく小水力発電システム開発に関して、行政の積極的な推進の姿勢はもちろんのこと、民間の開発推進に対しても、行政に何ができるか検討する姿勢も必要ではないかというふうに思うわけであります。当然、土地改良区さん、民間さん、そしてこれまで答弁があったようにそれぞれ連携を図りながら、あるいは当市だけでだめならば、県や国との連携をしっかりと図っていただいて、本市としての可能性、何ができるか探ってみてはいかがかというふうに思っておりますので、それも含めてお尋ねいたします。よろしくお願いします。


○議長(中川 勲君)  杉田企画情報課主幹。


○企画情報課主幹(杉田隆之君)  お答えをいたします。


 今ほどの浦田議員の新エネルギー、中でも小水力発電について検討する機会を設置すればどうかということでございます。


 議員もおっしゃいましたとおり、今まで何回も議員からご提言、ご指導をいただいております。


 小水力発電につきましては、身近な河川や水路を使って発電できる、また環境への負荷も非常に少ないことから県内でも設置が進められているところでございます。また、滑川市内においても、その資源の活用が検討されているところでございます。


 昨年でしたか、議員とご一緒に私ども担当職員が、黒部市の宮野用水発電所の計画を勉強させていただいたこともありました。


 また、先般、県の新川農林振興センターが主催いたしました、農業用水を利用した小水力発電の説明会にも担当職員が出席いたしまして研究を続けております。


 こういう小水力発電を推進するための研究会と申しますか、県内には利用推進協議会等がございます。こうした組織によります指導や助言に加えて、今後ぜひ市内でも利用推進を協議するための場というものの設置を前向きに検討していきたいと思っております。


 また2番目の、民間に対してどのような資源ができるかということでございます。


 こういった施設を整備するためには、電力を供給する対象施設あるいは発電施設の規模、採算がとれるかという経済性の問題、それに加えて河川法ですとか電気事業法に基づく規制緩和の推進といったものも重要かと聞いております。


 本市におきましても、土地改良区や民間企業において計画が進められていると聞いております。これからはこういった取り組みは非常に大事かと思いますので、市としてどのような支援が可能かについて、先ほど申しました推進協議会の設置も含めてこれからぜひ検討してもらいたいというふうに思っております。


 あと、さまざまな議員からのご提案でございます。こういった小水力発電を利用してPRする場というものも非常に大事かと思いますので、こういった協議会の中でもぜひ知恵を出し合って検討してまいりたいというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  浦田議員の質問に私も補足させていただきたいと思います。


 小水力については長いこと議会におりまして皆さんと一緒に勉強いたしました。広島芸北町に行ったのはもう10年前になりますね。その前に黒川村へ行ったり、あるいは栃木県の那須のほうへ行ったり、かなり議会が先行して勉強してやっていると。この富山県の小水力利用推進協議会にも議員さんがたくさん入っておられるわけで、議会議員の皆さん全体としても理解の一番あるところで、じゃ、何が今までできなかったかといいますと、ここにはやっぱり当局の中心になって推進する責任者がいなかったからだと思っておりまして、このことにつきましては、今杉田主幹が言ったとおりでありますが、この部門を担当する者を正確に決めて、責任を持ってやってもらいたいと。今の説明のとおり、農業関係でありますと農水省と経済産業省、あるいは電力会社との交渉、それから内部の関係もきれいに整理しなきゃいけませんので、中心になって進めてくれる市の職員がしっかりと人事異動になって動かさない状態でも、最後までこれをやり遂げるスタッフをここへ張りつけたいと、このように思います。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  今ほどは上田市長のほうから心強いお言葉をいただきました。これも以前から上田市長と行政視察等をやってきた成果がこれから実ってくるのかなと、私も期待をいたしたいというふうに思っております。


 先ほど申しましたように、小水力につきましては、もちろん土地改良区さん、民間さんあるわけですが、ただ民間さん、土地改良区さんがやっているというだけでなく、行政もどういった形で協力、参入できるか、そういったものも含めて検討いただければ幸いかなというふうに思っております。本当にありがとうございました。


 次に、4点目は、滑川市文化会館建設基金の積立金の再開と、市庁舎建設基金の創設についてでございます。これは2つに分けて質問させていただきます。


 文化会館建設並びに建設基金につきましても、私は昨年の12月議会定例会で質問をさせていただきました。そのときの答弁は、「平成14年以後6年間、積み立てていないということはもはや建設は不可能ということである」ということでございました。もはや文化会館は建設しないとの見解とも受け取れるような答弁であったかなと思っております。


 文化会館を建設しないということにつきましては、これまで議会に対しては何の説明もなかったかというふうに思っております。と同時に、以前、この文化会館建設基金の廃止という話もあったわけでありますが、建設基金条例の廃止の議論をする前に、文化会館を建設するかしないかという議論が議会に対しても先であろうかなと思っております。


 と同時に、先日金曜日の質問の中で、市民大ホールは県内最低の施設であるという話がございました。当然50年近くも経過し、老朽化した施設でございますので、多額の経費を投入し改修しても、決して最高の施設にはなり得ないものと思っております。そしてまた、現在建設基金は5億3,000万円程度積み立てられておりますが、もしもの世界で話をさせていただければ、仮に、平成14年以後継続して積み立てられておれば、今日では約9億から10億ぐらいに積み立てられていたかなと思うわけであります。そういった状況であれば、今時分は新しい文化会館を建設しようかという議論がなされていたかもしれないと思うと残念でなりません。要は、改修をしようかという議論じゃなくて、新設しようかという議論に今なっていたかなという思うと残念でなりません。


 そこで、さきの澤田市長のときに、文化会館を将来建設しようという次世代への夢を託して建設基金が創設されたわけであります。私は、その意思を大切にしながら、平成14年以後中断しておりました文化会館建設基金の積立金を再開し、継続していただいて、次の世代に文化会館を建設する夢を持たせてやりたいなという思いがございますが、これについて見解をお伺いいたします。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  文化会館建設の検討と、建設基金の積立金の再開継続についてのご質問にお答えいたします。


 今後、歳出増の要因となるものはたくさんあります。特に少子高齢化が進行しますので、扶助費関係が増大すると見込まれます。


 一方、現在の経済情勢からしまして、引き続き市税収入は大変厳しいものと予測されます。そういったことから、引き続き徹底した経費の節減合理化を図るなど行財政改革を一層推進し、限られた予算を重点的に配分していく必要があると考えております。


 こうしたことから、不要不急の箱物整備については、当分の間は予定しておりません。ご質問の文化会館建設の検討並びに基金の一般財源での積立金の再開継続については、現段階では考えておりません。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  今ほど手厳しいお話がございました。先日の同僚議員への答弁と多少違うかなという気がいたしますが、先日の同僚議員の質問に対しては基金積み立て再開継続するよという答弁だったかと思うんですが、私の間違いかどうかちょっと確認させてください。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  金曜日の答弁の場合、貯金として残すという答弁がありましたが、使うという答弁はございませんでした。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  それでいいんですよ。基金として残していかれますね。と同時に、逆に積み立てはしないという意味ですか。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  基金条例には目的がございます。建てるという目的でございますので、目的に沿ったものにする必要があるので、しばらく時間をいただいて検討した結果は、また皆さんにお諮りしなければならないのですが、その間は貯金として残すということでございまして、一般財源での新たな積み出し、積むのはしばらくは利息だけを積んでいくということでございます。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  わかりました。とにかく答弁の中身は理解できたということで、金曜日の答弁ときょうの答弁の整合性は、積金は残していきますよと。しかしながら、新たな積み立てはしないという答弁でしたよということですよね。積み立てについては利息だけを運用していきますということで、そういった答弁だったかなというふうに理解しております。


 しかしながら、私の気持ちでは、確かに現時点では無理な話、それは私もこういう経済情勢の中で理解しております。しかしながら後世ということで考えれば、積み立てを今後も言い続けていきたいなというふうに思っております。これは答弁要りません。


 後からまた再質問をもう一度やらせていただきますので、次の質問に移らせていただきます。


 市庁舎建設並びに建設基金の創設についてでございます。


 昨年の12月定例議会でも同じ質問をさせていただきました。そのときは、「新しく建てかえる市庁舎について、滑川市がどこかと合併する時代になったときに、せっかく建てたものが無駄になる可能性がある」という答弁でございました。あたかも市庁舎が無駄なものと受け取れるような答弁であったかなと思っております。


 私は、滑川市が将来において合併しようがしまいが、市庁舎というのは、滑川の行政の拠点でありますし、核であります。また滑川市民の唯一の心のよりどころであり、先日の質問の中にも「城」という話が出てまいりましたが、「城」であります。そういったことからしますと、現在50年近く経過した市庁舎の建てかえ建設を今からもう既に検討しておかなければいけない事柄ではないかなと思うわけであります。


 と同時に、この市庁舎建設には相当多額の金を要するわけでありますので、決して一夜で建つものではないと。そういったことを考えますと、次の世代に託す意味でも、今基金の創設をし、積み立てをしてはどうかなと思うわけでありますが、見解をお尋ねしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  庁舎の建てかえと基金の創設についてのご質問にお答えいたします。


 庁舎はご承知のとおり古いものですから、診断しなくても難との答えが出るかなと思っております。庁舎以外にもまだ耐震診断していない施設もございます。庁舎を含む公共施設の耐震化、大規模改修には相当額の費用を要しますので、基金の設置については、早急に検討いたしたいと考えております。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  そこなんですよ。今現在ある公共施設というのは、経過年数が相当数たっているということから、やはり順次先取りで改修、あるいは建てかえというのがこれからも待ったなしの話であろうかというふうに思うわけであります。市長も財政問題をとりわけ言っておられました。財政的には現在で言えば、多額の借金をするというのも、次の世代に負担を強いることになりますが、この老朽化した施設を将来に残し放置していく、そのこと自体もやはり次の世代に負担を残していく結果になるのだろうというふうに思うわけであります。


 先ほども言いましたように、大きな施設、多額の費用がかかる施設というのは、一夜にしてはできません。そういった意味も含めますと、これは優先順位があろうかと思いますが、建てかえあるいは改修というものは計画的にしっかりと進めながらやっていくべきだろうという思いがございます。


 確かに目の前の政策も重要ではあります。しかしながら、次の世代のために備えをすることも今の我々の責任ではないかと思うわけであります。さらに加えて言わせていただければ、伝統文化芸術の拠点である文化会館、行政の中心、拠点、核である市民の心の城である市庁舎、以前もそういった建設の計画が10年ほど前にあったかと思います。今しっかりとそういった議論をし始めないと、将来に禍根を残すということで、この2つを一体として今から検討すべきものというふうに思うわけでありますが、市長の見解をお尋ねいたします。よろしくお願いします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  ご説ごもっともです。


○議長(中川 勲君)  浦田竹昭君。


○8番(浦田竹昭君)  これ以上申しません。


 質問を終わります。


○議長(中川 勲君)  14番森結君。


○14番(森 結君)ご苦労さまでございます。


 上田市長が誕生されて、私がおつき合いするのはこれで3人目の市長になりますが、絶えず私が言ってきたのは、「是々非々で挑む」ということでありまして、是々非々という私なりの解釈は、いいことはいいこと、悪いことは悪いことじゃなくて、政策に賛同できることとできないこと、これを私は自分の是々非々という立場でおります。ですから、議論の末、非々が是々になることもあるだろうし、是々が非々になることもあるだろう。その点はまたご理解をいただきたいと思っております。


 質問の最初に、まちなか再生への取り組みについてと書いております。私の質問は4点あるわけですが、中の2点は既に虫食い状態になっておりまして、2点については幸い無傷でありますのでよろしくお願いしたいと思っております。


 まちなか再生への取り組みについてというのは、要綱を定めながら3年間の時限立法で施行されておる事業であります。市長の提案理由説明によりますと、継続を含めた見直しを行ってきた。私はこれは逆でないかと思うんです。見直しを含めた継続も考えてというのが筋じゃないかと。ちょっとけちをつけましたけれども。


 それはともかくとして、まず1点目には、まちなか居住推進事業です。これは1点目、2点目に共通することでありますが、私の認識では、このまちなかがこのように衰退していったのはなぜか。私の持論では、現在あるエールショッピングセンター、あそこができたとき、あわせて名前は忘れましたが、後ろに同じような商業施設もできた。それから公園通りもできたということで、まちなかにあった有力な商店がみんなそこに集積された。これも時代の流れの中でしようがないなと思うわけでございます。


 それともう1点は、滑川市内の町部を中心にして下水道の普及。この下水道の普及もまちなかから人が出ていく要因になったと私は思っております。これはいろんな説がありますけれども、これは時代の流れの中でこうなったのもやむを得ないかなという思いもございます。


 まちなか居住推進事業の要綱第8条1号では、「住宅を建設し、又は購入するために金融機関等の借入契約を締結したもの」と定めておるわけでありますが、なぜそこまでこだわらなきゃいけないのかと。まちなかに住んでいただける人、あるいは事業所を開いていただける人、これは借金しようとしまいと関係ないじゃないか。借金しなきゃ最高50万円の金は渡さないよ。事業も100万円の補助は出さないよ、そんな言い方は私は狭い根性でないかと。ぜひこれは見直しのときには検討されたいということが第1点でございます。


 それから第2点目、危険老朽空き家対策事業でありますが、これも要綱第11条では、「土地の活用、維持管理について地域住民と協力し、必要な活用、維持管理を行う」とあるわけでありますが、既に実施され、また内容から見ますと、この空き家を寄附していただいても撤去するのに相当のお金を使っております。いただきました書類によりますと、危険老朽空き家対策については5棟ありまして、これの除去費、あるいは境界測量等を含めまして、565万9,836万円の支出がなされております。これは寄附をもらったから「はい、市のものです」というわけにはいかないので、やっぱり危険老朽家屋でありますから壊さなければいかん、それには当然金がかかる。それはそこまででいいんですが、この活用を地域の方にゆだねてお願いするといっても現実無理なんです。私はこの質問通告書にも書いてあって、ちょっと無謀なことを言うようでありますが、ただでもらったものはただで人にやればいいねかと。そうしたら壊すのもその人がやればいいし、それから人に住んでもらえば、あるいは事業所にしてもらえば、当然税金も払ってもらえるのだから、寄附をもらって遊休地を市有地にして、そして金をかけてほったらかして、また草が生えてくれば刈らんならん。こういうことになるだろうとは思うけれども、私の言うことも大分無茶なことを言っていることは私も了承しているわけなんですが、それぐらいの考えを持ってやっていただきたいと。だれかがあそこの家が市に寄附されて空いているのなら、私にくださいよと。私はそこに家建てて住みますよと、そういう人があらわれないとも限らないと思いますね。いつあらわれるか、この3年間ではまずないだろうとは思うけれども―3年間というのは、この要綱の有効期限の3年間という意味でありますが、そういうことも含めて、これもまた検討していただきたいというのが私の1番、2番の質問の要点でございます。


 次に、3番目の質問でありますが、市有財産売却についてということで3月号の広報に載せてございました。たくさんあるんですね。このことについては、先日の石倉議員もこの市有財産の売り出しにいろいろ質問されておりましたが、まず1点目に市有財産になった経緯、もらったものなのか、取り上げたものなのかという意味でございます。1件1件、ここの場所はだれのものだということを聞くつもりはございませんが、わかる範疇でぜひお願いをしたいと思っております。


 次の質問に入ります。この市有財産の売却について、広報で上げておりますので、売却見込み、今年度は1,800万か1,900万か、2,000万にはちょっと届かなかったようでありますが、今年度も2,000万円の予定を立てておられますが、果たして先日の質問の答弁から見てそんなにやかやかと売れるものでもないなというふうに思います。


 私の思いでは、一番高い2,400万円で売り出す土地、あそこなんか5、6年前に寄附を受けた土地でないかな。家屋はまだ住めば住めたと思うんだけれども、5年も放置しておくと、もうあれは壊すしかないのかな。それで2,400万、だれが払うかという話なんですよ。それだったら、そこで何か施設を建てたり、アパートを建てたいという人にくれてやればいいという思いもあるわけでありますので、このへんのことについてもお伺いをいたします。


 次に、中央線のアンダークロスの壁画についてお伺いいたします。


 これは市制40周年記念事業ということで平成5年の10月に、費用2,440万4,000円をかけてあそこにつくられております。私もえらいいいものができたなという思いもしておりましたが、以来17年になるわけですか、相当傷みも激しくなってきております。


 私も議員でなかった時代も含めまして、教育委員会、今はまちづくり課にお願いしていただいた方もありまして、修復をしていただいております。2年事業でやっておりますね。16年度には59万8,500円をかけた。それから17年度には12万6,000円をかけたというものでございます。


 そこで、質問に入るわけでありますが、あの壁画を一体全体だれがどれだけ見ているのか。見る機会があるかということなんです。市長もあそこを通られたかどうか、また雑談の中ででも入れてください。


 まず、1点目には、市内小中学校の教師や教頭先生、校長先生、このうちのどれぐらいの人があそこにああいうものがあることを知っているか。見たことがあるかないか。


 それから2点目には、市内小中学校の児童・生徒のどれだけの者があれを見たことがあるか。その存在を知っているか。多分調べていただいたと思うんですが、この答えをお願いしたいと思っております。


