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富山県 滑川市

平成22年 3月定例会(第1号 3月 8日)




平成22年 3月定例会(第1号 3月 8日)





 
                 平成22年3月


          滑川市議会定例会会議録 第1号





平成22年3月8日(月曜日)


         ──────────────────────


             議 事 日 程   第 1 号


                         平成22年3月8日(月)午前10時開議


第 1  会議録署名議員の指名


第 2  会期の決定


第 3  議案第2号 平成22年度滑川市一般会計予算


第 4  議案第3号 平成22年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


第 5  議案第4号 平成22年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計予算


第 6  議案第5号 平成22年度滑川市介護保険事業特別会計予算


第 7  議案第6号 平成22年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


第 8  議案第7号 平成22年度滑川市下水道事業特別会計予算


第 9  議案第8号 平成22年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


第 10  議案第9号 平成22年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


第 11  議案第10号 平成22年度滑川市水道事業会計予算


第 12  議案第11号 平成21年度滑川市一般会計補正予算(第5号)


第 13  議案第12号 平成21年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


第 14  議案第13号 平成21年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)


第 15  議案第14号 平成21年度滑川市水道事業会計補正予算(第2号)


第 16  議案第15号 市長の給与の特例に関する条例の制定について


第 17  議案第16号 滑川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条


           例の制定について


第 18  議案第17号 滑川市の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定


           について


第 19  議案第18号 滑川市工業振興条例の一部を改正する条例の制定について


第 20  議案第19号 滑川市SOHOセンター条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


第 21  議案第20号 滑川市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定につ


           いて


第 22  議案第21号 滑川市乳児、幼児及び児童医療費助成に関する条例の一部を改正


           する条例の制定について


第 23  議案第22号 滑川市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する


           条例の制定について


第 24  議案第23号 滑川市東福寺野自然公園条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


第 25  議案第24号 滑川市総合体育センター条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


第 26  議案第25号 滑川市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について


第 27  議案第26号 滑川市民交流プラザの指定管理者の指定について


第 28  議案第27号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


            専決第2号 損害賠償請求に係る和解に関する件


         ──────────◇──────────


              本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 議案第2号 平成22年度滑川市一般会計予算


日程第4 議案第3号 平成22年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


日程第5 議案第4号 平成22年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計予算


日程第6 議案第5号 平成22年度滑川市介護保険事業特別会計予算


日程第7 議案第6号 平成22年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


日程第8 議案第7号 平成22年度滑川市下水道事業特別会計予算


日程第9 議案第8号 平成22年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


日程第10 議案第9号 平成22年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


日程第11 議案第10号 平成22年度滑川市水道事業会計予算


日程第12 議案第11号 平成21年度滑川市一般会計補正予算(第5号)


日程第13 議案第12号 平成21年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


日程第14 議案第13号 平成21年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)


日程第15 議案第14号 平成21年度滑川市水道事業会計補正予算(第2号)


日程第16 議案第15号 市長の給与の特例に関する条例の制定について


日程第17 議案第16号 滑川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条


           例の制定について


日程第18 議案第17号 滑川市の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定


           について


日程第19 議案第18号 滑川市工業振興条例の一部を改正する条例の制定について


日程第20 議案第19号 滑川市SOHOセンター条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


日程第21 議案第20号 滑川市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定につ


           いて


日程第22 議案第21号 滑川市乳児、幼児及び児童医療費助成に関する条例の一部を改正


           する条例の制定について


日程第23 議案第22号 滑川市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する


           条例の制定について


日程第24 議案第23号 滑川市東福寺野自然公園条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


日程第25 議案第24号 滑川市総合体育センター条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


日程第26 議案第25号 滑川市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について


日程第27 議案第26号 滑川市民交流プラザの指定管理者の指定について


日程第28 議案第27号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


            専決第2号 損害賠償請求に係る和解に関する件


         ──────────◇──────────


出席議員(16名)


    1番 水 野 達 夫 君    2番 高 木 悦 子 君


    3番 原     明 君    4番 岩 城 晶 巳 君


    5番 石 倉 正 樹 君    6番 中 島   勲 君


    7番 古 沢 利 之 君    8番 浦 田 竹 昭 君


    9番 開 田 晃 江 君    10番 中 川   勲 君


    11番 澤 谷   清 君    12番 砂 原   孝 君


    13番 野 末 利 夫 君    14番 森     結 君


    15番 高 橋 久 光 君    16番 前 田 新 作 君


欠席議員(なし)


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             説明のため出席した者の職・氏名


 市   長             上 田 昌 孝 君


 総務部長              竹 野 博 和 君


 企画情報課主幹           杉 田 隆 之 君


 総務課長              池 本   覚 君


 総務部参事財政課長事務取扱     小 幡 卓 雄 君


 税務課長              荒 木   隆 君


 検査室長              福 田 作 一 君


 産業民生部長            坪 川 宗 嗣 君


 産業民生部参事市民課長事務取扱   和 泉 武 義 君


 産業民生部参事生活環境課長事務取扱 高 辻   進 君


 産業民生部次長福祉課長事務取扱   若 林 克 己 君


 高齢介護課長            山 下 貴 章 君


 産業民生部参事商工水産課長事務取扱 稲 谷 幹 男 君


 農林課長              新 村   剛 君


 建設部長              梶 谷 正 夫 君


 まちづくり課長           宮 川   潮 君


 建設課長              松 木 俊 彦 君


 建設部参事上下水道課長事務取扱   菅 沼   勉 君


 会計管理者会計課長事務取扱     中 川 友 明 君


 総務部参事監査委員事務局長     寺 崎 満 幸 君


 消防長職務代理者          飛   三津夫 君


 消防署長              石 原 雅 雄 君


 教育委員長             永 田 晉 治 君


 教 育 長             中 屋 久 孝 君


 教育次長学務課長事務取扱      佐 藤 孝 男 君


 生涯学習課長兼スポーツ課長     奥 野 博 幸 君


         ──────────◇──────────


         職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名


 事務局長              大 黒 隆 文


 局長補佐              成 瀬 久 之


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◎開会の宣告





○議長(中川 勲君)  ただいまから、平成22年3月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎午前10時00分開議





