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富山県 滑川市

平成21年 3月定例会(第1号 3月 4日)




平成21年 3月定例会(第1号 3月 4日)





 
                  平成21年3月


          滑川市議会定例会会議録 第1号





平成21年3月4日(水曜日)


         ──────────────────────


             議 事 日 程   第 1 号


                        平成21年3月4日(水)午前10時開議


第 1  会議録署名議員の指名


第 2  会期の決定


第 3  議案第1号 平成21年度滑川市一般会計予算


第 4  議案第2号 平成21年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


第 5  議案第3号 平成21年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計予算


第 6  議案第4号 平成21年度滑川市介護保険事業特別会計予算


第 7  議案第5号 平成21年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


第 8  議案第6号 平成21年度滑川市下水道事業特別会計予算


第 9  議案第7号 平成21年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


第 10  議案第8号 平成21年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


第 11  議案第9号 平成21年度滑川市水道事業会計予算


第 12  議案第10号 平成20年度滑川市一般会計補正予算(第4号)


第 13  議案第11号 平成20年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)


第 14  議案第12号 平成20年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)


第 15  議案第13号 平成20年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


第 16  議案第14号 平成20年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)


第 17  議案第15号 平成20年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)


第 18  議案第16号 滑川市資源ごみ保管施設条例の制定について


第 19  議案第17号 滑川市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について


第 20  議案第18号 滑川市総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について


第 21  議案第19号 滑川市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について


第 22  議案第20号 滑川市漁業用作業保管施設条例の一部を改正する条例の制定につ


           いて


第 23  議案第21号 滑川市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について


第 24  議案第22号 滑川市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する


           条例の制定について


第 25  議案第23号 滑川市陶芸の館設置条例の一部を改正する条例の制定について


第 26  議案第24号 滑川市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について


第 27  議案第25号 滑川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正す


           る条例の制定について


第 28  議案第26号 富山地域衛生組合への加入について


第 29  議案第27号 辺地に係る総合整備計画の策定について


第 30  議案第28号 辺地に係る総合整備計画の変更について


第 31  議案第29号 滑川市民会館の指定管理者の指定について


第 32  議案第30号 滑川市営駐車場の指定管理者の指定について


第 33  議案第31号 滑川市自転車駐車場の指定管理者の指定について


第 34  議案第32号 滑川市農村研修センターの指定管理者の指定について


第 35  議案第33号 滑川市農村環境改善センターの指定管理者の指定について


第 36  議案第34号 滑川市産業研修センターの指定管理者の指定について


第 37  議案第35号 滑川市勤労身体障害者教養文化体育施設の指定管理者の指定につ


           いて


第 38  議案第36号 滑川市漁民センターの指定管理者の指定について


第 39  議案第37号 滑川市ほたるいか観光施設の指定管理者の指定について


第 40  議案第38号 滑川市海洋深層水分水施設の指定管理者の指定について


第 41  議案第39号 浜加積地区福祉センターの指定管理者の指定について


第 42  議案第40号 滑川市シルバーワークプラザの指定管理者の指定について


第 43  議案第41号 滑川市ゲートボール場の指定管理者の指定について


第 44  議案第42号 滑川市運動公園の指定管理者の指定について


第 45  議案第43号 滑川市東福寺野自然公園の指定管理者の指定について


第 46  議案第44号 滑川市総合体育センターの指定管理者の指定について


第 47  議案第45号 滑川市みのわテニス村の指定管理者の指定について


第 48  議案第46号 滑川市下梅沢テニスコートの指定管理者の指定について


第 49  議案第47号 滑川市千鳥スキー場の指定管理者の指定について


第 50  議案第48号 不動産の処分について


第 51  報告第1号 地方自治法第180条による専決処分について


            専決第1号 損害賠償請求に係る和解に関する件


         ──────────◇──────────


               本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 議案第1号 平成21年度滑川市一般会計予算


日程第4 議案第2号 平成21年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


日程第5 議案第3号 平成21年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計予算


日程第6 議案第4号 平成21年度滑川市介護保険事業特別会計予算


日程第7 議案第5号 平成21年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


日程第8 議案第6号 平成21年度滑川市下水道事業特別会計予算


日程第9 議案第7号 平成21年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


日程第10 議案第8号 平成21年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


日程第11 議案第9号 平成21年度滑川市水道事業会計予算


日程第12 議案第10号 平成20年度滑川市一般会計補正予算(第4号)


日程第13 議案第11号 平成20年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)


日程第14 議案第12号 平成20年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)


日程第15 議案第13号 平成20年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


日程第16 議案第14号 平成20年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)


日程第17 議案第15号 平成20年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)


