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富山県 滑川市

平成21年12月定例会(第1号12月10日)




平成21年12月定例会(第1号12月10日)





 
                 平成21年12月


        滑川市議会定例会会議録 第1号





平成21年12月10日(木曜日)


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             議 事 日 程   第 1 号


                       平成21年12月10日(木)午前10時開議


第 1  会議録署名議員の指名


第 2  会期の決定


第 3  議案第77号 平成21年度滑川市一般会計補正予算(第3号)


第 4  議案第78号 平成21年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


第 5  議案第79号 平成21年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)


第 6  議案第80号 平成21年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)


第 7  議案第81号 平成21年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)


第 8  議案第82号 平成21年度滑川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)


第 9  議案第83号 平成21年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)


第 10  議案第84号 滑川市職員恩給条例を廃止する条例の制定について


第 11  議案第85号 滑川市幼稚園条例を廃止する条例の制定について


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              本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 議案第77号 平成21年度滑川市一般会計補正予算(第3号)


日程第4 議案第78号 平成21年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


日程第5 議案第79号 平成21年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)


日程第6 議案第80号 平成21年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)


日程第7 議案第81号 平成21年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)


日程第8 議案第82号 平成21年度滑川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)


日程第9 議案第83号 平成21年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)


日程第10 議案第84号 滑川市職員恩給条例を廃止する条例の制定について


日程第11 議案第85号 滑川市幼稚園条例を廃止する条例の制定について


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出席議員(16名)


    1番 水 野 達 夫 君    2番 高 木 悦 子 君


    3番 原     明 君    4番 岩 城 晶 巳 君


    5番 石 倉 正 樹 君    6番 中 島   勲 君


    7番 古 沢 利 之 君    8番 浦 田 竹 昭 君


    9番 開 田 晃 江 君    10番 中 川   勲 君


    11番 澤 谷   清 君    12番 砂 原   孝 君


    13番 野 末 利 夫 君    14番 森     結 君


    15番 高 橋 久 光 君    16番 前 田 新 作 君


欠席議員(なし)


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            説明のため出席した者の職・氏名


 市   長           中 屋 一 博 君


 副 市 長           出 村 眞佐範 君


 総務部長            竹 野 博 和 君


 総務課長            池 本   覚 君


 総務部参事財政課長事務取扱   小 幡 卓 雄 君


 産業民生部長          坪 川 宗 嗣 君


 産業民生部参事市民課長事務取扱 和 泉 武 義 君


 産業民生部次長福祉課長事務取扱 若 林 克 己 君


 建設部長            梶 谷 正 夫 君


 まちづくり課長         宮 川   潮 君


 建設部参事上下水道課長事務取扱 菅 沼   勉 君


 消防長職務代理者        飛   三津夫 君


 消防署長            石 原 雅 雄 君


 教育委員長           永 田 晉 治 君


 教 育 長           中 屋 久 孝 君


 教育次長学務課長事務取扱    佐 藤 孝 男 君


 生涯学習課長兼スポーツ課長   奥 野 博 幸 君


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        職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名


 事務局長            大 黒 隆 文


 局長補佐            成 瀬 久 之


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◎開会の宣告





○議長(中川 勲君)  ただいまから、平成21年12月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎午前10時00分開議





○議長(中川 勲君)  ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配付したとおり、それぞれ出席者の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元へ配付したとおりであります。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(中川 勲君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、3番原明君、4番岩城晶巳君を指名いたします。


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◎会期の決定





○議長(中川 勲君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(中川 勲君)  12番砂原孝君。


○12番(砂原 孝君)  本定例会の会期を、本日から12月21日までの12日間としてはいかがかと存じますので、お諮り願います。


○議長(中川 勲君)  ただいま、12番砂原孝君より、本定例会の会期を、本日から12月21日までの12日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中川 勲君)  異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期を、本日から12月21日までの12日間とすることに決定いたしました。