 3番目には、プレートには末永く保存をしたいと明記をしてありますが、年々今ほども申し上げたように劣化し、ガラスモザイクや割れたタイルが剥離している状態でございます。今すぐあしたあさってに何かやれという思いではございませんが、将来的に今後の保存方法、あるいは撤去するならするについての検討をされたいということでございます。ちょっと写真を2、3枚持ってきたのでまた見てやってください。(写真を示す)


 次は、東福寺野自然公園の条例改正に伴う質問でございます。


 今回提案されました東福寺野自然公園条例の改正の条例、長い難しい言葉ですがございます。これも質問の中で今まで答弁もあったわけでありますが、私はこれには絶対反対をしたいという立場でございます。


 それは使う者から見れば、安ければよかろう、ただならよかろうという思いはわかりますけれども、あのパークゴルフ場ですか、6月供用開始ということで3ホール目が完成しておるということでございますが、相当グレードアップをして金をかけたんですよ。それを表によりますと、幼児は据え置いて、たった50円ぐらいどうでもいいと思うんだけど、これは据え置いて取ると。小中学生も同じように取ると。


 しかし、パークゴルフ場の時間からいくと、今まで1ラウンド券530円だったものを1日券550円にする。一見値上げのように見えるがとんでもない話ですよ。1回530円のものが1日おっても550円ということは、何倍も安くなりましたということなんですよ、私に言わせれば。それと1日券11枚つづり、これが5,300円が5,500円、これは200円値上げしたとはいうものの、今ほど言った論調からいけば、それこそ1日開園から閉園までやっておられるということから考えると、ものすごく安い値段だと。


 それと今度は年間パスポート、2万円だったものを今度は1万5,000円にすると。これだって年間使うのに5,000円ぐらい何で値下げなのか。これによって、この間の答弁では年間130万やら40万減収になる。金がない、金がないと言っているのに何で減収になるような政策を打ち出さんならんがですか。私は、非常にこれは気に入らない。値上げこそあっても値下げする必要は全くない。それは、愛好者の方にはぼろくそにばめかれますよ。私はあえてここで質問したのは、委員会だったらいいんですが、ここで質問したことは議会だよりに載せられますから、私はこういう思いで反対したということを市民の皆さんに知ってもらっても結構だという思いでここでしゃべっておるわけです。本来ならそーっとして隠れておればいいがだけど、そういうわけにいかんでしょう。せっかくグレードアップ、金をかけて130万やら140万減らすなんてとんでもない話であります。そういう思いでございます。反対です。


 次に4番目、スポーツ・健康の森公園構想についてであります。


 これも今までほかの議員からも質問がございました。私は全く構想そのものに反対するつもりはありませんし、むしろ推進したいなというふうに思っておりますが、先日もありましたように、じゃ、あの陸上公園はどうするんだ。はまなす公園はどうするんだ。こういう思いもあるんですね。あの陸上公園ができる前は、はまなす公園に今のミュージアムを含めたあのような構想があったと私は思うんです。違っていたらまた訂正していただきたいのですが、たしか昭和64年の時点で国庫交付金のあれが打ち切りになったということで、そのまま芝生広場になっております。あそこにも、言っては悪いけれども、某議員から道路を広くせよとか、何やらせよとかいろいろありましたが、私は金をかける必要はない。あの場所はあのままで現状管理してもらえば十分でないかなという思いもありまして、この既存の公園は中途半端だ、どうするわけかということを改めてお伺いをするものでございます。


 次は、まだまだ先のことではありますが、いずれあそこにある既存の施設、東海カーボン跡地にできたプール、体育館、専門学校がやがて50年、100年後にはまた老朽化と言われる時代が来るんですよ。そのときにはまた建てかえという問題も当然発生するわけでありまして、市長の構想はどれだけのことを構想されるかわかりませんけれども、それらのことも考慮に入れてほしいということでございます。


 先ほどもありました文化会館、万が一できることになったら、やっぱり場所はあそこかなという思いもあるし、それから市役所の移転ということになれば、またあそこかなという思いもあるし、だからといって広い土地だからといって、すべて何かに使ってもいいというふうには私は思えないのでありまして、これらのことも含めてぜひ検討をしていただきたい。


 次3番目、ちょっと嫌なことを言いますが、提案理由説明では、市長自ら構想を練り、体育教師、スポーツ指導者、体育協会のメンバーと協議して計画を策定する。そうなんだろうとは思いますけれども、この文面どおりに受けとめると、あなたの広く市民の声を聞くという公約も、それから選挙期間中のお話もあったと思うんです。だけど先日の答弁では、体育館を例に出して、「素人が入るとろくなものができん」と、こういう言われ方をすると、これはちょっと乱暴でないかなという思いもあります。万事公論に決すべし、そこまでは言わないにしても、やはりいろんな角度、視点からご意見を出される関係、各所の団体の方も含めてぜひこの構想についてはご検討を願いたいという思いでございます。


 今答弁の中でもありました。何か市長の友達、ブレーンみたいなので、草をむしったり、石を転がしたりして手づくりでやる。それも結構でありますが、何もかもあなたが負うことはないので、構想は構想として、議会とも協力しながらできるものはやっていくということも私は大事なことではないかなと思っております。


 どうですか。白いものに黒いものを書かれると私はこういうことを言いたくなる癖がありまして、体育の教師とかスポーツの指導者、それから体育協会のメンバーとこれだけ書かれると、ちょっとやっかいかなという思いがあってこういう質問をしました。


 以上でございます。よろしくお願いします。


○議長(中川 勲君)  佐藤教育次長。


○教育次長(佐藤孝男君)  それでは、森議員の一括質問ですので、問2の中央線アンダークロスの壁画についての3点のうち、1番目と2番目についてお答えしたいと思います。


 市内小中学校の教師や教頭、校長のどれくらいの人が見たり、存在を知っているかということでございますが、ご質問の趣旨の調査につきましては、市内の小中学校の校長をはじめ教職員に対してしたことはございません。ただ、壁画に近い寺家小学校に確認したところ、約20人ほどの教職員の方がおられますが、壁画の存在については知っておられます。ただ、壁画設置の経緯につきましては、先ほど言われましたが、市制40周年云々についてはちょっとご存じないかもしれませんが、壁画の存在については知っておいでであるということでございました。


 それから2番目の、市内小中学校の児童・生徒が見たことがあるか、あるいは存在を知っているかということにつきましても調査はしておりません。ただ、やはり寺家小学校に確認しましたところ、多分子どもたちはこの壁画の存在については知っていると思うということでございました。


 市内の小中学校の児童・生徒につきましては、車等でアンダークロスを通行する際に、目に入ると思われますので、壁画の存在は知っている子どもたちもいると思います。ただ、壁画の設置の経緯については知っているかどうかはちょっとわからないということでございます。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  それでは、まちなか再生への取り組みについての1番の3番目、市有財産売却について、市有財産になった経緯はについてお答えします。


 広報3月号に載せております、市有財産を売却しますと。まず、野町に3区画ということで載せております。これは、平成20年度に寄附を受けております。12月から売り出しまして、1区画250-3が売れております。このほかもう1団地、現況は田でまだ造成していないところも、一緒にこの平成20年度に寄附を受けております。


 続きまして曲渕ですが、平成17年度に施設へ入るということで寄附を受けました。建物もあったんですが、建物つきで売れませんでしたので、建物を除却しているところでございます。一部交差点にありましたので、市道の隅切りに少し使っております。


 続きまして上小泉、町内会泉ケ丘でございますが、これは平成19年度に寄附を受けております。それから上小泉、町内会田中新町ですが、これは平成13年度に寄附を受けておりまして、これには木造の住宅があります。それも寄附を受けてから大分年数がたっておりますので、それも売れない一つの要因かということで、22年度新年度予算にはこれの除却の予算も計上しております。この後の申し込み状況を見て、建物の除却も考えたいと考えております。


 あとは従前の駅南土地区画整理事業の保留地12区画でございます。これは区画整理から出たものでございます。


 続きまして、売却の見込みはということでございます。


 22年度予算案に2,000万円を計上しております。21年度も2,000万円を計上しておりまして、現在のところ1,700万ほど売れております。22年度はどうかということでございますが、財政課の目標値で2,000万円でございます。議員の皆様から先日もいろいろご意見をいただきました。なるべく売れるような単価等に設定し、私の目標として2,000万円を計上いたしております。


○議長(中川 勲君)  奥野生涯学習課長。


○生涯学習課長(奥野博幸君)  私のほうからは、4番のスポーツ・健康の森公園構想についての(2)(3)についてお答えいたします。


 まず(2)の既存の施設の改築も想定されるので考慮されたいということですけれども、東海カーボン跡地周辺には、市総合体育センター(昭和60年竣工)、室内温水プール(平成6年竣工)、富山医療福祉専門学校(平成8年竣工)といったような施設がありますが、このうち一部の施設については、老朽化による改修は逐次行っているものの、建てかえ、増築等の今後の計画については現在のところはないものの、検討はしていかねばならないと認識しております。


 それから(3)の、広く市民の声を聞くという公約に反しないか。相対的な構想については、さきの議員さん方のご質問にお答えしたとおりでございますが、子どもから高齢者まで幅広く市民の皆さんに利用いただく施設であり、スポーツ関係者をはじめ多くの市民の皆さんのご意見をお聞きしながら計画を策定することは原則であると考えております。


 ことしは、生涯スポーツプランの意識アンケート調査も実施することとしております。その中でもご意見をお聞きしたい。それから、各種スポーツ団体、関係団体や各種会合等でご意見を聞くとするなどを考えております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  私のほうからは、まず問1番の、まちなか再生への取り組みという点の1番目でございますが、まちなか居住推進事業でございます。


 この事業につきまして、そのうちの住宅取得支援事業でございます。これは平成20年度からこれまでに19件の認定申請がございました。そのうち住宅の完成いたしました11件について補助金交付決定を行っているところでございます。残りの8件につきましては、建築が終わり次第また交付するという形になります。


 まちなか再生事業は、平成20年度から3カ年の期間を定めて実施しているところでございます。これらにつきましては、平成22年度が最終年度ということでございますので、成果、改善点、いろいろ研究いたしまして、制度の存続を含めて検討させていただきたいというふうに考えているわけでございます。


 それから2番目の危険老朽空き家対策事業でございます。


 これにつきましては、解体後の空き地につきまして、町内会におきますイベント、除雪されたときの雪捨て場、そういうものとして活用していただくように町内会にお願いして適切な土地の管理を含めて町内会と管理協定を結んでいるところでございます。


 寄附された土地の活用についてでございますが、今後研究していく必要があると考えております。例えば、民間等で住宅建設、それから事業を営むために本土地を必要とされるような場合もあるかと思います。そのような場合は有償で売却することは可能であるというふうには考えております。


 それから問2でございます。中央線のアンダークロスの壁画の3番目でございますが、プレートを末永く保存したいというふうに書いてあるということですが、今後の保存方法でございますけれども、ご指摘の壁画でございますが、先ほど質問の中にございました。平成5年から設置して16年たっているわけでございます。長期間、雨、風にさらされているわけでございます。タイルのはがれですとか、汚れが大変進行しているわけでございます。


 これまでも2回ほど修繕させていただいております。ところが、今後、直すというような大規模な改修をするということになりますと、非常に費用的なものがかかるわけでございます。そういうことから、適切な時期に撤去、かけかえ、大規模修繕、それらを含めてすべて洗い出して今後の保存方法を含めて検討してまいりたいというふうに考えているわけでございます。


 それから、3番目の東福寺野自然公園条例の改正でございます。


 これは、12日の岩城議員の質問にも答弁したとおりでございますが、今回の改正によりまして減収額約130万円というふうに試算しておるわけでございます。


 一方、従来からの2コースに加えて1コース増えるということで、さらに公認コースの認定をとるということでございまして、市外から、もちろん市内も含めてでございますが、利用者増が大きく見込めるのではないかと。それから近隣市町との料金の水準を合わせることによって、さらに利用増につながるのではないかということ。


 それから、利用形態を従来見ておりますと、1ラウンド券と言いながらも、なかなか利用が徹底されていなかった面もございます。実態に沿うように1日コースにしたほうがより使いやすいのではないかということで改正したものでございます。


 それから、問4番のスポーツ・健康の森公園構想でございますが、これも12日に砂原議員に答弁したとおりでございますけれども、施設整備につきましては、これまでの議会での質疑応答でもございましたけれども、3点ほどございましたように、一部用地が地権者の理解が得られずに残っている。それから、計画されております陸上競技場でございますが、多額の費用かかる、これが2点目でございます。3点目として、近隣市町に同じような類似施設があるというようなことから、休止しているところでございます。


 これらのことから、施設計画の変更を視野に入れまして、今後、整備の進め方については、市民や議会の方々の声を聞きながら、国または県とも相談しながら最善の方法を研究したいというふうに考えているわけでございます。


 私のほうからは、以上でございます。


○議長(中川 勲君)  森結君。


○14番(森 結君)再質問いたします。まず、最初から順番にやらせてください。


 まちなか再生の取り組みについてということでありますが、今宮川まちづくり課長からるる答弁はいただきましたが、肝心なことにはあまり触れておられないんですね。


 私は、金融機関から借金しなきゃだめということはだめじゃないかと言っているのだから、何か大きなふろしきの中でそのことも含めて検討しますというような中身になっていったけど、直接これは無理だとか、これはいいことだからぜひ検討したいというような中身で答弁お願いします。


 それから2番目についても同じです。


 私はこれはただでやれと言っているんです。だけどこれはいいことだと言われて検討したいと言われるのか、こんなものなるわけがないねかという思いで検討されるというのかよくわからない。多分だめな方向が出るのだろうと思いますけれども、私は何を言いたいかというと、それくらい既存のことにとらわれず、発想の転換をいろんな意味でも図るべきではないかという思いがこういう言葉をかりてやったんですよ。そういう思いも含めながら、またどうですか。ただでというのはだめならだめということをはっきり言ってくださいよ。それも含めて研究する必要があるとかうまいことを言われるから、なるのかと思えばそうでもなさそうだし、ぜひお願いをいたします。


 2番目のアンダークロスの件については、学校で調査したのか、知っておるか、聞いておるかというと、なかなか日がたてば、つくられた当時から見れば、15年も16年もたてば、卒業していった子なんか頭の中から薄れていっているだろうし、また、あそこを通る方というのはそんなにいないから、「あら、タイル落ちているわ」「あら、皮はぐれた」というのは何人かの方はおっしゃるけど、でかいと見に来たというわけでもないだろう。しかしながら、あれを一体どうするか。私も心配しているんです。壊せば600万かかるとか、新たにつくり直せば2,000〜3,000万かかると言われると、いかがなものかなという思いもする。さりとてせっかくつくられたああいうものがなくなるというのも寂しいし、例えば駅の地下道のところに何かつくったもので代替するとかという案も含めながら、ぜひ検討していただきたいなという思いを込めて質問をしたわけであります。このことについて再度お願いをいたします。


 それから、東福寺野自然公園、これも言われたけれども何かわからずに、ただこういうふうに改正しますということだけなんで、ほかの市町村と並べたと。ほかの市町村より高いのはもう大分たっていると思うんです。5、6年もっと先から、「森さん、どこやらへ行ったらもっと安いがで、安くならないか」と言われたこともありますけれども、やっぱりコストのかかったものは、お互いに使う者で負担すべきだと思いますよ。130万円、滑川市民全部でカバーせんならんのですよ。する人、せん人も含めて。せんからどうのこうのと言ったら、身もふたもない話ですから、そういうことは言いませんけれども、私は値下げする必要はさらさらなかったと。逆に子どもの50円ぐらいいいじゃないかという思いをしたところでございます。


 これについては、もう1つインパクトのある値下げの理由をぜひお願いをしたいと思います。


 4番目はこれで結構でございます。3点について。


○議長(中川 勲君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  1番目から説明させていただきます。


 まちなか居住推進事業ということで、金融機関から借り入れがなくても適用されるように拡大していただきたいという話でございます。


 一番最初、この制度をつくったときには、それらも含めて検討しておるというふうに聞いております。そのときはもちろん他市町村の例も参考にさせていただいたわけでございます。それで最終的に現行の補助制度に落ちついたわけでございます。私らも要望等は議員さんからも聞いておりますし、一般の方からも借り入れしなくてもできないのかという問い合わせは当然いただいております。


 もちろん定住促進という意味合いでいきますと、議員おっしゃる趣旨のことは十分わかります。あとは財政的なものもございます。それから定住策としてやるということであれば当然研究が必要でございます。


 22年度が最終年度ということでございますので、どうか1年間研究させていただいて、来年の今ごろには、当然皆さんにこういう案で存続なり、こういう点を改善しましたのでということでご提案することになるかと思いますので、ご理解をいただきたいというふうに考えております。


 それから、危険老朽空き家対策の、ただでいただいた地面だからただでというような話もあるんですけれども、ご寄附された方は、市だから、行政だから寄附しましょうという方も結構いらっしゃるわけでございます。それをいきなりほかの人にお渡しするということは、すぐには難しいかなというふうに考えております。


