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富山県 滑川市

平成19年 3月定例会(第1号 3月 5日)




平成19年 3月定例会(第1号 3月 5日)





 
                  平成19年3月


              滑川市議会定例会会議録 第1号





平成19年3月5日(月曜日)


          ──────────────────────


              議 事 日 程  第 1 号


                       平成19年3月5日(月)午前10時開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 議案第1号 平成19年度滑川市一般会計予算


第4 議案第2号 平成19年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


第5 議案第3号 平成19年度滑川市下水道事業特別会計予算


第6 議案第4号 平成19年度滑川市飲料水供給事業特別会計予算


第7 議案第5号 平成19年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


第8 議案第6号 平成19年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


第9 議案第7号 平成19年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


第10 議案第8号 平成19年度滑川市介護保険事業特別会計予算


第11 議案第9号 平成19年度滑川市水道事業会計予算


第12 議案第10号 平成18年度滑川市一般会計補正予算(第4号)


第13 議案第11号 平成18年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)


第14 議案第12号 平成18年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第4号)


第15 議案第13号 平成18年度滑川市工業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)


第16 議案第14号 平成18年度滑川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)


第17 議案第15号 平成18年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


第18 議案第16号 平成18年度滑川市水道事業会計補正予算(第3号)


第19 議案第17号 滑川市副市長定数条例の制定について


第20 議案第18号 滑川市福祉のまちづくり事業基金設置条例の制定について


第21 議案第19号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関す


         る条例の制定について


第22 議案第20号 滑川市の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につい


         て


第23 議案第21号 滑川市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定


         について


第24 議案第22号 滑川市教育のまちづくり振興事業基金設置条例の一部を改正する条例


         の制定について


第25 議案第23号 滑川市社会教育振興基金設置条例の一部を改正する条例の制定につい


         て


第26 議案第24号 滑川市営バスの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定につ


         いて


第27 議案第25号 滑川市老人福祉センター条例を廃止する条例の制定について


第28 議案第26号 不動産の処分について


第29 議案第27号 富山地区広域圏事務組合規約の変更について


第30 議案第28号 富山県市町村総合事務組合規約の変更について


第31 議案第29号 富山県市町村会館管理組合規約の変更について


第32 議案第30号 新川育成牧場組合規約の変更について


第33 議案第31号 滑川中新川地区広域情報事務組合規約の変更について


第34 議案第32号 辺地に係る総合整備計画の策定について


         ──────────◇──────────


               本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 議案第1号 平成19年度滑川市一般会計予算


日程第4 議案第2号 平成19年度滑川市国民健康保険事業特別会計予算


日程第5 議案第3号 平成19年度滑川市下水道事業特別会計予算


日程第6 議案第4号 平成19年度滑川市飲料水供給事業特別会計予算


日程第7 議案第5号 平成19年度滑川市工業団地造成事業特別会計予算


日程第8 議案第6号 平成19年度滑川市老人保健医療事業特別会計予算


日程第9 議案第7号 平成19年度滑川市農業集落排水事業特別会計予算


日程第10 議案第8号 平成19年度滑川市介護保険事業特別会計予算


日程第11 議案第9号 平成19年度滑川市水道事業会計予算


日程第12 議案第10号 平成18年度滑川市一般会計補正予算(第4号)


日程第13 議案第11号 平成18年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)


日程第14 議案第12号 平成18年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第4号)


日程第15 議案第13号 平成18年度滑川市工業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)


日程第16 議案第14号 平成18年度滑川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)


日程第17 議案第15号 平成18年度滑川市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)


日程第18 議案第16号 平成18年度滑川市水道事業会計補正予算(第3号)


日程第19 議案第17号 滑川市副市長定数条例の制定について


日程第20 議案第18号 滑川市福祉のまちづくり事業基金設置条例の制定について


日程第21 議案第19号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に


           関する条例の制定について


日程第22 議案第20号 滑川市の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定に


           ついて


日程第23 議案第21号 滑川市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の


           制定について


日程第24 議案第22号 滑川市教育のまちづくり振興事業基金設置条例の一部を改正する


           条例の制定について


日程第25 議案第23号 滑川市社会教育振興基金設置条例の一部を改正する条例の制定に


           ついて


日程第26 議案第24号 滑川市営バスの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定


           について


日程第27 議案第25号 滑川市老人福祉センター条例を廃止する条例の制定について


日程第28 議案第26号 不動産の処分について


日程第29 議案第27号 富山地区広域圏事務組合規約の変更について


日程第30 議案第28号 富山県市町村総合事務組合規約の変更について


日程第31 議案第29号 富山県市町村会館管理組合規約の変更について


日程第32 議案第30号 新川育成牧場組合規約の変更について


日程第33 議案第31号 滑川中新川地区広域情報事務組合規約の変更について


日程第34 議案第32号 辺地に係る総合整備計画の策定について


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出席議員(16名)


    1番 高 木 悦 子 君    2番 原     明 君


    3番 岩 城 晶 巳 君    4番 中 島   勲 君


    5番 古 沢 利 之 君    6番 浦 田 竹 昭 君


    7番 開 田 晃 江 君    8番 中 川   勲 君


    9番 澤 谷   清 君    10番 砂 原   孝 君


    11番 野 末 利 夫 君    12番 高 橋 久 光 君


    13番 前 田 新 作 君    14番 上 田 昌 孝 君


    15番 相 川 隆 二 君    16番 島 川   実 君


欠席議員(な し)