日程第18 議案第16号 滑川市資源ごみ保管施設条例の制定について


日程第19 議案第17号 滑川市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について


日程第20 議案第18号 滑川市総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について


日程第21 議案第19号 滑川市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について


日程第22 議案第20号 滑川市漁業用作業保管施設条例の一部を改正する条例の制定につ


           いて


日程第23 議案第21号 滑川市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について


日程第24 議案第22号 滑川市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する


           条例の制定について


日程第25 議案第23号 滑川市陶芸の館設置条例の一部を改正する条例の制定について


日程第26 議案第24号 滑川市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について


日程第27 議案第25号 滑川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正す


           る条例の制定について


日程第28 議案第26号 富山地域衛生組合への加入について


日程第29 議案第27号 辺地に係る総合整備計画の策定について


日程第30 議案第28号 辺地に係る総合整備計画の変更について


日程第31 議案第29号 滑川市民会館の指定管理者の指定について


日程第32 議案第30号 滑川市営駐車場の指定管理者の指定について


日程第33 議案第31号 滑川市自転車駐車場の指定管理者の指定について


日程第34 議案第32号 滑川市農村研修センターの指定管理者の指定について


日程第35 議案第33号 滑川市農村環境改善センターの指定管理者の指定について


日程第36 議案第34号 滑川市産業研修センターの指定管理者の指定について


日程第37 議案第35号 滑川市勤労身体障害者教養文化体育施設の指定管理者の指定につ


           いて


日程第38 議案第36号 滑川市漁民センターの指定管理者の指定について


日程第39 議案第37号 滑川市ほたるいか観光施設の指定管理者の指定について


日程第40 議案第38号 滑川市海洋深層水分水施設の指定管理者の指定について


日程第41 議案第39号 浜加積地区福祉センターの指定管理者の指定について


日程第42 議案第40号 滑川市シルバーワークプラザの指定管理者の指定について


日程第43 議案第41号 滑川市ゲートボール場の指定管理者の指定について


日程第44 議案第42号 滑川市運動公園の指定管理者の指定について


日程第45 議案第43号 滑川市東福寺野自然公園の指定管理者の指定について


日程第46 議案第44号 滑川市総合体育センターの指定管理者の指定について


日程第47 議案第45号 滑川市みのわテニス村の指定管理者の指定について


日程第48 議案第46号 滑川市下梅沢テニスコートの指定管理者の指定について


日程第49 議案第47号 滑川市千鳥スキー場の指定管理者の指定について


日程第50 議案第48号 不動産の処分について


日程第51 報告第1号 地方自治法第180条による専決処分について


            専決第1号 損害賠償請求に係る和解に関する件


         ──────────◇──────────


出席議員(15名)


    1番 高 木 悦 子 君    2番 原     明 君


    3番 岩 城 晶 巳 君    4番 中 島   勲 君


    5番 古 沢 利 之 君    6番 浦 田 竹 昭 君


    7番 開 田 晃 江 君    8番 中 川   勲 君


    9番 澤 谷   清 君    10番 砂 原   孝 君


    11番 野 末 利 夫 君    12番 高 橋 久 光 君


    13番 前 田 新 作 君    14番 上 田 昌 孝 君


    15番 相 川 隆 二 君


欠席議員(1名)


    16番 島 川   実 君


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             説明のため出席した者の職・氏名


  市   長             中 屋 一 博 君


  副 市 長             出 村 眞佐範 君


  総務部長              竹 野 博 和 君


  企画情報課長            池 本   覚 君


  総務課長              小 幡 卓 雄 君


  総務部次長財政課長事務取扱     坪 川 宗 嗣 君


  税務課長              荒 木   隆 君


  産業民生部長            高 田 健 作 君


  市民課長              和 泉 武 義 君


  生活環境課長            高 辻   進 君


  産業民生部参事福祉課長事務取扱   小 幡 喜代恵 君


  産業民生部次長高齢介護課長事務取扱 佐 藤 孝 男 君


  産業民生部参事商工水産課長事務取扱 若 林 克 己 君


  農林課長              新 村   剛 君


  建設部長              杉 野   司 君


  建設部次長まちづくり課長事務取扱  脇 坂 義 美 君


  建設課長              菅 沼   勉 君


  建設部参事上下水道課長事務取扱   梅 原 士 朗 君


  会計管理者会計課長事務取扱     中 川 友 明 君


  監査委員事務局長          寺 崎 満 幸 君


  消防本部次長総務課長        石 原 雅 雄 君


  消防署長              飛   三津夫 君


  教育委員長             渡 辺 祐 一 君


  教 育 長             中 屋 久 孝 君


  教育次長学務課長事務取扱      梶 谷 正 夫 君


  生涯学習課長兼スポーツ課長     稲 谷 幹 男 君


         ──────────◇──────────


         職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名


  事務局長              大 黒 隆 文


  局長補佐              大 澤 義 信


         ──────────◇──────────





◎開会の宣告





○議長(砂原 孝君)  ただいまから、平成21年3月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎午前10時00分開議





○議長(砂原 孝君)  ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配付してあるとおり、それぞれ出席者の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあるとおりであります。


         ──────────◇──────────





◎会議録署名議員の指名





○議長(砂原 孝君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、3番岩城晶巳君、4番中島勲君を指名いたします。


         ──────────◇──────────





◎会期の決定





○議長(砂原 孝君)  次に日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(砂原 孝君)  7番開田晃江君。


○7番(開田晃江君)  本定例会の会期を、本日から3月19日までの16日間としてはいかがかと存じます。お諮りをお願いいたします。


○議長(砂原 孝君)  ただいま、7番開田晃江君から、本定例会の会期を、本日から3月19日までの16日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(砂原 孝君)  ご異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から3月19日までの16日間と決定いたしました。


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◎議案第1号から議案第48号まで及び報告第1号一括上程





○議長(砂原 孝君)  日程第3、議案第1号平成21年度滑川市一般会計予算から、日程第50、議案第48号不動産の処分についてまで及び日程第51、報告第1号地方自治法第180条による専決処分についての49件を一括上程議題といたします。


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◎提案理由説明





○議長(砂原 孝君)  市長から提案理由の説明を求めます。


 中屋市長。


     〔市長 中屋一博君登壇〕


○市長(中屋一博君)  おはようございます。


 本日、ここに平成21年3月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました平成21年度予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の諸問題について、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。





1 予算編成の基本方針


 平成21年度予算編成の基本方針について申し上げます。


(1)経済の見通し


 最近の我が国経済は、百年に一度と言われる危機的な世界の経済金融情勢の中で、輸出や生産は極めて大幅に減少し、企業収益も大幅に減少するなど、景気は急速な悪化が続いており、厳しい状況となっております。先行きについては、当面、悪化が続くと見られ、急速な減産の動きなどが、雇用の大幅な調整に繋がることが懸念されており、給与や雇用への不安などが消費者の生活防衛意識を高め、個人消費に影響が出始めたことに注視しなければならないとしております。


(2)国の予算・地方財政


 平成21年度の国の一般会計予算案は、前年度当初予算に対して、6.6%増と、景気後退への対応を最優先に、これまでの歳出抑制方針を維持しつつ、雇用創出や年金、医療など国民生活の安全網の充実対策や、内需拡大と成長力強化等に向けた税制上の措置をとるとともに、税収の大幅な減少が見込まれることから、新規国債の大幅な発行増などで財源を確保することとしており、予算規模は、過去最大の88兆5,480億円となっております。