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◎議案第77号から議案第85号まで一括上程





○議長(中川 勲君)  日程第3、議案第77号平成21年度滑川市一般会計補正予算(第3号)から日程第11、議案第85号滑川市幼稚園条例を廃止する条例の制定についてまで、以上9件を一括上程議題といたします。


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◎提案理由説明





○議長(中川 勲君)  市長より提案理由の説明を求めます。


 中屋市長。


     〔市長 中屋一博君登壇〕


○市長(中屋一博君)  おはようございます。


 本日、ここに平成21年12月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の諸問題について、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。





1 当面の諸問題について


(1)都市基盤の整備等について


 まず、都市基盤の整備について申し上げます。


 国道8号につきましては、上市町竹鼻から市内稲泉までの4車線化工事について、国の緊急経済対策による大型補正予算により所要の予算が確保され、平成22年度内の完成を目指して工事が進められているところであります。


 国土交通省が来年度に事業を凍結する直轄国道の候補地として、国道8号魚津滑川バイパスの4車線化があげられていると一部報道で伝えられておりますが、この路線は県東部と富山市を結ぶ大動脈で、重要な生活道路であり早期の4車線化が望まれておりますので、沿線首長、議会等関係者一丸となって事業推進に努力してまいります。


 中川水系沖田川総合流域防災事業につきましては、本年度の第1期工事がこのほど完成し、引き続きその上流側で第2期工事が年度末まで行われる予定であります。


 また、中川放水路の親水公園である柳原中央公園と日ノ坪広場に河川事故防止のため、警報装置を設置するとのことであります。この装置は、増水が発生した場合に水門ゲートの操作により、それぞれの広場等において回転灯が作動して、注意を呼びかける音声放送が流れるものであります。


 市といたしましても、事業が円滑に推進されるよう今後とも協力していくとともに、事業促進を国・県に働きかけてまいりたいと存じます。


 北陸新幹線事業につきましては、市内全線にわたり高架橋工事が行われており、県道等を横断する橋りょう工事も逐次発注されコンクリート桁の架設が行われているところであります。また、それに伴う道路や排水路の付替え工事が順調に進んでおります。


 市といたしましても、北陸新幹線事業が円滑に推進されるよう、今後とも協力してまいりたいと存じます。


 次に、今冬の道路除排雪につきましては、先般、機動的で効率的な雪処理を基本とする除雪計画を策定したところであります。


 このほど発表された気象庁の12月から来年2月までの長期予報では、平均気温は高く、降雪量は少ない見込みとのことでありますが、降雪時の道路パトロールを強化して、迅速な情報収集に努めるとともに、関係機関と連絡を密にして、除排雪に対応することとしております。


 除雪作業については、主に民間業者への委託を基本としておりますが、昨今の経済情勢から委託業者や除雪機械保有台数が減少傾向にある中で、昨年同様の除雪体制の確保ができたところであります。


 また、除雪作業の効率化を図るため、このほど小型ロータリ除雪機械2台を新たに導入し、歩道除雪の延長や狭隘な道路の除雪を図ることとしております。


 一方、今年度の新たな取り組みとして、市内の各駅舎等にスコップを設置し、電車を利用される方々などのボランティアにより、駅舎周辺や道路までの通路除雪等にご協力をお願いする「雪と汗のひとかき運動」を行うこととしております。


 市民の皆様方におかれましても、「みんなの道はみんなのちからで」をモットーに、地域ぐるみ除排雪活動の展開など、除排雪の実施にご理解とご協力をお願い申し上げます。


 上水道事業につきましては、平成19年度から新横道配水場の建設を進めてきたところですが、容量3,500トンの配水池及び管理棟が完成し、10月から供用開始したところであります。


 今後は、各水源や配水池の中央監視設備を順次更新し、東加積、山加積地区をも含めた管理の一元化を目指すとともに、災害に強く、安心で安定した水道水の供給に努めてまいります。


(2)社会環境の整備等について


 次に、社会環境の整備について申し上げます。


 新型インフルエンザにつきましては、流行が拡大しており、11月16日から22日の週に県内は国が定める「警報」の基準値を超え、市内でも10月から小中学校や幼稚園、保育所などの休校、休園及び登園自粛などが相次いでいるところであります。このため、より一層の感染拡大防止や適切な医療の提供など、万全の対策が必要であります。


