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富山県 滑川市

平成21年 9月定例会(第3号 9月 7日)




平成21年 9月定例会(第3号 9月 7日)





 
                  平成21年9月


          滑川市議会定例会会議録 第3号





平成21年9月7日(月曜日)


         ──────────────────────


             議 事 日 程   第 3 号


                         平成21年9月7日(月)午前10時開議


第 1  市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑


第 2  議案の委員会付託


         ──────────◇──────────


               本日の会議に付した事件


日程第1 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑


日程第2 議案の委員会付託


         ──────────◇──────────


出席議員(16名)


    1番 高 木 悦 子 君    2番 原     明 君


    3番 岩 城 晶 巳 君    4番 中 島   勲 君


    5番 古 沢 利 之 君    6番 浦 田 竹 昭 君


    7番 開 田 晃 江 君    8番 中 川   勲 君


    9番 澤 谷   清 君    10番 砂 原   孝 君


    11番 野 末 利 夫 君    12番 高 橋 久 光 君


    13番 前 田 新 作 君    14番 上 田 昌 孝 君


    15番 相 川 隆 二 君    16番 島 川   実 君


    欠席議員(なし)


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             説明のため出席した者の職・氏名


  市   長             中 屋 一 博 君


  副 市 長             出 村 眞佐範 君


  総務部長              竹 野 博 和 君


  企画情報課主幹           杉 田 隆 之 君


  総務課長              池 本   覚 君


  総務部参事財政課長事務取扱     小 幡 卓 雄 君


  産業民生部長            坪 川 宗 嗣 君


  産業民生部参事市民課長事務取扱   和 泉 武 義 君


  産業民生部参事生活環境課長事務取扱 高 辻   進 君


  産業民生部次長福祉課長事務取扱   若 林 克 己 君


  高齢介護課長            山 下 貴 章 君


  産業民生部参事商工水産課長事務取扱 稲 谷 幹 男 君


  農林課長              新 村   剛 君


  建設部長              梶 谷 正 夫 君


  まちづくり課長           宮 川   潮 君


  建設課長              松 木 俊 彦 君


  消防長職務代理者          飛   三津夫 君


  消防署長              石 原 雅 雄 君


  教育委員長             渡 辺 祐 一 君


  教 育 長             中 屋 久 孝 君


  教育次長学務課長事務取扱      佐 藤 孝 男 君


  生涯学習課長兼スポーツ課長     奥 野 博 幸 君


         ──────────◇──────────


         職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名


                 (第1号に同じ)


         ──────────◇──────────





◎午前10時00分開議





○議長(砂原 孝君)  ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。


         ──────────◇──────────





◎市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑





○議長(砂原 孝君)  日程第1、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。


 通告がありますので、順次発言を許します。


 11番野末利夫君。


○11番(野末利夫君)  おはようございます。


 それでは、通告してあります諸点についてお伺いをいたします。


 最初に、女性のがん検診無料化についてであります。


 がん対策には、早期発見、早期治療こそが重要だと言われております。しかし、日本のがん検診の受診率は20から30%程度と低く、先進諸国の中では最低レベルと言われております。


 そこで、がん検診の受診率をアップさせ、がんの早期発見へと導くために、国はがん検診推進事業として特定年齢の女性に無料クーポン券を配布されているものであります。


 山梨県の韮崎市は、特定年齢の女性のがん検診について、国が無料化の対象外としている子宮がん検診の体部―細胞診と言うそうでありますけれども、それと乳がん検診の超音波検診(エコー診断)も独自に無料化し、8月1日から検診の無料クーポン券を配布しております。


 国は、がん検診推進事業として、子宮頸がん検診とマンモグラフィーによる検査を無料化しておりますが、細胞診とエコー診断は対象外だが、韮崎市は検査の必要性を考慮し、同様に無料で受診できる体制をとっているとのことであります。このことに対して、滑川市としての所見をお伺いするものであります。


○議長(砂原 孝君)  和泉市民課長。


○市民課長(和泉武義君)  それでは、女性のがん検診についてお答えさせていただきます。


 今回、国の推進事業として補正計上いたしました子宮頸がん検診の対象年齢は20、25、30、35、40歳の節目年齢でございます。


 子宮がんは、子宮体がんと子宮頸がんに分けられますが、そのうちで約7割が子宮頸がんの発症であります。ウイルス感染が原因で20歳から30代に急増しております。一方で、子宮体がんは女性ホルモンの影響など閉経後の50歳代以降が多いとされており、自覚症状として不正出血による発見が多いとされております。


 この部位別の割合、罹患率などのリスクを含めまして、今後も検診体制は整備いたしていきますが、ご質問のあった子宮がんの体部検診の無料化については考えていないところでございます。


 次に、乳がん検診の対象年齢は、40、45、50、55、60歳の節目年齢でございます。


 乳がん検診は、マンモグラフィーと視触診と超音波検査の3つの検査方法がございます。


 1つ目のマンモグラフィー検査は乳房のX線撮影で、乳腺の密度に影響を受けるので、若い年代では閉経後の女性に比べて見つけ出しにくいとされております。2つ目の視触診は、医師による診察でございます。3つ目の超音波検査は、内部からのエコーによる画像診断であり、乳腺の密度に影響を受けないので、乳腺が密な若い人に適していると言われております。


 そこで、現在の厚生労働省のがん検診指針では、40歳以上の対象者で、マンモグラフィー検査と視触診検査の併用で行っておりますが、新たに厚生労働省研究班が乳がん検診における超音波検査の有効性の検証を進めているところでございます。そこで、滑川市では研究班の依頼を受け入れまして、去る5月に40代の女性107人が協力受診したところでございます。現時点では、超音波検査は検証段階であり、検査手段として取り入れられていない状況でございます。今後も、国からの検診方法の指示に基づき実施していくことを考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  韮崎市については、健康センターの職員の方から提案があって取り入れたということでございます。特に女性の方からの申し出があって、実際無料化されたということであります。


 今ほど課長からありましたように、子宮頸がん、あるいは乳がんはマンモグラフィーでほとんどわかるような状態であるということは聞いておりますけれども、このケースで無料クーポン券というのはたしか今回が初めてだろうというふうに思います。できれば、今後引き続き、新政府になってもこれはぜひ続けていただきたいというふうに思っておりますし、そういうことになれば、それ以外の今ほど言ったような細胞診であるとか、あるいは超音波で検査をするというのも、ぜひ取り入れる方向でご検討いただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。


 次いで、新型インフルエンザ対策についてであります。


 厚労省は、2日、学校や医療・福祉施設などで確認された新型インフルエンザと見られる集団感染件数が8月24日から8月30日までの1週間で1,330件以上に上り、前の週の約1.5倍になったと発表しております。自治体側から臨時休校、休業などの要請を受け、実施に踏み切った学校や社会福祉施設は299件で、前の週の約2.2倍あったということであります。


 集団感染は、7月下旬の調査開始から5週連続で増加、都道府県別では前週まで最も多かった沖縄県は4番目となり、東京が約5.4倍の167件で全国最多、次いで北海道が4.4倍の93件と、それぞれ大幅に増えております。


 厚労省は、国内の感染者の死亡は疑い例も含め10名になったと発表しております。厚労省は、学校で新学期がスタートした影響もあり、感染が全国的に広がる傾向が確認されたということであります。今後も患者は一層増えることが予想され、医療機関が対応できるかどうか心配だと話をされております。


 大阪府箕面市で、ことし5月、市内で新型インフルエンザの感染が確認され、学校の休校が日曜に決まったということであります。市立小中学校合わせて19校のうち2校に、個人情報保護を理由に連絡網がなく、担任が家庭に1軒ずつ電話し、月曜までに連絡がつかないケースもあったということであります。滑川市はそのようなことはないと思いますが、小中学校の連絡網について本当に大丈夫なのかお伺いをしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  佐藤教育次長。


○教育次長(佐藤孝男君)  それでは、野末議員の新型インフルエンザ対策について、学校の連絡網は大丈夫なのかという質問にお答えいたします。


 今ほど議員もおっしゃいましたが、新型インフルエンザの感染拡大につきましては非常に憂慮しているところでございます。


 小中学校では、各学級ごとに緊急連絡網を作成しており、その連絡網を各児童・生徒の家庭で保管しているものでございます。緊急時などの連絡につきましては、教職員の事態への共通認識のもとこの緊急連絡網を活用し、保護者、児童・生徒への正確で素早い連絡を行っております。今回の新型インフルエンザへの対応につきましてもこの連絡網を活用し、冷静で適正な対応に努めてまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  当市においては、幼児1人、それからあと疑いのある方が3名ということでありました。そういう面からいうと、今まだ広がり等はないわけでありますけれども、登校がスタートしたばかりということで、今後どういった形で感染が拡大するか全く予想がつかないという状況であります。


 そういう面で、今次長のほうから答弁がありましたように連絡網はきちっとしているということでありますから、もし万が一、日曜であろうと祭日であろうとそういったことが起きれば、即連絡がつくというような状態であろうというふうに思います。


 そういう面で、これからもしっかりそれらのことについては対応いただきたいと思います。


 次いで、公共施設には消毒液が設置されております。庁舎の玄関の消毒液を何度か私も使っております。しかし、公共施設以外の集客施設、例えばJR滑川駅でありますとか、エールあるいはパスタ、プラント3等には設置されていないように思っております。子どもたちは、当然学校ではきちっとやっておりますけれども、そういった施設へも子どもらは行くわけです。子ども以外、一般の方でもたくさんそういった集客施設に行くということで、ここらあたりが徹底されていないのではないかというふうに思います。


 そういう面で、当局はどういうふうにそこらあたりを周知徹底、指導されているのか、お伺いをしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  稲谷商工水産課長。


○商工水産課長(稲谷幹男君)  今ほどの他の集客施設等への設置指導はということでありますが、市が指定管理者に委託している集客施設で、例えば商工水産課所管でありますミュージアム、タラソピア、サンアビリティーズ滑川・産業研修センターなどにつきましては、消毒液の設置指導を行い、既に設置済みであります。


 また、去る7月18日、19日に行われましたふるさと古代神まつりでは、人々が多く集まるテントに2個設置するなどして対応してきております。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  私は、公共施設等については設置をされているというふうに申し上げております。それ以外、要するに公共施設以外の今ほど申し上げましたようにJR滑川駅であるとかエール、プラント3、パスタ等の指導は全くされていないのか、そこらあたりの答弁がなかったようですのでお答えをいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  和泉市民課長。


○市民課長(和泉武義君)  市の公共施設以外というところでございますが、各世帯には全戸配布されております。それ以外に、中川議員の代表質問でしたか、132の各事業所にも啓蒙のパンフレットをお配りしてあります。


 それから、私どもでは10日に市内の町内会長さんが集まります自治会の理事会がございます。そこでもそういった啓蒙用のパンフは配りたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  私が申し上げておるのは、常にお客さんが集まるところ、今ほど申し上げたように例えばJR滑川駅であるとか、エール、パスタ、プラント3、ここらあたりはたしか全く置いていなかったように私は記憶しております。何かそういうチラシ等を配布したということでありますけれども、それで周知徹底されたというふうに考えておいでになるのか、その点、いかがですか。


○議長(砂原 孝君)  和泉市民課長。


○市民課長(和泉武義君)  今おっしゃいますように、すべて網羅したかといえば、そういった実態ではございません。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  私は、この新型インフルエンザというのはどういった形で拡大するかわからない。そういう面では、確かに小学校あるいは中学校等にはきちっとそういった徹底がされておりますけれども、その子どもらが放課後、お店屋さん、例えばプラント3へ行く、あるいはエールに行く、パスタへ行く、そういった場合には全く無防備と言っていいと思うんです。特にそこらあたりを徹底しないと、水をざるに注いだような形で阻止できないんじゃないかと。いくら子どもらが市のここで消毒をしても、ほかで全くしていないということであれば、していないと全く一緒でないかと。


 そういう面でなかなか周知徹底するというのは難しいと思いますけれども、こういう状況ですから、やっぱり拡大を防ぐ、市民をそういったインフルエンザから守るということからいえば、私はもう少し徹底したやり方が必要ではないかというふうに思います。


 この点、市民の代表者であります中屋市長、どうですか。


○議長(砂原 孝君)  坪川産業民生部長。


○産業民生部長(坪川宗嗣君)  今ほどの市内の事業所等に消毒剤等を設置せよということですが、先ほど和泉課長が申しましたように、そのような趣旨のチラシを市内事業所132カ所に配布をしてお願いしておるわけでして、なかなか強制をしたり、そういうことまでできないので、事業者の方に理解をいただいて協力をお願いするという形を現在はとっているわけでして、引き続きそういうお願いを必要に応じてやっていきたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  今部長がおっしゃったように、協力なりについてはチラシ等でお願いをしておるということなんですけれども、実際にやっているかどうかという確認は全くされていないという感じがいたします。そこまで徹底しないと、この新型インフルエンザに対抗できないんじゃないかというふうに思っておりますので、今後は、皆さんも各事業所あるいは商店街へ行って、そこらあたりを今度はチラシではなくて直接お願いをするような形で、市民の生活、生命を守るという観点からもぜひお願いをしておきたいと思います。


 次に、医療費無料化についてであります。


 子どもの医療費無料化については何度も質問をしております。6月議会の中でも古沢議員がしておるわけであります。答弁としては、財政状況等を勘案しながら考える問題であるとのことでありました。小学校6年生までの通院を無料化した場合に、必要な財源はどのくらいかかるのかお教えをいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  若林福祉課長。


○福祉課長(若林克己君)  それでは、お答えいたします。


 未就学児―0歳から5歳ぐらいですけれども―にかかる通院医療費の給付費は、過去の実績から約4,800万円というふうに考えております。また、年齢が上がるにつれて若干医療費は減少してくる傾向にあるとは思うわけですが、こういう過去の実績を見ますとこれに近い財源が必要ではないかと考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  4,800万というのは、市にとっても大変な財源であります。


 そういうことも若干関連しているとは思いますけれども、昨年の10月に所得制限が導入されました。所得制限が導入されたというのは、やはり生活支援、大変な生活あるいは子育てということで、お金がかかる年代の方については所得でもって支給をされているというのが実態だろうと思うんですけれども、この問題については、たしか富山市、入善町も小学校6年生まで通院費も無料化されておるというふうに私は理解をしておるわけでありますけれども、この問題については何度もしておりますから、この時期がチャンスではないかと。確かに滑川市の財政は大変でしょうけれども、この時期にされてもいいんじゃないかと。それから、今、新政権になるということで、子ども手当2万6,000円というふうに民主党さんはおっしゃっておりますけれども、私はこれについても当然、所得制限というものを導入してやるべきではないかというふうに思っております。


 そういう面で、一番お金がかかる―私は、これはあくまでも生活支援だというふうに考えておりますので、市長、この点についてお答えをいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今、野末議員の医療費の無料化と。ただ、私の記憶では、富山市は6月議会で入院費を6年まで無料にした。通院ではなかったと思っております。


 入院費の無料は、滑川市も既に小学校6年まで引き上げてきておるわけであります。2年間隔で小学校3年まで、そして2年前には今度は4、5、6年と、いわゆる入院費が無料である。通院費はまだ無料にはなっていないわけでありますが、今、ゼロ歳児から5歳児までの子どもさんの通院を無料にしておるわけです。これが約4,800万円かかっておるということでありますから、仮に議員が指摘になった金額を云々ということになれば、やっぱり同額かかるだろうと。こういう試算を今言ったわけです。


 その中で、いわゆる通院も無料にせいと。入院という場合は、どちらかというと通院よりも入院しなければ治療できないということですから、当然治療費が余計かかるわけです。そういう子どもさんらをまず無料にしようよと。通院ということですからそんなに―1カ月毎日通院しておるということはちょっと考えられないわけでありまして、入院の方々をまずということでやっておるわけです。以前の議会でも、この議場でも、今度は通院を無料にしろということであったんですが、滑川は今6年生までの、とりあえず入院費を無料にしてきた。平成21年度の新年度の予算要望の中でも、会派のほうからもそういう強い声が出ておったわけでありますが、6月議会でお答えしたように、これは十分検討させていただきたいと、こうお答えしておるわけでありまして、その点、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  入院費については、多分富山県内の全市がなっているというふうに思います。あと通院は、たしか入善が6年生までやっていたというふうに私は理解をしているんですけれども、この件については、財政状況云々という考え方があるようですけれども、そういうことで行けば、財政状況がよくなるというのは今の状況から言っても当分あり得ないような状況の中で、やっぱり市民生活、特に子どもさんを抱える家庭にとっては大変な負担でございます。


 そういう面で、民主党さんも子ども云々ということもやっております。そういう面で、他市を見ながらということではなくて、やっぱり滑川市として真剣にこの問題には取り組んでいただきたい。大体この質問をすると、財政状況を見ながらというのが定番みたいな形になっておりますけれども、ぜひ真剣に考えて、実現の方向で進めていただきたいというふうに思っております。


 次に、低炭素社会についてであります。


 地球温暖化防止対策については、地域レベルでの温室効果ガスの削減が求められており、太陽光発電など積極的な取り組みがされております。


 当市でも、市民一人ひとりが人間と環境とのかかわり、環境にやさしい暮らしについて考え実践していく契機として、10月3日に環境フェアを開催するとしております。低燃費低公害車を新たに導入し―ハイブリッド車ということであると思いますけれども、環境に配慮した自動車の普及促進を図るとしております。


 富山市は、排ガスの全く出ない電気自動車を導入しており、低炭素社会の実現に向け、電気自動車など次世代自動車の普及を目指してはどうか、ご所見をお伺いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  ただいまのご質問にお答えいたします。


 電気自動車は、走行中に二酸化炭素を排出しないことから、その導入については環境保全に非常に有効であると考えております。


 しかしながら、現時点では、1回の充電で走行できる距離が短い、それから急速充電できる設備が周りにないということが欠点でございます。今後、車両の技術開発や充電施設等のインフラ整備が進めば、導入について検討いたしたいと考えております。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  この電気自動車等については、実は長崎県のほうで取り組んでおりますけれども、こちらのほうは島の観光情報などということで、電気自動車のレンタカーを100台導入し、環境に関してしっかり取り組むということが報道されておりました。これについては、今やるとすれば行政がやらないと、民間でやれといってもなかなか厳しいんじゃないか。そういう面で富山市が取り入れたのではないかというふうに思っております。


 そういう面で、まだまだ時間はかかると思います。これも1台買うにしても相当の金額になるというふうに思います。


 各県でいろんな取り組みをされております。北海道でもやっております。そこらあたりをきちっと視察なり検証していただいて、ぜひ地球温暖化ということに対して積極的にまず行政が取り組むと、それが一番大事じゃないかというふうに思います。


 そういう面で、市長の将来像があればひとつ聞かせていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今、野末議員が言われるのはもっともだと思います。


 ただ、課長が説明したとおり、急速充電、そういうインフラの整備がまだ行われていない。しかし、環境というものは少子化と同様、これからの大きなキーワードであろうと思います。


 そんな観点から、本年度の予算の中でも、例えば議会の車が更新の時期になっておる。やっぱりハイブリッドというものに移行していこうよと。また、市の公用車の中でも順次切りかえていけるものがあればその時点でということでありますので、方向性は一緒だと思いますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  野末議員。


○11番(野末利夫君)  電気自動車については、走行距離が限られておるということからいえば行政が一番取り組みやすいというふうに思っておりますので、地球の温暖化、環境ということから、ぜひ今後念頭に置いてひとつ取り組みをお願いしたいと思います。


 私の質問を終わります。


○議長(砂原 孝君)  12番高橋久光君。


○12番(高橋久光君)  おはようございます。


 それでは、通告をしてあります諸点についてお伺いをいたします。


 はじめに、スポーツ施策についてであります。


 まず、私どもが子どものころは、いろいろな遊びを通じて、決められたルールや道具も使わず、いろんな運動を通して体力の増進や維持を図ってまいりました。そういった中で、競争心を養い、また、いろんな相互の信頼感も身につけて育ってきたのでないのかなと思っているところであります。


 そこで、最近、小中学生も含めて外で遊ぶ子どもたちの姿を見る機会が大変少ないわけでありまして、家の中だけで遊んでいるのかな、どうしているのかなと気になるところであります。


 たまたま先週の日曜日に、早生の稲を刈り取ったばかりの田んぼやあぜで飛んだりはねたりして遊んでいる子どもたちがいたので、懐かしそうに見ておりまして、そのうちにその小学校の子どもたちに、今の子どもの遊びというもの、またスポーツというものはどういったものかということを聞こうと思って声をかけました。ところが、子どもたちはどことなく、私の態度が悪いというわけではないと思うんですが、ぎこちなく、おどおどしているような状況なんです。どうしてかなと思っていろいろ考えておりましたら、その田んぼで遊んでいることに対してしかられるのではないかという感触を得て、何か身構えたような感じであったような気がしております。


 私も還暦も過ぎて、この年になりましたが、子どものころは年中、学校や家庭に帰ったら、うちで勉強するのもさることながら、ボールを持てばソフトボール、野球、棒を持てばチャンバラとか剣道、取っ組み合いをすれば、相撲であったり柔道であったりというような遊びを通じて、用具とかそういうものは手づくりをしたり、服装はふだん着で、靴は、懐かしい言葉だと思うんですが「短靴」や裸足といったようなあり合わせの格好で、ましてそのときのルールは見よう見まね、そのうち決められたルールに乗った形で遊んで、十分、だれしもが楽しく幼き子どもの心を養ってきたのでないかと思っています。


 しかし、現在は子どものころからそういったような機会が大変少ないのではないかと思いますし、逆にテレビ、新聞のマスメディアによって、多種多様、多目的な、遊びもそうですが、スポーツも、新スポーツも含めて大変多く出てきておりますし、危ない危ないと言う親なり周りの人たちの過剰な注意心によって、させないというのも一つであろうかと思いますし、何かやろうとすると服装とか用具がすぐそろうので、技術は伴わなくても、それゆえにそれなりの格好になるといったような感じでないのかなと思っております。


 そこで、今回の質問の1番目はスポーツ施策ということであります。


 市内の小中学校におけるスポーツ競技の指導者―我々のときは今ほど言いましたように、別に指導者がいなくても見よう見まねでやってきたような気がするわけでありますが、現状は見よう見まねの子があまりいないのではないかなと思いますし、そういった内容もあわせて、指導者がそれなりにおられるのかおられないのか。またそういった方々のレベルに合った子どもをちゃんと教育した効果が出ているかどうかについて、まずお伺いをいたします。


○議長(砂原 孝君)  奥野スポーツ課長。


○スポーツ課長(奥野博幸君)  今ほどの高橋議員の質問にお答えします。


 市内の小中学校におけるスポーツ競技の指導と効能はいかにということでございますけれども、小学生のスポーツ競技については、スポーツ少年団やなめりCANクラブ、空手道及びソフトテニスなどのクラブのほか、温水プール等での活動が主であり、地域指導者がボランティアで熱心に指導されたり、民間クラブに入会し活動したりとさまざまな形態で行われております。水泳競技や空手道競技、卓球競技においても、全国大会出場選手を輩出するなど輝かしい成績を上げる競技もあるほか、スポーツ活動を継続して行うことにより、心身ともに健全な育成に寄与しているものと考えております。


 また、中学生は運動部活動や温水プール、その他のクラブにおいて活動しております。


 指導者については教諭―部活動の顧問でありますが―が主であるが、指導できない部活動については、スポーツエキスパートを派遣し対応しているところであります。


 今年度においては、北信越大会に野球、バスケットボール、ソフトテニスの3競技団体と陸上、水泳競技の13名が出場しており、水泳競技では全国出場も果たしているなど優秀な成績をおさめております。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  高橋議員。


○12番(高橋久光君)  ありがとうございました。


 今ほど課長の話にもありました、それなりに地域の小中学校等にも配置をされて、効果も上げているということであります。


 余談ではありますが、2〜3年前に、私も前に議員になってしばらくは水泳協会というところにもいろんな関係で籍を置かせてもらったこともありまして、3年前に水泳協会さんが記念のイベントをしようということで、講師を呼ばれた。そのときに、戦後日本の国民に勇気をつけた「フジヤマのトビウオ」の古橋廣之進さんという水泳選手を呼ばれて、いろんな講演も聞いたことがあるのですが、大変意義深く、私も感銘し、自分もそのようなことを志していれば、オリンピック選手とは言わずとも県体ぐらいは出られたのかなというふうなことも感じながら聞いておりました。


 大変残念ながら、この古橋廣之進さんは7月23日でしたか、日はちょっと忘れましたが80歳で亡くなられたと。大変懐かしく思い、哀悼の誠をささげるわけでありますが、こういったことなども踏まえながら、市内の子どもたちには学力も大事ですが、健康で明るいたくましい子どもたちを育てるためにスポーツもその一環として大事でないかと思っています。


 次に、オリンピックでも何でもですが、日本古来のスポーツというものがあるわけでありまして、例えば柔道なんかもオリンピック競技になっているわけです。


 そこで、日本古来、スポーツと言われるものは、最近は下火になって、柔道、相撲、剣道等のスポーツ人口、まして大相撲なんかになると外国の力士が、言い方は悪いですが大変幅をきかせているような状況でもありますし、そういったスポーツの指導者というものの配置等をどのようにしておられるのかお伺いをいたします。


○議長(砂原 孝君)  奥野スポーツ課長。


○スポーツ課長(奥野博幸君)  本市においては、柔道、剣道、空手道、弓道の4武道のスポーツ少年団及びクラブについて、市内競技団体の指導者が熱心に指導し、活動しております。滑川市武道大会も本年で42回を迎え、多くの武道関係者が集う場として親しまれているところであります。


 相撲競技においても「わんぱく相撲滑川場所」が青年会議所、競技団体等のご尽力により毎年開催されております。また、中学生においては授業のほか、運動部活動や競技団体の練習会等に参加しておるところであります。


○議長(砂原 孝君)  高橋議員。


○12番(高橋久光君)  それなりに頑張って、いろいろ普及活動にも手を抜かないように頑張ってやっていただきたいと思っています。


 次に、社会人におけるスポーツ人口の推進と増加対策をどう考えているかということであります。


 私も現在はソフトボール協会の仕事をしている立場でありますが、一年一年後継者が減っていますし、また小中学校でも自然にいろんな遊びがあるので、あまり華々しくない―ソフトボールなんかはあまり華々しくないのかな、サッカーか何かしておればいいのかなと思いますが、今の中高、大学を卒業した社会人の方々に「ソフトボールしられんか、入られんか」と言ったら「やったことないがや」という人たちもたくさんおられます。


 そういったように、これはソフトボールに限らず、スポーツをする社会人が大変少なくて、ただ、ジョギングとかマラソンといったような方が増えてきておる。それもスポーツの一環で、朝とか夕方に一生懸命こなしておられる。この中の幹部の方でも何人も、朝はジョギングをしたりマラソンをしたりする方も見かけるわけでありますが、こういったようなスポーツ人口の推進と増加対策というものも力を入れてやっていかないとだめなのではないかと思います。そのあたりのお考えをお伺いいたします。


○議長(砂原 孝君)  奥野スポーツ課長。


○スポーツ課長(奥野博幸君)  今ほどの質問にお答えします。


 近年、少子・高齢化の進展、生活環境の利便化に伴う身体活動の不足、コミュニティー意識の低下などが指摘されている中、スポーツに対するニーズは多様化、個別化しており、スポーツ・レクリエーション活動の推進は健康、体力の維持増進にとどまらず、個々の生活の中でそれぞれのライフスタイルに応じて生涯にわたり親しまれるようになるものと考えており、最近は朝夕においてウオーキングやジョギングをされている方々を多く見かけるようになっております。


 本市でも、市体育協会及び単位協会において鋭意取り組まれているほか、なめりCANクラブにおいても、このような現状を踏まえた上で各種教室やイベントの開催を実施しているところであり、今後も引き続き支援していくこととしております。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  高橋議員。