 地方財政につきましては、平成21年度の地方財政計画において、その規模は前年度に対して、1.0%減としており、人件費や投資的経費をはじめ一般行政経費の各分野にわたり厳しく抑制する一方で、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額を確保するとされ、この中で、地方公共団体が雇用創出等を図るとともに地域における安全・安心の確保や、地域活性化に向けた事業を円滑に実施することができるよう、地方交付税を1兆円増額するとされたところであります。


(3)本市の予算


 本市の平成21年度の予算は、厳しさを増す財政環境の下で、国の予算案や地方財政計画等も勘案しながら、事業や経費の徹底的な見直し・縮減を図ったうえで、市民福祉の向上と市勢の伸展のため、本市の特色ある施策に創意と工夫を凝らし、財源の重点的・効率的な配分による健全財政の堅持を基本として、予算編成に努めたところであります。


 歳入につきましては、まず市税では、世界的な経済金融不況に伴い、国内の景気も急激に悪化しており、このため、個人市民税や固定資産税の減収はもとより、特に法人市民税は極めて大幅な減収になるものと予測しております。


 地方交付税については、「生活防衛のための緊急対策」に基づく1兆円の増額などによる総額の伸びや、市税の減収などによる増加の要因があるものの、算入される公債費の減少や、交付税の原資となる国税の今後の収入見込みなど予測し難い状況となっております。


 こうした厳しい歳入状況の中ではありますが、将来の負担となる新たな市債の発行を抑制するとともに、財政調整基金の取り崩しについては、前年度予算額を上回ることのないよう配意しながら、財源の確保に努めたところであります。


 一方、歳出につきましては、滑川市総合計画に基づき市民福祉の向上や社会基盤の整備、産業の振興、教育文化の向上を図るための諸施策として、特に子育て支援や高齢者福祉、地球環境対策、年次計画に基づく小学校大規模改造事業などの促進に努めたところであります。


 加えて、緊急の経済・雇用対策として、国の交付金を活用した緊急雇用の創出や、雇用再生事業に積極的に取り組むこととしたところであります。


 こうした中においても、行財政改革の趣旨を踏まえて事務事業の徹底した見直しや、職員数の削減計画に基づく人件費の抑制を図るとともに、補償金が免除される高金利の公的資金の繰り上げ償還を引き続き実施することとしております。


 このように、予算編成にあたっては、効率的な行政の推進による経費の節減と、財源の効率的な配分による健全財政の堅持を基本としたところであり、平成21年度一般会計予算は、前年度当初予算と比べて1.4%の減となるものであります。


2 歳出予算の概要


 次に、歳出予算の概要について申し上げます。


 平成21年度の会計別予算規模は、


    一般会計 108億2,324万円


        (対前年度当初予算比1.4%減)


    特別会計 78億8,634万7,000円


        (対前年度当初予算比15.2%減)


    企業会計 8億407万7,000円


        (対前年度当初予算比9.7%減)


 予算総額は、195億1,366万4,000円で、前年度と比較して7.8%の減となるところであります。


 次に、基本施策別に予算の概要をご説明申し上げます。


(1)都市基盤の整備


 まず、都市基盤の整備について申し上げます。


 私たちのふるさと滑川を、快適で住みよいまちとして発展をもたらすため、本市の未来のあるべき姿を展望しつつ、都市基盤の整備を着実に推進してまいりたいと存じます。


? 都市計画


 中心市街地の空洞化が進行する中で、都市機能の再生と、コンパクトで持続可能なまちづくりへの転換が求められております。


 そのため、本市の都市づくりの方向性を定める、滑川市都市計画マスタープランの策定に向け、準備作業を行うこととしております。


 また、県施行の沖田川広域河川改修事業の促進を図る観点から、市が事業主体となって進めている都市計画道路加島町下島線(第二工区)につきましては、地元地権者をはじめ関係各位のご協力をいただき、順調に進捗しており、新年度におきましても引き続き事業の促進を図ることとしております。


? 公園・緑地


 東福寺野自然公園につきましては、近年のパークゴルフ熱の高まりに対応するとともに、各種大会の誘致に向け、パークゴルフ公認コースの認定取得を目指し、9ホールを増設することとしております。


 また、アクティブゾーンには、家族連れなど幅広く利用者の増加を図るため、アスレチック遊具を設置するなど施設整備を進めることとしております。


? 地域交通


 コミュニティバス「のる my car」につきましては、昨年6月に、路線等を一部見直し、引き続き実証実験運行を行っているところであります。1月末までの利用状況は、6万4,530人で、対前年同月比約19%増となっておりますが、引き続き運行状況を検証し、路線や時間帯等の検討を行い、より一層利用しやすいバスの運行に努めてまいります。


? 道路交通網


 一般国道8号バイパスにつきましては、平成21年度内の完成を目途に、上市川橋梁や有金高架橋の上部工工事が進められております。市としましては、富山市から魚津市までの4車線化の早期実現に向けて、関係機関に強く要望してまいります。


 市道宮窪大島線につきましては、東部小学校及び早月中学校の通学路であることから、歩道の拡幅を含む道路改良事業として取り組んでおりますが、新年度は事業費を大幅に増額し、推進に努めます。


 市の単独事業につきましては、地域住民の生活に密着した道路整備を図るため、優先度の高いものから順次、改良や舗装工事を実施し、市民の要望に応えてまいりたいと存じます。


 北陸新幹線事業につきましては、本市内においては、一部の用地交渉を残し、新幹線事業用地内の物件移転が進み、本体工事である高架橋工事も平成22年度末の完成を目指し、順調に進められているところであります。


 平成26年度末の開業に向け、北陸新幹線事業が円滑に推進されるよう、今後とも協力してまいりたいと存じます。


? 河 川


 中川水系沖田川総合流域防災事業につきましては、昨年度に施工した放水路の上流部に引き続き、下流部側の築造が進められており、市としましても早期完成を強く働きかけてまいります。


 市内を流れる中小河川につきましては、10月から3月までの非かんがい期においても、これまでは、慣行的に必要水量が確保されておりました。しかしながら、河川法に基づく非かんがい期の許可水量は、この半分程度とされており、これによると、中小河川の流量が減少し、市民生活に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。