 小中学校の臨時休業による授業時間数の減少については、月曜日の授業時間の増加、土日等の休業日における授業の実施などにより必要時間の確保を行うこととしております。


 一方、今回の新型インフルエンザは、感染力は強いものの、多くの感染者は軽症のまま回復しており、抗インフルエンザウイルス薬の治療が有効であるなど、季節性インフルエンザと類似する点が多いことから、いたずらに心配する必要はないとのことであります。


 ただ、慢性の呼吸器疾患等の基礎疾患を有する方や、妊娠中の方、乳幼児等で重症化するリスクが高いとされております。


 ワクチンが不足する中で、国では、接種対象者の優先順位や接種開始時期を決定し、これに基づき既に順次接種が行われており、市民税非課税世帯と生活保護世帯の方について、接種費用を助成するための、所要の予算を計上しております。


 また、国の補正予算を原資に創設された県の安心こども基金を活用して、感染症対策に必要な殺菌用手洗い機器、空気清浄機などの備品を各保育所、放課後児童育成クラブ、児童館等に購入または助成することとし、所要の予算を計上しております。


 今後とも引き続き、手洗いや、うがいの励行、混み合った場所でのマスクの着用、せきエチケットの徹底等、感染予防の啓発に努めてまいります。


 障害者福祉につきましては、施設入所支援費や生活介護事業などの自立支援給付費について、報酬単価の増額改定や利用サービスの変更及び利用人数の増加等により、当初予算に不足が生じることから、所要の予算を計上しております。


 また、生活保護費についても、景気の影響もさることながら主に医療扶助について増加が見込まれるため、所要の予算を計上しております。


 11月末現在、本年の交通事故件数は169件、負傷者は233人で、昨年同期比、事故件数は7件の増、負傷者数は36人の増となっており、死亡事故は昨年11月の高齢者の死亡事故以後、発生しておりません。


 また、ここ数年、全国的に年末時期の飲酒運転等による悲惨な交通事故が多発していることから、今月11日から20日までの期間に展開される年末の交通安全県民運動を積極的に推進するとともに、引き続き高齢者の事故防止対策等についても、関係機関や関係団体との緊密な連携のもとに推進してまいりたいと考えております。


(3)産業の振興について


 次に、産業の振興について申し上げます。


 本年の稲作概況につきましては、県東部の作況指数は平年並みの100となったところであります。


 本市の稲作の主体をなすコシヒカリの一等米比率は、94%となり、昨年を2ポイント上回る好結果となっております。


 来年度以降も、田植え時期の繰り下げや水管理、病害虫防除の徹底など、関係機関と連携して滑川産米の継続的な品質向上に努めてまいりたいと存じます。


 このほど、平成20年における県内市町村別工業製造品出荷額等の速報値が公表されたところでありますが、それによりますと本市の出荷額は、2,063億円余りで15市町村中6番目、また、人口1人当たりでは612万円で県内で一番となっております。


 富山県全体が減少傾向にある中で、本市は増加となっており、県東部地区では富山市に次ぐ出荷額となっております。


 これは、本市が今までに進めてきた工業団地の造成など広く企業誘致等に努めた結果であると認識しており、今後とも企業誘致や既存企業の育成発展のため工業振興に取り組んでまいりたいと考えております。


(4)教育の向上について


 次に、教育の向上について申し上げます。


 南部小学校の大規模改造・耐震補強工事につきましては、第1期工事として着工した特別教室棟は順調に工事が進捗し、2月中旬から暫定的に普通教室として供用開始を予定しております。その後、現在の普通教室棟の工事に着手し、引き続き授業などの学校運営に支障のないように努めるとともに、工事の円滑な進行と安全管理に十分留意しながら、来年8月の完成を目指してまいります。


