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富山県 滑川市

平成20年 6月定例会(第1号 6月 9日)




平成20年 6月定例会(第1号 6月 9日)





 
                  平成20年6月


          滑川市議会定例会会議録 第1号





平成20年6月9日(月曜日)


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             議 事 日 程   第 1 号


                        平成20年6月9日(月)午前10時開議


第 1  会議録署名議員の指名


第 2  会期の決定


第 3  議案第44号 平成20年度滑川市一般会計補正予算(第1号)


第 4  議案第45号 平成20年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


第 5  議案第46号 滑川市法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の


           制定について


第 6  議案第47号 滑川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について


第 7  議案第48号 不動産の取得について


第 8  報告第1号 平成19年度滑川市繰越明許費繰越計算書


第 9  報告第2号 平成19年度滑川市事故繰越し繰越計算書


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               本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 議案第44号 平成20年度滑川市一般会計補正予算(第1号)


日程第4 議案第45号 平成20年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


日程第5 議案第46号 滑川市法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の


           制定について


日程第6 議案第47号 滑川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について


日程第7 議案第48号 不動産の取得について


日程第8 報告第1号 平成19年度滑川市繰越明許費繰越計算書


日程第9 報告第2号 平成19年度滑川市事故繰越し繰越計算書


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出席議員(16名)


    1番 高 木 悦 子 君    2番 原     明 君


    3番 岩 城 晶 巳 君    4番 中 島   勲 君


    5番 古 沢 利 之 君    6番 浦 田 竹 昭 君


    7番 開 田 晃 江 君    8番 中 川   勲 君


    9番 澤 谷   清 君    10番 砂 原   孝 君


    11番 野 末 利 夫 君    12番 高 橋 久 光 君


    13番 前 田 新 作 君    14番 上 田 昌 孝 君


    15番 相 川 隆 二 君    16番 島 川   実 君


欠席議員(なし)


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             説明のため出席した者の職・氏名


  市   長             中 屋 一 博 君


  副 市 長             出 村 眞佐範 君


  総務部長              竹 野 博 和 君


  総務課長              小 幡 卓 雄 君


  総務部次長財政課長事務取扱     坪 川 宗 嗣 君


  産業民生部長            高 田 健 作 君


  市民課長              和 泉 武 義 君


  産業民生部参事福祉課長事務取扱   小 幡 喜代恵 君


  産業民生部参事商工水産課長事務取扱 若 林 克 己 君


  建設部長              杉 野   司 君


  建設部次長まちづくり課長事務取扱  脇 坂 義 美 君


  建設課長              菅 沼   勉 君


  教育委員長             渡 辺 祐 一 君


  教 育 長             中 屋 久 孝 君


  教育次長学務課長事務取扱      梶 谷 正 夫 君


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          職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名


  事務局長              大 黒 隆 文


  局長補佐              大 澤 義 信


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◎開会の宣告





○議長(砂原 孝君)  ただいまから、平成20年6月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎午前10時00分開議





○議長(砂原 孝君)  ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配付してあるとおり、それぞれ出席者の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元に配付したとおりであります。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(砂原 孝君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、13番前田新作君、14番上田昌孝君を指名いたします。


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◎会期の決定





○議長(砂原 孝君)  次に日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(砂原 孝君)  16番島川実君。


○16番(島川 実君)  本定例会の会期を、本日から6月19日までの11日間としてはいかがかと思いますので、お諮り願います。


○議長(砂原 孝君)  ただいま、16番島川実君から、本定例会の会期を、本日から6月19日までの11日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(砂原 孝君)  ご異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から6月19日までの11日間と決定いたしました。


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◎議案第44号から報告第2号まで一括上程





○議長(砂原 孝君)  日程第3、議案第44号平成20年度滑川市一般会計補正予算(第1号)から日程第7、議案第48号不動産の取得についてまで並びに日程第8、報告第1号平成19年度滑川市繰越明許費繰越計算書及び日程第9、報告第2号平成19年度滑川市事故繰越し繰越計算書についてまで、以上7件を一括上程議題といたします。