○12番(高橋久光君)  これからもきちんとした支援をしていくということでありますので、どうか揺るがない支援をしていってほしいものと思っております。


 それでは、次の質問に入ります。


 市内の中小河川―滑川市には大きな一級河川というものがありませんので、中小河川及び空き地の管理についてであります。


 ことしは特に、春先からの天候は少しよかったものの、その後は梅雨期も梅雨も長いし、いつの間にか夏も終わっていったように思います。そして今日になりますと、はや取り入れの秋であります。ことしの秋の収穫も大変心配されるところであります。長雨があったり、天候不順があったり、日照不足があったりということであります。そういったことで、野山の畑や野畑の雑草は言うに及ばす伸び放題だということはご承知のとおりだと思っております。おかげで農家の草刈りは、田植えから秋まで普通は1、2回で終わっていたのが、ことしは特に3回も4回もあぜ草刈りをやったという農家も中におられるわけで、大変手間がかかっているようであります。


 そこで、田畑のそういった場所は言うに及ばずですが、遠くに中小の河川敷、堤防だけではなく、通常増水したり水が多くなると水が流れるべき川の中州までが草が伸び放題。今やほとんどと言っていいほど滑川市内のそういったような川は、いろいろな水量調整をする関係もあるかもしれませんが、身の丈を超えるほどの大きな伸び方で伸びております。たまたま何回か大雨が降ったりしたこともあったんですが、もっと集中豪雨のようなものが来れば、川がせきとめられて危険な状態になるというのが当然だと思います。あわせて、今後コシヒカリ等の収穫、刈り取りを迎えるわけでありますが、品質に影響を及ぼすカメムシ等の害虫の発生の巣になっているというのも現実でないのかなと思っています。


 そこで、市内に川はたくさんあるのですが、県とか国が管理している川は、例えば早月川、上市川、そのほか中川でも晒屋のほうを流れる旧の中川とか中川放水路もあったり、今一生懸命縁からやっている沖田川とか郷川、平塚川、いろいろあります。市が独自で管理している、例えば田中川、四間町川、伝五郎川とかそういうところもあるようですし、各土地改良区が管理している小善川とか堀川、赤川とかそういうところも、大まかに分けて国、県が直接管理費を出して管理している。市が独自でやらなければならない、各土地改良区にお任せをしてあるという川がいろいろあるようでありますが、そういった川の中で、私の校下の中で郷川、これは早月川も一緒ですが、郷川は黒川から滑川の範囲では合流する赤浜まで、赤浜からずっと江尻、高月まで上市川と一緒になって流れているわけですが、それを上から下までずっと一回り、何回もやっているんですが、どこを見てもきれいに草を刈った様子はないし、ほとんどが身の丈を超えるほどの草の長さになっている。


 例えば市役所の近くといったら、中川の市民会館大ホールの後ろのほうなんかへ行ったら、堤防のわきに腕ほどのでかい木が生えているのがそのままになっている。


 こういったような状況は、市の管理もそうですが、県なり国なりに陳情なり要望なり、市独自でやるなり、そういうことをやらないと大変危険でないのかなと思っています。


 それで、先日、富山地域衛生組合で三重県の志摩半島まで行ってきたんですが、バスに乗って見ておりましたら、中には、町場へ行ってもきれいに管理されている河川敷や川もありますし、滑川市と一緒で予算がないのか、管理ができないのか、そのままになっているところもある。やっぱりきれいなところを見れば、この町の人たちもそういう感覚で頑張って、いろいろ管理もされて、安心して住める郷土をつくっているんだなということを思うわけでありますが、そういった市内全域にわたる中小河川敷の管理を徹底すべきだと思いますが、現状をお伺いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  松木建設課長。


○建設課長(松木俊彦君)  それでは、中小河川敷の管理についてお答えをさせていただきます。


 市が管理いたします中小河川、田中川、四間町川、伝五郎川、大町川、そういったところにつきましては、毎年パトロールを行って、護岸の草刈りや、流水を阻害する土砂の撤去を行っているところでございます。


 また、県が管理いたします二級河川や砂防河川につきましても、毎年河川の中州の泥上げにつきまして要望を行いまして、県では状況を見ながら実施してもらっているところであり、今後とも適正な管理に努めたいと思っているところでございます。


 また、普通河川や用排水路の草刈りにつきましては、市内全域では膨大な量になります。基本的には、通過する町内会や隣接者にご協力をいただいているところでありまして、そういった活動に対しては感謝しているところでございます。


 また、市におきましては、人で対応できない機械作業等が必要な場所、それから除草範囲が非常に広いというような場所につきましては、直営作業員や委託業務等を利用しまして、草刈りを行っているところでございます。


 今後とも、軽微な箇所につきましては、町内会や隣接される皆様方のご協力をいただきたいというふうに考えているところでございます。また、県が管理している箇所につきましても、除草が適正に行われているか、そういったところを注視しながら、除草管理にも対応して、県には要望していきたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  高橋議員。


○12番(高橋久光君)  今の課長の答弁は、一生懸命頑張っておるということで、やってもやっても切りがないというふうな感触なんですが、そのとおりではないかなと思っています。しかし、一たん集中豪雨なり災害が来ると大変な問題であります。それと、場所場所によって、毎年毎年、県に要望したり、市がやらなければならないものはやったりしているということでありますが、やる方法等についても、もっとアイデアを出したり知恵を出してやる方法があるのではないかと思います。


 たまたま私の地域で関係の役所の方がおられて、去年、郷川でも一部きれいに掃除をしたり、草刈りをやっていただいたところがあるんですが、これはそこだけやっても、上下がそのままなので、上下から泥が流れてきたり、また草がそのまま流れてきたりして、1年たったらもとのと一緒ということが現実なんです。


 それと川の河川敷、中州なんかは特に栄養分が余計あるのか、木が一たん生えるとあっという間に材木になってしまうような状況というのが本音なんです。そういうことも踏まえながら、市で管理するものも、また県、国なりに要望する場所におきましても、きちんと計画を立てたり、知恵を絞った管理徹底をしていただきたいものと強く要望をしておきます。


 次に、2番目の市所有の遊休地だけじゃなしに、個人の企業でも何でもですが、最近、農業委員会も大変厳しくて、きちんと管理をしないとだめですよということの指示、指導もあるようでありますが、こういったことなどの指導をどうしておられるのか、この点についてもお伺いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  高辻生活環境課長。


○生活環境課長(高辻 進君)  それでは、ただいまのご質問にお答えします。


 遊休市有地につきましては、市の職員により除草などの維持管理に努めているところであります。また、企業・個人所有地等については、市環境美化促進条例施行以来、雑草の管理につきまして市民の方々からの相談、苦情を受けたときには、必ず現地を確認しまして、土地の所有者や管理者、またはそれらの関係者に対しまして、条例の趣旨を説明しまして適切に管理していただくよう指導を行っております。


 今後も、相談、苦情を受けたときには、土地の所有者や管理者等に指導を行ってまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  高橋議員。


○12番(高橋久光君)  いずれにしましても、一生懸命にちゃんとやっておるということでありますが、工事は、新しくつくるとか改良するというものは、一度仕上がれば、検査をすれば1年なりそのときで終わるわけですが、管理はこれからずっと出てくるわけでありまして、きちんと管理をしておけばしておくほど、その地域の活性化なり活力なり、また住みやすいメリットも出てくるだろうし、しなければ嫌になってきてそのまま売ってやろうかということにもなりますので、いろんなやり方、方法を知恵を絞ってきちんとやっていただきたいものと思っています。


 続いて、3番目の市内鳥獣対策(その2)についてであります。


 これを同僚議員にも言いましたら、「あんた、この次もう1回やられ。まだサギいっぱいおるがでないがけ」という話もありましたし、現実ありますので、この件についてもう一度させていただきたいと思います。


 6月議会でも一般質問で取り上げて、被害の町内には当局からの格段の配慮もいただいたり、また捕獲隊等のいろいろな配慮をしていただいたりして、どうにかおさまっているようなことでありまして、大変ありがたく思っています。


 しかしながら、このサギの問題につきましては、ねぐらにしていたかいにょ、木の枝おろしを当時はそういう意味でいろいろやったわけでありますが、枝をおろした場所から現在はいなくなった。枝おろしをしたら、町内、例えば赤浜という町内の神社で大変多額の費用も費やしてやりました。負担は、町内全体でありましたので仕方ないなと。そして町内をやりましたら、そのサギは隣の大きな屋敷、住宅へ移っていった。隣の住宅の人が「これは大変。どうもならん。何とかせんなあかん。なら、市役所で全部枝おろしの銭まで出してくれ」「そういうわけにはいかん」ということで、個人で大変多額の費用を費やしてやられた。そういうことが実際なんです。


 そういうところもあるんですが、しかし、空き屋で、現在、家族の人はみんな都会へ出ておられて空いているといったような住宅なり個人の住宅のところへも2、3移っていったわけです。


 サギは本来渡り鳥。前回の6月にも言いましたが、一部は渡り鳥で、一部はそこらを行ったり来たりしておるやつもおるんですが、季節によってはまた帰ってくるやつもおる。そこで、現在でもサギは、数は少なくなったんですが、いまだに大きな屋敷に住みついておるサギもおる。サギという言い方は本当は言いたくないんですが、住みついている大きなやつが、いつも大きな木の頂上に主みたいな顔をしてずっと1日でもそこにとまっておる。農林課長、これが現実なんです。


 そこで、このまま数が少なくなったので近所の方もあまり言わなくなったのですが、「これは心配やちゃ。来年このままにしたら、ここへまた戻ってきて、同じことになるわ」というような心配をしておるわけであります。


 そこで、6月議会からの続きでありますが、カラスもあちこちにまだ、どこへ行ったのか知らんけど数が減っていったということは、捕獲のおりであれだけの数を全部とったという話もあまり聞いたことがないので、どこかへ移ってどこかにおるのだと思いますが、どこへ行ったのか、その後の把握とか調査をしておられるのかどうかまずお伺いをしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  新村農林課長。


○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。


 春先からのカラス、サギがどこへ移動したかということの調査というご質問でございますが、現在、カラスにつきましては、田植え後の圃場や収穫後の麦畑で目撃されておったのでありますが、現在、中山間の果樹園などで見受けられております。


 サギにつきましては、春から初夏にかけて中加積地内で繁殖を目的としたコロニーを形成しておりました。議員今ほどおっしゃったように、元来渡り鳥であるということ、それから地元の方の枝おろしによる巣落とし、そういったことの効果がありまして、現在、多数はおりませんが、ご指摘のとおり何羽かおります。それともう1つは、その地区の横に上市川が流れておりまして、大変えさが豊富ということで、河川敷などにも見受けられます。


 こういったことで、今後南国へ移動していくのではないかと思いますが、暖冬、温暖化などの影響で、議員もおっしゃったようにまた戻ってきたり、ここで越冬したりするものもあるのではないかと思います。


 今後ということで、来春また同じ状況にならないかということのご指摘ですが、カラス、サギによる農作物被害、環境被害につきましては、必要に応じて、銃器、おりなどによる捕獲を講じていきたいと考えております。


 地元においてもまた、コロニーの形成をする前に追い払いなどを実施していただきたいということで呼びかけてまいりたいと考えております。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  高橋議員。


○12番(高橋久光君)  どこかへ行ったんだろう、また来るかもしれない。来年へいったらまた協力してくれ。それは課長、私もなかなか納得いかないところであります。


 今聞いているのは、心配しているから本当に来年は来ないのかと、来んような対策を何か考えてほしいという趣旨を言っておるんです。何も考えておらんで、「来るかもしれん。来たらまたあんたたちも協力してください」、それでは行政としては言葉足らずか、ちょっと問題だと思いますよ。


 そこで、そこのあたりを実際どこへどうしていって、来年来ないのか。ことし6月によく見られたように、来たら、現実的に住んでいる人たちの死活問題になるんですよ。それで多額の費用もかけて、そのために、これは大げさでありますが、生活圏まで脅かすぐらいの状況になっているので、サギがおらんようにするときは、例えば、私もいろいろ聞いてみたら、いろいろ研究しておる人がおって、沖縄のほうへ行ったらヒトデを乾燥して、その乾燥した粉をどこかにつるしたら、何でか知らんけど、サギとか鳥が来んようになったという話もあるんですよ。そういう情報も収集しながら、何か考えられないものですか、課長。もう1回お願いします。


○議長(砂原 孝君)  新村農林課長。


○農林課長(新村 剛君)  何か考えられないかということで、考えてはおるんですが、野生生物の習性というのは正確にはわかっていないところがあります。それから、いろいろな方法が各地で行われておると思いますけれども、銃器による捕獲につきましては、安全性とかいろんな面があって限度があります。


 それで、今もいろんなグループがやっておって、最も効果があるのはコロニーをつくる前に追い払うと。要はコロニーをつくれない状況をつくっていくことが一番効果があるのではないかということであります。そういったことを、地元の方が一番、そこに住んでおられるわけでありますので、ぜひとも協力をお願いしたいなと考えております。


 それから費用的な面ということでしたが、確かに枝おろしにつきましては大変効果がありまして、農林課としましては関心を持っております。何分私有地の中の私有木といったことでありまして支援も限度があるのですけれども、そういった費用については少し検討させていただきたいと思います。地域の皆さんでそういった活動をされることにつきましては大変関心を持っておりますので、検討をさせていただきたいと考えております。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  高橋議員。


○12番(高橋久光君)  追い払う方法のことはまだよくわからないと。費用については多少検討させていただきたいということですから、ぜひ検討していただきたいものと思っています。まだ後、続きますので、この件については一応この程度にして。


 次に、収穫の秋を迎え、サル、クマ、その他のいろいろな小動物とかたくさんいるわけでありますが、出没の予想対策等についてであります。


 一昨年だったですか、大変多くのクマが出没して捕獲をされたり、追い払いを行った結果、去年は少なかったということであります。クマなんかの大きな動物が出てくると、人にも大変被害を与えたり、恐ろしいわけでありまして、気をつけなければならないし、また関心があるところであります。そのほか、サル―カモシカ等もいるんですが、サルについては隣接の被害はたくさんあるんですが、案外マンネリ化したと言えばいいか、あんまり言わなくなったんですが、地域の人が大変困っているわけであります。この滑川でも山手の蓑輪地区を中心とした千鳥、中野、下野、また山加積の小森、東福寺、東福寺野、本江あたりまでずっと来て、サル、クマの心配をしています。


 中には、特に谷合いとか尾根のあたりを伝ってくるみたいでありますが、こういった、特にサルだと思うんですが、サルが荒らした野菜、そのあたりの農家の人たちがつくっている自家菜園等がほとんど収穫にならないような状況だと。「でも、つくっておるねかい」と。網をかけて細々とじいちゃん、ばあちゃんが頑張ってやっているという状況で、サルが食べない野菜はネギ類と里芋だそうでありますが、「これはどうして食べんがか」「ネギは臭いからだ。里芋は根が大きくて、掘るにも掘れない」ということで、自然でそうかなと思っています。


 そういったようなことで、サルと人間との知恵比べになっているところでありまして、害虫といったようなものだけでないこういったものとあわせて、小動物の中で、最近はタヌキとかハクビシン、イタチ、中にはイノシシ、イノブタもどこかへ離れていって見つかったとか足跡があったというような話でありますが、こういったいろいろな被害があちこちに出ているようであります。


 先日、NHKの衛星放送で、日本の自然ではという話を見ておったら、野生化した外国から来た動物と思われる鳥獣、小中動物、魚の種類は大体800から1,000程度の種類が日本で確認をされていると。魚や昆虫まで入れると、2,000から3,000種類いて、中では、びっくりするのは昆虫ではクワガタが1年に100万匹、日本へ輸入されておると。滑川市の子どもたちもクワガタを何匹か買ってきているのかもしれませんが、そういったことだとか、魚については1億匹。そんな、子どもたちの趣味ばかりでなしに、リンゴ農家とか、最近農薬や何かをまいたりする被害もあったりして、ミツバチ花粉を運ぶ外国のハチも輸入されておると言っておりました。


 市内でいろいろ見ておるのは、タヌキとかイタチ、ハクビシンも大変おるわけですが、こういったような被害の調査、また確認をどの程度把握しておられるのかお伺いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  新村農林課長。


○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。


 サルにつきましては、山加積地区、東加積地区におきまして、自家野菜被害の報告を受けております。8月上旬に滑川市有害鳥獣捕獲隊と連携しまして、捕獲と威嚇を実施しているところであります。


 今後もこれまでと同様に出没が予想されることから、広報やホームページを通じまして、被害防止に効果的な電気柵の設置を呼びかけ、農作物被害の防止に努めたいと考えております。


 クマにつきましては、現在、県がえさとなる堅果類、ブナ、ミズナラなどの状況を調査し、取りまとめ、出没予想を立てているところであり、野生動物被害防止対策会議で発表される予定であります。


 今後は、この会議の状況を見まして対策をしてまいりたいと思います。


 なお、6月上旬における山加積地区におけるクマの情報が1件寄せられておるだけで、昨年度の14件と比較しますと、現在、出没は少ない状況であります。10月ごろにクマの出没が多くなることから、先ほど言いました県の野生動物被害防止対策会議を受けまして、9月11日に対策会議を開催し、関係機関と連携体制を確認強化することとしております。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  高橋議員。


○12番(高橋久光君)  対策会議とか、いろいろ対策を考えているということでありますが、考えておるだけでは事は進まないと思います。


 先日、滑川市の猟友会の関係者にお聞きしましたら、「おらのところ、何も言ってこんがいちゃ。そんなもん、都合が悪ければどれだけでも申請して、どれだけでも捕獲に出るがいちゃ。捕獲隊というものも10人で結成して、ちゃんと日も決めて、ほかのところではやっておる。サギについても1回やったきり。何も音さたもないし、これでやらんがや。やるがかと思っていろんな準備をしたら、何も返事がない。こういうおかしい話があるか」というように言っておられました。これは、捕獲隊は嫌と言っておるんじゃないんですよ。きちんとそういうような申請なり要請をされれば、どれだけでも出る用意はあるんだから、そういうこともやってもらわんなあかんし、言えば言いっぱなし、あとは何も返事がないということでありました。


 そこで、滑川市の問題もありますが、まず1つは、クマはそういう状況だとわかりました。きのうの北日本新聞に「イノシシ捕獲 最多に迫る」という記事が出ているんです。それで、滑川で過去に去年かおととし、イノシシの足跡があったと大騒ぎされたら、近くの人がミニブタを囲っておって、ミニブタが離れた足跡がイノブタと間違えられたというような話でありましたが、平成元年に一つも確認されておらんものが平成20年度、去年になったらこの新聞紙上では127匹が富山県で捕獲されておると書いてあるんです。大変心配されて、イノシシも増えておると。一遍に5匹か6匹の子どもを産むということでありますが、こういったようなことが滑川市でどれだけ確認されているのか、されておらんのか。これから猟友会の方々で捕獲隊のメンバーを増やしたり、また、市単独でそういったようなことを組織する気があるのかないのか、こういうことも踏まえて、再度お伺いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  新村農林課長。


○農林課長(新村 剛君)  お答えします。


 イノシシにつきましては、ことしも足跡等の来た形跡、それから田んぼに入った形跡を確認しておりまして、昨日、捕獲のためのおりを設置したところであります。今後も捕獲するということで、滑川市有害鳥獣捕獲隊と協力して対応していきたいと考えております。


 それから、捕獲隊の組織ということでありますが、実際には捕獲隊がもう少し欲しいということを感じておりまして、今年度から銃器の免許取得等に支援をしておりまして、何人かの方が新たに登録をされたように聞いております。その方たちが将来的に捕獲隊に加入していただくようになれば、少しずつ強化されていくのではないかと思います。


 それから、市単独での捕獲隊の組織につきましては、今のところ考えていない状況でございます。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今の有害鳥獣の駆除ということで、前々から議場において高橋議員も6月、赤浜のサギの件でも大変厳しくご質問をいただきまして、その後直ちに、カラスに関しては、いわゆる折り畳みの移動可能なおりを1基新設をいたし、設置をいたしたところであります。そういう影響もあってか、今平地では見られなくなったけど、果樹園のほうで出没しておると。


 その後、一番大きいのは、北日本新聞は私も読んでおりまして、滑川に入ってこなきゃいいのになとは思いつつも、いつ入ってくるかわからない。カラス、サギあるいはクマ、これらにしても、前回お話ししたとおり、移動してあるく。要は赤浜までいなくなったと。お聞きしますと、ヒトデを粉にしたものをつればいなくなる。人手はかからんのかもしれませんけれども、ただし、そこでいなくなっても下梅沢のほうへ行くかもしれない。川沿いに、あるいは本江のほうへ行くかもしれない。要は抜本的な解決というと、コロニー、いわゆる巣をつくる前に、残念だけど保護団体とは見解を異にするわけですが、多少銃器等の必要もあるのかなと。でないと、抜本的な解決策にはならないだろうと思っております。


 それで、今有害鳥獣捕獲隊とちょっと連携が不足しているのではないかというお話でありました。これとあわせて今後十分、当方からもお願いすべき点はお願いする。


 そんな中で、市として新たに市職員を含めた捕獲隊が既に魚津でスタートしたという例があるんです。これも火器を扱うものでありますから、魚津がどういう検証結果を出されるか、そういうことも参考にしながら、滑川としての対応を考えていきたいと。


 いずれにしても、今、富山市が城址公園のカラスのふん害で大変困っておると。夜間、サーチライト、照明等を使って、駆除の方法を検討しておるというのを新聞で見ておりますが、幸いにも住宅の連檐したところでないところですけれども、いずれにしてもこういう被害というのは本当に困ったものだと思います。


 結論は、やっぱり広域的な連携というものも必要なんだと思います。滑川ではいなくなったけど、上市川を挟んで、もともとは石仏から堀江へ来たということでありますが、滑川にいなくなったけれども、今度は上市で被害が拡大していくというとこれもまた問題でありましょうし、広域的な取り組みというものを今後また関係市町村と検討を加えていきたいと思います。


○12番(高橋久光君)  ありがとうございました。


○議長(砂原 孝君)  1番高木悦子君。


○1番(高木悦子君)  それでは、通告してございます3点について質問をさせていただきたいというふうに思います。


 まず、火葬場改修の早期着手をということで伺います。


 今年度の予算に、火葬場整備調査費といたしまして150万円が計上されました。以前から、近隣住民の皆さんから「何とかしてほしい」という声をお聞きしておりまして、今回の調査費計上で、改修に向けての第一歩が踏み出されたというふうに期待をしているところでございます。


 この調査費は、火葬場の改修に向けて現況調査及び改修方針の策定を委託することを目的とされておりますが、仮に22年度に改修を計画するのであれば、そろそろ方向性が見えていなければならないころだというふうに思われますが、現時点での調査の状況がどうなっているかをお教えください。お願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  高辻生活環境課長。


○生活環境課長(高辻 進君)  ただいまのご質問にお答えします。


 火葬場の改修につきましては、火葬炉設備現況調査及び整備方針策定業務を委託しているところでありまして、先般、現地調査を終え、現在、整備方針等につきまして検討されております。この業務におきまして、煙と悪臭の解決方法を調査しております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  先日の代表質問に答える中で、中屋市長ご自身も、この火葬場問題が懸案であるというふうに取り上げられておりました。財政健全化対策特別委員会で、公債費負担適正化計画などの説明を受けたときにも、小学校の耐震工事などに関する起債は計画に織り込まれておりましたけれども、火葬場の改修に関する起債については、時期を明示してありませんで、起債計画の概算額の中には含まれていますといった説明を受けました。


 火葬場の改修の必要性というのは、市当局でも十分に認識していらっしゃるというふうに思うんですが、いつごろに着手を計画していらっしゃるのかをお教えいただけますでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  高辻生活環境課長。


○生活環境課長(高辻 進君)  お答えします。


 調査結果を見なければはっきりとは申し上げられませんが、近隣の住民の方々へのご迷惑を考えれば、一日でも早く着工したいと考えております。


 今後示されます調査結果及び整備方針によりまして、煙や悪臭の発生が抑制される施設整備に向けまして、できるだけ早い時期に改修工事に着手したいと考えております。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  ありがとうございます。


 私も以前、火葬場の方と直接お話をさせていただいたことがあったんですけれども、本当に風が強い日などは、排煙装置が全く負けてしまって、煙が炉のほうに逆流してしまうというようなこともお話を伺っておりました。当然、排煙の処理が不十分なものですから、近隣にお住まいの方々に関しては、お昼どきといいますか、そういったときにも非常に迷惑をしている、本当に長い間我慢をしていらっしゃるという状況でございます。一日も早くそれを実現してというふうに思っておりますので、再度、一日も早い実現に向ける決意といいますか、思いをお願いできればと思うんですが。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  結論は、今高辻課長が申したとおりであると思います。


 ただ、調査結果は、どんな結果が出るかわかりませんが、恐らく現状でよしという結果というのはあり得ないと思います。そしてまた、悪臭あるいは煙というものをどのような方法で除去するべきか、これもこの調査結果を見なければ何とも言えないわけでありますが、いずれにしましても、周辺住民の方々が大変迷惑をこうむっておると、これもよく理解をしておりますので、できるだけ早い時期に改修工事に着手したいと思います。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  ありがとうございます。強い決意を聞きまして、胸をなでおろしたところでございます。本当に一日も早い着手をよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。


 2点目のひかりの街にふさわしい公園をということで伺いたいと思います。小さく3点ほど伺います。


 先日の一般質問の中でも、公園に関する質問がございましたけれども、私は別に西地区とか東地区とかということではなくて、市内に市民の皆さんが憩うことができる、内容のある公園が整備されるということは、ぜひ進めていただきたいというふうに考えております。


 今回、パブリックコメントを求める形で、市民の皆様にも明らかにされましたけれども、第2期まちづくり交付金事業の中にも、中滑川駅前のポケットパークですとか、橋場の親水公園、あるいはまちなか休憩スペースなどが計画をされております。これらを設置するそれぞれの目的といったものはどういうものかを教えていただきたいと思います。


 宿場回廊につきましては、私も全部歩かせていただいて滑川の歴史に触れるということができましたけれども、これらの公園スペースにも滑川らしい特色といったものが必要ではないかなというふうに思うんですが、そういったものは考えていらっしゃらないのでしょうか。あわせてお答えいただきたいというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  お答えいたします。


 中滑川駅前のポケットパークにつきましては、整備が完了してから既にもう30年以上が経過しておるわけでございます。そのため、舗装等施設の老朽化が非常に進んでおりまして、中滑川駅前の景観の改善、にぎわい創出のため整備をする予定といたしております。


 それから橋場の親水公園でございますが、地域の有効な資源でもあります、登録文化財でもあります廣野家がちょうど見えるということですから、そこらのビュースポット、それから河川改良を含めまして、水に親しむことのできる公園として整備させていただきたいというふうに考えておるわけです。


 それから2カ所予定しておりますまちなか休憩スペースにつきましては、先ほどおっしゃいました第1期の宿場回廊めぐりを西地区へ拡大する目的がございます。そのため、観光客だけでなく市民の憩いの場というものを提供する「お休み処」を増やすということで整備することにいたしております。


 なお、これらの公園の整備計画につきましてでございますが、現在基本計画としてお示ししているものでございます。事業の実施に際しましては、それぞれ実施設計を行う予定としております。その際に、例えば滑川のすばらしい海、山、ホタルイカ、それらを活用した滑川らしい特色を盛り込んでいきたいというふうには考えております。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  ぜひとも、全国どこにでもあるようなありきたりの公園ではなくて、滑川だなと思わせるようなものを織り込んでいただきたいというふうに考えております。


 今の1番目の質問とつながるんですけれども、既に町の中にも幾つかの公園がございます。私自身、毎日、日に2度、3度、4度と犬の散歩をしているものですから、公園の中を毎日歩かせていただいております。ブランコなどの遊具がある公園だと、時々親御さんが子どもさんを遊ばせている姿を見かけたり、ある程度の広さがある公園であれば、日曜日などに近所のご町内の皆さんかゲートボールですとかペタンクなどをされているのを目にすることがございます。また、図書館横の中央公園では、サッカーボールをパスし合ったり、キャッチボールをしたり、あるいは幼稚園児の皆さんが散歩をしたりする姿を見かけることができます。