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             説明のため出席した者の職氏名


  市   長              中 屋 一 博 君


  助   役              出 村 眞佐範 君


  収 入 役              齊 藤   博 君


  総務部長               笹 林 一 樹 君


  総務部参事企画情報課長事務取扱    坪 川 宗 嗣 君


  総務部参事総務課長事務取扱      佐 藤 孝 男 君


  総務部参事財政課長事務取扱      梶 谷 正 夫 君


  総務部参事税務課長事務取扱      高 田 俊 信 君


  総務部参事市民課長事務取扱      清 河 哲 雄 君


  産業民生部長             近 堂 昭 夫 君


  生活環境課長             石 田   修 君


  福祉課長               小 幡 卓 雄 君


  産業民生部次長健康長寿課長事務取扱  高 田 健 作 君


  商工水産課長             若 林 克 己 君


  市街地活性化推進室長         浜 田 茂 行 君


  産業民生部参事農林課長事務取扱    大 黒 隆 文 君


  建設部長               神 保 二三夫 君


  建設部参事土木課長事務取扱      椎 名 敏 夫 君


  都市開発課長             脇 坂 義 美 君


  下水道課長              杉 野   司 君


  参事会計課長事務取扱         松 本 高 志 君


  参事水道局長事務取扱         福 田   宏 君


  消 防 長              石 倉 俊 明 君


  消防署長               岡 本 好 治 君


  教育委員長              高 倉 恵満子 君


  教育長                中 屋 久 孝 君


  教育委員会事務局次長学務課長事務取扱 有 澤 義 則 君


  生涯学習課長             高 辻   進 君


  スポーツ課長             稲 谷 幹 男 君


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         職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名


  事務局長               新 夕 正 隆


  局長補佐               大 澤 義 信


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◎開会の宣言





○議長(砂原 孝君)  ただ今から平成19年3月滑川市議会定例会を開会いたします。


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◎開議


  午前10時00分





○議長(砂原 孝君)  ただちに、本日の会議を開きます。


 本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配布してあるとおり、それぞれ出席者の報告がありました。


 本日の議事日程につきましては、お手元へ配布したとおりであります。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(砂原 孝君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において16番島川実君、1番高木悦子君を指名いたします。


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◎会期の決定





○議長(砂原 孝君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。お諮りいたします。


     (発言を求める者あり)


○議長(砂原 孝君)  12番高橋久光君。


○12番(高橋久光君)  本定例会の会期を本日から3月20日までの16日間としては如何かと存じますので、お諮り願います。


○議長(砂原 孝君)  ただいま、12番高橋久光君より、本定例会の会期を本日から3月20日までの16日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。


     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(砂原 孝君)  ご異議なしと認めます。


 よって本定例会の会期を、本日から3月20日までの16日間と決定しました。


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◎議案第1号から議案第61号及び報告第1号の一括上程





○議長(砂原 孝君)  日程第3、議案第1号平成19年度滑川市一般会計予算から、日程第34、議案第32号辺地に係る総合整備計画の策定についてまでの32件を一括上程議題といたします。


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◎市長の提案理由説明





○議長(砂原 孝君)  市長より提案理由の説明を求めます。


 中屋市長。


     [市長 中屋一博君登壇]


○市長(中屋一博君)  本日、ここに平成19年3月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました平成19年度予算案並びにその他の案件の説明につきまして、その概要を申し上げ、併せて当面の諸問題について、私の所信の一端を申し上げたいと存じます。


1 予算編成の基本方針


 平成19年度予算編成の基本方針について申し上げます。


(1) 経済の見通し


 最近の我が国経済は、消費に弱さがみられるものの回復を続けており、企業部門の好調さが雇用や所得環境の改善を通じて家計部門へ波及しており、民間需要中心の回復が続いております。


 新年度においても、世界経済の着実な回復が続く中で、企業部門・家計部門が、ともに引き続き改善が続き、物価の安定のもとでの自律的、持続的な経済成長が実現すると見込まれているところであります。


 こうした中で、政府においては、国民生活をより豊かにするため「創造と成長」の実現を図るとしたうえで、併せて地域・中小企業の活性化や再チャレンジ可能な社会を目指すための取組みを強力に推進し、物価安定のもとでの民間主導の持続的な成長のため、日本銀行と一体となって取り組むこととしております。


(2) 国の予算、地方財政など


 平成19年度の国の予算は、これまでの5年間の改革推進の後を受け、「新たな挑戦の10年」としての取組みを始めることとしている中で、財政健全化第2期の初年度として位置付けられており、財政状況の厳しい国の基礎的財政収支の均衡を回復させることを目指すため、行政のスリム化・効率化を一層徹底・強化するとしているところであります。


 一方、地方財政につきましては、平成19年度の地方財政計画において、その規模をほぼ前年度同額としており、「地方でできることは地方で」という方針のもとで、所得税と住民税の合計額に増減を伴わないなど納税者の税負担が増加しないよう配慮しつつ、国から地方への本格的な税源移譲をするとともに、地方の安定的な財政運営に必要な地方交付税や臨時財政対策債等の措置が行われることで、一般財源総額の確保が図られたところであります。


(3) 本市の予算


 本市の平成19年度の予算編成にあたっては、引き続き厳しい財政環境の中で、こうした国の予算や地方財政計画等も勘案しながら、事業の再編・統合や経費の徹底的な見直し・縮減を図ったうえで、真に市民福祉の増進のために必要な経費や、本市の特色ある施策の展開に必要な経費を盛り込むなど、キラリと光るまちづくりのための予算として編成したところであります。