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◎提案理由説明





○議長(砂原 孝君)  市長から提案理由の説明を求めます。


 中屋市長。


     〔市長 中屋一博君登壇〕


○市長(中屋一博君)  おはようございます。


 本日、ここに平成20年6月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の諸問題について、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。





1 当面の諸問題について


(1)都市基盤の整備等について


 まず、都市基盤の整備について申し上げます。


 都市基盤としての道路は、社会生活や産業・経済活動を支える最も基幹的な施設であり、今後とも積極的な道路交通網の整備に取り組んでまいりたいと存じます。


 一般国道8号バイパスにつきましては、今年度において、富山市水橋下砂子坂から上市町竹鼻までの約1.7キロメートルについて四車線化の舗装工事が発注され、有金高架橋の下部工や上市川橋梁の上部工工事も順次進められております。市といたしましても、引き続き四車線化の早期実現に向けた事業促進を関係機関に強く要望していくこととしております。


 県施行の道路関係事業につきましては、一般県道虎谷大榎線の大崎野地内において、引き続き道路改良が実施されることとなっております。


 歩道設置事業では、一般県道黒川滑川線の本江地内で、また、一般県道滑川停車場線の常盤町地内において、市民交流プラザ周辺整備の一環としての高質な歩道拡幅整備工事が引き続き実施されることとなっております。


 主要地方道滑川上市線の菰原歩道橋については、平成16年度に着手以来、このたび完成の運びとなり、6月30日に開通式が行われる予定となっております。これにより、通勤・通学時などにおける歩行者や自転車の安全確保が図られることとなり、地元をはじめ県及び関係機関の皆様のご理解とご協力に改めて感謝申し上げる次第であります。


 雪寒対策事業では、主要地方道蓑輪滑川インター線の下野地内において河川水を利用した消雪施設工事が、また、主要地方道富山魚津線の加島町から橋場町地内においては、消雪管の布設や既設管の更新が実施されることとなっております。


 河川事業では、総合流域防災事業として沖田川放水路の築造が河端町・加島町地内において引き続き実施されることとなっており、早期完成に向け関係各位のご理解とご協力をお願いするものであります。


 砂防事業では、早月川の蓑輪地内において、川底を保護する護床整備と一体となる護岸整備工事が引き続き実施されることとなっており、治水対策が進展するものと期待しております。


 海岸事業では、侵食対策として引き続き高塚地内で緩傾斜護岸の整備が進められることとなっており、さらに本年2月の寄り回り波により被害を受けた高塚及び高月地内の離岸堤や副離岸堤の災害復旧についても、順次復旧に努めたいとのことであります。


 北陸新幹線事業につきましては、早月川から上市川までの市内全線において、すべての高架橋工事が発注され、本格工事が行われるところであります。また、これに伴う市道有金上島線の付替え受託工事について、所要の予算を計上しております。市といたしましても、これらの北陸新幹線事業が円滑に推進されるよう、今後とも協力してまいりたいと存じます。


 市の単独事業につきましては、日常生活を支える重要な社会資本の整備を図るため、継続事業を優先しつつ、効率性、緊急性などを考慮しながら生活道路の改良を実施するため所要の予算を計上しております。


 また、昭和62年に購入した除雪トラックの更新について、国に補助要望をしていたところ、このたび補助内示がありましたので、所要の予算を計上しております。


 都市計画道路の見直しにつきましては、時代の変遷に合わせて、事業の必要性や実現性・計画の妥当性の検討を加えるため、所要の予算を計上し、調査・解析を行うこととしており、併せて、市民各位のご理解を求めていくこととしております。


(2)社会環境の整備について


 次に、社会環境の整備について申し上げます。


 障がい者福祉につきましては、平成21年度から23年度までの3カ年を期間とする「第二期障害福祉計画」を策定することとしており、現在、第一期計画の実績を踏まえ、鋭意作業を進めております。地域に必要な障がい福祉サービス基盤を確保し、障がい者の方々が自立した豊かな生活が送られるよう、幅広い関係者の意見を反映しながら、計画の策定に努めてまいります。


