議事ロックス -地方議会議事録検索-


富山県 滑川市

平成20年 3月定例会(第1号 3月 5日)




平成20年 3月定例会(第1号 3月 5日)





 
                  平成20年3月


             滑川市議会定例会会議録 第1号





平成20年3月5日(水曜日)


         ──────────────────────


             議 事 日 程   第 1 号


                        平成20年3月5日(水)午前10時開議


第 1  会議録署名議員の指名


第 2  会期の決定


第 3  議案第1号 平成20年度滑川市一般会計予算


第 4  議案第2号 平成20年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


第 5  議案第3号 平成20年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計予算


第 6  議案第4号 平成20年度滑川市介護保険事業特別会計予算


第 7  議案第5号 平成20年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


第 8  議案第6号 平成20年度滑川市下水道事業特別会計予算


第 9  議案第7号 平成20年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


第 10  議案第8号 平成20年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


第 11  議案第9号 平成20年度滑川市水道事業会計予算


第 12  議案第10号 平成19年度滑川市一般会計補正予算(第5号)


第 13  議案第11号 平成19年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)


第 14  議案第12号 平成19年度滑川市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)


第 15  議案第13号 平成19年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


第 16  議案第14号 平成19年度滑川市水道事業会計補正予算(第3号)


第 17  議案第15号 滑川市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の


           制定について


第 18  議案第16号 滑川市後期高齢者医療に関する条例の制定について


第 19  議案第17号 滑川市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び


           活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条


           例の制定について


第 20  議案第18号 滑川市組織機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定に


           ついて


第 21  議案第19号 滑川市の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定に


           ついて


第 22  議案第20号 滑川市手数料条例の一部を改正する条例の制定について


第 23  議案第21号 滑川市工業振興条例の一部を改正する条例の制定について


第 24  議案第22号 滑川市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の


           制定について


第 25  議案第23号 滑川市乳児、幼児及び児童医療費助成に関する条例の一部を改正


           する条例の制定について


第 26  議案第24号 滑川市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する


           条例の制定について


第 27  議案第25号 滑川市重度心身障害者等医療費助成条例の一部を改正する条例の


           制定について


第 28  議案第26号 滑川市在宅福祉介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定に


           ついて


第 29  議案第27号 滑川市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について


第 30  議案第28号 滑川市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例


           の制定について


第 31  議案第29号 滑川市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定に


           ついて


第 32  議案第30号 滑川市道路占用条例の一部を改正する条例の制定について


第 33  議案第31号 滑川市下水道条例の一部を改正する条例の制定について


第 34  議案第32号 滑川市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について


第 35  議案第33号 滑川市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


第 36  議案第34号 滑川市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制


           定について


第 37  議案第35号 滑川市知的障害者生活支援センター条例を廃止する条例の制定に


           ついて


第 38  議案第36号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


           専決第1号 平成19年度滑川市一般会計補正予算(第4号)


           専決第2号 平成19年度滑川市下水道事業特別会計補正予算


                 (第3号)


           専決第3号 平成19年度滑川市飲料水供給事業特別会計補正予算


                 (第1号)


第 39  議案第37号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及


           び規約の変更について


第 40  議案第38号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について


         ──────────◇──────────


              本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 議案第1号 平成20年度滑川市一般会計予算


日程第4 議案第2号 平成20年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


日程第5 議案第3号 平成20年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計予算


日程第6 議案第4号 平成20年度滑川市介護保険事業特別会計予算


日程第7 議案第5号 平成20年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


日程第8 議案第6号 平成20年度滑川市下水道事業特別会計予算


日程第9 議案第7号 平成20年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


日程第10 議案第8号 平成20年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


日程第11 議案第9号 平成20年度滑川市水道事業会計予算


日程第12 議案第10号 平成19年度滑川市一般会計補正予算(第5号)


日程第13 議案第11号 平成19年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)


日程第14 議案第12号 平成19年度滑川市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)


日程第15 議案第13号 平成19年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


日程第16 議案第14号 平成19年度滑川市水道事業会計補正予算(第3号)


日程第17 議案第15号 滑川市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の


           制定について


日程第18 議案第16号 滑川市後期高齢者医療に関する条例の制定について


日程第19 議案第17号 滑川市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び


           活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条


           例の制定について


日程第20 議案第18号 滑川市組織機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定に


           ついて


日程第21 議案第19号 滑川市の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定に


           ついて


日程第22 議案第20号 滑川市手数料条例の一部を改正する条例の制定について


日程第23 議案第21号 滑川市工業振興条例の一部を改正する条例の制定について


日程第24 議案第22号 滑川市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の


           制定について


日程第25 議案第23号 滑川市乳児、幼児及び児童医療費助成に関する条例の一部を改正


           する条例の制定について


日程第26 議案第24号 滑川市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する


           条例の制定について


日程第27 議案第25号 滑川市重度心身障害者等医療費助成条例の一部を改正する条例の


           制定について


日程第28 議案第26号 滑川市在宅福祉介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定に


           ついて


日程第29 議案第27号 滑川市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について


日程第30 議案第28号 滑川市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例


           の制定について


日程第31 議案第29号 滑川市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定に


           ついて


日程第32 議案第30号 滑川市道路占用条例の一部を改正する条例の制定について


日程第33 議案第31号 滑川市下水道条例の一部を改正する条例の制定について


日程第34 議案第32号 滑川市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について


日程第35 議案第33号 滑川市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


日程第36 議案第34号 滑川市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制


           定について


日程第37 議案第35号 滑川市知的障害者生活支援センター条例を廃止する条例の制定に


           ついて


日程第38 議案第36号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて


           専決第1号 平成19年度滑川市一般会計補正予算(第4号)


           専決第2号 平成19年度滑川市下水道事業特別会計補正予算


                 (第3号)


           専決第3号 平成19年度滑川市飲料水供給事業特別会計補正予算


                 (第1号)


日程第39 議案第37号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減


           及び規約の変更について


日程第40 議案第38号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について


         ──────────◇──────────


出席議員(16名)


    1番 高 木 悦 子 君    2番 原     明 君


    3番 岩 城 晶 巳 君    4番 中 島   勲 君


    5番 古 沢 利 之 君    6番 浦 田 竹 昭 君


    7番 開 田 晃 江 君    8番 中 川   勲 君


    9番 澤 谷   清 君    10番 砂 原   孝 君


    11番 野 末 利 夫 君    12番 高 橋 久 光 君


    13番 前 田 新 作 君    14番 上 田 昌 孝 君


    15番 相 川 隆 二 君    16番 島 川   実 君


欠席議員(なし)