 歳入につきましては、まず市税では、本格的な税源移譲による個人市民税や法人市民税の増収が見込まれることなどから、市税全体では、対前年度比11.6パーセントの増としております。地方交付税では、地方財政計画を上回る、対前年度比9.7パーセント減としております。また地方譲与税では、国庫補助負担金減額の補てん措置の廃止により、66.4パーセントの減となっております。


 このほか国庫支出金については、21.2パーセントの減となっておりますが、県支出金について水田農業改善事業補助金などから36.4パーセント増となっているところであります。また市債については、まちづくり事業がほぼ完了したこともあり、44.8パーセントの減となっております。


 一方、歳出につきましては、本年6月に保健・医療・福祉の拠点である市民交流プラザがオープンするとともに、コミュニティバスの実証実験運行や市街地の回遊路整備などを実施し、市街地の賑わいの再生を図ることとしております。また国と歩調をあわせた児童手当の拡充や、新たに市内3保育園での病児・病後児保育の実施、厚生連滑川病院への支援などにより、健康・福祉の向上のための施策を充実させることとしております。さらに宇宙科学ふれあい事業や奥の細道サミットの開催、西部小学校大規模改造事業の推進、また放課後こども教室を新たに実施することなどにより、21世紀を担う子供たちの育成に配慮したところです。


 併せて、行財政改革の趣旨に則り聖域のない見直しを図ったところであり、市の単独補助金や事務事業の整理・合理化により13,219,000円の削減や収入役制度の廃止など人件費の削減にも努めたところであります。


 このように、予算編成にあたっては、効率的な行政の推進と財政の健全化を基調として、地方債の抑制にも努めた編成を行ったところであり、平成19年度一般会計予算は、対前年度当初と比べて4.8パーセントの減となっているところであります。


2 歳出予算の概要


 つぎに、歳出予算の概要について申し上げます。


 平成19年度の会計別予算規模は、


   一般会計 117億5,410万6千円(対前年度当初予算比4.8パーセント減)


   特別会計 111億8,931万3千円(対前年度当初予算比2.5パーセント増)


   企業会計  7億2,539万6千円(対前年度当初予算比6.3パーセント増)


 予算総額は、236億6,881万5千円で、前年度と比較して1.2パーセントの減となるところであります。


 つぎに、基本施策別に予算の概要をご説明申し上げます。


(1) 都市基盤の整備


 まず、都市基盤の整備について申し上げます。


 ふるさと滑川を、活気に満ちた魅力あるまちとするため、国のまちづくり施策等の動向を見据えながら、本市の未来のあるべき姿を展望しつつ都市基盤の整備を推進してまいりたいと存じます。


? 都市計画


 快適で機能的な住環境や利便性の増進などの都市づくりの目標を達成するため、滑川市都市計画マスタープランに基づき、総合的な都市づくりを進めていくこととしております。


 滑川駅南土地区画整理事業につきましては、現在、換地計画の縦覧事務等を進めているところであります。関係者各位のご理解、ご協力を得ながら、新年度中の完了に向け努力をしてまいります。


 沖田川改修事業関連の、都市計画道路加島町下島線(第2工区)につきましては、新年度におきましても引き続き移転補償など事業の促進を図ることとしております。


 都市計画道路の見直しについては、時代の変遷にあわせて、引き続き事業の必要性や実現性の検討を加えることとしており、市民各般の合意形成を図っていくこととしております。


? 公園・緑地


 東福寺野自然公園については、パークゴルフ等が好評を得ておりますが、さらに親子連れで安心して遊べる公園として利用者増を図るため、引き続きアクティブゾーンにおいて大型滑り台等の整備を進めることとしております。


 その他の近隣公園等につきましても、うるおいと安らぎの環境を形成し、市民に親しまれる公園づくりに努めてまいります。


? 地域交通


 市営バス等につきましては、高齢者等交通弱者の日常の交通手段として再編し、6月の市民交流プラザのオープンにあわせ、新たなコミュニティバスとして実証実験運行することとしております。これは8路線について、それぞれ1日5便で、朝6時過ぎから夜8時頃までの運行ダイヤを基本として、日曜・祭日を除く毎日運行するものであり、また運賃は1回100円のワンコインに統一するとともに、経費の節減と効率化のために運行業務を民間に委託することとしております。今後とも、市民の声を聞きながら親しまれるバスの運行に努めることとしております。


? 道路交通網


 一般国道8号バイパスにつきましては、いまだに今日の激増する交通需要に追いつけず、交通混雑が頻繁に起きている現況にあります。このため、先般、富山市水橋下砂子坂地内において、暫定的に一部3車線化が図られたところであり、市といたしましては、富山市から魚津市までの早期4車線化の実現に向けて、関係機関に強く要望してまいります。


 市道下梅沢上小泉線の歩道設置事業につきましては、引き続き工事を進め新年度中の完成を目指します。


 また、市道宮窪大島線につきましては、東部小学校及び早月中学校の通学路でもあることから、歩道拡幅を含む道路改良事業のための調査に取りかかることとしております。


 菰原跨線橋にかかる県道滑川上市線交通安全歩道新設事業につきましては、県では現在、JR横断部の工事を実施しているところであり、新年度中の完成に向け、これから階段部の整備等を実施する予定とのことであります。


 冬期における歩行者空間の確保のための雪みち計画については、策定後10数年経過していることなどから、見直しを図ることとしております。


 北陸新幹線事業につきましては、鉄道運輸機構において本格的な用地交渉の段階に入っておりますが、本年度末までには、早月川から県道栗山柳原線までの区間のうち、大掛・栗山・大窪・北野地内において工事を発注したいとの意向であります。また、新幹線関連公共施設等整備事業についても、地域の振興及び新幹線事業の円滑な促進等を図るため、公民館改修等について助成することとしております。