 柳原保育所の民営化につきましては、「引受法人選考委員会」において策定された「選考基準」について、地元及び保護者会への説明を終え、市広報6月号及びホームページで引受法人の募集を開始したところであります。募集期間は6月末までとし、その後、7月から8月にかけて「引受法人選考委員会」を開催し、検討していただく予定としております。今後とも、入所児童や保護者に不安を与えることなく、円滑に移行できるよう努めてまいりたいと存じます。


 社会福祉法人「廣和会」が高塚地内旧市営住宅跡地に建設を計画している小規模多機能型居宅介護施設につきましては、5月19日、国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の採択を受けたところであり、来年4月の開設に向け準備が進められております。市としましては、市有地の有償譲渡、建設への財政的支援等の対応をしてまいりたいと考えております。


 介護保険制度につきましては、平成18年度に予防重視型システムへの転換を図るなど制度改正が行われ、現在2年が経過したところであり、この間、利用者あるいは家族のご理解やサービス提供事業者のご協力により、順調に推移しているところであります。


 本年度は、平成21年度から23年度までを計画期間とする「高齢者保健福祉計画・第四期介護保険事業計画」策定の年に当たることから、5月8日に第1回の策定委員会を開催し、医療、福祉、公募等の分野から14名の委員に委嘱状を交付するとともに、滑川市の介護保険の現状についてご説明したところであります。


 今後は、いわゆる団塊の世代が高齢期を迎える2015年以降を見据えつつ、介護保険法の理念を十分に踏まえながら、高齢者ができる限り住み慣れた地域で、健康で安心して暮らせるような総合的な計画となるよう委員会の中で幅広く検討していただくこととしております。


 次に、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。


 国保制度においては、本年4月から始まった「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)」により、被保険者で75歳以上の方と65歳以上で一定の障害のある方がこの後期高齢者医療制度に移行するとともに、65歳以上の退職被保険者が一般被保険者へ異動するなど大幅な制度改正が行われたところであります。


 この中で、国保財政の会計区分においても、新たに後期高齢者支援金に係る課税分を明確化することが義務付けされ、更に、地方税法施行令の改正により、国民健康保険税の基礎課税額において、医療分の課税限度額が47万円に、後期高齢者支援分の課税限度額が12万円となりました。本市においても、低・中間所得者の負担を軽減する観点から、法定限度額までの引き上げを行うこととし、併せて、医療分と後期高齢者支援分を明確化した所要の補正予算と国民健康保険税条例の改正をご提案申し上げております。


 昨年6月から運行しているコミュニティバス「のる my car」につきましては、より一層市民が利用しやすいバスとするため、このたび、ルートや時間、運行日の一部を見直し、6月2日から、引き続き実証実験運行を開始したところであります。今後とも、市民に愛されるバスとしてPRに努めてまいりたいと考えております。


 本市の交通安全につきましては、5月末現在の交通事故件数は79件で、前年同期に比べて17件の減、死亡者数は連続586日ゼロを更新中で、負傷者数は27名の減となっております。しかし、県下的にはまだ依然として、高齢者被害の交通死亡事故が増加傾向にあることから、引き続き関係機関や関係団体との緊密な連携を図り交通安全対策を推進してまいりたいと考えております。


 このたび、本市の「行田の沢清水」が県内の他の3カ所とともに「平成の名水百選」に選定されたところであります。これは、本年7月に開催される北海道洞爺湖サミットが、環境問題を主要議題の一つとしていることにちなみ、環境省が全国で100カ所を選定したものであります。市としましては、引き続き地域の皆様の協力を得ながら、豊かな自然生態系を残す行田公園の保全と整備に努めてまいりたいと存じます。