○議長(中川 勲君)  ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配付したとおり、それぞれ出席者の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元へ配付したとおりであります。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(中川 勲君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、7番古沢利之君、8番浦田竹昭君を指名いたします。


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◎会期の決定





○議長(中川 勲君)  次に日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(中川 勲君)  12番砂原孝君。


○12番(砂原 孝君)  本定例会の会期を、本日から3月24日までの17日間としてはいかがかと存じますので、お諮り願います。


○議長(中川 勲君)  ただいま、12番砂原孝君から、本定例会の会期を、本日から3月24日までの17日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中川 勲君)  ご異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から3月24日までの17日間と決定いたしました。


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◎議案第2号から議案第27号まで一括上程





○議長(中川 勲君)  日程第3、議案第2号 平成22年度滑川市一般会計予算から、日程第28、議案第27号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについてまでの26件を一括上程議題といたします。


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◎提案理由説明





○議長(中川 勲君)  市長から提案理由の説明を求めます。


 上田市長。


     〔市長 上田昌孝君登壇〕


○市長(上田昌孝君)  おはようございます。


 本日、ここに平成22年3月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました平成22年度予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の諸問題について、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。





1 予算編成の基本方針


 平成22年度予算編成の基本方針について申し上げます。


(1)経済の見通し


 最近の我が国経済は、欧米発の金融危機を端緒として世界的に経済構造が変化する中で、2月の月例経済報告によれば、輸出の穏やかな増加、生産の持ち直し、企業収益の大幅な減少の継続などから、景気は持ち直してきているが自立性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にあり、また、物価の動向から、穏やかなデフレ状況にあるとされております。


 先行きについては、当面、厳しい雇用情勢が続くとみられるものの、海外経済の改善や緊急経済対策の効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待されております。


(2)国の予算・地方財政


 平成22年度の国の一般会計予算案は、「コンクリートから人へ」の理念の下、公共事業費は18.3%削減、子ども手当創設や少子高齢化の進展で社会保障費は9.8%増の、国民生活に安心と活力をもたらす施策を充実させた「いのちを守る予算」として編成され、予算規模は、過去最大の92兆2,992億円、前年度当初予算に対して、3兆7,512億円、4.2%増となっております。


 地方財政につきましては、平成22年度の地方財政計画において、その規模は前年度に対して、0.5%減としており、人件費や経費の全般について徹底した節減合理化に努める一方で、「地域主権改革」の第一歩として、地方が自由に使える財源を増やし、地方公共団体が地方のニーズに適切に応えられるようにするため、また、雇用情勢を踏まえた当面の地域の活性化施策実施に必要な、地方の自主財源の充実、強化を図るため地方交付税を1.1兆円増額するとされたところであります。


(3)本市の予算


 本市の平成22年度の予算は、国の予算案や地方財政計画等も勘案しながら、事業や経費の徹底的な見直し・縮減を図ったうえで、市民福祉の向上と市勢の伸展のため、本市の特色ある施策に創意と工夫を凝らし、財源の重点的・効率的な配分による健全財政の堅持を基本として、予算編成に努めたところであります。


 歳入につきましては、まず市税では、企業収益の落ち込みに伴う給与収入の減少や雇用情勢の悪化等により、個人市民税、法人市民税は、大幅な減収になるものと予測しております。


 地方交付税については、「地域活性化・雇用等臨時特例費」が別枠加算されたことによる総額での1.1兆円の伸びや、市税の減収などによる増加の要因があるものの、算入される公債費の減少や、交付税の原資となる国税の今後の収入見込みが不透明であることなど、予測し難い状況となっております。


 こうした厳しい歳入状況の中ではありますが、将来の負担となる新たな市債の発行を抑制するとともに、財政調整基金の取り崩しについては、前年度予算額を下回ることに配意しながら、財源の確保に努めたところであります。


 一方、歳出につきましては、滑川市総合計画に基づき市民福祉の向上や社会基盤の整備、産業の振興、教育文化の向上を図るための諸施策として、特に子育て支援や保健医療、地球環境対策、年次計画に基づく下水道建設事業などの促進に努めたところであります。


 加えて、引き続き緊急の経済・雇用対策として、国の交付金を活用した緊急雇用の創出や、雇用再生事業に積極的に取り組むこととしたところであります。


 こうした中においても、行財政改革の趣旨を踏まえて、事務事業の徹底した見直しや、職員数の削減計画に基づく人件費の抑制を図っております。


 このように、予算編成にあたっては、効率的な行政の推進による経費の節減と、財源の効率的な配分による健全財政の堅持を基本としたところであり、平成22年度一般会計予算は、前年度当初予算と比べて2.4%の増となるものであります。