 管理いただいていて、なかなか管理のほうも大変だと思います。うちのほうも除草剤を渡したり、管理しやすいようなお助けはするんですけれども、町内会もなかなか管理しにくい部分があるかと思います。そういう意味も含めまして、これらの土地については今後どうしていくかは、当然私らも必要と思っておりまして、今回の提案理由の中にも研究させていただきたいという趣旨は出ているというふうに思っております。これは研究して、今後どういうふうに活用していくかということが必要かと思います。


 確かにまちなかに、現在大体300坪程度の地面が新たにでき上がったわけでございます。家を除却してみますと大変広い土地でございます。何か活用方法というのは当然考えるべきだと考えておりますので、議員の趣旨も踏まえまして研究させていただきたいと考えておるわけでございます。


 それから、アンダークロスの壁画でございますが、現況のままで補修するといっても300万程度、撤去するということにしても600万程度、それから全く新しいものにしてということでも3,600万、3,700万かかるわけでございます。ということから考えると、なかなか厳しいなということがございますので、これもちょっと時間を置きまして検討させていただきたいと考えておるわけでございます。


 それから、東福寺野自然公園の料金の改正でございますけれども、なかなか料金については私らも幾つか試案はしてみたんですが、果たしていいのかどうか、近隣との整合性がございませんけれども、近隣にあるところが大体1日券でやっておられたわけでございまして、ラウンド券が少なかったというのもございまして、利用実態に合わせたということもございます。


 それから、公認コースを取るということになりますと、それを取ったことによりまして、他の市町村の協会の方々にどんどん来ていただけるのではないかというような利用見込みを立てまして、下げている部分もあるわけでございます。


 それから従来、パークゴルフ場に入っていただくときに、公園利用をするわけでもなく、パークをご利用なさるということだけで、公園の料金も半額ですけれども取るのはいかがだろうかという声もかなり以前からあったわけでございまして、今回の9ホール増設にあわせて見直しをさせていただいたわけでございますので、ご理解を賜りたいと考えているわけでございます。


○議長(中川 勲君)  森結君。


○14番(森 結君)簡単に再々質問をさせていただきます。


 まちなか再生への取り組みについては、私の全く独断による要望をしたわけでありますから、そうおいそれとはご返事はいただけないものと承知をしておりますが、ぜひ発想の転換ということも含めながら、次年度については見直しをされながら継続をされていかれればいいかなという思いがございます。これは私の質問に対する答弁における感想でございます。


 中央線のアンダークロスにつきましては、直すにしろ、やりかえるにしろ、いろいろお金がかかります。先ほども提案申し上げましたように、この地下道とかあるいはもっとほかの場所にレプリカと申しますか、そういうものででもやり直すとかいろいろ方法はあると思いますが、ぜひ検討をしていただきたいなと思っております。


 何かやると市制60周年だろうという話も聞くわけでありますが、果たしてそういうわけにもいかないだろうという思いをしております。


 それから、東福寺野自然公園、これが一番気に入らんところでありますが、これを私が声を大にして反対しても恐らくこの条例は可決されるものと思っております。


 私に言わしめれば、この料金改定はパークゴルフをやる人のための条例であって、東福寺野公園はパークゴルフをする人のためにあるような気がしてならない。入園料も要りません。使用料も安くします。そういう感がしてならないわけでありますが、これは全くの誤解でしょうか。たくさん来てもらえるのならたくさんもうければいいんですよ。私はそう思いますよ。


 市長、あなたも私も議員になったのは同期だからこういうことを言ったらなんですが、私らがなったときはバブルの真っ最中だった。あれもやれ、これもやれ、あれもやれ、これもやれで何でもやろうと思えばできた時代。余計な話になるけれども、文化会館にしろ市庁舎にしろ、あのときは積み立てましょう、積み立てやという空気があったバブルの時代だから、それが終わってこういう時代になっているから、金を使わんように一生懸命頑張ってもらわなければならん。私の質問は今のところ金のかかることは一つも言うたつもりはございません。逆に安くするのを反対しているような状態です。どうぞ総括して私の今の感想について、文句があったら言うてください。


○議長(中川 勲君)  16番前田新作君。


○16番(前田新作君)  それでは、通告してあります諸点の項目について、特に上田新市長の見解並びにご意見を中心にお尋ねいたします。


 まず最初の質問でありますが、さきに行われました市長選挙における、上田市長の選挙公報に掲げられました内容についての真意を問うものであります。


 選挙公報の最後のほうに、上田市長は3項目掲げておいでになります。「議会と協働で政策の質を求める」「市長派閥をなくす」「議員定数は10人」ということになっております。


 この中の1つ、「市長派閥をなくす」とはっきりと市民の皆さんに約束されました。しかし、これほど言行不一致はないと思います。なぜなら、「市長派閥をなくす」と約束をしながら、一部市民の情報によりますと、庁内のだれかがある議員にこの提案理由説明要旨を事前に見せられたようであります。そして、その議員の意志により、市長提案理由説明が書きかえられたようであります。その内容を見た議員の意志により、内容を変えたことをその議員自身があるところで言っておられると市民の方より聞いております。


 このように提案理由説明は、本会議の初日議場で配付され、我々議員といえども初日に初めて目を通すことになっている。それが事前に一部の議員が目を通し、提案理由説明の内容の修正を求め、その部分を議員が議場で質問する形にして、当局が前向きに答弁をする。そして、議員の提案が実現したとして、議員の地元で手柄として報告する。こんなばかなことが今回行われております。まさに議会全体に対しての軽視である。議員の要求をのみ、修正に応じた職員の処分を求めるものであります。このようなことが行われたのも、市長派閥があるからであります。提案理由説明を事前に一部の議員に見せているとは、まさに前代未聞であります。


 上田市長の言行不一致はまだあります。午前中の澤谷議員の意見にもありましたけれども、市長の政策ビラでありますが、この印刷所は愛市購買と言いながら、富山市の業者になっておることであります。


 まず最初にお聞きいたしますが、担当の小幡財政課長より、提案理由説明要旨はだれが庁内で事前に見ることができるのかお伺いいたします。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  市長提案理由説明要旨について答弁いたします。


 市長の提案理由につきましては、財政課が中心になって作成いたしております。財政課だけでは全部把握し切れませんので、各課から原稿をいただいてそれを書いておるわけでございますが、原則的に提案理由説明要旨には、今回の場合はマニフェストを中心に、それから予算の新規拡大を中心に書いております。内容については3月8日市長が申し上げたとおりでございまして、どうこうということは私の口からは申し上げられません。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  今ほどの小幡課長でありますが、事前にだれが見ることができるかという質問に対してきちんと答えていただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  事前に一般職員は見ることはできません。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  ですから、だれが見られるのかを聞いておるわけなんで、質問時間がもったいないですから、きちんと早くお答え願いたいと思います。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  事前に見るのは財政課、それから市長までの縦列だけでございます。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  今ほど財政課長と市長の2人だということでの前提でありますけれども、その市民の情報どおり、提案理由説明要旨をその議員に見せたのかどうか、そして内容変更かあったのか、あわせて小幡課長からの答弁を求めます。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  議員には一切見せておりません。内容の変更はございません。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  それでは、改めまして、上田市長に伺いますけれども、この件につきまして、市長の見解を求めたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  前田議員がおっしゃることがわかりません。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  財政課長は見せていない、また市長は全然わからないというようなことでありますけれども、現実に市民の方でその議員からその内容を聞いておいでになります。内容につきましては詳しいことは申しませんが、12日の会派の代表質問の折、高橋議員が質問されておりました。そのとき上田市長とその議員が非常に首をかしげておかしいのうというようなことを言っておられたということを、私は後ろのほうから見ておりますので、それらを含めるとなかったとは言えないと思います。いま一度市長から答弁を求めたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  全く身に覚えがございません。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  言うた、言わないということにつきましては、多分議場にも関係の議員がおいでになりますので、天地神明に誓ってそういうことがなかったと言えるかどうかというのは非常に私は疑問が残っております。そのことを申し添えまして次の質問に入りたいと思います。


 次の質間は、議員定数10人についての見解を問うものであります。


 さきの会派一心クラブの高橋会長の代表質問での答弁では、納得がいかないのでいま一度お伺いするものでありますが、上田市長は、選挙公報では議会と協働でと言っておきながら、突然選挙公報に議員定数を10人にすると公表されました。私も20年議員をやっていますと、県内や近隣に多くの議員を知っております。何人もの方から電話などで、上田市長は異常ではないか。何の権限で、市長選で議員定数に触れられるのか理解できないとの声が寄せられました。また、市民の皆さんからも本当に議員定数10人になるのか聞かれたところであります。当然ながら、何ら議会に相談もない状態ですから、今後も議会を無視した行動や発言が危惧されるところであります。


 議員定数については、市長もご存じのように平成16年に、議会で定数削減につきまして特別委員会を設置し、議論をして決めた経緯があります。議員の身分にかかわることについては、議会に任せていただきたいものであります。しかも、市長を支持した議員からも何らの説明もありません。極めて異常な状態であり、私は撤回すべきだと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  高橋議員の代表質問にもお答えしましたとおり、10人にするということについてはるる説明したとおりでございます。いわゆる一委員会で期間を延ばしてやれば作業は消化できるし、議員が全部網羅されること、それは滑川市を全部網羅して知ることによるメリットもあります。それから、市議会議員の選挙がなかった、そのことによって市民の皆さんが定数は少なくしたらどうだということ、それからまだ言われていることは、各校下に約1人でいいんじゃないかというような意見が私の耳にはたくさん入ってくるということを申し上げておきたいと思います。前田議員がおっしゃったように、議員定数はあくまで議会がさわられるべき問題であるということは承知しております。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  今ほどの市長の答弁では、予算の中身なりいろんな議案につきまして、議員が全体的なものを網羅するということでありますので、それは方法はいろいろなやり方が多分あるのではないかと思っております。例えばやり方としては、予算特別委員会なるものを全員で開催いたしまして、現在2委員会に分かれているものを全員で議論するということも可能であるかと思っておりますので、ただむやみに人数が少なくなれば、一部の議員の言動によって議会が左右される要素というのは非常に大きいのではないか。そしてまた市民のいろいろな意見を聞くということになれば、やはり滑川市全体のことを聞くならば、人数が多いほうがいいのではないかと私は思っております。


 そういった面から、もうちょっと議会と相談していただきたかったなというのが本音でありますし、また、議員の中にも市長を支持された方もおいでになりますが、こういった方も、やはりもうちょっときちんとこういったことについて議会内での議論をするように働きかけていただきたいと思っておりますが、それらにつきまして、市長のほうから市長を支持された議員に対しても話しされたのか、了解を得られたのか。そのあたりも確認させていただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  これは全く私の私見でございますし、議員をやっておりながら常日ごろ考えておったことだというふうにご理解いただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  上田市長も議員を20年間やっておられまして、昨年の11月27日で終わっておられますけれども、その前には全然そういう話はなかったということだけ指摘しておきたいと思います。本来であれば、もうちょっと議員をやめられる前に、全体でもうちょっと少なくすべきというようなことを提言していただければ、また話が変わっていたんじゃないかなということを申し添えておきたいと思っております。


 では、次の質問に入りたいと思いますが、今回の市長選挙におきまして、上田市長のマニフェストでありますけれども(実物を示す)、私の発言通告書にはクエスチョンマークがついているかと思っております。なぜこういうことにしたかということでありますが、後の質問項目にも入ってきますけれども、真のマニフェストであるならば、期間や財源を明確に提示しなければならないからであります。しかし、何と言っていいのかわからないために、今回マニフェストとさせていただきました。


 まず最初の質問でありますけれども、上田昌孝の政策提言(マニフェスト)「みなさんと一緒に『善政にチャレンジ』」でありますが、たしか89項目ほどの約束が提示されていますが、しかし、どの項目についても、期間や財源が提示されておりません。今回、期間や財源を提示されなかった理由について、市長のほうからお伺いいたします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  財源と期間を提示せよという話は、選挙中にも私のほうへ寄せられました。そのことをまず申し上げたいと思います。


 ただ、私のほうは4年間でやるということについて、今議会でもいろいろ皆さんから諸般にわたりまして意見があるようなもので、優先順位を私一人で決めるわけにいきまん。それと4年間で着々とやっていきたいと最初から思っておりました。と同時に、政権がかわりまして、その財源の打ちどころといいますか、それが明確でない。これらのことがありまして、あえてここに挙げなかったわけでありますが、ただ、マニフェストを挙げたことにつきましては4年間で絶対やるぞという気持ちは全く変わっておりません。皆さんの協力をいただきたいと存じます。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  今市長は、この4年間でこれに掲載されましたマニフェストにつきましては確実にやっていくということを表明されておりますので、これにつきましては、2つ目の質問の答えも一緒に出たのではないかと思っておりますので、次の質問に入りたいと思っております。


 12日の質問にもちょっと出ていたかと思っておりますが、上田市長は滑川市の財政危機をいつから認識されたかについてであります。


 今回の市長選において、上田市長の最大の公約は財政の健全化でありました。上田市長は昨年11月に出馬会見や選挙戦において、財政は非常事態、危機的な財政であるとか、身動きがとれないなどと述べられ、行財政改革によってまず財政を立て直し、税金が有効に市民サービスに使えるようにしたいと市民に訴えてこられましたが、財政危機をいつごろから認識されていたかをお伺いするものであります。


 その財政危機の根拠といたしまして、市長は293億円の一般会計、それから特別会計を合わせた起債残高、借金は市民1人当たり約86万4,000円、これは若干違うかもしれませんが、86万4,000円ぐらいと。実質公債費比率は平成19年の23.1%、県内10市の中で10位になっているということを挙げられています。そして、15%台まで下げたいと述べられておりました。そして、当選後の記者会見においても、やはり「財政は危機的だ」と述べておられますが、今述べた以外にも財政危機の状況だとする資料があればあわせてお答え願います。


 そしてまた、12日の会派代表質問で「非常事態だ」と公言した根拠について、その答弁では、文化会館の建設積立金を市民交流プラザに流用したことで危機感を感じたと述べておられますが、これはあくまで事実と異なることだと指摘しておきます。


 では市長から答弁を求めます。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  高橋議員の代表質問で申しましたように、一番最初に危機と感じたことは、富山県市町村課課長が、この後老健施設をもう1個つくれば滑川市の財政はパンクするよという話があった、そこから始まっております。


 市町村課でありますので、私たちが一番頼りにしている富山県の窓口の課長さんでございます。そういうことがまず前提にございまして、今度は市民交流プラザも今申し上げましたように、あなたは違うということで断られましたけれども、大ホールの建設資金をそこに1回使うという話もありましたし、漁協の基金も1回使いたいという話も議会にかけられております。要は、金を寄せ集めてつくらなければならんというくらいに滑川市財政は余裕がなかったと私はそのように受けとめております。


 それから、その後も今出ておりますように23%と、全国平均の15%と言いましたけれども、20年度で実質公債費比率は滑川市は21.8%、それに対して全国平均が11%台まで落ちておりまして、まず全国の倍近くの借金返済率ということで、これを改善しなければ、借金返しに使う金が大きくて事業に使う金は少ない。この比率は非常に単純でありまして、こっちの使う金が多く、こっちのお金が減ればそれだけ多く使えると。しかも、坪川財政課長がその当時、23%が富山市並みの11%になれば、どれだけ金が使えるか、出てくるかについて、この議場で7億円ほど出てくるという話があった。それらをトータルすれば、やっぱりこれらは財政健全化のための最大の努力をしなければいけない危険な状態であるということを宣言しながら、頑張っていかなければいけないと。


 それと同時に、私どもの―私どもという言い方はあれですが、財政健全化対策特別委員会で多治見へ行きましたときに、約18%というときに、時間外の職員の研修会で、この状態ならなかなか事業はできないと職員の皆さんがそういうことに気づかれて、市長に非常事態宣言を出させて、多治見が市民ぐるみで財政健全化に向けて頑張られたと。でありますから、多治見が頑張られたおかげで、そのとき私がいただいた資料には8.9%まで実質公債費比率が下がったという資料もいただきました。さすがに全国から視察に来る市でありますので、そういう努力をしたということも一緒に勉強したわけでございます。


 そういうことも含めて、今の状態は危機的な状態ということを申し上げて、市民とこの問題を共有して、財政再建に向かっていくということ、それがあえて市民のための事業が多くできるというところまで頑張ってみたいと思ったから、こういうふうに申し上げているわけでございます。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  今ほど市長のほうからるる説明がありまして、多分5年前だったと思いますが、県の市町村課へ行ったら、老健施設をもう1つつくればパンクするというような話も12日もされておりましたし、今もされましたが、実際市長の提案説明の11ページに書いてあるわけですが、「予算編成に当たっては効率的な行政の推進による経費の節減と、財源の効率的な配分による健全財政の堅持を基本としたところであると」と述べられています。このことからも、市長自身も財政は健全であると認めておられるのでないかと思います。


 また、昨年の決算特別委員会の講評や決算審査においても、財政危機が述べられておりません。当時市長は決算特別委員会の委員でありました。平成20年度決算審査の意見のまとめにおいて、高田代表監査と議選の古沢監査の意見といたしまして、「平成20年度においては、財政の健全化を推進するため、前年度に引き続き、一般会計や下水道事業特別会計において、補償金が免除される高金利の公的資金の繰上償還を実施されている。今般、各会計における決算の状況について照査し、その概要について記述したが、全体としておおむね適正な予算執行がなされており、引き続き健全財政が維持されているものと認められる」と報告されております。