? 河 川


 中川水系総合流域防災事業(沖田川工区)につきましては、県では、新年度において既設部分の上流及び下流にそれぞれ30メートルづつの放水路を築造する予定とのことであります。市では、市街化の進展や住宅団地の開発などに対応するため、今後とも、河川の整備を進めることとしております。


? 上水道


 上水道につきましては、17年度から実施している基幹導水管の整備は、新年度をもってほぼ完了の予定であり、今後とも老朽管等を順次更新し、有収率の向上に努めてまいります。


 また、老朽化の著しい横道配水池につきましては、本年度に基本設計を策定したところでありますが、新年度は実施設計を策定し、改築に着手することとしています。


? 下水道


 下水道につきましては、本年度末に新たに中野島・曲渕・北野・追分地内等で供用開始となる予定であり、供用開始区域内の住民の方々には、速やかな利用について積極的に働きかけてまいります。


 新年度の工事予定箇所につきましては、追分・菰原・下梅沢地内等において管渠埋設工事を実施することとしております。また、現在施工中の浄化センター汚泥濃縮施設につきましては、新年度中の完成に向け、鋭意工事を進めているところであります。


 農業集落排水事業については、北加積地区に続いて中加積地区の整備を検討しているところであり、このたび調査に着手することとしております。


(2) 社会環境の整備


 つぎに、社会環境の整備について申し上げます。


 高齢化が急速に進むなど社会構造等の変化に的確に対応し、安心して暮らせるまちづくりを目指して、福祉や医療などをはじめとする社会環境の整備にさらに力を注いでまいります。


? 地域福祉


 地域福祉につきましては、自助・共助・公助の理念に基づき、市民やボランティア、民間事業者、そして行政・福祉従事者がともに手を取りあい協働する必要があります。このため、ケアネット事業をこれまでの5地区から市内全地区に拡大し、福祉見回り隊の活動ともタイアップして充実を図ります。


 障害者福祉につきましては、自己負担の導入、身体・知的・精神障害の各福祉サービスの一元化や施設・事業体系の再編が行われており、障害者自立支援法へのスムーズな移行のための緊急経過措置等を盛り込んだ円滑施行特別対策事業が実施されることとなっているなど、障害者の生活視点に立った施策の実施に努めてまいります。また、地域生活支援事業については、昨年10月から障害者活動支援センターの開設運営や移動支援サービスを新たに実施するとともに、地域の障害者福祉のシステムづくりに関する協議の場として、この2月に滑川中新川地区地域自立支援協議会を発足させ、障害者を支えるネットワークの構築に資することとしております。


 次世代を担う子どもたちが健やかに育つ環境づくりを進めるため、次世代育成支援行動計画に基づき出生や子育てに関する障害等を軽減するため、積極的に取り組んでまいります。


 児童手当につきましては、新年度から国の乳幼児加算制度の創設により、3歳未満児に対し一律1万円とされたところであります。


 また新たに、私立保育所2園に「とやまっこ子育てミニサロン」を設置し、育児情報や親子の交流の場と機会を提供していくほか、園児の軽度の病変に対し、保育所内の医務室等において看護師が緊急的に対応する「病児・病後児保育」についても、私立保育所3園で実施してまいります。


 一方、児童虐待が全国的に深刻な社会問題となっていることから、早期に要保護児童対策地域協議会を立ち上げ、関係機関等とのネットワークを強化することにより、児童虐待の発生予防、早期発見、早期対応等に努めてまいります。


 公立保育所の民営化につきましては、検討委員会の結果報告などを含め総合的に判断した結果、保育所1箇所の民営化に向けて、新年度において関係者の理解を十分に得ながら、対象保育所の選定や引受法人の選考等を検討することとしております。


? 高齢者福祉


 高齢者福祉については、高齢者が安心して暮らせる社会、健康で長寿を喜びあえる社会の実現を目指して、地域において自立した生活が送れるよう、高齢者在宅支援事業や老人クラブ等の活動支援を引き続き実施するとともに、市民交流プラザや地域福祉の拠点である地区福祉センター等において、健康体操や栄養改善教室などの介護予防事業などを積極的に推進してまいります。


 介護保険制度については、昨年、制度改正があったところであり、自立支援の観点に立った効果的・効率的な内容のサービス提供がなされ、順調に推移してきているところであります。


 また、昨年4月に設置した地域包括支援センターでは、ケアプランの作成等に加えて、要支援、要介護になるおそれのある高齢者を対象に、運動機能向上トレーニングや栄養改善、口腔ケアなどの介護予防教室を開催するとともに、高齢者やその家族から寄せられる個々の相談に対応するなど、地域に密着した活動を展開しているところであります。


 今後とも、高齢者が寝たきりなどの要介護状態に陥ることのないよう介護予防を推し進め、健康で長寿を喜びあえる社会の実現に努めてまいる所存であります。


 また今日、65歳から74歳までの前期高齢者の方々には、社会に貢献したいとの意欲を持った元気な方が多く、その豊かな経験と能力を地域社会で活かしていただくことはたいへん有意義であり、これらの方々を、市では昨年から「滑川壮年」とネーミングしており、今後「宅老所」の運営など、その具体的方策について検討してまいります。