 なお、時期的、時間的制約の下での予算編成であったことから、主要な新規事業は、補助金など確実視されるもの等を除いて極力抑えるとともに、見直しや再検討すべきと思われる事業については、今後の補正予算にて対応してまいりたいと考えております。


2 歳出予算の概要


 次に、歳出予算の概要について申し上げます。


 平成22年度の会計別予算規模は、


  一般会計 110億8,764万5,000円


       (対前年度当初予算比2.4%増)


  特別会計 84億3,674万4,000円


       (対前年度当初予算比7.0%増)


  企業会計 8億63万円


       (対前年度当初予算比0.4%減)


 予算総額は、203億2,501万9,000円で、前年度と比較して4.2%の増となるものであります。


 次に、基本施策別に予算の概要をご説明申し上げます。


(1)社会環境の整備


 まず、社会環境の整備について申し上げます。


 少子高齢社会が進展する中で、地域社会の構造や住民意識の変化に対する的確な対応が求められています。


 安全・安心ですべての人が幸せに暮らせるまちづくりを目指して、福祉や医療などの社会環境の整備に力を注いでまいります。


? 児童福祉


 将来人口の確保が、本市発展のため最も大切で基本的な要件であることから、子ども政策を重点的に進めます。


 福祉課と教育委員会の垣根をとり、子どもと子どもの親のため、総合的な子育て支援を行う「子ども課」(仮称)の設置に向けて、準備を進めます。


 将来の滑川を支える子どもたちを、社会みんなで育む「子ども第一主義」として、私のマニフェストで一番に掲げた中学校3年生までの医療費無料化につきましては、事務手続きの期間を考慮し、10月から実施いたします。


 また、併せてひとり親家庭等の医療費についても、10月から所得制限により対象とならない家庭について、市単独で入院医療費の自己負担分を助成し、制度の一層の拡充を図ることとしております。


 子ども手当につきましては、次世代の社会を担う子ども一人ひとりの育ちを社会全体で応援する観点から、中学校終了までの児童を対象に、1人につき月額1万3,000円を支給するものであります。


 所得制限はなく、支給事務の主体は市区町村とされ、児童手当同様6月、10月及び2月に支払うこととされています。


 財源につきましては、子ども手当の一部として児童手当法に基づく児童手当を支給する仕組みであることから、児童手当分については、国、地方、事業主が費用を負担し、それ以外の費用については、全額を国庫が負担するとされております。


 6月支払時には、従来の児童手当の2月、3月分と子ども手当の4月、5月分を同時に支給することから、事務に遺漏のないよう万全を期すこととしております。


? 地域福祉


 核家族化が進むなど家族形態の変化に伴い、介護や子育ての機能が低下しつつあるとともに、地域における「人と人とのつながり」も希薄化してきております。


 このため、地域市民やボランティア、そして行政が手を取り合い協働して、住民一人ひとりがその地域において安心して暮らせる社会を構築していくことが、重要な課題となっております。


 本市では、市内全地域に組織した「福祉見回り隊」による、日常の見守りやふれあい訪問、災害時支援などのほか、新たな試みとして社会福祉協議会主催で、福祉見守り隊をサポートするボランティアサポーターの養成にも、取り組んだところであります。


 なお、「災害時要援護者見守り台帳」につきましては、昨年秋に異動等を更新し、地域へお渡ししたところであります。


 高齢者の生きがいや健康づくりを推進するため、引き続きシルバー人材センターや老人クラブ等への活動支援を行い、育成を図るとともに、各地区福祉センター等において、軽運動を取り入れた健康体操、食事における栄養や口腔機能の改善教室等、積極的に介護予防事業を推進します。


 また、市民交流プラザにおいて、介護予防を中心とした「交流プラザいきいきデイサービス事業」を社会福祉協議会の協力を得て、引き続き実施することとしております。


 障がい者福祉につきましては、平成21年度からスタートした第2期障害者福祉計画に基づき、障害のある方が不自由を感じることなく自立した生活を営むことができるよう、計画を着実に実行してまいります。


 具体的な施策としては、「障害者無料入浴券」について、その利用範囲を拡大し、理容及び美容にも利用できる「障がい者福祉利用券」に改め、より使いやすい制度といたします。


 そのほか引き続き専任の手話コーディネーターによる手話通訳者の派遣事業、知的障がい者・精神障がい者の生活訓練事業、通所施設の送迎サービス事業者への助成、「福祉タクシー券」や「のる my car無料乗車券」の交付など、障がい者の社会参加の促進に努めてまいります。


 生活保護につきましては、近年の社会・経済状勢により、低所得者の生活状況は厳しいものとなっております。とりわけ、急激な景気の悪化に伴う失業等により、稼働年齢にある若年層の方からの生活保護相談が増加しております。こうした相談に適切に対応し、生活困窮者に対して必要な生活支援をしてまいりたいと存じます。


? 保健医療


 国内における死因の第1位は悪性新生物(がん)であり、第2位が心疾患、第3位が脳血管疾患と続いております。


 富山県と滑川市においても、同様に第1位はがんであります。


 このため本年度には、国における経済危機対策の中で、女性特有のがん検診に対する支援策が導入され、本市でも一定の年齢に達した女性に対し、子宮頸がん及び乳がん検診の無料クーポンを配布し、受診率の向上と早期発見に取り組んでおります。


 更に新年度は、特に滑川市における男性の死因第1位が胃がんであることに着目し、市単独で働き盛りの男性に対し、胃がん検診の無料クーポンを配布し受診率の向上を図り、早世の予防と健康寿命の延伸に努めてまいります。