 このことから、良好な生活環境を維持するための環境用水として、従来の水量相当分の水利使用許可を取得するため、所要の予算を計上しております。


? 上下水道


 上水道につきましては、昨年着手した横道配水池更新事業は順調に進捗しており、新年度においても引き続き、電気計装設備工事を実施することとしております。


 下水道につきましては、本年度末に、中野島・四ツ屋・菰原・上小泉等の各一部で、新たに供用開始となる予定であります。


 供用区域の皆様には、速やかに宅内排水設備工事を実施していただきますようご理解・ご協力をお願いするものであります。


 新年度の工事予定箇所につきましては、前年度に引き続き北野・上小泉地内等において管渠埋設工事を実施することとしております。


 また、浄化センターへの流入水量の増加に伴い、新たに水処理施設の増設工事を実施することとしております。


 農業集落排水事業につきましては、中加積地区の整備に向けて、昨年11月末に結成された地区の推進委員会と協議を進めるとともに、事業採択の申請に必要な調査・設計業務に着手することとしております。


(2)社会環境の整備


 次に、社会環境の整備について申し上げます。


 少子高齢化が急速に進むなど社会構造等の変化に的確に対応し、安心して暮らせるまちづくりを目指して、福祉や医療などをはじめとする社会環境の整備にさらに力を注いでまいります。


? 地域福祉


 核家族化が進むなど家族形態の変化に伴い、介護や子育ての機能が低下しつつあるとともに、地域における「人と人とのつながり」も希薄化してきております。


 このため、自助・共助・公助の理念に基づき、市民やボランティア、行政が手を取り合い協働して、一人ひとりがその地域において安心して暮らせる社会を構築していくことが重要な課題となっております。


 その取り組みの一つとして、市内全地域に「福祉見回り隊」を組織し、「見守り台帳」を基に、ふれあい訪問、日常の見守り、災害時支援など、日頃から高齢者や障害者宅を見守っていただいているところであります。「見守り台帳」につきましては、この後、昨年からの異動等を更新し、地域へお渡しすることとしております。


 障がい者福祉につきましては、障害者自立支援法が施行され3年が経過したところであります。障がいのある方が不自由を感じることなく、自立した生活を営むことができるよう、現在、第1期障害福祉計画の実績を踏まえ、平成21年度から23年度までの第2期障害福祉計画の策定に取り組んでいるところであります。


 具体的な福祉施策としましては、引き続き、障害者自立支援特別対策事業として、通所施設送迎サービス事業者への助成を行うこととしており、利用者の負担軽減を図っていくこととしております。


 また、補装具や日常生活用具の給付、「福祉タクシー券」「のる my car無料乗車券」の交付、手話奉仕員の派遣などの利用を促すとともに、障がい者の社会参加の促進に努めてまいります。


 柳原保育所の民営化につきましては、引き継ぎのための諸準備も最終段階に入っており、4月1日からの民営化に向け、今回、滑川市立保育所条例を一部改正することとしております。


 今後とも、引受法人や保護者会と十分協議をしながら、円滑な運営に努めてまいりたいと存じます。


 放課後学童保育につきましては、国の補助基準の改正により、今後、70人を超える育成クラブの分割が必要となってまいります。


 そのため、これまで実施場所について協議を進めてまいりましたが、西部小学校区につきましては、現在実施している西加積地区公民館に加え、西部小学校のランチルームにおいて実施することとなっております。


 東部小学校区につきましては、現在、放課後児童育成クラブや地元の皆様と実施場所について協議を進めているところであります。


 また、開設日数につきましても、年間250日以上となっており、新年度から新たに土曜日に開設するため、その準備を進めているところであり、子育て支援の観点からも関係各位のより一層のご協力・ご支援をお願いするものであります。


 生活保護につきましては、近年の社会・経済情勢により、低所得者の生活状況は厳しいものとなっており、とりわけ、急激な景気の悪化に伴う失業等により、若年層の方からの生活保護相談が増加しております。こうした相談に適切に対応し、生活困窮者に対して必要な生活支援をしてまいりたいと存じます。


? 高齢者福祉


 高齢者の生きがいや健康づくりを推進するため、引き続きシルバー人材センターや老人クラブ等への活動支援を行い、育成を図るとともに、各地区福祉センター等において、転倒予防、栄養改善、口腔機能の向上を取り入れた介護予防事業を積極的に推進してまいります。


 さらに、新年度から市民交流プラザにおいて、介護予防を中心とした「交流プラザいきいきデイサービス事業」を社会福祉協議会の協力を得て、新たに実施することとしております。


 また、職員提案による新たな事業として、老人週間において「孫心(まごころ)レター事業」を実施し、児童生徒等の敬老意識の醸成と市内の入浴施設の利用促進を図ることとしております。


 介護保険制度につきましては、平成21年度から23年度までの高齢者福祉計画・第四期介護保険事業計画を策定したところであります。


 この計画では、保険料段階について、保険料負担の一層の適正化を図るため、現行の7段階から9段階に変更して、65歳以上の方々の保険料を算定したところであります。


 なお、今回の介護報酬改定では、介護従事者の処遇改善を図る一方で、報酬改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため、国の平成20年度第2次補正予算において、改定率の概ね半分相当が介護従事者処遇改善臨時特例交付金として交付されることとなったことから、これによる目的基金を設置することとしております。


 これらにより、第四期における保険料は、現行の4,100円に対し、4,292円と4.7%の増額改定となるものであります。


 今後とも、高齢者が住み慣れた地域で健康で安心して暮らせる社会の実現に努めてまいります。


? 保健医療


 近年、自閉症や注意欠陥多動性障害といった発達障害を持つ幼児が多くなっており、これを支援する専門職の不足が課題となっております。


 市としましても、積極的な取り組みが必要と考えており、発達障害児の保護者をはじめ、福祉・教育・保健等の関係者と連携した体制づくりに努めることとしております。このため、これまでは1歳6カ月児健診や3歳児健診などの事後に相談を行っておりましたが、新年度からは、専門の先生による個々の障害に応じた、早期からの療育支援を行うこととしております。


 また、国の出産・子育て支援の拡充を受けて、市では、妊婦一般健康診査の受診券による助成を、従来の5回から14回に拡大いたします。さらに、里帰り等のために県外の医療機関で受診される場合も助成対象となるため、妊婦が安心して受診できるようになるものであります。