         ──────────◇──────────


             説明のため出席した者の職・氏名


  市   長                 中 屋 一 博 君


  副 市 長                 出 村 眞佐範 君


  総務部長                  笹 林 一 樹 君


  総務課長                  小 幡 卓 雄 君


  総務部次長財政課長事務取扱         坪 川 宗 嗣 君


  企画情報課長                池 本   覚 君


  総務部参事税務課長事務取扱         松 本 高 志 君


  総務部参事市民課長事務取扱         清 河 哲 雄 君


  産業民生部長                高 田 健 作 君


  生活環境課長                石 田   修 君


  福祉課長                  小 幡 喜代恵 君


  産業民生部次長健康長寿課長事務取扱     佐 藤 孝 男 君


  産業民生部次長農林課長事務取扱       大 黒 隆 文 君


  産業民生部参事商工水産課長事務取扱     若 林 克 己 君


  産業民生部参事市街地活性化推進室長事務取扱 浜 田 茂 行 君


  建設部長                  杉 野   司 君


  土木課長                  菅 沼   勉 君


  建設部参事都市開発課長事務取扱       脇 坂 義 美 君


  下水道課長                 梅 原 士 朗 君


  参事水道局長事務取扱            福 田   宏 君


  会計管理者会計課長事務取扱         神 保 二三夫 君


  監査委員事務局長              寺 崎 満 幸 君


  消 防 長                 石 倉 俊 明 君


  消防署長                  岡 本 好 治 君


  教育委員長                 渡 辺 祐 一 君


  教 育 長                 中 屋 久 孝 君


  教育委員会事務局次長学務課長事務取扱    梶 谷 正 夫 君


  生涯学習課長                高 辻   進 君


  スポーツ課長                稲 谷 幹 男 君


         ──────────◇──────────


         職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名


  事務局長                  新 夕 正 隆


  局長補佐                  大 澤 義 信


         ──────────◇──────────





◎開会の宣告





○議長(砂原 孝君)  ただいまから、平成20年3月滑川市議会定例会を開会いたします。


         ──────────◇──────────





◎午前10時00分開議





○議長(砂原 孝君)  ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配付してあるとおり、それぞれ出席の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元に配付したとおりであります。


         ──────────◇──────────





◎諸報告





○議長(砂原 孝君)  日程に入る前に、報告いたします。


 去る2月27日、議会運営委員会委員の前田新作君から議会運営委員会委員の辞任をしたいとの申し入れがあり、委員会条例第13条の規定により、これを許可いたしました。


 また同日、新たに議会運営委員会委員に島川実君を、委員会条例第7条第1項の規定により指名いたしましたので、報告いたします。


         ──────────◇──────────





◎会議録署名議員の指名





○議長(砂原 孝君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、8番中川勲君、9番澤谷清君を指名いたします。


         ──────────◇──────────





◎会期の決定





○議長(砂原 孝君)  次に日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(砂原 孝君)  12番高橋久光君。


○12番(高橋久光君)  本定例会の会期を、本日から3月21日までの17日間としてはいかがかと存じます。お諮りを願います。


○議長(砂原 孝君)  ただいま、12番高橋久光君から、本定例会の会期を、本日から3月21日までの17日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(砂原 孝君)  ご異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から3月21日までの17日間と決定をいたしました。


         ──────────◇──────────





◎議案第1号から議案第38号まで一括上程





○議長(砂原 孝君)  日程第3、議案第1号平成20年度滑川市一般会計予算から、日程第40、議案第38号証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更についてまで、38件を一括上程議題といたします。


         ──────────◇──────────





◎提案理由説明





○議長(砂原 孝君)  市長から提案理由の説明を求めます。


 中屋市長。


     〔市長 中屋一博君登壇〕


○市長(中屋一博君)  おはようございます。


 本日、ここに平成20年3月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました平成20年度予算案並びにその他の案件の説明につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の諸問題について、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。





1 予算編成の基本方針


 平成20年度予算編成の基本方針について申し上げます。


(1)経済の見通し


 最近の我が国経済は、企業部門の底堅さが持続し、景気回復が続くと見込まれるものの、建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の改正の影響を受け、住宅建設が減少していること等から回復の足取りは緩やかになると見込まれております。


 また、サブプライム住宅ローン問題を背景とする金融資本市場の変動、原油価格の高騰等が石油製品等を中心に物価を上昇させるなど、我が国経済に与える影響については注視する必要があるとされております。


(2)国の予算、地方財政など


 平成20年度の国の予算は、前年度当初予算に対して、0.2%増とこれまでの歳出改革を緩めることなく、「活力ある経済社会の実現」「地方の自立と再生」「国民が安全で安心して暮らせる社会の実現」に施策を集中させることにより、予算配分の重点化・効率化を図るとともに、簡素で効率的な政府を実現するため、行政のスリム化・効率化を一層徹底・強化するとしているところであります。


 一方、地方財政につきましては、平成20年度の地方財政計画において、その規模は前年度に対して、0.3%増としており、国の取り組みと歩調を合わせて行政経費を各分野にわたり厳しく抑制を図るとともに、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額を確保するとされ、このなかで、地方税の偏在是正により生じる財源を活用し、新たに歳出の特別枠として「地方再生対策費」が計上され、地方交付税の算定を通じて、財政状況の厳しい地域に重点的に配分するとされたところであります。


(3)本市の予算


 本市の平成二十年度の予算編成にあたっては、引き続き厳しい財政環境の中で、こうした国の予算や地方財政計画等も勘案しながら、事業や経費の徹底的な見直し・縮減を図ったうえで、真に市民福祉増進のために必要な経費や、環境対策、教育の振興に加え、まちなか再生関連事業費など本市の特色ある施策の展開に必要な経費を盛り込み、健全財政の堅持を基本としながら、ソフト事業重視型の予算として編成したところであります。