 市民の健康増進を目的に、管理栄養士等が直接地区に出向き、出前食育講座を開催することにより、生活習慣病を予防して、元気に就労し、健やかな高年期を迎えられるよう、食からの健康づくりを推進します。


 更に、幼少年期から高年期に至る各ライフステージにおける、保健分野での食育活動を一貫して展開することで、食生活を通じた生涯いきいき食育を推進してまいります。


 厚生連滑川病院に対しては、これまでに医療機器の導入や病棟建設への補助、救急医療の運営体制強化等において支援を行ってきたところであります。


 しかしながら、県内自治体病院等の経営状況に共通して見られるように、滑川病院の運営も相当に厳しいものとなっております。


 滑川病院は市内唯一の公的病院として、市民の健康管理と医療の向上に鋭意努力しておられますが、度重なる診療報酬の引下げに加え、医師不足・看護師不足も相俟って、非常に厳しい運営を強いられております。


 このような状況下において、引き続き市民の健康を守り、質の高い医療を継続して提供していただくため、これまで以上の支援について検討してまいりたいと存じます。


? 市民生活の安全・安心


 市民が、災害や事故・事件等から、その生命、身体・財産を守り、安全で安心な生活を送れるようにすることは、最も重要な課題のひとつであります。


 本市の交通事故につきましては、昨年1年間の人身事故件数は190件で、前年に比べて3件の減となっておりますが、負傷者数は22人の増となっており、依然予断できない状況にあります。


 また、1月には歩行中の高齢者の死亡事故が発生したところであり、引き続き高齢者の交通事故防止対策を重点に据えた運動を、関係機関及び関係団体と連携して行い、悲惨な交通事故が減少するよう努めてまいります。


 防犯につきましては、子どもたちを犯罪等から守るとともに、地域の自主的な防犯活動を推進するため、引き続き、市及び各地区の安全なまちづくり推進センターや、滑川市防犯協会等の活動に対し積極的に支援を行うとともに、新たに民間青パト隊の活動経費に対して助成することとしており、市民の安全・安心の確保に努めてまいります。


? 環境保全


 廃棄物対策につきましては、ごみの減量化、再資源化を推進するため、「空きびん・空き缶、ペットボトル、紙製・プラスチック製容器包装廃棄物」のほか、「段ボール、紙パック」の分別回収などに加え、昨年4月から「新聞、雑誌、チラシ、古布」を分別回収しており、資源ごみ保管のためのストックヤードの活用と合わせて、より一層の排出方法の徹底や資源ごみの減量化、再資源化に努めてまいります。


 地球温暖化防止対策については、国だけでなく、地域レベルでの温室効果ガスの削減が求められていることから、「環境フェア」の開催、マイバック運動、緑のカーテンの設置を推進するほか、引き続き住宅用太陽光発電システムの設置に対し補助することとしております。


 火葬場につきましては、今年度において火葬炉設備及び機器装置等の状況を詳細に調査・解析したところであり、その結果を踏まえ、長期稼動に伴う施設の老朽化の進行が著しいこと、火葬時間の短縮など市民サービスの向上と煙及び臭気対策の強化などの観点から、新年度において火葬炉改修工事等に着手することとしております。


(2)産業の振興


 次に、産業の振興について申し上げます。


 市勢の躍進の原点は産業の発展にあります。企業立地や地域産業の活性化は、就業機会の拡大と市民の所得の向上に繋がり、活力に満ちた豊かなまちづくりに大きく寄与するものであります。


? 農 業


 新年度から実施される「戸別所得補償モデル対策」は、食料自給率の向上を目的に、米以外の戦略作物の生産をこれまで以上に促す「水田利活用自給力向上事業」と、生産数量目標に従って主食用米の作付けを行う農業者への「米戸別所得補償モデル事業」に取り組むことにより、自給率と農家所得の向上を狙いとした施策であります。


 これまでの「米の需給調整をする」という原則は変わらないものの、「事業を選択することが可能」であること、「販売農家であれば誰もが加入申請することができる」ことなど、農業者が制度を理解すべき点も多々あることから、農業関係機関と協力して周知に努めてきたところです。


 このような中で、米の生産数量目標が、前年と比較して15トン減の約7,843トンの割り当てを受けたことから、これに基づく水稲作付け可能面積が生産組合に通知されたところであり、これまでと同様に、関係機関と連携し目標の達成に努めてまいります。


 また、農業経営体の育成を図る観点から、「地域農業担い手育成推進事業」による経営規模に応じた農業機械の導入、「認定農業者等利用集積支援事業」による農地の集積など、補助事業を活用し「担い手」への支援に努めるとともに、兼業農家などに対しては、「豊かな農村づくり推進事業」による転作推進対策や品質向上対策を実施してまいります。


 食育・地産地消につきましては、農業者に学校給食への地場産食材の供給拡大のための農作物を栽培していただき、児童生徒には「食」への理解を目的に、その作業体験等を実施してまいります。


 農業集落の環境整備につきましては、「中山間地域等直接支払制度」の3期対策が新年度から取り組まれることから、これまでの対策と同様に実施するとともに、「農地・水・環境保全向上対策共同活動支援事業」も引き続き実施し、農地等の多面的機能の保全と地域共同活動の定着を支援してまいります。