 また、決算特別委員会の審査結果でも、「各会計決算については、議決予算に基づいて適正に執行され、計画された事業はおおむね所期の成果を上げているとともに行政効果も達成されたものと認め、決算特別委員会に付託された各会計決算については、賛成全員により認定すべきものと決しました」と委員長報告がありました。採決の結果、賛成全員でこの会計は認定されております。このように、昨年の9月までは、だれも危機的な財政と認めておりませんでした。ただし、交付税の減額や補助金カット等によって財政の厳しさは常にだれもが認めていたところであります。


 当時市長も、決算特別委員会の委員として、また、議員として賛成されております。先ほど市長は、5年ほど前から大変な危機だと述べておられますが、今言ったようなことと矛盾するように思いますが、いま一度市長の口から財政危機と思われた時期についてお伺いします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  先ほど申し上げたとおりで、それについて訂正をするつもりはありません。ただし、今おっしゃったことにつきましては、これは財政健全化対策特別委員会という議会の委員会があったこと、そして議員の皆さんから財政課長とるる協議をしながら進めてきたわけでありまして、その効果が単年度における報告の中にあらわれているとおり、単年度ごとの効果があったということは認めるところでありまして、危機だとか、危機でないという議論とまた別の問題だと私は思っております。


 議員の皆さんにはご努力いただきました。これがこのままさらに続きまして、健全化の方向へ向かい出しているということを認めるとともに、ただし、今の状況は健全化になったということになりません。そのことを申し添えたいと思います。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  市長は財政健全化特別委員会の委員長を2年間やってこられました。私たちもその結果等々についていろいろ議員協議会で報告を受けておりますが、特別委員会として、こういうことを当局に提言したとか、こういうことをしましたよという報告が一つもなかったかと思っております。あくまでこれは当局がいろいろな形で繰上償還等をいろいろ努力された結果が、このような実質公債費比率も下がったのではないかなと思っておりますけれども、その点について全然上田市長のほうからは、委員長として報告もなかったし、当局にこういうことを提言したいということもなかったんですけれども、どうですか、この点につきまして。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  委員会の委員の皆さんがご存じのように、財政に関しての特別委員会というものは今までになかったと。2年間は当局を呼び、県の市町村支援課の課長を呼び、勉強会の連続であったと思っております。


 そういう中において、私がずっとためてきたのは、危険度合いを知りながら頑張ってきたわけであります。そこで、繰上償還についての話もその中であったわけでございます。そのことで委員長としての報告があったとかなかったとかでなくて、委員会としては、高い金利のものは早く返すよう、そういう話が常にあったわけでありまして、これは議会としては当然言わなければいけないことでありまして、この努力を当局のほうは頑張ってくれたという評価はそのときもしておりますし、今でもしております。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  何となく納得がいきませんけれども、次の質問に入りたいと思っております。


 上田市長は財政危機とはどの数値をとらえて言われるのかについてであります。


 12日の質問等に対しましても、実質公債費比率で推しはかるのが正しいというようなことを言っておられます。そしてまた、非常事態と見るかどうかは、人それぞれのとらえ方の問題だとも述べておられました。しかし、公平な判断として総務省より出ております財政健全化の指標であると思いますが、勝手にこういった基準なり指標を決めるものではないと思いますが、最初に財政課長より、総務省より出されている財政健全化に対する4つの指標に対しまして、現在の滑川市、平成20年度でいいと思いますが、どのあたりの数値になっているのか。あわせて県内10市の何番目ぐらいに相当するのか、報告願いたいと思います。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  お答えします。基準は市区町村の基準で申し上げます。実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標でございます。


 早期健全化基準と財政再生基準がございまして、赤字比率につきましては、財政規模に応じ、実質赤字比率は11.25から15%です。連結はこれに5ポイントを足しまして、16.25から20%でございます。


 それから、実質赤字比率の早期健全化は25%、将来負担比率は350%、それから財政再生基準でございますが、実質赤字比率は20%、連結は40%、実質公債費比率は35%でございます。将来負担比率の財政再生基準はございません。


 連結実質赤字比率については、ちょっと経過措置がございまして、将来的には市区町村は30%になる見込みでございます。


 実質赤字比率、連結実質赤字比率が財政規模に応じて違うということでございますので、我が市の19年度の実質赤字比率の早期健全化基準は13.91、20年度は13.90です。微々たる数字の違いです。


 赤字比率については、赤字でございませんので、数字は出ておりません。実質公債費比率はご承知のとおり21.8%でございます。将来負担比率は116.6%でございます。


 実質公債費比率が県内で一番いいのは富山市で、10市のうち7番目になります。将来負担比率につきましては、南砺市に続き2番目によい数字となっております。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  今ほど、小幡財政課長のほうから報告がありましたように、実質公債費比率につきましても、平成19年度は23.1%で県内10位であったということでありますが、20年度には21.8%ということで、県内では第7位に下がっておりますし、将来負担比率につきましても、116.6%と県内で2番目に少ないものであります。


 このことから見ても、滑川市の財政は決して危機的なものでないと思いますが、市長はどの数字をとらえて危機的な財政であると考えておられるのか、いま一度お伺いしたいと思います。


 また、3月8日の県議会において、滑川市選出の神田県議が県議会の一般質問におきまして、県内15市町村の財政状況はどうなっておるのかと質問されておりました。そして、県の経営企画部長の答弁では、県内15市町村ともおおむね健全であると答弁されたと聞いております。


 また市長は、代表質問の答弁では、県庁の市町村課がパンクすると言っておられましたけれども、ここでも県の中身と我々の考え方は矛盾するんですが、いま一度市長のほうから、財政危機は非常事態だと言っておりますが、本当に非常事態だと思われるか、もう一度お願いいたします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  先ほどから何度も申し上げているとおりでございまして、これ以上言う必要もないかと思うくらいであります。要は、単調な言い方をしますが、21.8%であって、全国平均が11%と、この差の開きが大きいと思いませんか。より健全になれば、それだけ事業に使える金が出てくるわけですよ。この努力をしようというのは、警鐘を鳴らしてみんなで頑張ろうと。そして先ほど言いましたように、財政健全化対策特別委員会、その議会の委員会もつくり、皆さんと協議してやった成果がここに出たということに、前田議員も議会人として誇りに思っていただけませんか。今いい方向へ向かった。このことで了解いただけませんか。だけど今の段階では、やっぱり全国平均の11%からほど遠いと。21.8%で近いと思いますか、これ。市民とみんなで健全化の方向へ進むことが間違いですか。いかがでしょうか。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  何か私に質問されているような感じでありますけれども。


 確かに全国平均より高いということはこれも私は認めます。これは数値的に出ていますから、それはどうもならないということでありますから。しかしながら、財政は厳しいということは私自身も理解いたします。しかしながら、今上田市長が言われますように、財政危機であるとか、非常事態であるとか、要するに滑川市がそれで身動きがとれないというような状況ではないと思っておりますが、それでは、竹野総務部長おいでになっておりますけれども、県から出向されまして、財政のトップとして今日まで本市の財政状況を詳しく見てこられました。そして、議会に対していろんな財政状況について説明されたし、また、財政健全化対策特別委員会なども出席されていろいろと答えておいでになると思いますが、本市の財政は「健全」あるいは「おおむね健全」と説明されたと聞いております。今でも財政の健全性において「健全」あるいは「おおむね健全」であると見ておられるのかお伺いします。


 また、財政の健全化に対して、実質公債費比率のみを取り上げて非常事態だとか危機的なものであるというのは言い過ぎでないか。それとも今日まで竹野部長とすれば、議会や委員会に報告されたことがうそであったのか、間違いであったのか、あわせてお伺いいたします。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  滑川市の経済状況が健全か、おおむね健全か、あるいは危機的な状況かということでの私の見解、それと今まで市当局のほうでおおむね健全と言っていたことがうそなのかということでございます。


 財政の健全化の判断につきましては、先ほどから話に出ております地方公共団体の財政の健全化に関する法律に定められた4指標、これは国全体の基準でありますので、まずそれを1つ基準の判断として持つべきかと思います。


 また、このほか経常収支比率あるいは公債費負担比率、起債制限比率、基金の積み立てや取り崩し、あるいは地方債の繰上償還などを考慮した実質単年度の収支などいろんな指標がございます。それらを総合して総合的に判断すべきものであるのではないかというふうに考えております。


 ただ、今ほど市長のほうからも、当市の実質公債費比率が非常に高いと、これは紛れもない事実でございます。そのため財政当局のほうでは、今後の公債費負担適正化計画というものを県のほうに提出いたしまして、今後計画的にある程度の起債も見込みながら地方債の償還を進めていきまして、実質公債費比率を順次下げていきまして、近い将来県の許可である18%を下回る見込みであります。この18%が高いかどうかということでございますが、一応今ほど全国平均という話もございましたが、総務庁のほうで類似団体、人口ですとか産業構造ですとか、そういうもので全国を35のグループに分けております市町村財政比較分析表―これは高木議員のほうからも出たものでございますが―では、19年度でございますが、類似団体では16.9%という数字も出ております。そのようなものをいろいろと考慮しまして、これまでは「おおむね健全」と言っていたということでございます。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  最後のほうに述べられましたけれども、竹野部長はおおむね健全であると。しかし、上田市長は財政危機であるということでありますので、何か閣内不一致ではございませんが、当局の見解が分かれておるのではないかと思っておりますが、どうですか、市長。今でも財政は危機的であるということでありますか。


 先ほどは確かに、実質公債費比率は低いほうがいいと、だれでもこれは認めるところでありますけれども、市長が述べておられるような財政危機であるとか、非常事態であるとかいうようなこととは、今の竹野総務部長と相違があるんですけれども、どうですか。もう一度お願いします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  竹野部長とのすり合わせはやっておりません。そのことを先にお断りをしておきたいと思います。


 そこで、先ほど出ました将来負担比率につきましても、滑川はまだやらなければならない事業をそのことを全部網羅して挙がっていない現状がございます。これも挙げてみたら、切りなくまだやらなければいけない事業、これの項目を県に出された計画の中には、滑川市が抱えている課題の項目が全部挙がっていないと思います。一回見てやってください。そんなことを言いますと、この数値もおかしくなってくるというふうに私は見ております。


 以上、実質公債費比率ばかりじゃなくて、県に出された内容でこれからやる事業という項目の中を見ると、大分抜けているということを申し上げておきたいと思います。学校の耐震化も軽くさわっただけだったと思うんです。全部トータルするとどれだけ金額がかかるかというと、まだまだかけなきゃいけないものがいっぱいあるということを申し上げておきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  もうちょっとはっきりと答えていただきたいのは、今でも、財政危機だ、非常事態だと思っておられることがまず1つ。


 それで、竹野総務部長にもお聞しきたいんですけれども、我々に出された資料、平成22年度、23年度、24年度の実質公債費比率の今後の見込みにつきましては、今上田市長が言われた、そういったことも織り込み済みでの数値が提示されていたのではないかなと私は思っておりますけれども、今の上田市長の話によりますと、いやこれからもっともっと出てくるよというようなことを言われるんですけれども、このあたり竹野部長としてはどうですか。


 その前に上田市長のほうから、財政が本当に危機なのか、非常事態なのか、いま一度だけそれだけ聞きます。その後竹野部長にお願いいたします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  これは、財政健全化の方向に向かって、今危機という状態を申し上げております。そのとおりであります。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  お答えいたします。県のほうに提出しております公債費負担適正化計画につきまして、今後、見込まれる主な予定事業ということで、小学校の大規模改造事業ですとか、火葬場整備事業あるいは東福寺野自然公園整備事業、消防施設の整備事業、市道改良事業、し尿処理事業建設負担金等、その時点で考えられる主なものということで、今後のものをすべて網羅しているものではないということは事実でございます。ただ、今後、こういう起債に頼る事業が増えれば、公債費適正化計画の数値は悪くなるもので、できるだけ起債に頼らない、ある財源の中で事業を進めていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  はっきりいたしません。市長は完全なる財政はまだまだ現在は危機であると。しかしながら、竹野総務部長は、やはりおおむね健全であるということと、あわせて今の答弁でありますけれども、新たにまた出てくるものについては、これからまた入ってくるんだということになると、私らに提示されていた実質公債費比率の推計等につきまして、非常に矛盾を感じるわけです。やはりそういうものを計画的に見込んだ数値を出すべきでなかったかと思いますが、それにつきましてもう一度竹野部長のほうからお願いいたします。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  お答えいたします。起債を入れる主なハード事業につきまして、当時、計画を出す段階では、おおむね主なものですけれども入っているのではないかというふうに思いますが、いろいろと今後市の新しい総合計画も策定いたしますし、その中で必要な例えば児童館等についても当然その中に入れていかなければならないと思いますし、いろんな新しい要素が出てくると思います。そういうものにも対応した計画を今後立てていかなければならないと思いますし、また繰上償還というようなものについても、今政府系資金ではございませんが、さきの答弁でも財政課長からも答弁いたしましたように、民間系の資金でできるものは、できるだけそういうもので対応したいというようなこともやって、できるだけ実質公債費比率が低くなる努力は続けたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  それでは、まだまだ理解もできないんですけれども、時間もないようでありますので、次の質問に入っていきたいと思っております。


 1つは、選挙戦において上田市長は、このまま行ったら滑川市は第二の夕張になるということを述べておられます。ここに選挙期間中の新聞の切り抜きもありますけれども、別の会場では、財政が破綻した北海道夕張市を引き合いに出し、もう少しで滑川市は夕張になってしまうと危機感をあおったと。これは大変なことではないかなと私は思っております。


 本当に第二の夕張になるほど数値的に高いものが、私はないと思いますが、上田市長、どうですか。本当にこのまま行ったら第二の夕張になるということを、本当にこの新聞どおりでよろしいですか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  会場で申し上げたのは、25%の夕張と同じ範囲に入るということを申し上げたわけです。報道はどう書こうと、私が書いているのではないから、それは私が書いているのだったら言ってもらえばいいんですが、夕張の範囲に入っていくと、25%以上。でありますから、こういう状況であるからみんなで頑張りましょうと。ほうっておいたら、こうなっていく可能性もあったということを申し上げたわけです。


 滑川市はさっき言いましたように、議会もそういう対策をするための特別委員会も設けて、今頑張っているところだという話もあわせてしているんですよ。その点、理解いただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  市長、夕張市は実質公債費比率だけを見ても非常に高いものであります。平成20年度の資料をいただきましたが、42.1%、完全にこれは25%以上であります。滑川市はご存じのように、高いときで23.1で、現在は21.8ということなんで、ですから25以下と25以上ではやはり全然違うと思います。ですから何でそういう夕張の25以上のものと一緒になるわけでありますか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  その分け方は、18%と25%が境目になっていて、25%以上が危ない圏内へ入ってくるということを申し上げたかったわけです。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  市長、申しわけないんですが、滑川市の場合は25%以上じゃないんですよ。18%以上の25%以下なんですよ。ですから23.1、平成20年度は既に21.8になっているんです。その数値を述べられれば、何も25%以上になっていくということにはならないんですよ。そしてまた21年度はもっと下がってきますよ。22年度は下がりますよという数値を財政健全化特別委員会で見せられているにもかかわらず、23.1%を割って、それからどんどん夕張に近づいていくんだと。そういうことについては市民の不安をあおることになったのではないかなと思っておりますが、いま一度答弁願います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  あなたはその場にいらっしゃらないから、好きなことを言ってくれるなと思って私聞いております。一応背景は、そういう危険性があるということの提示をしたわけですよ。でありまして、これについて、選挙に関する語る会とか、個人演説会の場におってもらわないと、ちょっと説明できませんし、それの説明をしていると長々ということになってしまうので、ちょっとこれで勘弁していただきたいと思います。これ、長々と言うつもりはありません。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  正直なところ納得いきません。これからもいろいろな面で財政問題またあるかと思っておりますが、じゃ、次の質問に入りたいと思います。


 入札差金のことでありますけれども、これにつきましても、一応マニフェストには書いてあります。ご存じのように、平成20年度では2億円、平成21年度では2億9,000万円出ているということについて、まず最初に、今述べたような入札差金が20年度、21年度で発生しているのか。そして、その入札差金はどのような事業において発生しているのかあわせてお聞きします。財政課長がいいですか、市長がいいですか。どなたでもいいです。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  平成20年度の指名入札、条件付き一般競争入札の差金は約2億9,000万円でございます。大体工事全般的に全部差金が出ております。その中には、補助事業、下水道事業なども含まれております。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  今ほどの数値のとおり出ているとするならば、しかしながら、今小幡課長のほうからありましたように、ほとんどが補助事業、特に大きなものとしては下水道だとか小学校の耐震化とか、道路改良等々も出ているのではないかなと思っておりますが、例えば下水道を見ますと、50%が大体補助でありまして、45%が起債であります。残り5%が下水道加入者の負担金だということでありますので、例えばこういったものの差金が出ても、これはほかの事業には使えないと思いますけれども、小幡課長、そういうものに使えますか。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  使えるのは、差金の一般財源相当額。一般財源に係る差金の分が使えます。ただ下水道ですと、もちろん下水道の事業会計でしか使うことはできません。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  これは、上田市長のマニフェストでありますけれども(実物を示す)、これについて見ますと、2億9,000万なり2億円の差金がそのまま使えるように書いてあるわけですが、上田市長、どうですか。話によりますと、選対の役員の方が31日に公開討論会があったんですけれども、翌日1日に役所に聞きにこられたということも聞いておりますけれども、これについてどうですか。上田市長は使えるようなことを書いてありますけれども、使えないということなんですけれども、どうですか。お答え願います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  先ほど言いましたように、坪川前財政課長のいわゆる全国平均になればどれだけ使える金が出るかということについては4億円、11%の富山市並みになれば7億円が使えるという話を私は素直に受けたことで、そういう話になっておるわけでございます。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  実際使えないのに、使えるようなことを市民の皆さんに提示することはいかがなものかなと私は思います。実質本当に使えるお金、それだけを市民の皆さんに提示して、そのうち少子対策なり、中学3年生までの医療費の無料化に使うとか、そういうことを言うべきでなかったかなと思っておりますが、今の話を聞いていると全然違うと思いますが、もう一回お願いいたします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  ですから、今坪川課長の言葉を素直に受けて立ったわけでございます。そのことはまず前提として申し上げておかなければなりません。