 歳入につきましては、まず市税では、税制改正や税源移譲による個人市民税の増収や、景気の回復による法人市民税の増収が期待されるものの、固定資産税は若干の増にとどまると見込まれ、市税全体では、対前年度比3.8%の増としております。地方交付税では、市税の増収や算入される公債費の減少等に伴い、対前年度比10.1%減と大幅な減収を見込んでおります。このほか国庫支出金については、まちづくり交付金事業や西部小学校大規模改造事業など事業の終了や19年度補正予算での前倒し実施などにより9.1%の減となっており、県支出金についても、水田農業構造改善事業のハード事業が終了したことなどから9.4%減となっているところであります。また、市債については、国庫支出金と同様に事業の終了や前倒しに加え、新たな市債の発行の抑制に努めたことにより、25.6%の減となっております。


 一方、歳出につきましては、市民福祉の向上や社会基盤の整備、産業の振興、教育文化の向上を図るための諸施策として、乳幼児及び児童の医療費助成事業の拡充、新たに障害者「のる my car」無料乗車券の給付、市街地の活性化を図るまちなか居住推進事業、地球環境対策としてストックヤード建設事業、廃食用油再生燃料化推進事業、南部小学校大規模改造に向けた実施設計等委託、特別支援教育推進事業、みのわテニス村整備事業、横道配水池築造事業などのほか、職員提案による新たなソフト事業として市の魅力再発見事業や子育て支援メール発信事業などを実施することとしております。


 また、平成20年度は、市制施行55周年の節目となる年でもあることから、竹久夢二展や大平山濤展などの記念企画展を開催するほか、恒例のふるさと龍宮まつり海上花火大会においては、企業や市民の協賛をいただきながら、尺玉55連発を打ち上げるなど、「Go!Go!滑川」をキャッチフレーズに希望に満ちた元気あふれる年にしたいと願うものであります。


 こうした中においても、行財政改革の趣旨を踏まえて引き続き事務事業の徹底した見直しを行うともに、職員数の削減計画に基づき人件費の抑制を図ったところであり、加えて、補償金が免除される高金利の公的資金の繰り上げ償還を実施することとしております。


 このように、予算編成にあたっては、効率的な行政の推進と健全財政の堅持を基調として編成を行ったところであり、平成20年度一般会計予算は、前年度当初と比べて6.6%の減となっているところであります。


2 歳出予算の概要


 次に、歳出予算の概要について申し上げます。


 平成20年度の会計別予算規模は、


  一般会計 109億7,527万5,000円


       (対前年度当初予算比6.6%減)


  特別会計 93億344万4,000円


       (対前年度当初予算比16.8%減)


  企業会計 8億9,912万1,000円


       (対前年度当初予算比22.8%増)


 予算総額は、211億6,964万円で、前年度と比較して10.6%の減となるところであります。


 次に、基本施策別に予算の概要をご説明申し上げます。


(1)都市基盤の整備


 まず、都市基盤の整備について申し上げます。


 私たちのふるさと滑川を、快適で住みよいまちとして発展をもたらすため、国の公共事業等が縮減される中ではありますが、本市の未来のあるべき姿を展望しつつ都市基盤の整備を推進してまいりたいと存じます。


? 都市計画


 快適で機能的な住環境や日常生活の利便性など、都市づくりの目標を達成するため、滑川市都市計画マスタープランに基づき、総合的な都市づくりを進めていくこととしております。


 県施行の沖田川広域河川改修事業の促進を図る観点から、市が事業主体となって進めております、都市計画道路加島町下島線(第二工区)につきましては、地元地権者をはじめ関係各位のご協力をいただき、順調に進捗しているところでありますが、新年度におきましても引き続き事業の促進を図ることとしております。


? 公園・緑地


 東福寺野自然公園につきましては、さらなる利用者増を図るため、新年度におきましては、バーベキュー棟や公衆トイレなどの施設整備を進めることとしており、その他の近隣公園等についても維持管理等の充実を図り、市民に親しまれる公園づくりに努めてまいります。


 花と緑のまちづくりにつきましては、市制55周年記念事業の一環として、桜のまち推進事業による桜苗の記念植樹を実施するとともに、花と緑の活動推進協議会を軸とした町内会や関係諸団体の協力を得ながら、花と緑の啓発に取り組んでまいります。


? 地域交通


 バス運行につきましては、高齢者等交通弱者の移動手段の確保と中心市街地の活性化を図るため、昨年六月から新たなコミュニティバス「のる my car」として実証実験運行を行っているところであります。


 2月末までの利用状況は5万5,026人で対前年同月比約78%増となっておりますが、より一層市民が利用しやすいバスの運行に努めるため、運行状況を検証し路線や時間帯等の見直しを行うこととしております。


? 道路交通網


 一般国道8号バイパスにつきましては、今日の激増する交通需要に追いつけず、交通混雑が頻繁に起きている現況にあります。


 このため、4車線化に向けて、有金高架橋と上市川橋の下部工事が先般発注され、現在、試験杭による振動、騒音調査を終えたところであり、本格的に工事が進むものと期待しております。


 市といたしましては、富山市から魚津市までの4車線化の早期実現に向けて、関係機関に強く要望してまいります。


 菰原跨線橋にかかる主要地方道滑川上市線の歩道新設事業につきましては、鋭意施工中であり、早期竣工を図りたいとのことであります。


 市道宮窪大島線につきましては、東部小学校及び早月中学校の通学路でもあることから、安全確保のため歩道拡幅を含む道路の改良事業として、平成20年度採択を強く要望しております。


 冬期における除雪対策につきましては、市街地における狭隘な市道等の除雪にも機動的で効率的に対応できるよう、小型除雪機械を購入することとしております。


 北陸新幹線事業につきましては、数件の用地交渉を残し、市内全域において、地権者のご理解のもと用地買収や物件移転補償の契約が終了し、鉄道運輸機構においては、本年度末までに、残る滑川上梅沢高架橋工事を発注したいとの意向であります。


 また、新幹線関連公共施設等整備事業についても、地域の振興及び新幹線事業の円滑な促進等を図るため、公民館改修等について助成することとしております。


? 河 川


 中川水系沖田川総合流域防災事業につきましては、昨年度に施工した放水路の上流部における築造を終え、引き続き下流部側の築造を進めており、市といたしましても早期完成を働きかけてまいりたいと考えております。


? 上水道


 上水道につきましては、老朽化の著しい横道配水池につきまして、新年度において容積3,500立方メートルの配水池一基を築造することにしており、より安定的な供給に努めるものであります。


 また、大日、室山、千鳥及び蓑輪地区を上水道の給水区域に編入し、水道事業として、施設管理の充実と給水サービスの向上に努めてまいります。


? 下水道


 下水道につきましては、本年度末に新たに江尻・菰原・下梅沢・四ツ屋・二ツ破地内等で供用開始となる予定であります。また、新年度の工事予定箇所については、上小泉・下梅沢・中野島・中村地内等において管渠埋設工事を実施することとしております。