 ただ、その一方で、ベンチと緑を配しただけの公園というのも中にはあるんですけれども、そういったものが利用されているのはあまり見かけたことがないんです。利用が乏しいなというふうにも思われます。今回も公園をたくさんつくられるわけなんですけれども、公園をただつくるというのではなくて、それぞれの公園に人が集まってくる、集う仕掛けが必要ではないかなというふうに考えているんですけれども、現状の公園も含めいかがでございましょうか。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  市では現在、滑川運動公園をはじめといたしまして―それを都市公園と言うんですけれども、それから東福寺野自然公園のような都市公園以外の公園がございます。


 また、このほかにも農村公園ですとか、開発行為により発生しました団地内の公園、これらを含めますと市内に約96カ所の公園・緑地が設置されているわけでございます。地区公園、近隣公園、街区公園、それぞれ名称は違うわけではございますが、それぞれの公園の目的に沿って整備されておるわけでございます。それによって、遊具のない公園もあれば、遊具を中心とした公園もあるわけでございます。


 遊具のない公園・緑地につきましては、市民の憩いの場としてはもちろんのことではございますが、近年の地震、災害の多発から、地域における避難場所としての活用ということで、必要なものというふうに考えております。


 今後も公園につきましては、近隣の住民の方が日ごろ気軽に休憩できる施設として整備に努めてまいりたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  今、それぞれの公園にはそれぞれの目的があってということでお話をいただいたんですけれども、ただ、避難とか、いざというときに役に立つための公園もあるかもしれませんが、やはり日ごろ私たちが生活する中で、少しでも市民の方々に憩いを感じていただいたり、集う場所になればなというふうに思うので、例えば仕掛けの例ではないんですけれども、滑川市のキャッチフレーズは「ときめき かがやき ひかりの街 なめりかわ」ということになっております。「ひかりの街」というのは、広く一般市民の方々にも浸透しているところなんですけれども、クリスマス前になりますと、吾妻公園にライオンズクラブの皆さんがライトアップをされたり、最近は個人のご家庭でも、冬場になるとイルミネーションの飾りつけをされているお宅が増えてきておりまして、新聞なんかにも取り上げられたりしているんですが、例えばポケットパークにLEDライトのイルミネーションを飾るとか、そういった形でポケットパークめぐりをするとか、そういうことがひかりの街ならではということで取り組みがあってもいいのではないかなというふうに思うんですが、そういった仕掛けという意味ではいかがでございましょうか。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  照明の設備というようなことでございますけれども、公園における照明灯の設置状況でございますが、駅前中央公園のような市街地の一部の公園では設置されているわけでございます。ご指摘のように、夜間の利用者の利便性だとか安全性、防犯上からも当然必要でもありますし、景観上からも必要であるというふうには考えております。


 ただ、設置に関しましては、工事費だけではなくて、その後の将来にわたりまして、電気料金、修繕料等の維持管理も当然かかってくるわけではございます。それらを含めましても、今後、安全・安心の確保、景観の配慮ということも考慮いたしまして、必要に応じて整備してまいりたいというふうには考えております。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  3番の質問を先取りして答えていただきまして、ありがとうございます。


 今の質問は3番目とは違ったんですけれども、あくまでも特色ある仕掛けづくりということで質問させていただいたんですが、ちょうど今3番目の照明に関しての答弁をいただいたんですけれども、それに対して、気づきがちょっとあるものですからお話をさせていただきたいというふうに思います。


 犬の散歩の話ばかりして申しわけないんですけれども、うちの犬はもう17歳になるものですからお漏らしの危険性がありまして、真夜中にもお散歩するんです。本当に夜中の12時過ぎてからでも散歩に行きます。公園もよく歩かせていただくんですが、公園の中には照明設備が既に設置されている公園もあるんですよ。


 ところが、照明がついていない。まるっきりついていないのかなと思ったら、ある日はついていて、ある日はついていなくてというような状況になっているんです。電球が壊れているのか、センサーが壊れているのかはわからないんですが、そういった感じで、せっかくついている照明も維持管理がされていないなというのを気づくんです。やっぱりご近所の方からも「この公園の照明はどうなっておるのかね」ということを聞かれたこともあります。


 先月、夏休み中のことなんですけれども、12時過ぎに犬の散歩をしておりましたらば、真夜中の照明が、設備はあるんですけれどもついていなかった公園で、中学生くらいの女の子でしょうか、3人が地べたに座っておしゃべりをしておりました。周りを見てみると、花火をした跡があったものですから、「ちゃんと花火のごみを片づけて。何しておるが。早く家へ帰られんか」というようなことで声をかけたんですけれども、たまたま犬の散歩をしたから公園へ入って気づいたんですが、普通に外を通っていると、照明一つなければ、中で子どもたちが何をしておったかもわからん状況だったんです。


 逆に言うと、照明がきちんとついた明るい公園だったらば、そういうふうに子どもたちがたむろ―たむろという表現は変かもしれませんが―することもなかったんだろうなというようなことを感じさせていただきました。


 市民の憩いの場であるはずの公園が、事件とか事故の現場になってもらっては本当に困るのであります。これから設置するのも大変だという話なんですが、今既に設置されている街灯がついている公園の維持管理、メンテナンスも十分ではないのかなというようなことを感じさせていただいておりますので、ぜひ照明については、昼間どうこうではなくて、夜間本当についておるのかどうかといったことも確認していただいて、安心で安全な公園を維持管理していただきたいというふうに思っておるんですが、それを受けまして回答をお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  先ほど先走りまして一部回答した部分もございますけれども、日常の公園の照明等の点検でございますが、これは公園巡視員を2名雇用しておるわけでございます。その方々が定期的に各公園を回って点検しているんですが、点検時間が日中ということもございまして、一部、こちらのほうで気がつかないという部分もございます。


 そういうことで、住民の方等からお知らせいただいた場合には、早速次の日なりに巡視員が確認しまして、業者の手配をして改善しているところでございます。


 また、修理だけじゃなくて、完全に倒れたり、そういうものがないかということは常に点検させていただいておるわけでございます。


 それから、ご指摘の夜間の利用者といいますか、高校生の方々が暗いところにいらっしゃるということで、安全・安心ということを考えますと、決して暗いところがいいということは限りませんので、やはり照明が必要なところはあると思っております。どこがいいのかも含めまして、必要に応じて整備してまいりたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  2名の巡視員の方を雇用しまして、昼間チェックしていらっしゃるということなんですが、住民の方々からの声を待つのではなくて、夜回る日もつくっていただければいいのかなというふうに思うんです。中には、皆さん遠慮していらっしゃるのか、つかないものだとあきらめていらっしゃるのか、なかなか100%声が上がってくるとは限りませんので、すべて夜回るというわけではないんですけれども、例えば月に一度は夜回る日をつくっていただくような形で今後の対応をお願いしたいというふうに思います。お願いでございます。


 大きな3つ目に移りたいというふうに思います。


 市民会館大ホールを文化の拠点にということで伺わせていただきます。


 はじめに、私自身は、この第2期まちづくり交付金事業を、よりよい形でぜひとも推進していただきたいという思いを持って質問をさせていただきたいということをお伝えしたいというふうに思います。


 1つ目の質問ですけれども、滑川市総合計画基本構想の中に「都市づくりの目標 −21世紀新生プラン−」といたしまして、その三大目標の一つに「香り高い文化のまち」が掲げられております。


 その中の「芸術・文化」について、その文章を読みますけれども、「芸術・文化については、市民の芸術作品の鑑賞、創作作品の発表など創造活動を積極的に奨励するとともに、多目的文化ホールを含む文化施設の整備充実を図る」と掲げられております。


 そして「基本的施策」の中には、「国民の生活水準が向上し、心の豊かさを求め、芸術・文化への関心と志向がますます高まりつつある。豊かな教養と芸術・文化に対する幅広い理解と興味を持つことは、生きがいのある生活を送るうえで重要な要素であり、これらを身近に享受できる環境が求められている。そのため、創作活動の発表や芸術文化活動の奨励のため、多目的文化ホールを含む文化施設の整備充実を図る」というふうに書かれております。


 今回の第2期まちづくり交付金事業の中の基幹事業ですけれども、市民会館大ホール改修の目的というのは、今ほど言いました目標に合致するものとして考えていらっしゃるのかどうか、お教えいただきたいというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  では、お答えいたします。


 市民会館大ホールは、現在、いろんなイベントなどに多目的に利用され、災害時には避難場所にも指定されております。昨年度に行った耐震診断結果を踏まえ、現在、改修計画を策定しているところであります。


 今回の大ホール改修の主目的は、残念ながら「文化施設の整備充実を図る」ではございません。ただし、結果的にステージ及び音響設備の改修も行う予定でございますので、その目的には合致するものと考えております。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  結果的にという言葉が非常にひっかかって、主目的ではないんだなということがわかって、ちょっと残念に思っております。


 先月、市民会館大ホールの改修のために、市の音楽協会ですとか関係者の方から要望の聴取を行われたというふうに伺っております。私も、その聴取に参加された方の何名かから当日の模様は直接伺ってはいるんですけれども、市当局が意見を聞いた団体はどんな方々を対象に行われたのか。あわせて、皆さんから寄せられた意見にはどのようなものがあったのかといったことをお教えいただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  お答えいたします。


 先月の27日に意見交換会を開催させていただきました。22名の方に参加いただきまして、団体さんは、音楽協会、公民館連絡協議会、連合婦人会、滑川商工会議所青年部、滑川青年会議所、小学校長会、中学校長会の皆さんでございました。7団体でございました。


 寄せられた主な意見でございますが、控室があるかないかで利用価値が決まるので、設置場所。団体での利用なので数や広さが重要で、かつトイレもあればということ。ステージには音響板が必要である。ステージを囲むようにしたほうがいいのではないか。ステージを前出しにすると音響板がなくなり、よい音が出ない。それから、多目的の中で座席数を減らしても、文化機能を向上させてほしい。ステージには大きな楽器を簡単に運べるようにしていただけないか。舞台裏側の行き来ができるようにしてほしい。いす、譜面台、展示用パネル等が入る収納庫を設置してほしい。備品の充実してほしい。整備後、このホールの運営方法を考えるような組織をつくって、活用を促進していただきたいというような意見が寄せられております。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  私も大ホールを実際に利用させていただく立場ということで気づくことが多々あるんですけれども、とかく大ホールに関しましては利用頻度が低いじゃないかというようなお話もあるんですけれども、決して利用者がいないわけではなくて、使いたくても使えない。使いたくなる施設ではないということに問題があるなというふうに私自身思っております。


 少し長くなりますけれどもご了承いただきたいと思うんですが、先月、市長ですとか教育長にも、本当に皆様のご協力を得まして滑川バロック音楽祭というのも実施させていただきました。聞きにも来ていただきましてありがとうございました。当日は800名を超える市民の皆さんが会場の市民大ホールに来てくださいました。出演者、ステージに上がった人間が100名を超えておりましたので、1,000名近くに及ぶ本当に大きなイベントとなったと思っております。


 ただ、何とか成功裏には結びつけられたんですけれども、その実現までの道のりというのは本当に容易なものではございませんでした。


 合唱団として参加される方からは3,500円の参加費用をちょうだいします。そして最低5枚のチケット販売のノルマを課しております。1枚1,500円のチケットなんです。販売するときには、富山室内合奏団のすばらしい演奏で、県内でもめったに聞けないチェンバロの音が生で聞けますよということで説明をすると、皆さん「へえ、すごいね」と言って関心を示されるんです。「どこでやるが」と聞かれて、「市民大ホールで」と言った瞬間に話を聞いておられた方の表情が曇ります。「ええー、あそこで1,500円も取るがけ」と言われることもしばしばでございます。


 本当にチケットの販売には皆さんも苦労されていまして、販売したチケットの95%は団員の手売りによるものでございました。会場のせいでまともには販売できないというようなことで、中には販売代金を合唱団員の方がかぶって自腹でお友達に配るというようなことをされていたのも事実であります。そのほかにも、会場設営では教育委員会の皆さんにも重たいパーティションを市民会館の3階から運んでいただいたり、パイプいすの設置なども助けていただいたりということで、本当にありがたいなというふうに思っているんですけれども、合唱団の皆様自身も歌い終わって高揚感に浸っている中で、さあ、皆さん、みんなでパイプいすを片づけましょう、張り出しステージを片づけましょう、テーブルを設置したのも全部片づけましょう。へろへろになって片づけをしなければならないという状況でございます。音響や照明設備もございませんから、業者に依頼をして機材を運び込んでもらって設定をしなければなりません。


 特別なホールを求めているわけではないんです。普通のホールであれば、必要としない労力、必要としない費用が、滑川市民会館大ホールであるがゆえに発生しているのが事実でございます。


 もう1つ具体例なんですけれども、6年前に、滑川青年会議所の30周年記念事業で市民ミュージカルというものを企画いたしました。オーディションをして、市内外の小学生、中学生にもたくさん出演をしてもらいました。当然、地元の青年会議所でございますから、大ホールで実施をしたいというふうに考えておりました。


 ところが、演出などを依頼していたプロの皆さんに現場を見ていただきましたところ、ステージ上で上手と下手の移動もできないし、張り出しステージを使ったとしても、場面転換をするためのステージの広さが足りないという指摘を受けました。そして何より、子どもたち自身が半年をかけて、本当に一生懸命練習をした成果をすばらしい会場で見てもらいたいということで、最終的には新川文化ホールの大ホールを使うことになりました。当時、みんな本当に残念で残念で仕方がないという思いでおりましたけれども、ミュージカルの内容はすばらしいもので、当時の出演者の子どもの中からは「アニー」というミュージカルに出演する、そういった方向を転換するような子どももあらわれました。


 使わない施設にお金をかけてどうするんだという声も確かに聞きますけれども、使わない施設ではなくて使えない施設であるということが問題だというふうに考えております。


 滑川市では、この大ホールの現状といったものをどういうふうに考えていらっしゃるか改めてお伺いしたいというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  お答えいたします。


 大ホールは、昭和42年に建設された建物です。もともと文化施設ではなく、多目的ホールとして建設したものでして、昭和40年代ですから、当時は音楽だとかにもたくさん使われたと思います。その後、各小中学校の体育館も広く、よくなりました。公民館もその当時、地区公民館はなかったんです。体育センターもできました。西コミもつくりました。当然にそういうことで行きますと、現在の市民会館大ホールは利用者は少ないということです。


 今回、まちづくり交付金事業で改修するんですが、予算規模もございますが、その中で皆さんのいろんなご意見を聞いて、利用しやすい市民会館大ホールにしたいということで検討しているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  1番目の質問で小幡課長から、結果的にというようなお話もあったんですけれども、第2期まちづくり交付金事業の整備方針の中には、安心・安全な環境整備とにぎわいの創出という視点から、大ホールの改修を行うというふうにされております。本当に残念なことなんですけれども、芸術・文化の振興という観点が含まれておりません。結果的にはそうなるだろうという話なんですけれども、まちづくり交付金事業の性格上、中心市街地の活性化につながることを整備方針としなければならぬことは十分承知しております。


 ただ、芸術・文化の振興というものがまちづくりの要因にもなるというふうに私は考えておるんです。今もオバマ大統領が第二次のニューディールだというような話をしていますけれども、かつて、世界大恐慌が起こったときにもルーズベルト大統領が第二次のニューディール政策としまして、芸術プロジェクトとか、あるいは劇場プロジェクト、著作家プロジェクトなどを行って、文化・芸術を使った不況対策というものも行いました。今、オバマ大統領もそういった芸術に力を入れるんだということで取り組みをされております。


 芸術・文化の拠点づくりが滑川市の活性化につながるものと私は信じております。利用者側の視点を織り込んで、文化的にも使える施設にするためには、まちづくり課だけではなくて、教育委員会の皆さんも巻き込んだ計画づくりをされるべきであるというふうに私は考えております。


 冒頭、「香り高い文化のまち滑川」のことを挙げましたけれども、ぜひとも市役所の内部組織が連携をして取り組んでいただきたいというふうに考えるんですけれども、いかがでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  お答えいたします。


 この質問に対して私は、市民会館を管理している部署ということでお答えしております。


 それで、現在、庁舎内に検討会議を持っております。これは、まちづくり課のほかに企画情報課、それと現在管理しております財政課、そのほかに教育委員会の生涯学習課の職員にも入っていただいて、12名で検討会議を立ち上げて検討を進めているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  そういった組織があるということで、よかったなと思うんですけれども、ぜひ文化といったものに対する貢献度を全体として考えていただいて、市民の皆さんによかったねと言われる改修にしていただきたいなというふうに思っております。


 先ほど小幡課長の現状についての中で説明もあったんですけれども、市民会館大ホールの建設当初というのは、体育競技ですとか商品見本市なども開くことができる多目的ホールとして建設されたことは私自身も知っております。


 ただ、実際、市の総合体育館も整備されましたし、体育競技の施設として大ホールを使う必要はなくなったというふうに思いますし、商品見本市ということでは、私が子どものころ、祖父の会社が45周年記念販売セールみたいなものを大ホールでやったことも覚えていますし、かつては市外業者がアイデア商品の販売などで短期間営業していたなというようなこともあるんですが、そういったものも最近はめっきりとなくなってしまいました。市民会館の3階ですとか市民交流プラザのほうが広さ的にも都合がよくて、そちらに物販の利用は動いているのかなというふうに思われます。


 今の滑川市にないものは何なのかというふうに考えると、やっぱりそれは文化ホールなのであります。とかく箱物という言葉で非難をされることはあるんですけれども、私自身は、文化の受け皿となる施設があることによって市民の皆さんが文化に触れる機会が増えて、それによって市民の皆さんの文化度の向上につながるというふうに考えております。本物を直接見て聞く機会を増やすためにも、文化の拠点として施設の内容を充実するべきだというふうに考えているんですけれども、その考えに対していかが思われますでしょうか、お教えください。


○議長(砂原 孝君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  改修するならよいものをということで進めております。関係者の方のご意見も聞きながら、文化の拠点という言葉にどこまで近づけるかわかりませんが、せめて現在の西コミよりもいいなと言われるぐらいのものにしたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  市民の皆さんから「どうして滑川市ちゃ中途半端なものしかつくらんがけ」というような意見をよく聞きます。


 ここに、滑川高校生から寄せられたメールがありますので紹介をさせていただきます。途中ちょっと抜く部分もありますが、読みます。


 現在滑川高校3年生です。―本当はお名前が書いてありますが、お名前は省略いたします。


 私が先日まで所属していた吹奏楽部も、8月4日に毎年恒例の定期演奏会を滑川市民大ホールにて開催いたしました。40年ほど前からここを会場として利用させていただいていると聞いておりますが、やはり、利用者として、ホールの使い勝手、演奏環境ともに非常に悪いです。―本当は先ほどのパイプいすの例ですとか、着がえる場所がないとか、そういったことは具体的に長々と書かれてありますが、そこは省略いたします。


 実際にその定期演奏会にお越しになられたお客様を対象にアンケートを実施したのですが、その中の希望・要望の項目には、「演奏はすばらしくても、会場がそれを台なしにしている」「どうして新川文化ホールや北アルプス文化センターで開催しないのか」などといったものが目立ちます。


 近隣の他高校が、先述のような設備の整ったホールで同じような定期演奏会を開催し、それを鑑賞することも多い部員たちから、「滑川市は本当に何をやっているん?」「滑川って、中途半端なホールしかないよね」など、ここでは言えないような痛烈な批判を口にする場面も多々ありました。


 そこで、昨年の定期演奏会後の会場計画では会場の変更が現実的な段階まで行きましたが、やはり地元での開催にこしたことはないだろうという結論に至り、ことしも利用させていただきました。―途中省略させていただきますが、せっかく5億円という巨額でリニューアルするのに、妥協してまた使いにくいホールに生まれ変わってもらうと利用者としても、市民としても困ります。国への申請まで、市当局は類似施設の視察やユーザーへの意見聴取などをもっと活発に行って、私たち高校生のような若い世代の人たちが滑川の文化・芸術に誇りを持てるような施設に生まれ変わってほしいですというお手紙をちょうだいいたしました。


 現在、耐震工事を含めて、大ホール改修費は5億9,000万円というふうにされております。具体的にどんなものが必要かという利用者の声を聞く前に、まずこの予算が示されました。予算の総枠がまずありきというのが現状ではないかというふうに思っております。先ほど紹介していただきました要望の聴取に参加された方も、予算がないなら何を言っても無駄と思いながら参加をされてきた方もあるということです。本当はあれもこれもと言いたいけれども、どうせ無理だろうからということで遠慮してしゃべっておられたということもお聞きしております。


 文化ホールとしての最低限必要な設備まで削って、結局また使えない施設とか、使われない施設をつくっては、せっかくの投資が無駄になってしまうというふうに私は思っております。後々、「ああ、こうしておけばよかった」というふうに悔やんだり、効率の悪い継ぎ足しの追加工事をしたりするのではなくて、最低限備えておかなければならない設備は何なのかを、利用者に加えて、舞台や音楽のプロの意見を聴取して計画をつくり、その結果、積算したら5億9,000万ではなくて6億5,000万になりましたので、そういった計画が必要じゃないかと思うんです。


 具体的に、これまでにそういったプロの意見を聞かれたことというのはあるんでしょうか。その意見を聞いた結果、必要と思われる施設を整備した結果、現在の5億9,000万円の枠を超えて、公債を発行するに至ったとしても、今後10年、20年と使い続けていくものであれば、利用したくなる施設になるのであれば、将来の市民の皆様がその負担をしていくのも当然のことではないかというふうに考えるのですが、いかがでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今、高木議員の芸術・文化の拠点としての施設に寄せる熱き思いというものはひしひしと伝わるのでありますが、この市の総合計画の基本構想の「香り高い文化のまち」云々からそれをるる述べられました。まさに基本構想はそのようにうたっておるわけです。


 見解がちょっと違うかなと思うのが、設計あるいは音楽のプロ、これらを当然入れるべきだと。恐らく新しくつくる施設であったら、当然そのような手法をとったと思います。また、新しくつくる場合は、お金を先に決めるというのではなく、議員がおっしゃったようにいろんな意見を聞きながら、総額これぐらいだろうと。でも、滑川の財政では50億はちょっと無理だろうと。じゃ、40億ぐらいに減らすかと、こういう手法で行ったのだと思います。


 今回のは、あくまでリニューアルということを前提にしておるわけです。これは合併の議論のときも、恐らく滑川市が富山市と合併しても、富山市にはオーバード・ホールがある、あるいは魚津と合併しても新川文化ホールがあるということを考えれば、あのときの合併の議論では近隣市町村を含め同じような施設をつくってあるく。国からの指導だって、これが合併することによって一つの施設を有効に活用できるようになる。無駄な施設を今までつくり過ぎたということも合併の議論の中であったわけです。


 そのときに、今言ったように滑川市が単独で行くならば、多少なりともリニューアルできるんでないか。恐らく合併したら、魚津には立派なものがあるからちょっと無理だろうという中で今日までの基金があったと。そういうところからスタートしておるわけです。


 と同時に、リニューアルするにしても、新しいものをつくるにしても、市単独ですべてのお金を投入するというのは到底無理であります。市の庁舎を建てるのは一切補助がないわけです。それゆえに基金を持たなきゃならんと。これを単独で、市の文化ホールという名称で固定座席をもってつくろうとすると、まちづくり交付金の対象外になるわけです。


 そんなことから、耐震の診断をやった。そしてこれに避難施設という位置づけ等を加えることによって、基幹事業ということで採択になって、3割あるいは3割5分なりの補助金が入ってくると、こういう一つの制約があった。そこからスタートしておるということもご理解いただきたいと思います。


 しかし、中途半端なものであってはいけないと。当然であると思います。しかし、少なくとも今の状況より、あるいは西コミの現状よりは、僕ははるかにすばらしいものになるだろうと。


 冒頭おっしゃったバロック音楽祭の反省会にも、私も出席させていただきました。すばらしい演奏会で、みんな感動しておられたんですが、反省会の弁として、多くの方々が施設の貧弱さ、脆弱さを指摘されていたわけであります。高校生のそんな思いをも先ほど言われたわけでありますが、新しくつくると、今の言う音響、照明、ステージ等々を考えると恐らく40億、50億ではできないだろうと思います。入善のコスモホールができたときでも、やはり30億か40億だったと思います。そういうことを考えると、今、関係者から事情をお聞きいたしたり、意見を聞いた。あれを全部取り入れようとしたら、恐らくかなりの金額。


 これは、くどいようですが、新築した場合というのだったらスタートから違っていただろうと思います。なら、なぜこれを改修するのかと。どこかで僕はお話ししたんですけれども、滑川が市制15周年のときに「のど自慢」を呼びたいと。しかし、残念ながらだめであった。そして早中で行われた。何とか市制50周年のときと思って、1回断られたのを承知のうえで金沢のNHK放送局まで行きましたけれども、担当者が来て、警報器あるいは音響、そして突然ごおっと入るあの空調、冷暖房の音、講師の控室等々を見たら、これはちょっと無理だなとはっきりおっしゃいました。


 しかし、昭和42年に建てたときは多目的ホールとしてそれなりのよさがあったんだろうと思います。しかし、今日あれをあのままほうっておくというわけにもいかないし、じゃ、何らかの形で残して、恐らく市内で300人前後が集まる何かパーティーがあるといっても、市内ではないわけです。総合体育館は広過ぎるし、北加積にある農村環境改善センターの体育館でパーティーをやるといっても、小学校の体育館と一緒だという意見もあります。そんなことを考えると、西コミでは300人のパーティーもできない。


 そういうことから、基幹事業として採択していただける、それは避難施設と兼務しなきゃならんから、どうしても制約があるということもご理解いただきたいと思います。


 いずれにしても、やるからには6億前後という制約がある中で、いろんな方々からお聞きした意見ができるだけ反映されるような形で、そして今の施設よりも、やっぱりつくって、100%満足はいかないけれどもまあまあよかったと言われるような施設に向けて努力していきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  高木議員。


○1番(高木悦子君)  もちろん文化の拠点とすることをお願いしているわけなんですけれども、避難施設とすることによって、国の国交省の予算を引っ張ってきていらっしゃる。それは本当に知恵のなせるわざだと思いますので、その部分を決して否定するものではありません。


 ただ、本当に近いところにそういった文化ホールがあるという状況で、市民の方々がいろんな生の本物に触れることができるんです。コラーレですとか、北アルプス文化センターですとか、もちろん新川文化ホールもなんですけれども、月のスケジュールを見るといろんなイベントが次々を掲げられている。同じ市や町でありながら、滑川市の今後の大ホールのスケジュールはというと何もない。同じ市民、県民でありながら、この差は何なんだろうというと、どうしても最低限、ほかのいろんなイベントをかける方々がここでやってもいいと思うような施設にしていただきたいというふうに思います。


 滑川市の大ホールというのは、中滑川駅から徒歩数分で来られる、公共の交通機関を使って来られるという、こんな利便性はほかの施設にはないと思うんです。新川文化ホールもバスは通っていますが、1時間に何本あるかというような状況で、車を持っていない方には行けない場所。その点、滑川は、700席程度というふうに考えていらっしゃいますけれども、車のない方でも来られるし、JRの間でも100円バスが何往復もしている状況ですから、一般の方が本当に来やすいスペースになると思っております。業者の方あるいはイベントのプロジェクトの方が富山県東部で何かやろうと思ったときに、「ここ、いいじゃないか」と。今までははしにも棒にもひっかからなかったですけれども、ぜひ検討して、何かやろうかなと思ってもらえるようなものをつくっていただきたいというふうに思っています。


 そのためには、もう1個、これがあればやるのになというような条件を、予算5億9,000万があるからふるいによって捨てるということではなくて、やはり一般の方からの意見もありますけれども、最低限これがあればイベントを呼べるよ、でもこれがなかったら敬遠されるよというものがあると思いますので、ぜひプロの方のご意見も聞いていただいて、中身のあるものにしていただきたいという思いがございます。