 と同時に、仮にこの金は横のほうに流用できないということでありますと、例えば下水道工事は水道工事として年内に差金があった分だけさらに遅れている下水道を進捗させるなり、そういう形での使い方は当然あるわけでありまして、差金が有効に使われるということは間違いないと私は思っております。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  はっきり指摘だけさせていただきたいと思います。


 今ほど市長のほうから、差金は出たら、例えば下水道事業の進捗なり、小学校の耐震化でも出ればほかのまた事業とか、小学校のグラウンド整備とか若干は使えると思いますけれども、それはいいんですけれども、これを見ますと、完全に市長はあくまで出たお金は一般財源化して、いろんなものに、少子化対策なり中学3年生までの医療費に使うということを言っておられたので、間違いだったということの指摘だけしておきます。


 いいです。答弁は要りません。


     〔「だめだよ」と呼ぶ者あり〕


○市長(上田昌孝君)  私が発言する。


○16番(前田新作君)  私が質問しているんです。


     〔「議長」と呼ぶ者あり〕


○16番(前田新作君)  要らないです。議長、いいです。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○市長(上田昌孝君)  私の発言とめるのはだめだよ。


     〔「だめだよ」と呼ぶ者あり〕


○16番(前田新作君)  私は、答弁は要りませんと言っておりますので。


○市長(上田昌孝君)  意見がある。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  一言申し上げておきたいと思います。


 私どもが視察しました流山市、ここは入札改革をやりまして、このことから出た差金は、みんな子ども対策に使うと。そのおかげで、子どもを大事にするまちという看板が上がって、若い夫婦が来て、子どもが生まれて、人口が増えているという勉強を行ってきたところでございます。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  先ほど指摘したとおり、滑川市の場合は差金が出ても使えないということだけ、もう一度表明しておきたいと思います。


 次に、起債残高につきまして、非常に滑川市も起債残高が大きいということで、上田市長も述べておられました。本来は一人一人聞きたかったわけでありますけれども、現在滑川市の場合は、一般会計において105億円ほどであります。北日本新聞を見ますと、約30万7,000円ほどになります。その中で特に下水道会計等において、非常に高い残高があるのではないかなと思っております。


 私の調べた限りでは、平成22年度末には下水道は125億円ぐらいに相当するのではないかなと思っております。やはりこの下水道特別会計をきちんとやっていかないと、今後の滑川市の財政も非常に厳しいものになるだろうと思っております。


 そういうところにおいて、仄聞するところによりますと、上田市長の柳原地内の供用開始が平成15年と聞いておりますが、しかし市長のうちはまだ下水道をつないでいないということをある人から聞いておりますが、現実に市長のところはつないでいないのかどうかとの確認で、市長の提案理由説明でも、ことしいろんな地域で供用開始がされた。速やかな宅内排水設備工事を実施していただくよう積極的に働きかけてまいりたいと述べておられるわけでありますが、市長自身がつないでおられないのに、ほかの人に言えますか。市長の答弁をお願いします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  私のことをよく言ってくださいました。私はつないでおりません。


 そこで申し上げておきます。これは山田前部長が下水道におったときに、合併浄化槽を私は入れました。そのときに都市計画事業において、竹内部長がおったときに、ここ10年ぐらいは下水管が柳原に来ないからと、合併浄化槽を勧められました。ところが、この合併浄化槽はまだまだ使えます。あえて私は、しかも補助金をもらわないで全部つくったわけです。それがまだ使えるんです、ばんばんに。だけど管を入れるその負担金は既に払ってあるわけです。切りかえようと思えばいつでもできるわけです。


 そういうことで、この滑川市の下水道は先般も言いましたように、合併浄化槽の普及が非常に他市町村に比べて多いわけでして、新しい合併浄化槽の人はなかなか下水道に切りかえないと私は思います。だけど、前田議員が今指摘のように、私は市の状態を見まして、近々に入れたいと思っておりました。そのことだけは申し上げておきます。


 ただ、入れていないといっても、理由があるということだけはご理解いただかなければいけません。私と同じように入れない人の理由に、合併浄化槽を近々に入れて、入れたばっかりにこれを切りかえろといってもなかなか難しいところがある。担当課が勧誘に歩いても、そこが一歩踏み出せない要因になっていることもご記憶いただきたいと思います。私だけでないということを言っておきます。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  市長、私が言いたいのは、市長は公人でありますから、これから滑川市のトップとしてやっていかなければならない。そのためには市民の皆さんにもいろんな面で協力をしていただかなければならない。ですから合併浄化槽を入れたからしばらく使えるからそのままだということになれば、使用料等々が入ってこないわけですね。そうしますと、維持管理費並びに起債の返済等々に回すお金がなくなっていくと。そういうことをみんな許しておるとなると、なかなか進んでいかないですよ。ですから、市長はきちんと対応していただくことが大切ではないかと思っておりますけれども、どうでしょうか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  前田議員のおっしゃることはよく理解できます。近々に入れます。それでいいですか。


○議長(中川 勲君)  前田新作君。


○16番(前田新作君)  時間がなくなりましたので、まだほかにいろんな項目を挙げておりましたけれども、時間もない。やはりルールはきちんと守っていくのが我々議会人でもあると思いますので、時間がなくなったということでこれでやめさせていただきますけれども、財政危機の問題なり上田市長のマニフェストの問題等々につきましては、まだまだ矛盾なり疑問を感じておりますので、こういった議会、そしてまた委員会等々において、いろいろと上田市長の見解を聞き、そして滑川市発展のため、滑川市民のために私たち議会と市長が頑張っていかなければならないのではないかと思っておりますが、今言いましたように、上田市長のいろんな矛盾に対して追及していきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わります。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  前田議員には厳しく質問いただきましてありがとうございました。御礼申し上げます。


○議長(中川 勲君)  暫時いたします。


 3時30分再開いたします。


                午後3時21分休憩


         ──────────────────────


                午後3時30分再開


○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 なお、本日の会議を1時間延長し、午後6時までといたします。


 6番中島勲君。


○6番(中島 勲君)  それでは、質問に移らせていただきたいと思います。項目は大きく4点を述べさせていただきます。


 その前に、今回の市長選では、私は上田市長の一方の候補を応援してやりました。それはそれとして、これは明らかに市民の審判が下ったということでございます。


 上田市長におかれましては、私は心から当選おめでとうと言いたいというふうに思っております。そして何よりもこれからは、まず市長を支えてくれ、日々業務に励んでいる職員の皆さんと十分意思疎通を図られて、3万4,000人の市民の福祉向上と市勢の発展にぜひ全力を尽くしていただきたいと、かように思っております。頑張ってください。


 それでは、質問に移りたいというふうに思っております。


 まず第1点は、中心市街地の問題であります。


 実を言いますとこのことにつきましては、市長さんの説明の中ではわずか2行で終わっております。この文章を読みますと、なかなか主語とか接続、動詞がよく理解できない。読めば読むほど何かこんがらかってくるような状況があります。これは私だけかと思います。


 そこで改めて、都市機能の再生と、コンパクトで持続可能なまちづくりをしたいと述べておられる中身を具体的にあれば述べていただきたいと、かように思います。


○議長(中川 勲君)  梶谷建設部長。


○建設部長(梶谷正夫君)  今ほど議員の質問にございました言葉につきましては、提案理由の中で述べられておる言葉かと存じます。市長にかわりまして、私のほうから事務的なレベルにつきまして、その理念等につきましてお答えをさせていただきたいというふうに存じます。


 今日における都市の状況はということでございますが、皆さんご案内のように、モータリゼーションの進展などといった社会情勢の変化、さまざまな変化がございますが、それらの影響を受けまして、都市機能が拡散する、あるいは中心市街地の衰退などが顕著に見られるところでございます。


 そういったことから、市街地の人口減少あるいは高齢化社会など、さまざまな社会経済情勢の変化等を受けたうえで、それらの変化等を踏まえると、行政と地域が協働でコンパクトなまちづくりを進めると。最近トレンディーな言葉になっておりますが、行政と地域が協働でコンパクトなまちづくりを進める必要がございます。


 また、特に滑川の場合は、中心市街地の活性化ということで、中心市街地がどこかという議論も以前にはございました。そういう中心市街地の活性化の視点から、中心市街地への支援なども特に必要だというふうに考えておるところでございます。


 まちの中では、高齢者や子どもさんなどが安全で快適な都市生活を持続可能とする都市の構築、まちの中心に人、施設、その他各種機能もまとまったまちづくりというものを基本理念としてとらえておりまして、これらをもとに滑川の市街地の活性化を進める必要があるということを考えておるところでございます。


 そのためには、市民の声、市民のご要望もお聞きしながら、これから1年ほどをかけまして、具体策を検討していくつもりで提案理由の中に書き込んだものでございます。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  私が4年前、初めてこの議会の中で質問させていただいたのはこれだったんです。そのときの答えと4年後の答えとこれほどほとんど同じというのは意外であります。


 というのは、後の質問でも述べますが、平成13年の滑川市の第3次総合計画に合わせて、平成14年3月の中心市街地活性化計画。それを受けて、ここにさまざまなメニューを出してあるわけであります。これはその当時、私はまだ議員ではありませんでした。一民間人として商工会議所の中で、厳しいこともあったかと思いますが、いろんな形でまちづくりの提言を、まちづくり条例も含めて、それぞれの立場で商業者として、あるいはいろいろな町内のそんなことも含めて、中心市街地のさまざまなものを言ってまいりました。


 ところが、今のことを聞いていますと、行政の継続というのは何だったんだろうかという疑問を一つ持っておるわけです。これは改めて3番目のところへ行くと思いますので、そのときにまた細かく質問させていただきます。


 それでは、2番目に移りたいと思います。


 市長のまちづくりの公約についてです。これは別に中心市街地ということではないと思います。市長そのものは、まちづくり全体の意味でマニフェストの中で述べられたというふうに私は理解して質問をさせていただきます。


 提案理由説明以上に、市長の思いあるいは考えが明確に出ておるというふうに私は理解します。中には、この高齢化社会の中で最近、限界商業という言葉をご存じだと思います。最寄り品や食料品の店がまちの中からなくなっていく。これはいろいろ要因はあります。後継ぎの問題あるいは大型店等の問題、一概にこれだという理由はありません。複合的な問題を抱えていると思います。そういうものをまちの中で調達できるようにしたい。これは私は非常に評価できる政策だと思います。こういうことが多分質問の中でも答えの中に、本来は出てきてもよかったのではないかと。行政の継続というのは、私は4年前の答弁と今の答弁とあまり変わらないということの危機感を持っています。


 その中で3点について、市長の真意、思いをまず聞きたいと思います。これは言葉がちょっと抽象的なので、具体的に言っていただければ、なおありがたい。


 地域・生活者視点でまちおこしをしたい、こう書いてあります。住民が真ん中にあるまちづくり条例をつくるとあります。


 1番目の生活者視点等々というのは、市長は具体的にどういう思いでおられるのか。


 それと、2番目のまちづくり条例。これは今のまちづくり条例とはまた違うと思います。市長の持っておられるまちづくり条例。水野議員も12日、質問をされました。多分同じようなまちづくり条例かなと。これは私の勝手な想像でありますが、この2点、ぜひ市長の思いの中で述べていただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  中島議員の質問にお答えします。


 この1番目の「地域・生活者視点でまちおこし」というのは、私の場合は非常に単純でありまして、選挙を通じまして、今回だけではありません。4年前の市議会議員選挙のときも町部を、東地区は約9割の家を訪ねました。空き家と高齢者の生活、おじいちゃん、おばあちゃんがどういう生活をなさっているか、これこそ選挙のお願いに回るという以上に生活ぶりを知りたかったわけであります。空き家がもう300軒に近いという中で、若い人が線路の上へ行って家を建てているよということでありましたので、皆さんがどういうお考えで今生活なさっているか。「困っていらっしゃることは何かないですか」と。おばあちゃんは言います。「ひとり暮らしで夜、風や、病気になったときに、朝まで怖いんですよ」と訴えたおばあさんもいらっしゃったわけです。と同時に、私が日ごろ言っておりますように、回っている間に八百屋さんに入りましたら、どこの八百屋さんも「この後、おら幾つまでできるのか知ったかいね。おらで終わりですちゃ」。ということになると、生活物資の特に食料品あたりの供給源がなくなってしまうことを大変心配をしたわけでございます。


 でありますから、こういう視点で、いわゆる日常最寄り品店等、下駄履き、スリッパ履きで行けるまちの構成ができないかなということを思っております。私がもし市長をやめてでもやるのなら、1軒だけの店でも何かやるかもわかりませんが、これはまち全体のことで1人で片づく問題ではありませんので、まちの方々とも機会をとらえて、これをどうするか。行政の立場でどういう支援をすれば、まちなかに生活者視点というのか、皆さんに身近な生活勝手のいいまちをつくることができるのかというのが私はぜひ必要なことだろうと思っております。これは今さら考えたことではなくて、もう既に8年前、10年前からそんなことを議員をやりながら考えておったのであります。私はなかなかまちにいないものですから、そんなことをまちの人たちとも話しすることもあったんですが、やっぱり私と同じ考えで、まちの方々もそういう不安をお持ちになっているというのが共通の理解としてよくわかりました。それが第1番目の質問の答えになりましたでしょうか。


 それから第2番目の、住民が真ん中にあるまちづくり条例というのは、随分さきの視察の中で、森議員、高橋議員、前田議員も行ったかな、静岡の掛川あたりで生涯学習まちづくり条例というのがありました。このまちを住民がみんなで話し合って、どういうまちにしたいかをみんなが企画するというのが主体であります。


 それから、野々市の十何番目、20番目というようなことで、組合立の都市計画をやっておられましたが、ここでも言われるのは、若い人と子どもたちの将来を考えて、前の組合の都市計画はこういうふうにやっていたけど、おれたちのまちはこんなふうにやろうよと。例えば、通学路を自然のビオトープも入れた少し蛇行した散策できる道路も入れて、子どもたちが学校の行き帰り、カエルも追いかけながら、オタマジャクシも追いながら、メダカも追いかけながらするようなまちづくりをしようよとかということで、まちづくりについては住民が主体でその形をつくっていく。


 そして野々市の町役場へ入りました。町役場はどう言ったと思いますか。「皆さんが決めるから、僕たちは役所としてお手伝いすることだけです」と。企画はみんな住民が決めると、これが野々市町のまちづくりの進め方であったというふうに記憶が新しくよみがえってくるわけでございます。


 そういうことを申し上げて、答弁にさせていただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  思いは思いとして、一応拝聴しました。


 その中で、やはりこのまちづくり条例。これはある意味では、今市長が言われたように町部が抱えておる問題。意外と町部というのは家が連檐してありますから、何となくあれですが、私は加積地区だって、理屈は今高齢化状況は一緒だと思います。それは目に見えないだけなんです。町部は残念ながら生活道路を含めて、幹線道路も通っております。家が連檐しておるということで目に見えるんです。ですが、本来は町部だけでなくて、抱えておる高齢化の状況は、私は前回のこの場でも質問しましたが同じ状況を滑川は抱えておると思います。


 ただ、その中で今市長が言われたように、まちなか特有の問題は、私はあると思います。例えば、限界商業という問題です。これは、これからの大きな行政の課題にしていいんじゃないかなというふうに、私は思います。


 これは何でかと言いますと、商業というものと、先ほどいろいろ愛市購買の中でいみじくも市長も言われましたが、商業の発展がまちの発展につながる。これは逆の意味もあるんです。これは自然発生的に商業ということもあります。だけど、これからは計画的な商業づくりというのは、私はぜひこの限界商業という中でのまちづくりを考えていただきたいというふうに思います。


 それともう1点、まちづくりで、市長が言われた自治会組織とか、昔で言う町内会組織の状況をよく考えていただきたいということです。いろいろなことをやろうとしても、やる人たちの年齢が高齢化しているということと固定化していっていると。固定化というのは受け手がないという意味です。その一方では、その人たちも高齢化していると。だけどそう言いながら、私たちの団塊の世代では、このままではまちはだめだろうという危機意識が各町内会で少しずつ出てきていることも事実であります。