 農業集落排水事業につきましては、平成14年度から実施してまいりました北加積地区約72ヘクタールの整備が本年度で完了することから、20年度からは、中加積地区の事業採択に向けて努力してまいりたいと考えております。


 次に、下水道使用料の改定についてであります。


 下水道使用料につきましては、平成16年に改定を行ってから、4年を経過するところであります。


 下水道の収支状況については、使用料収入で維持管理費は賄っているものの、借入金の元利償還金までは賄うことができず、使用料収入の不足額を一般会計からの繰入金をもって運営しているところであります。


 また、今後の下水道計画の促進や処理場の老朽化に伴う修繕費等の増大に対応するためにも、安定した経営基盤の確立が求められており、今回、やむなく平均6.3%の料金改定をお願いするものであります。


 なお、併せて農業集落排水事業につきましても、同様の趣旨から同率での改定を行うこととしております。


 今後とも水洗化の普及促進を図るとともに、効率的な運営による経費の抑制とサービスの向上に努めてまいりますので、利用者各位には、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


(2)社会環境の整備


 次に、社会環境の整備について申し上げます。


 少子高齢化が急速に進むなど社会構造等の変化に的確に対応し、安心して暮らせるまちづくりを目指して、福祉や医療などをはじめとする社会環境の整備にさらに力を注いでまいります。


? 地域福祉


 地域福祉の推進につきましては、自助・共助・公助の理念に基づき、市民やボランティア、行政が手を取り合い協働して一人ひとりがその地域において安心して暮らせる社会を構築していくことが重要な課題となっております。


 このため、市内全地域に「福祉見回り隊」を組織し、日頃より高齢者や障害者宅を見守っていただいているところであります。また、近年の災害の教訓から、現在、要援護者の情報収集に努めているところであり、この情報をもとに「見守り台帳」を作成し、各地区の福祉見回り隊へ情報提供することとしております。


 これにより、災害時における情報伝達、避難支援態勢はもちろん、平素からの見回り事業にも活用され、地域における見守りの輪がより一層、充実されるものと考えているところであります。


 障害者福祉につきましては、障害者自立支援法が施行され2年が経過したところであり、一昨年に策定いたしました第一期障害福祉計画の実績を踏まえ、新年度において、第二期障害福祉計画の策定に努めてまいります。


 具体的な自立支援策としましては、昨年度に引き続きオストメイト用トイレを設置することとしております。福祉タクシー券につきましては、これまで重度の身体障害の方に限り交付しておりましたが、これを知的障害及び精神障害の重度の方も含めたものとして拡充することとしております。


 また、福祉タクシー券の交付を受けておられない障害者の方に対し、新年度から新たに「のる my car無料乗車券」を交付することとしており、障害者の移動支援サービスの充実を図るとともに、社会参加の促進に努めてまいります。


 知的障害者通所施設「つつじ苑」につきましては、社会福祉法人新川会が、障害者自立支援法に基づく多機能型事業所へ移行したところであり、4月から社会福祉センターでのオープンを目指し、現在内装改修工事が進められております。これにより、自立訓練や就労継続支援等サービスの充実が図られ、本市における障害者福祉の拠点としての役割も担っていただけるものと期待しております。


 未来を担う子ども達が健やかに育つ環境づくりを進めるため、新たに子育て支援として、子育てに関する情報の提供を行い、子育てに対する不安解消を図るため、「子育て支援メール発信事業」を実施することとしております。内容については、メールアドレスの登録により、健診情報、行事情報、各種お知らせ等を配信したいと考えております。


 乳幼児及び児童の市単独医療費無料化事業につきましては、新年度からこれまで小学校3年生までであった入院医療費について、小学校6年生までと対象年齢を拡大することで、一層の制度の充実を図ることとしております。


 乳幼児医療等の県単独医療費助成につきましては、財政環境の厳しい中での制度の継続と、負担能力のある方に負担していただく経済的公平性の観点などから、所得制限を本年10月から導入することとされたところであります。本市におきましても、同様の観点から、市単独医療費も含めて10月から所得制限を導入することといたしております。


 柳原保育所の民営化につきましては、現在、委員会において「引受法人の選定基準について」検討をお願いしているところであります。この後、引受法人の募集を行い、引き続き委員会で選考について検討をお願いすることとしております。


 今後とも、入所児童や保護者に不安を与えることなく、円滑に移行できるよう努めてまいりたいと存じます。


? 高齢者福祉


 高齢者福祉につきましては、高齢者ができる限り寝たきりなどの要介護状態に陥ることなく安心して暮らせる社会、高齢者が健康で長寿を喜びあえる社会の実現に努めてまいります。


 このため、軽運動を取り入れた健康体操、栄養改善教室等の介護予防事業を各地区福祉センターや市民交流プラザ等において積極的に推進してまいります。また、昨年五月末をもって閉館した旧老人センターにつきましては、新年度において取り壊すこととしており、跡地については駐車場としての利用を含め、行田公園一帯の再整備計画の中で検討していくこととしております。


 介護保険制度につきましては、新年度は平成21年度から23年度までを計画期間とする「高齢者保健福祉計画・第四期介護保険事業計画策定」の年に当たります。今後、いわゆる団塊の世代が高齢期あるいは後期高齢期を迎える2015年から2025年を見据えつつ、介護保険法の理念を十分に踏まえながら、高齢者ができる限り住み慣れた地域で、健康で安心して暮らせるような総合的な計画となるよう努めてまいりたいと考えております。


? 保健医療


 これまで、75歳(一定の障害のある人は65歳)以上の方は、国民健康保険や各種医療保険制度に加入しながら、「老人保健制度」で医療を受けておりましたが、本年4月からは新たに独立した「後期高齢者医療制度」で医療を受けることになります。


 医療を受けた場合の自己負担割合は、これまでの老人保健制度と同様で一割負担となりますが、現役並みの所得がある方については、3割負担となっております。


 一方、保険料は、年間4万800円の均等割額と、所得に応じて負担する7.5%の所得割額の合計額から成り、上限は50万円となっております。これまで自分で保険料を払っておられない各種医療保険の扶養であった方も、経過措置はありますが、保険料を納めていただくこととなり、原則として年金からの天引きとなります。なお、低所得世帯の方への軽減制度も設けられております。