 昨年4月から、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型症候群)に着目した特定健康診査・特定保健指導が始まっております。


 新年度においては、生活習慣病の発症を抑制するため、本年度の健診結果や課題等を分析しながら効果的な事業運営を図ってまいります。


? 市民生活の安全・安心


 市民が、災害や事故・事件等から、その生命、身体・財産を守り、安全で安心な生活を送れるようにすることは、最も重要な課題の一つであります。


 本市の交通安全につきましては、昨年1年間の人身事故件数は193件で、前年に比べて28件の減となっておりますが、死亡者1人、負傷者234人と、依然予断できない状況にあります。


 そのため、交通安全協会等関係機関と緊密な連携のもと、幼児・児童や高齢者の交通安全教室を開催するとともに、高齢者運転免許自主返納者へのコミュニティバスフリー乗車証の交付事業を拡充することとしております。


 防犯につきましては、子どもたちを犯罪等から守るとともに、地域の自主的な防犯活動を推進するため、市及び各地区の安全なまちづくり推進センターや滑川市防犯協会等の活動に対し積極的に支援するとともに、警察等関係機関と連携し市民の安全・安心の確保に努めてまいります。


? 環境保全


 廃棄物対策につきましては、ごみの減量化、再資源化を推進するため、旧ごみ焼却場跡地に昨年末から建設しておりました資源ごみ保管のためのストックヤードの供用開始に伴い、新年度から、「新聞、雑誌・チラシ、古布」を分別回収に加えることとしております。


 また、あわせて分かりやすい収集日程とするため、可燃、不燃、資源各ごみの収集体制の一部を見直して収集することとしておりますので、引き続き、ごみの分別、減量化にご理解・ご協力をお願いいたします。


 地球温暖化防止対策につきましては、国だけでなく、地域レベルでの温室効果ガスの削減が求められていることから、引き続き環境フェアの開催やマイバック運動を推進するほか、新年度から遮光効果及び蒸散作用を持つ「つる性植物」で建物等の壁面を緑化する緑のカーテン設置事業の展開や、住宅用太陽光発電システムの設置に対する補助制度を設けることとしております。


 し尿処理場につきましては、施設の老朽化や、下水道等の普及により処理量が減少している状況にあります。


 このことから、富山市、上市町及び立山町で構成する富山地域衛生組合の新たなし尿処理場の整備計画に参画しているところでありますが、このたび、正式にこの組合に加入することとし、そのための議案を提出しております。


 火葬場につきましては、火葬炉設備の老朽化による改修に向け、機器・装置等の状況を詳細に調査・解析し、火葬炉設備の整備方針を策定するため所要の予算を計上しております。


(3)産業の振興


 次に、産業の振興について申し上げます。


 市勢の躍進の原点は産業の発展にあります。企業立地や地域産業の活性化は、就業機会の拡大と市民の所得の向上に繋がり、活力に満ちた豊かなまちづくりに大きく寄与するものであります。


? 農 業


 本市における21年産水稲の生産目標数量につきましては、昨年と同じ7,858トンの割り当てを受け、これに基づく水稲作付け可能面積が各生産組合に通知されたところであり、これまでと同様に、関係機関と連携し目標の達成に努めてまいります。


 農業の基本的政策である水田経営所得安定対策につきましては、その推進のため、地域農業担い手育成推進事業や経営規模に応じた機械導入、農業経営合理化促進事業による農地の利用集積など「担い手」への支援に努めます。


 また、対策の対象とならない兼業農家などに対しましては、水田農業構造改革交付金を活用した産地確立対策、豊かな農村づくり推進事業による転作推進対策、品質向上対策などの実施により、支援してまいります。


 食育の推進につきましては、食の安全意識が高まる中で、学校給食への地元産食材の供給拡大を図るとともに、農産物とのふれあいや体験事業を実施し「地産地消」の推進を図ります。


 園芸振興につきましては、近隣の5市町の農家が「とやまの園芸ブランド産地強化事業」に合同で取り組むことから、球根の原種と球根専用の掘り取り機導入に支援することとしております。


 農業集落の環境対策につきましては、中山間地域等交付金事業や農地・水・環境保全向上対策事業を引き続き実施し、まだ実施されていない集落への取り組みを促すとともに、農地等の多面的機能の保全と地域共同活動を支援してまいります。


 有害鳥獣対策につきましては、昨年に引き続きカウベルトの郷づくり事業を実施し、野生動物との棲み分けと景観保全を図るとともに、有害鳥獣捕獲隊の隊員確保など、市民生活の安全確保と農作物の被害防止に努めます。


 林業につきましては、滑川市森づくりプランに基づく、水と緑の森づくり事業やカシノナガキクイムシなど森林病害虫等防除事業を継続的に実施し、森林の保全に努めてまいります。


? 水産業


 水産業につきましては、魚価の低迷や後継者不足などの課題が山積しておりますが、引き続き、漁業経営の安定化に資するための助成措置を講ずることとしております。


 昨年着工した、県営滑川漁港の漁具干場等整備事業につきましては、平成23年度完成を目指し、本年は具体的な工事に入る予定となっております。


 また、市営高月漁港につきましては、漁港出入り口が砂利等で埋まり、航行の支障となることから、ほたるいか漁が終了次第、浚渫工事を実施することとしております。


 ホタルイカ漁につきましては、この3月1日から漁が始まったところでありますが、県水産試験場が発表した本年の富山湾の総漁獲量予報では、平年並みか、それを上回る1,900トンから2,400トン程度と予測されております。市としましては、例年以上の豊漁を期待するものであります。


? 観 光


 本年のほたるいか海上観光につきましては、実施期間を4月11日から5月6日までの26日間とし、観光協会で実施することとしております。


 漁業協同組合など関係業者をはじめ、ほたるいかミュージアムとの連携を図りながら、「ほたるいかのまち滑川」を大きく全国に発信してまいりたいと存じます。


 本年は、その一環として、本市と富山県との共同企画で、富山空港ターミナルビル内に、生きたほたるいかを展示し、県外からの来訪者に、その神秘の光を堪能していただくことを計画しており、細部について関係者と協議しているところであります。