 ですから、そういう機運を、市長は市民とともにという目線であれば、なるほどぜひ町部、加積を含めてそういう各町の置かれておることも含めて、検討をしていかれる中で、まちづくり条例になるのか、基本条例になるのか、これはこれからの論議になろうと思いますが、ぜひ上田市長の任期中に何かの方策を市民ともどもにやれればというふうに、私は思っております。


 これについて、市長の今時点の思いがあれば、再度お聞きしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  中島議員には商業の立場も含めて、住んでいるという立場でお話をいただきました。さすがにふだんから議員としてもよく考えておられるなということで感服いたすわけでございますが、何を言いましても、今言われたように限界商業もありますし、限界町内もございます。運動会も、チームにならないという話はよく聞くところでありますし、高齢社会にあって、いわゆる福祉の事業が市のほうから社協を通じまして地区社協におりましても、町内でやる事業がいっぱいあり過ぎて、受けられないという悲痛な声すら聞こえてきておりまして、このあたりもまちづくりの中では大変憂慮すべきことでありまして、ここらへんが大変問題だろうと思います。


 ただ、全く若い人がいないかといえば、おられんわけでもないということでありますが、できれば、今中島議員が言ってくれた任期中にひとつめどをつけてくれんかということでありますが、私も少しまちの中へ入りまして、皆さんのお話も聞きながら頑張りたいと思います。


 その前に、今言いましたことも含めまして、まちをこれからどうするという広い意味での総体的な基本的なものがなっていないと、個々のまちと全体的な構想と両面でいかないといけないと思います。


 そういうことでは、都市計画とすれば、全体の広い中での考え方、基本をまず立ててみるのが先だというような気がします。これについても、職員とともに頑張るということをお約束しておきたいなと思います。私も頑張ります。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  市長にひとつ期待をしたいというふうに思います。


 その中の3つ目、沖田川の問題であります。これは私の前の川で、非常に恐縮していつも質問をしておるわけですが、昨年の沖田川の対策の期成同盟会の中で、上田市長は、そのときは議員の立場で非常に厳しい発言、議場で申しわけないですが、「ちんたらちんたら何しておるがや。早くやらんかよ」と、こう言われました。私はこの言葉はこういうことだと思います。これは誤解だったらお許しください。


 今回の提案理由説明の中には、順調に来ているという形であります。というのは、多分こういうことだと思います。あの文章を見ますと、市が事業主体となっておる都市計画道路、俗に言う加島町下島線の工事が順調に進んでおると。なのに、県の事業が後追いでないのかという意味のちんたらでございましょうか。そこらだけ、ひとつ確認をしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  そうじゃなくて、事業そのものが遅いということをちんたらという表現で言いました。


 それは、自然災害、洪水、水がつくということは、どのことよりも優先して解決を急がなければならない事業だと思っております。水がつくといって、水が来るのをわかっていて、中島議員のところの前の川が道路まで水が上がる。そして場合によっては床下浸水になってしまうということを、計画どおりだといって、長い期間その中にどっぷりおるという状態は私は許される状態ではないと、このように考えております。


 それからもう1つ申しますが、踏切の下から下流までの工事は、土木関係業者に聞きますと、やれば2年間で終わらなければいけない事業だと。なぜ自然災害で、2年でやれるものを10年間も置かなきゃいけないんだと。ましてや地元の人はみんな困っているのに。だから、ちんたらなんです。


 そこで、昨年は副知事にお会いしましたけれども、副知事は言いました。「下水道管をさっさと滑川市が振りかえてくれて、それから都市計画道路の加島町下島線の工事は滑川の問題だ。滑川がさっさと家を動かしてくれれば、ボックスをぱんぱーんと入れてやっちゃ。そんなものはすぐ終わるがや」と力強いことを副知事が言ったんですよ。


 それともう1つ言います。中島議員、これは聞いておいてくださいよ。富山県に私が例の期成同盟会で言ったのは、3年前に別の意味で言いました。どうしてこんな遅いのかと言っておったけど、私は言ったんですよ。まだ政権がかわらないでしょう。自由民主党として国交省へ金の工面、少し国のほうへ政治ラインでお願いしましょうかと県の課長に言いましたら、それはちょうど期成同盟会が終わったすぐ後だったものですから、みんな聞いておらんがですが、課長はどう言いましたか。「頼むこっちゃ、やめてくれ」と。何でやめてくれと言ったかというと、前の年に工事をやっていたら地下に変わったものが出てきて工事が遅れた。前の年の分の予算をまだ使い切っておらんがに、次の金を持ってこられてもおらところはできんがやと、こういう話だったんです。本当は、行政の頭越しの政治ラインでの予算取りを可能な時期にやりたいと思っておりました。それも含めてちんたらなんです。


 だって、そうでしょう。たった19メートルしか進まないんだもん。町内の皆さんは交通どめを食って、みんな怒っているじゃないですか。そのことを選挙戦でも訴えたというのは一つございます。皆さんに「一生懸命やって、早く終わりましょうよ」と。「上田、頑張ってくれよ」という話がほとんどだったということで、田中町と河端についてはすごい強烈な感じで、「上田さん、そこまでやるがなら、私隣近所へ大きな声で言ってあげる」と言ってくれた主婦の皆さんがおられたことをお伝えしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  市長の思いはよく理解できました。私の言ったちんたらというのは、市の事業が先行しているのに何をしておるのかというちんたらということで、田中町を含めて西地区のそれこそ一番大きな課題でもありますし、私が議会に立候補しようというのも、この沖田川の問題が遅々として進まないということも大きな動機の一つであります。


 ですから、早くやるということは当然住民も議会もだれも反対していないことであります。ですが、これは国の予算あるいは県の予算ということも含めて、これから市長が今言われたことを含めてぜひやっていただけるようにひとつお願いしたいというふうに思います。


 沖田川の件に関しては、住民の大きな、これは災害ということですから、いろいろな手法はあろうと思います。一刻も早くということで、私たちも協力できるところは十分協力していかなければいかんと、私はそのように思っております。よろしくお願いします。


 それでは3番目の問題に移りたいと思います。3番目の問題は、まちづくり交付金事業についてであります。


 市長の提案理由説明には、この事業については市民会館の大ホールのリニューアルなど、個別の事業内容をいましばらく時間をいただいて精査した後に、改めて考えを言うということだったかと思います。しかしながら、その3日後の新聞に、まちづくり事業が中止と。先ほど、マスコミの報道は一つの面だけを見て云々という点もありました。私もそういう経験もありますからあれですが、この中で、都市再生整備計画を一応国へ提出したが、2月下旬に取り下げたということであります。ということでしたら、この市長提案理由説明の中に述べてもらうべきだったのではないかと。


 というのは、市長は議員のときに一番こういうことを嫌っておられたと思います。何か大きな変更があれば、議会に言うべきだと。私は4年間、後輩議員の一人として、そういったいろいろな議会活動を見させていただきましたし、いろんな形で教えもいただきました。そういう中で、私は一番こういう点を議員のときに嫌っておられたというふうに思っております。


 それともう1点、私は議員が質問するということは、議会活動の中で一番重要な活動だと思います。そのために事前通告制という形であらかじめ通告をしてあるわけです。その前提条件は、そこまでに知り得た当局の発表なり状況をつぶさに自分なりに精査して、こういう形でぜひ質問をさせていただきたいと。ですから、きちっとした答えをお願いしたいというのは、私は当局と議会の信頼関係だと思います。これは市長も同じ考えだと思われます。


 そこで、私はこの新聞報道がどうだということではないんです。この時点で市長が提案理由説明をされたときに、このものが事実だったかどうか。このことによって、事前通告した質問の内容が実を言うと微妙に違うものですから、私はこの点だけお聞きしたいと。これはいい悪いを言っておるわけではないんです。事前通告の質問の内容が微妙に変わるということですから、お願いしたいというふうに思います。


○議長(中川 勲君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  今ほどの中島勲議員の事実、2月中に取り下げたのかというご質問でございますが、2月中に指示をいただきまして、県のほうへ行って取り下げをしております。事実でございます。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  そうすると、この中に書いてあったこととの整合性というのはどうなるわけですか。


 私は何を言いたいかというと、自分の質問の内容がこの提案理由説明のこれでやったということを言いたいわけです。ところが、3月8日の時点でこういうふうなものがわかっておれば、違った事前通告の質問内容ができたと。ただこれだけを言っておるんです。質問の内容を間違わないでください。別にやったことを悪いとは言っていないんですよ。ただそれだけなんです。


○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  市街地活性化対策の中の市長提案理由説明では、補助金云々ではなく、市民会館大ホールのリニューアルなど個別の事業の内容について触れておりまして、一番大きな大ホールのリニューアルについてはまだはっきりしておりませんので、改めて公表したいというふうに述べております。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  苦しい答弁だと思います。はっきりとここにはまちづくり交付金の都市再生整備計画というのは、まちづくり交付金とイコールなんですよね。違うんですか、課長。


○議長(中川 勲君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  都市再生整備計画というのは、まちづくり交付金をもらうためといいますか、申請するための前提条件ということでございます。


 それで、今回取り下げたということにつきましては、個別の内容につきましては、若干時間をいただいて一つずつ精査するという意味で、計画と若干相違が出てくるということもございました関係上、出てくる可能性があるということで見直す必要があるということで、計画を一回取り下げさせていただいたわけでございます。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  そういう前提で、一応質問をさせていただきたいと思います。


 まず第1点の大ホールの件であります。これは、先ほどからいろいろと論議になって、いろんな形で理解ができるところもあります。ただ、私はこの問題はつくるとかつくらないとか大きな論議をしてきて、今日に至っておると思います。


 そして、基金も当時は全会一致で夢を持ってやろうと。先ほど浦田議員が言われたとおりだと思います。そして、あれの処分については云々ということも条例で書いてあるわけであります。ずっと日がたてば、状況は違ってくるということも私はわかります。なら、5億円の基金をできないか。市長は子ども中心、私は市長のその言葉が大好きです。であれば、なおさら……。12日は、中島議員とは文化では一番近いと、私はうれしいような、怖いような。山本リンダではありませんが、できればどきどきするような次の答えを待っておったわけですが、そこはなかなかそうはいかなかったと思います。


 ですが、これも実を言いますと総合計画、そして中心市街地活性化計画、それぞれの項目を上位計画から次の計画へすべて行政の流れの中でやってこられた一つの大きなことだと思います。


 それとパブリックコメントの中でも、今までのパブリックコメントの市民からの反応はほとんど皆無に近いわけです。ところが、今回の整備計画については24点ですか、21点ですか、そのうちの半分以上が大ホールに関してです。私は非常に関心の高い、今までの流れからいけば、当然それだけの関心があるパブリックコメントだったと思います。もうすぐできるんじゃないかと。やっと自分たちが思っていた……。特に市長は新川文化ホール云々と言われました。同朋幼稚園も向こうでやると。同朋幼稚園の園長さんは、やるところがないから行くと言われるんですよ。新川文化ホールへ行きたくて行っておられるのではないです。それと滑川高校の吹奏楽部も。


 42年にできたときに、実を言うと、初めてすばらしいホールと言って子どもたちが喜んだ記憶があります。私はまだ大学生でした。その後40年です。今は高木議員が言ったああいう状況なんです。私は市長は子ども中心主義と。あの舞台というものの教育的な見地で、前向きに検討すると言っておられるんですから、ぜひそこらあたりは再考を願って。これはやらないとは言っておられませんよね。検討すると言っておられますから、十分そこらは意見として、市民の状況を考えていただきたいと。


 それと、次も同じような状況です。


 国の登録有形文化財、これの建物が実を言うとたくさん増えてきました。そういうことも含めて、これも総合計画、中心市街地活性化計画、その後の民間の動き。今宮崎家も文化財に登録されるという内定が来たようであります。あそこは4棟そういう形になりました。ということになりますと、かなりのすばらしい歴史的なものもあるということであります。


 そこらを含めて、一つの流れの中で、行政の継続性という中で、ぜひせっかく総合計画、中心市街地活性化計画、その後の整備計画等々の流れがあるわけですから、市長は個別のものは個別でまた考えるということでありますから、私はこれ以上、市長にああだこうだとは言えません。だけど、市長はそういう気持ち、市民の気持ちがある、あるいは民間の動きもある、そういうことも含めて、ここはやはり十分考えていただきたいというふうに思います。


 次の質問に行きます。


 寄贈、寄附の申し出があった蔵であります。ここの固定資産税は今回どういう扱いになりましたでしょうか。そんなことも含めまして、この扱いをどうしていかれるのかお聞きしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  寄附の申し出のあった土蔵の扱いということでございますけれども、先ほど申し上げましたように都市再生整備計画の見直しの指示が出ておるわけでございますので、今後1年程度をかけてまちづくりにどういうふうに活用できるか今検討しているところでございます。


 同様に土蔵の活用についても、当然見直すことになるということで、改めて土蔵を活用したまちづくりを展開する場合でございますが、一応篤志家のご寄附も確認しながら進めることになっているわけではございますけれども、今ほどの税金の関係かと思いますけれども、個人的な財産でもあるので、ちょっとまた別の場でということでいかがでしょうか。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  個人的と言われると、非常に私は答えづらいです。


 私の質問は、寄附の申し込みがあった。これは当然、その前提で話が今まで進んでいたと。その建物、土地について、今回は課税をされたかされなかったか、ただこれだけです。これが何か個人情報にひっかかるということであれば、これはまた別の話であります。


○議長(中川 勲君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  税の関係ですので、私から答弁させていただきます。


 寄附の申し出があったということで、まだそれを受けるかどうかということを市のほうで検討を重ねておるわけでして、賦課猶予という形で、本人に迷惑がかからないような状態でございます。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  わかりました。一応それでこのことについては終わります。


 それと、先ほど建物云々というのは、そういう整備計画があったという前提で、いろいろな歴史的な建造物の持ち主が、修理が完了したところもありますし、これからやりたいということで実際工事が始まっているところ、あるいはその一連の業者の方、1社ですので、その方に建物の状況を調べてもらう。これは廣野家、これも有形文化財になっております。それと城戸家、これも有形文化財。ここも修理あるいは店舗として使いたいという動きがある。それと、昔、旅籠であった菅田さんのところも工事が入ってくると。非常に、今回の市の動きで、民間の歴史的な建造物の持ち主が動いておられるという事実もあります。そういうことも含めて、ここらの評価もぜひしていただければというふうに思っております。これは要望という形で質問、ということで省きたいと思います。


 最後に財政面からということで、まちづくり交付金事業そのものは、市長の判断で一応検討するということであろうかと思います。私は、これから新たにいろいろなことをやるには、財政的なものが非常に大きなウエートを占めてくると思います。


 いろいろなメニューを調べますと、民間がやれる事業も実を言うとたくさんあるようであります。しかし、そういう場合も、国へ申請に行く場合、必ず地元の市はどうなのかという条件がついてくるわけです。例えば、「がんばる商店街」は県の事業であります。これも必ず、市はどうかと。そのかわりに民間で幾ら、市で幾ら、県で幾らという補助内容であります。あるいは「歴史と文化が薫るまちづくり」も県の事業でありますが、これも同じ状況であります。国へ行くともっと状況が厳しく、市の協力ぐあい、あるいはこの事業に対するコメント、いろいろな制約が出てまいります。


 市長の思いの中で、いろいろと政策提言とか、地元の動きというものをどしどしやるべきだという発言がありました。私はそれは非常にすばらしいことだと思っております。


 ただその一方で、資金の要るものについては、民間100%という形でできない部分がたくさんあるわけです。ですが、補助を受ければやれる事業も多々あるわけです。そういう意味の財政的に有利なものがあれば、ぜひ市も住民なりあるいはNPO、あるいは商工会議所、いろいろ事業主体があるので、そこらあたりの考え方をお聞きしたいというふうに思います。


○議長(中川 勲君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  今ほどおっしゃいました民間の事業でございますが、先ほど来、何度か申し上げておりますが、第2期まちづくり交付金事業につきましては一応精査するということで取り下げさせていただいておるところでございます。


 今後新たに大規模な施設整備、まちづくりを実施する場合には、該当する事業をいろいろ研究いたしまして、さらに有利な交付金制度の活用についても検討してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。


 また、民間の事業等についてでございますが、必要な場合につきましては、お互いに協力して研究していきたいというふうに考えておるところでございます。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  ぜひそういう形で、市も民間も一体の形となってお願いしたいと思います。


 最後に移ります。全国学力テストの問題であります。


 本年4月もこのテストは実施されるということでありますが、市長の公約の中では、その結果を公表できるように社会全体で支えるということであります。しかしながら、議会答弁の中では、教育長は公開をしないという答弁もしておられるわけです。その時点での上田市長の発言は、議員としての発言ということで私はお聞きしておったわけですが、今回、新たに公約の中にもこのことが述べられてきました。私は、教育委員会というのはあくまでも独立した行政機関、執行機関というふうに理解をしておりますし、法律の中にも明確に教育委員会というものの位置づけも書いてあります。


 上田市長の教育に対する思いというものは、それなりには評価できるわけですが、この公表について上田市長のお考えをお聞きしたいと思いますが、いかがですか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  このことにつきましては、特に滑川は2つの中学校がインテリジェントスクール、教育環境日本一の学校。そういう中にあって、公表できないほどの教育をやっているのかと、だれしも一般の人は素直に思うと私は思います。