 この制度では、運営は県内の全市町村で構成する「富山県後期高齢者医療広域連合」が実施し、市では、保険料の徴収と、申請・届出の受付などの窓口業務を行うこととなっております。


 この制度の開始にあたっては、制度の周知に鋭意努めており、昨年秋から市広報によるPR、1月には新聞一面によるPR、2月には対象者及び全世帯へのパンフレットの配布や町内会連合会等の団体への説明などを実施しており、引き続き制度の周知徹底を図り、4月からの円滑なスタートを目指してまいります。


 次に、健診と保健指導について申し上げます。


 これまでの基本健康診査に代わり、本年4月からメタボリックシンドローム(内臓脂肪型症候群)に着目した特定健診・特定保健指導が始まります。


 この健康診断は、各医療保険者に義務付けられており、40歳以上74歳以下のすべての方が対象となります。健診の実施主体は、国保や健康保険組合などの各医療保険者となっており、各保険者から健診についての案内があり、基本的な健診や新しく検査項目となった腹囲測定などの健診を受けていただくこととなります。健診の結果、生活習慣改善の必要度により、保健指導が行われることとなっております。


 なお、この特定健診を受診される国保加入者の自己負担金と後期高齢者の健康診査の自己負担金は市で負担することとしており、市民の健康の増進に努めてまいります。


? 市民生活の安全・安心


 市民が、災害や事故・事件等から、その生命、身体、財産を守り、安全で安心な生活を送れるようにすることは、最も重要な課題の一つであります。


 平成19年の本市における交通事故による死亡事故は、一昨年10月23日から発生しておりませんが、人身事故件数は221件と前年に比べて25件の増となっております。そのため、交通安全協会との連携のもと、幼児・児童や高齢者への交通安全教室や、高齢者運転免許自主返納者へのコミュニティバスフリー乗車証の交付事業等を引き続き展開していくこととしております。


 防犯につきましては、子どもたちを犯罪等から守るとともに、地域の自主的な防犯活動を推進するため、市及び各地区の安全なまちづくり推進センターや滑川市防犯協会等の活動に対し積極的に支援を行うとともに、警察等関係機関と連携し市民の安全・安心の確保に努めてまいります。


 消防につきましては、平成4年に配備し15年を経過した救助工作車を最新の救助資機材を搭載したものに更新し、救助体制の充実強化を図ってまいります。


 防災につきましては、昨年後半から市職員挙げて自主防災組織の設立を推進し、一定の成果を挙げているところであります。引き続き未組織の町内会に強く働きかけ、全町内会での設立に努めてまいります。


 去る2月24日未明から、発達した低気圧の影響を受けた高波により、富山湾沿岸各地で大きな被害が発生いたしました。本市における被害状況につきましては、海岸護岸の一部破損や道路舗装面の隆起等が数箇所で発生しましたが、幸い大きな被害には至りませんでした。


 しかしながら、入善町、黒部市をはじめ県内他市町では住宅への浸水、損壊に加え、死傷者が出るなど極めて大きな被害がございました。被災地及び被災者の方々へ、改めてお見舞い申し上げますとともに、自然災害の厳しさを再認識し、国・県と一体となって富山湾特有の寄り回り波対策や海岸保全事業の推進に、より一層努めてまいりたいと存じます。


 また、洪水対策につきましても、氾濫被害をできるだけ少なくするため、早月川等の浸水想定区域に洪水予報等の伝達方法や避難場所を記載した洪水ハザードマップのデータを作成することとしております。


? 環境保全


 廃棄物対策につきましては、市民各位のご理解とご協力により、ゴミの総排出量は近年減少傾向にあり、一方資源ゴミについては、分別意識の高まりにより増加傾向を示しているところであります。


 また、地球温暖化防止対策につきましては、地域レベルでの温室効果ガスの削減が求められていることから、「環境フェア」の開催、マイバック運動の推進、家庭における二酸化炭素排出量削減に向けた身近な取り組みを実践する「環境家計簿実践モニター」の募集、家庭等から排出される廃食用油をバイオディーゼルに再生燃料化する装置を導入する事業者に対する助成並びにその拠点となるステーションを設置することとしております。


 旧ごみ焼却場につきましては、このたび解体撤去工事を終えたところであり、解体後の跡地を利用して、資源ごみストックヤード・拠点ステーション等の施設整備をすることとしております。


 し尿処理場につきましては、富山地域衛生組合で計画する新たなし尿処理場の整備に参画することとしており、新年度においては、基本設計をはじめとした諸計画が策定されることとなっております。


(3)産業の振興


 次に、産業の振興について申し上げます。


 市勢の躍進の原点は産業の発展にあります。企業立地や地域産業の活性化は、就業機会の拡大と市民の所得の向上に繋がり、活力に満ちた豊かなまちづくりに大きく寄与するものであります。


? 農 業


 本市における20年産水稲の生産目標数量につきましては、昨年よりやや少ない約7,895トンの割り当てを受け、これに基づく水稲作付け可能面積が各生産組合に通知されたところであり、関係機関と連携し目標達成に努めてまいります。


 本年度から実施された「品目横断的経営安定対策」の推進を図るため、地域農業担い手育成推進事業による大型農業機械の導入、農業経営合理化促進事業による農地利用集積などに取り組み、営農組織など「担い手」の育成に努めます。また、対策の対象とならない兼業農家などに対しては、水田農業構造改革交付金を活用した産地づくり対策、豊かな農村づくり事業による転作推進対策、堆肥撒布などの品質向上対策を実施するとともに明日の農業を担う新企画・新技術への支援も実施してまいります。


 昨年大きく改善された一等米比率につきましては、実績を踏まえ引き続き関係団体と連携し指導支援に努めます。また元気なとやま米パワーアップ推進事業により大型農業機械を導入し、生産コスト削減、品質向上への支援をいたします。


 農業集落の環境につきましては、農地・水・環境保全向上対策事業や中山間地域等交付金事業を引き続き実施するとともに、手作りで住みよい村づくり事業の実施とともに地域住民と一体になって農地の多面的機能の保全に努めてまいります。


 食育の推進につきましては、元気とふれあいの学校給食づくり事業、学校給食良質米普及事業、とやま食材ふれあい講座事業を実施し、地元産食材の利用率向上に努め、健康な市民・健全な社会の育成を目指してまいります。また、滑川市農業公社との連携によるひかる市への支援、関係団体との協力による滑川市農村研修センター料理教室の整備など「地産地消」の推進を図ります。