 また、新川地域の3市2町が、滞在型観光を目指して連携する協議会につきましては、2月9日に、設立準備総会が開催され、正式名称を「富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏協議会」とされたところであります。今後、この協議会で取り組む各種の事業を通して、多くの観光客が新川地域を訪れ、本市の観光振興と交流人口の増大に繋がるよう努めてまいります。


 滑川市観光協会につきましては、1月30日の総会で、事務局を滑川商工会議所へ移転することが承認されたところであります。


 これにより、民間主導による観光振興策が活発に提案され、実施されることを期待するものであります。


 なお、ほたるいか海上観光に関する業務につきましては、従来どおり市で担当することとしております。


? 深層水


 海洋深層水は本市の貴重な固有資源であり、各種産業や観光等の分野において、様々な取り組みが期待されているところであります。


 深層水を利用した施設である、ほたるいかミュージアム、タラソピア、アクアポケットの3施設につきましては、オープン以来それぞれ10年ないし5年経過していることから、老朽化した機械・設備等の更新を必要に応じて順次行うこととしております。


 また、運営面においては、積極的な営業活動を展開し、来館者や利用者増を図るとともに、経費の縮減など効率的な経営がなされるよう努めてまいりたいと存じます。


? 工 業


 工業振興につきましては、栗山工業団地の第3期造成工事が昨年秋に完成したところであります。この度、スギノマシン株式会社との間で売却について協議が整い、合意に達しましたので、不動産の処分についての議案を提出しております。


 第3期工場増設が完成し、昨年から生産を開始した富士ゼロックスイメージングマテリアルズ株式会社につきましては、県の補助金にあわせ、市条例に基づき工業振興補助金を3年分割で交付することとしております。


 また、昨年後半からの景気の減速は本年に入って、急激に悪化しており、本市においても、製造業を中心に減産や事業所閉鎖を打ち出す企業が出るなど極めて深刻な打撃を受けております。


 市としましても、できる限りの金融対策、雇用対策等を講じるよう努めたいと考えております。


? 商 業


 商業の振興につきましては、個人消費の拡大による景気対策の一環として、国において定額給付金を支給するとされたところであります。


 こうした機会を捉え、滑川小売商業連合会が中心となり、プレミアム付き商品券を発行する計画が進められております。


 市としましては、市内だけで使える商品券を給付金で購入してもらうことにより、地域経済の活性化につながるものと期待しており、発行経費の一部について補助したいと考えております。


? 薬 業


 滑川市の伝統的な産業である薬業につきましては、改正薬事法による「登録販売者制度」の資質確認試験が昨年秋、実施されたところであります。配置薬業従事者には大変厳しい状況となっておりますが、この制度が生かされて、登録販売者の資格が配置薬業に誇りを持つきっかけになることを期待するものであります。


 また、インターネット販売が認められる医薬品の範囲につきましては、様々な意見が出ておりますが、厚生労働大臣直属の検討会が開催されるとのことであり、今後の動向に注視してまいりたいと考えております。


 市といたしましては引き続き、くすりのまち滑川のPRとその振興に努めてまいります。


? 労働・経済


 最近の雇用情勢につきましては、有効求人倍率は、本年1月末現在で、ハローワーク滑川管内では、0.38倍となっており、前年同月の0.77倍と比較して、0.39ポイント低下しております。


 このように、数字の上からも雇用情勢は非常に逼迫した状況となっており、県や関係機関と連携し雇用確保等について、情報交換や働きかけをしてまいります。


 具体的な雇用対策としましては、中高年齢離職者技能再訓練奨励金の適用年齢を、従来の40歳以上から30歳以上に引き下げ、奨励金も2万円から3万円に引き上げることとしております。


 また、中高年齢の離職者を雇用した場合の雇用奨励金についても、対象年齢の引き下げや、奨励金の引き上げを実施するほか、心身障害者の雇用奨励金についても、引き上げることとしております。


 加えて、国の雇用対策のための交付金を有効に活用し、市の臨時的な直接雇用や、各種の雇用創出事業を積極的に実施したいと考えております。


 金融対策としましては、国のセーフティネット保証や県の経済変動対策緊急融資に係る認定事務を迅速に行うとともに、小口事業資金の保証金に係る助成金を、従来の5分の3から5分の4に引き上げることとし、本年1月以降の貸付から適用することといたしております。


 緊急経済対策としましては、国の平成20年度第2次補正予算で措置された地域活性化・生活対策臨時交付金を活用した工事や新年度予算における工事等を可能な限り早期に発注してまいりたいと考えております。


(4)教育文化の向上


 次に、教育文化の向上について申し上げます。


 豊かな地域社会の実現は、創造性あふれる人づくりにあり、またその人づくりの基本は教育にあります。明日の郷土を拓く人材育成と豊かな人間性を育むため、今後とも、教育と文化のまちづくりに努めてまいります。


? 学校教育


 学校教育につきましては、安心・安全な施設整備を推進するため、このほど完成した西部小学校の耐震補強・大規模改造事業に引き続き、新年度は南部小学校において、校舎等の耐震補強・大規模改造工事に着手することとしております。


 平成23年度から実施予定となっている新学習指導要領の円滑な導入の一環として、小学校の外国語活動が前倒しで実施されることとなっており、本市でも新年度において南部小学校で5、6年生を対象に外国語活動実践研究事業を実施することとしております。


 加えて、各小学校においても新たに英語支援員を派遣し、英語活動推進事業を実施いたします。


 また、特殊教育から特別支援教育への転換を図るという基本的方向を受けて、個々のきめ細かな対応と教育的支援が必要な児童生徒等へのサポートを、さらに推進することとしており、スクールケアサポーターや、スタディメイトの配置を拡充して、特別支援教育の推進充実を図ってまいりたいと存じます。


 児童生徒の問題行動、いじめや不登校対策等につきましては、引き続き教育センターにおいて相談業務を行うとともに、中学校等に「心の教室」相談員を配置するなど、早期発見、早期対応に努めてまいります。