 有害鳥獣対策につきましては、去る1月に、「滑川市有害鳥獣対策協議会」を設立し、「鳥獣被害防止計画」を作成したところです。今後は、この計画に基づき、国の交付金事業等を活用することにより、野生動物との棲み分けが尚一層、図られるものと考えております。今後とも、有害鳥獣捕獲隊の隊員確保と、市民生活の安全確保や農作物の被害防止に努めてまいります。


 林業につきましては、「滑川市森づくりプラン」に基づく「水と緑の森づくり事業」や、「森林病害虫等防除事業」を実施し、森林の保全に努めるほか、新川森林組合が高性能機械を導入し、森林の効率的整備を行うことから、管内市町で支援してまいります。


? 水産業


 水産業につきましては、魚価・漁獲量の低迷や漁業従事者の高齢化、後継者不足などの課題が山積しておりますが、稚魚・稚貝の放流事業など、作り育てる栽培漁業を推進するとともに、漁業経営の安定化に資するための助成措置を講ずることとしております。


 本市漁業の中心となっているホタルイカ漁につきましては、この3月1日から漁が始まったところでありますが、県水産研究所が発表した本年の富山湾の総漁獲量予報では、平年並みかそれをやや下回る1,800トンから2,000トン程度となる見込みとなっております。


 市としては、漁獲量の増大を期待するとともに、ホタルイカ観光によるイメージアップを通じて、全国的な販路の拡大と「滑川のほたるいか」ブランドの定着に努めてまいります。


? 観 光


 本年のほたるいか海上観光につきましては、実施期間を4月10日から5月5日までの26日間とし、観光協会で実施することとしております。


 漁業協同組合など関係団体をはじめ、ほたるいかミュージアムとの連携を図りながら、他に負けない素晴らしい観光を楽しんでもらえるように努めるとともに、「ほたるいかのまち滑川」を大きく全国にアピールしてまいりたいと存じます。


 また、昨年県との共同企画で実施した富山空港ターミナルビル内での、生きたホタルイカの展示につきましては、新年度も、県内外からの来場者にその神秘な光を堪能していただくことにしております。


 保育所、幼稚園、小学校の協力を得て、子どもたちから「ホタルイカ」をモチーフにしたキャラクターを募集します。子どもたちがアイデアを出せば親御さんの関心も高まり、市民全員でホタルイカ観光と併せ滑川のイメージアップにつなげたいと考えております。


? 深層水


 海洋深層水は本市の貴重な固有資源であり、各種産業や観光等の分野において、様々な取り組みが期待されているところであります。


 深層水を利活用した施設である、ほたるいかミュージアム、タラソピア、アクアポケットの3施設につきましては、老朽化した機械・設備等の更新や修繕を順次行ってきました。


 運営面においては、「にいかわ地域」の広域観光圏事業に参画するなど、積極的な営業活動を展開し、来館者や利用者の増加を図るとともに、経費の縮減など効率的な経営がなされるよう努めてまいりたいと存じます。


? 工 業


 工業振興につきましては、日医工株式会社が下梅沢の滑川第1工場内で固形製剤工場を増設され、本年4月から本格稼動されることとなっており、市としては、今後、工業振興条例に基づく支援をしたいと考えております。


 企業立地促進法に基づき、集積区域での支援措置として投下資本5億円以上の企業についての固定資産税を3年間課税免除し、さらに重点促進地区域では緑地面積率等を緩和することとしていることから、引き続き市内の工業団地用地の適地を調査することとしております。


 また、世界経済不況といわれている景気の減速悪化により、本市においても製造業を中心に深刻な状況を脱しきれない中、市としましても、引き続き、できる限りの金融対策、雇用対策等を講じるよう努めたいと考えております。


? 商 業


 昨年、商工会議所が実施主体となって発行された、プレミアム付き商品券「にこにこ商品券」が好評に完売されたことにより、本市の個人消費が拡大し、地域経済が活性化したところであります。本年も第2弾の、プレミアム付き商品券の発行が企画されており、引き続き発行経費とプレミアム分について助成いたしたいと考えております。


 また、商工会議所等と連携して愛市購買キャンペーンを行い、滑川市内での個人消費の拡大を図りたいと考えております。


 そのほか、商店街改造資金融資制度の活用や「なめりカード」販売拡大推進事業に対する助成など、関係機関と緊密な連携を図りながら、商業の活性化への支援をしてまいります。


? 労働・経済


 最近の雇用情勢につきましては、有効求人倍率は、本年1月末現在で、県全体で0.57倍、ハローワーク滑川管内で0.36倍、前年同月が、県では0.62倍、滑川管内0.38倍といずれも低下しております。依然として雇用情勢が逼迫した状況となっており、県や関係機関と連携し雇用確保等について、情報交換や働きかけをしてまいります。


 具体的な雇用対策としましては、中高年齢離職者技能再訓練奨励金、高年齢者雇用奨励金及び心身障害者雇用奨励金について、昨年度限りとした適用年齢や補助金額の拡大措置を継続することとしております。


 加えて、国の雇用対策のための交付金を有効に活用し、市の臨時的な直接雇用や、各種の雇用創出事業を積極的に実施したいと考えております。


 金融対策としましては、国のセーフティネット保証や県の経済変動対策緊急融資に係る認定事務を迅速に行うとともに、昨年1月以降の貸付から適用している、小口事業資金の保証金に係る助成金の引き上げ措置も継続することとしております。