 また、安全・安心な学校施設整備を一層推進するため、田中小学校体育館の耐震化について、このたび国の緊急経済対策の補正予算に伴う交付金の交付決定を受けましたので、継続費などの所要の予算を計上しております。


(5)その他


 今回の政権交代により、新政権は、マニフェストに掲げた施策の財源とするため、国の平成21年度第1次補正予算の執行見直しを行ったところであります。


 市町村事業では、学校耐震化、電子黒板などを整備する学校ICT環境整備、理科教育施設整備等の補助金などが執行停止の対象事業となりましたが、幸いに本市は早期に内定等を受けていたので執行停止を免れたところであります。


 一方、子育て応援特別手当につきましては、より充実した新しい「子ども手当」の創設など、子育て支援策を強力に推進するため、執行停止となりましたので、減額の予算を計上しております。


 防災対策につきましては、国の補正予算に伴う全額国費の住宅・建築物安全ストック形成事業を活用し、市内の公共・民間を問わず既存建築物の耐震化率向上を図るために「耐震改修促進計画」を策定し、あわせて地震による影響を認識することにより、市民に自ら耐震化に取り組んでいただくための、「地震防災マップ(ゆれやすさマップ)」を作成し全戸配布するため所要の予算を計上しております。


 また、市民の安全・安心の観点から、大地震や有事の際、人工衛星を経由して緊急情報を瞬時に市民に伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)の整備を検討しておりましたが、このたび、国の補正予算で創設された防災情報通信設備整備事業交付金を活用して、Jアラートの導入と自動応答装置を設置し、警報伝達システムの充実を図ることとし、所要の予算を計上しております。


 自主防災組織につきましては、本年11月末現在で、世帯数の組織率が83.6%となっております。


 本年度においても、地区自治会4カ所をはじめ、多くの自主防災組織で防災訓練等が活発に行われたことから、所要の予算を計上しております。


 消防の救急2号車に積載している患者観察用モニター資機材及び人工呼吸器につきましては、平成9年に配備してから13年経過し老朽化していることから、更新して救急出動に対処するため所要の予算を計上しております。


 市税等の特別滞納整理につきましては、本年も管理職員等が勤務時間外に、滞納者宅を訪問し、納税を促すとともに対話を通して滞納者の自主納付意欲を喚起する等、この12月1日から実施しており、職員一丸となって収納率の向上に取り組んでいるところであります。


 Net3ケーブルインターネット事業につきましては、現在、最も早いもので下り最大20Mbpsのサービスを提供しておりますが、民間の光サービスメニューに劣らない、より高速で大容量のデータ伝送が可能な超高速ブロードバンド化について、国の補正予算による地域情報通信基盤整備推進交付金を要望していたところ、このたび採択内示があったところであります。


 計画では、今年度末を目途にNet3管内全域において、新たに下り最大100Mbps、上り最大30Mbpsの超高速ブロードバンドサービスを開始することとしており、映像などを取り扱うヘビーユーザーはもちろん、企業においてもデータ量が多い図面や動画、テレビ会議などがスムーズに送受信できる環境が整うものと期待しているところであります。


 新しい総合計画につきましては、平成23年度からの第4次総合計画のスタートに向け、今年度は市民や学生を対象にアンケート調査を実施するとともに、市民からの提言論文の募集、小中学生には未来の滑川を描いた図画等を募集したところであります。


 また、庁内においては、職員ワーキンググループによる課題研究の実施や計画原案を策定するための「総合計画委員会」を立ち上げるとともに、去る10月26日には市民や学識経験者、各種関係団体の代表からなる第一回目の「総合計画審議会」を開催して計画策定方針やアンケート調査の分析結果等をご報告したところであります。


 今後、基本構想、基本計画の素案に対し市民フォーラムや各地区での懇談会、ホームページ等において市民の皆様のご意見をいただき策定することとしております。


 行政改革につきましては、今年度は第4次行政改革大綱並びに集中改革プランの実施期間の最終年度であることから、計画期間中における取り組み項目の進捗状況や達成状況等を最終検証するとともに、現在、来年度から取り組む新たな大綱の策定に向けて作業を進めているところであり、年度末までに第5次行政改革大綱として決定することとしております。