 この発表できない理由というのは明確ではありません。ただ、学校単位とか、父兄にとか、それぞれ個別なことはやっているんだよという回答でありますが、これは滑川の子どもたちがどれくらいの学力があるのかという比較も加えて、滑川の子どもたちがいい教育を受けて、実績も上がっているよということを知らしめることが皆さんの自信になると思うんです。このまちが教育に熱心なまちだと。このまちに住めば、子どもは賢い子になるという実績ぐらいは示してもらいたいと思います。


 私は東京であった「これでよいのか!教育委員会」というシンポジウムに行ってまいりました。金沢市の市長が基調講演をやってくれました。金沢市の市長は冒頭で「私も教育の専門家ではありませんが」という断りの中でいろいろと話をなさいましたが、やっぱり金沢は金沢としての誇りがありまして、教育委員の皆さんは学校上がりの先生が全然入っていない。そして授業も、金沢市の歴史については、金沢市が独自の歴史というものの授業もまちらしい授業を入れたりしているような話もございました。教育はそういうことで。それからもう1つは、金沢は先生方に市の記章を全部つけてもらう。市立の学校だということで、バッジは全部つけてもらっているんだという話もありました。


 ということで、今中島議員がおっしゃったような聖域みたいな話、教育委員会聖域論はそろそろ社会共有のものとして、少しオープンになって、子どもたちを社会全体が守る、滑川の子どもたちは滑川のみんなで守るという雰囲気をつくっていくべきだと私は思っております。


 そんなことで全国的には動きもありますので、そういうことを日々のうちに研究をしながら、また積極的に、前向きに子どもたちのことをみんなで考える、そういう滑川市にしていくべきだろうと思っております。学校の先生方がすべてだというようなことで。


 だって、私は1つ悪いことを言いますよ。まるで教育委員会じゃなくて教育事務所がすべて牛耳っているような感じだという印象が昔から強うございます。私の印象ですから、ごめんなさい。


 そういうこともありまして、教育は社会全体にオープンになるべきだと、私は思っております。これは教育委員会に対する大きな期待です。批判ではありません。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  中島勲君。


○6番(中島 勲君)  市長の基本的な思いに、私は口を挟むことはしません。これは一人ひとりの教育に対する市長の大きな目標であります。ただ、私が言いたかったのは、教育委員会というものと当局というものとの、一つ一つの独立したものを一応認め合おうと。あくまでも教育委員会制度の意義というのはあるわけです。そういうことも当然市長はわかっての発言だと思います。


 ですが、そういうことも含めて、教育委員会の独立性とさっき言われましたが、私は政治的な中立というもの―今は政治的なことではないですよ。それと継続、安全性と、いろいろあるわけです。そこらも含めて、市長の思いということと、教育委員会がどうあるべきかということとの論議がいろいろあろうかと思います。教育に対する思いは、私は私として市長の考え方をお聞きしましたが、ただ、教育委員会としてやるべき仕事もあるということの学力テストということでお伺いしたわけでありまして、時間も来ましたのでこれで私の質問を終わらせていただきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(中川 勲君)  3番原明君。


○3番(原 明君)  まず上田市長には、当選、心からお祝いを申し上げます。今後とも、滑川市勢発展のために頑張っていただきたいと思います。私も頑張らせていただきます。


 それでは、通告してあります6項目について質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。


 まず1点目の海洋深層水の利活用の促進についてであります。


 海洋深層水というのは、滑川市の貴重な固有の資源でありまして、これにつきましては食品分野、医療健康増進分野、産業振興分野、観光分野、また農業分野へと広く利用されております。


 昨年12月定例会でも、この海洋深層水の利活用についての質問をさせていただいておりますが、新年度の予算のほとんどが管理費、維持修繕費といった経常の予算であります。上田市長におかれましては、滑川ブランドの営業マン、現場第一主義、スピード行政を公約にしておられます。私も、本当に滑川のトップ営業マンとして、こういったブランドの売り込みに期待をしておるわけであります。


 そういった中で、まず海洋深層水の利活用の促進に向けて、新たな需要の創出と販路の開拓、深層水ブランド力の強化、また観光物産事業者との連携、県や民間企業との中で海洋深層水の特性を生かした研究開発、こういったものをどのように進めていかれるおつもりなのか、まずこの利活用について上田市長のご意見をお聞きしたいと思うわけでありますが、よろしくお願いをいたします。


○議長(中川 勲君)  稲谷商工水産課長。


○商工水産課長(稲谷幹男君)  海洋深層水の利活用の促進につきまして、事務レベルでのお答えをします。


 深層水の利活用につきましては、これまでも富山県と共同で健康増進対策の研究や富山県深層水協議会に加盟し、新商品の開発PRに取り組んできたところであります。


 商業等への利活用につきましては、本市の海洋深層水の分水施設であるアクアポケットでの深層水の販売量を見ますと、個人と事業者販売合わせて、開設当初の平成17年度が1,429トンで、平成20年度が2,588トンであります。うち事業者への販売量につきましては、平成17年度が872トンで、平成20年度では1,185トンと増加しておりますので、商業等での利活用も大きく伸びているものと考えております。


 また、健康増進面での利活用につきましては、平成20年度から3年計画で富山県と共同で、メタボリック症候群に対する海洋深層水温浴の効果に関する研究を実施しており、最終年度の平成22年度では、メタボリック症候群対策のためのプログラムの開発を行い、海洋深層水の運動浴の効果について検証する予定としております。


 今後は、身近な利活用として、例えば切り傷、すり傷など創傷への有効性についての研究を考えており、富山県と協議してまいりたいと思います。


 今後とも富山県、富山県深層水協議会等と連携し、健康増進に関する研究、新産業の創出や新商品の開発など、広く深層水の利活用に努めてまいりたいと思います。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  ありがとうございました。


 深層水の利活用につきましては、今課長が言われたとおりでありますが、いわゆるミュージアム、タラソピア、アクアポケットの3施設がこういった深層水を利活用しておるわけであります。今後でありますが、この3施設の利用の改善というか、営業改善に向けてもひとつ検討をしていっていただきたいと思います。これについてはまた改めて次の議会で質問をさせていただきたいと思います。


 コミュニティバス「のる my car」についてであります。これにつきましては、平成19年度より実証実験運行が始まっております。23年度、来年度の本格運行に向けて、これまで便数、ルートの見直しが順次図られてきております。そういった中で、市民の足として運行に努力されている中、利用者は着実に増えているというふうに聞いております。ただ、利用される方が多くなりますと、それだけ利用しやすいほうへ皆さんの意見や要望を多く聞くわけであります。


 そういった中で、これまで何人かの議員も質問しておりますが、先に運行ダイヤについて質問をさせていただきたいと思います。


 21年6月1日に改正されました運行ルート及びダイヤでございますが、JR滑川駅を利用される方からお聞きするわけでありますが、「のる my car」との連絡。通勤通学者がJR滑川駅を利用される列車の時刻は、先週の土曜日の3月13日に変わりましたが、今までは富山方面が7時31分、魚津方面が7時39分、これは滑川発の時刻であります。どのルートを見ても、この列車の前にバスは滑川駅前には着いておりません。これは21年6月1日以前であれば、間に合っていたという話も聞くわけでありますが、残念ながらこの状況が昨年の6月からずっと続いておるということであります。これは夕方も一緒であります。特にことしあたり、たくさん雪が降りますと、とにかく大変であったと。これは一日でもいいから早く、この時間帯に合わせたダイヤを組んでほしいと。3月13日には、富山行きが7時38分、魚津方面が7時40分、若干遅れたり早くなったりしていますが、これはぜひバスの時間帯をまず早急に検討していただきたいと思います。


 それとあわせて、ルートの見直しでありますが、各ルートで時間を稼げるということになると、少し遠回りになるかもしれませんが滑川駅の南口にとまっていただきますと、地下道を通じて駅前のほうへ行けますので、そういったこともルートの中で検討をしていただきたいと思うわけであります。


 ちょっと体の不自由な人もおられます。そういった方からも聞きますし、少し時間に余裕を持って、何とかJRとの利便性を図っていただきたいと。これは「のる my car」の一の目標でありますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。


 まずこの点について。


○議長(中川 勲君)  高辻生活環境課長。


○生活環境課長(高辻 進君)  それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。


 まず、朝の通勤の時間でございますが、確かに19、20年度は、通勤の利用で朝早く始発便を出しておりました。ところが、中学生の保護者から子どもたちが乗れる時間帯にバスを走らせてくれないかという要望がたくさんございまして、一応21年度は中学生の時間に合わせて、前年度より25分ないし30分遅らせた便の実証実験を試しにことし1年やってまいりました。まだ途中でございますが、中学生がことし1年間乗った形跡がそんなにございませんので、今事務局案でございますが、22年度は通勤のほうで、今言われました時間帯に間に合うようなバスの運行を考えているところでございます。


 もう1点は、南口だったと思いますが、現在南口は、以前は走っておりましたが、今初めてその意見を聞きましたので、これにつきましてはバスルートもございますし、いろんな課題もございます。それはまたもう一度じっくりと考えさせていただきたいと思います。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  中学生は大事にしてください。通勤通学の人たちも大事にしてください。これはどっちかに偏ると大変なことになりますので、ぜひ皆さんが利用しやすいようなことで、6月には見直しということでありますので、お願いをしたいと思います。


 それともう1点、ルートの延長です。これは上田市長も議員のとき、委員会のほうでおっしゃっていました。私はこの「のる my car」の質問をここで何回かしておりますが、どうしても東福寺野公園まで何で延びないのかと。実験なのに何で走れないのかと。そのとき議員でありました上田先輩は、「おお、そうや。実験だからやればいいねか」と、そういった言葉が私の頭にまだ残っておりますが、ことしは6月には9ホール増設でパークゴルフがオープンというふうに聞いております。


 そういった利用者の増加が望まれる中で、ぜひ東福寺野公園への運行を、期間限定でも構わないと思いますが、望むものであります。


 このルートの延長につきまして、市長、ぜひ答弁をお願いいたします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  原議員の質問にお答えしたいと思います。


 原議員と私は同じでありまして、この指示をしたところであります。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  ありがとうございます。


 地元の方が医者に行くだけだけれども、上がってこないのはなぜかという言葉もたくさん聞いておりましたし、今市長がおっしゃったとおり、パークゴルフ、バーベキューで、東福寺野自然公園へ子どもを連れてたくさんの人がこのバスを利用される。そういうふうになれば、もっともっと利用率のアップにもなりますし、ぜひよろしくお願いをいたします。


     〔「どのルートとどのルートのことを言っておられるのか」と呼ぶ者あり〕


○3番(原 明君)  いや、東福寺野の……。


     〔「最初のやつは……」と呼ぶ者あり〕


○3番(原 明君)  すみません。戻ります。


 最初のルートでございます。南口の話です。


 私が思うのは、2ルートぐらいしか回っていません。寺町ルートも回っていません。大日室山、小森も回っておりません。栗山は駅を回っています。あと北部循環があります。本当に少ないわけでありますので、ぜひご検討をお願いいたします。


 それでは3番目の市有林の活用についてであります。


 この市有林につきましては、財政健全化対策特別委員会で、私も2年間、上田市長と一緒に議員のときにやらせていただきました。市有林、市行造林の見学を行い、初めて存在、山がたくさんあって、スギがたくさんあるということを知ったわけであります。


 この特別委員会の中で、市有林が1万1,873平米、スギの木で3,365本、市行造林に至っては11万3,002平米、立木3万6,294本というのが報告されております。これは十分大きく育っておるわけであります。市長もスギの有効利用を公約におっしゃっているとおり、木のぬくもりというのは確かにすばらしいものでありまして、温かさが伝わりますし、自然というものが本当に実感できると思っております。


 ただ、このスギの活用につきましては、今後の管理、それから切り出して活用するまで相当年月がかかろうかと思いますが、こういった利用に向けて、新年度からどのように進めていかれるのか、市長の考えをお聞きしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  市有林、市行造林ともに約4万本ほどのご紹介をいただきました。実は、これをいかに利用しようかと私の頭の中でぐるぐる回っております。ぜひこれを使って、利用したもの。


 そこで、今まで議員のときも言っておりましたが、切り出すのに金がかかる、試算をしてくれと言っておりましたが、森林組合あたりに聞いてやってみてくれと言っておりましたが、なかなかやってもらえなかった。


 そこで、私、人事になりましたら、これの担当を決めてもらって、ひとつ試算をしてみたいと思います。そして、魚津市あたりはもくもくホールとか、皆さんごらんになったことがあると思いますが、そのほかに澤?市長が森林組合の組合長もやっておられたという過去もありますので、専門家でございます。


 そこで、この木の切り出しについての財政的な支援もあるようでございますが、それらを含めて、いかに手前で持っているスギ材を使えるかどうかも一つであります。それよりも、それに加えてもっと大事なのは、今、原議員がおっしゃったようにスギ材を育てるという意味での間伐。この後の木材が本物に大きく育つという意味では、聞くところによると、200年のスギをつくれという話でありますから、200年のスギをつくるような間伐をやって、間伐はかなり大きくなっているのを見てきたところですよね。2月に一緒に見ました。使えるものは使いながら、200年のスギをつくるというチャレンジ、前向きな考えで、この木材を使っていこうという試みもやってみたいなと思っております。


 切り出すのにどれだけ金がかかるのか、製材をするのにどれだけかかるのか、運搬や人的なものもどこまで対応できるのか、それをやってみたいなと思っております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  今、市長の答弁がありましたが、200年というのは、私らはこの世にいないわけでありますが、例えばスポーツ健康の森造成、それから今予算には計上されておりませんが児童館、そういったところにもできるだけ早いうちに利用されるような検討をお願いしたいと思います。これは今調査してやらないと、使える時期もありますし、ぜひ実施に向けて計画をお願いいたしたいと思います。


 それでは、食育教育についてであります。


 上田市長におかれましては、子ども政策を重点的に進められております。食育教育においては、議員時代よりたくさん取り組んでおられまして、質問、提案、意見を言ってきておられるわけであります。


 そういった中で米飯給食も3.5回ということで、増やして実施されます。公約にも載っておりますが、保育所、幼稚園での食習慣の指導の徹底、そして小学校、中学校の9年間で保健体育、家庭科、理科、社会科、国語と、総合的な食育教育の中で実施を進めるというふうにうたわれておるわけでありますが、大変なカリキュラムになろうかと思います。


 すばらしい食育教育になろうかと思いますが、私は今後どのようなスケジュールでやられて進めていかれるのかなと楽しみでもありますし、ちょっと広いなというふうに思っているわけですが、この教育の進め方についてお聞かせをいただきます。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  これは、教育次長か教育長が話してくれればわかるのでありますが、今言ってもらいますけれども、議員時代にも教育センターを通じまして、その計画をやっておられるところに何回かお邪魔したことがあります。佐々先生がセンター長をやっておられまして、出発の作業をやっておられまして、もう既に実施しております。小1、中3は各カリキュラムのほうはやっておりまして、その成果について発表したものも製本されておるのを見せていただきました。既に始まっておりますので、そんなに驚かないでください。


 それから、いわゆる食習慣の話になりますが、私は最近の中3までの医療費無償化というところでひっかかりましたのは、口腔衛生、虫歯があまりにも多過ぎて、医療費が随分高くついているという話も聞きました。その実態をつぶさに調べて、食育の中の口腔衛生の部分で、少し医療費を下げるようになってくれればいいなと思っております。いわゆる医療費を出すという前に、子どもたちが健康で、医療費がかからない健康な子どもをつくると。そのための食育であるというふうにも考えております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  佐藤教育次長。


○教育次長(佐藤孝男君)  それでは、私のほうから食育教育についてお答えいたします。


 今ほど市長のほうから概要について回答されましたが、私のほうから細部についてお答えしたいと思います。


 幼稚園につきましては、現在市内の公私立幼稚園6園へ学校給食場でつくった給食を提供しております。子どもたちの給食の状況を把握するためにも、幼稚園での食育は必要と考えております。


 また、早い時期からの食育が効果があり、小さい時期の食歴―これはバランスよくいろんな食材を食べることができるというようなことですが、こういった小さい時期からの食歴が将来の食生活を豊かにしてくれることから、日常の食習慣をどうとらえるかが大切であると考えております。このため、園児のみならず先生方に対しても、あらゆる機会をとらえて指導ができるようにしていきたいと考えております。


 また、幼稚園においても、先生から園児への食育についての日ごろの指導が大切であると考えているものでございます。


 次に、小中学校における食育につきましては、先ほど市長も申しましたが、現在も各学校では食に関する年間指導計画を作成しております。例えば、理科、社会科等の各教科において、あるいは給食時等の特別活動の時間において、そしてまた総合的な学習の時間などで実施しております。


 現在、学校からの要請により給食場に配置された栄養教諭1名が食育の指導教材の提供や、学校へ出向き食育の授業をしたり、給食の時間を利用して指導を行ったりしております。栄養教諭による食育がより有効と考えており、今後とも事前に学校の食育授業希望日を聞き、調整をしながら、できるだけ学校を訪問し、食育の授業を展開したいと考えております。