? 保健医療


 昨今の地方における医師不足により、本市唯一の公的総合病院である厚生連滑川病院でも医師・看護師等の確保に窮しておりますので、医療サービス供給体制や救急医療体制の維持のため、市も相応の支援・協力をすることとしております。


 また、本市も出資し、がん対策の飛躍的な推進が期待されているとやまPETセンターについては、本年秋には稼働する予定となっております。


 生活習慣病等の予防については、メタボリックシンドロームやがんの予防等に重点をおいて、基本健康診査の事後指導や胃カメラ、ヘリカルCT肺がん検診等の精度の高い検査を、気軽に受診できる体制づくりを図り、生活習慣の改善支援等に努めてまいります。また、働き盛りの青壮年層に対し出前健康教室等を実施し、地域保健と職域保健の連携を図っていくこととしております。


 平成20年度からは、生活習慣病に着目した特定健診・保健指導や後期高齢者医療制度がスタートすることとなっており、市としても、これまでにも増して関係機関と連携を図りながら、医療制度改革の円滑な実施に向けて取組んでいくこととしております。


? 市民生活の安全・安心


 市民が、災害や事故・事件等から、その生命、身体、財産を守り、安全で安心な生活を送れるようにすることは、最も重要な課題のひとつであります。


 平成18年の本市における交通事故件数は196件と前年に比べて14件の減、死亡者数4名で2名の増となっております。そのため、今後とも、高齢者・幼児等の交通安全教室を実施するなど、関係機関及び関係団体と連携し、交通安全対策を推進してまいりたいと考えています。


 また近年、高齢者を巡る交通事故が増加傾向にあるため、高齢者が運転免許を自主返納しやすい環境づくりのため、コミュニティバスのフリー乗車証を交付する制度を、新たに実施することとしております。


 防犯につきましては、子どもたちを犯罪等から守るとともに、地域の自主的な防犯活動を推進するため、昨年5月に滑川市安全なまちづくり推進センターを設立したところであります。また各地区においても「地区安全なまちづくり推進センター」の設立やその機運があるほか、自主防犯パトロール隊の組織づくり等も進んでおり、これらの活動に対し積極的に支援することとしております。


 防災につきましては、従来から町内会での自主防災組織の設立を推進してきたところでありますが、引き続き各地区町内会の会合等の機会を捉え、啓発を図るなど、全町内会での設立に努めてまいります。


 また新年度から、災害情報等の緊急情報メールサービスを開始することとしており、火災や気象警報などの緊急情報がある場合に、事前に登録された方へ携帯電話やパソコンのメールで即時配信することとしております。


 消防につきましては、防火水槽や消火栓等の計画的な整備や救急救命能力の向上に努めるとともに、東加積分団上大浦詰所を新築することとしています。


 また、先月には、武力攻撃などの非常事態が起こった場合に市民を守るための計画について、滑川市国民保護協議会から答申を受けたところであります。市としては本年度中には国民保護計画を決定することとしており、その内容について、市民に周知・徹底していくこととしております。


? 環境・緑化


 環境や廃棄物対策については、市民の理解や意識の高揚と協力により、ゴミの総排出量は近年減少傾向となっており、一方、資源ゴミについては分別に対する理解の高まりにより増加傾向を示しているところであります。


 今後、市民あげての意識の高まりを一層促進するため、マイバッグ運動・エコ商品の紹介、修理相談コーナー、環境問題の講演などを内容とする「環境フェア」を新たに実施することとしています。


 旧ごみ焼却場については、新年度において解体撤去することとしており、工事に際してはダイオキシン類等の飛散防止等に万全を期することとしております。


 また、撤去後の跡地利用としては、資源ごみのストックヤードや拠点ステーション等の施設を整備する予定としております。


 地下水保全対策については、新たに早月川左岸において観測井戸の設置を行い、水位の監視に万全を期すこととしております。


(3) 産業の振興


 つぎに、産業の振興について申し上げます。


 企業立地や地域産業の活力は、就業機会の拡大と市民の所得の向上につながり、活力に満ちた豊かなまちづくりに大きく寄与するものであります。


? 農 業


 本市における19年産水稲の生産数量目標につきましては、アルプス農業協同組合において、約7,960トンと決定されたところであり、またこれに基づく水稲作付け可能面積の配分が、このほど各生産組合毎に通知されたところであります。市としても、目標が円滑に達成されるよう協力していくこととしております。


 また、新年度から品目横断的経営安定対策が実施され、基本的な農業政策が、認定農業者や集落営農組織といった「担い手」を対象とする施策に大きく転換されようとしております。


 このため、関係機関と連携して担い手の育成確保や組織化に努めるとともに、新たに営農組合の経営構造対策事業として実施する米麦乾燥調製・育苗施設の建設や機械装備等に対して支援していくこととしております。


 また、元気なとやま米パワーアップ推進事業の実施などにより一等米比率の向上に努めるほか、水田農業構造改革交付金を活用した産地づくり対策や、さらには、地域特産物の振興を図るための出荷奨励など、引き続き、関係機関と連携しながら支援することとしております。


 海洋深層水の農業利用につきましては、水稲をはじめ市の重点作物などへの活用を推奨してきたところでありますが、さらに種籾の深層水消毒などの普及拡大に努めてまいります。


 中山間地域活性化支援事業につきましては、引き続き取組みの拡大を推進し、農地の多面的機能の保全と、中山間地域の振興を図ることとしているほか、農地・水・環境保全向上対策共同活動についても、地域ぐるみで農業用施設や環境を守るため取り組まれる予定であり、共同活動が将来にわたり、地域に定着するよう支援することとしております。