 林業につきましては、新たに温室効果ガス削減を目的とした森林吸収源対策モデル事業に取り組むとともに滑川市森づくりプランに基づく水と緑の森づくり事業やカシノナガキクイムシなど森林病害虫等防除事業を実施し、森林の整備に努めます。


 有害鳥獣対策につきましては、関係機関との連携による出動態勢の強化と装備の充実を図るとともに、有害鳥獣捕獲隊の後継者確保のため、狩猟免許取得費用に対し新たに補助することといたしております。


 林道につきましては、林道黒川線の開通に伴い穴の谷霊場から東福寺野自然公園への交通量増加と森林散策への活用が見込まれることから、接続する林道大林谷線の安全施設を整備いたします。


 また、市制55周年記念事業の一環として、新川森林祭の開催や55区画のそばの植え付けから収穫、そば打ちまでを体験する農作物栽培体験事業を実施することとしております。


? 水産業


 水産業につきましては、魚価・漁獲量の低迷や漁業従事者の高齢化、後継者不足などの課題が山積しておりますが、稚魚・稚貝の放流事業など、作り育てる栽培漁業を推進するとともに、漁業経営の安定化に資するための助成措置を講ずることとしております。


 本市漁業の中心となっているホタルイカ漁につきましては、この3月1日から漁が始まったところでありますが、県水産試験場が発表した本年の富山湾の総漁獲量予報では、平年並みか、あるいはそれを上回る1,800トンから2,000トン程度と予測されております。


 市としては、昨年・一昨年と2年続きの不漁をカバーする漁獲量の増大を期待するとともに、ホタルイカ観光によるイメージアップを通じて、全国的な販路の拡大と「滑川のほたるいか」ブランドの定着に努めてまいります。


? 観 光


 本年のほたるいか海上観光につきましては、実施期間を4月12日から5月6日までの25日間とし、観光協会で実施することとされております。


 漁業協同組合など関係業者をはじめ、ほたるいかミュージアムとの連携を図るとともに、今年は、市民交流プラザ「あいらぶ湯」の入浴とレストランでのホタルイカ料理の朝食をセットにした特別券を試行販売することとしており、他に負けない素晴らしい観光を楽しんでもらえるように努めるとともに、「ほたるいかのまち滑川」を大きく全国にアピールしてまいりたいと存じます。


? 深層水


 海洋深層水は本市の貴重な固有資源であり、各種産業や観光等の分野において、様々な取り組みが期待されているところであります。


 ほたるいかミュージアムでは、老朽化し更新時期となっているイリュージョンシアターの映像システムについては、プロジェクターによるビデオ映像のリピート上映に切り替え、人件費や保守管理費の軽減を図ることとしております。


 また、タラソピアにつきましては、メタボリックシンドローム対策が医療保険者に義務付けられたことから、これを受けて水中エクササイズやヨガ体験などの健康関連メニューを取り入れ、リピーターや固定客の増加に繋げたいと考えております。


 アクアポケットにつきましては、年々利用者が増え、売り上げも順調に推移しているところですが、保守管理費の割に売り上げが少ない電気透析方式により製造している塩水及びミネラル脱塩水の販売を休止し、逆浸透膜による脱塩水及び高濃縮水の販売に力を注ぐことで、保守点検料等の節減を図ることといたしております。


? 工 業


 工業振興につきましては、昨年6月に施行された企業立地促進法に基づき、集積区域での支援措置として投下資本5億円以上の企業についての固定資産税の課税免除、さらに重点促進区域では緑地面積率等を緩和することとしております。これに伴い、従来から市単独で実施してきた固定資産税の課税免除制度については、固定資産税相当額を補助する形に変更し、新規雇用条件も5人から3人に緩和することとして、必要な新規条例と市工業振興条例の一部改正を提案しております。


 今後も、企業誘致に積極的に取り組んでまいりたいと考えており、引き続き工業団地用地の適地調査をすることとしております。


? 商 業


 商業の振興につきましては、高齢化や後継者不足による空き店舗の増加が見られることから、市街地活性化対策の一環として、市街地における空き地空き家の有効活用を図り、賑わいの創出と活力あるまちづくりのため、小売店や飲食店などの店舗等創業者に対する助成制度を創設いたします。


 また、日本商工会議所青年部第28回北陸信越ブロック大会が、本年9月に滑川市において開催されることになっております。この大会には、北陸、信越のみならず全国各地の商工会議所青年部員総勢約1,000人が参集される予定になっており、本市での宿泊や飲食に加え、特産品や観光を広くPRする絶好の機会になるものと考えております。このことなどから、市としましても積極的に支援したいと考えており、大会開催費用の一部を助成することとしております。


 魚躬地内での出店が計画されている大規模小売店につきましては、1月28日付け県報に登載され5月28日までの公告・縦覧に供されているところであります。市といたしましては、地元町内会や関係機関と十分連絡を取り、周辺地域の生活環境への配慮などが適正に進められるよう努めてまいりたいと考えております。


 まちづくり交付金事業につきましては、平成16年から4年計画で事業を進めてきたところでありますが、本年度が最終年度となっております。


 2月には「なめりかわ宿場回廊」と題した歩行系の案内サインが完成し、市民のふるさと再発見や春からの観光シーズンにおける観光客の市街地への回遊性の向上が図られるものと期待しているところであります。これらの完成により、滑川駅周辺地区における都市再生整備計画のソフト事業を除く計画事業が全て完了したところであり、市民交流プラザを拠点として、市街地の人通りの増加など、賑わいの再生に一定の効果があったものと考えております。


 市民交流プラザにつきましては、1月の20日には入浴施設「あいらぶ湯」の利用者が10万人を達成し、2月末で12万70人となっております。今後とも、市民に末永く愛され、親しまれる施設となるよう努めてまいる所存であります。


 また、次期まちづくり交付金事業につきましては、20年度において計画区域や課題、目標、整備内容などの検討を行い、21年度の補助申請を目指して取り組んでまいりたいと考えております。


? 薬 業


 本市の伝統的な産業である薬業につきましては、後継者不足に加え、近年は、ドラッグストア等との価格競争や、さらには改正薬事法による「登録販売者制度」の資質確認試験が、本年9月ごろに実施されると聞いており、配置薬業従事者には大変厳しい状況となっております。