 なお、栄養教諭による指導は幼稚園についても実施したいと考えております。


 また、地域の生産者団体と連携して、農林漁業体験、食品の流通や調理体験など、今年度、21年度も実施しておりますが、これらの体験活動も食育の中に入れながら学校だけでなく、地域との協力によって食育を一層推進させていきたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  若林福祉課長。


○福祉課長(若林克己君)  私からは、保育所での食習慣の指導ということで、現状をお伝えしたいと思います。


 保育所での食習慣の指導といたしましては、市の管理栄養士と食生活改善推進員が連携いたしまして、各保育所において、朝食や、あるいは栄養のバランスに配慮した食事の大切さなどを、紙芝居やエプロンシアターというものを通じまして学んでいただいて、食育教室を実施しているわけでございます。


 また、各保育所におきましては、野菜の栽培とか収穫、あるいはそれらの調理を通じまして、楽しく食べる経験、あるいは食材への感謝の気持ち、それから豊かな人間性をはぐくむことなどを目指して、そういう食育を実践しているところでございます。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  今のほかに、ことしはぜひやってもらいたいということで保育所、幼稚園の現場におられる調理の方、あるいは指導者に対する指導を仕掛けてみたいと思っております。子どもたちのキッズキッチンあたりを指導する先生方というか、現場におられる人たちのために中央から先生を呼んで、その指導もやってみたいと思っております。


 氷見市はおととしもうやっておりますので、同じ先生を呼べないかということで、今調べてもらっております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  ありがとうございました。私の勉強不足でありまして、今度質問するときはたっぷり勉強してから質問したいと思います。


 ただ、私はこの食育全体のカリキュラムの中で思っていたのは、幅広くなるものですから、体験農業とか、いわゆる人とふれあいながら実際つくって、そういったものの中で食育を考えると。これもあると思いますが、そういったイメージが強かったものですから、栄養士さんの指導とか先生方の指導、子どもたちへのカリキュラムには少し勉強不足でありましたので、勉強させていただきたいと思います。ありがとうございます。


 それではもう1点、生涯いきいき食育推進事業についてであります。


 これにつきましては、新規事業ということで100万円の予算がついておりますが、これも食育推進事業ということで、どのような内容で行われるのかお聞きしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  和泉市民課長。


○市民課長(和泉武義君)  それでは、ただいまの生涯いきいき食育推進事業についてお答え申し上げます。


 これまでも市民健康センターでは、保健分野における食生活からの健康づくり事業として、糖尿病や高血圧予防などの病態別栄養や健康増進からの視点で、各種保健事業を積極的に展開してきておるところでございます。


 平成22年度からは食育の視点で、栄養・食生活からの健康づくり事業を各ライフステージに応じて拡大展開することといたしております。


 この中では特に、具体的な3本柱として3つの重点施策を掲げております。


 1つ目は、食育推進関係組織の連携強化でございます。これは市役所内の職員で構成しておりますが、滑川市食育推進連絡会というものがございます。もう1つは、市内の病院、介護関係、学校等で食育推進や栄養管理に従事する栄養士さんで構成する滑川市栄養改善推進連絡会というものがございます。この2つを相互にそれぞれ強化していくものでございます。


 2つ目は、各ライフステージにおける食育実践活動を行う中で、幼年期から高年期までの各時期における食育の課題を掲げまして、その対策としてすべてのライフステージに応じた実践活動を展開していくものでございます。


 この中では、新規事業として、少年期の「食でゲンキッズ出前講座」を行います。これは、子どもたちは学校での食育活動で学びの機会がございますが、この学びを日々の日常生活につなげるためには、保護者を中心にした家族への啓発が重要であることから、各校下単位でこの講座を開催し、親への食育啓発に重点を置き、実施するものでございます。


 また、青年期にはプレママさん、いわゆる出産前のお母さんに対しまして、運動栄養セミナーを実施いたします。これは近年、低出生体重児が増加していることから、妊娠期の適正な栄養量について正しい知識を普及することを目的に行うものでございます。そして壮中年期には、地区公民館等へ市の管理栄養士が出向き、各地区の食生活改善推進員さんとともに地区食育講座を開催いたしまして、食育を意識づけし、浸透させることを目的としておるものでございます。


 最後の3つ目は、ボランティア育成でございます。


 食生活改善を図るためのマンパワーとして重要な食生活改善推進員の研修会等を通じまして、養成、育成を行い、活発な食育活動を推進していくものでございます。


 以上の生涯いきいき食育推進事業を通じまして、市民一人ひとりの食についての意識の高揚に努め、ひいては健康寿命の延伸と、先ほど市長が申されましたが医療費や介護費の低下に成果が出るよう積極的に取り組んでいく予定でございます。


 以上でございます。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  ありがとうございました。


 たくさんの事業を推進されておる、非常に結構なんですが、私は今ちょっと思ったんですが、市民課、教育委員会、福祉課、また先ほどの話では農林課とか、多種多様の課が入り乱れて食育教育を進めるという形になろうかと思うんですが、これは例えば、ある程度きちっと連絡がとりやすいような取りまとめというか、一つの課に限定するというようなものはできないのでしょうか。これがちょっと1点、今気になったのですが。


○議長(中川 勲君)  和泉市民課長。


○市民課長(和泉武義君)  確かにこれにつきましては、それぞれの組織がございましたが、機能していないところがございました。そこで、市長からも指示を受けておるわけですが、健康センターが中心となって、農林課とか教育委員会、それぞれ連携をとり合いながら、今これは当初に予算づけしたものをご説明したわけですが、これらを発展拡大させていくような方向で検討してくれという指示も受けております。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  ありがとうございました。ぜひスムーズにすぐ動けるような状態ということをまず心がけていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


 それでは、農業の振興についてに移りたいと思います。


 米戸別所得補償制度の状況とその対応についてであります。


 農業従事者の高齢化、人口減少、そして農家所得の激減ということで、各農家はそれぞれ大変厳しい状況にあるわけでありますが、そんな中で23年度から戸別所得補償制度の本格実施が始まるわけであります。新年度は戸別所得補償モデル対策。そしてこの事業の目的については、水田を余すことなく活用して食料自給率の向上を図ること、また農業と地域を再生させ、農家の人たちが将来に向けて明るい展望を持って生きていける環境をつくると、すばらしい文があるわけであります。


 ただ、この中で、生産調整した転作作物によっては交付金の単価が下がると。集団転作の実施がちょっと赤信号かなというところが―赤信号ではないかもしれませんが、実施がなかなか難しくなるのではないかと。また、地権者と耕作者の関係もあります。野菜栽培農家をはじめ、各種栽培農家の交付金が減るということになれば、こういった農家の方々の経営への影響が心配されるわけであります。


 こういった農家の状況の全体をとらえてどういうふうに見ておられるのか。そして交付金のなくなった対応について、これは12日の古沢議員の質問にもあったかと思いますが、明確でないところもあろうかと思いますが、対応についてお伺いいたしたいと思います。


○議長(中川 勲君)  新村農林課長。


○農林課長(新村 剛君)  原議員の米戸別所得補償制度の状況と対応につきまして、お答えいたします。


 戸別所得補償制度の本格的実施に向けまして、事業の効果や円滑な事業運営を検証するために、22年度にモデル対策が実施されます。この対策では、食料自給率の向上と水田農業における経営の安定を目標に、米や転作作物に対して、国から直接農家に交付金が支払われます。


 議員ご指摘の農家への影響ということでは、転作作物への助成単価が落ちるのではないか、それから集団化については難しくなるのではないかということがございました。これにつきましては、この制度の実施にあたりまして、激変緩和措置が講じられることになっております。このことにつきましては、地域協議会であるアルプス地域水田農業推進協議会において、現在調整のための手続がなされております。


 それから、地権者と耕作者の関係についてご指摘がございました。


 米戸別所得補償制度の対象となる農家のほとんどは、農地保有合理化事業における利用権の設定がなされておりまして、法的に非常に強い力で守られております。したがいまして、地権者と耕作者の中での問題はあまり起きないものだと考えております。


 それから、最後の野菜農家への対応につきましては、地域振興作物として助成するメニューがございます。これによりまして、かなりの支援ができるものと考えております。


 以上であります。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  ありがとうございました。


 さまざまな農政がころころ変わっている中で、やっているほうは本当に大変なわけでありますが、激変緩和措置も、平成23年度以降はちょっとはっきりしないというような報告も受けております。


 こういった中で、滑川の農業を守るということであれば、しっかりと県や国に対して、政策が変わるごとに交付金が変わったりということはあってはならないことだと思いますので、激変緩和措置についても、先日の古沢議員の質問では出なかったものであります。どうか農家が収入減にならないように、県、国へ働きかけていっていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。


 それでは、野菜自給率の向上対策及び給食用野菜の委託生産、それから価格補償契約の取り組み、これも市長のマニフェストに書いてあります。それから、滑川市の農業の活性化をどのように進めるか、これをあわせて質問させていただきたいと思います。


 上田市長におかれましては、食育を徹底した健康づくりによりまして、医療費、介護費の低下を目指すと。また、保育所、幼稚園、小学校、中学校での食育教育の実施をあわせ、地産地消も強力に進めていく強い気持ちが出ております。中でも、野菜自給率の向上対策として、学校給食用、滑川産の安全野菜の委託生産、そして価格補償契約をより一層進めるとあります。


 安全・安心な野菜の活用による食育、農家の経営安定、さまざまな効果が期待されておるわけであります。私も、早くこういった施策が実施され、安心・安全な野菜が子どもたちの学校の給食にのるということを強く望むものでありますが、この委託生産と価格補償契約。これは、昨年9月に私が質問したときには、市のほうはジャガイモで委託契約生産をやっておられるというふうな答弁を聞いておりますが、いわゆる数量、品目、どういった形で進めていかれるのかお伺いいたしたいと思います。


 あわせて、市長も農業従事者であります。農業は滑川市の基盤をなすものと。農業を取り巻く環境というのは大変厳しい状況の中でありますが、この滑川の農業の活性化に向けて、上田市長はどのように農政を進めていかれるのか、それもあわせてお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  今の野菜づくり、前から申しておりますように、富山県は全国一地場野菜の生産が弱いわけであります。そのことも含めて、いわゆる食育における国からの品目ベース30品目とかというのがありますが、今のところ、15品目プラス果樹の2品目、ブドウ、リンゴを入れると17品目ぐらいしか実はやっておりません。先ほど資料を手にいたしましたが、学校給食における地場産野菜の量というのは7%をちょっと超えたところです。品目よりも全体の量で非常に少ないというのがわかります。できれば、腐らない、すぐに悪くならないのが根菜類であると思いますので、根っこの芋類とか大根とかカブとか、そういうものも少し多めにつくってもらえるような委託もやってみたらどうかと私は思います。


 そこで、南砺市あたりのところを聞いてみますと、市役所の農林課と料理をつくる給食の現場、役所とつくるほう、そして市場と農協、この4者で来年度の作付の計画を立てているという話がございました。そこで、やっぱり計画生産、委託生産ですから、これくらいの計画を立てたうえで、計画の上にのっとった生産をお願いしたいと。富山市の教育委員会あたりは、3年間の価格の平均プラス2割ほど補償しているという話でありましたが、2割になるのかどうかわかりませんが、そういうことである程度つくってもらうからには価格補償もしながら、富山市が水橋で大量のタマネギをつくってもらっていると。タマネギなんかは一回干してやればずっともつわけですから腐らないですよね。いつまでも使える。


 そういうことを考えますと、地場産の安全野菜の供給は、いかにも7%というのは貧弱過ぎると私は思います。サツマイモあたりだって、植えつけの時期をずらせば、2カ月や3カ月ぐらい長く使えるわけでしょうし、そのことも含めますと、野菜生産につきましては、ちょっと本腰でやらなければいかんがでなかろうかと。これはマンパワーが必要でありますから、JAのほうにもよくよく力をかしてもらって、一緒に地場野菜生産の拡大、消費というものを図っていくべきだろうなとそんなふうに考えております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  これは、市長、いつごろから話し合いというか、決定していくというのはことしから進めるわけですか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  今言いましたように、いわゆる来年の作付というのは秋口に決めておかないといけないと思いますから、冬場のうちに翌年の計画を立てる。それまでに準備したいなと。私は個人的には今皆と打ち合わせをしていませんが、そういうような計画でいきたいなと思います。


 この間から言っておりますように、野菜生産に関する、野菜をつくる指導者が少なくなっておりますので、県やJAのほうにもお願いして、指導者養成もその前段にありますので、すぐというわけにはいかないような気がします。ただし、農家の方々がいつもつくっている野菜、大根やカブあたりは得意な人は幾らでもいるわけですから、特別な指導者、先生を呼ばなくてもやれるところはやってもらいたいなというふうには思います。大根あたりは秋ごろに向けてやれるわけですから、やれるものから手始めにやってみたいなと思います。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  市長、あと1つ、滑川の農業の今後というか、どういうふうに考えておられるかお聞かせいただけますか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  水稲単作地帯ということで、滑川の農業はこれまで来ました。そして、滑川ブランドとしての「コシヒカリ」「てんたかく」という米を中心にして売っているわけでございます。


 したがいまして、米の販売につきまして、これからも積極果敢に外へ売るということも一つでありますし、その前に、滑川の中でおいしい滑川米は、滑川の人たちが食べるという地場での消費も考えていかなければいけないと思っております。


 今申しました野菜の生産についても同じことが言えまして、地場の滑川のまちの人たちに農家がこたえるような形で生産拡大ができればいいかなと思っております。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  ありがとうございます。新村農林課長と話をしているときに、新村課長も米のPRで、都会で販売しておられる、努力しておられるというふうに聞きました。ぜひ市長もPRということで、セールスをひとつよろしくお願いをしたいと思います。


 それでは、最後であります。


 郷土芸能の現状と育成についてであります。


 郷土芸能というのは、長年にわたってそれぞれの地域に根づいた、すばらしい文化であります。また今後、この伝統文化というのは、子や孫へ大事に継承していく大切な財産であろうかと思います。そしてまた新たな郷土芸能の育成も大変重要な課題であろうかと思います。


 そんな中で、滑川市の郷土芸能の保存会というのは、私は新川古代神、松坂踊り保存会という2つぐらいしか知らないわけでありますが、滑川にまず保存会というものが幾つあって、その育成というか、どのように取り組んでおられるのかお聞かせを願いたいと思います。


○議長(中川 勲君)  奥野生涯学習課長。


○生涯学習課長(奥野博幸君)  ただいまの原議員の質問にお答えします。


 郷土芸能の育成に関しては、今ほど言われました新川古代神、加島町獅子舞保存会、松坂踊り保存会に現在助成を行っているとともに、郷土芸能の継承を図るため、新川古代神、松坂踊りの指導に対して、各小中学校へ講師の派遣をする事業を実施しております。ご存じのとおり、運動会とかそういったときに、子どもたちの発表がなされておるかと思います。


 また、装備、備品などで多額の経費がかかる場合は、コミュニティ助成制度を活用したいと考えており、ご相談いただければ対応してまいりたいと思います。最近では、平成20年度に上小泉祭囃子運営委員会に対し、コミュニティ助成を活用して助成を行ったところであります。


 今ほど申し上げましたほかに、郷土芸能と言われる分野に入るほたるいか音頭保存会や、四ツ屋太鼓保存会などがありますが、市内にほかに郷土芸能関係の保存会などがあるか再度調査をいたしたい。また支援する点があれば、支援していきたいと考えております。


 以上です。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  ありがとうございます。いわゆる保存会の予算を見てみますと、9万円なんです。若いころには新川古代神が各町内で開催されまして、私たちも毎日のように連日連夜、深夜まで踊り歩いて、仲間といろんな交流を図った。そういったものがだんだんなくなって、もう残っている新川古代神の踊りをやられるところが本当に少なくなりました。


 ただ、町流し用に改良された古代神というのはあるわけでありますが、そういった中で、今課長から言われたように補助はしてあるというふうに話を聞きましたが、やはり伝統文化というのは、新川古代神にすれば平踊り、二つはねそ、いろんなところがあろうかと思います。それがやっぱり昔ながらの地域を強くしていくということにも、これからどんどん必要になってくるのではないかと逆に思うわけであります。


 どうか年間予算9万円ということの、何ができるかということは失礼でありますが、新しくつくる、育てる気持ちで少しずつ郷土芸能の文化、伝統を継承しておられる方々に補助、育成を図れるような予算を計上していただければと思います。これについて、市長どうですか。


○議長(中川 勲君)  上田市長。


○市長(上田昌孝君)  実態がよくわかりませんので、そこから手始めにということになります。


○議長(中川 勲君)  原明君。


○3番(原 明君)  郷土の芸能をひとつ守っていこうということで思っております。よろしくお願いをいたします。


 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(中川 勲君)  以上をもって市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を終結いたします。


         ──────────◇──────────





◎議案の委員会付託





○議長(中川 勲君)  次に、ただいま議題となっております議案第2号から議案第27号までは、お手元に配付してあります議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。


 会議日程に従い、本会議休会中にそれぞれ調査、審査を願います。


 明日から3月23日まで、議案調査等のため本会議を休会いたします。


 3月24日午後1時半から本会議を開き、各常任委員長の報告を求め、質疑、討論並びに採決を行います。討論を希望される方は、3月24日午前10時まで議長あてに通告願います。


 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでございました。


                午後5時23分散会