(3)都市基盤の整備


 次に、都市基盤の整備について申し上げます。


 私たちのふるさと滑川を、快適で住みよいまちとして発展をもたらすため、本市の未来のあるべき姿を展望しつつ、都市基盤の整備を着実に推進してまいりたいと存じます。


? 都市計画


 中心市街地の空洞化が進行する中で、都市機能の再生と、コンパクトで持続可能なまちづくりへの転換が求められております。


 県施行の沖田川総合流域防災事業の促進を図る観点から、市が事業主体となって進めている都市計画道路加島町下島線の第2工区につきましては、地元地権者をはじめ関係各位のご協力をいただき、順調に進捗しており、新年度におきましても、引き続き事業の促進を図ることとしております。


? 公園・緑地


 東福寺野自然公園につきましては、9ホールのパークゴルフ場増設工事が昨年12月に完了し、現在は芝生の養生中であり、順調に生育すれば6月には27ホールに増加したパークゴルフ場として、供用開始できると考えております。


 コースの増設に併せ、3コースの愛称を一般から募集し、「ときめき」「かがやき」「ひかり」と決定したところであり、また、特定非営利活動法人国際パークゴルフ協会の公認コースを取得することとしております。


 利用料につきましては、公園入園料の無料化やパスポート券の値下げなど、利用しやすい料金体系とすることとし、条例の改正を提案しております。


 茅葺きの岩城家につきましては、長年の風雪などから傷みの激しい茅の葺き替えを実施することとしており、併せて内部補修も行うこととしております。


? 地域交通


 コミュニティバス「のる my car」につきましては、利便性やコスト等の兼ね合いを見極めながら、昨年6月に便数等の見直しを行ったことから、1月末までの1便当たりの乗車人数は7.4人と対前年同月と比較して0.4人増加しております。


 引き続き運行状況を検証し、路線や時間帯等の検討を行い、平成23年度の本格運行に向けて、より一層利用しやすいバスの運行に努めてまいります。


 また、バスの老朽化に伴い、新たに高齢者に優しい低床型バスを導入するため、所要の予算を計上しております。


? 道路交通網


 一般国道8号バイパスにつきましては、上市町竹鼻から稲泉までの4車線化の平成22度内完成を目途に、上市川橋梁や有金高架橋の上部工工事が進められております。市としましては、魚津市までの4車線化の早期実現に向けて、関係機関に強く要望してまいります。


 県施行における道路事業につきましては、県東部山麓を連絡する観光道路として重要な主要地方道宇奈月大沢野線にかかる早月川の河川占用協議が終了し、新年度から上大浦地内において、道路改良工事がいよいよ実施されるところであります。


 市道宮窪大島線につきましては、東部小学校及び早月中学校の通学路であり、児童生徒を交通事故等から守るため、歩道の拡幅を含む道路の改良事業として、引き続き事業を進めることとしております。


 北陸新幹線事業につきましては、本市内においては、一部の用地交渉を残しながらも、新幹線事業用地内の物件移転が順調に進み、本体工事である高架橋工事も平成22年度末の完成を目指して、鋭意進められているところであります。


 平成26年度末の開業に向け、北陸新幹線事業が円滑に推進されるよう、今後とも協力してまいりたいと存じます。


? 河 川


 中川水系沖田川総合流域防災事業につきましては、本年度に施工した放水路に引き続き、その上流部での築造が進められる予定となっており、市といたしましても早期の完成を強く働きかけ、一日も早く水害のないまちを目指してまいります。


 蓑輪地内の早月川砂防改良事業につきましては、平成20年度までに1号床固工が設置され、現在2号床固工を施工中であり、新年度においては、右岸側の護岸工事が実施されることになっております。


? 上下水道


 上水道につきましては、昨年10月から新しい配水池を供用開始するなど、横道配水池更新事業は順調に進捗しております。新年度においても引き続き、電気計装設備工事を実施することとしております。


 下水道につきましては、本年度末に、北野・四ツ屋・追分・菰原・上島・沖田新・上小泉等の各一部で、新たに供用開始となることから、区域内の住民の皆様方に対し、速やかな宅内排水設備工事を実施していただくよう積極的に働きかけてまいります。


 新年度の工事予定箇所につきましては、引き続き上島・下梅沢・上小泉地内等において管渠埋設工事を実施することとしております。


 浄化センターにつきましては、引き続き水処理施設の増設工事を実施することとしております。


 また、さらなる下水道の普及促進を図るため、浜加積・早月加積地区の事業認可区域の拡大を行うこととしております。


(4)教育文化の向上


 次に、教育文化の向上について申し上げます。


 教育は人づくり、まちづくりの礎であります。郷土づくりを実現する鍵は、まさしく「人」の力であり、豊かな人間性と創造性を備えた人間を育成するため、今後とも教育と文化のまちづくりを推進してまいります。


? 学校教育


 南部小学校につきましては、現在、2箇年継続事業として大規模改造・耐震補強工事を実施しており、第1期工事の特別教室棟は完成し、2月中旬から暫定的に普通教室として供用開始しております。今後は太陽光発電、緑化等の環境対策も採り入れながら普通教室棟を改修し、8月の完成を目指してまいります。


 また、田中小学校体育館の耐震化工事につきましても、本年秋の完成を予定しております。


 今後、安全・安心な学校施設と災害時の避難施設整備を一層推進するため、耐震化されていない市内小学校の校舎棟、体育館の耐震化を計画的に実施してまいります。


 食育の推進につきましては、将来にわたって健康に生活していけるよう、栄養や食事の取り方などについて正しい知識に基づいて自ら判断できる力と、望ましい食習慣を子どもの時代に身につけさせるよう、栄養教諭を中心として食育教育を推進するほか、学校給食において、美味しい滑川産のコシヒカリを用いた米飯給食の実施回数を増やすこととしております。