 食育の推進につきましては、食の安全意識の高まりなどもあり、学校給食におけるふるさと食材の活用や学校給食良質米普及事業等により地元産食材の利用率向上に努めるとともに、全て滑川産コシヒカリを使っての米飯給食の実施に取り組むほか、地元の伝承料理教室や食材ふれあい講座の開催などを実施してまいります。


 林業につきましては、新年度から導入される県の水と緑の森づくり税財源を活用して、災害の防止など森林の多面的機能保全のため、里山林再生整備事業を実施します。また、ツキノワグマについて暖冬の影響からか、既に出没情報があったところであり、他の有害鳥獣対策も含め、関係機関と連携しながら、今後ともパトロールなど速やかな対応に努めることとしています。


 林道黒川線につきましては、穴の谷霊場と東福寺野自然公園を結び、観光や散策、森林リクレーションにも活用できる林道として、上市町側から整備が進められているところでありますが、これに呼応して本市側についても、本年秋の全線開通を目指して工事を施行することとしております。


? 水産業


 水産業につきましては、魚価・漁獲量の低迷や漁業従事者の高齢化、後継者不足などの課題が山積しておりますが、稚魚・稚貝の放流など、作り育てる栽培漁業を推進するとともに、漁業経営の安定化に資するための支援措置を講ずることとしております。


 本市漁業の中心となっているホタルイカ漁につきましては、この3月1日から漁が始まったところでありますが、報道等にもあったとおり、県水産試験場が発表した本年の富山湾のホタルイカ総漁獲量予報では、平年ベースを下回る1,200トンから1,400トン程度となる見込みとなっています。


 市としては、昨年の不漁を上回る漁獲量を期待するとともに、ほたるいか観光などによるイメージアップを通じて、全国的な販路の拡大と「滑川のほたるいか」ブランドの定着に努めてまいります。


? 観 光


 本年のほたるいか海上観光につきましては、実施期間を4月7日から5月6日までの30日間として、観光協会で実施することとされております。


 漁業協同組合など関係業者の協力をはじめ、ほたるいかミュージアムとの連携を図りながら、他に負けない素晴らしい観光を楽しんでもらえるように努めるとともに、「ほたるいかのまち滑川」を、大きく全国にアピールしてまいりたいと存じます。


 また、民間主導のまちおこしイベントである「ふるさと龍宮まつり」は本年で6回目となりますが、市民あげての地域おこしのイベントとして定着するよう、引き続き支援してまいります。


? 深層水


 海洋深層水は本市の貴重な固有資源であり、各種産業や観光等の分野において、様々な取り組みが期待されているところであります。


 ほたるいかミュージアムにつきましては、ほたるいかのライブ展示など施設の魅力向上と入館者確保の営業努力を傾注し、ほたるいかと深層水の情報発信に努めてまいります。


 タラソピアにつきましては、利用者の漸減や固定化傾向に対処し、さらなる誘客を図るため、毎回好評の「深層水足湯」について、日本宝くじ協会の支援を得て、ウェーブパーク内に常設することとしております。


 アクアポケットにつきましては、オープン以来年間3万人を超える利用者があり、順調に推移しているところです。また、昨年はマスコット「みずまる」の命名キャンペーンや、市内農家の協力を得て「みずまる夕市」を実施するなど、知名度の向上と利用者の増大を図っているところです。今後とも、深層水の家庭利用を一層促進するとともに、産業での活用についても働きかけてまいります。


? 工 業


 昨年末の富士ゼロックスイメージングマテリアルズ株式会社の第3期の工場増築をはじめ、市内企業の複数社において工場の増築が実施、または計画されているとのことであります。市として今後、これらの増設計画等に対し工業振興条例に基づく助成など、最大限の支援をしたいと考えております。


 また、第3期安田工業団地の残区画用地について、このほど北陸熔断株式会社との間において売買の合意に達したところであります。


 このほか、投資機運にあるこの機会を捉えて、市としても企業誘致に積極的に取り組んでいるところであり、またその受け皿として、市内の好適地において工業団地用地の造成を図ることとしております。


? 商 業


 商業の振興につきましては、引き続き商工会議所と緊密な連携を図り、コミュニティバスの活用による買物客の誘導などを始め、商店街改造資金融資制度の活用や商品券販売拡大推進事業など、今後とも活性化への支援をしてまいります。


 市民交流プラザにつきましては、6月のオープンに向け、鋭意、建設工事を進めているところであり、現在、主要構造部が完成し内部設備等の工事に取りかかっているところであります。


 今後、来館者等の利便を図るため、駐車場内連絡通路及び上屋を新設するとともに、展望露天風呂にガラスルーフなどを設置し、雨や雪などの悪天候時にも、ぬくもりとやさしさのある露天風呂を楽しんでいただけるようにすることとしております。


 このほか、回遊性の向上と交流人口の拡大により中心市街地の活性化を推進するため、街なかでの休憩や交流のスペースを確保する施設整備や、散策等のための歩行者用案内板や車両誘導サイン等の整備を行うこととしております。


 また、この市民交流プラザを、保健・福祉・医療の総合窓口と位置づけ、福祉課、健康長寿課、市社会福祉協議会などが移転入居するほか、住民票、印鑑登録証明書等の発行についても取り扱うことにしております。なお、このサービスは隣接の図書館においても実施することとしており、市民サービスの向上を図ることとしております。


? 薬 業


 滑川市の伝統的な産業である薬業については、後継者不足に加え、昨年6月の薬事法改正により資質確認試験の制度化など、配置薬業従事者には大変厳しい状況となっております。