(6)経済の動向と財政運営について


 次に、経済の動向と財政運営について申し上げます。


 11月の月例経済報告によれば、景気は、持ち直してきているが、自立性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にあり、また、物価の動向を総合的にみると、穏やかなデフレ状況にあるとされております。


 先行きについては、当面、厳しい雇用情勢が続くとみられるものの、海外経済の改善などを背景に、景気の持ち直し傾向が期待されております。


 一方、雇用情勢の一層の悪化や海外景気の下振れ懸念、デフレや金融資本市場の変動の影響など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要があるとされております。


 このため、政府は10月23日に取りまとめた緊急雇用対策を早期に実施するとともに、追加経済対策を「コンクリートから人へ」の考え方に基づき、第1次補正予算の見直しにより捻出した財源を前倒しで活用し、来年度予算と一体的に第2次補正予算を編成するとしております。


 また、国の平成22年度予算については、従来の「経済財政改革の基本方針2009」及び「概算要求基準」が廃止され、新たな平成22年度予算編成方針に基づき概算要求が再度行われ、過去最高の要求総額となっているところであります。


 新政権は、今後の予算編成過程において、追加経済対策や行政刷新会議における事業仕分けの判定結果、税収動向等を踏まえ、平成22年度予算における国債発行額の上限等を含む「予算編成の基本方針」を策定するとしております。


 事業仕分けにおいて、本市が来年度以降活用を予定しているまちづくり交付金や下水道事業が地方移管とされたものの、財源や制度の詳細が明確にされておらず懸念いたしております。


 地方に関連する事業については、地方の声を十分踏まえ、国と地方との信頼関係のもとに実施されるべきものであり、速やかな情報提供を求めるとともに、地方にとってよりよい制度となることを要望するものであります。引き続き、国の動向を十分注視してまいりたいと考えております。


 本市財政につきましては、歳入面において、企業業績の悪化等により法人市民税や固定資産税の大幅な減収が見込まれるうえ、個人市民税についても雇用情勢の悪化や給与収入の減により相当規模での減収が予測され、さらには、地方交付税についても、現段階では、不透明な状況となっており、一般財源の総額については減額が避けられないものと考えております。


 一方、歳出面では、一般会計で約106億円の市債残高を抱えつつ、少子高齢化による扶助費の増加が見込まれており、加えて実質公債比率の逓減を図る必要があることなどから、これまで以上に厳しい財政運営を余儀なくされるものと思料しているところであります。


 しかしながら、市民の健康・福祉や環境問題への対応、中心市街地の活性化、市民の安全・安心の確保、教育施策の推進等には積極的に取り組んでいく必要があり、また、現在、進めている大型プロジェクト等についても引き続き推進することで、市総合計画の三大目標の実現に向け、市民の負託と期待に応えていかなければならないと考えております。


 さらに、今回の政権交代により、暫定税率の廃止による自動車関係諸税の減額や公共事業に対する補助金の削減なども見込まれ、予算編成にあたりましては、例年以上に国の予算編成過程状況や地方財政対策の動向を十分に見極めることが必要と考えております。


 本市の平成22年度の予算編成にあたりましては、健全財政の堅持を基本として、徹底した経費の節減合理化に努め、市の施策全体についての選択と集中を進めるとともに、あらゆる施策に創意と工夫を凝らすよう、各部局に対し予算の編成方針を通知したところであります。


 各部局からの予算要求枠につきましては、一般行政経費については、義務的経費を除き、一般財源ベースで21年度当初予算額の範囲内にとどめることや、公共事業を除く投資的経費については、20%の削減を行うこととし、総合計画の実施計画に盛り込まれている事業や、21世紀に即応したまちづくりのための新規事業については、要求枠の対象外とするなど、限られた財源の重点的・効率的な配分に努めるため、全庁的に取り組むよう指示したところであります。