(3)産業の振興について


 次に、産業の振興について申し上げます。


 米の生産調整につきましては、アルプス農業協同組合などの認定方針作成者が、水稲作付け可能面積を各生産組合長などに通知しており、5月28日から現地確認事務を実施しているところであります。


 品目横断的経営安定対策につきましては、名称が水田経営所得安定対策に変更となり、4月1日から加入申請が始まっており、多くの担い手が対策に加入できるよう説明会を開催するとともに農地の集積や大型農業機械の導入などに支援してまいります。


 農地・水・環境保全向上対策につきましては、昨年に続き8組織9集落が取り組みを継続するとしており、新たな取り組みを検討している集落には詳細な説明と指導をしているところであります。


 耕作放棄地対策につきましては、国において耕作放棄地解消支援ガイドラインが策定され、富山県耕作放棄地対策推進会議において推進体制などが協議されたところであります。今後は、滑川市農業委員会など関係機関と連携し、調査と対策に取り組むこととしております。


 食育につきましては、市制施行55周年記念事業として、食育月間中の6月29日に、市民交流プラザにおいて「なめりかわ食育フェア」を開催するほか、同じく記念事業として市民参加による55区画のそば栽培事業も予定しております。


 ツキノワグマ対策につきましては、本年5月に入ってから県内で人身被害が2件発生しているほか、本市内においても目撃情報が5月中に3件寄せられております。このため、早急に関係機関と対策を協議したところであり、被害防止のための啓発やパトロールなどを強化し、注意を喚起しているところであります。


 また、中山間地域の環境保全と野生動物による被害防止などを目的に、富山県農林水産公社や地元の協力により、牛を原野などに放牧し、その棲み分けを行うカウベルトの郷づくり事業を千鳥スキー場で実施しているところであります。


 本市漁業の中心となるホタルイカ漁につきましては、5月末までの漁獲量は673トンと昨年の369トンに比べ大幅に増加し、過去10年の同期平均520トンと比較しても、約1.3倍の豊漁となっております。


 ほたるいか海上観光につきましては、本年も滑川漁業協同組合の協力のもと、25日間の実施期間のうち20日間実施し、5日間が欠航となりました。観光船への乗船者数は、2,025人となり、昨年の25日間実施の2,146人には及ばなかったものの、1日あたりの乗船者数は、増加したところであります。


 また、本年は、初めての試みとしてゴールデンウィーク期間に行った、市民交流プラザとの連携による、「あいらぶ湯」の入浴券と「ほたるいか御膳」の朝食セット券は、161枚の売上げがあり、まずまずの結果であったと考えております。さらに、新聞各社及びテレビ局をはじめとする多くのマスメディアを通じて、全国に「ほたるいかのまち滑川」が紹介されており、相当のPR効果があったものと考えております。今後とも市観光協会をはじめ、関係機関と連携しながら広報宣伝活動に努めてまいりたいと存じます。


 「ふるさと龍宮まつり」につきましては、本年は7月19日・20日の両日、ほたるいかミュージアム周辺を中心に開催される予定であります。特に本年は、市制施行55周年を記念する一大イベントとして内容の拡充に努め、本市の一層の活性化とイメージアップが図られるよう支援してまいります。


 次に、予算関係としましては、国・県へ要望しておりました県営滑川漁港の漁具干場整備事業につきまして、このほど国の補助内示があったところであります。また、県では、漁港施設の老朽化状況を調べる機能診断を実施し、必要な方策を盛り込む機能保全計画を策定することとしており、これらにかかる本市の負担分について、さらに、市が事業主体となる漁民センターの防水改修工事についても、国の補助を得て実施することとし、これらについて所要の予算を計上したところであります。


 観光振興では、コンベンションの誘致やその参加者・観光リピーターの増加等を目的に、市内で宿泊される方が気軽に安価で県内観光ができるよう、市内事業者の観光タクシーの利用料金を半額とするコンベンションタクシー助成試行事業を実施することとしております。この事業は、タクシー利用料金の半額について、県、市及びタクシー事業者で負担するものであり、このため所要の予算を計上しております。