 このため、家庭薬配置販売業育成資金の預託や、市薬業会の活動や県薬業連合会が中心となって開催する「富山くすりフェア」などにも助成することとしており、くすりのまち滑川のPRとその振興に努めてまいります。


? 労 働


 最近の雇用情勢は、有効求人数や有効求人倍率など全体として改善が進んでおりますが、依然として厳しさが残っているところから、今後とも県や関係機関と連携しながら雇用の安定について働きかけをしてまいります。


 また、滑川公共職業安定所ハローワークについては、この1月から辰野地内の新庁舎で業務が開始されたところであり、駅南地区の活性化にも大きく寄与するものであります。


(4) 教育文化の向上


 つぎに、教育文化の振興について申し上げます。


 心豊かな地域社会の実現は、創造性あふれる人づくりにあり、またその人づくりの基本は教育にあります。しかし、その教育の基本理念等を定める教育基本法が60年ぶりに改正されるなど、教育をめぐる状況は大きく変化しております。「教育新時代」といわれる中にあって、時代の要請に的確に対応しつつ、引き続き教育と文化のまちづくりに努力してまいります。


? 学校教育


 学校教育につきましては、子どもたちの多様な個性を大切にし、豊かな人間性や創造性を育む教育を推進してまいります。


 本年度から着手した西部小学校の耐震補強・大規模改造事業につきましては工事が順調に進んでおり、新年度については、第1期工事の2年度目として、引き続き事業の進捗に努めてまいります。さらに、南部小学校校舎棟の耐震化を図るため、新年度において基本計画を策定することとしております。


 近年、子どもたちの科学技術・理科離れが問題視されているところであり、夢をもって未来を拓く科学の世界の素晴らしさを子どもたちに伝えることは大変意義深いことであります。そのため、新年度において、財団法人日本宇宙フォーラムの協力を得て、宇宙科学ふれあい事業の開催を予定しております。宇宙や地球などの科学の世界を身近に感じ、大いに興味を持っていただきたいものと願っております。


 幼児教育の振興については、これまでも私立幼稚園運営に対して支援してきたところですが、新年度においては、遊戯室等の改築工事を予定している希望幼稚園に対し助成することとしております。


 田中幼稚園の存廃問題につきましては、検討委員会からの廃止すべきとの報告を含め、市民の意見、行財政改革面からの検討、真の幼児教育のあり方など、慎重に熟慮を重ねてきたところであります。


 その結果、田中幼稚園については、50有余年の歴史に終止符を打つことはやむを得ないと、決断するに至ったところであります。私自身も卒園児であり、愛着の深い、地域に親しまれた幼稚園でありますが、断腸の思いで苦渋の決断をしたところであります。


 関係者の皆さんには、これまで同園を盛り立てていただきましたことに深く感謝申し上げるとともに、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


 また、県による高等学校の再編や課程の見直しについては、滑川市高校教育振興懇話会の場などを通じて、市内にある高校のあり方について、今後とも関係方面へ働きかけてまいります。


? 生涯学習・文化・スポーツの振興


 生涯学習の振興につきましては、くらしの窓や各種教養教室、ふるさと市民大学、福寿大学の開講など、引き続き市民ニーズに対応した多彩な講座や教室の開催に努めてまいります。


 また、子どもたちの安心・安全な環境づくり・居場所づくりが求められていることから、新年度から新たに「放課後子ども教室事業」を展開することとしております。この事業は、全学年の子どもを対象として伝承遊びや料理教室、スポーツ教室など各小学校区ごとに特色ある活動を展開することにしております。


 また、いじめや児童虐待などの問題に対応するため、新たに家庭教育推進事業を実施し、「家庭は教育の原点」との認識のもと、住民の積極的な参画と協働を呼びかけるなど、子どもたちの「真の心の居場所」となる家庭づくりの推進に取り組んでまいります。


 このほか、公民館につきましても、学習やコミュニティ活動だけでなく、地域の安心、安全のよりどころとして、より一層活用いただけるよう指導員の配置時間を増やすなど、利便性の向上に努めたところであります。


 芸術・文化の振興については、この7月に、松尾芭蕉を通じて縁のある全国37の市区町村及び関係団体の関係者を本市に迎えて、「第20回奥の細道滑川サミット」を開催することとしております。また、このサミットの開催に併せ「奥の細道・北陸路と蕉門の人々展」を実施することとしております。芭蕉翁一宿のまちとして、俳句文化の振興を通じて本市の芸術文化活動の活性化を図るとともに、地域おこしの一助としてまいります。


 スポーツの振興につきましては、年齢を問わず各種教室やイベントに積極的に取り組んでいる総合型地域スポーツクラブ・なめりCANクラブの活動を引き続き支援するほか、競技力向上対策としましては、市体育協会等と連携を図り、全国大会等で活躍できる選手の養成・強化やジュニア層を中心とする底辺の拡大に努めてまいります。


 また、第11回となるほたるいかマラソンにおいては、気持ちよく走れるようランニングコースの一部改善・見直しを予定しております。


(5) その他


? 行政改革


 本市の行政改革につきましては、第4次行政改革大綱に基づき全庁的に取り組んできたところであり、17年度においては、今後5箇年での「集中改革プラン」を策定し、計画的かつ重点的にその推進に努めているところであります。


 特に昨年4月から37の公共施設について、指定管理者制度に移行したところであり、とりわけ利用料金制を採用するほたるいかミュージアムなどの施設では、今後とも指定管理者の経営努力が大きく発揮されるよう努めてまいります。