 市といたしましても、富山県薬業連合会が昨年取得された団体商標の「富山のくすり」の統一ロゴやシンボルマーク制定などのブランド力向上策を応援するとともに、家庭薬配置販売業育成資金の預託や、市薬業会の活動や県薬業連合会が中心となって開催する「富山くすりフェア」などにも助成することとしており、くすりのまち滑川のPRとその振興に努めてまいります。


? 労 働


 最近の雇用情勢につきましては、有効求職者数は団塊の世代の退職などから増加している一方、有効求人数は原材料の高騰や受注減などから減少しており、全体としては改善に足踏みが見られることから、今後とも県や関係機関と連携しながら雇用の安定について働きかけてまいります。


(4)教育文化の向上


 次に、教育文化の振興について申し上げます。


 豊かな地域社会の実現は、創造性あふれる人づくりにあり、またその人づくりの基本は教育にあります。明日の郷土を拓く人材育成と豊かな人間性を育むため、今後とも、教育と文化のまちづくりに努めてまいります。


? 学校教育


 学校教育につきましては、子どもたち一人ひとりの個性を大切にし、豊かな人間性や創造性を育む教育を推進するため、一層の環境の整備に取り組んでまいります。


 整備を進めております西部小学校につきましては、昨年完成した耐震補強・大規模改造事業第一期工事に引き続き、最終年度である新年度には、第二期工事を実施することとしております。


 なお、この予算措置につきましては、国の19年度補正予算での事業採択の内示があったことから、19年度の補正予算第5号で提案いたしております。


 また、南部小学校につきましては、校舎等の耐震化を図るため、新年度には耐震補強工事の実施設計を行うこととしております。


 19年4月の学校教育法の改正の中でうたわれた特殊教育から特別支援教育への転換を図るという基本的方向を受けて、本市といたしましても、個々のきめ細かな教育的対応が求められる生徒等の支援をより推進するため、スクールケアサポーターの配置に加え、新しくスタディメイトを配置するなど、特別支援教育推進事業として拡充することとしております。


 児童生徒の問題行動、いじめや不登校対策等につきましては、引き続き教育センターにおいて相談業務を行うとともに、中学校等に「心の教室」相談員を配置し、早期発見、早期対応に努めてまいります。また、不登校児童生徒を対象とした「あゆみ教室」による支援を含め、家庭・学校・地域が一層連携を密にしながら問題解決に取り組んでまいります。


 幼児教育の振興につきましては、これまでも私立幼稚園に対して支援してきたところでありますが、新年度においては、西加積幼稚園増改築等事業、北加積幼稚園改修事業、同朋幼稚園送迎バス購入事業などが予定されていることから、それぞれ支援してまいりたいと考えております。


 また、先般、県立学校教育振興計画推進会議において、海洋高校と滑川高校の再編・統合の方針が決定されたところであります。


 市としても、滑川市高校教育振興懇話会などの意見を踏まえて、これまでも、県に対し、強く両校の存続を要望してきたところであり、統合の方向での結論は誠に残念であります。


 しかしながら、少子化や入学者数の推移などから統合等が避けられないとされているところから、今後は両校の専門性を生かした総合型の学校として再編するよう県に要望してまいりたいと存じます。


? 生涯学習・文化・スポーツの振興


 生涯学習の振興につきましては、豊富なメニューにより各種の講座や教室を開催するほか、地区公民館が中心となった心豊かなまちづくり推進事業の実施などにより生涯学習機会の充実を図ってきたところであります。


 また、家庭教育推進事業や放課後子ども教室推進事業を引き続き実施し、家庭や地域の教育力の向上、子どもたちの安全・安心な環境づくり・居場所づくりに努めてまいります。


 図書館におきましては、情報メディアの活用等により、学習機会の拡充と利用の促進を図るとともに、市民からの要望も強いことから、新年度に試行として夏休み期間中に開館時間を1時間延長する予定にしており、市民サービスの一層の向上を図ることとしております。


 芸術・文化の振興につきましては、小・中・高校生を対象として、優れた指導者による楽器演奏などの合同練習を行う音楽教室を新たに開催することとしております。


 市制55周年記念事業の一環として、憂愁をおびた美人画を描き、大正ロマンの中心画家として今なお多くの人々の心を捉えて離さない、本市にもゆかりのある「竹久夢二展 …北陸の夢二と他万喜を巡る人々…」を開催いたします。また、このほど多数の作品を寄贈いただけることになりました、文化功労者で昨年亡くなられた書家・大平山濤先生の寄贈記念展、そして、世界各地の美しく雄大な自然風景写真から、残したい地球の自然を考える「柳木昭信写真展」を開催し、市民の芸術活動の振興に努めてまいります。


 スポーツの振興につきましては、総合型地域スポーツクラブ「なめりCANクラブ」の活動について、ひとり一スポーツの推進のため、さらに充実・発展するよう引き続き支援してまいります。


 スポーツの競技力向上対策としては、引き続き市体育協会等と連携を図り全国大会等で活躍できる選手の養成・強化やジュニア層を中心とする底辺の拡大に努めてまいります。


 また、平成22年度に第23回全国スポーツ・レクリエーション祭が本県において開催される予定であり、本市予定種目「バウンドテニス」の受け入れについて、準備していくこととしています。


 これに先立ち、本年5月ごろに予定される第17回富山県民スポーツ・レクリエーション祭夏季大会の本市での開催について、競技種目の受け入れ態勢を支援してまいります。


 みのわテニス村につきましては、ファミリーハウスの施設・設備の改善や周辺整備を実施することとしております。


(5)その他


? 行政改革


 本市の行政改革につきましては、平成16年2月に策定した「第四次行政改革大綱」並びに17年度において策定した「集中改革プラン」に基づき、計画的かつ全庁的にその推進に努めているところであります。


 組織機構の見直しにつきましては、市民交流プラザや駅南土地区画整理事業の完成に伴い、本年4月から、まちづくり部門の再編・充実や市民にわかりやすいように業務担当課を見直すとともに、管理部門等の統合等により、市役所本庁組織のスリム化を図ります。


 また、人材の育成と活力を発揮させる観点から能力主義・業績主義を重視した人事評価制度を導入することとし、一部試行を進めるとともに住民サービスの向上策として、昨年6月から、市民交流プラザにおける住民票及び所得証明書等の発行や図書館窓口での住民票等の発行も可能としたところであります。