 工業振興につきましては、栗山工業団地の拡張について、このほど関係各位のご協力により合意を得ることができましたので、同団地に隣接する用地の取得及び造成事業に着手することとし、不動産の取得についての議案を提出しております。


 また、日本カーバイド工業株式会社早月事業所の農業用水からの取水に関して、国から改善を求められていた問題につきましては、このほど河川法第23条の流水占用の許可、いわゆる水利権を得ることで、国、県及び関係機関との間で協議が整ったところであります。市といたしましては、昭和31年からの工場誘致や工業用水の確保の経緯を踏まえ、水利権取得に関連する経費の一部について補助することといたしております。


 いずれにいたしましても、工業の振興は本市の活性化や地域経済の拡大及び雇用確保のうえで重要な役割を果たすものであり、今後とも積極的に取り組んでまいる所存であります。


 市民交流プラザにつきましては、6月11日で開館から1周年を迎えることから、記念イベントとして関係団体のご協力を得て「ふるさとふれあいフェスティバル」を開催いたします。また、入浴施設「あいらぶ湯」の1年間の利用者は、当初見込みを3万人以上上回る16万7,000人前後となる見通しであります。


(4)教育の向上について


 次に、教育の向上について申し上げます。


 市では、一人ひとりの子どもたちの個性を尊重し、豊かな人間性や創造的活力を育む教育を推進することを基本理念としており、そのための環境整備などにも努めてきているところであります。


 きらりと光るふるさとづくりを実現する鍵は、まさしく「人」の力であり、明日の郷土を拓く人材づくりのためには、社会の構成員としての資質として、心豊かでたくましい人間性を育むことが重要であります。


 そうした中で、今日の教育的な課題として、子どもたちのいじめや不登校、暴力行為などの児童・生徒の問題行動等については、憂慮すべき状況にあり、これには児童・生徒を取り巻く家庭や社会環境が複雑にからみあっている場合があります。このような場合に、児童・生徒の健全な成長には、教育的アプローチだけでなく、家庭や社会環境の改善を図る社会福祉面からの支援が不可欠と考えられております。


 このため、これまでのスクールカウンセラーの配置等に加えて、国が新たに実施するスクールソーシャルワーカー配置事業を活用して、児童・生徒が置かれている様々な環境に着目した効果的な働きかけや、学校と福祉関係機関との連携やネットワークを一層強化するなど、問題や課題の解決を図るための対応を推進するとともに、教育相談体制の充実を図ってまいることとしております。


(5)その他


 平成20年度税制改正法案の成立に伴い、任意の地方公共団体への寄附金、いわゆる「ふるさと納税」に対し、個人住民税の税額控除が受けられることとなったところであります。


 本市では、ふるさと滑川を応援したい、滑川に貢献したいと思っておられる方々の気持ちを、寄附金という形で具現化し、滑川のまちづくりのために役立てたいとの趣旨から「ふるさと滑川応援寄附金」を創設し、市のホームページに専用コーナーを設け、制度の周知とともに寄附金の受付けを実施しているところであります。お寄せいただいた寄附金は、ふるさと滑川づくりのための様々な事業に活用させていただくこととしており、一人でも多くの方が、この寄附金を通して、本市を応援してくださることを期待しているところであります。


 北陸新幹線並行在来線につきましては、このほど富山県並行在来線対策協議会から収支予測調査の第一次試算結果が公表されたところであります。これによりますと、開業10年目には赤字額が20億円を超えるという大変厳しい予測結果となっており、収支を均衡させるためには、経営改善策とともに需要喚起策が不可欠であるとされております。県では、駐車場の確保やコミュニティバスとの連携など沿線自治体においても独自の利用促進策が必要であるとしており、本年度中には新駅設置のガイドラインも示すこととしております。市といたしましても、今後、このガイドラインに基づき具体的な検討を進めてまいりたいと存じます。