 未来を担う子どもたちが、心身ともに健やかにたくましく育つことは、すべての市民の願いであります。しかしながら、今日の小中学校現場では、注意欠陥多動性障害や学習障害あるいは高機能自閉症等の障害を持つ児童生徒が増えており、一緒に円滑な学校生活が送れるよう対処することは、喫緊の課題となっております。こうしたことから、学校生活上の介助や学習活動上の支援を行う「特別支援教育支援員」の増員を図っております。


 田中幼稚園につきましては、この3月末をもって57年の歴史に幕を下ろすことになりますが、卒園生や関係者の皆様に長年お世話になったことに対して、心から感謝申し上げます。


 また、県立高校の再編により4月から新生滑川高校が発足しますが、今後の発展を心から期待するものであります。


 廃止される海洋高校の施設や跡地の利活用につきましては、今後とも関係方面と十分協議し、県に働きかけてまいりたいと考えております。


? 生涯学習・文化・スポーツ


 生涯学習の振興につきましては、くらしの窓や各種教養教室、ふるさと市民大学、福寿大学の開講など、市民ニーズに対応した多彩な講座や教室を開催するほか、地区公民館が主体となった心豊かなまちづくり推進事業などの実施により、生涯学習機会の充実を図ってきたところであります。


 また、家庭教育推進事業や放課後子ども教室推進事業を引き続き実施し、家庭や地域の教育力の向上、子どもたちの安全・安心な環境づくり・居場所づくりに努めてまいります。


 芸術・文化の振興につきましては、特別展として本県ゆかりの日本芸術院会員並びに文化功労者である日本画家の「郷倉和子展」を開催するほか、近代詩文書のホープでもある書家「阿波加蒼岳展」、「博物館蔵品展」を企画しております。


 そのほか、地域に根づいた伝統文化や音楽活動の支援を行い、市民の芸術活動の振興を図るとともに、地域活性化の一助となるよう努めてまいります。


 スポーツの振興につきましては、本年の10月に「きときとスポレク きてきて富山」のスローガンのもと、国内最大の生涯スポーツの祭典であります「第23回全国スポーツ・レクリエーション祭」が、本県において開催されることとなっており、本市においては、「バウンドテニス」競技を市総合体育センターで行うこととしております。


 大会の円滑な運営に万全を期すとともに、全国から集う参加者と市民が地域や世代をこえて交流を深め、「ときめき かがやき ひかりの街 なめりかわ」の魅力を、全国に発信いたしたいと考えております。


 また、総合体育センターに設置されているトレーニング機器については、20年近く経過しており経年劣化等による不具合が生じているため、このたび日本宝くじ協会の助成を受け、整備することとしております。


 昭和57年に東海カーボンから取得した総合体育センター周辺の広大な未利用地に、スポーツ・健康の森公園を造成したいと考えております。


 ランニングコース、運動会ができるスペース、サッカー練習場、子ども達の遊び場など多目的に利用できるアウトドアスポーツの総合拠点にします。来年度1年かけ、私自らが現場に出向き構想を練るとともに、体育教師、スポーツ指導者、体育協会のメンバーと協議し、計画を策定することにいたしたいと考えております。


(5)その他


? 総合計画


 新しい総合計画につきましては、平成23年度からの第4次総合計画のスタートに向け、新年度においては、これまで取り組んできた市政の課題研究や市民アンケート調査の分析結果等を基に、本市の目指すべきまちづくりの基本理念及び10年先を見越した将来像を示す「基本構想」と、前期5年間における具体的な施策の内容を明らかにする「基本計画」を決定することとしております。


 策定にあたっては、広く市民の意見が反映できるよう各地区でのタウンミーティングや各種団体との懇談会、パブリックコメント等を実施することとしており、市民に開かれた計画づくりに努めるとともに、分かりやすい計画となるよう、全庁体制で臨んでまいりたいと存じます。


? 市街地活性化対策


 市街地の活性化対策につきましては、平成20年度から3箇年の期限付きで、「まちなか再生事業」として4つの事業を実施しております。


 中でも、まちなか居住推進事業は、まちなかへの人口増加に一定の成果を挙げているものと考えております。


 危険老朽空き家対策事業につきましては、本年度は2棟を除却したところです。20年度実施事業で除却した空地とあわせ、公共空地が創出されたことから、今後、まちなかの安全安心の生活環境確保に有効な土地活用方法を研究してまいりたいと思います。


 また、新年度はこの「まちなか再生事業」の最終年度であることから、その成果を検証し、市民の皆様のご意見も踏まえながら、次年度以降の継続も含めた見直しを検討してまいりたいと考えております。


 第2期まちづくり交付金事業につきましては、市民会館大ホールのリニューアルなど個別の事業の内容を、今しばらく時間をいただいて精査した後に、改めて私の考えを公表いたしたいと考えております。


? 行政改革


 本市の行政改革につきましては、平成21年度を終期とする第4次行政改革大綱並びに集中改革プランにより、取り組んできた行政改革の成果を踏まえ、現在、新年度から5年間を計画期間とする第5次行政改革大綱の策定を進めているところであります。