 入札制度の改善につきましては、本年度は、条件付一般競争入札の拡大、郵便入札の試行や総合評価方式の導入等を行い、一定の効果があったものと考えております。


 さらに、新年度におきましては、入札契約の一層の適正化を促進する観点から、3,000万円以上の工事の一部であった条件付一般競争入札を1,000万円以上の工事すべてに拡大することとしております。


 火葬場使用料につきましては、県内他火葬場の市外者使用料と比較して最も安くなっていることから、その均衡を図るため、平成20年4月から、市外者の使用料を値上げすることとしております。


 なお、行革大綱については、その実施期間を平成20年度までの5カ年間としていたところでありますが、集中改革プランの実施期間との整合性を図るため、その終期を1年延長し、平成21年度としたところであります。


? 地域情報化


 ケーブルテレビ事業につきましては、より親しみのある身近なコミュニティ番組の充実を図り、引き続き加入率の向上に努めてまいりたいと存じます。


 特に、2011年(平成23年)7月のアナログ放送廃止・地上デジタル放送完全移行に向けての対応として、市民への周知を図るとともに、アナログからデジタル契約への移行を積極的に図ってまいりたいと存じます。


? 市街地活性化対策


 市街地の活性化対策につきましては、防災・防犯、福祉、伝統・文化、商業の活性化など多様な観点から検討を重ねてきたところであります。


 これまでの2年間で「空き家・空き地情報バンク」の創設や、放置され倒壊や瓦等の飛散する恐れのある空き家等の危険に対処する取り組みを支援することとしてきたところであります。


 新年度からは新たに、こうした空き家のうち、土地も含めて寄付をいただいた家屋を市において取り壊し、町内会での管理のもと公共空き地として冬期の一時的な雪捨て場や街中の安全地帯として活用してまいりたいと考えております。


 また、空き地空き家活用支援として、各種商品小売業等の店舗創業者への助成事業を実施するほか、既成市街地の空洞化を抑制するとともに、若年層の定住人口の増加を図るため「まちなか居住推進事業」を創設し、住宅取得や民間賃貸住宅の家賃補助を行うこととしております。


 民間の住宅団地造成に係る公共施設整備補助金につきましては、これまでは、対象面積を5,000平方メートル以上としておりましたが、新年度から用途区域内は、1,000平方メートル以上に対象を拡大することとし、市街地及び周辺地域における優良なミニ開発事業の促進を図ることとしております。


 今後とも、市街地活性化推進協議会をはじめ地域に暮らす人たちのご意見を伺いながら、市街地の活性化対策を推進してまいりたいと存じます。


3 歳入予算の概要


 次に、歳入予算の概要について申し上げます。


 まず一般会計につきましては、歳入予算の見積りにあたり、国の経済見通しや地方財政計画、税源移譲などを含んだ税制改正、国の骨太の方針2007の基調等を踏まえるとともに、市内企業の収益動向などを勘案し、見込み得る額を計上したところであります。


 地方交付税は、地方財政計画に示された国の指針等をもとに、本市の基準財政需要額及び基準財政収入額を試算のうえ計上しております。


 国・県支出金など、それぞれの事業に伴う特定財源は、補助金改革等の動向を見極めながら歳出に見合う額を、市債につきましては、地方債計画等をもとに適債事業を見極めるとともに、有利な起債を選択するなど極力その抑制に努めて計上しております。


 使用料、手数料は、行政改革大綱を踏まえ受益者負担の原則のもとに、過去の実績などを勘案し、見込み得る額を計上しております。


 繰入金は、地方交付税の減収や、下水道事業など特別会計への繰り出し、広域事業等の負担などに対処するため財政調整基金等を取り崩すこととして計上しております。


 また、特別会計につきましては、使用料、繰入金、市債などの収入について、実績などをもとに精査検討のうえ計上しております。


4 予算以外の案件


 次に、予算以外の案件について申し上げます。


 条例関係といたしましては、新たに制定するものとして、「長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について」など3件、改正するものとして、「組織機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例」とその他の条例の一部改正など17件、また、廃止するものとして、「知的障害者生活支援センター条例」1件を提案しております。


 条例以外の案件といたしましては、「地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて」など3件を提案しております。


5 平成19年度補正予算


 次に、平成19年度補正予算について申し上げます。


 議案第10号は、一般会計補正予算(第5号)であります。


 今回の補正予算額は、2億8,709万2,000円であり、補正後の予算額は128億3,311万4,000円となります。


 補正予算の内容としましては、国の補正予算に伴い、先般事業採択の内示があった西部小学校大規模改造事業費をはじめ、国・県支出金の確定などに伴い増額または減額するもの、事業の執行見込みを精査のうえ増額または減額するものなどであります。


 増額の主なものといたしましては、国民健康保険事業特別会計繰出金1,689万4,000円、原油価格高騰対策事業費576万8,000円、工業団地造成事業特別会計繰出金1,427万8,000円、西部小学校大規模改造事業費3億535万円など、一方、減額するものといたしましては、滑川中新川地区広域情報事務組合負担金766万8,000円、中山間地域等交付金事業費656万6,000円、水田農業構造改善事業費3,096万5,000円、建設機械整備費908万円、下梅沢上小泉線歩道設置事業費2,000万円などであります。


 また、繰越明許費としましては、西部小学校大規模改造事業費など2件を設定しております。


 議案第11号から議案第14号までは、それぞれ国民健康保険事業、工業団地造成事業、介護保険事業、水道事業の各特別会計や企業会計の補正予算であります。





 以上をもちまして、本定例会に提案いたしました諸案件の説明といたします。


 なにとぞ慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


 以上であります。


○議長(砂原 孝君)  暫時休憩いたします。


               午前11時02分休憩


         ─────────────────────


               午前11時10分再開


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


         ──────────◇──────────





◎全体委員会


 (議案の補足説明)





○議長(砂原 孝君)  暫時休憩とし、ただちに全体委員会を開きます。


 今定例会では、平成19年度補正予算を先議しますので、議案第10号から議案の順序により、補足説明を求めます。


               午前11時10分休憩


             (議案の補足説明が行われる)


         ──────────◇──────────


               午後4時19分再開


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。


 本日の会議はこれまでとし、明日午前10時から会議を開き、議案に対する当局の補足説明を求めます。


 本日はこれにて散会いたします。


 ご苦労さまでした。


                午後4時19分散会