 平成23年7月24日をもって、テレビの地上波が完全デジタル化に移行する予定となっております。ネット3においても、今月からデジタルキャンペーンを実施しており、新規デジタル契約の加入促進とともに、アナログ契約からデジタル契約への変更を鋭意推進していくこととしております。


 安全・安心のまちづくりにつきましては、自主防災組織育成助成事業として曲渕町内会自主防災会が選定され、自治総合センターの助成を受けて収納倉庫などの整備を行う計画であり、このため所要の予算を計上しております。


 入札制度につきましては、本年4月から条件付き一般競争入札を1,000万円以上の工事に拡大するなどの取り組みをしてきておりますが、この度の公共下水道工事の談合事件を重く受け止め、本年7月から違約金の引き上げなど談合の抑止力となる方策を講ずるなど、より適正な競争による公共工事のコスト削減に努めるとともに、今回の事件が市民生活や市内経済に及ぼす影響等に十分配慮しながら最大限の努力をしてまいる所存であります。


(6)経済の動向と財政運営について


 次に、経済の動向と財政運営について申し上げます。


 最近の我が国経済においては、輸出の伸びが鈍化し、生産や雇用情勢、個人消費等も横ばいとなっており、景気回復は、このところ足踏み状態にあるとされております。先行きについては、原油価格の動向等に留意する必要があるものの、景気は穏やかに回復していくと期待されるところであります。


 平成20年度の地方財政は、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の伸びが鈍化する中で、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移すること等により大幅な財源不足が見込まれるものの、行政経費を各分野にわたり厳しく抑制するとともに、地方の再生に向けた地域活性化施策に対処するため、地方交付税及び一般財源の総額を確保することを基本とした地方財政対策を講じることとされております。


 こうしたなかで、本市財政につきましては、市税収入は20年度当初予算額を確保できる見込みとなったところであります。また、道路特定財源の暫定税率や財源の特例措置が継続されることとなったことから、当初予算で計上しておりました地方譲与税収入がほぼ確保できる見込みとなったことに加え、このほど地方道路整備臨時交付金事業による2路線の内示があったところであります。


 なお、平成19年度の財政収支につきましては、現在、決算の調製段階ではありますが、現時点における一般会計の実質収支は、6億円程度と見込んでおります。


2 補正予算の説明


 次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。


 議案第44号は、平成20年度一般会計補正予算(第1号)であります。


 今回の補正予算額は、1億2,546万8,000円であり、補正後の予算額は111億74万3,000円となります。


 歳入につきましては


  国庫支出金           1,400万円


  県支出金          591万3,000円


  繰越金          6,077万1,000円


  諸収入          3,658万4,000円


  市債               820万円


であります。


 一方、歳出につきましては


  議会費            9万6,000円


  民生費              58万円


  農林水産業費          1,229万円


  商工費           656万2,000円


  土木費          1億18万4,000円


  消防費              80万円


  教育費           495万6,000円


を計上いたしております。


 議案第45号は、平成20年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。


3 予算外案件


 このほか、予算以外の案件として、議案第46号は、法定外公共物の管理に関する条例の一部を、議案第47号は、国民健康保険税条例の一部を、それぞれ改正するものであります。


 また、議案第48号は、栗山工業団地の拡張のための不動産の取得についてであります。


 そのほか報告といたしましては、平成19年度の繰越明許費繰越計算書及び事故繰越し繰越計算書であります。





 以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。


 なにとぞ慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  暫時休憩いたします。


                午前10時33分休憩


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◎議案の補足説明





○議長(砂原 孝君)  ただちに、全体委員会を開きます。


 議案第44号から議案の順序により、補足説明を求めます。


              (議案の補足説明が行われる)


○議長(砂原 孝君)  以上で全体委員会を閉じます。


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                午前11時09分再開


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。


 明10日から6月11日までを休会といたします。6月12日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。


 質問並びに質疑を希望される方は、6月10日正午まで、議長あてに通告願います。


 本日はこれにて散会いたします。


 ご苦労さまでした。


                午前11時09分散会