 新しい行革大綱では、行政評価の導入による施策の選択を柱に、「市民満足度の高い行政サービス」「市民協働を推進する行政運営」「健全で効率的な行政経営」の3つを基本的な視点として、常に市民の目線に立った市民本位の行政改革を目指しながら、計画的かつ全庁的に推進していくこととしております。


 滑川市をよりよくするための政策提案やアイデアをいただくために、市役所、市民交流プラザ、市民健康センター等に「市長への手紙」の提案箱を設置いたしました。市民の皆様と一緒になって「協働」で元気なめりかわを実現したいと思っておりますので、皆様からのご提案に期待しております。


 また、財政指標などを分かりやすく公表するなど、徹底した情報公開を進め、説明責任を果たすことで、市民の皆様との情報共有と合意形成に基づいて、財政の健全性を確保する仕組みづくりのため、条例制定に向け準備を進めることといたします。


 必要な政策を実現するためには、財源をつくる必要があります。行政改革は、私が先頭にたち、自ら行う必要があります。そのための第1弾として、私の給料を30%カットすることとし、条例を提案しております。


? その他


 時代に即応した防災体制の充実と更なる強化を図るため、平成8年度に策定した「滑川市地域防災計画」の全面的な見直しを進めており、平成22年度中の改定完了を目指しております。


 新年度において、県並びに中新川地区の1市2町1村が合同で主催し、関係機関、ボランティア団体、市民等のご協力を得て、「平成22年度富山県総合防災訓練」が本市をメイン会場として開催される予定となっております。


 実践的かつ実効性のある総合的な防災訓練を実施することにより、防災計画等の円滑な運用と市民誰もが安心して暮らせる、災害に強いまちづくりに向けての普及啓発に、一層努めてまいりたいと存じます。


3 歳入予算の概要


 次に、歳入予算の概要について申し上げます。


 まず一般会計につきましては、歳入予算の見積りにあたり、国の経済見通しや国の制度改正、地方財政計画などの基調等を踏まえ、見込み得る額を計上したところであります。


 市税収入につきましては、失業率が高水準で推移するなど厳しい状況にある中、個人所得の大幅な減少や、企業収益の急激な悪化等により、個人市民税及び法人市民税について大幅な減収が予測されることから、それぞれ前年度比10%程度の減と見込んだところであります。また、固定資産税についても、地価の下落傾向が続いていることや、企業における設備投資も多くを見込めないことなどから、市税全体で約1億8,200万円、4.1%減の約42億3,300万円を計上しております。


 地方交付税は、地方財政計画に示された国の指針等をもとに、本市の基準財政収入額及び基準財政需要額を試算のうえ、前年度と同額の20億3,000万円を見込んでおります。


 国・県支出金など、それぞれの事業に伴う特定財源は、補助金改革等の動向を見極めながら歳出に見合う額を、市債につきましては、地方債計画等をもとに適債事業を見極めて計上しております。


 使用料、手数料は、行政改革大綱を踏まえ受益者負担の原則のもとに、過去の実績などを勘案し、見込み得る額を計上しております。


 財政調整基金の繰入については、市税収入の減収や、下水道事業など特別会計への繰出し、広域事業等の負担などに対処するため、3億7,000万円を計上しております。


 また、特別会計につきましては、使用料、繰入金、市債などの収入について、実績などをもとに精査検討のうえ計上しております。


4 予算以外の案件


 次に、予算以外の案件について申し上げます。


 条例関係といたしましては、新たに制定するものとして、「市長の給与の特例に関する条例」、改正するものとして、「滑川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」など10件、その他の議案といたしましては、「滑川市民交流プラザの指定管理者の指定について」など2件を提案しております。


5 平成21年度補正予算


 次に、平成21年度補正予算について申し上げます。


 議案第11号は、一般会計補正予算(第5号)であります。


 今回の補正予算額は、6億9,115万8,000円であり、補正後の予算額は122億3,192万8,000円となります。


 補正予算の内容としましては、追加経済対策が盛り込まれた国の第2次補正予算に伴うものをはじめ、事業の執行見込みを精査のうえ増額又は減額するものなどです。


 南部小学校及び田中小学校体育館の耐震補強事業などに対する22年度の国の交付金が、本年度に前倒しとなって決定されましたので、継続費など所要の予算の変更を計上しております。


 また、国の地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して、老人福祉センター跡地の整備、道路改良・舗装、防火水槽整備に9,750万円を計上しております。


 このほか、財政調整基金及び減債基金として9,300万円余りの積立金を計上しております。


 繰越明許費としましては、地域活性化・きめ細かな臨時交付金による事業など10件を設定しております。


 議案第12号から議案第14号までは、それぞれ介護保険事業、下水道事業、水道事業の各会計の補正予算であります。





 以上をもちまして、本定例会に提案しました諸案件の説明といたします。


 なにとぞ慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


○議長(中川 勲君)  暫時休憩いたします。


                午前11時04分休憩


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◎議案の補足説明





○議長(中川 勲君)  ただちに全体委員会を開きます。


 議案の順序により、補足説明を求めます。


     (議案第2号から議案第10号までの補足説明が行われる)


○議長(中川 勲君)  以上で全体委員会を閉じます。


         ──────────────────────





◎午後5時12分再開





○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。


 本日の会議はこれまでとし、明日午前10時から会議を開き、議案に対する当局の補足説明を求めます。


 本日はこれにて散会いたします。


 ご苦労さまでございました。


                午後5時13分散会