 本当に期待をしておりますし、私の周辺におる多くの方々が一日も早くきれいなホールでまた歌いたいし、舞台に立ちたいねというお話をしておりますので、この実現に向けて、私自身もご提言できるものがあれば頑張りたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  終わりに当たっての熱き思いをお聞かせいただいたわけでありますが、それぞれの市町村、みんな画一的な行政をやっておるわけではないと思います。前の市長さんのときにはインテリジェントスクール、インテリジェント・エコスクール、県内にもあれだけ立派な義務教育の施設はない。他の市町村からおいでになると、滑川の中学校は何てすばらしいのかと、そういう評価をいただいておるわけです。片や、音楽や文化・芸術を愛する人は、これをもっと立派にせいと。もちろんそれは意見として理解はできるわけでありますが、今高木議員がおっしゃった意見に沿うように努力したいと思います。


○1番(高木悦子君)  終わります。ありがとうございました。


○議長(砂原 孝君)  暫時休憩します。


 1時10分再開いたします。


                午後0時10分休憩


         ──────────────────────


                午後1時10分再開


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 3番岩城晶巳君。


○3番(岩城晶巳君)  では、通告してあります項目、5点あります。


 まず最初に、1番目、住宅用火災警報器ということでございます。


 安心・安全のまちづくりを目指します滑川市としても、毎年必ず火災が起きております。人間は、自分ところの家だけはそんなことにはならないという自分よがりなことで、なかなか自分ところの防災には目が届かない面があるわけでございますけれども、何よりも、もし起きたらば初期消火。そしてまた、財産が全くなくなって、命までも奪われるというようなことが火災ではないかなと思っております。


 そういうところで、早期に発見してという意味を込めて、以前より住宅用火災警報器の利便性は言われておるわけですけれども、去年の6月1日より消防法及び市町村条例によって設置が義務化されております。去年の12月議会においても同じような質問があったわけなんですけれども、今般の緊急雇用創出事業も消防署で活用されまして、住宅用火災警報器の設置状況を調べられたと。それで8月31日に終えられたということを聞いておりますので、それらの結果、そしてまた以前とどの程度変わっているのかということをお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  石原消防署長。


○消防署長(石原雅雄君)  ただいまの岩城議員ご質問の住宅用火災警報器について、最新の滑川市における設置率はについてお答えいたします。


 21年8月末現在の一般住宅での設置率につきましては、基準どおりに設置されている世帯が36%、基準に満たないが設置されている世帯が22%となり、合わせまして設置されている世帯が58%となっております。


 次に地区ごとの設置率についてですが、1個以上設置している数値は、東地区が72%、西地区が61%、浜加積地区が59%、早月加積地区が60%、北加積地区が58%、東加積地区が56%、中加積地区が52%、西加積地区が51%、山加積地区が39%となっております。


 なお、アパート・共同住宅を別に調査しておりますけれども、1,663戸中1,540戸が設置済みでありまして、93%の設置率となっております。


 なお、昨年の5月末の調査では、一般住宅におきましては39.9%、アパート・共同住宅につきましては67.9%の設置率となっております。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  今の状況を数字で示していただきましたが、去年よりも相当アップしているような形になると思います。一応これは法令上、義務ということになっておりますので、100%つけられるまで推進されると思いますけれども、去年から、そしてまたことし、これからにかけて、設置に対しての普及策はどのような方法でやっておいででしょうか。


○議長(砂原 孝君)  石原消防署長。


○消防署長(石原雅雄君)  設置率は100%が目標だと思うが普及策はについてお答えいたします。


 先ほどお話もありましたように、国の緊急雇用創出事業で、3名の方に6月から8月までの3カ月間にわたりまして、市内の一般家庭を訪問していただきまして、住宅用火災警報器の設置促進と設置率を調査したところであります。


 これまでも市の広報やホームページにおきまして掲載しておりますが、今後とも町内会等の防火教室等で設置を働きかけていく計画であります。


 また、富山県を通じまして県内消防本部全体で設置促進PRする事業を、この秋の火災予防運動期間中から年末にかけまして実施する予定となっております。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  今説明いただきましたが、調査員の方はただ、あんたところつけておられますかどうのこうのと言うだけで、義務になっておりますのでつけてくださいという、そういうような推進策はされたわけですか。


○議長(砂原 孝君)  石原消防署長。


○消防署長(石原雅雄君)  ただいまの質問ですが、さきにチラシを作成しておりまして、未設置の世帯におきましては、そのチラシを配布するとともに設置をお願いしているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  石原さん、チラシというのはこれかな。(チラシを示す)


○議長(砂原 孝君)  石原消防署長。


○消防署長(石原雅雄君)  そのとおりです。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  これにはいろいろといいことが書いてありまして、住宅用火災警報器等の設置なし、設置ありの比較ということで、死者の数が3分の1に減ったとか、死者の8割は住宅火災、逃げ遅れが少なくなった、そしてまた、たばこ、ストーブが発生源であった火災なんかも警報器によって早めに消火できたとか、いろいろな効果が書いてあるわけなんで、せっかく緊急雇用で3名の方を雇われたわけでございますけれども、こういうふうにして設置しておられるかどうか、そしてまた設置してくださいよということに対して、それがいろいろと普及策にもなったのではないかなと思いますけれども、まだまだ6割程度という形でございます。


 それともう1つ確認したいわけなんですが、設置義務場所と、もう1つ、任意な設置場所というのか、何か分かれてこの説明書には書いてあるわけなんですけれども、これによれば、寝室か階段の上がりたては設置義務ということになっておりますし、台所は設置推奨ということになっておりますが、これの意味合いはどういうことになるわけなんですか。設置推奨ということになれば、そこに設置してあってもあまり意味がないということにでもなるわけなのか、そこらへんの違いを教えていただければ。


○議長(砂原 孝君)  石原消防署長。


○消防署長(石原雅雄君)  平成15年以降の焼死者は全国で1,000名を超えているという状態でありまして、死者の約6割が65歳以上の高齢者であること、そして死者の約63%が逃げ遅れによるものとなっております。


 住宅用火災警報器は、逃げ遅れ防止の観点から、一般住宅の寝室と、寝室が2階部分にある場合には階段部分にも設置することが義務づけられております。台所等におきましては、一般的に炊事される方が、目を離されることはあるわけですけれども、起きておられるので、そういう逃げ遅れはないだろうということで、逃げ遅れ防止という観点から、こういう寝室及び階段ということになっております。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  ということは、要は、寝ているときに火災が起きれば警報することが主目的になるわけですね。


○議長(砂原 孝君)  石原消防署長。


○消防署長(石原雅雄君)  そのとおりです。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  これについてはこれで終わりますけれども、設置率が高くなったというのは多分、3カ月間、アルバイトの3人が一生懸命推奨されていたから大分増えた面もあるのではないかなと思いますので、これからもこういうようなチラシを持っていただいて、報知機がある、ないの違いを皆さんにお知らせしていただいて、もっと設置率が高まるように、足を運ばれたほうがいいのではないかなと思いますので、要望として言っておきたいと思います。


 それと、次の点でございますが、災害弱者と言われます障がい者の方、そしてまた高齢者の方には、助成というよりも、ただで取りつけてあげてもいいのではないかなという気がします。実際、昔から見れば、値段的にも4,000円以内と相当安くなってきておるという感じを受けておりますから、せっかくなら、こういうようなものをただで取りつけてあげてもよろしいのではないかなと思うわけですけれども、そこらあたりの見解はどういうものでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  若林福祉課長。


○福祉課長(若林克己君)  お答えいたします。


 火災警報器の設置の目的は、第1に、いち早く火災の発生を住人に知らせて命を守ることにあり、第2としては居住財産の被害を最小限にとどめることにあります。


 災害時等、緊急通報が必要な対象者につきましては、消防署につながる緊急通報装置を緊急通報装置設置事業により設置しているところでございます。


 それから、今ほどおっしゃいました障害者世帯につきましては、日常生活用具給付制度におきまして、火災報知機が給付の対象となっております。重度の障害者のみの世帯及びそれに準ずる世帯を対象に給付しているわけでございます。これの本人負担は1割となっております。


 また、聴覚障害者にあっては、一般の火災報知機では対応できませんので、振動で知らせる専用のものも用意されております。


 今のところ、この現行の制度の活用について周知に努めてまいりたいと考えておりますが、新たな補助制度の創設というところまでは考えておりません。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  いろいろな助成措置があるということで、今のところすることはないというお話でございましたけれども、若干ニュアンス的にもどうかなとは思いますけれども、国のほうが義務化をしておるわけですから、安いから自分たちでつけろという考え方もあるわけですけれども、やっぱりお上のほうから言ってきておるわけですので、できればそういうようなことも考えていただければと思いましたので今問いかけてみたわけです。今そういう状態ではないということであれば、将来的にまた考えていただきたいと思います。


 次に、2番目の私設消防についてでございます。


 これは、8月の半ばごろに地元の私設消防の総会もありまして、いろいろなご意見を聞かせていただいたわけですけれども、その中でいろいろ出てきたことがありましたので、こちらのほうに載せていただきました。


 私設消防に関しましては、身近な消防隊として初期消火の大きな役割を果たすということでございます。また、地震や洪水、いろいろな災害のときには、自助、共助、公助の共助ということで、大きな役割を果たすことになるわけでございますけれども、その中で、以前よりよく言われておりますが、市からの助成に関しまして、各団体には年間9,000円の助成と聞いております。そのうち2,000円は年会費ということで納入するわけですから、実質は7,000円ということになるわけでございます。ボランティア活動でありますので、金額がどうのこうの言うのはどうかと思いますけれども、人数的に20名程度おれば、7,000円で1年間やりくりというのはできるわけがないはずでございます。


 それともう1つは保険関係です。要は、災害時にどうしても動かねばならないということで、これが未加入ということでございます。危険に向かいます皆さんには何の補償もないということで、最初の出だしの一歩の意気込みが薄れてしまうという意見も聞くわけでございます。そこらあたり、当局はどうお考えなのか、お願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  石原消防署長。


○消防署長(石原雅雄君)  ただいまご質問の私設消防について、安心・安全のまちづくりを目指している滑川市において、私設消防の役割は決して小さくはない。体を張っている活動であり、今以上の助成をという件ですけれども、先ほどご指摘のとおり、現在、滑川市におきましては私設消防組が17組ありまして、それぞれ年額9,000円の活動補助金を支出しております。また、各組の小型動力消防ポンプが更新される際には補助を出しておりまして、このことをご理解いただきたいと思います。


 次に、私設消防組が火災等に出た場合ということですが、火災現場でのけが、事故の場合には共済制度は適用されないということで、私設消防組の一員としての消火活動中のけがには適用にならないということで、私設消防組として駆けつけ、または小型動力ポンプを使用しての消火活動は災害補償の対象にならないものと解されるとなっております。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  何やらもう一つ意味がわからないような気もしましたが、結局、何かあっても何の補償もないよということだと思うわけです。


 それともう1つは、金額も今のところアップする気はないというよりも、ほかの助成でも手当てをしておるということだと思いますが、多分法律で言われたんだと思いますけれども、体を張ってのボランティアの仕事でございますから、これは何らかの対策を市としても考えねばならないのではないかなという気がいたしますが、市長のご見解はどういうものでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  市内17組の私設消防組の皆さんには、地域の安心・安全、防災活動等々、多大なご尽力をいただいておるということは感謝しなきゃならんだろうと思います。


 ただ、滑川市内にあって、私設消防組を含め、本当に多くの市民の方々の、いわばボランティアという形で行政が支えられている部分も多々あるわけです。町内会長さんにしても、災害の危険はないにしても、それぞれの町内会をまさにボランティアでまとめていただき、そして各種施策の展開の中にも本当に大きなお力添えを賜っておる。そういう団体もたくさんあるわけでありますので、そこらあたりのバランス等々も見ながら考えていかなきゃならない問題であろうと思います。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  このままというような形の返事と承りました。バランスも大事だとは思いますけれども、災害に向かって体を張っていく職種といいましょうか、そういうボランティアでございますので、一歩踏み出して、何らかの、今まで以上の助成をお願いしたいと。これからもまたよろしくお願いいたしたいと思います。


 次は、3番目でございます。


 平成18年度の新規事業で、各学校に情操教育の一環として実のなる樹木の植栽事業というのが3年前にあったと思います。たまに学校のほうへ行って見るんですが、どの木がそのときに植えた木なのかがわからない。そしてまた、そのとき担当した先生もかわってしまってわからないということだと思います。


 せっかく実のなる木を植えておきながら、この3年間、ほったらかしというような気がするわけですけれども、実際、「桃栗三年柿八年」と言いますから、そろそろ実がなってくる木もあるのではないかなと思います。


 植栽された木のその後の状況はどのようになっておるのかお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  佐藤教育次長。


○教育次長(佐藤孝男君)  それでは、岩城議員の問3、実のなる樹木の植栽事業についてお答えいたします。


 児童・生徒の情操教育を推進するため、平成18年度において、市内の小中学校、一部の小中学校には植栽してある学校がありましたので、この一部の学校は除いておりますが、市内の小中学校において、カキやリンゴ、クリなどの実のなる7種類20本の樹木を植栽しております。


 育ちぐあいにつきましては、植栽後2年が経過し、樹種によっては実がなってみんなが楽しんでいるものもございます。まだ木が小さく実をつけていないものもございます。今後も肥培管理に留意しまして、実がつき、子どもたちや地域の皆さんから愛される樹木となるよう努めていくこととしております。


 なお、今ほど岩城議員から、どこにどのような木が植えてあるのかわかりにくい点もあるんじゃないかという指摘がございましたが、私どもも実際見てきましたら、ちょっとわかりにくい点がございますので、できるだけわかりやすいように、札をつけたりして、今後、肥培管理に留意していきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  せっかく情操教育ということで平成18年度植栽したということでございますから、木札ぐらい立ててその成長を見守っていくのが本当の情操教育ではないかなと思います。ただ植えただけで、ほうっておいて、いつの間にやら実がなったというのは、本来の教育とはまた別個のものだと思いますので、ひとつそこらあたり、管理をしながら成長の度合いを見ていく、そしてまた実がなったという、そういうような木に育てていただきたいと思います。


 3番目はこれで終わりたいと思います。


 4番目に入ります。夏休みの学童保育についてでございます。


 今、夏休みの学童保育が終わったばかりなので、総括と言えるものが出ているかどうかわかりませんが、特に東部小学校区におきましては、人数的にも71人をオーバーするということで2カ所に分けねばならないということと、児童数が多くなったため、今まで使っていたふれあいホールに教室を2部屋つくるため、そのホールが使えないということで、早月の公民館と浜加積の公民館の2カ所に分かれた状態になっておるわけなんですが、そこらあたりを含めて、今年度の各地の利用状況みたいなものを最新版でわかっておればお聞かせ願います。


○議長(砂原 孝君)  若林福祉課長。


○福祉課長(若林克己君)  今年度の夏休み学童保育につきましては、7月21日から8月31日までの期間、午前8時からおおむね午後6時まで、各小学校区8カ所で実施いたしました。登録人数では236人の児童が利用したわけでございます。


 各地区の実施状況ということでございますが、南部小学校区、これは中加積のほうですけれども21人。西部小学校区は2つに分かれておりまして、公民館のほうでは34人、学校のほうでは31人。寺家小学校区では、東地区公民館で25人。田中小学校区では、西地区公民館で40人。東部小学校区では、早月加積地区公民館で24人、浜加積地区福祉センターで38人。北加積と東加積校区では、合同で北加積地区の公民館で行ったわけですが、23人ということで、登録人数で236人の利用があったということでございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  今年度は236人ですね。去年は何人でしたかね。


○議長(砂原 孝君)  若林福祉課長。


○福祉課長(若林克己君)  ちなみに、昨年は224人の登録人数でございました。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  去年より12人利用される方が増えているわけですけれども、富山県は共稼ぎの夫婦が全国ナンバーワンということで、この前2位になったのかわかりませんけれども、共稼ぎ率が非常に高い県でございます。これからも利用者がだんだん増えるのではないかなと思っております。


 今般、東部小学校区におきましては、今言われましたように、早月の公民館と浜加積の福祉センターの2カ所に分けて行ったわけなんですが、公民館を利用して何かいろいろと問題点があったということも聞くわけですが、何かそういうような話は聞いておられますか。


○議長(砂原 孝君)  若林福祉課長。


○福祉課長(若林克己君)  直接には聞いておりませんが、間接的には、ほかの行事と重なったりしていろいろ調整に戸惑ったという話はお聞きしております。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  今言われましたように、公民館はどちらかといったら学童保育に本来適しているわけではないんですね。日中行事する団体というのはたくさんございます。1階で学童保育している日もあれば、2階へ行って学童保育しなければならない。その都度その都度、荷物を上へ上げたり下へ下げたりということで大変な思いをしておるわけでございます。私も、私ところのすぐ隣といいましょうか、早月の公民館がございますから、たまたま見に行くこともありましたけれども、指導員の方々もえらい苦慮されておるなというような感じがいたします。


 それと、何よりも夏休みですから、暑いということで学校のプールに入りに行くわけなんですね。そういうことになれば、学校から公民館までは非常に遠いわけで、引率の方も交通事故に気をつけて、大変な思いで引率をしておられます。これはそのときの写真ですけれども(写真を示す)、このように車が横を走っているような感じで、大変な思いをしながら子どもたちを引率しておるわけなんですね。


 やはり前々から言っておりますように、学校の敷地内に育成クラブの建物をこれから考えていかねばならんのではないかなと思うわけでございます。


 この前新聞を見ておりましたら、高岡の野村小学校の児童育成クラブですけれども、総事業費1,400万で鉄骨平屋120平米のそういうようなものを、ことし、70名以上になるものだからということで、満タンになることがわかって、即やって、この9月1日オープンしたという話を聞いたわけですが、滑川市内にはそういう施設が全くないという状況になっておるわけです。


 このような学校から離れて学童保育、そしてまた夏休みの放課後児童保育をする場所は、これから公民館でするのではなく、これからだんだん人数が増えてくることにもなるわけですから、そういうような施設をこれから各学校に一つずつつくることも必要ではないかなという気がいたします。


 前回の質問のときにも、九州のほうに行って、二千何百万というような話を聞きましたが、新聞を見れば、富山県の高岡では1,400万でできているということを聞くにつけ、助成もあるわけですから、市の負担も少ないという気がいたします。そこらあたり、これからもっともっと子どもたちのための費用、手当というようなことを考えていただければ、毎年一つずつでもいいですから、そういうような施設をつくってほしいという各指導員の皆様の要望をこの席で言っておるわけでございます。ひとつ市長のご見解をお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今、学童保育あるいは放課後児童対策、夏休み云々含めまして、本来なら学校の敷地内にそういうものがあるのが一番理想でないかと。プールを含めて。片や、それぞれの地区に児童館を建てろという要望も並行してあるわけです。児童館というものは学校の敷地内に建てるのが理想なのか、学校と離れたところに建てるのが理想なのか、そういうものも含めて総合的に判断をしていきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  市長の決断を早めにまたお願いいたしたいと思います。


 最後の質問に入りたいと思います。


 早月加積地区の生活環境についてということで3項目あるわけですけれども、3つまとめて言いますので、まとめて答えていただければよろしいと思います。


 先般、東滑川駅の駐輪場につきましては、まことにありがとうございました。この7月に完成いたしまして、通学の子どもたちがこの9月から利用しておるわけです。夏休み中も利用しておりましたが、本当にありがたいと思っております。


 その中で、最初、70〜80台とめられる屋根つきの駐輪場だったと思うんですが、だんだん話が、大きくなるのではなくて小さくなっていって、この前調べてみましたら、駐輪場が2棟建っておりまして、どう見ても1棟に18台しか入らんような気がします。ということは、どう詰めても20台。40台しか入らないということで、半分以上が屋根つき駐輪場の外に置いてある状況になっております。


 最初220万という予算を聞いておりましたが、何か入札したら150万で終わったということで、もう1棟ぐらいつくることができた金額があるわけなんですけれども、そこらあたりどうなっておるのか。ちょっとそれを確認いたしたいと思います。


 そして、2番目の「のる my car」の栗山ルート。これで3回改変いたしましたが、まず最初に、栗山橋でとまっていたものが、次の改変のときに300メーターほど先の杉本口、そこまで何の家もない、道路が分かれておる道のところでUターンして戻ってきておった。そして今の6月の改変のときに、杉本まで行って運転手さんがUターンするのは大変だろうということで、杉本町内をぐるーっと一回りしてから栗山ルートへまた戻ってくると。非常に時間的にロス、油代もロス。乗っておる人にすれば、とまりもしないところをぐるーっと何で一回りしてこんにゃならんがかと。特に、栗山町内の人は帰りのUターンするバスに乗ってくればいいんですけれども、追分、大掛の方々は、乗ったら杉本の町内を一回りして町のほうへおりていかなければならんと。こういう無駄な話があるのかという要望がございました。その点についても答えていただきたいと思います。


 1つには、杉本口でおりていただいて、みのわ温泉へ乗り継ぎしていただくためにそこまで行ったということを聞きましたが、ダイヤを見たら、蓑輪へ行くバスが早くて、その10分後にいつも栗山から来るバスが来ておるわけですね。これは何のための意味かひとつもわからないということも聞きました。そこらあたりも一緒にご回答をよろしくお願いしたいと思います。


 そして3番目、東部小学校の北側の交差点の信号機設置については、何かすぐにでもつくような雰囲気で一遍話しておられたような気がしますが、これは2学期に間に合うようなことを言っておられんだけ。そうじゃなかったけ。これも全く手がついていないということでございます。そこらあたりも一緒にお聞かせ願いたいと思います。


 以上3点まとめて。


○議長(砂原 孝君)  高辻生活環境課長。


○生活環境課長(高辻 進君)  それでは、ただいまの早月加積地区の生活環境についての3点についてお答えします。


 まず、東滑川駅前駐輪場についてでございます。


 東滑川駅前の駐輪場は、設計の段階で40台程度の駐輪場となったものでありまして、当初予定より少なくなったものであります。不足する駐輪場につきましては、白線による区画線を設置し、駐輪スペースの整備を行ったところであります。


 また、駅前広場のスペースを確保するため、オレンジゼブラ線の設置や柵の移設及び新設を行い、駐輪場利用者の安全確保も含めて整備したものであります。


 今後とも適切な駐輪場の維持管理に努めるとともに、利用者のご要望にこたえられるよう努めてまいりたいと考えております。


 次に2点目の、「のる my car」の栗山ルートについてでございます。


 コミュニティバス「のる my car」につきましては、本年で3年目の実証実験運行となります。改正にあたりましては、実証実験の運行状況、利用者のご要望やご意見を検証しまして、地域公共交通会議に諮り、ルート、運行時間等の見直しを行っているものであります。


 現行の栗山ルートにおけます利用者の皆さんからの苦情があることにつきましては承知しております。今後とも、利用者のご意見や住民の皆様のご要望を伺いながら、来年度のルート等改正時に検討いたしたいと考えております。


 なお、蓑輪ルートとの乗り継ぎでございますが、私の知る限りではそういう事情ではございませんで、昨年までの杉本口の場所は、冬場、除雪が間に合いませんのでバスが転回できないと。そういう理由から杉本まで延ばしたものでございます。


 次、3番目の東部小学校北側の信号機でございます。


 東部小学校北側の信号機につきましては、今年度中に設置されるように聞いているところであります。この信号機は、児童の交通安全上からも必要であると考えております。一日でも早く設置されますよう、県公安委員会に働きかけてまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  岩城議員。


○3番(岩城晶巳君)  3番目の信号機については、早く設置できるように県のほうにも早く要望していただきたいと思います。


 「のる my car」の栗山ルートの改正、本当にこれ、改正ごとにだんだん不便になっていくと言われておりまして、栗山の方々は月形橋の向こう側まで歩いて魚津の街へ買い物に行かれることがあるんですね。あそこの川を渡って。何か魚津市だったら、いろいろと不便なことがあったら次の月に必ず変えてくれるのにというような言い方をされるので、これはどこまでどういうのかわからないんですが、私に言うときにはそういうふうに言われるのか知らないんだけれども、私もしばらく待ってくれということは言っておりますので、そういうことはないとは思いますけれども、何か魚津のほうへ言ったらすぐ変えてくれたとか、そういうような話も聞きます。


 高辻さんはこの改変は重々覚えておられると思うんですが、あれは栗山橋のあそこでUターンすればまことに結構なんで、それ以上上へ行く必要は全くない。栗山のあそこから杉本までは家は何もないものですから。無駄な距離を2、3キロぐるぐると5往復しているという形ですから、これは早急に変えていただきたいと思います。


 それともう1つ、駐輪場に関しましては、さっきも言ったように、40台じゃまことに間に合わないわけでございまして、予算的にも安くしたのなら、その分もう1つつくればよかったのにという話も地元から聞くわけでございます。残りの70万はどこへ行ったかという話もありますけれども、違ったところへ持っていったのではないかというような気もしますけれども、ひとつここらあたりもまた、もう1棟ぐらい建てられるスペースがあると思いますので、何とか皆さんの要望にこたえられるように、よろしくお願いいたしたいと思います。


 以上で終わります。


○議長(砂原 孝君)  6番浦田竹昭君。


○6番(浦田竹昭君)  それでは、あらかじめ通告してあります諸点についてお伺いをいたします。


 まず大項目の1点目でありますが、早月川水系沿いの整備促進についてでございます。


 そのうちの1点目が、以前にもお伺いいたしました東部山麓道路の改良事業の促進並びに県道虎谷大榎線の改良事業の促進についてでございます。


 東部山麓道路につきましては、前回の前田議員の質問と重複するところもありますが、私なりの関連ということで質問をさせていただきます。


 東部山麓道路は、いわゆる入会橋から蓑輪地内までの早月川左岸道路で、県道宇奈月大沢野線の代替路線ということで位置づけられておるわけでありますが、平成16年に市道に認定されて以後、今日まで進捗をみない状況であるわけであります。


 また、本市の重点要望事業にも上げられ、今年度、県では調査設計が予算化されたというふうに聞いておるわけですが、その現況並びに進捗、そしてまた今後の整備計画についてお伺いをいたすものでございます。


 あわせて県道虎谷大榎線でありますが、上大浦地内から入会橋までの改良事業でありますが、これもまた重点要望事業に上がっておるわけであります。この改良事業につきましても東部山麓道路と関連性があるということで、当然、同時に整備しなければならない事業であるかなというふうに思うわけであります。


 そんな観点から、この2点、現況についてお伺いをするものであります。


○議長(砂原 孝君)  梶谷建設部長。


○建設部長(梶谷正夫君)  説明させていただきます。


 ご質問の中にもございましたが、東部山麓道路につきましては金曜日の質疑にもございました。私のほうからご説明させていただきますのは、本市内におきます通過ルートは、ご存じのように、上大浦地内入会橋から蓑輪地内を経由いたしまして、上市町の境である上市町中村地内までの4.4キロ区間であります。金曜日にもご説明をさせていただいておりますが、蓑輪地内から上市町中村地内までの早月川の上流区間1.9キロにつきましては、平成19年度までに他市町村に先駆けまして既に整備済みでありまして、供用されておるところでございます。


 この後、市内での未整備区間であります入会橋から蓑輪地内までの約2.5キロが残っておるわけでございますが、これは一応県道としましては「主要地方道宇奈月大沢野線」という名前になりますが、それの新設路線といたしまして、平成20年度、昨年度より県の単独事業といたしまして着手されたところでございます。現在、事業の調査が進められているところでございます。


 20年度においては河川測量や路線測量などの調査、21年度、本年度に入りましては、その結果をもとにいたしまして、河川の占用協議のための詳細設計を作成中でございます。


 本路線につきましては、滑川市の重要要望路線といたしておるところでございます。上市町側におきましても、改良工事に向けて本格調査に入ったとの報道もございました。滑川市といたしましては、引き続き事業の一層の促進を県に要望してまいる所存でございます。


 それから、もう1点ございました。県道虎谷大榎線における上大浦地内の未改良区間、これは約500メーターあると思いますが、ご存じのように、土砂採集のダンプトラックの通行が大変頻繁であることや、接続する主要地方道宇奈月大沢野線、今ほどの東部山麓道路と言われる道路の一部になるものですから、線形改良の必要もございます。そういうことも含めまして、今後とも県に強く要望してまいる所存でございます。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  両方とも重要要望路線ということで、地元、我々も期待しているところでございます。