 また、不登校児童生徒を対象とした「あゆみ教室」による支援を含め、家庭・学校・地域が一層連携を密にしながら、関係機関の協力も得て問題解決に取り組んでまいります。


 学校環境の安心・安全体制の確保につきましては、地域の協力を得ながらパトロール体制を構築して、学校内外の安全の確保や施設の安全点検等を進め、安心して勉学できる環境の確保に努めているところであります。


 加えて、昨年度には教育委員会と滑川警察署との間で、児童健全育成連絡制度に関する協定を締結し、非行等の防止と安全を確保することとしたところであり、今後とも、小中学校等の環境の、より一層の安全・安心の確保に努めてまいります。


 幼児教育振興につきましては、幼稚園就園奨励費について、国の制度改正にあわせ、市としてもこれを改善することとしており、保護者負担の軽減を図ることとしております。


 県立高校の再編や課程見直しにつきましては、滑川高校と海洋高校が統合されることが確定し、新しい統合高校が平成22年度にも開校する段取りが検討されているとのことであります。


 市としましても、教育機会の確保や地域活性化とのかかわりなどの観点から、その推移に大きな関心を持っており、廃止される海洋高校の施設や跡地の利活用などにも、今後とも関係方面と十分協議するなど、県に働きかけてまいりたいと考えております。


? 生涯学習・文化・スポーツ


 生涯学習の振興につきましては、市民ニーズに対応した多彩な講座や教室を開催するほか、地区公民館が主体となった心豊かなまちづくり推進事業などの実施により、生涯学習機会の充実を図ってきたところであります。


 また、家庭教育推進事業や放課後子ども教室推進事業を引き続き実施し、家庭や地域の教育力の向上、子どもたちの安全・安心な環境づくり・居場所づくりに努めてまいります。


 図書館におきましては、昨年は学校夏休み期間中の約1カ月間に限り、開館時間の1時間延長を試行いたしましたが、本年は、試行期間の拡大について検討するとともに、システム改修により、インターネットでの図書予約が可能となるなど、市民の学習機会の拡充と利便性の向上を図ることとしております。


 芸術・文化の振興につきましては、本市出身であり、ポップアートの世界において斬新な作風で活躍されている作家の「池田太一展」を開催するほか、指定・未指定を問わず広くふるさとの再発見に寄与する文化財等を厳選した「滑川市の文化財展」を企画しております。


 また、劇団わらび座によるミュージカル「おくのほそ道」の公演と中学生を対象にしたワークショップを開催し、中学生の体験鑑賞会とするなど市民の方々とともに舞台芸術鑑賞の機会を提供いたします。


 そのほか、地域に根づいた伝統文化や音楽活動の支援を行い、市民の芸術活動の振興に努めてまいります。


 スポーツの振興につきましては、総合型地域スポーツクラブ「なめりCANクラブ」の活動について、ひとり一スポーツの推進のため、市民要望の多い教室等を増やすなど、さらに充実・発展するよう引き続き支援してまいります。


 また、平成22年10月に国内最大の生涯スポーツの大会である「第23回全国スポーツ・レクリエーション祭」が富山県において開催されることとなっており、本市においては、「バウンドテニス」競技を市総合体育センターで実施する予定であります。


 本年はその1年前となることから、リハーサル大会として、バウンドテニス競技の北信越ブロック選手権大会を本市で開催することとしております。


 今後は、関係機関や団体等で構成する「滑川市実行委員会」を早期に設立し、本大会に向けた諸準備に万全を期してまいります。


(5)その他


? 市街地活性化対策


 第2期まちづくり交付金事業につきましては、本年秋までに都市再生整備計画を策定し、国へ要望書を提出する予定としており、新年度予算に整備計画策定費など所要の予算を計上しております。


 この計画が採択されますと、22年3月に内示があり、22年度当初に交付申請を行い、交付決定を受けて事業に着手することとなります。


 事業期間は、平成22年から26年の5年間を予定しており、第1期の滑川駅周辺地区の整備に続き、もう一方の市の中心地である地鉄中滑川駅を中心に、市街地の活性化や交流人口の増加を目指したいと考えております。


 主な事業としましては、本年度に耐震診断を実施した市民会館大ホールの耐震補強にあわせたリニューアル、中滑川駅までの歩道整備、同駅前広場整備、橋場地区を中心とした親水公園、土蔵の整備、タラソピア、ほたるいかミュージアムの一部リニューアルなど、パブリックコメントの実施による市民の意見も参考にしながら幅広く検討し、仮称「安心・安全、人が集いふれあう、ふるさと再生のまちづくり」をテーマとした整備計画を策定したいと考えております。


 市街地の活性化対策につきましては、本年度から4つの事業で構成する「まちなか再生事業」を創設し、22年度までの3カ年の予定で実施しているところであります。


 その中で、まちなか居住推進事業につきましては、住宅の取得及び賃貸とも補助の要件が厳しいとの意見もあることから、若干の見直しを検討したいと考えております。


 危険老朽空き家対策事業につきましては、予想以上の申し込みがあり、一定の成果を上げているものと考えております。


 民間宅地開発補助金につきましては、開発業者のご理解を得ながら、本年度は2件の実績があったところであります。


 今後とも、これらの制度の周知を図り、市民の皆様のご意見を伺いながら市街地活性化対策を推進してまいりたいと存じます。


? 行政改革


 本市の行政改革につきましては、第4次行政改革大綱並びに集中改革プランに基づき、計画的かつ全庁的に推進してきているところであります。


 平成21年度は、その実施期間の最終年となることから、引き続きその推進を図るとともに、計画期間中における取り組み項目の進捗状況や達成状況等の検証を行い、これを踏まえた新たな大綱を策定し、平成22年度から新行革大綱のもと、引き続き行政改革を推進してまいりたいと考えております。


? 入札制度


 入札制度の改善につきましては、新年度から、一般競争入札を1,000万円以上の工事から500万円以上の工事に拡大することとし、これにあわせ、郵便入札も500万円以上の工事に、また、総合評価方式による入札を一般競争入札の一部で実施するなど、対象工事や実施件数を拡大することとしております。