 「行政改革は行政にとって永遠のテーマである」との理念のもと、引き続き行政改革の厳格な進行管理に努める所存であります。


? 地域情報化


 ケーブルテレビ事業につきましては、より親しみのある身近なコミュニティ番組の充実を図り、加入率の向上に努めてまいりたいと存じます。また、昨年10月から防災チャンネルと位置づけた8チャンネルに、緊急速報ニュース等をテロップで流すこととしたところです。また、本年秋には自主放送のデジタル化を実施することとしております。


 携帯電話の不感地帯の解消を図るため、蓑輪地区において移動通信用鉄塔施設整備を実施しているところでありますが、この4月から供用開始の予定となっているところです。


? 旧町部活性化と地域コミュニティ活性化対策


 旧町部の活性化対策については、防災・防犯、福祉、伝統・文化、商業の活性化など多様な観点から検討を重ねてきたところであります。


 とりわけ、空き家、空き地、空き店舗は極めて深刻な問題であり、新たな居住者や活用策を求めるため「空き家等の情報バンク」を設置するとともに、管理の実態や今後の活用、処分等について所有者の意向を把握するため、アンケート調査を実施したところであります。今後とも、市民の声に耳を傾けながら、旧町部の活性化対策を検討してまいりたいと存じます。


 また、地域コミュニティの活性化につきましては、町内会など地域の団体等が主体的に取り組むソフト事業に対し支援しているところであります。新年度においては、放置され倒壊や瓦等の飛散する恐れのある空き家等の危険に対処する取組みを支援するため、新たに特認事業として特別枠を設けることとしたところであり、市民と行政の協働による安心・安全で快適なまちづくりを推進してまいります。


3 歳入予算の概要


 つぎに、歳入予算の概要について申し上げます。


 まず一般会計につきましては、歳入予算の見積りにあたり、国の経済見通しや地方財政計画、税源移譲などを含んだ税制改正、国の骨太の方針2006の基調等を踏まえるとともに、市内企業の収益動向などを勘案し、見込み得る額を計上したところであります。


 地方交付税は、本市の実績を基礎としながら、前年度比4.4パーセント減の国の指針等をもとに、基準財政需要額及び基準財政収入額を試算のうえ計上しております。


 国・県支出金など、それぞれの事業に伴うものは、補助金改革の動向を見極めながら歳出に見合う額を、市債につきましては、地方債計画等をもとに適債事業を見極めるとともに、有利な起債を選択するなど極力抑制に努めて計上しております。


 使用料、手数料は、行政改革大綱を踏まえ受益者負担の原則のもとに、過去の実績などを勘案し、見込み得る額を計上しております。


 繰入金は、減税ほてん債の廃止削減や、大型プロジェクトや広域事業等の負担などに対処するため財政調整基金等を取り崩すこととして計上しております。


 また、特別会計につきましては、使用料、繰入金、市債などの収入について、実績などをもとに精査検討のうえ計上しております。


4 予算以外の案件


 つぎに、予算以外の案件について申し上げます。


 条例関係といたしましては、新たに制定するものとして、「副市長定数条例の制定について」など2件、改正するものとして、「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」とその他の条例の一部改正など5件、また、廃止するものとして、「市営バスの設置及び管理に関する条例」など2件を提案しております。


 条例以外の案件といたしましては、「不動産の処分について」など7件を提案しております。


5 平成18年度補正予算


 つぎに、平成18年度補正予算について申し上げます。


 議案第10号は、一般会計補正予算(第4号)であります。


 今回の補正予算額は、2,214万2千円であり、補正後の予算額は129億4,319万円となります。


 補正予算の内容としましては、医療費等の見込み額の確定に係るもの、国・県支出金の確定などに伴い増額又は減額するもの、事業の執行見込みを精査のうえ増額又は減額するものなどであります。


 増額の主なものといたしましては、水田農業構造改革県単助成事業405万1千円、県道舗装改良負担金600万円、財政調整基金積立金8,539万1千円など、一方、減額するものといたしましては、国民健康保険事業特別会計繰出金1,833万円、知的障害者援護施設入所支援費1,100万円、中山間地域等交付金事業費838万1千円、滑川中新川地区広域情報事務組合負担金766万9千円などであります。


 また、繰越明許費としましては、コミュニティバス運行費など2件を設定しております。


 議案第11号から議案第16号までは、それぞれ国民健康保険事業、下水道事業、工業団地造成事業、農業集落排水事業、介護保険事業、水道事業の各特別会計や企業会計の補正予算であります。


 以上をもちまして、本定例会に提案いたしました諸案件の説明といたします。


 なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。


○議長(砂原 孝君)  暫時休憩いたします。


               午前10時50分休憩


         ──────────────────────


               午前11時00分開議


○議長(砂原 孝君)  休憩前に引き続き開議を開きます。


         ──────────◇──────────





◎全体委員会


  (議案の補足説明)





○議長(砂原 孝君)  暫時休憩いたします。


 ただちに全体委員会を開きます。


 今定例会では、平成18年度補正予算を先議しますので、議案第10号から議案の順序により、補足説明を求めます。


               午前11時01分休憩


             (議案の補足説明が行なわれる)


         ──────────◇──────────


               午後4時21分開議


○議長(砂原 孝君)  以上で全体委員会を閉じます。


 休憩前に引き続き、本会議を開きます。本日の会議はこれまでとし、明日午前10時から会議を開き、議案に対する当局の補足説明を求めます。


 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。


               午後4時21分散会