 と同時に、政権が変わったということで、大変地元も心配しているところでございますが、たとえ政権が変わろうとも、必要な道路は確実に整備していただきたいものと考えているところでございまして、この東部山麓道路並びに虎谷大榎線を一体として整備していただくよう、今ほどおっしゃいましたように、関係機関に強く働きかけていただきたいものと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。


 次に、同じく関連で2点目でございますが、農業用水路を利用した小水力発電の開発促進についてでございます。


 この課題につきましても、これまでたびたびお伺いしているところでございますが、地球規模の環境問題からCO2排出抑制の観点並びに地球温暖化防止の観点から、近年、富山県や富山市では、既に小水力発電システムの設置事業ということで取り組みが行われているところでございます。


 また最近では、黒部市におきましても、先般、市の職員の方々と黒部市のほうへ視察してまいったんですが、黒部市では、市所有施設の維持管理費経費削減のため、黒部左岸土地改良区の管理する宮野用水で、黒部市が事業主体となって、最大出力750キロワットの宮野用水発電所の建設が計画されているということでありまして、平成22年度から着手されるというふうにお聞きをいたしております。


 当然、黒部市でも新エネルギービジョンを作成した上、計画に入っておられるわけでありますが、と同時に、この小水力につきましても、詳細ビジョンを策定して事業に取り組むというふうな運びであると聞いております。


 当市におきましても、民間ではございますが、魚津市の小早月川水系でも1,000キロワット規模の小水力発電設置が計画されていると聞いておりますし、また早月川沿岸土地改良区におきましても、用水幹線において、蓑輪地内で約1,000キロワット規模、並びに杉本・大榎地内では500キロワット規模、栗山地内では540キロワット相当規模の合計3カ所の設置可能箇所が見込まれると言われているわけであります。


 詳細はある程度できているかなと思いますが、そのうち、例えば本市が事業主体として取り組む可能箇所もあるかと思われるわけであります。地球環境への貢献あるいは市有施設管理経費節減、そしてまた何よりも子どもたちの環境教育の一環として、ぜひ真剣に検討をいただきたいと思うわけでありますが、まずもって見解をお伺いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  小水力発電に関しましてのご質問にお答えいたします。


 今、議員のご質問の中にあったとおり、現在、県のほうでは、仁右ヱ門用水において工事に着手しているほか、富山市の常西合口用水あるいは黒部市の宮野用水のほうも具体的な検討に入っていると聞いておりますし、本市の中でも、今ほどあった3つぐらいの構想が改良区のほうで動きがあるというふうに聞いておるところでございます。


 ただ、本市のほうでも、平成15年度に策定いたしました滑川市新エネルギービジョンの中で3つの候補地を例示しておりますけれども、この3つはあくまでモデル的なものとして時期を明確に想定したものではなく、5億から15億円程度の費用が必要と考えられるということで、国の補助を見込んでもかなりの一般財源が必要であるというふうに考えております。


 そういうこともありまして、本市における小水力発電の施設の立地にあたりましては、市自らが事業主体となるのは現下の財政状況から極めて困難であると考えておりますが、今ほど説明しましたように、改良区のほうで動きがありますので、そちらのほうも注視して、今後どのように市としてかかわっていくかということも検討してまいりたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  今ほどの答弁でございますが、消極的な答弁であったかなと思います。確かに、現下の経済情勢あるいは財政状況は大変厳しいわけでありますが、この小水力発電システムというのは確かに多額の投資が必要であるわけでありますけれども、イニシャルコスト、将来にわたってランニングコストもかかるわけでありますが、一般の箱物のイニシャルコスト、ランニングコストと違いまして、この小水力発電の事業というのは、投資額は将来回収できる事業ということ。と同時に、経費につきましても、将来、運用の中で生み出される有効な事業であるということ。それも認識していただいて検討いただければなというふうに思いますし、と同時に、先ほど新エネルギービジョンという話をされました。その中にも3点ほどあるという話があったわけでありますが、やはりその中で、先ほど言いました黒部市のような詳細ビジョンというものも、具体的に可能箇所ということで将来云々ということは考えておられるかどうかお伺いをいたしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  お答えいたします。


 先ほどの答弁でも申し上げたとおり、今のところ、市が事業主体となって行うということは考えておりません。土地改良区のほうでの話も聞きながら、市としてどのようにかかわっていけるかということで、助成というか、そのあたりを検討していきたいというふうに考えております。


 以上です。


○6番(浦田竹昭君)  詳細ビジョンについて。


○総務部長(竹野博和君)  詳細ビジョンを策定するかどうかということでございますが、まず今ある話を聞いた上で、詳細ビジョンをつくるかどうかということについても検討してまいりたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  またこの問題につきましては次の段階で質問させていただきたいと思います。


 次に、同じく早月水系の3点目、みのわ温泉並びにみのわテニス村についてでございます。


 いずれ東部山麓道路が全線開通いたしますと、みのわ温泉、みのわテニス村への距離も一段と近くなり、また利用客の安全性も高まり、そしてまた集客数の増加も見込まれるわけでありますが、そうなりますと、当市の一つの観光的なスポットにもつながろうかなというふうに思うわけであります。


 そんな観点から、広域的な観光施設としての位置づけも変わってくるかなと思いますので、そのあたりの見解をまずもってお伺いするものであります。


 と同時に、みのわ温泉(ファミリーハウス)は、当初、みのわ健康休養施設ということで平成2年に開館し、19年経過しておるわけでありますが、その利用客は、過去3年間は年間約5万人前後ということで、順調に推移、定着しているものと思っております。と同時に、利用客も今年度中に130万人に達成すると聞いているところであります。私としては喜ばしいことと思っておるわけであります。


 一方、みのわテニス村(グリーンハウス)は昭和61年にオープンいたしまして、もう既に23年経過しております。テニスの利用客は年々減少しておりまして、今日では、過去3年間の平均でいきますと約2万人前後という形で低迷しております。宿泊客に至りましては年間約300人から400人ということで、さらに低迷しているのが現状かと思っております。


 さらなるPRが必要かと思われますが、それよりも何よりも、グリーンハウスでは機械設備の一部損傷ということで使用できない状況、あるいは内装、外装ともに老朽化が目立ってきているというのが一つありますし、テニスコートにおきましては、ハードコート、人工芝コートを含めまして、一部使用できないコートもあると聞いているところでございます。


 この宿泊施設整備、短期に改修できるものは早期に整備していただければよろしいわけでありますが、宿泊客をさらに増やすという観点からも、老朽化も含めまして、中長期的に設備あるいは施設を改良計画のもと整備していかなければならないものと思っております。


 東部山麓道路の開通にあわせたみのわということを含めて、この整備計画、あるいはそういったものを含めまして見解をお尋ねいたしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  所管をいたします施設へのご質問ということで、私のほうからお答えをいたします。


 みのわテニス村につきましては、皆様ご承知のとおり、地域のすぐれた自然環境の景観を利用いたしまして、スポーツ・レクリエーション及び自然とのふれあいの場を提供することによりまして、心身の健全な発達を図るとともに、地域の振興に資するということでつくったところでございます。


 59年度にクレイコートを9面、61年度にクラブハウス、平成2年度には健康休養施設(ファミリーハウス)を建設、そして平成5年にはその増築を行ってきたところでございます。


 施設の老朽化及び改善ということで、昨年度におきまして、ファミリーハウスの脱衣室の床、天井、壁の張りかえなどのほかに、利用者の利便を図るという観点から、入り口に点字ブロックや手すりを設置いたしましたし、2階浴場へ上がっていただくために昇降機の設置、トイレの洋式化等、大規模なリフレッシュ工事を行ったところでございます。


 みのわテニス村全体の利用実績につきましては、平成6年度の13万人台から減少してきているところでございますが、これは近隣市町村にも類似の施設がオープンした等々の影響かなとも考えているところでございますが、自然に恵まれ、ゆっくりくつろげる場として、特に最近はお年寄りの方等の利用が増えておるということを聞いております。


 また、テニスにつきましては、ジュニアソフトテニスのオープン大会あるいはプリンスオープンといったトーナメントの大会等が開催されておりますが、その大会等にはたくさんの選手の方に参加をいただいておるという状況でもございます。


 今後の施設整備等につきましては、ことし3月議会で提案いたしました辺地に係る総合整備の策定についての整備計画に基づいて実施することとなりますが、今のところ、建物、施設の外壁改修及びふろ場の改修等を考えているところでございます。


 また、滑川市唯一の温泉施設として、将来、東部山麓道路の開通にあわせて、県東部に点在する広域観光の一つの拠点になればという思いで整備を検討してまいりたいと考えているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  先日、馬場島のキャンプ場に私ちょっと行ってまいったわけでありますが、休みということで結構お客さんも、それから映画「劔岳 点の記」の影響もありましてお客さんがたくさんいたわけでありますが、この東部山麓道路が開通しますと馬場島へ行ける最短ルートということで、みのわ温泉もまた違った意味合いになるのかなというふうに思うわけでありますので、それを見越しまして、広域観光を含めてまた中長期的に検討いただければというふうに思っております。


 それでは、早月水系の4点目でありますが、アルプス縦貫道路構想についてでございます。


 この構想は、長大トンネルで北アルプス直下を貫通して富山と長野を結ぶもの、そしてまた富山と東京を結ぶ直通道路ということで、北陸経済圏あるいは関東経済圏を結ぶ壮大な構想であります。富山の産業、経済、文化ともに及ぼす影響ははかり知れないものがあると思っておりますし、県でも平成13年から北陸新幹線開通後の一大事業ということで検討に入っていると聞いておりますが、それ以後の経過、現状について、まずもってお伺いするものでございます。


 次に、その構想につきましては現在3ルートのコース案があるわけであります。1つには、上市町馬場島から剱岳直下を貫通させて大町市を結ぶルート。2つ目は、富山市称名平から立山カルデラを貫通して大町市を結ぶルート。3つ目は、朝日町から白馬岳を抜けて長野市を結ぶルート。この3ルートがあるわけでありますが、そのうち上市ルートが―馬場島と扇沢を結ぶトンネルが約17.6キロあるわけでありますが―延長が最も短くて、建設費も最少で、安全性、経済効果が最も高いことから有力視されていると聞いているところであります。


 まず、この3ルートについての見解をお尋ねするものであります。


 そしてまた、例えば上市ルートであった場合に、滑川インターから馬場島、扇沢、豊科インター、東京へと結ぶ滑川・東京間、距離にして約297キロメートルあるわけでありますが、所要時間、大体3時間40分で結ぶということになります。


 滑川市にとりましても、経済、産業、文化等々に本当に大きな影響をもたらすと考えられるものでありまして、早月川水系、そしてまた、先ほどから言いました東部山麓道路の意味合いが大きく出てくるのかなというふうに思うわけであります。


 そしてまた、現在、上市におきましては、平成5年にアルプス縦貫トンネル促進特別委員会が設置されまして、調査研究、検討がなされ、並びに長野県の大町市と交流を深めるなど、積極的に取り組みがなされているとのことでございます。


 このような壮大な事業であるわけですが、上市だけでなくて、早月川水系近隣市も含め広域で取り組まなければならない事業であるかなと思うわけでありますし、いずれそういった形になるだろうと思うわけでありますので、当市としてのその点の見解も含めて、以上3点まとめてお伺いをいたしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  それでは、順を追ってお答えいたします。


 まず現状についてということでございますが、アルプス縦貫道路構想については、北アルプス立山連峰の直下にトンネルを通して長野県と結び、首都圏までの道路網を構築するという壮大な構想でございます。


 今ほど議員のご質問の中でもありましたように、県の総合計画でも、目標年次を平成27年度を超えた長期構想の中において取り上げられているものでございます。


 提唱されているルートは、今ほどおっしゃったとおり、立山ルート、新川ルート、上市ルートの3つでございますが、上市町が中心となって唱えておられるルートは、馬場島から大町扇沢までを17.6キロのトンネルで結ぶ計画でありまして、関係自治体等が中心となって推進団体を結成し、陳情・要望活動を行ってきておられるようであります。これが現状でございます。


 そのルートについての市の見解でございますけれども、今ほど言いました3つのうち上市ルートにつきましては、上市から蓑輪を経由して滑川インターチェンジに接続しようという計画であるため、当市の重点要望の中で東部山麓道路の整備を要望していることもあり、このルートが一番興味深いルートではないかと見ておるわけでございます。


 ただ、この計画につきましては、富山県のみならず、本市にとっても将来のさらなる飛躍につながる大変夢のある壮大なプロジェクトであると思えるわけでございますが、国立公園の自然環境保全という面、あるいは厳しい地形・地質条件などの技術的な面、膨大な事業費の面など、解決すべき大きな困難があると言われておりますし、また最近、政権が変わりまして、公共事業のほうがどうなるか非常に先行き不透明なところもございます。そのあたり、関係機関、関係団体等の動向を注意深く見守っていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  今ほど政権交代の話もございました。ただ、私も、先ほど言いましたように、新幹線開通後の北陸、とりわけ富山県という中での壮大な夢というと、やはりこれしかないのかなというふうに思うわけであります。また、上市さんとの取り合いもいろいろあろうかと思いますが、本音で、滑川市の立場ということで、中屋市長の見解をお尋ねしたいなというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  今、浦田議員の、いわゆるアルプス縦貫構想、トンネルをぶち抜けと。これは前々からこの議場でも議論があったところであります。いわゆる長野県、富山県、隣接していながら直接両県が行き来できる道路がない。こういうのは全国47都道府県でも極めて珍しい。こういう観点も含めて議論があった。


 ただ、北陸新幹線、かつて35市町村があったときに、北陸新幹線に全く関係がないだろうと素人が思うような利賀村とか平村にでも、「北陸新幹線の早期建設を」というPR塔が建っておったんですね。あの当時の中沖知事の、ぜひとも県下一丸となって新幹線実現に向けて努力するんだという意気込みで、35市町村に看板、PR塔が建っておった。


 恐らく、議員指摘のとおり、平成26年度の開業後に富山県民が心を一つにして夢を追いかけられるというのは数少ない、その中の一つであろうと思います。その中で3つのルートが今検討されておるわけでありますが、新聞等々によりますと、大町ルート、扇沢といわゆる七倉ダム、立山町は立山町でルートを言っている。上市は上市の馬場島、上市ルートを言うわけです。大町側とすれば困惑し、3つルートがあるけれども、富山県でまず1つにまとめるのが先決でないかと。こういうのが長野県側から出てきておるわけです。そういうことも含めて、新川地方の県議団が、やっぱり3つを1つにまとめないと、いつまでも新川で白馬を抜けるんだと言っていても話にならんと。こういう中で、中新川郡でも、立山町は立山町の称名から、いわゆるザラ峠越えだと。上市は馬場島だと言って分かれておるわけであります。


 滑川の観点からいくと、先ほど竹野部長が言った馬場島から滑川インター、これがやっぱり一番興味がある。僕は技術面において言えば、かつての黒部第四ダム、破砕帯工事、あのときの技術からするとかなり進歩しておりますし、青函トンネル、本四架橋、関門トンネル等々の技術をもってすれば可能だろうと。問題はやっぱり費用対効果の事業費。何千億かかるのか、何兆かかるのか僕は全くわかりませんけれども、費用対効果が一番ネックになっておるんだろうと思います。


 いずれにしても、上市町が前面に出て馬場島ルートを一生懸命やっておられますから、その前に我々が出て大町と交渉するというのは上市町に大変失礼にあたるだろうと思います。上市町と連携をとりながら、富山県内の議論をまず1つにまとめていく、これが先決でないかなと思います。


 いずれにしても、夢のある壮大なプロジェクトでありますから、21世紀の半ばぐらいには何とか開通をして、東京、富山が3時間で結ばれる。かつて北陸新幹線構想はこれからスタートしていたわけでありますから、ぜひとも具現化できるそんな時代になればなと思っております。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  ありがとうございました。


 それでは、次の大きい項目の2番目に移りたいと思います。中山間地域の人口減少並びに少子化、担い手対策についてでございます。


 この課題につきましても、これまでたびたびお尋ねしてきたものであります。改めてお尋ねいたしますが、本市におきましても、過疎化などで、人口の50%が65歳以上で、冠婚葬祭など社会的共同生活が困難となる集落、いわゆる限界集落でありますが、たしか当市にも2集落ぐらいあるだろうと思います。と同時に、高齢者が55歳以上で人口比率が50%を超えるいわゆる準限界集落におきましては、さらに多くあるだろうと想定されます。


 とりわけ中山間地においてはそういった状況だろうと思いますし、また中山間地におきましてもそういった状況が深刻な問題であり、いずれ超限界集落あるいは消滅集落へと進展するのではないかというふうに危惧するわけであります。


 また、中山間地域におきましてこのように高齢化が年々進みまして、少子化、人口減少がさらに進んでまいりますと、田畑、農地、いわゆる国土の保全、そしてまた用排水路、いわゆる水の管理、そしてまた第一次産業であります農業そのもの自体、何よりも地域の伝統文化の継承等の担い手がいなくなるということで、将来において大変危惧するところであります。


 そんなところから、これらの状況並びに対策についての見解をまずもってお伺いするものであります。一応小さい1、2点を含めて見解をお伺いいたします。


○議長(砂原 孝君)  杉田企画情報課主幹。


○企画情報課主幹(杉田隆之君)  ただいまのご質問の中で、私のほうからは、中山間地域の人口減少と少子化対策について所見を述べさせていただきます。


 議員ご指摘のとおり、いわゆる中山間地域におきましては、いずれも世帯数の減少や少子高齢化の進行によって、少なからず集落機能が低下したところが見受けられるのも事実でございます。


 これら中山間地の活性化方策といたしましては、今までも、例えば農業生産活動の支援策といたしまして、中山間地域等直接支払制度によります生産機能の維持、あるいは生活環境の整備といたしまして、県道、市道の道路改良整備、消雪パイプの敷設、道路除雪の徹底、携帯電話の不感地帯の解消、上水道、農業集落排水事業の実施、交通弱者対策といたしまして、コミュニティバスのきめ細かな運行等を行ってきたところでございます。


 これら中山間地域独自の少子化対策につきましては、なかなか難しいものがございます。しかしながら、もともと本市の中山間地域の環境は、雄大な立山連峰を背後に、富山湾を挟んで能登半島まで一望できるというすばらしい環境の中にあります。これら生産基盤や環境整備を実施するとともに、ここにぜひ住みたいということで転入されて住居を構える方も数多くいらっしゃいます。


 東福寺野自然公園、みのわテニス村・温泉、こういう施設を整備する中で交流人口を拡大して、今後とも中山間地域の活性化方策を推進する中で、少しでも少子化傾向に歯どめがかかればなと考えておるわけでございます。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  坪川産業民生部長。


○産業民生部長(坪川宗嗣君)  それでは、(2)の農地・水・農業並びに地域の伝統文化の継承担い手対策についてお答えしたいと思います。


 農業の担い手不足につきましては、中山間地域のみならず、市内農家すべてにおいて直面している大きな課題であると認識しております。


 本市におきましては、市、アルプス農業協同組合、富山農林振興センターなどで構成している滑川市地域担い手育成総合支援協議会によって、農家の経営改善及び能力向上を目的とした各種支援をはじめ、集落営農組織の法人化支援などを行っております。


 また、市農業公社におきましても、農作業、農業機械操作の経験が浅い農業従事者を市内の営農法人等で実践研修を行うなど、就農希望者を支援するさまざまな事業に積極的に取り組んでいるところであります。


 本市では、農業を新たに志す者が少ないため、担い手対策として集落営農組織の法人化や認定農業者の育成をより一層推進し、責任ある経営体が将来に引き継がれ、地域農業の維持発展に努めたいと考えております。


 中山間地域の各集落においては、今後とも中山間地域等直接支払制度、農地・水・環境保全向上対策などの交付金事業を活用していただくことで地域コミュニティーが広がり、ひいては伝統文化の継承にもつながるものと考えております。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  次の質問にまいります。


 少子化対策のとるべき対策ということですが、1つとして、子どもを生み育てる環境づくりが最も重要であると私は考えておるところでありますが、本市では、未就学前児童が4月1日現在1,793名で、通所・通園率は約80.8%となっております。そのうち幼稚園が6園ありまして、定員が790名ということで、通園児童は5月1日現在445名ということで充足率56.3%、半分以上あいているのが現状だろうと思っております。一方、保育所は10所ありまして、定員930名のところ、通所児童は8月1日現在で1,004名、充足率が108%ということで定員オーバーとなっているわけであります。幼稚園、保育所合わせて、本市では定員1,720名のところ通園・通所児童が1,449名ということで、充足率は約84.2%。


 このように、全体的には充足率は下回っているわけでありますが、幼稚園と保育所のアンバランスをどう見るか。そしてまた、今ほど言いましたように、充足率が84.2%だからまだまだ余裕があるということで、これは適正規模であると満足していると言えるのかどうか、まずもってお伺いをしたいと思います。


 次に、本市には幼稚園と保育所合わせて16施設あるわけでありますが、市内9地区におきまして、保育施設あるいは教育施設が全くない地区が1地区あるわけであります。これが東加積地区でございます。


 東加積地区におきましては、未就学前児童が4月1日現在81名おります。通所・通園率で見ますと、約60名の未就学前児童が東加積以外のどこかの幼稚園あるいは保育所へ通っていることになろうかと思います。


 この状況を見ていただきまして、行政として果たしてこれで適正配置が満足していると言えるのかどうかお尋ねをいたしたいと思います。


 昔、各地区におきまして幼稚園が設置された折、行政が積極的に関与し、そしてまた指導して設置されてきた経緯があるわけでございますが、子どもたちのふるさとの心の醸成、あるいは地域の子どもたちは地域で育てる、守るという観点から、このような人口減少で少子化が大きな問題となっている現状にあって、なおのこと、行政が政治的課題として指導支援すべき積極的に取り組む課題ではないかと思うところであります。


 東加積地区住民につきましては、未就学前児童の保育・教育施設の設置を強く望むところでございます。行政の政治的判断に期待しているわけでありますが、これも含めて、まとめて3点お尋ねをしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中屋教育長。


○教育長(中屋久孝君)  お答えをいたします。


 女性の社会進出や就労形態の多様化によりまして、保育ニーズの多様化、少子化による幼児数の減少等、少子化が進行する中で、幼児の育つ環境も変化をしてきているところでございます。


 就学前教育につきましては、公私立保育所及び公私立幼稚園がそれぞれの立場と役割を十分に理解し、共存両立を大前提に進めているところでございます。


 小規模園等の問題点を補うさまざまな取り組み、例えば他園との交流、小学校行事への参加、児童との交流、園外保育、活動範囲の拡大、保護者の保育参加、体験学習の受け入れ、地域人材の活用等々、工夫をして支援をしているところでございます。


 次代を担う子どもたちの安全・安心な保育・幼児教育を進めることにしているところでございますが、現状は待機児童がいない状況であるというふうに認識をいたしております。


○議長(砂原 孝君)  坪川産業民生部長。


○産業民生部長(坪川宗嗣君)  それでは、私のほうから保育所についてお答えをしたいと思います。


 保育所につきましては、先ほど議員がおっしゃったように、市内に10カ所ございまして、そのうち東加積と山加積のいわゆる中山間地域には、和光保育園が1カ所、定員60名でございます。


 保護者が自分の子どもをどこの保育所へ入所させるかということについてはいろいろ考え方がありまして、例えば通勤途上にあるとか、自分の勤め先に近いとか、いろいろな形で保育所を選定しておられると思います。現在の規模や配置については適当でないかなと考えております。というのは、例えば山加積にあります和光保育園につきましても、希望者は全員入所している状況でございまして、待機児童がいないという状況でございます。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  一応見解は前回と変わらない、待機児童がいないということで、適正あるいは適正配置規模であるという見解のようでございます。


 質問の中に、幼稚園、保育所のアンバランスの見解、あるいは地域的な施設のない適正配置という点には触れていなかったかなと思うところでございます。この質問については次の機会にまたやらせていただきたいと思います。


 次に第3項目目に入りたいと思います。3項目目は、地域の偉人の記念公園整備についてでございます。


 本市で2人目となります山田禎一氏の41年ぶりの名誉市民の称号の授与について、これまで本市への介護・福祉分野での貢献、功績はまことに大きなものがあり、名誉市民として遜色がないものとだれもが思うところであろうかと思います。


 中屋市長の諮問に基づきまして、滑川市名誉市民審議委員会において満場一致で推挙され、そしてまた9月定例議会初日に全員賛成で承認されたことは、私も大変喜ばしく思うところでありますし、心からお祝い申し上げたいと思っているところでございます。


 この事業につきましては41年ぶりということでございますが、私も、審議委員会の意見の中にあったように、節目節目あるいは機会機会をとらえながら、今後、名誉市民候補に該当する方がおられましたら、引き続きこの事業を積極的に継続していただきたいものと、そのように思うところでございます。


 そしてまた、本市にもまだまだ、市民の中や出身の方、あるいはゆかりのある方の中で名誉市民候補に挙げられるような人がたくさんおいでるのではないかなと思うところであります。


 例えば私のような者が知る範囲ではございますが、年齢順で申し上げれば、農業部門あるいは土地改良事業に大きな貢献をされまして、平成13年に勲三等瑞宝章を受章されました松井信勝氏。あるいは、本市にゆかりのある方で、工学博士で長く富山国際大学学長を務められ、現在、富山国際大学の名誉学長をなさっていて、教育界に大きな貢献をされており、そしてまた平成6年には勲一等瑞宝章を受章されております石坂誠一氏。さらには、本市出身で北京オリンピック日本代表選手団団長を務められ、現在、日本オリンピック委員会副会長で、スポーツ界で大きな貢献をなさっている福田富昭さんなどなどが思い浮かぶわけでありますが、こういった方々も、先ほど言いましたように、節目節目あるいは機会機会をとらえて検討いただきたいものというふうに思っているところであります。


 そしてまた、名誉市民を受章された方々につきましては、ただ称号を授与するだけでなくて、やはり市民にこのような偉大な人を広く周知していただき、また次の世代へと長く語り継いでいただくためにも、形に残るものを検討されてはと思うのでありますが、その点、まずもって見解をお伺いするものであります。


 続きまして、41年前に当市初の名誉市民に推挙されました石坂豊一氏の記念公園の整備についてでございます。


 石坂豊一氏は大崎野出身で、衆議院議員5期、参議院議員2期、そして富山市長を務められ、政治家として本市におきましても多大な貢献をされ、多大な功績があろうかと思っております。昭和39年4月に勲一等瑞宝章を受章され、昭和43年4月には、先ほど申しましたように、本市初の名誉市民に推された方でございます。


 そしてまた、同じく大崎野出身でございます豊一氏の長男である石坂修一氏。この方がまた、最高裁判事を長く務められ、司法の道一筋に尽くされ、昭和40年11月に勲一等瑞宝章を受章されております。そしてまた、先ほど申し上げました石坂誠一氏は豊一氏の孫にあたられる方でございます。


 その豊一氏の大崎野にある生誕の地、宅地でございますが、750坪あるわけであります。今、石坂誠一氏の名義になっているわけでありますが、この石坂誠一氏が、もしこの750坪という宅地、更地を有効に活用していただけるのであれば寄附をしたいという意向であることから、東加積地区あるいは大崎野地区では、親、子、孫の三代にわたり勲一等瑞宝章を受章されたことは日本にとっても他に類のないことでございます。そしてまた、来年、平成22年は石坂豊一氏の没後40年にあたることから、地域の誇りとシンボル的観点、並びにこの偉大な方々が次世代の子どもたちの誇りと励みになる教育的観点からも、後々まで語り継いでいきたいということで、記念碑を建立してはどうかと機運が今盛り上がっているというふうに聞いているところであります。


 そこで、石坂誠一氏が寄附の意向であることから、大崎野の宅地750坪を記念公園として整備していただきたいと、町内会あるいは団体等からも要望が提出されているということでございます。