 このほか、工事の適正な施工と品質確保を図る観点から、低入札価格調査制度を新たに導入するとともに、談合情報対応要領の改正や談合等による損害賠償を強化することとしております。


 さらに、入札参加資格の改正を行い、談合した場合は入札参加資格を抹消し、3年間は入札参加申請を受け付けないこととするなど、入札及び契約の一層の適正化に取り組んでまいる所存であります。


? 地域情報化


 平成23年7月には、アナログ放送が停波し、地上デジタル放送に完全移行となります。


 市としましても、学校や市営住宅等の公共施設の地デジ対応を推進するとともに、一般家庭においても早めに地デジ移行への対応が進むよう、市民への周知を図ってまいります。


 また、ケーブルテレビ事業においても、アナログからデジタルへの契約変更を積極的に推進するとともに、より親しみのある身近なコミュニティ番組の充実を図り、引き続き加入率の向上に努めてまいります。


? その他


 現在取り組んでいる「第3次滑川市総合計画」につきましては、平成22年度をもって計画期間が終了となります。


 このため、平成21年度、22年度の2カ年をかけて、23年度以降10年間についての新たな計画づくりに着手することとしております。新年度では、本市の目指すべき将来像や基本理念、これに基づく各施策の方向性などを示す「基本構想」の策定に向けて、全庁体制で取り組んでまいりたいと考えております。


3 歳入予算の概要


 次に、歳入予算の概要について申し上げます。


 まず一般会計につきましては、歳入予算の見積もりにあたり、国の経済見通しや国の制度改正、地方財政計画などの基調等を踏まえ、見込み得る額を計上したところであります。


 市税収入につきましては、急激な景気の悪化により個人市民税はもとより、企業収益の大幅な悪化が予測されることなどから、法人市民税は対20年度比約40%の減収を予測しており、固定資産税についても、平成21年度は土地・家屋の評価替えの年度であり、地価の下落傾向などの影響により減収になるものと見込まれることなどから、市税全体で約3億400万円、6.4%減の約44億1,500万円を計上しております。


 地方交付税は、地方財政計画に示された国の指針等をもとに、本市の基準財政需要額及び基準財政収入額を試算のうえ、20年度と同額の20億3,000万円を見込んでおります。


 国・県支出金など、それぞれの事業に伴う特定財源は、補助金改革等の動向を見極めながら歳出に見合う額を、市債につきましては、地方債計画等をもとに適債事業を見極めるとともに、有利な起債を選択するなど極力その抑制に努めながら、高金利地方債の繰り上げ償還に伴う借換債を計上しております。


 使用料、手数料は、行政改革大綱を踏まえ受益者負担の原則のもとに、過去の実績などを勘案し、見込み得る額を計上しております。


 財政調整基金の繰り入れについては、市税収入の減収や、下水道事業など特別会計への繰り出し、広域事業等の負担などに対処するため、20年度と同額の4億5,000万円を計上しております。


 また、特別会計につきましては、使用料、繰入金、市債などの収入について、実績などをもとに精査検討のうえ計上しております。


4 予算以外の案件


 次に、予算以外の案件について申し上げます。


 条例関係といたしましては、新たに制定するものとして、「資源ごみ保管施設条例」など2件、改正するものとして、「総合計画審議会条例の一部を改正する条例」など8件、その他の議案といたしましては、「富山地域衛生組合への加入について」「辺地に係る総合整備計画の策定について」「滑川市民会館の指定管理者の指定について」など公の施設の指定管理者の指定に関するもの及び「不動産の処分について」など23件を提案しております。


 また、報告といたしましては、「地方自治法第180条による専決処分について」であります。


5 平成20年度補正予算


 次に、平成20年度補正予算について申し上げます。


 議案第10号は、一般会計補正予算(第4号)であります。


 今回の補正予算額は、8億7,488万1,000円であり、補正後の予算額は124億4,457万7,000円となります。


 補正予算の内容としましては、追加経済対策が盛り込まれた国の第2次補正予算に伴うものが主となっております。


 まず、定額給付金給付事業費につきましては、5億4,596万8,000円を計上しており、住民への生活支援と地域の経済対策のため、原則として、2月1日に市の住民基本台帳か外国人登録原票に登録されている人に対し、1人当たり1万2,000円、18歳以下の子どもと65歳以上の高齢者には8,000円を追加して2万円の定額給付金を給付するものであります。給付事務の円滑な対応により、早期に給付できるよう努めてまいります。


 同様に、小学校入学前の3年間の第2子以降の児童を対象に、年額3万6,000円を給付する子育て応援特別給付金にかかる事業費として2,479万7,000円を計上しております。


 また、国の地域活性化・生活対策臨時交付金を活用して、老朽化が進んでいる小学校体育館の屋根改修やプール更衣室等の改修、総合体育館、市営住宅の修繕、道路改良、ほたるいかミュージアム、タラソピアの設備等の更新など総額1億800万円の改修工事費等を計上しております。


 このほか、固定資産税収入が予算額を大幅に上回る見込みとなったことなどから、財政調整基金として2億円の積立金を計上しております。


 繰越明許費としましては、追加経済対策としての国の平成20年度第2次補正予算に伴う定額給付金給付事業費や生活対策臨時交付金による各種の事業など11件を設定しております。


 議案第11号から議案第15号までは、それぞれ国民健康保険事業、後期高齢者医療事業、介護保険事業、下水道事業、水道事業の各特別会計や企業会計の補正予算であります。





 以上をもちまして、本定例会に提案いたしました諸案件の説明といたします。


 なにとぞ慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


○議長(砂原 孝君)  暫時休憩いたします。


                午前10時55分休憩


         ──────────────────────





◎議案の補足説明





○議長(砂原 孝君)  ただちに全体委員会を開きます。


 議案の順序により、補足説明を求めます。


              (議案の補足説明が行われる)


○議長(砂原 孝君)  以上で全体委員会を閉じます。


         ──────────────────────





◎午後4時40分再開





○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。


 本日の会議はこれまでとし、明午前10時から会議を開き、議案に対する当局の補足説明を求めます。


 本日はこれにて散会いたします。


 ご苦労さまでした。


                午後4時40分散会