 今後とも、健全財政を堅持した適切な財政運営に努めてまいる所存であります。


2 補正予算の説明


 次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。


 議案第77号は、平成21年度一般会計補正予算(第3号)であります。


 今回の補正予算額は、6,007万3,000円であり、補正後の予算額は115億327万円となります。


 歳入につきましては


  国庫支出金      1,959万3,000円


  県支出金       1,675万9,000円


  寄 附 金        58万3,000円


  繰 入 金    4億2,718万5,000円減額


  繰 越 金       4億2,800万円


  諸 収 入        2万3,000円


  市   債         2,230万円


であります。


 一方、歳出につきましては


  議 会 費       199万2,000円減額


  総 務 費       220万4,000円減額


  民 生 費      1,969万3,000円減額


  衛 生 費       832万3,000円


  農林水産業費       59万1,000円


  商 工 費       453万3,000円


  土 木 費       920万3,000円減額


  消 防 費      2,044万7,000円


  教 育 費      5,659万7,000円


  諸支出金        267万4,000円


を計上いたしております。


 議案第78号は、平成21年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第79号は、平成21年度後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第80号は、平成21年度介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第81号は、平成21年度下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第82号は、平成21年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第83号は、平成21年度水道事業会計補正予算(第1号)であります。


3 予算外案件


 このほか、予算以外の案件として、議案第84号は、職員恩給条例を、議案第85号は、幼稚園条例をそれぞれ廃止するものであります。





 以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。


 なにとぞ慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


 さて、去る平成18年2月に、市民の信任を得ましてから、早いもので、間もなく4年を迎えようとしております。この議場で議員の皆様とともに市政を論ずる機会も、この任期における最後となりました。


 私はかねてより、ふるさとを愛する情熱はだれにも負けない、そんな思いを「愛郷無限」の4文字に託し、3万4,000市民がお互いに心を通い合わせ、自助、共助、公助の理念のもとで、小さくともキラリと光るまちづくりを目指してまいりました。


 この4年間には、平成19年6月にオープンした市民交流プラザ、滑川駅南土地区画整理事業の完成、北加積地区農業集落排水事業の完成、リサイクル推進のためのストックヤードの建設、西部小学校大規模改造・耐震補強工事の完成、それに引き続いての南部小学校大規模改造・耐震補強工事の着工など、継続及び新規事業を実施してまいりました。


 おかげをもちまして、本市政各般にわたる施策はおおむね順調に推移し、市勢は堅調に伸展しているものと受けとめております。また、4年前の市長選挙時に私が掲げましたマニフェストについても、ほぼ達成されたものと検証しているところであります。


 これも、ひとえに国、県等の関係各方面の温かいご配慮と市議会並びに市民の深いご理解ご協力のたまものと、心から感謝を申し上げる次第であります。


 経済金融情勢の悪化や政権交代による地方を取り巻く環境は一段と厳しさと不透明感が増しており、本市を取り巻く状況も非常に厳しいものがあります。


 このような中で、滑川市の総合計画の実現を図るとともに、引き続き第4次の新たな総合計画の策定を行い、市民の皆様が「滑川市に住んでよかった」と実感できるまちづくりを実現することが私に課せられた使命であると考えているところであります。


 今後とも、市民の皆様と手をたずさえ、全身全霊をあげて取り組んでまいる所存でありますので、議員各位には、なにとぞさらなるご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、提案理由説明要旨といたします。


 ありがとうございました。


○議長(中川 勲君)  暫時休憩いたします。


              午前10時31分休憩


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◎議案の補足説明





○議長(中川 勲君)  ただちに、全体委員会を開きます。


 議案の順序により、補足説明を求めます。


            (議案の補足説明が行われる)


○議長(中川 勲君)  以上で全体委員会を閉じます。


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◎午前11時25分再開





○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。


 明11日から12月14日まで議案調査のため休会とし、12月15日午前10時から本会議を開きます。市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。


 質問並びに質疑を希望される方は、明11日正午まで、議長あてに通告願います。


 本日はこれにて散会いたします。


 ご苦労さまでございました。


              午前11時25分散会