 どうか地域住民の切なる声に耳を傾けていただきまして、熱い思いを酌み取っていただきたいと思うわけでありますが、見解をお尋ねいたします。


○議長(砂原 孝君)  池本総務課長。


○総務課長(池本 覚君)  はじめに、名誉市民の推挙につきまして、さらなる推進と市民への周知ということでございます。


 名誉市民の制度は県内の多くの市でも設けられておりまして、その目的とするところは、広く社会文化の振興その他公共の福祉に貢献し、その功績が顕著で、郷土の誇りとして市民の尊敬を受ける方に対しまして名誉市民という称号を贈り、広く後世にその功績を顕彰して、市民の社会文化の振興に資することを主な目的としているものでございます。


 今、議員ご質問の中にもございましたが、本市でも昭和43年に名誉市民条例を制定いたしまして、同年3月に石坂豊一先生を初めての名誉市民として推挙いたしまして、4月の市制施行15周年記念式典で市民章の贈呈を行うとともに、市の広報等でも石坂先生のご功績の顕彰等を行ってきたところでございます。


 そしてこのたび、山田禎一先生を2人目の名誉市民として推挙申し上げましたところ、9月定例会の初日におきまして、議会の全会一致でご同意いただいたところでございます。


 今後、11月には、山田先生に対しましての推戴式を挙行いたしたいと考えております。またあわせて、市の広報ですとかケーブルテレビ等、いろいろな媒体を通じまして、山田先生のご功績を広く市民の方々に顕彰していきたいと考えているところでございます。


 それと、2番目の石坂豊一先生の記念公園の整備ということでございますが、ご質問の中にもございましたように、石坂豊一先生のご功績は、ご案内のとおり、枚挙にいとまがないところでございます。


 市としましても、名誉市民の顕彰を行うということは非常に重要なことであると認識しております。これまでも市立博物館で石坂豊一展を開催しましたり、市の広報、それからいろんな書籍の刊行を通じまして、広く市民の皆様に先生のご功績を紹介してきたところでございます。


 それで、名誉市民の功績をたたえ後世に伝えるということで、名誉市民公園というようなものを整備しておられる自治体も幾つかあるように聞いております。本市としましても、こうした記念公園の整備というのも名誉市民の方を顕彰する一つの手段であると認識させていただいているところでございます。


 ただ、先ほど石坂家からの750坪の用地提供も可能であるということもご質問の中にございましたが、市での公園整備となりますと、予算面での措置ということも当然必要になってまいります。また、地元の皆様の取り組みというものも最優先に考えるべきではないかということもございます。そうしたことから、市としましては、地元の皆様の意向なども伺いながら、今後、十分検討させていただきたいと存じます。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  今ほど答弁ありましたように、地元の思い、熱意を酌み取りながら、またしっかりと聞いていただいて検討に入っていただければというふうに思っております。


 市長、何かコメントはございますか。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  おおむね今池本課長が申したとおりだと思いますが、9月定例会の冒頭で、2人目の名誉市民である山田禎一さんには全会一致でご同意いただいた。改めて御礼を申し上げる次第であります。


 また、今、石坂豊一先生は、来年ですか、没40年になる。昭和43年に名誉市民にご推挙いただいて、96歳で亡くなられた。没40年を記念して、地元では記念公園というものを考えておられるということであります。


 議員が石坂豊一先生の履歴等をるるおっしゃったわけですが、とりわけ政治上の功績、いわゆる治績というものに対して、滑川は随分石坂先生にお世話になったということは私らもお聞きをいたしておりますし、また奥さんの道子さんがこれまたすばらしい人であった。『富山県女性史』の中にも、滑川の女性の一人として、明治19年に武田藩の藩主の娘として生まれて、いわゆる、亡くなられた昭和天皇の奥様となられた良子女王の勉強、養育をなさった。大変すばらしい方であったというのも私らは承知しています。


 そんなお二方のことを考えますと、地元の熱意、そして毎年、お孫さんにあたる石坂誠一さんが墓参りにおいでになった折は市役所においでになり、東京でのお話、あるいは孫、じいさんのお話、そして滑川の行く末等々についていろいろ懇談の機会を得ながら、滑川としても示唆に富んだ提言あるいはアドバイスをいまだにいただいておるわけであります。


 そんなことを考えますと、地元の熱意、それがどういう形になってくるかよく注目しながら、市としてできるだけのことは考えてみたいなと思っているところであります。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  浦田議員。


○6番(浦田竹昭君)  質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(砂原 孝君)  暫時休憩いたします。3時10分に再開いたします。


                午後2時56分休憩


         ──────────────────────


                午後3時10分再開


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 なお、1時間延長し、6時までといたします。


 4番中島勲君。


○4番(中島 勲君)  それでは、あらかじめ通告してあります大きくは2点、そして3項目、それに最後のもの、こんなことで質問をさせていただきます。


 私は今回の質問をするにあたって、平成17年の12月議会、いわゆる私の初議会の質問、そして当局の回答を改めて読んでみました。その内容は、当時、私が帰ってきた昭和45年、そして質問したときの平成17年、そのときの地域の状況の変化を、空き家・空き地の数、あるいは世帯の構成、そしてそこにおる人口、住んでいる人といいますか、具体的な数字を交えてその変わりようを述べ、居住環境の整備の促進の必要性について質問しておりました。


 また、このような状況が進んでいき、その状況が悪化することによって、お互いに支え合うという地域コミュニティーが崩れるということに対して、市長はこのような答えを述べておられました。「市街地のこのような状況を政治が、行政が無作為に放置することによって、単に人口の流出だけでなく、市街地が空洞化することによって、そこに住んでいる地域の人々の心までが過疎になっていく、これがまさに地域コミュニティーを崩壊させていく大きな要因」と。これは現在も事あるごとに述べておられる言葉かと思います。


 その後今日まで4年が経過しておるわけですが、この間にも私たちの、わずか20軒程度の班でありますが、この地域の中でも、認知症のお年寄りが、多分増水した川だと思いますが、転落し不幸にも亡くなられるという事故。そして昨年3月には、深夜の住宅密集地でのひとり住まいでの住宅火災など、これからますます町部で進んでいくであろう少子高齢化社会において、ひょっとしたら自分自身の近辺でも起こり得ることが私たちの周りでも起きました。


 そんなことを踏まえながら、再検証して、次につなげる内容の施策、新たに見えてきた課題への対応、そしてなかなか進まない諸問題について総合的にとらえて、3つの項目について質問をさせていただきます。


 居住環境の整備の中で、いろいろ今日まで施策が展開されてきております。その中で、象徴的な2点についてまずお伺いをいたします。


 まず質問の第1点は、市街地活性化推進協議会の件についてであります。


 このことは、平成18年6月28日に第1回の会議が開かれて今日に至っておると思います。その時々の市街地の状況とかそんなことを含めまして、各委員からいろいろな意見、提案、あるいは情報交換など、さまざまなものがあったというふうに思っております。そして、これを受けて、今後この協議会をどう位置づけているか、これまでの実績とあわせてお答えをお願いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  お答えいたします。


 市街地活性化推進協議会は、先ほど議員さん述べられたとおり、平成18年度から開催しておりますが、これまで8回開催したところでございます。11名の委員の方に、市街地の活性化、まちなか再生について検討していただいているところでございます。


 本年の8月27日は、都市再生整備計画(案)について説明をさせていただいたところであります。橋場のまちづくりや大ホール改修計画などについて、委員から幅広くご意見をいただいたところでございます。


 今後とも、定期的に協議会を開催することによりまして、まちづくり全般についてのご意見、ご提言、情報提供等を賜りたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  次の質問と同時に再質問をさせていただきます。


 次に、第一弾の事業として実施されました空き家・空き地情報バンクの件であります。


 現在までの登録数、利用者数、そして内容充実のための拡大があるとすれば何があるのかをお尋ねいたします。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  空き家・空き地情報バンクでございますが、平成18年度の事業開始からこれまで4件の成立がございました。近日中にはもう1件成立する運びとなっております。おおむね順調に制度が活用されているというふうに理解しております。


 現在までの登録数でございますが、31件でございます。ただ、要望が多い賃貸の物件につきましては、登録数が2件と少ない状況でございます。


 今後とも積極的に制度をPRいたしまして、活用件数の増加を図ってまいりたいというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  市街地活性化推進協議会の件で質問をさせていただきます。


 先ほど、今日に至るまで会合を開いてきたと。その中でいろいろな提言等々もあったやに思いますが、せっかくの協議会であります。地元の代表もおられます。あるいは専門家もおられる。いろいろな形で今日までご足労願っておるわけですから、まだまだこの市街地の問題についての貴重な意見とかアドバイスについて、今後ともこの協議会を有意義に存続されるようお願いをしたいと思います。


 次に、3番目の質問に移りたいと思います。地籍調査の実施はいかにということであります。


 ご存じのとおり、町部の一帯は土地の境界あるいは権利関係が非常に複雑であり、なおかつ現状と登記簿との整合性が極めて低く、こういったことから、土地の流動化を阻害している大きな要因と思われます。


 そこでお聞きするわけですが、都市再生街区基本調査、これは国交省の事業かと思いますが、こんなこともなされておるやに聞いております。これは地籍調査が円滑にできるための予備というふうに聞いておりますので、そんなものを受けて、今後の方向性はどうなのか、この点についてお伺いをいたします。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  地籍調査は、土地の戸籍にあたる地籍を明確にするため、市町村が事業主体となりまして、一筆ごとに調査、測量を行うものでございます。


 当市におきまして地籍調査の対象となっております面積は51.01平方キロメートルでございます。このうち31.37平方キロメートルにつきましては、区画整理、圃場整備等により既に地籍が明確になっているところでございます。


 参考までに、本市の地籍調査の進捗率は61.5%でございます。ちなみに、県平均は48.3%でございます。


 それから、地籍が明確になっていない面積の多いところはやはり町部でございます。この町部の地域につきましては、当然、土地の有効活用や流動化を図るために地籍調査を実施する必要があると考えております。しかしながら、不在地主、永代地上権の問題等、滑川市特有の問題があるために、実施調査には相当の時間を要するものと考えております。また、同様のことから、土地の流動化につきましてもなかなか進まないのではないだろうかと考えております。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  困難さは十分に承知しております。特に永代地上権という非常に独特な制度もありまして、それが登記をされるわけで、その登記がそのままになって、その人がどこかへ移っていっておるという事例もあるやに聞いております。


 ただ、現在、第2のまちづくり事業もあります。そんなことを含めながら、やはり土地の流動化、あるいはまちなか再生事業も昨年度から実施しておるわけですから、いろいろな公共事業をその地区で行おうとするときは、やはりそういった一つの権利関係とか、あるいは境界とか、そのものは避けて通れないという現状が出てくるように私は思います。そういった機会をとらえて、やはりやれるところから、特に今回は大きな公共事業を西地区で展開しようという計画があるわけですから、その中には、当然今言われたような困難な問題を抱えた土地があるということは十分地域の住民も理解しておるわけです。


 どうかそういった機会をとらえて、なかなかそんなチャンスがあるとは思いませんので、ぜひその点を含めて、もう一度答弁をお願いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  今ほど滑川市特有の問題があるということで、なかなか難しいというふうにお答えしたわけでございますけれども、これについては決してやらないと言っているわけではございませんので、町部につきましては必要な事業だと考えておりますので、なるべく早い時期をとらえて地籍調査に入ることができればいいなというふうに思っております。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  そのようなことで、ぜひお願いしたいというふうに思います。


 それでは項目の2番目、町部における防災についてお伺いいたします。


 まず第1点は、浸水あるいは洪水対策になります。


 平成13年6月29日の大変な被害が出た洪水、そのころから「都市型洪水」という一つの言葉あるいは認識が生まれてきたのでないかと思っております。その後、昨年の7月にそれがどうも確定的になったような気がしてならないわけであります。


 というのは、データを見ますと、雨水の総雨量でなくて、時間帯の雨量によってどうも浸水、洪水が出てくるんじゃないかと。以前の洪水の場合は、俗に言う、降り続く雨という言葉がよく出てきておったと思います。そのことによって予想もつきやすく、何よりも、住民は過去の経験からその対応を上手にと言うと語弊がありますが、わかっておりますから、対応もしやすく、被害も自分たちで最小限に食いとめるすべを知っておったわけですが、今回のようないわゆるゲリラ豪雨、その名のとおり、いつ、どこでそういった浸水が起こるかわからない、そんな状況が私は都市型洪水かと思います。


 そんなことを含めまして、この都市型ということについての当局の考え方と対応についてお答えをお願いします。


○議長(砂原 孝君)  松木建設課長。


○建設課長(松木俊彦君)  それでは私のほうから、浸水・洪水対策、都市型洪水に対してお答えをさせていただきます。


 近年のゲリラ豪雨によります都市型洪水や河川のはんらんによる浸水被害を防止するために、昨年、野田川の護岸のかさ上げや四間町川に自動水門を設置したところでございます。また県では、沖田川の最上流部の転倒堰の自動化や下島地内で沖田川の護岸のかさ上げ工事を行っております。そういう中で一定の効果があったものと考えております。


 市の体制といたしましては、日ごろから気象情報に注意を払っており、大雨注意報発令時には、新川土木センターや滑川消防署、蓑輪頭首工管理事務所の職員、また市の担当職員が携帯電話やファクス等で情報を共有し、雨の状況を事前に判断している状況でございます。


 それで、先ほど議員のほうからお話しありましたが、今までは24時間雨量、また1時間雨量ぐらいまでが問題であったとおっしゃいましたが、私たちは今現在、1時間雨量もしくは10分間にどれだけ降るかという10分雨量を非常に問題視して考えております。それで私たちも、近年はゲリラ的な雨が急激に短時間で降るものですから、危機感を持って対応しているところでございます。


 万が一に備えまして、例年、浸水被害が見られます田中新町、田中町、河端町内会に対しましては、豪雨時に備えまして、事前に土のうの配布も行っているところでございます。しかしながら、本市におきましては、都市型洪水への対応としての根本的な解決策はあくまでも沖田川放水路の早期完成であると考えており、今後とも国、県に強く要望していきたいと思っております。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  今課長が言われたいろんな対応、これは私たちも目にしておるわけで、非常に感謝もしておるわけですが、ただ、いみじくも言われましたように、短時間の雨というものの対応、やはりこれが一番大きな問題でないかなというふうにまず1点思うわけです。


 それと、やはり短時間に流れ込むという、今さら原因を言って開発がどうのこうのということは言いませんが、ただ、一気に流れにくくする方策が私はあるのでないかなというふうに思っておるんです。


 というのは、例のプラント3の調整池、あそこはドラム缶にして最高約1,000本ためておく能力を持っておるわけですね。7月の最初の大雨のときはあそこは機能していなかったんです。その後に気づいてといいますか、市なり県の指導もあってきちっとふさいだということで、やはりそれの効果がかなりあると私は思っておりますし、周りの人もそのような評価があろうと思います。


 ということは、非常に保水能力、それと一気に流れにくくする方策を―例えば水門の問題であります。今、中川水系には26個、自動でできるのは6個と伺っております。ということは、あとは手動ですね。自動でやるので約7割から8割抑えられる。しかし、あとの2割、3割は、意外と下流部に一気にという可能性も私はあろうと思います。さっと閉めるというのは、物理的な時間も含めてなかなか大変かと思いますが、やはりその問題が1つということと、それと、沖田川の排水路ができればかなりの部分でこの問題が解決できるんじゃないだろうかと。これは私は予測だと思います。今の都市型洪水を見ていますと、むしろ沖田川の近くでなくて、田中新町から魚津寄りが最近だんだんとひどくなっている。今まで目にしたことのないような光景が増えてきて、地域住民もびっくりしておるという状況も実際あるわけであります。


 滑川市には開発指導要綱ということで、排水に対する指導も1,000平米の開発についてはやっておられると思いますが、例えばこういうことについての指導はどの程度なされておるのか、もしもこの場で答えられるのでしたらひとつお願いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  松木建設課長。


○建設課長(松木俊彦君)  まずはじめに、急激に雨が降って急に増水するということで、流れにくくする施設ということで、プラント3のところの貯水池の件でございますが、プラント3の放水口につきましては、昨年度ちょっとありましたが、現在は市のほうで定期的に確認をしております。ことし7月4日にも割と水位上昇が見られたことがあったわけでございますが、その時点でも駐車場のほうへ行って、職員が20センチほど水がたまっていることを確認して、写真を撮って帰ってきておるような状況でございます。


 それから、水門26カ所の操作でございますが、中川放水路水系には26個の水門がございまして、実際にはその中で大きな水の流れのあるところ、県の河川でいいますと沖田川放水路の最上流部、それから沖田川、それからもう1つは法花寺にあります中川の本川、それにつきましては自動化が終わっております。そしてまた、市のほうでは3カ所行っております。それは、宮窪団地の横の水路と伝五郎川、これは8号線のノースランドのところでございますが、あと消防署の下の四間町川の3カ所、計6カ所が自動化なされております。


 それで、これは断面的にも非常に大きなものですから、そちらのほうで水門が自動的に落ちると、下流域のほうにあと30センチだとか40センチの水路の水が流れるような格好になります。


 それで、実際に雨が降ったときの水門操作の体制でございますが、気象情報に基づき、大雨が降る前に水門操作をすることを基本的に考えております。


 それとまた、晴れていても急に真っ暗になってばっと降る突発的なゲリラ豪雨、こういうものの対応といたしましては、建設課の担当職員というのは、携帯電話に防災情報や気象情報が送られるようにセットしております。例えば夜間で全然気づかないようなときでも、もしそういうようなことがあった場合には、職員間で昼夜問わず遠慮なしに連絡し合うことにしておりまして、出動が遅れないようにしているところでございます。


 私のほうからは以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  開発指導要綱についてでございますが、開発指導要綱に基づきますお願いという形になりますが、これは特にアパート等を建てられる方なんですけれども、全国的なアパートを経営されている大手信託会社等には、従前、申請が上がってきたときに、事前協議の段階で調整池の設置をお願いしているところでございます。現在までのところ、こちらの要望についてはすべてお受けいただいて、調整池を設置していただいております。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  どうもありがとうございます。


 何しろこのゲリラ型というのは、本当に予期しない状況も出てまいります。市の努力はもちろん、また地域住民もそれなりに身構えながら日々を送っておる状況もありますので、ひとつこの件についてもぬかりない対応をお願いしたいと思います。


 それでは、次の住宅密集地での火災についてであります。


 このことは、一昨年、昨年、ことしと、立て続けに町部での火災が発生をしておるわけですが、その被害状況を見ますと大きな違いがあったように思います。同じような条件下で、何でこのような人的な被害が出る、出ない、そんなことも含めて、このことについてどのように思っておられるかちょっとお聞きしたいと思います。


 というのは、そのことによって、今後の町部の防災の大きなヒントになることもあろうと思いますので、そんなことも含めてぜひお願いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  飛消防長職務代理者。


○消防長職務代理者(飛 三津夫君)  それでは、住宅密集地の火災ということでご説明させていただきます。


 木造建物の密集地域では、消火のために放水を行ううえからも消火困難な状態であり、極めて延焼危険度が高いことから、消防水利の確保に重点を置いております。


 それで、今ほどの質問ですけれども、最初の寺家で連続で火災が起き延焼した件につきましては、発見が遅れていることと、住宅が接近してほとんど連続した状態で建っていた状態であります。


 次の田中町の火災は、これは1軒で終わったわけなんですけれども、これに関しましては、両隣の間にそれぞれトタンが張られていたことから隣への延焼が防げたことと、後ろのほうには空き地、前面には道路、その横にも道路があったため、延焼しにくい状態であったということであります。


 次の、ことし吾妻町で起きた火災ですけれども、これに関しましては、建物がやはり連続していた状態でありまして、隣の壁との間は無防備な状態で、延焼した状態でありました。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  平たく言えば、燃えやすい状況が両隣にあったということですね。


○議長(砂原 孝君)  飛消防長職務代理者。


○消防長職務代理者(飛 三津夫君)  そのとおりであります。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  もちろんそんなこともあろうかと思いますが、やはり私は消火のしやすさ、これも一因にあったのではないかと思います。田中の火事は、私も島川議員もすぐ近くだったわけですが、一部始終、現場で見ておりました。やはり消防のホースのやりやすさ、私はこれが非常に、もちろんトタンということもあったと思います。だけど、発見もかなり遅かったんですよね。もう完全に火が上へ上がってしまっていた状態です。当然、延焼するだろうと私たちは思いました。だけど、幸か不幸か、今言われたようなことも含めて、1軒で終わり、そして被害者もいなかったと。ある意味ではラッキーという言葉があるかと思いますが、私はそれで済まされない、やはり後ろが空き地になっていた。それと消防自動車も非常に入りやすかった。道は狭いんですが、あそこの道路は見られたとおり、ずっとそのまま行けるわけですよね。それと瀬羽町通り。一番やりにくいのは、どちらかというと中側なんですね。あそこだと大変だと思います。ですが、後ろからホースも入りました。


 そういう意味で、やはり町の中の空き家という問題も消防の中でよく考えていただきたいと思うんですよ。町の中の老朽家屋を壊すという、これはまた課が違うと言われるかもしれませんが、この空き家がなければ消防自動車あるいは緊急車両がもっとスムーズに入れるとか、あるいは万が一火災が起きても、消防自動車の進入、あるいは消防自動車がたくさんは入れるところも私はチェックすればあると思います。


 ぜひそういうことも含めて、今言いましたように、ラッキーという言葉でなくて、条件が整っていたということをよく考えていただいて、ぜひ消火のしやすい町場の状況を少しでもつくっていただくということをお願いしたいと思います。


 次に、除雪に移りたいと思います。


 これも高齢化ばかりになってきた町のことを言うわけですが、よく地域ぐるみの除排雪など、地域の力を前提にした政策あるいは答弁があるわけですが、実際、町部の生活道路は、機械除雪の余地は極めて小さく、ほとんどが人手による除雪であります。そしてまた、今言いましたように、空き家とか空き地が増加しまして、人力で除雪する範囲が隣近所を含めてどんどん増えていく一方であります。


 その反面、高齢化になっていきますと、自宅前の除雪が精いっぱいということで、先ほども言いましたような、不測の事態が起きたときに早急に避難するとか、あるいは緊急車両が入ってくるとか、そういったことにも支障を来しかねない状況が今後予想されると思います。


 そういったことも含めまして、機械除雪の除雪計画はいつも出てくるわけですが、そろそろこういったことについてのしっかりとした計画を立てる時期がもう来ておると思う。むしろ遅過ぎた感があろうかと思います。


 この件について、当局のご見解をお願いします。


○議長(砂原 孝君)  松木建設課長。


○建設課長(松木俊彦君)  それでは、高齢化に対応した施策の検討をということでお答えいたします。


 社会の高齢化や核家族化に伴いまして、地域の雪対策への対応能力は低下しているのが実情でございます。


 狭隘な生活道路の除雪対策としては、議員さんもおっしゃいましたが、小型除雪機の導入補助金の利用や、町内会で組織する地域ぐるみ除排雪活動を通じて対応していただければと考えております。


 その活動におきましては、町内除排雪デーなどを設定して、屋根雪等も含めて一斉に除排雪活動の実施をお願いしたいと思っております。また、この場合には、市としてもできる範囲内で連携協力を図りたいと考えております。


 そのほか、市といたしましては、ことし新たに小型除雪機2台を導入いたしました。歩道除雪延長の拡大を図ることにしておりますが、それに加えて、狭い生活道路などの除雪についても、状況を見極めながら対応していきたいと考えているところでございます。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  いつもどおりの答えなんですね。私が言っているのは、機械除雪じゃなくて、人手でさえなかなかできない状況を何とかしましょうよと。地域ぐるみの除排雪、これはやるものはやります。だけど、日常の生活道路、本当の狭い道路、そういうところにお年寄りがたくさん住んでおられるわけですよ。町部の状況をご存じですよね。高齢化比率、二世帯住宅の状況、あるいはひとり家族。この人たちはほとんど自分の出口だけという感じです。あとは、若いといっても僕らが若いのかどうかわかりませんが、できれば隣近所をやるというのが実態なんですよね。新しい住宅のところは、融雪装置を業者でやっているところもあるわけです。こういうところ、例えば地下水の問題、いろいろあると思いますが、すぐ横は幹線道路の消雪のパイプが来ており、そこは解けておるんですね。ところが、ほんの1メーター入ると消雪装置がないからもうだめなんですね。


 いつも言うんですが、例えばこういうものを利用できるような方策を考えるとか、あるいはまちづくり交付金のメニューにも、例えば融雪、雪の集積場、空き地対策、そんなことに対して高質空間形成施設事業とか、人にやさしいまちづくり事業とか、いろいろメニューは考えればあるんですよ。ですから、これからは発想を変えて、その面をどうしていくかということを今から考えていってもらわなければ、必ず大雪は来ますよ。今は暖冬だと言いますけれども。そのときにと言ってももう遅いんで、ぜひこういったことも考えながら、町場の面をどうしていくか。横の人は融雪装置が来ているから全く雪かきをしなくてもいい。ところが、隣の85歳のお年寄り、それはもう見ていて気の毒になりますよ。こういう状況を少しでも行政の力で、いろんなメニューを使ってぜひやっていただきたいと思います。これはお答えは要りません。


 次へ移ります。次は地域コミュニティーということで質問をさせていただきます。


 急速な高齢化に伴い認知症、これはいいことなのか悪いことなのか、年をいけばこういうような状況ということ。2015年には250万人という推計があるわけです。昨年3月の私の質問の中で認知症サポーターの件を取り上げました。その時点では、「キャラバン・メイトは9名ですが、認知症サポーターはゼロである。今後は地域などに出向き、正しい知識啓発を行うことで養成していきたい」、こういう答えをいただきました。


 きょう現在の状況をお尋ねします。


○議長(砂原 孝君)  山下高齢介護課長。


○高齢介護課長(山下貴章君)  中島議員の認知症サポーターの現状についてお答えいたします。


 20年3月の議会で同様のサポーターの質問をされました。その時点では、認知症サポーターを養成する講座を開設するときの先生の数は9名、それでサポーターの数は全くゼロでありました。


 そういうことで、ことしの8月末、約1年半ほど経過しておるわけでございますが、講座を開くときの先生の数は22名に増えております。そして、講座を受けられた認知症サポーターの方は全部で598名という状況でございます。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  約1年半を通じて、今言われた数字、認知症というのは、これもやがてそれこそ我が身にかかるおそれのある、そしてまた多くがこの状況になろうかという統計も出ておるわけですから、今のうちから対応をしていただきたいというふうに思います。


 次に、災害時における要援護者情報についてであります。


 これも高齢化社会の大きな状況になってきておるわけですが、災害時における自助努力の中で、なかなかできない人のためにということかと思います。


 このことは、能登半島沖地震のときに、門前地区で物的被害も多かった割には人的被害がなかったということで、私たち一心クラブで行政視察に行ったときにお聞きしましたところ、やはり「地域力」という言葉を使われました。まさに今言いました援護者情報がしっかりしているということと、幸か不幸か、1カ月前に訓練をしたという話でありました。非常に効果がある制度でないかと私は思います。


 ですが、運営面ということにおきますと、各地の役員の方が物理的にも精神的にも非常に負担があるんじゃないかと。例えば個人情報が非常にかみ合うわけで、その兼ね合いがあり、情報収集のやり方が非常に大変だということが第1点。それにあわせて支援者の選任。これは最近、自営業の人が町の中におられなくなったことも含めてです。それと、台帳管理における情報の出し方。どの範囲で出せばいいかの判断。あるいは、台帳の更新作業の繁雑さ、そんなことがいろいろ言われております。


 この件について、解消すべき課題、あるいは手伝うべきところは手伝う、そんなことがあればぜひお答えをお願いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  若林福祉課長。


○福祉課長(若林克己君)  それではお答えいたします。


 災害時の要援護者台帳への登録件数につきましては、本年4月1日現在で477件となっております。


 「自分たちの地域は自分たちで守る」という言葉にあらわされるように、災害時における迅速な避難、救助の実施には、身近な地域でともに暮らす人々の互助、協働が何よりも必要かと思っております。


 この台帳の作成につきましては、すべての要援護者が網羅されているとは言えないわけでございまして、自主防災組織あるいは福祉見回り隊による平素の防災活動を通じての登録など、台帳の内容が充実されていくことが今後の課題であると考えております。


 また、この台帳の情報の提供先は、基本的には各地区の自治会長さんになります。そのほか、民生委員の各地区の会長さん方にも提供しております。


 本年も、台帳の更新ということで、現在、順次更新しながら各自治会へ台帳を返却する予定となっております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  私が聞きたかったのは、今言われた制度の内容とか状況でなくて、地区の役員の方がこれを有意義に展開していくときの精神的なり物理的な負担をどう行政が考えておるかということをお聞きしたかったわけです。


 これは次の行政の役割ということで、市長にこれらも含めてひとつお聞きしたいと思いますので、次の行政の役割というところの質問に移りたいと思います。市長は「福祉日本一」ということでいろいろな施策もなされておるわけですから、総括的にお答えをいただきたいというふうに思います。


 それでは、最後の地域コミュニティーと行政の役割ということについて質問させていただきます。


 市長はよく自助、共助、公助を言っておられるわけです。これは、市勢発展に大きく寄与するためにそれぞれが助け合う、これは非常に大事なことかと私も思います。


 ただ、そんな関係が極めて高い、こういった自治体と町内会、自治会とのかかわり方が、現在のままで推移していけるかどうかということを最近いろんなところから耳にするわけであります。


 例えば平成14年4月に地域総合福祉活動推進事業協議会、あるいは翌年の同じ日にケアネット21推進事業協議会、あるいは平成18年5月15日に安心・安全なまちづくり推進センター、こういったことはそれぞれ目的を持ってやっておるわけです。自主的にやる、あるいは地域のことは地域でやる。そして、地域のことを一番よく知っておる町内会、自治会がそれを担ってくれということでありますが、今後の町内会を考えると、全国的に言われておることですが、役員の高齢化、固定化、なり手不足、世代間の意識の違い、そして現実味を帯びてきました町内会の未加入者の増加、こんなことが力の低下につながっていくと私は思います。これをどうやっていくか。そうしないと、市長がよく言われます自助、共助、こんなものが崩れ去るわけです。


 新聞によりますと、総務省が、民間の団体が福祉や防犯を担う、そんな共同体を全国に展開するような事業実施をすればどうかとかいろいろ言っておるわけですが、そんなことも含めまして、今の町内会の状況、力、そして市がやろうとすることへのいろいろな期待感、そんなことも含めまして、担い手としての実力、あるいは今後の課題、そして本来市がやるべきことを担っておることを含めまして、市長の見解をお願いしたい。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  中島議員の地域の安心・安全の中においての行政の役割、地域協働体の確立を。


 本市の福祉都市推進計画では、その基本理念を、家庭や地域で自立した個人が、地域住民としてのつながりを持ち、思いやりを持ってともに支え合い助け合うという共助、共生の精神をはぐくみ生かされる。そんな地域社会、地域福祉の充実を図っていく、こううたってあるわけです。しかし現状は、議員が指摘になったように、ひとり暮らしあるいは高齢化、そんなことによって地域のきずな、連帯感というものは極めて希薄になってきておる。それも事実だろうと思います。


 そんな中で、それを放置しておくとなお悪化するし、また冒頭の中であった、旧町部においては心の過疎というものが一番怖いんだと。そんな思いから、「ともに」、この中にあって、本来、町内会というものが一つの共同体をなしている。町内会の一番原点は、自治というものはやっぱり家族なんだ。家族の次の自治は隣近所、そしてその次の自治は町内の班、それがまとまって町内会を結成し、地区の町内連合会を結成し、そして市という自治体をつくっていっているんだと思います。


 しかし、その原点が崩壊しつつある。私も町部におりまして、例えば加島町1区という町内会、私が初めて市会議員の選挙に出た昭和56年には41世帯あった。それがもう10世帯程度になってきた。子どももいない。高齢者の方々ばかり。もはやその町内を維持していくことも困難になってくる。町内会の役員を受ける人さえも困難になってきておるというのは、東地区、西地区共通の問題としてあるわけですね。


 その中にあって、今、加島町1区の場合は、高齢者が集まる老人会の世話をする方もいなくなった。しかし、実態は老人で構成しているんですね。そういうことから、今、加島町1区の老人会は、加島町2区の老人会と合同で事業を展開するようになった。幸い、加島町2区は100世帯ほどありますから、高齢者の集いといっても30人前後出てこられる。そこに1区の高齢者が入ってきた。恐らく将来何年後かには、私は東地区、西地区でも、いわゆる橋場から山王町、あるいは東地区における海岸沿いの町内会というものは町内会の再編成を迫られる。そんな時期が近い将来来るのでないかなと。


 しかし、それはあくまで、そこに住んでいる地域住民の意思が尊重されるべきであって、私ら行政がそれを強制すべきものでない。そういう中に、今加島町1区というのは自発的に、老人会を維持できないから加島町2区と一緒にやらせてもらえないか。これは現実に起きておるわけですね。しかし、それは自主的な動きとともに、行政としてそれをどのようにカバーしていけるかというのは、今議員が質問されておる共同体の、それゆえに、冒頭に言った本市の福祉都市推進計画の具現化を図るために、それぞれの事業について、あるいはそれぞれの地域に必要なことはまず地域住民で1回考えてくれと。先ほどおっしゃった自助、共助、公助。これに優先順位をつけると、やっぱりまず自助が一番に来る。その次が共助、そして公助になるんだろうと思います。今、町部は自助よりも共助の段階に入っていると私は思います。


 そういう中にあって各種の福祉施策を展開するときに、やはり社会福祉協議会、これらの力をおかりしながら、各地区で取り組む事業や、あるいはその地域の課題というものがどうなっておるかということをまず把握するということで、昨年度、社会福祉協議会と合同で市内全地域で福祉座談会を開催し、各地区の現状と要望をまず把握した。これに基づいて、ことし4月から社会福祉協議会の職員に地区担当者というものを設けて、来月には東地区を対象に福祉見回り隊のサポーターの養成講座を開催するなど、やっぱり高齢者なりその地域に応じた福祉見回り隊というものの形成に動かざるを得ない。こういうのが現状だろうと思います。


 それゆえに、これからも地域住民の要望を把握しながら、行政と町内会とが、あるいはその中に社会福祉協議会が介在するにしても、一体となって自治というものを考えていかなきゃならん、そんな思いを強くしているところであります。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  わかりました。また、そんなことでひとつよろしくお願いしたいと思います。


 最後になります。教育の向上についてでありますが、全国学力テスト、これはもう3回行いました。いろいろ論議があるところでありますが、教育の行政の責任者であります教育委員長に、この3回の感想と今後のお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  渡辺教育委員長。


○教育委員長(渡辺祐一君)  ただいまの中島議員の質問にお答えいたします。


 全国学力・学習状況調査につきましては、児童・生徒の学力・学習状況を把握分析することにより教育及び教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ることを目的として、今年度で3回目が実施されたところであります。


 今年度の調査結果につきましては8月末に公表されたところでありますが、本県では小学校、中学校とも平均正答率が全教科で全国平均を上回るなど、一定の学力水準が保たれているものと理解しております。


 本調査は、自らの教育及び教育施策改善、児童・生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要でありまして、その実施にあたりましては、学校間の序列化や過度な競争につながらないよう、特段の配慮が必要であると考えております。


 当教育委員会としましては、これまでと同様、結果については公表しないという方針を決定しているところであります。


 なお、最近、新聞等で全国学力テストを全員参加方式から抽出方式に改めるとの民主党の方針が報道されております。これはあくまでも私個人の思いでありますが、抽出方式ということになりますと、子ども一人ひとり、学校一つ一つの学習上の課題を見出すことが難しくなるのではないか。そして、父兄全体、社会全体の学力テストに対する関心が希薄になるのではないか、そのような懸念をしております。


 学力テストのみならず、教育全般に関する今後の国の方針を注目しているところであります。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  中島議員。


○4番(中島 勲君)  どうもありがとうございました。


 これで私の質問を終わらせていただきます。


○議長(砂原 孝君)  14番上田昌孝君。


○14番(上田昌孝君)  それでは、本議会の、しかも今期の大トリをちょうだいしました。少し静かに深くやれというお話がありますが、市長にもよろしくお願いしたいと思います。


 第1番目の問題は、第2期まちづくり事業は疑問だらけということで、私が疑問と思うところを申し上げます。


 今回の第2期まちづくりのもととなる町部全体の再生の姿が見えない。いわゆる再生案というものが全体として目に見えてこない。市民の皆さんもおっしゃるんですが、点が点在する事業展開というものは、これはまちづくりになるのかということでございます。


 そこで、私は質問通告にも上げておりましたが、30年、50年スパンで示されたいということでありまして、これまで私は本会議で、100年計画で常盤町から瀬羽町までの計画を立てて、事業を展開することによって、予算的に勢いがあるときは少し進める。そして、機運が乗れば、うちの町からやってくれということが地元から出てくる。そういう機運が高まることによって、さらに早くなれば、100年が50年で終わるかもしれないという案をこれまで何度か示してきました。この30年、50年スパンでやる計画についてどうお考えになりますでしょうか。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  都市再生計画は30年、50年スパンで示されたいというご趣旨でございますが、都市再生整備計画というものはまちづくり交付金事業を実施するために必要となる計画でございます。


 そのために、本事業によります都市の再生は喫緊の課題ということで、都市の再生づくりのための事業は集中的に実施することが望ましいと。また、現在の社会情勢等の影響から、明確な目標を設定する必要があるということでありまして、あまり長期にわたる計画は困難であるということで、おおむね3年から5年程度の短期的な計画となっているものでございます。


 一方、都市計画のほうでございますが、都市の限られた土地資源を有効に活用すること、一定の制限を加えながら、都市全体の土地の利用を総合的、体系的な観点から適正に配分するための計画を立てるものでございます。したがって、おっしゃったとおり、都市計画においては長期的なスパン、それは30年、50年で考えていくものであります。


 今年度より着手した第4次総合計画と整合性をとりながら、市全体の土地利用のビジョンを考える都市計画マスタープランを今後改定する予定としております。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  あなたは答えを出してくれましたが、全体の構想があっての都市再生の5年というものが中に入っていなければいけないということを言っているわけです。あなたは答えを出していないんです。


 だけど、区画整理という大がかりなことでもあるんですが、これからの町の全体のあり方を考えたうえで、この4、5年の計画がその中に入ってきた状態が大切なことなのであって、これを細かくやっていきますと、町がスプロール化現象を起こしてしまって、後で全体を直そうとしても直せなくなってしまう。こういうことを意味しているわけです。これは危険な計画ですね。考え方ですね。ちょっと改めなきゃいけない。やっぱりこれは根本的に見直すべきだということがわかりました。


 それでは次に入ります。西地区の上市川までの拡大に何の意味があるのか。


 田中町内から瀬羽町のほうまで線が引いてあったんですが、上市川までやって、そこに出てきたのは、防災資機材を2カ所ぐらいに設置すると。面積だけがばかでかくなったと。これはどういう意味があるんでしょう。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  今ほど議員おっしゃったとおり、防災の観点とか、宿場回廊めぐりを拡大してまちなかの回遊性を広げるということ、それからさらに、交流人口の増加を目的に整備するということで、西地区の防災拠点を増やすというような観点からエリアを拡大したものでございますが、先日の質問でもあったと思いますけれども、海洋高校の跡地の問題も当然あるわけでございます。それらの利用策もあり、今後、計画の期間内にそういうことが出てくればということでエリアを拡大したものでございます。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  いわゆる拡大というのは、場合によっては3期という名前を使われたほうがいいと思いますよ。2期は2期の計画で、しかもそこの予算規模の話をして、予算規模は膨らまない、面積だけが増えていったと。これは何をやるつもりだったんですか。これ、おかしいんじゃないですか。疑問だらけの2がこれです。


 次の疑問は、何度も委員会で言いました。地元住民への企画からの参加はなされないのかということ。


 これは行政の押しつけなんですね。最近、シンポジウムやゼミの関係で、私も東京のほうへ、あるいは県外へよく行きますけれども、今、国にしたって地方行政にしたって、住民が事業の真ん中にいなくなっている。特に今回のこの事業は、地元の人たちがはじめから企画参加していない。地元が抜けているんです。外からやるといって、瀬羽町あたりは、どうしてこれ、地元の人が入っていないで都市再生ができるんでしょうか。押しつけですか。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  都市再生整備計画(案)の概要でございますが、これは広報9月号に掲載して、一応パブリックコメントを2週間いただく予定にしておりまして、市民の皆さんからの建設的なご意見を参考にしながら、申請に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。


 また、9月3日には、エリア内の町内会である西地区の自治会連合会の会合におきましても、都市再生整備計画(案)を説明する機会をいただきましたので説明させていただいたところでございまして、今後とも十分に地元と協議をして作業を進めていきたいと考えておるところでございます。


 それから、地元にしたかという話でございますけれども、地元へ入りましたのは4月25日でございますが、瀬羽町と雪嶋の町内のほうへ入りまして、人数はたくさんは集まらなかったんですけれども、その中でご説明させていただいて、皆さんの意見も聞かせていただいたところでございます。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  随分と後回しに地元へ入っておられるので、私が言っているのは、企画から地元の人が入っていないと意味がないということを言っているんですよ。地区のこととか、あなたの余計な部分の説明は関係ないんです。自分たちの町のことは企画から入れなきゃだめだと言っているんですよ。企画から入れることによって時間がかかります。行政がまとめて持っていったものと違って、地元から始まると時間がかかるんですよ。だけど、町の欲しいものができるんです。いくら企画がいい、まちづくりがいいといっても、地元の人が欲しくないものを持っていてはだめなんですよ。どうですか。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  おっしゃることも、それはそれで理屈かなと思うんですが、こちらとしても、ある程度のたたき台を地元にお示ししないで、何もない形でいきなり地元へ入るということは難しいというふうに考えたわけでございます。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  だから、事業というのは地元のはじめからの企画参加がないと、これからの事業のやり方じゃないんですよ。そういうことがわかってもらわなきゃ困りますね。やっぱりこれもおかしな部分だったということを証明いただきました。


 次に点の事業計画であります。


 今、深井さんという方の蔵をいただくということですが、2日の日に私があなたにお願いした空き家の地図があなたのところになかったのが不思議です。空き家とか高齢者が住んでいる町のマップがない。どうしてそういうマップもないままにこの事業計画を進めることができたんでしょう。


 そして私は2日の日に直接調査に入りました。そこでも言われるんですが、夜は飲み屋へ行って聞きます。点の観光目玉みたいことを得意がって言われるけど、この深井さんの蔵に何の効果があるんだとみんな不思議がっていますよ。やってみても何の効果もないよと言っていますが、どうしますか。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  おっしゃいますとおり、まちづくりは行政だけでできるわけではございませんで、民間の力が当然不可欠になってくるわけでございます。ですから、今回お示しした事業計画を呼び水に、民間と協働で、点から線へ、また線から面へ広がっていくことを期待して、この事業を進めていきたいというふうに考えておるわけでございます。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  だから、最初に言ったように、全体の計画があって、町の状況がみんなわかってからやらなきゃだめだと言っているんですよ。点から広がっていくというのは、それはあと何年の計画で考えていらっしゃるか、それも全然見えないじゃないですか。これは計画になりませんねえ。


 大体、2日に調査に入りましたけれども、空き家もさることながら、70歳以上のひとり暮らしの老人の方、70歳以上のふたり暮らしの老人の方、そういうのは何軒もありますよ。これから空き家になる可能性があるという方もいらっしゃるわけです。


 やっぱり町を再生するというのは、町に若者がいないと元気がなくて、町挙げての再生はなかなかできないと思います。そこの町に再生する内に秘めた力があるかないか、そういうものを図っていかないと、こういう計画は押しつけだけになってしまうんですよ。いかがですか。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  前回の地元へ行ったときの会議録を見ながら話をさせていただいておるわけですけれども、確かに高齢化が進んでいると、後継者もいないような状況であるということは地元の方も言われる。ただし一方で、この地区をきれいにしてほしい、でも起爆剤がないとなかなか難しいと。企画力、行動力、発信力のある人がいないとだめじゃないか。本当にこの地区にいろんなことをしていただくのはうれしい。何でもしてほしい、協力はしていくという声があるのも事実でございます。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  意見というのは幾つもありますが、今の考えで町の再生ができたら大したもんです。甚だ危ない話を平気で宮川課長は言っているが、あなたの心苦しい答弁に同情いたしたいと思います。


 それでは次の質問に入りますが、市の職員の研究会で瀬羽町再生ビジョンが検討されていたということを聞きました。とても理にかなっておりました。なぜこれが表に出てこないのかということを聞きたいわけです。


 それで、この研究会に入られた方に聞きましたが、やはり町の人と一緒にちゃんと考えてやっていくんだということが1つです。一番原点の、地元の人と一緒になって、協働でこのビジョンをつくっていくというのが理念の真ん中にあったことを―私、さっきから言っているんですが、職員同士の研究会ではそれがちゃんと基本的に守られていることがわかったわけであります。


 それで、昔の町並みの復元ということの再生ロマンが、ロマンがそこにあったということ。これは理にかなっていると思うんですよ。なぜこれが役所の中で表に出てこないかということをお伺いしたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  宮川まちづくり課長。


○まちづくり課長(宮川 潮君)  議員さんの言っていらっしゃる研究会というのはどれを示しているのか私ちょっとわからないんですけれども、私なりにどのような研究会があったかというのを調べてみた中で、過去に、市職員に提案を募集したときのテーマとして、旧町部対策について検討されたことがございます。その際に、旧町部における現状と問題点等を整理いたしまして改善案を示したものが数点提案されております。行政事務改善委員会政策提案検討部会において提案内容を協議した経緯があります。


 それからまた、政策課題研究グループというのがございます。それによりまして、先進都市の視察、調査研修も行っております。それによりますと、まちづくり関連事業調査を実施し、研究発表も行っております。


 いずれも職員のグループ、総務課主催の個人研究ではございますけれども、ある程度職員の資質向上や、当然、業務への反映等の効果はあったというふうに考えております。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  本当に理にかなっていることをやっていらっしゃるんで、それもあなたのすぐ側近におりますので、彼の意見もきちっと入れてやらなきゃいけないですよ。何だか知らないけど、上から押しつぶされているんじゃないかと心配するんですよ。実際に表に出てこないからこう言うんですよ。その人があなたのそばにいます。


 次に入りますが、8月19日の産業厚生建設委員会に市長は欠席なさいました。国に提出直前の大事なときの委員会であり、欠席は許されないだろうと私は思っております。とにかく、本事業にかける市長のインパクトが感じられないというのが私の感想であります。その日は、市長は白岩砂防堰堤の式典にお出になったということであります。ましてや、副市長はその後の見学会に行かれたんだろうと思います。庁内予定ではそうなっておりました。


 私の希望ですが、私は市長に委員会に出てもらって、副市長だけ向こうへやられればよかったんじゃないかと思うんですが、市長はどう思いますか。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  上田議員から私に対しての質問、8月19日の件でありますが、先ほどからの第2期まちづくり交付金の適用事業についてお聞きをいたしておりますと、やっぱり反対というのが前提にあっての質問、こちらは進めたいという立場での答弁、それゆえに、やっぱりかみ合わない部分があるんだろうと思います。


 例えば、何で西地区全体を海洋高校のあそこまで広げたか。これは3月定例会の委員会の中で、何でこれだけのエリアを決めたのか、もっと広げるべきだという意見もあの委員会でははっきりと出てきておるわけです。上田議員は広げる必要はなかった。片一方、別の委員は広げるべきだと。それらの意見を聞いている中で、宮川課長が言ったように、海洋高校の跡地の活用が今問題になってくるわけであります。現時点では、海洋高校は県立でありますから県の所有物であります。しかし、これはいずれ、平成24年度には再編・統合によってあいてくるわけです。これをどう活用するか。それは先般の質問でもありました。これは拡大しておいたほうがまちづくり交付金の事業の中で取り込める可能性もある。しかし、エリアを一たん決めてそれが認定されると、以降、拡大ができないわけです。拡大しておくことによって新たにそこに無駄な投資が行われるなら広げても意味がない。しかし、わずかであろうとも、これからあの跡地の活用について協議していかなきゃならんし、地元の意見も聞きながら、県には滑川市の要望を申し上げて、それが具現化されるということであれば、今のまちづくり交付金の適用。エリアの拡大はできないけれども、事業の拡大というのは可能である。そういうことも含めて、このエリアを拡大させていただいたということであります。


 また、何度言っても住民の意見を企画から、こういうことでありますが、じゃ、交流プラザを建設したときに、あの周辺の住民の声を聞くということで企画から参加させるか。宮川課長が申し上げるとおり、やはりある程度のたたき台を持って初めて地元で説明をする。何の説明もない、空論みたいなことを言って、言葉でこうしようああしようと言っても、住民というのは、できれば資料をくれ、できれば絵図面はないだろうか、それがなって初めて議論というものはなされるものだと私は思います。


 そんなことですから、ある程度の形ができ上がった段階で地元に入っていく。そういうことですから、参加は行政の押しつけではないということであります。


 それで、私の質問でありますが、8月19日、産業厚生建設委員会を何で欠席したか。


 それは、今議員が指摘になったように、お盆明けに一度、委員協議会を開催していただきたいと、当局から委員長にお願いをいたしました。そして日程を調整したわけでありますが、なかなか委員長と私の日程がかみ合わなかった。最後調整したのは、委員長の判断によって19日、重要文化財に指定されたということで白岩砂防ダムの記念式典に行くというのだったら了解したと。ですから、委員長の了解を得た上で僕は出席をしておる。私が出席すれば、当然、副市長には出てもらう。そういうことであります。


 ただ、こういう質問をして、私に熱意が感じられないと。例えばあなたがよく例に出される富山市議会の運営を見ると、委員協議会あるいは定例会の本会議の中の委員会でも、市長、副市長は出席しないんですね。じゃ、出席しないから付託した議案に対して情熱がないかといったら、決してそうでないんです。


 そういう例があるし、もう1点、私に対して矢を放たれるのなら、例えばあなたがつい4カ月前、5月の14、15、16日、産業厚生建設委員会の行政視察で広島、山口へ行った。14日に行って、15日の午前中であなたは「これでおれは帰る」と言って帰っていかれるんですね。視察の公務をボイコットして帰ってきて、じゃ、16日何をされたか。翌日、八尾カントリーでゴルフをしておられるんですよ。このほうがよっぽど私にとっては理解できないということであります。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  市長はいつもの答弁のとおりでありまして、私があなたの今の行為はよくないということを申し上げたのを巻き返して、私をやっつける答弁を持ってこられる。それはあなたはけんかを売っているということですね。品が悪いですよ、あなた。さっきからの答弁はみんな私にけんかを売っているんですよ。


○市長(中屋一博君)  あなたこそけんかを売っているんでしょう。それは見解の相違ですよ。


○14番(上田昌孝君)  いやいや、そのだじゃれがよくないっていうんですよ。


○市長(中屋一博君)  見解の相違でしょうが。


○14番(上田昌孝君)  これは前にも言いましたように、ケーブルテレビで皆さんもごらんになっているんですよ。気をつけて発言してください。


○市長(中屋一博君)  私のことを批判しておいて、自分だけは正当化する。


○14番(上田昌孝君)  批判じゃないの。正当なこれは質問ですからね。


○議長(砂原 孝君)  質問を続行してください。


○市長(中屋一博君)  それに対して私の答弁はそういうことです。


○14番(上田昌孝君)  そういうことをいつまでも言っていたほうがいいですね。言いなさい、これからも。


○市長(中屋一博君)  あなたも自由に言いなさいよ。一緒でしょう。


○14番(上田昌孝君)  それじゃ、次の質問に入ります。財政立て直しへの意欲を示されたいということであります。


 実質公債費比率の目標は、最低でも15%以下が求められると私は思うのであります。平成23年には18%以下にするということを言っておるわけでありますが、これも小幡課長、そして前の坪川課長が頑張ってくれておりますので、財政再建の方向づけはいよいよ順調に滑り出したなと思っております。議会もこの委員会をつくってよかったなと、こう思っておるわけであります。


 しかしながら、18%はいよいよ許可制から協議制に移ると、そういう線でありますけれども、18%ぐらいなら次の起債をすればまた18%を超える危険性があります。いずれにしても、適正値というのはなかなか求めにくいんだろうと思いますが、全国平均の15%台でないと、あと起債すればまた18%飛び出すということに対する安全圏といえば、15%ぐらいの線を求めて少し努力をしてみられてはいかがかと思います。


 それから、富山市が11.7%、多治見は8.9%という話もありました。そういうことから考えると、実質公債費比率の求め方というのはよりシビアに行って、その結果、自由に行政サービスや事業に使える金が出てくるわけでありまして、坪川課長が言いましたように、今の23.1%から半分の11%台になればどうだと。ここで4億7,000万円ぐらい浮いてくるという話がありました。南部小学校1つはこれくらいの範疇に入ってしまっているんだろうと私は思います。


 ですから、実質公債費比率を下げる努力はこれからも、間断のない努力を続けていただきたいと。少しでも我慢する行政を続けていただかなきゃいけないと思っております。これについての考えをお伺いします。


○議長(砂原 孝君)  小幡財政課長。


○財政課長(小幡卓雄君)  実質公債費比率の質問にお答えいたします。


 ご承知のとおり、平成18年度から地方債の許可制度が協議制度に変わりました。残念ながら、我が市は実質公債費比率が18%を超えておりましたので、依然として許可団体でございます。かつ公債費負担適正化計画を立てて、なおかつその計画がいいということが認められないと調査の発行が許可されないことになっております。


 それで、平成18年、19年と実質公債費比率の計画を立てております。19、20年は立てた計画の変更でございまして、昨年の推計でいきますと、20年度は22.2%というふうに見ておりましたが、決算では21.8%と若干予定よりも早くよくなっております。


 これは例えば、平成19年から3カ年で公的資金補償金免除の繰上償還、これには財源に借換債の発行が認められておりましたが、この繰上償還額は全部で2億4,600万ほどでございますが、今の一般会計の補正でもご提案しておりますが、借換債の発行を取りやめる。昨年度も取りやめております。これによって、例えば平成20年度単年度でいきますと0.5%数値が改善、平成23年度3カ年平均でいきますと0.9%数値が改善というふうになります。


 今後の地方債の発行につきましても、例えば学校関係は交付税措置がございます。それから下水道事業、これも交付税措置があります。ですので、新しい地方債の発行も極力交付税措置のあるものに限定し、なおかつ来年度からの第2期まちづくり交付金事業についても極力地方債の発行をしないようにと考えております。


 そのほか、事務事業の見直し等によりまして一層財政の健全化を進めていきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  先ほど申し上げましたとおり、より有効に税金が事業に回るように努力ということでありますので、頑張ってもらいたいなと思います。


 それじゃ、次の質問に入りますが、ちょっと私の問題の書き方もまずいなと思いますが、緊急経済対策や雇用対策における国の内示があって、滑川市もいろいろ来ていたと思いますが、これは上市町のことをもともと言いたかったわけなんですが、上市町の現場の職員が、県から内示が来ていたと。まだ決定じゃないんだけどという段階で照会があったと。現場の担当の職員から話があったら、伊東町長は間髪を入れずに新潟のほうへ走ったと。そしたら向こうは、「ようこういうもん見つけてこられた。あんたところが一番早いから全額あげっちゃ」と言われたと。これは言ってみれば、「あんたところ、9月議会は補正幾らけ」と聞いたら、「5億円ほどあるがいちゃ、あはは」と言わっしゃるがですね。「ついでに、12月議会も5億円ほど補正予算組んどるよ」。それで、今言った国が全額100%くれる対策事業だということでありました。おかげで上市中央小学校と上市中学校の耐震もこれで終わって、全校耐震が完了すると自慢げに言われて私はびっくりしたんでありますが、私は、本会議でも言っておりましたが、日ごろ、国、県に対する施策に対して十分に目を向けてくれと言っていた私にとっては、ちょっと先を越されてしまって悔しい思いをしております。


 いわゆる企画課だけで監視するんじゃなくて、今ほど言いましたように、私は原課の職員がこれを上に伝えて、町一体が意思が通じるようなシステムになっているんじゃないかと。ここに滑川市の経営体制の中で考えるところがあるんじゃないかと。


 先ほど宮川課長にも言いましたように、庁内にもいいものがあるのに上に伝わらない、それがわからないということはまことに残念でありますが、それはそれとして、今回の上市が取ったことに対して、私どもの今後についてまた反省があれば述べていただきたいと思います。ただし、政権が変わりましたので、この経済対策はもうないということであります。


 どなたですか、ちょっと答えてください。


○議長(砂原 孝君)  出村副市長。


○副市長(出村眞佐範君)  それでは、ただいまのご質問にお答えをいたします。


 ただいま議員さんから上市町の例につきまして述べられましたけれども、私どももそのように伺っております。


 そこで、滑川市は何もしとらんだかということでございますけれども、滑川市における地域活性化・公共投資臨時交付金の活用につきましては、下水道事業についてさきの6月議会で2億円の事業費を計上し、事業の促進を図ることにしているところであります。またこの後、田中小学校の体育館の屋根修理、これは国の平成20年度の第2次補正予算の中でみておりましたけれども、これにつきましても手戻り工事とならないように、この際、公共投資臨時交付金や全額交付税措置をされる補正予算債を活用して耐震補強工事を実施することとして、現在、事務を進めているところであります。


 いずれにいたしましても、今後とも有利な補助制度の情報収集に努めてまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  今ほど申しましたように、職員全体が国、県の動向を注視、いつも気を抜かないで見ている、そこから生まれたということに注目をいただきたいと思うわけであります。


 続けての質問は、市長は8年目を迎えて、「日本一の福祉のまち」の達成感はいかにということでご質問をしたいと思います。


 「日本一の福祉」を掲げられて、市長はもう8年目になります。最近、福祉ということが全然あなたの口から前に出てこなくなった。なれっこになって、少し楽になっておられるのではなかろうかと、私はそう思います。また反論があれば聞きますよ。


 そこで、はじめの1期のときから見れば、市長は日本一ということを使わなくなった。私は何を言いたいかというと、あなたが日本一と言われたから、あなたが市長になったばかりのときに秋田県の鷹巣町へグループで勉強に行ったわけですよ。1日おってきました。それから、『まち・むら』の中で俵萌子さんが紹介していた広島県の御調町もまた見てきました。あなたが日本一と言われるから、日本一の福祉にするがやなということで、我々グループはあなたの応援団として視察もし、視察の結果も役所の担当課にも伝え、あなたと一緒に努力していたということはわかりますか。私らはあなたを支えるつもりで頑張ってきたんですよ。


 それで、今私は何を言いたいかというと、2期になって、「日本一の福祉のまち」があなたの口から出てこなくなった。私はこれを続けてもらいたかったんですよ。しっかり最後まで、日本一になるまでとことんやってみようという気はないんですか。どうも最近インパクトがないなということで、私はこの質問になりました。


 市長から答えていただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  私は平成14年2月に市長就任以来あるいは激しい選挙戦でも、日本一の福祉都市を目指すと言ったら語弊があるんですが、目指すということをキャッチフレーズに掲げさせていただきました。


 最初に取り組んだのは2月でありますから、3月はほぼ予算が決まっていて、6月に200万ほど補正を組ませていただいた。そして、市民の多くの方々にご参加を得て、滑川市の目指す福祉都市、そんなものを議論し、そして先ほど申した滑川市福祉都市推進計画を立ち上げさせていただいた。


 そして、各種の施策はそれらに基づいてやっておるわけですが、と同時に、一番目につきやすいのはやはりハードの施設なんですね。私が当選したその年、そして翌年の2カ年、当時の中沖知事に嫌みたっぷり言われましたが、1億2,000万、3,000万、3,000万で6,000万、これを二度、国の当時の厚生省のバブルの最後の制度だったんですけれども、北加積の地区においても、いわゆる介護予防拠点整備事業、こんなことで整備をさせていただいた。合計4カ所でありました。2カ所6,000万いただいて、その後もう1回知事に行きましたら、たしか滑川市は前回6,000万持っていったはずだと言われましたが、そこをまたお願いしながら6,000万いただいた。


 ハードな部分ではそういうもの、あるいは近年でのいわゆる市民交流プラザ、これが福祉、介護予防、医療、そういうものの一つの拠点。老人福祉センター寿泉閣の改築とあわせてそれを具現化したい。そんなことで議論があったんですが、今あそこにオープンをした。


 と同時に、福祉都市日本一を目指すというその推進計画の中で、私が8年前に立候補したときに、「福祉見回り隊」という言葉を私が使ったわけです。そして、地域住民がともに支え合う。高齢者あるいはひとり暮らし、そんなものを地域住民が見回り隊という名称のもとで一軒一軒、ばあちゃん、元気か、こんな声をかけ合う、そういうまちづくりを目指そうじゃないか。


 その後、先ほど言った福祉都市推進計画が立ち上がったことに基づいてこれが予算化された。予算化したときに、ほぼ同じく、県が同様な趣旨でケアネット事業というものに踏み出した。ほぼ同時ぐらいの感じだったんですが、しかし、福祉見回り隊構想というのは、紛れもない、私が2月の選挙のときにそういうのを言った。でも、それが少しずつ具現化される中で、現在では、子どもの医療費の問題、これについても入院医療費については小学校6年生まで拡大をしてまいりましたし、また放課後児童対策、育成クラブをすべての校区で実施したり、あるいは夏休みについても、その規模とか、それは多少まだ不満があると思いますが、同様なことをやってきました。


 また保育園についても、一時保育や休日保育の充実、病児・病後児保育の導入、そういうことを小まめにやってきたことが結局、昨年12月3日の日経の、子育て行政部門では日本で9番目だと。人口5万人以下では1番だと。こういう発表につながったと。


 ただ、いつもお話ししておるんですが、オストメイトトイレの設置については議会でも意見がありました。それも具現化させていただいたんですが、ソフト事業というものはなかなか目に見えない部分があるんですね。建物を建てたというと、あれが建った、あれはだれだれの議会の皆さんがおったときだ、市長がだれだれのときだ。しかし、ソフト事業というのは目に見えないゆえに、と同時に、ソフトの部分が充実されて1年、2年たつとまた新たな要望が出てくるわけです。これはやっぱりしようがない部分があるんだと思います。要望というものは常に限りなく無限に近いものであるから前進もするんだろうと思います。


 ですから、私は「福祉都市日本一を目指す」、こう言いましたが、この8年間を振り返ってみますと、ことしあたりですと、市民交流プラザを活用したいきいきデイサービス事業もやらせていただいておりますし、これから後期高齢者の方々、ここらあたりをどう対応するか。あるいは少子化問題では、先ほど言った子育て行政部門、そういうものは多少の前進はあるんだろうと思いますけれども、今度は、高齢者の方々も、ここに住んでよかったと、そういう福祉の部分では残されているんだろうと思います。


 ゆえに、くどいようですが、8年間、私は私なりに多少の種はまいたと。それがいずれ花開くときもありましょうし、また、政治というものはやっぱり現実を理想に引き上げていく。この理想に近づいていくときにまた新たな理想が出てくる。それが政治の宿命なんだと思います。


 ですから、僕はこれで日本一になったというその時点は、行政の中にあっては決してないと思います。日本一だと実感しても新たな要望が出てくるんですから、それが宿命である。そういうことを前提にして、8年間、それは100%とは言いませんけれども、そこそこの種はまかせていただいたかなということであります。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  私が申し上げたかったのは、最近、2期目に入られて、あまり「日本一の福祉」が口に出てこなくなったということと同時に、何か少し安定したと思っておられるのか、楽になっておられるなという感じがしたから申し上げたわけです。


 そこで、前に新聞で福祉見守り隊の全県下の状況が一覧表に出ておりました。それについては福祉課長、どうだろうね。今ああいう状況、市長が提唱した見守り隊が全県に広がっていった。私のところよりも盛んにやっているように見える市町村が何個もあったんだけれども、これからの見守り隊については、もう少し工夫して展開していく必要があるんじゃないかなというふうに思います。


 さきの吾妻町の火災のときも、少し体制が弱くて、先ほど吾妻町の何かをひとつまた企画に加えてやるという話もありました。地域によって弱い部分も出てきているんじゃないかと思うので、これらの対策について福祉課長はどう思っておられるか、ちょっと伺ってみたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  若林福祉課長。


○福祉課長(若林克己君)  福祉見回り隊の活動につきましては、やはりそれぞれの地区によって、その運営方法や活動内容について違いや特色があるように思っております。


 この見回り隊の事業を継続的な活動として定着するためには、委託先である社会福祉協議会と連携いたしまして、先ほど市長の答弁にありましたように、福祉座談会とかそういう会合の場で意見を聞いたり、あるいは地区の実施状況を見て助言したりして、きめの細かいサポートが必要であるというふうに認識しておるわけでございます。


 社会福祉協議会では、先ほどもありましたように、職員について地区の担当制を採用して、そのようなサポート体制で実施しようとしておるわけでございます。


 また、東地区では現在、福祉見回り隊サポーターを新たに募集いたしまして、これはボランティアでございますが、講習会を開いて、町内会長あるいは民生委員の協力員として隊をサポートしていこうとしております。これがまた順調に推移することがあれば、全地区にも広げていければと思っておるわけでございます。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  東地区の皆さんにもそういう熱心な方がおられるのは私の目にも映っております。ぜひ皆さんと連携して一緒に頑張ってください。


 さて、次の質問に入りたいと思います。


 政権が民主党にかわりました。市長にとって特に心配するのはどこかなと。そして、今までの政策の流れの中で、民主党政権にかわって―だって、今、年度の途中でありますし、来年度についても全く転換してかからなければいけないことがいっぱい出てくると思うんですよ。


 ひとつ、そこらへんの総括としてのお考えがあったら、確定していないものですから何とも言えないというのは十分承知ですが、感想を聞かせてください。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  先般の代表質問でも申し上げたとおりでありますが、まず最初に、あのマニフェストを全部実現しようとすると、地方にとってかなりの痛みが出るし、財源の裏づけを含めて、本当にやれるのであろうかという素朴な疑問もあります。


 そういう中にあって、公共事業を抜本的に見直すと。先般お話ししたとおり、群馬県の八ッ場ダム、これあたりは具体的にそこだとやられておりますからわかるんですが、例えば富山県内における公共事業なんてどんなことになるのか。8号バイパスが本当に平成26年度まで、今の予定では新幹線開業時までとなっておる。それが、ほかのほうに予算を取られるために、そっちの今言った予算が削られる。そうなると、ひょっとしたら平成30年度が完成目標にならないとも限らない。あるいは新幹線にしても、平成26年度というのがどうなるかわからない。


 そういう中で、今、概算要求も抜本的に見直すと、こう来ておるわけですね。これが新年度のそれぞれの地方自治体の予算編成の中にどう影響するか。例えば、今年度、道路特定財源の一般財源化が図られたわけです。しかし、片方で建設国債を原資とする、いわゆる先ほどから議論があった地域活力基盤創造交付金、こういうものが新たに創設されて、この交付金をいわゆる宮窪大島線とか下島加島町線に充てておるわけですね。この財源がどうなっていくのか。これも今のところまだ不透明であると、そういうことでありますから、国の動きを注視しながら、地方に不利にならないように、後期高齢者医療制度もそうなんですが、こういうことは県内市長会、そして究極的には全国市長会を通じて、地方の声が無視されないようにぜひとも訴えていきたいと、こう思っております。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  特に生活の場で必要なもの、市民生活の実際はわかっていらっしゃるわけですから、市民生活に支障のないように、ひとつ注視をしながら、逆に民主党政権を動かしていくような気持ちで頑張ってください。


 それで私、こう言うと市長もまたかっとくる質問をもう1つしてみます。あなたは宮腰さんの選対長をやっていた。宮腰さんをこれからどう使っていくのか、ちょっと言ってみてください。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  それは自民党の内部でありますから、役職云々は……。ただ、長勢先生にしても、あるいは当選された橘さんにしても、だれを見ても今は野党であります。あそこの自治体の長を含めて、あるいは県議会も含めて、従来は与党であった自民党あるいは公明党のところへ陳情に行っていた。やっぱり新たな戸惑いというものは正直言ってあります。しかし、それはそれとして、幸か不幸か、私も4年前には連合富山とか当時の公明党あるいは民主協会とか、そういうところからもご推薦をいただいておった。それが今日、例えば民主党の村井さんの顔を見てもそう抵抗なく会話ができる。従来お願いしていたところは当然従来どおりの、野党であってもご理解いただき、滑川のために頑張っていただくようにお願いしますし、新たな与党になった方々にも、それは自治体、村井さんにはここから票は行っていないけど、民主党に入れた市民もたくさんおられるわけでありますから、滑川の発展のためにお力添えいただくように努力はしていかなきゃならんと思っております。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  それでは、次の質問に入りたいと思います。沖田川水害対策の今後についてということでご質問をいたします。


 沖田川治水対策促進期成同盟会は、毎年、形式的にやっているだけの総会だなと私は思います。何でかといったら、全く進まんから。そして、陳情も市長は県や国へ毎年行っている。それでも1年に19メートルしか進まない。ましてや、おととしの遅れは、去年挽回して2年分やると言いながらそれも遅れて、ことしは去年の分が今終わったところ。ここしばらくで第2期の今年度の発注をすると。それもたった19メートル。滑川高校から道路のところまでまだ40メートルぐらい残る。これ全くちんたらちんたらなんですね。


 何を言いたいかといいますと、災害なんですよね。災害対策、水害対策。毎年水が来るたびに土のうを積んで、もう少し大きければみんな床下浸水間違いなしと。私も大水のたびに行くんですが、まだ共産党の金子議員がいたときは、金子さんの家のほうに沖田川の水が流れていって、金子さんの家に水がついているのも見ました。


 そういう状況で、おととしあたりは土のうも私は何個か積ませてもらいました。私は地元に入ってのそういう体験をさせてもらっているものですから余計思うんですが、これはどの事業よりも優先して、ここに集中し解決しなければいかんのじゃないかと、このように思うわけでございます。


 ましてや、これまた市長、耳の痛い話するよ。あんた怒るかもしれんわ。「市長は田中におって何しとるがかとみんな言うとるよ。神田県議は県議として何しとるがか。あの2人は何しとるがよ」と。これは市民の声だ。わしに怒っていいよ。全部受けてあげっちゃ。本当に私も残念だと思うんですよ、こんなこと言われて。たった19メートルしか進まんがだもん。おととしの分はおととしのうちに、その前の年の遅れとその年の分と2期の工事をやると言っていたのに今年に送られて、やっとそういう状況なんですよ。


 私は、金が足りんがなら、それこそ霞が関にもらいに行ってくると言ったら、県の課長が行ってくれるなと。前の年の金を使っていないから、ここに金を積まれても使いようがないと逃げたんですよ。


 どうもあの19メートルというのは問題。県の土木技術でたった19メートルしか進まないって、そういう技術能力とか作業工程の能力がないところじゃないんですよ、県庁というのは。このあたりは本当に困ったもんだと思います。


 そこで、副知事のところへ行ってきました。副知事は、「滑川の都市計画上の問題であって、下水道と沿川の家の交渉が終われば、あとはばんばーんとボックス入れるだけや。あんたところ、滑川の分やれば全部ぱぱーんとやってあげっちゃ」と約束してきましたから。そういう勢いで、知事の公会堂での決起大会で、あなたと知事は沖田川についてエールを交換したんだ。それでも19メーターしか進まないんです。ちょっと一生懸命頑張るって、宣誓だけしてください。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  こう答弁しますと、逆に上田議員がかっかかっかされるかもしれませんが、西地区におって中屋、神田は何しとるんだ。上田議員にはそういう声があるかもしれません。逆に、中屋さんら、とにかく頑張れと。決してあんたら手抜いとると思わんから、とにかく頑張ってくれという激励もあります。それはそれぞれの親しい議員さんに対してはそのような言い方。私らにはそう。


 ただ、あなたが副知事のところに行ってこられた。行かれる前にも、副知事のほうからこういう申し入れがあるということで事前に連絡がありましたし、お帰りになった後も、こういう話をしていかれたという報告を私のところは受け取っております。ただ、これが19メーターしか進まんと。


 よく考えていただきたいのは、これが平成14年度に事業採択されて工事が始まったのは17年なんですね。そのときから平成28年度が目途だと、こう言って平成17年から工事を進めてきておるわけです。しかし、あなたは期成同盟会でも県の職員を前にしてちんたらちんたらやっておるって、私は極めて遺憾な表現だったと思うんですけれども、完成年度からずれておるわけじゃないんですね。しかし、私らとすれば、できるだけ1年でも前倒ししてやれるものならやってくれと、こういうお願いをしておるわけで、28年度が30年度、32年度になっておる、おかしいじゃないかと言われるのならそれは一理あると思います。しかしあの工法、私も素人でありますが、あの周辺は極めて軟弱な地盤である。フィールド工法というんですか、何かコンクリートを埋め込んで、それを固めてから矢板を打たなきゃならん。そういうことゆえに、19メートル、これはやむを得なかったと。しかし、今、平成28年度までに完成するとするなら残り8年で、単年度約40メーターなんですね。ことしは19メーターやった。残りは今発注する。これが約19メーターで今年度は40メーターぐらいですから、これからはおおむね40メーターぐらいの工事に入るのではないか。そうなると、平成28年度、県が当初予定しておるその年度には完成される。


 しかし、くどいようですが、だから満足しているわけでない。住民のことを考えて1年でも早くやってくれと、こういうお願いを強く申し入れておることは間違いありません。ただ、それが結果として出ていないと言われても、年度に従ってやっておるわけですから、年度から遅れておると言われるなら甘んじて批判は私は受けますけれども、年次どおりの計画で現在進んでおるということも理解していただきたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  そういうつもりなら、それでわかりました。


 水害の危険にあって、これ以上床下浸水が来たときに町の皆さんがどう感じられるか。それはそれとして、深く被災者の皆さんの心を酌み取っておかれたほうがいいと思います。


 それでは、富山県の市町村要覧が発行されました。この要覧をごらんになって、私の町、そして県下の滑川の置かれている状況がわかると思いますが、感じられたことをちょっとお話しいただきたいと思いますし、滑川市の特徴としていいところがあったらどう感じておられるかを伺いたいと思います。


○議長(砂原 孝君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  市町村要覧が発行されましたけれども、その比較をしてどうかということにお答え申し上げます。


 市町村要覧は、今上田議員がお示しになったとおり、毎年7月に発行されておりますが、県内市町村の人口、面積、行政機構、財政状況、市町村の沿革などの主要なデータを収集し、これらの概要を把握できるようになっておりまして、我々もこれらの数値をほかの自治体と比較しておるわけでございます。


 滑川市と他の自治体を比較して、滑川市がすぐれているなと思われる指標を幾つか申し上げますと、人口ですが、滑川市は0歳から14歳の占める割合が14.9%、砺波市の15%に次いでということで、若者の占める割合がやや高いほうに入るのではないか。これは、今後の少子高齢化という中においてはまだ救われているほうではないかというふうに思います。


 また道路につきまして、いろいろ建設部が頑張っておりますが、道路改良率あるいは道路復旧率についても県内トップということで、非常に頑張っておるなというふうに思っております。


 また、同じく19年度の決算なんかいろいろと数値が示されておりますけれども、人件費の占める割合が15.4%と県内では一番低い。これは非常に職員、よく頑張っていらっしゃると思いますし、これは割り返してみないとわからない数字ですが、住民1人当たりの起債残高が35万3,000円ということで、これも最も低い数値となっております。


 また、債務負担行為の支出予定額が市の中で一番低いですとか、将来負担比率が131.5%と市の中では2番目に低いということが挙げられるかと思います。


 逆に劣っているということで目につく指標につきましては、1人当たりの都市公園面積は市の中で一番少ない。下水道普及率は市の中で3番目に低い。この下水道普及率についてはまだまだこれから改善していかなければならないと考えますし、また決算のほうを見てみますと、経常収支比率が、これは19年度決算ですので、91.9%と最も高いところにあります。また、実質公債費比率も23.1%と最も高いということが挙げられるかと思います。


 劣っている指標を少しでも改善していく必要があると思いますけれども、これは20年度の速報値でございますけれども、起債の繰上償還や起債の新規の発行を極力抑えた結果、経常収支比率は85.8%ということで、今、全市の中で2番目に低いところまで下がってきておりますし、実質公債費比率も21.8%と改善が見られるところでありまして、職員もいろいろと頑張っているなというふうに考えるところであります。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  それでは、滑川市の関係で言いますと、低開発地域工業開発指定区域と企業立地促進集積区域の2つがありますが、この2つをどう生かしていこうとなさるのか考えを聞かせてください。


 この地図です。(地図を示す)いろいろありますけれども、2個しか入っていません。


○議長(砂原 孝君)  竹野総務部長。


○総務部長(竹野博和君)  本市につきましては、低開発地域工業開発指定区域あるいは企業立地促進集積区域に指定されておるところであります。これらの指定をされることによりまして、今までいろいろと企業誘致についても頑張ってきているなというふうに私自身思っておりまして、工業出荷高は、昨年では黒部を抜いて、新川地区ではほとんどトップレベルに来ているなというふうに考えております。


 今後、市の運営を行うためには財政的な基盤というものをしっかりしていかなきゃいけないと思いますので、企業誘致あるいは住民の増加対策もしっかりとやって、財政基盤についてきちっとしていくような努力は続けていく必要があるのではないかというふうに思います。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  滑川市の特徴といいますか、区域指定が2個ありますので、これを十分に生かしてもらいたいなと思います。


 それでは最後の質問に入りますが、市長の言動に要注意ということで、読み上げるとまた、市長をこれだけでも怒らせるわけですが、市長がただでふろに入っていたとか、公用車を私用しているとか市民の声が聞こえてくるんですよ。本当に市長の耳にこれを伝える者はだれかなと思うんでありますが、これまで私は中屋市長を随分怒らせました。そこで人が言うんですよ。「市長の子守しとるが、上田、あんた一人だが」って。こんな評価を受けるところがあるんですよ。市長の子守する人はあなたの側近にもおらんし、ほかにもおらんよと。苦言を言うのは。それで、ただのけんかにとられている面がありますが、これで私、あなたに言うことはないと思います。


 ぜひ市長は自らを律し正して、信頼される市長として頑張ってもらいたいなと。そのためには、だじゃれもいいかげんにやめてください。だじゃれも1回目はいいんだけど、2回、3回目は、あの人おかしいがじゃないかとみんな言うとるんですよ。1回目はおもしろい。だじゃれの散弾銃と言われるくらいですから、もう本当にいいかげんやめてもらいたい。


 それから、豊項へ今度、側近を2人連れて行かれると。あなたのかばん持ち、もう一人も要らんでしょう。北海道の豊項に行くのにかばん持ちなんか要らんちゃよ。議員20年やって、何遍北海道へ行ったものか。毎年行っとる豊項へ随行2人なんて、とんでもないと思うんですよ。


 これらについても批判を受けるところですので、答えていただけたらと思います。全体の感想で、個別はいいです。


○議長(砂原 孝君)  中屋市長。


○市長(中屋一博君)  また私が発言すると怒らすのかと、こうなるんでありますが、この通告がよく理解できない。ただで入浴と通告してあるわけですね。上田議員の特徴は現場主義だ。きちっとそれを確認してくる。調査してくる。それで議会で発言するんだ。人が言っておるだけで発言されると、こういう公の場においては極めて問題だと思います。


 はっきり申し上げますけれども、ただで入浴しておる。私はことし9月現在、一度だけ入浴しました。一度だけです。これは4月19日に市民文化講演としておいでになった講師の方と一緒にです。昨年は2度入りました。それは、おふろの温度がぬるいんでないか、そういうことが私の耳に入ったものですから、オープン前に、現場の文スポの職員と、手でさわっておってもわからんと。これはやっぱり1回入ってみにゃわからんだろうと。それで職員と2人で入りました。そして、職員からいろんな事情を聞きながら、もう1年になるから、ただでメンテナンスをやってもらえるところはやらにゃあかんと。赤くさびてきた水が出ておる部分もありました。もう一度あります。これも職員からです。私は、深層水もいいんだけれども、薬湯をやれと。で、一度はやった。しかし私は、一度だけど、同じ種類だけでおもしろくないと。こういうことで、1週間交代か10日交代でもいい、この10日間はショウブだ、次の10日間はカボチャだ、そういう形でやれと言ったところをやって、1回入ってくれと。で、職員と入りました。去年は2度です。おととしは、開館後、やはりこれも文化講演会でおいでになった方と一度入っております。都合4回入ったうち2回は、文化講演の事業費の中から講師と一緒にチケットを払っております。あとの2回は、文化スポーツ振興財団の理事長という立場で入った。合計2年3カ月の間に4回しか入っていないものをつかまえて、ただで入浴しておるなんて、この通告は極めて不謹慎であります。撤回していただきたいと思います。私の事情を説明したんですから。


 また、公用車で私用だと。恐らく歴代7人の市長の中でこれほど公用車を使わない市長はいないと私は自負しております。年末年始のいろんな諸会合、恐らく年末年始の会合は、今でもそうなんですけれども、午後6時ぐらいなんですね。午後6時ということは5時50分ぐらいに会場に入る。それで職員は戻るわけです。超勤はつかんわけです。その後は、ほとんど私は家の人間が迎えに来て帰っておる。たまたま役所で5時半、6時に終わったとき、帰り際にショッピング、魚を買ったり、野菜を買ったり、夕食、家族と連絡をとった中で、魚ないから、あんた自分のものだけ買ってこられ、こういう形では時々あります。しかし、冒頭言ったものから比較すると、恐らく歴代の市長で公用車を私用に使っていない市長はいないとはっきり明言しておきたいと思います。


 豊項、これは豊項に私が行く行かん、これは残念ながら当局の権限だと思います。立場が逆で、当局から議会に、この会合は議長が行くべきでない、副議長と交代されたらどうですかと言えるわけがない。議会は議会の判断で行っている。私が議会にいたとき、事務局と3人で行ったこともあります。おととしは当局は3人で行きました。去年は議会は2人であります。それはその時々の、議会は議会の議長の判断でありますから、3人行ったこともあれば、2人行ったことも何度もありますから、それは当局の権限であるということでご理解いただきたいと思います。


 だじゃれというのは、これは上田議員は上田議員の意見としてお聞きしておきます。人間、4年に一回選挙を戦う者の試練として、そういうことも含めてトータルで有権者が判断するんだろうと思います。


 以上です。


○議長(砂原 孝君)  上田議員。


○14番(上田昌孝君)  あなたともこういう話をすることはこれでありませんので、本当に自分で頑張ってもらいたいと思う。あなたにこういう苦言を言う人は絶対いないんですから、ひとつ頑張ってくださいね。


 もう時間も最後になりましたが、何よりも大切なことを端的に一言で言いますと、行政は市民を管理することではない、市民を支えること、このことを皆さん忘れないで頑張っていただきたいと思うんです。


 先ほどのまち交の話も、どちらかというと行政が市民を管理している範疇に入ってしまっている。支えるという気持ちがあれば、住民がど真ん中にいなきゃいけない。市民が真ん中におる政治を目指して頑張っていただきたいと思います。


 これで終わります。ありがとうございました。


○議長(砂原 孝君)  以上をもって市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を終結いたします。


         ──────────◇──────────





◎議案の委員会付託





○議長(砂原 孝君)  次に、ただいま議題となっております議案第66号から議案第72号までは、お手元に配付してあります議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。


 会議日程に従い、本会議休会中にそれぞれ調査、審議を願います。


 なお、決算特別委員会の委員長に島川実君、副委員長に相川隆二君が選任されておりますことをご報告いたします。


 明日から9月17日まで本会議を休会いたします。


 9月18日午後1時30分から本会議を開き、各常任委員長並びに決算特別委員長の報告を求め、質疑、討論並びに採決を行います。討論を希望される方は、9月18日午前10時まで議長あてに通告願います。


 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。


              午後5時17分散会